男「こいつだ。この奴隷を買う」 エルフ「お前は……!」(342)

エルフ「お前、確か小さい頃森で迷っていた……」

奴隷商「いやあ、旦那。お目が高いですな。こいつは処女ですからちぃと値が張りますぜ」

男「ほう、ますます欲しくなった。いくらだ?」

奴隷商「ざっとこんなもんで」

男「買った」

奴隷商「へい、まいどあり!キヒヒ、いい体してるでしょう」

男「ああ、家まで我慢できないかもしれんよ」

エルフ「………」

男「いい買い物をしたな」

エルフ「おい」

男「ああ?」

エルフ「お前、やっぱり男だな?」

男「なんだ、お前」

エルフ「覚えていないか?お前が子供の頃、森で迷っているところを助けた…」

男「主人に対してその言葉遣いとはどういうことだ」

エルフ「ま、待て!私だ、私!本当に覚えていないのか?」

男「くどい。少し黙れ。町中でキャンキャン吠えやがって。みっともないんだよ」

エルフ「お前……」

~~~

幼男「ひっく…お腹すいたよ……」

幼男「もう真っ暗だし…お家に帰りたいよ……」

幼男「おかーさん……」

ガサガサッ

幼男「!?」

幼男「誰かいるの!?」

エルフ「お前…人間の子どもか?こんな森の奥までなぜ……」

幼男「え、エルフ!?来ないでっ!」

エルフ「待て、私は……」

幼男「うわああああぁぁぁ!!!」

パンツ脱いでいい?

幼男「追ってくる……来ないで!」

エルフ「待て、お前に危害を加えたりなんかしない」

幼男「お母さんが言ってた、エルフは人間に襲いかかってくるから近づくなって…」

エルフ「だから私は……」

幼男「あっ……」

エルフ「危ない!」ギュッ

幼男「あっ…あっ……」

エルフ「ここから落ちたら命はなかったぞ。危なかったな」

幼男「…………」

エルフ「もう夜も更け始めている。私の家に来い」

エルフ「さあ、スープができたぞ。飲め」

幼男「………」

エルフ「大丈夫、毒なんか入っていない」ズズッ

幼男「………」ズズッ

エルフ「……口に合わなかったか?」

幼男「……おいしいです」

エルフ「そうか。それはよかった」

幼男「…………」

エルフ「なぜこんなところに?」

幼男「友達と遊んでたら、迷子になっちゃって……」

エルフ「そうだったか。みんな心配してるかもしれんな」

幼男「………」

エルフ「心配するな。朝になったら送り届けてやる」

エルフ「男と言ったな」

幼男「はい……」

エルフ「すまないが寝具が一つしかないんだ。一緒に寝ることになるがいいか?」

幼男「………」コクン

エルフ「そうか。悪いな、普段客などめったに来ないもので」

幼男「他のエルフはいないんですか?」

エルフ「少し離れた所にエルフの里がある。みんなはそこで暮らしている」

幼男「そうなんですか…」

エルフ「私はちょっと変わり者でな、里を離れてこうして森の奥でひっそりと暮らしているんだ」

幼男「寂しくないんですか?」

エルフ「……うーん、話は終わりだ。もう遅いし寝よう」

………

エルフ「この先を行けば人間の里に出れるはずだ」

幼男「ありがとうございます…」

エルフ「それじゃ、男。ここでお別れだ」

幼男「…エルフさん、また遊びに行ってもいいですか?」

エルフ「何を言っているんだ。駄目に決まっているだろう。またみんなが心配する」

幼男「でも……」

エルフ「なに、これで一生会えないなんてことはない。またいつか会えるときが来る」

幼男「………」

エルフ「元気にするんだぞ」

~~~

エルフ(まさかこんな再会を果たすなんてな……)

エルフ(しかも私のことを覚えていないときた。当然か……)

男「ここだ。着いたぞ」

エルフ「………」

男「今日からここでみっちり働いてもらうからな」

エルフ「他に誰か住んでいるのか?」

男「俺とお前だけだ。なんだ?俺の家が小さくてボロいと言いたいのか?」

エルフ「いや、そんなことを言うつもりはない…ただ……」

男「お前が一々口出しする必要はないんだよ。ただ黙って働けばいいんだ」

エルフ「………」

男「早速だが」

エルフ「………」

男「脱げ」

エルフ「なっ……?」

男「聞こえなかったか?脱げと言っているんだ」

エルフ「お前、私をなんだと思っているんだ……!」

男「早くしてくれ。限界なんだ」

エルフ「………っ」

俺「早くしてくれ。限界なんだ」

>>28
俺「………っ」

男「ほう…」

エルフ「………っ」ギリッ

男「実に美しい…それにいやらしい体つきだ」

エルフ「……お前」

男「胸もこんなに…どこもかしこも俺好みの女だ」モミモミ

エルフ「やめ…ろ……」

男「ふんっ……」

エルフ「…………」

男「タンスの中に俺の服がある。それを着ろ」

エルフ「え……?」

男「さっきまで着てた服は捨てるからな。臭くて敵わん」

エルフ「………」

俺「ふぅ・・・」

男「お前、料理はできたよな」

エルフ「それがどうした」

男「どうしたもこうしたもないだろう。早く晩飯の支度をしろ」

エルフ「……何か希望はあるか」

男「ない。好きにしろ」

エルフ「………」

男「言っておくが、変な真似はするなよ」

エルフ「……わかっている」

男「………」ズズッ

エルフ「……口に合うか?」

男「………」

エルフ「…………」

エルフ「……なあ」

男「なんだ」

エルフ「本当に覚えていないのか?」

男「またその話か。しつこいぞ」

エルフ「けど、私は一度お前と……」

男「おかわりだ。早く持ってこい」

エルフ「………」

エルフ(何度聞いても同じような反応…やはり覚えていないのだろうか……)

エルフ(あんなに素直な子どもが、今じゃすっかり変わってしまって……)

男「おい」

エルフ「……!」ビクッ

男「風呂の掃除は終わったか?」

エルフ「あ、ああ…今湯を張っているところだ」

男「そうか。じゃあ少し早いが入るとするか。体を洗い終える頃には湯も溜まっているだろう」ヌギ

エルフ「そうか…私はこれで……」

男「待て」

エルフ「な、なんだ?」

男「お前も一緒に入れ」

エルフ「な……」

男「何をしている。早く脱げ」

エルフ「わ、私は…お前が出たあとにはいるから……」

男「………」

エルフ「駄目か……?」

男「………」

エルフ「……………」ヌギヌギ

男「…やっぱりいい体してるな、エルフ」

男「見ろ。もうこんなに興奮してしまった」ビンビン

エルフ「いやっ……」

男「なにを怯えているんだ。これから毎晩こいつの相手をしてもらうことになるのに」

エルフ「………っ」ギリッ

支援

俺「見ろ。もうこんなに興奮してしまった」ビンビン

>>49
俺「………っ」ギリッ

男「せっかくだから体を洗ってくれないか」

エルフ「……わかった」

男「背に胸を押し付けてくれると嬉しい」

エルフ「それも命令か…?」

男「………」

エルフ「………」ムニュ

男「おっ…おっ…いいぞ、その調子だ……」

エルフ「…………」シャコシャコ

男「ああ、柔らかい…それに気持ちがいいぞ…なかなかいい仕事をするじゃないか」

エルフ「…………」

みんな>>11を良いって言ってるけど俺は
二枚目→一枚目の順に優しかった人がだんだんと変わっていったようにしか見えない……
一枚目の半分下は幸せだった時間を上半分のエルフが悲しげに思い出してるみたいな……

俺「なかなかいい仕事をするじゃないか」

>>55
そうか

男「ああ、見てくれ…エルフ……」

エルフ「………っ」

男「お前に胸を押し付けられてより一層興奮してしまった」ビクッビクッ

エルフ「いやっ……」

男「我慢汁が止まらない…どんどん溢れてくる……」ダラダラ

エルフ「………」

男「エルフ、お願いだ。シゴいてくれないか…?」

エルフ「えっ……」

男「頼む、出したくてたまらないんだ…」

エルフ「……嫌…」

男「……そうか、ならいいんだ」

男「そうだ、お前の体を洗ってやろう」

エルフ「えっ、いや……」

男「主人が洗ってやると言っているんだ。遠慮することはない」ビンビン

エルフ「………っ」

男「いいか?触るぞ」

エルフ「あっ……」

男「ほう、何でもない所まで柔らかいんだな」

エルフ「お前、手つきが……」

男「当然、胸はそれ以上に柔らかいしな…」モミモミ

エルフ「あっ…やっ……」

男「ハァ、ハァ……凄いな、エルフ……」

男「どれ……」クパ

エルフ「あっ、そこは……」

男「いいからよく見せてみろ」

エルフ「………っ」

男「すごい…綺麗な色をしてるな……」

エルフ「…………」

男「形も綺麗だ…本当にまだ誰も受け入れていないんだな…」

エルフ「……も、もういいだろう?」

男「もう少しだけ見せてくれ」

エルフ「…………」

男「…………」ボー

男「見惚れてしまうな」

エルフ「………」

男「いつかここに俺の種を注ぎたい」

エルフ「………っ」ビクッ

男「嫌か?」

エルフ「………」

男「そうか」バシャッ

エルフ「熱っ…!いきなり何をするんだ!」

男「石鹸を流しただけだろう。一々騒ぎ立てるな」

エルフ「…お前がよく分からん……」

男「……ふぅ。いい湯だ」

エルフ「………」

男「どうした。お前も入ったらどうだ」

エルフ「二人で入るには少し風呂釜が小さくないか?」

男「入れないことはない」

エルフ「………」

男「あっ…柔らかい……おい、抱き締めてもいいか?」

エルフ「………っ」ギリッ

男「そんな露骨に嫌な顔をするな。いい、我慢してやる」

エルフ「……そうか」

男「もどかしいが、こうしてお前と肌を重ねているだけで良しとしよう」

エルフ「………」

エルフ「……何故私を買ったんだ」

男「さあな」

エルフ「体が目的か?」

男「ああ、それはあるな。今すぐにでもきつく抱擁しながら熱い接吻がしたい」

エルフ「…………」ギリッ

男「ふんっ……」

エルフ「…体が目的なら私よりも肉付きがよくて顔立ちもいいエルフが売られていたはずだ。何故私なんだ」

男「俺にはお前の方が美しく見えたがな」

エルフ「………」

男「要するに、一目見た途端にお前が欲しくて欲しくてたまらなくなったんだよ」

エルフ「……正直にものを言ってくれるな」

男「ああ、俺は昔から素直だからな」

エルフ「………」

エルフ(何故、私なんだ……)

エルフ(こんな形で再会なんてしたくなかった)

エルフ(肉欲にまみれた男の姿なんて見たくなかった……)

男「おい」

エルフ「……なんだ」

男「そろそろ出よう。のぼせそうだ」

エルフ「そうだな……」

男「それに、こうも密着していると本当に我慢ができなくなる」

エルフ「………」

男「……んんー」スー

エルフ「な、何をする!」

男「お前の髪の匂いをかいでいる。いい香りだ」

エルフ「やめ……」

男「さらさらでとても綺麗だな」

エルフ「ふ、服を着させてくれ」

男「ああ、着なくていいぞ」

エルフ「なっ……」

男「今夜はあつくなりそうだからな」

エルフ「…………っ」ギリッ

男「エルフ」

エルフ「………」

男「寝具が一つしかないんだが、一緒に寝ることになるがいいか?」

エルフ「……!」

男「どうした」

エルフ「いや、なんでもない。気にしないでくれ」

エルフ(あのときのことを思い出してしまった…)

エルフ(幼い男をなだめて眠った夜のことを…)

エルフ(でも今夜は……)

エルフ「…………」

エルフ「………」

男「エルフ、まだ起きているか?」

エルフ「………」

男「エルフ……?」

エルフ「………」

男「……寝てしまったか」

男「当然か。ベッドの上に横になったのも久しぶりだろうに」

男「あんな奴隷小屋で長い間寝ていて、疲れなんか取れるわけがない」

男「今夜は寝かせておいてやるか」

男「…………」ムラムラ

男「……もう一度、風呂に入り直すか…」

エルフ「……………」

エルフ「………んっ」

エルフ「……もう朝か」

男「…………」

エルフ「そうか、私は男に買われたんだった……」

エルフ「………」ペタペタ

エルフ「特に何もされていないようだが……」

男「……んん」

エルフ「あっ……」

男「…おはよう、エルフ」

エルフ「お、おはよう……」

エルフ「ずいぶん疲れた顔をしているな」

男「ああ、お前が相手をしてくれなかったから夜中に自慰をしていたんだ」

エルフ「なっ……」

男「連続で三回もしてしまったよ。それほどお前に欲情していた」

エルフ「…無理にでも起こして犯せばよいものを」

男「次からそうしてもいいか?」

エルフ「…………」

男「冗談だ。それにお前が気持ち良さそうに寝ていたからな。起こすわけにもいくまい」

エルフ「そ、そうだったか…」

男「………」モグモグ

エルフ「………」モグモグ

男「おい」

エルフ「………」ビクッ

男「俺は目玉焼きは半熟の方が好きだ」

エルフ「そうだったか、すまない…次から気をつける…」

男「………」パクッ

男「食べ終えたら支度しろ。買い物に行くぞ」

エルフ「え……?」

男「お前には荷物を持ってもらわないといけないからな」

エルフ「何を買うんだ?」

男「………」

エルフ「……それすら教えてくれないのか」

男「……寝具だ。あの上で二人で寝るのは窮屈だからな」

エルフ「そうか……他には?」

男「………行くぞ」

エルフ「……わかった」

エルフ「………」ソワソワ

男「少しは落ち着いて歩いたらどうだ」

エルフ「……皆見ていかないか?私のことを」

男「気にする必要はない」

エルフ「で、でも……」

男「耳を手で隠して歩くのも変に目立つぞ」

エルフ「じゃあどうすれば……」

男「………」

男「…………」

エルフ「あの……」

男「…………」

エルフ「よかったのか…?私なんかのために無駄なお金を使って……」

男「お前がグダグダとうるさいからだ」

エルフ「…ごめん…なさい……」

男「それにたまたま近くのあの気まぐれな帽子屋が開いてたからな。運が良かったな」

エルフ「………」

男「まあ、どの道それは必要になるだろうと思ってたしな」

エルフ「……ありがとう」

男「…………」

男「着いたぞ、ここだ」

エルフ「はぁ……」

家具屋「いらっしゃい。今日はどういったご用件で」

男「新しい寝具を買おうと思ってな」

家具屋「どのような型を?」

男「二人用のが見たい」

家具屋「二人用…ああ、そちらの奥さんと。お綺麗ですね」

エルフ「奥さん!?そんな、私は……」

男「黙ってろ」

家具屋「……?そうですね、これなんかどうでしょう」

エルフ「…………」

男「これにしよう」

家具屋「ありがとうございます。それでお値段は……」

男「……もう少し安くならないか」

家具屋「んー……これくらいなら」

男「もう一声お願いできないか」

家具屋「お客さん、勘弁してくださいよ」

男「すまないな、うちも貧乏なもので」

エルフ「………?」

家具屋「仕方ありませんね。これ以上は値切りませんよ」

男「よし、その値で買おう」

男「明日までには家に届くそうだ」

エルフ「そうか……」

男「どうした。浮かない顔をして」

エルフ「帽子をかぶっていたばかりにお前の嫁と勘違いされてしまったな…すまない……」

男「なんだ、そんなことを気にしていたのか」

エルフ「やっぱりこの帽子は外そう…私が奴隷だと分かればこんなことはもうないはずだ…」

男「お前がそうしたいのならそうすればいいが、折角買ったんだから大事にしてくれよ」

エルフ「すまない……」

男「結局かぶるのか。まあ好きにしてくれ」

エルフ「………」

エルフ「…用はこれでもう終わりか?」

男「いや、まだ寄る所がある」

エルフ「ああ、食料も買わないとな」

男「いや、違う」

エルフ「……?」

男「ここだ」

エルフ「ここって……服屋か……?」

男「そうだ」

エルフ「でもどうして……」

男「ちょっと寄るだけだ。お前も好きに見てろ」

エルフ「………?」

エルフ「お洋服…いいなあ…」

エルフ「私もこんなの欲しいな……」

エルフ「でも、これって町娘が着るようなもので、とても私なんかが……」

エルフ「……でも、いいなあ」

服屋「ご試着してみますか?」

エルフ「え、いいのか?」

服屋「はい、どうぞご自由に」

エルフ「じゃ、じゃあこれを……!」

エルフ「ど、どうだ!?」

服屋「とてもよくお似合いです。そのお帽子とぴったりですよ」

エルフ「そうか!?やっぱり欲しいなぁ…」

男「………」

エルフ「あ、も、戻っていたのか」

男「………」

エルフ「違う、その、これはだな…ただ試着していただけで別に……」

男「おい、いくらだ。これ」

服屋「はぁ、これくらいですが……」

男「え、こんなものでこんなにするのか」

服屋「こんなもので……?」

男「そうだ。少しぼったくりすぎだ」

エルフ「あ、あの……」

服屋「お客様、申し訳ありませんが……」

男「見栄えは確かにいいかもしれんが、少し縫いが甘くないか?ボタンなんかすぐ取れそうだ」

店員「ですが……」

男「裾なんかすぐほつれてきそうだ。こんなものでよくこの値段で売れるものだ」

エルフ「…………っ」

男「ああすまない、つい熱が入ってしまった」

エルフ「す、すまない…余計なことをしてしまって」

男「別にいい。少し値が張るがな」

エルフ「え……?」

男「おい、これを売ってくれ。値札もここで切っていってくれ」

エルフ「………!」

エルフ「………あ、あの」

男「………」

エルフ「本当に、なんと言ってていいやら」

男「必要経費だ」

エルフ「すまない、私のわがままで…」

男「………」

エルフ「ありがとう……」

男「………」スタスタ

エルフ「あっ…ま、待ってくれ」

エルフ「なあ、一つ聞いてもいいか?」

男「なんだ」

エルフ「さっき服屋で柄にもなく熱くなっていたが……なぜなんだ?」

男「さあな」

エルフ「別に理由はないのか」

男「………」

エルフ「……そうか。あっ」

男「今度はなんだ」

エルフ「ここにも服屋があるんだなと思って…それだけだ」

男「そこには寄らないぞ」

エルフ「え?」

男「寄らないからな」スタスタ

エルフ「ちょ、ちょっと待ってくれ。なんなんだ一体」

エルフ「さっきのでお金がなくなってしまったのか?すまない、それならこの服を返して…」

男「金ならまだある」

エルフ「なら……」

男「あの服屋だけは駄目だ。絶対駄目だ」

エルフ「えっと……」

男「服屋なら他にもある。買うならそこにしろ」

エルフ「いや、別に欲しいわけじゃ…もう充分だ」

男「そうか。まあ、どうしても見たいなら一人で入れ。俺は知らん」

エルフ「どうしてそこまで頑なに……」

男「店員が出てきた。目を合わせるな。足を早めろ」

エルフ「………?」


店員「あれ、今のって……」

エルフ「なんだったんだ?」

男「なんでもない。気にするな」

エルフ「………」

男「さあ、市場に寄って帰ろう。そろそろ特売の時間のはずだ」

エルフ「あ、ああ……」

男「人が混んできたな。はぐれるなよ」

エルフ「わかってる」

男「………」グイッ

エルフ「な、何をするんだ!」

男「手を引いてるだけだ」

エルフ「でも、私に、こんな……」ブツブツ

エルフ「随分買ったな」

男「かなり値切れたからな」

エルフ「あそこまでするとは思わなかったが……よいしょっと」

男「普通だ。あれくらい」

エルフ「……なあ、もしかして結構貧乏なのか?」

男「お前には関係ない」

エルフ「でも、私にもお金をかけている以上…」

男「大丈夫だから」

エルフ「それに、自分の値段だって知らないわけじゃないんだぞ?あんな大金どこから……」

男「貯金全部はたいたんだよ。もうこの話は終わりだ」

エルフ「貯金全部?正気か?」

男「黙っとけ」

エルフ「………」

男「………」

エルフ「今日は、その…ありがとうな…」

男「何がだ」

エルフ「その、服とか買ってくれて…」

男「…………」

エルフ「お礼とかはできないけど……」

男「じゃあその分働け」

エルフ「わ、わかった。頑張る…」

男「………」

エルフ「せ、背中流すのも仕事か……?」

男「………そう、だな…」

エルフ「そ、そうか…じゃあ……」

エルフ「………」ムニュムニュ

男「…………」ビンビン

エルフ「気持ちいいか?」シャコシャコ

男「昨日と態度が随分違うな」

エルフ「お前を少し信用しただけだ」

男「金の力か」

エルフ「嫌な言い方をするな」ムニュン

男「…ああ、柔らかい、気持ちいい……」

エルフ「そうか……?」ムニムニ

男「ああ、もっと擦り付けてくれ」

エルフ「………ん」

男「……はぁ、はぁっ…」ビクッビクッ

エルフ「………っ」

男「くぅっ…出したい……」

エルフ「そ、そうか……」

男「エルフ、お願いしてもいいか?」

エルフ「………」

男「頼む、エルフに気持ちよくしてほしいんだ」

エルフ「……どうすればいいんだ」

男「い、いいのか?」

エルフ「……ん」

寒いからはよ

男「あっ、はぁっ……」

エルフ「………っ」シコシコ

男「胸も…もっと擦り付けてくれ…」

エルフ「………」シコシコ

男「気持ちいいっ…最高だ……」

エルフ「そう…か……」シコシコ

男「ああっ…エルフにこんなことしてもらえるなんて……」

男「嬉しすぎるっ…幸せだっ……!」

エルフ「なにもそこまで言わなくても…こんな私なんか……」シコシコ

男「あっ、あぁっ……エルフっ……」

男「はぁっ、はぁっ……」

エルフ「すごかった…な……」

男「気持ちよかったよ、エルフ……」

エルフ「そ、そうか。それは何よりだ」

男「幸福だ……」グッタリ

エルフ「大袈裟過ぎないか?」

男「物心ついたときからずっと夢だったんだ…エルフとこうして……」

エルフ「ちょ、ちょっと待て、今なんて」

男「あ、いや、なんでもない」

エルフ「で、でも今……」

男「何をそんなに顔を真っ赤にして喚いているんだ。みっともないぞ」

エルフ「えーっ…」

チャポン

エルフ「な、なあ…やっぱり覚えているんじゃ……」

男「何度目だその話」

エルフ「私はずっと覚えているぞ!森で迷ってた男の子のことを」

男「………」

エルフ「その子はとても素直ないい子で、甘えん坊で……」

エルフ「成長して大きくなっても、素直なところは全然変わっていなくて…」

男「………」

エルフ「本当のことを教えてくれ!何故私なんかを買ってくれたんだ!?」

男「………」

エルフ「答えてくれ……」

男「………今度は、俺の番かなって…」

エルフ「なんだ、やっぱり覚えていたんじゃないか……」グスッ

男「隠すつもりはなかったんだ」

エルフ「どこがだ」

男「知り合いってことが奴隷商にバレたら、意地悪をされて値段を上げられてしまうかもしれないと思ってな」

エルフ「後に引けなくなったってことか」

男「いや、それもあるんだが」

エルフ「……?」

男「エルフの体に並々ならぬ興味があったのは本当で…それで……」

エルフ「…お前は素直すぎるんだよ、そういうところまで」

男「そうか?」

エルフ「そうだよ。だいたい、胸が柔らかくて気持ちいいとか平気で言うし……」

男「本当のことだからな」

エルフ「…熱い接吻をしたいって言うのもか……?」

男「ああ、したい。舌を絡ませあって唾液を交換したい」

エルフ「お前は…本当に……」

エルフ「…………」ボーッ

男「気持ちよかったぞ」

エルフ「そ、そうだな…」

男「接吻だけでこんなに気持ちよくなれるなんてな」

エルフ「う、うん……」

男「わかるか?さっきからエルフの腹にに俺の固くなったものが埋まっているのが」

エルフ「気づいている。その……」

男「もう我慢できないんだ。相手してくれるか?」

エルフ「えっと、その…分かってるよな?初めてだから……」

男「ああ、優しくするさ」

エルフ「あ、ああ……」カァァ

男「エルフ」

エルフ「な、なんだ」

男「お前を奴隷扱いなんてしないからな」

エルフ「……!」

男「お前は俺の…よ、嫁になれ」

エルフ「男……」

男「いいな?」

エルフ「……ああっ」ギュー


男「おら孕め」

エルフ「らめぇ」ビクンビクン

男「」

ドリフターズ2巻で抜けばよくね?

借金取り「お前のご主人様が金返さねぇからこんなことになるんだぜぇ…あ、やべぇまた出る!」

エルフ「嫌ぁぁぁぁぁ!!!」



のがいいです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月27日 (日) 00:02:58   ID: qi2I3h9T

さっさと言えよ

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