鳴「目がぁ…」(135)

鳴「あまり私と関わらない方がいいよ」

榊原「え?それってどういう…」

鳴「…っく」

榊原「?」

鳴「ひ、左目が…」

榊原「左目がどうしたの?」

鳴「くっ…今はあまり私に近づかないほうがいい…」

榊原「で、でも…」

榊原「なんだったんだろう…」

勅使河原「おっす、サカキ!」

榊原「え?あ…誰?」

勅使河原「ひでぇーなぁ、まだ俺の名前覚えてくれてないのか?」

榊原「ご、ごめん。昨日転校してきたばかりだから…」

勅使河原「まぁそれじゃ仕方ないよな。これから慣れてけばいいさ」

榊原「うん」

勅使河原「でよー、昨日見たんだって」

望月「へぇ、何を?」

勅使河原「だからツチノコを!」

榊原「え、ツチノコって本当にいるの?」

望月「ははは、榊原くんは優しいね。信じてあげるんだ」

榊原「いや、そこまで信じては…ん?」

勅使河原「どうした?」

榊原「ちょっと…」タッタッタ

屋上

鳴「…なんできたの?」

榊原「いや…ちょっと気になって」

鳴「あまり近づかない方がいいって、言ったよね?」

榊原「だって…さっきの授業も出てなかったし…」

鳴「仕方ないから」

榊原「仕方ないって…ほっとけないよ。今日は包帯も付けてるじゃないか」

鳴「これは力を抑えてるの」

榊原「力…?」

鳴「私は常人には到底理解の及ばない力を有しているの」

榊原「はぁ…」

鳴「この右腕には悪魔が眠っている。だからこうして抑えなくてはいけないの」

榊原「じゃあ、その左目は…?」

鳴「この左目は…視(み)えてしまうから」

榊原「視える…?」

鳴「千里眼のようなもの」

榊原「よくわからないや」

鳴「榊原恒一」

榊原「へ?」

鳴「あなたの名前」

榊原「そ、そうだけど…」

鳴「ね?」

榊原「ね?って言われても…転校初日に自己紹介したよね?」

鳴「そのとき私はいなかったでしょ?」

榊原「あぁ…言われてみれば」

鳴「ね?」

榊原「うーん…」

鳴「ちなみに私は見崎鳴」

榊原「聞いてないけど…」

鳴「そうかもしれないけど、あなたの深層心理が知りたがっていたから」

榊原「それも視えるの?」

鳴「うん、私にはなんでもお見通し」

榊原「ふぅん…」

鳴「くっ…また暴れだした…」

榊原「悪魔が?」

鳴「そ、そう…だから早く私から離れて…」

榊原「わ、わかった」タッタッタ

鳴「静まれ…私の、右腕……」グググ


榊原「すごい人もいるんだなぁ」

勅使河原「何がだ?」

榊原「いや、なんでもない」

鳴ちゃんが中二病って設定で書こうと思ったけど痛い子が上手く書けん
書き溜めはあるんだが、なんか中二成分がどんどん薄くなってきてるけどいいかな

桜木「榊原くんは体育出れないんですね」

榊原「うん…まだダメみたい」

桜木「この学校には慣れましたか?」

榊原「そこそこ」

桜木「そうですか」

榊原「あ、そうだ。聞いていいかな」

桜木「なんですか?」

榊原「見崎って子のことなんだけど…」

桜木「……っ!!」

榊原「?どうしたの?」

桜木「い、いやなんでもありませんよ?」

榊原「そう…ん?」

桜木「どうしました?」

榊原「ごめん、ちょっと僕…」

桜木「あ、榊原くん!」


鳴「来たね」

榊原「うん…もしかして」

鳴「わかってた」

榊原「君はなんで、いつも一人でいるの?」

鳴「知りたい?」

榊原「うん」

鳴「…どうしようかな」

榊原「何か言いづらい事情が?」

鳴「…まぁね、とても複雑」

榊原「……」

鳴「でも、今は秘密…始まってしまうから」

榊原「始まる…?」

鳴「いや、もう始まってるかも」

榊原「だから、何が」

鳴「それを知ったら、榊原くんも人でなくなっちゃうから」

榊原「で、でも…」ピピピ

鳴「携帯…」

榊原「あ、ごめん。ちょっと…」

勅使河原「おい、サカキか!?いないものの相手はよせ!」

榊原「いないもの…?」

勅使河原「詳しいことはいえないが、とにかく今すぐそこから離れろ!いいな!?」ピッ

榊原「なんだったんだろう…?」

鳴「携帯は嫌い…」

榊原「そう?便利だと思うけど…」

鳴「こんなものがなくたったって、私にはわかるから」

榊原「そうか、見崎さんにはそんな力があったね」

鳴「そう。私には不要」

榊原「すごいなぁ…」

鳴「そろそろ戻ったほうがいいよ」

榊原「え?じゃあ一緒に行こうよ」

鳴「それはダメ」

榊原「なんで?」

鳴「何度も言うけど、私には近づかない方がいいの。でないと…」

榊原「でないと…?」

鳴「…やっぱり、聞いてないんだ」

榊原「聞いてない…?」

鳴「……それじゃ」

榊原「あ、ちょっと…いっちゃった…」

榊原「……なんなんだ?」

キンコンカンコン

榊原(あ、見崎さんだ)

鳴「……」スタスタ

榊原(帰るのかな…)

鳴「……」スタスタ

榊原「……」スタスタ


榊原「あれ?どこに…」

鳴「ばぁ」

榊原「!」

鳴「何、してるの」

榊原「え、えーと…その、見崎さんがいたから…」

鳴「尾行?」

榊原「そんなものです…ごめんなさい」

鳴「この先に私の家があるから…来る?」

榊原「え?いいの?」

鳴「来たいんでしょ?分かるよ」

榊原「そう…かな?まぁ行きたくないわけでもないし…」

鳴「あなたの心が言ってるよ。行きたいって」

榊原「そうなんだ…じゃあお言葉に甘えて…」

榊原「うわぁ…」

鳴「変わった家でしょ?」

榊原「うん…人形屋さんなの?」

鳴「お母さんが趣味で作っているの」

榊原「へぇ…失礼だけど、不気味だなぁ」

鳴「でしょ?……ちょっと怖い」

榊原「何か言った?」

鳴「う、ううん、なんでもない」

榊原「そうだ、聞きたいことがあるんだ」

鳴「なに?」

榊原「みんなが僕になにか隠してるみたいで…それがなんなのか、見崎さん知ってる?」

鳴「26年前のことね…」

榊原「それかもしれない。なにか知ってる?」

鳴「ちょ、ちょっと待って。ゆっくり話させて」

榊原「ご、ごめん。質問攻めは嫌いだった?」

鳴「うん。まくしたてられるのが苦手で…」

榊原「配慮が足らなかったよ。ごめん」



鳴「でね…この話には続きがあってね…」

榊原「ごくり…」ピピピ

鳴「……むぅ」

榊原「ご、ごめん。何?あぁ…うん。今友達の家で…うん、わかった。それじゃ」ピッ

鳴「帰るの…?」

榊原「うん、そろそろ暗くなるから…」

鳴「そっか…」シュン

榊原「あ、あの…またくるから、ね?」

鳴「!う、うん!待ってる!……じゃ、じゃなくて」

榊原「?」

鳴「あ、あなたはまた来ることになるから」

すまん、おでかけ

榊原「うん。またいつか、お邪魔するよ」

鳴「た、楽しみにして……じゃなくて!……コホン、またね」

榊原「うん。また明日」

鳴「バイバイ」フリフリ



榊原「いやぁ、それにしても驚きだなぁ見崎さん」

榊原「結構明るい子なのかな」

榊原「26年前の話をしているとき、妙にノリノリだったし…」

榊原「なのになんで…クラスではまるでいないかのような扱いなんだろう…」

榊原「明日、誰かに聞いてみよう」

翌日

榊原「ねぇ…」

勅使河原「おうサカキ。どうした?」

榊原「26年前のこと…なんで僕に隠してたの?」

望月「さ、榊原くん!?それをどこで…」

榊原「……風の噂で」

勅使河原「……サカキ、すまねぇ…それは…」

榊原「なにか僕に知られて不都合でもあるの?」

勅使河原「とにかく!今はダメなんだ!来月だ!来月に教えるから!」

榊原「な、なんで?」

望月「ごめん…榊原くん」

榊原「……」

勅使河原「とにかく、ダメなんだ…」

榊原「……」



榊原「……」ガタ

ガララ

榊原「やっ」

鳴「なにしてるの?…今はテスト中だよ?」

榊原「ちょっとね…君にも聞きたいことがあって」

鳴「何?」

榊原「君は、一体何者なの…?」

鳴「私は…」

榊原「うん…」

鳴「選ばれし者…かな…?」

榊原「選ばれし…者?」

鳴「そう…私には人間の理解の及ばない、時空すら凌駕する力があるの」

榊原「…すごいね」

鳴「だから、みんなには極力近づかないようにしている…」

榊原「だから君はいつも一人で…」

鳴「そういうこと」

榊原「でも…僕は大丈夫なの?」

鳴「榊原くんは…大丈夫」

榊原「なんで?」

鳴「大丈夫なものは大丈夫なの」

榊原「ふぅん…」

ガラガラ

榊原「あれ?桜木さん?」

桜木さん「ひっ!」

榊原「え?ど、どうしたの!?」

桜木「そんな…そんな!」タッタッタ

榊原「…?」

鳴「行っちゃったね」

榊原「うん…なんだったんだろう」




ドタドタドタ!!


榊原「ん?」

桜木「」ピクピク

榊原「っ!」

鳴「どうしたn…」ヒョコ

榊原「見ちゃダメだ!」バッ

鳴「へ?」

榊原「…見ちゃ…いけない…」

鳴「??」

先生「…君た…君、今すぐここから離れなさい」

榊原「はい…」

鳴「???」

榊原「……」

生徒「聞いた?3組の人が…」

生徒「聞いた聞いた。あまりに凄惨な光景だったから、
緘口令がしかれたらしいよ」

生徒「これってやっぱり…」

生徒「だよね…」



病院

榊原「……」

水野「榊原くん……大丈夫…?」

榊原「え…あぁ…はい」

水野「大変だったね…学校にはいけそう?」

榊原「……はい、多分明日には」

水野「あまり無理しちゃダメだよ?」

榊原「はい…」

水野「まっ、そういう心のケアも私が診てあげるから、ね?元気だして?」

榊原「…ありがとうございます」

水野「うんうん」

榊原「それじゃあ…さっそく相談しても、いいですか?」

水野「何?」

榊原「見崎って子のことで…」



水野「いないもののよう……選ばれし者…始まる……か」

榊原「そもそもあの子は生きているかも怪しいと言いますか…」

水野「幽霊かもしれないってこと?」

榊原「はい…」

水野「うーん……私、榊原くんと同じ3組に弟がいるからさ、聞いておこうか?」

榊原「いいんですか?」

水野「もちろん!私に任せておきなさいな!」

榊原「ありがとうございます…」

翌日

榊原「おはよう…」

勅使河原「おぉ!サカキ!大丈夫だったか!?」

榊原「う、うん…なんとか、ね」

望月「桜木さんの件、大変だったね…」

榊原「うん…」

勅使河原「ま、まぁクラスメイトが死んじまって辛いのは分かるけど、あまり辛気臭くならずにいつも通りいこうぜ?」

榊原「い、いいのかな…」

ガララ

榊原「ん?」

鳴「……」スタスタ

勅使河原「…どうした?」

榊原「い、いやその…」

勅使河原「…っ……なぁ、いないものの相手はよせって言ったろ」

榊原「っ……だから、なんだよ!そのいないものって!」

赤沢「恒一くん」

榊原「……赤沢さん?」

中庭

赤沢「あなたは、どこまで聞いたの?」

榊原「どこまでって…それは26年前のことでいいの?」

赤沢「そうよ」

榊原「初めの方だけだよ…この話にはまだ続きがあるってところまで」

赤沢「そこから先は知らないのね?」

榊原「うん…続きは勅使河原くんが来月教えてくれるって言ってたけど…」

赤沢「あ、アンタ!」

勅使河原「だ、だって仕方ないだろ!あの場ではそうやってごまかすことしかできなかったんだよ!」

赤沢「アンタはいつもそうやって…もう!」

勅使河原「でも隠す方も悪いだろう!」


榊原「あ、あの…2人とも…」ピピピ

榊原「電話……はい、もしもし」

水野「あ、榊原くん?大体分かったよ、見崎さんのこと」

榊原「ほ、本当ですか!」

水野「うん…ただ、聞いてもよく分からないかもしれないよ?」

榊原「それでも構いません!教えてください!」

水野「…えっとね…みさ……め……は…」

榊原「み、水野さん?」

水野「ごめん、ちょっと移動してた」

榊原「大丈夫ですか?」

水野「うん、今エレベーターに乗ったところ」

榊原「そうですか…」

水野「屋上じゃ何故か電波が悪……て」

榊原「え?」


ギィィィィィ

水野「な……な…に…?」

榊原「水野さん!どうしたんですか!?」


ガッシャァァァァン


榊原「……!」

赤沢「こ、恒一くん?」

榊原「そ、そんな…嘘だろ……」

勅使河原「お、おい…」

榊原「……そん…な…」


翌日

榊原「……」

鳴「……」ジー

久保寺「榊原くん…ちょっと」

榊原「…は、はい…」

ガラガラ

鳴「……」

刑事「君はあの時、彼女となにか話していたそうだが」

榊原「はい…」

刑事「ふむふむ」

榊原「……」


ガラガラ

赤沢「……」

榊原「赤沢さん…」

赤沢「今のうちに謝っておくわ。ごめんなさい」

榊原「え?それってどういう…」

赤沢「…それじゃ」

榊原「…?」

榊原「あれ?誰もいない…」

久保寺「榊原くん」

榊原「先生…みんなはどこに…」

久保寺「新しい委員長は赤沢さんになりました」

榊原「はぁ……」

久保寺「早く帰りなさい」



望月「僕は決して男の子が好きってわけではなくてね…」

高林「いや、でもなんか…」

榊原「やっ」

望月「あ…」

高林「榊原…くん」

榊原「一緒に帰ろう?」




望月「後に、君にとってとても不愉快なことが起こるかもしれない。けど、耐えてほしいんだ」

榊原「不愉快なこと…?」

高林「……ダメだ。やっぱりフェアじゃない」

望月「高林くん?」

高林「榊原くん。僕に質問して。答えるから」

榊原「じゃあ…見崎鳴のことを教えて…」

高林「見崎さんか……見崎さんhっぐ!!」

望月「た、高林くん!?」

高林「うぐ…ぐぅあ…あぐぅ…」ピクピク

榊原「……!」

翌日

久保寺「高林くんのことはとても残念でした…」

榊原「……なぁ」トントン

男子生徒「っ……」ビクッ

榊原「……?」

榊原「なぁ…」

女子生徒「……」

榊原「まさか…」

授業中

久保寺「このように、言葉をあたかも人間のように表す表現を擬人法と…」

榊原「……」ガラッ

榊原「……」スタスタ

榊原「……う、うちゅうじんだー」


シーン


榊原「やっぱり、そういうことなのか…」

これこのまま進むとネタバレになる?

>>104
俺もアニメ組だからネタバレの心配はいらないよ

キンコンカンコン

榊原「……ん?」ピラッ

榊原「……なるほど」

榊原「もしもし…はい…榊原と申します…はい……」


鳴「来たね」

榊原「こうして話すのは、久しぶりかな?」

鳴「そうだねっ、さぁさぁ」

榊原「み、見崎さん?なんか元気いいね?」

鳴「今日はなんの話をしようか」

榊原「あぁ…えっと…これ」

鳴「……名簿、もらったんだ」

榊原「うん、どうやら僕も選ばれしものになったらしくて」

鳴「…これもわかっていたんだよ」

榊原「あの時大丈夫って言ったのは、こうなることを見越してのことだったんだ」

鳴「そ、その通り」



鳴「でね…10年ほど前に、有効な手段が見つかったの」

榊原「まさか、それが…」

鳴「そう。誰か一人をいないことにして人数を正す」

榊原「…」

鳴「そんな、おまじない」

榊原「まだ分からないことは多いけど、なんだかスッキリしたよ」

鳴「スッキリ?」

榊原「うん。見崎鳴はちゃんといるってことがわかって」

鳴「そっか」

榊原「いないもの…じゃなくて、選ばれし者同士、これから仲良くしよう」

鳴「う、うん!」

榊原「嬉しそうだね…」

霧果「はいちょっと待って榊原くん?でよかったかしら」

榊原「え?は、はい…え?」

霧果「私はそこにいる眼帯っ子の母よ」

榊原「え?母親?」

鳴「あわわわ…」

霧果「結構男前じゃない?彼氏?彼氏?」

鳴「ち、違っ!」

霧果「あらあら真っ赤になっちゃって」

榊原「僕も恥ずかしいですよ…」

霧果「榊原くん?この子の言うことを真に受けちゃダメよ?」

鳴「!」

榊原「それってどういう…」

霧果「殆ど妄言よ」

鳴「あわわわ」

榊原「まぁ…それはわかっていましたけど…」

鳴「えっ?」

霧果「そうよねぇ…この子、去年からこんな風におかしなことを言い始めたのよ…」

榊原「結構前からなんですね」

霧果「困ったものよ…」

霧果「この前なんて夜に病院に行こうとしてたのよ」

鳴「お、お母さん!それは…」

霧果「確か、可哀想な私の半身がどうとか言ってたかしら」

榊原「半身?」

霧果「ええ…人形を持って行っちゃったのよ…」

榊原「大丈夫だったんですか?」

鳴「榊原くん!私お腹すいちゃったな!一緒に何か食べに行かない?」

霧果「数分後に戻ってきたわよ。半ベソかきながらね」

榊原「途中で怖くなって引き返したと…」

霧果「そうねぇ…」

鳴「うわーん!」

鳴「もうダメだ…ぐすっ」

霧果「あらあら、いじりすぎちゃったかしら?じゃあ榊原くん、あとよろしくぅー」

榊原「え?ちょ、ちょっと!」

鳴「……」

榊原「…えーっと」

鳴「もう榊原くん見れない…」

榊原「ま、まぁ恥ずかしいって気持ちはわかるよ?」

鳴「うぅ……」

榊原「とりあえず元気だして?ね?」

鳴「……恥ずかしい」

榊原「そのわりには僕から離れないんだね」

鳴「だ、だって顔見られたくないから!」

榊原「確かに耳まで真っ赤だけど…」

鳴「もうダメだ…学校いけない…」

榊原(すっかり毒は抜けたようだ)

鳴「もうあんなこと言わない…言えない…」

榊原「それがいいよ…これからは普通の言動をするようにね?」

鳴「うん…」

榊原「僕も君と同じだからさ。これからも友達でいたいし」

鳴「うん…」

榊原「とりあえず、明日のお昼、一緒に食べよう?」

鳴「うん!」

翌日

鳴「榊原くん!屋上行こう!」

榊原「うんわかった。だから引っ張らないで」

鳴「早く早く!」

榊原「元気いいなぁ」


赤沢(あれって……)

勅使河原(どう見ても…)

望月(カップルだよね……)


鳴「今日はたくさん食べるぞー」

榊原「お、おー」




おしまい

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