大原みちる「こちらみちる、配置についた。」 (25)

書き溜めが無いので少しずつ投下して行きます


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ありす「了解しました。指示はこちらから出します。ただし、何か不測の事態が起きたときは……」

みちる「あたしの判断に任せる、でしょ?」

ありす「…はい。……あの、みちるさん。」

みちる「んー?なにー?」

ありす「どうか無事で……必ず、必ず生きて帰って来てください…。」

みちる「あははー!だいじょぶだいじょぶー!なーんにも心配いらないってー!」

ありす「…ご武運を。通信アウト。」

みちる「………ふぅ。」

みちる(ありすちゃんも無茶なこと言うな~。)

みちる(どうか無事で、なんて、これから戦場に向かう人に言っちゃダメなんだよ?)

みちる「……そろそろ、かな。」

みちる(…行こう。戦場の一番奥へ……)

みちる(あたしがあたしであることを、証明するために……)

とりあえずここまで
この土日で完結までもっていきたいです

すいません、仕切り直します

ありす『了解しました。指示はこちらから出します。ただし、何か不測の事態が起きたときは……』

みちる「あたしの判断に任せる、でしょ?」

ありす『…はい。……あの、みちるさん。』

みちる「んー?なにー?」

ありす『どうか無事で……必ず、必ず生きて帰って来てください…。』

みちる「あははー!だいじょぶだいじょぶー!なーんにも心配いらないってー!」

ありす『…ご武運を。通信アウト。』

みちる「………ふぅ。」

みちる(ありすちゃんも無茶なこと言うな~。)

みちる(どうか無事で、なんて、これから戦場に向かう人に言っちゃダメなんだよ?)

みちる「……そろそろ、かな。」

みちる(…行こう。戦場の一番奥へ……)

みちる(あたしがあたしであることを、証明するために……)

ー10:00 ? 作戦開始まで3時間ー


みく「ドームバニラ?」

みちる「そう!外はほどよい硬さがあって中はしっとりふんわり、周りにはポクポクした甘さの耳がついてて……あーっ!もう思い出すだけでぇ…あははー……」キラキラ

みく「ふーん、そんなパンがあるのにゃ。それで、そのドームバニラがどうかしたのかにゃーん?」

みちる「……ハッ!?そ、そうだ!そのことでみくちゃんに手伝ってほしいことがあるんだった!」

みく(あ、これは面倒なことになるやつだにゃー。きっとその『手伝ってほしいこと』とやらを聞いたが最後、みちるちゃんは逃がしてくれないにゃー…)

みく(こういう時は、適当な理由をつけてトンズラこくに限るにゃ。)

みちる「みくちゃん、まずはこn「あー!ごめんにゃみちるちゃん!」

みく「実はみく、ちょっと凛ちゃんに用があったんだにゃー!」

みく「悪いけど、この話はまた今度にしてほしいにゃ。」

みちる「そ、そうなんだ。ごめんね…勝手に盛り上がっちゃって……」シュン…

みく(うう…そんな顔しないでほしいにゃ……みくの良心が咎めるにゃー……)

みく(でも、それでもみくはこの部屋を出ていくにゃ。みくは自分をまげないよ!)キリッ

ガチャッ

凛「おはよ。」

みちる「あっ凛ちゃん!おはよー!」

みく「…神様なんていないにゃ……」

凛「…?どうしたのみく?なんか元気ないみたいだけど……」

みく「そ、そんなことないにゃ、みくはいつも元気いっぱいだにゃー!」

みちる「みくちゃん、ちょうど凛ちゃんが来てくれてよかったね!」

みく「うにゃ!?そ、そうだにゃー……」

凛「ん?どうしたのみく?わたしに何か用?」

みく「そ、そうなのにゃー……えぇと、えーと……」ダラダラ

みく(どうしようどうしようどうしよう…)

凛「…?みく?」

みく(なにか、なにか言わないと……えぇと、えーっと……)


みく「凛ちゃんにも、猫キャラとして売りだしてほしいにゃー…にゃーんて……」

凛「は?」

みく(って、なに言ってるにゃ!そーなったらまたみくのアイデンティティがクライシスにゃ!)

凛「いや、無理だけど……」

みく「な、ならいいのにゃ…あ、用事はこれでお終いにゃ!きれいさっぱり忘れてほしいのにゃ!」

凛「…ふーん。」

みちる「あのー、凛ちゃん?」

凛「ああ、ごめんみちる。放っておいちゃって……」

みちる「ううん、気にしないで!それでね、凛ちゃん、手伝ってほしいことがあるんだけど…」

凛「わたしにできることなら手伝うけど……みくもいいよね?」

みく「にゃっ!?みくもかにゃ!?」

凛「どうせ暇でしょ。私への用事も終わったみたいだし。」

みく(うぅ…みくのばか……)グスン

>>10文字化け訂正です

ー10:00ー
ー作戦開始まで3時間ー


みく「ドームバニラ?」

みちる「そう!外はほどよい硬さがあって中はしっとりふんわり、周りにはポクポクした甘さの耳がついてて……あーっ!もう思い出すだけでぇ…あははー……」キラキラ

みく「ふーん、そんなパンがあるのにゃ。それで、そのドームバニラがどうかしたのかにゃーん?」

みちる「……ハッ!?そ、そうだ!そのことでみくちゃんに手伝ってほしいことがあるんだった!」

みく(あ、これは面倒なことになるやつだにゃー。きっとその『手伝ってほしいこと』とやらを聞いたが最後、みちるちゃんは逃がしてくれないにゃー…)

凛「…?どうしたのみく?なんか元気ないみたいだけど……」

みく「そ、そんなことないにゃ、みくはいつも元気いっぱいだにゃー!」

みちる「みくちゃん、ちょうど凛ちゃんが来てくれてよかったね!」

みく「うにゃ!?そ、そうだにゃー……」

凛「ん?どうしたのみく?わたしに何か用?」

みく「そ、そうなのにゃー……えぇと、えーと……」ダラダラ

みく(どうしようどうしようどうしよう…)

凛「…?みく?」

みく(なにか、なにか言わないと……えぇと、えーっと……)


みく「凛ちゃんにも、猫キャラとして売りだしてほしいにゃー…にゃーんて……」

凛「は?」

みく(って、なに言ってるにゃ!そーなったらまたみくのアイデンティティがクライシスにゃ!)

凛「いや、無理だけど……」

みく「な、ならいいのにゃ…あ、用事はこれでお終いにゃ!きれいさっぱり忘れてほしいのにゃ!」

凛「…ふーん。」

みちる「あのー、凛ちゃん?」

凛「ああ、ごめんみちる。放っておいちゃって……」

みちる「ううん、気にしないで!それでね、凛ちゃん、手伝ってほしいことがあるんだけど…」

凛「わたしにできることなら手伝うけど……みくもいいよね?」

みく「にゃっ!?みくもかにゃ!?」

凛「どうせ暇でしょ。私への用事も終わったみたいだし。」

みく(うぅ…みくのばか……)グスン

みちる「みくちゃん、無理に手伝わなくてもいいんだよ?」

みく「いや…みくも手伝うにゃ。きっと、それが正しい答えだったんだにゃー……」

みちる「本当!?ありがとー!それでね、ちょっとこの写真を見てほしいんだけど…」スッ

凛「…なにこれ?パン?」

みく「ボールを半分に切ったみたいな形だにゃ。もしかしてこれがドームバニラかにゃ?」

みちる「そう。あ、凛ちゃんにはまだ説明してなかったけど、このパンはドームバニラっていって、優しい甘さと絹のような舌触りが…」

みく「ようするに、とってもおいしいってことにゃ。」

凛「へぇ…確かにおいしそうだね。それで、このパンがどうかしたの?」

みく「もしかして、『ドームバニラを買い占めるのを手伝ってほしい』とかかにゃ?」

みく「それはだめにゃ!おいしいものは沢山の人に食べてもらいたいって、パン屋さんもきっと思ってるはずにゃ!」フンス

みちる「ちがうよ!いくら私でも、そこまで食い意地はってないよ!」

みく・凛(どーだか。)

みちる「ドームバニラはおいしいけど、今日狙ってるのはこっちのジャンボバニラで……」スッ

凛「また写真?って、これ……」

みく「…デカすぎだにゃ……」

凛「隣にあるドームバニラと比べて、直径が3倍くらいあるんだけど……」

みちる「正確にはドームバニラが12cmで、ジャンボバニラが40cmだから約3.3倍だけどね。」

凛「そ、そうなんだ……」

みちる「それでこのジャンボバニラなんだけど、週に1個しか作らないから、すぐ売り切れちゃうんだ。」

みちる「私も毎週頑張ってるんだけど、まだ一度も買えたことがないんだよねー……」ションボリ

みく「なるほどにゃーん。」

凛「今日がその週に一度の日で、私たちにジャンボバニラを買うのを手伝ってほしいってことね。」

みちる「そういうこと!ねぇ、ジャンボバニラを買えたら、凛ちゃんたちにも分けてあげるからさ。おねがいっ!」

凛「私はいいよ。今日はもう仕事ないし。」

みく「みくもオッケーだにゃ!なんかお腹もすいてきたしにゃー。」

みちる「ありがとー2人ともー!そうと決まったら他にも協力してくれる人を探さないと!」

凛「それじゃ、3人で手分けして探そっか。さっき何人か給湯室にいるの見かけたし。」

みく「よし、それじゃあいくにゃー!」

みちる「待って!2人とも、間違ってもこずえちゃんとか連れて来ちゃダメだよ。ライオンの檻に肉離れしたウサギを入れるようなものなんだから……」

みく「にゃはは~!みちるちゃん大げさにゃ~!」

みちる「みくちゃん。」キッ

みく「わ、わかったにゃー……」


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