健夜「私が個人戦のベスト16を選出する?」 (68)

インハイ 個人戦前日


健夜「私が個人戦のベスト16を選出する?」

恒子「そう。運営がなんか急に会場長時間抑えるの厳しくなっちゃったみたいで」

恒子「もうベスト16から始めちゃおうって」

健夜「いやダメでしょそれ!?まったく朝早くから何かと思えば…」

恒子「すこやんと仲良い私からお願いしてくれって言われちゃってさ」

健夜「私が決めても皆納得しないでしょ…」

恒子「あの小鍛治プロが選出した!ってなれば、皆あるていど納得するよ~」

健夜「選手に一番失礼だと思うけど…それに私も全選手知ってるわけじゃないし」

恒子「ダメもとでいいからさ、もし無理だったら違う方法考えるって運営も言ってたし」

健夜「…」

健夜「いつまでに決めればいいの?」

恒子「今日中、なるべく早くで」

健夜「選出方法はどうしよう…今から出場選手のビデオ見て間に合うかな」

恒子「すこやんがオーラ飛ばしてさ、気絶せず残ってたら合格みたいな方が絶対早いよ」

健夜「…その方法を明日選手が集まってる時にやればいいんじゃ」

恒子「ダメ、決めるの今日中なの。まあ方法は任せるから」

健夜「…どうなっても知らないよ?」

恒子「うん、ほんとにダメもとでいいみたいだから」

健夜「わかった、やってみる」

恒子「ありがとすこやん。じゃあ決まったら教えてね」ヒラヒラ

健夜「手伝ってくれないんだ!?」ガーン

インハイ会場 とある対局室


健夜「では、ぼちぼち始めましょうかっと」

誠子「…あのー小鍛治プロ」

健夜「どうしたの誠子ちゃん?」

誠子「…運営に呼び出されたんですが、これはどういうことですか?」

健夜「明日個人戦やる時間がないみたいで、運営が私に上位16人を決めてほしいって」

誠子「…なんで私はここに?」

健夜「私のお手伝いしてもらおうと思って、あなたいろいろ便利そうだし」

誠子「私は上位16人に入ってないってことですか…まあ、わかってましたけど」ズーン

健夜「ふふっ、よろしくお願いします誠子ちゃん」

誠子「…はい」トホホ

健夜「じゃあ今からオーラ飛ばすから…あ、誠子ちゃんには影響ないようにするから大丈夫だよ」

誠子「なるほど、そうやって選出するんですか。すごい便利ですね」

健夜「…」スゥー

健夜「…」ゴッ!


とあるホテルの一室

池田「キャプテーン、朝ごはん行きましょう!」

美穂子「あら、もうそんな時間。あ、あのー、上埜さんも一緒にー///」

久「ふふっ、ご一緒しますよお姫さm」

-ゴッ!-

久「」ブクブク 池田「」ブクブク

美穂子「上埜さーん!!上埜さーん!!」

美穂子「こ、このオーラは会場の方から。上埜さん、仇はとりますよ…」スタスタ

白糸台 ホテルの一室 


菫「ミーティングだというのに亦野はどこに行ったんだ、まったく」

照「なんか運営に呼ばれてた」モグモグ

尭深「…」ズズー

淡「まあ後は個人戦だけだし、別にいいじゃん」ケラケラ

菫「こら照!お菓子を食べるのやめろ!」

照「…はらハラはらハラはらぺこさん♪女のコお菓子が主食だ♪」

-ゴッ!-

菫「」ブクブク 尭深「」ブクブク

照「…」

照「私の歌で二人が死んだ!!」

淡「いや気絶してるだけだよテル。それより呼ばれたみたいだし、いこっか」スタスタ

会場近く とある公園


咲「公園でお弁当もいいね、和ちゃん」

和「そうですね、咲さんと二人きりなんて最高です///」

咲「ふふっ、和ちゃんたら」

和「あ、あのー咲さん。私があーんしますので、それを口移しで私にもどしてくれませんか///」

-ゴッ!-

咲「…ちょっとオーラで呼ばれたみたいだから行ってくるね」スタスタ

和「そんなオカルトありえませんが、お供します咲さん」スタスタ

インハイ会場 とある対局室


誠子「集まりますかね、こんな方法で」

健夜「…うん、ぞろぞろと集まってきてる」

ガチャ

ダヴァン「失礼しマース」

智葉「…」

小蒔「zzz」

憩「お邪魔しますぅー。あ、小鍛治プロや」

美穂子「上埜さんの仇」ゴゴゴ


健夜「来たね…」

誠子「はーい皆さん、全員集まったらちゃんと説明しますんで少々お待ちくださーい」

ガチャ

淡「どーもー、今年のインハイの超新星の登場ですよー」

照「失礼します、うちの咲ちゃんもう来てますか?」キョロキョロ

誠子「はーいまだですよー、今日は大人しくしててくださいねー」

淡「亦野せんぱ~い、一体何してるんですか~」ニコニコ

誠子「こ、これはちょっと事情があって」

淡「後できっちり説明してもらいますからね~」ニコニコ

ガチャ

穏乃「ほら灼さんこっちです、たのもー!」バーン

灼「せっかくハルちゃんと楽しくおしゃべりしてたのに、って小鍛治健夜!」

ガチャ

豊音「し、失礼しまーす。あー!小鍛治プロだ!」パァァ

豊音「サインくださーい!って色紙持ってきてない…ボールペンしかない」

豊音「…あのー私の肩にこのボールペンでサインしてもらっていいですか?皮膚えぐれてもいいんで」

誠子「こわいこわいよ、来ていきなりこわいよ」

ガチャ

衣「におうね…この会場」

衣「美味そうなにおいがする」ゴォォ

透華(冷)「…失礼しますわ」ヒュー


ダヴァン「で、でたー」ジョワー

ガチャ

セーラ「お邪魔しまーす」

洋榎「じゃまするでー」

憩「邪魔するんやったら帰ってー」

セーラ・洋榎「はーい、ってオイ!」ビシッ

セーラ「もう憩はあいかわらずやなー」

洋榎「さすがはうちの憩や!また一緒にお好み焼き食べにいこなー」

セーラ「次はうちの番やろー!憩、うちといこなー」

憩「もー、三人で仲良くいきましょうよー」アハハ

洋榎・セーラ・憩 キャッキャウフフ イチャイチャ

智葉「…」ジー

智葉「我思う、 ゆえに百合あり。 だが そこに我、必要なし。」

照「…小鍛治プロ、これはどういうことですか?」

健夜「もう少し待ってね、まだ全員来てないから」

照「こんなことして問題になりまs」

ガチャ

咲「し、失礼します」オロオロ

照「さーきちゃーん!!」ガバッ

咲「お、お姉ちゃん!?」

照「咲っ!良く来てくれたね!お姉ちゃんうれしいよ!」ギュ スリスリ

咲「くすぐったいよお姉ちゃん、あれ皆さんおそろいですね。それに小鍛治プロ!?」

照「そうだね、小鍛治プロだね。後でお姉ちゃんがサインもらってあげるからね」スリスリ


智葉「姉妹百合…断然あり!!」ハナジダバー

和「ねーよ」ケッ

健夜「えーっと、1宮永照、2大星淡、3辻垣内智葉、4メガン・ダヴァン、5姉帯豊音」

健夜「6江口セーラ、7愛宕洋榎、8荒川憩、9神代小蒔、10福路美穂子、11原村和、12宮永咲」

健夜「そして、13天江衣、14龍門渕透華、15鷺森灼、16高鴨穏乃。これで16人」

誠子「ほんとに16人だぴったりだ…」


淡「で、これはどういうことですか?」

健夜「ごめんねいきなりこんなことして、明日の個人戦なんだけど~~」←説明中


セーラ「なるほど、それでうちら16人が集まったと…」

美穂子「めちゃくちゃです!上埜さんが倒れっちゃたんですよ!」

豊音「急に皆泡吹いて倒れたから、びっくりしたよー」

健夜「ごめんね、30分くらいで意識戻るはずだから。」

誠子「でも小鍛治プロ、個人戦出てない選手がいますね」

健夜「そうだよねー、でもほんとに強いからこの子達でいいんじゃないかなー」ウーン

ガチャ

いちご「だはぁーマジ寝てないからつれーわー」バーン

一同「…」シーン

いちご「ねぇ冷えピタあるー?」


誠子「こ、小鍛治プロ。これは…」

健夜「えー、アイドル枠?」

誠子「17人になっちゃいましたね…」


いちご「あっ、愛宕洋榎!明日の個人戦でこの前の借りを返すからのう!」

洋榎「…」

いちご「聞こえてへんのか!」

洋榎「あっ、ごめん。イタリアのこと考えてた」

健夜「どうしよう、17人だと数が変だし…」

いちご「な、なんじゃ皆。ちゃちゃのんの方見て」オドオド

洋榎「役満振り込んだやつにこの場は相応しくないんちゃうか?」

いちご「あ、アニメでは振り込まんもん」オロオロ

誠子(いや、無理だろ)


透華(冷)「…」スタスタ

ダヴァン「ひいっ!」ビクッ

透華(冷)「…ごきげんよう」ヒュー

ダヴァン「な、なんのようデスか…」ビクビク

透華(冷)「数が一人多いようなのであなたにご退場願おうかと」ヒュー

ダヴァン「な、なんで私なんデスか…」ビクビク

透華(冷)「昨年のインハイで私との勝負に逃げたあなたに、ここにいる資格はありません」ヒュー

ダヴァン「い、今の私なら正面から倒しマス。それにあれは団体戦でシタ…」ビクビク

透華(冷)「関係ありませんわ…この場から出て行きなさい!」ヒュー ゴッ!

ダヴァン「…たすけt」ガクガク バタン


豊音「わーい天江衣さんだー、ちっちゃくてかわいいー」タカイタカーイ

衣「こ、衣をちっちゃいって言うなー」ジタバタ


智葉「あのカプはキスするのも大変だろうな」ヨダレダバー

誠子「今あなたのお仲間がもっと大変な身に合ってますよ」ウシロウシロ


メガン・ダヴァン 退場

誠子「と、とりあえずこれで16人ですね」

健夜「そうだね…あのーところで何であなたは私を睨んでるの?…」

灼「きさま…いったい何人の雀士の生命をその力のために吸い取った!?」ギロッ

健夜「…えーっと、おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?だっけ?」

灼「ぐっ…許さない、ハルちゃんをよくも…」ゴゴゴ

健夜(それにしても…)

美穂子「上埜さん…よくも上埜さんを…」ゴゴゴ

健夜(今年の子達…)

淡「もうこのメンバーでいいじゃん、誰も文句ないでしょ」ユラユラ

憩「文句あっても、麻雀で黙らせればいいしねー」ケラケラ

健夜(面白そうな子が多いなぁ…)

咲「…」

健夜「…ここでもう決めちゃおっか?」

健夜「この中で誰が一番強いかを」ゴッ

一同「!?」

健夜「って言っても麻雀するんじゃなくて、私のオーラに耐えて最後まで残った人の勝ち…」

誠子(もう全部あなた一人でいいんじゃないかな)

美穂子「な、何でそんなこと」

健夜「最後まで残った人は、私が出来る範囲でなんでもお願い聞いちゃうよ」

健夜「私と対局でも、サインでも、ご飯おごるでも、」

灼・美穂子・豊音「!」

穏乃「おなかすいたなー」

健夜「そ、その…キスでも///」モジモジ

一同「…」シーン

誠子「は、はは。い、いいな―キス。私も出場できればなー」ハ、ハハ

淡「えーおもしろそう、私賛成ー」

憩「うちも賛成ー」

洋榎「セーラは帰ったら、うちは参加するけどー」

セーラ「なんでやねん、憩が参加するならうちも参加や」

小蒔「zzz」

透華(冷)「…私も参加で」ヒュー

健夜「あ、ちなみにこれは明日の個人戦には何も関係ないから」

智葉「…なら一体何のために」

健夜「ん?単純におもしろそうだから」

豊音「天江さんも参加するよねー」ギュー

衣「だ、抱きつくなー」ジタバタ

智葉「…私も参加だ」ハナジズルッ

和「咲さんはどうしますか?」

咲「…小鍛治プロがどんなものか気になるしね、参加するよ」ゴッ

穏乃「魔王モードの咲さん、すてきだなー。私も参加します」ウットリ

和「なら私もお供します」

照「どっちでもいいけど、咲が残るなら残る」モグモグ

いちご「ようわからんが、ちゃちゃのんも参加じゃ!」

灼「最後まで残って、ハルちゃんに土下座してもらう」ゴゴ

美穂子「上埜さんの前で焼き土下座してもらいます」ゴゴ


健夜「よし、全員参加だね。じゃあ最初は半分まで減らそうか」

誠子「8人まで減らすんですね、ていうか今さらですけど有珠山がいませんね…」

健夜「うーん有珠山は先鋒から副将までたいしたことなかったし、大将も咲ちゃんがやっちゃたしね」

誠子「あっ、はい」

健夜「始めるよ、しんどくなったらすぐ棄権していいからね」

淡「そんなにすぐ棄権する人は、この中にはいませんよ」ユラユラ

健夜「それもそうか。じゃあ、いくよ」

ゴ

いちご「すいません棄権します」サッ←手を挙げる

いちご「あ、今のオーラで少し漏らしたからとかじゃないですよ」

いちご「ここ来る前にオーブンレンジで七面鳥の丸焼き作ってて、もう出来上がると思うんで…」スタスタ

いちご「では失礼します、お疲れ様でした」ペコリ

ガチャ バタン

一同「…」シーン

誠子「うん、なんかそんな感じしてた」


佐々野いちご 退場

健夜「じゃ、じゃあ気を取り直していくよ」

ゴゴゴ

豊音「ううー結構きついよー」ビリビリ

憩「うん、なかなかやねー」ピリピリ

咲「和ちゃん、しんどくない?大丈夫?」

和「あの、すいません。オーラとか意味がわからないんですが…」

セーラ「け、憩。手ーつないでもらっていい?」ビリビリ

洋榎「う、うちも」ビリビリ

憩「いいですよぉー」ギュ

ドア バーン!

絹恵「おねえちゃーん!」バーン

船Q「江口せんぱーい!」バーン

セーラ・洋榎「ぱあ、でたー!」

絹恵「あ、お姉ちゃんまた憩ちゃんといちゃいちゃして!」グイッ

船Q「江口先輩の服にGPSしこんどいて良かったわ、ほら帰りますよ」グイッ

憩「先輩方また今度ー」ヒラヒラ

セーラ・洋榎「ふ、不幸だ―!」

バタン

健夜「不幸だじゃねーよ、ならかわってくれよ。こっちは今だ独り身なんだよ」チッ

誠子「た、高嶺の花過ぎて皆近寄れないだけですよ」アセアセ


愛宕洋榎 江口セーラ 退場

ゴゴゴ

豊音「うう、ちょーこわいよ」ビリビリ

健夜「…」ゴゴゴ

豊音「うう…」ブクブク バタリ

健夜「誠子ちゃん、あの子アウト。部屋の外に連れってって」ゴゴゴ

誠子「大きいからすいませんが少しひきずりますね」ヨイショ

豊音「…」ズルズル

穏乃「ん?ズルズルだって?そうだ、おなか減ってたんだ。ラーメン食べに行こう!」ビューン

穏乃「っとその前に、咲さん!」ピタッ

咲「え、どうしたの?」

穏乃「阿知賀編コミック一巻の最後で『私の倒すべき相手だ』とか調子のってすいませんでした!」ペコリ

咲「き、気にしなくていいよ」

穏乃「優しいお言葉ありがとうございます!では失礼します!」ビューン


姉帯豊音 高鴨穏乃 退場

ゴゴゴ

小蒔「zzz」ピリピリ

~小蒔の中の九面達~

三面「ちょ、全員集合。急げ急げ、姫様が危ない」

五面「どうした三面?」

三面「いまやってる相手めちゃくちゃつええ、俺じゃもう無理。誰かかわってくれ」

一面「m9(^Д^)プギャーwww」

八面「私達は数字が上がるほど強くなる、誰とかわればいいんだ?」

三面「麻雀してるわけじゃないがオーラがとにかくやべえ、九面様にお願いしたい」

六面「九面様は就寝中だ」

二面「初美たんぺろぺろ」

七面「俺達でどうにかするしかない」

四面「てか順番的に俺じゃね?」

七面「そもそも個人戦は明日だろ?」

三面「なんかわからんが急に巻き込まれた、いるやつ全員強者だ」

四面「神様ローテーション的に俺だろ、霞様に怒られるぞ」

三面「いや、そんな場合じゃねえ。こうなりゃ七面か八面いけるか?」

四面「ふざけんな、せめてじゃんけんだろ!」

七面「その場にいる九面達が全員賛成しないと表に出られんからな…」

六面「じゃんけんで決めるか…恨みっこ無しだぞ」

一面~八面「じゃんけんぽん。あいこでしょ。あいこで…」

~九面会議終了~

小蒔「…」プシュゥー

小蒔「…初美たんぺろぺろ」

誠子「どうした急にー!」

小蒔「初美たんのスク水…」スタスタ

ガチャ バタン

誠子「優勝候補が消えた…」


神代小蒔 退場

ゴゴゴ

美穂子「こ、ここで倒れたら、上埜さんにあわせる顔が…」クラクラ

ドア バーン!

池田「キャプテン、大丈夫ですか!」

美穂子「か、華菜…」クラクラ

池田「フラフラじゃないですか!もうやめて帰りましょう!」

美穂子「とめないで華菜…負けられない理由が私にはあるの…」クラクラ

久「何やってるの美穂子!!早く一緒に帰りましょう!!」

美穂子「了解」

久「ずいぶん疲れてるのね、帰ったらホテルのお風呂は入りましょう」美穂子「は、はい///」イチャイチャ

バタン

智葉「部キャプは正義」ウン

池田「」


福路美穂子 退場

ゴゴゴ

灼「ぐっ、かなりきつ」ビリビリ

健夜「…あなたもう限界じゃない、棄権した方がいいよ」ゴゴ

灼「いやだ…なんで、10年前なんでハルちゃんを狙いうちした…」ビリビリ

健夜「…ああしなきゃ私がやられてた。って言っても信じてくれないよね…」ゴゴ

灼「あなたはあんなに点棒持ってたのに、信じられるわけがな」ビリビリ


淡(すごい、このオーラ!それにまだ本気じゃない…イイ!)プルプル

淡「イケてんじゃん、このおばさんっ!!」キラキラ

一同「あ…」

健夜「…」ゴッゴッゴッ!←淡に集中攻撃

淡「」チーン

誠子「すいません、どうかご勘弁を。大事な後輩なんです、ほんとすいません」ドゲザ


大星淡 退場

健夜「っとこれで半分になったね、いったん止めるよ」シュウ

健夜「残ったのは宮永照、辻垣内智葉、荒川憩、原村和、宮永咲」

健夜「それと天江衣、龍門渕透華、鷺森灼か…」

誠子「長野勢がすごいですね…」

咲「の、和ちゃん大丈夫?良かったら膝枕でも…」

和「いえ、大丈夫です。皆さん何故か倒れたりしてますが、偶然極まりないですね」

照(SOAアピールはいいから、咲の膝枕チャンス逃してるから)モグモグ

智葉(もっといちゃいちゃしろよ、相思相愛なんだろ)チッ

衣「乏しいな、闕望したよ。なあ透華?」

透華(冷)「…」コーホー

衣「と、透華?」

憩「必ずうちが最後まで残って、あのお願いを…」

灼「はあ、はあ…」

和「咲さん、喉がかわいてしまったので少しおしっこを頂いても?」

咲「き、きたないよ和ちゃん」

誠子(うーわー、原村やばいな。辻垣内さん的にもこれはダメだよな…)チラッ

智葉「…女の子同士なんだからおしっこくらい飲ませてやれよ」ボソッ

誠子(上級者だったー)ガーン

咲(和ちゃんがおしっことか言うから、おトイレ行きたくなってきたよ~)モジモジ

照(あるある)モグモグ


透華(冷)「…」コーホー ブルブル

衣「どうした透華っ冷たいぞ!体がすごい冷たい!」

憩「ふるえてるし、ちょっとおかしいな。たぶん今の状態が体に負担をかけてる…」

衣「ど、どうしよう…そうだ!ハギヨシ!」パチン

ハギヨシ「はっ」シュタッ

智葉「ちっ、なんだ男か」

衣「ハギヨシ!透華が大変なんだ、一を連れて来てくれ!」

ハギヨシ「そう思って連れてきております」

一「何この状況…って透華!?」

衣「一っ!透華が戻らなくなって冷たいまんまなんだ!」グスッ

透華(冷)「…コーホー」

誠子「ついにコーホー言っちゃたよ!」

一「透華ごめんね、僕は透華付きのメイドなのに…」ギュ

透華(冷)「…」

一「…凍ったような表情をしてるね…透華」

一「…僕が溶かしてあげるよ」スッ

透華・一 チュッ

一同「!」

智葉「サラシッ!!」ハナジブー!!

透華(冷)「…」

透華「…」バタリ

一「…透華」ギュ

衣「透華!大丈夫か!」

憩「…気絶してるだけみたいやな、大丈夫そうや」

衣「良かった…もうホテルに戻ろう透華」グスッ


健夜「…ちょっと待てぇ天江衣ォ」ウー

誠子(なんかゾンビみたいになってる!)

衣「なんだ、もう衣達はこの潰し合いの螺旋からおりるぞ」

健夜「…私にも誰か紹介してくれぇ」

一同「…」シーン

誠子「お帰りはこちらからになります。あっ、足元の段差にお気を付けください」コチラエドーゾ


天江衣 龍門渕透華 退場

智葉「一×透華か…いいもん見せてもらった」ハナジタレナガシ

照「良かったね、智葉」モグモグ

智葉「ああ、素晴らしかった…」

智葉「私は帰るよ。今日はもう争いたくない…ああ、それと照」

照「なに?」ポリポリ

智葉「私の見たとこによると、お前のところの亦野誠子。あいつはなかなか百合力が高いな」

照「うん、そうだね」ポリポリ

智葉「亦野はもてるのか?」

照「誠子のクラスの女子の半分以上が誠子のことが好きらしい、恋愛的な意味で」モグモグ

智葉「カッコいい系か…女子校に潤いをあたえてくれるタイプだな。ふっ…じゃあな照」ヒラヒラ

照「智葉…また会えるよね…」

智葉「…そこに百合がある限り」

ガチャ バタン


辻垣内智葉 退場

ドア バーン!

晴絵「灼っ、いるか!」

灼「はあ、はあ…ハルちゃん」ゼエゼエ

晴絵「穏乃から聞いたんだ…灼、こんなになって…」ギュ

灼「ごめんハルちゃん…このネクタイをつけてあの人に勝ちたかったけど…」ゼエゼエ

灼「もうだめぽ」ガクリ

晴絵「灼…もういいんだ。帰ってゆっくり休もう」ギュ

健夜「赤土さん…その、ごめんなさい…」

晴絵「…小鍛治プロはボーリング好きですか?」

健夜「えっ?」

晴絵「この子の実家、ボーリング場経営してるんです。今度一緒にやりませんか」

晴絵「小鍛治プロが来たってなれば、お店も忙しくなると思うんで」

健夜「…うん」


鷺森灼 退場

誠子「4人になりましたね…」

健夜「どうする、まだやる?」

憩「当然やりまーすぅ、お願い聞いてもらわんと」

咲「うん、私もやります」

照「特にお願いはないけど、咲がやるならやるよ」モグモグ

和「やりますけど、なんで皆さんそんなしんどそうなんですか?」

健夜「そうだね、退場していった人達のためにも最後までやろっか」

健夜「じゃあ最初からオーラ最大で行くよ」

健夜「…」スゥー

健夜「…」ゴゴゴゴォ!

一同「!!」

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