男「だ、誰か一緒に…」(10)

イッショノハンニナロー オマエモコイヨ ヨロシクー

俺は男。12歳。

今は、修学旅行の活動班を決める時間。

なのだが、俺はずっと席についたままだ。

理由は簡単。

誘いはないし、誘えれないからだ。

だから、さっきから席についてうつ向いている。

どうせ、いないと思うけど周りにボッチは居ないか探すとしよう。

>>3 居たか居なかったか

居た
根暗で悪い意味有名な女の子とかどうだろう?

アドバイスまでありがとう。

居たには、居た。

が、そいつは女といって根暗で、ある意味有名なやつだ。

…。

話しかけるか?

いや、やめとこ。

うちのクラスは30人いる。

で、5人の班を6作るから、余らない計算だ。

どうせ最後に(晒されながらだが)、どこかに入れるだろう。

軽く寝るか。

と、俺が机にうつ伏せようとしたら

「ねぇ」

誰かに呼ばれた。

そこに居たのは。

女教師「男君、一人ね?」

先生だった。

男「…はい」

女教師「そう…。」

男「…。」

女教師「…みんなね、男君と回りたくないんだって。」

男「…え?」

女教師「『お風呂入ってなさそう』、入ってるよね?」

男「…入ってません。」

女教師「…デブといたくない。」

男「…」グス

女教師「…」

ホモォ「俺とまわろうぜ?」

ホモォ「…さぁ?」

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