剣士「便利屋」 魔法使い「はじめました!」 バーのマスター「やれやれだぜ」 (61)

バーのマスター「おら、ボウズども 依頼が入ったぞ」


ここは町はずれのジャズバー

まだ開店前で店の中にいるのは3人だけだった


剣士「おー! ひっさびさの依頼だな!」

魔法使い「変なのじゃなきゃいいけど・・・」

剣士「変なのって?」

魔法使い「こないだの『巨大蛾の卵を持ってくる』みたいなのとか」

剣士「ああ・・・あれか・・・   お前がパニック起こして巣を半壊させたやつね」

魔法使い「しょ、しょうがないじゃん!! すんごい怖かったんだからね!」

剣士「アイリンの方がよっぽd」

魔法使い「はい、ジョージ君 意見があるなら挙手してから言いなさい」

剣士「何でもないっす教授」

バーのマスター「おいそろそろ喋っていいか?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383475959

剣士「ごめんおっちゃん  で、内容は?」

マスター「モンスターの討伐依頼だ、だが・・・」

魔法使い「ここに頼むって事は厄介なものって意味?」

マスター「そうだ、なんせ依頼人が国のお偉いさんと来た ただの依頼じゃねえのは違いない」

剣士「・・・詳しく聞きたい」

マスター「ああ、依頼人ももうすぐ来る頃・・・」


カランカラン


開店前のバーに一人の男がやってきた

その身なりからは高い地位に就いてる事を想起させる

このような身分の人間がよくやる堅い挨拶をした後依頼の話は進んだ


大臣「では、用件に入らしてもらう  今回討伐してもらいたいのは『こいつ』だ」


そう言うと男は資料を取りだす

表紙に大きく『機密事項』と書かれている

大臣「・・・元々は純粋に平和利用のために作られたものだ」


男が言うにはその生物はあらゆる物質を吸収し、エネルギーとして利用できるのだという

これを人間に応用し食糧問題の解決を図ろうとしていた、といった内容だった


剣士「それが失敗し手に負えなくなったから処分しろってことか?」

大臣「その通りだ」

魔法使い「エネルギー吸収の効率はあまり良くないみたいね・・・ えーと『しかし、熱や有機物といった物に極めて大きいエネルギー吸収反応を示す』かぁ」

剣士「(有機物・・・)」

大臣「前金として50万ゴールド、成功報酬で100万だ」

剣士「なあ、アンタ依頼内容に嘘はついてないよな?」

大臣「どういう事だ?」

剣士「いや、もし内容に嘘があったら それ相応の事はさせてもらうって事」

大臣「(・・・)無い、これははっきり言っておこう」

魔法使い「引き受けるわ、その依頼」

大臣「ありがとう で、そのモンスターの居る場所なのだが・・・」

**同日 夜**

マスター「で、明日の朝に北の廃坑に向かうって訳か」

魔法使い「何時起きよ明日! もおー!」

剣士「・・・」

マスター「ジョージ、最後にあいつの言ってた言葉が気になるか?」

剣士「ああ・・・」


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大臣「最後に言っておく、君はさっき『嘘があったらそれ相応の事はさせてもらう』と言ったな?」

剣士「ああ」

大臣「この依頼には私の知らないところで何か動きがあるように見える、そんな予感がしてならない  危険を感じたら依頼を放棄してすぐに逃げてくれ」

剣士「その言い方からすると・・・保険でもかけてるのか?」

大臣「熱に反応するモンスターが何故そんな廃坑に行くのかが甚だ疑問に思える、恐らく裏があるのではないかと思えて仕方ない」

剣士「(一枚岩じゃないのか国ってのも)」

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BGM http://www.youtube.com/watch?v=ZCRpyHXgxcw
Autumn Leaves(枯葉) Ts マイケル・ブレッカー



開店して数十分 人だかりはそこそこ出来ている

町はずれの割に繁盛してるのはこうして毎日演奏してしているからだとマスターは豪語する

事実演奏をする前はあまり人もよらず、来るのは『訳ありの人間』だけだった

時折コンサート会場とも化すのだという
 

マスター「ま、明日に備えてゆっくり聴いてけ 俺も色々調べてくる」

剣士「頼んだよ」

魔法使い「あたしもあんな風にカッコよく吹いてみたいなー 今の大学教授の仕事と『こっち』の仕事辞めて音楽で食ってこう! なんてね」

剣士「この前『ギャンブルで食ってく!』なんて言って無かった?」

魔法使い「う・・・む、向いてなかったの! 今の時代は音楽でしょ!」

剣士「(調子のいい事で・・・)」





一旦終わり
見て下さる方いるかな

みてるよー



見てるよー期待してる

乙!
楽しみに待ってます

>>8 >>9 >>10
ありがとうございます、励みになります

某大学の学園祭にて今日は演奏してまいりますので更新は夜頃です

飲み会もなく潰れず平和に帰宅しました >>1です
演奏って言ってもただの学生バンドです
再開


**早朝  ジャズバー’ミッドナイト’**

剣士「おはようおっちゃん」

マスター「おはよう アイリンはどうした?」

魔法使い「zzz・・・」 グデーン

剣士「床で寝てる・・・」

マスター「(・・・全く)起こしてやれ」

剣士「お客さーん、朝ですよーー 起きて下さーい」 ペチペチペチペチ

魔法使い「もっと・・・」 ウトウト

剣士「え?」

魔法使い「もっと強く叩けば覚めそう・・・・・」

剣士「えっじゃあ・・・」



バッチィィィィィーーーーーーz______ン!!


ボギャァァァン!!

魔法使い「強くって言っても限度があるでしょーー!」 ヒリヒリ

剣士「だからって殴り返さなくていいだろ!!」 ジンジン


ワー ギャー 


マスター「(朝っぱらから元気だな)オラ、ガキ共 コーヒーでも飲んで落ち着け」 

2人「フンだ!」ゴクゴク

2人「苦っ!!」ブーーーッ

マスター「(あっ、豆挽きすぎたか・・・)」

**北の炭鉱**

大臣「よく来てくれた2人とも」


大臣の周りには兵士とみられる格好の人間が5人、研究員らしき人間が3人いた

緊張で顔を堅くしている者や気だるそうにしている者など様々だった


大臣「この炭坑内にターゲットは逃走した 支給品としてこれらを渡そう」


大臣が差出したのは・・・・


・通信用魔法石
・トーチの杖(魔力を動力源にして明りを灯す)
・ロケーター魔法石(帰り道を表示)
・食料(2日分)
・爆薬5個

大臣「なお、行動はこの兵士たちと共に行ってくれ、盾にはなる」

兵士A「ハ、ハワード様」

大臣「冗談だ、討伐よりも自分の身を第一に考えてくれ 死んでしまっては元も子もないからな」

剣士「ご忠告どうも」

魔法使い「この魔法石って、受信範囲はどの位?」

大臣「10km離れても機能する、何かあったらすぐに報告してくれ」

魔法使い「わかったわ」





エラーでsafariが4回も落ちてしまった
すまぬ



兵士B「ハァ~ トーチが無きゃもう真っ暗なとこまで来るなんて帰りてぇ~~」

兵士C「何気の抜けた事言ってるんだ!」

兵士B「んなこと言ったってよォ~~」

兵士D「しかし嬢ちゃん達がプロのハンターだなんて、人は見かけによらないな」

剣士「・・・俺男なんだけど」

兵士D「えっ」

剣士「いいよ慣れてる」

魔法使い「(あっ地雷踏んだ)」


参考画像 剣士(いちばん右の金髪) http://blog-imgs-53.fc2.com/k/e/n/kenta0929/SQ4So-doman4Kyara.png
       魔法使い    http://www.famitsu.com/images/000/013/082/4f87ab955acfc.jpg

そうして話をしているうちに通信用の魔法石に連絡が入った

大臣からだ


大臣『こちらハワード 聞こえるか?』

魔法使い「良好よ、何かしら?」

大臣『これから20分に一度定期的に連絡を取る、必ず応答してくれ』

剣士「了解、ところで炭鉱のどのあたりに居るかって言うのは目星は付いてるのか?」

大臣『研究員が解析中だ、だが奥に居るのは間違いない 途中までは1本道だからな』

剣士「とりあえず進めばいいんだな」

大臣『ああ、頼んだぞ』

**炭鉱 分かれ道**

兵士E「ここは・・・」

兵士A「分かれ道のようだな」

魔法使い「どうする? 地上で解析終わるまで待つ?」

剣士「うーん・・・」


彼らはどうするかを決めかねていた

ジョージは左右の道をトーチと自らの聴覚で確認した

すると右の道は地面が少し濡れていることが分かった

左の道は何も無さそうだった



どうする?
安価↓

1待機
2右に行く
3左に行く

剣士「この濡れた跡は一体・・・」

魔法使い「ま、待った方がいいとは思うけど・・・」

剣士「近くに何かあるのは間違いない、行ってみる価値はあると思う」

兵士B「怖ええ」

兵士C「黙ってろ!」


彼らは右の道に進んでいった・・・

**地上**

大臣「さて、解析は済んだか?」

研究員A「後3分もあれば完了しますよ ヒッヒッヒッ」

研究員B「しかしすごいなこいつは」

大臣「(相変わらず不気味な連中だ)そうか、引き続き頼む」




研究員C「おい、ちゃんと成功すんだろうな? わざわざ国のトップから頼まれた仕事だ、失敗出来ねえぞ」

研究員A「大丈夫だ、あいつらに分かるようにわざと『マーキング』もさせた、起動したら奴らは袋の鼠ってわけだ さ、いいデータを期待してるぞ・・・ガキ共」

一旦終わり
何回か選択肢を出します、場合によってはゲームオーバーとなります
今回はあまり良くない選択肢を選んでしまったようです

それではまた今度

追記 ゲームオーバーの場合任意の場所からやり直します

ここまで見てくれた方ありがとうございます

来週表参道のブルーノートにてマリアシュナイダーの演奏を聴く機会が得られてテンションあがりまくりの>>1です
大学だとかリアルの方で色々落ち着いたので久々に再開


**北の炭鉱 深部**

剣士「ここまで来たのに出てきたのはコウモリぐらいか・・・」

兵士B「むしろ出ないでくれよホント・・・」

兵士C「口動かす前に足動かせ!」


BEEP BEEP


魔法使い「!! 大臣から連絡よ!」

大臣『定期連絡だ、其方の様子は?』

魔法使い「まだ敵は見当たんないわ、さっき居たような痕跡はあったんだけど・・・」

大臣『そうか、引き続き・・・ おっと点呼を忘れていたな やってくれ』

剣士「おーし じゃあ点呼! アイリン!」

魔法使い「はーい」

剣士「アレックス」

兵士A「はい」

剣士「ビリー」

兵士B「へいよ」

剣士「チャーリー・・・」


シーーーン


兵士B「お、おい・・・あいつは・・・?」



!? 


魔法使い「えっ!? さっきまで居たのに!?」

兵士B「俺あいつにさっき怒鳴られたばっかだぞ!」

剣士「皆構えろ!」

大臣『どうかしたのか!?』

剣士「話している間に一人やられたかもしれない・・・後で連絡する!」

兵士D「な、なあ あれ何だ・・・?」 


ダン(兵士D)の目線の先には・・・

『岩』 があった 不自然なまでに大きい『岩』が・・・


兵士D「あんなものあったか・・・?」

剣士「おいッ! それに近づくな!!」


グニャリ 


兵士D「えっ」


ドチャア


魔法使い「いやああーーーー!!」

兵士B「うっ、うわあああああああ!!」


岩ではなく、それはスライム状の何かだった

岩を表面に纏い擬態していたのだ

そのおぞましい何かはダンを取り込むために覆いかぶさってきた


兵士D「た、助けて! 助けてくれえええ!!」


男の必死の抵抗も空しく、見る見るうちに取り込まれ吸収された・・・


剣士「クソッ! 逃げるぞ!」

魔法使い「う、うん!」

兵士E「ああ、神様・・・」


なんだ安価スレかよ

スレタイに入れとけよ開かねえから

**地上**

大臣「クソッ! どういう事だ一体!」


BEEP BEEP


大臣「!! こちらハワード」

剣士『こちらジョージ! 2人やられた! 敵が擬態してた、そんな知能があったなんて・・・ しかも喰ったとたんに巨大化してきた』

大臣「巨大化はともかく『擬態する知能がある』事に違和感を感じる・・・ そんな記述は無かったぞ」

魔法使い『書いてなかっただけかも・・・』

大臣「いや、はっきりと『知能は低い』書かれていた 記述が無いなんてことは・・・」

>>27 安価は気まぐれです、たまにやるつもりでしたがスレタイには入れておくべきでしたね

**北の炭鉱 深部**

大臣『こちらでも何か調べてみる』

剣士「頼んだ」

兵士B「帰りてえ・・・帰りてえよォ~~・・・」

兵士A「ところで、あの化物はどう倒す? おそらく剣とかは効かないだろうな」

魔法使い「凍らせてみれば何とかなるかも・・・」

剣士「いや、また岩を纏っていたら効きにくいかもしれない どうするかな・・・」

兵士E「あ、あの・・・」

剣士「?」

兵士E「いっそここに閉じ込めるとかは・・・」


兵士B「無駄に決まってるだろ! 何でも食うんだぜあいつ! 壁なんてすぐ食われる!」

兵士A「どうするか・・・」

剣士「(閉じ込めるってやり方次第でどうにかなるんじゃ?)」


ジャリッ・・・


魔法使い「!!」


シーーン


兵士B「ま、またあいつかと思ったぜ ビビらせやがって・・・」

剣士「もしかしたらそいつかも」

兵士B「いっ!?」

  




剣士「アイリン・・・」

1 剣士「前の地面に火を放って」
2 剣士「前の天井に火を放って」

安価↓

※魔法呪文は女神転生の物を使用させていただきます

GREAT!


剣士「前の天井に火を放って」

魔法使い「え!? わかった・・・」

魔法使い「『マハラギ』!!」 ゴウッ!!

???「!!」


ドシャッ!!


兵士B「うわっ!」

剣士「待ち伏せてた! 何も知らずに通ってたら今頃・・・」




兵士A「逃げるぞ!!」

魔法使い「どうして待ち伏せなんて!」

剣士「(クソッ! どうなってる!?)」



**地上 討伐隊本部**

研究員A「勘がいいな ま、こうでなきゃ期待外れなんだがな」

研究員B「素晴らしい・・・! ここまで命令に従えるとは!」

研究員C「兵士どもにこっそり付けておいたマーカーも機能してるな 続行可能だ」



大臣「(これは・・・!)」

**北の炭鉱 深部**

魔法使い「ハァ・・・ハァ・・・」

兵士B「何なんだ一体! チクショォォー!!」

BEEP BEEP

剣士「こちらジョージ・・・」

大臣『ジョージ! 今すぐ炭鉱から脱出しろ!!』

剣士「!?」

大臣『例のターゲットは地上に居る研究員共が操っている!! だから知能を持った行動が出来た!』

剣士「そんな!」

大臣『ロケーターに・・・がって・・・・・・ザザザ・・・帰還・・・・・・』


ブツッ

**地上**

大臣「おい! どうした! 返事を・・・」

研究員A「余計な事を・・・」

大臣「!!」

研究員A「姿が見えないと思ったらこんな事をしてるとは・・・」

大臣「(逃げなければ!)」


バシュン!!


研究員B「!! 逃げやがったなァ!」

研究員C「今ワープ痕から解析している・・・・・・例の酒場に逃げたようだ」

研究員A「知られたら誰であれ抹殺しろとのご命令だ・・・ ヒッヒッヒッやってやろう」
 

**ジャズバー ’ミッドナイト’**

マスター「(俺の方でも色々調べたが・・・)」

マスター「(たかが一事業にこんな金を使うか? 一体どうなってる・・・)」


バシュン!


大臣「依頼は中止だ! 早くあの子たちを!」

マスター「何があった!?」


バシュン!


研究員A「逃げても無駄だ・・・」

マスター「・・・ほう、こいつらが裏で何かやっていたって訳か」

研究員B「上級魔導師である我々に敵うとでも?」

マスター「まあ、こんなナリでも・・・」スッ・・・



マスター「元・勇者だからな」

一旦終わります
ありがとうございました

最近持ってた家庭版P4Uに再び熱が入りました >>1です  P4U2も出ましたね
再開


**北の炭鉱 深部**

兵士E「お、追いつかれるッ!!」

剣士「かなり危険な賭けだけど・・・爆薬で道をふさごう」

兵士A「わかった! そらっ!!」 ポイッ


カツーーン コロコロコロ・・・・


モンスター「!!」 グニョオオ  バクゥ!

兵士B「なっ! ととと取り込んだ!」


ボゴン! ボゴン! ボゴン!


モンスター「・・・・・」 ブジュルブジュル

兵士E「巨大化した!」















魔法使い「やばいよこれ! 追いつかれる!」

剣士「(クソ! どうすれば!)」

兵士B「ハァ・・・ハァ・・・ あれ?」

モンスター「・・・」ブジュル

兵士B「遅くなってないか・・・?」

剣士「!!」

魔法使い「道が狭いから通りにくいのかものかも・・・ だって岩纏ってるし」

剣士「(もしかして喰った分だけ自動で大きくなる?)」







剣士「アイリン あいつにもっと餌をあげてやれ」

魔法使い「えっ!?」

剣士「熱が好みなんだろ? もっと喰わせてやれ」

兵士A「まさか・・・」

魔法使い「わかった! 『トリスアギオン』!!」 ボグオオオオオオン!!

モンスター「!!」 ブジュルブジュル

ボゴンボゴンボゴン!!


モンスター「!!」 

兵士E「つっかえてる・・・」

剣士「さあどうする? こっちに来るには岩を捨てるしかないぞ・・・」


モンスター「・・・」 ボロリ ボロリ  ドシャアアアア!

剣士「よし! 剥き出しになった! 凍らせろッ!」

魔法使い「『コンセントレイト』・・・ 『ブフダイン』!!」

モンスター「!!」


ピシ・・・ピシ・・・ミシミシミシ・・・・



兵士A「凍ったぞ!!」

剣士「じゃあ後は・・・」スッ


ブォン!!   ガシャアアーーーーン!


剣士「叩き斬るだけ」

**ジャズバー ’ミッドナイト’**

研究員A「元勇者だと?」

研究員C「だからどうした! 脅しのつもりか!」

マスター「大臣さん アンタは下がっててくれ」

大臣「すまない!」 ダッ

研究員B「逃げるなァ! 『ザンダイ・・」

マスター「フッ!」


スパァン!


研究員B「がはっ・・・」

マスター「死にはしない、情報を吐いてもらわなきゃ困るからな」

研究員A「ヒイッ!!」 ガタガタ

研究員C「クソッ・・・」

マスター「後二人か、情報を吐くなら何もしないぞ どうする?」

研究員A「しししし死ねえええええええ!!!  『ムドオン』!!」

研究員C「『ムドオン』!!」

マスター「遅い」 ザシュ!

研究員A「ギャアアア!!」

研究員C「うぐっ・・・」



  

マスター「・・・」スタスタスタ・・・

研究員A「や、やめてくれ 来ないでくれ・・・」ガタガタガタ

マスター「・・・」スッ

研究員A「?」


ボキィッ!!


研究員A「あ、がああああ!!!」

マスター「今右手の小指を折った あと九本 最後は首を折る 知ってる事を全て吐け」

研究員A「しゃ、喋れるわけがない!! そんな事をしたら・・・」

マスター「殺されるってか?」 ボキィ!

研究員A「アアアアアアアア!!」

マスター「ここでしゃべればまだ助かる見込みがあるぞ? 多分お前らに指示を出した奴が居るんだろうが、どうせそいつはうちのガキ共に殺される 安心して喋りな」

研究員A「し、しかし」

マスター「なら・・・」

研究員A「わ、分かりました! しゃべらせて下さい!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



大臣「黒幕が・・・そんな馬鹿な!」

マスター「ああ、そりゃ驚くだろうな なんせ国王だったなんてな」

大臣「なぜそのような事を・・・陛下は一体・・・どうして・・・」

マスター「食糧問題のためだろうな、他国に侵略し資源を奪おうとした そいつが一番妥当だ」

大臣「『食糧問題の解決』か・・・」

マスター「皮肉にも例の機密文書はある意味ホントの事が書かれてた 方法はまるで違うがな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



大臣「黒幕が・・・そんな馬鹿な!」

マスター「ああ、そりゃ驚くだろうな なんせ国王だったなんてな」

大臣「なぜそのような事を・・・陛下は一体・・・どうして・・・」

マスター「食糧問題のためだろうな、他国に侵略し資源を奪おうとした そいつが一番妥当だ」

大臣「『食糧問題の解決』か・・・」

マスター「皮肉にも例の機密文書はある意味ホントの事が書かれてた 方法はまるで違うがな」

**地上**

剣士「何とか倒せた・・・」

魔法使い「・・・」

兵士E「・・・ねえ、私あの2人のお墓をせめて作ってあげたいの」

兵士B「ああ、俺もそれは思ってた せめて弔ってやろうぜ」

兵士A「そうだな 俺たちにできるのはそれぐらいだからな」

剣士「・・・」スタスタスタ

魔法使い「ジョージ? どこ行くの?」

剣士「まだ仕事が残ってる」スタスタスタ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

**同日 夕方 王宮**

国王「ハワードよ 結果を報告しろ」

大臣「・・・・・・」

国王「どうした? さっさと報告せんか!!」

大臣「国王陛下」

国王「な、何だ どうしたいきなり」

大臣「陛下は本当に平和利用のためにあの計画を進めた これで間違いございませんね?」

国王「・・・さては気付いたな?」

大臣「!! へ、陛下!」

国王「あれを平和利用? 誰がするか!! 人に応用するのに何十年かかると思っておる!!」

大臣「そんな・・・」

国王「それよりも他国に侵略し、食料を奪った方が圧倒的に早い! だからどの程度の強さか実験する必要があった!! 悪いか!? これも我が国の為だ!」

大臣「国のためなら自国に犠牲を出し、他国を蹂躙してもよいとおっしゃるのですね・・・」

国王「そうだ」

大臣「分かりました・・・」

大臣「確かに一理あります、国の繁栄に犠牲は生じる事もありましょう」

国王「ふん、ところで結果は?」

大臣「例のモンスターなら倒されましたよ」

国王「!!」

大臣「それと依頼した酒場の便利屋は『裏切り者は必ず殺す』そうです」

国王「ま、まさか・・・」

大臣「私は『ただ利用されていた』との事でお咎めなしだそうで・・・」

国王「ぐっ!」

大臣「それでは国王陛下私はここで失礼させていただきます よき人生を」


バタン


国王「馬鹿な・・・!!」ガタガタガタ

国王「よ、余はいつ殺されるというのだ・・・!」

剣士「今だよ」

国王「なっ・・・!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

**同日 夜 ジャズバー’ミッドナイト’**

客A「そういや何時って言ったっけ? ほら、例のビッグバンド(※)がこのバーにやってくるの」


※ビッグバンド・・・主にピアノ、ベース、ドラム、トランペット×4、トロンボーン×4、サックス×5人(アルト2人、テナー2人、バリトン1人)で構成されるバンドの事 


客B「確か来週じゃなかったっけな、もう予約締め切ったって話だぜ」

客A「まじかよ! くっそー・・・」

客B「まあ、落ち込むなよ それに普段ここでやってる奴らの方も十分いい音出してるだろ?」

客A「いっそ盗み聞きしよっかな・・・」


ガヤガヤガヤガヤ・・・・・



剣士「ふう・・・」

魔法使い「色々大変だったね」

マスター「全くだ、まさか店荒らすなんてな」

剣士 魔法使い「(それおっちゃんのせいなんじゃ・・・)」

カランカラン

大臣「マスター、一番高いのをくれ」

魔法使い「ええっ!? は、ハワードさん!?」

剣士「頼み方すごいな・・・」

マスター「お偉いさんとなると頼み方もひと味違うな」ガチャ

大臣「ほっといてくれ、今日は飲みたい気分なんだ」

魔法使い「(信頼していた人に裏切られちゃあこうもなるわね・・・)」

剣士「(気まずいな俺 国王殺したわけだし)」

大臣「なあ、ジョージ」

剣士「!! な、何だよ」

大臣「別に君を責めるつもりはない、ただ陛下はどうして変わってしまわれたのか 私が仕えはじめた頃はそんな素振りは一度も・・・」

マスター「見せなかっただけかもな」

大臣「?」

マスター「人の性格なんてそうそう変わるもんじゃない 行動に移さなかっただけで元々そういう奴だったんだろうな」

大臣「くっ・・・」

マスター「でなきゃ『勇者』である俺を使ってスパイ活動なんてさせなかったろうに」

剣士「・・・」

マスター「・・・おっとそろそろ演奏が始まるぜ ま、ゆっくり聴いてけ」

大臣「(そうか・・・勇者は『祖国を守る存在』 だがその勇者を能動的に送り込めば・・・それはただの侵略者だ)」

客A「おっ始まるぞ」

客B「(すぐ機嫌戻ったなコイツ)」

BGM http://www.youtube.com/watch?v=lhcf5KLGWv8

Itsbynne reel Ts マイケル・ブレッカー

(FULL版)http://www.youtube.com/watch?v=ceJ3Br_2Pcg










くう疲

気が向いたらこれの続きを勝手に書いてるかも知れません

その時は「ああ、またやってるよ」程度でいいので温かく見守ってやってください

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