真「765プロのみんなってかわいいよね」(154)

伊織「どうしたのよ、急に」

真「いや、ボクってどちらかというと女の子から人気があるじゃない?」

伊織「確かにそうね」

真「でもやっぱり男の人からの人気が欲しいじゃない?」

伊織「じゃない?って言われても」

真「だから765プロのみんなを観察することにしたんじゃない?」

伊織「とりあえずその口調どうにかならない?」

真「今のアイドル業界を生き抜くには分析も必要だと思ったんだよ」

伊織「口調戻ったわね、それで?」

真「男の人から人気のあるみんなを観察すれば、なにか分かるかと思って」

伊織「ああ、なるほどね」

真「だからちょっと僕の話に付きあってくれないじゃない?」

伊織「さっきから何なのそれ?

真「まずは春香」

伊織「私のツッコミは無視なのね」

真「春香の人気はやっぱり女の子らしさだと思うんだよね」

伊織「それはその通りだと思うわ」

真「料理上手なところ、健気で一途そうなところ!」

伊織「男から見たら魅力的でしょうね」

真「だからボクがそれを参考にしたらどうなるかというと」

伊織「えっ?」

真「『ほらアナタ、晩ごはんできたわよ!』」

真「『今日はあなたのために健康なメニューにしたんだから!』」

真「『ほーら、ほっぺにご飯つぶついてるわよ!ヒョイパク!』」

伊織「急に寸劇始まったんだけど」

真「『え?今日のポイント?』」

真「『そりゃあもちろん高タンパク低カロリーで筋トレ後に最適な』」

真「『さ、さ、み☆』」

真「『うー……』」

真「『まっこまっこりーん!!!!!』」

真「…」

伊織「ドヤ顔でこっち見るのやめてくれないかしら」

伊織「いろいろと言いたいことがあるわ」

真「どうぞ」

伊織「ささみってのは別に悪くないのよ、おいしいし」

真「だよねだよねっ!へへっ、やーりぃ!」

伊織「やってないわよ、何よ筋トレって」

真「筋トレは筋トレだよ、伊織…大丈夫?」

伊織「筋トレそのものの意味を聞いたんじゃないわよ」

昔の髪型が好きなのは俺だけか?

これは良いまこりん

伊織「私が言いたいのは、女の子は筋トレなんてなかなか言わないってことよ」

真「うーん、そうかなあ」

伊織「だって考えてもみなさい、たとえば春香から部活後に」

真「うん」

伊織「『先輩!これ…ささみのソテーとプロテインです!』って渡されたらどう?」

真「そそるね」

伊織「私が間違ってたわ」

女の子らしくないことを気にしてるのが女の子らしくて可愛いんじゃないか!!

>>34 うんうん

 俺 「先輩!これ…ささみのソテーとプロテインです!」

真「チョコ味ならなおいいね」

伊織「普通は『スポーツドリンクです』とか『タオルです』とかよ」

真「ボクは伊織の言った例のほうがいいけどなー」

伊織「男からしたらあんまり詳しくないほうがグッとくるんじゃないの?」

真「ねえ伊織」

伊織「なによ」

真「ドリンクはちゃんと3倍に薄めてあるよね?」

伊織「知らないわよ」

>>31
にわかファンは2の髪型

古参はショートだと勝手に思ってる
まぁどっちもかわいいよ!

>>40 僕「俺くんありがとう!お礼にダンベルあげるよ」

>>42 そだな、両方かわええことにはかわりはないな

真「次に千早」

伊織「意外にさらっと行くのね」

真「千早はストイックなところかなぁ、歌も上手いし」

伊織「ファンに媚びすぎないのも人気のひとつかもね」

真「…」

伊織「無言で腕立ての姿勢をとるのはやめてもらえるかしら」

>>44
 俺 「僕くん/////   ありがと・・・////」

>>50 僕「///」

真「ストイックって言ったらこれしか思いつかなかったんだ…」

伊織「なんですぐに筋トレに結びつけるのよ、アンタは」

真「でも最近の千早は笑顔も増えたよね」

伊織「それも一種のギャップかしらね」

真「腕立てをしたあとにポーズを決めて笑顔を見せるというのは」

伊織「それはただのボディービルダーよ」

\キレてるキレてるー/  \ナイス笑顔で~す/

伊織「それはただのボディービルダーよ」 たしかにwww

真「難しいなー千早は!なんだよもう!」

伊織「逆ギレもいいとこね」

真「次は美希」

伊織「テンションの差についていけない私がいるわ」

真「やっぱり美希の『なの!』はかわいいじゃない?」

伊織「もしかしてそれ口癖みたいにしようと思ってたの?」

真「まっこまっこりーん!なの!」

伊織「10倍増しくらいでくどくなったわね」

真「へへっ!やーりぃ!なの!」

伊織「胃もたれがするわ」

真「続いて雪歩」

伊織「美希終わりなの!?」

真「あふぅ、サーキットトレーニング3セットやったから眠いの…」

伊織「思わず勢いのあるツッコミをしてしまったわ」

真「雪歩はやっぱり守ってあげたくなる感じかな」

伊織「相変わらずマイペースねアンタ」

真「犬が苦手とか男の人が苦手とか…ずるいよね!」

伊織「じゃあアンタも苦手アピールすればいいじゃない」

真「バニラ味は苦手だね」

伊織「まったくそそらないわね」

真「そそれよ!」

伊織「初めて聞いたわそんなツッコミ」

真「あとはアレかな」

伊織「アレ?」

真「穴掘って、埋まってまーっす!」

伊織「アンタが言うとすごい前向きね」

真「まあ雪歩の魅力はボクには出せないや」

伊織「じゃあ最初から検討しなくていいじゃない」

真「次は亜美」

伊織「ああ、亜美真美ね」

真「伊織」

伊織「なによ」

真「亜美と真美は分けて考えなきゃダメだろ」

伊織「なかなかの上級者ねアンタ」

やよいと亜美は未来に生きる。途中で手折るなんてもったいない
真美は思春期の今こそ美しい

真「亜美は無邪気さが魅力だよね」

伊織「まあ一番年下なわけだしね」

真「兄ちゃん兄ちゃーん!」

伊織「なによ急に」

真「続いて真美」

伊織「アンタ亜美のこと嫌いなの?」

真「真美は最近思春期だからね!」

伊織「髪も伸ばし始めたしね」

真「ボクだって伸ばしたよ!」

伊織「そうね」

真「ねえねえ伊織」

伊織「?」

真「ボクも髪伸ばしたよ!」

伊織「はいはいかわいいかわいい」

かわいいな

真「次はやよい」

伊織「やよいとアンタは似てるんじゃない?」

真「どこらへんが?」

伊織「元気なところとか、一生懸命なところとか」

真「ボクが『うっうー!』って言ったらどう思う?」

伊織「かけ声かと思う」

巨人「このテンポ…ノリ…素晴らしい!
いいコンビだと思います!
今年の『お笑い新人賞』はこの二人できまりやね。↓

真「ハイ、ターッチ!」

伊織「得点が入ったのかと思う」

真「今日の晩ごはんはもやしですー!」

伊織「体絞ってるのかと思う」

真「おはようございますー!」ガルーン

伊織「風圧で死人が出る気がする」

真「おい!」

伊織「まあアンタにやよいの真似は無理ね」

真「なんだか意味深だね」

伊織「いいから早く次にいきなさいよ」

真「じゃああずささん」

伊織「…」

真「…」

伊織「おっぱ」

真「黙れ」

真「あずささんの雰囲気は真似できないなー」

伊織「もういろいろと違うもの」

真「思ったんだけどさ」

伊織「うん」

真「あずささんと結婚したくない?」

伊織「否定しないわ」

真「あら~?道に迷って青森に来てしまったわ~」

真「家に帰ったらさ」

伊織「うん」

真「食べきれないくらい晩ごはん作っててさ」

伊織「ええ」

真「おなかいっぱいでソファーに二人並んで座ってさ」

伊織「…」

真「『ちょっと休ませてくださいね』って肩に頭乗せられたくない?」

伊織「たまんないわね」

真「それじゃあ律子にいこう」

伊織「ここまで来たら付き合うわよ」

真「律子もギャップ萌えだと思うんだ」

伊織「萌えて」

真「一見キャリアウーマンな律子がたまーに見せる弱い部分」

伊織「あー」

真「仕事がうまくいってなくて落ち込んでる律子に」

伊織「うん」

真「後ろから缶コーヒーをほっぺにつけてあげたい」

伊織「私やったことあるわよ」

真「どうだった?」

伊織「『ひんっ!』ってなってた」

真「かわいすぎるだろっ…!」

伊織「まあアレは律子ならではって感じね」

真「ボクには無理かなー」

伊織「普段のキャラが大事なのかしらね」

真「次は響かな」

伊織「響もアンタと似てるわよね」

真「そうかな?」

朝までとは言わず夜まで

伊織「元気なところもそうだし、ダンス好きスポーツ好きとか」

真「そう言われればそうかもしれないけど」

伊織「何がひっかかるのよ」

真「いや、響ってああ見えて女の子らしいんだよ?」

伊織「それアンタが女の子らしくないって言ってるのと同義よ?」

真「料理も得意だし、編み物もできるし」

伊織「そういえば女子力高いわね」

真「女子力(笑)」

伊織「女がその反応するのはどうかと思う」

真「でも響が意外と女の子らしいのは事実だしなー」

伊織「アンタはそういう部分無いの?」

真「ぼ、ボクだってクッキーとか作るよ!」

伊織「うまくいったの?」

真「…」

伊織「…」

真「…プロデューサーが倒れた」

伊織「次は貴音ね」

真「貴音さんはなんかもう…」

伊織「次元が違う感じがするわね」

真「あなた様…?」

伊織「あ、ちょっとキュンときた」

真「らぁめん…?」

伊織「替え玉4、5杯は頼みそう」

真「それ貴音さんも一緒じゃない?」

伊織「言われてみればそうね」

真「貴音さんって実は子どもみたいなところあるしね」

伊織「あれは世間知らずって言うんじゃないの?」

真「そこらへんもかわいさの要因だよ」

伊織「まあ天然お嬢様は定番っちゃ定番よね」

真「…げろっぱ!」

伊織「ビーム出しそう」

真「おい!」

伊織「まあ貴音は私でも真似できると思わないもの」

真「じゃあ最後は伊織だね」

伊織「わ、私は別にいいじゃない」

真「ダメだよ!765プロのみんなを分析するって決めたんだから!」

伊織「…じゃあアンタ的に伊織ちゃんはどうかわいいのよ」

真「…」

伊織「すぐ言いなさいよ!」

真「そうやってツッコんでくれるところとかいいよね」

伊織「はあ?」

真「結局みんなのことを気遣ってくれるところとか」

伊織「…アンタたちが馬鹿ばっかやってるからよ」

真「そういうツンデレもたまんないよね!」

伊織「本人目の前なんだからちょっと遠慮しなさいよ」

真「ツンデレならボクもすぐ出来そうだなあ!」

伊織「別にしなくてもいいんじゃない?」

真「へ?なんで?」

伊織「真はそのままが一番かわいいからよ」

真「!」

真「…ば、ばか……///」

伊織(あ、ツンデレ)


おっわおっわりーん!

おっつおっつりーん!

というわけでおわりです
盛り上がりもキマシも無くてごめんね!
というかツンデレの定義がよく分からないけど、オチはこれで勘弁してください

この前なにかのアイマスSSスレで「アイマスSSが減るの悲しい」みたいな書きこみ見て、共感したので書いた
初SSだったのでよく分からないところもあったけどこれから時間があるときに書いていければいいなあと思ってます

そんじゃおやすみ!読んでくれてありがとー

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