マミ「!?」 梓「!?」(159)

 

マミ(なにこの人……高校生にもなってツインテール?)

梓(なにこのドリルヘアー……自分に良い過ぎでしょ)

マミ・梓「「……」」

マミ(なんで私のことじっと見てるの? 怖いわね)

梓(あれ、この中学生私のことガン見してない? 怖いよ)

マミ・梓「「あ、あの……」」

マミ梓「!?」

マミ(どうしようかぶっちゃった……)

梓(なんなのよもう)

マミ(けど、ここで引いちゃうとなんだか負けたみたいで嫌だわ。……いじめられっ子みたいだし)

梓(この子には悪いけど、はっきり言おう!)

マミ梓「「あのっ!」」

マミ梓「「!?」」

マミ(またかぶっちゃった……)

梓(けど、負けちゃダメだよね!)

マミ(でも変に言いたい事言うと後で酷い目に合わないかしら……?)

梓(ここは一つ穏便に済ませよう)

マミ(けど下手に出るのも悔しいわね)

梓(よーしここはタップリ皮肉を効かせて……)

マミ梓「「その髪型可愛いですね!」」

マミ梓「「!?」」

マミ(褒められた?)

梓(初対面で? え?)

マミ梓((どうしよう……))

ほんとどうしよう

読者の意見を取り込むのは一番いけないって編集長がゆってた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

梓「きょ、今日は寒いですね!」

マミ(か、会話が始まった!? なんで!?)

マミ「そ、そうですね! 今朝は雪も降っていましたもんね!」

梓(え、え? なんで続けようとするの!?)

梓「い、今から何処かに行くんですか!?」

マミ(なんで!? どうして行き先を聞いてくるの!?)

>>24
それミウラさんじゃね

マミ「は、はひ! その、……き、喫茶店に行こうと思っていました!」

マミ(ほんとは暇だから散歩してただけなのに……。なぜかみえをはっちゃったわ……)

梓「そ、そうなんだ! いいね! 」

梓(よかった、これで会話が終わるよね。観たいテレビがあるし……)

梓「お友達と一緒に行くんだね!」

マミ「!?」

マミ(え? なに? 急に砕けた感じに!?)

マミ「あ、いえ、……誰かが一緒に行ってくれればいいなぁと思いながら」チラッ

マミ(バレないよね? 見栄はってるってバレないわよね?)

梓(……え?)

梓(誘われてるー!?)ニャーン!

マミ(友達じゃなくて…彼氏なんだけどね…///)

俺「ごめんマミ、待たせちゃったな」キラッ

梓(どどどどうしよう……って、流石に初対面の人は誘わないよね。先輩たちじゃあるまいし)

梓「あはは、一緒に行ってあげようか?」

梓(……社交辞令社交辞令っと)

マミ「」

マミ(え、ええええええーー!?)

マミ(なにこの人……って、冗談に決まってるわよね、馬鹿らしい。高校生だからってからかわないで欲しいわ)プンスカ

マミ「いいんですか?」ニコッ

マミ(社交辞令社交辞令っと)

梓「」

>>45
ごめん
高校生だからって→中学生だからって
の方がいいよな


ーーーー

喫茶店「イラッシャイマセー」


マミ梓((どうしてこうなった……))ズーン

ウェイトレス「ご注文をどーぞ」

マミ(……来ちゃったものは仕方がないわね。好きな物を頼もうかしら)

梓(こ、ここは年上としてリードしなくては!)

マミ梓「「チーズケーキと……」」

マミ梓「「!?」」

そういやあの子も金髪で紅茶好きだったな・・・

梓「あ、先いいよ!」ニコッ

マミ「いえ、そちらからどうぞ」ニコッ

マミ「……」ニコォ

梓「……」ニコォ

マミ「……チーズケーキを二ついただけるかしら」

梓(さ、先こされた!?)

梓「そ、それから紅茶も! それでいよね!? ね!?」

マミ「は、はい……?」

マミ(な、何を慌てているの!? ひょっとして私、何か間違えたのかしら!?)

ウェイトレス(仲いいなー)

ウェイトレス「お待たせしましたー」

梓(……チーズケーキなら子供っぽくないと思ったから頼んだけど。バナナケーキが良かったなぁ)ハァ

マミ(た、ため息!? 空気が重たくて黙ってたから!?)

マミ「こ、紅茶好きなんですか?」

梓(というよりムギ先輩が飲んでて様になってるから、私も頼んだんだよなぁ)

梓「うん、好きだよ」

マミ「じゃ、じゃあ紅茶の薀蓄でも!」

梓(なぜーー!?)

だ、誰か助けてー!

QB「(このムード・・・いつどうやってぶっ壊してやろうかな)」

ん? ID変わったのか?

マミ「……で……だから……」

梓「へ、へぇー……」

梓(なんで? どうして急に語り出すの?)

梓(……)

梓(でもなんか、ムギ先輩に似てるなぁ)クスッ

マミ(笑われた!?)ビクッ

マミ「ど、どうしました……?」

梓(やばっ、聞いてなかった!)

梓「い、いや、ほんとに紅茶が好きなんだなぁって思って」ニッコリ

マミ「!!」

>>68
変わってる、何でだろう

マミ(気を使わさせてしまった……)ガーン!

マミ(……でも)

マミ(嬉しい……)ジーン

梓(う、うつむいちゃった……)

梓(ちゃんと聞いてなかったのがバレた!?)ドッキーン!

梓(……まままずい! なんとかしないと……)

梓(年上として!)ニャーン!

梓「あ、あー! このチーズケーキ美味しいなー!」

マミ(やっぱり気を使ってる……)

マミ「え、ええ。私もここのチーズケーキが好きなんです」

梓(話題逸らせた!)

梓「よく来るの?」

マミ「まぁ、後輩達と一緒に」

梓「そうなんだ」

マミ「一人クールな娘がいて、ここに来てもコーヒーしか飲まなかったりします」

梓「あ、私にもいるよクールな先輩が!」

梓「あと男勝りな先輩とすごく優しい先輩」

マミ(あれ、なんだか似ているわね)クスッ

梓(わ、笑ってくれた……)

梓「あと、大人っぽい先輩。たまぁに話が長いんだけどね」

マミ「!?」

梓「? どうしたの?」

マミ「話長いと、嫌ですよねやっぱり……」

梓(今のがなんで墓穴なのよ……)

このままgdgdと続けていいものか……
進展が欲しくないか?

マミ(……いえ、頑張るのよ巴マミ!)

梓(けど、何か他に取っ掛かりは……)

マミ(けど、私よく考えたらこの人の名前を知らないわね)

マミ梓(……あ!)

マミ梓(名前を聞けば……!)ゴゴゴ

「巴梓」「中野マミ」
あると思います

マミ(けど、不躾に名前を聞くというのも失礼ね。さっきのお友だちの話を引っ張りましょう)

マミ「で、でも楽しそうな先輩方ですね!」

梓「う、うんそうそう! すごいトラブルメーカーがいてさ!」

マミ(私のところにもいるわね。トラブルメーカー)

マミ「そ、そうなんですか! 私のところにも騒がしい子がいて……!」

マミ(い、今!)

マミ「と、ところで! お名前を伺っていませんでした!」

梓「へ? た、田井中律だけど」

マミ「た、田井中さんですか! いいお名前ですね!」



マミ「わ、私は巴マミと言います!」

梓「そ、そうなんだ! 私は中野あz」

マミ「よろしくお願いしますね!
 田井中さん!」

梓(……)

梓「え?」

俺「二人ともよろしくね☆」
マミ「(何…このイケメン……)」
梓「(結婚したい…!!)」

梓「い、いや、私は」

マミ「うちも美樹さやかって子はそれはもうお転婆さんで!」

梓(誰!?)

マミ「けどそこが可愛いんですけどね!」

梓「あの、私h」

マミ「田井中さんっ!」ドンッ

梓「ひゃい!?」ビクッ

梓(へ、返事しちゃったーー!?)

梓「だ、だから! 私の名前はっ!!」ガタッ!

ウェイトレス「すいませーん、他のお客様のご迷惑となりますのでもう少し静かにしてくださーい」

梓「あ、はい……」

マミ「……」

梓「……」

マミ「あと、佐倉杏子っていう子が……」

梓「へ、へぇー……」

梓「……」

梓(あかんわ。タイミング逃した)ズーン

マミ(な、なぜか知らないけど目に見えて落ち込んでるわね……)

マミ「あ、あの、どうかされました? 名前を間違えられた時みたいな顔をしていますけど……」

梓「え、え? うん。……うん。そうだね」

マミ(え、ええええええ!? なに!? 私の一体なにが悪かったの?)

梓(……ひょっとして私、からかわれてる?)

マミ(どうしよう……)

梓「……」

梓「ねぇ、私の名前なんだけど」

マミ(どうして怒らせたのかだけでも知りたい……!)

梓「ねぇ?」

マミ「ひゃい!? なんですか!?」

梓「……ほんとは私の正体、知ってたりしないよね?」

梓(初対面から妙に絡んできたし、目的を持って近づいて来たとしか思えない)

マミ「……!? まさか!?」ガタッ!

梓(ず、図星かな?)

マミ(田井中さんは魔法少女なの!?)

マミ(その可能性を考えなかったのは盲点だったわ。……そういえば、魔法少女は第二次成長期を迎える前の少女と契約するはず……)チラッ

梓「?」ペターン

マミ(なるほどね……)

梓(どうしよう、ここまで暗い顔されるとなんだか悪いことした気分に……)

梓(大人気ないことしちゃったかなぁ……)

マミ(テレパシーは……)

梓「おーい」

マミ(反応なし、と。ふむ)

マミ「ごめんなさい。勘違いしていました」

梓「あ、解ってくれたならいいよ!」

梓(勘違いしていました、か。先輩たちのいたずらか何かかと思ったけど、そうじゃないみたい)

マミ(ゆっくり世間話をするために私に近づいて来たわけがないものね)

マミ「わかりました。 本題に移りましょう?」

梓「本題って……、そんな大袈裟なことじゃあ」

マミ「!? ええ、そうですね。大したことじゃあありませんものね」

梓「う、うん……?」

梓(え、ええええええ!? 巴ちゃんがそれを言うの!?)

マミ(田井中さん……できる!!)

マミ「まぁいいです。この話はひとまず置いておきましょう……」

梓(なぜーー!?)ニャーン!

マミ「率直に、あなたの目的を聞きましょう」

梓(なぜ上から……)

梓「え、えっと……私のことは梓って呼んでほしいなぁなんて」

マミ「……わかりました」

梓(あれ? 意外とあっさり)

マミ(それが、あなたの世を忍ぶ仮の名『コードネーム』なのね田井中さん!)

マミ「それでは聞きましょうミス・アズサ」マミッ

梓(私かっこいい!?)ニャーン!

マミ「あなたの目的はなにかしら?」

梓「えっ」


梓「だ、だから私のことは梓って」

マミ(は、発音のことかしら?)

マミ「ミス・アァーズサ?」

梓(なんで訛ってるの!?)

梓「あずさ!」

マミ「ア↑ズーサ?」

梓「あ・ず・さ!」

マミ「ンァ↑ンズ↓サ?」

梓(ダメだ、完全に遊ばれてる……)

梓「……」

マミ「……」

梓「あいあむあずさ!」

マミ「Oh! ゆーあーあずさ!」

梓「イエース! あいあむあずさ!」

マミ「Oh! ゆーあーあずさ!」


あーずーさ! あーずーさ! あーずーさ!



マミ「ではミス・アズーサ。本題に入りましょうか」

梓「うん」

誤爆

勢いで書いて反省して消したつもりが……

てか、ちょっと風呂行ってくる

続きは残ってたら書く

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