女P「朝目が覚めたら女の子になっていた……」(1000)


P「女の子になりたいなー」ボソッ

春香「えっ!?プ、プロデューサーさん?!」

P「女の子になりたいわー」

春香「ど、どうしたんですか?」

P「なんか男の社会に疲れちゃったよ俺…」


春香「男の社会ですか?」

P「もう毎日がサービス残業祭だしさ…」

春香「はぁ…」

P「やっと仕事終わったと思ったら社長に飲みに誘われて…」

春香「……」

P「もう寝る暇も無くてさ…正直しんどい……」


P「働けど働けどじっと手を見るってやつ?」

春香「……」

P「そんな時にお前たちアイドルを見てると羨ましくてさ…それで、女の子になりたいなぁと思ったんだ」


春香「女の子の社会も結構大変なんですよ?」

P「え、そうなのか?」

春香「プロデューサーさんは男の人だから感じないかも知れませんけど……」

P「ふーん」


P「なんか済まなかったな。変な愚痴聞いてもらっちゃって」

春香「いえいえ。私で良かったらいつでも相談してくださいね!プロデューサーさん!」

P「春香は優しいなぁ」

ナデナデ

春香「テヘへ……///」

春香が普通の扱い受けるSSとは珍しい


支援


ー765プロ事務所ー

律子「……よし!終わった!それじゃ、お先に失礼しますね」

P「あ、ああ。俺はまだ仕事あるから残っていくよ……」

律子「あんまり無理しないでくださいね?」

P「ありがとうな。気をつけて帰れよ」

律子「はーい!失礼しまーす!」


P「(こりゃ今日も午前様決定だな……)」


AM01:00

P「……よし!やっと終わった!これで今週のスケジュールはばっちりだ!」


P「ふう…早く帰ろう……」


社長「君。」

P「しゃ、社長……」

社長「今あがるところかい?良かったらこのあと一杯どうかね?」クイッ

P「よ、喜んで……」ガクリ


ーたるき亭ー

社長「さあさあ、遠慮はいらないぞ!じゃんじゃんやってくれたまえ!」

P「あ、ありがとうございます…(うぅ…眠い…帰りたい……)」

社長「ほらほらぁ!手が全然進んでないぞぉ!」

P「す、すいません」グビッグビッ


P「(こうなりゃやけだっ…!!)」グビッグビッ


ーどこかの道端ー

P「ヒック!くっそぉ!まぁたこのパターンだぁ!ヒック!」

P「限界まで飲ませやがってぇ!ヒック!」

P「俺はぁ、下戸なんだよコンチクショー……ヒック!」

P「ああー女の子になりてぇー!男の付き合いなんて糞喰らえだぁ!ヒック!」


P「……ん?なんだあれ?」


P「『願い何でも叶えます』?占いか何かかな?よし、行ってみよう!」

いいぞいいぞ


P「おーい!ヒック!占ってくれぇ!」

婆「願いを言ってみよ」

P「願い?何でも良いのかぁ?ヒック!」

婆「何でも良いぞ」

P「よぉーし!それなら、俺を、女の子にしてくれぇー!なーんちゃってぇwwwwwヒック!」

婆「……承知した」ニヤッ

>>18
物理的に不可能だろ
さするなら可能かも知れんが

>>20
どういことだ
おっぱいは揉むものだぞ

揉めば大きくなるんだ
皮じゃあるまいし揉めるだろう。

>>20
>>21

                                            .   i ! .
                                        . :    ,ノ キ、 : .
                          -----‐=========´,.  , ==

                     ,. -- .、                  ,./  !|l´. :
                      ,r:':;ノレヘvヽ                   ,.r'.::1   i l|
                  /;:::f (0  r;'i::!               ,.r'´:::::::;!  i |l
                 ,i:i::::l.  ,....,~'゙i:!            ,r.'´:::::::::::::i   l' l|
                     ,!::!:::l   '、,ノ ノ:l          ,.-'´::::::::::::::::;r'゙  ,' |l
                /;::l::::ト、'┬::':´::l        ,.r'´::::::::::::::::::::::::i   /  ll
               /´`i,:i,:::! /'ヾ;、i;:::l       ,.-'´:::::::::::::::::::::::;:- '゙   /   .ll
             ,ノ    !:ヾ!´;;;;l.!;;;;;}::;!   ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::/     /   l!
             ム-.、   /;;;;;;;;;;;;;l !;;;;;;;ヽ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::;:- '   , '    l
            ,}'´   ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;l,l;;;;:-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;f´    , '       !
            /    /';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-'´::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;ノ    ,:'
          /    ,i゙ ;;;;;;;;;;;;;;:-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::;f´       /
         /     ! ;;;;;;;;;-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;:- '゙       /
         /    ./. ;:-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;ノ      ,. '´
        ,/     ./-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ´      , '´
        ,ノ    ,r:'´:::::::::::::::::::::::::::::::;ノ ̄     , -'´
     ,/    ,r'´|:::::::::::::::::::::::::r'⌒´     ,. ‐;´l
     /  、   !  |:::::::::::;rー- '´       , -'´;;;;;;;i !
   ,/ 、  i,  ヽ__|rー- '      ,. -'´::::`::::ー:、! .l
   入 、 ヽ l、   ,|        ,. - '´::::::::::::::::::::::::::l l
 r'´ ヽヽ ヽ 'ーy-.' |   ,. - '´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l l
 l  , -ヽゝ-`i'´  ::::'‐ ' ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l , l
 `'''´      l  .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::K,ノ


ーP自宅・朝ー

ピピピピッピピピピッ

「んん?もう朝かぁ……」

「ふあぁあ…今日も寝不足だ……」

「あれ?なんだか声が妙に高いぞ?」

「心なしか天井も高く感じる……」

「あぁー。二日酔いかな……こりゃ一日中辛くなりそうだ……」

ブルッ

「うう。小便小便っと……」



「あれ!?」ゴソゴソ

「え!?」ゴソゴソゴソゴソ

「な、」

「無い!?」

「無くなってるぅ!?」


女P「お、俺、女の子になってる!?」

女P「か、鏡!鏡!」


女P「髪が伸びて、身長が縮んで、胸も膨らんでる…?」

女P「いったいどういうことだ…?」

婆「お気に召したかな?」

女P「!?」


女P「あ、あなたは昨日の占い師!」

婆「あなたの願いが叶えられたのです」

女P「え?」

婆「あなたの『女の子になりたい』という気持ちを叶えて差し上げたのです」

女P「えええええええぇぇぇえええ!?」


女P「そ、そんな魔法じゃあるまいし…冗談きついですよ……」

婆「ふむ…魔法……。そうですな。それに近いものでございます」

女P「近いもの…?」

婆「魔法ほど万能ではないということです。今回は、叶えるための対価を支払って貰いました」

女P「対価……?」


女P「何ですかそれ?」

婆「なに。簡単なことです。あなたの正体が男であると、他の誰かに明かされなければ良い」

女P「も、もし正体がバレてしまったら……?」

婆「そうですな……あなたには蛙になって貰います」

女P「えええええええぇぇぇえええ!?」


女P「か、蛙!?」

婆「それで願いが叶うなら安いものでしょう?」

女P「いやいや、おかしいですって!」

婆「安心なさい。今のあなたの姿は完全に女なのですから、正体がバレるなんてありえません」

女P「ちょっ……」

婆「相談があるなら何時でも呼びなさい…それでは……」

スゥー……

女P「待っ……」


女P「……どうしよう。。。」ウルウル


女P「…あれから三ヶ月」

女P「ショックが消えずにボーッと過ごしてしまった……」

女P「業界では『敏腕プロデューサー謎の失踪!?』って話題になってるし……」

女P「どうしよう……」


女P「とりあえず765プロに行ってみようかな……」

百合展開こい

女になったPがセクハラされまくり枕営業強要されて完堕ちするアイマスエロSSが有ると聞いて飛んで来ましたピヨ


ー765プロ事務所前ー

女P「勢い余って来たものの……」

女P「事務所にいきなり入って行ったら怪しまれるよな……」

女P「うぅ…困ったな……」ウルウル


ウロウロ


「あのー。どうかしましたか?」


女P「あっ…!……春香ぁー!」

ダキッ

春香「え?え?な、何で私の名前……?」オロオロ

女P「おいおい。忘れちゃったのか俺だよ俺……」

春香「あの……すいません…どこかでお会いしましたか…?」

女P「………( ゚д゚)ハッ!」

>>47
それもいいね


女P「い、いや、ち、違、違うぞ……」アワワワ

春香「?」

女P「えっと、その、えーと……そう!大ファンなんです!」

春香「……」

女P「憧れの春香さんに会えて感極まっちゃったっていうか、その……」

春香「……」ジトーッ

女P「いきなり抱きついちゃって、すいませんでした」ペコリ


女P「……」チラッ

春香「……なーんだ。ファンの方だったんですね!」

女P「そ、そうなんです!そうなんです!」

春香「いきなり抱きつかれてビックリしちゃいましたよ」

女P「す、すいません…」ホッ…

春香「それにしてもこんなに可愛い女の子のファンが居るなんて嬉しいな♪」

女P「え!?自分がですか…!?」

春香さんまじ可愛い


春香「うん!すっごく可愛いよ!」

女P「俺が…可愛い……///」カァーッ

春香「あ、そうだ。良かったら事務所に上がってく?」

女P「え。いいんですか?」

春香「良いよ良いよぉ♪今日はみんな遅くまで帰ってこないし」

女P「じゃ、じゃあ遠慮なく……」


ー765プロ事務所ー

女P「お、お邪魔します…」

春香「どうぞー」

女P「(三ヶ月じゃ何も変わるわけないか……)」

春香「お茶出すね!紅茶で良いかなぁ?」

女P「あ、じゃあコーヒーで……」

春香「はーい」


P「(そういえば俺のデスクきっと汚れてるだろうな)」チラッ

P「(……あれ?ピカピカだぞ?)」


春香「お待たせー」


P「あ、ありがとうございます…」

春香「ん?どうしたの机なんて見て」

P「(……あれ?カピカピだぞ?)」にみえた


女P「いや、あの机って今行方不明になってる方の机ですよね?その割りには綺麗だなって……」

春香「ああ…プロデューサーさんの……」


春香「実は私が毎日磨いてるんです。いつか帰って来てくれる気がして…」

女P「(春香…)」

春香「たぶんプロデューサーさんは今少し疲れてるだけなんだと思います」

女P「……」

春香「きっと十分休んだらすぐ帰って来てくれます!だって私たちのプロデューサーさんだもん!」


ナデナデ

春香「キャッ…」

女P「春香は優しいなぁ…」

春香「……///」


ガチャッ


「ただいま帰ったぞー」


春香「あ、社長、お帰りなさい!」

社長「おお。春香くん。ただいま」

女P「あの…こんにちは……」ペコリ

春香「社長、紹介しますね、この子は……」

ビビッ

社長「君!我が765プロからデビューしないかね!?ビビッときたよ!」

女P「え?え?」

社長「君なら成功間違いなしだ!」


「明日から来てくれたまえ!ハッハッハ!」

ーP自宅ー

女P「なんて言われてもなぁ……」

女P「うーん……」

女P「ええい!悩んでいてもしょうがない!」

女P「いっちょやってみるか!」


ー765プロ事務所ー

女P「おはようございます」

「あ、お早うございます!」

女P「(……真も久しぶりだな)」

真「今日から来る新しいアイドルの方ですよね?」


真「僕は菊地真!よろしくね!」


真「そしてこっちは萩原雪歩!」

雪歩「よろしくお願いしますぅ」

女P「(あれ?雪歩の警戒心が低いぞ?あ、そうか。俺が今は女だからか)」

真「そしてこっちは如月千早!」

千早「よろしくね」

女P「(何故か千早には女として勝っている気がするな……)」


千早「……」チラッ

千早「クッ……」


真「年齢は?」

女P「えっと…17です……」

千早「(同い年に負けた……)」

真「じゃあ高校生か。これからよろしく!」


真「あ、そうだ雪歩ー」

雪歩「なぁに?真ちゃん」

真「多い日用のナプキン持ってない?」

女P「!?」

真「今日二日目なんだけど忘れちゃてさぁ……」

女P「(ちょ、ちょ、真ぉ!?)」


雪歩「多い日用は持ってないなぁ…」

真「えぇっ?困ったなぁ……」

千早「真。私ので良かったら使う?」

真「本当に?ありがとう千早!」

女P「」


女P「ちょっとそういうことは控えめにした方が……」

真「どうして?女の子しか居ないんだからいいじゃないか」

女P「い、いや、うん、そうだけど……(俺は男なんだよおおおおおお!!)」

真「ああー。お腹痛いなぁ……雪歩、背中さすってくれる?」


「「「ただいまー」」」


真「あ、亜美真美、あずささんお帰りなさい」

亜美真美「おやおやぁ?新人さんですかなぁ?」

あずさ「よろしくお願いしますねぇ」

女P「よろしくお願いします」


女P「(あずささんには女として勝てる気がしないな……)」

千早「クッ……」


亜美「(ニヤリ)」

真美「(ニヤリ)」

亜美真美「それー服の上からブラホック外しー!」

パチンッ

あずさ「キャッ…」

ブルンブルン

女P「」

真「あ、こら亜美真美!それやめろって言ってるだろ!」

亜美真美「ニッシッシ……」


女P「(おかしい…765プロがすごくフランクな事務所になっている……)」

亜美「やっぱりあずさ姉ちゃんのボリュームは素晴らしいですなぁ」

真美「まさに星3つに相応しいおっぱい」

あずさ「あらあら……」

亜美真美「それー!揉んじゃえー!」

あずさ「ふふふ……」

キャッキャウフフ

千早「クッ……」


女P「(もしかして、男の俺が居なくなったからストッパーが無くなった……?)」


ガチャッ


「おはようございますなのー」


美希「おはようございますなのー」

「………」

美希「うっ……真、おはようなの……」

真「………」

美希「ゆ、雪歩、おはようなの……」

雪歩「………」

美希「…ち、千早さん………」

千早「………」

美希「……グスッ」


女P「……あ、あの、おはようございます」

美希「……あ!新しい人なの!私、星井美希!よろしくね!」ニコッ

女P「はい、お願いします」


真「ちょっと女Pこっち来て!!」


美希「………」


女P「ま、真?」

真「今は美希をみんなで無視してるんだ」ニシシ

女P「な、なんで?」

真「理由なんてなんでもいいんだよ!」

女P「えっ……」

真「と に か く !美希とは話しちゃ駄目だよ!」

女P「う、うん…」


美希「今日も良い天気なのー」

「………」

美希「レッスンするだけじゃもったいないなー」

「………」

美希「どこか出かけたいなー」

「………」

プックスクスwwwww

チョッ、ユキホ、ワラッチャダメダヨwwwww

美希「………辛くないの」


ガチャッ

「みんな!はいさーい!」

美希「あ、響、おはようなの」

響「………」

プックスクスwwwww

響「あれー?変だぞー?なんか幻聴が聴こえるぞー?」

美希「………」

響「姿は見えないけどもしかして、なのなの虫が居るかも知れないぞ?」



美希「美希は虫じゃないの……」

響「あれーまた聞こえるぞー!?」

美希「………」

響「よおし!自分が退治してやるぞ!それっ!」

バシッ

美希「痛っ!」

響「まだ居るな?それっ!それっ!」

バシッバシッ

美希「うっ…うっ……」


響「おぉ!?退治できたみたいだぞ?」

美希「グスッ……」ヒックヒック

響「自分スッキリしたぞ~」


クスクス


真「プッ……もう駄目だ!!ちょっとまた来てよ女P!!」


真「今の見てた?」クックック

女P「見てたけど…美希が可哀想だよ……」

真「美希?違う違う。響だよwwwwwひwびwきwwwww」

女P「響?」


真「響、必死だったでしょ?」クックック

女P「え?」

真「響のやつ、美希の次は自分が対象になるって分かってるからさ……」

女P「………」

真「必死に虚勢張ってポイント稼ぎwwwww」

真「みんなそんな響を影で笑ってるんだwwwww」


女P「な……」

真「最近は毎日美希のいじり方を変えてるから、それ見るのが楽しみでさぁw」

女P「真。あれはいじりじゃない。立派ないじめだ」

真「………」

女P「あんなことはすぐにやめろ」

真「へぇ……」


真「女Pって結構言うタイプなんだ」

P「俺はお前らをそんな風にプロデュースした記憶はない」

真「は?何言ってんの?意味不明」

P「いいからすぐやめろ。やめなかったら許さないぞ」

真「口の利き方には気をつけな?今回は許してあげるからさ?」

P「………」


一方その頃。

雪歩「今日も真ちゃんは調子乗ってるね」

千早「あそこまでオーバーリアクション取られてもね……」

響「正直自分もハードル上げられて迷惑だぞ……」

雪歩「直接言ったら絶対切れるよね……」

千早「困ったものね……」


美希「………」


真「戻ったよー」

雪歩「あ、真ちゃん。おかえりぃ♪」

響「真、真。今日のネタはどうだった?」

真「今日はなかなか良かったよ?70点くらいかな?」

響「それって全然ダメじゃないかー!」

千早「ふふっ…真ったら……」


キャッキャウフフ


美希「嘘っぱちなの……」ボソッ


ガチャッ

「おはようございまーす」


「「「「あ、春香、おはよー」」」」


春香「わー。今日もみんな元気だね!」

美希「は、春香……お、おはようなの……」

春香「美希もおはよ!」ニコッ


美希「春香ぁ!」

ダキッ

春香「ちょっと美希!どうしたの!?」

美希「はるかぁ!はるかぁ!」

春香「もう…甘えん坊さんだね美希は……」


女P「春香、おはよう」

春香「おはよう!今日からよろしくね!」


春香「さて、まずはプロデューサーさんの机を拭かなきゃ」

亜美「おやおや」

真美「まあまあ」

真「相変わらず春香はプロデューサーにお熱だね」ヒューヒュー

春香「も、もう///違うってば///」

真「照れない照れない」

春香「///」


真「よく続くよね・」

春香「もう///やめてよ!女Pちゃんからも何か言ってよ!」

P「え…?」

あずさ「あらあら」

P「(え…?春香が俺のこと……え?)」


ー次の日ー

765プロスタジオ
ダンスレッスン

「はい、星井さん!そこ間違ってる!」

「もう一度!」

クスクス

真「早くしてくださーい」

クスクス

美希「…すいませんなの」

春香「どんまいどんまい!次成功させよ!」

伊織「もう!どん臭いわね!頑張りなさいよ!」

美希「でこちゃん……」


伊織「あんた最近元気無いけど大丈夫なの!?765プロの指揮に関わるんだから気をつけなさいよね!!」

やよい「うっうー!伊織ちゃん優しいですう」

伊織「べ、別に美希のことなんて心配してないんだからね!」

美希「ありがとなの……」ウルウル

保守は任せろ


女P「……(悶々として寝不足だ…)」

春香「女Pちゃん?大丈夫?」

女P「う、うん…ありがと……」

春香「でもすごいよね女Pちゃん!初めてなのにダンスも歌も完璧!」

P「(まあ、元プロデューサーだしな)」

春香「まるで、何て言うか……」


春香「そう。プロデューサーさんみたい!」


女P「」ドキッ


春香「あ、ごめん。女Pちゃんは会ったこと無かったよね……」

女P「そ、その人は…どんな人だったの?」

春香「ん・。そうだなぁ。すごく優しくて……みんなのことを第一に考えてくれてて……」


春香「あぁ・!もう!良いところが多すぎて言い切れないや」


春香「あれ?女Pちゃん、真っ赤だよ?」


女P「な、何でもないよ!」


女P「ね、ねぇ……春香はその人のこともしかして、す、すk…」


「キャッ!」バタン


美希「い、痛いの……」

真「ごめん、ごめん。足が引っ掛かっちゃってさぁ」

美希「」ムッ…

真「何、その目?」

美希「何でも無いの……」

響「自分がダンス押してやってもいいぞ!」

美希「別にいいの……」


女P「あいつらまた……」グッ

春香「もーう!美希大丈夫!?」

女P「春香……?」

春香「真も気をつけてね!ダンス中は足とか引っ掛からないように動かなきゃ!」

真「ごめんごめん」

春香「美希、立てる?」

美希「ありがとう。大丈夫なの……」


女P「(春香、何でだよ…本当はいじめだって気づいてるんだろ……?)」


春香「それじゃもう一度頭から始めよ!」

「「「はい!!」」」

ー♪

バタン

美希「キャッ」

春香「もう一度!」

ー♪

バタン

美希「ううっ……」

春香「も、もう一度!……」


バタン

美希「うう…痛いの……」

春香「も、もう一回……」


女P「もういい」

春香「え……」


女P「真。昨日言ったよな?やめなかったら許さないぞって……」


女P「何でこんなことするんだ?何か理由があるんだろ?」

真「理由なんて無いよ…ただ美希がむかつくだけで……」

女P「真!お前はそんな嘘をつけるような子じゃないだろ!?俺の知ってる菊地真は素直で素敵な子だぞ!」


真「……」


美希「言えないなら代わりに美希が言ってやるの!」


女P「美希!?」


寝落ち……
みなさん保守ありがとうございました

夜までは保守がてらゆっくり進めて行こうかと思います


美希「みんな美希の人気に嫉妬してるの!」

真「………」

美希「ハニーが居なくなってからよってたかって…最低なの……」

真「クッ……」

美希「売れないアイドル君達の嫉妬には飽き飽きなの!」

真「み、みきいいいいいぃぃぃぃぃ!!」

バキッ


女P「お、おい!真!」

真「美希が!美希が悪いんじゃないか!」

美希「痛いの……」

真「新人賞をとったからって、いつもそんな風にみんなをバカにして!」

美希「本当のこと言って何が悪いの!?美希、は嘘なんて言わないよ!?」

真「こいつ……!!」

俺「ふーお前らお早うなの☆」

俺「今日も良い天気なのー」

俺「レッスンするだけじゃもったいないなー」

俺「どこか出かけたいなー」


美希「みんなダンスも歌も演技も下手くそだし!万年Bクラスに居ればいいの!」

真「まだ言うか!このぉ!」

美希「やる気なら受けてたつの!」


春香「もうやめて!やめてよぉ!」


春香「どうしてみんな仲良くできないの……!?」

春香「プロデューサーさんが居なくなってからみんな変だよ!」


美希・真「春香……」


春香「もうやだよこんな765プロ…私の好きな765プロに戻ってよ……」ウルウル

美希「春香、もう無理だよ…」

春香「え?」


美希「みんな仲良しな765プロはもう戻ってこないの……」

春香「やめて……」

美希「一度離れた絆は二度と戻らないの……」

春香「やめてってば……」クスンクスン


美希「きっとハニーもこんなダメダメアイドル達に愛想尽かして出て行っちゃったの」

真「美希!このぉ!」


女P「みんな!やめないか!」

ビクッ

女P「そんなバラバラのままで良いステージなんてできるわけ無いだろ!」

女P「今日は解散だ!みんな少し頭を冷やせ」


ー765プロ事務所ー

女P「(まさか俺が居ない間にこんなことになってるなんて……)」

女P「(765プロ唯一の男が居なくなったことで事務所が女子高化……)」

女P「(これはなんとかしないとな……)」モンモン


春香「あの…女Pちゃん……?」


P「うわっ!ビックリした!」

春香「さっきはありがとうね」

P「え?」


春香「私、いつも美希がいじめられてるの知ってたんだけど……」

春香「なかなかガツンと言えなくて……」

女P「春香……」

春香「情けないですよね私……」

女P「そんなことないぞ!」

春香「え?」


女P「春香が765プロのことをすごく大切に思っていること、俺は知っている」

女P「ガツンと言えないのだって、これ以上関係が悪くなることをあんじてだろ?」

女P「春香はよくやってるぞ!」

春香「女Pちゃん……」


春香「へへっ…なんだか女Pちゃんって、たまにプロデューサーさんみたいだよね」

女P「え?」

春香「急に頼りになるところとか、みんなのことよく見てるところとか……」

女P「(まずい…)」

春香「すごくかっこいいと思うよ!なんか真とは違った男らしさ!」

女P「(この流れは……)」

春香「女Pちゃんってもしかして、」


春香「プロデューs」


ガチャッ


貴音「ゲロリ。ただいま帰りました。」

女P「あっ!おかえりなさい!(助かった!)」

貴音「あなたが新人さんですか私の名は九条貴音。以後、よろしくお願いします。」

女P「はい!お願いします!」


女P「って、なんで蛙の着ぐるみなんて着てるんですか」

貴音「ゲロリ。今日のロケで頂きました。」

女P「蛙ですか…か、可愛いですね……」

貴音「蛙になるのも楽しきことですよ。フフフッ……」


春香「………」ジーッ


ーP自宅ー

女P「ふう…危うく春香に正体がバレるところだった……」

女P「もう少し女の子らしくすべきかな……」

女P「というか、男に戻りたい……」

女P「なんだかんだで男の方が気楽だよな……」


女P「あ。真と美希の番組だ……」

女P「昼間あんな険悪なムードだったのに…」

女P「テレビの中では笑い合ってる…」

女P「女って怖いな……」ブルッ


女P「なんか俺が思ってたアイドルと全然違う……」

女P「こんなことなら社長の飲みに付き合ってた方がましだな……」


婆「おや、お戻りになりたいのですか?」


女P「!?」


婆「困りますねぇ、せっかく願いを叶えてさしあげたのに」

女P「女はもうこりごりだよ…早く戻してくれ」

婆「つまり今回の願いは男になりたい、と。」

女P「そういうことになるな」

婆「困りましたねぇ…」

女P「何か問題があるのか?」


婆「願いは普通に叶えられるのですが……」

女P「それならいいじゃないか」

婆「それ相応の対価を払ってもらわなければなりません……」

女P「ああ。で、今度はなんなんだ?」

婆「一回目はサービスとして緩めでしたが、二回目はきついですよ?」

女P「」ゴクッ……

婆「今回の対価はですね…………」


…………



ー翌日・765プロ事務所ー


女P「おはようございます」

春香「あ、女Pちゃん!おはよ」

女P「今日は早いんだね」

春香「うん。私が早く来てたら美希たちの喧嘩も防げるかなって……」

女P「春香……」


ガチャッ


「おはようございますなのー」


美希「あ!ハニーなのぉ!」

ダキッ

女P「え、おい、美希!?」

美希「ハニー!ハニー!」スリスリ

女P「お、おr、わ、私はプロデューサーじゃないぞ?」

美希「うん、知ってるよ?そんなの当たり前なの」

女P「じゃあどうして……」

美希「昨日はカッコ良かったの!美希を守ってくれてありがとうなの!」


美希「今はハニーが居ないから、女Pが新しいハニーなの!」

女P「え?」

美希「ハニー♪」ギュッ

女P「おい、胸が当たってるって!」

美希「女の子同士なんだから恥ずかしくないの!」ズイッ

女P「うわっ!ちょっと美希!やめろって!」


女P「(うわ…美希、ふわふわで気持ちいいな……)」

女P「(初めて女の子になって良かったと思えた……)」

女P「(あんな対価を支払うくらいならいっそこのままでも……)」


「「「おはようございます」」」


千早「おはようございます」

雪歩「おはようございますぅ」

春香「おはよ!」

女P「おはよう」


美希「お、おはようなの……」


千早「…美希、おはよ」ニコッ

雪歩「美希ちゃん、おはよう」


春香・女P「!」


美希「あ、アハ!おはようなの!おはようなの!」


千早「もう…一度言えば分かるわよ美希」フフッ

雪歩「変な美希ちゃん」クスクス

美希「な、何でも無いの!ただ…嬉しくて……」ウルウル

春香「(みんな仲直りしてくれるんだ…)」

女P「(それでこそ765プロだな)」


「おはようございまーす」


真「みんな!おはよう!」

春香・女P「真、おはよう!」

千早・雪歩「………」


真「あれ?聞こえて無いのかな?」


真「千早!雪歩!おはようってば!」


千早・雪歩「………」


真「ちょっと、どうしたんだよ二人共!」

千早「なんか蚊が五月蝿いわね、雪歩」ニヤニヤ

雪歩「耳障りだね、千早ちゃん」ニヤニヤ

真「え…?」


美希「!」


美希「あ、おとこおんな虫が居るの!美希が退治してやるの!」


美希「それっ!それっ!」

バシッバシッ

真「痛っ!痛いよ!」

プックスクス

千早「み、美希それって……」プルプル

雪歩「昨日の響ちゃんのネタのパクリ……」プルプル

美希「この虫、しぶといの!それっ!それっ!」

真「ううっ……」ウルウル


ガチャッ

「はいさーい!みんなおはよう!」

「おおっ!今日もなのなの虫を早速見つけたぞぉ!」

「自分の新技で早速退治してやるぞ!」

「喰らえ!」

チッ……

響「えっ!?」


響「どうしたんだ?自分、とっておきのネタを用意してきたのに……」

雪歩「チッ……」

千早「空気も読めないなんて……」

美希「今日は虫がよく湧く日なのー」

響「え?よくわからないぞ自分……」シュン

真「うぅっ……」ビクビク


春香・女P「」


ー765プロ女子便ー

女P「春香、もうこれって……」

春香「ま、まだ諦めちゃ駄目だよ」

女P「もうそんなレベルじゃ……」

春香「大丈夫!大丈夫だよ!」

女P「春香、なんでそんなに仲良しにこだわるんだ?」

春香「だって…だってプロデューサーさんが帰って来てくれた時、事務所がこんな雰囲気だったら悲しいじゃない!」

女P「え……」


春香「私、信じてるの、絶対にプロデューサーさんは私達の元に帰って来てくれるって!」

P「春香…」

春香「私、好きな人の悲しい顔は見たくないの……」

P「!」

春香「私……どうすればいいの…プロデューサーさん………」

P「………」


女P「(春香は俺に戻ってきて欲しいのか……)」

女P「(でも、あの条件を受け入れたら俺は春香を傷つけることになる……)」

女P「(俺はどうすればいいんだ……)」


ー765プロ事務所ー

春香「あ、もうみんな来てる……」


あずさ「あらあらうふふ」

亜美真美「わーいわーい」

伊織「もうやよいったら」

やよい「うっうー!!」

キャッキャウフフ

雪歩・千早「………」


女P「(騒がしかった二人があんなに静かに……)」


あずさ「あらあら。千早ちゃん。今日は美希ちゃんと遊ばないの?」

千早「いや、今日はちょっと……」

あずさ「ふーん……美希ちゃん、今日は寂しいわね」

美希「寂しくないのー」

あずさ「あらー。」


あずさ「『寂しくないです』でしょう?」


美希「ひっ…ごめんなの……」

あずさ「『ごめんなさい』でしょう?」ニコニコ

美希「ごめんなさい…なの……」

バンッ!

美希「ごめんなさい……」


あずさ「あらあら。伊織ちゃんったら机なんか叩いちゃって」

美希「……」ビクビク

あずさ「すごく暇だわ……亜美ちゃん、真美ちゃん。何かやってくれる?」

亜美真美「あいさー」ビシッ


亜美真美「それー!ブラのホック外しー!」

千早「キャッ!」

日替わりイジメよりはあずささん独裁の方がマシか


亜美真美「おやおやー?ブラを外したのに何も変わってませんなぁ……」ニヤニヤ

千早「……///」カァーッ

亜美「だって」
真美「千早姉ちゃんは……」

亜美真美「ひんにゅー!」

千早「クッ……」


あずさ「あらあらまあまあ」



響・真「大丈夫、千早……?」


千早「………」プイ

雪歩「千早ちゃん……」

あずさ「あらあら。雪歩ちゃん居たの?」

雪歩「ひっ……」

あずさ「おはよう」ニコッ

雪歩「ぉはよぅございますぅ……」


あずさ「あらあら。聞こえないわ?」

バンッ!

雪歩「ひいぃ…!おはようございますう!」

あずさ「はい。おはよう」ニコッ

やよい「あずささんお茶飲みます?」


女P「(これが765プロ女社会の構造か……)」

女P「(強いものが弱いものをいじめ…更に強いものが強いものをいじめる……)」

女P「(もうこの事務所は……)」


あずさ「新人さんと春香ちゃんもお茶どうぞ」

女P「あ、ありがとうございます……」

春香「あずささん……もう、こういうのやめませんか?」

春香「もう飽きたんで」

あずさ「すいません、今すぐやめます」


あずさ「あらあら。こういうのって、何かしら?」

春香「いじめですよ!いじめ!」

全員「!」


あずさ「いじめ…?」

春香「そうです!おかしいですこんなの!」

あずさ「あらあら。私はただ年下のみんなに良くしてもらってるだけよ?」

春香「全然違いますよ!これはただのいじめです!」

あずさ「へえ……春香ちゃんは私のこと気にいらないんだ……」

これはもうインベル喚ぶしかねーな


春香「はい!私、絶対やめさせて見せますから!」

あずさ「そう…」


あずさ「あらあら。響ちゃんと真ちゃんは残念ね、明日からみんなと遊んで貰えなくなるわよ」

響・真「!」

あずさ「千早ちゃんと雪歩ちゃんも明日からは一緒にお茶を飲みましょ?」

千早・雪歩「! は、はい!」

あずさ「うふふ……」


ー帰り道ー

女P「お、おい春香!どうするんだよ!」

春香「何が?」

女P「何がじゃないよ!お前、明日から、全員からいじめられるかも知れないんだぞ!」

春香「ああ……良いんだよそれで」

女P「え!?」


春香「ほら、よく言うじゃない?」

春香「共通の敵を持つものは味方だって……」

春香「それってつまり、全員が共通の敵を持てば、全員味方になるってことでしょ?」

女P「春香…それって……」

春香「良いの。私一人の犠牲でみんな仲良くなれるなら……」

765レクイエムか


女P「そんなのダメだ!それにプロデューサーもきっと悲しむぞ!」

春香「プロデューサーさんが…?」

女P「ああ!当たり前だ!」

春香「大丈夫ですよ……」

女P「何でだ!?」

春香「プロデューサーさんが帰ってきたら私、事務所やめるから……」


春香「プロデューサーさんが帰って来たらいじめなんて起こらないから……」

春香「私がプロデューサーさんが帰ってくるまで、仲の良い765プロを保って、バトンタッチするの」

春香「そして、仕事を終えた私は引退……」

春香「ふふっ…ちょっと格好つけちゃった」テヘヘ

女P「ふざけるなよ……」プルプル


女P「本当にそんなことでプロデューサーが喜ぶと思ってるのか!?」

春香「大丈夫だよ…プロデューサーさんは私のことなんて気にしないよ……」

女P「いいや!気になる!」


女P「俺は春香のことが好きだからだ!」


春香「え?女Pちゃん…?何言って……?」

女P「俺は春香が笑っている姿を見ていたいんだ!」

春香「え?え?」

女P「俺がお前を笑顔にしてみせる!」


女P「春香、あとは俺に任せてくれ」

春香「女Pちゃん……?」

女P「いいか、どんなことが有っても、大人しくしておくんだぞ?」

春香「え…?う、うん……」

女P「よし!約束だ!じゃあまた明日な春香!」

春香「うん…ばいばい」フリフリ


春香「(やっぱり女Pちゃんって……)」


ーP自宅ー

女P「つまり、春香を笑顔にさせるには……」


女P「1,バラバラになったみんなを一つにする」

女P「2,男の姿の俺が事務所に戻る」


女P「この条件を満たせば春香を笑顔にできるんだ……」


女P「おい!」


婆「お呼びですか」


女P「男に戻る決意ができた」

婆「ほう、それでは対価を払う決意も……」

女P「大丈夫だ」

婆「あなたは勇敢な方だ……」

女P「だがあと少しだけ待って欲しい。先にやることがあるからな……」

………………


ー翌日・765プロ事務所ー

女P「おはようございます」

春香「うぅっ……クスンクスン」

女P「春香!?どうした?」

春香「あ、女Pちゃん…私のロッカーが……」

女P「!?めちゃくちゃじゃないか!」

あのクソババア…


あずさ「あらあら。まあまあ。泥棒でも事務所に入ったのかしらぁ」ウフフ

春香「ううっ……」グスン

雪歩「あ、足が滑ったです」ニヤニヤ

ゲシッ

春香「痛っ……!」

あずさ「もう雪歩ちゃん、気をつけなきゃ駄目よ?」

飯食い終わって来てみたら・・・

はるかわいそう・・・


あずさ「春香ちゃん、今日はもう帰った方が良いんじゃないかしら?」

春香「え?」

真「そうだよ、ロッカー荒らされて大変だろ?帰りなよ!」

響「そうだぞ!帰った方がいいぞ!」

響「みんなもきっとそう思ってるぞ?」

ニヤニヤ

イジメの対象が春香に移っただけでなにも変わってない…

てかPがいなくなって3ヶ月でこれかよ・・・


春香「うう……」ポロポロ

あずさ「あらあら。どうして泣くの?」


クスクス クスクス

男に戻ったら俺は春香さん以外軽蔑するわ


女P「………」

ツカツカ

あずさ「あら、新入りさんどうしたの?」

女P「いい加減にしろよ年増」

歳増ワラタwwwww


あずさ「な?」

女P「弱いものを集団でいじめて楽しいのかババア!」

あずさ「ちょっとよく聞こえなかったわ……」

女P「何度でも言ってやるよ、嫁き遅れ!」

女Pの葬儀はここですか?


美希「ハニー!やめるの!それ以上言ったらハニーが!」

女P「触るな売女!」

ビシッ

美希「痛っ……って、え?」

女P「淫乱菌が伝染るだろ!」

美希「え?え?」

ん?







え?

がんばれと言わざる負えない!!


伊織「ちょっとあんた……」

女P「黙れデコ助!」

響「お、おい」

女P「島に帰れ!」


貧乳!
おとこおんな!
コミュ症!
個性のない双子!
貧乏人!
能面!


あずさ「あらあら………」

能面って貴音か?


あずさ「ちょっと、新人教育をしないといけないみたいね……」

あずさ「春香ちゃん…協力してね?」

春香「え、ええ?」チラッ

女P「……」コクッ

春香「わ、分かりました……」

 この手があったか…
            __,,,,,,,,,,,,,,__
        .::彡彡ニニミミミ:x

        ≠'/{ { {ー ミ ミ` `ヽ,'ヽ
      /,',','  `` `  ヾ     ',','ヘ
      ノ,',','            ',',',ハ
      },',',',             i,',',',!
      ,{,',',',〉              ',',','〉
    {fミヘi' ,,,,_        _,,,,、 マ'´:}
     {rァ∧.γfモヵ:x' __:γモテミヽ /{、:i′
     マ',} `{   ノfリ⌒:{)   ィ リ´ミリ:i
    八_》', ゝ ... ィ,.  ;ミ --彳,',',|:/

      |,',',',   , ヘ、  ,.ィ   ,',',',「
      ∨,',', /, ,',','`;´,',','_',', ,',',':,'

         ∨,', ,','´¨ニニ¨´ ,',',','/
        ∨,',',', , ' ' ' ' ,',',',',','/心
        |\,',',',','_'r┐',',','ィ升圭℡ョュ、_

        ..。全x ` (  \壬圭圭圭圭圭圭℡ュ、
    ,.。:升圭圭圭Y \.  `寸圭圭圭圭圭圭圭圭℡ョュ。...__
 .。:升圭圭圭圭紗ヽ     ハ寸圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭℡


ー帰り道ー

春香「ちょっと、ちょっと!女Pちゃん!どうしてあんなこと……」

女P「これで春香がいじめられなくて済むだろ?」

春香「で、でもこんなのって……わ、私、明日みんなに本当のこと言うよ!」


「ふーん。やっぱりそうだったんだ」


女P「お、お前は!?」

春香「伊織!?」

伊織「どうせそんなことだと思ってたわ。あんな悪口見え見えだもの」

女P「うっ……」

伊織「あずさにばらしてやるんだから……」ニシシ

女P「お、おい。」

伊織「なーんて嘘よ嘘。なんか考えが有ってのことなんでしょ?協力してあげるわよ」

P「本当か!?それなら……」

あら優しい


女P「春香を止めておいてくれ」

伊織「は?」

女P「俺がいじめられてる間、春香を止めておいてくれ」

伊織「あんた……」

女P「春香はきっといじめられている俺を助けに来てしまうから…頼む伊織!」

伊織「わ、分かったわよ!絶対に春香を止めてみせるわ!」

春香「女Pちゃん……」

とりあえずこの雪歩はコンクリな、埋まるの好きみたいだし港に沈めたらぁ
ババァには茶の雫をくれてやるわ(#^ω^)ビキビキ

この世界の雪歩とあずさと真と千早は性格悪いな


伊織「(あずさをギャフンと言わせる協力と思ったら、全然違うお願いをされたわ……)」

伊織「(いじめを止めるなって…変態なのかしら……)」

女P「春香も、手出しをしたら絶交だからな!」

春香「う、うん……」

いまのところこんな感じか?

P:女P化→765プロを正そうとする→年増発言等かなりの問題発言
婆:女P化の元凶
社長:女Pを雇用
春香:みんなで仲良くしたい→あずさにロッカー荒される
真:美希に嫉妬(?)→美希にいじめ(乗り気)→女P「おとこおんな!」
雪歩:美希にいじめ(乗り気ではない)→真、響にいじめ→女P「コミュ症!」
千早:美希にいじめ(乗り気ではない)→真、響にいじめ→女P「貧乳!」
亜美:あずさに懐いてる→美希、千早、雪歩にいじめ→女P「個性のない双子!」
真美:あずさに懐いてる→美希、千早、雪歩にいじめ→上に同じ
あずさ:亜美真美と遊んでる→美希、千早、雪歩にいじめ→春香のロッカーを荒らす→女P「年増!ババア!嫁き遅れ!」→女Pを新人教育
美希:他のメンバーを見下す→真、雪歩、千早にいじめられる→女Pに懐く→真、響にいじめ→女P「売女!」
響:美希をいじめポイント稼ぎ(乗り気ではない)→状況判断できず美希、千早、雪歩にいじめられる→女P「島に帰れ!」
伊織:ツンデレ→女P「デコ助!」→春香を助ける
やよい:うっうー→女P「貧乏人!」
貴音:ゲロリ→女P「能面!」
律子:不明
ピヨ:不明


ー翌日・765プロ事務所ー

女P「おはようございます」

「………」

女P「あ…ロッカーが……」

あずさ「あらあら、毎日泥棒さんも大変ねぇ」ニコニコ


女P「うっ……」

あずさ「盗まれた下着とかがオークションに出されないと良いわね……」

女P「……」

「女Pの汚いパンツなんて売れませんよ!」

プックスクス

そういえば女Pの服は誰が用意したんだ?

私が買い取ろう
美少女なんだから問題ない


ー翌日・765プロ女子便所ー

女P「あと少しの我慢だ……」

「ちょっと、ちょっと、これ泣いちゃうんじゃない!?」ウシシ

「「いいから早くやっちゃおうよ!」」

「うっうー!せーの!」

バシャーン!


女P「きゃーっ!」ビショビショ


「やっりぃ!大成功!」

「「きゃーだって→」」

「うっうー!」


女P「あと少しの我慢……」ビショビショ

ちょっとM2爆撃機乗って爆撃してくる


ー翌日・P自宅ー

女P「え?私のことで某掲示板が炎上?」

女P「えっと……内部からのリーク?女Pは枕営業で仕事を見つける?」

女P「ひどい……」

おいおい2chにそんなスレ立ってねぇぞ

内部からのリーク?女Pは枕営業で仕事を見つける?


スレ立てよろ


ー翌日・ライブー

765プロウオオオー

女P「(よしこの曲もあと少しで終わり…)」

ウオオオー!ハイ!

女P「(決めポーズ!って、え、?雪歩の足が!?)」

ズテーン!

ウオ…

雪歩「……」ニヤニヤ

立てた

女Pのロッカーに牛乳まみれの社長を突っ込んでおく位やらなきゃ

>>583
Lv.5のババァ乙wwwww

>>587
こういうことやるからSSスレが煙たがられるんだよ


真「今日のライブ、女Pがコケたせいで台無しじゃないか!」

女P「ごめん……」

響「自分、女Pの誠意が見たいぞー」

女P「誠意……?」

あずさ「髪を切るとか…どうかしら……」ウフフ

>>588
それ社長がいじめられてんじゃねぇか
ババァ即刻首だろwww


女P「え…髪を……?」

亜美真美「「さんせーい!!」」

女P「い、嫌です!!」

あずさ「真ちゃん、響ちゃん?」

真・響「了解」

ガシッ

女P「は、離してください!」

千早「ハサミ使います?」

女P「嫌!やめて!」

あずさ「ちょっとだけだから、ね?」

>>587
あのさぁ・・・

胸くそ悪いぜ

事務所的にOUTだから・・・
髪とか・・・21のおばさんがなにしてんだ!

>>587
脳みそついてんのかクソゆとりカスが

女Pが全員に腹パンして回る展開はよ


春香「女Pちゃん…!!」

伊織「春香、駄目!!」

春香「離して伊織!」


ジョキッ!


あずさ「あらあら、随分とさっぱりしたわね」

女P「………」

真「似合ってるよ女P……ププッ」

>>591>>599>>604
ごめんね、バカだったわ

>>587




俺のせいだろ?




くやしいのうwwくやしいのうwww

>>611
ん?いや別に。
立てた自分がバカなだけだし

>>611

貴音さんが空気なのどうにかして

>>616
ピヨちゃんと律子はもっと空気


ー帰り道ー

春香「本当のこと言って、もうやめてもらおうよ、女Pちゃん……」

女P「ダメだよ……今、やっと765プロが1つになろうとしてるのに………」

春香「でも……」

女P「春香の願いじゃないか!」

春香「女Pちゃん…もう良いよ……もう………」


春香「765プロなんてどうでもいいよ……」

髪切られて平気なのか?

>>613
・・・っぷ

どうでもよくねえよ!

ところで社長は?

>>631
飲んでるんじゃね?一人で。


春香「こんな765プロ要らない……」

女P「春香……」

春香「あいつらだけ居なくなればいいのに……」

女P「………」


「それなら良い方法があるわよ!」

婆ここでくるか・・・?

只<それなら良い方法が(ry


女P「伊織!?」

伊織「これを見なさい!」



あずさ『響ちゃん?真ちゃん?』

響・真「了解」

女P『は、離してください』



女P「うっ…これって……」

伊織「さっきのシーンを全部録画しておいたわ」

さすがいおりん

伊織可愛いな伊織

今の伊織がどんな風に見えるかっていうと

  ∧_∧

  (´・ω・`)     n    それなら良い方法があるわよ!
 ̄     \    ( E) 
フ アフィ /ヽ ヽ_//

>>647
 _人人人人人人人人人人人人人人人人人_
  > アフィブロガーの残党がいたぞ殺せ!<
   ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^^Y^^Y^^Y^ ̄

 
 
    三 ( ^ω ( ´ん)( ^ν)
   三 ( ∪ ( ∪ ー(‐∪─→

   三 / 》 ̄ 》 ̄ ̄ 》  ̄\
 三三 | U   U    U ・ |
  三 と|            ι| |        三┏(;´ア`)┛三┏( ;´ア`)┛三┏( ;´ア`)┛
  三 /_∧∨ ̄ ̄ ̄ ̄/_∧U        三   ┛┓  三   ┛┓   三   ┛┓

このAAの使い道が無かったから使ってみただけ

なんだ、駄目アイドル(このSSではだが)解雇でアイドル不足を口実にアイマス3を

春香さん、いおりん、お姫ちん、ディアリースターズの三人、りっちゃん、ピヨちゃん

でやろうって展開か?おk、応援しようじゃないか
幾らだ?ゲイツポイント幾らで小鳥さんプロデュースをさせてくれるんだ?

>>651
節子そいつアイドルやない


伊織「これを動画サイトにアップするわ!」

女P「ええ!?」

伊織「ちょうどいじめに加担してるやつらが全員写ってるしか声も入ってるから一掃できるわよ!」

春香「伊織……」

伊織「で、どうするの?判断はあんたに任せるわ」

女P「春香、本当に良いのか?」

春香「良いです。私はもうプロデューサーさんが戻ってくれさえすれば……」

女P「分かった!伊織!やってくれ!」

男に戻っても女が怖くなって木星のプロデュースするよ

あれ?女Pそれでいいのか?

>>652
るせぇーッ!茶目っ気たっぷりで仕事して下さいと言われる事に定評があり
「チンポなんかに絶対負けない→チンポには勝てなかったよ」のコラ画像であるにも関わらず勝ってしまう(でも勝ちたくなかった)
様な2×歳(にじゅうちょめちょめさい)処女でラブリーな事務員小鳥さんは俺のアイドルなんだよぉぉぉぉぉッ!

なんと!?

保守ぬるぽ

>>662
ガッ!


伊織「りょーかい!」パチンッ

SP「」ササッ

カタカタカタカタ


春香「………」

女P「(俺さえ戻ればいいか…それで春香が笑顔になるなら……)」

春香「………」

女P「春香」

春香「なに?」キョトン

女P「プロデューサーのことずっと好きでいてやってくれよ……」

春香「え…///そんなの、あ、当たり前だよ…」


春香「私はずっとプロデューサーさんのことを好きでいるよ」


春香「約束する……」

>>671
俺が貰うから大丈夫だよ


ー翌日・765プロ事務所ー

社長「君たち、いや、お前たち。とんでもないことをしてくれたな……」




千早
雪歩    「…………」
亜美
真美
やよい
あずさ


社長「覚悟はできているかな!?」ポキッポキッ

「「「「「「「「ひえええええぇぇぇぇええ」」」」」」」」

ヤザンさんパネェっすw

>>674
決闘…しようか?

 ̄ ̄|                         ┌‐┐
__|_                 687 _l__|_ ┌‐┐
 ^ω^)  674 /⌒ヽ \  /       (^ω^) _l__|_
7 ⌒い    _( ^ω^)   X.   /⌒ヽ /   ヽ (^ω^)
    | l   /フ ̄⌒ヽ n/  \ (^ω^ )_    l  /   ヽ
 \ \ (/l、__\__ソ     (^Vヽ  ̄ 、 \    l    |
   \ /っ / ,(_\       ー' 人 ̄ )(つ
    │/_/  /__ノ        〈__r‐\ \
___)─'   └--'       └-┘  (フ
│ | │

┤ ト-ヘ


ーP自宅ー

女P「これで全て終わったな……」


女P「おい」

婆「お呼びですか?」

女P「男に戻してくれ」

婆「よろしいのですか?」

女P「ああ。頼む……」

…………


ー翌日ー

P「やれやれ酷い目にあった……」

P「もう女になんかなりたいなんて思わないぞ……」

P「社長の飲みに付き合っていた方がましだよ……」

P「おっと、そろそろ事務所に行かなきゃな」

>>710
じゃあおまいが書いてみろ

今日は本当に酷いな

アイドルの記憶が最初からとか?


あれから社長に電話したら、普通に許してもらえた。
社長はどうやら俺が姿を消したことより寂しさの方が上まっていたようだ。
きっと今日は飲みに誘われるに違いない。

事務所は例の事件によってアイドルが激減して、再スタートを切るらしい。

P「よし!今日からまた頑張るぞ!」


P「ふう、よし……」

ガチャ

P「お早うございます!」

わくてか

さすがに所属アイドルの半数以上がイジメで解雇とかなら
765プロも潰れるだろ

>>711
710「こんな短い文章に何分かけてるんだよ」
711「じゃあおまいが書いてみろ」
710「書いたぞ」
711「クソだな(笑)」
710「じゃあお前が書いてみろ」


ー765プロ事務所ー

伊織「あら。おはよう。久しぶりね」

P「おお。伊織。いろいろとあったらしいな……(俺にとっては久しぶりじゃないけどな)」

伊織「あんたがいなかった3ヶ月とちょっとはまさに悪夢だったわ……」

P「そうか……」

伊織「でも、あ、あんたが帰ってきて良かったわ!」

P「ん?」

伊織「ち、違うわよ!そういう意味じゃなくて、その…その……」

ナデナデ

伊織「ふぇ?」

P「ありがとうな、伊織。」

伊織「ふ、ふん///」

いおりんはブサイクなのを除けば天使すなあ

>>730
久しぶりにキレちまったよAA略

>>730
                / ⌒ヽ

                /      \
              ,.-‐''⌒ヽ   ,.=、  ヽー、
              ,〃/∠彡ニ\ (.fゃ)  |  j
            /       ミ彡三ヘ`=´   | |
         /       ミ彡三∧    j ./
           ト ャ''"    ミ彡三∧.   //
        」i _;''_,    ミ彡'ニミヘ、 〃
          リ ´ ̄     リ´ f'`ij }/「i|
         ヽ-         '´/ソ'川||
         ヽ一       「彡'川ll.|||
          T   _   / ´ j||.川||
           ` ̄了、     i! 川.川|
              _」. \    | j| 川|ト、
        _/ ̄  \  \   '_/./川 `
        ̄       `    ̄  ´
       ネゴトワ・ネティエ[Negtva Netie]

       (ルーマニア.1935~54)


美希「あ!ハ二……プロデューサー!」

P「おお。美希、おはよう」

P「(美希は実力を買われて解雇にならなかったんだよな…)」

P「(社長も無鉄砲な様で意外と考えてるんだなぁ)」

美希「あのね…もうハニーは私のハニーじゃなくてね、今のハニーは違う人でね……」

P「ハハッ……何を言いたいのか分かんないぞ」

美希「でもね、今またハニ…プロデューサーを見るとね、やっぱりハニーがハニーだなって思うの!」

P「美希がどの人をハニーと呼ぼうが構わないよ。これからもよろしくな」

美希「ハニー!!」

Happy End の香り


貴音「おはようございます。あなた様。」

P「(貴音は最後までいじめの存在に気付かなかったんだよな……)」

P「(純粋なのか、ただ鈍いだけなのか……)」

P「久しぶりだな、貴音」

貴音「久しぶり?何を言っておられるのですか?」

P「え?」

貴音「3ヶ月行方をくらませた後にひょっこりと現れたじゃないですか?」

P「え???」


貴音「何故か女装をしておいでだったから最初は気づきませんでしたが……」

P「(貴音…怖っ……)」

P「(蛙に……)」

P「(まあ、時効だよな……)」

貴音「あなた様?」

P「いやいや、お前には勝てないな。ホント……」ハハハッ


社長「さて、こうやって765プロも再出発を果たすことになった」

社長「星井くん、四条くん、水瀬くん」

社長「これからも頼む」

3人「はい!」

社長「そして、Pくん!寂しかったぞ!今夜早速1杯どうかね?」

P「はい!喜んで!」

律子はプロデューサーだろ
ババアは解雇


社長「そして秋月くん、音無くん、Pくん捜索の旅、ご苦労だった!」

律子「もう、プロデューサー!心配したんですよ!」

P「す、すまん」

小鳥「草津のお湯気持ち良かったですよねー」ピヨピヨ

律子「ちょ、ちょっと!小鳥さん!それは内緒って言ったじゃないですかと!」

P「本当に心配してたのか…お前ら……」

律子も小鳥に「少しくらい良いじゃないの」って言われて押し切られたんだろ否


社長「私もアイドルのプロデュース作業で忙しくてね。なかなか姿を表せなかったよ」

P「すいません……」

社長「いやいや、謝らんでくれ。それよりこちらも済まなかった」

P「え?」

社長「いやぁー。プロデュース業って意外と大変なんだね」ハッハッハ

社長「よく今まで律子くんと二人で頑張ってくれていたなぁと、ずっと思っていたんだ」ハッハッハ

P「社長……」


社長「それにしても、今日を一番楽しみにしていた主役が来ていないようだね……」

タッタッタッ……

社長「おやおや、噂をすれば影というやつかな……」ハッハッハ

ガチャ!


「おはようございます!遅れてすいません!」


伊織「もう!こんな日にどうして遅刻するのよ!」

「ごめんごめん!ちょっと準備に手間取っちゃって……」

美希「あ!さては、ハニーが帰ってくるからって、おめかししてたんでしょ!」

「ち、違うよ!!///」

貴音「確かにメイクがいつもよりしっかりしてますね」

「もう!///やめてってば!///」


社長「うむ。よく来てくれた、天海くん!」

春香「はい!これからもよろしくお願いします!」

小鳥「春香ちゃん、いっぱいお土産有るわよ!」

律子「ちょっとぉ!小鳥さんってばぁ!」

春香「えぇ!?二人共プロデューサーさんを捜索してたんじゃないんですか!?」

社長「ハッハッハ!!」

もしかして考えながら書いてる?


伊織「ふふっ……なんだかいつもの765プロが戻ってきたわね」

貴音「まことですね……最近は何やら険悪な雰囲気でしたから」

律子「あら、そうだったの!?」

春香「良かった…またこんな風に過ごせて……」ニコッ

>>809
今日の最臭

>>811
臭い臭いいってからw風呂はいってこいよw


社長「ほら、君からも何か言ってあげたまえ。彼女は君からの言葉をきっと待っているぞ」

P「社長……」

社長「ん?どうかしたかね?」

P「彼女は、」



P「彼女は新人のアイドルですか?」



社長「!?」


P「えっと…笑顔が、笑顔がとても素敵な方ですね!」ニコッ

>>811
みんな分かってるからもう触るな

春香、リボン外してきたのか

あら…逆だったか


伊織「ちょ、ちょっとあんた!何言ってるのよ!」

貴音「め、面妖な……」

P「な、何でみんな怒ってるんだよ……」

美希「ハニィー?美希、そういう冗談は好きじゃないな」

社長「ハッハッハ、ちょっとブラック過ぎるがナイスジョークだぞ君ぃ!」

ID変わるからでたらめするよーw



























P「俺はただ社長から『何か一言』って言われたから思ったまま」


P「笑顔が素敵だって……」


社長「君ぃ、ブラックジョークの被せは良くないぞ?」

P「だからジョークじゃ無いって……」

伊織「あんたはムードってものも察せれないの!?そこは気の利いた一言をいうところでしょ!?」

美希「ハニー、見損なったの……」

P「い、一体全体何なんだよ……」


律子「………どうやら嘘を言ってる感じじゃないですよ?」

ID変わったらおとなしくなるよーw




























P「だから最初から本当だって……」

社長「し、信じられん」

貴音「まるで魔法にでも掛かったかのようですね……」


春香「プ、プロデューサーさん?」

P「………」

春香「アハハ…ちょっと、おめかしし過ぎちゃいましたかね?あ、いつもの髪型にしたら分かるかな……?」

P「……」

ヒョイ

春香「ほら、私ですよ。春香ですよ、プロデューサーさん?」

P「……すまん」


春香「そんな…そんなのって無いよ…」ウルウル

P「すまん…本当に覚えて無いんだ……」

春香「どうして、どうして…私の記憶だけ……」ウルウル

P「………」


社長「あ、そのぉ、は、働いてるうちに思い出すかも知れないぞ!」

律子「そ、そうですね!プロデューサー!早速仕事に入りましょう!」

P「あ、ああ……」


伊織「ほら、春香、立って……」

春香「うっうっ…」クスンクスン

美希「春香……」


P「(なんだろう…)」

P「(なにか…何かが引っ掛かるこの感じ……)」


律子「それにしても、仕事するのも3ヶ月ぶりかぁ…デスクがすごい汚れてそう……」

小鳥「そうですねぇ……って、うわ!すごい埃!」

P「(あぁ…きっと俺の机も汚れてるんだろうなぁ……)」


律子「まずはみんな机掃除からですね……」

小鳥「あぁー…早く温泉饅頭食べたいなぁ……」

律子「こ、小鳥さん…」


律子「ん?おやおや?プロデューサーの机は綺麗ですね?」

P「あれ、本当だ…いったい何で……」


ズキン

P「うっ…」

P「(まただ…また……)」

P「(なにか大切なことを忘れてるような……)」


『実は私が毎日磨いてるんです。いつか帰って来てくれる気がして…』

『たぶんプロデューサーさんは今少し疲れてるだけなんだと思います」』

『きっと十分休んだらすぐ帰って来てくれます!だって私たちのプロデューサーさんだもん!』


P「ううっ……」

Pこんな時にイくなよwww



「さて、まずはプロデューサーさんの机を拭かなきゃ」

亜美「おやおや」

真美「まあまあ」

真「相変わらず○○はプロデューサーにお熱だね」ヒューヒュー

「も、もう///違うってば///」

真「照れない照れない」

「///」


P「誰かが…俺の机を拭いてくれていた……」


律子「そういえばプロデューサー。残念でしたね」

P「うっ…」

P「(まただ…また……)」


P「ううっ……」


P「何がだ?」

律子「新しい子が入ったのにいじめでやめちゃったらしいんです」

P「ああ…(それ、俺なんだけどね…)」

律子「社長もお気に入りの子が辞めちゃってガッカリしてますよ」

P「ハハハッ……」


P「(そういえば何で俺はいじめられていたんだっけ……)」


「○○、なんでそんなに仲良しにこだわるんだ?」

「だって…だってプロデューサーさんが帰って来てくれた時、事務所がこんな雰囲気だったら悲しいじゃない!」

…………

「年増!」 「島に帰れ!」

…………

「ちょっと、ちょっと!女Pちゃん!どうしてあんなことを!」

「これで○○がいじめられなくて済むだろ?」

…………

P「……」ズキズキ


「○○」

「なに?」キョトン

「プロデューサーのことずっと好きでいてやってくれよ……」


「え…///そんなの、あ、当たり前だよ…」

「私はずっとプロデューサーさんのことを好きでいるよ」

「約束する……」

………………………

P「(あと少し、あと少し……)」ズキズキズキズキ


?「やれやれ、見ていられませんよ……」

?「さながら今の願いは『大切なものを思い出したい』ですかね」

?「次の対価は高いですよ?ふふふ…」



P「………」ズキズキズキズキ


P「!」

P「は、る、か………」

律子「え、プロデューサー?今なんて?」

P「はるか!春香だよ!」

小鳥「もしかして、思い出したんですか!?」

P「春香はどこに!?」

社長「春香君なら、応接間に居るぞ!すぐ行ってあげたまえ!」

P「はい!」


P「(そうだ!俺は春香を笑顔にしたくて頑張ってたんだ!)」

P「(そして、戻ってきたのに……)」

P「(それなのに俺は何をやっているんだ!)」


P「春香!」

春香「プ、プロデューサーさん?」

P「すまない春香…全て思い出した……」

春香「……プロデューサーさん」ウルウル

P「春香、あの約束を覚えているか?」

春香「はい、覚えています……そして、これからもずっと…守ります……」

P「春香!俺も、俺も!お前のことが………」

……………




婆「おやおや、見ていられませんね……」

婆「今回の対価……?」

婆「そうですね…彼女を一生幸せにでもしてもらいましょうかね……」

婆「ふふふふふ………」



おわり



終わりです。
保守してくれた方々、ありがとうございました。

物語は最初のうちに全部構想ができてたんですけど、書き貯めがない上、ながら書きだったので遅筆になってしまいました。

とりあえず、春香って幸薄で最高ですよね!

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