男「オカズ…オカズの気配がするぞ…!!」女「は?」(1000)

教師「えー転校生の男くんだ」

男「よろしくお願いします」

女(珍しいな…こんな時期に転校生なんて)

教師「それじゃ、男くん軽く自己紹介して」

男「はい」

ざわざわ

男「趣味はオナニーするためのオカズを探すことです」

女「は……」

男「オカズなら何でもいいです」

男「女子の使用済み下着とかブラジャーとか…」

ブス女「ちょっとあんた私の狙ってるつもりでしょ!?」

教師「お、男!いい加減にしろ!」

男「え?」

教師「もういい…女の隣の席に座れ」

男「ハイ」

ざわざわ

女(えぇっ?私の隣なの…?)

女友「女可哀想にーあんな変人が隣だなんてね」

男「…よろしく」

女「う、うん」

男「それにしてもこの高校の女子はレベルが高いな」

女「え?」

男「わざわざ転校してきた甲斐があったぜ」

女「そのために転校してきたんだ…」

男「当然だ、俺は快感を得るために必要となるオカズを探すためなら何でもするぞ」

女「オカズって何なの?さっきも言ってたけど」

男「オナニーをする時に必要となってくる興奮材料だ」

女「………」

男「チッ、常人には理解できないか」

女「あんたホントに頭大丈夫?」

男「は、それは転校生に対して失礼な質問だな」

女「誰がどう見ても頭おかしいとしか思えないけど…」

男「普通に正常だ」

女(正常か…なんか残念だな)

男「お前は人間の三大欲求を知っているか?」

女「えー?そんなこといきなり言われても…」

男「5秒以内に答えないと、お前の机に射精するぞ」

女「は!?いやっ…えっと……睡眠!食欲!性欲!」

男「正解~」

教師「そこの2人、さっきからうるさいぞ」

女「……」

女B「女ちゃん仲良さそうだね」

女友「放っておいてあげよう、あの子も時々何考えてるか分からないことあるし」


男「つまり、その3つは人間にとって必要不可欠な欲求となるんだ」

女「それと何の関係が…?」

男「俺の場合は性欲、性欲、性欲なんだ」

女「やっぱり頭おかしいじゃん」

男「正常だ」

女「…」

男「寝ることより食事をとることよりまず、第一に優先しているのが性欲」

男「俺の中に眠りし精力を満たさなければならない」

女「なんで?満たしたら出さないといけないじゃん?」

男「そう、それでいい」

女「え?」

男「俺の最終目的はマックスに溜めて射精することだ」

女「へ、へぇ…」

男「そうすればこの忌々しい性欲を忘れ去ることが出来る」

女「はぁ?人間に必要な欲求を忘れ去るなんて・・・」

男「だからこそ、究極のオカズを探すんだ」

女「究極のオカズって…」

男「究極のオカズ…見るだけで射精感がこみ上げ、性欲が限界まで溜まり…」

男「そして、頭が狂いそうになるほど快感を得ることの出来る物」

男「そんな最高のオカズがこの地球上のどこかに必ず存在するはずだ」

女(何言ってんのコイツ…)

女「男子ってさ、オナ禁?とかするんでしょ」

女「あれで性欲?精力?えーいっ!!どっちでもいいや!!」

男「要はオナ禁をすれば性欲を限界まで溜めれるのではないか?という訳だな」

女「そうそう!」

男「無理だ」

女「は?」

男「オナ禁はホントに精力が枯渇している時でないとしない」

女「なんで!1ヶ月ぐらい我慢したら限界まで溜まるでしょ!?」

男「俺の精力は1ヶ月やちょっとで限界まで到達する訳がない」

女「そ、底無しの性欲じゃん……」

男「まずは興奮材料のオカズを見て性欲を湧かせる」

男「そして精力が少しずつ溜まっていくんだ」

女「じゃあ、精力と性欲は別物なんだね?」

男「究極のオカズならば、その瞬間性欲がマックスで湧き」

男「精子が一気に限界まで溜まることが出来る」

男「そのため、一瞬で溜まる事の出来る究極のオカズを探しているんだ」

女「なるほど!究極のオカズを見れば解決するんだね!」

女(って…何を納得しているんだ私は……)

男「しかし、そんな俺でもちゃんとオナニーはする」

女「え?溜めずに?」

男「ある程度精子を残しつつ射精をするから大丈夫だ」

女「器用だねあんた…」

男「この俺の性欲が満たされるのは何時になるのやら…」

女「その、精力ってかせ…精子?」

男「今更何を恥ずかしがっているんだ」

女「う…うるさいッ!」

女「究極のオカズ以外で溜める事は出来ないの?」

男「ふむ、もちろんある」

女「!」

男「1つは…お前の言ってた通り普通のオカズを見て、ちょっとずつオナニーしながら溜めていく方法」

男「2つ目は拷問に近いオナ禁をすること」

男「3つ目は………」

女「3つ目は?」

男「……3つ目は」

女「なに?」

男「好きになった女子とエッチをすることだな」

女「!!」

男「オナニーとは比べ物にならないぐらいの快感を得れるらしい」

男「だからこそ、究極のオカズと肩を並べるのがセックスなんだ」

女(ホントにさっきからコイツ何言ってんだろ…)

女(てか、セックス……したことない?)

女「ねぇ」

男「はい」

女「あんたって、もしかして童貞?」

男「……」

男「どうして分かった?」

男「お前のその優れた観察力はCIAも裸足で逃げ出す程…」

女「いやいや、普通に分かるし」

女「だってその言い方じゃ自分は童貞ですって言ってるようなものじゃん」

男「なんだ?童貞でいることが罪なのか?」

女「別にそうは言ってないけど…」

男「俺の知り合いは43歳で未だに童貞だぞ」

女「いっ……43歳……?」

男「ホントに俺は尊敬している、43歳でオナニーしか経験が無いなんてな」

女「うーん、ちょっと可哀想だよね」

男「風俗に行って捨てようとしない所に何か拘りを感じてしまうぜ」

キーンコーンカーンコーン

男「じゃあ、俺はちょっと盗撮してくる」

女「犯罪だって!!」

女(はぁ…もうあいつの話についていけないや…)

女(こっちは受験で忙しいって言うのに…)

女友「女ー!」

女「あ、女友」

女友「さっきの時間、転校生のあの変人とずっと話し込んでたわよね」

女「え……あ、そうだったっけ…?」

女(あの話は言わない方がいいよね……うん…)

女友「変なことされてないわよね?」

女「うん、今の所は」

イケメン「よー女」

女「あ、イケメンくん」

女友「さっきの変人転校生やばくない?」

イケメン「俺もずっとそう思ってたし~」

女「でも、そんなに悪い奴じゃなさそうだよ」

女「自己紹介ではあんな事言ってたけどね!」

女友「へぇー?やけにあの変人の肩を持つわね?」

女「そ、そんな訳じゃないけど…」

イケメン「何にせよあんまりアイツとは関わらない方がいいかもな」

―ホームルーム―

教師「えー、最近各クラスで盗難が頻繁に起きている」

女(盗難…)

男「zzz」

ブサ女「私の下着が盗られたのよ!!」

女(あんたかよっ!)

教師「ブサ女だけでなく、他の女子にも被害がいってるみたいだ」

女友「あー良かった…まだ盗られてなくて」

フツメン「しっかりと教室のセキュリティー高めようぜ!」

フツメン「そんな変態、俺は許さねーぞ!」

教師「学級委員長のフツメン!よく言った!」

パチパチッ

イケメン「ちょっと1ついいですか?」

教師「なんだ?」

イケメン「犯人候補が3人ぐらいいるんすよぉ」

女友「そうね、2人ぐらいいるわ」

イケメン「オタクと…男の2人なんすよ」

オタク「…」

男「……ほう」

教師「それはホントなのか?」

イケメン「見れば分かるじゃないですかぁ!」

女「イケメンくん…決め付けは良くないよ…」

イケメン「うっせ!どう見ても怪しいだろ!」


イケメンうぜぇwwwww
やっぱ顔がいいと心が糞だなwwwww

オタク「…なんで僕が……ぶつぶつ…」

女B「なんか早口で喋ってるしwきもww」

オタク「……僕は……怪しまれるような事はしてないって…マジ…ふざけんなよ……」

チャラ男「コイツきもいってww教室汚染するwww」

オタク「………黙れ…黙れ…」

教師「おいおい、あんまりオタクをいじめるなよ」

フツメン「先生!」

教師「なんだ?」

フツメン「何でもないです!」

教師「うむ」

チャラ男「イケメン~男の方がやばくね?w」

イケメン「ああ、俺もそう思ってる」

女B「転校生の癖にあんまり調子乗んなよ!」

男は腕組をしながら机の上に両足を乗せている

女(あんた落ち着きすぎだよ…)

イケメン「おい何とか言えよ!」

女友「そうよそうよ」

女「ねぇ…みんなそうやって犯人探ししたりするの止めようよ…!」

女友「女は盗られたいの?嫌でしょ?」

女「それはそうだけど……クラスの中で疑ったりし合うのっておかしいよ!」

フツメン「女の言う通りだな」

イケメン「は?」

フツメン「犯人探しするよりセキュリティ強化した方がいい」

教師「お前はセキュリティに拘りすぎだ」

フツメン「クッ…すいません…」

女「先生!もうこんなことするのやめましょうよ!」

教師「…おい、女」

女「は、はい?」

教室「後で職員室に来い」

女(え……呼び出し?)

女友「うわー、女もそんなこと言うから呼び出されるんだよぉ」

教室が喋ったwwww

女が教師に犯されるところまで見えた!

ざわざわ

ホームルームは自習となった

イケメン「ったく…あいつがあんなこと言わなければ呼び出されなかったのによ」

女友「だから言ったでしょー時々変な時があるって」

女B「女も調子乗りすぎwwmixiでつぶやこっとww」

フツメン「陰口はやめろって」

女B「……なによ」

フツメン「そんなの言うぐらいなら面と向かって言った方がいいだろ?」

男(ほう…)

イケメン「お前もやけに変人の肩持つよな…」

フツメン「そんなんじゃねーよ…ちょっと外の空気吸ってくる」

ガラガラッ

女B「何あいつ?ヒーロー気取んなって」

―職員室―

教師「オタクと男を庇うようなマネは止めろ」

女「ど、どうしてですか…?」

教師「受験前に変な事件を起こされると面倒だからな」

教師「適当に誰か疑ってそいつを犯人してれば良いんだよ」

女(・・・ひどい…)

教師「お前もあれだ、推薦で受験するつもりだろ?」

教師「あんまり下手な真似してると…どうなるか分かってるだろ」

女「………すいません」

教師「もう高3なんだから自分の立場をもうちょっと理解しろ?いいな?」

女「1つだけ言っていいですか…」

教師「なんだ?」

女「そうやって何でも人を見下すのは良くないと思います……」

教師「…」

女「どんな人だってその人の個性ってのもありますし…」

教師「女、お前に1つだけ教えてやる」

女「え…」

教師「この世には人生で成功する奴と失敗する奴の2人に分かれる」

教師「まぁ、中にはその人生から逃げる奴もいるけどな」

女「……」

教師「成功する奴は見れば分かるんだよ、失敗する奴も」

教師「オタクや男なんてのは見るからにして失敗する人間だ」

教師「あんな奴等と関わると人生損するって習わなかったか?」

教師「ふっ、どうせあいつ等なら高校卒業したら何もすることないだろ」

女(何なのコイツ……)

女(確かに男なんて変人だけどしっかりとした夢?があるし)

女(それをこんな教師にバカにされるなんて…!)

教師「俺だってちゃんと友達作るときは見極めてるさ」

教師「お前はその力を頑張って養うんだな」

教師「もう教室戻っていいぞ」

女「……失礼します」

ガラガラッ

キンコンカンコーン

イケメン「あーやっと終わったか!」

チャラ男「帰りマック寄っていこうぜ」

女B「いこいこ!」

女友「女ー今日一緒に帰る?」

女「ごめん!今日居残りで掃除されられるから…」

女友「さっきの罰?」

女「うん…」

女友「あんたも色々と大変だね…ま、頑張って」

女「うん!じゃあねー」

女(はぁ…私も早く帰りたいし…)

男「災難だったな」

女「うるさい…別に災難じゃないし…」

男「そうか、俺は盗撮に失敗して落ち込んでる」

女「ホントにしようとしたの……?」

男「俺程の男になればエロ動画程度のオカズじゃ興奮できない」

男「よりスリルに…よりリアルなオカズを求めている…!!」

女「そ、そうなんだ」

男「となれば、女子の履いた下着とかブラジャーが一番そそるだろう」

女「やっぱりあんたが盗ったの?」

男「俺は盗ってないな」

女「ホッ…良かった……」

男「リスクの高い状態で俺は盗ろうと思わない」

男「俺が誰かの下着を盗む時は必ず許可をもらってから盗む」

女「なにそれ……許可もらってたら盗難じゃないじゃん…」

盗むという行為に意味があるということか男は漢だな

男「盗む以外に方法がない」

女「そりゃそうだよ」

男「だから、何か困っている女子を助け…報酬に下着をもらう」

女「はぁ?」

男「そうするしかないんだ」

女「じゃあ、今起きてる盗難の事件解決すればいいじゃん」

男「俺もそう思っていた」

女「ふーん…1人で頑張ってね!」

男「エッ」

女「な、なに…?」

男「お前はもう俺に協力してもらうことになってるから」

女「嫌だって!」

男「ちゃんと俺からも報酬は支払うから」

フツメン「お、スーパー転校生!」

男「ん?」

女「クラスのフツメンくんだよ」

フツメン「お前転校初日にはっちゃけ過ぎだろ~?ある意味尊敬するけど」

男「転校初日が重要だと言うからな」

女「男の場合はインパクト強すぎるよ」

フツメン「ハハッ!意外と面白いな男って!」

フツメン「クラスの奴等が色々言ってたけど気にすんなよ?」

フツメン「あいつ等受験でイライラしてるだけだし」

女「やっぱりそうなんだ?はー…ホントに受験どうなるやら…」

フツメン「俺はお前のこと疑ったりしねぇからな!男!」

フツメンがネズミーマウスで再生された

男「あいつは良い奴だな」

女「でしょ?フツメンくん誰にでも優しいからね~」

男「そのニヤけてる顔は止めろ」

女「え……!?別にニヤけてないし!」

オタク「………」

男「俺と一緒に疑われた奴がご退室するぞ」

女「しっ…!そんな言い方ダメだって!」

オタク「…ピクッ」

女「お、オタクくん…さっきはごめんね……」

オタク「……ぶつぶつ………別に気にしてない……ぶつぶつ…」

女「気にしてないなら良かった…」

女「大体いきなり疑うなんてひどいよね!」

男「そうだな、女が盗ったかもしれないしな」

女「うるさい!!そんな訳ないでしょ!」

オタク「……ぶつぶつ……慣れてるから……」

女「え、なに?」

オタク「………」

ガラガラッ

男「ハハッ、帰ったぞ」

女「……オタクくん」

男「あいつはいじめられてたりしてるのか?」

女「うーん、あんたが転校してくる前にちょっとね」

女「最初はさ、陰口から始まったの」

男「なるほど」

女「それが段々とエスカレートしていって…教科書隠されたりとか」

女「私とフツメンくんが先生に言っても聞いてくれなかったし」

男「あの教師クズだな」

女「先生にも色々と事情があるんだと思うよ?」

男「あいつの革靴に俺の精子をぶちまけてやりたいぜ」

女「退学になるから止めときなって!」


―30分後―

女「やっと掃除終わったー」

男「ふむ、遅いぞ」

女「何もしてない男に言われたくないから!」

男「じゃあ帰るか」

女「え?誰と?」

男「女だけど」

女「ごめん…無理です」

男「頼む、友達いないんだ」

女「と…友達いないのは自覚してるんだね…」

男「俺の家○○市だから」

女「へぇー私の住んでる隣の地域だね」

男「早く駅まで行くぞ」

女「一緒に帰ること確定してんの…?」


―駅ホーム―

プシュー

女「あ、丁度電車きたよ!」

男「うむ」

2人は急いで電車に乗り込んだ

女(…満員電車かぁ……)

男「……ぶるぶるっ」

女(あれ…男の様子が…?)

痴女「……フフッ」

すりすり

女(!?…男の後ろの女の人が男に痴漢してる!?)

男(やべぇ…クソッ……コイツハンターか……)

痴女はとうとう男のズボンの中に手を突っ込んだ

女「…!!」

男「オッフッウッ!」

乗客「…え?」

男「す、すいません…何でもないです…」

痴女(ほら…こんなに固くしちゃって……)

男(あぁあああああああああ!!!)

女(どうなるのこれ…?)

男(チッ…他人に手コキをされてしまったら自分で精液をコントール出来ん…!)

痴女「フフッ…もうイキそうね」

すりすり

女(あ…!男の駅までまだ2駅もある…!)

女(頑張れ男…!簡単にイクな!)

痴女(いいのよ?ここで出しても……)

男(コイツ……ピンポイントで俺の性器を刺激してくる…)

ビクッビクッ

男(出すな…全部出してしまう……ハァハァハァハァ)

「続いては○○市~○○市~」

女(…次の駅で降りられる!)

痴女の性器を扱くスピードが上がる

ゴシッゴシッ!

痴女(我慢しなくていいのよ?全部出しなさい)

痴女(もう限界でしょ?)

ゴシゴシッ

男(…出そう)

男(ごめん、もう俺はここで…リタイヤ……)

プシューー

「○○市~○○市~」

女「ほら!降りるよ!」

痴女「あ…!」

男「………」

女「ちょっと!さっきの女の人なに!?」

男「ハァハァ……あれは…ハンターだ」

女「ハンター?」

男「電車だけじゃなく色んな所に潜んでいる童貞狩りハンター」

女「なにそれ…」

男「奴等は瞬時に童貞かそうでないかを判断することが出来るんだ」

男「射精をさせることを目的とした…悪魔のハンター…」

女(大丈夫かな日本…おかしくなってきてる…)

男「危なかった……精力が0になるところだった」

女「0になったらどうなるの?」

男「自殺衝動に駆られてしまう」

女「!?」

男「……」

女「自殺衝動って……」

男「知らんのか?ここ最近、日本で自殺者が急激に増加しているのを」

女「ニュースとかで聞いたことあるような気が…」

男「自殺者が増えている理由は様々だ」

男「仕事が嫌になったり、いじめが原因、鬱病なんかを抱える人間等がそういった行為に走る」

男「だが、その中に射精後に自殺をする人間も増えてきている」

女「え……」

男「俺のように精力を少し残し射精できればいいんだが」

男「普通の人間には出来ない事だ」

女「い、意味が分からないよ……」

男「通常の男には、射精後の萎える瞬間こそが最も危ない時間とされている…」

男「これを俺達の間では賢者タイム、もしくはエンペラータイムと呼んでいる」

女「け、賢者タイム?エンペラータイム?」

男「簡単に言えば射精なんてしたら性欲が無くなって一時的に萎えてしまう」

女「男って大変だね」

男「その時間の間はホントに危険だ」

男「女なんていらねーとか何でこんなことしてるんだろ…明日から絶対に止めよう…なんて事を思ってしまう」

女「なら大丈夫じゃん?」

男「ああ、そこで踏み止まればの話だ」

男「だが多くの男が自殺してしまおう…と思ってしまう」

女「なんで!?」

男「それが男なんだ、女には分からんだろ」

女「全然分からないよ……」

男「オナニーは奥が深いんだ」

女「うん、そうみたいだね」

男「どうした?」

女(頭パンクしそう…もう帰ろっと)

男「そういえば、お前の駅乗り過ごしたぞ」

女「え!?そうだ……あんたの所為で乗り過ごしちゃったじゃん!」

女「もう帰るね!」

タッタッタ

男「忙しい奴だな…」

男「さてと、俺もハンターに見つからない内に帰るか」

―男宅―

男「ただいま」

男「おい、靴置き場は綺麗にしろって言っていただろう…」

男(俺1人暮らしだけどな)

チーン

男は仏壇の前で両手を合わせた

男「親父……また学校転校した」

男「かーさんは俺が小さい頃に離婚したんだ」

……男の親父は3年前に事故で死亡した

男「……バカが」

3年前…俺は今みたいなキャラじゃなくてまともだった

どちらこと言えば親父が今の俺みたいなキャラだったんだ

親父「男、良いか?この地上はオカズで満ちている」

男「お…おう」

親父「今だこの地上のどこかに究極のオカズが眠っている」

男「分かったから…もうその話やめろって」

親父「いずれは貴様にも協力してもらうぞ」

男「い、嫌だ!!俺は将来サッカーの日本代表になるんだよ!」

タッタッタ

親父「チッ…分からず屋め」

1時間ぐらい街を走り…家に戻ると…

ガチャッ

男「ただいま」

男「親父、今から飯作るわ」

親父(…)

男「お…親父!?おい!!!どうしたんだよ!!」

親父「……はぁはっ…くっ・・・・・」

男「どうしたんだよその身体の傷!?」

親父「…オナニーを……64回もして…しまった……」

男「まだ夕方なのに64回も!?」

親父「ぐあぁああああ!!」

男「親父っ!!しっかりしろ!すぐに救急車呼んでやるから…」

ガッ

親父「止めろ……死因が64回のオナニーなんて恥ずかしいではないか…」

男「で、でも!!」

親父「父さんの究極のオカズを探す夢……男に託す」

バタッ

親父(死んでる)

男「親父ーーーーーーー!!!!」

親父(死んでる)wwww

医師「残念ながら…手は尽くしましたが…」

医師「多大なる負担が身体にかかっていたのだと思われます」

医師「オナニーも程ほどに…」

男「……」

その日から俺は変わった

親父の意思を受け継ぎ、親父の夢を果たす

それが息子としての最高の親孝行だと思っている

男「親父…天国で見ててくれよ」

男「俺は絶対に究極のオカズを見つけ出す…」

それから…俺はオナニーに関することを勉強し始めた

国家自慰試験にも高校卒業後は受験するつもりだ

元々親父がAVカメラマンとしていて働いていた

中学の最後の方はホントに勉強しかしてなかったな

勉強していけばしていくだけ、性に関する興味が芽生えていった

男(…転校初日だし疲れたな)

男(今日はもう寝よう)

男の1日が終了した

女B「ジャンジャン飲んじゃおうww」

イケメン「お前飲み過ぎじゃね?」

女B「いいのっうぃいのww」

チャラ男「コイツ完全に酔ってるわw」

女B「てかさー!なんかいいバイトないの?」

チャラ男「バイト辞めすぎんなんだよ」

女B「キャハハハハwww」

イケメン「バイトぐらいならいっぱいあるって」

イケメン「特に…女なら身体使えるしさ?藁」

女B「イケメンひどーww」

イケメン「女Bなら綺麗だしいけると思うけどな」

女B「どんなバイト?」

イケメン「……見ず知らずの男とヤルだけで金もらえるんだよ」

※男は下の中ぐらいです

ピーッピーッ

女「ん……」

女「………ふぁー」

女「もう朝か…最近、全然熟睡出来てないなぁ」

妹「お姉ちゃん早く起きないと遅刻だよ!」

女「はーい分かってるよ」

妹「それとフツメンくんがきてくれてるんだよ!」

女「エッ!?フツメンくんが!?」

OL「だ、誰か!その男捕まえて!」

引ったくり男「ハァハァ…!」

男「ほう…」

男が学校に向かう途中、事件は起きていた

男(ふっ、オカズの気配がするぞ……)

引ったくり男「どけぇぇぇえ!!!!殺すぞ!!」

男「……自分の精子を少し消費することによって」

引ったくり男「だからどけってええええええ」

男「俺の身体能力は10倍にも跳ね上がる」

ドンッ

男は引ったくり犯をぶん殴った

ひったくり男「がはっ…!!!いてぇっ!!!」

男「お姉さん、捕まえました」

OL「ありがとう!お礼は何でもするわ!」

男「ニヤッ」

男「貴方の下着を頂きましょう…」

OL「……分かったわ」

男(いただきます)

男「ハァハァハァ…OLの下着…くんくん」

スゥゥゥ

男の性欲が回復していく

男「ふむ、さっき使った分の元は取り戻せたな」

男「所詮OL程度の下着ではこの程度だな」

男「例えるなら牛丼の並程度か……」

男「おっと、遅刻してしまう」

タッタッタ

???「…」

女「フツメンくん!お待たせ!」

フツメン「うーっす」

女「きょ、今日はどうして私の家に……?」

フツメン「いや、たまたま通りかかったから一緒に行こうかなーって思って」

女(ふ…フツメンくん近所なのかな…)

フツメン「迷惑だったか?」

女「ううん!そんな訳ないよ!」

フツメン「ハハッ、じゃあ行くか…遅刻しそうだし」

女「うん!」

キーンコーンカーンコーン

教師「よーし、全員揃ってるな」

女(男の奴…まだきてないし…)

教師「男はきてないか…いなくてもいても同じだしどうでもいいな」

イケメン「クスクス」

女B「プッw」

教師「それじゃ号令…」

ガラガラッ

男「遅れました」

教師「……18秒遅刻」

男「…」

女(18秒って…そんなの遅刻の内に入るの…?)

教師「お前、チャイム鳴ってから18秒後に教室に入ったんだぞ」

男(職員室用トイレでオナニーしてたから無駄に時間食った)

教師「学校舐めてんのか?」

男「すいません」

教師「社会出たらなぁ…1秒の遅刻だって許されないんだよ!」

バンッ

男「…」

教師「お前みたいなクズは学校に来なくていいんだよ!!」

フツメン「……」

女(男…)

男「……」

教師「反論する言葉も無いわな!クズだからなw」

イケメン「ハハッ」

教師「さっさと座れクズ」

男「……ふふふふ」

教師「何がおかしい?」

男「いや…そのなんていうか……」

男「先生さっきから勃起してるから可笑しくて……」

教師「!!」

女「え」

女B「えーwちょ先生きもいってぇ!」

フツメン「教壇の上で興奮してるなんてすげぇなぁ」

男「ここのクラスの女子見て興奮しちゃったんですよね?」

男「ニヤッ」

教師「だ、黙れ!!!さっさと席に戻れ!!」

男「はい…ありがとうございます」

女「……よくあんなこと言えたね…相変わらずというか…」

男「勃起している奴にそう言ってはおかしいか?」

女「言う場所ってもんがあるんじゃん!」

男「臭いな」

女「え?私!?」

男「あの教師から臭う童貞臭…かなり強烈だな」

男「あいつはいくつなんだ?」

女「前に28とか言ってたけど、噂では年齢詐称してるみたい…」

男「なら、+10歳ぐらいだな」

女「そんなに!?」

男「半端ない童貞臭だ……」

女「匂いで分かるの…?」

男「ああ、俺の嗅覚は誤魔化せん」

男「人間の体臭とは別物だな、それは他人からも気付かれることは少ない」

女「男は分かるの?」

男「俺だからな」

男「年齢共にその匂いは強くなってくる…特にあの教師なら」

男「本人は必死に香水を振ってるが、無駄なことだ」

男「微妙に髪の毛からもヘアコロンの匂いもする、バラの匂いだ」

女「女物だねヘアコロンなんて」

男「あいつのつけているネクタイからも、市内にある抜きありエステの店内の匂いがした」

女(……FBI?)

ざわざわ

フツメン「1時間目体育だから遅れんなよー!」

イケメン「そうか、今日はバスケだったな」

オタク「………」

チャラ男「俺の3Pシュートが炸裂するぜっwwww」

女B「女子は隣で見てるから頑張ってよー」

チャラ男「女子見てるとかテンションッッ上がるww」

男(バスケか、懐かしいな)

フツメン「体育館でチーム分けするから!」

―体育館―

教師「5人1人組みぐらいか?」

フツメン「コート狭いんで3人1組でいいですよ!」

イケメン「俺達男子少ないからな」

チャラ男「じゃあ、俺イケメンと組むわw」

イケメン「おいおい…俺下手だから辞めとけって」

チャラ男「はぁ~?バスケ部の癖になに言ってんだよw」

オタク「…」

イケメン「オタクも早くチーム決めろよ」

チャラ男「まぁ、俺等のチームにはいらないけどなw」

フツメン「…」

フツメン「じゃあ、俺と組もうぜオタク!」

オタク「………ぶつぶつ……」

イケメン「おいおいそんな奴と組むのかよ?」

フツメン「同じクラスメイトなんだから何もおかしくねーだろ」

イケメン「……」

女(フツメンくんはオタクくんと組んだんだ)

男「…」

フツメン「男!お前も入れよ!」

男「うぃ」

Aチーム……オタク、フツメン、男

Bチーム……イケメン、チャラ男、ギャル男

教師「AチームとBチーム!コートに入れ!」

フツメン「よっしゃー気合入れていこうぜ!」

オタク「…」

男「ふむ」

教師「前半5分で後半5分だ」

チャラ男「なぁ、このゲームに負けた方は何か賭けね?w」

イケメン「おーいいなそれ」

フツメン「スポーツで賭けとか趣味ワリィな…」

チャラ男「負けるの怖いんだろww」

フツメン「…あ?」

イケメン「じゃあ、負けたチームは1人1000円ずつ勝ったチームの奴に払うってことでいいだろ」

男「俺から1つ提案がある」

イケメン「…?」

男「負けたチームの奴は…クラスの女子に性器を擦り付ける……」

イケメン「!?」

フツメン「それはやばいだろ男…」

チャラ男「ざけてんじゃねぇぞオラァ!」

男「なんだ怖いのか?」

チャラ男「は…?」

男「そもそも賭けの話を提案してきたのはそっちだ」

男「賭けの内容はこちらが決めても何の文句はないのだろう?」

男「それとも不利になる何かがあるのか?あ?」

イケメン「別にいいぜ、俺は」

チャラ男「ま、マジかよ!」

イケメン「俺達が勝てばいい話だろ?負ける気なんてねーしな」

男「ふふっ…それでいい」

オタク(……)

教師「よし、それでは試合を始める!!Aチームはビブスを装備しろ!」

両者お互いの意地とプライドを賭けた試合…!

敗北したチームには「クラスの女子に自分の性器を擦り付ける」罰ゲーム!

3on3の真剣バトルによって行われる闇のゲーム!

フツメン「こっちも…負ける気は全然ねぇから」

Aチームのエース、フツメン!
帰宅部でありながら高い身体能力を誇る!

イケメン「負かしてやるよ…お前等…」

Bチームのキャプテン!イケメン!
バスケ部に所属しており、当然ながらバスケ能力は高い!

勝負の行方をその眼で確かめろ…!決戦のゴングはすぐ!

フツメン「まずはジャンプボールだ…落ち着いていこうぜ」

男「誰がするんだ?」

フツメン「197cmもあるオタクに任せる」

オタク「……うん」

フツメン「別に無理に取らなくていいからな!」

チャラ男「じゃあ、イケメン頼んだぜw」

イケメン「おっけぇ…」

教師「受け取れ!!!」

スパーーーンッ

教師は籠球を上空高くに放り投げた

女(始まった…!)

女友「Bチーム頑張れ~~」

オタク「……ぶつぶつ…」

イケメン「あらよっと!」

パシッ

男「…敵ボールからだな」

女「あれ、なんかあのジャンプボール…Bチーム寄りに投げてなかった?」

女友「全然そんな風に見えないけど?」

女「気のせいかな…」

教師(勝てよBチーム…勝てよ…Bチーム)

チャラ男「ナイス、イケメンww」

イケメン「速攻だ」

フツメン「ディフェンスだ!いくぞ!」

オタク「……ぶつぶつ……いけめん………ファールで殺す…」

チャラ男「チャラチャラパ~スww」

パシッ

イケメン「ナイスパス!」

フツメン「イケメンは俺がマークにつく…!」

男「俺はこのふざけた髪型の奴のマークにつく」

チャラ男「はぁ!?ぶっ殺すぞ!!」

オタク「……ぶつぶつ」


イケメン「…お前に俺が止められると思うのか?」

フツメン「来いよ…」

シュバッバッバッ

イケメンのドライブであっさりとフツメンを抜き去る

女「はやっ!?」

女友「イケメンくんバスケ部のレギュラーなんだからぁ」

ピーッ

イケメンがレイアップシュートで2点を先制した

A…0点 B…2点

チャラ男「でたー!イケメンレイアップ!」

イケメン「ハハッ、その名前止せよ…」

ブス女「イケメンぐーーーーーん!!!!!!」

イケメン(おえっ)

ブス女「あああああ!!今一瞬私のこと見たわ!!彼、私のこと見たわ!!」

女(女子勢は相変わらずイケメンくんに釘付けだなぁ~)

フツメン「ドンマイドンマイ!取り返していこう!」

男「おい、オタク」

オタク「……ぶつぶつ……なに?」

男「次、あのイケメンにファウルしろ」

フツメン「はぁ!?」

オタク「……するよ…」

フツメン「おいおい、退場になったら洒落になんねーぞ…」

男「バレない程度にすればいい」

オタク「………殺したい…」

フツメン「それはファウルじゃねぇ!犯罪だ!」

オタク「…ぶつぶつ…」

男「ふふっ、殺したいという気持ちは真剣勝負だと必要になってくることだ」

フツメン「とにかくファウルは止めてくれ!取り返せばいい話だ」

男「なら…俺にボールを回してくれ」

教師「おい、お前等早くしないと全員退場にするぞ」

フツメン「何か策でもあるのかよ…?」

男「任せろ」

男は相変わらずだな

イケメン「相手ボールからだ!ディフェンスざるにならないようにな!」

チャラ男「おっけぇwwチャラディフェンス見せてやるよ!」

フツメン「よーし…回していくぞ」

シュッ

フツメンから男にパスが回った

女(あいつスポーツ出来んのかな…?)

女B「変人にパス回ったァァァwww」

オタク「……ぶつぶつ」

チャラ男「ディーーフェンス!!ディーーフェンス!!ディーーーフェンス!!!!」

男(コイツ、何かやりにくいな…)

パシッ

男「あ…」

イケメン「ボール、もらっていくぜ」

フツメン「い、イケメンのスティール…!!」

フツメン「おいディフェンスに戻れ!」

イケメン「…おせぇよ」

シュッ

3点ラインから綺麗なフォームでシュートを放つ

綺麗な放物線を描いたまま籠球はネットにへと吸い込まれる

ピーーッ

追撃の3点がBチームに追加された

教師(ニヤニヤッ)

女子B「やばーーー!!イケメンくんやばーーーい!!」

女友「圧倒的ね」

A…0 B…5

フツメン「クソッ…やっぱりイケメンは止めれねぇか…!」

男「…」

オタク「ぶつぶつぶつぶつぶつ…」

フツメン「悪い、俺が何とかして止める…」

男「まだ時間はある」

フツメン「だけど…イケメンを止めれないんじゃ……」

男「もう1度俺にパスをくれ」

フツメン「え……」

男「次ボール取られたら永久追放でも構わん、だからくれ」

フツメン「わ、分かった」

男「それとオタク、お前はタッパがあるからゴール付近で立っていろ」

オタク「………ぶつぶつぶつぶつ」

チャラ男「ハハッww楽勝じゃね?ww」

イケメン「そうだな…てか、予想通りの展開だしな」

教師「前半残り1分だ!いいな!!」

女「えー、Aチーム0点じゃん…!」

女友「Bの勝ちよこのままじゃ」

フツメン「男!!パスだ!」

パシッ

チャラ男「またお前かよwwディーーフェンwディッフェンッ!!フェンッwww」

男「…」

スッ

男はスピードを急加速させた

チャラ男「……!?」

チャラ男はその場で尻餅をつく

イケメン「あ…アンクルブレイカー…!?」

チャラ男(あいつ…ボールが手に引っ付いてるみたいだぞ…!)

イケメン「チッ…!」

男(俺の両手に精液を付着させた)

接着する精液(テクノベター)

男(精液を少し消費するのは勿体無いが、この試合に勝つためだ)

イケメン「ゴール付近固めとけ!どうせ男はシュートはいら…」

シュッ

男「…俺はあくまでアシスト役だ」

チャラ男「あんな高くにパスしても誰もとれねーーよwww」

ガシッ

オタク「……ぶつぶつぶつ…ナイスパス…」

フツメン「お、オタクが空中でキャッチした!!」

イケメン「アリウープパスか!?」

ガシャンッ!!!

オタクは両手でボールを掴みダンクシュートを決めた

ピーッ

教師「……チッ!」

A…2点 B…5点

女B「な、なにあれ…オタクってあんなに動けたの…?」

イケメン「……」

チャラ男「マグレだってwwオタクのマグレってことわざあるだろ?ww」


フツメン「ナイス!お前等よくやった!」

オタク「…ぶつぶつぶつ……」

男「敵も驚きを隠せないだろうな…オタクの身体能力の高さに」

オタク「……ニヤァァァァァァァ」

ピピーーッ

教師「前半終了だ!Aチームだけハーフタイム無しで体育館を走ってろ!」

フツメン「はぁ!?」

教師「Bチームは5分休め」

フツメン「ふざけんなよ!そんなの平等じゃねぇだろ!」

教師「審判は神様という言葉を知らんのか?」

フツメン「は…」

教師「だからクズなんだよお前も…逆らえば全員退場だぞ!」

男「フツメン、走るぞ」

フツメン「チッ…!」

男「俺達はどうやら4対3で戦っているようだな」

オタク(はぁはぁはぁはぁはぁ……)

オタクがまずいぞ・・・

フツメン「えっほえっほ」

女「ずるいよあんなの!どうしてAチームだけが…!」

女友「女ー別にAチームが負けたっていいじゃない?」

女「そうだけど公平じゃないよこんなの…」

女B「Aチームなんて誰も応援してねーってww」


チャラ男「いやぁ~ラッキーだなこれw」

イケメン「このままスタミナが無くなってくれればな」

ギャル男「すいません…自分腹痛なんで早退します」

教師「そうか、誰かBチームに交代要員で入ってくれ!」

女B「はーーいwうち入るww」

チャラ男「お前バスケできんのかよーww」

―5分後―

男「…ふぅ」

フツメン「俺はまだまだ体力は残ってるぜ!」

フツメン「あんなクソチームに負けたくねぇよ」

オタク「……」

男「オタク?どうした?」

オタクにとってこの5分のランニングというのはトライアスロン1回分に相当する

特にこの蒸し暑い体育館となれば余計に消耗は激しくなる

オタクは心の中で昨日、自慰をしてしまったことを後悔している

オタク(……はぁはぁ………自慰をしなければ…あと3分は動けたのに…)

オタク(闇が…闇が……僕を蝕んでいく…)

闇遊戯「呼んだ?」

フツメン「お、おい…すごい汗だけど大丈夫か?」

オタク「……ビクッビクンッ」

男「感じている……」

フツメン「試合中に感じてる場合かよ!!」

オタク(もうダメだ…息が出来ない………ぶつぶつぶつ…)

男「無理はするな、この暑さだからな」

男「むしろお前のような奴が倒れずにいるのが不思議なぐらいだ」

オタク「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」

フツメン「ほ、ホントに大丈夫なのかよ…」

オタク(昨日約束したんだ……優美ちゃんに………)

それは…昨日の出来事である

クラスメイトから盗難の犯人だと罪を被せられたオタク

すぐに家に帰宅し、ストレス発散をする

オタク母「お帰り」

オタク「……」

オタク母「お母さん今日も夜までキャバクラでお仕事だからね」

オタク母「ご飯チンして食べておいて」

オタク「ぶつぶつぶつ…」

オタク母(ホントに気味悪い子に育ったわね……)

オタクは台所からコーラの缶とポテトチップスを取り自分の部屋に入る

オタク、まずは部屋に入りコーラを飲み干す

オタク「ごくごくごくごくごく!!」

2ℓあったコーラは数秒でオタクの腹の中にへと飲まれていく

オタク「ふぅ……ニヤァァァ」

オタク、今日1番の笑顔を浮かべる

自分の部屋は誰にも犯されたくないテリトリー

オタク(僕の絶対領域には誰1人入らせない…ぶつぶつ)

パソコンの電源をつけ、祝福の時間を迎える

オタク「あぁ……優美ちゃんかわいいよぉぉぉ」

優美ちゃんとはオタクの大好きなアニメのヒロインである

身長2mもあるヒロインで、身体の半分はサイボーグで出来ている

オタクのパソコンの背景は優実ちゃんの壁紙で埋め尽くされている

返事が来るはずもないのに、オタクは画像に問いかける

オタク「優美ちゃん!僕今日学校でいじめられたんだ」

オタク「マジでクラスの奴等死ねって思った!」

オタク「クラスの女子全員犯してやりたいよ」

オタク「優美ちゃんがクラスにいればなぁ……」

ぬぎぬぎ

突如、オタク全裸になる

オタク「ごめん…優美ちゃんでシコるよ……」

ごしごしっ

オタク「あっぅっふっ!!っっあぁぁ…!!!ああんんっ!!!」

約2日ぶりの自慰

射精感はすぐにオタクを襲った

オタク「やっ…あっぁ!!出る…!!出るよ出る!!!出るよ出るから!!」

オタク「出る!!!出るっつってんだろ!!!!」

ドピュドピュッ

オタク、勃起して8cmの性器が縮まる

オタク「……はぁはぁはぁはぁ……」

オタク「…優美ちゃんで抜いてしまった…僕はダメな男だ」

オタク「もう、死のうかな…」

「死んだらダメ!」

オタク「え!?優美ちゃん!?」

優美(幻聴)「そうだよ、オタクくんの大好きな優美だよ」

オタク「……ゆ…優美ちゃぁぁぁぁん」

優美(幻聴)「これから楽しいことがあるんだよ?死ぬなんて言ったらダメ!」

オタク「うんうん!死なないよ!」

優美(幻聴)「明日も学校あるんでしょ?」

オタク「そ、そうだ!明日バスケの試合で勝つよ!」

優美(幻聴)「ホント?約束だよ?」

オタク「う、うん!ホントだよ!」

優美(幻聴)「じゃあ、ゆーびきりげーんまん♪」

オタク「嘘ついたらー♪」

優美(幻聴)「こーろす♪首斬った!」

オタク「へっ?」

オタク「優美ちゃん?優美ちゃん!?」

それ以降、優美の声が聞こえることは無かった



     ノ´⌒`\           ∩___∩    ━┓     /  
  γ⌒´     \          | ノ\     ヽ.   ┏┛   /
 .// ""´ ⌒\ \       /  ●゛  ● |   ・    /.    ___   ━┓
 .i /  \   ,_ i )\      | ∪  ( _●_) ミ     /     / ―  \  ┏┛
  i   (・ )゛ ´( ・) i,/ \    彡、   |∪|   |    /     /  (●)  \ヽ ・
 l u   (__人_).  | .   \ /     ∩ノ ⊃  ヽ /     /   (⌒  (●) /
_\  ∩ノ ⊃ /  ━┓\  ∧∧∧∧∧∧∧/     /      ̄ヽ__) /
(  \ / _ノ |  |.  ┏┛  \<         >    /´     ___/
.\ “  /__|  |  ・     <   ━┓   >    |        \
―――――――――――――<.   ┏┛   >―――――――――――――

      ___    ━┓     <    ・     >.          ____     ━┓
    / ―\   ┏┛     <         >        / ―   \    ┏┛
  /ノ  (●)\  ・       /∨∨∨∨∨∨\      /ノ  ( ●)  \   ・
. | (●)   ⌒)\      /            \     | ( ●)   ⌒)   |
. |   (__ノ ̄  |    /    / ̄ ̄ヽ  ━┓  \   |   (__ノ ̄   /
  \        /   /    / (●) ..(● ┏┛   \  |            /
    \     _ノ  /      |   'ー=‐' i  ・      \ \_   ⊂ヽ∩\
    /´     `\/        >     く          \  /´    (,_ \.\
     |      /      _/ ,/⌒)、,ヽ_         \ |  /     \_ノ
     |     /         ヽ、_/~ヽ、__)  \        \

教師「後半始めるぞ!」

チャラ男「うぃうぃうぃーんんwww」

イケメン「行くか」

女B「よっしゃあ!うち頑張るし!」


フツメン「こっちも行くぞ!」

男「待て、オタクの様子がおかしい」

オタク「いけるよ……まだまだいけるよ…」

フツメン「顔色悪いぞ…」

オタク「負けられない戦いがここにある…ぶつぶつ」

オタク「オタクプライド…ぶつぶつ…」

男(コイツ頭おかしいだろ)

ピーッ

後半開始の笛が鳴った

チャラ男「敵ボールからだぜ」

ざわざわ

男「行くぞ」

ダムダム

チャラ男「今度は抜かれねーよ!!」

チャラ男「チャラチャラチャラチャラ!」

つるっ

チャラ男は突然その場で転んだ

男「バカめ」

チャ男「な、なんでだよ!靴に変な液体ついてるしよぉ!」

男(さっき床に精液をわずかにまき散らした)

フツメン「男!」

男「はいよ」

パシッ

チャラ男「フツメンにボール回ったァ」

フツメン(スリー狙える…)

シュッ

パサッ

フツメン「よしっ!!同点…」

バキッ

フツメン「…!!」

シュートが決まった瞬間、女Bがフツメンを突き飛ばした

フツメン「がはっ…」

ピーッ

スリーポイントは決まり同点となったが…

女「…!」

女友「あちゃーラフプレーだねありゃ」


フツメン「いって……ててっ…」

男「お前、倒れ方までフツメンだな」 

フツメン「ど……どういうことだよ…」

オタク(耐えろ耐えろ耐えろ)

男「当然、敵側のファウルだな」

教師「フツメン!今のでお前に4ファウル溜まった!」

フツメン「えっ…」

チャラ男「ラッキーwww」

女B「やりぃっ!」

イケメン「ニヤッ」

フツメン「今のはどう見ても敵側のファウルだろ!?」

教師「ハハッ、黙れよ」

フツメン「テメェ…!!」

男「フツメン、それ以上食いつくな」

フツメン「だけど…!」

男「それより、お前はまだ試合に出られるか?」

フツメン「微妙だな…さっきので右足捻ったし…」

男「厳しいな…」

フツメン「お前等に迷惑かけたくねーし…」

教師「ふっふっ、交代はしてもいいぞ」

フツメン「へっ…だったら女!お前が代わりに出てくれ!」

女「えっ!?私!?」

女友「指名されちゃったねー」

男「あいつ、バスケ出きるのか?」

フツメン「身長170もあるし大丈夫だろ…」

教師「よーし試合再開だ」

ピーッ

女「じゃ、じゃあディフェンス頑張ろうか」

男「動けるのか?」

女「うーん…やってみる」

オタク(リミッター解除)

ダムダム

チャラ男「イケメン!さっさと試合おわらせようぜ!」

イケメン「分かってる…」

イケメン(こんな雑魚達に手こずってたまるかよ…!)

イケメン「うおおおお!!」

男「ハーフラインから打つつもりか…」

チャラ男「リバウンド王の俺に任せろww」

シュッ

イケメン(入れ…!)

ガシャンッ

ボールはリングに嫌われ弾かれる

チャラ男「チャラチャラジャーンプ!」

パシッ

チャラ男「え…」

女「と、取っちゃった」

男「でかした、パスだ」

女「と…遠いって!パス届かないよ!」

男「相手ゴール下まで投げられるだろ!」

女「む、無理だって!」

パシッ

女B「ごめんねぇ!ボールもらっちゃうよ~」

女「あ…!」

チャラ男「女B決めろ!!」

女B「りょーかぁい」

オタク「………打たせん」

男「ぶちかませオタク」

何時からだ…?

こんなにもクラスメイトに嫌われるようになったのは
いつの間にか…クラスの女子のレベルが低いと思ってしまってた

感謝するよ優美ちゃん…

女B「な…オタク邪魔だって!」

オタク、今日一番のパワーを溜める

オタク「キエロ」

バチンッ!!!!!

女B「ぐはっ」

オタクのラリアットが女Bに直撃

ボキッボキッバキッ!!

女「!?」

男(さすがにやりすぎだな…)

教師「オタク!!退場!」

オタク「はぁはぁはぁ…」

女B(ピクッピクッ)

イケメン「オタク何してんだよ!!わざとファウルとかざけんな!」

オタク「ぶつぶつ……体育のバスケは遊びじゃない…」

チャラ男「女子にラリアットとかクズすぎるぜ!!」

オタク「試合は…戦争だ……勘違いするなよ…」

教師「た、タンカだ!試合は中止だ!」

ざわざわ

女「オタクくん!やりすぎだよ!」

オタク「今の……僕は暗黒面に墜ちてる…」

女「いやいや…意味わかんないよ…」

フツメン「引き分けのまま終わったな」

男「俺がブサ女に擦り付ける」

ブサ女「いやああああああああああああ!!!」

フツメン「バカ!やめろって!!」

イケメン「お前等…覚えとけよ…」

チャラ男「シネ!」

スタスタ

男「怪我する方が悪いのにな」

フツメン「骨の音やばかっただろ…」

女「私保健委員だし付き添い行ってくるね!」

タッタッタッ

オタク「……くっ」

男「どうした?」

オタク「う…腕と股間が疼く…」

フツメン「なんで股間!?」

オタクから溢れ出るオーラを感じとった

男(コイツ……)

フツメン「お前も保健室行った方がいいんじゃねーか?」

男「フツメン、先に教室に戻れ」

フツメン「え?分かったよ…何かあればすぐ知らせろよ!」

タッタッタッ

オタク「うぅっ……」

男「これは……闇の性欲が感じられる…」

オタク(気絶した)

男「やばいなコイツ…」

女「男!まだいたの?」

女「って、オタクくん倒れてるじゃん!?」

男「オタクは闇のオタクだ」

女「や、闇?」

男「心が半壊してる奴に時々、闇の性欲が流れることがある」

男「オタクはいじめられて心がボロボロだ」

女「へ…へぇ…」

男「それとも家庭に何か問題を抱えているのか?」

女「そういえば、オタクくんの両親が去年離婚したって聞いた気が…」

男「なるほど」

女「でも、それが原因だとは限らないよね?」

男「可能性があるだけだ」

男「元々、あんなクラスだとストレスが溜まってしまうのも無理はない」

オタク「……ニヤリ」

男「あ、起きたぞ」

女「オタクくん大丈夫?」

オタク「大丈夫……ぶつぶつ…教室に…帰る……ぶつぶつ」

男「おぉ、元に戻った」

男「そもそも闇の性欲というのはどの人間にも存在するんだ」

女「へぇー?じゃあ男にも?」

男「もちろん、人間誰しも闇の面は持ち合わせている」

女「その…闇が侵食いってたらどうなるの?」

男「暴走する」

女「え」

男「暴走して人を殺してしまうだろうな」

女「こ、殺すって…」

男「暴走してしまえば、射精で射殺することも出来るからな」

女「そこまですごい威力なんだ」

男「闇に呑まれてしまった時の場合だ」

女(てか、男の話に段々と納得してきてしまってる…)

女(毎日こんな話聞いてたらね……)

男「おい」

女「…え?なに?」

男「お前のその左手首の怪我はなんだ?」

女「………」

男「なんだ?」

女「あ、いやこれは何でもないよ…前に怪我しただけだから」

男「はーお前はホントドジだな」

女「うるさいって!変人のあんたに言われたくないよ!」

オタク「うっ…ズキュン!!…ふぅ」

キンコンカーンコーン

―昼休み―

フツメン「女!一緒に弁当食おうぜ!」

女「ん、いいよ!」

女友「じゃあ3人で食べよっか」

女「じゃあ今日は屋上で食べようよ~天気も良いし」

フツメン「屋上って暑いだろ!」

女「いいから!行こ!」

フツメン「あ、男はいいのかよ?」

女「だって教室にいないんだし…」

―職員室用トイレ―

男「手を合わせてください」

男「いただきます!!」

男「…今日のご飯は日の丸弁当か」

男「戦後当時を思い出させるな」

パクパクッ

男「トイレの味がする……」

男「クソッ…なんでトイレの味がするんだ…!」

ガチャッ

男(チッ、誰先生が入ってきたか…)

ゴソゴソッ

男(…)

バタンッ

男(……俺の隣のトイレに入ったか…)

教師「……」

男(気配を殺せ…性欲を無にして…)

教師「ヒヒヒッヒヒッ」

男(……え)

教師「女ぁ…女友……女B…はぁはぁはぁ」

シコシコ

男(え、ちょっと待ってください)

男(隣に入ったの俺等の担任か……)

教師「……ほら舐めろよ女」

教師「女友は俺の肛門綺麗にしろよ?」

教師「女Bはおっぱい触ってやるからな…」

男(異常だな…)

教師やべえ隣いるって分かってて喋ってやがる

教師「イクッッッぜ!!!!オラッ!!!」

男(コイツはマジでやばいな…)

男(あの下着盗難事件の犯人もコイツかもしれん)

男(だが、コイツが犯人という証拠はまだ無い)

教師「女のクリクリトリスいじってやんよぉ!!」

男(クリトリスを間違えてる…童貞だな)

教師「出るッ!!!出るわ」

ドピュドピュッ

教師の放出した精液が隣の男の弁当にぶっかけられる

男(!?)

教師「ハァハァハァ…きもちい……」

男(日の丸弁当が白く塗りつぶされてしまった…)

男災難だな

男(ダメだ…とてもじゃないが食えないぞ)

男(俺の弁当に弁射した罪は重いぞ……クソ教師…)

教師「はーい、次は男の潮吹きしまぁす」

シコシコ

男(!!)

教師「アアアッ!!亀頭擦ったらきもちい!!」

教師「射精後の楽しみなんだよなぁ!!」

シコシコ

男(このままだと…奴の潮吹きシャワーを浴びてしまうことに…!)

―屋上―

女友「ねぇ、女って彼氏いないのー?」

女「うーん…ずーっとフリーだよ」

フツメン「マジで?結構意外だな」

女友「女は男運ないのよ」

女「はい……その通りでございます…」

フツメン「え?」

女友「中学の時に付き合ってた彼氏がゲイだったのよ」

フツメン「げ、ゲイ!?なんで女と付き合ったりなんかしたんだよ?」

女「私と付き合って3日ぐらいでその事が分かったんだ…」

女「ホント男運ないし……」

教師「アッヒャッ!」

ガチャッ

教師「…!!」

男「!?」

スタスタ

ゴソゴソッ

ガチャッ

男(……また誰かきたか…しかも次は教師の隣に…)

教師(今の聞こえてないよな?大丈夫だよな)

校長「……フッフッ、校長タイムの始まりじゃ」

教師(こ、校長が俺の隣のトイレに…!!クソッ!!)

男(この学校やばい)

校長「いただきます」

ムシャムシャ

男(……校長はただの便所飯か)

教師(脅かすなよったく…)

男(可哀想だな、学校の上に立つ男が便所飯とは)

校長「マミーの作ってくれたハンバーグおいちい♪」

男(!!!マザコン!?)

校長「ふぇぇぇ…枝豆入ってる…」

教師(…)

スゥゥゥッ

バタンッ

男(教師の気配が消えた!?)

校長「ゴホッゴホッ…!」

男(あいつ、存在を殺してトイレを出て行ったか…)

校長「……誰かいたのかのぅ」

校長「気のせいじゃ!」

パクパク

男(てか、次の時間全校集会…こんな奴の無駄話を聞かねばならないのか)

校長「あー美味しかった♪」

男(そろそろ出られるな……)

キンコーンカーンコーン

女友「あ!チャイム鳴ったし!」

女「次は確か全校集会だよね?」

フツメン「遅刻したらまた面倒なことになるぞ…」

女友「2人共、先に行くよ!?」

タッタッタ

女「私も行かないと…!」

フツメン「あ…女!」

女「え、どうしたの?」

フツメン「その……暇だったらでいいんだ」

女「うん」

フツメン「今度の日曜日、俺と2人で遊びに行かねーか…?空いてたらでいいんだ…」

女「え……?」

―体育館―

教師「おら、早く並べ」

イケメン「あぶね!ギリギリ間に合ったな」

チャラ「タバコ吸いすぎたな…!」

イケメン「しっ…声がでけーよ…」

チャラ男「ハハハッwww」

女教師「それでは、校長先生のお話から」

男(……)

校長「…皆さんおはようございます」

一同「ちわー」

校長「今日は非常に暖かい天気でありまして…我々は天候に感謝しなければなりません」

男(腹立つなアイツ…)

校長「高校3年生はもう自立しなければなりません」

校長「いつまでも親のスネばかりをかじらず」

校長「弁当ぐらい自分で作れるようにはなりましょう」

校長「そうでなければ、社会で生きていけませんからね!」

男(おいおい…)

女「校長先生良い事言ってるよね」

女友「長いだけだし…あっつー」

校長「高校3年諸君!ぜひとも勉学に励みつつ自立出来る様に頑張れ!」

校長「私はいつでも貴方達の味方です!!」

校長「頑張れ受験生!!負けるな受験生!!!」

フツメン「やっと終わったなー」

女友「二時間も話すとか意味分かんないし!」

女「さすがに長かったよね」

教師「すぐに教室戻って勉強しろ」

フツメン「うぃっす」

オタク「ハァハァ」

チャラ男「お前、放課後体育館裏こいよ」

イケメン「逃げたら殺すぞ」

スタスタ

オタク「ぶつぶつぶつ……」

オタクがなんでハァハァしてんの?ホモなの?

ー放課後ー

フツメン「きりーつ、れい」

一同「あざーっした」

がやがや

イケメン(ニヤリ)

オタク(ぶるぶるっ)

フツメン「女!一緒に帰ろうぜ」

女「いいよー?」

女友「じゃあ、あたしは先に帰るね」

女「え、女友も一緒に帰ろうよ!」

フツメン「帰っちまったな…」

イケメン→DQN
チャラ男→DQN
ギャル男→DQN
女B→ビッチ
女友→性格わるいっぽい?
女→唯一まともに見えるけど男の話についていくという変人
男→どうみても変人
オタク→2mぐらい身長もってるのにオドオドしてる謎の生物
フツメン→いいやつぶってるけど下心丸見え
教師→失格
校長→何もいえないほどクズ

まともなやついねぇじゃねぇかwww

教師「男とオタクは二人で掃除だ」


男「チッ…なぜ俺が掃除なんか…」

男(黒板消しクリーナーの中に射精しておこう)

オタク「男…くん」

男「お、どうした?今日のラリアットは見事だったな」

オタク「その……ぶつぶつ」

男「なんだ?相談なら聞くぞ」           

ホモ展開期待

オタクが口を開くのに40分もかかり

ようやくその重い口を開いた

オタク「イケメン達に…呼び出されたんだ…」

男「え?イケメンにか?」

オタク「うん……」

男「そんなの無視しておけ」

オタク「で、でも…行かないと…」

男(助けてやりたいがオタクの下着だとな…)

男(さすがにきついな……)

オタク「協力して欲しい……」

男「パス」

オタク「……え」

男「悪いが自分で解決してくれ」

オタク「………コロ…ス…」

男「ん?なにかいったか?」

オタク「……なにも」

男「そうか、さっさと終わらせよう」

オタク(男も……結局、あいつらと同じ…)

ー体育館裏ー

イケメン「遅かったな」

チャラ男「ヒャッハw」

ギャル男「にやにや」

オタク「ご…ごめん……」

イケメン「何で呼ばれたか分かってるよな?」

オタク「…」

イケメン「調子乗ってたら殺すぞ?」

ギャル男「いてまうぞ!」

ドスッ

オタク「ぐふっ……」

チャラ男「チャラキックー」

ドスッ

オタク「い……痛いよ……やめて…」

イケメン「痛いだろ?止めて欲しいだろ?」

オタク「……うん」

イケメン「じゃあ俺達の言う事聞いたら…もういじめるの止めてやるよ」

オタク「…な…なに……?」

イケメン「俺等のクラスに転校してきた男っているだろ?」

オタク「……う、うん」

イケメン「あいつの机の中に女子の下着入れて犯人に仕立てあげろ」

オタク「え…」

イケメン「要はあいつをいじめればいいんだよ!」

チャラ男「あいつ転校してきてからイライラしてんだよ」

ギャル男「やれよ?」

イケメン「断ればボコボコじゃすまねぇぞ?」

オタク(……)

イケメン「出来るのか?できねぇのか?」

オタク(さっき、男くんは僕を助けてくれなかった)

オタク(だから…僕が彼を犯人に仕立て上げても罪は無い…)

オタク(男くんを犯人にすれば、僕はいじめから解放される…)

オタク「分かったよ……」

イケメン「契約成立だな」

チャラ男「明日が楽しみだぜwww」

ギャル男「そうじゃな」

イケメン「下着はこのブサ女の下着を使え」

パサッ

イケメン「失敗すればどうなるか分かってんだろうな」

イケメン「チクったりでもしたらいじめんぞ?あ?」

オタク「い…いじめるのは止めて!必ず成功させるから!」

イケメン「ふん、楽しみにしてるぜ」

スタスタ

オタク(……ごめん…男くん)

その会話を近くで隠れて聞いていた男の姿があった

男(……)

女「あ~久し振りに寄り道したなぁ!」

フツメン「そうなのか?」

女「なんか最近、受験勉強とかで中々時間無くてさ~」

フツメン「ホントに今度の日曜日空いてんのか?」

女「大丈夫!どうせ勉強しないし!」

フツメン「じゃあ市内色々と回ってみようぜ」

女「うん!服とか美味しいもの食べたいな」

フツメン「でも、お前最近よく男と喋ってるよな」

女「え?そう?」

フツメン「ぶっちゃけお前等どーいう仲なんだよ?」

女「ただの友達…かな?」

フツメン「へぇ……」

フツメン「てっきり付き合ってんのかと思ったぜ」

女「そ、そんな訳ないじゃん!まだ転校してきたばっかりなのに!」

フツメン「ふーん」

女「それに私、簡単に付き合ったりしないよ…」

女「……」

フツメン(あの噂ホントなのか…)

女「ごめん、何か暗い話になって」

フツメン「気にすんなよ」

―次の日―

教師「よーし、HR始めんぞ」

イケメン「すいませーん」

教師「どうした」

イケメン「昨日、男くんがブス女さんの下着盗難してるのを目撃したんですよ」

男「……」

女「え…男が…?」

ブス女「あたしの予備のパンツ盗んだの誰よ!!出てきなさい!!」

オタク「……」

チャラ男「ニヤニヤ」

教師「おい、男…それはホントなのか?」

男「……」

イケメン「机の中とかに入ってるんじゃないすかぁ?」

すいません、ちょっと飯食います

イケm・・・DQNがあからさますぎだろ
これでばれないとか




あぁそっか先生が真犯人だもんな
そういうことにしといたほうが都合いいもんな

保守ありがとうございます

教師(これは退学の材料として使えるな…)

ブス女「男!!!白状しなさい!!」

イケメン「早く机の中見せろよ…」

チャラ男「それとも入ってるから出せないか?w」

教師「男、早くしろ」

男「はい」

女「お…男ホントに盗んだの……?」

ゴソゴソ

オタク「……」

スッ

男は机の中に入っていた物を出した

机の中はオタクとイケメンの会話記録とトイレでの教師の声の記録のテープだったらカッコいいな

イケメン「………は?」

机の上に出されたのは男のパンツであった

男「これしか入ってない」

イケメン「ふ、ふざけんな!!俺に見せろ!!」

ゴソゴソッ

イケメン「……な…ない?」

女「どうなってんの…?」

チャラ男(は、話が違うじゃねぇか…!)

イケメン(オタクの奴が裏切ったのか…?クソッ…どうなってんだ!)

オタク「先生」

教師「…なんだ?」

オタク「今回のブス女さんの下着を盗んだ犯人は……イケメンです」

女「!!」

チャラ男(ど、どうするんだよ!)

イケメン(証拠はねぇ…このまま無関係を装ってろ!)

オタク「ご迷惑おかして…ぶつぶつ…すいません」

男「……」

女友「あれ…イケメンくんの机の中に……」

イケメン「な…!」

男「イケメン、今度はお前の机の中身さらけ出せ」

イケメン「み、見るんじゃねぇ!!」

男「そうやって誤魔化せば逆に怪しまれるぞ?」

イケメン「……クソッ!」

パサッ

イケメンの机の中に入っていたのは

紛れも無くブス女の予備パンツ

ブス女「な、名前も書いてるわ!!あたしの予備パンツ!!」

イケメン「……」

女「イケメンくんが…」

男「形成逆転だなイケメン」

男「さっさと自分の口で自白しろ」

男「くずせんせ…じゃなくてクズ先生」

女(言い直す必要あったのか…?)

男「このイケメンは恐らく以前に起きた盗難事件の犯人でもあります」

男「即刻処分を下すべきです!!」

教師「…」

イケメン「ハハハッ」

男「何が可笑しい?」

イケメン「先生、僕の机の中にブス女さんの下着が入ってただけですよ?」

教師「正論だ」

イケメン「それだけで僕を犯人に仕立てあげるんですか?」

イケメン「だとすれば男は嘘をついていることになるんですよ」

男「待て、異議ありだ」

男「この期に及んでそんな言い訳をすること自体に疑問を感じる」

高度な頭脳戦の始まり始まり

女「……男…」

フツメン(……)

イケメン「このままもし、男くんの話が嘘だとすれば…」

イケメン「僕は訴えますよ?彼をね」

教師「確かに、先生も黙ってはいないぞ」

教師「男がイケメンの机に忍ばせて仕立て上げたんだろう?」

オタク(男くん……)

オタク「で…でも……イケメンくんが…最初に男くんを犯人にしようと……」

教師「最初も最後もクソもねーよ」

イケメン「それに、ブス女さんのことを僕は最も信用しているんですよ」

イケメン「そんな彼女から下着を盗むわけがありません」

ブス女「イケメンくん///」

男「異議あり!そんな思ってもいないことを言うな!」

イケメン「思ってるけど?」

ブス女「嬉しいわ///」

男(クソッあの野郎……)

教師「よーし、男とオタクはまとめて警察に通報するか!」

教師「盗難は立派な犯罪だからな!ワハハハハハッ!」

女「ま、まだ決め付けるのは早くないですか!?」

教師「うるせーー!お前もまさか共犯なのか?」

女「……っ」

イケメン「残念だよ、まさか僕のクラスの人間が盗難をするなんて」

イケメン「ゆっくりと刑務所で罪を償ってくるんだよ^^」

男「………」

教師「オタクと男はすぐに校長室にこい!」

男が実はトイレでの録音をクラス全員に聞かせながら教師に「残念だよ、罪を全部イケメンになすりつけて先生を助けようと思ったのに」
って言って終わるENDはよ!
いやダメだ 別の事件起こして続けよう

ざわざわ

イケメン「フッ」

チャラ男「いやーwあいつ等しつけーなマジでww」

フツメン「…お前等」

イケメン「まぁ、男とオタクは犯人臭してたしな?」

チャラ男「チャラ言えてるwwww」

フツメン(もう我慢できねぇ…イケメンの顔面に一発ぶち込んでやる…!)

スッ

フツメンは立ち上がりイケメンの元へ詰め寄ろうとした

ふぅ




背後から後頭部を殴ろうとしたその時

イケメン「あ?」

女「……最低!!」

バチンッ

イケメン「……って…」

フツメン「お、女!?」

女「クラスメイトに対してよくそんなことが言えるね…!」

イケメン「うるせーよ…お前は妙にあいつ等の肩持ちすぎなんだよ」

女友「女…やめなって…」

女「肩なんて持ってない…!1人のクラスメイトとして言ってんの!」

イケメン「あんなゴミ達、クラスメイトなんかじゃ…」

女「うるさい!バカ…!!!!陰湿…!!ノロマ…!!!」

パチンッパチンッ

―校長控え室―

教師「校長が戻って来られるまでそこで待っていろ」

教師「今回は理事長、教育委員会も来るからな…ヒヒッ」

教師「刑を待つ受刑者の気持ちを味わっていろ!それも社会勉強だ!」

バタンッ

教師は高笑いしながら部屋を出た

男「……」

オタク「ごめん……男くん…」

男「正直、俺もビックリしてる」

男「完全に俺の机の中に入ってる思っていたんだが」

オタク「え……なんでそのことを…?」

男「昨日、お前とイケメン達が体育館裏で話しているのを聞いていた」

オタク「……」

男「俺の机の中にブス女のが入っていれば、その時は俺が罪を被れば済んだ話だ」

男かっこよすぎ濡れた・・・
この男に罵られながら掘られたい

これ警察に事情説明したらハァ? としか反応されないんじゃね
イケメンの机にブサ女の下着が入ってただけで
男が悪いとされる状況、物的証拠ゼロ

男「何で俺の机の中に入れなかった?」

オタク「……友達……ぶつぶつ…だから…」

男「…」

オタク「だって…あんな奴等に頼まれて男くんを傷つけるぐらいなら…」

オタク「僕……死んだ方がマシだよ……!」

男「オタク…お前……」

オタク「それなのに…僕の所為で男くんまで巻き込まれて…ごめん……」

男「謝ることはない」

男「お前が曲がった道を進まなくて良かった」

オタク「でも……僕達…もう処分されるよ……」

男「後は俺に任せろ、何としてでもイケメン達をどん底に突き落とす」

>>542
どうせこの世界の警察も学校同様屑ばかりだと思うwww

警察(あーめんどくせぇな え?こいつが犯人?もうめんどくせぇからこいつ犯人ってことでいいや ガキだし証拠とかどうとか言われてもなんとかなるだろ)

女「…はぁ……はぁ…」

女友「女!もう止めなって!あんたまで呼び出されるのよ!」

女「……」

フツメン「女、今は止めとけ」

女「許せないよ…コイツ等……」

イケメン「調子乗るなよこのクソアマ…!」

ドスッ

イケメンは女の顔に右ストレートをぶち込んだ

女「……っ!」

ガッシャーーンッ

イケメン「おい…調子乗ってたら女でも殺すぞ…?」

女は突然身を震わせた

女友「女…!!」

フツメン「イケメン…テメェ……ふざけんなよ!!!」

フツメンがイケメンの胸倉を掴む

フツメンがここでかっこよくなった

ピンポンパンポーン

「3年○組…イケメンくん…イケメンくんは至急校長室へ…」

「繰り返します……」

イケメン「へっ、お呼びかよ」

イケメン「離せよ」

フツメン「くっ…」

女「……ガタガタッ」

女友「女…!大丈夫だから…!落ち着いて!」

イケメン「行ってくるぜ」

チャラ男「ちゃんとあいつ等の罪を暴いてくれよww」

フツメン「女!大丈夫か…!?」

女友(まさかこの子、あの時のこと思い出してるんじゃ…)

理事長「男くん、オタクくん入りなさい」

男「…」

オタク「…」

教育委員会ババア「今回の件につきましては…こちら側としても大変驚いております」

ガチャッ

教師「イケメン連れてきました!」

理事長「そこに座りなさい」

イケメン「はい」

スッ

理事長「もう1度、イケメンくんの口から今回の事件について全て話してくれませんか」

イケメン「もちろんです…自分の知っている事を全てお話しします」

校長「ふぇぇ・・・はぶられたよぅ」

女は…中学時代に起きたある事件を鮮明に思い出していた


女「……ただいま」

女父「…よぉ、帰ってきたか」

女「お、お父さん…お母さんと妹は…?」

女父「今さっき買い物に行ったぜ」

女「そう…仕事は…?」

女父「辞めた……もう仕事なんかしねーよ」

女「ま、また!?お母さんに負担かかってるんだよ!?」

女父「るっせーよ!」

ドンッ

女「うっ…」

女父「お前も中学生になってから…身体が成長してきたなぁ……」

ぬぎぬぎ

女「……や、やめて…!」

私は…中学の時……父に犯されていた…

父殺す
父殺す

大事なオカズが・・・

母は父に逆らえず

私が我慢して父の言う事を聞けば誰にも危害は加わらなかった

でも、すぐに母は父と離婚した

正確には…父が出かけている間に母と妹の3人で逃げたのだ

新しい学校に転校して、今の女友が友達になってくれた

それでも父にされた事を何度も思い出してしまい

左手首を何度か切ろうと思った……

女「……うっ」

女母「…!!女!ダメよ!!」

女「いやっ…!離してよ!」

女「私の身体は…もう汚れてるんだよ…!!死んだ方がいいの…!!」

それがいい

男を信用出来なくなったけど

女友のお陰で、中学生活の中盤頃には過去の出来事をほとんど思い出さなくなった

彼氏も1度だけ出来た…ゲイだったけど

ちょっとずつ手首を切る事も無くなった……

学校で友達と話したり遊んだりしてたら自然と忘れることが出来た

フツメン「そんな過去があったのか…」

女友「この事知ってるのあたしだけよ」

女「……」

フツメン「だから、イケメンに暴力振られてあんなに震えてたんだな…」

イケメン「…という訳です」

理事長「なるほど、お話はよーーく分かりました」

教育委員会「イケメンさんのお話が本当ならば」

教育委員会「貴方達2人の犯した罪はとても重くなりますよ?」

教師「そうですね…我々のクラスにこんなクズがいたなんてビックリです」

イケメン「さっさと認めろよ…」

理事長「決め付けるのは良くありません、本人の口から言ってもらいましょう」

理事長「貴方達2人はこの事実をお認めになられますか?」

オタク「………」(優美ちゃん助けて…)

男「……」

イケメン「ニヤニヤ」

教師「おら、どうした!」

男「プッ…アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハヒャーーハッハハハハハ!!!!!!!!」

闇に堕ちたか男よ

sssp://img.2ch.net/ico/ochiketsu.gif
次スレ

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

>>629別のスレでそれ喰らったからもう引っかからねーよ馬鹿
タイミング的にもおかしいんだよ馬鹿
出直せバーカ

男「クククッ…ハハハハハハッ!!」

男「笑いすぎて……射精したぞ…アハハハハハ!」

男「ハハハハハハッ…このままだと…ククッ…潮まで吹きそうだ…ハハハッ」

イケメン「な、何を言ってるんだ!?」

理事長「男くんふざけている場合じゃありませんよ?」

教育委員会「何ですかこの生徒は!!」

教師「はっ…クズ以外の何者でもありません…!」

オタク「お、男くん……?」

理事長「どうやらそれは認めたということですね?」

男「…ハハハハハアハハハ……認めるよ……俺達が犯人じゃないって」

イケメン「お、お前達が犯人じゃないだと!?」

教師「クズの癖にクズみたいなこと言うな!!」

理事長「黙れ…クソ教師」

教師「ヒッ…」

理事長「男くん、それはどういう意味ですか?」

男「そうですね…今からお見せします」

男「とっておきの逆転のカードを…!」

オタク(逆転のカード…?)

イケメン「ふざけるな!!証拠はねぇんだろ!?」

スッ

男「これが何か分かるか?」

男がパンツの中から取り出したのは……ボイスレコーダー

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!




キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

あーそっか
常に常備してるってことか
意図的に撮ってるわけじゃないってことね

イケメン「は…ハッタリだ!ただのボイスレコーダーだ!」

男「今から聞かせてやろう」

カチッ

ザーザー……

教師「女ァァ!!女友ッ!!女B!!!」

シコシコ

男「あ、間違えた」

教師「……ウううウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!?」

理事長「先生、貴方の処分は後で下します」

男「すいません…これです」

カチッ

ザーザーッ…

「おい…オタク…いじめられたくなかったら男をいじめろ」

「逆らったらいじめんぞ?」

「ブス女の下着を男の机の中に入れて犯人に仕立てあげればいいんだよ」

イケメン「………」

理事長「これは…」

教育委員会「決定的な証拠ですね」

男「教室で出しても良かったんですが」

男「貴方達、お偉いさんに聞いてもらった方が良いと思いまして…」

理事長「……男くん貴方がその証拠を出してくれなければ」

理事長「嘘の罪を貴方達に擦り付ける所でした…感謝します」

理事長「イケメン…教師…そしてそれに関わっていた人間は後日、もう1度この部屋に集まってください」

理事長「その時に貴方達をどう裁くかお話しします」

理事長「これにて閉廷…!!」

ドンッ

男「オタク、お前のお陰で勝つことができた」

男「ありがと」

オタク「……ううん…男くんのお陰だよ…!」

男「俺を信じてよかっただろう?」

オタク「うん!!」

ギュっ

オタクは男をそっと抱き寄せた

メキメキッ

男(いてっ…っぇぇぇぇぇ!!)

オタク「僕達……ぶつぶつ……これからもずっと友達だよね……!」

男「じゃあ、報酬としてお前のかーさんの下着くれ」

オタク「うん…好きなだけ持っていってよ」

男(オタクのかーさんの下着いただきます!!)

男の精力が中ぐらい回復した

女友「男…くん!!」

男「女友…」

女友「ど…どうなったのよ!?」

男「勝ったぞ、余裕で」

女友「勝ったって……」

オタク「僕達は無罪になったよ」

女友「ホント!?」

女友「って、それより女がイケメンに殴られて今保健室で寝込んでるのよ!」

男「女が…イケメンに……?」

女友「そうよ!あんたの事バカにされて女がイケメンに突っかかったのよ!!」

女友「それで、イケメンに殴られちゃって…」

女友「今は保健室で寝込んでるの…」

オタク「……それなら…男くんは早く……ぶつぶつ…行ってあげないと…」

オタク「仲…良さそうだし……ぶつぶつ」

男「ああ、すぐ行く」

男「…」

スタスタ

女友「ちょ、ちょっと!そっちに保健室は無いわよ!?」

イケメン「俺もう教室帰っていいすか?」

教師「ああ…もう好きにしろ…」げっそり

イケメン「クソッ!!男の所為だぞ!!!」

ガシャンッ

イケメン「退学になっても……男の奴を殺してやる……絶対に…!」

男「誰を殺すんだ?」

イケメン「!!?」

男「反省の色が見えないなお前は」

イケメン「るせぇ!!殺してやる!!!」

男「女の分だ」

ドピュドピュッ

男の精液がイケメンの両眼に飛び散った

イケメン「グァァァァァァァ!!!眼がァァァァァ!!」

男「あばよ」


―保健室―

女「……」

フツメン「女…」

女「ん…」

フツメン「…女!目が覚めたか!」

女「え、フツメンくん……?ここどこ…?」

フツメン「保健室だよ。イケメンに殴られて気絶してんだ。」

女「嘘……全然覚えてないや…」

フツメン(よっぽどショックが大きかったんだろうな…)

フツメン「なぁ…女の過去の話、女友から聞いたんだ……」

女「…えっ!?」

教師「目を洗え!!早く!」

イケメン「ぐぉぉぉぉ!!ねばねばして取れねぇ!!」

教師「クソッ…!」

教師「もう俺はしらねぇ!どうせクビになるんだし!」

教師「イケメン!勝手に洗ってろ!」

タッタッタ

ドンッ

オタク「……いたっ…ぶつぶつ……」

教師「お、オタク!お前でかいんだよ…!!クズの癖によ!!」

オタク「クズがクズって言っても説得力ねぇだろ」

ドスッ!!!(オタクのハイキック)

教師「がはっ…!!!」

教師「……ぐっぁ…!!きょ、教師の俺にそんな真似をして…!!」

オタク「教師……じゃないのに…教師って言葉口にするなよ……ぶつぶつ…」

男「…ここが保健室だな」

男(そーっと入らんとな……)

ドアを開けようとした時、中にいた女とフツメンの声が聞こえてきた

男「…」


女「……聞いたんだ」

フツメン「全部な」

女「軽蔑するよね…父親にレイプされた女なんて……」

女「フツメンくんが嫌だったら…もう私に関わらなくて…」

フツメンは女を抱き寄せた

フツメン「軽蔑する訳ねぇだろ……!!辛い思いしてきてるのによ…!!」

女「………!」


男(……あいつ等付き合ってんのか)

女「……だ…ダメだよフツメンくん……」

フツメン「これからは…俺がお前を護ってやるからな…!」

女「……フツメンくん……」

フツメン「…好きだ……女」

女「…それ…って告白……?」

フツメン「それ以外にあるかよ…お前の答えを聞かせてくれ…」

女「………私は」


男(……ハハハッ)

男(死のう)

男は保健室の前から静かに立ち去った

おいまだ去るな男まだだいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

男(…いや、別に女のこと好きって訳ではない)

男(別に好きではない)

男(ちょっと好きなだけだ)

男「……」

男はふらりと屋上にまできていた

男「何を落ち込んでるんだ…」

男「女のこと、ちょっと好きになっただけだ」

男「……クソッ…」

世知辛いな

―教室―

ざわざわ

女友「フツメンくんもいないし先生もいないしどうなってんのよ!」

ブス女「これじゃ何も始められないわ」

がやがや

女友「あたし、先生探してくるね」

スッ

オタク「……僕が…今だけ…ぶつぶつ……このクラスの指揮を執る…」

女友「お、オタクくんが大勢の前で話したの初めてじゃない…?」

オタク「それでは……教科書の89Pを…開いてください…」

オタクの授業開始…!

男「俺はもう死ぬ…夢を果たせなくてすまん」

男「ホントに反省してるから死んでくる」


フツメン「……どうなんだよ?」

女「…ごめんなさい……」

フツメン「え…」

女の脳裏にふと、男の顔がよぎった

女(……男…がいるから……)

女(………とにかく、男に会いに行かないと…)

今の女はなぜか男に会いたいという一心であった
声を聞きたい、顔を見たい…ただそれだけであったのだが…


グシャッ

男はこの世に別れを告げ屋上から飛び降りた

その数分後に…女が屋上に駆けつけたのであった

fin

     ノ´⌒`\           ∩___∩    ━┓     /  
  γ⌒´     \          | ノ\     ヽ.   ┏┛   /
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  i   (・ )゛ ´( ・) i,/ \    彡、   |∪|   |    /     /  (●)  \ヽ ・
 l u   (__人_).  | .   \ /     ∩ノ ⊃  ヽ /     /   (⌒  (●) /
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    \     _ノ  /      |   'ー=‐' i  ・      \ \_   ⊂ヽ∩\
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     |      /      _/ ,/⌒)、,ヽ_         \ |  /     \_ノ
     |     /         ヽ、_/~ヽ、__)  \ 

いやだあああああああああああああああああああああああ
うわあああああああああああああああああああああああああああああああ
なら俺もしぬぅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

即興だからバットエンドになったwww

ごめん、長い間支援とかしてもらってたのに
この終わり方はクズですね…
後日談みたいなのだけちょっとだけ書きます

女「待って男君っ」

男「…なんだ?女か、なんでこんなとこにいるんだよ早くフツm」

女「あなたのことが好きなのっ」

以下イチャラブセックルタイム

レイプされる前からやり直せばいいと思います

>>863
昔すぎワロタ

男が学校の屋上から飛び降りてから3ヵ月後

すぐにこの事は学校…いや日本中に大きく知れ渡った

高校生の青年が飛び降り…!

原因は分からず!?

……



チーーン

女「……」

女は男の家の仏壇の前で手を合わせていた

女「飛び降りするなんて…バカだよ」

女「フツメンくんもオタクくんも泣いてたんだよ……」

オタク「……」

チャラ男「お、オタクさんちぃーす!」

オタク「今日は校舎の清掃だ」

チャラ男「清掃とかめんどうっすよ!」

ゴツンッ

オタク「学校の汚れは……心の汚れ…!」

チャラ男「ヒッ…!」

オタクくんは学校を良い意味でシメてる


元教師「……はぁはぁ」

元校長「な、なぜワシもこんなことを…!」

元理事長(現校長)「職員室トイレの清掃は毎日してもらいますよ…!」

元教師「男の所為だ…!男の所為だ!」

元校長「奴がボイスレコーダーを流した所為だ!!」

職員室での悪質な行為…というより教育指針に背いてたあの2人は

今は学校の清掃員として雇われている

フツメン「…やった受かった!!」

女友「やったねフツメン!」

フツメン「男……ぐすっ…やったぜ男…」

女友「もー泣かないでよ~?」

フツメンくんは超有名大学に合格したみたい

あと、私の女友と付き合ってる…?


女「皆…卒業したら別々の道を歩んで行くんだよね…」

男がきてから学校そのもが変わった

学校偏差値も38から62までに伸びた

学校でのいじめはもちろん見ることは無くなったし

どんどん、明るい学校にへと変わっていってる

それも全部…男、いや究極のオカズを探し求めている男のお陰かもしれない

女「……ありがと」

女「過去にトラウマがあったけど、男の話だけはバカらしくて聞けたよ」

女「これからは、2人で一緒に協力し合おうね……?」

ガチャッ

男「ただいまんこ」

……



ふと、玄関の方へ視線を走らせた女

女「……って幻聴かな…男がいる訳ないよね」

女「…私もそろそろ学校行かないと!」

「気をつけてな」

女「え?」

きょろきょろ

女「今……また男の声が……?」

「今日もオカズを探し求める、究極のオカズはこの世界に眠っているんだ…」

女「…分かってるよ………!行ってきます!」

おしまい

長い間、保守支援ありがとうございました
気付いてる人いると思うんですけど
某漫画を参考にして書きましたんで、某漫画ファンの皆様すいません!

即興なんでホント誤字や脱字が多かったと思います
それでも見てくれた方々、ホントにありがとうございました
お疲れ様です!

ネウロです
おやすみなさい

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