ほむら「此岸花の系譜」 (369)

ほむら「これだけ居ればなんとかなる気がしてきた」
http://blog.livedoor.jp/ayamevip/lite/archives/11584357.html
これのリテイク
大雑把な設定が同じなだけなので、こっちを読む上では読む必要はありません。

含む要素
ほむまど、ほむあん、メガほむマミ、ほむ×ほむ、マミ杏マミ
半魔女化、変態ほむら
テラフォーマーズなどのパロディ
必要に応じてかずみ☆マギカから一名のみ
叛逆、かずみ☆マギカネタバレ
舞台を構成するための最低限の御都合主義

含まない要素
さやかの出番が少ないことが予測されます


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383263692




「……どうして、死んじゃうってわかってたのに」


━━━━


「……そろそろ、盾が勝手にまた」


━━━━


「……次こそは、必ず貴方を」


「ここで終わりなの……? 私の今までやってきたことは……」

「━━━━」


━━━━

「おやすみ、杏子、巴さん」

「ああ、おやすみ」

「茶渋がこびりつくといけないから歯を磨いてね?」

━━━━

「まどかの為なら……私はどんなに……」


「ここには、こんな世界にはあんたの戦う理由はもうないんだろ? 行きな」

「で、でも……」

「どうせ私らは……負け戦だし、勝った後どうするなんてことも考えてない。 だったらほむらが生き延びてくれるならそれ以上に嬉しいことは無いよ」

「なーに心配すんな、ここよりはマシな世界だよきっと。 あんたはあんたの戦いを貫けばいい」


「……佐倉さんも、巴さんも……━━━さんも死んじゃった」

「僕から見たら今日までこの三人が生き残ったことが奇跡的だと思うんだけどね。 まぁ魔法少女がどんな奇跡を起こしたところで僕は別段おどろ……」


「だ ま れッ ! !」

「冷静じゃな」

「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れッ!!あぁぁぁぁぁッ!!!」


……


巴さんの前でティーカップを割ってやった。

杏子の林檎を拒んでやった。

美樹さんの魔女の力を奪ってやった。

まどかにリボンを返してやった。



これで私は一人だ。
これで良かったはずだ。



『……もっと自分を大切にしなきゃダメだよ』


暁美ほむら

身長 156cm
体重 39kg
瞳の色 紫水晶

海沿いの街に産まれるも、持病の心臓病により病院や学校を転々とする羽目となる。

長い入院生活において多くの死を見送ってきたものの、友達と呼べる人物は一度もできたことはなく、院内学級でも特別なことを教わるわけでもなく、彼女の人生は「空っぽ」であったと言っても良いだろう。

彼女の唯一の拘りは自分の長い髪で、三つ編みにしているのはその髪質を保つため、と言っている。


鳴呼……また一日が始まる。

まどかが概念に戻ってしまわないかを注意するだけの生活だ。

後悔しているとすれば、最初の戦いならまどかが少女という歳でなくなってしまえば、戦いは終わりだったものの、今回は一生続く。


よく考えればインキュベーターの実験は私でなければ完成しなかったのかもしれない。
そして、円環の理は決してまどか一人ではなかった。

別にこんな大それたことをする必要もなかったんじゃないだろうか。
あそこでまどかに手を取られ、導かれて終わりでも良かったんじゃないだろうか……


「ただひとつ、守りたいものを守り通せばいい」


……何故あの子のことを思い出す。
だけど、そうだ。 私はまどかの人生を取り戻した、そしてそれを守る為に戦う、それでいい。

巴さんや杏子のことも、私の代わりにというわけではないが、美樹さんを取り戻した。

……そろそろ起きよう、昨晩暇過ぎて只管剥いたグレープフルーツでも食べよう。


「や、やめてください!」

「あなたが弱いから……!」

「貴方、自分が何してるかわかっているの!?」



……おかしい、寝室の隣は畳にちゃぶ台と言った安い食卓で、しかも私一人だったはず……


何故、こんな城の中のパーティールームみたいな部屋で……

私が沢山いて、しかもナイフを突きつけあっているのか……?

ちょい休憩。初回だからもう少し書く

ちなみにおりマギは含みません、書き忘れた。

いや、ほら、さやかは普通の女の子として幸せになって欲しくて……

再開します


あの子達はまだ私に気づいていない。
状況を整理しよう。

居るのは八人。
うち赤いリボンをつけているのが一人、メガネ三つ編みが二人、ゴシック系の……魔女が一人、異様に胸が大きいのが一人、ポニーテールが一人、あと二人は見分けがつかない……


メガネの一人に胸が大きいのがナイフを突きつけ、ポニーテールがそれに時計の針を模った剣を突きつけている。


悪魔ほむ「……何をしているのかしら」

細かいことは今はいい、とりあえずそのくだらない自分殺しを止めなければ。


各人の反応は、睨み付けてくる、怯えた目で見てくる、などまちまちであるが、一番奇特な反応をしたのはナイフを突きつけられていない方のメガネの私。

薄ら笑いを浮かべている、あの頃はあんな顔するような人間だったかしら……?


リボほむ「……どうやら全員揃ったようね」


物知り顔で言い出したかと思ったが、直後に鳴るチャイムでそれが事実だと知る。
チャイムの鳴る前に別の音がなっていて予めわかったのだろう。
現に学校のチャイムがそうだ。
チャイムのなる前のノイズを聞くと中沢はペンを片付け始める。


メガほむ「……ほぇ」

ポニほむ「貴方、大丈夫?」

メガほむ「だ、大丈夫……」


武器を下ろし全員が椅子に座る。
九人ともなれば、誰かしらが誕生日席となるわけだが、そこに座ったのは先程のナイフを突きつけた、嫌に胸が大きい私。
机の上に胸を乗せようとするも、流石にそこまでは大きくないようだ。


リボほむ「……どういうことか、説明してもらおうかしら」

ゴスほむ「……」


結界を張るのは魔女、ならば魔女に一番近い人物に聞くのは当たり前か。
私とこの今にも泣きそうな半魔女以外からも少し……黒い魔力を感じるのが二人程居るように思えるが……


リリほむ「私は……心当たりなんて無いわ。 ただ……めちゃくちゃになった街で美樹さんが私を助ける為に……」


どうやらこの魔女は美樹さんの契約で生きながらえて居る、改変を経てない者らしい。

リリほむ「結界は確かに私のよ……?でも貴方達が集まるような理由には全く心当たりが……」

ポニほむ「そうね、私達は使い魔などではないわけだし、貴方が原因とするには少し無理があるわね」


多分私はこのポニーテールの私が苦手だ。
他の何人かもそう思っているだろう、目付きが強過ぎる。
あの目付きのまどかを前に何度契約を許したことか……


クーほむ「……誰かの契約が原因じゃないかしら」

悪魔ほむ「それが妥当ね」


……こいつは本質的にはメガネのと変わらないくせに、クールぶってる。
リボンの私もそう思っているだろう、だけどお前だって目を背けている、まどかが家族と引き裂かれたことを。


メガほむ「そ、その……状況が飲み込めないんで……自己紹介からしない」


……悪くない。
私にもわからない私が居るのは不気味だ。

電池無いんで一旦ここまで。
今日中に九人の紹介までは書く。

ちょっと相関図整理してるんで週明けまで待ってて……

今回はそんなてんこ盛りにするつもりは無いですけど、前作やリテイク前よりは多いと思います。
再開します。


クーほむ「……じゃあ、貴方から」

メガほむ「は、はい……」

私は実はこのメガネの私が嫌いではない。
一度本懐を遂げた私にって、自分の弱さはもう自分を苦しめることはない。

メガほむ「私は……一ヶ月後この街に来るワルプルギスの……」

リリほむ「二周目ね」


自分の弱さの象徴としているのか、物凄い嫌いようだ。
嫌悪の表情を出していないのは、ポニーテールともう一人のメガネと、普通のが二人、リボン。
リボンと普通の一人以外は嫌悪してないというより興味が無いと言った感じだろうか。


メガほむ「魔法は……」

クーほむ「知ってるわ」


冷たく遮っているけど、これは露骨に嫌な顔をしてるのから守る為だろう。
ヤジを許さない雰囲気を作り出している。

クーほむ「次はあなたよ、もう一人の」

「はい……」


私も丁度知りたいところだ。
自分と少し似た空気をこの子からは感じる。
さっきのは純真無垢であったが、この子は多分違う。

「わたしは……四周目です」

……それだけじゃないだろう、絶対に。
私の知っている限り、四周目冒頭でこんなに落ち着いているワケがない。

「前回のワルプルギスの夜相手に、四人で挑みましたが、天地が入れ替わって私以外……」

リボほむ「……え?」

どうやらこの子は全く違う道を歩んで来ている。
それにしてもよくそんな戦力を集められた物だ。

「魔法は高速移動と━━━━」

魔法も完全に異質だ。 他全員も呆気に取られている。
この子は便宜上、兵ほむらと呼ぶことにしよう。
しかし、兵というより、正確には戦闘狂か何かの可能性も高い。


ただ一つ、時間遡行が最大固有魔法という点では共通している。
願いそのもの「やり直したい」自体は変わらないのだろう、ただ「彼女を守れる自分になりたい」や「私なんかより貴方に生きていて欲しかった」などのものが違ったのだろう。

兵ほむら「次は……」

嫌悪の表情で見られていた筈がいつの間にか畏怖などの表情で見られている。
無理もない、弱いと思っていたこの子が、ワルプルギスの夜までに他に三人の戦力を集めたばかりか、ワルプルギスの夜を本気にさせたのだ。

クーほむ「多分私がいいんじゃないかしら?」

……一番わかりやすいのが来たか。

ちょっと体調芳しくないので生存報告がてら今回はここまで、短くてごめんなさい

前作の知識も何もいりませんよ
再開します


どうせそのリボンの一周前だろう。

クーほむ「私は━━━━周目で」

メガほむ「えっそんなに……」

驚く程じゃない、むしろ思ってるより二周程少なかったくらいだ。
だとしたら……あの場所には行ったことがないのかもしれない。

クーほむ「……何人かは知っているだろうと思うけど、まどかとの約束……まどかを魔法少女にしない為に戦っているわ」

メガほむ「魔法少女にしないって……えっ?」

リリほむ「私を見ればわかるでしょう……?」


まどかの最期を以って知るのと、未来の自分の姿で知るのはどちらが残酷だろうか。


「じゃあ次は私が……」

悪魔ほむ「いえ、そこのリボンの貴方が先の方が良いと思うわ」

リボほむ「……そうね、私はさっきの私の一周後、プラス一年よ」


……歳上か。 改変後の世界でそっちは上手くやれたんだろうか、まどかの本心も知らないまま。

リボほむ「……まどかが魔法少女達の希望という概念に成り果てて、私は一ヶ月の外の出ることが出来た……はずだったんだけれど」

リリほむ「成り果てるって……」

リボほむ「一年という歳月は、私にまどかの真意を教えてくれた」

ポニほむ「……そうね、彼女はそういう子なのよね」

何を勝手に履き違えてるんだ、まどかは本当は家族とも離れ離れになりたくなかったし……抑えろ、恐らくそれを考え直させる為にここに飛ばされてきたんだろう。


「じゃあ今度こそ私ね」

さっきのクール気取りと似てると思っていたけど、こいつには色々ノイズが混ざっている。

「私は━━━━周目、親しみをこめてほむほむと呼んで頂戴」

メガほむ「ほむほむって……」

リボほむ「……可愛いかも」


……まさか自分の倍近いとは思わなかった。
まどかのあの契約はとびきりのイレギュラーなのか。


ほむほむ「私は……幸せの為に戦っているわ。 まどかと歩む未来の為に」

……抑えろ、そんなもの存在しないから今日までループしているんだろう。 別段腹を立てることではないはずだ。 兵ほむらだって願いが違ったはずだ。

メガネを除く全員が嫌そうな顔をして見ている、仕方ない話だ。
絶対的な力を手に入れた私ですら、それが許されなかったから。

ましてや装備が盾の私なら、リボンの私が言ったように一ヶ月の外では、精々迷惑をかけることを避ける為にひっそり街を去ることくらいしか出来ない。

「次は私ね……?」


一番の仏頂面で、巴さんより少し小さいくらいの胸を強調するこいつはなんなんだろう。
まどかの因果の分だけ増えて行ったのだろうか。

「私は━━━━周目、事情は貴方とさして変わらないわ」

大いに違うでしょうに、その胸とか、余裕の無さとか……!

「私は……まどかの為ならどんな目にあっても構わない、そう思っているわ」


……私も大概だけど、こうも変なのが続くと頭を抱えたくなる。
こいつはそうね……便宜上、えろほむとでも呼んでやろう。


残るは私含め三人。
外見からして異質そのもの。

ゴスロリのような服を着た、禍々しい魔力を持つ私。

髪を一つに縛った強い目つきの私。

そしてパジャマを着た、目つきの悪い私……いや、これでは私が単に叩き起こされたみたいだ。
目つきが悪いのは悪魔を名乗って以来ずっとだ、パジャマだって転々とした病院で貰った中で一番大人っぽいものにしている。

リリほむ「……私はまだ何か話した方が、良いかな?」

そう言えばさっき少し話して居たような……

ポニほむ「じゃあ……私かしら、少し長くなるけれど」

……私が最後になるのか。

今回はここまで。

メガほむ
兵ほむら(外見メガほむ)
クーほむ
リボほむ(テレビシリーズ準拠)
ほむほむ(変態その1)
えろほむ(変態その2)
リリほむ(半魔女)
ポニほむ(???)
悪魔ほむ(叛逆エンド準拠)

えろほむは名の通り、エロ同人誌に出てきそうなほむらのことです。

君の銀の庭、発売しましたね
パッケージが色々あって紛らわしいのでお間違いないように……
間違ってBDつき買いそうになった

再開します


このポニーテールの居た世界はどうやら……孵卵器(インキュベーター)共の技術が人間に渡り、人体実験、魔法少女や魔女を元にした兵器開発などがなされていた世界のようだ。


ポニほむ「孵卵器(インキュベーター)を悪魔と呼ぶ奴も居たけれど、あの世界に居た時は『本当に悪魔と呼ぶべきは人間だ』と思ったわ」


私だって円環の理の一部をもぎ取り、あの世界の魔法少女から救済を奪い、ただの介錯機関にしてしまった。 しかし流石の私もそれにはドン引きだ。


ポニほむ「だからあの世界は孵卵器共と人間、魔法少女の三つ巴の争いが起こっていたの」

確かに少女以外のソウルジェムによっても魔法は使えない理屈は無いし、知識をつけていれば魔法少女相手に好き放題振る舞うことも可能だろう。

現にこのポニーテールと、ほむほむ、兵ほむらはソウルジェムに高圧電流やリフレクターを仕組んだりしている。


ポニほむ「そこで私は魔法少女側のレジスタンスに所属していたわ、トップは佐倉杏子、知っての通り頼もしい子だったわ」


それでその髪型か。
……なんで貴方たちは、その名前が出ると目を逸らすの、一番逸らしたいのは私だというのに。

ポニほむ「その相棒として、修道女のような魔法少女が居たわ」

クーほむ「貴方が相棒じゃないのね」

ポニほむ「パワーインフレに取り残されたの。 それでもそれなりの腕は保証するわ」


……相棒じゃなかったと聞かされてから、露骨にガッカリしたのが二名居たが、私の精神衛生上、見なかったことにしよう。

というか皆まどかのことしか触れなかったのに、こいつは何故

今回はここまで

プロットを練りきれてないので、しばらくはノロノロ…
でも平日は毎日更新を心がけます

きらマギ買ったけど読むのはいつになるやら
再開します


……


ほむほむ「うわぁ引くわ……」

私の歩んだ道を話せばこの反応だ。
もとより誰にも理解されなくても構わないと思っていたけれど、自分自身にこうも冷たい反応をされると少し寂しい。

リボほむ「それってまどかの願いを、魔法少女の最期の希望を踏み躙ったことにならないかしら?」

そう来ると思っていた、まどかの生の声を聞いていないからそういうことを言えるんだ。
まどかは家族に二度と会えなかったというのに。

悪魔ほむ「美樹さんみたいなこと言うのね貴方。 私はただ、まどかに人間として生きて貰いたかっただけ、それが私自身の祈りよ」

リボほむ「……!」

すぐに言葉に詰まる、悟ったような顔していても所詮は私だ。
胸元で服の中にある何かを握りしめているのは、ロザリオか何かだろうか。
美樹さんの名前を出したからかしら?


ポニほむ「……私は評価する、同じことをするか聞かれるとノーだけれど」

メガほむ「話についていけないよ……」

リリほむ「私は悪くないと思うけど」

えろほむ「……貴方自身が納得してるなら、別に責めもしないけど」


完全に納得してるかといったら、ノーなのかもしれない。
そもそもまどかにアメリカだかジャマイカだかから転校して来たという訳のわからない設定をつけてしまった。
もし、そこをやり直す為にこの世界に飛ばされたとしたら私は……


ほむほむ「で、貴方はそれで幸せだったの?」

悪魔ほむ「もちろん」

ほむほむ「本当に?」

悪魔ほむ「ええ」

ほむほむ「まどかに近寄らないことを決め込んだばかりか、巴マミや杏子からも離れて?」

……鬱陶しい。

悪魔ほむ「……ええ、元より自分の命にかえてもと、戦ってたんだから当たり前でしょう」


ほむほむ「私の目を見て言いなさい」

こいつ……ッ!


メガほむ「あ、あの……」

えろほむ「……」

メガほむ「ひっ……」


ほむほむ「貴方のその態度、気に食わないわ……表に出なさい」

悪魔ほむ「貴方……」


こいつは……! 一番チャラチャラしてて気に食わないと思っていたのを抑えたのに、こいつから喧嘩を売って来るなんて……

■次回、激突必至!

今回はここまで。
ちなみにシスターの正体は前作のオマケを見れば誰だかわかります。

ほむほむはわざとまどあん以外への評価を下げてます

再開します


こいつは私に喧嘩を売ったけれど、何人かは青い顔や引き攣った顔をしている。
「この命に代えても」と最悪死ぬことを想定し、自分の幸せを考えずに目的を遂げることを考えて戦った私は少なくないはず。

そもそもワルプルギスの夜に突っ込んで行った巴さんやまどか、そして巴さんが死んだ時の杏子だって言ってみれば……


ほむほむ「……ッ!」

おぉ、怖い。
そこまで怒ることかしら。

良いでしょう、私は魔なる者。
一介の魔法少女との格の違いを見せ付けてやりましょう。


城の中庭に出る、こんな場所があったのか。
勝手なイメージではあるが、いかにも決闘らしい。

悪魔ほむ「これだけ居るなら一人くらい減っても良いわよね」
ほむほむ「これだけ居るなら一人くらい減っても良いわよね」


……ッ!!
抑えろ、あいつは私だ、セリフがかぶることはあり得る。
最もあんな軽い奴、私とは思いたくないが。


ほむほむ「貴方に先攻を譲ってあげるわ、こっちとしては手の内が見えないのを見せてもらう、それでイーブンでしょう?」

嘗めた口を聞くものね、本当に自分なのか疑いたくなる。


私の力とは何か、改めて振り返ってみよう。

まずは魔なる者という、巴さんのネーミングセンスを学べなかった感溢れる物の由来として、あの世界で役目を終えた魔法少女の魔女の力を使える。

他は……他なんてあったかしら?
まぁそれは後々、確認すれば良い。


何の魔女から使ってやろうか。 こいつの魔法はどうせ時間停止、武器も火器。
だったら、避けきれないほどの攻撃を加えてやれば良い。


悪魔ほむ「こいつを……あれ?」


おかしい、魔女が出てこない。


えろほむ「中二病でも拗らせたのかしら……」

メガほむ「何がしたいのかな……」

酷い言われよう、それは良いとしてもこれは一体……


ほむほむ「ふざけてるのかしら……? だったら私は武器も時間停止も使わないであげるわ」

ふざけてるのはどっちだ……!
それにしても早く力を使わなければ……


リリホム「きゃぁああ…ッ!!?」

クーほむ「貴方…!?」


魔女の力を使おうとすればこうなるのは当然か、危うく裂いてしまうところだった。


ほむほむ「……相手はこっちでしょう?」

悪魔ほむ「……ッ!!?」


相手が拳法だか柔術の構えを取ったかと思うと、突如自分の身体が浮き上がり


悪魔ほむ「きゃ……ぁあああっ!!?」


思い切り地面に叩きつけられた。


ほむほむ「……チッ」


リボほむ「……大丈夫?」

リリほむ「大丈夫よ、大丈夫」

クーほむ「……」


……悪魔を名乗る私がやられた魔法。
あの正体が何なのか私には大体見当が付く。

他にもわかっているのは、リボンの私、ポニーテールの私くらいのようだ。

あの正体は、運搬魔法もとい念動力(テレキネシス)だ。
時間停止中に接触すると相手の時間も動いてしまう弱点を克服する為、そしてトン単位はくだらない兵器を盗み出す為に使い出した魔法。

それを人を投げ飛ばす魔法にするとは……

ポニほむ「……」

彼女の表情を見るに、彼女は多分更なる応用を重ねているのだろう。

頼もしい筈なのに……やはり信じられるのは自分だけというのは自分自身のみを指すのか。
仲間割れをしているようでは幸先不安で仕方ない……

今回はここまで。
運搬魔法は前後編のパンフレットに載ってました。

劇中では杏子のトドメからさやかを守る為に一度、タンクローリーをワルプルギスの顔面にぶち込むのに一度使っていますね。

悪魔のフォローなどは作中で描かせていただきます。

再開します


ほむほむ「自分を騙しきれても居ない分際で、偉そうな態度取らないで。 せめて巴マミくらいには誤魔化しなさい」

……

そう吐き捨てて私を投げた私は屋内へと戻って行った。


兵ほむら「……大丈夫?」

悪魔ほむ「大したことはないわ……けほっ」

ポニほむ「ちょっと、迂闊に動かないで……思ったより重傷かもしれないから」

悪魔ほむ「……」


ポニほむ「……大丈夫そうね、ただ投げられただけみたいだし」

クーほむ「もっと酷いことになることがあるの……?」

ポニほむ「彼女はまだ動かすことしかしなかったけど、そうね、私なら揺らす、握り潰すとかしたでしょうね」


……なんで私がこんな目に遭わなければならないんだ。
本懐を遂げたはずの私が、まるで間違ってるかのように言われなければいけないんだ。


兵ほむら「あの……もしかして、戦えなったんですか? いや、バカにしてるとかではなくて……」

……


私は魔女の力を使う魔の者。 二度と慈愛の微笑みを見せることのない桃色の円環が、受け止めてきた魔法少女の否定された成れの果ての力を。

……そう考えると、円環の理が存在すらしない世界や、まどかの人格が円環の理に含まれている世界では私はそれらを使うことが出来ないのかもしれない。


ならば、私には他に何が出来る? 私は既に魔法少女でも魔女でも無い。 それに何か出来たとしてもそれは……

リボほむ「ところで今日は何日だったかしら?」
クーほむ「……転校の前の日よ」

あの二人にでも出来ることだ。


リリほむ「悪魔の貴方……」

悪魔ほむ「……さっきはごめんなさい、なにかしら」


私が魔女の力を使おうとしたせいで頭頂部が微妙に紅く染まっている上に、手が痩せている。
一人くらい死んでもいいなどと言ったが、わざとで無しに殺すのはとてもじゃないが嫌だ。


リリほむ「貴方の力が魔女を操るものなら……グリーフシードを使えば良いと……思う」

悪魔ほむ「……なるほどね」


以前の私は円環の理の一部と共鳴させ、導かれた魂を用いていた。
しかしその関連付けはこの世界の魔女にはなされてない。

だからこの世界の野良の魔女を操ることは出来ない、案外自由度の無い力だ。
先程、彼女をこの力でどうこう出来そうだったのは、単に私の魂と彼女の魂が共鳴できるものだったから。

ならばグリーフシードに私もしくは彼女の力を流し込めばどうだろうか?という話だろう。


リリほむ「……私は呪いの力はあっても、それを爆発させることが自分の意思では出来ない。 でも貴方なら……」


差し詰め魔女と悪魔の契約と言ったところだろうか、立場が逆な気もするが。 ソウルジェムリングに似たような指輪、でもそこにある紫の宝石に透明度はなく、付けたまま温泉に少し入ってしまったように一部黒ずんだものを渡される。 もしかしなくても彼女の力を供給するものだろう。


リリほむ「私の代わりに……戦ってね」

そう言って彼女はフラついた足取りで屋内へと戻って行った。
……確かに怒りなどが無ければ、彼女は自分で戦うことは出来ないだろう。

リボほむ「……心配だから肩を貸してくるわ」

……


そういえば私のダークオーブは……彼女達のソウルジェムはどうなっているのだろうか。

そもそもこの結界は……あの時と同じなのだろうか?


クーほむ「出たいのかしら?」

悪魔ほむ「……えぇ」

クーほむ「着いてきて」

メガほむ「あの……私も良いですか?」

悪魔ほむ「来なさい」

メガほむ「は、はい」

今回はここまで。

悪魔ほむ「貴方に相応しいソイルは(ry

悪魔ほむが悪魔ほむっぽくないのは、状況のせいですが、外界に出てからはもう少しそれっぽく書こうかと思っております。

どこ探してもペロペロキャンディがありません

再開します


城の玉座の間、こんなものもあったのか。
と言っても装飾からそうわかるだけで、実際には決定的に何かが足りない。
ふんぞりかえるべき玉座だ。

代わりにあるのは巨大な紫のソウルジェム。
金具の一部が黒く染まっていて、ダークオーブが取り込まれていることがわかる。


クーほむ「……これに触れてる間、外の世界に出られるわ。 一週間私はそうしてきたから間違いない」

メガほむ「中に何か入ってますね……ピンクの糸?」


……ダークオーブの中身だ。 あれは瓶のようなもので、あの中にもぎ取ったまどかの力を封じ込めていたけれど、このような形で……
しかし、糸のままのあたり私達に力を貸してくれることはまず無いだろう。


メガほむ「あの……」

悪魔ほむ「何かしら?」


何気に手首を掴んで来る、一部の私はキレるだろうから私だけにしておいてよ……?

メガほむ「皆……私なんですか?」

悪魔ほむ「そうよ、少なくとも私の知る限りでは貴方達二人はそのまま私の過去の姿よ」

メガほむ「どうして……そんなに変わっちゃったのかな」

クーほむ「目の前で知り合いが魂ドロドロにされるのを見たり、この手で人を殺める羽目になればこうもなるわ」


貴方はキャラ作りの側面も強いと思うけど……
もとよりあざといキャラを素でやっていたワケだし、それを辞めたあたりで最早別人に感じるのも無理ないか。

……いつまで手を握っているつもりだ。


……

クーほむ「集まったのはこれだけかしら」

兵ほむらは戦闘以外の時は休ませてくれ、などと随分な要求をしてきた。
しかし、特に断る理由は無い、むしろ全員常に居たら暑苦しいだろう。

ワルプルギスの夜の資料を読み漁ってるあたり、むしろその方が良いかもしれない。


メガほむ「……随分減りましたね」

えろほむ「貴方が嫌いだからよ」

メガほむ「そ、そんな……」

えろほむ「冗談よ」


他には、主に私のせいで倒れた魔女の私、そしてそれを介抱しているリボンの私、そしてあの軽い奴が離脱した。
介抱するのもあるけれど、今更仲良くなった巴さんや杏子と他人として会うのはつらいのだろう。
何よりまずまどかと会うのが辛いだろう、あと最後までわかりあえなかったと思っている美樹さんも。


えろほむ「ほむほむは来るとは言ってたけど……」

ポニほむ「なんとなくだけど、あの子が居ると話が進まない気がする……」

全くだ。


クーほむ「集まって貰ったのは他でも無い、分担と、方針を決めるのよ」

ポニほむ「そうね、そんなことだろうと思ってたわ」

えろほむ「私の膝の上にこの子を乗せてるのは何故なの?」

悪魔ほむ「貴方達はもう少し仲良くしなさい」

メガほむ「……」

メガネの私が蛇に睨まれたカエルの表情で、えろほむの胸にもたれかかっていいか悩んでいる。
別に私は自分同士の対立を防ぐ為のスキンシップ促進としてやらせただけで、サディストのケは無い。

……

さぁ、状況を整理しようか。

今回はここまで。

ほむほむは他のほむらより服が一回り大きいという設定を考えてたけど、ここで書く以上は関係無かったですね……

悪い、一日サボった。
風邪引いてるのは関係ない。
再開します。


クーほむ「まず、この世界で起こりうる重要なイレギュラーがあるなら報告して欲しいのだけど……」

悪魔ほむ「まず美国織莉子」

えろほむ「口付けによって起きた事故で入院したわ」

悪魔ほむ「そ、そう……じゃあ千歳ゆまは」

えろほむ「爆発事故で母親が入院して、祖父母の家にひきとられたわ」


……呉キリカに関しては聞くまでも無いだろう。 トリガーたる美国織莉子が居ないなら契約することも無い。

そういえば彼女は目的の為に魔女と成り果て、それを愛と言ったんだったか。 私もそれに少しかぶれたのだろうか。


えろほむ「やたら積極的な淫獣は……たとえばグリーフシードを回収せず孵化させたり、ひどい時には宇宙生物を連れてきたり……」

メガほむ「ひ、酷い……そんなの対処しきれる訳」

えろほむ「あの下品な触手生物とか来られたらたまったもんじゃ……」


囚われてソウルジェムを実験台にされた私でもドン引きだ。

クーほむ「現時点ではその要素は無いわ、まどかの家の周りを少しウロウロしてる程度」

メガほむ「猫かぶってるだけかも……」

えろほむ「キリが無いけど、相変わらず警戒するに越したことは無いわね」


悪魔ほむ「基本的に私達の戦いは箱庭だったから、イレギュラーはイレギュラーと呼ばれる範囲に収まる……でも貴方は違うわよね?」

イレギュラーの塊、汚いリボンで髪を一本に縛った私。
世紀末と化した世界で戦ってきたなら、戦う相手や仲間も多かっただろう。

ポニほむ「あまりにも剥離してて、参考になるかはわからないけれど。 知りたいなら教えるわ」


そういえばイレギュラーなどという言葉を使うようになったのはいつからだろうか、多分あのストレートの私は背伸びする為に使っているんだろう。


ポニほむ「他に見滝原に来る可能性がある魔法少女は……五人」


五人……!?
些か多過ぎやしないか。


ポニほむ「彼女達がこの世界でどれほどの実力を持っているかは……いや、契約しているかも怪しい」

……


ポニほむ「まず竪琴を武器とする、ひより……、苗字はなんだったかしら。 通り名は戦慄の音色」

メガほむ「旋律……?」

通り名……発想が巴さんの系列を突き進めたものだけれど、それくらいの年齢の人間が集まればそうもなるか。

ポニほむ「正直彼女は弱かった。 巴さんの劣化でしか無いワイヤーと、使いにくい精神攻撃。 この世界では恐らく死んでるでしょうね」


ポニほむ「次はこまち……ななおこまち。薙刀と治癒魔法の応用の使い手ね」

メガほむ「応用ってもしかして……腕を六本に増やしたり?」

えろほむ「貴方……案外悍ましいこというのね」

私自身、この街には最初は病院のためにやって来た。 つまりこの街の病院には重傷、重症患者が多く、故に癒しの祈りを持つ者が多い。 そのななおさんだかもその口なんだろう。


ポニほむ「自分の身体を改造するタイプでは無かったわ、斬りつけた相手の身体を膨れ上がらせたりとか、そんなところね。 狭い場所での戦闘に特化してたわ」

薙刀だけにか、確かに薙刀道は剣道と違い屋内での防戦を前提としていると巴さんが言ってた気がする。
……ワルプルギスの夜相手の戦力としては期待出来ないだろう。


ポニほむ「次は道化のエリーゼ、彼女は……」

えろほむ「彼女なら知ってるわ、先日魔女になった」

ポニほむ「そ、そう……」

えろほむ「まどかと似た魔法を使う子よね」

ポニほむ「そうね……じゃあ次は、シスタークレア、知ってるかしら?」

えろほむ「いいえ」


クーほむ「シスターというの修道女の意味かしら?」

ポニほむ「ええ、別に信仰なんてあるようには見えなかったけれど。 雷や磁力を使う子だったわね。 燃費が悪いからこの世界では生きにくそうだけれど……」


……私が思うに、この修道女は絡んで来そうな気がする、根拠は無いが。


ポニほむ「最後は……名前はあったかも怪しいわね、ゼロとか呼ばれてたわ。 記憶喪失の、コピー使い。 魔法少女の組織の無いこの世界で生きてるわけが無いわ」

クーほむ「……」

悪魔ほむ「何かしら」

クーほむ「いえ、特に」


私一人では戦えないと強調されているようだ、この世界で試されてるのは私の方なんじゃないだろうか。


ポニほむ「……そんなところね」

クーほむ「じゃあ、それを踏まえて今回の身の振り方の話をしましょうか」

今回はここまで。
モバ組の話でした、エリーゼと主人公とひよりは100%出ない上に、クレアとこまちは出すならちゃんと中で説明しますので、調べるのは外見くらいでイイです。

悪魔ほむの顔合わせがこの時だっただけで、それ以前から居た連中はバラバラの時間に目覚めて割とウロウロ見てた設定です、書き忘れてた。

劇場版のほむら魔女は「くるみ割りの魔女」だそうですね
しかし、ここのゴスほむは背景的に「此岸の魔女」です

昨日はサボってすまなかった
再開します


外交問題は、幾多のループで、いつでも苦労した問題。
例えば私はループ中で、巴さんと杏子、そして契約した美樹さんを同時に味方につけたことは無い。

えろほむ「まず、学校で誰がメインで活動するか、ね」

私達はお世辞にもコミュニケーション能力に長けてるわけではない。
故に美樹さんと衝突したり、巴さんに緊縛されたり……

ポニほむ「……私としては、貴方が行くべきだと思うわ」

メガほむ「私……?」


クーほむ「貴方、本気で言ってるの?」

ポニほむ「……えぇ、私達は『まどかを守る』ことに固執し、その思考の単純化が失敗を招いている」

メガほむ「……」


単純化とは言ってくれるもんだ、その極地が私みたいな物じゃないか。
……突っかかるのは辞めておこう、こいつはさっきの以上に強いらしい。

クーほむ「それで戦闘で他の私達が出たら、猫かぶってるとか思われるわよ? 巴さんの前でやったらそれは最早修復不可能になるのもおかしくない、それでも?」

えろほむ「私も反対よ、魔法少女で無くとも、まどかに守られる自分になりかねない、そんなの今更自分のプライドが赦すの?ねぇ、悪魔さん」


悪魔ほむ「プライドやメンツだのほざくのは目的に手が届く時だけにしなさい、私は賛成よ」

えろほむ「……チッ」

悪魔ほむ「むしろ悪魔だから心に取りいるというのもしっくり来るかもしれないわね、ふふっ」

メガほむ「それを私がやるの……?」

クーほむ「……確かに、知らない故に出来る行動があるから良いかもしれないわね、今更私をメインに据えてくれることもなさそうだし、最大限サポートさせてもらうわ」

えろほむ「童貞枠ね」

クーほむ「意味がわからないわ」


クーほむ「次は……この街の魔法少女、巴さんとの関わり方ね」

メガほむ「……その、私じゃない方がいいかな」

悪魔ほむ「そうね、さっき言われた通り疑われるし、巴さんには貴方は適任ではないわ」


彼女は人間の先輩、戦う人間などとしてはとても強力だ。
私が赤いリボンが持っていた頃は、信頼出来る仲間の一人だった。
しかし、この世界の魔法少女としては致命的な弱点を抱えている。

この世界の魔法少女システムの真実は、的確に彼女のアキレス腱を斬りにかかってくる。
美樹さんやまどかが彼女と関わった後に契約し、魔女化しようものなら最悪だ。
彼女は罪悪感などから魔女化したり、自ら命を絶ったりする。

悪魔ほむ「……自殺できるだけ、まだ強い人なのかもね」

ポニほむ「……?」

悪魔ほむ「なんでもない、そうね、私が行くわ」


えろほむ「……貴方が? この子よりキツいんじゃないかしら?」

ポニほむ「私も反対ね、そもそも貴方の力は巴さんと共闘するには全く適さない。 貴方が出ても全員が苦しみ、哀しむだけよ」

悪魔ほむ「……そうね、じゃあ貴方が行ったらどうかしら?」

えろほむ「……なるほどね」


対等もしくは私を上に置く関係を築く必要があるだろうし、その線なら私、その代用でお前だ。


クーほむ「……じゃあ、次は杏子のことだけれど」

正直誰が関わっても同じ気がする、私達が戦い続ける限り、あの子は……


ほむほむ「待たせたわね、それは私が行くわ」

メガほむ「えっ」


なんでここでお前が来る……ッ!!

今回はここまで。
今日はテラフォーマーズ最新巻発売日ですよ

君たちまだマミさん本人出てないのにマミさん好き過ぎでしょ
再開します


ほむほむ「……そう、あの子達は離脱したの」

全員の顔を舐める様に見るその目はまるで蛇、自分が優位だと言わんばかりだ。

えろほむ「来たなら早く座りなさい」

それにガン飛ばし返すこいつもこいつで太い。

ほむほむ「貴方達、仲良いのね」

えろほむ「……チッ」

自分同士でこの様子では外では尚更心配だ。


クーほむ「……どうして私の膝の上に座るのかしら?」

ほむほむ「気分よ」

鳴呼、悪魔とはお前のことだ。

ポニほむ「で、貴方が杏子相手の外交をするというのはどういう理由があってかしら?」

悪魔ほむ「まさか投げ飛ばして屈服させるなんて言わないわよね……?」


今まで私単独と杏子は対立したことはない。 そんな杏子でも敵対的に接すれば流石に相応の対応をするだろう。

ほむほむ「まさか、杏子とはちゃんと、対等な付き合いをするつもりよ。 ただ、私が適任と思っただけ。 私以外にやりたい子はいる?」

下手なことをしなければ誰が行っても同じに思える、例えメガネの私でもだ。
なら、私はさっきと同じ理由で手を引こう。


翌日、三つ編みを改めて結い直し、メガネはアルコールで拭き、黒タイツを履く、これでバッチリだ。

メガほむ『三つ編みは髪に良いっていうからしてるけど、このままで良いのかな? みんなは解いてるけど』

ほむほむ『そうね、少し芋臭……』

悪魔ほむ『可愛いと思うわ』

えろほむ『結わないと触ってくる人も居るから結った方が良いわね』


あとは教室に入れるのを待つだけだ。
……まどかはちゃんと赤いリボンをつけているかしら?


和子「━━━━」

今回の破局原因は、たい焼きの頭からたべるか尻尾からたべるかだったようだ。

クーほむ『頭からよね』

悪魔ほむ『当たり前でしょう?尻尾まで中身が同じとは限らないわけだし』

メガほむ『病院の販売機のは尻尾は何も入ってなかったし……』

ほむほむ『尻尾に梅干しが入ってるの、結構美味しかったわよ』

えろほむ『……どんなのよ』


和子「さ、入ってー」

クーほむ『行きましょう』


えろほむ『まどかのリボンは赤、上条恭介は欠席、魔力反応なし、イレギュラー率ゼロね』

ほむほむ『クリームチーズとこしあんのたい焼きは美味しかったわ』

クーほむ『まだたい焼きを引きずるの……?』


毎度の甲高い声で私の身の上を話す横で、自分の名前を一画一画丁寧に書く。


メガほむ「暁美ほみゅらで……ぁ」



和子「━━━━」

今回の破局原因は、たい焼きの頭からたべるか尻尾からたべるかだったようだ。

クーほむ『頭からよね』

悪魔ほむ『当たり前でしょう?尻尾まで中身が同じとは限らないわけだし』

メガほむ『病院の販売機のは尻尾は何も入ってなかったし……』

ほむほむ『尻尾に梅干しが入ってるの、結構美味しかったわよ』

えろほむ『……どんなのよ』


和子「さ、入ってー」

クーほむ『行きましょう』


えろほむ『まどかのリボンは赤、上条恭介は欠席、魔力反応なし、イレギュラー率ゼロね』

ほむほむ『クリームチーズとこしあんのたい焼きは美味しかったわ』

クーほむ『まだたい焼きを引きずるの……?』


毎度の甲高い声で私の身の上を話す横で、自分の名前を一画一画丁寧に書く。


メガほむ「暁美ほむらです」

笑顔で学園生活の幕開けだ。

今回はここまで。

個人的にはマミさんへの有効打になってるのは真実より後輩(さやか)の転落だと思ってるんですよね。
ほむらの認識に関してはSS内で触れます多分。

>マミ杏マミ
>さやかの出番が少ない

これで察してくれると嬉しいです

別に埋まっても次スレ立てるから良いんだけど、議論のせいで切ったわとかたまに見かけるから程々にしてね。

再開します。


「前はどんな学校に行ってたの?」

「その髪編むの大変そうだねー」


悪魔ほむ『……親しげに話しかけてくるクラスメイトなんて、懐かしいわね』

えろほむ『……?』

悪魔ほむ『いいえ、なんにも』


あの世界では私は完全につまみものだった。
話しかけてくるのは、杏子と美樹さんだけ。
その二人だから余計に辛い、まどかの安定を見守る必要が無ければ東京に帰ろうと何度思ったことか。


ほむほむ「ミッション系の女子校、これはお姉様に貰ったロザリオ」

「うわー、蛇とか巻き付いてるー」


メガほむ『いきなり出て来ないでよ……』

えろほむ『しかもそれアスクレピオスの杖よね』


クーほむ『保健委員を呼んで保健室に行きなさい』

悪魔ほむ『……もう少し』

ポニほむ『私の世界にも学校なんて無かったから……お願い』


……

メガほむ「あの……薬を飲まなきゃいけないんで、保健委員の人、保健室に案内してもらえませんか?」

まどか「へ?」


……行こう。


保健室へ行くには隣の校舎へ渡り廊下を使い移動し、その一階に下りたところにある。

なぜこの校舎で一階に降りないのかはわからない、ただ私が魔法少女になる前の時、まどかがそうしていたから。


ほむほむ『今回は何を話す? まどかが何か話しかけて来てるわよ』

クーほむ『……聞いても哀しくなるだけだから私は聞きたくないわ』

ポニほむ『毎度に電波扱いされるんだから、適当に合わせて話したら……?』


メガほむ「……鹿目さん、あなたは……自分の命を投げ打ってまで、自分の意志を突き通すことを正しいと思う?」

まどか「え……」


クーほむ『あなた何を……ッ!』

ほむほむ『……あら』


メガほむ「変なこと聞いてごめんね、私の両親はその……私の治療費や学費の為に働いてボロボロになっちゃって……」

まどか「そ、そうなんだ……うん、暁美さんが」

ほむほむ「ほむらで良いわ」


えろほむ『茶々を入れないの』

ほむほむ『これだけは忘れたくないの』


まどか「ほむらちゃんが……そういう風に思ってるってことは、やっぱり残される人のことを考えると、オッケーって軽くは言えないかな……」

メガほむ「本当にそう思う……?」

まどか「……本当だよ」

メガほむ「……良かった」


メガほむ『私、何か変なこと言った……?』

ポニほむ『……ノーコメントよ』

ほむほむ『とても素晴らしいと思うわ』

クーほむ『……刺さる相手を考えて欲しい物ね』

悪魔ほむ『遺される人間なんて、私達には居ないでしょう』


……私と同じく、まどかに置いていかれたことを根に持っている。
この子は始めの私より、少し多めに哀しみを背負っている、そんな気がした。

今回はここまで。

どこぞのローゼンの次女はヒートな感じがヤンジャンに合っててバーズ時代から好きでしたね。

サンホラの雷神の系譜ですね
特に意味はなく、響きだけでつけました

クーほむ(テレビシリーズ)の時間軸の改変前世界です
ほむらの身体は一つですね

昨日サボったゴメン


クーほむ『優等生アピールも疲れるわね』

メガほむ『体育で県内記録なんて出して大丈夫……?』

えろほむ『動かせるうちが花よ』

ほむほむ『ウザ』


昼休みは屋上、それも普段皆が使う方ではなく、保健室のある方の校舎の誰も居ない屋上。


悪魔ほむ『まぁここなら、ゆっくり考えられるわね。 最悪五限目は保健室行けばサボっても大丈夫だし』

ポニほむ『……今日は、巴さんについて話し合っておきましょう』


えろほむ『彼女は私の担当だったわよね?』

クーほむ『……彼女を一時的に戦力に引き込むことは出来ても、恐らく真実を知ってしまえば彼女は』

ほむほむ『毎回何故か真実をこの一ヶ月に知る羽目になるのよね、美樹さんの魔女化が無くても何故か』


インキュベーターにとって、ワルプルギスの夜が来るとわかっている状況で戦力が固まることは都合が悪い。
そして巴さんは最も真実を知ることに弱い。

悪魔ほむ『……あの世界ならその辺が解決してて、頼り甲斐のある先輩だけれどね』

それこそ、私が悪魔になどならずに、円環に導かれていたなら……辞めよう、この話は。
そもそも私は……


メガほむ『そういえば……貴方の世界では巴さんはどうしてたんですか? 佐倉さんがリーダーって』

ポニほむ『……それを話しておくべきかしら』


ポニほむ『結論から言うと彼女は私の契約の日より前に死んでいたわ』

クーほむ『そんな……』

ポニほむ『彼女は非常に強力な魔法少女だった。 私達の中でも二位という序列にあったほど。 だけど、それだけ相手にも情報が行き渡ってしまっていた』

えろほむ『そこで、弱点を突かれて……ってところね』

ほむほむ『あなたが言うと……なんでもないわ』


私も同じことを考えた、病院に置いてあったマゾ向けのレディースコミックのような展開だろう。


━━━━


杏子「もちろん、犬死になんかじゃなかったさ。 最期はあたしを逃がして、街一つ吹っ飛ばす程の砲台で自爆したんだ」


杏子「その爆発に耐えるリボンであたしを簀巻きにしたとき……最後に見たあいつの顔は笑顔だったよ。 『佐倉さんは護れて良かった』ってね」


杏子「なんだってマミが死ななきゃいけなかったんだ……そりゃ奴らに捕まって利用されるよりはマシだけどさ」


杏子「それで今、そのあたしがマミの居た序列に収まってる、これはなんかの嫌味なのかね。 あぁ、せめてあいつも次生まれる時は……こんなクソッタレな争いが無い世界に━━━━」


━━━━


ポニほむ『彼女には……早めに真実を伝えておくべきだと思うの』

クーほむ『どうせ聞き入れてもらえないと思うけれど、わざわざ言うってことは何か考えがあるの……?』

えろほむ『……その為の私でしょう?』


先程、頼り甲斐のある先輩と言ったが、真実を伝えるならば、そこに加えてそのイメージを押し付けることをするのは非常に危険だ。

ならば酷い上から目線の彼女はやはり適任かもしれない。


ほむほむ『杏子のイメージ次第では、杏子と引き合わせるのも手ね』


随分軽々しく言うものだ、こいつらは私の過去の努力を鼻で笑うというのか。


クーほむ『結局、六限目に戻ったけど、自習だったわね』

メガほむ『二つ前の学校なら質問責めにあってたところだったね……』


さて……

ショッピングモールで、インキュベーターがまどか達に接触しようとするだろう。


ほむほむ『スーパー雑巾虫タイムよ』


なんとしても接触を防がなければ……!


File

巴マミ

旧ランキング 二位
━━━━魔弾の荒鷲

身長157cm
体重不定

実験場とされた幹線道路で起きた大事故(もちろん誘発されたもの)の際で、生命維持の願いで契約。 両親はその際即死していた。

固有魔法は万能リボン
蜘蛛の糸よりも強く、彼女の生きる意志や、他の人間との絆に呼応し、更に強くなる。

身体の筋繊維の大半をそのリボンに置き換えている為、魔力を平常時でも多めに消費していたものの、人間サイドから奪った禁術の試作品にてそれを賄う。

使用武器は銃、大砲など。
格闘などにも長けていた。

今回はここまで。
厨二くさいのは仕様です、許してください、なん(ry

一番最初に書いた時からですね、劇場版でマミさんがリボン分身(恐らく杏子と共同開発)使ったからもう半ば公式扱いしてます。

ソウルジェムの状況については次回にでも

あくまでもエロ同人に出て来そうなほむらというだけなので遍歴はご想像にお任せします。
えろほむとポニほむを除く7人は新品未開封を保証いたします。

再開します


インキュベーターは一匹に対して少なくとも一匹が離れたところから監視しているようで、二度目の殺害で時間停止を見破られてしまった。

つまり時間停止は使いたくない。 しかし時間停止を使わなければ表に出られてしまう。
何か他に方法は無いだろうか?

えろほむ『ここに小さいグリーフシードがあるわ、どうして孕んだのかも怪しいくらいに小さいね』

悪魔ほむ『……こいつを私が使って囮にすれば良いのね』

中々用意が良い、魔女の結界に飲み込んでしまえば、まどかと会う確率は格段に下がるだろう。

クーほむ『その間私達は?』

ポニほむ『念力で進路妨害よ』


ポニほむ『念力は使いこなした?』

ほむほむ『バッチリよ、魔力さえあれば月さえ割れるわ』

悪魔ほむ『……』


左手人差し指につけた不透明の紫の指輪、仮にこれをダークオーブと呼ぼうか、それにグリーフシードをあて紫色に濁らせる。


メガほむ『うまく行くかな』

クーほむ『行かなかったらこの魔女くらいならすぐ始末出来るから大丈夫、よ』


空間が盛大に歪み始め、グリーフシードから私の奴隷が目覚める……!


ほむほむ『関係ないけど、帰りに輸入食品店で買いたいものがあるんだけど』

メガほむ『その話は後にしてください』


働き蜂の魔女

元の性質は【隷属】
二つの複眼と三つの点眼には元より自身の希望など映っておらず、ただ只管何かに尽くす。


働き蜂の魔女の手下

その役割は【補充兵】
魔女と似た行動をするが、体力において劣るので墜ちていくが、代わりはいくらでも居る。

━━━━

働き蜂の魔女・焔
新たな性質は【鏖殺】

偵察に来た雀蜂を帰さないで殺す蜜蜂の如く、孵卵器を皆殺しにする。

━━━━


悪魔ほむ「さぁ、行ってらっしゃい」


羽音を響かせ、魔女と使い魔はインキュベーターの元へ向かう。

ほむほむ『……行くわよ!』


三つ編みにメガネの姿で、緩めの魔法少女服に着替える。
……狩りの時間だ。


立体360°全て蜂の巣。 足元は蜜蝋、壁と天井はハニカム。

メガほむ『あんまり見てて気分は良くない……ね』

クーほむ『魔女の結界でこれは可愛い方よ。 酷いのだと……やめましょう』

インキュベーターは意外に素早い。 私が普通に心臓などだけを強化して走るのでは距離を保つのがやっとだ。

クーほむ『魔女を倒すフリをしながらインキュベーターに攻撃を……』

まどかとの接触を防ぎながら、巴さんの第一印象を良くする……ってところだろうか。


ほむほむ「そらァッ!!」

踏み砕いた足元の蜜蝋をインキュベーターに念力で飛ばす。

QB「きゅっ…!」

えろほむ『……ビンゴね』


ほむほむ『次は……ッ!!』

手を伸ばし、握り潰し系の念力を使う。
外しても、空気の収縮と膨張により多少の風圧が生じる……多分。


QB「ぎゅぷっ!?」

耳をもいでやった、あのリングがなんらかの役割を果たしているだろうし、仮にそれが無くても身体のバランスが取れなくなるだろう、ざまぁ見ろ。


ほむほむ「このっ、待ちなさい……ッ!!」

三文芝居を打ちながら、仕上げにかかる。
念力で蜜蝋ブロックを大量に作り出し振り注がせる。

魔女とインキュベーターは纏めてブロックに生き埋めだ。


……

QB『まどか……助けて』

ポニほむ『畜生……届くのね、こいつの念話は』

何かが間違って結界に入ってこないとイイが……どことなく嫌な予感がする。

今回はここまで。

土日なんて無かった

昨日またサボったけど土日書いたから良いよね
再開します


通常、二つ以上の結界が混ざり合うことは無い。 理由はごく簡単、魔女は結界という自分の世界に逃げ込み、そこに異物が入ってくることを嫌う。 故に理性の無い魔女は魔法少女以上に入ってこられては困るし、入りたくもない。

最もループ回数の多い「ほむほむ」が繰り返す時の中で見てきた物でさえ、双子の魔女と、呉キリカの魔女の結界で魔女となった美国織莉子の魔女、マミの魔女の結界で魔女となった杏子の魔女の三例のみ。

しかし、悪魔の力で使役された魔女はどうだろうか?
ましてや、薔薇園と蜜蜂……


ポニほむ『……笑えないことになったわね』

メガほむ『風景が混ざって……!』

悪魔ほむ『早速デメリットが露呈したわね……』


嫌な予感が連続で的中している。
薔薇園の魔女の結界に仮にまどか達が飲まれても、インキュベーターと分断できていれば巴マミがまどか達を助けた後に進む話は少なくすむし、私達が誤解を受ける確率は減る。

なのに結界が混ざってしまえば私達もこの蜂の魔女も、インキュベーターも見つかってしまう。


クーほむ『こっちの鳥籠の魔女のグリーフシードを使えば良かったかしら』

メガほむ『……多分時間の問題で、むしろこれは一番マシだったかも。 対策を打てる時間を取れたから』

何故貴方が言うのか……まぁその通り対策を打とう。 この蜜蝋に埋れた魔女と使い魔、インキュベーターをどうしようか。


ほむほむ『……まどか達が結界に入って来たわ』

えろほむ『なんでわかるのよ』

愛よとか、言わないでしょうね。

ほむほむ『耳を澄まして、唄が聴こえるでしょう?』

思いの外マトモだった、伊達にループ回数を重ねていないか。
逆にそこまでの積み重ねがあって何故ループを抜けられないのか。

ポニほむ『こいつは結界内にはもう居ない、外には居るけど……まどか達の元へ向かいましょう、手遅れになる前に』


蜜蝋のブロックを一個もぎ取り、薔薇園の結界へ向かう。
間に合うと良いが……


マミ「ちょっと一仕事、片付けさせて貰っていいかしら?」



ティロ・ボレー

巴マミの必殺技の一つ。
大量のマスケット銃の一斉射撃。

大量生成もさることながら、銃を直接触ることなく銃を撃つことが最大のメリット。
このため彼女のテレキネシス能力は精度に特化している一方、ほむらのように重い物を持ち上げることは出来ない。


間に合わなかった……わけでもないだろうか。

クーほむ『私が襲った構図は無い、電話番号でも教えておけば、インキュベーターが何かふきこんでも言い訳は出来るでしょう?』


マミ「あら?見ない顔ね、始めまして」

ほむら「始めまして暁美ほむらです……こちら名刺代わりに、こんなのですいません」

入院してた時、手首に巻いていた物を渡す。 裏面には携帯番号入り、急ぎにしては用意が良い方だろう、無礼は後で詫びるつもりだ。

さやか「転校生もなんかそういうのだったのか……」

マミ「転校生……そういうことね、私は巴マミ、この街の魔……いや、見滝原中学三年の生徒よ」


薔薇園の魔女は逃げた、がもう一つ結界は残っている。 巴さんとしてはそちらが気掛かりなんだろう。 行き当たりばったりとは言え、計画通りだ。

マミ「このことの説明は貴方に任せても……いいかしら?」

メガほむ「はい、後でご挨拶は致します」


これで魔法少女への第一印象がやたら良くなることは無くなる……だろう、私の説明がうまく行けば。

今回はここまで。

アンソニーの方です

ポニほむ、ほむほむ過去編をいつ差し込むべきか悩む


話をするためにやって来たのは、フードコート。
まどか達は今日二度目になるのだろうか、少し悪い気もする。


メガほむ「このハンバーガーと……コーラを」

さやか「がっつり食うねぇ……さっきみたいに戦うから?」

メガほむ「いえ……単に晩御飯も済ませようかと」


ほむほむ『なんでそんな大きいの頼むのよ……イメージぶち壊しどころの話じゃないわ』

えろほむ『さりげなくまどかの隣に座ろうとしてる貴方がイメージを語るなんてね』

メガほむ『なんだかこれを食べなきゃいけない気がして……味付けも濃そうだし、気になるし』

クーほむ『……』


まどか「さやかちゃんソフトクリームだけ?」

さやか「あたしは今日、家にシチューあるからね、さっきも食べたしこれくらいで良いかな」

まどか「良いなぁシチュー……」

さやか「あたしんちのはデカイ肉入れれば良いと思ってるような奴だから、まどかのお父さんの作ったのに比べたらアレよ」


悪魔ほむ『こんな日常を壊さない為にも、うまく説明するのよ?』

クーほむ『誰がやるの?』

ポニほむ『……私が行くわ』


まどか「ほむらちゃんの見てたら私も大きいハンバーガー食べたくなっちゃった、パパに頼んでみようかな」

さやか「おー……羨ましいねえまどかは食べたいものが家で食べられるなんて」


えろほむ『美味しいけど、顎が外れそうね』

クーほむ『貴方は特に一回り身体のサイズが違うから尚更そう思うでしょうね』


メガほむ『……美樹さんのアイスをはたいて、鹿目さんの顔につけようとなんてしてないよね? 最低ですよ?』

ほむほむ『ま、まさか……あるわけななないじゃない』

クーほむ『最低……』


さやか「でさ、さっきのは……一体なんなのさ」

ポニほむ「……そろそろ説明しないとね」


━━━━
━━━
━━


どれほど話していいものか。
魔女と使い魔の存在、そしてその特異性。
それを狩る魔法少女の存在。
そこまでは良いだろう、事実を淡々と述べるだけだ。

問題は毎度、巴さんとインキュベーターがミスリードをするところだ。
魔法少女を正義の味方や、契約に基づいて戦う義務があると勘違いされては困る。

その枷になるのが、契約で願い事を叶えることだ。
これのせいで、自分が何かしてもらった気分になってしまう。
本当は奴らは触媒にすぎないというのに……



━━
━━━


さやか「つまりは、さっきの化け物と命がけの戦いで勝つと回復アイテムが手に入る魔法使い?」

ポニほむ「魔女への認識はそれで良いかな」

まどか「それで、魔法少女っていうのは……願い事を叶えるとそれに関係した魔法を中心に魔法が使えるようになって……その魔法は命を削って使うの?」

ポニほむ「……うん」


命を削って使うとは随分な言い方だけれど、間違っては居ない。

さやか「願い事って言ったら……金銀財宝とか」

ポニほむ「不治の病を治したいとか、そういう他にどうしようもないような願いが、好ましいと思う……よ」

さやか「……なるほどね」


概ねマシなイメージを付けられただろうか、願わくは、金輪際関わることの無いことを祈るが……


さやか「あんたがどんな願いで契約したかっていうのは……聞かない方が良いよね、そんだけのレベルの深刻な願いだろうし」

……


まどか達と別れて家へ引き返す。
人と話すのは苦手だ、疲れた……
今日はゆっくり休もう。


ほむほむ『……不治の病って、けっこうまずったかもね』

クーほむ『……あっ』

今回はここまで
自分で書いてて読みにくいんですけどなんかごめんなさい
善処します

回想にはおりマギとか容赦無く出ます多分

再開します


白いシーツに包まる黒衣のほむらと、ベッドに腰掛ける一回り大きいほむら。


リリほむ「悪魔の彼女が、ああ言ったけど……皆、目的を遂げた後どうするつもりなのかしら」

リボほむ「……少なくとも私は、元居た世界に帰りたいわね」

リリほむ「そうね、貴方には帰る場所があるんだった」

リボほむ「貴方はどう考える? 」


聞かれた黒衣のほむらは少し俯いた後、口を開いた。


リリほむ「私には……選択肢なんてなくて、目的を遂げるまで只管此岸を彷徨う幽霊のようなもので……きっと、目的を遂げれば成仏するように消えるでしょうね」

リボほむ「……救われないわね」

リリほむ「だからこそ他にも欲張りたくなる、私も貴方と同じ、あの二人がすれ違うところとかを見たくないの、一人で戦う方がマシ」

リボほむ「……」


この世界に飛ばされてこなければ、三人で海に行く予定だったとか、高校の推薦が取れたとかそんな話は出来る相手では無かったか。


リリほむ「貴方が羨ましくないといえば嘘よ、でも貴方のことはちゃんと自分だと思っているし、私はこんな状況だからか、目的を遂げて死ぬ方が本望よ」

リボほむ「……なんか、ごめんね……ね」

今日はどうも筆が進まないので生存報告がてらここまで

ラストの世界がダークオーブの中説、見て見ぬフリしてます
再開しますが今日も多分短い


マミ「ということは、魔女に襲われたキュゥべえを助けてくれたの?」

メガほむ「はい、魔法の使い方が本来の使い方じゃないから上手くできないでキュゥべえも巻き添えになったりしましたけど……」


電話で待ち合わせして、夜の公園で改めてご挨拶。
お土産に持って行くのは……リボンの私が言っていたシナモンスティック、何に使うのかは聞かなかったが。


悪魔ほむ『嘘は、ついてないわね』

クーほむ『……あいつらと同じみたいであまり気持ち良くないわね』

ほむほむ『背に腹は変えられないわ』

えろほむ『あなたは変えられるでしょ』

ほむほむ『殺すぞ売女』

えろほむ『黙れおっさん』


……この二人はもう少し抑えられないのかしら。


マミ「怪我をしてたのは治しておいたし、魔女も倒しておいたから大丈夫よ」


どうやら結界が混ざってたとか、魔女が変とかそういうことには気づかれていないようで。

マミ「ところで……貴方、使い魔は狩る魔法少女かしら?」

メガほむ「ええっと……」


えろほむ『代わりなさい』


中々、難しい質問だ。 私としてはワルプルギスの夜に向けてグリーフシードを溜め込む必要がある。 単に私欲でやってる連中と一緒にされるのは些か遺憾だ。


えろほむ「魔女の中にもグリーフシードを落とさないのが居るみたいで……正直使い魔と魔女の見分けが付かない……」

マミ「あら……そう」


悪魔ほむ『酷い嘘ね』

クーほむ『答えにもなってないし』


マミ「もし、使い魔だとわかってたらどうするつもりでいる…? ちょっと嫌な質問かもしれないけど……」


正直、現時点で巴さんと組みたくはない。 杏子を引き入れることが困難になるからだ、最悪知らない街へ一人で去って行くし。


えろほむ「ええと……とりあえず魔法の練習台にします、不慣れなんで。 ちょっと使い魔を根刮ぎ狩るには……でも病院とかのはちゃんと」

マミ「……そう、まぁ仲良くやって行きましょう?」


私の曖昧な答えに少し寂しげな顔をしながら、半分に割ったクッキーを差し出してきた。

クーほむ『……』

メガほむ『受け取ろう……?』


えろほむ「ありがとうございます……コーヒーがちょっと飲みたくなって来たんで、ちょっと買って来ますね、飲みますか?」

マミ「私、コーヒーはちょっと……」

えろほむ「じゃあ、ホットレモンとか買って来ますね」


クッキーを受け取った後、自販機へと駆けて行く。 お茶受けのためのクッキーだったものだろう、飲み物がないとちょっと帰り道に口の中が渇いてしまう。


えろほむ「……レモンじゃなくて、ゆずか生姜しかないじゃない」

ポニほむ『……生姜の方が多分気にいるはずよ』

短い上になんだかアレですがここまで。
前作、前前作が杏子ばっかの少人数だったので未だに大人数に戻したのに慣れない…

ちょっと見切り発車だったからプロット考える為に時間ください
本当にほむ×ほむとマミ杏がやりたいだけで始めたんだ

一週間休んでしまった
再開します


『間一髪って、ところね』

始めて見滝原中学に登校した日、私を助けてくれたのはまどかだけではなく、戦力的にはむしろ巴さんがメインだったかもしれない。

最後に行ってしまったまどかを、その直前に身を挺して庇ったのも巴さんだった。
防御魔法に関しては不得意だから、それこそ『死んじゃうってわかってたのに』だ。


『使い方の問題よね……』

二度目の世界では、私の師だった。
使い所の難しい私の魔法の使い方を親身になって考えてくれた。
彼女がリボンからマスケット銃を作った時のように、色々な本を調べるのを手伝ってくれた。


『これを使ってみて?』

爆弾を作る前に一度、一撃の威力に特化した銃をわざわざ作って私に渡してくれたこともあった。
100%彼女に依存する羽目になるからボツ案にはなったが。


『ソウルジェムを魔女を産むなら皆死ぬしかないじゃない……貴方も、私も!』
『ねぇ、一つ頼めないかしら』

彼女に真実を伝える、彼女が真実を知ることはいつも辛かった。
私達四人の先輩にあたる彼女は無理して先輩ぶって、本来の繊細な心を自ら有刺鉄線で巻くような真似をする。

加えて彼女は真実を隠されているところで、助かっていることが沢山ありすぎる。 例えば……インキュベーターの正体、そして奴が彼女をどう思っているか。


それに関して、一つ羨ましいことがあると言えば彼女の最期にはまどかがいることが多いことだろうか。
私はなんだかんだ繰り返す時間遡行で何の因果か生き残っていたが、もし私の最期がループ中にあったら、それは……

そう言えば九人の中には、ループ中に魔女になったのが居たが、確か美樹さんの祈りで持ち堪えたのだったか。
確かに美樹さんでは……


『もう、私より上手く銃を使わないでよね』

改変後の世界では、彼女とも良好な関係を築けていた。 それこそあのリボンの私はそのまま年月を経たのだろう。 隠されるべき真実なんて無い時の彼女は、心から尊敬、信頼すべき魔法少女だ。

その関係の良好さ故に、私はまどかへの罪悪感を募らせてしまったのだが……


クーほむ「……何を考えているの」

悪魔ほむ「いえ、なんだかんだ巴さんに一番思い入れがあるのは、私なんじゃないかと思ってね」


巴さんと別れて、家でゆっくり考え事をしている……ということになるのだろうか。

クーほむ「大なり小なり、私達は彼女にも思い入れがあって……ある種の苦手意識を持っているでしょうね」

悪魔ほむ「ある種の、なんて保険をかけてまで自分同士で強がらなくて良いのよ。 繰り返す時間遡行での戦いでまどか以外を捨てなければならない時があった、それだけだから」


半ば強引にこの愛すべき馬鹿を膝に乗せて頭を撫でてやる。
巴さんと同じく、私もまた普通に憧れていた少女。
こんなどうしようもない姿になった私の代わりに、この子が少しでも幸せになれれば良いな、なんてことをふと思った。


クーほむ「……どうしたの」

悪魔ほむ「こういうことをされてみたいと思ったから、きっと貴方も同じだと思って」

クーほむ「……悪くはないわ」

悪魔ほむ「ふふっ……」



これだけいればなんとかなる気がしてきた。
私が美樹さやかのことを最後のループで諦めたからまどかにあんな役目を背負わせてしまった。
きっと……全ては繋がっている。
巴さんが生き抜いてくれれば、まどかも……
そうしたら『私』達はそれぞれ失ってしまった何かを取り戻せるかもしれない。


ほむほむ「しいたけ茶って不味いわね」

今回はここまで、悪魔のマミさんへの感情の整理回

現行が捗らないのはどう考えても日々新しい考察が生まれてくるのが悪い
明日からはちゃんと書くと思いますごめんなさい

悪魔ほむら関連の考察がまだ固まってないので、自分の解釈と食い違う方も多いかと思いますが、自分でも割とそう思ってるので大目に見てくれると嬉しいです。


最後のループのように魔法少女体験ツアーなどというものが開かれることは無かった。
キュゥべえに選ばれた、などと不吉な勘違いを誰にもさせることもなく……


ポニほむ「あいつに選ばれるなんて、そもそもおかしな話よね」

えろほむ「魔女の口付けの方が、まだ適切ね」

クーほむ「……選ぶのは私達よね」


メリットばかりを考えていては仕方ない、デメリットと次の手を考えなければならない。

ほむほむ「デメリットとして……そうね、淫獣が単独でまどかや美樹さやかに接触した時に……」

メガほむ「だとしたら……どうすれば」


先ずは契約原因の除去だろう。
自分の世界を守る為なら剣を取ってしまうまどかに関しては彼女の世界を守るしかない、別にそれは私の目的だから考える必要もない、この子達に関しては同じかはわからないけれど。


ほむほむ「まどかに関しては最早言うまでもないわよね、問題は美樹さやかだけれど……彼女の契約は三パターン」

クーほむ「そんなにあったの……? 私が知っているのは上条恭介の腕を治す為の……」

ほむほむ「それが一つ目、二つ目は」

悪魔ほむ「まどかの魔女を前にしての契約、よね?」


指輪を見せる、この指輪の主がその契約によって長らえていることを示す為に。


クーほむ「それなら私が知らないはずね、彼女の契約は私の遡行の後の話になるし」

悪魔ほむ「私もこの目で見たことは無いわね」

えろほむ「……それで、三つ目は?」

ほむほむ「真面目な物ではないわ、本当に普遍的な魔法少女のようにしょうもない願いで契約して、もれなく魔女化するだけ」

メガほむ「それ、最悪じゃないですか……」

ほむほむ「条件としては彼女が単独で魔法少女の友達を作った時ね」

ポニほむ「それは……巴さんや杏子?」


ほむほむ「まさか、あの道化とかよ。 あの二人がそんな契約許すわけ無いわ」


して、対策は……

ポニほむ「目下警戒すべきは一個目ね、この中で治癒魔法を使えるのは……居ないわね」


巴さんの「繋ぎとめる魔法」はインキュベーターのような魔法との親和性だかがある遺伝子の……とりあえずインキュベーターと、あと自分の身体の修復に使えるくらいで、他に対しては粗が出る。

現に道路で臓器を撒き散らしていた猫の死体を、弔う為にと修復をした時には、身体に花柄が浮かび上がってしまったりとひどいことになってしまった。


ポニほむ「第一、治癒魔法ではなく、あの固有魔法の応用だから、知らないことは出来ないでしょうね、現代の医学ですらお手上げなんだから」


この間聞いたように、今回千歳ゆまは契約することはない。
こまちとか言う魔法少女が来るかどうかと言ったところだろうか。

えろほむ「……正直、治らないことを受け入れて欲しいものよね、美樹さんに」

メガほむ「ですね、私の心臓だって結局最後は……魔法での補強ですし」

……すっかり雰囲気も暗くなってしまったので、話はここで切り上げることにしよう。
現状は接触の阻止を中心に動くとして、巴さんをどうにかして真実を優しく教えるかの方が大事……かもしれない。
成功すれば、その時彼女に希望が残っていれば、きっと彼女は私の本当の意味での味方になってくれるから。


ほむほむ「等価交換よ、布の柔らかさを教えてあげるから肉の柔らかさを教えなさい」

えろほむ「……ベタベタしないで暑苦しいわ、それと肉呼ばわりは辞めて」

今回はここまで。

ガス抜きがてら他に書きたいものを少し零すと
マミさんがほむ結界に取り込まれず、なぎさが出てこない叛逆IFです
マミと杏子主人公でやりたいなと
まぁ支部あたりでやります、キャラも少ないですし、台本にする必要もなさそうですし

それはともかく再開します


私達は基本的に手札を隠してこの一ヶ月を戦わなければならない。
時間停止を看破されれば、インキュベーターに願いまで看破されてしまう。

加えて魔女の力を使う魔法少女ですらない悪魔と、半魔女、というかこの多重人格だってバレてはマズい。


メガほむ「私の魔法は……」

えろほむ「貴方だけが知ってることなんてそうそう無いわよ」


相手の手札を知って居ることは強みだ。
だから私達は魔女の情報を纏め、ワルプルギスの夜に関しても明確な対策を練ることができた。


巴さんは手札のわからない相手には、「やられる前にやる」の戦法を取る。
平たく言うと、銃身、弾丸、足でボコボコに殴り、リボンで縛り上げて、大砲で吹き飛ばすといったもの。

一見思考停止しているようだけど、相手が何かをしようとするところを的確に撃ち抜き、手札を切らせない。 その観察眼は相当な物だ。 それに、関係ないけれど動体視力は弾丸を避けるほど。


ほむほむ「なのに、毎回お菓子の魔女相手には茶しばいて油断こくのよね」

えろほむ「あとあのバイクの魔女相手にブチ切れたり……」


……直近の問題はそれだろう。


銃や大砲、分身すら作るリボンの応用範囲は自分でもわかっていない程、故に手札は無限にある。


一方の杏子、彼女の手札は少ない。
固有魔法に関しては、私がこの目で見たことは無く、変形こそあれ、槍一本で戦っている。

ポニほむ「固有魔法は、幻覚魔法よ。 リボン並に応用が恐ろしい魔法だけれど、基本的には分身魔法を使うわ」

クーほむ「それなのね、巴さんのリボン分身のもとは……」


しかし、戦法としては巴さんとは逆だ。
適度に相手に手札を切らせる。 しかし、それを防ぐ、避けると言った具合。

事実、美樹さんと対峙した時に前後の使い魔相手も併せて考えれば、あの時美樹さんの持っている全ての手札を見てしまっていたわけだ。

クーほむ「杏子の影響が大きいのは、否定しないわね」

ほむほむ「時間停止で一瞬で葬ることもできるけど、正体バレかねないし……」

えろほむ「……」


経験があるようで。


しかし手札を明かさないというのは、一人ならともかく複数人で行動する際には大きな制約となる。

魔の力や、銃、爆弾を見せられないとすると残りは……


メガほむ「あの……」

ポニほむ「私の剣を使えばいいわ、少なくとも美樹さんが契約した時よりは強いから」

クーほむ「あの時計の針みたいな……?」


かれこれ何回もメガネの私の話が遮られている気もするが、状況を打破する手は見つかったようだ。

巴さんと相談した結果、この間逃がした薔薇園の魔女を狩ることとなった、そこでその剣術を披露してやろうか。

今回はここまで

なんか迷子になってきてる感あるので、こういうシーンが見たいみたいなのあったらある程度遠慮せず言ってくれると嬉しいです

あ、ありがとうございますー!
まさかそんなの覚えて頂いてるなんて
ちょっとバイトとか試験とか同人とか立て込んでて中々更新出来なくてごめんなさい。
もうしばしお待ちを…

ごめんなさい、お察しの通りごった煮にし過ぎて自分でもわからなくなってる故に筆が進まないのと、同人誌の原稿やバイトの修羅場です(ヽ'ω`)
原稿締め切り終わった後に考えて、無理なようなら依頼を出して落とします…
SSは他では書いておりません。

ごめんなさい、速報復旧したの忘れてました
色々考えて、「詰め込みすぎ」と判断したので打ち切り、また別の機会に(媒体は未定)それぞれ書き直すことに致しました。
応援してくれた方々、申し訳ございませんでした。

(往復の電車の暇つぶしで書いてたのがその往復の無い生活が続くとなんというかそういうの考える頭も減ってくるというか……)

叛逆見終わったばかりなのに土台の考察をめちゃくちゃなままでやったのも痛かったです(ヽ'ω`)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年10月18日 (木) 19:36:33   ID: Dv123uWQ

これをもっと簡潔にしていってくれれば詰め込み要素減らせたのかもな。

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