QB「マミ!早く起きて朝ごはん作ってよ!」(210)

QB「マミーおなか空いたー!早く起きてよ!朝ごはん食べたいよー」

マミ「うぅ…せっかくのお休みなんだからもうちょっと眠らせてよぉ…」

QB「うぅ…マミ~…」ぐぅ~

マミ「んん…冷蔵庫にあるもので済ませてよ…ねむ…」

QB「マヨネーズしか入ってなかったよ!お米も炊いてないし!」

マミ「…ん…あ?…そう…よかった…わね…」すや

QB「よくないよ!」

ピンポーン・・・ピポピポピポピポピポピポピポピポピポンポーン

ドンドン!!ドンドンドンドンドンドンドドドドドドドドドドドン!!!!!!!!

まどか「まみさーん!朝ごはんたべにきましたー」

まどか「まみさーん!まだ眠っているんですかぁー?」

まどか「まみさーん!」

マミ「…」すやすや

QB「マミー!おなか空いて死にそうだよー!起きてよー!」ゆさゆさ

マミ「…」すやすや

QB「マミー!」ゆさゆさ

マミ「う…うぅ…眠らせてよぉ…お願いだからぁ…!」ぐすぐす

QB「なんで泣くのさ…泣きたいのはこっちだよ…」

マミ「…」すやすや

QB「…きゅぷァァ!」ぺちん

マミ「ん…」

マミ「…」すー

QB「…」

マミ「…」すやすや

QB「…」

マミ「…」すぴー

QB「…もう怒ったよ!あと10秒以内に起きなきゃハイパーきゅっぷいきゅっぷいタイムだからね!マミ!」

マミ「…」すやすや

QB「カウントダウン開始!10、9、8、7…」

マミ「…」すーすー

QB「6、5、4…」

マミ「…」すぴーすぴー

QB「3、2、1、0…!」

QB「ハイパーきゅっぷいきゅっぷいタイム開幕だぁぁぁー!」

>>15
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの魔法少女全員生存ワルプルギス撃破書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

QB「レッツダンス!きゅっぷいきゅっぷい!」ぴょんぴょん

マミ「んん…」

QB「きゅっぷいきゅっぷい!」どすんどすん

マミ「ん…ううう…」

QB「きゅっぷいきゅっぷい!」ぺちぺちぺちぺち

マミ「う、ううう…!」

QB「きゅっぷいきゅっぷい!」ぺったんぺったん

マミ「うわああぁぁん!」ぽろぽろ

QB「!」びくっ

マミ「う、うぅ…!お願いだから眠らせてよぉ…キュゥべえ…!」ぽろぽろ

QB「マジ泣きじゃん…」

マミ「うぅ…ほら、テーブルの上にお財布あるでしょ…?おこづかいあげるから…それで何か食べて…」ぽろぽろ

QB「…」

マミ「う、ううぅ…私の朝ごはんも何か買ってきてね…いってらっしゃい…」ぽろぽろ

QB「…いってきます」

―――
――

びゅお~… びゅお~…

QB「さ、寒い…!」とことこ

QB「うぅ…マミのやつぅ…朝ごはんくらい用意しといてよ…おまけに僕をこき使うなんて…泣けばなんとでもなると思っているな…」とことこ

QB「まあいっか…牛丼でも食べに行こう…」とことこ

「ん?あれ?見覚えのある後ろ姿だと思えば…」

QB「きゅぷい?」くるっ

杏子「おお、やっぱキュゥべえじゃん!」

QB「あ、杏子。おはよう!」

杏子「こんな朝早くからどこ行くんだ?部活動か?」

QB「僕は部活してないよ」

杏子「ということは帰宅部か?」

QB「どうしてその発想になるかな?そもそも僕は学校行ってないから部活動は関係ないよ」

杏子「え!?もしかして不登校?いじめられたのか?」

QB「君とは話がかみ合わないね」

杏子「まぁあたしも学校行ってないけどなっ!」キリッ

QB「そういえばそうだったね。自慢げに言うことではないけれど」

杏子「はぁ…学校かぁ…きっと楽しいだろうなぁ…行っておけばよかったかなぁ…」

QB「今からでも行けばいいじゃないか」

杏子「でも今さらあたしなんか…」

QB「大丈夫。杏子なら何とかなるさ。まだまだ若いんだしがんばりなよ」

杏子「そ、そうかな…へへ!ありがとなキュゥべえ!」

QB「きゅぷ!」

杏子「あれ?なんの話をしていたんだっけ?」

QB「君が僕に対して、どこに行くんだ?って聞いてきたんだろ?」

杏子「ああ、そうだった。朝からどこに行くの?部活動か?」

QB「話題がループしそうだね。部活動じゃないよ。朝ごはんを食べに牛丼屋に行くのさ」

杏子「おお、偶然だな。あたしも牛丼屋に行こうと思ってたんだ。一緒に行こうぜ」

QB「うん!」

―――
――

――牛丼屋

店員「いらっしゃいませー」

杏子「テーブル席行こうぜ」

QB「きゅぷ!」

すたっ

店員「ご注文おきまりすかー?」

杏子「牛丼大盛りとけんちん汁で」

QB「牛丼並盛とサラダください」

店員「かしこまりましたー」

QB「きゅぷ…お茶おいし」ずずず

杏子「あったけー」ずずず

店員「おまたせしましたー」ごとっ

杏子「お、早いじゃん!」

QB「早いね」

杏子「それじゃあいただきます!」もぐ

QB「あ…れ…?」

杏子「どうした?キュゥべえ?」もぐもぐ

QB「ここに座ってると…テーブルの上の牛丼まで手が届かないよ…!ぬぐぐ…!」ぐぐぐ…

杏子「そりゃそうだ。キュゥべえちっちゃいもん」もぐもぐ

QB「なんてこった…これじゃ食べられないよ…テーブルの上に座るのはお行儀悪いし…」

杏子「しゃあないな~…ほら、ここ。あたしの膝の上に座りな」ぽんぽん

QB「え?」

杏子「ほら、早く!」

ちょこん

QB「あ…これなら手が届くよ!ありがとう杏子!」

杏子「よかったな!なんならあたしが食べさせてやってもいいぞ~!へへへ!」

QB「ぼ、僕にもプライドがあるからそれはお断りするよ!きゅぷ!」もぐ

杏子「はいはい!」

―――
――

店員「ありがとうございやしたー」

とことこ

杏子「あー食った食った!」

QB「きゅぷ!おなかいっぱいだよ!」

杏子「さぁて、あたしはそろそろ行くかな~」

QB「僕もそろそろ帰るよ。またね。杏子」

杏子「ああ!またな!」

―――
――

QB「きゅっぷ♪きゅっぷ♪」とことこ

「ん?やたらきゅぷきゅぷ言ってる怪しいちびっこがいると思ったら…」

QB「きゅぷ?」くるっ

ほむら「あ、やっぱりキュゥべえだった。おはよう」

QB「ほむらじゃないか。おはよう」

ほむら「それにしても…どうしてキュゥべえが朝っぱらから外を出歩いているの?あなたは夜行性じゃなかったかしら?大好きなのはヒマワリの種で、ほっぺたに餌を収容する袋があって…」

QB「君は僕のことをハムスターだと思っているのかい?僕はインキュベーターだよ」

ほむら「えっ!?違うの!?キュゥべえってハムスターじゃないの!?」ガーン

QB「その反応は理不尽だ」

ほむら「なーんちゃって。ジョークよ。ジョーク」

QB「なんだジョークか…」

ほむら「ふふふ、でも似てない?『インキュベーター』と『ハムスター』って」

QB「『ター』の部分しか合ってないよ」

ほむら「まぁ、そんなことはどうでもいいのよ」

QB「自分から言い出したくせに…」

ほむら「ところでキュゥべえ。こんな朝からどこに行くの?河原にHな本でも拾いに行くのかしら?」

QB「男子中学生じゃあるまいしそんなことしないよ」

ほむら「ふふふ、ジョークよ」

QB「なんだジョークか…」

ほむら「あ、違った。ほむジョークよ」

QB「なぜ『ほむ』を付け加えた」

ほむら「なんか可愛いでしょ?サービスよ。感謝しなさい」

QB「わけがわからないよ」

ほむら「で、キュゥべえ。けっきょくのところどこに行くの?」

QB「杏子と牛丼を食べてきたのさ。で、今はその帰り道だよ。ほむらは?」

ほむら「私は早起きして朝のお散歩中よ。けっこう楽しいわよ。寒いけどね」

QB「偉いね、ほむら。それに比べてマミときたら…」

ほむら「あら、巴さんはお寝坊さんなの?」

QB「多分まだ寝てるね」

ほむら「でもまあ、寝る子は育つっていうし」

QB「あ、たしかにマミの胸はあの年頃の子にしてはよく育っているよね」

ほむら「くっ…!」ぎりっ

QB「うわ!こわっ!ちょっとほむら、突然こわい顔しないでよ!」

ほむら「…え?私そんなこわい顏してた?」

QB「うん。すごくこわかった」

ほむら「そう…二度とそんな顏しないって約束するわ」

QB「たのむよ。マジでこわかったから」

ほむら「交わした約束は忘れないわ」

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

すたすた

さやか「ん?あれ?ほむらにキュゥべえじゃん」

ほむら「あら、さやか。おはよう」

QB「おはよう。さやか」

さやか「おはよう。道ばたで何してるの?」

ほむら「世界平和について語り合っていたのよ」

QB「うそはよくないね」

ほむら「さやか、あなたは何してるの?どこかに行く途中?」

さやか「あたしは恭介のお見舞いに行く途中だよ。あんたらも来る?」

QB「そうだな…じゃあ行ってみようかな」

ほむら「それじゃ私も行くわ」

―――
――

とことこ

びゅお~… びゅお~…

QB「きゅ、きゅぷしっ!」くしゅんっ

さやか「あ、くしゃみ…寒いのキュゥべえ?」

QB「う、うん…ちょっと…」ぶるぶる

ほむら「しょうがないわね。私のセーターの中に入りなさい。あったかいわよ」

QB「う、うん…おじゃまします」ぴょんっ

もぐり

QB「きゅぷ!」ぽんっ!

QB「あったかいよほむら!」

さやか「カンガルーの親子みたいね」

ほむら「キュゥべえ、頭も引っ込めてみて」

QB「うん」もぐりっ

ほむら「…」ボインッ!

さやか「ほ、ほむらの胸がマミさん級にレベルアップした…!」

ほむら「ふふふ…!キュゥべえ、このまま病院まで行くわよ!」

QB「ええっ!?苦しいよぉ!」もぞもぞ

―――
――

――病院、上条恭介の病室

恭介「はぁ…退屈すぎるよ…一人でトランプするのにも飽きちゃったな…」

恭介「ババ抜きを一人でやっても最終的にババ持ってるのは自分だから100%僕の負けなんだよな…ルールに欠陥があるよ。マジで」

恭介「…」

恭介「なんかむらむらしてきたな…おっしゃ!」ぼろんっ

恭介「えっと…こっそり隠してるHな本は…っと」がさごそ

がらっ!

さやか「おまたせー!恭介ー!お見舞いに来たよー!」

恭介「うおおぉぉい!?」びくっ

さやか「うへ?」

恭介「ざあっしゅ!!」ばったーんっ がばっ

さやか「!?」びくっ

恭介「あ、あははは!いい天気だね!さやか!」あせあせ

さやか「ど、どしたの恭介…?なんか変だよ…?」

恭介「ななな、なんでもないよ!マジで!」あせあせ

恭介(や、やばい…!パンツ降ろしたままだ…!かろうじて布団で隠しているけど…まずいな…)

さやか「そう…あ!あのね、恭介!今日は友達も一緒に来てくれたんだよ!入ってもらっていいかな?」

恭介「え、ええ!?」

さやか「だめかな…?」しゅん

恭介「い、いや!そんなことないさ!かまわないよ!」

さやか「よかった!…ほむらー!入っていいよー!」

がらっ

ほむら「はじめまして…暁美ほむらです」ボインッ!

恭介(!)ドッキドッキリーン

恭介(な、なんだ!?この子はッ!?)

恭介(艶やかで長い黒髪に理知的な瞳!可愛いッ!ひたすら可愛いぞッ!)

恭介(そして…)ごくり

ほむら「?」ボインッ!

恭介(な、なんだあのおっぱいのでかさは!?ハンパないぞ!ハンパない!やばい!あのおっぱいに挟まれながら息を引き取るのならこの世に未練はないぞ!)

恭介(ああ!あのおっぱいに触れたい!触れたいよぉぉぉぉ!)むらむら

恭介(うわあああああ!)じたばた

さやか「きょ、恭介…?」

ほむら「あ…」もぞもぞ

恭介(!?…おっぱいが活発に動いている!?おっぱいが動くとは知らなかった!また一つ賢くなったぞ!)

ほむら「ちょ、ちょっとキュゥべえ?」もこもこ

QB「きゅぷっ!」ぽんっ

恭介(!?)

QB「ふぅー!苦しかった!そろそろ出るよ?ほむら」ぴょんっ

ほむら「…」ペッタンコ

恭介「な…!?」

さやか「ははは!ほむらのハイパー巨乳タイム終了だね~!」

QB「きゅぷ!」

ほむら「あーあ…」

恭介「…」ふるふる

さやか「ん?どしたの恭介?」

恭介「ち…!」

恭介「ちくしょぉぉぉ!本当はど貧乳じゃないかあぁぁ!騙されたぁぁ!金返せぇぇ!ちくしょぉぉぉ!うわあああ!」じたばた

さやか&ほむら&QB「…」

どさっ!

恭介「!?」どきっ

ほむら「ん?何かベッドから落ちたわ…」

さやか「こ、これは…」ひょい

QB「Hな本…だね…」

ほむら「Hな本ね…」

さやか「Hな本だ…」

恭介「そ、それはっ…!」がばっ

ぼろんっ!

さやか&ほむら&QB「!?」

恭介「あ…パンツ降ろしたままだった…」ぶらーん

さやか&ほむら「きゃ…」

さやか&ほむら「きゃああああぁぁぁぁ!!!」

QB「きゅぷうううううう!!!」

―――
――

QB(病室は冬の寒さとは別件の寒さに包まれ、そこに僕らの叫び声が響き渡った)

QB(上条恭介の下条チン介を目の当たりにした僕らは叫ぶほかになかったのだ)

QB(慌ててパンツをはく上条恭介、顏を真っ赤にして叫ぶ女子中学生たち、駆けつけるナース…手の施しようのないバカげた非日常がそこにはあった)

QB(その後、僕たちは何事もなかったように無言で病院を出た…)

―――
――

とことこ

さやか「なんか…ごめんね…」

ほむら「いいのよ…なにもなかった…なにもなかったのよ…うん…」

QB「…あ!そういえばマミに朝ごはんを買ってくるようにたのまれたんだった!」

ほむら「朝ごはん?もうすでにお昼に近いけど…」

さやか「あ!ねぇ、キュゥべえ。マミさん家に遊びに行っていい?」

QB「いいよ!おいでよ!」

ほむら「あ、私も行きたいわ」

QB「うん!あ、どうせならまどかと杏子も呼ぼうか!」

―――
――

がちゃっ

QB「ただいまぁ。マミ、朝ごはん買ってきたよーコンビニ弁当だけどー」

さやか&ほむら&まどか&杏子「おじゃましまーす」

QB「マミー?」

マミ「…」すーすー

QB「まだ寝てる…もう昼の12時なのに…」

まどか「マミさん起きてー」ゆさゆさ

ほむら「起きなさーい」ゆさゆさ

QB「マミ、起きてよー」ゆさゆさ

マミ「…ん」すぴーすぴー

QB「マミ、ごはん買ってきたよー焼肉弁当だよーおいしいよー」

マミ「ん…?ふえぇ!?ご、ごはん!?焼肉!?ど、どこ!?」がばっ きょろきょろ

杏子「あ、起きた!」

マミ「うえぇ…?」

さやか「ぷぷ…!おはよう、マミさん!」

まどか「おじゃましてまーす!」

マミ「ふぁ!?な、なんで!?なんでみんながここにいるの!?えっえっ!?」

QB「僕が連れてきたのさ。マミ、もう昼の12時だよ?いくらなんでも寝すぎだよ」

マミ「え…?ふえぇ!?な、なんでもっと早く起こしてくれなかったのよぉ!キュゥべえのアホ~!」ぺちぺち

QB「きゅぷっ!全然起きなかったくせに!」

―――
――

マミ「みんな、みっともないところ見せちゃったわね…ごめんなさい…そしてお弁当おいし…」もぐもぐ

さやか「ふふ…!だらしないマミさんも可愛かったですよ。なんか得しちゃったわ」

ほむら「そうね。録画しておけばよかったわ」

マミ「て、照れるわ…そしてお弁当おいし…」もぐもぐ

QB「寝て食べてばっかりだと太るよ」

マミ「そいっ!」ばしっ

QB「きゅぷっ!」ふらっ

>>111
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

マミ「みんな集まったことだし、女子会でもしましょうか」

杏子「女子会?」

まどか「お茶とお菓子食べながら女の子だけでおしゃべりする画期的な会だよ!」

杏子「お菓子っ!!」がたっ

マミ「あ…ごめんなさい。お菓子用意してなかったわ」

杏子「うう…」しゅん

マミ「大丈夫よ佐倉さん。お菓子はキュゥべえが買ってきてくれるから!」

QB「え…えぇっ!?」

ほむら「いってらっしゃい。キュゥべえ」

さやか「ポテトチップスは絶対に買ってきてね」

QB「ちょっと待ってよ!なんで僕が買いに行かなきゃいけないのさ!」

マミ「だって外寒いし…」

QB「寒いのは僕だって一緒さ!」

マミ「それにキュゥべえ白くて丸くてきゅぷきゅぷ言ってるから…」

QB「なんだよその理由!ていうかすでに理由になってないよ!」ぷんぷん!

まどか「まあまあ!キュゥべえ、落ち着いて」

QB「マミのアホー!」ぺちぺち

マミ「ふふ!冗談よ。ごめんねキュゥべえ。ここは平等にじゃんけんで買い出しに行く人を決めましょうか!」

ほむら「いいわよ」

杏子「いいぜー!絶対負けないぞ!」

さやか「よっしゃー!」

まどか「負けないよー!」

QB「よーし!」

一同「最初はグー!じゃんけん…」

一同「ぽん!」

マミ→チョキ
まどか→チョキ
ほむら→チョキ
さやか→チョキ
杏子→チョキ
QB→パー

QB「ぬあああああああ!!!」ガーン

QB「そ、そんな…!」がくっ

杏子「けっきょくキュゥべえが買いに行くのか」

ほむら「これが運命だと思ってあきらめなさい」

QB「う、うわあああん!マミー!」だきっ

マミ「あー、よしよし…泣かないでキュゥべえ」なでなで

―――
――

――コンビニ

わいわい! きゃっきゃ!

まどか「けっきょくみんなで買いに来ちゃったね」

さやか「まぁ、キュゥべえだけ行かせるのはかわいそうだしね」

ほむら「よかったわね。キュゥべえ」

QB「うん!」

杏子「チョコ買お!チョコ!」

マミ「あ、スルメも買っとく?おいしいわよ。スルメ」

―――
――

QB(そのあと、マミの家にもどった僕たちは日がくれるまでずっとおしゃべりしていました)

QB(おかしはおいしいし、女の子たちのおはなしはとてもおもしろくて、僕はしあわせなきぶんになりました)

QB(僕はまいにちこんなふうに楽しくすごせたらとてもいいなぁと思いました)

―――
――

まどか「マミさん、今日はありがとうございました!」

ほむら「おじゃましました」

さやか「おじゃましましたー…って、うわ!外真っ暗だよ!」

杏子「またなー!」

マミ「うん!また来てね、みんな!」

まどか「キュゥべえもまたね!」

QB「うん!またね!」

―――
――

マミ「ふぅ…みんな帰っちゃったわね」

QB「うん。ちょっとさみしいね」

マミ「キュゥべえ、夕飯どうする?今日は外で食べよっか?」

QB「うん!」

マミ「よし!それじゃファミレス行こっか!」

―――
――

――ファミレス

店員「いらっしゃいませ!2名様ですか?」

マミ「はい。人間1人とインキュベーター1匹です」

QB「きゅぷ」

店員「禁煙席でよろしいでしょうか?」

マミ「はい。あ、幼児用のイスってありますか?」

店員「はい!ご用意いたしますね。ではあちらの席へどうぞ!」

マミ「よかったわね。キュゥべえ用のイスあるって。ぷぷ!」くす

QB「笑わないでよ!」

とことこ

すたっ

マミ「さぁーて、何食べようかな♪」ぱらっ

QB「どれもおいしそうだね」

マミ「う~ん…最近体重が気になるのよねぇ…このヘルシーレディースセットにしようかしら?」

QB「いいね。ぐうたら少女のマミにぴったりだよ」

マミ「失礼ね…キュゥべえはどれにするの?」

QB「僕は…チーズハンバーグセットにしよ」

マミ「決まりね。じゃあ店員さん呼ぶわね」ぽちっ

ぽーん♪

とことこ

店員「はい!お伺いします!」

QB「えっと、チーズハンバーグセットお願いします」

マミ「私はヘルシ……スペシャルステーキセットお願いします!あ、ライス大で!」

QB「おい」

店員「かしこまりました!少々お待ちください」

QB「マミ…体重気にしてるんじゃなかったのかい?なんだよ…スペシャルステーキセットって…」

マミ「てへ♪だって食べたくなったんだもん!」

QB「太るよ」

マミ「もう!別にいいじゃない!成長期なんだから!」ぺちっ

QB「きゅぷっ!」ふらっ

―――
――

店員「おまたせいたしました。チーズハンバーグセットとスペシャルステーキセットです」ごとっ

マミ「あ!ありがとうございます!」

QB「きゅっぷ!」

じゅーじゅー

マミ「おいしそう!いただきます!」

QB「いただきまーす!」

もわわわわわ…

QB「ん?なんだ?景色が歪んでいく…」

マミ「おいし♪」もぐもぐ

しーん…

QB「はっ!?お店にいた人たちがみんな気を失っている!これは…!」

マミ「キュゥべえ、どうしたの?食べないの?おいしいわよ」もぐもぐ

もわわわわ~ん…

QB「結界が出来上がった…!マミ!魔女だ!早く変身を!」

マミ「キュゥべえのもおいしそうね…一口ちょうだい!」ひょい ぱく!

QB「食べてる場合じゃないよ!」

魔女「ウェェェ!」

QB「ああ!魔女が来たよ!マミー早く戦ってよー!」あたふた

マミ「ちょっと待ってて…これ食べてから…」もぐもぐ

QB「マミー!」ゆさゆさ

マミ「ちょ、ちょっと待っててよ…ていうかキュゥべえが戦えばいいんじゃない?」もぐもぐ

QB「え、ええ!?僕が!?」

マミ「うん!大丈夫、ベテラン魔法少女の私が指示出してあげるから!」もぐもぐ

魔女「ウェェ?ナニィ?キミタチ~?」

QB「き、来た!くそー!こうなったらやってやるー!」

マミ「よしキュゥべえ!まずは威嚇よ!吠えて魔女をビビらせるのよ!」もぐもぐ

QB「威嚇!?よ、よーし!」

QB「がおー!」

魔女「チョ、ヤメテェ~!ウルサイヨォ~!」ぶんぶんっ

ばしっ!

QB「きゅぷ!?」がくん

マミ「あら…?」

QB「ちょ、ちょっとマミ~!全然ダメじゃないか~!」

マミ「大丈夫!次は挑発よ!魔女に背を向けてしっぽを振りなさい!挑発で魔女が冷静さを失ったところを攻撃するのよ!」もぐもぐ

QB「わ、わかったよ!挑発だね!よし!いくぞー!」くるっ

QB「きゅっぷいきゅっぷい!」ふりふり

魔女「チョ、ナニソレェ?スゲェムカツクンダケドォ~!」ぶんぶんぶんぶんっ

べちんっ! ばしんっ!

QB「きゅぷーーー!」ずしゃああ!

マミ「あれ…?」

QB「うぅ…マミ~!」ぼろぼろ ぐすん

マミ「しょうがないわね!こうなったら必殺技よ!キュゥべえ!ミサイル攻撃!」もぐもぐ

QB「よ、よーし!」

QB「…」

QB「えっ」

魔女「ナニヤッテルノォ?コウゲキシテコナイナラコッチカライクヨォ?」ぶんぶん

マミ「ほら!キュゥべえ!早く!」もぐもぐ

QB「な、何言ってるんだよマミ!ミサイル攻撃なんて出来るわけ…」

ぱかっ

しゅば~ ドン! ドン! ドン!

QB「え…えぇ!?僕の背中からミサイルが出たよ!?」

ドーン! ドーン! ドーン!

魔女「ウグゥゥ!?ヤ、ヤラレタァ…!」ばたっ

QB「どういうことなの…」

しゅおんっ

マミ「あ、結界がとけたわね」

QB「うん…とけたね…」

がやがや… ざわざわ…

マミ「あ!みんな意識を取り戻したわ!お手柄よ!キュゥべえ!」

QB「う、うん…」

マミ「さぁ!気を取り直して食べましょうキュゥべえ!」

QB「マ、マミ…僕の背中からミサイルが…!」がくがく

マミ「ふふふ!こんなこともあろうかと実はキュゥべえが眠っているときに私の魔法でこっそり仕込んどいたのよ。使いきりだからまた仕込んでおくわね!」

QB「勝手になにやってんだよ!きゅぷァ!」ぺちっ

マミ「ふふふ!ごめーんね♪」

QB「まったく!食べてばっかで全然戦わないし!20歳で魔法少女の契約は終了なんだからそれまでもうちょっとがんばってよ!」

マミ「はいはい!明日から本気出します!」

QB「絶対だよ!」

―――
――

――マミさん家

がちゃっ

マミ「ふぅ…帰ってきたわ!おなかいっぱい!満足満足!」

QB「きゅぷ。おいしかったぁ!」

マミ「今日はお疲れ様、キュゥべえ!いろいろありがとね!」

QB「て、照れるよ…マミ…」

マミ「キュゥべえ…」

QB「ん?どうしたんだいマミ?」

マミ「うぅ…!キュゥべえ!」だきっ

QB「きゅぷ?マミ?」ぎゅうぎゅう

マミ「明日…!明日は月曜日…!恐怖の月曜日がやってくる…!うぅ…いやだぁぁ!キュゥべえ~!」ぐすぐす

QB「あー、よしよし…泣かないでマミ」なでなで

マミ「うぅ…!キュゥべえ~…今日は一緒に寝ようよぉ…」ぐすん

QB「やれやれ…いいよ、マミ。今日は一緒に寝よっか」

マミ「ありがとう!キュゥべえ!愛してる!」だきしめっ

QB「きゅっぷい!」

マミ「…愛してるからお風呂掃除もお願いね♪」にこっ!

QB「はぁ…」がくっ


QB(こうして今日ぼくは一日中マミにふりまわされました。とてもつかれたけれど、これはこれで楽しかったです。マミといっしょにすごすまいにちはとてもおもしろいです。ぼくはこんな日々がずっとつづいたらいいなぁと思うのでした)

おわり

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