【解読困難】 屁っこぎ女房 【エヴァ昔話・第六話】 (9)


むがーすむがすの事だったど、
ある村の家さ、嫁っこ来たど。
 

ミサト「なんたらめんけぇ嫁ごだべ」ニコニコ

シンジ「んだべぇ!自慢の嫁ごだじゃあ!」ニコニコ

アスカ「おがぁさん、よろすぐお願いすますぅ」ペコリ


嫁ごのアスガがあんますにもめんけぇがら、
ミサドもスンズもらずもねぐ喜んだど。
ほんでこのアスガがてぇ〜すた働ぎ者で、
ミサドばすんげぐ助がったど。


ミサト「ほんに良ぐかしぇでけっから、助かるじゃあ」


すばらぐすたある日、
アスガの様子がおがすねぐなったど。


アスカ「ううっ…」

ミサト「あんりま、アスガぁなんじょすたれ?あんべぇ悪ぃのすか?」


アスガば面ぁ真っ赤にすて語ったど。


アスカ「おがぁさん…あだす…///」

ミサト「ん?なんじょすたぁ?おらさ語ってけらい」


アスカ「あだす…おしょすぐて、今まで語んねがったんだども…///」






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アスカ「屁ばこぎでぇ…///」

ミサト「!?」


ミサト「あひゃひゃひゃ!」

ミサト「なんたら、そっただ事がぁ!」

ミサト「屁ぇぐれぇ、そごらでボガスカどたれでけらい!」


アスカ「んだば、遠慮ねぐ…///」ピラッ


アスガば着物の裾捲って屁ぇたれだど。


ドッパン!!!バブ〜〜〜〜ッ!!!
  

ミサト「うひゃあああああ〜!!」

猫「フニャアアアアア!!」


なんとミサドど猫ば屁ぇの勢いでぶっ飛ばされだどや、
畑まで飛ばされだミサドばたまげですまったど。

ミサト「じゃじゃじゃ!こんでたまらねぇじゃ!ぺっこ引ぎっ屁頼むじゃあ!」

アスカ「はい〜///」


ギュポオオオ〜〜〜〜〜〜!!!


なんと今度ば逆に尻さ吸い込む引ぎっ屁ば放ったど。

ミサト「うひゃあああああ〜!!」


ミサドば家さ吸い寄せられだど、
すたらアスガ語ったど。


アスカ「ありゃ〜、あだすげねやぁ〜、まだ屁ばこぎでぐなった〜///」

ミサト「ひっ!ぺっこ待ってけ…」


ドッパン!!!バブ〜〜〜〜ッ!!!


ミサト「うひゃあああああ〜!!」

 
ミサドばまだぶっ飛ばされですまったど、
すたらちょんどスンズば帰ぇって来たったど。


シンジ「おっかぁ!こっただどごで、なんじょすたれ!?」


アスカ「おがぁさん、勘弁すてけろ…すぐ引ぎっ屁すっから!」


ギュポオオオ〜〜〜〜!!!


ミサト「ひぇえ〜〜〜〜!!」

シンジ「うわぁ〜〜〜〜!!」


なんと今度ばスンズど畑の大根まで
引ぎっ屁さ巻ぎ込まれですまったど。


ドスン! ドサドサドサ!


ミサト「なんたらや、畑仕事ばすねくていぐなったじゃ」


抜がねばなんねがった大根が、
いっぺんに引っこ抜がれだどや。
んだどもスンズ語ったど。

シンジ「こっただ嫁ご、家さ置がれね!里さ帰ぇれ!」プンガプンガ

ミサト「なぬもそったにごしぇがねくていがべじゃあ…」

シンジ「わねっ!!こっただ屁ぇたれる嫁ご、おしょすぐてわがねじゃ!」

ミサト「スンズよお…」


ミサドばごしぇぐスンズばなだめだけんど、
ガンとすて聞がねがったど。





アスカ「おがぁさん…短ぇ間だったけんど、お世話ぬなりますた…」ペコリ

ミサト「達者でなぁ…」



シンジ「ほれ、あべ…」

アスカ「はい…」


二人ばアスガの里さ向がっだど。
アスガば悲すげな面すてだったどや。

すて隣町さ来たったあだり、
米俵ばのっこり積んだ船っこ居だど、
風がねぐなって、船っこ出せねぐて難儀すてだったどや。


アスカ「船頭さーん、なぬ三人も居でがらにすて、船っこ出されねってすか?」

アスカ「あだすだったら、屁ぇ一発で動がせっとぉ!」

船頭カヲル「君は何バカな事を言ってるんだい?」フフッ

船頭マリ「屁で船っこ動がせるわげねぇにゃ!」

船頭青葉「もす出来だら米俵やっからよ!」ゲラゲラ


アスカ「よ〜す、語ったなぁ〜見でろよ〜」ピラッ

シンジ「ひぃ!」スタコラ


ドッパン!!!バブ〜〜〜〜〜ッ!!!


船頭逹「ひゃあぁぁぁぁ!!」


船っこば軽々ど動いだど、
すたら船頭どもがこれ幸いど逃げだそうどすたど。


アスカ「あっ!こりゃ〜米よごせぇ!」ピラッ

ギュポオオオ〜!!!

船頭逹「うひゃあああああ!!」


アスガば引ぎっ屁で米俵ば吸い寄せだったど。


アスカ「里さ土産っこ出来だじゃ♪」

アスカ「スンズ、運んでけらいね」

シンジ「」コクコク

 
まだすばらぐ歩いでだら、
柿ばもぐべど反物屋が馬っこの上で頑張ってだど。


反物屋レイ「ダメ…届がね…」

アスカ「柿ば欲すのすか?あだすだば屁ぇ一発で全部落どせっと?」


反物屋レイ「なに語るのよ…出来るわげねぇべ」

反物屋レイ「もす出来だら…この反物全部けっから」


アスカ「見ででけらいよ〜」ピラッ

ドッパン!!!バブ〜〜〜〜ッ!!!

反物屋レイ「きゃあ〜〜〜!!」


柿も反物屋も馬っこまで、
皆ぶっ飛ばされただったど。


アスカ「ほんで、約束どおりこれば貰ってぐがらね」

アスガば屁ぇだげで米三俵、
反物十本儲けだど。
あどズラ〜っとすて馬っこまで連れでったど。
すてまだすばらぐ歩いだっけば、
山のふもどさ来たど。


シンジ「この山越えだら、アスガどもおさらばだなぁ…」


スンズばぺっこ悲すぐなって来たど。
アスガも涙っこ溜めでだど。


シンジ「アスガよぉ…やっぱすおらいさ帰るべ…」

アスカ「スンズ…」ジワッ

シンジ「こっただ宝嫁…手放されねぇじゃ!」


アスカ「んだばスンズに…取って置ぎのお見舞いすっがら♪」ピラッ

シンジ「ひっ…まさが!?」

ドッパン!!!!バブ〜〜〜〜〜ッ!!!!


アスガば今までねぇぐれぇの屁ぇ放ったど。


シンジ「ぎゃああああぁぁぁぁ……」


なんとスンズばどごまでもぶっ飛んで行ったど。


シンジ「……ぁぁぁぁああああ!」



ズボッ!

ミサト「ひゃあ!何が落ぢで来たどぉ!!」


スンズば家まで飛ばされただったどや。


シンジ「あだだだ…」

ミサト「スンズ!嫁ごなんじょすた!?」

シンジ「わがんね…屁でぶっ飛ばされだおん…」




二人ばしょんぼりすて縁側さ腰掛げでだど。



ブヒヒ〜ン… カッポカッポ


シンジ「アスガぁ!!」

ミサト「帰ぇって来た!!」


アスカ「スンズ…おがぁさん…あだす戻っていいんだべが?」

ミサト「うんうん…」ボロボロ…

シンジ「よぐ帰ぇって来たなぁ」ウルウル



三人ばいづまでも幸せに暮らすたったどや。





アスカ「ぺっこ屁ぇこいでくっから///」

シンジ「ああ、行ってございん」


ガラッ…ピシャッ


ドッパン!!!バブ〜〜〜〜ッ!!!


スンズばアスガの為ぬ、屁ぇたれる小屋っここしぇでやったんだど、
屁屋が後の部屋ど語る元になったずのは確かではねがす。



どんどはれ

〜〜〜〜NERV試写会場〜〜〜〜

アスカ「……………///」プルプル…

シンジ「あっはっはっは!」

ミサト「ひーっひっひっ…」

マリ「にゃーっはっはっはっ!!」バンバン

青葉「ゲラゲラゲラ!」

レイ「プッ…プスプス…」


アスカ「あ、あんたたち…笑いすぎよ…///」ヒクヒク…

シンジ「だって!ドッパン!バブ〜〜って!あっはっはっは!」
 

アスカ「〜〜〜〜〜///」プルプル…


マリ「ひ〜っ姫!姫が!姫がぁ〜!」バンバン


アスカ(こ、こいつら…いつか死なす…///)プルプル…


日向「いや、マジ笑いすぎだよ!」プスプス

アスカ「いくら主役でも…これだけはやりたく無かったのに…///」

アスカ「恥ずかしくて死にそうよぉ!!」ウルウル

マリ「くじ引きで負けた姫が悪いにゃ〜」

レイ「最初の一発目で引き当てるなんて…」

アスカ「くっ…///」

カヲル「まぁ良いじゃないか、シンジ君との夫婦役だったんだしね、僕が代わりたい位だったよ♪」

アスカ「ナルシスホモは黙ってなさいよ!!」ドカッ!

カヲル「ふっ…だんだん快感になって来たよ、もっと蹴ってくれるかい?」

アスカ「こ、この変態…」ヒキ…




アスカ「そう言えば、リツコも司令も副司令も居ないわね…」

ミサト「三人共出張よ〜」

アスカ「ふ〜ん」

青葉「マヤちゃんも居ないな…」

日向「彼女なら職員食堂に行ってるよ、台本の監修してくれた人にDVDを届けにね」

アスカ「そんな人居たんだ?」

日向「東北出身の立花ジュンコさん、気のいい食堂のオバサンさ」


シンジ「訛ると…り、りっぱなズンコさん?///」

日向「ぶーーーっ!!」

アスカ「たちばなでしょ!何よズンコって?」

シンジ「あ、アスカ…///」

アスカ「あん?何よ!」

シンジ「ヒソヒソ…」


アスカ「!?///」カァッ!

アスカ「このバカシンジ!!あんたわざと言ったでしょ!?」

シンジ「あーっはっはっは!」

アスカ「こ、こんのぉ〜///」プルプル…

シンジ「ヤバイ!逃げろ!」

アスカ「待ちなさいよエロシンジ!!」

シンジ「やだよ〜!!」



ミサト「シンジ君もだいぶ明るくなったわね〜」

日向「そうですね〜」

ミサト「あなたのおかげね♪」

日向「そ、そんな…//」


ミサト「最後の使徒…ずうっと来なければ良いわね…」

日向「ええ…」




カヲル「」



おしまい

おお…スンズシリーズもこれでもう六作目か〜感慨深いねェ〜

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