幼女「あたしがまおう?」(22)

大臣「そうでございます。今日から貴女様が先代なき今正統な後継者となります故よろしくお願いいたします」

幼女「わかったぁ」

大臣「では、まず手始めに人間どもに宣戦布告をいたしましょう」

幼女「は~い」

城門前

幼女「ねぇねぇ、まおうってなにするの?」

大臣「では、遠いので歩きながら話しましょう」

幼女「するー」

大臣「それでは、我等魔族と人間との関係から話しましょう。はるか昔、魔族と人間は共存という道を歩んでいました。」

幼女「きょうぞん?」

大臣「そうでございます。人間は魔族に技術を、魔族は人間に魔術を、お互いが助け合いながら生活をしていました。しかし、魔族と人間はあまりにも違いがありました。人間は短命、魔族は不死に近い存在…」

幼女「幼女たんめんすきぃ」

大臣「湯麺ではございません。短命、短い命という意味でございます。」

幼女「ちょうちょ~」

大臣「そして我等魔族と違い人間は力の弱い生き物、いつしか人間は魔族を恐れ忌み嫌うようになりました。そして人間と魔族の共存は短くも終わりを迎えたのであります。争いだけが長きにわたり続き、魔族も人間もたくさんの命が消えていきました…

子供から老人、本当にたくさんの命が消えていきました。そして人間の王と貴女様の御父上、先代がこれ以上無駄な血が流れないように、これから生まれてくる新しい命に幸せな未来を送ってほしいとお互いもう一度共存の道を歩めるよう話し合いが開かれました…

そして貴女様が生まれる3日前に人間の国に赴き、先代が帰ってからは皆が幸せな毎日を迎えられると楽しみにしていました。」

大臣「しかし、先代はいつまでたっても帰って来られず、不振に思い人間の国に我等も赴き、そこで亡き姿となった先代の姿がありました。その姿を見たものは怒り、悲しみ、狂い、人間に向かっていきましたが、理性を失った我等は人間に歯もたたず、返り討ちにあいました。

そして、和平協定を破ったのも我等魔族側ということとなりました。

貴女様の母親は人間であります。もし、魔王様が人間との争いを望まないというのなら我等は人間から離れて暮らす道もあります。

どのような決断をなさろうとも我等、魔族は貴女様のお考えに従うまでであります。

どうなさいますか?」

大臣「…」

大臣「あれ?どこいった?」

魔人(村人)「幼女ちゃんならちょうちょ追いかけて向こうにいったよ」

大臣「…」


城内

幼女「おかえり~、おそくなるならちゃんとでんわしなきゃだめなの~」

大臣「ゼェゼェ…も、申し訳ありま…せん」

幼女「幼女、おやつのじかんにはかえってたの~、おりこうさん?」

大臣「大変、お利口さんでございます」

城内夜
幼女「幼女おりこうだからだいじんにほんよむぅ、そしてだいじんねんねするの」

大臣「眠れなかったのですか?」

幼女「ちがうのぉ」

幼女「むかしむかしある…にお…さんとお…さんがいました、だいじんねんねしたぁ?」

大臣「もう少しで眠りそうにございます、それからここは[ある所]にございます。そしてここがお爺さんとお婆さんにございます。」

幼女「うん、むかしむかしあるところに、おところさんとおところさんがいました、だいじんねんねしたぁ?」

大臣「大臣は魔王様のおかげで眠りました」

幼女「だいじんほんとにねんねしたぁ?」

大臣「もちろんでございます。」

幼女「ほんとかなぁ?」エイッ


大臣「…………ブハァーッ、ゼェゼェ…大臣危ないところでございました」

幼女「つぎはだいじんが幼女にほんよむばんなのぉ」
大臣「存じております」

続けて

>>6
幼女「つづけるのぉ」

幼女寝室
大臣「魔王様、起きてください。今日は魔術の勉強でございます。」

幼女「ムニャムニャ…ねるこはそだつのぉ…」

大臣「魔王様、早く起きないとプリキュアが始まってしまいますよ。」

幼女「起きてるのぉ」


幼女「だいじんうそつきぃ、ぷりきゅあはあしたなのぉ」ムスーッ

大臣「申し訳ありません。ですが、勉強が終わりましたらマリオカートを30分してもよろしいですよ」

幼女「おべんきょうするー」

大臣「魔術には様々な特徴がございます。火、水、土、風これらは四大元素と言われ魔術の基礎的なもので複合することで強大な魔術を生みだすことが可能となります。」

幼女「幼女、じかんをとめたりするまほうがつかいたいのぉ、てれびでみたのぉ」

大臣「私は存じ上げませんがそのような魔術もあればよろしいですね。」

幼女「ざ・わーるどなのぉぉお」ジョジョダチ

大臣「…」

10分後

幼女「そしてときはうごきだすのぉ~」ジョジョダチ

大臣「おぉ、私思わず時間がとまってしまいました。」

幼女「エヘヘー、幼女なんでもできるのぉ」

大臣「さすがでございます。それでは勉強の続きでありますが、四大元素と全く異なる光、闇、死、生命ががあります。

これらの魔術は普通の魔術とは違い、契約することで対価を求められます。

光は対価に光を求め、闇は闇を求め、死は死を求める。そして生命は生命を求める…」

幼女「コクリ…コクリ…」

大臣「お疲れになられたようなのでひとまず休憩といたしましょう。」

幼女「うん…」ムニャムニャ

大臣「このような場所でお休みになられたら風邪をひきますのでこちらでお休みください。」

幼女「…」コクリ

幼女「だいじん、だいじんまりおかーとするのぉ」

大臣「かしこまりました。先代にマリオカートを教えこんだのは私にございます。いくら魔王様といえど手加減はいたしませんよ。」

幼女「のぞむところなのぉ」

大臣「フハハハ、近道ですぞ~」

幼女「ずるいのぉ」

大臣「ブハハハハ、敵に背中を見せるとは実に愚かなり。その愚かさ赤き甲羅をもって味わうがよい」

幼女「はぅぅ…」

大臣「効かぬ、効かぬわー。貴様のような脆弱なるものこのキノピオ様の消し炭にしてくれるわ。1位とったどぉ~」

幼女「ヒック…」

巨人メイド「ヒョイヒョイ」テマネキ

巨人「コレ使う、大臣に勝てる」

幼女「うん…」グスッ

大臣「それでは2戦目といきましょうか。」

幼女「もうまけないのぉ」

大臣「スタートですぞ~」

幼女「ひみつあいてむなのぉ」ヒョイ

大臣「フハハハ、そのようなものにひっかか…る…こと…は…」

大臣「そっ…それは、入手困難な屍族美人妻物語・安楽死させら れちゃった…だと、しかもよく見たら私の名前付き…どうして…」

幼女「こうするのぉ」エイッ

屍族美人妻物語・安楽死させられちゃった「バキッ」

大臣「はまーん、私のプレミアムDVDが…」

幼女「こうかはぜつだいなのぉ」

大臣「アバババババ」

城内庭園
大臣「私のプレミアムDVD…」トボトボ

大臣「ん…、何やら池が光って…」

池「ブクブク」

幼女「じゃじゃーん、めがみなのぉ」

大臣「??」

幼女「あなたがおとしたのはどっちぃ~?」

大臣「そもそも落としたのではなく、魔王様に割られたのであります。」

幼女「ごたくはいいのぉ、どっちかこたえるのぉ」

大臣「かしこまりました。ではそちらの屍族美人…って、もう片方の手にもってるのは巨人妻・旦那の上司といけない関係[奥さんのアソコってガバガバですね、巨人だけに]しかもまた私の名前付きぃ」アセアセ

大臣(ここは冷静になるんだ、嘘をついたキコリは何も得られず全てを失った、よってここは正直に答えるべし。)

大臣「こっちであります。」

幼女「だいじんはしょうじきなのぉ、だからりょうほうプレゼントするぅ」

大臣「うぅぅ…ありがとうございます。助かった」ウレシナキ

大臣寝室

大臣「どれどれ久しぶりに鑑賞してみましょうかね」ハァハァ

テレビ「砂嵐」ザーッ

大臣「濡れたせいで見れねーじゃねーか」コンチクショウ

続きはよ

幼女「きょうはだいじんがおやすみなのぉ、だからたんけんするぅ」



幼女「あそこにつぼがあるのぉ、しらべてみるのぉ」ワクワク

幼女「おはぎぃ~」
[うまのふんを手に入れた]テロリロリン

幼女「…」


幼女「おはぎなのぉ」

ポケット「ニチャ」

幼女「つぎはおはかまいりにいくのぉ」

ワイノワイノガヤガヤ

ゾンビ子「今日はみんな来デクレでありがドウ、みんなに゛大切なおしらぜがアディます」

観客「ワイノワイノガヤガヤワイノ」

ゾンビ子「わだし、ゾンビ子は今日でHKB48を卒業ぢます」ボタ

メンバー・観客一同「ヤッター、マジカヨ、シャー」ガヤガヤ

ゾンビ子「HKB48のこどは嫌いになっでも、わだしのこどは嫌いにならないでくだザイ」ボタ

観客一同「ウェイウェイ、アンタクズヤー、サイコーノクズヤ」

幼女「なんなんさー」ガッショウ

幼女「はたけなのぉ」

幼女「なにをしてるのぉ」
農夫「マンドラゴラの収穫でございます」

幼女「おてつだいするぅ」
幼女「えいっ」ズブリ
マンドラゴラ「ギャーー」
幼女「むふぅ」ドキドキ

幼女「ていっ」ズボリ
マンドラゴラ「ギャーー」
幼女「むふふん」ドキドキ

幼女「ていっ」ジブリ
マンドラゴラ「ギャーー」

幼女「もどすのぉ」

マンドラゴラ「エライコッチャ」
マンドラゴラ「ナンテコッタ」
マンドラゴラ「アカンヤツヤ」

幼女「そいっ」ズブププリ

マンドラゴラ「ハイッテリュー」///
マンドラゴラ「イ…イッパイ」///
マンドラゴラ「ハイッテリュノー」///

城門前
ケルベロス右「我輩は犬である、犬だけに」ドヤッ
ケルベロス左「いやいや、全然うまいこと言えてないから」
ケルベロス中「実はお前らに言いたいことがあるんだ…」

ケルベロス右左「「なんだよ、言ってみろよ」」

ケルベロス中「俺さ、ソロ活動しようかなって思ってるんだ」

ケルベロス左「なんだよ、それ…ちゃんと説明しろよ」ヒダリフック


ケルベロス中「ヒョイ」スカ
バキッ
ケルベロス右「痛」ジンジン

ケルベロス中「なんつーかさ、音楽性の違いをさ感じるんだよ」ウレション

ケルベロス左「ナラシカタナイネ」
ケルベロス右「ウン、シカタナイ」ハッ?!

ケルベロス左「俺らってさ、どこで間違っちまったんだろーな」

ケルベロス右「ウン、シカタナイ…ウン、チカタクナイ…」

ケルベロス中「俺らの通ってきた道に間違いなんてねーよ」

ケルベロス左「へへへっ…だな、俺らのゴールはいつまでたっても一緒だな…進むレールはちがっても…」

ケルベロス右「ヤッベ、マジヤッベ、メッチャニテル」

ケルベロス中「あのさ、俺らが一番最初に作った歌覚えてるか?」

ケルベロス右「ウン、シカタナイトウンチカタクナイマジチョーニテル」

ケルベロス左「忘れるわけねーよ」///

ケルベロス中「ちゃんとついてこいよ」

ケルベロス左「お前こそな」

ケルベロス中左「「いくぜ!!!」」

ケルベロス中「ワン」
ケルベロス左「ワン」
ケルベロス中左「「ワンワンワン」」

ケルベロス中左「「ぽ~んぽ~こや~まの~た~ぬきさん~、おっぱい揉んで~……」」

……
………
ケルベロス左「ハァハァ、やっぱお前の歌サイコーだよ」
ケルベロス中「じゃぁ…俺いくわ」

幼女「ワンワ~ン」トテトテ

ケルベロス左右中「「魔王様っ」」ハッハッ

幼女「わんわんおてぇ」

ケルベロス「わんっ」フリフリ

幼女「ワンワンいいこだからごほうびあげるのぉ」

ケルベロス「わんっ」ウレション

幼女「おはぎなのぉ」

馬の糞「オハギデス」

ケルベロス「…」

幼女「すききらいはよくないのぉ」

ケルベロス「ガブッ(クッセ)」

忠犬の鏡だわー

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