男「あれ、もしかして…」幼馴染「あぁ、誰かと思えば」(1000)

男「幼馴染?」

幼「奇遇だな、男」

男「うわー久し振りだなー!何時ぶりだ?」

幼「5年2ヶ月と3日」

男「うわもう5年も経ってんのか。元気だったか?」

幼「見ての通りだ」

男「そっかそっか。俺も元気だったよ」

幼「そうか。それにしても君は…変わったな」

男「そうか?っていうかお前は…全く変わってないな、うん。ちょっと背が伸びた位か?」

幼「ふっ、君は無駄に図体がデカくなったようだな」

男「そういうとこも変わんねぇな」

みたいな

男「つーかいつ帰ってきたんだ?」

幼「昨日だ」

男「なんだ、連絡くれれば良かったのに」

幼「よく言う、一応電話でも入れておこうかと思ったが繋がらなかったというのにか」

男「あ、そうだ固定電話変えたから番号変わったんだな…すまんすまん」

幼「それならそれで変わった旨を知らせてくれれば…」

男「悪い悪い、てっきり忘れてたな」

幼「全く一体私がどれだけ絶望した事か…もう完全に忘れ去られたんじゃないかと気が気で…」ブツブツ

男「ん?何?」

幼「な、なんでもない」

とか

男「ところで」

幼「なんだ?」

男「一時的に帰ってきたのか?それとも引越し?」

幼「越してきた」

男「おお、そうか。場所は?」

幼「昔の家だ。君の家の隣の」

男「おおそうか!またお隣さんってわけだ」

幼「そうなるな」

男「懐かしいなー。昔ほら、部屋が向かい合ってたよな」

幼「あぁ…良く覚えている」

男「で屋根伝いに遊びに行ったりとかしてたよな」

幼「君は二度落ちていたな」

男「そうだっけ?」

幼「間違いない。左の脇腹辺りに傷が残ってるんじゃないか?」

的な…

男「あぁ思い出した!そうだったわ。結構出血してた覚えがある」

幼「だろう」

男「あの時お前泣きながら付き添ってくれてたよな。お前が泣いてるのが珍しくてよく覚えてるわ」

幼「あ、あれは!その、あれだ…」

男「あとお前が泣いてるの見たのはいつだっけ」

幼「もうその話は良いだろう!」

男「あぁ、あの時もそうだったな…」

幼「…イジメにあっていた頃一度だけ見られたことがあったな」

誰か…

幼「ところで君に見られた翌日からすっかりイジメが無くなったな」

男「そうだっけ?偶然じゃねーの、ガキのイジメなんて飽きるのも早いだろ」

幼「っふ…」

幼(君は相変わらず誤魔化すのが下手なままだな)

男「な、なんだよ」

幼「なんでも無いさ。少し昔を思い出していただけだ」

男「まぁそんな事はいいさ!そもそもお前何しに駅まで来てたんだ?」

幼「ただの散策さ。昔と変わった所でも探そうと」

男「なるほどな。5年前と比べたら大分変わっちまってんだろ」

幼「ほとんど別の街のようだ」

男「特にこの駅周辺は再開発で道自体変わってるからな…」

幼「君は?」

男「は?」

幼「君は何をしに駅まで来ていたんだい」

眠い

がんがれ
>>1は出来る子

男「あ」

幼「うん?」

男「ヤバい、母さんからタイムセールの卵買ってこいって言われてんだ!もう行かないと間に合わねぇ!!」

幼「あ、ああ分かった」

男「じゃあな!」ダダダダ

幼「ああ」

男「っとと、言い忘れてた」

幼「?」

男「おかえり、幼馴染。じゃ後でなー!」ダダダダダ

幼「全く…相変わらずそそっかしい」

幼「…ただいま、男」

はい

>>1……?
寝ちゃったの……?

幼「と、言うわけなのよ」

幼友「くっさ」

幼「臭いってなによ!」

幼友「いやぁ、あんたがキャラ作ってるとは思わなんだもん。……ちょっと引いたかも」

幼「だって、昔の口調で話しかけないと気づいてもらえるか怖かったんだもん」

幼友「けっ」

幼「ちょっとぉ……」

幼友「で? あんたはどうしたいのさ」

幼「いちゃこらしたいです」

幼友「解散」

幼「ままま待って! お願い待って!」

とか?

そうか、頑張れ>>1

さむい

幼「散歩に行こう」

男「突然家に来て何を言ってるんだ?」

幼「昨日帰ってきたばかりだからな。少しでも早くこっちの土地に慣れたいんだ」

男「え、でもさっき駅で会った時もう散策してたんじゃ?」

男「それにもう結構暗くなってきてるぜ? 散策だったらまた明日以降でも……」

幼「むう、そういうことをいうか。だったら……」

幼「君に久しぶりに会えて嬉しくなって、のんびり2人で語らいたくなったから散歩に行こう」

幼「これならどうだ?」

男「…………ははっ。おっけ、準備してくるから待ってろよ」

きたか


幼「なんと。ここが本当にあの、いつも賑わっていた商店街なのか?」

男「ああ。ってか場所覚えてるだろ?」

幼「そうなんだが……むぅ」

幼「いくら時間が時間だからといっても……」

男「寂れ過ぎって?」

幼「……うん」

男「まぁしょうがないんじゃないか? すぐ近くにもっとでかいスーパーできちゃったし」

男「駅の周辺がこの5年でどんどん都市化していったからどうしてもその煽りはうける」

幼「あ、じゃああの店は?」

男「あの店? あー、あそこか」


駄菓子屋前―

幼「懐かしい……」

男「だろ? 俺も久々にきたけど」

店主「2人ともよく来てくれたねー。特に幼ちゃんなんて何年ぶり?」

幼「5年ぶりだよおばあちゃん。引っ越す前は毎日のようにここに男と通ったな」

男「ああ。そんで少ない小遣い2人で合わせて色々買ってたんだよな」

幼「そうそう。特にお気に入りだったのが……ああ、あった」

幼「おばあちゃん。これを売ってくれ」

店主「はいはい」

幼「ありがとう。んっ……しょ」パキ

幼「ほら、男。半分こ」

男「懐かしいな。割るアイス」



幼なじみネタむずいな

幼「昔はこのアイス一つで喧嘩もしたな」

男「そうだっけ?」

幼「そうだよ。私はぶどう味が好きなのに君はソーダ味が好きだからどっちを買うかでよく争ったものだ」

男「あーそういえばそんな気が」

幼「そういう時は決まってじゃんけん対決をして、そしてぶどう味を買った。男、君はじゃんけんが恐ろしく弱かったからね」

男「うるせーな。じゃんけんに弱いも何もないんだよ。所詮は運だ」

幼「それも懐かしいな」

男「何が?」

幼「昔も君は負けた時、同じことを言っていたからね」

男「マジかよ……」

幼「ふふっ」


男「よく覚えてんなお前」

幼「私は君と違って出来がいいからね」

男「お前がそういうこというやつだってことは俺も覚えてるわ」

幼「光栄だね」

幼「でもよかった」

男「何が?」

幼「さっき商店街が寂れてるって言ってたからちょっと心配だったんだけど」

幼「この駄菓子屋は変わらずここにあったから」

店主「嬉しいこと言ってくれるねぇ」

店主「だけどこの店もお客さんが随分減っちゃってね。飽きもせず通ってくれるのも男ちゃんぐらいなんだよ」

男「……俺のことを未だにちゃん付けで呼ぶのもばあちゃんぐらいだよ」

幼「おばあちゃんそんな暗いこと言わずに頑張ってくれ。これから私と男がまた足繁く通うしな」

男「俺もかよ? この年齢で駄菓子屋通いかー」

幼「とか言ってても来てくれるんだろ?」

男「さあなー」

幼「ふっ、相変わらず素直じゃない」

幼なじみの喋り方好きだけど
自分で打つと果てしなくやりにくい


幼「じゃあ近い内にまた来るよ」

店主「ありがとう。待ってるわね」

男「最近寒いから風邪ひかないようにな」

店主「男ちゃんも、ありがとう」






男「で、次はどうする?」

幼「そうだな。とりあえず私達の母校の方へと向かうか」

男「母校って……小学校か?」

幼「勿論だ


幼「この通学路も変わったな……」

男「そりゃな。この道沿いも駅前の周辺地域だし」

幼「ここの川にこんなにしっかりした壁あったか?」

男「ああそれな。3年くらい前に川沿いの原っぱ潰して造ったんだ」

男「都市部が近いし、氾濫したりしたら大惨事だからなぁ」

幼「……」

男「幼?」

幼「」ダッ

男「おい、幼!?」


幼「ハァ……ハァ……」

男「ど、どうしたんだよ……ハァ……いきなり…走り出したり、ハァ……なんかし、て……」

幼「ハァ……よかった……」

男「え? ……ってか、ここって」

幼「あまりにも景色が変わり映えしていたからここも無くなってしまったかと思った……」

男「……公園じゃねーか」


幼「そうだ。男、覚えているか?」

男「当たり前だろ? ここも通学路なんだから。小学生時代にほとんど毎日見てたんだぞ」

幼「いや、そうじゃなくて」

幼「ここであったことだよ」

男「……んー? まぁこの公園は何だかんだ言って学校帰りによく寄って遊んでたからなー」

男「思い出なら沢山あるんじゃないか?」


幼「そうだね。じゃあ私が今どの思い出のことを言っているかわかるか?」

男「どれかなー。あ、俺がジャングルジムの上で調子乗ってステップ刻んでたら滑り落ちて怪我しちゃったやつか?」

幼「いや」

男「じゃああれか。滑り台から格好よく滑り落ちる練習をずっとやってたら、いつの間にか幼のスカートがあらぶってて、豪快なパンチラ、いやパンモロを披露したやつか?」

幼「……//// 違う」

男「お前あの時すごい真っ赤になって俺に文句言ってたよな。あれは歴史に残る逆ギレだった」

幼「違うと言ってるだろう! その話から離れろ!」


幼「男……分かっててやってるだろう」

男「何が?」

幼「何故ごまかす必要があるんだ?」

男「……だから何を」

幼「……」

男「……」

幼「……」ジー

男「…………はぁー……はいはい、分かったよ」





男「あれだろ? お前がいじめられてるところを俺が見つけた場所だろ? ここ」

幼「ちゃんと……覚えてるじゃないか」


幼「何故とぼけたりするんだ?」

男「いや、俺が逆に聞きたいよ」

男「何でわざわざこの場所に来て、その思い出の話を俺にふってくるんだよ?」

男「イジメだぞ? どう考えたっていい思い出じゃない」

男「俺はお前のために分からないふりしてたんだよ」

男「なのに何故って……分かってねーなー」

幼「分かってないのは男の方だよ!!」

男「!!」

幼「男からしたら確かにあれはかわいそうな、嫌な思い出だったかも知れない」

幼「確かに私も……あの日、あの瞬間までのいじめられてた日々は苦痛でしかなかった」

幼「普段は落ち着いていて余裕ぶってる私が、陰ではいじめられてるなんて……」

幼「そんなのばれたら恥ずかしくて、親にも……勿論君にだって相談出来なかった」

幼「きっとこのまま1人で抱えていくんだろうなって思ってた」

幼「あの日も公園に呼び出されて、いつも通り罵声を浴び続けるんだと思ってた」

幼「だけど違った」


幼「何食わぬ顔して私達の前に現れた君は、とぼけた顔で言ったよね」ポロ...

男「……!」

幼「『あれ? 何してんのお前ら』……って……」ポロ…ポロ…

男「お、おい幼……」

幼「驚いて逃げていく女子軍団には……グスッ……見向きもしないで……君はこっちに寄ってきて……」ポロポロ…

幼「私の涙なんかまるで見えていないかのような態度で……『なんか邪魔したか?』って……」ポロポロポロ….


男「あれは本当偶然、たまたまあそこをあのタイミングで通りかかってさ、お前らが何してたかも分かってなかったし」

幼「上履き」

男「え?」

幼「偶然、たまたま……あそこを、グスッ、あのタイミングで通るの? ……学校の上履きを履いたまま……」

男「……えーと」


幼「私達がいかにもな雰囲気で学校を出て公園に向かったのを見て……靴に履き替えもせずに追いかけて……く、くれたんでしょ……?」

男「……それは」


幼「いいの!」

幼「………ふぅー……………うん、よし!」ゴシゴシ


幼「まぁどうせ君のことだ! どれだけ追求したって下手くそなごまかしを重ねてきて認めないんだろう」

男「へ、下手じゃねーよ!」

幼「その返しはごまかしているのを認めていることになるのだが?」

男「あ、いやこれは、そういう意味じゃなくて」

幼「……ふふっ!」


幼「もういいよ。私は君に尋問がしたい訳じゃないんだ」

男「……そうかい」

幼「とにかく私が言いたいことは2つ!」

幼「悲しい思い出だろうと勝手に君が決めつけたこの公園での思い出は!」

幼「私にとっては宝物のごとく大切な思い出なんだ!」

幼「分かってねーなー、は君だ、男!」

男「う……は、はい」


幼「それともう1つ!」

男「まだあるのかよー」

幼「黙って聞け!」

男「はっはいっ!!」シャキーン

幼「ま、まだ君には言ってなかったことなんだが……」ドキドキ

男「お、おう」

幼「……」ドキドキ

男「……」ゴク...


幼「…………………………s………」ドキドキバクバク

男「……!」ジー

幼「……………………………………す…………」ドキバクドキバク

男「……?」ジー

幼「…………す………う、うわああああああ、黙ってこっち見つめるなあああ!」バキッ

男「えええ!? へぶっ!」ボカーン


男「黙って聞けっつったのに……歴史に残る理不尽だ……」

幼「す、すまない男! こんなつもりじゃ!」

男「あーいいよ。んで? 言ってなかったことって?」

幼「…………!」


幼「………だいま」

男「へ?」





幼「……ただいま、男」

男「……ははっ。おかえり、幼」

とりあえずこんだけ
>>1が残した設定を生かして話作ろうとしたら死ぬほど大変だった

初めて挑んだssが乗っ取りとか自殺行為だった……

つか、のくすに乗ってるぞ

>>72
マジだ、すげー、仕事早い


書きたいことまだまだあったけど、疲れたしどうせスレ落ちるし無理だなー
とりあえず読んでくれた人に感謝です

>>69は帰ってくるのかね

まだ残ってるとかビビる

とりあえず今日学校のテストもあるからまたいなくなるし
投稿ペースもかなり遅い人だけどそれでもいいんだったら続き書きます

後は任せた


次の日の朝―

男「ふわー眠い……」

男「結局昨日はかなり遅くまで話し込んじまった。でも、懐かしかったなー」

友「おいーす! 朝っぱらから独り言ブツブツ言って歩いてると職質されっぞー」

男「お、友じゃんおはよー」

友「おはよ……ってなんか良いことでもあったのか?」

男「え? 何でそう思うんだ?」

友「いや、なんか顔がゆるんでキモかったから」

男「嘘!? キモかった!?」


男「いやー良いことっていうかなんていうか……幼が帰ってきたんだよ」

友「え? 幼って……あの幼ちゃん? 結構前に転校してった」

男「ああ。その幼ちゃん」

友「懐かしい……そんな子いたなー。いつ帰ってきたんだ?」

男「おととい帰ってきてて、俺が会ったのは昨日だ」

友「なるほど。それで昨日はお楽しみだったと……そりゃ朝っぱらから顔もゆるむわな」

男「おい、なんか勘違いされそうだからやめろその言い方」

男「普通に喋ってただけだよ」


友「高校とかどこ通うつもりなんだろ?」

男「それは聞かなかったけど、まぁ幼めちゃくちゃ頭よかったし何の心配もないだろ」

友「幼ちゃんかぁ……5年前の記憶だと結構可愛かったよな。ちょっと見てみたいなー」

男「今度うち遊びに来いよ。家隣だし、多分会える」

友「マジで? ……あーでもなぁ、俺そんなにあの子と親しくなかったし」

男「そうだったの?」

友「そうだよ……」

友(ってか、男子で仲良かったのお前ぐらいのもんだったよ! 馬鹿!)


高校の教室―

友「そんでさー。あの時アイツいきなり屁こきだしてさー!」

男「あったあった! あのタイミングは神がかってたよなー! アハハハ」

女「おっはよー!」

男「ハハッ……あ、女。おはよう」

女「朝っぱらから楽しそうだねー? なんの話してたの?」


男「あー、ちょっと小学校の頃の話をしてたんだよ。そしたらそれが結構面白くて……」

女「小学校? あーそういえば2人って小、中、高と同じ学校なんだっけ」

友「ああ。男がどうしても俺と一緒がいいっていうから仕方なくなー」

女「えー? そうなの男くん? 付き合ってる話とか聞かないと思ったらそっちの人だったかー」

男「やめろ友、変な嘘つくな。そんで女も乗っかるな!」

女「アハハ」


女「でも2人って普段そういう思い出語り合ったりすること無いよね?」

女「なんか思いだすきっかけでもあったの?」

男「ああ、実はさ。昨日……」

友「! ま、まぁ別に大したことじゃないよ」

男「たまに男のやつ急に、2人っきりで昔の思い出でも語ろう? って言ってくる時があるんだよなー!」

女「あ、やっぱり……」

男「だから何でそんな悪意ある嘘つくのお前!? 俺をどうしたいの!?」


キーンコーンカーンコーン

先生「おーし、席つけお前らー。5秒以内に戻らんと欠席なー」

女「やっば!」トタトタ

友「な……先生のやつ今日は来るの早過ぎだろ!」ドタドタ

男「このタイミングで解散かよ……」トボトボ

先生「男早く戻れ。マジで欠席だぞ」


先生「よーし、全員席ついたな」

先生「どうしていつもHR終了直前に来る俺が今日はこんなに早いか知りたいだろ?」


先生「勿体ぶってもアレだからさっさと言うけど、今日からこのクラスに転校性が来る」

「え!? マジでー!?」ザワザワ
「ぜってー美少女だってー! 転校生は美少女に決まってる!」ザワザワ
「お前らキモいゲームのやりすぎだー! 転校生はハーフのイケメン君よ!」ザワザワ
「お前らもかわんねーよ!」ザワザワ


先生「あーちなみに転校生の性別は♀だ。喜べアホ男子ども」

アホ男子ども「やっふうううううう!!!」


男「転校生か……」

先生「よーし、じゃ入っていいぞー」

?「はい……」

ガララ…

スタスタスタ…






幼「今日からこの学校に転校してきた幼です…………みなさんよろしく」

男(幼!?)

アホ男子ども「美少女きたあああああああ!!!」


HR終了―

アホ男子1「君、前はどこに住んでたの?」
アホ男子2「い、今彼氏とかいるのかな?」
アホ男子3「よかったら学校案内するけど?」

幼「あ……あー、すまない。少し通してくれないか?」


男「……」

幼「ふふ。やぁ男。9時間ぶりだね」

男「な……なんでお前がここに……?」


幼「先生の話は聞かないと駄目だよ? 私はこの学校に転校してきたんだ」

男「そっそうじゃなくて! 何で教えてくれなかったんだよ? 同じ高校だって」

幼「なんでって……」

幼「男のそのビックリした時の可愛い表情を見るために決まってるだろう?」

男「な、なんだよそれ!」

幼「ふっ、その顔だよ」


女「おっとっこー!」ドーン

男「うわっ、びっくりした! いきなり突撃してくるなよ、女」

幼「……!」

女「アハハ、ごめんごめん。……っと。そちらは確か……幼さんだよね?」

幼「あ、ああ。そうだ」

女「私、女って言います! よろしくね?」

幼「う、うん。こちらこそよろしく……」


女「それにしても2人とも、今日初めて喋った割には随分仲よさげだねー」

男「あーそれはだな……」

幼「それは当然だよ。私と男は、幼馴染!!  ……だからね。な、男?」

男「お、おう……」

男(なんでそんな力強くいうんだ……?)

女「……へぇー」


幼「……」

女「……」

男(あれ? 何この空気?)

友「おっとっこー!」ドカーン

男「ぐあ!? いてーなお前! 本気で突っ込んでくるんじゃねーよ!」

友「おいおい男。朝っぱらから卑猥なこというな」

男「そういう意味じゃねえよ!」

女「アハハ。ほんと仲いーね2人とも」

男「いや仲良いっていうか……」

男(あ、でも変な空気は消えたな)

すいません、もう学校行かなきゃ
帰ってきて残ってたら続き書きます。
残ってたらいいなー(チラ

遅れてごめん
今から書き始めるけど、妹が家に友達連れて来てて非常にやり辛い空間であるとだけ言っときます


友「幼ちゃーん、久しぶりだねー」

幼「……ええっと、どこかで会ったことがあったかな?」

友「うわーひでえ! つっても接点ほとんど無いし覚えてないかー。友だよ友」

幼「友……って。ああっ! あの、よく男の隣にいた友くん!?」

友(男の隣に、って…… まぁやっぱそういうイメージだよな)

幼「そうそう! 良かった、覚えててくれたんだ」

>>197
訂正
一番下は友のセリフです


友「幼ちゃん昔も可愛かったけど、今はもっと可愛くなっちゃって……いや、キレイって感じかな」

幼「そ、そうかな……。そういう友くんも変わったよね」

幼「昔は眼鏡かけてたし」

友「コンタクトにしたからなー」

幼「髪の色も明るくなってるし」

友「軽ーく茶髪にしただけだよ。そんな変わってないって」

男「そうそう。こいつなんかちょっと見た目変わっても中身ただのアホだし」


友「ひでーな、おい。その通りだが」

男「さっきの仕返しだ……ってちょっとは否定しろ!」

幼「ふふ」


幼(でもやっぱり……友くんは変わったよな)

幼(昔はもっと……言っちゃ悪いがさえないというか、パッとしない印象だったのに)

幼(5年の歳月で変わったのは、街だけじゃない)

幼(当たり前だが人も変わるんだ)

ごめん
絡まれてて書けない
ちょっと待ってて

わくわくしてたら唐突に妹自慢が始まってて思わず怒りの形相で支援

>>210
全然自慢じゃないです、ただの嵐オタクです



授業中―

幼「男、私はまだ教科書が来てないんだ」

幼「一緒に見せてもらってもいいかな?」

男「別にいいけど……まさか席も隣とは」

幼「あの先生が、私と君の関係を知って便宜を図ってくれたんだ」

男「そこまで気ぃ回してもらわなくたっていいのにな?」

幼「そうか? 私は男の隣で授業を受けられて安心だが」

幼「君はどうでもいいかい?」

男「……どーだろ」

幼「男、こっちを向かないか」


幼「……ふふふ」

男「……なんだよ、いきなり笑いだして。気持ち悪い」

幼「いや、この5年で変わったことはいろいろあるけれど」

幼「男は変わってなかったから、なんだか嬉しくてね」

男「昨日駅で会った時は変わったっつってたじゃん」

幼「ん?ああ……変わったな」

男「なんだそれ、どっちだよ」

幼「背が伸びて……たくましくなって……格好よく……なった……」ボソボソ

男「んー何?」ズイ

幼「あ、アホっぽくなったなって!」

男「なんだと!?」ズズイ

幼(近い!!////)


昼休み―

男「うあー腹減ったー」

幼「ふう。確かにちょっと疲れたな」

男「そりゃーお前はなー」

男「授業の休み時間が来るたびに、お前の元にアホ男子どもが押し寄せてくるからな」

男「どうせまた……」

アホ男子4「幼さーん! 一緒にご飯食べませんか?」
アホ男子5「いやいや俺と! 俺んちの弁当自慢じゃないがすげー旨いよ!」
アホ男子6「もうむしろ俺を食べて!」

男「ほら来た」

幼「あ、その……あの……」オロオロ

幼「……」チラッ

男「……しゃーねーなー」


男「おいお前ら! 幼との食事権は俺に譲ってくれや」

アホ男子7「あ、男……いや、いくら男が相手でも今回は譲れねえ!」
アホ男子8「そーだ! お前幼ちゃんと幼馴染なんだろ羨ましい! 食事くらい俺達が……」

男「あっれー、アホ男子7。本当にいいのか?」

男「例のDVD、もう貸してやんねえぞ」

アホ男子7「ぐっ!」

男「アホ男子8も」

男「この前言ってた恋愛相談、もうのってやんないぞ」

アホ男子8「殺生な!」


男「他の奴らも、色々あっけど、まだ突っかかってくるってんならもう知らねーぞ」

アホ男子ども「ぐっ!」

アホ男子9「くっそー。ここは退くか……」

アホ男子10「ああ。あんまり男を敵に回したくはない」


アホ男子ども「幼さーん! 悪いけど食事はまた今度ってことで!」サササー

幼「あ、ああ。うん」

男「だ、そうだ。メシ食おうぜ、幼」


幼「すごいな男。あれだけの人数を一蹴してしまうなんて」

男「まーあいつら単純だから扱い方覚えれば簡単だよ」

幼「恋愛相談なんて受けているのか?」

男「ん?ああ。笑っちゃうだろ、俺自身付き合ったこと無いのに」

幼「それだけ君が信用されているということだろう」

幼(付き合って無いのか……)ホッ

幼「あ……じゃあ、あのさっきの女の人は……」

男「ん? 女のことか。アレはただの友達だよ」

女「男ー!」

友「飯くおーぜー!」

男「噂をすれば……だな。友もきたか」

女「さー屋上へ行こうかー!」

男「屋上最近寒くないか? 別に教室でも……」

女「なーに言ってんの! お昼ご飯といえば屋上、屋上といえばお昼ご飯でしょ!」

男「いやお前が何言ってんだよ」

幼「……」

男「ん……ああ、俺いつもはこいつらと食べてんだよ。一緒でもいいか?」

幼「……大丈夫だ」


男「おし。お前らも、今日から幼が昼飯に加わるけど、いいよな?」

友「俺は全然構わない……けど……お、女……は……?」

女「…………………え? いいに決まってるじゃーん! 何言ってんの友ー!」

友「そうか……? そ、そーだよなー。ハハハ」

男「?  んじゃ、屋上いくかー」

ちょっと展開考えながら俺も飯食ってきます

再開



屋上―

男「よっしゃ、飯くおーぜ!」

女「そうだね。じゃ男、いつも通り……ハイ!」

男「おー毎度毎度サンキュー」

幼「男……それは……?」

男「あ、これ? 女がさ、わざわざ俺のために最近弁当作ってきてくれんだよ」

男「こんなもてない俺が女子の手作り弁当を食えるなんて……女にはいい体験させてもらってるわー」

女「いいっていいってこれくらいー!」

幼「え……何で……そんなこと」


幼「え……何で……そんなこと」

男「あー俺朝早くでなきゃいけない日がよくあって、そういう日は母さんも弁当作ってくれないから購買のパンばっか食ってたんだけど」

女「そんなんじゃ栄養かたよっちゃうしね!」

女「だから毎日お弁当作ってきてあげてるの!」

幼「な、何で……わざわざ女……さんが?」

女「まー私は男のマネージャーだしね! 男の体調管理も私の仕事みたいなもんよ」

幼「マ、マネージャーって?」


男「バスケ部だよ。俺が部員で、女がマネージャー」

友「ちなみに俺もバスケ部員ね」

幼「男……バスケなんて出来るの?」

男「お、馬鹿にしてるな?」

男「そりゃー確かにお前の記憶の中の俺はチビで運動神経最悪の筈だもんなー」

男「しかし! 中学入ってからの俺は身長もぐんぐん伸びて、運動神経抜群、スポーツ大好き爽やか好青年へと進化を遂げたのだ! なっ!」

女「うんっ!」

友「そーだなー」

男「……あれ? 否定のツッコミしないの?」

女「え……だって大体合ってるし」

友「もしかしてボケのつもりだったのか?」

男「……なんかハズい」

幼「そうなのか……知らなかった」


幼(なんだ……もう女さんのお弁当があるのか……)

幼(男はどうせパンとかだろうと思って私のお弁当、かなりおかず多めに作ってきてしまった)

幼(あ……でも男は昔から大食いだし、女さんの弁当一つじゃどっちにしろ足りないかも)

男「さっ、そろそろ頂くとするかー」

パカッ

\ギッシリーン/

幼「!……す、すごい量だな……」


女「実はねー、男ってばすごい大食漢なのよー」

女「これぐらい作ってあげないと部活中腹減った、ってうるさいんだから」

幼「そ、それぐらい幼馴染だから知っているさ」

男「いやー助かる。こんだけ量あればしばらくは満腹だからな」

友「そいじゃ、俺達も食うかー」

女「そだねー。いただきまーす」

幼「……」


男「ガツガツ…モグモグ…ん、幼? 食わないの?」

幼「え? ああ、いや。いただくよ」

パカッ

幼「いただきます……」

男「あれ? 幼、なんか弁当の量多くないか? ってかおかずの量が」

幼「あーこれは……今日は疲れたからね。弁当を多く作っておいたんだよ」

男「……ふーん、そっか。準備いいな」

男(朝弁当作る時から、今日アホ男子どもに疲れさせられることを予想してたってか?)

男(それにあのおかずの中身……)


幼「……モグ……モグ……」

幼(こんなにいっぱい食べきれないな……どうしよう)

ヒョイ

幼「!……え……男? 何を……」

男「ああ悪い幼。ちょっとおかずもらってくぜ」

幼「え……何を言っているんだ。君には女さんの弁当があるじゃないか」

男「勿論これは全部食うけどさ」


男「そのおかず見てたら、更に食欲湧いてきちゃって」

男「だってそれ、昔っから俺が大好きだった品ばっかなんだもん」

男「いやーすごい偶然だよなー。という訳でこれはもらってくぜ」

ヒョイ

幼「あ……」

男「残念ですが幼には拒否権がありません。怨むなら偶然を怨んでください」

ヒョイ

幼「男…………あはっ…………ほんと……君ってやつは…………」


女「………………男」

男「ガツガツ……んー? ……ガツガツ……」

女「足りなかったなら言ってくれたらよかったのに」

男「あーいや、そういう訳じゃないんだ。量は丁度いい……てか多いぐらいなんだけど」

男「このおかずは……そうだな。別腹ってやつだ。OLもよくデザートは別腹だっていうだろ?」

女「ふーん、そっか。別腹……特別なんだね……」

男(あれ? またスルーされた……俺ってギャグセンス無い?)

友「……」

女のターンに持っていこうとすると、ものすごい幼がかわいそうになって手が止まる
どうすればいいんだろう
あ、あと風呂いってきます

面白い

朝まで残れ

ウトウトしててすいません、朝までに終わるかな…
再開



キーンコーンカーンコーン

男「よーし、やっと授業も終わりだー」

男「よっこいしょ、っと……うっ、ゲップ」

幼「おいおい大丈夫かい。やっぱりあれだけの量は苦しかったんじゃ……」

男「こんぐらい平気平気」

男「それに今から運動するし、すぐに消化されるだろ」

幼「運動って……あ、そうか。君はバスケ部に所属しているんだったね」

幼「ということは、これから部活に行くのかい?」

男「そうそう」


幼「そうか……一緒に帰ろうかと思っていたが、仕方ないな」

男「……1人で帰り道分かるか?」

幼「当たり前だろう? 来る時も1人だったんだから」

男「あ、そーだよな……」

幼「……うん……………………じゃ、私はそろそろ……」

男「……おう」

幼「男、また明日……」トボトボ

男「……お、幼!」

いまかいてんの>>1

>>314
違います、>>27から俺が書いてます


男「お前、暇ならマネージャーやらねぇ?」

幼「……え? 私が? マネージャー? バスケ部の?」

男「ああ」

幼「いやいや、すまないが私はスポーツはからっきしダメでね」

幼「バスケットなんてルールもよく分かってないんだ」

男「そんなこと昔から知ってるよ。大丈夫、マネージャーなんてルール分かってなくたって出来るって」

幼「そんなにマネージャーを軽んじる発言をしてていいのかい?」

男「女だって多分ルールなんて分かってないぞ?」


幼「いやでも、男1人がそう思ってても、他の人が何て言うか……」

男「反対するやつなんていないって。むしろうちの部はマネ不足だし、みんな喜んで迎えてくれるさ」

幼「マネージャー足りてないのか?」

男「ああ、今は女1人だ。前は5人もいたんだけどな」

幼「卒業したの?」

男「いや……途中でやめてっちゃった」

幼「え……それって、作業が大変だったんじゃ……」


男「いやそれは無いって! 全然きつくないから!」

男「なんか皆事情があったみたいでさ……続けざまにやめてっちまったんだよ」

幼「そうなのか……」

男「ああ、だからさ。お前が入ってくれりゃみんな喜ぶわけ」

幼「みんな、か。男も……その……喜ぶの、か?」

男「ん? 俺はまぁ、うん。それなりに。うん、喜ぶよ」

幼「そうか…………ふふ、しょうがないなー男は! そこまで言うならやってみようかな」

男「ははっ。うん、そうそう。幼はそういう顔の方が似合ってるよ」

俺「シャングリラーしあわせーだってー」

幼「さけんでくれよー」

俺「意地っ張りな君のなきっつらー」

幼「みせないよ?」

俺「そこは見せようよ、かわいさアピールしてよ」

幼「えっちゃんだから許されるの」

俺「なるほど」

まりかーにて

俺 そっこーでヨッシーをとる

幼「あー!!あーーーーー!!!!」

俺「ヨッシーは俺のことのほうが好きみたいだな!」

幼「私はあんたがだいっ嫌いだよ!!!」

早朝メールにて
幼「家に行きます」

俺「いつも勝手にくるだろ」

幼「開けといて」

俺「いつも開いてるよ」

~20分後来る~

俺「ずいぶん遅かったね」

幼「うん・・・寒いし(布団に入りながら)」

俺「っちょ!寝にきたの?」

幼「うん・・布団干されちゃって、あ、でもちゃんと歯磨いて身だしなみも整えてきたよ?」

俺「その時点でおきようよ!!」

幼「あったかーおやすみ」

部屋でのこと
幼「疑問に思ったんだけど」

俺「ん?」

幼「みかんの白いヤツってなんでついてるんかな」

俺「さあ」

幼「別についてなくてもいいよね」

俺「いいよねえ」

幼「ついてたらとらなきゃいけないのにね」

俺「まったくそのとおりだよね」

幼「はい(みかんを俺に渡して)」

俺「うん・・・」

幼「むいて」

俺「うん・・・・・」

幼「白いヤツもとってね」

俺「はい」

俺の部屋に来るなり
幼「うわあああああああああああ!!!」

俺「・・・・・・・・・・・・」

幼「こたつが出てるーーーーーー!!!!」

俺「・・・・うん」

幼「こ、こ、こたつがーーーーーーー??!!!」

俺「お前ってテンションの差どうにかならんの?」

幼「入ってもい・・・?」

俺「どうぞ」

幼「・・・・・・・・」

俺「・・・・・・・・」

幼「・・・・・・!!!!! うわああああああああああ!!!」

俺「ん?」

幼「で、電源がはいってないーーーーーー!!!」

俺「入れろよ」

幼「うん」

テスト勉強

俺「名誉革命は別名なんと言うでしょう」

幼「いや、まず問題の意味がわかんない」

俺「まず国語やればいいと思う」

幼「革命っていったらさ、大富豪で革命やるとたまにケンカになるよね」

俺「いや、ならんだろ」

幼「わたしはキレるよ」

俺「心狭すぎだろ」


女「男ー」

友「部活行こうぜー」

男「おっ、ちょうどいいところに。2人に報告があるんだけど」

男「今日から幼にマネージャーやってもらおうと思うんだ」

女「……えっ? マネージャーを……?」

男「ああ。今マネージャーは女1人だし、仲間がいた方がお前も楽しいだろ」

女「…………あー……そうだねー」

友「…………」

男「おい友、何で黙ってるんだよ? お前もいい案だと思うだろ?」

友「……え? ああ、うんそうだな! 幼ちゃんみたいな可愛い子が入ってくれれば俺も練習に一層身が入るってもんよー!」

男「おお、急に気持ち悪いぐらいのハイテンション!」

つつがなく一日を終え自宅に帰ってくる俺
家族は不在宅、とりあえず自室に入ると
俺「なんかいるーーー!!」
幼「あ、おかえり」
俺「しかもめちゃめちゃくつろいでるーーー!!」
ベッドの上に寝ころんでマンガを読んでる幼なじみ
幼「うるさいよ」
俺「めちゃめちゃ偉そうじゃんお前」
幼「そう?」
俺「うん、っていうかなんでいるの」
幼「鍵開いてたよ」
いつもの引き戸を指さす幼なじみ
俺「開いてたら入ってもいいのか」
幼「わたしが泥棒じゃなくて良かったね」
俺「まあね」
幼「わたしに感謝だね」
俺「そうだね」
幼「プロテインだね」
俺「死ねばいいのに」


幼「っていうか、そういえば、コレ見て」(鞄から何かを取り出す
俺「ん?」
幼「じゃん」(折れ曲がったi Pod nano登場
俺「ええええええええええええええ」
幼「やっちゃいました」
俺「いや、お前おかしい。これはおかしいよ」
幼「ウチのnanoが終わった」
俺「なんで終わったの?」
幼「トートに入れたまま自転車載ってたら、トートが車輪に巻き込まれて」
俺「横にかけてたの?」
幼「うん。そんで気づいたらnanoがV字腹筋してた」
俺「・・・・・いや、これは保証きかねえだろ」
幼「うん、もうがっかり。泣いた」
俺「これは泣くね。俺でも泣くわ」
幼「一晩中ケアル!って叫んだ」
俺「頭おかしい子じゃん」
幼「そんくらいショックだった」

幼「っていうかこれ電気屋のディスプレイとかとこっそり交換したら良い気がしてきた」
俺「してくんなよ。バレるよ」
幼「意外とバレないかもじゃん」
俺「何その自信」
幼「あれ?i Pod新しいの出たんだー、へー、面白い形ー。みたいな」
俺「面白い形過ぎるだろ。もうそれi Podじゃなくてv Podだろ」
幼「それ良いね。世界に一つ、v Pod」
俺「定価298円くらいだと思うよ」
幼「ああー・・・・・・なおんないかな」
俺「はいはいケアルケアル」
幼「レイズレイズ」
俺「マダンテ」
幼「消滅しちゃうじゃん」
俺「むしろ大陸消滅」
幼「核じゃん」
俺「北朝鮮怖え」
幼「今核が落ちたら勉強しなくていいのに」
俺「っつーかそうだよ、勉強しろよ」
幼「完璧忘れてましたね」
俺「やっぱ勉強は二人ではできないよね」
幼「つい話すよね」

幼「何食べる?」
俺「肉」
幼「うわあ、昼から」
俺「別にいいじゃん」
幼「これ(冷ややっこ)にすれば?」
俺「なんでそんな過度に健康そうなチョイスを」
幼「健康を気遣って」
俺「そんなんだからお前チビのままなんだと思うよ」
幼「うっさいな。冷ややっこ暖めて食わせるよ」
俺「すでにネーミングとの矛盾が。それって湯豆腐って言わない?」
幼「いや、湯豆腐はゆでるじゃん。レンジでチンして出すよ」
俺「めちゃめちゃ手が込んだ嫌がらせじゃん」
幼「名付けてあったかやっこ」
俺「てめえはあったかやっこでもくってろ」


男「まぁそんな訳で俺らは顧問に入部届出してから行くからさ」

男「お前らは先部活の方行っといてくれ」

女「わかったー」

男「んじゃ、行こうか幼」

幼「あ、あぁ……」

スタスタスタ…


女「……」

友「……お、女……?」

女「……ん? ああごめんごめん。私達もいこっか」

友(……まずいな)

俺「そっちおさえてて」
幼「ん」
俺「・・・・・・・・」(看板固定中
幼「おもーい」
俺「がんばれ」
幼「ぷるぷるするー」
俺「がんばれ!!それ以上ぷるぷるすると超音波が発生するから」
幼「ほんとにー?がんばるー」
俺「背伸びしちゃって、必死だな・・・・・」(横目で見つつ
幼「これ固定したら絶対たたく」
俺「たたかれるー」
幼「めっちゃ痛いよ、絶対。思わずひゃうん、っていうよ」
俺「何があっても言わねえよ」
幼「ひゃうん」
俺「お前が言うのかよ」

俺「しょうゆとって」
幼「はい」
俺「それソースだから」
幼「わかっててやりました」
俺「帰れ」
幼「はい」
俺「それ一味・・・・さすがにそれはないだろ」
幼「わかっててやりました」
俺「うん・・・・・・・・それすら俺はわかってたよ」
幼「すげー」
母「あんたらつきあってんの?」
俺「昔」
幼「はい、昔」
母「ふーん・・・・・・」

幼「・・・・・・・・なんでそっぽむいてんの?」
俺「寝違えた・・・・・」
幼「え、それじゃその角度から動かないの?」
俺「うん」
幼「うわぁ、馬鹿っぽい。馬鹿だこいつ」
俺「うるせえよ」
幼「あっち向いてほい、しよ?」
俺「しねえよ」
幼「しゃっ、不戦勝!!」
俺「多分俺よりお前のが馬鹿だよ」

幼「はしーりだせーはしーりだせー」
俺「・・・・・・・」
幼「そらーたかくはたーかざし」
俺「・・・・・・・」

幼「どーんなー」
俺「嵐のよるも」
幼「こーこーろー」
俺「一つにすれば」
幼「こーえーてーゆーけーるよー」
俺・幼「いつだってー」

時々無意味に歌ったりする
ただし二人ともやる気なさげ

それこれだろ?
http://www.purple.dti.ne.jp/eiju/main/oreosa.html#Re
ずいぶん懐かしいもん出すじゃん

俺「あー・・・・・・・・・・・」
幼「ん?」
俺「いや、なんでもない」
幼「なにそれ」
俺「あー・・・・・・なんか俺決心つかんから宣言するわ」
幼「うん」
俺「明日言う」
幼「何を?」
俺「なんかしらんけど、大切な話するわ」
って言ったら、幼なじみは軽く笑いやがったんですけどね
幼「わかった、明日ね」
俺「おう。忘れてたら言って」
幼「大切な話忘れんな」
俺「そか」
幼「ばーか」
俺「んー、まあいいじゃん」
幼「意気地がないと大変」
俺「うるせー」
幼「ばーか」
俺「はいはい」

>>352
そうですそれです

最初は記憶を辿ってたんですけど、まさかまだまとめが残ってるとは思いませんでした。

ん?本人?


職員室前―

幼「失礼しましたー」

男「どうだった?」

幼「2つ返事でOKだったよ」

男「よしよし。じゃ、俺達も部活に向かうか」

バレー部員「おっ、男じゃん」

サッカー部員「あ、ほんとだ。でかいからよく目立つなーお前」

男「おぉ、バレー部員にサッカー部員じゃん。よっ」

>>356
いわいる本人証明はできない というやつです

ご想像にお任せします。

朝、駅
俺「はよ」
幼「おはよー」
俺「・・・・・・・なんで夏服の上からまたワイシャツはおってんの?」
幼「寒いじゃん」
俺「変なカッコ、しかもデカすぎるだろそれ」
幼「夏服の上から着てるし、電車では脱ぐよ」
俺「そうして」
幼「はいはい」
俺「・・・・いや、待って。つーかそれ俺のじゃない?」
幼「ん?」
俺「シャツ」
幼「あー、そーかも」
俺「なんでお前もってんの」
幼「ああ、昔借りたヤツだと思う。多分中学んとき。洗って返すって」
俺「返してないじゃん」
幼「ごめん!忘れてた!」
俺「いや・・・・まあ別にいいけどね・・・・・っていうかやるわそれ」
幼「いいの?」
俺「十分枚数あるし」
幼「やったね、あんがと」
俺「はいはい」


幼「一膳五円って価格的にどうなんかなあ?」
俺「ぼったくり」
友「普通じゃないの?」
幼「意味もなく二膳買っちゃいました」
俺「・・・・・なんで?」
幼「十円でキリがいいかと」
俺「うん・・・・馬鹿だね」

放課後、教室
幼「お仕事終わりー?」
俺「うん・・・・・お前も仕事しろ」
幼「おいおい、今日はしてた」
俺「マジ?何を?」
幼「応援団の練習の応援」
俺「うん・・・・・何もしてないね」
幼「当日働くよー」
俺「頼むわ」
幼「帰るでしょ?」
俺「あー、そだね・・・・・いやちょっと待って」
幼「ん?」
俺「誰もいなくてちょうどいいから、大事な話」
幼「あー・・・・・このタイミングでですか」
俺「いい?」
幼「いいけど、誰か来るかもよ」
俺「んー・・・・大丈夫でしょ」
幼「ならいいけどね」

俺「あー、じゃあまあストレートに言うわ」
幼「はい」
俺「好きです」
幼「知ってる」
俺「心底むかつくなお前」
幼「すいません・・・・・・で、そんだけじゃないんでしょ?」
俺「うん、まあ。普通だったらさ、ここでつき合ってくれとか言うじゃん」
幼「言うねえ」
俺「俺ら昔つき合ったでしょ」
幼「うん」
俺「そんで別れたでしょ」
幼「別れたね」
俺「でも実際なんも変わってないでしょ?」
幼「大人になりましたよ」
俺「まあそれはおいといて。で、思ったのはさ、そもそもつき合うってのはなにかってことでさ」
幼「難しい話になる?」
俺「わからん。でさ、つき合うのはなんか変化を求めてつき合うワケじゃん」
幼「そうなの?」
俺「だろうと思うけど。んでその変化ってのが昔つき合ったとき俺らにはあったと思う」
幼「さっきなんも変わってないって言ったじゃん」
俺「それは気持ちの問題。俺が言ってるのは行動としての問題」
幼「どゆこと?」
俺「キスとかするようになったでしょ」
幼「なったね」
俺「変化はあったわけよ。でも俺らは変化なんもないと勘違いして別れたの」

幼「・・・・・ああ、勘違いで別れたってことだ!!」
俺「そうそれ。勘違いでした!!俺の言いたいことわかるでしょ?」
幼「全然!!」
俺「マジかよ・・・・・・」
幼「話長すぎ!!」
俺「真剣なんだけど・・・・・あー、わかった。わかりやすく言うわ」
幼「お願いします」
俺「ずっと俺の好きだっていうね、気持ちは変わってないけど、えっと・・・・あの、キスとかは、つき合ってないと
  できないから」
幼「うん」
俺「えーっと、なんかもう、キスとかしたいの我慢できないんで・・・・・・・あー・・・・・・」
幼「がんばれっ」
俺「人ごとかよ・・・・・・あー・・・・・・まあ、我慢できないんで、もっかいつき合ってくれませんか」
幼「んー・・・・・・・とかいってもったいぶってみる」
俺「もったいぶるな・・・・・・・・つか俺言いたいこと伝わった自信が全然ないんだけど」
幼「いいよ」
俺「ん?」
幼「キスさせてあげよう」
俺「つきあってくれんの?」
幼「つき合ってないとできないんでしょ」
俺「だと思う」
幼「それじゃ、よろしく」


バレー部員「あっ、そういや今度また大会があるんだけど」

サッカー部員「あ、ずりぃ。俺らももうすぐ大会なんだよ」

男「……で? また俺に助っ人頼みたいってか?」

バレー部員「話が早くて助かるぜ」

男「はー……あのなぁ、俺はバスケ部だと何度言ったら」

サッカー部員「わーかってるって! そこを何とか頼んでんだろ? また焼肉おごるしさ」

男「焼肉か……前向きに検討しとく」

バレー部員「バレーの方も頼むぜ! ……ところでそっちの子は?」

すみません隙間時間の暇つぶしにと思ったのですが
ROMっときます、また機会があれば。


男「幼だよ。今日うちのクラスに転校してきた」

バレー部員「ああ! 例の! うわさ通り可愛いね!」

幼「どうも……」ペコリ

サッカー部員「で? その子がどうしたの?」

男「こいつにはバスケ部のマネージャーやってもらおうと思って」

バレー部員「え……」

サッカー部員「……他のマネ……女とかはなんて言ってるんだ?」

男「何でそんなこと聞くんだよ? 普通に歓迎してくれてたぞ」

サッカー部員「そっか……いやなに、マネージャー同士でギスギスしてもいけないからな。一応心配したんだよ」

男「取り越し苦労だよそれは……じゃ俺達もう行くわ」


運動場―

幼「男……他の部の助っ人なんかもやってるのか?」

男「あぁ。体育とか休み時間の球技遊びの時とかに目ぇつけられてな」

男「大変っちゃ大変だけど、報酬が結構ウマいし、単純にスポーツが好きだからやってる」

幼「スポーツなら何でもできるのか君は……?」

男「いやいや、実際ちゃんとやってる人達にはかなわないよ」

男「ただ、背がでっかいってだけで何かとスポーツにおいては有利ってことだ」


ポーン

コロコロコロ…

幼「ん? なんだ、向こうから何か飛んできたけど」

男「テニスボールだな」ヒョイ

女子テニス部1「スイマセーン!」

女子テニス部2「もうっアンタ飛ばし過ぎなの! あの、ボール取ってくれてありがと……ってあっ……お、男くん////」

男「はい、どうぞ。にしてもえらい豪快に吹っ飛ばしたね。テニスコートからここまで結構距離あるよ」

女子テニス部1「えっあっいや、違うの! ちょっとふざけてたっていうか……あ、あの、幻滅した……?」

男「とんでもない。元気があっていいじゃん」ニコ

女子テニス部1「あ……はうっ……////」


幼(…………男は)

陸上部「あっ男! 今度私と一緒にいい汗かかない?////」

幼(どうやら運動系の部活動の人達に顔が広いらしく)

女子バレー部「男くんの隣にいると、私大きく見られないですむよ……////」

幼(しかもみんな男に対してかなり友好的であるようだ)

卓球部「サアッ! 男のハートにスマッシュ! サアッ////」

幼(……あと、女の子の割合がかなり高いようだ)


幼「……」ムスー

男「あれ? どうしちゃったの、幼さん?」

幼「別に」ムスー

男「お前はどこの沢尻だよ……どうみても機嫌悪いじゃん」

幼「……男はさ」

男「んー?」

幼「中身とかは変わってなかったけど、やっぱり変わったよね」

男「なんだよ? アホっぽくなったってやつか?」

幼「そうじゃなくて……」


幼「昔の男はさ、私からすればイジメから救ってくれたヒーローなんだけど」

幼「他の子達からしたら、多分普通のどこにでもいる少年だったと思うんだ」

幼「今みたいに大きくないし、スポーツも出来ない。それに、面白いことも言えない……あ、それは今もか」

男「手厳しいな。ま、間違いないけど」

幼「クラスの中心っていうよりは、その他大勢として脇を固める役だった君が」

幼「まさか、クラスの半数以上の男子の言うことを聞かせてしまうとは、あの頃は思いもしなかったね」

男「あーさっきの……でもあんなの餌で釣っただけだぜ? 俺が凄いってわけじゃ……」

幼「分かってる」

男「え?」

ねっむ


幼「ここから私が何を言っても君が折れないのは分かっている、と言ったんだ」

幼「だから黙って聞いてくれ」

男「……」

幼「男は、変わったよ」

幼「男は、すごくなったよ」

幼「昔からよーく知ってる幼馴染様が太鼓判を押すんだ。間違いない」

幼「君は……輝いている」

男「……そーかい。ありがとよ」

男「けどそんだけ俺を称えてくれるなら、せめてもうちょっと嬉しそうに言ってくれよ」


幼「……ふっ。日陰者の私には、君は眩しすぎるな」

幼「すまない……これを言ったら君は呆れてしまうかも知れないが」

幼「私は、そんなすごい君を見てるのがとても嫌なんだ」

男「……」

幼「我ながら幼稚だと思ってる」

幼「だけど、ずっと私の横にいて同じ速度で歩んでいくと思っていた人が、5年ほど目を離した隙に随分と前に進んでいると」

幼「置いてかれたようで虚しくなる」

男「……」

幼「すごく君を遠くに感じるんだ……!」

男「……そうか」

保守ばっかさせてごめんね
書き溜め全然無くてごねんね




男「幼、端的に言おう。それは勘違いだ」

幼「……なに?」

男「はっきり言って俺はどこかを目指して進んでるつもりはないし、お前よりリードしてるつもりもない」

幼「……」

男「仮にお前の言う通り俺がお前を置いてってしまったというなら、俺はすぐにでもお前の元に逆走するよ」

幼「……」

男「これでも足りないのか? ……だったら」

ダキッ

幼「!!!???」

ギュウー

男「これでどうだ?」


幼「おおおお男!? な、な、何を!?////」

男「ギュってしてる」

幼「そ……そ……そんなの、わ、わ、分かって……」

男「これでも感じるのか?」

幼「は、はひ!?////」

男「この距離でもまだ俺を遠くに感じるのかって聞いてんだよ」


幼「い、いえ……近いです……すごく……」

男「ほらな」ニッ

男「お前がごちゃごちゃ言ってた不満は、たったこれだけで解決する問題だよ」

幼「////」コクコク

男「よしよし」

男「もしまた今みたいな勘違いすることがあったら言えよ。いつでもこうしてやるから」ギュー

幼「……お、男ぉ……」ドキドキ

男「……ん?」

幼「男は……やっぱり……変わったよぉ……?」ドキドキ

男「まーだ言ってんのかお前は」

幼「うん……………………格好良くなった………よ……?」ドキドキ

男「う…………」ドキッ


男「お、幼……」ドクン

幼「男ぉ……」ドクンドクン




陸上部「あ……あんた達こんなところで……////」ジー
女子バレー部「////」ジー
卓球部「////」ジー
女子テニス部1「////」ジー
女子テニス部2「////」ジー


男・幼「うわあああああ!!」バッ

壁殴り代行頼む


幼(ま、まだ心臓の動きが速い……)バクバク

幼(男もずっと無言だけど……もう平気なのかな?)

男「ち、違うから」

幼「……え? 何が?」

男「さっきのは、その、お前の体に触りたくてやったとかじゃ、無いから」

幼「え!? あ、あぁうん。わ、分かっているよ!」

男「こ、このままだと変な感じだから、もうお互いさっきのことを意識するのはやめよう、うん」

幼「りょ……了解した」

幼(男……一応さっきのこと意識してくれてるのか……)

男「……」バクバク


体育館―

男「なんか……やっと体育館これたって感じだな」

幼「うん……」

女子バスケ部1「あっ男くんこんにちわ!」
女子バスケ部2「こっこんちわー!」

男「おーす、こんちわー」

幼「……すごく今更な話をさせてもらうが」

幼「君は自分のことをモテないと自己評価していたが、実際は大人気じゃないか?」

男「……あー、そろそろ突っ込まれるかなーとは思ってた。けどな、俺がモテないってのはマジだから」


幼「あれだけ話しかけられておいて君は……」

男「いやマジで! お、俺だって最初は勘違いしたよ。自分はもしかしたらモテるのかもって」

幼「あ、やっぱり思ってたんだ」

男「まぁな、あんなに気軽に女子達が話しかけてきてくれたら誰だって勘違いするさ」

幼「どうして勘違いだと?」

男「うーん、これはいきなりお前に言っても分かんねーんだろうけど」

男「俺と女子達の間に、何か見えない壁があるっつーか、あっちが俺と仲良くなり過ぎないようにしてる感があるんだよ」

男「だから俺は女の子からメアドを聞かれたことも無いし、遊びに誘われたこともないの」

男「要するに俺はモテないの」

幼「あんなに気さくに話しかけてくるのに?」

男「あんなに気さくに話しかけてくるのに、だ」

男「まあ多分俺は、“いいお友達”タイプなんだろうな」


幼(男の態度見る限り、男が嘘ついてたりごまかしてる訳じゃないと思うけど)

幼(でもさっきの女子達の反応はどう見たって……)

女子バスケ部3「あっ男くん!」

幼(ほら、考えてる間にどんどんくるし)

女子バスケ部3「それでねー、あの時私……」キャッキャッ

幼(うーん、どう見ても男のこと好きそう)

男「…………あ、そーだ。よかったらさ、メアド教えてよ。今度遊び行かない?」

幼(え?)

女子バスケ部3「…………………………え」

女子バスケ部3「あ、ああ……アドレス……遊び、かぁ……えーと」

男「……あーゴメン、無理ならいいんだ」

女子バスケ部3「ご、ごめ……違……私…………あの……も、もう行くね?」

ダッ

男「ほらね、モテないでしょ」


幼「……確かに」

男「自分からメアド聞いたの初めてだったけど、あんなに分かりやすく嫌がられるとは……」

男「やっぱ普段の態度に惑わされちゃいかんね」

幼(今の反応……嫌がってるっていうよりは、何かに怯えてるって感じだったけど)





女「あ、2人ともきたんだ」

男「お、女。今日から幼のこと頼むぜー」

女「うん、いいよ。じゃ、いこっか。幼さん」

幼「……あぁ」


女「ここが私達が着替える部室ね。女バスの子達と共用だけど」

幼「あぁ」

女「ここが体育教官室。体育館の横手から繋がってるの」

女「ビブスとか急に必要になったらここで貸してもらえたりするから」

幼「なるほど」

女「ここが体育倉庫。バスケットボールとか色々道具が入ってる場所」

幼「うん」

女「場所の説明なんてこんなもんかなー」

幼「そうか。じゃ今から私は何をすればいい?」

女「……って言ってもね、試合が近い訳でもないし、今日は軽く基礎練やるぐらいだから」

女「まぁ適当に使ってないボール磨きながら、部員が練習してる姿見てればいいんじゃない?」

幼「そうか……わかった」


幼「うーん、本当に楽だな……」フキフキ

幼「あ……男……」フキフ…

男「顧問来る前に軽く3on3やろうぜー」
友「おっしゃーやろーぜー。んじゃ俺男とチームで!」
男子バスケ部1「おい勝手に決めるな!」
男子バスケ部2「そーだそーだ!男は俺と組む!」
男「普通にじゃんけんで決めようぜ……」


幼「男……本当に大人気だな……ふっ……」

友「男! パース!」ヒュッ

男「ちょ……キラーパスすぎ……くっ……そ!」ダンッ

パシッ

男子バスケ部3「うっそ!? あれ通るか!?」

男子バスケ部4「ここは打たせん……ってシュート打点高ぁっ!」

男「……っしょ!」

パサッ

友「ナイッシュー! お前ならやれるって信じてた!」

男「調子いいなーお前」

幼「男……格好いい……」ポー




………..チッ……………….クソッ…………….

幼「……え?」チラ

女「アハハー! 男ー! うまーい!」

幼「……」


帰り道―

男「今日は初めてのマネージャー業……どうだった?」

幼「楽すぎて拍子抜けって感じだね」

男「ははっ。だろー?」

幼「むしろアレでは手持ちぶさたになって退屈になってしまう」

男「あーそっか……逆に暇すぎてつまんねーか……」

幼「……ふふっ冗談だ」

幼「男の運動する姿なんて新鮮で、退屈なんてしようもないよ」

男「そうか? そう言ってもらえると助かるよ」

幼「……うん。私をマネージャーに誘ってくれてありがとう、男」

男「……いえいえ、どういたしまして」

長々とすいません
次の展開でラストです


2週間経って―

幼「起きろねぼすけー! 今日も朝練だろー!」

男「むにゃむにゃ……おはよ……幼……ふあ……」



幼「お疲れー。喉乾いてるだろ? はい、ドリンク」

男「おっ! 流石敏腕マネージャー! 気がきくねー」



幼「何? 宿題持ってくるの忘れた? やるのを忘れたんだろ? しょうがないな、はい」

男「マジ助かる! 今度お前が忘れたら絶対貸すから……ってそれは無いか」



幼「ほら。今日も昼ご飯のおかずたくさん作ってきたから……野菜も食べなよ」

男「うめぇー! 最近飯が美味いもんだから胃袋がまた広がっちゃったんだよなー」



幼「男、授業が終わった。部活行くよ。今日こそ君のドリブルの弱点を解析するから」

男「ついこの間までドリブルの意味も知らなかった筈なのに……ははっ」


幼「今日も1日頑張ったね。ドリブルも大分キレがあがったし」

男「あぁ、お前のおかげでな……だけどお前なかなかスパルタだな……もう体中が悲鳴をあげてるんだけど」

幼「ふふっ、だらしない奴だな。しょうがない、今日もマッサージしてあげるよ」

男「マジで!? お前のマッサージ超気持ちいいからなー。あっ、てことは今日うち来るんだな?」

幼「そのつもりだけど」

男「じゃあその時ついでに母さんが作った煮物持ってってくれよ。おすそ分けしたいって言ってたから」

幼「本当か? 君の母上の煮物はいつも美味しくいただいてるよ」

男「母さんが聞いたら喜ぶ。じゃさっさと帰ろうぜ」

幼「そうだね、行こう」

男「んじゃ、俺達先帰るからー! お前らお疲れー!」

友「……お、おおーう。お疲れー……」

女「…………………………………………………………………………………………………………」


次の日―

男「そんでさー、あの駄菓子屋のばあちゃんいつの間にか寝ちゃってんの! ひでぇだろー?」

幼「ふふふっ。それはしょうがないよ、男」

女「……男ー。ちょっと話があるんだけど…………」

男「えーでもさー……って女。話って?」

女「ここでは……ちょっと……」

男「そっか……悪い幼、ちょっと席外すから」

幼「……あ、あぁ。構わないよ……」

男「じゃ、あっちで話すか……」

女「うん……」

幼「……」


男「……で? 話ってなんだ? 表情から察するにいい話では無さそうだけど」

女「うん……こんなことさ、あんまり言いたくないんだけど」

女「男って最近……ずっと幼さんと一緒に行動してるよね……」

男「え? あー、うん。そんなつもり無かったけど……そうだな」

男「確かにしてる……意識してる訳じゃないんだけど、気付いたら一緒にいるんだよなー」

女「このままでいいの……?」

男「え……な、何で……?」

女「幼さん、転校してきてからほとんどずっと男といるじゃん?」

女「だから……その……何て言うか……あんまり友達がいないんだよね……」

男「……!」


女「あ、もちろん私は友達だと思ってるよ? だけど……」

女「陰で結構……言われてるみたいなんだ……付き合い悪い……とか……」

男「! ……そ、そーなのか?」

男(確かに幼が俺以外のやつと行動してるところほとんど見たこと無いな)

男(ま、まさか……俺のせいで……また、いじめられたりなんかしたら)

女「それでね? 私も幼さんがこのままだといけないと思ったから……」

女「ちょっと提案があるんだけど」


放課後―

幼「よーし、今日もバリバリ運動に励むよ男!」

男「……あ、あのさ。今日は無理して部活来なくてもいいぞ」

幼「……? 何を言っている。私は今まで一度たりとも無理して部活にいったことはないよ?」

幼「あ……さては私の指導がきつくて逃げたいんだな?」

幼「全くだらしない奴だ。仕方ない、今日は比較的楽なメニューで……」

男「い、いやそういうのじゃないんだよマジで!」

男「ただ……たまにはのんびり遊ぶのもいいんじゃないか……って」

幼「2人で部活をサボろうという誘いかい?」

男「お、俺はちゃんと部活行くよ」

幼「…………じゃあ誰と遊べと」


男「女がさ……今日放課後旧校舎前に色んな人集めて遊びに行くってイベントがあるって言ってたんだ」

幼「……それに行って来いと?」

男「……あぁ。きっと楽しいと思うぞ? 結構イケメンも来るって言ってたし……」

幼「男はそれでいいのかい?」

男「……何が?」

幼「私がイケメンと仲良くなってしまってもいいのかい? と聞いたんだ」

男「……! よ、よくわかんねーなー。そんなの俺がいいとか悪いとか決めることじゃないだろ……?」

幼「……そうか……分かった」

男「……」

幼「お言葉に甘えて、今日はそちらで遊んでくるとするよ」

男「……お……おう! こっちのことは気にせず楽しんでこいよ」

男(…………これでいいんだ……これが幼のためなんだ……分かってる……)

男(分かってる筈なのに……なんだろ、この気持ち)


旧校舎前―

スタスタ…

幼「……やぁ」

女「あー幼さーん! よく来てくれたねー待ってたよー」

幼「どうも…………ところで、男の話じゃ色んな人が集まるって聞いたけど」

幼「見たところ女さんしかいないね」

女「……………………………あー、みんなねー。先に来てこの中で待ってるんだよー」

女「だから私達も入ろ?」

幼「入るって……この旧校舎の中にかい?」

女「…………そーだよ」


幼「……ふっ、流石にそれは稚拙すぎる嘘だね。もうちょっと何か仕込んでくると思ったよ」

女「…………はやくいこーよ」

幼「お断りだよ。私がここに来たのは君の本性を暴くためだったんだ」

幼「だというのに来て早々こんな見え見えの罠でお出迎えだなんて……」

クルッ

スタスタスタ…

女「………………………どこに行くの?」

幼「悪いけど部活に戻らせてもらうよ。私には遊びよりマネージャーの仕事の方があってるみたいだ」

幼「……ああそれと女さん」

幼「君からは、小学校の時私をいじめてた女子達と同じ……いやそれ以上の汚い匂いがするよ」

女「…………」


女「…………ハ…………ハハ…………」

女「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

幼「……!?」

女「……ハァ…………お前、めんどくせーな」

女「オイお前ら」パチンッ

女「出てこい。こいつ捕まえろ」

DQN1「へーい」
DQN2「はいはいゴメンよお嬢ちゃーん」
DQN3「うわっこいつぁ上玉だなぁ」

幼「な……なんだ、君達一体……」

DQNとヤンキーの違いがわからない

>>559
俺もよく分かってないです


ガシッ

幼「や、やめろ離せ! お、おーい誰かー! 助けてくれ!」

女「アハハハ! ばーか! 無駄だっつの」

幼「そんな……いくらここが普段目立たないからって、周りに誰もいないなんておかしい……!」

女「そりゃーそうだよ。私が誰も寄らないように指示回しといたからね」

幼「なんだって……!? お、女……君は一体……何者だ……?」

女「んー? 何者ってぇ? アハハハ、決まってるじゃん」

女「大好きな幼がレイプされて心を壊されてしまい、落ち込んでいる男の元にそっとかけよって慰めてあげる……」

女「優しい優しい女だよ」

幼「!!」ゾクッ

女「おーし、こいつ旧校舎までとりあえず連れてくよ」

DQN達「へーい」

幼「やめろ……離せ……離せえええええ!!!!」

友が来るんだろ、分かってるって^^v


体育館―

男子バスケ部1「へーい! 男、パース!」

男子バスケ部2「うおお! そっこーう! 上がれ上がれー!」

男子バスケ部3「おらおらまだまだ走れるぞー!」

男「はぁ……はぁ……お、お前ら……なんか今日は……やる気が、異常じゃないか……?」

男子バスケ部4「そんなことねーって! ほら男、休んでんじゃねーぞ!」

男子バスケ部5「今日は暗くなるまでみっちりやるからな! どこにも逃がさねーぞ!」

男「ハイハイ……どこにも逃げねーよ……ははっ」

友「……」

男「ん? どうした友? 元気ねぇな」


友「…………いや、何でも……」

男「そうか? それにしても今頃幼達は何やってるかなー、楽しんでるかなー」

友「!! ……さ、さぁ」プルプル

男「お……おい、本当に大丈夫かお前!? ちょっと休んだ方がいいんじゃ……」

友「…………男…………ちょっと聞いていいか?」

男「ん? なんだ?」

友「お前さ……幼のこと……どう思ってんだ?」


男「は!? な、なんでそんなこと今聞くんだよ!?」

友「……いいから」

男「え、えっと……昔っから色々世話焼いてくれてたりするし、い、いい友達だと、お、思
友「ごまかすな!!!!」

男「!!」

友「頼む……正直な気持ちを聞かせてくれ……」

男子バスケ部1「お、おいお前ら、サボってんじゃ……」アセアセ

友「お前らは…………ちょっと黙ってろ…………!」

男子バスケ部達「ひぃ……!!」


男「…………友」

男「…………はぁー…………俺はさ、臆病なやつなんだよ」

男「初めはほんとに偶然だったんだ……」

男「目の前で幼が困ってたから、特に何も考えずに助けただけ……それだけだったんだけど」

男「それでも幼は俺にすごいお礼を言ってきて……満面の笑顔を見せてくれた」

男「そっからは完全に確信犯。幼がちょっとでも困ってるって感じたら、俺は全力で助けに飛んでいったよ」

男「だけど……いつもそれを偶然とかたまたまだって言ってはぐらかしてきたんだ」

男「こっぱずかしかったってのもあるよ……だけど一番の理由は、怖かったんだ」

男「幼に俺の気持ちが伝わった時に……それを拒否されるのが……」

友「……」

男「だから俺は自分の気持ちすらごまかしてずっとここまで来てたけど……」

男「そろそろ限界かな……」





男「俺…………好きだよ…………幼のことが……1人の女性として…………大好きだ……!」

まて、まだはやい

男「だいすきだー!」

友「実は…」

男「なんだってー!」

助けに行く

しかし手遅れ

幼自殺

男「うおおおおお女め~」グサッ

女「うっ…」バタン

友「男…つらかったな…(これで男は俺の物…計算通り!」

>>597俺得

人望溢れる男に告げ口させず裏工作を続ける力が女のどこにあったというのだ

>>600そんな的確な事を言っちゃダメだろ


友「…………それを俺に言ってどうする」

男「間違いないな……はは……」

友「男……………………スマンっ!!」ザッ

男「は……は!? どうしたんだよいきなり!? 何土下座なんか……」

友「俺は…………お前に隠してたことがある…………!!」

男子バスケ部2「お、おい! お前何言おうとしてんだ!?」
男子バスケ部3「やめとけ! 消されるぞ!」
男子バスケ部4「ってかやめてくれ! 俺達まで消される!」

友「黙れ! 俺はもう我慢できねぇんだよ!」

男「消される……? 一体何を……?」


友「ていうか急がねぇと間にあわなくなるな……いいか男、よく聞け」

友「今幼の身に危険が迫ってる」

男「何!? な、何で!? 今あいつは幼達と遊んでる筈……」

友「その幼にやられそうなんだよ」

男「……そんな馬鹿な」

友「信じるか信じないかはあなた次第……なんて場合じゃねーぞ!」

友「いいか、とりあえず今は俺のことをひたすら信じろ! 死ぬ気で信じろ!」

>>623
女の間違い?

ぎゃーすいません、疲れてるね
>>626
3、4行目の幼→女です

>>623
だったしね…もうだめだ


友「女の家は実はかなりの金持ちで、この学校にも相当の出資をしてる」

友「裏の世界とも繋がりがあるみたいで、時々女が危なそうなやつと一緒にいるのを目撃したやつもいる」

男「そんな……そんな噂これっぽっちも聞いた覚えが無い……」

友「そりゃーそうだ。女はそのことをお前にだけは知られないようにひたすら根回ししたからな」

友「俺もそうだけど……みんな、かなりの演技派になったと思うぜ?」

男子バスケ部達「……」

男「なんでそんなことを……」

友「決まってんだろ。お前が好きだからだよ」

男「……」

友「決まってんだろ。お前が好きだからだよ」

俺「……」ポッ


友「女はお前に近づこうとするやつは徹底的に排除した」

友「普通に考えてみろ。マネージャーが連続で4人も抜けることなんてまずないぞ」

男「……」

友「それに秘密を漏らそうとするやつにも容赦しない……」

友「女は証拠を残さないし、まぁお前が気付けないのもしょうがないっちゃしょうがない」

男「…………友……それじゃお前は……」

友「旧校舎の中に行け」

男「……!」

友「お前は俺達がここで足止めをしている……ことになってるからあっちも油断してるだろ」

>>639
男「そ、その・・・実は・・・・・・」

友「どした?」

男「友!」

友「うわっ!」


・・・

男「ハァハァハァハァ・・・友!友ーー!!」パンパンパンパン!

友「んぎはぃぃぃいいん!!しゅっ、しゅごいのおおお!!」ガクンガクン


友「結局長話しちまった……急げ! 今なら間に合う!」

男「……!! 行ってくる!!」

男子バスケ部1「ま、待て!」
男子バスケ部2「お前を通す訳にはいかねーんだって」
男子バスケ部3「そうだ! 男……俺達友達だろ?」
男子バスケ部4「友達がどうなっちゃってもいいのか?」

男「ど、どいてくれ!」

スッ

友「おいおいお前らマジで見苦しいぞ……そんなことよりバスケしようぜ」

男子バスケ部5「そ……そんな場合じゃ……」

友「あれ? バスケじゃ不満か? そんじゃ……K-1ごっこでもするか?」

男子バスケ部「くっ……そー!!」

友「行け!!」

男「友……本当にありがとう!!」ダッ

NTRに成ったら静かにスレを閉じる。

>>662NTRとか、ただの流行りに乗せられたニワカが騒いでるだけだから気にすんな


旧校舎内―

女「おっけー。ま、ここでいいでしょ」

幼「くっくそ! やめろ! 離せ! 汚い!」ジタバタ

DQN1「おいおい上品そうな顔してとんだおてんばだねー」
DQN2「元気なのも結構だけど……」
DQN3「そろそろ黙れ……殺すぞ」

幼「ひっ……!」

女「ちょっとちょっとー。殺しは流石にパパでも揉み消すのきつそうだからやめてよー?」

DQN1「あははっ。分かってますって」

女「ま、精神ならいくらでも壊していいから」

女「このクソ女がもう2度と異性に近づけなるくらいトラウマあたえてやってよ」


DQN2「へいへい。そんじゃそろそろ始めますか」

幼(……い、嫌)

DQN3「ちょーっと痛いかも知れないけど我慢してねー。すぐに気持ち良くなってくるからね」

幼(嫌だ………………嫌だ嫌だ嫌だ!!)

幼(私の初めては……男にあげるって決めてたんだ)

幼(こんな……訳のわからないやつに奪われてたまるか!)

DQN1「じゃーまずは邪魔な制服を脱ぎ脱ぎしましょーねー」スル…

幼「!! さ……触るな!!」

パシーン



DQN1「………………………………いてーなコラ」

ついに俺が追いついた!!!

DQN1「こうなったら、いきなり突っ込んでやるぜ!そら!!」

DQN2「はぐぅぅっっ!!!」

叩いてくんないと矢田


DQN1「あー駄目だこいつ、ムカついてきたわー。女さーん」

女「何よ?」

DQN1「こいつ顔パンしてもいいですかー?」

女「ちょっと……何言ってるの? 顔は女の子にとってすごく大事なんだから」

女「腹パンにしといてあげなさい」クスッ

DQN1「うわー女さんやっさしー! おい、顔は勘弁してやるよ……泣いて感謝しな」

幼(も……もう駄目だ……やられる……)

DQN1「おらぁぁぁぁ! 泣き喚けぇぇぇぇ!!」グワッ

幼「いや……男……男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」










「あれ? 何してんのお前ら」

アホ男子8「あれ? 何してんのお前ら」

DQN1「あ、ほんとだ。相手間違ってるや」

~~その頃~~
友「」ビタコンビタコン

アホ男子8「あれ? 何してんのお前ら」


アホ男子9「幼ちゃんもこんなとこで何してんの?部活は?」

アホ男子4「今日休みなんじゃね?」


アホ男子6「じゃあこれから一緒に遊ぼうぜ!」

DQN1「あ?なんだこいつら」

DQN2「関係ないやつはすっこんでろよ」


アホ男子3「関係ない・・・だと?」

アホ男子2「俺たちは幼さんに一目ぼれしてんだ!!!」

アホ男子1「関係ないとかふざけたことぬかしてんじゃねぇぞ!」


幼「皆・・・・ポッ////」




俺「」

すいません
今ラストまで書き溜めてます
もうちょっとだけお待ちを

ふぁいとー

女「こうなったら、無理やりでもあたいが童貞奪ってやるぅっふっふぅぅっっ!!」

女「あんたたち、男を捕まえなっ!!」

DQNS「ブラジャー!」

幼「やめてぇぇぇっっっ!!!」

友「ムハァーッ!!!」ビタコーンビタコーン

男「オッ!オォォォウ!!」

幼・女「ハッ!?」

友「・・・」

幼「・・・」

女「・・・」

友「イッ!イグゥゥゥゥッッッ!!!」ビタコーンビタコーン

男「オッ!オォォォウ!!」

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
 ⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
   ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄

          /\
     . ∵ ./  ./|
     _, ,_゚ ∴\//
   (ノ゚Д゚)ノ   |/
  /  /

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/_
      /_/

カスども書き込み速度落とせ
そんなにたくさん書き込んだら終わる前に1000行くだろ
クソが


DQN2「…………あ?」

DQN3「誰だお前……ここには近づくなっての、聞いてなかったのか?」

「……」

スタスタスタ…スルー

DQN2「……って、無視して通り過ぎてんじゃねーよ!」

スタスタ..ピタッ

DQN1「おいおい僕ぅ? 君自分が今どんな状況かわかってる?」

幼「あ……あ……」ポロポロ



男「なんか邪魔したか?」

幼「お……男ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」バッ


ギュー



男「! …………悪い……遅くなっちまった……一体何された!?」

幼「大丈夫……男が来てくれたから……何にもされてないよぉ……Hなことも……」

男「そっ、そうか。そりゃよかった////」



DQN1「おいおい何だよこの感動の最終回みたいな空気はよ……」
DQN2「……女さんこのどこの馬の骨とも分からない奴どうします? 潰しますか?」

女「…………………………」ブツブツブツブツ

DQN3「お……女さん……?」


女「な、ななななな何でここに、お、お、男が、がががが……」ガクガク

男「……偶然……たまたま…………ま、理由なんてどうでもいいだろ?」

男「女……俺はお前を……ゆるさねぇよ……」

女「……!!!!」



女「あ、ああああああ……」

DQN1「ちょ、ちょっと女さんしっかりしてください」

女「やめろ……こっち……くるな、ああああ。お……お前らみんな……帰れ……消えろ……」

DQN達「……なっ……」


女「あ、あああああ。も、もう駄目だ男にばれた終わりだこれまでずっと頑張ってきたのに
ばらしたの誰だよとりあえずそいつ処刑しなきゃああでもそんなことしたってもう遅いだって男に嫌われちゃったんだもん
アハハハハ私ってほんと最後の最後でつめが甘い何でこうなっちゃったんだろうやっぱりアイツがきたからだよね
アイツが来なけりゃ男は今頃私のものだったんだそうだやっぱりアイツが悪い全部全部アイツが悪い
アイツのせいだアイツのせいだアイツのせいだ……そうだ……」ブツブツ

男「……」ゴクッ

女「アイツを殺そう……」

ギラッ

男「!! ……なっ、ナイフ!?」


女「死ね……死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

幼「!!」

男「幼っ!!」

ドンッ

幼「キャッ!?」

グサッ

女「え」

幼「いたた……って        え」

男「ぐふっ……」ポタポタ


幼「………………おとこ……おとこおおおおおおおお!!!!」

女「お、男……ウソ……そんなつもりじゃなかったのあなたを刺す気なんてなかったのホントなのごめんなさい!
ごめんなさいごめんなさいごめんなs
幼「どいてぇっ!!」ドンッ

DQN2「お……おいこれなんかやばくないか?」

幼「君達っ!! そこでボケっとしてないでさっさと救急車を呼んでくれっ!!」

DQN3「は、はいっ!!」

DQN達(何でレイプしようとしてた娘から命令されてんだろ……)


幼「男……男ぉ……すぐ救急車が来るからな……死なないでくれよ……?」ポロポロ

男「ハ……ハハハ…………」

幼「な……なんでこんな時に笑ってるんだ君は……」ポロポロ

男「いや……懐かしくて……さ……」

幼「懐かしい……?」ポロポロ

男「ああ……昔……俺がお前の家に屋根伝いで遊びに行こうとして……落ちた時みたいだと思って……」

男「ほら……傷口もあの時とほとんど一緒……はは……」

幼「笑えない……笑えないよぉ」ポロポロ


男「だーいじょうぶだってー……あの時も約束したら、死ななかったろ? 覚えてるか?」

幼「覚えてるよぉ……でも……でもぉ……!」

男「だから幼……あの時の約束をもう一度させてくれ……」

男「しかも……今度はあの頃みたいに適当じゃねぇ……本気だから……聞いてくれ」

幼「……グスッ…………………」



男「幼……………俺は死なない……! 絶対……死なないから……だから……」












男「……この怪我が治ったら結婚しよう」


幼「…………………うん……しよう…………」ボロボロ

幼「だから……死なないで……」

男「……は……はは……だ……から……しなねぇって……い……た、だ……」

男「……」






幼「………………………おとこ…………………やだ……………」

男「」

幼「おとこおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

さすがに死なないだろ

ksk

精神を加速させろ


――――――――――――――――――――――




スタスタスタ

友「お……幼ちゃん!」

ピタッ

幼「……あ、友くん……」

友「この間は、本当ごめん……謝っても許されることじゃないけど……それでも……ごめん」

幼「友くんだけ責めてもしょうがないよ……みんなあの女に脅されてたんだし」

友「……すまねぇ…………………もしかして、今から男の所に?」

幼「……うん……そのつもりさ……」

友「そっか……じゃこれ、アイツが欲しがってたバスケットボール……渡すんで……棺に入れるように言っといてください」

死んだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

                     /j
                   /__/ ‘,

                  //  ヽ  ', 、
                    //    ‘     
                /イ       ', l  ’     …わかった この話はやめよう
               iヘヘ,       l |  ’
               | nヘヘ _      | |   l    ハイ!! やめやめ
               | l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ

               ゝソノノ   `ー‐' l ! ¨/
            n/7./7 ∧        j/ /     iヽiヽn
              |! |///7/:::ゝ   r===オ        | ! | |/~7
             i~| | | ,' '/:::::::::::ゝ、 l_こ./ヾ..     nl l .||/
             | | | | l {':j`i::::::::::::::::`ーr '         ||ー---{
              | '" ̄ ̄iノ .l::::::::::::::::::::::∧       | ゝ    ',
      , 一 r‐‐l   γ /、::::::::::::::::::::::::〉ー= ___  ヘ  ヽ   }
    / o  |!:::::}     / o` ー 、::::::::::::i o ,':::::::{`ヽ ヘ     ノ
   / o    ノ:::::∧   /ヽ  o  ヽ::::::::| o i::::::::ヽ、 /   /
   /    ノ::::::/    /::::::::ヽ  o  ヽ:::| o {::::::::::::::Υ   /


幼「……え? それって……」

友「ハイこれ……お願いね……」

タッタッタッ

幼「友くん……行っちゃった……これを男の棺に……って」

幼「!」

幼「……なるほど」

まさか死んだ振りして逃げるって設定ですか?w
まさかねw

生きてるって信じてる


幼「…………男……」

男「」

幼「…………男ぉ……」

男「」

幼「…………男…………………………」

幼「起きろ」

ゴン

男「!? ………………いった!? 何だよ突然……って幼? ……と、ボール?」

男「ってコレ俺が欲しかったボールじゃん!」

幼「友くんからだよ。それを男の棺に入れてくれって」

男「はぁ? 俺は生きてるっつーの。縁起でもねぇこと言いやがってあいつ……」

なーんか最近序盤そうでもないのにクソ展開突っ走るSSばっかな気がするな

ksk


幼「それと一緒に渡された手紙がこれだ」

男「手紙?」

『男よ。俺がお前にプレゼントを送るなんて多分最初で最後だからありがたく使え』

『途中で捨てるのは許さん。ちゃんと死ぬまで使って、死んだらこれを棺に入れろ』

男「そういう意味かよ……随分なブラックジョークかましやがって……」

男「それに直接渡しにくりゃいいのに……」

幼「多分君に会うのが気まずいんじゃないかな?」

幼「私にもかなり申し訳なさそうに接してきたし」

男「ふん……悪いのは女なんだから……その女も自主退学したし……気にしなくていいのにな」

1000取り合戦いくぞー!

ksk

ksk


幼「もう傷は大丈夫なのかい?」

男「それ聞くの何回目だよ。大丈夫だっつってんだろ」

幼「でもやっぱり完治するまでは不安で……」

男「俺はお前と結婚するまで絶対死なねぇ」

幼「男……」

男「もちろん……結婚しても、子ども産むまではしなねーし」

男「その子どもが孫産むまでしなねーよ」

男「なっ?」

幼「…………うんっ!」


男「それに……俺は刺された事件に対してちょっとは感謝してんだぜ?」

幼「は……? な、何故……?」

男「本音が言えたから」ズ

男「もうごまかす必要なくなったから」ズイ

幼「お……男……近……」

チュッ


幼「な、いきなり何を!?////////////」

男「キスだよ」ドキドキ

幼「え……あ……な、何で?////////」

男「……昔なら偶然って言ってたけど」



男「……好きだから」

幼「はうっ////」






男「女……好きだ。愛してる」

幼「……私もだ。愛してるよ。男」



終わり

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

疲れたー
途中からスレのスピードがあがってきて、落ちる前に仕上げようとして急いで書いたから
なんか急展開になってしまって申し訳ない
そっかー、結婚は無いかー

最後クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

>>880
女→幼
ゴメン……

>>917

            _. -─‐-
            /      ⌒ \
          /  ⌒   (● ) \   
         /  ( ● )  、_)   ヽ  
       |      (__ノ /     |
       ヽ       ̄    _ノ
        >      ̄    \

初めて挑んだssでこんな伸びると思ってなかった
読んでくれた人、支援してくれた人、保守してくれた人に感謝しつつ
おつ

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