勇者「わしが世界を平和にするぞい」 王様「え?」(321)

勇者「だからわしが世界を救うんじゃ」

王様「何をいってるんです?」

勇者「わしが勇者やるから!」

王様「そんな誰でも勇者やってもらったら困るから」

勇者「何じゃと!老人を差別する気か!」

ふん

王様「冒険者登録所に行ってください」

勇者「行ってきたわ!断られたんじゃ!」

王様「それなら仕方ないですよ」

勇者「そこのボスがあんたじゃろう!さあ、みとめい!」

王様「だれ!?このおじいさん連れてきたの!?」

勇者「だからわしが勇者じゃ」

王様「だからね?そういうわけにはいかないんですよ」

勇者「ひどい!老人虐待じゃ!」ガラッ

王様「あ、おじいさん!窓から体乗り出したらあぶないですよ!」

勇者「みんなー!聞いてくれー!王様に虐待されておるのじゃー!」

王様「ちょっ!」

勇者「老人虐待!拉致!監禁!助けてくりゃれー!」

王様「や、やめてください!」グイッ

勇者「やめて欲しければ勇者とみとめい」

王様「だからそういうわけには・・・」

勇者「老人虐待!拉致!監禁!」ガラッ

王様「ほんと誰!?連れてきたの!?」

勇者「もっと叫ぶぞい!」

王様「あー、もう、じゃあこれ差し上げますから帰ってください」サラサラッ

勇者「『あんたが勇者』とな」

王様「それ上げますので、ねっ、いい子ですから」

勇者(確か証明書には王様の印がいるはず・・・むっ・・・あれかっ)

勇者「あっ!空飛ぶ幼女!」

王様「え?」クルッ

勇者(今じゃ!)スッ・・・バンッ

王様「何もないじゃないですか。もうお帰りください!私は忙しいんです!」

デデデ大王かと思った

何故この時間に…

勇者「ま、待て!まだもらっておらんぞ!」

王様「はぁ・・・?まだ何か?」

勇者「勇者には冒険の前に軍資金と武器が貰えるはずじゃ!」

王様「はぁ、どこからそんな知識を・・・」

勇者「金と武器くれ!」

王様「武器ってお年寄りにそんな危ないもの持たせられませんよ」

いい

勇者「なんじゃと!まだ言うか!」

王様「あーもう!じゃあ、ほらっ、この杖と50G上げますから。衛兵!この方をお送りして!」

勇者「あ、待つんじゃ。まだ話は・・・むぐぐ」




大臣「よかったんですか?あんな紙渡しちゃって」

王様「仕方ないでしょう。まぁ、あんなものを信用するのは子供か酒場の主人くらいのものですよ」

【王城前】

勇者「ええい!ドけち王め!」

勇者「50Gじゃと!?こんな物!」チャリーン

コロコロコロ・・・ポチャン

勇者「あ!ああ!」

勇者「わしの50Gが堀に・・・」ガックリ

勇者「ううっ・・・水は冷たそうじゃのぅ・・・くぅ・・・」

門番「じいさん、災難だったな・・・」

勇者「わしの・・・わしの50Gが・・・」

勇者「誰かかわりに拾ってくれる者はおらんかのぅ・・・」

門番「・・・」

勇者「誰かかわりに拾ってくれる門番はおらんかのぅ・・・」

門番「おい」

勇者「おねがい!拾って!」ガバッ

門番「ちょっ、じいさんが落としたんだろ」

勇者「何じゃと!困ってる老人を見捨てる気か!」

門番「いや、そんな・・・」

勇者「みなのものー!この門番はわしのようないたいけな老人を・・・!」

門番「わ、わかったよ!ったく、とんでもねぇじいさんだな」

勇者「悪いのぅ、最近の若者にしてはよくできた門番じゃ」

門番「・・・」

>>16

チャプチャプ

門番「冷めてぇー!!ひゃーっ!」

チャプチャプ

門番「ほらよっ、あったぞ50G」

勇者「いや、わしの落としたのは100Gじゃった」

オナニー小説スレは創作発表板でやれや死ね

門番「はっ?あんた自分で50G落としたって言ったじゃないか」

勇者「よく考えたら100G玉じゃった」

門番「いや、実際落ちてたの50Gだから!」

勇者「門番!ネコババしおったなっ!?」

門番「なんでそうなる」

>>11
何をするくそ返したまえいい子だからさあ

晒し上げ

>>9


>>24

勇者「みなのもの!この門番がいたいけな老人から金を・・・」

門番「ほらっ!100G!これでいいだろ!」

勇者「ふむ、ありがとさん。なかなか見所のある若者じゃ」

門番「もう、いいから」シッシッ

勇者「ほっほっほ。じゃあ、冒険の始まりじゃ」

【酒場】

勇者「ここが冒険者を集める酒場じゃな」

勇者「むふふ、若い女の子だけのぱーちーでハッスルしてやるぞい」

ガランッ

女主人「いらっしゃい」

勇者「仲間を募集しておるのじゃが」

女主人「護衛か何かかい?だったらいい連中がいるわよ」

勇者「いや、勇者じゃ。魔王討伐に向かうんじゃ」

女主人「はっ?」

勇者「ほれっ、証明書もあるぞい!」ピラッ

女主人「『あんたが勇者』・・・これが?」

壊滅的に遅すぎる

勇者「ほれっ、ちゃんと王様の印もあるぞい」

女主人「うっわ、本当ね。こんなじいさんが勇者なんて世も末ね」

勇者「うるさいわい。それより仲間じゃ」

女主人「ええ、はいはい。今は商人、武闘家、盗賊ってところでどうかしらね。みんな腕利きよ」

勇者「あそこにおる連中か?」

女主人「ええ、強そうでしょう?」

勇者「やじゃ」

女主人「え?」

勇者「女の子じゃなきゃやじゃ」

女主人「そんなこと言われてもいないし・・・」

勇者「勇者の希望に応えるように王様に言われておるじゃう」

女主人「そりゃそうだけど。いないものはしょうがないわ。出直してくることね」

勇者「むぐぐ・・・」

女主人「またお越しくださーい」

勇者「じゃ、じゃああんたでええわい」

女主人「はぁ?」

勇者「ちっと年増じゃが我慢するわい」

女主人「年増って!これでもあたしは20代よ!」

勇者「10代のピチピチギャルがよかったんじゃ!」

女主人「でもあたしお店があるし・・・」

勇者「わしは勇者じゃぞ!」

女主人「うくっ・・・」

勇者「王様に逆らう気かい」

女主人「はぁ・・・仕方ないか・・・王様には逆らえないし」

勇者「よし!出発じゃ!」

女主人「休業手当申請しなくちゃ・・・はぁ・・・」

女主人「結局、二人で出発ね・・・」

勇者「おっ、さっそくモンスターが出おったわい!」

スライム「ピキー」

スライムベス「ピー」

勇者「これは・・・」

ムンズッ

ムンズッ

女主人「スライム捕まえてどうするのさ」

勇者「こうして・・・」

女主人「胸に当ててどうすんの?」

勇者「ほれっ!おっぱいおっぱい!」モミモミ

論点ずれてんだよゴミ

スライム「ピキュー」

スライムベス「キュー・・・」

女主人「駄目だこいつ・・・早く何とかしないと・・・」

勇者「お前さんが揉ませてくれんからじゃろうが」

女主人「誰が揉ませるか!」

勇者「それは残念じゃのぅ・・・」

勇者(ふふふっ、宿屋に泊まれば一つ屋根の下じゃ・・・そうなれば・・・むふふ)

素晴らしい

女主人「なに笑ってんのよ・・・気持ち悪い・・・」

女主人「ところであんた何でまた勇者なんかになったのさ」

勇者「そりゃ魔王を倒して平和にするために決まっておるわい」

女主人「ほー。意外とりっぱな心がけじゃない」

勇者「そうすればモテモテウハウハの人生じゃわい。美女100人はべらせてハーレム暮らしじゃ。むふふ」

女主人「前言撤回・・・」

レス乞食キモ

女主人「で、あんた実力の方はどうなのさ」

勇者「ほっほっほ、よくぞ聞いてくれた!」

女主人「おお!結構やるわけ?」

勇者「まぁの!」

女主人「じゃ、得意の魔法とか見せてよ」

勇者「いいじゃろう!目ん玉かっぽじってよく見ているがよい」

勇者「ほおおおおおお!」スゥ

勇者「はぁあああああああああ!」クリンッ

勇者「むむむむむむ」グッ

勇者「ぬぅううううううううううう」シュバッ

女主人「おお!なんか大魔法見せてくれるの?」

勇者「はっ!メラッ!」

シーン

勇者「ぜぃ・・・ぜぃ・・・どうじゃ・・・見たか」

女主人「ええ、何も出来ないってのをね・・・。はぁ期待して損した・・・」

勇者「何をいうておる。よく見るのじゃ!」

女主人「はぁ?」

勇者「ほれっ、ここ、杖の先」

日本語でしゃべれや

女主人「ん?」ジー

女主人「あ、ちょっと赤くなってる・・・」

勇者「これは火種じゃ。これをこうして藁に押し付けての」ゴソゴソ

勇者「風で消えんようにこうして手で抱えて息を吹き付けるんじゃ」フーッ

勇者「そして、これを落ち葉と一緒に枯れ枝に入れると・・・」

パチパチ

勇者「ほれっ!!火がついたぞい!!便利じゃろ!!」

女主人「いや、確かに便利だけどさ!違うでしょ!」

勇者「火がついたんじゃからいいじゃろうが」

女主人「攻撃力0でしょ・・・これ・・・」

勇者「ふんっわしは攻撃呪文は苦手なんじゃ」

女主人「だったら何が得意なのさ」

勇者「えーっとのぅ・・・」モジモジ

女主人「なんなの?」

勇者「バシルーラとか・・・モシャスとか・・・」

女主人「使えないわね・・・この勇者・・・」

【草原】

勇者「んっ?誰か倒れておるぞ」

僧侶「うぅん・・・」

女主人「あら可愛い女の子」

僧侶「み・・・水・・・」

勇者「うひょー!美少女キター」

女主人「ほらっ、水よ。ゆっくり飲みなさい」

僧侶「こくっ・・・こくっ・・・」

女主人「いったいどうしたの?」

僧侶「すみません。足を挫いて動けなくなってしまって・・・」

女主人「大丈夫?あ、あたし女主人っていうの」

僧侶「あ、僕は僧侶です。魔法力も尽きちゃって・・・」

勇者「僕っ娘キター!」ワキワキ

僧侶「え?」

勇者「薬草なら、ほれっ。もっておるぞい!」

僧侶「あ、助かります」

勇者「ほれほれっ、塗ってわるわい」ペタペタ

僧侶「あ、ありがとうございます」

しかしつまらん

面白い

勇者「遠慮するでない。ほれほれっ」モミモミ

僧侶「あっ///そ、そこ怪我してませんから・・・」

勇者「むほほ、貧乳もまたええもんじゃのぅ・・・」モミモミ

僧侶「や、やめて///」

勇者「うひひ、こんなところも触ってしまうぞい」スリスリ

僧侶「あぁん///」

勇者「ほれほ・・・れ・・・」クニュクニュ

女主人「やめい!!」ガンッ

勇者「ぐはっ・・・。いつつ・・・なにをするんじゃ」

女主人「何をするはこっちの台詞よ!!このエロジジイ!僧侶、大丈夫?」

僧侶「ううっ・・・ぐすっ・・・」

勇者「じゃ・・・じゃが・・・この手の感触は・・・」

女主人「まだ言うか!」ガンッ!

勇者「あたっ!や、やめい!こ・・・こやつ男じゃぞ!」

女主人「え!?」

勇者「確かに股間にアレがついておった!」

女主人「え?え?ってそんなわけないでしょ!こんな可愛い子が!」

女主人「下手な言い訳やめなさい!」

勇者「ち・・・違う!ほんとじゃ!」

僧侶「そ、そうです。僕は男ですよぉ・・・」

おい

女主人「え?ほんとに?こんな可愛いのに・・・?」

勇者「ほれみろ!わしは濡れ衣じゃわい!」

女主人「濡れ衣じゃないでしょ!」バシッ

勇者「ぐはぁ」

僧侶「で、でも薬草が効いてきました。なんとか歩けそうです」

女主人「無理するんじゃないの。ほらっ、あたしに掴まって」

僧侶「あ、ありがとうございます」ギュッ

女主人「あ・・・」

勇者「男の娘かい・・・くぅ・・・ぬぅ・・・むぅ・・・残念じゃ・・・わしにショタ属性さえあれば・・・」

勇者「くぅ・・・うぅ・・・無理じゃ・・・」ガックリ

【川辺の町】

女主人「今日はここで休みましょう」

勇者「うっひょー!キタキタキター!」

女主人「何はしゃいでんのさ」

僧侶「もう足はすっかりいいみたいです。ありがとうございました」

女主人「いいのよ。気にしないで」

僧侶「お二人は魔王討伐の旅だったんですね。あの・・・よければ僕もご一緒させてくれませんか?」

女主人「え?」

僧侶「まだまだ修行中の身ですが、ちょっとでも世界平和に貢献できたらいいなぁって」ニコッ

女主人「あんた・・・いい子だね」

勇者「だめじゃ」

cv緒方

女主人「はぁ?」

僧侶「な、何でですか?力不足ですか?」

勇者「力なんぞあってもなくてもええわい。むしろか弱い方がええ。おぬしを仲間にできんわけは・・・」

僧侶「わけは・・・?」

勇者「男じゃからじゃ!」

女主人「いい加減にしろ!」ドガッ

勇者「ごはぁっ。ほ・・・本気で・・・」

女主人「あたしが認めてあげる。よろしくね僧侶」

僧侶「あ、はい!こちらこそよろしくおねがいします」

勇者「・・・」

【宿屋】

宿屋「いらっしゃい。お、じいさん可愛い女の子二人もつれて、若いねー」

勇者「ふぉっ、ふぉっ。なんのなんの」

宿屋「部屋は一つでいいのかい?」

勇者「もちろ・・・」

女主人「二つお願い」

勇者「な、なんでじゃ!!」

女主人「当たり前でしょ!」

僧侶「ははっ、それはそうですね。男女は別の部屋で。『僕と勇者様』・『女主人さん』ですね」

勇者「な、何をいうておる!『わしと女主人』・『僧侶』にきまっておろうが!」

女主人「バカいってないでいくわよ」

【勇者の部屋】






勇者「・・・なんでわしが一人部屋・・・?」

【女主人の部屋】

僧侶「あ、あの・・・な、なんで僕がこっちの部屋なんですか?」

女主人「そんなのあんたみたいな可愛い子、あんなジジイと一緒の部屋じゃ何されるか分からないからでしょ」

僧侶「でも男同士で・・・」

女主人「はぁ・・・なぁーんにも知らないのね。男同士だから危ないってこともあるのよ」

僧侶「?」

女主人「それに女の方が危ないってこともね。もう、そんな可愛い顔で見つめないで」

僧侶「あ・・・ご、ごめんさ・・・」

女主人「・・・」チュッ

僧侶「んーーーっ!」

女主人「・・・」チュッチュッー

僧侶「な・・・ななななな」

女主人「あなたの知らない事・・・・教えて・あ・げ・る♪」

僧侶「んーーっ!」ギシギシ

【翌朝】

僧侶「うっ・・・ううっ・・・僕初めてだったのに・・・」

女主人「うふふっ、たんのーたんのー」ツヤツヤ

勇者「女主人がツヤツヤしておる・・・」

宿屋「お客さん、昨晩はお楽しみでしたね?」

女主人「さあー今日も元気にがんばりましょー!」

勇者「うぬぬ・・・何があったんじゃ」

僧侶「///」

勇者「何があったんじゃー!!!」

勇者「くそぅ!わしばっかのけもんにしおって!」

女主人「すねないすねない」

僧侶「あ、ここの洞窟抜ければ、すぐ東の国ですね」

勇者「おお、あそこにはカジノがあるからのぅ。楽しみじゃわい」

女主人「あんたギャンブルなんてやんの?」

勇者「ギャンブルはやったことはないがの、カジノといえばバニーガールがおるじゃろう!うひひ」ワキワキ

女主人「あんたその手つきやめなさいよ。いつか捕まるわよ」

僧侶「手つきがどうかしたんですか?」キョトン

女主人「あなたはそのままでいいのよ」

勇者「ふんっ、何をいうておる。男はみんな狼よ!」

女主人「あんたと一緒にしないの!」

僧侶「?」

勇者「ふんっ、とりあえず王に会っていくかのぅ。カジノはその後じゃ」

捕手するぞい

大臣「東の国へよくいらっしゃったな」

女主人「あれ?王様は?」

大臣「そ、それが・・・王様が西の塔に潜んでる盗賊に王冠を・・・」

勇者「王冠を盗まれたんじゃな!?よし!わしらに任せておくがよい!いくぞ!」

女主人「まぁ仕方ないわね」

僧侶「おーっ!」

ダバダバダバッ

大臣「あ・・・」

【西の塔】

子分A「親分、やりましたね」

親分「ああ、これを売れば結構な金になるぜ」

勇者「そこまでじゃ」

親分「ん?」

子分B「だれっすか?」

勇者「悪は絶対許さない!正義の勇者ここに参上じゃ!」ジャキン

女主人「なんかちがくない?」

僧侶「悪いことはだめですぅー!」ジャキーン

女主人「乗せられてるし・・・」

親分「あの・・・なんかようなのか?」

勇者「東の国で王様の王冠を盗んだじゃろ!!返すんじゃ!」

親分「はぁ?なにいって・・・」

勇者「問答無用!!」

ポカッ

親分「あいたっ!」

勇者「このっ!このっ!」

ポカポカ

親分「いてぇ、その杖いてぇって!」

子分B「お、親分になるするんでぃ!」ドンッ

勇者「うわっ・・・」ドテーン

僧侶「ゆ、勇者様!」

子分B「お、親分に手を出すと許さないっすよ!」

僧侶「物を盗んでおいてなんですか!バギ!」シュバッ

親分「いてっ」

ボタタッ

子分B「血が・・・。て、てめぇ!やりやがったな!」ボカッ

僧侶「あうっ」

親分「お、おい。いくらなんでも女の子殴るのは・・・」

ボカッボカッ

僧侶「いたたたっ・・・」

子分B「女とか男とか関係ないっすよ!俺こういうの許せな・・・ぎゃああああああああ」

女主人「な・・・ぐ・・・った・・・ね・・・」

ギリギリギリ

子分B「あ、頭がああああああああああああ」

勇者「おお!あいあんくろーじゃな!」

子分A「っていうかあの女瞳孔開いてるよ・・・」ブルブル

女主人「女の子の顔殴って・・・いいと思ってるの・・・」ギリギリギリギリ

僧侶「え、僕男の子・・・」

子分B「割れるうううううううううう、割れちゃう、ぎゃああああああああ」

女主人「ゆ・・・る・・・さ・・・な・・・い」ギリギリギリ

子分B「ああああああああああ、で、出ちゃううううう!」

勇者「何が出るかな♪何が出るかな♪」

親分「ま、待て!」

sienやでー

子分B「うあああああああああああ!」

親分「ま、参ったから待て!ほんとそいつ死んじまうから!ほらっ!王冠もやるから!」

僧侶「こ、殺すのはいけないことです!」

女主人「・・・」ピタッ

ドサッ

子分B「ぐぇ」ビクンッビクンッ

子分A「うわっ、完全に白目むいてやがる・・・」

親分「おい、医者まで担いでいくぞ。そっち持て」

子分A「へい!」グイッ

親分「お、覚えてやがれ!」

ズリズリズリッ

女主人「ふしゅーっ!ふしゅーっ!」

勇者「わしも腰をやられたぞい。さすってさすって」

女主人「僧侶、薬草塗っておきましょうね」ヌリヌリ

僧侶「じ、自分で出来ますから・・・」

女主人「ほらっ、うごかないの」

僧侶「あんっ」

勇者「・・・」

【東の国】

勇者「ほれっ!王冠を取り返してきたぞい」

大臣「え?」

勇者「じゃから王冠を・・・」

大臣「取り返したって・・・それ王様が親分さんにあげたんですよ」

女主人「は?」

僧侶「え?」

大臣「ああ、もう親分さん可愛そうに・・・」

読んでるぞ

勇者「な、なんでそんな大事なものをあげてしまったんじゃ」

大臣「いやね。うちの王様サボってばかりでよく他人に王冠渡して代理させてるんですよ」

勇者「なんという駄目王・・・」

女主人「あんたが言うな・・・」

大臣「国の人間はだいだい全員王様をやったことがあって、もう他に頼める人がいなくなっちゃったんですね」

僧侶「ほとんど仕事してないってことじゃないですか」

大臣「ええ、1日に何人も入れ替わり立ち代り王様をやってましたから・・・」

大臣「それで、ついにあのバカ・・・じゃなくて王様が親分さんに王冠を渡してしまったというわけで・・・」

大臣「仕方なく私が王様の仕事をやっている次第で・・・」

勇者「して、その東の王様はどこに行っておるのじゃ?」

大臣「カジノに入り浸ってしまってまして・・・なんとかしていただけないでしょうか」

勇者「あ、そうじゃ。用事も済んだしカジノいかねばの!」

大臣「え、あの・・・王様のことを・・・」

勇者「じゃあ、れっつらごーじゃ!」

【カジノ】

女主人「カジノってあたし初めて」

僧侶「ぼ、僕帰ります。こんなとこに来たって神父さんにバレたら怒られます」

女主人「まぁまぁ、大丈夫だって。たのしも!」ギュッ

僧侶「あう」

僧侶「そういえば、勇者様は?」

女主人「入ってすぐどっかいっちゃったわね。ま、予想はできるけど」

女主人「あ、これやってみない?モンスター闘技場だって」

僧侶「で、でも・・・」

女主人「ちょっとだけだって。えーっと次の試合は」

女主人「ドラゴンゾンビVSギガンデスVSヘルバトラーVS戦士か」

僧侶「戦士?」

女主人「あ、ほんとね。闘技場に人間がいるわ」

僧侶「あ、危ない!助けないと!間違って入っちゃったんですよ!」

せんしwwwwwwwwwwwww

アナウンサー「さあ、出場者で揃いました!では倍率を発表します!」

女主人「間違いじゃないみたいね・・・」

ドラゴンゾンビ 100.8倍

ギガンデス   100.2倍

ヘルバトラー  100.1倍

戦士       1.00000000000001倍

僧侶「え」

女主人「うわっ、これってすごい倍率で勝てるんじゃない?」

僧侶「で、でもそれじゃ戦士さんが・・・」

女主人「とりあえず100倍のに10Gずつかけてみましょ」

僧侶「は、はい・・・」

読者少ないな

みてるよー

賭けとかよくわかんね

戦士「うおりゃああああああ!五月雨斬り!!!」

ズババババッ

ドラゴンゾンビ「ギャオーー!」バタッ

ギガンデス「ギガーーーー!」バタッ

ヘルバトラー「ヘルーーーー!」バタッ

女主人「・・・」

僧侶「す、すごい。戦士さん一人で勝っちゃった」

女主人「ん?なんか揉めてるわね」

支配人「戦士さん・・・もういい加減お帰りくださいませんか?」

戦士「何言ってやがる。頼んできたのはあんたらだろうが」

支配人「いえ、あれはエキシビジョンマッチのイベントで頼んだわけでして、そのままモンスターとしていついてもらったら困るんですが・・・」

戦士「いいじゃねーか。ここ結構腕試しになって楽しいぜ。がははは」

支配人「いえ、全部あなたが勝ってしまっては賭けとして成立しないんで・・・」

戦士「だったらもっと強い奴つれてきてくれ!俺より強い奴と戦いたいぜ!」

支配人「そんなぁ・・・」

戦士「強い奴に会いにきた!がはははは!」

元東の王「くそー!また負けてしまった!」

女主人「ん?あれは?」

元東の王「元王様からボったくるとは!」

僧侶「あれが大臣さんが言ってた・・・」

女主人「ねぇ、あんた」

元東の王「ん?なんじゃ?君らは」

僧侶「東の王様ですよね。大臣さんが困ってましたよ」

元東の王「も、もう王様じゃないから!」

女主人「それに大事な王冠をあげちゃんなんて」

元東の王「王の資質はあんなもので決まらないのだ!」

女主人「立派な事言ってるけど、あなたにそんな資質あるように見えないけど・・・」

元東の王「だからみんなでやってもらってるんじゃないか。遊びたいし」

>>98
そんなものがまだ空中を彷徨っているとしたら平和にとってどれだけ危険なことか君にもわかるだろう

女主人「そんなこと言ってるとほんとに国民に愛想つかされるわよ」

元東の王「ふん、そんなことより君ら残念だったな。もうちょっと早ければ王様にしてやったのに」

僧侶「え?どういうことですか」

元東の王「さっき初めてみるじいさんがいたのでな。年齢も丁度いいし王様を頼んだんだ」

女主人「え!?」

僧侶「まさか・・・」

バニー「キャアアアアアアアアアアアアアア!」

勇者「ほれっ、脱がんかい!わしは王様じゃぞ。ほれっ、ほれっ!」

バニー「いやあああああああああああああ!」

女主人「こらっ!」

勇者「な、何をする・・・わしは王さ・・・」

女主人「死ね!」ゴスッ

支配人「はぁ・・・今日は次から次へと何ですかまったく・・・」

バニー「し、支配人!この人が!」

支配人「お客様、うちの店員になにか・・・」

勇者「バニーちゃあああああああああああん」モミモミ

バニー「!!!?」

支配人「で・・・・」

勇者「やーらかいなぁ!うひひひひ!」

支配人「出て行けえええええええええええええええ!」

【宿屋】

女主人「あーあ、追い出されちゃったじゃない。もうちょっと遊びたかったのに」

勇者「王様の資格も剥奪されてしもうた」

僧侶「仕方ないですよ」

女主人「もう今夜は休みましょ」

勇者「じゃ、わしは一人部屋で、女商人と僧侶は二人部屋じゃな」

女商人「え?」

改心

訂正
女商人→女主人

僧侶「だから僕は男の子ですから勇者様と・・・」

勇者「まぁまぁ、これでいいのじゃ」

女主人「勇者、なんか悪いものでもたべたの?」

勇者「何を言う。おぬしらのことを応援しておるだけじゃよ。ふぉっふぉっふぉ」

女主人「あやしい」

勇者「僧侶、ちょっとこっちへ」

僧侶「な、なんですか?」

勇者「じつはの・・・ごにょごにょ」

僧侶「なるほど・・・」

勇者「これはおぬしのためでもある」

僧侶「う、うん・・・」

勇者「ふぉっふぉっ!今夜が楽しみじゃわい!」

しえん

【二人部屋】

女主人「さ、僧侶。こっちにすわって」ポンポン

僧侶「うん」ポテッ

女主人「あら、今日は素直なのね」

僧侶「わしはいつでも素直じゃぞ。ふぉっふぉ」

女主人「・・・」

僧侶「ささっ、今日はどんなプレイをするのかの。うひょひょひょひょ!」

女主人「・・・」

僧侶「どうしたんじゃ。ほれほれっ、服を脱がんかい」

女主人「な・・・に・・・を・・・や・・・って・・・る・・・の?勇者」

僧侶「はっ?な・・・なにをいうておるのじゃ。わしは僧侶じゃぞ」

女主人「頭の中からっぽか!喋り方そのままじゃない!」ギリギリ

僧侶「がふっ・・・く・・・首はだめ・・・・」

ギリギリ

ボフンッ

勇者「ああ・・・モシャスが・・・」

女主人「こんの・・・エロジジイが・・・」

ギリギリ

勇者「し・・・しぬ・・・僧侶ーーー!へるぷみー!」

女主人「しね!」

バタンッ

僧侶「だ、だめだよ!」

バッ

勇者「げほっ・・・げほっ・・・た・・・助かった」

僧侶「こんなでも勇者様なんですから」

勇者「こんなでもって・・・」ショボン

女主人「でも・・・」

僧侶「お願い、女主人さん」キラキラ

女主人「しょ・・・しょうがないね///」

僧侶「ありがとう!」

女主人「じゃ、勇者は外に捨てておいて」ポイッ

勇者「あ・・・」

女主人「こっちにおいで・・・僧侶、おしおきね」

僧侶「あうっ・・・」

ギシッ

【一人部屋】

勇者「おのれ・・・」

勇者「あやつらだけ楽しみおって・・・くっそー!」

勇者「こうなったら・・・」

勇者「そうじゃ!女主人に変化して・・・」

勇者「モシャス!」

ドロンッ

勇者「おほほ!ええおっぱいじゃわい・・・」モミモミ

勇者「むひょひょ・・・ここはこうなってるんかい!」

勇者「おおお、やわらかいのぅ・・・」

勇者「・・・」

勇者「・・・」

勇者「・・・むなしい」

シクシク

【翌朝】

宿屋「お客さん、昨晩はお楽しみでしたね」

勇者「それ言わんといかん決まりなのかい!」

宿屋「だって・・・ねぇ。聞きたいじゃない」

僧侶「汚されちゃった・・・神様・・・お許しください」シクシク

女主人「あー、今日もいい朝ねー」ツヤツヤ

勇者「聞きたくないわい・・・」

女主人「次はどこに向かうの?」

僧侶「魔王ってどこにいるんでしょう」

勇者「次は、北に上ってエルフの村にいくぞい!」

女主人「なんで?」

勇者「エルフが人間に悪さして町の人間を眠り病にしておるらしいんじゃ」

僧侶「なんでそんなこと分かるんです?」

勇者「それはの」

僧侶「それは?」

勇者「この本に書いてあるからの」

女主人「なに?その本」

勇者「ふふふ、秘密じゃ」

勇者「そうそう、エルフは人間嫌いらしいからの。気をつけるんじゃぞ」

僧侶「そうなんだ・・・」

女主人「人間より魔法が得意ってきくわね。大丈夫かしら」

勇者「まぁー。わしに任せておくんじゃの。ふぉっふぉ」

僧侶「おお!勇者様が頼もしいです」

女主人「そうかしら?」

【エルフの村】

エルフ女「エルフの村にようこそ!」

僧侶「え?」

エルフ少女「ねぇ、この子かっわいいー!」

エルフ女「え?あー、ほんとだー」

僧侶「ちょっ、ちょっと近いです」

エルフ女「うわー肌すべすべー」ペタペタ

僧侶「あぁん」

エルフ少女「反応もかわいいー」ツンツン

女主人「ねぇ、どこが嫌われてるの?」

勇者「・・・おかしいのぅ」

女主人「超友好的なんだけど・・・っていうか僧侶に手出すんじゃないわよ!」

エルフ少女「キャー!年増が怒ったわー」

エルフ女「キャハハー」

タッタッタッ

勇者「とりあえずエルフ女王に会いに行くかの」

エルフ女王「よくいらっしゃいました。どのようなご用件で」

女主人「いやー、なんか近くの町を眠り病にしてるって聞いて」

僧侶「お願いします。やめてください」

エルフ女王「いったいいつの話をしているんですか?」

女主人「は?」

エルフ女王「随分前にそのようなこともありましたが・・・」

僧侶「今は違うんですか?」

エルフ女王「ええ。当時は人間を恨んだりもしていましたがお互い誤解していただけでした」

僧侶「よかったぁ」

エルフ女王「でもそんな話いったい誰から聞いたんですか?」

女主人「そうよ!勇者、あんたいったいどこからそんなことを・・・あれ?」

僧侶「いない・・・」

エルフ女「ギャーーー!」

エルフ少女「イヤアアアアアアアアア!」

勇者「ほれほれっ、もっと触らせんかい。さっき散々僧侶をいじっておったろう」

エルフ女「人間こわいよー!」

エルフ少女「しくしく・・・もうお嫁にいけない・・・」

勇者「安心するがよい。わしがもらってやるぞい」

エルフ女王「で・・・で・・・」

勇者「おほっ!女王様じゃあ!」ガバッ

エルフ女王「出て行けーーーーーーーーーーーー!」

女主人「何回同じことやってんのよ、あんたは」ゲシゲシッ

勇者「痛い痛い!」

女主人「情報も間違ってるし!」ゲシゲシ

勇者「ちょっと古かっただけじゃ」

女主人「それにエルフ達にちょっかいだして!」ゲシゲシ

勇者「だって女の子ばっかなんじゃぞ!まるでハーレムじゃないかい!」

女主人「はぁ・・・完全に無駄足だわ・・・」

僧侶「いつになったら世界を平和にできるんですかぁ」

ここ10レスしか読んでないけどアレフガルドから戻ってきた勇者か

勇者「つ、次は大丈夫じゃ。次は港の国じゃ」

女主人「今度は何しにいくのよ。また変な事考えてるんでしょ」

勇者「ち、違う!船じゃ!船を手に入れるのじゃ!」

僧侶「確かに世界に出るには船がいりますね」

勇者「そうじゃそうじゃ」

女主人「当てはあるの?」

勇者「港の王に頼むぞい」

>>1
つまんなすぎ死ね

はよ

【港の国】

勇者「船くれ」

港の王「買え」

勇者「くれ」

港の王「買え」

女主人「いつまでこのやり取り続けるの?」

僧侶「もう1時間ですよ」

女主人「あのー、王様。貸してくれるだけでもいいんだけど」

港の王「今の時期、貸せる船はないな。買うのであれば3ヶ月もあれば造るが」

勇者「そんなに待てんぞい!金もないし!」

港の王「ならば諦めよ」

勇者「そうじゃ、この本には・・・そうか!」

勇者「のぅ、王様。胡椒は欲しくないかの?」

港の王「なに!?持っておるのか!?」ガタッ

勇者「ない」

港の王「帰れ」

勇者「くれ」

港の王「帰れ」

女主人「いい加減にしろ」ゴスッ

勇者「ぐぇ」

女主人「王様、じゃあ胡椒持ってきたらいいんですか?」

港の王「うむ、それなら船の一隻くらいは何とかしよう。ただし、今の時期は・・・」

勇者「よし!胡椒を取りにいくぞい!」ガバッ

港の王「あ、おい」

>>7
そんなものがまだ空中を彷徨っているとしたら平和にとってどれだけ危険なことか君にもわかるだろう

女主人「で、胡椒ってどこにあるんだっけ」

僧侶「知らないであんなこと言ったんですか・・・」

勇者「ここから西に行って砂漠を越えてさらに先じゃの。胡椒の町は」

女主人「よく知ってるわね・・・」

勇者「まぁの。ふぉっふぉ」

【砂漠の町】

勇者「ひーひー、み・・・水・・・」

女主人「た・・・助かったわ・・・」

僧侶「も、もう駄目かと思いました・・・」

勇者「あそこの酒場にいくぞい」

ゴクゴクッ

勇者「ふぅー。生き返ったぞい」

勇者「しかし、女っけのない町じゃのぅ・・・」

僧侶「んくっんくっ・・・ぷはぁ・・・」

勇者「僧侶、水が垂れておるぞ」

僧侶「あ、すみません」

ペロッ

勇者「そ、僧侶おぬし・・・」

僧侶「どうしたんですか」キラキラ

勇者「うっ・・・」

勇者(かわええのぅ・・・だが男じゃ・・・)

勇者(しかし、これだけ可愛ければ・・・いやいやだが男じゃ・・・)

勇者(じゃが・・・いけるかも!)

女主人「あぁーん、ご飯食べてるところも僧侶かっわいいー」ギュッ

僧侶「むぐっ・・・ちょっ・・・ちょっと」

女主人「あたしが食べさせてあげるから。ほらっあーん」

勇者「こりゃ、嫌がっとるじゃろう」

女主人「そんなことないわよー。ねー」

勇者「ほれっ、僧侶。こっちにこい」グイッ

女主人「なによ。僧侶はこっちで食べるんだから」グイッ

これ需要あるのかよww

勇者「お前さんの食べるは僧侶自身じゃろうが!ほれっ、こっちじゃ」グイッ

女主人「こっちよ!」グイッ

僧侶「痛い!痛いですっ!」

女主人「あ・・・」パッ

勇者「こっちじゃ!」グイッ

僧侶「あっ」

勇者「やったぞい!僧侶はわしのものじゃ!」

???「そこまでだ!」

勇者「ん?だれじゃ」

???「わたちは・・・ま・・・」

???「いや、獣娘・・・そう!獣娘だ」

勇者「おほっ!?これは!?猫耳ロリ!イケる!」

獣娘「痛がる娘を親子で引っ張り合い・・・そちて母親がはなちた」

勇者「親子?」

女主人「あぁ!?あたしが母親!?まだ20代だっての!」

獣娘「娘を愛する心は痛がるむちゅめを想う母親にあると見た!父親のお前はそれでも引っ張った!貴様に父親のちかくはない!」

勇者「なっ!」

亀仙人とブルマとゴハン

客「おお!見事な大岡裁き!嬢ちゃん小さいのにすげーな!俺のおごりでジュース出してやってくれ!」

客「俺からも!」

店主「やるねぇ。お嬢ちゃん。これは店からの奢りだ!食ってくれ」

ワイワイワイ

獣娘「はぁーはっは。これにて一件落着」

女主人「だから違うって!」

獣娘「・・・」モグモグ

獣娘「おいしいおいしい」モグモグ

女主人「だからあなた!」ビシッ

獣娘「なに?」モグモグ

女主人「だからあたしはあの子の母親じゃないって」

獣娘「そうなのか。でも取り合ってたじゃないか」モグモグ

女主人「それはそうだけど。あの子は仲間なの」

僧侶「そうですよ」

獣娘「何の仲間?」

女主人「魔王討伐のだよ」

獣娘「ほほぅ!」

獣娘「ふぅむ・・・ではわたちも一緒に行ってもよいか?」

勇者「猫耳ロリならイケる!」ガバッ

僧侶「そ、それは犯罪です!」

女主人「死ね!」ドガッ

勇者「ぐふっ・・・」バタッ

女主人「ふぅ、危ないところだったわ」

獣娘「・・・」

女主人「でも一緒にってあたな強いの?」

獣娘「うむ、一人で旅をちておるくらいだから」

僧侶「へぇー。こんなちっちゃくて可愛いのに」

獣娘「おぬちも可愛いの」

僧侶「へ?いや、僕は男だから・・・」

獣娘「はっはっは。冗談がうまいな」

女主人「ま、一人で旅してるくらいなら大丈夫か。ただし、こいつには注意ね」

獣娘「これ?」

女主人「ええ、これ。勇者」

獣娘「これが勇者・・・?時代も変わったものだな」

僧侶「まぁ、今日は宿で休みましょうか」

女主人「部屋は3人部屋と1人部屋ね」

獣娘「女3人だから、そうだな」

僧侶「だから僕は・・・」

勇者「いつつつ・・・本気で殴りおって・・・」

道具屋「じいさん、じいさん」

勇者「ん?なんじゃおぬし」

道具屋「じいさん、さっきの女の子3人と旅してんだろ?」

勇者「そうじゃが・・・」

道具屋「いひひ、いいもんあるんだけど買っていかないかい?」

勇者「いいもの?なんじゃ?」

道具屋「それは・・・ほらっ、これ」

勇者「こ・・・これは!?」

【宿屋】

女主人「じゃ、3人部屋と1人部屋でいいわね」

獣娘「うん」

僧侶「だから僕は・・・」

勇者「それでいいぞい」

僧侶「勇者様!?」

勇者「さぁ、さっさと休むわい」バタンッ

女主人「いやに素直ね・・・。まぁさすがに懲りたか」

僧侶「そ・・・そんなぁ・・・」

女主人「さ、いくわよ。僧侶」キュッ

僧侶「あうあう・・・」

獣娘「ふぁ・・・ねみゅい」

【三人部屋】

女主人「さっ、僧侶・・・」

僧侶「あ・・・あの・・・獣娘さんが見てます・・・」

獣娘「ん?なんのことだ?」

女主人「いいわよ。見られても・・・ん?」クンクン

僧侶「ど、どうしたんですか」

女主人「何か臭いような・・・」

僧侶「そ、そうですか?」スンスン

僧侶「うわっ、なんでしょう。これ」

獣娘「わ・・・わたちじゃないぞ!ちがうぞ!ちてないから!」

女主人「これは・・・加齢臭・・・」

僧侶「おじいちゃんの臭いですね・・・」

獣娘「鼻が・・・曲がる・・・」

女主人「・・・ってことは・・・そこか!」ドガッ

勇者「ぐえ!」

パッ

勇者「な、なぜわかったんじゃ!?」

女主人「あんた何もってんの?ん?何この草・・・」

獣娘「あ、これちってる。消えさり草だ」

僧侶「消えさり草?」

獣娘「体を透明にできるのだ」

女主人「この・・・」

勇者「ま、待って!見るだけ!見るだけで我慢するから!」

女主人「夢でも見てろ!」ドガッ

ほしゅ

ポイッ

女主人「さっ、邪魔もものもいなくなったところで・・・僧侶・・・///」

僧侶「ま、待って・・・子供が見てますから・・・」

僧侶「子供がまだ見てますからあああああああ!」

ギシッ

獣娘「え?え?ええええええええええええええ!?」

【翌朝】

宿屋「お客さん、昨晩はお楽しみでしたね」

僧侶「駄目・・・駄目・・・僕・・・もう駄目なの・・・」ヨロヨロ

女主人「ふぅー。昨日はちょっと頑張りすぎたかしら。でもすごかった///」ツヤツヤ

獣娘「す・・・すごい物を見てちまった・・・。眠れなかった・・・」

勇者「ちくしょーーーーーーーーーーーー!」

爺とショタコンとカマ野郎とロリとか誰得なん?

【胡椒の町】

女主人「やっとついたわね」

僧侶「結構長かったですね」

獣娘「わぁ、あたらちい町だ!あ、あれはなんだ?」

僧侶「あ、駄目ですよ。迷子になりますから」キュッ

獣娘「子供扱いするな」

僧侶「子供でしょ」

獣娘「わたちはこれでも大人なのだ」エヘンッ

僧侶「そうなんですか?」

獣娘「ああ、長く生きておるぞ」エヘンッ

僧侶「へぇー」

女主人「ほらっ、いつまでも手を握ってないで離れて離れて」

僧侶「あ・・・ごめんなさい///」

獣娘「?」

勇者「胡椒がないじゃと!!?」

店主「ええ、申し訳ありませんが、つい先日売り切れてしまいまして」

勇者「はるばる買いにきたんじゃぞ!なんとかせい!」

店主「なんとかと申されましても今年は不作でお得意様としか取引しておりませんので・・・」

勇者「そこをなんとか!」

女主人「あー、そういえば港の王様が何かいいかけてたわね・・・これか」

店主「ですので、予約していただけるのであればまた来年・・・」

勇者「そんなに待てるか!」

女主人「まぁ、1年後じゃあんたはぽっくり逝ってるかもしれないわね」

勇者「こりゃ!縁起でもないこというでない!」

勇者「何とか手に入れる方法はなのか?」

店主「そう言われましても、あとはわたくしどもから買った方と直接話し合ってもらうくらいしか・・・」

勇者「じゃあ、最後に買った者を教えてくれぃ」

店主「いえ、お客様の情報を勝手にお教えするわけには・・・」

僧侶「個人情報保護ですね」

勇者「ぬぬぬ・・・じゃ、じゃあ店主。教えてくれたらこの僧侶がチッスしてやるぞぃ」

僧侶「なっ!!」

店主「ええ!まじっすか!」

僧侶「いや!僕おと・・・むぐぐ」

勇者「こんな可愛い子とチッスじゃぞ。どうじゃ」

店主「じゃ、じゃあ。これは独り言ですけど・・・南のアジトにいる親分さんという方が大量に買っていかれましたね」ボソッ

勇者「親分?あやつが?」

店主「お知り合いですか。でしたら交渉しやすいでしょう。さっ!さぁっ!キスを!」

勇者「ほれっ、減るもんでもないし、ぶちゅっとほれっ」

女主人「減るわよ!」グイッ

勇者「うぐっ・・・」

女主人「ほらっ、僧侶が恥ずかしがってるから目をつぶって」

店主「は、はい!」スッ

女主人「・・・」グイッ

勇者(や・・・やめよ・・・やめ・・・やめ・・・)

勇者「むぐぐぐぐぐ」ブチュー

スッ

女主人「はいっ!終わり」

店主「へへへ、毎度ありー」

勇者「おえええええ。しくしくしく・・・汚されちゃったのじゃ・・・」

獣娘「はっはっは。おもちろいやつらだな」

しえん

【アジト】

親分「嫌な事があったときはこうして旨いもん食って忘れるに限る!ほれっ!お前ら食え食え!」

子分A「うひょー!ビフテキだ!」

子分B「ごちになります!わっ・・・こんなに胡椒たっぷり・・・高かったっしょ」

親分「気にすんない!これから心機一転がんばる前祝いでい!わははははは」

親分「ほら、これとかもう焼けてるぞ!食え食え」

勇者「ふぅーむ、わしはもうちょっとレアの方が好きじゃのぅ」モグモグ

女主人「あ、これ美味しい。ほらっ、僧侶食べてみて。あーん」

僧侶「一人で食べられますから・・・。あ、ほんとに美味しいです」

獣娘「お肉お肉♪」モグモグ

詐欺だー

親分「って!てめぇら何してんだあああああああああああああああ!!!!」

勇者「あ、ごちになっておるのじゃ」ペコリッ

女主人「あんたなかなか子分思いじゃない。見直したわ」

僧侶「この間はごめんなさいです」ペコッ

獣娘「お肉お肉♪」モグモグ

親分「てめぇらにされたこと忘れるためにやってんのに!さっさと出て行け!」

勇者「まぁまぁ。あの時のことは水に流してやるから仲良くするのじゃ」

親分「それこっちの台詞!!いや、そんなこと言うつもりねーけど!」

勇者「あ、そうじゃ。肉を食べに来たんじゃないのじゃ」

親分「だったら食うなよ・・・」

勇者「胡椒を大量に買ったそうじゃのう」

親分「ああ、お前らが食ってるな、今」

勇者「少し分けてくれんかのぅ」

親分「何で俺がそんなことしなくちゃいけないんだ?」

勇者「まぁ、そう言わずに。ねっ?わしとおぬしの仲じゃろ?」

親分「黙れ!」

勇者「言うことを聞かんと・・・」

親分「ふんっ!聞かないとなんだよ」

勇者「こうじゃ!メラ!」ジジッ・・・

親分「わっ・・・って何もでねぇじゃねーか!」

勇者「これをこうじゃ!」

ジュッー

女主人「あ、杖を顔に押し付けた」

親分「あっちいいいいいいいいいいいい!何しやがる!」

勇者「胡椒くれ」

CARVIP様

需要はないけどアフィカスと糞1が、オナニーで続けてるのがよくわかるスレだな

勇者「そうだ鳥取に行こう」

勇者「鳥取」

サンドワームの出るダンジョンってどこだっけ

勇者「らっきょうが食いたい」

住みやすい町を教えてください

魔法使い「鳥取行こうぜ」

梨を食いながら支援

このssの舞台って鳥取だよね?

なんで鳥取?

>>187

鳥取一択

親分「ならば鳥取の名産物を土産としてもってこい」

親分「さっさと鳥取逝ってこい!」

勇者「了解っすおやびん!」

アドベンチャーって鳥取を舞台にしたものが大いんやで

日本でRPGの舞台に一番相応しいってどこかな?

魔王「鳥取へ向かえ」

呼んでないけど鳥取生まれだって

胡椒ってどこでできるかな

何か鳥取だとできるイメージがある

勇者「まずは鳥取へGO!!」

賢者「勇者様早く鳥取へ」

冒険の書に保存しますか?

→1 鳥取
 2 鳥取
 3 鳥取砂丘

鳥取といえば




梨シャーベット

鳥取は制圧しやすそう

冒険の中盤といったら砂丘だよね

>>196
鳥取以外ねーよ

>>153
砂漠の町とかばりばり鳥取でわろたwwwwww

鳥取砂丘にはモンスターがあぁ・・・

親分「ほ~れ鳥取で取りたてのサンドワームじゃぞ~ 焼くと上手いぞ~」

>>207
wwwww

親分「こんなことされてなんで渡すやつがいんだよ!!」

勇者「なんじゃと!駄目じゃと言うのか!この魔王討伐の勇者一行を!」

親分「なっ・・・」

勇者「ほれっ、国王の認定証もあるんじゃぞ。ほれほれっ」

親分「くぅ・・・」

勇者「逆らうと犯罪者じゃぞ」

僧侶「それはないと思いますけど・・・」

親分「くっそ。じゃ、じゃあ分けてやってもいいけどちゃんと金払えよ」

勇者「んー、まぁええじゃろ。いくらじゃ」

親分「この一袋で10万Gだ」

10万Gって鳥取一帯買えるじゃん

>>211
鳥取だと安いぞ

>>207
多分次勇者「サキュー」って言うよな

ほっしゅ

勇者「なっ!!」

女主人「たっか!」

僧侶「あぅ・・・僕達でこんなに食べちゃった・・・」

勇者「10Gに負けておかんかの?」

親分「ふざけんな!」

勇者「あ、あとで払うから!」

親分「信用できるか!」

女主人「まぁまぁ、身分も保証されてることだし、ね。ここは貸しておいてよ。王様の保障なんだし」

親分「くぅ・・・」

親分「わ、わぁったよ!逃げんなよ!」ポイッ

勇者「よっし、じゃあいくぞい!」

獣娘「お肉お肉♪」モグモグ

女主人「じゃ、港の国に戻りましょうか」

勇者「いや、まだじゃ」

僧侶「え?」

勇者「ここからちょっと行くとダーマ神殿というところがあるのじゃ」

獣娘「おお、ダーマちんでんか。転職というのができるのだな」

勇者「そうじゃ!ここで心機一転転職じゃ!」

女主人「で、なんになるんだい?」

勇者「ふふふ、ひみつじゃ」

僧侶「わぁーなんか楽しみですね」

【ダーマ神殿】

勇者「ピチピチギャルにしてくれ!!」

女主人「またこいつは・・・」

ダーマ神官「できぬ!」

勇者「ふんっ、まぁわしは男じゃからの。言ってみただけじゃ」

女主人「だったら言うな」

勇者「イケメンにしてくれ!」

女主人「え?そういうのいいの?マジ?じゃ、じゃあ、あたし若返りたい!!」

僧侶「僕は男らしくなりたいです!」

女主人「なっ、僧侶はそのままでいいのよ」

僧侶「だっていつも女の子に間違われて・・・」

獣娘「わたちを元の姿にしてくれ!」

僧侶「え?姿が違うの?」

女主人「呪いかなんかかけられてるわけ?」

獣娘「そいうわけじゃないのだが、事情でな」

勇者「さあ!よろしく頼むぞ!」

ダーマ神官「・・・」ブルブル

勇者「どうしたんじゃ、さっ、ほれっ、イッケメーンに」

ダーマ神官「ばっかもーーーん!!!!」

勇者「なっ!」

ダーマ神官「ここは神聖な転職の神殿だぞ!そんな整形のようなことできるか!!」

勇者「なんじゃ駄目なのか。つかえんのぅ」

ダーマ神官「帰れ!」

勇者「じゃあ、転職でよいぞ。大富豪にしてくれ」

女主人「何にでも転職できるの!?」

僧侶「すごいなぁ」

勇者「ふぉっふぉ!大富豪になれば可愛い子いっぱい集めてハーレム暮らしじゃ」

ダーマ神官「できんに決まっておろう!!資格もなしに大富豪になろうなどおこがましい!!」

勇者「なんじゃ、なーんにもなれないんじゃないか。こりゃ世の中就職難なわけじゃわい」

ダーマ神官「分かったら帰れ!シッシッ」

勇者「じゃあ、戦士でええわい」

ダーマ神官「戦士だと!?ちなみにお前の職業はなんだ」

勇者「勇者じゃ!」エヘンッ

ダーマ神官「勇者だと!?この愚かもんが!!勇者を辞めようなど何を考えておるのだ!!恥じろ知れ!このボケ!」

勇者「なっ・・・だめなのか!?」

ダーマ神官「勇者は転職不可だ。諦めよ」

勇者「なんと・・・・」

ダーマ神官「しかし・・・このジジイが勇者・・・?何も感じないが・・・」ボソッ

僧侶「はいはいはーい!僕!僕転職したいです!」

ダーマ神官「ほほぅ、何になりたいのだ」

僧侶「武闘家になって男らしくなりたいです!」

ダーマ神官「ふむ・・・ん?」

僧侶「なっ、なんですか?」

ダーマ神官「このバカもんが!!」

僧侶「ひっ」

ダーマ神官「お前は僧侶の道を究めておらぬだろう!!そんな中途半端で転職しようなどまかりならん!!このカス!!」

僧侶「カス・・・」シュン

獣娘「じゃあじゃあ、わたちわたし!」ピョンピョン

ダーマ神官「お前は・・・むぅ!!?」

獣娘「んーっと、魔法ちゅかいにちてくれ!」

ダーマ神官「うむぅ・・・」

獣娘「どうちた」

ダーマ神官「やってみよう・・・はぁ!!」ピカッ

ドガガガーンッ

ダーマ神官「ギャアアアアアアアアアアアア!!」

勇者「雷が落ちよった」

ダーマ神官「げほっ・・・げほっ・・・無理だ。お前は何か特別な存在のようだ」

獣娘「残念だ」

ダーマ神官「むっ?お前は転職出来そうだぞ?」

女主人「え?あたし?」

ダーマ神官「女主人を極めし者よ。何に転職を望む」

女主人「いや、帰ったらお店再開するし、ここままで・・・」

勇者「ナ、ナース!!ナースにしてくれ!ミニスカで!!」

ダーマ神官「聞き届けた!女主人は今後はミニスカナースとして・・・」

女主人「しね!!」ドガガッ

勇者「ぐはっ・・・」バタッ

ダーマ神官「・・・」ビクンビクンッ

女主人「じゃ、港の国にいくわよ」

僧侶「僕達何しにここまできたんでしたっけ」

【歓楽の町】

勇者「今夜はここに泊まって行こう」

女主人「またより道してからに」

勇者「ここはダンスショーなんかも見物なのじゃぞ」

僧侶「へぇー」

獣娘「たのちみだな」

勇者「お・・・おぅ・・・これはこれは・・・」

僧侶「あ、あの人たち裸で踊ってますよ!」

女主人「僧侶!みちゃだめ!」グイッ

獣娘「おっきくていいなぁ・・・」

男「ひゅーひゅー!こっちむけー!」

男「いろっぺーぞー!」

勇者「触らせろー!舐めさせろー!」

女主人「思いっきりなじんでるわね」

勇者「ああ・・・終ってもしもうた」

女主人「次はファイアーダンスね」

パッ

僧侶「ああ、やっと見られる」

勇者「じゃ、わしはちょっと行くところあるからこれで」

僧侶「え?どこへいくんですか?」

勇者「ふふふっ、ぱふぱふ屋じゃ。この町の名物じゃからの」

僧侶「ぱふぱふってなんです?」

獣娘「さぁ?」

女主人「僧侶にはあとで教えてあげるから!ほっときなさい」

勇者「ふぉっほっほ!行って来るぞい!」

女主人「まったく馬鹿ね・・・」

僧侶「え?どうしてですか?」

女主人「だってこの町のぱふぱふ屋の話は聞いたことあるけど、実際やってるのはおっさ・・・」

勇者「アッーーーーーーーーーーーーーーーー!」

女主人「愚かな・・・」

獣娘「今の踊り火がぶわっと出たぞ!なぁなぁ!」

【宿屋】

宿屋「お客さん、昨晩はお楽しみでしたね」

僧侶「ふぅ・・・」

女主人「ふぅ・・・」ツヤツヤ

獣娘「もうわたちはうるさくても眠れるようになったわ」

勇者「た・・・だ・・・い・・・ま・・・」

宿屋「お客さんも昨晩は・・・」

勇者「や、やめてくれ!思い出させんでくれ!」

女主人「ま、これでちょっとはおとなしくなればいいわね」

【港の国】

勇者「ほれっ!胡椒じゃ。もってけ泥棒!」トサッ

港の王「おお!本当にもってきたのか!?」

勇者「さぁ、船をよこすのじゃ」

港の王「むぅ・・・まぁいいだろう。だが貸すだけだぞ。使い終わったら返すように」

勇者「わかったから、はよっ!」

港の王「おい、案内してやれ」

兵「はっ!」

港の王「くふふっ!やったぞ。これで旨い飯・・・旨い飯が食えるぞおおおおおおお!」

港の王「くんくんっ・・・ふふっ、いい香り・・・が・・・し・・・ないぞ?」

港の王「・・・」バッ

港の王「こ・・・これは!?」

港の王「砂じゃないか!!だ・・・騙しおったな!!」

港の王「おい!!」

衛兵「はっ」

港の王「ど、どろぼうだ!!!今港にいった者どもをひっとらえよ!!!」

衛兵「泥棒!?」

港の王「急げ!」

衛兵「はっ!」

【港】

勇者「出航じゃー!」

獣娘「あいあいさー!」

僧侶「ノリノリですね」

女主人「ま、いいんじゃない。あたしも世界旅行って行ってみたかったし」

衛兵「まーーーーてーーーーーーーー!!」ブンブン

僧侶「あ、なんか手を振ってますよ」

勇者「出航を祝ってくれておるのじゃな、ほれっ、おぬしらも振り返してやらんか」

僧侶「ありがとー!」ブンブン

衛兵「どろぼーーーーーーーーー!!」ブンブン

女主人「あんな遠くに離れてまで、熱心な人ね」

勇者「ほっほ、わしの人望じゃろう」

安定のつまらなさ

女主人「で、どこへ向かうの?」

勇者「色々行きたいところはあるがの、まずは黄金の国じゃ!」

僧侶「あ、聞いたことあります。東方の島国ですね」

獣娘「やった!魚釣れた!」

勇者「黄金の国っていうくらいじゃからお宝がいっぱいじゃろう。女か金か迷ったが、女の子は最終目的じゃからの」

女主人「魔王討伐はどこへいった」

勇者「そのために必要なものもあるのじゃよ、お宝に」

僧侶「なるほどー」

獣娘「3匹も釣れた!」キャッキャッ

だが暇つぶしにはなる

【黄金の国】

勇者「結構遠かったのぅ」

僧侶「うぅ・・・僕船に酔っちゃいました」

女主人「僧侶。大丈夫?」

獣娘「おおー。ここが黄金の国・・・。家が木で出来てる!」

僧侶「あ、ほんとですね。燃えないんでしょうか」

グラッ

勇者「おわっ、揺れたぞい!」

僧侶「わわわ」トテテ

女主人「地震!?」

獣娘「すごいすごい!」キャッキャッ

女主人「で、ここに何しにきたわけ?」

勇者「ここにはオロチという魔物がいるらしいのじゃ」

女主人「オロチ?」

巫女「その通りでございます」

獣娘「わっ、びっくりした」

巫女「突然申し訳ありません。しかし、名のある方とお見受けします。どうか・・・どうかお助けを・・・」

勇者「キター!イベントきたぞい!」

巫女「おねがいします」

勇者「話してみるが良い」

巫女「かくかくしかじか」

勇者「おっけーいくぞい!」

女主人「ちょっ!よく聞きなさいよ!」

勇者「ええわい。オロチ退治じゃ!」

【溶岩洞窟】

勇者「ここかの?」

巫女「ええ、この奥にオロチがおります」

ゴゴゴゴゴ

僧侶「うわっ!揺れましたよ」

巫女「この国は地震が多いですので、いつものことです。火山活動も盛んでこのような洞窟もあるのです」

女主人「うわぁ・・・熱いわね・・・」

巫女「気をつけてくださいね。落っこちたら骨まで溶けてしまいますよ」

獣娘「おおー!洞窟なのに明るい!すごいなぁ」キャッキャッ

巫女「お楽しみいただければ幸いです」ニコッ

僧侶「え?」

巫女「い、いえ。そうです!オロチがこの奥に!」

勇者「よーし!倒してモテモテの酒池肉林じゃ!」

巫女「ここです」

ジャーン♪

ジャンジャカジャカジャーン♪

オロチ?「やあやあ、我こそはオロチなり!生贄はどうしたのじゃ!」

ドロドロドロ♪

女主人「なにこれ?竜のお神輿?」

巫女「はい、これ読んでください」

サッ

勇者「は?」

巫女「さっ、どうぞ」

勇者「え・・・えーっと『我こそは光の勇者!マグマに巣くう魔物め、退治してくれる』・・・これでいいのかの?」

巫女「はい、じゃ、この剣もって」

勇者「オモチャじゃの」チャキ

巫女「さあ、オロチに一撃を」

勇者「・・・」ベチッ

オロチ「ギャオオオオオオオオオオオオオン!」

巫女「さすが光の勇者様」

巫女「かくしてオロチは滅び、黄金の国に平和が取り戻されたのです」

村人「わー」パチパチパチパチ

女主人「なにこの茶番」

僧侶「え?え?」

獣娘「あはははは、なかなかおもちろいな」

巫女「ありがとうございます」

巫女「この度はオロチ退治体験ツアーをご利用いただきましてまことにありがとうございました」

勇者「なっ・・・」

女主人「オロチ退治?」

僧侶「体験ツアー?」

獣娘「あはははは」パチパチパチパチ

巫女「あれ?ご存知なかったんですか?かつて勇者様にオロチを退治していただきまして」

巫女「それを体験ツアーにしてみたんです。これでも人気なんですよ。マグマ観光とあわせておりまして」

勇者「なっ!じゃ、じゃあオロチは!?」

巫女「はぁ?もういませんよ。何をいってるんですか?」

勇者「そんな・・・別の勇者に先を越されておったとは・・・わしの酒池肉林が・・・」

巫女「では、ツアー代金お一人様50Gになりますので、あわせて200Gいただきます」

勇者「か、金とるんかい!」

巫女「そりゃ、商売ですから」

女主人「商売熱心ね」

僧侶「手持ちあったかなぁ」ゴソゴソ

獣娘「なかなかたのちませてもらったぞ。結構お手ごろ価格じゃないか。はい、200G」

巫女「ありがとうございます。またご利用ください」

僧侶「あ・・・僕も・・・」

獣娘「いいからいいから」キャッキャッ

女主人「子供に払わせるあたしたちっていったい・・・」

巫女「では、外までご案内しますね」

ゴゴゴゴゴ

女主人「うわっと。また揺れたわ」

勇者「あたたっ」

巫女「このくらいはいつものことです。足元にはお気をつけくだ・・・」

グラッ!!!

僧侶「うわあ!」ドテッ

勇者「これは・・・」

女主人「み・・・見て!マグマがどんどん上ってくる・・・!」

巫女「え!?ええ!?こ、こんなこと今までには・・・」

勇者「あちち!あっつー!」

女主人「は、走るのよ!」

僧侶「あいたっ!」ドテッ

巫女「ま・・・間に合わな・・・」

獣娘「はぁああああ・・・マヒャド!!!」

ガキィーン!!!

獣娘「ふぅ、こんなものか。さて、帰ろうか」トテトテ

女主人「な・・・マグマを凍らせた!?」

僧侶「す・・・すごい・・・!魔法でここまでできるんですか!」

巫女「あ・・・あ・・・ありがとうございます」ガバッ

巫女「このままでは私達だけでなく村まで飲み込まれるところでした!」

巫女「ぜ、ぜひお礼に、今晩宴を催させてください!」

獣娘「ははは、よきにはからえ」

勇者「・・・・・・・・・あれ?」

【夜】

巫女「宴だあああああああああああああああ!」

女主人「これは豪華ね」

僧侶「美味しそうです」

獣娘「うまうま」モグモグ

勇者「おかしい・・・なぜじゃ・・・わしが英雄になるはずであったのに・・・」

巫女「いやぁ、お強いですね。獣娘様。勇者様にもひけはとらないでしょう」

村人「見たかったなぁ!マグマを一瞬で凍らせたらしいですね」

獣娘「いや、勇者には負けるぞ」モグモグ

巫女「そんなご謙遜を。あんなジジイに・・・」

勇者「おい」

獣娘「いや、オロチを倒ちたほうだ」

巫女「あはは、なるほど」

勇者「ひどい・・・くそぉ!飲んでやる!今日は飲みまくってやるぞい!」グイグイ

グラッ

女主人「わっ、揺れた」

巫女「このくらいはいつものことですよ」

僧侶「でもあんなことがあったばかりですよ」

巫女「それは獣娘様に防いでいただきましたので大丈夫でしょう」

女主人「それもそうね」

僧侶「あ、そういえば何かで読んだんですが、マグマに蓋をしてしまうと何か爆・・・」

勇者「こぉらあ!僧侶!飲んでおるか!」グイッ

僧侶「わっ・・・お酒くさっ・・・」

勇者「僧侶・・・お前さん・・・かわええのぅ・・・」

僧侶「ちょ・・・ちょっとやめてください」

勇者「ちっすしてもいいかの?んーっ」

僧侶「きゃーーーーーーー!」

女主人「・・・」ゴスッ

勇者「・・・」バタッ

女主人「危なかった・・・」

僧侶「あ、ありがとうございます」

女主人「ジジイと間接キスするところだった・・・」

僧侶「え?」

獣娘「ごはんおかわり!」

【船】

勇者「ふ・・・ふはははははは!」

僧侶「ど、どうしたんですか?」

獣娘「頭でも打ったか?」

女主人「元々でしょ・・・ほっときなさい」

勇者「揃った!ついに揃ったぞ!」

女主人「揃った?何が?」

勇者「ラーミアを復活させる玉じゃ!」

女主人「ああ、そういえばあんた何か訳のわかんないもの集めてたわね」

勇者「ふふふ、この玉を7つ集めてラーミアを呼び出すとどんな願いでも一つだけ叶えてもらえるんじゃ!」

どうせ獣娘は魔王関連なんでしょ?

話が飛んだ?

女主人「は?」

僧侶「そ、そんなんでしたっけ?」

獣娘「すごい!」

勇者「くふふふ、さぁ、ラーミアの神殿にいくぞい!」

女主人「どうせろくでもないこと願うんでしょ」

僧侶「イケメンですか・・・?」

勇者「ふふふ、ひみつじゃ」

【ラーミアの神殿】

ラーミア「おい、てめぇら。何しにきやがった。あぁん?」

女主人「何か初めからいるんだけど・・・鳥?」

僧侶「呼び出すんじゃないですか?」

勇者「違ったかのう。玉を差し出すんかの?」

ラーミア「何ごちゃごちゃわけのわかんねーこといってんだ、あぁん?」

勇者「まぁ、ええわい。ラーミアじゃな」

ラーミア「おうよ。天上天下唯我独尊のラーミア様よ。崇めやがれこら」

女主人「ガラ悪いわね・・・」

勇者「玉をあつめてきたぞい!」

ラーミア「たまぁ?ああ、オーブのことか?」

僧侶「オーブ?」

ラーミア「おう、俺の復活には6このオーブが必要だったんでい」

女主人「7つの玉じゃないの?」

ラーミア「どこの世界の話をしてんだ、あぁん?」

勇者「オーブか。まぁええわい。ほれ、一つ目じゃ。受け取れ」スッ

ラーミア「みかん・・・みかんだな。これは。っざっけてんのか!てめぇ」

勇者「次はパープルオーブじゃ。ほれっ」スッ

ラーミア「ナスじゃねーか!玉でもねーよ!」

勇者「次はグリーンオーブじゃぞ!」スッ

ラーミア「メロンだな。もう出す前からわかったわ!!めんどくせーから全部出せや!」

勇者「え、じゃ、じゃって・・・順番に出した方が願いが叶う前のドキドキ感が・・・」

ラーミア「いいから見せろオラ!トマトにブルーベリーにカブ・・・食いもんしかねーじゃねーか!」

女主人「あれ?7つ用意してきたんじゃないの?」

勇者「もう一つはのぅ。わしの股間に・・・」ゴソゴソ

女主人「みせんでいい!」ゴスッ

勇者「いつつ・・・こ・・・これで全部じゃ!さあ願いを叶えてくりゃれ!」

ラーミア「かなえねーよ!」

勇者「なんじゃと!?約束が違うぞい!」

ラーミア「約束なんてしてねー!」

獣娘「あははははは、ラーミア相変わらずだの!」

ラーミア「!?」

獣娘「ひさちぶりだな!」フリフリ

ラーミア「て・・・てててててめぇは!き・・・気軽に手振ってんじゃねーよ!」

女主人「知り合いなの?」

獣娘「まぁな。だがこいちゅに願いを叶える力なんかないぞ」

勇者「ええ!?」

ラーミア「んだとてめぇ!」

僧侶「できるんですか?」

ラーミア「まぁその通りだけどよ!」

勇者「そ、そうなのか・・・」ショボーン

僧侶「まぁまぁ、そんなことより魔王城にいそがないと・・・」

女主人「そうそう」

ラーミア「ほれっ、帰れ、しっし」

獣娘「じゃあ、またなー」

勇者「わしの願いが・・・」トボトボ

中々

女主人「あんたもういい加減にしなさいよね。寄り道ばっかじゃない」

僧侶「そうですよ。先に進みましょう」

勇者「そうじゃの・・・魔王を倒した方が手っ取り早いのぅ。モテモテになるためには」

女主人「あんた目的と手段が逆になってるから、それ」

獣娘「それでどうするのだ?」

勇者「もう直線で行くぞい!」

女主人「直線って・・・ここから・・・!?」

僧侶「こ・・・この山越えていくんですか?」

勇者「先に進もうといったのはおぬしらじゃろう!行くったら行くんじゃ!」

女主人「だいじょうぶかしら・・・」

【雪山】

ビューーーーーーーーーーーーーー

ザクッザクッ

僧侶「さ・・・寒い・・・」

女主人「ううっ・・・こ・・・腰まで雪に埋まって・・・あたし冷え性なのに」

勇者「がんばるんじゃ・・・も、もう少しで山小屋が・・・」

獣娘「前が見えない・・・」

僧侶「ううっ・・・な、なんか眠くなってきた・・・」

女主人「だ、だめよ!寝ちゃだめ!」

勇者「や、山小屋じゃ!」

バタンッ

僧侶「・・・」

女主人「僧侶!僧侶!」

僧侶「スースーッ」

女主人「あ、あっためてあげないと!ほらっ、獣娘も来て!」

獣娘「何をするのだ」トコトコ

女主人「こういう時はお互いの体温で暖めあうの。こうやって体をくっつけてね」ギュッ

獣娘「おお!暖かい!」キュッ

勇者「じゃ、じゃあわしも・・・」

女主人「近寄らないで!!」

勇者「な、なんで・・・じゃ、じゃって・・・わしも寒いし・・・」

女主人「臭いから!」

勇者「ひ・・・ひどい!」

女主人「あんたには自慢のメラがあるでしょ」」

勇者「くそぅ・・・暖炉で暖まるわい・・・」パチパチ

ビューーーーーーーーーーーー

女主人「全然吹雪がおさまらないわね」

勇者「わ、わしちょっとトイレ」

女主人「言わないでいいから」

勇者「ちょっと出てくるぞい」

バタッ

勇者「ふぅ・・・・・・・」

チョロチョロチョロ

勇者「年を取ると早くなるわい・・・」

チョロチョロチョロ

勇者「お、雪が溶けていくぞい。ほれほれっ」

チョロチョロ

勇者「ほれほれっ・・・」

ズ・・・ズズズズ・・・

勇者「あ・・・あら?雪が・・・」

ズズズズ・・・ズザザザーーーーーーーーーーーー

勇者「わ・・・わ・・・」

ドドドド

バタンッ

勇者「お・・・おぬしら!ここから出るんじゃ!雪崩じゃ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゥ

僧侶「小屋・・・流れちゃいましたね」

女主人「助かっただけでも奇跡よ」

獣娘「ううぅ・・・寒い!」ブルブル

勇者「す・・・すまん」

女主人「おしっこで雪崩起こすってマジで何考えてんのよ!」

勇者「じゃ、じゃって・・・雪が溶けるのが面白くって・・・」

女主人「殺す気か!」

僧侶「まぁまぁ・・・で、でもどうしましょう・・・」

女主人「このままじゃ危険ね・・・あ、そうだ!」

勇者「な、なんじゃ!?名案か!?」

女主人「ええ、名案よ。勇者、あんたバシルーラ使えるって言ってたわね」

勇者「ああ、使えるぞい」

女主人「じゃ、あたしたち3人を飛ばしてくれれば下まで降りられるわ」

勇者「なるほど!名案じゃわい!」

女主人「じゃ、さっそくお願い」

勇者「ほっほ、ではいくぞい」ゴゴゴゴゴ

僧侶「え?そ、それじゃ最後・・・」

女主人「しっ!黙って!」

勇者「ん?最後・・・あっ!」

女主人「ちっ・・・」

勇者「それじゃ最後にわしだけが残るじゃないか!!」

>>58
スクリプト使ってる奴はカス
いや、つまらん上にキモいっす

>>115,192
なにそれ。てか聞いてねーし。

女主人「あんたのせいなんだから責任とりなさいよ!小さい子もいるのよ!」

勇者「いやじゃ!わしだけ残されるくらいならここでその胸に埋もれて死ぬぞい!」

女主人「なんですって!」

僧侶「や、やめてください」

獣娘「ちかたないなぁ。ちたまで降りたいのか。ルーラ!」バシューン

女主人「あ・・・」

僧侶「ルーラ使えたんですね」

勇者「さっさと言わんかい!」

獣娘「でも山のちたまで戻って来てちまったぞ」

勇者「そ、そうじゃった・・・またやり直しか・・・」

僧侶「この山越えるのは厳しいんじゃないですか?」

女主人「空でも飛べたら・・・あ、さっきの鳥!」

勇者「そうじゃ!あいつめちゃくちゃでかかったからの!いけるやも!餌付けしてやろう」

僧侶「何を食べるんでしょうね」

女主人「鳥だから虫とかじゃない?いっぱい持っていってみよっか」

なんか女主人ウザい

ツッコミ役のはずがギャグのノリで一番ひどい犯罪者になってるパターン
レイプ魔

【ラーミアの神殿】

ラーミア「何だこれは」

ウゾウゾウゾウゾ

勇者「虫の詰め合わせ壷じゃ。受け取るが良い」

ラーミア「気持ち悪いわ!!嫌がらせか!」

勇者「遠慮せずに食べるがいい」

ラーミア「たべねーよ!ゲテモノ見せんな!」

勇者「ふぉっふぉ。喜んでもらえてよかったわい」

ラーミア「おい」

勇者「ではお礼に魔王城までつれて行ってくれ」

ラーミア「っざっけんな!あぁん?」

勇者「んなこと言わずに、なっ。この勇者の顔に免じて」

ラーミア「てめぇが勇者?はぁ?」

勇者「途中の町で聞いたぞい。お前さん勇者には忠実なんじゃろ」

ラーミア「てめぇ・・・それ以上勇者様を侮辱すっと焼き殺すぞ!」

勇者「なっ・・・」

ラーミア「勇者様はてめぇみてぇな邪な心を持ってない特別な存在なんでい!」

女主人「ああ~納得」

僧侶「え?」

獣娘「あっはっは」ケラケラ

ラーミア「帰れ!」

勇者「そ、そこをなんとか!」

ラーミア「しつっけぇな、だったらギブアンドテイクだ」

勇者「か、金か?女か?こやつらはわしの女じゃから渡せんぞ!」

女主人「いつあんたの女になった」

僧侶「だから僕は男です!」

ラーミア「まぁ似たようなもんだけどよ。俺結婚してーんだよ」

勇者「はぁ?」

ラーミア「だけどメスのラーミアがいなくってよ!しかたねーから人間のメスで我慢してやろうと思ってな」

勇者「なんと」

ラーミア「だからモシャスで人間になってやろうって考えてんだよ。教えろやおら!」

勇者「ふぉっふぉ。いいじゃろう。じゃが、『教えてください』じゃ、ほれっ言ってみよ」

ラーミア「なめてんのかてめぇ!あぁん?」

勇者「師匠に向かってその口の聞き方はなんじゃ!」

女主人「はぁ、またか」

僧侶「まぁまぁ」

獣娘「じゃ、わたちがおちえてやる」

ラーミア「げっ・・・てめぇかよ・・・」

獣娘「文句があるのか?」

ラーミア「あ、ありません。教えてください」

ラーミア「べ、別にビビってねーからな!!!」

勇者「あれ?わしは?」

ラーミア「モシャス!」

ドロン

ラーミア「どうよ!」キラキラ

女主人「あ、結構イケメンかも」

僧侶「わぁ」

獣娘「わたちのおちえの賜物だ」

勇者「なんか納得いかんが・・・約束は守ったんだから魔王城に連れて行ってもらおう」

ラーミア「まっ、約束は約束だ。乗っけてやんよ」

女主人「賛成。なんか疲れたわ。主に精神的に」

勇者「しかたないの。じゃ、町まで送ってくれ」

ラーミア「せっかく人間になったんだ。このまま行くぜ」

勇者「鳥の分際で・・・」

ラーミア「何かいったか?あぁん?」

獣娘「ルーラ!」

【朝】

チュンチュン

宿屋「お客さん、昨晩はお楽し・・・」

勇者「やかましいわ!!!」

女主人「僻んじゃっていやーねー」ツヤツヤ

僧侶「ね、眠いです・・・」

獣娘「相変わらずだな」

勇者「ん?ラーミアはどうしたんじゃ?」

女主人「そういえば昨日酒場で別れてそのままね」

勇者「ま、まさか逃げたんじゃ!?」

逆レイプを毎夜やっている女主人が
勇者のことどうこう言える立場かよ

ラーミア「ははは、困っちゃうなぁー子猫ちゃん達」

女の子A「いいじゃない、ねー」

ラーミア「そんなこと言ってると燃やしちゃうゾ?」

女の子B「きゃー燃やして燃やしてー」

ラーミア「はっはっは」

女の子C「ずるーい。私もー」

女主人「なにアレ?」

僧侶「なんかモテモテですね」

勇者「こ・・・こ・・・このやろうがあああ!女の子3人もはべらしおって!!」

ラーミア「おっ、勇者じゃねーか。おいっす」ビシッ

勇者「おいっすじゃないわい!!爆発しろ!」

オチ読めた

ラーミア「はぁ?なにいってんだ。あぁん?」

女の子A「なに、このジジイ」

女の子B「うざいんだけどぉ」

女の子C「あっちいってくんない?」

勇者「こ・・・この・・・食らえ!メラ!」ジ・・・ジジ・・・

勇者「ほりゃっ!押し付けてやる!」

ジュッ

ラーミア「・・・けっ!不死鳥にこんなん効くかよ!ぎゃはははは!」

女の子達「やぁん!かっこいい!」

勇者「・・・」ガックリ

女主人「完敗ね」

僧侶「それより、魔王城へ・・・」

ラーミア「わぁってるよ。子猫ちゃん達、ちょっと用事があるから失礼するぜ?」

女の子達「えー」

ラーミア「必ず帰ってくるからよ!」チュッ 

ドロンッ

ラーミア「ほれっ、さっさと乗りな!あの子達待たせなくねーからな」

僧侶「よいしょっと」

女主人「よっと」

獣娘「んしょんしょ」

勇者「ぐぬぬぬ・・・」ブチブチブチッ

ラーミア「ギャアアア!てめぇジジイ!羽むしるんじゃねーよ!」

勇者「ああ、すまんすまん!手がすべっての」

ラーミア「今度やったら叩き落すぞ!おら」

女主人「相当根に持ってるわね」

僧侶「はぁ・・・」

【魔王城】

ラーミア「ほらよ。ついたぜ。じゃあ俺は帰るぜ!あばよ!」

僧侶「ありがとうございました」

女主人「助かったわ」

獣娘「またなー」

勇者「ここが魔王城か・・・よし!ここさえ攻略すれば・・・モテモテじゃ!」

門番「ん?あ!」

勇者「ぬっ!さっそく見つかったわい!いくぞ!」シャキン

女主人「ええ!」グッ

僧侶「え?え?もう戦闘ですか!?あわわわわ」

門番「魔王様!お帰りなさいませ!」

獣娘「ただいまー!」トコトコ

門番「世界旅行はいかがでしたか?」

獣娘「とってもたのちかったぞ!あ、これお土産」

ドサッ

門番「ありがとうございます。あ、これ破壊神様の大好きな王国まんじゅうじゃないですか。きっと喜びます」

僧侶「え?」

女主人「え?」

勇者「えええええええええええええええ!?なんじゃと!?」

魔王「ようこそ!魔王城へ!あっはっは」キャッキャッ

女主人「な、な・・・あ、あんたが魔王なの?」

魔王「ああ、そうだ。わたちこそ魔界の主だ」エヘンッ

女主人「じゃ、じゃああんたが人間を滅ぼそうとしているわけ?」

魔王「そんなことはちてないぞ?」

女主人「え?」

魔王「人間の王様とは講和条約も提携ちておる。国交も正常だ」

女主人「え?なんで?」

魔王「おぬちらちんぶんも読まないのか?」

女主人「新聞・・・確かに読んでなかったわ・・・」

僧侶「な、なんで黙ってたんですか」

魔王「あはははは。おぬちらがおもちろかったからな。黙っていたのだ」

僧侶「そんな・・・」

魔王「悪いとは思ったが、おぬちらとの旅がたのちくてな」

僧侶「ええ、まぁ、この旅はとても楽しかったです」

僧侶「でも魔王さんがこんなに小さいなんて思いませんでした」

魔王「これは訳あって縮んでちまってな。本当はもっとナイスバディなのだぞ」エヘンッ

僧侶「へ・・・へぇ・・・」

魔王「まぁ魔王城に歓迎ちようじゃないか。さあ、入るがいい」

勇者「こ・・・こ・・・この・・・」

魔王「ん?」

勇者「この裏切り者がああああああ!どーするんじゃ!わしのハーレム計画は!!」

魔王「え・・・そんなこといわれても・・・」

勇者「人をたばかりおって!!幼女だからといって許されると思っておるのか!うそつきが!」

魔王「え・・・あ・・・」

勇者「さすが魔王じゃのう!人を騙すのも平気なのかの!」

魔王「あう・・・だ、黙っておったのはすまないと思って・・・その・・・たのちくて・・・」

勇者「謝って許させるなら警察なんぞいらんわい!わしが退治して英雄になってくれる!」

女主人「やめなさいよ。謝ってるでしょ。それに世界は平和なんだから魔王ちゃんをどうかしてもしかたないでしょ」

僧侶「そうですよ」

勇者「なんじゃと!おぬしらまで魔王の味方をするのか!」

門番「まぁまぁ、じいさん。おちつい・・・」

勇者「バシルーラ!」

門番「てぇえええええええええええええええええええ!」ドヒューン

勇者「おぬしらなんて・・・だいっきらいじゃーーーー!」

勇者「バシルーラ!バシルーラ!バシルーラ!」

魔王「わぁ!」

僧侶「きゃっ!」

女主人「ちょっ!」

ドヒュヒューン!

勇者「こんな城・・・」

ダダダダッ

衛兵「なにものだ!」

破壊神「まおうがかえったのか?」

勇者「バシルーラ!バシルーラ!」

ドヒュヒューン!

側近「あなた・・・」

勇者「バシルーラ!」

ドヒューン!

勇者「バシルーラ!」

勇者「バシルーラ!」

勇者「バシルーラ!」

実は結構多い勇者のMP

バシルーラ無双か

MPばっかりあげてたのか

【王国】

女主人「お、王様!」

王様「なんですか?突然」

僧侶「大変なんです!魔王城が・・・」

王様「魔王城がどうかしたんですか!?」ガタッ

僧侶「魔王城が・・・勇者に占拠されてしまったんです!!」

王様「ええ!?」

女主人「勇者が城の人間を全員バシルーラで追い出して・・・そして・・・」

王様「な、なにがあったんですか!?」

僧侶「そ・・・それは恐ろしくてとても僕の口からは・・・」ガクガク

王様「ま、魔王殿の身に何かあったんですか!?」

女主人「あったような・・・これからあるような・・・」

王様「わ、分かりました!私もすぐ行きます!」ガタッ

【魔王城】

勇者「わしのハーレムを用意するんじゃ!!さもないと寝るぞ!!」

魔王「や、やめてー!」

王様「こ・・・これは・・・」

魔王「あ、王様ー!た、助けてくれー」ヒシッ

王様「あの魔王城の最上階から叫んでいるのが勇者ですか?」

魔王「そ、そうなんだ。あいつがわたちの・・・ううっ・・・」

王様「勇者!!何をするつもりだ!!」

勇者「あ!王様じゃな!わしの要求をのむのじゃ!さもないと!!」

王様「さもないと?」

勇者「魔王のベッドで寝るぞ!!」

魔王「やめてー!加齢臭がつくー!」

王様「うくっ・・・なんとむごい・・・」

王様「きさまー!それでも人間かー!」

女主人「加齢臭程度でそこまで・・・」

僧侶「女主人さんは寝るところに加齢臭がついても平気なんですか?」

女主人「うっ・・・絶対嫌かも・・・」

勇者「なんじゃと!寝るぞ!本当に寝ちゃうぞ!」

王様「ま、待て!」

勇者「要求はわしのハーレムじゃ!ピチピチギャルを10人は用意せい!」

王様「そんなことはできない!そうだ!見合いの席を用意してやろう!それでどうだ!」

勇者「相手は?年齢は?」

王様「道具屋のおばあさんなんてどうだ。昨年旦那さんを亡くした未亡人だ。歳も近いし、話もあるだろう。笑顔がチャーミングな女性だぞ」

勇者「ふざけるな!ビチビチギャルじゃといっておるじゃろうが!」

……女主人がしてたことのほうがひどくね?
つうか魔王の自業自得じゃね?

王様「では合コンをセッティングしてやる!それで手を打て!」

勇者「どうせ、ばーさんなんじゃろ!」

王様「そうだ!」

勇者「いいわけないじゃろ!」

王様「テロリストには屈しない!これは国際常識だ!」

勇者「話のわからんやつじゃのぅ!これでもそんなことが言えるのか!!」

ポイッ

バフッ

魔王「わふっ」

魔王「こ・・・これはわたちの枕・・・」

魔王「うっ・・・くさい・・・線香の臭いがする・・・」

王様「き・・・きさまあああああああああ!」

魔王「ううっ・・・わたちの枕が・・・枕が・・・」

魔王「ふぇぇぇぇぇぇ」ポタポタ

王様「魔王殿を泣かせたな!」

勇者「そ、それ以上泣かせたくなかったらハーレムを用意しろ!」

王様「魔王殿・・・私が必ずベッドを守って見せます!」

魔王「うっ・・・ぐすっ・・・お、王様・・・」

王様「魔王殿。私の言うとおりにしてください」

魔王「う・・・うん・・・ぐすっ・・・」

勇者「早くしろー!」

王様「今です!」

魔王「ラリホーマ!」

勇者「うっ・・・ば・・・ばかめ!!このまま魔王のベッドまでいって寝てやるぞい!!」フラフラ

王様「ピリオム!!」

王様「はぁ!!」

シュタタタタ

女主人「わっ、すごっ」

王様「はっ!はっ!はっ!」

ダンッ

ダンッ

ダンッ

僧侶「壁を蹴って・・・登ってます!」

王様「ふっ」シュタッ

勇者「は・・・はやい・・・ううっ・・・眠気が・・・」フラフラ

伸びてるから改めて来たらほとんどが>>1
出落ちなのにそれすら滑り、以降滑りまくりのネタを折れずに延々と続けている根性は凄いな

王様「そこまでだ!」

ダンッ

勇者「うげっ」

王様「1400分犯人確保!!衛兵!!」

勇者「うぐぐ・・・」

王様「まだ起きてましたか」

勇者「いつつ・・・眠気がふっとんだわい!はなせー!」

タッタッタ

魔王「王様!」

王様「衛兵、後は任せた」

衛兵「はっ!」

女主人「まったく・・・最後まで最低だったわね」

僧侶「そういえば、勇者さんの荷物からこんなものが・・・」

女主人「あ、この本って行き先決めるときに見てたやつじゃない」

僧侶「・・・公式ガイドブック?」

女主人「なにそれ」

僧侶「著者・・・勇者。前の勇者様が書いた本ですか」

女主人「パクリかい・・・。しかも終った後の・・・」

僧侶「ちょっとボケてるんじゃないですか」

王様「魔王殿、この度は我が国のものが大変なことをしでかしまして・・・」ザッ

魔王「ありがとう!」ギュッ

王様「い、いえ。お礼を言われるのは筋違いというものです。このお詫びは改めて・・・」

魔王「ベッドを守ってくれたのは本当だ!」

女主人「ほぇー。立派な寝室だこと。これは加齢臭とかないわ」

王様「ほらっ、魔王殿。涙をお拭きください」スッ

魔王「う・・・うん・・・」ビーッ

魔王「あ・・・こ、これは洗って返すのだ・・・///」

王様「い、いえ・・・お気になさらずに///」

勇者「けーっ!!何をイチャコラしとるんじゃ!このロリコンが!!」ジタバタ

衛兵「こらっ、おとなしくしろ!」

魔王「何をいう!わたちはこれでも大人だぞ!お、王様の子供だってたぶん産めるぞ!」

王様「え・・・」

魔王「あ・・・」

勇者「くそくそくそおおおおお!」

勇者「憎しみで人が殺せたらいいのに!」

勇者「憎しみで人が殺せたらいいのに!!」

勇者「憎しみで人が殺せたらいいのにいいいいいいいいいいいい!!!」

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
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  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
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《王国新聞》

【号外】

<偽勇者ついに捕まる!!>

〇月×日

 各地で犯罪を繰り返し、逃亡中の職業自称勇者の偽勇者がついに捕まった。

国王印を無断使用した偽造勇者証明書を持っていたことから、

計画的な犯行であったと見られている。

 魔王様のベッドを人質に魔王城に立てこもった偽勇者だったが、説得には応じず

現場はこう着状態であった。そこに王様が登場。自ら危険も顧みず偽勇者を取り押さえた。

偽勇者は依然容疑を否定しており、「ハーレム王にわしはなる!」などと訳の分からない

供述を続けていた。
 
 また、公判に出席した若い女性弁護士、裁判官などにセクハラ発言を繰り返し、弁護士、

裁判官が交代する一幕も見られた。裁判は略式で進められ、検察の求刑通り、仮出所なしの

老人ホーム行きになる可能性が強いと思われる。

<エルフの村完全鎖国か!?>

 各国と国交を正常化させていたエルフの村だが、最近人間との国交を閉ざしている。

取材に赴いたところ、いきなり矢を射掛けられ「人間は出て行け!」「きえろケダモノ!」

といった声がかけられた。調査したところ、鎖国前に偽勇者が赴いていたといった証言も

あり、確認を急いでいる。


<港の国から船舶強奪か!?>

 件の偽勇者だが、窃盗の被害も各地で報告されている。特に痛手を受けたのは港の国だ。

船を貸す代金に砂を置いていくという非常識っぷり。さらに船は放置されており、発見された

時には使用不能な状態であった。港の国から偽勇者に代金を請求する予定とのことだが

返済の目処は立っていない。

<黄金の国爆発する>

 火山活動が続いていた黄金の国でついに噴火による爆発が起こった。住民達は非難して

全員無事であったが、10を超える町がマグマに飲まれることになった。爆発の原因はマグマが

急速に冷却されたことで蓋をされ、内部でエネルギーが行き場を失い破裂したと見られる。

噴火直前に偽勇者が溶岩見学をしており、容疑がかけられている。


<雪の町雪崩に飲まれる>

豪雪で知られる雪の町が、今年雪崩に飲まれることになった。30人が一時生き埋めになるも

町の自警団の活躍により全員が救い出された。関係者の話によると、雪崩の前に偽勇者の声

を聞いたとの話もあり、偽勇者のテロ行為に対する怒りの声が広がっている。



<魔王様と王様ついに電撃入籍か!?>

 偽勇者によるテロ騒動があって数日、王様より魔王様へ枕がプレゼントされた。偽勇者に

枕を汚されていただけに、このプレゼントに魔王様は大喜び。贈呈式の場で王様にキスを

する微笑ましい光景が見られた。王様に魔王様との交際について聞いたところノーコメント

とのことだが否定はしない様子だ。これは入籍も近いと見ていいだろう。

<偽勇者に対する世間の声>

 世界を恐怖に陥れたテロリスト偽勇者。彼に対する世間のさまざまな意見を聞いてみました。

まず、酒場を経営しているというO主人さんに話を聞いてみたところ

O主人「あたしもねー。最初は怪しいと思ったのよ。でも証明書持ってるじゃない。すっかり騙されちゃったわ」

教会で僧侶を目指すS侶さんからの話では

S侶「え?僕?あ、あの・・・あの・・・エッチなことはいけないと思います!」

盗賊を営むO分さんからは

O分「あのやろー!やっぱ偽もんだったんじゃねーか!俺も怪しいと思ってたよ!だからあいつが胡椒を強奪しようとしやがったときに砂を代わりに入れてやったのよ!うははははは!」

最後に一般の方からの声で、Rミアさん達から

Rミア「あぁん?俺は一目で分かったよ?あんなんが勇者様なわけねーだろ!」

女の子A「だよねー。ほーんとキモかったわー」

女の子B「モテないからってハーテムってなに?って感じー。マジさいてー」

女の子C「ほんと、死ねばいいのに!きゃははははは!」

【朝】

勇者「うわあああああああああああああああああああああああああああ!」

ポタポタッ・・・

勇者「あ・・・あれ・・・ここは?」

チュンチュン

勇者「ゆ・・・夢か・・・。そうだよなぁ・・・俺まだ15歳だし」

勇者母「あら、珍しいわね。今日は自分で起きてるのね」

勇者「ああ、おはよう」

夢落ち・・・?

勇者母「おはよう。さぁ、いつまでも家にいないで、外に出ましょうね」

勇者「うん」

勇者母「あら、すごい汗ね。嫌な夢でも見たの?」

勇者「うん、酷い夢だった。ああー夢でよかったよ!母さん」

おしまい












勇者母?「・・・」

夢落ちじゃなけりゃ評価してた

勇者母?「は?母さん?何を言ってるの?」

勇者?「え?」

勇者母?「もう、ボケちゃって、私はヘルパーですよ。おじいさん」

勇者?「な、何をいってるの?俺まだ15歳・・・」

ヘルパー「はいはい。分かりましたよ。ですから外に出ましょうね。お掃除できませんから」

勇者?「ち、違う!な、何言ってるんだよ。母さん」

ヘルパー「もう、仕方ないわね、ほらっ」

勇者?「な・・・なに・・・それ?」

ヘルパー「鏡ですよ。ほら、見てください」

勇者?「あ・・・あ・・・や、やめて・・・」

ヘルパー「ほぉら、これがあなたの顔ですよ」




おしまい

何か終始ひどかったな

最後まで見ていただいた方いましたらありがとうございました

それでは

頑張ったのは評価できるがいかんせん文才がない

これは酷い・・・

レスが少ないSSなんてこんなもん

17時間耐久で書いたのは素直に凄いよ

俺は好きだ

この頑張りを俺は評価する

315レス中201回が>>1!?

正直面白かったよ
まあSSなんて他人の評価きにしちゃダメだ
次も頑張って


このストイックさが昨今のSSには足りない

キャラが全く王道じゃないのはおもしろかった

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