【艦これ】泣き虫雪風と釣り人提督 (1000)

初めまして。艦これのSS書かせていただきます。

注意事項
・雪風メイン…の予定。
・俺設定満載
・雪風がよく泣く
・思いついたネタ不定期に投げると思われます。投稿速度はあまり期待しないでね
・地の文つき

それでも良いという方はお進みください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383229485



時は20XX年。
人類の敵は人類以外にないと誰もが思う時代。

だが、その矢先に、新たな敵が現れた。
深海棲艦である。

彼女らは海流を支配し、通りがかる船舶に無差別に砲撃を繰り返した。
漁船や旅客船、タンカーなど、通りがかったあらゆる船が彼女たちの餌食となった。

各国はすぐさま軍を出動させたが、何度戦果を挙げてもしばらくするとまた現れた。
幾度繰り返しても無駄であった。軍事費の無駄遣いと非難されるようになった。

かくして、海の通商はずたずたになり、漁もろくにできない有様となった。
また、海底資源の取得も困難となった。

人々は、この謎の存在たちに恐怖した。海はもはや安全ではなくなった。

「まったくよー。あいつらどうにかなんねーかなー」
そういって男は桟橋から海に石を投げる。ぼちゃん、という音が遠くに響く。

彼は漁師であった。深海棲艦が現れるまでは。
年は三十路半ば、漁で生活を営んでいた。
だが、深海棲艦によってその生活は破壊され、仲間も三々五々と散っていった。
港をひとつ丸ごと持つほどの大地主であったが、深海棲艦が跳梁跋扈する現状、ただの無駄な土地である。

「どこぞの巨人じゃないが深海棲艦どもを一匹残らず駆逐したいなー、マジで」
「本当に、駆逐したいですか?」
「あぁ、そうだな。って誰だよお前は」

彼が振り向くとそこには猫の前足を握って吊るしている少女が一人。

「私ですか? そうですね、猫吊るしとでも呼んでください」
「名前とかはどうでもいい。今、深海棲艦をどうにかできる口ぶりだったな?」
「はい」
「その言に嘘偽りはないな?」
「あなたが私の話を信じれば」
「突然胡散臭くなったな」
「信じないならそれでいいです。別の見込みありそうな人探すだけですし」
「…まぁいい。話を聞こうか」

男は桟橋に腰掛ける。猫吊るしも隣に座る。

「で、どうすりゃいいんだ」
「そうですね。人を指揮した経験は?」
「まぁ漁をしてたころは船長だったし、あるといっていいだろうな」
「いいですね。これから貴方には、艦隊を指揮してもらいます」
「艦隊だぁ? 軍でも率いるつもりか?」
「まぁありていに言えばそうですね」
「このご時勢、船を出すこと自体が自殺行為だろうに」
「ふふふ、何も船そのものを出すわけではないのですよ。こちらへ来て下さい」

そういうと猫吊るしは立ち上げると、猫を振り回しながらどこかへ歩き出していった。

「ちょっと待てよ。どこへ行くつもりだ」
「倉庫をひとつお借りしましてね。そこで準備を」
「この港の倉庫は全部うちのなんだが」
「そうそう、港ごと全部政府が接収しました」

さらりと言われた一言に男は足を止める。

「おいぃ? 許可を出した覚えがないんだが?」
「最近施工された法律でしてね。深海棲艦が襲ってくる恐れのある港は政府が保障する代わりに接収するという」
「ふざけんなよ!?」
「法律立てたの私じゃないですし?」
猫吊るしは片手で猫をぶら下げながら肩をすくめる。

そうこうしているうちに立ち並ぶ倉庫のひとつにたどり着く。

「で、何をするつもりだ。」
「貴方が指揮する艦船を造るのですよ」

シャッターが開く。そこには山と積まれた鋼鉄、ドラム缶、弾薬、ボーキサイト、そして…

「何だこりゃ?」

そこらをうろつきまわる小人たち。

「妖精さんですよ」
「は?」
「妖精さん」
「そうじゃなくてだな」
「この程度で驚いてたらこの先が思いやられますよ」
「何があるってんだよ」
「これから貴方には艦娘を造ってもらいます。実際作るのは妖精さんですが」
「カンムスぅ?」
「簡単に言えば、戦時の艦船の霊魂を宿した少女です。主に燃料と鋼鉄と弾薬とボーキからできます」
「…帰っていい?」
「ダメです」
「頭おかしい、というか頭おかしくなりそうなんだけど」
「大丈夫、頭がおかしくなることを代償に海の平和を取り戻せるなら安いものです」
「大丈夫じゃねーよ」
男の言を聞き流し、猫吊るしは白い海軍帽を取り出す。
「あ、後この帽子をどうぞ。軍服は後で調達しますので」
「…いや、さらりとスルーすんなよ」
「これで貴方は提督です」
「何でだよ」
「軍というのは上からの命令に絶対服従ですので偉い肩書きは艦娘に言うことを聞かせるには必要不可欠かと」
「偏見甚だしいな」
「まぁセクハラしたら手首の一つや二つは落ちますが」
「なにそれこわい」

そこらをうろつきまわっていた妖精さんたちが整列する。

「あ、建造の準備が整ったみたいですね」
「ふーん。どうやって造るんだ?」
「まぁいろいろと。あそこの資材を元に配分を決めるんですよ」

猫吊るしが指を差した先には数字が書かれた四つのドラムがついた得体の知れない装置があった。

「多けりゃいいってもんだよな」
「そんなことはないですが」
「テキトーでいいだろテキトーで」

そういいながら言葉通り適当にドラムを回す男。

「ところで、ボーキサイトって何だ?」
「精製するとジュラルミンの元となるアルミニウムになるんですよ。主に航空機とかの材料」
「飛行機作るわけじゃねーんだからこれは最小限でいいか。そーれ、ぽちっとな」

建造開始ボタンが押されると同時に妖精さんたちが一斉に動き出す。

「…で、どのくらい時間がかかるんだ?」
「えーと…24分ですね」
「わかるものなのか」
「えぇ。さっきも話したとおり太平洋戦争で活躍した艦船の霊魂を取り込んで形作ります。
 どのようなのが来るかは資材投入時点で大体わかるんですよ」

「…で、どのくらい時間がかかるんだ?」
「えーと…24分ですね」
「わかるものなのか」
「えぇ。さっきも話したとおり太平洋戦争で活躍した艦船の霊魂を取り込んで形作ります。
 どのようなのが来るかは資材投入時点で大体わかるんですよ」
「で、それの目安が建造時間ってわけか。24分ってどんなのがくるんだ? やけに中途半端だが」
「陽炎型駆逐艦ですね」
「俺は軍史には疎いんだ。もっと具体的にかつわかりやすく話せ。強いとか速いとか」
「むちゃくちゃ言いますね。簡単に言えば割と後のほうで作られた都合上、駆逐艦の中では性能高めですよ」
「ほー。強かったのか。戦争でも活躍したのか?」
「することはしましたが、大体戦中に沈んでますね。一隻をのぞいて」
「その一隻とは?」
「陽炎型八番艦、雪風」
「しらねーよ。つーかどんな活躍したんだよ」
「説明は長くなるんで省きますが、幸運の女神がついているとするなら彼女以外ありえないといわれるほどの奇跡の艦ですね。
 太平洋戦争の主だった戦闘に参加し続けたにもかかわらずほとんど無傷だったといわれてます。
 敵だった連合国も最優秀艦と太鼓判を押すほどの。興味があったら資料あさってみてください。
 彼女に限らず、あのころの艦船のエピソードは調べてみるといろいろ興味深いですよ」
「説明が面倒くさいから丸投げしようとしてるだろ」
「だって詳しく説明してたらまる一日つぶれちゃいますし?」
それを聞いて男はため息をつく。
「勉強ってのは大嫌いなんだよ」
「知らなくても運用はできますからご安心を」
「全く、ありがたいこった。…艦娘を造って、それからどうするつもりだ?」
「そうですね。本当は数隻造って艦隊をつくってから出撃、といいたいところですが、
 何か疑ってるようなのでテスト航海がてら造った艦娘の実力をお目にかけましょう」
「自信満々だな」
「そりゃそうですよ。深海棲艦が出てこの方政府が秘密裏に対策を…おっと失言」
その一言に、男の目が険しくなる。

「…おい」
「何でしょう?」
「話せ」
「いやですよ。この猫手放したらすぐにどっかいっちゃいますし」
そういって猫吊るしは手にぶら下げてる猫を掲げる。
「放せ、じゃねーよ!! かなり隠してることがあるだろ!! 全部洗いざらい話せって言ってんだよ!!
 港を勝手に接収する法律が通るとか正気の沙汰じゃねーぞ!?」
「その内話しますよ。政府のお墨付きだからそこらへんの心配はしなくていいって事だけ覚えてください」
「いや今すぐ話せよ! それになんで俺なんだよ!!」
「知らぬが仏という言葉もありますし」
「ご・ま・か・す・な!」
男が声を張り上げたその直後、妖精さんの一人が近づいて
「できたよー」
と元気な声を上げる。
「あ、建造が完了したみたいですね。早速見てみましょう」
「ちょっと待て。まだ話は終わって…」
目を向けた先には少女が一人。
栗色の髪に砲を乗せ、左右にはレーダーを模した髪飾り。
首に双眼鏡を提げ、肩にはバッグを模した連装砲を引っ掛け。
魚雷を背負って前開きのセーラー服型ワンピースを着た女の子。
「陽炎型八番艦の雪風です! どうぞよろしくお願いします!」
「あ、あぁ。よろしくな」
ほぅ、と猫吊るしが感嘆のため息を漏らす。
「大当たりですね」
「さっき話してたのがこいつか? だいぶ印象と違うような。どう見ても歴戦を潜り抜けてきたって感じじゃないだろ」
「そういうもんです」

一方雪風はというと辺りをきょろきょろ見回している。
「どうしたんだ?」
「あのぅ…仲間は…?」
「いないぞ」
「えっ…そんな…」
「ん?」
「雪風が…雪風がみんなを…」
「何を言って…」
「うぁぁぁぁぁん!!!」
堰を切ったように泣き出す雪風。
「な、何だってんだよ!? 落ち着け、落ち着けって! どうなってんだよ猫吊るし!!」
振り向くと猫吊るしは床に転がって猫と戯れていた。
「あー、有名ですよ。死神雪風。
 僚艦が沈んでもほとんど無傷で生還することから、仲間を次々喰らう艦として内外の乗員から見られてたそうです」
「ふぇぇぇぇん」
「あぁもう。他のやつらはまだ来てないだけだから泣き止めって。な?」
「ひっく…ぐしゅ…本当ですか?」
「本当だとも。なぁ猫吊るし?」
男は雪風を宥めながら猫吊るしの方を向く。

だが猫吊るしは素知らぬ顔をして話を続ける。
「あと味方を犠牲にした例としては雪風が発見した潜水艦を天津風が見に行ったときとか、比叡の雷撃処分とか、
 あと雪風が触った回数機雷に触れてやられた初霜の話も忘れちゃいけませんね」
「!!」
猫吊るしの言葉に、雪風は耳をふさいで縮こまった。
「ゃ…ぁ…ぃゃ…」
男は猫吊るしを睨み付ける。
「おい、猫吊るし」
「おっと失言でしたね」
「わざとか?」
「ちょっとお耳を」
「あぁ?」
猫吊るしが背伸びして男に耳打ちする。
「私があえて悪役になることによって彼女から貴方への好感度を上げようという策略ですよ」
「ゲスいな。そこまでして汚れ役する必要あるのか?」
「まぁ長い付き合いとなるでしょうしね。それに私じゃなくて貴方が指揮するのですから」
 とにかく慰めてあげてください。落ち着いたら出撃しましょう」
「こんな子を戦闘に出すとか、鬼か?」
「猫吊るしです」
「全く…」

男は踵を返し、雪風と一緒にしゃがみこむ。
「ひぐっ、ひぐっ…」
「よしよし、大丈夫だ、雪風。そんなことさせやしないからな」
そういって雪風の頭をなでる。それにあわせて泣き声も小さくなる。
「ぐしゅ…しれぇ、雪風、見苦しいところをお見せしちゃいました…」
「気にすんな。それよか涙で顔がぐしゃぐしゃだぞ。ハンカチ貸してやるから拭いとけ」
「しれぇ…ありがとうございまふ…」
男から借りたハンカチで顔を拭う雪風。
「ところで…『しれぇ』って何だよ」
「司令官ってやつです。英語で言うコマンダーのことですね」
返事をしたのは猫吊るし。
「司令、か。司令って人じゃなく命令とかそういうものを指すもんだと思ったが」
「細かいこと気にしてたらハゲますよ」
「うっせ。ハゲるにはまだ早ぇーよ」
「しれぇ」
男の服の袖を引っ張り呼びかける
「ん、何だ雪風」
「ハンカチ汚れちゃったので、後で雪風が洗って返しますね」
「そのままでも別にいいんだが…まぁ、好きにしな」
「はい! がんばります!」
再び猫吊るしのほうへ振り向く。
「……猫吊るしよ」
「何でしょう?」
「先行きが不安なんだが」
「え? 私はこれほどツイてるんだからもう深海棲艦の命運は尽きたものと思ってますが」
「ポジティブだなおい」

こうして元漁師の男は、提督業をはじめることになったのであった。

第一話、完!!

書けたら第二話投下したり突然の小ネタ投下したり
時系列がキングクリムゾンするかもしれませんがよろしくお願いします

【悲報】前情報集めてとっととE-1クリアするかと意気込んだところヘルメット娘に妨害される
なお、金剛の改二レベルにも到達できていなかった模様

という訳で悲しいので小ネタ投下する

提督「艦娘ってのもつくづく謎だよなぁ。燃料、弾薬、鋼鉄、ボーキから造られるわけで」

ここは工廠の資材庫。元は倉庫だったのだがいつの間にやら改築された。

提督「魂部分は艦船のそれ、というけどここらへんオカルトチックだよなぁ」

ぶつぶつつぶやきながら燃料の入っているドラム缶に近づく。

提督「ぷかぷか丸は別途燃料入れてるけど何でこっちの燃料じゃだめなんだ?」

ドラム缶の口を開ける。甘い匂いが鼻腔をくすぐる。

提督「……?」

どう考えても燃料のにおいではない。
事実を確かめるため、備え付けのポンプでくみ出す。
そして、指で一掬いして舐めてみる。

提督「ココアだこれ!?」

提督「ってことは弾薬も…」

外側はスナック、中身は最後までチョコたっぷり!!

提督「鋼鉄も!?」

銀紙に包まれた板チョコ!!

提督「ボーキも!?」

チョコチップクッキー!!


提督「……えー、全部チョコ?」

コニチハ、カカオデス

提督「幻聴は引っ込め畜生」

??「ふふふ、知ってしまいましたね…」

提督「誰だ」

猫吊「みんながあたしを待っている! 妖怪猫吊るしです! 妹の猫土下座もよろしくね!」

提督「妖怪だったのか」

猫吊「みんなそう呼ぶんですよ。失礼しちゃいますね」

提督「自称してたぞ」

猫吊「そんなことはどうでもいいのです」

提督「確かにどうでもいいがあのチョコ菓子の山は何だよ」

猫吊「女の子はみんな砂糖やスパイス、素敵な事柄で出来ているのです」

提督「ケミカルXも入ってんのか? ん?」

猫吊「もちろん艦娘も例外ではありません」

提督「空母連中はどちらかといえばご飯大盛りで食うイメージだが」

猫吊「というわけで記憶を消さねばなりません」

提督「ちょっと待てや」

猫吊「大丈夫。ものすごく痛いけどすぐ気を失って感じなくなりますよ」

提督「駄目だろ。それに、お前どうやって攻撃するつもりだ」

提督と猫吊るしは5~6mは離れており、しかも猫吊るしは例によって猫を吊るしている。

猫吊「私にかかれば、距離も、時間も、すべてが無意味なのですよ」

提督「!?」

彼女が猫を掲げた瞬間、提督の視界が揺らぎ、霞み、激痛とともに白く、白く染められていく…

提督「ぐ、ぐあぁぁぁぁあ!?」

提督「あ"あ"あ"あ"っ"!?」

反射的に体を起こす。

気づけば執務室兼自室。簡易ベッドの上。ふと横を見ると心配そうにこちらを見つめる雪風の姿。

雪風「しれぇ、大丈夫ですか…?」

提督「あ、あぁ、何か悪い夢を見ていたようだ…。
   着替えたら、ちょっと資材の備蓄を見に行くか…その後演習を行うから雪風は演習の準備をしてくれ」

雪風「了解しました!」


そして>>19へ…

……無限ループって、こわくね?

パワパフで有名だけど更に元をたどるとマザーグースの歌の一節なんだよねぇ >砂糖やスパイス、素敵な事柄

第二話は明日投下する予定です。

【悲報】今日のE-4攻略は諦めた【女神ガン積み不可避】

という訳で投下します。

「で、だ」
港に戻った3人。元漁師の提督と、猫吊るしと、雪風である。
「どうやって力を見せるつもりだ? まさかここから砲撃するわけでもあるまい」
「やだなぁ、敵の砲撃を掻い潜っての砲雷撃戦に決まってるじゃありませんか」
「ものすごく危なくないか?」
「えてして前近代的な戦術が有効なものです」
「大丈夫かなぁ」
「それにこれがあるから大丈夫です」
そういって猫吊るしは懐から花を模した黄色いバッジを取り出す。
「これは?」
「旗艦バッジです。これをつけている艦娘はどれだけ痛めつけられても絶対沈みません」
「…言いたい事はいろいろあるがそれは後だ」
猫吊るしからバッジを受け取る。何の変哲もない、安全ピンで留めるバッジにしか見えない。
「これを雪風につければいいんだな?」
「ええ。どこでも構いませんよ」
「じゃ、雪風、ちょっとじっとしてろ」
「はい!」
そういうと男は雪風の左胸にバッジを取り付けた。
「よーし、これでいい」
「雪風、がんばります!」

「さてと…これで、どうするんだ?」
猫吊るしのほうを向き、再びたずねる。
「近頃、この近海に深海棲艦の偵察艦の存在が確認されています。それを撃沈…いや鹵獲しましょう」
「へぇ、大きく出たもんだな」
「その近くまでは、すでに用意してある船で行きます。どこら辺まで近づくかは指示しますのでご安心を」
桟橋を見ると軽く10人は乗れそうな船がすでに待機していた。先ほどはなかったはずだが…。
「ありがたいこった」
「近くまで来たら艦娘の出番です。後は仕上げをごろうじろ。ってね」
そう言うと、彼女は船へ乗り込んでいった。男も後に続く。
「しれぇ」
雪風から声がかかる。
「なんだ?」
「雪風が、お守りします!」
「あー、はいはい」
「むー」
提督のつれない返事に雪風は不満げにふくれっつらをする。

「さーて、ぷかぷか丸、出航しますよ!」
やけにテンション高く猫吊るしが叫ぶ。
「何だそれは」
「この船の名前ですよ」
ともあれ彼らは深海棲艦退治に出発したのであった。

「猫吊るしよ」
操舵しながら男が尋ねる。
「なんです?」
「旗艦バッジとか言う便利なものがあるなら艦娘とやらを片っ端から造って全員につければいいんじゃないか?」
「近くに旗艦バッジが複数あるとなんか相互干渉起こして沈んじゃうようになるみたいです。
 あと沈まないだけでボロボロの艦娘なんて置物に毛が生えた程度の戦力しかありません。浮き砲台の方がましです」
「世の中うまくはいかないもんだな」
「まぁ全員未帰還にならないだけでも儲けものです…おっと、この辺でストップ」
「あいよ」
船を停止させる。甲板へ出ると雪風が双眼鏡で水平線を見ていた。
「何か面白いものでも見つかったか?」
「敵艦、発見しました!」
「ほぅ?」
男が目を凝らすと確かに水平線の向こうに黒い盛り上がりが見える。
「あれは、駆逐イ級ですね」
同じく出てきた猫吊るしが断言する。
「クチクイキュウ?」
「駆逐艦クラスのイ級です。発見された順にイロハ順で級をつけていっています」
「へぇ、強いのか?」
「深海棲艦の尖兵、いわば下っ端ですね」
「でも砲撃とかするんだろ?」
「魚雷らしきものも積んでます」
「そこで雪風の出番というわけか」
雪風のほうを振り向く。彼女はすでに準備万端のようだ。
「しれぇ、出撃命令を!」

「…そうだな、よし。出撃だ」
その言葉を聞くや否や、雪風は船から飛び降り、そのまま滑るように海面を突き進んでいった。
「うぉ!? 意外と速いな!?」
そのままイ級の横を通りすがりさまに、手に持ったバック型の連装砲で砲撃を浴びせていく。
イ級も反撃するものの掠りすらしない。
雪風は反転しながら背負っていた魚雷発射装置を構える。
「魚雷装填! 発射します!」
バシュゥン、と言う音ともに魚雷が発射され、深海棲艦に突き進んでいく。
次の瞬間、ドゥン!! と水柱が盛大に上がった。
「おー、こいつぁすげーなー…」
男は感嘆の声を上げる。
「でしょう?」
「何でお前がドヤ顔してるんだよ」
雪風はイ級の船尾部分にロープをくくりつけると、それを引っ張るようにして提督たちのほうに戻っていった。

「雪風、敵駆逐艦を鹵獲してきました!」
「おう、お疲れさん」
引き上げたイ級を検分する。見ようによっては大物の魚にも見えなくはない。

「…で、どうすんだよこれ」
「解体します」
「これを、か?」
「マグロの解体みたいなもんですよ」
事も無げにそう答える猫吊るし。両手にはいつも吊るしている猫ではなく巨大な肉切り包丁。
猫はというと雪風にじゃれ付いていた。
「いきますよー…どりゃ!」
掛け声とともに包丁が振り下ろされる。だが体の半ばで刃は止まってしまった。
「威勢の割にたいしたことねーな。代わってやろうか?」
「あ、代わってくれます? 今切って止まったところの周辺を切り開いてください。『雫』がありました。取り出しましょう」
「液状物体が何で硬いんだよ」
「便宜上の呼び名です。周りはバラしてもいいけど海には捨てないでくださいね。後で使うので」
「わけがわからないよ」
「帰ればわかりますって」

適当に切り開くと中から丸い結晶状の物体が出てきた。
「これか?」
「それが『雫』ですね。周りごと先ほどの倉庫に運びましょう」
「もっと水滴状のものかと思ったが、これはまるででかい飴玉だな」

なんだかんだで帰投した提督一行。
イ級だったものは雪風が押す台車に乗せて運ばれている。
「で、この雫とやらとイ級だったグロ物体どうするんだよ」
「建造担当の妖精さんに渡してください」
先ほどの倉庫前にはすでに妖精さんが待機していた
「はーい、艦娘にするよー」
「…ん? 艦娘にする?」
「ちょちょいのちょいで」

ぼふんっ、という微妙にファンシーな音とともに少女の姿が現れた。

「早っ!?」
「雫の中身は艦娘の霊魂ですからね。呼ぶ時間は省略できます」
「あぁ、なるほど」

その少女の髪は黒く、右腕に連装砲、左腕に単装砲、腰に魚雷発射管を装備し、機関を背負っている。

「初春型四番艦、初霜です。皆さん、よろしくお願いします!」
「はつ…しも…?」

その名前に雪風が震え出す。
「あ…あぁ…」
「初霜って確か…」
提督が思い出すより早く
「うわぁぁあぁぁぁん!!」
泣き出す雪風。
「あぁ、もう。なんで艦娘見ただけで泣き出すんだよ」
初霜はそんな雪風にそっと近づく。
「あの事、気にしてたの?」
「ごめんなざい、はづじもざん、ごめんなざい…」
「私は気にしてないから、雪風も気にしないで。ね?」
謝り続ける雪風の頭をそっと撫でる。
「ひっく、ひぐっ…」
「……あの事ってさっき猫吊るしが言ってた回数機雷の件か……?」
「そうですね。もう何十年も前のことなのに」
「ぐずっ、ぐずっ……」

ぐずる雪風を何とか慰めた後…

「初霜と言ったか。そういうわけで今のところ俺と雪風の二人しかいないがよろしく頼む」
「おまかせ下さい提督。皆をお守りします!」
「…雪風に抱きつかれた状態で決め台詞言われてもあまり締まらんな」
「一隻でも一人でも、救えるなら私は、それで満足なの。悲しむ子たちの泣き顔に笑顔を取り戻すために!」
そう言って初霜は雪風を抱きしめ返す。
「むぎゅぅ」
「そうだな。深海棲艦とやらを撃滅して、海に平和を取り戻すとしようか!」

第二話、完!!

ふー。第三話思いついたら書いたり小ネタ振ったり突然時系列がキンクリするかもしれませんがよろしくおねがいします。

俺E-5クリアできたらイベントネタにSS書くんだ…(死亡フラグ)

まいちんです

E-4の攻略開始したけど3連続懲罰房とか心が折れそう

今回は割とルート固定多いみたいだけど、そこまで懲罰房行きが連続するとなると
何かわかってない条件でもあるのかね

E-4に三式弾が有効って聞くから三式弾開発したけど圧倒的にレベルが足りない…

E-4終わったので平日資源積み増して来週末にはE-5叩き潰そうと思います(レイプ目)
潜水艦任務はE-5終えてからでいいかなぁ…

>>37
三式弾は4つぐらい欲しいです。46cm開発の副産物で3つほど出てたのでデイリーで1つ追加してなんとかやりくり完了

昨日はE-4攻略出来てとても気分がイイのでだいぶ時系列キングクリムゾンした話投下しようそうしよう

時には拗れることもある


切欠は些細なことだった。
新海域の攻略、新人の育成、新兵装の開発…。
そういったことにかまけてて、雪風がすねてしまったのだ。
さらに悪いことに攻略はうまくいかず、育成は進まず、開発もろくに出来ず。
そういうイライラを、そんな雪風にぶつけてしまったのだ。
結果? 惨憺たる有様さ…

「もぉ、しれぇなんて知りません!」

執務室のドアを後ろ手に閉め、泣きながら駆け出していく雪風。
入れ違いに翔鶴が入ってくる。
提督は両手で頭を支えるように俯いており、この上なく調子が悪そうに見えた。
「…あぁ、翔鶴か」
「今、雪風ちゃんが泣きながら出て行くのを見かけましたが…どうかなさったのですか?」
「あぁ、ちょっと喧嘩してしまってな…」
「追いかけなくて、いいのですか?」
「ちょっと頭を冷やしたい。今もう一度顔を突き合わせてもろくなことにならん」
「それもそうかもしれませんね…」
「うむ」
そこまで言うと提督は顔を上げた。心なしか目が虚ろである。
「それで、何か報告かね。確か今日の開発担当は翔鶴だったはずだ」
「はい。今日の開発は、彗星一二型甲、紫電改二、流星改、彩雲が出来上がりました」
「……そうか」
流星改。待ち望んでいた装備のひとつである。だが返ってきたのは生返事。
「あの…提督、よろしいでしょうか?」
「何だ」
「その…ちょっと調子がよろしくないようですし、休まれてはいかがでしょうか…?」
「……そうだな。今日は、何もする気が起きん。雪風が帰ってくるまで寝よう。帰ってきたら起こしてくれ。
 出撃も中止だ。遠征組も今日は帰って補給したら一日自由行動。そう通達してくれ」
「今回の艦載機はどうしましょう?」
「あぁ…瑞鶴に配備してくれ。彩雲は4スロだ」
「了解しました。それでは、お休みなさいませ」
翔鶴が去り、扉が閉まる。残すは静寂のみ。
「……寝るか」
提督は誰にともなくつぶやくと。簡易ベッドの上に身を横たえた。

キィーコ…キィーコ…

夕暮れ時の公園にブランコの揺れる音が鳴り響く。

「しれぇも言いすぎです。雪風が運を吸い取ってるからだ、なんて…ぐすっ
 …雪風も、ひどい事言っちゃいましたけど…」

キィーコ…キィーコ…
艤装を外した状態で出て行ったので傍目普通の家出少女である。

「ぐすっ…ひっく…しれぇ、まだ怒ってるかなぁ…」

キィーコ…キィーコ…

そして日は落ちていく。

「…きてください、起きてください、提督」
「んぁ…、翔鶴か…雪風が戻ってきたか?」
翔鶴に呼ばれ、寝ぼけ眼をこすりながら身を起こす。
翔鶴の顔には焦燥感が漂っている。
「まだ…まだ帰ってないんです!」
「…今何時だ?」
「ヒトハチマルゴー、もう六時を回ってます」
「確か俺が雪風と喧嘩したのは昼の三時過ぎだ」
ちらり、と整頓されて置いてある雪風の艤装に目を向ける。
「艤装を置いている以上、海のほうに行くのは自殺行為以外の何物でもない。という事は陸…鎮守府の近くにいるはず。
 雪風が本気で怒っているか、それとも雪風の身に何かあったか、だが…」
「あの時私が引き止めておけば…」
「いや、お前の責任じゃねーって」
「私が探してきます!」
翔鶴がそう言うや否や踵を返して廊下を駆け出す。
「あ、待てコラ! …行っちまいやがった」
ベッドに腰を下ろし背伸びをする。
「んぐぐ…っと。追うしかないか…」
ぼやきながら立ち上がり、執務室を出る。
「…いやちょっと待てよ」
向かうは外ではなく、艦娘たちの住まう寮。

「……」

うつむいてブランコに座ったままの雪風。

「お腹が空きました…」

くぅ、と鳴る腹の虫の音。

「…しれぇ、まだ怒ってるでしょうか…」

じわっ、と涙が零れる。

「しれぇ…やっぱり、一人は寂しいです…」

雪風はブランコから立ち上がり、とぼとぼと家へ、鎮守府へ向かって歩き出す。

艦娘寮へ入る。提督は基本的に用事のない時は立ち入らないが、事は急を要する。

(…艦娘たちの視線が痛いな)

おそらく雪風と喧嘩した件については全員周知なのだろう。
無言の非難を浴びながら、向かうは空母寮の奥。翔鶴と瑞鶴の部屋。

コン、コン。
「俺だ、提督だ。瑞鶴は居るか?」
「今開けまーす」
ドアが開き、ひょっこり顔を出す瑞鶴。
「あれ、姉さんは?」
「俺を起こした後、雪風探しに行くと言って引き止める間もなく飛び出しちまったよ」
「何で追いかけなかったんですか!?」
「無闇に探し回るのは嫌だからな。それに…」
「それに?」
「なーんか嫌な予感がする。瑞鶴、艦載機の発進の準備を」
「え、夜の飛行はいろいろと危ないから禁止されているのでは」
「夜の海は暗いからな。だが今回は街中だ。ある程度の明るさはある。着陸も中庭の照明で照らせば何とかなるだろ」
「そんな無茶な…」
「彩雲を先行させて翔鶴の位置を確認してくれ。あとは通信機で連携を取る」
ポケットから旧式のトランシーバーを取り出し、瑞鶴に手渡す。
「先行って他の艦載機も…?」
「飛ばせ。なんせあいつは屈指の被害担当艦だ。念には念を入れる」
「…確かに心配になってきたわ」
「翔鶴とっ捕まえたら雪風を探して連れ帰る。まぁイージーワークだ。うまくいけば他の三機は飛ばすだけで済む」
「だといいけど」
「さて、俺も追っかけるから偵察よろしくなー。連れ帰ったらお前ら姉妹に間宮アイス奢るから、な!」
その言葉を残して提督は艦娘寮の廊下を駆け出していった。
「…仕方ないわね」
瑞鶴は半ばあきらめたようにドアを閉め、艦載機発進の準備をすることにした。

鎮守府近くの大通り。街灯もあって日が暮れてもそこそこ明るい。思えばそれが油断の元だったのかもしれない。
「しれぇ、心配してるかなぁ…それとも…」
考え事をしている雪風に、路地から魔の手が伸びたのだ。

引っ張られたと思った次の瞬間、雪風は壁に叩きつけられていた。
「あうぅ…」
朦朧とする頭で、状況を把握しようとする。視界にはいかにもチンピラな男が二人。
「そんなに強く叩きつけて大丈夫ですかい、アニキ?」
「なぁに、何回もやってんだ。よっこらせっと」
無理やり体を引き起こされる。喉元にナイフが突きつけられる。
「おっと、声を上げるなよ? 声を上げたら、こうだからな?」
ふつり、と双眼鏡の革紐が切られ、ごとり、と地面に落ちる。
「あっ…! 雪風の双眼鏡が…!」
「黙れつってんだよ」
雪風の頭にナイフの柄が振り下ろされる。
「あぐっ…」
「全く手間かけさせやがって」
雪風を殴った男は雪風の口をふさぐように彼女を抱えなおす。
「通りのほうから足音が聞こえるっす」
もう一人の男が伝える。
「ちっ、しばらく隠れるぞ」
「了解」
物陰に身を潜める二人。
男たちに完全に捕らえられてしまった雪風。
(しれぇ…助けて…)
涙ぐみながら、そうつぶやくのが精一杯だった。

カッ、カッ、カッ。

ある路地の前で、足音が止まる。
足音の主は、翔鶴。
「ここら辺で雪風ちゃんの声が聞こえたような…」
路地のほうに目を向けると、見覚えのある双眼鏡。
路地に入って拾い上げる。
「紐が切れてるけど…確かに雪風ちゃんの…きゃっ!?」
見張っていたほうののチンピラが双眼鏡を検分していた翔鶴に体当たりし、そのまま組み伏せる。
「いったい何を…!!」
組み伏せられた翔鶴が顔を上げると、そこには雪風と彼女を捕らえた男の姿が。
「雪風っ…!」
「ほぅ、この子と知り合いなのかい、お嬢さん」
余裕ありげに笑みを浮かべるチンピラ。
「わ、私はどうなってもいいからその」
ガスッ。最後まで言うことなく後ろのチンピラに頭を掴まれ地べたと接吻させられた。
「あ…ああ…」
怯える雪風。
「家出か迷子か知らんが、お前の行動が元で、あいつはあんな目にあってるわけだ。な?」
「やだ…やぁ…」

ほぼ同じ頃

『あっ、翔鶴姉はっけーん』
トランシーバーから瑞鶴の明るい声が聞こえる。
「よし、今どこら辺に居る?」
『えぇと、三丁目のぼろビル団地の路地に…あら、奥に入ってっちゃった?』
「んー? まぁ位置はわかったから急行する。しばらく監視を…」
『あ、翔鶴姉!?』
「どうした瑞鶴?」
『急いで! 翔鶴姉が暴漢に!』
その言葉を聞き、提督は足を速める。
「全く、嫌な予感ってのは当たるもんだな!」
『ちょっと私も行くわ!』
トランシーバーの向こうからドタドタバタン、と慌しい音が聞こえる。
「そうか、なら早く来い。手遅れになる前に」
『そっちこそ早くしないと手遅れになっちゃう!』
「もうすぐ例の路地裏だ。他に何が見える?」
『奥のほうで雪風も捕まってる!』
「全く…ブツブツ…」
この状況に口の中で悪態をつく。
「瑞鶴、走りながらでいいから聞け」
『何?』
「その路地にたどり着いたら俺が雪風たちを捕まえてる奴らの気を引く。
 そしたら後ろから爆撃、奴らの耳と目を塞いでやれ」
『爆音と爆煙で隠すわけね。…こっちからも見えなくなりそうだけど大丈夫なの?』
「事前に知ってるかどうかでだいぶ違う。合図は…そうだな。俺が耳を掻いたらだ。そのまま耳を塞ぐから遠慮なくやれ。
 続けざまの爆撃で向こうの不意をつく。後は仕上げをごろうじろ、だ」
『直接撃っちゃだめ?』
「相手は人間だしさすがにまずいだろ」
『翔鶴姉捕まえてる奴撃ちたいんだけど』
「気持ちはわかるがとりあえず機銃での威嚇射撃ぐらいに抑えておけ」
『はーい…』
「そろそろ例の路地だ。通信を切るぞ。俺の挙動に目を配っておけ」
『了解』
トランシーバーを懐にしまい、提督は路地へと急ぐ。

「夜道を歩くときは十分回りに注意することだ。まぁその教訓を生かす機会はもう無いんだけどな」
チンピラの一人が雪風の頬にナイフを当てながらつぶやく。
「や…やだ…翔鶴さ…ぁぁ…」
声に鳴らない声を上げながら雪風は涙をこぼす。
一方の翔鶴は、地面に何度も顔を叩きつけられ、完全に気を失っている。
「ちょ~っとやりすぎちまったかなぁ?」
「こんなもんだろ。突然声を上げられても困るからな」
「それもそっすね、アニキ」
そう言いながらもう一人のチンピラが翔鶴の体を引き上げる。
「助け…しれぇ…たすけ…て…」
雪風は半ば祈るように助けを求める言葉をこぼす
「お前を助けてくれる奴なんかいねぇよ」
「そいつはどうかな」
通りの方からかかる声。
提督が、そこにいた。
「誰だ!?」
「しれぇ!!」
チンピラの誰何と雪風の呼びかけが同時に路地に響く。
「お前らのようなゲスどもに名乗る名前なんかねーよ」
数歩進んで、雪風の双眼鏡を拾い上げる。
「怪我したくなけりゃとっとと彼女らを放して帰りやがれ」
「何だてめぇは! こいつらの知り合いか!?」
「そうだ」
「けっ、下手に動くと手が滑っちまうかも知れねぇぞ?」
男は雪風の首元にナイフをちらつかせる。
「おい、サブ、お前もやるんだよ」
「すんませんアニキ、ちょっと忘れてきてしまいまして」
「じゃあとりあえず首絞めとけ」
「へい」
サブと呼ばれた男が翔鶴の首を拘束する。
「う、ぐっ…」
翔鶴が苦しそうに身悶えする。
「さぁ、こいつらの命が惜しければ回れ右して全てを忘れることだ!」
アニキと呼ばれたほうが脅し言葉をかける。

「さぁて、どうしたもんかねぇ」
提督は困ったように耳を掻く。そのまま反対側の耳も同時に掻き始める。
「早くしねぇと」
アニキが言えたのはそこまでだった。
ドゥン、と響く爆音。さらに続けざまに路地にばら撒かれる爆弾。
「ゲホッ、ゴホッ!!」
「アニキ、何が起こったんゲホゴッホッ!!」
その一瞬の隙を見逃す提督ではない。
「雪風を…」
腕を振り上げ、雪風を捕まえていた男へ走る。
「返せボケェ!!」
「ガァッ!?」
振り抜かれる拳。吹っ飛ぶ男
そのまま雪風の腕を掴み、もう一人の男のほうへ反転する。
「ゴホッ、アニキ!?」
「翔鶴を離せダラズ!!」
返す拳でサブと呼ばれた男の横っ面をしたたか殴りつける。
「アガッ!!」
表通りから聞こえるもう一人の声。
「翔鶴姉! 提督! こっち!」
「瑞鶴も来たか! 急ぐぞ!」
翔鶴は朦朧とした意識を振り払うように頭を振る
「ううっ…提督?」
「二人とも、もう大丈夫だ!」
表通りまで駆け戻り、瑞鶴と合流する。
「しれぇ、しれぇ…」
「翔鶴姉…よかったぁ…!!」
提督と翔鶴に抱きつき涙を流す雪風と瑞鶴。
「感傷に浸るのは後だ。あいつ等が起きる前にここを離れるぞ!」
「了解です!」
提督は雪風を抱き上げ、翔鶴と瑞鶴は手と手を取り合って鎮守府へ向かって走り出した。

鎮守府正門前。
「ふぃ~、ここまでくれば大丈夫だな」
瑞鶴は緊張の糸が切れたかのようにぺたりと座り込む。
「よかったぁ…翔鶴姉も、雪風も無事で…ぐすっ」
「瑞鶴、お前が泣いてちゃさまにならんだろ」
提督が苦笑する。
「翔鶴、瑞鶴。今日はいろいろ迷惑をかけたな。すまない。そして、ありがとう。それと…」
雪風を抱きしめ、耳元でささやくように、
「雪風、ごめんな」
「うっ…ぐす…うわぁぁあぁん! 雪風も、雪風も、悪がっだでず、ごべんなざい…!!」
堰を切ったように泣き出す雪風。
「よしよし。さぁ、うちへ帰ろう」
「仲直りできたようで、よかったです」
翔鶴が微笑む。
「そうだな…翔鶴」
「何でしょうか?」
「帰ったら雪風と瑞鶴と一緒に風呂入って来い。せっかくの美人さんが台無しだぜ」
「もー提督、何どさくさ紛れに姉さんを口説こうとしてるんですか!」
突っかかる瑞鶴を無視してもう一言付け足す。
「風呂上がったら俺のところへ来い。間宮さんのアイスを奢ろう」
「そうだった! 翔鶴姉、急ごう!」
「あっ、瑞鶴慌てないで」
翔鶴が引きとめようとするも、瑞鶴はもう遥か先。
「仕方ない子ね、もう…」
「じゃ、俺たちも後を追いますか」

深夜。ほとんどの艦娘が寝静まるころ。

提督は未だ起きていた。
「あー、日課はサボるもんじゃねーなー。こっちの書類に判を押して、
 この書類には『海軍としては陸軍の案には断固反対である』と記して、と…」

コン、コン、と控えめなドアのノックの音。
「開いてるぞ」

そっとドアが開き、雪風が入ってきた。
「しれぇ…」
その瞳は潤み、体は小刻みに震えている。
「どうした、雪風」
「怖くて…一人じゃ、眠れないです…」
「…そうか、今日は辛かったもんな…。おいで」
雪風は、提督に手招かれで近づき、そのまま体を預けるように倒れこむ。
「ぐすっ、ぐすっ…」
しばし、執務室に雪風の泣き声のみが響く。

「…落ち着いたか?」
雪風の頭をなで、提督が優しく問いかける。
「ひっく…ひっく…うん…」
雪風は力なくうなずくものの、大丈夫そうには見えない。
簡易ベッドをちらりと見る。
(二人だと少々狭いが、まぁ密着すれば大丈夫だろ)
そっと雪風を持ち上げ、ベッドのところまで運ぶ。
「ちょっと布団の中で待ってろ。寝巻きに着替えてくる」
「うん…」
雪風の体を包むように布団を掛け、提督は寝巻きに着替えることにした。

「狭いけど、我慢してくれよ」
そう言って提督は雪風のいる布団にもぐりこんだ。
「しれぇ…」
雪風は提督の体を離すまいとするようにしがみつく。
「助けてくれて…ありがとう…ござい、ます…ぐしゅ」
「気にするな。ほら、枕はお前が使え」
その言葉に、雪風はふるふると首を振る。
「枕は、しれぇが使ってください…。雪風は…こっちのほうがいいです…」
雪風はそう言うと、提督の二の腕に頭をもたせかけた。
「まったく…他のヤツ、特に青葉に見つかったら大問題だぜ?」
そう言いながらもまんざらでもない表情で、雪風の背に、枕にされてないほうの腕を回す。
「んぅ…」
雪風がわずかに身じろぎ、より強く提督に抱きつく。
「しれぇ…」
「なんだ?」
「こんな、泣き虫で我侭な雪風、嫌いですか…?」
「そんなことは無いさ。というか、皆の中では一番好きだな」
「…うっ、しれぇ…しれぇ…ゆきかぜも、しれぇが…だ、い…すき…ぐしゅ」
「そんなに慌てなくても、逃げやしないから大丈夫、大丈夫」
雪風の背中をやさしく叩く。
「は、はい…」
「辛かったり、苦しかったりしたら泣いていい。
 泣いて、泣いて、涙と一緒に悲しいことを押し流せ。
 泣くための胸ならいつだって貸してあげるから」
「しれぇ…うっ……ぐす…うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」
今までこらえていたものをすべて出すかのように、雪風は泣いた。
「よしよし…」

しばらくして。
「ぐす……ひっく……Zzz」
泣き声は収まり、いつしか寝息に変わっていった。
「泣き疲れて眠ったか…」
服の袖で雪風の涙の跡を拭う。
「しっかし、俺も駄目な提督だな」
雪風の安らかな寝顔を見ながら一人ごちる。
「こんなに慕ってくれてる子に対してつっけんどんな態度をとったり泣かしたり」
「しれぇ…すきぃ…」
雪風の寝言。
「これでまだ好きだっていえるんだからたいしたタマだよこいつぁ」
上に向き直り、目を閉じる。
「…今日は疲れたな」

皆が皆、どう思っているかはわからない。
終わりの見えない戦いだ。辛いこともあるだろう。苦しいこともあるだろう。
それでも、皆ついてくると言うのなら。
彼女らの想いに応え、導き進まねばならない。
それが自分の役割なのだから。

「……もう朝「…青葉、見ちゃいました!!」
目覚めるとドアの向こうに青葉の姿。
自分の横には腕枕した状態で抱きついている雪風。
どう見ても最悪の状況です本当にありがとうございました。
「青葉ぁ…? 何故ここにいる?」
「いやですねぇ。今日は青葉を旗艦にして練度を上げる予定だったじゃないですか。サブ島攻略のために」
「あぁ、確か予定はしてた」
「で、秘書艦の仕事も兼ねて起こしにいったら、ねぇ?」
「今見たことは忘れろ」
「こんな面白いスキャンダル、青葉一人の胸のうちにしまっておくなんて出来ません!」
ドアを閉めて遁走する青葉。
「くっそ、待ちやが やべ腕しびれてる というか雪風を無理やり剥がすわけにも…はぁ」
溜息を付き、雪風の頭を撫でる。その顔は微笑みを浮かべていた。


今日も鎮守府は平和です

おわり

「描けば出る」ならぬ「書けば出る」というのは本当にあったんですね。
この話書いてからE-3で瑞鶴拾ったし!!

読んだ人まで瑞鶴出るとかなにそれこわい

どうも書きたいネタが多くて迷うな
>>62以降先着有効レスで次のネタを書こう

1.普通に第三話を書く
2.艦これの謎一問一答(深海棲艦がどこから来たのか、などの謎な点をこのスレの世界観でSS形式で答える)
3.キス島攻略編SS
4.イベント攻略編SS(E-1からE-4まで全四話、E-5クリアできたらもう一話追加)

4

4だったのでE-1編。

注:深海棲艦はイベントボスを見る限りカタカナの台詞ばっかですが読みにくいなどの理由により通常の台詞でお送りいたします。

サーモン諸島海域にて

ル級エリ「いやー、苦労の甲斐あってサーモン諸島海域警備の総旗艦だよ。すごくない?」

駆逐ニ級「でもここ最前線ですよね氏ねってことですよね」

ル級エリ「大丈夫大丈夫、この先は鉄底海峡。艦娘のトラウマをえぐるために忠実に再現した地獄。
      こんなところまで来る物好きはいないって。その名を聞くだけで排水口からドバドバよ」

駆逐ニ級「仮にも旗艦なんですからそういう下品な例えは慎んでください」

ル級エリ「はいはい、おや前線のカ級の部隊から通信だ。なんだい。漁船でも発見したかい」

カ級エリ『敵部隊、接近中です! 敵構成、巡洋戦艦1、正規空母3、重雷装巡洋艦2!』

ル級エリ「…え? マヂ?」

カ級エリ『現在交戦中dあべし! 痛い!』

ル級エリ「……仕方ないわね」

通信機の周波数を全隊共通のものにあわせる

ル級エリ『全艦隊、敵勢力を迎撃せよ!!』

無論、迎撃できるわけもなく。

ル級エリ「こ、この先はアイアンボトムサウンドだぞ!? 恐ろしくないのか!?」

赤城「アイアンボトム…? 知らない子ですね」
蒼龍「なにそれ、おいしいの?」
北上「あー、もうやっちゃいましょ」
加賀「鎧袖一触よ。心配いらないわ」
大井「海の藻屑となりなさいな!!」
金剛(アイアンボトムサウンドと言われてもソロモン海海戦に参加してない子ばっかりデース…)

ル級エリ「こうなったら私達で止めるしか…! って…あれ、他のみんなは?」

金剛「…大変残念ですが、貴方がラストデース」

ル級エリ「え、ちょ、ちょっとまっ」

向けられる砲。響く轟音。

ル級エリ「アバッ、アババーッ!?」

提督「ミンチよりひでぇや」

雪風「しれぇ」

提督「なんだ?」

雪風「何で雪風出撃させてくれなかったんですか?」

提督「あ、いや、まぁ、強行偵察のつもりだったんだが普通に突破しちゃったし…」

雪風「雪風もしれぇのお役に立ちたいのにひどいです!」(ポカポカ

提督「それに練度極まってるしなぁ…。経験は金剛に回したいし」

雪風「ぐすっ、ぐすっ」

提督「次は夜戦だから出番あるって」

雪風「ほんとですか?」

提督「ほんとほんと。…しかし夜戦って嫌な思い出しかないんだよなぁ。大丈夫かなぁ」

雪風「雪風、頑張ります!」

提督「ま、よろしく頼むぜ」

たのしいE-1 おわり(巻雲掘れるらしいので戻ってくるかも)

というわけで次は普通に第三話書こうかと思います。
…話書き始めるか終えるかしたらageたほうがいいのかなぁ。

週末までに燃料20Kに達するし十分な主力部隊あるし潜水艦4隻あるし支援で多分火力出るしE-5勝ったも同然だな(慢心)
さて第三話投下しよう

決意を新たにしたところで何が変わるわけでもない。
そう思っていた時代が俺にもありました。

「はーい鎮守府の準備できましたよー!」
倉庫の扉をバンと開け、唐突なことを言い放つ猫吊るし。

「鎮守府だぁ?」
「えぇ、執務室に入渠ドック、艦娘のための寮にお店までついてなんとタダ! タダで使えちゃいます!」
「税金か?」
「はい。というわけで無駄遣いはしないでくださいね。あと店の品物は有料なのでその辺もよろしくね」
「何それしょっぱい」
「最低限のものは政府から支給されますから。タダで」
「税金か?」
「はい。防衛費の1%を組み込んだ一大プロジェクトですから」
「そんなもん一介の漁師に任せんな馬鹿」
「見込みがありそうだったので」
「ありそうで済ますな。全く。今日は家帰って寝るか」
「では鎮守府へご案内」
「だから家へ帰るって」
「だから改築して鎮守府にしました」
「あ?」
「貴方の家を、鎮守府に」
「おいぃ!? ちょっと待ておい!?」
提督の抗議の言葉を無視して艦娘たちに話しかける猫吊るし。
「貴方たちは寮生活になるからね。本来艦種ごととかに分かれてるけど、まぁ今は艦も少ないし、適当な部屋で寝ればいいと思うよ」
そう言いながら猫吊るしは寮と思しき大きな建物のほうへ向かう。
「わかりました。ほら、雪風…って寝てるわ…」
いつの間にやら雪風は初霜にもたれかかって眠っていた。
「しかたねーな。俺が運ぶか」
「あ、魚雷発射管は私がお持ちします」
提督と初霜で分担して雪風を運び、猫吊るしの後を追った。

「これが寮、ねぇ」
コンクリづくりの急造されたとしか思えない建屋。とはいえこれが半日で造れるようなものでないことはわかる。
とりあえず寮に入り、手近な部屋のベッドに雪風を寝かせ、初霜に後のことを頼む。
部屋を出ると猫吊るしが待っていた。
「どうですかこの寮」
「なんというか殺風景だな」
「艦娘も女の子です。人が増えれば飾りつけとかも為されていくでしょう」
「そういうもんかね」
「じゃ、鎮守府本館行きましょうか」
そう言うと猫吊るしは廊下を歩き出す。後を付いていくと、そこは自分の家だった。
…居間がめちゃくちゃ広い食堂になっていることを除けば。
「…おい?」
「あ、居間と台所は狭すぎるんで勝手に拡張しておきました。風呂については、艦娘たちは入渠ドックのほう使うので改造してません」
「今朝はこんな風にはなってなかっただろ!?」
「それで紹介したい娘が三人います」
「スルーすんな!!」
やはり提督の抗議は聞き入れられず。
猫吊るしは『関係者以外立入禁止』の札が貼られている戸を開ける。出てきたのは三人の女性。
割烹着を着た優しそうな女性。
「間宮です。食事については私にお任せください」
眼鏡をかけた黒髪ロングの秘書っぽい女性。
「大淀(仮)です。日々の任務の管理について担当しています。よろしくお願いします」
クレーンを背負った姉御肌の女性。
「明石(仮)だ。入用なものがあったら言ってくれ」

「よろしく…って(仮)って何だよ(仮)って!?」
「まだ公式には名前を秘されてるので…」
大淀と名乗った女性が代わりに答える
「任務娘やアイテム屋娘だとちょっと語呂が悪いし呼ぶのに不便だからねー。うん」
明石が付け加える。
「あと……、任務って何だ?」
「目標の見えない戦いは空虚です。目標を設定してそれをこなすことでモチベーションの向上を図ります。
 もちろん達成したあかつきには報酬も出ます。政府から出てますのでごあんしんください」
「税金か?」
「はい。資材等の現物支給ですが」
「現金でくれよ!?」
そこに割って入ってくる間宮。
「まぁまぁ提督さん。落ち着いてくださいな。お腹も空いてきたでしょう?」
「それは…、まぁそうだな」
「では、夕食作りますからちょっと待っててくださいねぇ」
そういって鼻歌を歌いながら台所に向かう間宮。
「じゃあ私たちも一緒に頂きましょう」
そういって椅子に腰掛ける猫吊るし。明石と大淀も席に着く。
「全く何がなにやら…」
ぶつくさ言いながら提督も座る。


提督食事中…

「うめぇ!!」
「でしょう?」

「では、お腹いっぱいになったところで執務室行きましょうか」
猫をぶん回しながら階段を上っていく猫吊るし。
「これ俺んちの二階じゃねーの?」
「えぇ、丁度おあつらえ向きの部屋がありましたのでそこを改築して執務室に」
「嫌な予感しかしないが」
などと雑談してるうちに両開きの立派な扉の前までたどり着く。
「もしかして」
「もしかしなくても執務室です」
「いやそうじゃない。ここ俺の部屋のはずだったろ。こんなでかい扉はなかったけど!」
「開けますよー」
例によって例のごとく提督の慟哭は無視される。

中には山と積まれたダンボール。提督の私物は一つもない。

「……あのー」
「猫吊るしに、何か落ち度でも?」
「ここにあった俺の物は?」
「全部倉庫に入れて錠前かけておきました」
「返せよ!!」
もはや今日一日で何度叫んだかわからない。
「留守の間に盗まれたら大変じゃないですか」
「留守の間に押し入って家を丸ごと改造するヤツの台詞じゃねーだろそれ!」
「でもご安心ください」
「なんだよ」
「ベッドは用意してあります!」
猫吊るしの指差すほうを見ると確かに簡素なベッドがある。
「そうじゃなくて」
「風呂は一階です!」
「自分の家だし知ってるよ!!」
突っ込みどころが多すぎて頭を抱えるしかない。
「あー、もういい。これは全部夢だったんだ。艦娘なんていないし家も改造されてない。風呂入って寝て目覚めればいつも通りの生活だ」
「これが現実です。現実って残酷ですね」
「徹頭徹尾お前のせいだろうが」
「そもそも深海棲艦がいなければこんなことをする必要もなかったのであいつらのせいです」
「もっと別のやり方もあっただろ!?」
「防衛費の1%しか割当たっていない弱小プロジェクトなので、費用は節約したいのです」
「さっき一大プロジェクトって言ってたでしょぉ!?」
「さぁさぁ今日は忙しかったことだし風呂入って寝ましょう。明日は今日より忙しいですよ!!」
「俺の話を聞けよぉぉぉぉぉ!?」

実際疲れたので(主に突っ込みによる疲労)風呂に入った後は泥のように眠った。
そして日はまた昇る。

「しれぇ、しれぇ」
「んあ…、雪風か?」
自分を揺り起こす雪風の存在が、昨日のことは夢ではなかったと認識させる。
「おはよう、雪風」
「おはようございます、しれぇかん!」
屈託のない笑顔とともに挨拶を返す雪風。
「……つーかなんで雪風が俺の部屋にいるんだ?」
「『提督を起こすのも秘書艦の勤め』って猫持ってる人が言ってました!」
「秘書艦という概念はまぁわかりそうだからいいとして猫吊るしェ…余計な入れ知恵しやがって」
ベッドから起き上がる。机の上に白い軍服が昨日かぶっていた帽子と一緒に置かれている。これを着ろということなのだろう。
…見た目子供とはいえ女性の前で着替えるのはどう考えてもまずい。
「あー、雪風。着替えるからちょっと外出てろ」
「あのぅ…」
「なんだよ」
「『着替えを手伝うのも秘書艦の勤め』って猫持ってる人が」
頬をほんのり染めながら雪風が返答する。
「猫吊るし、出てこいやゴルァ!!!」

…前途多難な提督が鎮守府に着任しました。

第三話、おしまい。こいつらちゃんと深海棲艦駆逐するつもりあるんですかね?

小ネタをひとつ書いてから第四話、これだ…!

1.イベント攻略編SS(E-2編)
2.艦これの謎一問一答(深海棲艦がどこから来たのか、などの謎な点をこのスレの世界観でSS形式で答える)
3.キス島攻略編SS(時系列すっとばして先に書く!!)
4.提督と雪風と誰かでなんか日常的会話(誰かの名前書いてあったら優先的に、なかったら改めて安価取る)

↓1以降有効レス

おーけい次の小ネタは提督と雪風とスーパー北上さまだよー

乙乙?

スレチ、チラ裏だろうが雪風が某アイドルゲームの○崎薫に見えてきた。

さて、E-5も終わって超気分がよく筆が乗って書けたので投下しよう

>>80
知らない子ですね…

ある日の鎮守府。夜も更けた頃。

提督「ふー、今日の仕事おっしまーい。書類の6割が陸軍への反対サインを書く仕事って言うことを除けば上々だな」

提督「あまりにも多すぎるから『断固反対』の芋版作ってしまったが全く文句でないな」

提督「…というかなんで陸軍への書類を俺が署名しなきゃならねーんだよ!! 俺は漁師だろ!?」

コン、コン。

提督「開いてるよ」

扉を開けて入ってきたのは泣き顔の雪風。

雪風「しれぇ……、よかっ、た…いました…」

そのまま提督の胸元に飛び込み、泣きつく。

提督「どうした、雪風?」

雪風「うぁぁぁぁぁん!!」

泣き続ける雪風。

提督(収まるまで待つか…)

しばらくして…

雪風「やらぁ……いっちゃ、やだぁ…ぐすっ」

提督「落ち着いたか?」

雪風「うっ…ぐすっ……」

提督「で、どうした? 何か嫌な夢でも見たか?」

雪風「はい…。みんな、みんな死んでいって、最後にはしれぇも…」

提督「OKわかったそれ以上思い出さなくていい。辛いだろ」

雪風「しれぇは……しれぇは、いなくならないですよね……?」

提督「当たり前だろ。まだまだやることがあるのに死ねるかってんだ」ナデナデ

提督「さて、ちょいと外出て新鮮な空気でも吸ってくるか。雪風も来るか?」

雪風「はい……!」

提督「川内を夜の間に長期遠征に送りつけるようにしてから静かになったもんだ……まぁちょっと寂しくはあるな」

ドゥーン

提督「ん? 爆発音?」

雪風「訓練場の方からですね」

提督「こんな夜中に訓練するヤツがいるのか。ちょっと見てくるか。それにもし弾薬の爆発だったら困るし」



北上「よし、全弾命中、っと」

提督「おー、北上じゃないか。一人で雷撃の訓練か?」

北上「まー、そんなところですね」

雪風「こんばんは、北上さん」

北上「こんばんは、って涙の跡ついてるじゃん。提督に泣かされたの?」フキフキ

雪風「うにゅぅ」

提督「本人がここにいるってのに酷いなお前」

北上「ジョークですよ、ジョーク」

雪風「みんなが死んじゃう夢を見ちゃって…それで…グスッ」

北上「あー、そういうこと、あるよねー…」

提督「お前もか」

北上「長く生き延びるって言うのは何もいいことばかりってわけじゃないんですよ。特に戦争中は」

北上「あたしが生き延びたとしても他のみんなも生き延びるわけじゃない。友人や知り合いの死を知るのは辛いもんだよ」

北上「あたしも時々、大井っちが死ぬ夢を見たり、乗員がアレに……いや、やめよう、この話は」

提督「そういう時、お前はどうしてるんだ?」

北上「そうですねー。気分転換にこう、訓練とかしてますね」

提督「よく大井が許したもんだな。べったりひっついて離れなさそうだが」

北上「等身大抱き枕用意してそれ身代わりにしました」

提督「Oh...」

北上「で、まぁこうやって、と」

北上がボタンを押すと的となる船が流れてくる。
魚雷発射管を構えて、撃つ。容易く的が吹っ飛ぶ。

北上「こんな感じですね」

北上「雪風もやってみる? 気が紛れるかもよ」

雪風「…やってみます」

北上「はい、演習用の模擬魚雷発射管。五連装式だけど大丈夫だよね」

手渡された魚雷発射管を構える雪風

雪風「……いつでも行けます!」

北上「じゃ、的を流すよ~」

北上が合図すると同時に備え付けのボタンを押す。
流れてくる的。その数5つ。

雪風(これ以上皆が沈むのを見たくない……)

雪風(そのためには、もっと、もっと強くならなくちゃ……!)

雪風(皆を、守れるくらいに……!)

雪風「……艦隊を、お守りします!」

続けざまに放たれる魚雷。次々直撃し撃沈判定を出す的。

北上「いいねぇ、痺れるねぇ」パチパチ

雪風「…雪風、もうちょっと特訓しようと思います!」

北上「そうかい、なら付き合うよ」

提督「なんだかんだで駆逐艦娘への面倒見いいよなぁ。うざったがってる割に」

北上「んー…まぁ、ついつい面倒見ちゃって。で懐かれちゃって」

北上「ベタベタされすぎるのもちょっと、ね」

提督「そうか……」

ちらりと雪風の方を見る。一所懸命に的を撃っている。

提督「俺もいっちょ撃ってみっか。射的みたいなもんだろ?」

北上「いいですけど……雷撃は中近距離での砲撃より難しいですよ?」

提督「やってみなきゃわからんだろう? 雪風、俺にもちょっとやらしてくれ」

雪風「しれぇ、頑張ってください!」

雪風から魚雷発射管を受け取り、構える。

北上「いっきますよー」

提督「かもーんべいべー……そこだっ!!」

スカッ スカッスカッ

提督「(・ε・)<アルェー」

雪風「しれぇ…」

北上「基本、魚雷は砲弾より遅いですからねー。動きを予測して、偏差射撃で狙わないと」

北上「あるいは、相手に肉薄して撃つとか」

提督「難しいもんだな……」

北上「でしょう?」

提督「俺も練習するかねー」

北上「提督がー?」

提督「なぁに、書類仕事ばかりやってると体が鈍るし、深海棲艦がうろついてる現状漁もできん。別に訓練したところで害があるわけでもなし」

提督「それに雪風が頑張ってるのに俺が何もしないってのもね。ま、今後はちょくちょく訓練場へ様子見に行くかね」

そう言って雪風に魚雷発射管を返す。

提督「んじゃ、ふたりとも頑張るのはいいがあんまり遅くならないようにな~。俺は寝る!」

北上「ん、おやすみー」

雪風「しれぇ、おやすみなさい!」

おわり。
小ネタとは一体…ウゴゴゴ。>>33で立てた死亡フラグは昨日付でへし折りました。
あと誕生日祝ってくれる雪風ください。

精神が荒んできたので1レスで済む小ネタ投げる

深夜。川内も夜戦に飽きて寝静まる頃。
鎮守府に戻る者一人。

提督「…ただいま」

勝手知ったる我が家、暗い廊下を歩き、自室に戻る。
もはや着替える気力もなく、椅子に深く腰掛けもたれかかる。

提督「……はぁ、俺って何やってるんだろうなぁ」

コンコン、とノックの音。

提督「雪風か?」

雪風「しれぇ、失礼します…」

しずしずと入ってくる雪風

提督「まぁ礼とかこだわるタチでもないけどな……どうした?」

雪風「なんだか、しれぇが元気無さそうだったので心配になって…」

提督「雪風こそなんで起きてんだ」

雪風「ちょっと眠れなくって、それで、廊下を歩いてたらしれぇが帰ってきたのを見て…」

提督「そうか……。ちょっとおいで」

雪風「なんでしょう?」トコtコ

近づいてきた雪風を膝に載せ、そのまま抱きしめる。

雪風「わわっ、しれぇ!?」

提督「……。」

雪風「しれぇ、泣いてるのですか……?」

提督「……あぁ」

雪風「辛いの、ですか…?」

提督「そんな日もある」

雪風「雪風に、なにか役に立てることがあれば…」

提督「何か寂しい気分でな。こう、そばに居てくれるだけでいい……」

雪風「しれぇ……」

しばし後…

提督「雪風……Zzz……」

雪風「……眠っちゃったみたいですね」

雪風「風邪引いちゃったら困るので毛布を掛けて…」

雪風「雪風が潜って密着すれば大丈夫」

雪風「雪風がお守り…しま…Zzz…」

雪風に守ってもらいたいです。おやすみなさい

ぶっちゃけ小ネタで使ってる形式と本編で使ってる形式とどっちがいいんだろうなぁと悩む。

仕事が忙しいと小ネタばかり脳裏に浮かんで困る

提督「全艦、出撃だ!!」

雪風「連合艦隊の出撃です!」
加賀「一航戦、出撃します」
瑞鳳「小沢艦隊の本当の力、見せてやりましょ!」
長良「水雷戦隊、出撃よ!腕が鳴るわ!」
青葉「第一遊撃部隊、出撃ですね」
長門「第一戦隊、出撃するぞ!」

提督「どれか一つに統一しろよおんどりゃー!!」(ドンガラガッシャン

>>96
??「ヨシッ!二航戦、出撃します!」
??「四航戦、出撃するぞ!」
??「五航戦、瑞鶴出撃よ!」

>>98
おい最後wwwwwwwwwwww名前伏せた意味ねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

??「一航戦、赤城、出撃します!」

>>100-101
伏せた意味無いでしょwwwwww

それはともかく本編も進めないとダメだと思うんですよ。
とりあえず小ネタと同じ形式にしてみよう。うん。

>>100-101
伏せた意味無いでしょwwwwww

それはともかく本編も進めないとダメだと思うんですよ。
とりあえず小ネタと同じ形式にしてみよう。うん。

提督「着替えぐらい自分で出来るに決まってるだろ畜生めブツブツ」

何はともあれ着替えを終える。
(雪風には一時的に外に出てもらった)

提督「とはいえ、提督って何するんだ? 陸軍に反対すればいいのか?」

大淀「お答えしましょう」

いつの間にやら提督の横に現れる大淀。

大淀「まず、提督には艦娘達の指揮を取ってこの鎮守府近辺の制海権を握ってもらいます」

提督「めちゃくちゃ曖昧だな」

大淀「偵察部隊を撃破して、南西諸島方面から来る部隊を撃退して、
    製油所近辺の敵を一掃し、敵主力を完膚なきまでに叩きのめすだけの簡単な作業ですよ」

割と大変そうなことをさらりと言ってのける大淀。

提督「それを雪風と初霜の二人にやらせろと?」

大淀「もちろん戦力不足です」

提督「駄目じゃん!」

大淀「そこで、建造などを行って戦力増強を図ります。では昨日の元倉庫へいらしてください。
    私は他の仕事があるのでいけませんが猫吊るしさんや雪風さんたちもそこで待っていますよ」

そう言って執務室を出て行く大淀。

提督「……『元』? おいちょっと待てどういうことだ……?」

疑問に思いながらも昨日の倉庫へ足を運ぶ。

昨日の元倉庫前。そこには猫吊るしが猫を吊るして待っていた。

提督「おはようの前に言いたい事があるんだが。お前いったい雪風に何吹き込んだんだ。
    朝起こしたり着替えを手伝ったりするのは秘書の仕事じゃねーから!!」

猫吊「軽いジョークですよ」

提督「本気にしてたぞ。全くブツブツ」

ぶつくさ言いながら倉庫のシャッターを開ける。
昨日のがらんとした広間に資材が積まれている、といった光景はなく、これは…

提督「まるで、工廠じゃねーか…!!」

猫吊「そうです。妖精さんたちが一晩でやってくれました」

提督「こんなの絶対おかしいよ!?」

奥にある製造装置の前では三人の艦娘が待っていた。
……三人?

提督「あの栗毛の短めおさげセーラー服誰だよ」

猫吊「白雪といいます。政府からの支給です」

提督「大量生産してんのか」

猫吊「いえ、艦娘計画のプレゼンテーション時に最低資材で造った娘をそのまま流用しただけですが」

提督「とことん低コストだな」

猫吊「実力を見せれば政府から支給される資材も増えてくるので頑張ってくださいね」

提督「実力見せろといわれてもねぇ…」

はぁ、とため息をつく。

提督「とりあえず大淀から戦力整えろといわれたんだがどのくらい造ればいいんだよ」

猫吊「一艦隊六隻なんであと三隻要りますね。配分は最低限でかまいません」

提督「何か一発どでかいの当てたほうがよくないか?」

猫吊「当たるとは限りませんし、戦艦や正規空母当たっても今の資材量じゃ極貧生活強いられますよ」

提督「妙に現実的なこと言いやがって」

ぶつくさ言いながら艦娘たちのところへ向かう。

製造装置前。妙に物々しい4つのドラム。

(妖精が造るんだったらこれいらないんじゃねーの?)などと思うが口には出さない。

雪風「しれぇ、おはようございます!」
初霜「おはようございます、提督」
白雪「白雪です。よろしくお願いします」

提督「あー、そうかしこまらなくっていいぞ。ここに集まってるって事は既に話は聞いているのか」

初霜「はい、六隻揃えて演習に行くとか」

提督「あ? 演習? 出撃じゃなくて?」

猫吊「海でいきなり泳いでも足攣って沈むのがオチです。準備運動ってヤツですよ」

提督「……まぁ、筋は通っているが相手は誰だよ。3対3の模擬戦か?」

猫吊「防衛費の1%を使った一大プロジェクトを舐めてはいけませんよ」

提督「何度やるつもりだよそのネタ」

猫吊「とりあえず造ってください。その後演習場に行きましょう」

提督「へいへい」

艦娘建造中……

提督「何でバーナーで炙るとすぐ完成するんだよ」

猫吊「焼きチョコは美味しいですから」

提督「資材…チョコ…うっ、頭が」

(時間軸がおかしいことについては追求してはいけない。いいね?)

「電です」「皐月だよっ」「如月と申します」

提督「あぁ、よろしくな」

猫吊「見事に駆逐艦ばっかりですねー」

提督「何か孤児院の院長になった気分がするよ」

猫吊「かわいいでしょう?」

提督「いや強くなけりゃ駄目だと思うが」

猫吊「では、早速演習場にいきましょう」


演習場。どでかい敷地の8~9割をプールが占める屋内訓練場である。

提督「で、相手はどこだよ」

猫吊「別の平行世界の鎮守府から艦隊のデータを取り出してホログラフィー表示した相手と戦っていただきます」

提督「今ものすごくサイエンスフィクションでオーパーツな単語が聞こえた気がするんだが」

猫吊「かがくのちからってすげー」

提督「というか別世界にも艦娘がいるのかよ!? どんだけだよ!?」

猫吊「では、準備できたら行きますよー」

雪風「連合艦隊、出撃します!」

駆逐艦s「「「「「おー!!」」」」」

夕張とか鬼怒はできなかったか…

対戦相手
金剛、瑞鶴、響、榛名、大和、翔鶴

提督「あー、猫吊るしよ」

猫吊「なんでしょう?」

提督「……どう見ても強そうに見えるんだが?」

猫吊「まぁ相手は元帥クラスですしね」

提督「明らかに格が違いすぎでしょぉ!? こっち新米のぺーぺーよ!?」

猫吊「元帥クラスなので仕方ないです」

提督「こっちの強さにあった奴と戦うべきじゃないの!?」

猫吊「演習の場合強い相手と戦ったほうが成長しますよ。それに駆逐だってワンチャンありますよ」

提督「そんなもんかね……って雪風どうした。目に涙浮かべて」

雪風「あ……あの……大和、さん…が…」

初霜「落ち着いて。あくまで大和さんの姿したホログラフィーらしいから」

雪風「で、でも…ぐすっ」

初霜「ほら、泣いてたら大和さんに笑われちゃいますよ? ここで頑張ってる姿見せないと!」

雪風「……はい! 頑張ります!」

提督(初霜、ナイスカバー)グッ

榛名じゃなくて比叡の方が良かったわね(ニッコリ

そんなこんなで戦闘開始

皐月「ボクとやり合う気なの? かわい(ドクチァ」>大破<

提督「おもいっきり顔面に弾が当たってるように見えるんだが」

猫吊「大丈夫ですよ。轟沈はしませんし終了後に直しますし。弾と燃料代は自腹ですが」

提督「そのくらい出してよ!?」

猫吊「不景気なもので」


電「電の本気を見るのです!」

ドゥーン

提督「お、相手の翔鶴が中破したか!? これで相手の手数が」

ブーン ドグチァ

如月「私を…どうする気!?」>大破<

提督「昨日寝る前にちょっと読んだ艦娘説明書には『中大破した空母は交戦中艦載機を飛ばせません』とあったでしょぉ!?」

猫吊「敵の空母には適用されないのでそこらへん再現してあります。敵は深海棲艦であることをお忘れなく」

提督「ちょっと理不尽すぎやしませんかね!?」

猫吊「私が深海棲艦作ったわけじゃないですし」

昼戦終了
提督「どう見ても全員大破です本当にありがとうございました」

猫吊「夜戦します? 大破してなければワンチャンありますよ」

提督「全員大破だって言ったじゃないですかー! やだー!! 撤退撤退!」

雪風「しれぇ、ごめんなさい…」グスッ

提督「いや謝ることはねーって」ポフポフ

提督「…しかしこんな強いのと戦い続けるのが演習なのか?」

猫吊「いえ、他の相手は艦隊の実力相応ですが」

提督「そっち先に出せよ!!」


艦娘演習中……

提督「あー、普通に戦えてるなー…」

猫吊「でしょう?」

提督「だからなんでお前がドヤ顔してんの?」

提督「よし、皆よく頑張ったな」

演習と補給を終えた皆の頭を撫でる。こころなしか皆嬉しそうである。

提督「さて、出撃するぞ! 全員ついてこい!」

雪風「はい! 頑張ります!」
初霜「初霜、出撃します!
白雪「頑張っていきましょう!」
皐月「皐月、出るよ!」
如月「如月…出撃します!」
電「なのです!」


猫吊「……まぁここから地獄の道が始まるんですけどね」

第四話、おしまい

初霜がすっかりお姉ちゃんに…うん、ありだな。、

>>109
実プレイ時、夕張は13番目でした。鬼怒は53番目でした

>>111
最近見たイラストでクるものがありましたね

>>115
まさかこんなことになろうとは書くまで思ってもいなかった

長門建造記念に一本小ネタ投下

提督「あー、鉄が余ってきたな……。たまにはまともに建造するか。狙いは改最上型!」ビシッ

開発妖精「お? やるのやるの?」

提督「いくぜいくぜ。どんと戦艦レシピやってこい!」

開発妖精「あいあいさー!」

>1:20:00<

提督「違うな」

>1:25:00<

提督「これも違う」

>5:00:00<

提督「あら、あらあら」

提督「……念のためバーナーを」指パッチン

開発妖精「ふぉいあー!!」

ジュワァ

>0:00:00<

雪風「新しい仲間がシンスイしました!」

提督「毎度思うが浸水しちゃ駄目だろ」

雪風「進水ですよ! しれぇ!!」

提督「冗談はともかく陸奥であることを確認して誰に合成するか…」

??「戦艦長門だ。殴り合いなら任せておけ」

提督「( ゚3゚)<嘘っ!?」

長門「何でもアイアンボトムサウンドとやらで艦隊決戦が行われると聞いてな。急いで駆けつけてきたぞ」

提督「あー、その事なんだが…」

長門「?」

提督「もう終わっちゃった」

長門「えっ」

武蔵「よろしくな」

ながもん「ええっ」

提督「終わってなくても支援艦隊行きだったんじゃないかなーとは思うけどね」

ながもん「ナンデ!? 主力艦隊ジャナイナンデ!?」

提督「だって低速水上打撃部隊で速度統一すると資材がものすごい勢いで吹っ飛ぶし…」

ながもん「そ、そんな…待ちに待った艦隊決戦が……」

提督「……まぁいつかチャンスはめぐってくるさ。たぶん。そのときはよろしく頼むよ」

ながもん「そうだな。来る艦隊決戦に向けて鍛錬だ!」タッタッタッ


提督(……もう陸奥はLv70あるんだよなぁ……追いつけるのかなぁ。武蔵も改装済みだし…)

提督(……というか鈴谷と熊野ェ…)

やっぱ建造って運の値関係するかなぁ

>>119
バグで秘書艦がいない状態でも建造は出来たという話があったから関係はないんじゃないかなぁ
(実のところ長門出したときの秘書艦は加賀さんだったのはここだけの話)

>突然の安価<
↓1以降有効艦娘と提督の小ネタ振るよ! 前回長くなりすぎたから1レスに抑えるよう多分努力するよ!

次回予告:提督と三時のおやつと鳳翔さん

提督「な、なんだこのチョコチップクッキーの山は!!」
鳳翔「さすがにそのネタは旬の時期が過ぎてると思います」

という展開ではないと思いますのでお楽しみに!!

あぁ雪風と甘々ラブラブしてぇ
話には全く関係ないけどここだけの話、前の話の演習相手は元ネタがあったりする

という訳で番外:鳳翔編はっじまっるよー

提督「潜水艦か…潜水艦かぁ……潜水艦ねぇ……ブツブツ」

コン、コン

提督「開いてるよ」

鳳翔「失礼します」

提督「鳳翔か、珍しいな。どうした?」

鳳翔「おかきが焼けましたので、ここら辺で一つ休憩して、お茶にいたしませんか?」

提督「そうだな……、ここらで一息入れるか。鳳翔も一緒にどうだ?」

鳳翔「はい、ご一緒させていただきます」

……提督こたつに移動中

ボリボリボリボリ

提督「はふー。うめぇ」

鳳翔「まだたくさんありますから、慌てなくても大丈夫ですよ」

提督「それもそうだな」

そういいながら先ほどまで検分していた資料を改めてぱらぱらとめくる。

鳳翔「その資料は…?」

提督「西方海域の資料だ。潜水艦だらけでヨーロッパ方面の通商がとても危険だそうな」

提督「それはそうとキス島攻略部隊の育成はどうなってる?」

鳳翔「第六駆逐隊の皆さんは全員改造が終了しています。逐次近代化改装中です」

提督「よしよし」ズズー

鳳翔「島風ちゃんと雪風ちゃんは改装も完了していて後はこつこつ練度をあげるだけです」

提督「鳳翔も育成の護衛お疲れ様だ」

鳳翔「ありがとうございます…。あと、少し気になることが二点」

提督「なんだ?」ボリボリ

鳳翔「一つは雪風ちゃんがたまに浮かない表情してるんです」

提督「雪風も女の子だからなー。俺にはいえない悩みもあるだろうて」

鳳翔「放っといていいんですか?」

提督「こういうのは向こうから悩みを持ち込んでくるのを待つのが肝要だ。こっちでいじくっても大体ろくな事にならん」ズズー

提督「で、もう一つは?」

鳳翔「ここ数日、バケツと資材が夜の間に減ってるんですよ」

提督「ふーん? 艦娘以外には特段使い道ないから泥棒が入るとは考えにくいが。相当間抜けな泥棒でも1日で金にならん上足が付くと気づくはずだ」

提督「あ、でもボーキが減ってると困るな。何か政府はボーキ出すの渋ってるし」

鳳翔「ボーキは減ってないようなんですよねぇ。資材はそこまで減ってはいないんですが、バケツは一晩6個から8個ぐらいなくなってますね」

提督「……よし。わかった。まぁ川内のせいだろ。うん。夜戦してひとっ風呂浴びて夜戦してひとっ風呂浴びてるんだろ」

鳳翔「なるほど……。っていいんですか放っといて?」

提督「彼女は夜戦中毒だからね。仕方ないね」ボリボリ

鳳翔「はぁ」

提督「ごちそうさま、っと。ま、何か手は打つさ」

鳳翔「お粗末さまでした。それでは失礼いたします」

提督「じゃ、また何かあったら相談に乗るぜー」

バタム

提督「……まぁ、真犯人のあては付いてるけどねー」

果たして、真犯人は!? そして雪風の浮かない顔の原因は!? 次回、キス島撤退攻略編へ続く!!

1レスで済ませる予定だったのに改行数の都合上2レスになったんだが!? まぁいっか。

雪風ぎゅむぎゅむ抱いて寝たい

撤退なのに攻略とはこれいかに

>>130
ありゃキス島に残された人を収容して撤退する作戦だから仕方ないね。うん。

ボーキならあのお姉さんなんだろうけどね

>>132-133
そんなことを言うから小ネタを思いついてしまったではないか!

~犯人はどのお姉さん? 問題編~

提督「正規空母諸君。今回君たちに集まってもらった理由は他でもない」

提督「昨晩と比べてボーキが減っていた! 具体的には自然回復分除いて25Kぐらい!!」クワッ

提督「さらに鋼鉄も大体25Kぐらい減ってた!!」

提督「さらにさらに弾薬も1.1Kぐらい減ってた!!!」

提督「さらにさらにさらに燃料も1Kぐらい減ってた!!!!」

提督「あまつさえ開発資材までも100個なくなってた!!!!!」

提督「というわけで正規空母諸君、心当たりのあるものは手を上げよ」

*正規空母の部屋割は一航戦、二航戦、五航戦の二人一部屋となっている。
*昨晩の秘書艦は陸奥
*電探のレシピは10/11/251/250
*以上の補足事項と提督の台詞から犯人を当てよ。なお共犯は有りうるものとする

1.赤城 2.加賀 3.蒼龍 4.飛龍 5.翔鶴 6.瑞鶴 7.その他

~解答編は正解が出るか数名外したら~

これは電探を作ったに見せかけて赤城さんとながもんが飲み喰いしたに違いない

~犯人はどのお姉さん? 解答編~

雪風「しれぇ」

提督「何だ雪風」

雪風「昨晩、しれぇは『電探作るぞうっひょぉぉぉぉぉ!』とか奇声上げながら工廠に飛び込んでいきましたよね」

提督「あー、あの時はテンションあがってたんだけど32号・14号が100回やって1個も出なかったんだよなぁ。あまりに酷いんで忘れてたてへぺろ(>ω・)」

正規空母一同「「「「「「……」」」」」」

提督「すまん。俺だって、一発博打をうちたくなる事ぐらい……ある」

「第一次攻撃隊、発「鎧袖一触よ、心「よし、友永隊、頼ん「アウトレンジで「直援隊も「攻撃隊、発艦始め!」」」」」」

提督「ぎにゃぁぁぁぁぁぁ!!」

雪風「自業自得ですよ、しれぇ……」


>>137
結局電探オチなんですけどね!

実はスレの方針が迷走してるんじゃないかと心配になってきた。まぁ自分が書きたいものを書けばいいよね!!

というわけでキス島編・前編投下しますー

「キス島ねぇ…」

上層部から新たな指示を受けた提督。
それは、駆逐艦のみで構成された水雷戦隊で以ってキス島に取り残された兵たちを撤退させよというものだった。

「ダルい!」

書面を机に叩き付ける。

「そもそもうちで改造レベルまでこぎつけてる駆逐艦、雪風だけじゃねーか」
提督は目を瞑り、こめかみを指でつつき始めた。
「……よし決まりだ。水雷戦隊を構成しろって命令は無視。結果を出して対処する」
「しれぇ、いいんですか?」
心配そうに雪風が問いかける。
「漁師に突然提督業やらせるような連中の話なんてまともに相手してられっか。
 雪風。全力出撃の用意だ。旗艦陸奥、他は日向、山城、扶桑、赤城、加賀。この6人で行く」

そしてキス島沖。

「何だよこの海流…」

露骨に操作されているとしか思えないほどの激しい渦。

「確かキス島の南東部、このあたりが合流地点よね?」
陸奥が地図を指差し確認する。
「そして海流は北向き、と。あっちのほうには空母や戦艦が見えるんだが?」
「はい、あの部隊と戦うのは得策ではないと思われます」
提督の問いに、飛ばしていた彩雲を回収しながら赤城が答える。
「まるで流砂だな。足を下ろしただけで流されるのがわかる」
一足先に海面に降りた日向がつぶやく。
「…どんな無理ゲーだよ」
「艦隊の構成によって、羅針盤を操作し海流の流れを変えることも可能らしいわ」
そう答えたのは加賀。
「まさか駆逐艦のみで構成しろっていうのは」
「知っていたのでしょうね。この海域のことを」
「畜生!! あいつらめ!! そういうことは先に言えってんだ!!」
加賀の言を遮るように提督が叫ぶ。
「不幸だわ…」
「くっそ、もうヤケだ。そこの海流の先にいる前衛部隊ボコして帰るぞ。索敵は?」
「完了しています」
「いつでも発艦できるわ」
提督の問いに応える赤城と加賀。
「オーケイ。航戦組はどうだ?」
「準備万端だ」
「こちらも問題ありません」
「いつでもいけます」
「よーし、陸奥。爆撃がすんだら一発残存兵力にお見舞いしてやれ」
「任せて」
「では…出撃だ!!」

「意外とあっけなかったな」
帰りの船の中で、机上の海図を見ながら提督がつぶやく。
「えぇ、そうね。半分は普通の艦でしたし」
向かいに座っている赤城が答える。
「…深海棲艦は大体同じ構成を同じ場所に張ってくる。もう何度か調べてみよう」
「何か、お考えが?」
「沖ノ島海域を大艦巨砲主義ですりつぶすことを決断して以来、重巡以下の皆の実戦経験が少なくなってきたからな。
 まともに動く的を狙えないようでは話にならん」
「駆逐隊が必須ですからね」
「それに相手は見たところ水雷戦隊だ。潜水艦を出せば優先的に狙ってくるだろう」
「イムヤさんとゴーヤさんですね。…危険な気もしますが」
「まぁ回避訓練だと思えば。それに彼女らも最近入ったばっかで経験が足らん。ここらでひとつ育ってもらおう」

「というわけで、しばらくキス島攻略準備シフトに移る。
 キス島の近海の水雷戦隊を相手に駆逐艦たちに実戦経験を積んでもらう。
 潜水コンビを囮に、空母2、戦艦で敵を殲滅、二人育成枠をローテーションで回す。
 育成枠は雪風、島風、暁、響、雷、電の6人だ。
 すでに改造済みの雪風を除く5人は改造できるまで練度があがったら報告すること。改造と近代化改修を行う。
 疲れたら休憩、補修や補給は適当にやってくれ。補修に時間がかかりそうならバケツを使ってもいい。
 遠征については暁たちが抜けた穴を初春、子日、初霜、若葉で埋める。…何か質問は?」
「はーい」
「島風か。なんだ?」
「私たちが選ばれた理由って?」
駆逐艦娘たちのほうから、私も知りたい、といった同意の呟きが漏れる。
「あぁ、簡単なことだ。島風と雪風は回避力に優れるし、
 第六駆逐隊の4人は前から遠征を続けてて、練度自体はそこそこある。
 …それとももっと突拍子もない理由をでっち上げてほしかったか?」
「いえ、いいです…」
「何はともあれ、今回は包囲網を突破して撤退するのが目的だ。さくっと育ってさくっと救出しよう」

場面は変わって北方海域に向かうぷかぷか丸の上。
乗り込むは提督の他、雪風、島風、第六駆逐隊カルテット。

「とはいえ、相手がどのくらいの強さかわからないとどこまで育てればいいかわからないよなー」
「そこで威力偵察というわけだね、司令官」
「正解だ、響。もしかしたら改造や改修行わなくてもいけるんじゃないかなーという甘い考えもあるぞ」

などと言っている間に作戦海域に到着する。

「羅針盤は…南東か。明らかに流れが変わってるな。よし、出撃だ!」
「「「「「「おー!」」」」」」

艦娘戦闘中……

「一戦目は難なく突破、と。次いってみよう!!」
「私には誰も追いつけないよ!」
調子に乗って高速で突き進む島風。

遠くから響く砲撃音。

「……!? 島風、一時方向から砲撃!!」
「お"う"っ!?」

間一髪避けたものの、今の砲撃は直撃したら大破は免れ得ないものだった。
嫌な予感がする。

「島風ちゃん、大丈夫ですか!?」
「へーきへーき。だって速いもん!」

雪風が島風の安否を心配する。
とりあえず島風はおじげづく様子はなさそうである。
他の四人も追いついてくる。

「敵艦見ゆ! ……ってあれは……!!」
暁が指差した先。そこには……

「ル級の、エリート……だと……!?」

禍々しい赤いオーラを纏った、巨砲を両手に構える人型。

「おいおいおいおい、冗談じゃないぜ……!?」

それも、二隻。背後には重巡リ級も見える。どう考えても駆逐艦たちの相手には荷が勝ちすぎる。

「艦隊、単横陣を取れ! とにかく回避して粘る!」


もちろん、無理、無茶、無謀であった。

「ふにゃぁぁ!?」

駆逐艦達に浴びせられる砲弾の嵐。

「何よもう!雷は大丈夫なん「大丈夫じゃねーよ!! 退くぞ!!」

その圧倒的な火力は、

「暁が囮になるわ! 皆は早く逃げ…きゃん!」

そこに高い壁があると思わせるに十二分だった。

「これは少し恥ずか「恥も外聞もねーよ逃げろよ!!」

一方で雪風は…

「あ……みんな…みんな……やられちゃう…沈んじゃう……」
「雪風ちゃん、おっそーい! ほら、手握って! 急ぐよ!」

涙目になっている雪風を島風が引っ張っていく。

「雪風、島風! 後ろからもう一発来るぞ!」
「えっ!?」
「雪風ちゃん! 危ない!!」

前に突き飛ばされる雪風。着弾音。くずおれる島風の体。

「あの一瞬で後ろに回ったのか…ってそんなこと言ってる場合じゃねぇ! 急いで回収だ!」

艦娘撤退中……

「しれぇ、島風ちゃんが……雪風をかばって…!!」

雪風が悲痛な声で叫ぶ。
魚雷発射管をおろして甲板に横たわる島風の手をとって脈を計る。

「……脈はあるし呼吸もある。ちょっとばかり気を失ってるだけだ。あ、紐パン切れてやがるナンデキレルンダ」

暁たちの様子も見る。気絶はしていないものの全員ぼろぼろである。

「暁たちも…ダメっぽいな。とりあえず艤装おろして船室のベッドで休んどけ。いったん帰ろう」
「うぅ……」
「頑張ったがダメって時もあるさ。強くなってからまた来よう」

舵輪を握り提督はひとりごちる。

「しっかし、あんなのが守ってちゃ無理ゲーだな……。いやホント島に残された人は大丈夫なのかね」

鎮守府に戻り、風呂を浴びて、寝床について。

ベッドの中で、雪風は泣いていた。

「みんな……、雪風が、雪風が悪いんです……」

「雪風が一緒にいると……。みんな……」

「今日だって……みんな、危険な目に、あって…」

「島風ちゃんも……雪風をかばって……」

「雪風は……皆が沈むところなんて……見たく…な…グスッ」

キス島編前編おわり

欲望に任せると雪風が泣いて提督がそれを慰める話ばっかになりそうなので
>突然の安価<
前回は2レスになってしまったが1レスで終わるようなるべく努力する提督と艦娘の小話書くよ!!
↓1以降有効艦娘で(既出なら安価下)

そっか比叡かーこれは雪風泣かせないといけませんねー

というわけで比叡に決まりましたのでごゆっくりお待ちください

だーかーらー!! 話積んだら行数足りなくなって2レスになるって言ったじゃねーか俺のバカ!!
というわけで小ネタできたんで投下

それはキス島攻略のための訓練中のことであった。
毎度のごとく深海棲艦を鹵獲しては解体するいつものこと…。

提督「さーて、今回の雫(ドロップ)はー?」ドスッ

チ級エリ「ウボァー」

開けた穴に手を突っ込む。…掴んだ感触がいつもと違う。

提督「これは、ヌルリ、と来たぜぇ……!!」

金剛「誰をGet!!しましたカー?」

提督「こいつぁ間違いなく金剛型の感触……!! だが、金剛・榛名・霧島、既にいるどの三名とも違う……!!」

金剛「Oh... ということは…」

提督「訓練中断! 鎮守府に帰投するぞ!!」


工廠

提督「ククク……これで大淀と猫吊るしの鼻をあかしてやれるぜ…!!」

ドサッ、と妖精の前に置かれる雫…とチ級の遺体。

開発妖精「はいはーい、んじゃ艦娘にするよー」

提督「しかし慣れって怖いなー。人型の深海棲艦解体しても何も思わなくなってきた」

開発妖精「『これ解体するのはちょっと』とか言いながらヲ級をそのまま持ち込んだこともあったっけ」

提督「今じゃあいい思い出だ」

開発妖精「はーい出来ましたー」

比叡「比叡です!」

提督「よろしくな。他の姉妹はとっくに着任してるぜ」

比叡「お姉さまも!?」

提督「もちろんだ。金剛なら榛名や霧島と一緒に食堂で待機してるんじゃね?」

比叡「会いに行ってもかまいませんか!?」

提督「いいぞ」

比叡「気合! 入れて!! 行きます!!!」ピューン

提督「姉妹揃えろって大淀から言われてるし一緒に居てm……もう行っちまいやがった」


提督「というかよく艤装背負ってあんな速度で走れるな……」

鎮守府玄関付近

比叡「ここが鎮守府ですね! お姉さま! 比叡が今行きますよー!!」ダッ

意気込んで駆け出した比叡。だが横から雪風が!!

雪風「……」トボトボ

比叡「わっ、と、と、と!」

ドン!

しりもちを付く雪風。

比叡「あっ、ご、ごめん、大丈夫?」

手を貸し、雪風を助け起こす比叡。

雪風「こちらこそごめんな…さ……あ……」

比叡「ん? どうしました?」

雪風「ひえ、い、さん……」

比叡「はい、比叡ですよ?」

雪風「……ぅ…う"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ん!! ごべんなざいごべんなざい"ぃ"ぃ"ぃ"!!」ギュムッ

比叡「え、ちょ、ちょっと。怒ってないから落ち着いて」

雪風「ひえ"-ざんごべんなざい"、ごべんなざい"……グシュグシュ」


提督「ふー、追いついた、ってなにやってんの」

比叡「あー、その、司令、この子とぶつかったら突然泣き出しちゃって何言っても謝るばかりで……」

提督「……雪風と聞いて心当たりは」

比叡「……あ! まさか……」

提督「雷撃処分の件だろうよ。確か猫吊るしが言ってた」

比叡「あー……あのことかぁ……」

雪風「ひぐっ……ひぐっ…許じで……ぐだざい…」

比叡「もう、しょうがないなぁ……。よいしょっ、と」

そう言って雪風を抱き上げる比叡

比叡「伝達の齟齬があったとはいえやってしまったことはしょうがないですからねぇ」ホッペブニュブニュ

雪風「うにゅぅ……」グスッ

比叡「そうですねぇ…。今すぐ泣き止んでお姉さま達のお茶会に一緒に参加するなら、許してあげますよ?」

雪風「!!」

目をパチクリさせ、目元の涙を袖で拭う雪風。

雪風「はい! ご一緒します!」

提督「よかったな、雪風」ポフポフ

雪風「えへへ」

提督「じゃ、あいつらも待ちくたびれてることだろうしとっとと食堂行こうぜ」

比叡・雪風「「はい!!」」

おしまい

スレタイ、泣き虫雪風と変人提督のほうが良かったかなぁとか微妙に思い始めている。
更に原題たどると泣き虫雪風とキチガイ提督だったがそこまでイカれてないしなぁというわけで今のようになったんだけど

たまには堤防で釣りしたっていいのよ?

>>160
この優しくも理不尽で残酷な世界で釣りをしたらどうなるか

鎮守府の堤防。ここだけは昔と変わらず政府も手をつけていない。つける必要がなかっただけとも言うが。
そこに立つ男が一人。

提督「やはり釣りというのは一人で静かにやるもんだよなぁ。そーれっと」

針に餌をつけ、釣竿を振るう。
程なくして、竿が引っ張られる感触が伝わってくる。

提督「こいつは当たりだな。大物だぞ……!!」

引きにあわせて時に慎重に、時に大胆にリールを巻き戻す。
そして……!!

提督「うぉぉぉぉぉらっしゃぁぁぁぁ!!」

海面から飛び出す黒い影!! それは……!!

駆逐ロ級「やぁ」

提督「……」

ザクッザクッザクッ

猫吊るし「おおっと、提督、横にあった銛で容赦なくロ級を突き刺したぁ!!」
猫土下座「ロ級が砲を構えるより早いです! これは抵抗できません!!」
猫パンチ「さらに抜いては刺し抜いては刺しの滅多刺しです! これはR-18ものですね! Gのほうだけど」
猫ガード「これは茶の間にはお見せできませんね」

駆逐ロ級「」ビクンビクン
提督「実況すんな、というか猫吊るしよ、そいつら誰だよ」

猫吊るし「妹ですが」

提督「お前に負けず劣らずタチ悪いな。そもそも何しに来たんだよ俺は一人で釣りがしたいんだよ」

猫吊るし「冷やかしです。それに海産資源は大体深海棲艦に取られてて釣りしても引っかかりませんよ」
猫土下座「むしろ駆逐あたりがわざと引っかかって釣り人を狙う事故が急増」
猫パンチ「危ないので今現在釣りは全面的に禁止されてます」
猫ガード「深海棲艦を釣りたいなら止めはしませんが」

提督「というか鎮守府の目の前まで深海棲艦来てるほうがおかしいでしょぉぉぉぉ!?」

猫吊るし「どこでボロ竿振ってもコイキ○グが釣れるのと一緒です」

提督「もうやだ平和な時代に帰りたい」

猫吊るし「というわけで深海棲艦の撃滅頑張ってください。平和になれば元通りですよ」

提督「やればいいんだろやれば!! 畜生!!」


なお、出撃した海域で敵を蹴散らした後しばらくは釣りに最適と気づいたため、
提督はぷかぷか丸に釣り用具一式をを用意するようになりました。

わかるかー? キス島編後編書いてたはずなのになんで小ネタのほうがババっと書き上がってしまうんだよ!?

いっそ開き直ろう。本編考えながら小ネタを考える。これだ。
1レスで終わるようなるべく努力する提督と艦娘の小話書くよ!!
↓1の有効艦娘で(既出ないし艦娘とかじゃない場合安価下)

如月了解~

提督が駆逐艦ロ級を倒した…だと?
これは鎮守府に衝撃が走るな!

>>166
野良駆逐艦一隻沈めたところで何になりましょう。というか深海棲艦ってどのくらいの大きさなんだろうね実際。
駆逐クラスは大きめのマグロぐらいの大きさだということにしとこう。うん。

というわけで如月編投下

提督「ふー、布団かぶってコタツでみかん食うのは最高だねぇ」

コンコン

提督「どーぞ」

如月「失礼いたします。書類をお持ちしました」

提督「ほいほい。書類は執務机に置いといて」

如月「わかりましたわ」

提督「お疲れ様。ついでだし、こたつで暖まってけ。みかんはもう全部食っちまったが」

如月「いいんですの?」

提督「俺も休憩中だ。構わん構わん」

如月「それでは失礼しますね」モゾモゾ

提督「うん。ところで」

如月「なんでしょうか、司令官?」

提督「何で対面でも横側でもなくて俺と同じほうに入ってるんですかね」

如月「ほら、密着したほうがあったかいでしょう?」モゾモゾ

提督「それはそうだが、っておい普通に布団の中までくるのかよ」

如月「密着するには近づかなければなりませんもの」

提督「全く、しょうがないヤツだな」

ひょい、と如月をひざの上に座らせる。

如月「うふふ、特等席ですわね」

提督「そうか」

如月「あったかくて、信頼できる人に守られてる感じで、なんかこう…幸せ、って感じかしら…?」

提督「かもなぁ」アタマナデナデ

如月「あふ…安心したら……眠く…なっ…て…」Zzz...

提督「眠っちゃったか……って、これ、動くに動けねぇ状況じゃねぇの!?」

提督「……まぁいっか」

結局、如月が起きるまで本を読むなどして座って過ごした提督であった。

おしまい。

青葉出してオチつけようかと思ったが別にオチに拘る必要はないよね!
キス島後編頑張って書こう。

小ネタを振り続けると主人公が雪風だということを忘れそう


提督「初めて会った時から気になってたんだが…」

雪風「なんでしょう?」

提督「その頭頂部のそれと側頭部のラッパみたいなのなんなんだよ」

雪風「この頭頂部のは九四式3型方位盤照準装置と言って、射撃管制に使うものです!」

提督「ほうほう」

雪風「側頭部のは22号対水上電探です! ほら装備図鑑見てください」

提督「ほんとだ。形同じだわ」

雪風「えっへん!」

提督「その割には索敵は並程度(*)だな」

雪風(じわっ)


*雪風の素の索敵は最大39(一般の駆逐艦と同様)、夕雲型42、時雨改二43、ヴェールヌイ・夕立改二49。
ま、まぁ改二で丹陽になれば多分上がるし(震え声)

主人公にも小動…違う、小ネタあってもいいじゃない

公式四コマの雪風が可愛いですね。ここの雪風とは真逆だがそれがいい

>>172
それもそうだな
↓1の有効艦娘で(既出ないし艦娘とかじゃない場合安価下)

雷りょうかーい

雪風に骨抜きにされているのでこれ以上骨抜きにされることはない!!(ダメ人間感)

小ネタはもうちょい待ってね。キス島の話がらみになりそうです

雪風に骨抜きにされているのでこれ以上骨抜きにされることはない!!(ダメ人間感)

小ネタはもうちょい待ってね。キス島の話がらみになりそうです

ぎゃー連投しちまったー

キス島沖、ぷかぷか丸の上。
撤収しようにもエリ戦を五体満足でかわさねばならないので駆逐艦を中心に訓練中であった。
訓練の様子を見ている少女が一人。

雪風「……」ポケー

むしろ訓練の様子すら見えていないかもしれない。虚ろな瞳で海の向こうを眺めているというべきか。

雷「元気ないわね。そんなんじゃダメよ!」

雪風「雷……さん…?」

雷「雪風ちゃん、この前の威力偵察以来なんだかポケーっとして元気ないから様子見に来ちゃった!」

雪風「……そんな、こと…」

雷「悩みごとがあるなら私が聞いてあげるわ!」

雪風「……」首フルフル

雷「あ、言いにくいことなら別にいいのよ? 代わりにこうやって…」ギュッ

雪風「……う…ぐすっ……うぁぁぁぁん……」

雷「そうそう、もっと私を頼ってもいいのよ? 辛かったらいつでも言ってね?」

雪風「ぐすっ、ぐすっ…」

雷「よしよし、いっぱい泣いて、いっぱい寝ましょ。訓練のことは司令官になんとか言ってごまかしておくから」

雪風「うん…」


提督「ん? 雪風の訓練? しないよ? 改造済みだし練度の差付きすぎてるから実際必要なのは改修だけなんだよなー」

雷(あれー、ごまかす必要とかなかった?)

透過しといて「おわり」とかくの忘れてたてへぺろ

投下と透過を間違えていることに気づいた
しかも本編が遅々として進まない

ので小ネタで気分転換
↓1の有効艦娘で(既出ないし艦娘とかじゃない場合安価下)

高雄了解

sagaないと翌の字が入っちゃうから仕方ないね。うん。

小ネタはババっと思いついてババっと書けるんだが本編が進まないのはどういうことだ

ということで高雄編投下

高雄「こんにちは、高雄です。貴方のような素敵な提督でよかったわ」

提督「こちらこそよろs……んん? 何かがおかしい。ちょっとさっきの台詞をもう一度、ゆっくり繰り返してみてくれ」

高雄「こんにちは」

提督「今は昼だし問題ない」

高雄「高雄です」

提督「カカオデスに聞こえたが問題はそこじゃない」

高雄「貴方のような素敵な提督で」

提督「そこだ!! 何で初対面なのに素敵かどうかわかるんだよ!? 初着任だろ!?」

高雄「社交辞令です」

提督「それならいいや」

高雄「というのは冗談で妹から提督について聞いてたので」

提督「え、社交辞令のほうが冗談なのっていうかいつ連絡取ったの!?」

高雄「私たちが艦船の魂から作られているというのはご存知ですよね」

提督「万物に神宿る日本的アニミズムだなーとは思ってるが」

高雄「同型艦ぐらい近しければ互いに意思疎通できるんですよ。霊魂パワーで」

提督「マジで」

高雄「姉妹艦が居ないのに姉妹に言及する子這いませんでしたか?」

提督「あー……」

~~~

伊勢「どうなのさー日向ー」
扶桑「山城、大丈夫? 砲撃よ」
翔鶴「瑞鶴、出撃よ」

~~~

提督「……あぁ、納得した。別にイマジナリーフレンドならぬイマジナリーシスターに話しかけてるわけじゃなかったんだ」

高雄「そういうことです」

提督「でも傍目電波なのは変わらないが」

高雄「それはいいっこ無しです」

提督「で、誰から…って妹といってたし愛宕か」

高雄「摩耶ですが」

提督「えっ」

高雄「摩耶と鳥海も妹ですよ? あまり似てないって言われますけど」

提督「あいつ等が同じ高雄型というのもびっくりだが…摩耶がねぇ(図鑑ペラペラ)お、マジだ、高雄型だ」

高雄「ちょっとつっけんどんな所もありますけど、割としっかり貴方のこと見てますよ」

提督「そうか…」


その後、提督の摩耶を見る目が優しくなったことに摩耶本人が気味悪がったことはまた別の話。

高雄「こんにちは、高雄です。貴方のような素敵な提督でよかったわ」

提督「こちらこそよろs……んん? 何かがおかしい。ちょっとさっきの台詞をもう一度、ゆっくり繰り返してみてくれ」

高雄「こんにちは」

提督「今は昼だし問題ない」

高雄「高雄です」

提督「カカオデスに聞こえたが問題はそこじゃない」

高雄「貴方のような素敵な提督で」

提督「そこだ!! 何で初対面なのに素敵かどうかわかるんだよ!? 初着任だろ!?」

高雄「社交辞令です」

提督「それならいいや」

高雄「というのは冗談で妹から提督について聞いてたので」

提督「え、社交辞令のほうが冗談なのっていうかいつ連絡取ったの!?」

高雄「私たちが艦船の魂から作られているというのはご存知ですよね」

提督「万物に神宿る日本的アニミズムだなーとは思ってるが」

高雄「同型艦ぐらい近しければ互いに意思疎通できるんですよ。霊魂パワーで」

提督「マジで」

高雄「姉妹艦が居ないのに姉妹に言及する子這いませんでしたか?」

提督「あー……」

~~~

伊勢「どうなのさー日向ー」
扶桑「山城、大丈夫? 砲撃よ」
翔鶴「瑞鶴、出撃よ」

~~~

提督「……あぁ、納得した。別にイマジナリーフレンドならぬイマジナリーシスターに話しかけてるわけじゃなかったんだ」

高雄「そういうことです」

提督「でも傍目電波なのは変わらないが」

高雄「それはいいっこ無しです」

提督「で、誰から…って妹といってたし愛宕か」

高雄「摩耶ですが」

提督「えっ」

高雄「摩耶と鳥海も妹ですよ? あまり似てないって言われますけど」

提督「あいつ等が同じ高雄型というのもびっくりだが…摩耶がねぇ(図鑑ペラペラ)お、マジだ、高雄型だ」

高雄「ちょっとつっけんどんな所もありますけど、割としっかり貴方のこと見てますよ」

提督「そうか…」


その後、提督の摩耶を見る目が優しくなったことに摩耶本人が気味悪がったことはまた別の話。

おしまい。小ネタでも書き上げたらageたほうがいいのかなぁ

投下があるならあげたほうが皆に分かりやすいでは?

と言うかまた二重投稿になってるよ!! 泣きたい

>>190
そうですね。小ネタでも投下したらageることにしましょう…!!

ずほ、来ないなぁ
ずかばっかり…

>>195
うちも未実装です(白目)
というわけで熊野着任記念の小ネタを突然ぶん投げる

提督「戦艦レシピよーし」

建造妖精「あいよー」

>1:30:00<

提督「来たか…。バーナーを」

ザザザッ

提督「背後に気配!?」クルッ

「我輩が利根である!!」
「僕が最上さ!」
「筑摩と申します」

提督「やめろ!!」

シュボボボボ

建造妖精「できたよー」

熊野「ごきげんよう。わたくしが重巡熊野ですわ」

提督「よしよし」ドヤァ


別の日

提督「鈴谷さえくれば戦艦レシピとはおさらばだ。いくぞ!」

建造妖精「あいよー」

>1:30:00<
>1:30:00<

ザザザザッ

提督「背後に気配!? しかも一人増えてる!?」クルッ

「我輩が利根である!!」
「僕が最上さ!」
「筑摩と申します」
「わたくしが重巡熊野ですわ」

提督「やめろよ!!!」


なお利根と最上だった模様(ギリッ

本編? 週末使って書き上げるから(震え声)

さて、キス島編、後編いってみよー

前編:>>140-147

一行でわかるあらすじ:キス島攻略に参加することになった雪風だが僚艦の中大破連打でトラウマ抉られました

「……ぐすっ、目が、覚めちゃいました…」

「雪風がいるから……皆が…傷つく…」

「……皆が居なければ、誰も傷つかない…」

「そっか……そうだよね……こんな簡単なこと……」


泣き虫雪風と釣り人提督・キス島編:後編


雪風は体を起こし、もう一つのベッドを見る。
そこには島風がぐっすり眠っている。
「ひとりぼっちは寂しいもんな」という提督の考えで雪風と相部屋になっている。

大きな音を出さないよう自分の艤装を装備し、そっと部屋を出る。

「……傷つくのは雪風一人だけでいいんです…」

キス島沖にある小島。猫吊るしが作った(と自称している)転移装置によりあっという間に移動できるため、遠方の海域へも行き帰りが容易である。

「……よいしょ、っと」

資材置き場から持ってきた高速修復材、燃料、鋼鉄、弾薬を下ろす。一人で持ち運ぶには限度があるのでそう多くはない。
ダメなら出来るまで何度でも。作戦を終わらせてしまえば誰も苦しまない。

「雪風……出撃します!!」


気合や精神論でどうにかなるなら戦争はとっくに終わっている。
それに雪風一人である。一人であっさりどうにかなるほど甘いところでもない。

「やっぱり一度じゃ無理ですね…」

雪風は満身創痍で小島に帰還した。

無言で高速修復材と鋼鉄、燃料を使い自らの傷を治していく。

そして、燃料と弾薬を詰め込み、再び沖へと向かう。

「でも、雪風は…沈みませんから…」


「うぅ~……」

傷つく、修復する、補給する、沖へ向かう。

「……」

傷つく、修復する、補給する、沖へ向かう。

そうこうしているうちに修復材がなくなる。

「……また明日、ですね」

数日後、資材庫にて。

「ん~、バケツの数があわんなぁ。資材も少々なくなっている。政府からの支給分とトントンだが」

ぶつぶつぼやきながら資材の量を勘定する提督。

「まぁバケツや資材は艦娘が補修とかに使ってるならいいけどねぇ。泥棒だとちょっと困る」

白墨で壁に数字を書きつけながらなおもつぶやく。

「なくなったバケツの数に対し、持っていかれてる資材の量が少ない。
 軽巡以上の修復ならもっと鋼鉄を持っていかれているはず。潜水艦は本当に微々たる物だがそれよりは多いので除外」

さらに式を書き連ねる。

「それに加えて、減っている弾薬と燃料の比と予測される鋼鉄減少量からの燃料の消費、そしてその他もろもろを考えると…」

カッ、カッ、カッ ポキッ

「……そういうことか。まぁ打てる手を打って、しばらく様子を見るか」

折れた白墨を適当に投げ捨てながら、提督は資材庫を後にした。

「…雪風が…雪風がやらなくちゃ…」

その日の夜も、雪風はキス島に挑んでいた。

戦艦の砲撃を浴び、重巡の砲撃を浴び、時には駆逐艦の魚雷を浴び。

そのたびに引き返しては補充を繰り返す。

それを何度も繰り返し、修復材がなくなったのを確認して鎮守府に帰還する。

「今日もダメでした……」

そっと部屋に戻り、艤装を解除して布団に潜る。

「ぐすっ……ぐすっ……」

キス島攻略開始から一週間後…

その夜もまた、雪風はキス島へ出かけるために艤装をつけ、部屋を出た。

パタン、と戸の閉まる音。そのかすかな音は寝たふりをしていた島風の耳に届いた。

(……ホントだ。提督の言ってた通り、雪風ちゃんが夜中出歩いてる…)

ベッドのそばにいつも置いてある艤装はない。
トイレに行くのにいちいち装備する必要はもちろんないので用を足しに行ったとは考えづらい。

(もしかして、どっかに出撃してる?)

ベッドを降り、手早く艤装を装備し、連装砲ちゃんたちに合図をする。

「私たちはこれから雪風ちゃんを追います。みんな眠ってるから静かに、迅速にね」

そっとドアを開け、島風も雪風の後を追った。


「出撃してるなら転移装置の先かなぁ…」

鎮守府、港湾部分。遠方への作戦のために転移装置が設置されている。
そして、その行き先は北方海域を指している。

「ま、行けばわかるよね!」

そういって島風は海面をすべり、勢いよく転移装置に飛び込んだ。

(……あれは、雪風ちゃん?)

転移地点のそばにある島に上陸し、島風は木陰から様子を伺っていた。
丁度、雪風が出撃から戻ってきて補修を行っているところだった。
補修が終わったのか雪風は立ち上がり、再び沖へ向かっていった。

(一人で、頑張ってるのかな……)

沖へ出て、ボロボロになっては戻って、補修して。
沖へ出て、ボロボロになっては戻って、補修して、の繰り返し…。

(なんだか、辛くて苦しそう。何が雪風ちゃんをそうさせるんだろう)

沖へ出て、ボロボロになっては戻って、補修して。
沖へ出て、ボロボロになっては戻って、沖へ出て…。

(……あ、もうバケツが無くなったんだ。だからそのまま沖に)

「……ダメでしょ!?」

何度も何度も挑んでも、いっぺんたりとて抜けられない。幸運艦でも無茶がある。

擦り傷切り傷打ち身に焦げ跡。治すそばから出来ていく。

艤装はボロボロ、服はズタズタ、瞳に光は灯らない。

「ゆきかぜが……ゆきかぜが、やらないと…」

フラフラになりながら小島へ戻る。
弾と燃料を補給し、修復材を掴もうとする。がその手は空を切る。

「……なくなっちゃった」

明日はキス島出撃の日。今夜のうちになんとかしないと、また皆が傷つく。
雪風はくたくたの体を無理やり動かして、キス島へ足を向ける。

「……ゆきかぜが、いなければ……いいの、かな……」

艦娘は基本沈むことはないが、大破した状態で出撃を続けた場合は例外で、沈むときは存外あっさり沈む。
もちろん、不沈艦と呼ばれた雪風も例外ではない。そもそも前世では中破以上したことがない。

暗い考えに思いをめぐらせながら戦闘海域へ入る。
紅いオーラを纏った戦艦の巨砲が、雪風を狙う。
雪風の虚ろな瞳に涙が浮かぶ。

「しれぇ……みんな……さようなら…」

そう雪風がつぶやくと同時に響く砲撃音。砲弾は過たず雪風の居るところに落下していく。

その刹那、思いっきり腕を引っ張られた。
まるで、あの世に逝く魂を無理やり引き戻すように。

「何やってんの雪風ちゃん!!」
「島風…ちゃん…?」
「話は後! 今は逃げるよ!! 連装砲ちゃん、援護して!!」

転びそうになるくらいの無茶な速さで、降り注ぐ砲弾の嵐の中、島風は雪風を曳航していった。

追手は連装砲達の砲撃で牽制し、それ以上の追撃を許さない。

「全速で離脱するよ!」


転移装置を抜け、鎮守府に戻っても島風の足は止まらない。

艦娘用ドックに入り手早く雪風の艤装と服(もう殆ど着てないも同然だったが)を脱がせ、浴槽に投げ込んだ!

上がる水柱。目を回したまま仰向けに浮かぶ雪風。幸いにして入浴している艦娘は他にいなかった。

ちなみに入渠ドックの湯に使われている入浴剤は艦娘に対して薬効効果があるため、怪我した状態で入っても安心である。

「はぁ……はぁ……。汗かいちゃった」

そう言うと島風も服を脱ぎ、雪風を追って浴槽に飛び込んだ。

「う……あ…うみのそこ…? あったかい……」
「何寝ぼけてるのよ」
「へぶっ」

意識を取り戻した雪風の顔にぱしゃり、と島風がお湯を浴びせる。

「ここは……」
「入渠ドックよ。煤だらけになっちゃったからよく洗わないとね。……それより」

雪風の額に指を突きつける。

「私が救助間に合ったからいいけどもう少しで沈んじゃうところだったじゃない! あんなボロボロの状態で出撃するなんて何考えてんの!?」

ぐりぐりと人差し指を雪風の額に押し込む

「あぅぅ……、だ、だって……。雪風と一緒に出撃したら……みんな沈んじゃうんじゃないかと思うと、怖くて…」
「怖くて?」
「雪風がいなければそんな心配をしな」

ペシッ。
言い終わる前に島風のデコピンが雪風に叩きこまれていた。

「なーにバカなこと言っちゃってんのよ」
「あぅぅぅ……」

ふくれっ面の島風に涙目の雪風。

「私達は艦娘なんだから、そうそう簡単に沈んだりしないって! それに…」
「それに……?」
「雪風ちゃんが沈んだらわたs皆が悲しむんだからっ!!」
「島風ちゃん……」
「そ、それに提督だって悲しむはずだし! 多分!!」
「……うん……グスッ」
「ほらほら泣いてたらもう一回顔洗わなきゃなんないし、ね? さっと洗って傷の手当して寝ましょ?」
「そうだね…」

風呂から上がり、着替えて自室に戻る二人。雪風は服がボロボロなので補修を妖精さんに任せ、備え付けの浴衣に着替えた。

棚から救急箱を取り出し、雪風の手当を行う島風。

「島風ちゃん、しみるよぉ~…」
「このくらい我慢我慢。ガーゼを当てて、包帯巻いて、っと。あとは一晩寝れば大丈夫」
「ん……ありがと」

艦娘の治癒力は高い。特に駆逐艦や潜水艦などは適切な治療を施して数時間休めば元気いっぱいである。

「はいはい、お布団入って寝ようね。明日は強行偵察という名の出撃の日なんだから」
「うん……ところで」
「何?」
「なんで雪風の布団に一緒に入ってきてるんですか?」
「また抜け出さないように見張るためだから!」

島風はそう言うと抱きまくらにするかのように雪風を抱きしめた。

「あぅ~」
「抜けだしたっていいよ? 私から逃げ切れる自信があるなら、だけどね」
「さすがにそれは無理だよ…」

それ以上の反論もなく二人は深い眠りに落ちていった……。

翌日……

「おっしゃー、強行偵察の名目で突破しに来たぞー! 一週間前とは違うってことを奴らに見せつけてやるぞ!」
「やる気だね、司令官」
「まぁ俺がやる気出しても仕方ないがな」

再びキス島南部。全員の改造が終わり、改修もだいたい済ませての再挑戦。

「戦艦は倒そうと思うな。牽制しながら逃げ切れ。では……全艦、抜錨、出撃!!」


「敵艦見ゆ! 戦1重1軽2駆2、いずれもエリートクラス、なのです!」

電の索敵報告。以前より相手の構成が甘めである。

『よし、とにかく避けて避けて避けまくれ!! 落とせるなら軽巡や駆逐は落とせ! 雷撃戦で魚雷を撃たせるな!』
「了解よ、司令官!」

飛び交う砲弾、上がる水柱。
狂気の沙汰としか思えない海の上を少女たちは突き進む。

「敵駆逐ハ級、1隻撃沈!」
『よっしゃ、よくやった暁…左舷からくるぞ!』
「わっ、とと! …ありがと、司令官」

「そんな攻撃、当たんないわよ!」
「敵軽巡ト級大破、なのです!」
『よし、押し通れ!』

「私には誰も追いつけないよ!」
『島風、ル級の砲撃来るぞ!』
「島風ちゃん、危ない!」
『雪風!?』

雪風が島風を庇うように体当りする。盛大に上がる水柱。

『雪風、島風、大丈夫か!?』
「雪風は大丈夫です!」
「私も雪風ちゃんが庇ってくれたので大丈夫です!」
『おーけー。敵陣に突っ込め! 魚雷発射後、即離脱だ!!』

6隻分の魚雷発射音。そして上がる爆音。

「こちら響。敵軽巡ト級撃沈」
『深追いの必要はない、離脱だ』
「こちら雪風。全員航行に支障なしです!」
『よし、舵を東北東に取れ! 島の包囲艦隊を撃破せよ!』

結論から言うと、包囲艦隊はやる気のないレベルだった。

「拍子抜けね」

そんな暁の言葉通りの強さでしかなかった。

「さてさてここで、えーと(パラパラ)守備隊を回収して帰るわけだが」
「お、ひとだひとだー」

わらわら現れたのは迷彩服にヘルメットをかぶった妖精たち。

「え、守備隊って」
「我々ですよ~。基地作って自給自足できるよう設備整えたはいいんだけど不要だとわかった直後に島を包囲されちゃってねぇ」
「うんうん。食糧とかの心配はなかったんだけどずーっと居座られて、なんかこう、うざったい?」

世間話でもするような軽い調子で話す守備隊妖精たち。
正直脱力ものである。

「まぁともかく、撤収するから荷物まとめて船に乗り込んでね……」
「あいあいさー」

そんなこんなで鎮守府に帰投。

「今日はお前らよく頑張ったな」

暁の頭を撫でる。

「もう子供じゃないって言ってるでしょ!」
「俺に比べりゃ戦艦空母の艦娘含め全員外見年齢的に子供だよ」

続いて響の頭を撫でる。

「響もこういうのは好きじゃないか?」
「……嫌いじゃない」

雷の頭も撫でる

「司令官、も~っと私を頼ってもいいのよ?」
「そうだなー。考えておくよ」

電の頭も撫でる

「よしよし」
「あ、あの…ありがとう…」

島風の頭も撫でる

「お疲れ様、だな」
「えへへ~」

そして雪風の頭の照準装置を外し、手を彼女の頭に載せ…

力いっぱい、五指を内側へ折り曲げる!!

「あだだだあだ!? しれぇ!?」
「俺が何も知らんと思ったか?」
「ごめんなさいごめんなさい資材くすねてごめんなさい!!」
「俺は資材は自由に使っていいといったから別にそっちで謝る必要はないんだがな」
「じ、じゃあ…」
「島風に見張らせて正解だったわー。なーんで大破状態で島風に曳航されて帰還してたのかなー執務室から見てたよー」
「ご、ごめんなさい…ひっく、ひっく…」
「俺を苦しめたい、ってんでもなければ二度とすんなよー」

ぽふ、と頭を軽く叩き、照準装置を元に戻す。そして持ち上げぎゅっと抱きしめる。

「お前は俺の大事な相棒なんだからよ」
「しれぇ…」

ゆっくりと雪風を下ろす。

「よし、説教おしまい! 皆で間宮のアイス食いに行くぞ!」
「「「「「「わーい!」」」」」」


こうしてキス島撤退作戦は無事に完了した。

その翌日…。

「アルフォンシーノ方面進出だぁ? だるい! 陸奥・伊勢・日向・扶桑・赤城・加賀! 全力出撃だ!!」

艦娘出撃中……

「敵前衛艦隊突破しました」

「敵護衛空母群、撃滅しました」

「敵泊地艦隊壊滅させてきました」

「うっそーん!?」

キス島編:おしまい

ふー、ちかれた。

しかしこの提督なんかエロいことしそうにないんですが。
提督が暴れまわる話も書きたいなぁ

まぁそれはともかくいつも通り小ネタで気分転換
↓1の有効艦娘で(既出ないし艦娘とかじゃない場合安価下)

祥鳳

おーけい、祥鳳把握。

人間、安価取っておいて別のネタが浮かんできてしまうこともあるのです。
これも皆小説版のせいなのです。>>220は今週中には消化するから(震え声)

執務室。提督は働いて…はいなかった。文庫本を読んでいた。
読み終えたのか本を閉じ、机に置いた。

提督「……なかなか面白い話だった。よし、こっちも負けてられん」

深海棲艦生息域報告書を開き、目当ての情報に目を通した後、得心したように頷く。

提督「よしよし、後は面子だが……」

>第二・第三艦隊が遠征から帰投しました<

提督「丁度いい。鎮守府内放送のスイッチは、っと…」

ピーン↑ポーン↑パーン↑ポーン↑

提督『今から呼ぶ六名は直ちに執務室に来るように。陽炎、皐月、長月、霰、曙、潮。
   また、第二・第三艦隊の入れ替えを行う。第二・第三の睦月型全員外れて第二に吹雪、白雪、初雪、深雪。
   第三に朝潮、大潮、満潮、荒潮。軽巡4名はそのまま。準備が完了したらタンカー護衛と鼠輸送任務に付くこと。以上』

ピーン↓ポーン↓パーン↓ポーン↓

提督「さてさて…」


しばし後…


提督「よしよし、全員揃ったようだな」

曙「いったい何の用なのよクソ提督」

提督「簡単に言うと諸君らには出撃してもらう」

六人「!?」

提督「なぁにそんなに大したことではない。製油所近辺の敵主力を撃滅するだけだ」

陽炎「いったいどういう風の吹き回しで…」

潮「それに私たちが選ばれた理由は…」

提督「そうだな。猫吊るしが密林で発見したというこの本。なんでも別の世界の艦娘の話だそうだ」

そういいながら先ほど読んでた本を手に取る。

提督「陽炎主人公で他五名が僚艦なわけだが、この話のハイライトがル級率いる敵艦隊との決戦だ」

だいぶ話の筋がゆがんでいる気はするがまぁそれはそれである。

提督「ネタバレなんで戦闘結果の詳細は避けるがともかくうちでもやってみようということで」

鎮守府周辺の海図をびしりと指差す。

提督「ちょうど製油所近辺敵主力が似たような構成だしな」

皐月「そんなミーハーな理由でいいの…?」

提督「無思考だとオリョールかキス島沖かサブ島になるし…。それにたまには出撃しないと錆付いちまうし」

長月「そうだな。駆逐艦だと侮ってもらっては困る」

提督「というわけで艦隊名は第十四駆逐隊! 旗艦は陽炎! 旗艦バッチ付けるぜ」

陽炎「了解! 陽炎、抜錨します!」

艦娘戦闘中……

提督「さすがに駆逐改ともなると軽巡ぐらいは余裕で食えるな」

羅針盤妖精「海流、南東よーし」

提督「よーし、敵主力に接近中。単縦で突撃、敵艦隊を撃滅せよ!!」


ル級「いらっしゃい、子猫ちゃん達。沈めてあげ(バスンバスン)ちょ、痛い、普通に痛い!!」

霰「効いてる…」

曙「ふふ~ん、まだまだ行くわよ!」

ル級「チ級! ヘ級! 何やってんの!?」

皐月「あそこで沈んでるのがそうだと思うけど?」

チ級「」(ゴボゴボ

ホ級「」(ブクブク

長月「よーし、敵駆逐撃沈」

イ級「あべし」

潮「やりすぎじゃないかなぁ」

ル級「くそ、一人でも道連れに!(ドン」

皐月「当たらないよ!」

陽炎「全艦、魚雷有効射程圏内! 魚雷発射用意!!」

ル級「えっ、ちょ、ちょっと待って」

陽炎「撃てー!!」

ル級「たわばっ!!」チュドーン


陽炎「第十四駆逐隊、帰投しました!」

提督「おつかれさーん。しかし全く危なげなさ過ぎるぞ。ドラマもミラクルもクソもねぇ」

霰「苦戦はしないほうが良いと思う…」

提督「まー実際そうだけどさー。曙が大破するぐらいの意気込みは見せてもらわないと」

曙「何名指しでさらりと酷い事いってるのよこのクソ提督!!」

提督「この話でも曙が大破して危うくおっとこれ以上はネタバレだ。ともかく今日はお疲れ様だ。帰ったら皆に間宮のアイスおごろう」

みんな「やったー!!」


ちなみにこの後提督が曙に脛蹴られて悶絶してたがそれはまた別の話。

おわり。「陽炎、抜錨します!」は曙が可愛いですね(宣伝)

1-3で出るのはヘ級なのになんでホ級が沈んでるんですかね(憤怒)
…脳内置換してください

ちなみにこのSS書くにあたりロケテは済ましています
ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/17912.jpg

うん、ぎりぎり1レスに収まりそうだな祥鳳編。というわけで投下

鎮守府の訓練所。ボタン一つで標的を流したり、各種模擬弾や模擬魚雷などが取り揃えてあったりするやたら設備の整った屋外施設である。

艦娘のみならず最近は提督も利用している。

ドムッ ドムドムッ

提督「46サンチも良いけどやっぱ15.5副だなー。この感覚は病み付きになるね。うん」

提督「しかし、副砲といえば一つ気になることがあるんだが…」

祥鳳「どうしましたか?」

提督「おをぅ!? っと祥鳳か。丁度よかった。聞きたいことがある」

祥鳳「私に答えられることなら」

提督「何で空母って中射程副砲装備で第二次攻撃が早まるんだ?」 *ここでの第二次攻撃とは砲撃戦一巡目のことである。

祥鳳「それはですね。発艦に副砲を利用するからなんですよ」

提督「なんと」

祥鳳「普通は弓や式を使っていますが、砲を利用すると再装填が早まり、発射速度も速くなるので威力が高まります」

提督「もう全員に採用しろよ」

祥鳳「では実際に試して見ましょう。その副砲お貸し願えますか?」

提督「ほいさ」

祥鳳「まず矢羽を取り外して箆(の)…軸部分を砲に差し込みます」

提督「ほほー」

祥鳳「奥までしっかり差し込んだら構えます」

提督「案外さまになってるな」

祥鳳「では……艦載機、発進!」

ドヒュ ドヒュドヒュ

ボチャ ボチャボチャ

提督「……」

祥鳳「……という説を考えてみましたが」

提督「説とかそういうこと以前に失敗してるじゃねーか!!」

祥鳳「いや、なんか期待に満ちた目だったのでこれは何とか応えなきゃ、と」

提督「わからんならわからんでいいのよ!?」

祥鳳「実際どういう理由かわからないんですけどねー」

そういいながら副砲を腰に下げる。

祥鳳「でも装備してると……」

矢を数本取り出し、続けざまに空へ放つ。矢は艦載機となり、的を次々と吹き飛ばす。

祥鳳「実際発艦準備も早くなるし威力も高くなるんですよね。原理は不明ですけど」

提督「まぁ効果があるなら何でも良いか。ただ、15.5副って微妙にレアだからなー。金剛シスターズの養殖をしようかと考えるぐらいには」

祥鳳「軽空母の私が言うのもなんですけど砲の開発をしてみては…?」

提督「微妙にレシピ重いからなー。ま、考えとくよ」


特にオチもないまま終了。

Febriによると、空母の副砲装備は艦載機の整備状態が向上するイメージだそうな。…わからん!!
最近5-3クリアできたんで次は5-3の話振るんじゃないかな(震え声)

それはともかく小ネタ用
↓1の有効艦娘とかで(既出ないし艦娘とかじゃない場合安価下)

龍田了解

ネタ考えてたら脳内で祥鳳がお茶目なことし始めるからこうなった

電波はとんでもないところから飛んでくるのだ

提督「大和が15万馬力で、翔鶴型が16万馬力…?」

提督「46サンチを翔鶴・瑞鶴に積めば超長射程で超火力の上がった艦載機を放てる…!?」

~~~

提督「翔鶴ーちょっとこっちきてー」

翔鶴「なんでしょう?」

提督「はいぷれぜーんつ」ドサッ

翔鶴「ちょ、これって46cm砲じゃ…」

提督「これで超射程で超火力な艦載機を飛ばせるはず!!」

翔鶴「こんな状態では弓を引けませんよ……あっ」グラッ バタリ グシャ

提督「アルェー」

加賀「提督、なにしてるんですか…」

提督「あぁ、ちょっと空母の火力増強作戦をな。『五航戦の』翔鶴には荷が重かったようだが加賀は…無理かな」

加賀「……ここは譲れません」

提督「んじゃこれ持って艦載機飛ばしましょう」ドサッ

加賀「う…ぐぐ…g」グシャッ

提督「アルェー」


この後提督は赤城と瑞鶴にこってり絞られました

龍田さんの話は出現時期的に小ネタじゃなくて第五話になりそう
あと提督が46サンチホイホイ持ち歩いてる件については気にしてはいけない。いいね?

5-3クリアしてからもう一週間以上経ってることに気づいた(白目)

というわけでサブ島沖編いっきまっすよー

ワ級エリ「私は五回刺されないと死なないぞー」チュドーン
南方棲戦姫「はいはいふざけてないで帰りますよ」ズルズル


雪風「艦隊、帰投いたしましたぁ…」

ぷかぷか丸、船上。艦隊を回収してサブ島沖海域からの帰途に着くところである。

提督「お疲れ様。……しっかしまぁ、派手にやられたもんだな」

雪風、響改めヴェールヌイ、愛宕、三隈、衣笠。全員煤だらけの服が襤褸切れ状態である。
摩耶だけ無傷だがそういうことはまれによくある話である。

提督「今回は摩耶が敵旗艦を沈めたからよかったものの、このままだと間違いなく攻略前に資源が尽きるぞ…」

摩耶「でもどうすんだよ? 2戦で4~5隻も出る夜戦フラ重を全員無傷でしのぐのは困難じゃねーか?」

愛宕「それにフラ戦もいるしねぇ」

衣笠「おまけに敵主力は潜水艦で駆逐の攻撃を退ける、と」

提督「ぐぬぬ」

ヴェル「だから重巡系統4隻連れてきたんだろうけど」

提督「被害が少なくなるよう祈って、突然北東に行かないように祈って、向こうが庇い損ねるのを祈る…畜生!!」

三隈「そういえば、青葉さんを育成していたのでは」

提督「残念なこと(>>55)があって残念なことになったので急遽妹に出てもらいました。改二来たし」

三隈「残念な……いったいどのようなことが…」

衣笠「何か昨晩顔青くして死んだ目をしたまま布団に倒れこんでたけど。ゴメンナサイゴメンナサイとか言いながら」

提督「まぁちょっときつーいお灸をね。というわけで青葉については残念なことになって出られなかった。いいね?」

三隈「アッハイ」

提督「ともかく今日はお疲れ様だ。帰ってぐっすり休もう」

所変わって執務室。机には太平洋戦争のドキュメンタリー番組のブルーレイなどが無造作に置かれている。

提督「雷巡入れてワンチャンかな…でもフラ潜が生き残ってると夜戦で吸われるし道中大破のリスクは大して変わらない……」

??「お困りのようね、司令官!!」

提督「その声は…!」

「イムヤ!」「ゴーヤ!」「イク!」「はっちゃん!」ザバザバザバザバァ

「潜水艦カルテッ「おいコラちょっと待て」

ゴーヤ「なんでちか?」

提督「何で執務室備え付けの風呂に入ってるんだよ。『風呂のためだけに下降りるのめんどくせー』といったらつけちゃう明石も大概だが」

イク「イクとはちの改造完了報告のために待ってたなの!」

提督「それはよかった。お疲れ様…ってそっちじゃねーよ! 風呂の中で待ってる理由だよ!!」

イムヤ「私たちの服ってスク水じゃない?」

提督「そうだな」

イムヤ「だから冬場は寒くて寒くて」

提督「現場じゃねーんだから普通の服着ろよ!!」

はち「でも事務連絡だし制服のほうがいいかなと」

提督「形式ばった事にはこだわらないからそこは別に良いよ!! てか風呂に潜ってる時点で台無しだよ!!」

提督「……あ゛~…で、何か案がありそうだったな」

ゴーヤ「サブ島海域の攻略はゴーヤたちに任せるでち!」

イク「イクたちならこんなところ楽勝なの!」

提督「あんなフラグシップだらけの海域をどうするつもりだ」

イムヤ「論より証拠よ! 伊号潜水艦の力、見ててよね!」

提督「……まぁ燃料とか修繕費とか安いし試しても良いか。今晩決行だ。今のうちに睡眠とっとけ。俺も寝る」


というわけで再びサブ島沖海域


チュドーン

ワ級エリ「私は五回刺さ(ry」
南方棲戦姫「あと二回やられたらおしまいなんですから馬鹿やってないで帰りますよ」ズルズル

提督「ワァオ…」

はち「シュトーレン食べたいなぁ」

提督「これはすごい。帰ったら即刻シュトーレンを間宮さんに頼もう。うん」

イムヤ「正規空母だって仕留めちゃうんだから!」

提督「空母ははずれルートにしかいねぇからよ!!」

で、なんだかんだでフラ軽に大破させられたり北東行ったり南西行ったり投錨中の輸送船団を撃沈したりして…


チュドーン

ワ級エリ「私は五(ry」
南方棲戦姫「後一回…こうなったら護衛を強化するしか。暇してるタ級はと…」ズルズルピポパポ

提督「まぁタ級が増えたところで潜水艦には関係ないけど」

はち「でも硬い分小破に出来なくて庇われる確率が上がりますよ?」

提督「ぐぬぬ……」

イク「こういうときこそ支援艦隊を使うなの!」

提督「そういえばそんなのがあったな。珊瑚海が簡単すぎて忘れていたが。でも消費がなぁ」

イムヤ「後一回だしケチることはないんじゃない?」

ゴーヤ「資材もたっぷりあるでち」

提督「そうだな…。帰ったらちょっと準備するか」

鎮守府工廠・改装室にて

提督「おばあちゃんが言ってた。『んんwwwwwwww46cm三連装砲ガン積み以外ありえないwwwwww』って」

霧島「本当ですか、司令?」

提督「\ウソです/ まぁでも霧島と榛名の二人に46cm三連装砲をガン積みするのは本当だ」ガッチャガッチャ

榛名「武蔵さんや長門さんのほうがいいのでは…」

提督「どうせ目標はワ級エリだしねー。戦姫叩き落すならともかくある程度は節約したい」ガッチャガッチャ

霧島「そう言いながら一航戦のお二人を連れてきてるのは」

提督「烈風から一二甲に変えればとりあえず火力出るような構成だったから仕方ないね。素の火力も一回り高いし」ガッチャガッチャ

榛名「そんな適当でいいんですか…?」

提督「まぁちょっとばかしオーバーキル気味かもしれないけど倒せればいいのよ。倒せれば。よしセット完了」

夕立「こっちは準備完了したっぽい!」

加賀「こちらも準備完了よ」

赤城「いつでも出撃できます」

提督「OK。というわけで支援艦隊の旗艦は雪風! 以下夕立、榛名、霧島、赤城、加賀!
    こっちが交戦域に入ったら砲弾の雨を降らせてやれ! 以上! 出撃!」

雪風「はい! 頑張ります!」

何度か肝心なところで羅針盤が南西を向くという酷いトラブルに見舞われたがなんだかんだで目的地に到達した。

提督「よーし、支援砲撃開始。その後に先制魚雷を叩き込んでやれ」

雪風『了解です! 撃ち方、はじめー!』

降り注ぐ砲弾。上がる水柱。
提督は遠眼鏡を取り出し、敵の状況を確認する。

提督「敵被害確認! 軽巡中破! 以上!! ってなんでだよ!! あの火力でこんだけかよ!!」

遠眼鏡を甲板に叩きつけるがもちろんそれでフラタが轟沈するわけでもない。

提督「あ、魚雷で軽巡沈んだ。しかもオーバーキルっぽい。支援砲撃とはなんだったのか」

その後の雷撃も旗艦に届かず。

提督「夜戦ワンチャンだな……。敵艦隊を追撃せよ!」


夜戦。イク・はっちゃんの攻撃は護衛艦に阻まれた。

南方棲戦姫「ふふーん、輪形陣相手に旗艦に攻撃を通そうなんて無駄無駄ァ!」

イムヤ「それはどうかしら、ねっ!」

ワ級エリ「ウボァー」チュドーン

南方棲戦姫「!!」

直撃!! と思われたが…

ワ級エリ「死ななければ安い」>大破<

南方棲戦姫「あっぶなあぶな寿命が三年縮んだわー」

提督「……こりゃダメかもなぁ(ボソ」

ゴーヤ(……伊号潜水艦の意地、見せてやるでち!)

ワ級エリ「帰ったら治療よろwww」

南方棲戦姫「何でこんなヤツ護衛してたのかちょっと疑問に思えてきた」

ゴーヤ「ゴーヤの!(シャッ)魚雷は!(シャッ)おりこうさんでち!!」(シュバーッ

ワ級エリ「ウボァー(10秒ぶり二度目)」チュドーン ボンボンボーン(ゲージ破壊音)

南方棲戦姫「!?」

提督「や、やりやがった…!! よっしゃ、全艦帰投せよ! 帰ったら祝勝会だ!!」

ゴーヤ「やったでち!」

南方棲戦姫「ば、バカなぁぁぁ!!」

ワ級エリ「」チーン

祝勝会後、鎮守府執務室。

提督「ゆ・き・か・ぜぇ~……」ギュムー

雪風「ほっへふねらないでくらふぁい~」

提督「お前というやつはまったくもう~」ブニブニグニグニ

雪風「ふぇぇん…」


提督は雪風へのおしおきと称して雪風のほっぺの柔らかさを存分に楽しんだそうな

サブ島海域攻略編 おしまい

こんな提督で大丈夫か微妙に心配になってきた

まぁいいか軍人じゃなくて一般人だし

【悲報】海軍の人材不足が深刻な状況

小ネタ用艦娘を募集したら5話に使えそうだと思ったら小ネタになっていた。何を言っているかわかんねーと思うが(ry
まぁ今更時系列とか話のつながりとか気にしてもしょうがないか

というわけで龍田編

鎮守府正面海域

チュドーン

提督「これにて敵主力撃破、と」

雪風「軽巡ホ級鹵獲しましたー」

提督「おつかれーぃ ってこれ人の腕とか胴とか見えるんだけど…これも解体するの?」

猫吊「はい。雫があるのは大体人の体の心臓の辺りですね」

提督「何か邪教の儀式じみてるなぁ…」ザクッ ゴリゴリ

提督「お、あったあった」ボコォ


鎮守府・工廠

例によって雫を妖精に引き渡す。

提督「長距離ミサイル搭載巡洋艦とか欲しいよねぇ」

猫吊「ありません。というか第二次世界大戦の艦船に何を期待しているのですか」

ボフン

龍田「龍田だよぉ。天龍ちゃんがご迷惑かけてないかしらぁ」

提督「……天龍って誰だ?」

猫吊「彼女の姉です」

提督「そんな艦娘いないんですけど」

猫吊「迷惑かけてないってことだからいいのでは」

提督「いいのか、というか妹にそこまで言われるとかどこまで迷惑なんだ」

猫吊「会ってからのお楽しみということで」


提督「しっかし…なんだ……」ジロジロ

龍田「うふ、何か気になることでも?」

提督「魚雷はともかく砲がないぞ。薙刀で直接叩き切るつもりか? 敵も砲撃してくるんだから近接武器は危なかろうに」

龍田「その点はご安心くださいな。私の戦いぶりを見ればわかるわよぉ~」

提督「んじゃ、さっき小破した如月に休んでもらって、龍田を旗艦にしてお手並み拝見としゃれ込もうか」

鎮守府海域、南西諸島沖

龍田「死にたい船はどこかしら~」

提督「優しそうな顔して物騒なこと言うなぁ…」

初霜「敵艦発見です!!」

遠くに見えるは駆逐クラスの深海棲艦。少なくとも駆逐艦娘の砲撃では届かない距離。

龍田「提督、よーく見ててくださいねぇ?」

ぷかぷか丸から海面に降り立った龍田はそう言うなり薙刀を左下から右上へと振り上げた。

少しの間を置き。

ドブシャァッという音とともに、敵駆逐艦が轟沈した。

提督「えっ なにこれこわい」

龍田「天龍ちゃんより上手でしょ~?」

提督「いや天龍は見たことないからわからないけど単純にやばくね? 何か斬撃飛ばしてるよね? どっかの北欧防衛軍なの?
   砲弾使わないって事は資材ものすごく節約できね?」

龍田「でもね~ちょっと問題があってねぇ」

提督「何だ?」

龍田「弾の発射の反動を利用して加速つけてるから弾薬は消費しちゃうのよ~」

提督「回りくどいよ!! 普通に砲積んで砲撃しようよ!!」

龍田「でもこっちのほうが使い慣れてるし…」

提督「じゃあそれでいいやもう……」

なんだかんだで敵主力を叩き潰して帰投。

大淀「あら、水雷戦隊を組めるようになったのですね」

提督「何それ」

大淀「軽巡洋艦を旗艦とした、駆逐艦で構成される艦隊です。というわけでそんな貴方にプレゼントがあります!」

提督「資材なら資材置き場に置いてくれ」

大淀「軽巡洋艦、龍田です!!」

龍田「龍田だよぉ」

提督「……なぁ、うちの旗艦見てから言ってくんね?」

大淀「あっ」

提督「……」

大淀「で、でも他に使い道とかありますし!!」

提督「……他の使い道…?」

大淀「艦娘の魂を捧げる、近代化改修……!!」ゴゴゴゴ

提督(ゴクリ)

To Be Continued...?

次回、恐怖の近代化改修編!! 思いついたら書きます。

>>265
軍がいたいけな少女を最前線に送り出してるという話が広まったら信用ガタ落ちだから軍としては運用できないの(震え声)

それはそれとして小ネタ用艦娘↓1 ルールはいつも通り

大和!? 持ってないからどうなるかわから…いやネタを思いついた。大和了解

ネタは休日ではなく平日の仕事中に浮かぶのだ… 大和編なげるよー

大型建造。演習相手にて何度か見かけた大和。アイアンサウンドボトムで確保した武蔵。そういった超々弩級戦艦を建造するための超々弩級の建造。
あと装甲空母とか最新鋭軽巡洋艦とかも出来るとか出来ないとか。

大和「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」

提督「ふっふっふ……」

提督「くっくっく……」

提督「はーっはっはっはぁ!!」

大和「何で悪役三段笑いなんですか」

提督「そりゃ大和が首尾よく出来りゃ三段笑いもしたくなるというものよ!!」

大和「私はどこかの悪の秘密結社の戦闘ロボかなんかですか?」

提督「むしろ宇宙に飛んで放射線除去装置もらってこようか。波動砲も搭載しよう」

大和「無茶言わないでください」

提督「というわけでしばらく隠しておく」

大和「何故です?」

提督「雪風が見たら絶対泣くからだ。今でも演習相手のホログラムですら目に涙を浮かべるくらいだからな」

提督「僚艦の死をみーんなみんな自分のせいだと背負い込んで。いっつも泣いて謝ってばっかりで。なんであぁいう性格になったんだかブツブツ」

提督「と、言うわけで戦歴調べて関係ありそうな艦は、雪風に心の準備させてから会わす事にしてる。そのリストのトップに入ってるのはもちろん大和だ」

大和「なるほど……」

提督「ま、長くはかからんだろうから話つけるまでしばらく工廠の見学でもしててくれ」

大和「わかりました」

ガチャリと開く工廠の扉。そこに立っているのは…。

雪風「しれぇ、こちらにいらしたんですね」

提督「あ」

雪風「新海域の情報が来たのでおもち……し…」

提督「あっちゃぁ~、来ちゃったか」

雪風の視線の先には、大和の姿。

雪風「あ……あの…や、まと、さん……?」

大和「久しぶりね」

雪風「ほん…とに……?」

大和「えぇ、本当よ。ただいま、雪風」

そう言いながら大和は雪風を持ち上げ、そのまま抱きしめる。

雪風「お…がえり……なざ…グスッ、グスッ」

大和「大丈夫、今度こそ沈みませんから。ね?」

雪風「ん……ぐしゅ…」

大和「よしよし」

提督「手慣れたもんだな……」

大和「連合艦隊旗艦ですから」

提督「そういうもんかねぇ」

おわり。大型建造で早く大和引きたいです(白目)

小ネタ用艦娘↓1 ルールはいつも通り

金剛

金剛かー 了解ー

信濃とかも来るんだろうか

>>283
来たら雪風がすごく泣きそうですね

提督の夏休みに信濃らしき艦娘のイラストが載ってたとか

p26-27の眼鏡の艦娘のこと?

>>285
多分それです。よし小ネタ投下するべー

提督「次の演習はどうすっか……全くもって多すぎだろブツブツグチグチ」

コンコン

提督「どーぞ。開いてるよ」

ババン、と扉を開け放つは金剛。手に持つトレイの上には二人分のティーセット。

金剛「Hey!! テートクぅー! TeaTimeにしませんかー?」

提督「そうだな、そこに置いといてくれ……っていうか妹たちはどうしたんだよ。いつもなら姉妹でティーパーティやってる時間だろうに

金剛「テートクって出撃か訓練の時以外ここに入り浸りデース。Partyに呼んでもBusyだって言って来ないじゃないですか」

提督「実際忙しいんだよ。この鎮守府の艦娘の管理の書類書くだけで一日が終わる状態だし。陸軍の意見に芋版押してた日々が懐かしい」

そう言いながら紅茶に角砂糖を数個放り込みミルクを注ぐ。

金剛「テートク一人で何でもかんでもやるからデース」

提督「お前らもお前らで戦闘、演習、遠征、訓練と忙しかろうに。さすがに開発は俺では出来ないからレシピ渡して頼んでるが」

金剛「もっとアウトソーシングするべきネ。雷ちゃんも言ってるでしょ、『もっと私に頼ってもいいのよ!』って」

提督「そうだなぁ…」

金剛「それにテートクは淡白すぎマス! もっと私や他の皆サンとの付き合いを大事にしないと」

提督「……アウトソーシング……付き合い…」ブツブツ

金剛「たまにはTea Partyに顔を出しt……テートク?」

提督「……ティーパーティー……これだ!!」バンッ

金剛「Wow!?」

提督「艦娘の様子とかをそれぞれの型の姉妹艦のひとりにまとめてもらって、
   午後三時あたりに行われてるティーパーティーで報告する……うんいけるいける!!」

金剛「テートク…!?」

提督「空母とかはまぁ姉妹艦少ないし艦種で一人でいいか。戦艦もある程度まとめよう!」

そういってカップに入った紅茶を一気に飲み干す。

提督「糖分補給完了!! 金剛、アイディアありがとな!!」

金剛「ど、ドーイタシマシテ」

金剛(ふたりきりのTeaTimeを楽しむ予定だったのにまさにどうしてこうなった、デース…)


こうして艦娘総合会議と称した提督主催ティーパーティーが開催されることになったのであったがそれはまた別の話

次回の小ネタはおそらくアルペジオイベント不可避

まぁ一段落したら多分↓の艦娘とかで書くから(震え声)

武蔵はとったなぁ。うん。了解

E-1終わらせてきたので冬イベント編Chap.0投下

提督「大鳳にダイハツ、あきつ丸にカ号観測機にまるゆねぇ……。まるゆとか戦線に出して大丈夫なの? 調べたけど何かものすごく嫌な予感しかしない」

ペラリ

提督「敵か味方か、霧の艦隊……。クラインフィールドにより通常の兵器は通用しない……?」

提督「核クラスでないとダメとか実質無敵じゃねーか。敵として戦いたくねーなー」

コンコン

提督「どーぞ」

ガチャ

雪風「しれぇ、新しい通信が入っています」

提督「お上から?」

雪風「はい」

提督「へー。どれどれ」

通信『霧の艦隊が出たんでただちに撃滅せよ』

提督「なるほどなるほど」

バァン!! 手に持っていた書類を思い切り机に叩きつける。

雪風「ひっ!?」

提督「ザッケンナコラー!! 通常兵器は通用しないって通信入れたそばから『撃滅しろ』とかふざけてんのかスッゾオラー!!」

雪風「う……うわぁぁぁぁん!!」

提督「あ、その、すまん。理不尽なお上に怒ってるんであって決して雪風に怒ってる訳じゃないから」

雪風「ぐすっ、ひっく……もう一通、通信があります」

提督「えーと、何々」

通信『灰は灰に。塵は塵に。ゴミはゴミ箱に。霧の艦隊は霧の艦隊に。ついては霧の艦隊所属の援軍を送るので迎え入れられたし』

通信『強いので通常海域攻略に悩んでたら活用されたし。臨時雇いだけど』

提督「仲間割れ? 離反者? わけがわからないよ」

通信『潜水艦のいる辺りにいるはずなので合流せよ』

提督「潜水艦ねぇ…リランカ辺り?」

こうして釣り人提督の霧の艦隊迎撃作戦は始まった……。

イオナの強さに目ン玉ひん剥きそうです。あと二人はどんだけ強いんだよ

E-3終わりました。イラストコラムの泣き顔雪風超可愛いですね。
明晩Chap.1投下できるといいなぁ(白目)

Level1で単艦放置のタカオに育成途中の天龍田+第六駆逐隊が演習で敗北しましたが何か?

>>298
風邪引いて調子が悪いのに変な電波が飛んできたぞ

チャプター1とチャプター2の間の話

提督「これがツンデレ重巡と名高いタオカカいや違ったタカオか…」

タカオ「侵食弾頭兵器発射してあげるから前に出なさい」

提督「やめて。それはともかく早速演習に出してみよう。はい20.3cm砲」


演習場

提督「お、天龍田+第六駆とかどう見ても遠征前の士気向上」

提督「まぁほどほどにあしらっ」 ビィィィィィィム

チュドドドーン

提督「な、なんだこれは…」

タカオ(ドヤ顔)

提督「こ、これがあの…」

提督「ラバウル原産、MNB(陸奥になるビーム)!!」

タカオ(ズコー)

イオナ「違う」

提督「えー、もういいじゃんMNBで。超重力砲とかなんか言いづらいしタカオが名誉ラバウル民に認定されてたし」

タカオ「はい?」

提督「ほらこの赤煉瓦の記事」

タカオ「いつの間に…」

提督「というわけでアレはMNBね」

タカオ「やめて」

だからうちのタカオのビームはマヤと違って火力出ないんですね!!
同型艦がやったら複数中破余裕なんだからあんたも頑張れよせめて二隻中破ぐらいさぁ

E-1より先にE-4の話が出来上がる謎

ガチャコ

雪風「しれぇ! おはようございます! 朝ですよ!」

提督「ゲェホゴホゴホ」

雪風「しれぇ!?」

提督「ぐぅ、これは間違いなく風邪。だが太平洋中部で長波を探さねばゴフゴフ」

雪風「そんな状態じゃ無茶です、しれぇ!!」

提督「……雪風、なんならお前が代理で提tゴホゴホッ 提督やってみるか?」

雪風「えっ?」

提督「これから口頭で指示を伝えゴホゴホるからよくきいゲホゴホてその通り実行ガフガフ」

雪風「しれぇ!」


結局出撃構成をメモした紙を手渡すことで解決した

雪風「と言うわけで今日一日雪風がしれぇの代役を務めることとなりました! 皆さん、頑張りましょう!」

扶桑「大丈夫かしら…」

隼鷹「まぁ大丈夫じゃない?」

北上「行けるでしょ」

大井「北上さんがそう言うなら…」

木曾「なんかあったら俺達で補佐すればいいさ」

瑞鶴「そうね、まずはやってみましょう!」

ヒュウガ「ナノマテリアル残り少ないといったのに何故遠慮無く使うのか…」


戦闘そのものは問題なく、ヲ級フラをいつものごとく鹵獲するがここで重大問題が発生。

雪風「……そういえば、雫の取り出しもしれぇの仕事でした…」

離れて砲雷撃するならまだしも、無抵抗の、自分に似た人型の相手を、刃物で切り開くというのは抵抗がある。
提督はもはやすでに悟ったような表情で淡々と取り出していたが…

雪風「うぅ~……」

木曾「どうした?」

雪風「木曾さん……」

木曾「あぁ、こいつの解体か……。ちょっとどいてな」

そう言うと軍刀を抜き、数回振るった。

ヲ級「ヲ゛ッ!?」

ごろり、とヲ級の胸から転がり落ちる結晶。

雪風「あ、ありがとうございます……!」


そういった感じで休憩をはさみつつ数時間後…

長波「夕雲型駆逐艦4番艦、長波サマだよ! ……ってあれ、雪風じゃん。何してんだ?」

雪風「しれぇが風邪引いちゃってその代理でかくかくしかじか」

長波「そっかー。そういえば長いことあたしを探してたんだって? 一緒に見舞いに行くか!」

雪風「そうですね! しれぇの部屋はこっちです!」


なうむーびんぐ……

長波「『入るな』? まぁ風邪引いてるしこの掛札は妥当といえば妥当か」

雪風「しれぇ、長波ちゃんが着任しましたよ!」

そう言って扉を開けた先には風呂に浸かっている提督の姿が!!

提督「んぁ゛~。そうか! よくやっゲホゲホ」

雪風「しれぇ! なんで風邪引いてるのにお風呂入ってるんですか!?」

提督「布団よりお湯のほうがあったけぇし」

雪風「湯冷めして余計冷えちゃいますよ!!」

提督「わかったわかった、出るから着替えるまで二人とも外で待っててくれ」

長波「……ぶっ飛んだ提督だなぁ…」


翌日

提督「ん~風邪も治って気分がいい。硫黄島で瑞鳳探すか。ナノマテリアルの残量? 知らないねぇ」

ヒュウガ「どこまで使うつもりなんだ……」

提督「多分これで最後だから」


なお、瑞鳳は割とあっさり出た模様

おわり。なお大型建造については全くついていません。>>277みたいになるのはいつのことやら

>>301
マヤのはMNB(まるゆになるビーム)です。出力が段違いです(適当)

雪風が提督におかゆ食べさせるシーンとか「雪風を湯たんぽ代わりにしてください!」なシーンを書くべきだったかもしれない

乙乙。ハルナ・キリシマコンビが突破できねぇ…。なんかクリアしたばっかの2-4ボス戦を思い出す構成で心が折れそうになる…。

それはそれとしてゲホゲホ言いながら指示を出す提督見てゴエモンきらきら道中の新聞配達イベントを思い出した。
わざと頼みを断って楽しんでたあの頃。

>>308
タカオ・戦・雷3・イオナでさっくり行けました。夜戦で沈められる火力があればきっと何とかなります。

年末年始だらだらしてたらもうイベント終わりかけじゃないですかーやだー
というわけでChap.1

リランカ島近海にて。如月を旗艦に対潜シフトを組んで出撃。雪風はぷかぷか丸にて通信管制。

提督「敵の潜水艦を発見!」

如月『爆雷も太いわよねぇ』ポイ チュドーン

カ級エリ「」ボコボコ

提督「さすが三式ソナーだ。潜水艦が簡単に沈む」

如月『敵艦隊、撃破しましたわ』

提督「おーらい。多分ここらで援軍と合流するはず。レーダー・ソナー感に注意を払」

如月『!? ソナーに感! 大きさは…カ級の数十倍はあります!!』

提督「は?」

如月『浮上してきます!』

提督「いったん全員ぷかぷか丸に戻れ。雪風、所属不明艦と通信を繋ぐんだ」

如月『わかりましたわ。全艦、帰艦よ!』

雪風「了解しました!」

そうこうするうちに潜水艦がざばぁ、と浮上した。
深海棲艦にせよ、艦娘にせよ、潜水艦は人間大である(少なくともこのお話では)。
だが、浮上したモノは、まさしく潜水艦であった。

提督「でけぇ…」

雪風「通信、繋ぎます!」

提督「あーあー、そこの潜水艦、通信聞こえますかー。聞こえたら所属とそちらがお上が派遣した援軍かどうかを教えて欲しい」

??「蒼き鋼、潜水艦イ401、イオナ。きゅーそくせんこ~」

言うだけ言って潜航し始めた。

提督「え、おい、ちょっと待てコラ」

雪風「通信範囲から離脱しました…」

提督「何あれ」

雪風「さぁ…」

そんなこんなで鎮守府に戻ると見慣れない艦船が2つも停泊している。片方は戦艦っぽくて片方はさっき見た潜水艦っぽい。

提督「……おいぃ?」

ヒュウガ「貴方がこの鎮守府の提督ね。しばらくお世話になるわ」

提督「あー、政府からの援軍?」

ヒュウガ「そういうことね。…イオナ姉様が手伝いたいって言うから仕方なく、だけど」

提督「協力する気があるように見えなかったんだけど」

ヒュウガ「一足先に準備してるみたい。いつでも出撃できるわ」

提督「ほー、どんだけ強いんだか(ステータスを見る)えっ、何これ」

イオナ「霧の艦隊なら当然のこと」

提督「雷巡並の雷装に戦艦クラスの火力とかどうなってんのこれ。それにこの対空、何に使うんだよ…」

ヒュウガ「そうそう、貴方達の艦娘の武装をナノマテリアル使用のものに換装しておいた。これでナガラ級ぐらいなら対抗できるかな」

提督「どう対抗するんだと思ってたがそういうことか。ありがたく使わせていただこう」

観音崎沖

提督「せっかくだからイ401の中に乗ってみたが割と快適。というか装甲と耐久も高すぎて戦闘の最前線でも不安を感じないレベル」

提督「巨大潜水艦のまわりに艦娘4人が泳いでいるというのもなかなかシュール」

イオナ「そとの音声と映像は取得しているから通信と合わせて使って」

提督「さんくす。よーし、全艦問題なさそうだな」

イク『敵旗艦の重巡発見なの!』

提督「でけぇな。霧艦だから実際の船サイズなんだよなぁ」

イオナ「発射管一番から八番、諸元入力完了。発射、いつでも合点」バシュー

チュドーン

ゴーヤ『敵重巡、撃沈確認でち』

提督「……おいぃ?」

イオナ「提督、何か問題でも?」

提督「こうボス戦の情緒とかそういうものをだな……」

ゴーヤ『そういえば敵旗艦の艦名を聞いてなかったでち』

提督「こういうことになるからよー…」

イオナ「今度は気をつける」

提督「……まぁ、勝ったからいいけど」

おまけ

提督「ふー、勝った勝った」

大淀「提督」

提督「何だ?」

大淀「ゲージ破壊任務、受け忘れてますよ」

提督「あんぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」


なおもう一周したところちゃんと任務達成された模様。

提督「やれやれだぜ……」

<オヤクダチデス!!

おわり。1日掛けて貯めたボーキ5000が商船改装空母になった時の虚無感はすごいですね(白目)

乙!イオナは潜水艦レベリングに連れてくと恐ろしいくらい安定するな…
ひゃっはーさんと陸奥になるビームはもう勘弁してくだち。

>>323-327

提督「なぁ……。お前らってもともと艦船のコアであって食事とか不要だよな?」

イオナ「燃料補給とかは必要」(モッシャモッシャ

提督「何でそんなに大食らいなの?」

タカオ「これ意外とイケるわね」(モッシャモッシャ

提督「間宮さんお手製だからイケるのは当然だが問題はそこじゃない」

ハルナ「間宮さん。タグ添付、分類:記録」

提督「どぼじで資材食いまくってるのぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!?」

イオナ「ボーキは食べないし大型建造に比べればそれほどでもない」

提督「そうだな(真顔)」

もっと提督と雪風がイチャイチャする話を書くべきなんだろうかと他の艦これSSスレ見て思う時もある

本編待ってる人がいるなんて…ありがとう…
これは頑張って書くしかねーな…

あと武蔵編小ネタも描かなきゃ…

提督「さー、イベントも終わったしアルペジオ編まいていくぞー」

雪風「しれぇ、誰に言ってんですか?」

Chap.2 

チュドドドーン

提督「陸奥になるビームつえーなー」

ここは硫黄島沖。の海中。ありていに言えばイオナの船内。

提督「タカオ、味方になっても強いままとか掟破りすぎじゃないですかね」

摩耶「ところで何でアタシまで一緒に乗ってるんだ?」

提督「いやここの南ルートに霧の艦隊のマヤがいるって聞いてね。摩耶本人に比べてもらおうかと」

摩耶「へぇ、それは面白そうだな」

タカオ『重巡洋艦マヤを旗艦とする、敵部隊確認。交戦開始します』

提督「おーけい。各自向こうの超重力砲には注意しろよー」

タカオ『なんで敵のは普通に超重力砲なんですか!?』

提督「陸奥になるビームは名誉ラバウル民限定だから」

タカオ『どうしてこんなことに…』

マヤ『カーニバルダヨー!!』

チュドドドーン

提督「おお、あれがマヤか。ほれ摩耶もヘッドホンつけて何言ってるか聞いてみろ」

摩耶「どれどれ」

提督「あ、2カメもうちょっと上かな。イオナ調整よろ」

イオナ「調整、がってん」

マヤ『ピアノ弾くよりも攻撃するほうがかんたーん!』

摩耶「うーん…」

ドゴーン

マヤ『やだやだマヤのこといじめちゃやーだぁー!』

摩耶「」

マヤ『おっと今のは危なかったかもー』(撃沈)

摩耶「」

タカオ『敵艦隊、沈黙しました』

提督「んじゃ、突き進めー」

摩耶「」

提督「ん? おーい、摩耶?」

摩耶「あ、あぁ…」

提督「異世界の自分を見た感想はどうだった?」

摩耶「ノーコメントで……」


なおハルナについてはタカオが夜戦で普通に沈めてしまいました

タカオ「ハルナたちに引けをとらないって言ったでしょう?」

提督「いやホント普通にすごいわ。陸奥になるビーム無しでこの火力は」

タカオ「いつまで引っ張るつもりよ!?」

Chap.3

提督「というわけでやってきました太平洋」

コンゴウ『メンタルモデルと艦娘の違いを見せてやる! 沈めっ!』

提督「といってもこっちも半分は霧艦なんだけどなー」

『この火力! ハルナ、キリシマにだってひけはとらないわ!』

『くっ、その程度の命中弾でいい気になるなッ!!』

『主砲全門、動力伝達。吹き飛ばす』

『ピアノ弾くよりも攻撃するほうがかんたーん!』

提督「海上の通信音声うるせーよ!! 深海棲艦あんま喋らないから気づかなかったけど!!」

北上『まあ私はやっぱ、基本雷撃よねー』

イオナ「発射管一番から八番、諸元入力完了。発射、いつでもがってん」

シュバババ チュドーン

コンゴウ「これが敗北か……」

提督「存外あっけねーなー。戦艦棲姫のほうがまだ持ったぞ」

イオナ「クラインフィールドを破られると案外もろい。それに艦娘の弾はナノマテリアルで強化されてる」

提督「それって便利だなー。ナノマテリアル残しといてくんね?」

イオナ「それはダメだ、ってヒュウガが言ってた」

提督「残念」

イオナ「それはともかく、これで任務達成。鎮守府に戻ったら提督にプレゼントがある」

提督「ほう? 何なんだ?」

イオナ「帰ってからのお楽しみ」

鎮守府、工廠

提督「工廠? ナノマテリアルでなんか作ってくれるのか?」

イオナ「実は妖精さんに頼んでおいたのでもう出来てるはず」

妖精s「できてるよー」

ボフン

しおい「提督、ごきげんよう。潜特型二番艦伊401です。しおいって呼んでね」

提督「伊401……? ってことは…」

イオナ「そう、いわばこの世界の私」

提督「そうか、任務が終わったからこれでお別れというわけか……」

イオナ「冬休みが終わるまで滞在する。グンゾーから許可はもらってある」

提督(ズコー)

提督「感傷もクソもねーなおい!?」


こうして霧の艦隊との邂逅はなんだかんだで終了した。

提督「これでいつもの生活に戻るのか…」

雪風「しれぇ、そういえば去年より出撃命令回数が増えてますね?」

提督「大型建造で資材が足りないから駆逐艦娘とかに鎮守府前の奴ら追っ払わせて戦意高揚させてるんだ…」

今年も忙しくなりそうである。深海棲艦撃滅以外の方向で。

<ドンドンシズンジャウ!!

提督「…ってまたまるゆ沈んでるのかよ!!」 ダッダッダッ

雪風「しれぇ、待ってください~!」

アルペジオ編 おわり

新艦が3隻+しおいととても美味しいイベントでしたね。
なお大型建造は

…まぁ地道に小ネタや本編書きながら頑張りましょう

毎日水上機基地建設に遠征出しているとこんな電波が飛ぶから困る

提督「雪風」

雪風「なんでしょう、しれぇかん?」

提督「俺は1日に1回ないし2回は水上機基地建設の遠征を出してるわけだが、普通1回こっきりじゃねぇのこれ? 1回建てたらおしまいだよな?」

雪風「不思議ですね」

提督「というわけで雪風、次の水上機基地建設遠征ちょっと手伝いついでに見てきてくれ。毎回深海棲艦に壊されて賽の河原状態とかだったら大問題だし」

雪風「わかりました!」


南方海域、水上機基地建設現場の廊下。

雪風「な、何ですかこれは…」

そこには、扶桑型の艦橋もびっくりの超巨大基地が造成されていた。

千代田「あぁ、これ? 初回に千歳お姉が『サグラダ・ファミリア越えを目指すわ!!』と言って今こんな感じね」

そう言いながら設計図を広げる千代田。

千代田「そっちの端っこ持ってくれる? 一人じゃとても広げられないからこれ」

雪風「えぇ~……」

やっとのことで設計図を広げる二人。設計図を広げるだけで通行の邪魔になるレベルである。

千代田「ここがこうだから……完成としてはまだ1%出来たかどうかって所ね」

雪風「ふぇぇ……」

もはや唖然とするしかない雪風であった。


雪風「……ということだそうです」

提督「誰か止めろよ!? 賽の河原状態のほうがまだましだよ!? 戦艦棲姫何やってんの!? 主砲で一発崩せよ!?」

雪風「しれぇ、でもこの遠征なくなったら資材的に辛いような気がします」

提督「……じゃあもう好き勝手させるか(投げやり)」

参考:サグラダ・ファミリア
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2

毎日MO作戦やったり艦隊決戦(支援だけど)やったり深海棲艦側も相手すんの大変じゃねーの?

大鳳って実在したんですね…

提督「MO作戦、水上機基地、艦隊決戦送って、演習5回やって、黒潮と名取の士気高揚させて…」

雪風「しれぇ、開発と建造はどうしますか?」

提督「開発は適当でいいや。建造は…」

ちらり、と資源備蓄量の報告書に目を向ける。
                      セイフカラノエンジョ
提督(ボーキがもう少しで2万5千…。自然回復量上限に近いな。他の資源も同様だ)

提督「よし、1回目は大型建造だ。このレシピで回そう。2~4回目は最低限で」

雪風「りょーかいしました! 工廠行って来ます!」

~~~~~

提督「あ゛~缶コーヒーうめぇ」

だが飲んでいるのはカフェオレである

ダッダッダッダコンコンガチャ

雪風「し、しれぇ!!」

提督「なんだ? 商船改装空母はおろか正規空母が完全に揃っているのにそんなに慌てることはないだろ」

雪風「ろ、6時間40分出ました!!」

提督「え」

雪風「6:40は報告しろって工廠の張り紙にあったので」

提督「#$%&あばばばば」(バッタン

雪風「しれぇ!?」

提督「(ガタガタッ)バーナー使用じゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」(ズダダダダダ

雪風「しれぇぇぇぇぇぇ!?」

~~~~~

ガチャガチャバタバタドンガラガッシャン

提督「バーナー装備!! 10機10門、一斉射!!」

妖精「ちょ、そんなに密着して火つけたら危ないです」

シュボォォォォォォ

提督「あっぢゃあぢあぢあっぢぃ!?」ドタンバタン

妖精「熱いで済む提督のほうがおかしいです」

提督「ふー、ふー。テッド・ブロイラーへの道は遠いな」

妖精「馬鹿な事言ってないで艦娘出迎えましょう」

テテーン

大鳳「そう…私が大鳳。出迎え、ありがとうございます。提督…貴方と機動部隊に勝利を!」

提督「大鳳…実在したのか……!!」

大鳳「いやたしかに初陣で沈んでそれっきりでしたけど存在をなかったコトにされるのはちょっと」

提督「建造できるという噂はあったけど半信半疑だったんだよ」

大鳳「でも私がこうしてここにいますから。夢じゃないですよ?」ホッペタギュー

提督「あだだだだ」

なお大和はまだ来ません(白目)

>>351
そのレシピを教えてくだされぃ…!

4000/6000/6000/2000/20
私はこれで大和を

>>353
雪風「えーと、レシピはと…」ペラリ

4000/2000/5000/5500/20

雪風「大型建造ってものすごく資源使いますねぇ…」

~~~

提督「やっぱり大和なら弾増やすべきかなぁ。…このレシピ使ってみよう」(意訳:試してみます!)

大型建造で資材溶かした提督の顔がみれそう

ずいぶん遅れたが武蔵編小ネタ


提督「潜水艦狩りはいいねぇ。心が洗われる。現代日本文化の極みだよ」

武蔵「私はその間暇だし、そもそも潜水艦狩りを日本文化というのはおかしくないか」

提督「まぁ細かいことは気にしない。それに武蔵には対フラ戦・フラ重へ一発かますのと二巡目の攻撃をさせる役があるじゃないか」

武蔵「さっきのフラ重とか大井と木曾の先制雷撃で大破してたぞ…」

提督「毎回当たるわけじゃないし何より武蔵がいるってだけで安心感が違う」

武蔵「ふふ、そう言われると嬉しいな」

<ドッカーン

提督「よーしよし、いい感じだ」

武蔵「……ところで」

提督「ん?」

武蔵「なんで私の46cm砲に座ってるんだ?」

提督「だってぷかぷか丸で待つの暇だし、どうせ潜水艦相手なら砲撃しないでしょ?」

武蔵「いやそういう問題ではないと思うが」

提督「大丈夫大丈夫、バランスとるためにもう一方に雪風載せたし」

武蔵「砲身必死に握って涙目でぶるぶる震えてるぞ」

雪風「じれぇぇぇぇ……」ガクガクブルブル

提督「いつも30ノット以上で海上疾走してるのに怖がることはあるまいに」

武蔵「平然と座ってられる提督の方がおかしいと思うぜ…」

提督「俺も一応移動中は落ちないよう最大仰角にして砲身握ってるけどねー」

<ライブシューリョー

提督「お、終わったようだな。帰投しようぜー」

武蔵「結局乗る意味あったのか?」

提督「書類仕事で引きこもってると艦娘と話す機会あんまないからなー。こうやって機会を作ってるんだよ」

武蔵「そうか……、ふふ。では戻るか」クルリ

提督「あっ」ボチャ


この後提督は必死の捜索活動により救助されました

>>356
大和は大鳳ほどボーキ使わないからキラ遠征送って2日にいっぺんのペース守れば大丈夫だし(震え声)

↓小ネタ艦娘安価下

どう考えても扶桑姉妹の砲は大和・武蔵の46cm三連装砲よりでかいですよね扶桑了解

海軍のはずなのに陸軍の艦艇運用っておかしいよなって考えてたら急に電波が来たので

提督「大型建造ねぇ。霧の連中始末してからだなー。最低ですら4桁前提とかホント目玉が飛び出ちまうぜ」

コンコンバキャ

猫吊「呼ばれてないけど即参上! 書類をお届けにあがりました!!」

提督「なぜ(ドアを)壊した」

猫吊「私だとわかった瞬間鍵かけるでしょう?」

提督「はい。見るたび厄介事持ち込むので。」

猫吊「今日は朗報ですよ朗報。ほら陸軍の書類」

提督「ちょっと待ってろ芋版出すから」ゴソゴソ

猫吊「えい」グシャ

提督「……何故(芋版を)壊した」

猫吊「そんなのもういらないからです」

提督「あの芋版があったからこそ陸軍への反対書類が高速で作成できるんだが」

猫吊「陸軍が陸軍の提案に反対する必要なんてないですし?」

提督「どういうことだよ」

猫吊「この書類を見てください」パサ

提督「えーとなになに『この者本日を以って陸軍所属とする』…?」

猫吊「よかったですね! 陸軍ですよ!! 陸海軍兼務なんて史上初の人物じゃないですか? 前にいたかもしれないけど」

提督「どういうことだよ!?」

猫吊「大型建造でまるゆとあきつ丸が建造できるようになったのはご存知ですよね」

提督「まぁな」

猫吊「彼女らの所属は陸軍ですので従ってあなたが陸軍に所属する必要があるのです」

提督「何それ回りくどい」

猫吊「陸軍所属になったといっても仕事はいつも通りですので彼女らが来たらかわいがってあげてくださいね」

提督「へいへい」

提督「……というか前から疑問に思っていたが」

猫吊「何でしょう?」

提督「日本は自衛『隊』であって軍は持っていなかったはずだが」

猫吊「深海棲艦の登場をきっかけに軍に格上げされました」

提督「いつの間に…。というか俺の立場がわからなくなってきた。今までの書類仕事はなんだったのか」

猫吊「第三セクターという名の秘密政府機関です。主に輸送の護衛業務とかを隠れ蓑に深海棲艦を撃滅していく。くー、かっちょいー」

提督「くー、かっちょいー。じゃねーよ。……いつでも遠征出せるのはそれが理由か」

猫吊「あとどうでもいい書類仕事のアウトソーシング先です。これはいつもやってるから知ってますね」

提督「向こうにやらせろよ!?」

猫吊「自衛軍も頑張ってるんですよ。専守防衛だけど」

提督「一番大事な反攻部分をどこの馬の骨ともわからん人間にやらせるなよ!?」

猫吊「あなたがちょうどいいところにいたので」

提督「そんな選びかたしちゃダメでしょ!?」

猫吊「でも実際順調に制圧してるじゃないですか。沖ノ島然り、北方海域然り、カスガダマ然り。
   鉄底海峡の戦艦棲姫も叩きのめしましたし。私の目に狂いはありませんでした。」

提督「艦娘達のおかげだよ。俺の力じゃねぇ」

猫吊「まぁそういうことにしときましょうかね。じゃ、これからも頑張ってくださいな」

壊れたドアをくぐって去り行く猫吊るし。

提督「……そうだな。ねぎらいも兼ねて艦娘達と茶会するか」


提督「あと明石にドアの補修頼まないと……」

なんだかんだで猫吊るしは可愛いと思います

前回までのあらすじ:
提督「龍田と龍田で龍田がダブってしまった。序盤で白雪や龍田や深雪を出すと悲しいんだな」
大淀「そこで近代化改修……!!」ゴゴゴゴ


提督「近代化改修? ごてごて鉄板とかつけるもんじゃないのか?」

大淀「艦娘ですからねー。普通の艦船とは違うのです」

提督「まぁ鉄板ごてごてつけた雪風とかあんま見たくはない」

大淀「ダブった艦娘は記憶とかは共有されてるんですが顕現したてだから練度が低いんですよね」

提督「そこらへんも共有しようよ!?」

大淀「それに同じ艦娘が近寄りすぎると霊魂が融合し始めるので同じ艦隊には入れられないのです」

提督「難儀すぎねぇ?」

大淀「そ・こ・で、艦娘を他の艦娘にも適合する形に変えてパワーアップさせるオーパーツシステム、それが近代化改修なのです!」

提督「なんかよくわからんけど凄そう」

大淀「詳しくは猫吊るしさんに聞いて下さい」

提督「ここまで盛り上げてぶん投げた!?」

猫吊「というわけでまずは近代化改修する艦娘を選んでください」

提督「じゃあ雪風にするか」

雪風「頑張ります!」

猫吊「次に龍田さんを魂の形に変えちゃいます」ポワワワン

提督「……龍田、気分が悪くなったりとかはしないか?」

龍田「そうねぇ。こう、涼しい風が体の中を通り抜けたような気分かしら。ふわぁっ、とした気分と共にもう一人の私がすぅっと消える感じで」

提督「気分が悪そうだったら中止するところだが……大丈夫そうか」

猫吊「そして改修する艦娘に魂を合成ッッ!!」シュゥゥゥゥン

提督「ほぅ……」

ボトッ

提督「……ぼとっ?」

音のするほうを見るとペンギンらしき物体と毛玉らしき物体の入った箱が落ちていた。

猫吊「失敗したようですね」

提督「おぃぃ!?」

猫吊「能力の上がりが悪いとこういうことはありがちですのでなるべく複数の艦娘を同時に改修に使うことをオススメします」

提督「そういう大事なことは先に言おうねぇ!? というか雪風は大丈夫なのか!?」

猫吊「身体には直ちに影響を及ぼさないのでごあんしんください」

提督「そういう言い方されると余計心配だよ!? 雪風、大丈夫か?」

雪風「雪風が……雪風が龍田さんを死なせてしまったのでしょうか…」ジワッ

提督「いやいや、龍田はそこにいるから! 大丈夫だから!」

龍田「大丈夫大丈夫、あなたのせいじゃないわ」

雪風「ぐすっ……ぐすっ……」

提督「この先大丈夫かなぁ……」

猫吊「ところで解体というのもあります。艦娘をこの肉体というくびきから解き放つのです。いくばくかの資材も貰えて超お得」

提督「女の子に戻るという話は」

猫吊「別世界の話です。そして解体に使うのがこの『ぷらずまちゃん壱号』!!」

ぷら『ナ゛ス゛は゛嫌゛い゛な゛の゛て゛す゛!!』

猫吊「さっそくダブった深雪を解体にかけましょう」

深雪「ヤメロー! ヤメロー!!」

提督「いろいろとヤバイからやめて。やめるんだ。」

6話完。

別にストーリー立てなくてもオムニバスでやっていけばいいんじゃないかな(錯乱)

さて扶桑編投下しよう。

提督「んー、ホントこれだけの書類仕事どこからわいてくるんだか」

ガリガリゴリゴリガンガラドンドン ガコン

トントン

提督「扶桑だろ。開いてるからどーぞ」

ガチャ

扶桑「失礼します。でも扉を開ける前に私だとわかるなんて超能力者か何かですか?」

提督「艤装が廊下のそこらかしこに当たる音でわかるんだよ。砲の配置が微妙に違うから姉妹のどちらかもわかる」

扶桑「なるほど……」

提督「つーか出撃予定ないなら艤装下ろしていいぞ。ぶっちゃけ歩きにくいだろ」

扶桑「でも……それだと、万一敵襲があったとき危ないですよね」

提督「それもそうなんだが廊下ですれ違う方が危ないし回数も多い」

扶桑「そうですね……」

提督「このジレンマを解消する画期的な方法はないものか…」

猫吊「呼ばれて参上猫吊るし」

提督「呼んでないし窓から入ってくんな」

猫吊「開けとくほうが悪いのです! で、扶桑の砲塔の問題ですよね」

提督「何とかできんの?」

猫吊「艦娘が神霊なのは以前お話しましたよね」

提督「そうだな」

猫吊「艤装部分込みなんでそこらへんだけ霊体化して適当にアクセサリにするなり憑依させるなり丸めてポケットに突っ込むなりすればいいんですよ」

提督「そんなこと出来たのかよ」

扶桑(納得したような顔してポンと手を打つ)

提督「ちょっと待てよ知らなかったのかよ!? 自分の身の話だろ!?」

猫吊「霊体化したところで壊れた部分が直るわけじゃないんで、メンテや修理などは普通に艤装下ろして物理的に行う必要ありますからねぇ」

提督「もっともな話だけど、もっと早く教えてあげようよ!?」

猫吊「訊かれなかったので」

扶桑「ではちょっと試してみますね…」

扶桑が目を瞑り念じると、背負ってた砲塔が光の玉となり、彼女の髪飾りへ吸収されていった。

提督「おお、これはすげぇ。とは言ったものの戻せんの?」

猫吊「普通に戻すよう念じてもいいですが『艤鎧○着!!』とでも言えば格好いいですよ」

提督「『艤○装着!!』とかどこの話だよ」

猫吊「別世界の話です」

なんてことを話しているうちに扶桑の砲塔が戻っていた。

扶桑「……ん、戻せますね。もう一回しまって、と。提督も猫吊るしさんもありがとうございます」

提督「俺は何もしてないがな」

扶桑「このこと、山城にも教えないと……」

一礼して執務室を去る扶s(ガンッ バタリ

提督「艦橋髪飾りが扉の上の部分に引っかかってるじゃねーか!!」

扶桑(きゅぅ)

猫吊「今まで砲塔が引っかからないよう屈んで通ってたから気づかなかったんだろうねぇ」

提督「扉の部分、明石に頼んで改装しよう……とその前に扶桑をドック連れて行かないと!!」

扶桑は後頭部を思いっきり打ってましたが命とかに別状はありませんでした。
なお『私の姉様に何をしたんですか』と言わんばかりの目つきで山城に睨まれた件についてはまた別の話

大型建造? 大和はどこですか(大発2つを引っさげて資源輸送任務に行く千歳を見送りながら)

↓いつもの小ネタ艦娘安価下を忘れてました。

>>381
いっぺん取ったじゃないですかーやだー!! とは言うものの雪風とだった。提督ぶんストックしとこう
しかしリク安価見返すと提督Love勢が多い気がするぞ…!?

なんにせよダブったら安価下なのでもう一名取ろう。↓

オーケイ響了解ー
きっと雷も書く。多分。

ネタがすぐ思いつけて書く時間があれば早めに投下できる。
毎日ポンポン書ける人はすごいなぁと思うのです。というわけで響編投下

提督「あー、全く。北方と西方の攻略を同時に行うなんて何考えてやがんだお上はブツブツ」

コンコン

提督「どーぞ。……響じゃねーか。どうした」

響「司令官、折り入って頼みがあるんだ」

提督「何だ? 俺に出来るかどうかは保証しないが」

響「もっと、強くなりたいんだ。妹たちを守れるぐらいに」

提督「もっとといってもなぁ。既に改造済みだし近代化改修も大体済んでるし、練度上げても守れるぐらい強くなるとは言いがたいし」

提督「……どうしてそう思った?」

響「西方海域や南方偵察で潜水艦を見て、雷や電を二度とやらせたくはない、と思って……」

提督「意気込みは立派だ。だが、改二クラスの改造でもなければこれ以上の強さは……」

そう言いながらペラリ、と資料をめくる。ロシア語で綴られた手紙――内容は吹雪が訳した――に目を通す。

『北方海域の深海棲艦掃討に尽力する貴方たちにプレゼントを贈りたい。ミス・猫吊るしとともに開発した響用の新しい艤装だ』

提督「響よ。――力が、欲しいか?」

響「妹や皆を守るための力なら」

提督「よかろう、ならば――」

『追伸:響のレベル70まであげてね By 猫吊るし』

提督「――まずは特訓だな」


演習場にて

ドゴーン

響「これは少し、恥ずかしいな……」

提督「実戦だったら今の先制雷撃で沈んでると思えー」


リランカ島海域にて


響「ウラー!!」(爆雷投擲)

ドゥーン

提督「よーしいいぞ潜水艦殺すマンになるんだ」

響「ウーマンかレディじゃないかな、司令官……」

そして……

提督「というわけでロシアまで来たわけだが……さぶい。おうち帰りたい」

響「あっ、出迎えの人が来たみたいだよ」

猫吊「遠路はるばるようこそ」

提督「何でお前がいるんだよウォトカぶっかけんぞ」

猫吊「響さんはともかくあなたロシア語てんでダメでしょ。そこで通訳なしで話が通じる私というわけですよ」

提督「風情というものがさー」

猫吊「とりあえず工廠に入りましょう。あ、改造用の弾薬と鋼鉄は帰ったら引いときますんで」

提督「プレゼントじゃなかったのかよ!?」

猫吊「まぁこのぐらい軽い投資ですよ」


というわけで響は改造され、服と艤装も一新。


響→ヴェールヌイ「司令官、どうかな?」

提督「似合ってるぞ。強くなれたか?」

ヴェル「うん。ありがとう、司令官」

提督「しっかし雰囲気変わったなぁ。他の姉妹が見たら驚くかもな」

ヴェル「ふふ、そうかもね」

おまけ

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今日の出撃予定地

西方海域・カスガダマ

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今日の出撃予定者

陸奥改 雪風改

Вер 摩耶改

加賀改 赤城改

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赤城「……べっぷ? 知らない子ですね……?」

前回のあとがきに「このスレは鋼鉄少女を応援しています。買え!!(ステマ」といったことを書こうと思って忘れていたことに気づく
あちらの雪風もむっちゃくちゃかわいいのでおすすめです

↓小ネタ艦娘安価下

蒼龍かー
3-2で出るようになったと聞いて回しまくってもでなかったのでたまには4-1行くかと思ったら出たなぁ…
物欲センサー怖い了解

昼間ネタ考えてて気づいたんだ。
響なら「ありがとう」じゃなくて「スパシーバ」というべきだったんじゃないかと。
…うん、提督ロシア語わかんないから日本語で言ってくれたんだ。そう思おう(震え声)

というわけで雷編ぶん投げよう

提督「あー、だりー、仕事めんどくせー」カリカリカリカリ

ババーン

雷「そんなんじゃダメよ、司令官!」

提督「雷か。どーした」

雷「司令官、最近忙しそうだから何か手伝えることはないかと思って。もーっともっと私に頼ってもいいのよ?」

提督「……言ったな?」

雷「もちろん! この雷様に任せなさいって!」

提督「んじゃ」

提督はそう言うと自分のかぶっていた海軍帽を雷にかぶせて席を立った。

雷「……えっ?」

提督「今日一日、雷が提督代理だ。判らんことがあったら雪風に訊くといい。俺は皆に知らせた後、久々の休みを満喫してくる」

雷「えっ、ちょ、ちょっと」

提督「椅子と机は遠慮なく使っていいぞ」

言うだけ言って提督は執務室を後にした。
残されたのは雷と、資料の山と、「本日の出撃予定スケジュール」と書かれた一枚の紙。

雷「えーと、今日の予定は…」ペラリ

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第一艦隊:戦意高揚プロジェクト(該当者なし、ないしはまるゆが休憩中の場合オリョクル)
第二艦隊:警備任務(54セット)→鼠輸送任務
第三艦隊:長距離航海練習(32セット)→資源輸送任務
第四艦隊:敵地偵察任務(24セット)→包囲陸戦隊撤収任務

*オリョクルは2回出撃毎に30分の休憩を入れること
*デイリー任務・ウィークリー任務の消化を忘れないこと
*演習メンバは雪風に訊いてね

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雷「入れ替わりでやってたから気づかなかったけどものすごくタイトじゃない!?」

ポーン 第二艦隊が帰投しました
ポーン 第三艦隊が帰投しました
ポーン 第四艦隊が帰投しました

雷「……雷、司令官のために頑張っちゃうんだから!!」



提督「雪風、雷、おにぎり作ってきたぞー」

雪風「しれぇ、ありがとうございます!」

雷「ありがと、しれいかん……」

提督「だいぶ大変そうだなー」

雪風「しれぇ、これしれぇの承認が必要な書類です!」

提督「はいよ。あとこれ追加の書類ね」ドサッ

雷「」

提督「……代わるか?」

雷「い、雷は大丈夫なんだから!」

提督「辛かったら言えよ。机の黒電話から俺にかけられるから」

――――――



提督「晩御飯もって来たぞー。流石に俺じゃチャーハンぐらいしか作れないから間宮さんお手製のを持ってきたが」

雷「」レイプメ

雪風「しれぇ……」

提督「あー、わかるから言わんでいい。と言うか止めなかったのか?」

雪風「止めようとはしたんですけど…」

~~~

雷「折角頼ってくれたんだもの……。ここで私が頑張らなきゃ……」

~~~

雪風「……って」

提督「いやこういう場合は無理にでも止めていいと思うぞ。あくまで個人的所見だが。……よっ、と」

雷を持ち上げて、ベッドに横たえる。

雷「あ……しれいかん……」

提督「今日はよく頑張ったな。しばらく横になって休んどけ。間宮さんに暖かくて消化のいいもの作ってもらおう」

雷「しれいかん……私、役に立てたかしら…?」

提督「そうだな。だが、無理しすぎて自分が倒れちゃ元も子もないぞ」

雷「うん…」

提督「ご飯の用意ができるまでしばらく寝てな」

雷「お言葉に甘えさせてもらうわね……zzz」

提督「やれやれだぜ」

雪風「雪風、ちょっとだけ嫉妬しちゃいます」

提督「そうだな、雪風も毎日秘書艦として手伝ってくれてるしな」ポフポフ

雪風「えへへ……」

お言葉に甘えて雷に頼り始めたら頑張りすぎて倒れるんじゃないかと心配で心配で

なお雪風は長いこと秘書艦やってるので耐性がついてる模様

>>1のせいで鋼鉄少女買っちまったじゃないか!どうしてくれる!

>>405
4巻揃えたら北海のワルキューレも買うのです!! そして続刊を座して待つのです!!

はやりの6/5/7/2試そうかなー…(白目)

蒼龍編いくべー

提督「大和でねーなー。投入資源増やすかー…?」

コンコン

提督「いらはい」

ガチャコ

蒼龍「こんにちは、提督」

提督「蒼龍か。珍しいな。どうした?」

蒼龍「提督…最近空母機動部隊出さないじゃないですか…私達にも出番下さいよ……」

提督「大型建造の真っ最中だからボーキはなるべく消耗したくないしなぁ」

蒼龍「瑞鶴さんはたまに潜水艦撃滅の護衛に出てますけど」

提督「そろそろ蒼龍と同じLv70だから交代させようかな、とは思ってる」

蒼龍「私とですか? 頑張りm」

提督「大鳳とだ」 

蒼龍(ズコー

提督「新人だし改で烈風持ってくるそうだからね。仕方ないね」

蒼龍「て~え~と~く~」(ユサユサ

提督「揺らすな揺するなヘッドバンキングするぞ」(ブインブイン

蒼龍「あっ、そんなに揺らされたら九九艦爆が落ちちゃいます」

ゴトッ

九九艦爆妖精「」

蒼龍「ほら落ちちゃったじゃないですか」

提督「どこに仕舞ってたんだよ」

蒼龍「懐にですが」

提督「格納庫に仕舞っとけよ」

蒼龍「流星改と間違えて放ったらコトですから」

提督「というか倉庫整理で九九艦爆とかのコモン艦載機は全部処分したはずなんだが」

蒼龍「観賞用です」

提督「……」ユサユサ

蒼龍「だから落ちちゃいますって」ゴトッゴトッ

九九艦爆妖精「」

提督「他にもあったのかよ!」

蒼龍「保存用と布教用です」

提督「フィギュアかよ!! ……まぁ戦闘に使わないならそれでいいけど揺らしても落ちないようにしとけ」

蒼龍「提督以外が揺らしても落ちないよう調整するの大変なんですよ」

提督「何で俺限定なんだよ!!」

蒼龍「だったら出撃させてくださいよー」

九九艦爆妖精「」

提督「ところで、艦爆妖精が息してないように見えるんだが」

蒼龍「いつもこんな感じですから。……大丈夫。生きてます」

提督「……本当に大丈夫なのかねぇ」

九九艦爆妖精「」

次の小ネタを書くために小ネタを書いている気がしてきたぜぇ……!! たのしい

↓というわけで小ネタ艦娘とか安価下

金剛は…>>279で出てるから二度目だなー。ストックして思いついたら消化しよう
↓りとらーい

鳥海りょうかーい

うん、韻の踏み具合がいいな

鳥海編いっくよー

提督「なぁ鳥海よ」

鳥海「どうしました、司令官さん?」

提督「いつの間にか重巡・航巡が強化されてることが何度もあったんだがありゃいったいどういうことだ?
    起きぬけの最上の艤装から煙吹いてたときは飲んでたコーヒー牛乳噴きそうになったぞ」

鳥海「耐久が向上しましたからね」

提督「それはそれとして何があったんだ? 改修もなしに突然強化されるとか考えがたい」

鳥海「それなんですが……。あの日の夜、私たちは姉妹で談笑してました」

~~~~~~

摩耶「……でさー」

愛宕「うふふ」

バンッ!!

高雄「誰!?」

思わず全員で入り口の侵入者に砲を向けましたがそこにいたのは猫吊るしさんでした。

猫吊「はろー」

摩耶「何の用だよ全く。ノックぐらいしろっての」

猫吊「ゆっくりやりたいのは山々なんですけどねー。ちょっと大本営から至急やれといわれてるので」

鳥海「大本営…!? いったい何を……」

猫吊「何せ重巡全員だからねー。大丈夫、一瞬です。すごく痛いけど。具体的には痛みで気を失うぐらい」

愛宕「もうちょっと詳しい話を聞か」


記憶にあるのはそこまででした。意識を取り戻したときには姉妹全員床に転がっていて、全身筋肉痛状態でした。

他の重巡の皆さんも尋ねて回ったところ、似たり寄ったりのことがあったそうです。

~~~~~~

鳥海「これが最初にあったときの話ですね」

提督「二回目以降はどうしたんだ?」

鳥海「全員寝巻きに着替えて布団に入るまで待ってもらいました」

提督「しかし、大本営か……。通信やら最新の情報やらは送ってくるんだが俺も全容はわからんのだよなぁ」

鳥海「私の計算でも大本営のそこは計り知れません……」

提督「何か利用されてるみたいでアレだが、実際に深海棲艦に対抗できてるし細かいことは気にしないことにしよう。鳥海も頑張ってくれ」

鳥海「お任せください、司令官さん」


鳥海「……とは言っても重巡で重用してるの摩耶姉さんと愛宕姉さんぐらいですよね」

提督「うん、重巡は活用の機会が限定されてるから仕方ないんだ……。鉄底海峡も二人いれば十分だったし……。」

金剛二回目は>>287の続きにするかなぁ
未所持艦娘公開したほうが選択しやすいかしらん

↓安価小ネタ艦娘既出はストックしてさらに下

オーケイ鈴谷りょうかーい

数日書いてないと「書かなきゃ(使命感)」という強迫観念に囚われるので小ネタ。……いや鈴谷のネタが思いつかないわけじゃないぞ?

提督「さーて第四次潜水艦派遣任務がそろそろ帰ってくる頃合いだなー」

雪風「しれぇ」

提督「なんだ?」

雪風「潜水艦派遣任務って多分ドイツですよね」

提督「まぁ第二次でスツーカもらえたしドイツなんだろうなぁ。たぶん」

雪風「旗艦がヴェールヌイちゃんで大丈夫なんでしょうか……」

提督「……そういや第二次世界大戦では独ソは敵国同士だったなぁ。まぁはっちゃんとヴェルは仲がいいみたいだから大丈夫でしょ(震え声)」


なおちゃんと帰ってきた模様

提督「スツーカ持って帰るなら37mm対戦車砲搭載のぐらい持ってきてくださいよー!!」

ヴェル「そんな魔改造されたのをまともに操縦できる妖精さんがいないと無用の長物じゃないかな」

提督「そうだな」

雪風分が閾値を下回った気がするのでイチャイチャもの投下する

みんな みんな しずんでく。

嘆き 呪い 苦しみながら。

みんな みんな いなくなる。

数多の命を 巻き添えに。


自分は 水面に ただ一人。

海原に 呪いの声が こだまする。

死神 疫病神 お前のせいだ。

声なき声が 突き刺さる。

  『コノ死神』

      『オマエサエイナケレバ』

   『オマエノセイデコウナッタ』

  『疫病神メ』

 『オマエガ悪イ』

     『オマエノセイダ』

  『裏切リ者メ』

    『死ネバヨカッタノニ』

 「ゆきかぜは、ゆき、かぜは――」

「―――っ!?」

目を見開くと、そこはいつもの天井。

頬に手をやると、涙で濡れている。

「……また、あの夢です……」

昔々の遠い記憶。その残滓が雪風を責め苛む。

皆は笑って「気にしないで」と言ってくれるけど、まず自分自身が許せない。

「今眠っても、またあの夢を見ちゃいそうです……」

身を起こし、隣のベッドに目をやると、島風が安らかな寝息を立てている。

時計を見やると午前の二時過ぎ。心は不安でいっぱいで、とても一人では眠れそうにない。

かといって起こすわけにも行かないし、勝手に布団に入るわけにも行かない。

そっと扉を開け、雪風は部屋を出た。

一緒に眠る相手を探そうにも、もう皆眠っている時間。

陽炎型の部屋も、夕雲型の部屋も、どちらも寝静まっている。

ここにいるのは雪風ただ一人。

そう思うと、自然と涙が溢れてくる。

「みんな沈んだわけじゃないです、眠ってるだけです……」

暗い思考を払うように頭を振り、廊下を進んでいく。


執務室への階段の前で立ち止まる。

「しれぇは、まだ起きてるでしょうか……」

一歩一歩、ゆっくりと階段を上り、軋む廊下を歩いていく。

そして、両開きの大扉の前で立ち止まる。

ドアノブに手を掛け、ふと考える。

しれぇが眠っていたらどうしよう、しれぇが目を覚まして雪風のことを咎めたらどうしよう、

そもそもしれぇに迷惑なんじゃないかと……

そんな思考を止めたのは部屋の中からの声でした。

「そこにいるの、雪風だろ。そこで突っ立ってちゃ寒いだろ。入りな」

そっと扉を開けると、机上の蝋燭に照らされて、腕を組んで座っている提督の姿。

「しれぇ、起きてたんですか……?」

「起きたんだよ。足音がしたんでな。電気は付けたくなかったんで手探りで蝋燭探して火ぃつけた」」

「それになんで雪風だとわかったんですか……?」

「床板のきしみ方もあるが、こんな夜の夜中に俺の部屋の前まで来て躊躇うのは雪風ぐらいのもんだ」

「しれぇは、何でもご存知なんですね…」

「何でもってわけでもないが……眠れないんだろう?」

「はい……」グスッ

「こっちにおいで」

手招きする提督の方へ、雪風はふらふらと夢遊病者のように近づき、その胸へ飛び込んだ。

「しれぇ、しれぇ……」

つぶらな瞳を涙でいっぱいにしてしゃくりあげる雪風。

そんな雪風をあやすように頭を撫でる提督。

「……言いたくなければ言わなくてもいいが……、どんな夢を見たんだ?」

「皆みんな沈んでいって、海原にひとりぼっちで、皆雪風を呪って、罵って……」

「うちの鎮守府には、お前にそんなことを言う奴なんていねぇ。それはお前がお前を許してないだけだ」

「でも……」

「思い詰めんな。辛くなったら俺を頼れよ。今みたいに」

雪風をぎゅっと抱き寄せる。

「……しれぇ、ありがとうございま…ぐすっ」

「気にすんない」

「……また、しれぇと一緒に眠りたいです…」

「そっか。じゃ、一緒に休むか?」

そう言うと提督は雪風を抱きかかえたまま、ベッドへ潜り込んだ。

「おやすみ、雪風」

「しれぇも、おやすみなさい……」

なんでケッコンカッコカリ今週じゃないんですかー!? やだー!!
多分ケッコンカッコカリで一本書けると思うんだよなー おやすみなさい

乙ですしれぇ!
>>1はケッコン雪風とするの?

>>438
スッ
ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/37470.jpg

99になったのは10月12日だからかれこれ4ヶ月か…

良いなぁ雪風
欲しいのに全然出てきてくれない……

>>441
はっちゃんも建造で出るようになったしレア駆逐レシピ回してればいつか出るんじゃないですかね(震え声)

>>440
回避129………

雪風1人いるけど丹陽来るだろうしもう1人確保したいって思ってるのにこないわ

>>447
回避129は缶3積みのLv99島風か雪風しか出来ないからねー

なおこれで3-2に挑むと>>206のようになります
そう簡単に単騎駆け出来てたまるか!!(成功させた人もいるそうだが)

鈴谷は我が鎮守府に来た最後の重巡だったなぁということで鈴谷編

>>198の続編

工廠。それは艦娘の降り立つところ。
工廠。それは艦これのギャンブル場。

提督「……戦艦レシピだ。狙うは鈴谷ただ一人」

妖精A「はいよー」
妖精B「ねばーぎぶあっぷせいしんです?」
妖精C「やっちゃえやっちゃえ」

提督「……しかし1時間半は航巡枠だよなぁ。利根や筑摩も改二で航巡になるのかなぁ。木曾の雷巡みたく」

>1:30:00<

提督「きたk「わたくしが重巡「筑摩と申します「我輩が艦隊に加わればもう索敵「したりしないって」 (もがみん楽しそう…三隈も加わりたいですわ…)

提督「性懲りもなくまた来たのかよ!! というか索敵はしろよ!!」

最上「あまりに暇だからこうなんか盛り上がるようなことをしないと」

利根「出撃の機会がないから我輩のカタパルトも錆付いてしまってのぅ」

提督「毎日故障してるし水上機積んでないから別にいいだろ! ともかくバーナー使うから全員下がって」

「「「「はーい」」」」

ジュワァァァ

「鈴谷だよ!」

提督「うおおおお!!」

出現した鈴谷に駆け寄り、手首をつかむ!!

鈴谷「賑やかな艦tちょ、いきなり何すんの」

提督「おおおおおおお!!」

その勢いでそのままハンマー投げの如く弧を描くように振り回し始める!!

鈴谷「ちょ、ちょっと、ちょっと止めてよ!?」

提督「おおおおおああああああ!!」

そして投げ上げる!!

提督「これで日本国海軍重巡コンプリート!!」

そして落ちてくる鈴谷を受け止めるように両腕を掲げる!!

ところで、艦娘の質量は少女のぶんと艤装のぶんの和である。少女の体重についてはあえて言うまいが、艤装は当然重い。

もちろん鈴谷も割と軽装に見えるとはいえ、例外ではない。重力で加速してくる高質量物体を両腕を伸ばして支えようとすればどうなるか。

鈴谷「ちょ、ちょっと提督危ないどいてー!!」


グキャ


この後無茶苦茶包帯巻いた

安価取る前に次回予告でもするか

(どうしてこうなった……。どうしてこうなった……!)

俺は今、工廠に立っている。隣にはウェディングドレス姿の雪風。

周りにはうちの鎮守府にいる艦娘が総出で俺たちを取り囲んでいる。

その様子はさながら生贄か供物を祭壇へ捧げられるのを見守る蛮族の如し。

そして真正面に立つは……

「汝、健やかなる時も病める時も~」

いつもの顔で全く似合わないお決まりの定型文を滔々と喋繰り続ける猫吊るしの姿。

手には聖書という名のカンペではなくいつもの猫を吊るしている。

どうやら完全に暗記しているらしく、その言葉は全く淀みがない。

猫吊るしの問いに反射的に「はい」と答えた気がする。

あまりの急な展開に思考が追いつかない。

いつの間にやら指輪も交換していた気がする

「それでは誓いの口付けを」

さらりと言ってのける猫吊るし。何で人前でやらにゃならんのだ。しかも100を越える知り合いの前で。

ちらりと猫吊るしの顔を見ると、口元がニヤニヤ笑っている。嫌がらせか。

雪風のほうを見ると、期待に満ちた眼差しでこちらを見上げている。

意を決して、俺は雪風を抱き上げ――


泣き虫雪風と釣り人提督 Extra Episode ~花嫁雪風と生贄提督~

近日公開!?

早く小ネタを放出しないと次の小ネタに移れない(戒め)

↓直下で小ネタ艦娘とか既出は安価下 そろそろ既出一覧必要になるかな

球磨了解ー

鎮守府だか泊地だか知らんけども、
海辺に金属放置はさすがに錆びるで

おつー
ヴァイスの描き下ろし雪風がめっちゃ可愛かった

>>456
装備は妖精さんがメンテしてくれてるはずだから(震え声)
で、いつ利根のカタパルトと陸奥の第三砲塔の異常は直るんですかね

>>457
背中の魚雷管回転するんだね…。FebriVol19の表紙の島風と同じ機構なのかな

てなわけで球磨編いくよー

ある日の工廠

球磨「クマー。よろしくだクマ」

提督「……」

球磨「その目、クマの実力を疑ってるクマね。まるで『こんな軽巡で本当に大丈夫か』と言ってるみたいだクマ」

提督「だいたいあってる」

提督(本当は『あ艦これ』だと思ったのは口にしないでおこう)

球磨「これでも『意外と優秀な球磨ちゃん』と呼ばれてるクマ」フフン

提督「よろしい、ならば特別演習だ」


屋外の演習場に場所を移す。
沖まで伸びている二本のロープ。左右に並べられている的。一番奥には旗の付いたブイが浮いている。

提督「ルールは簡単だ。岸から向こうのGと書いてある旗まで全速で進む。旗を掴めば演習終了」

提督「コース左右に的があるので砲撃で破壊しながら進むことでポイント倍点」

提督「速さと砲撃の正確さを同時に問う訓練だ」

球磨「わかったクマ」

提督(まぁ的を破壊するごとに最後の的が加速しながら動くんだがな)

提督(止まった的に慣れきっているところで動く的、しかも離れていく標的を狙うのは難しい。初見殺しのギミックだ)

提督(自他共に認める優秀さ、見せてもらおう!!)

※参考図 ○:的: ●:動く的 G:ゴール旗

  | ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○
  |――――――――――――――――――――
  |→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→G
  |――――――――――――――――――――
  |   ○  ○  ○  ○  ○  ○  ○  ●←斜線の方向へ動く
                             /

提督「んじゃ、準備はいいかね」

球磨「いつでも大丈夫クマ」

提督「おんゆあまーく、げっとせっと」

球磨「……」

提督「ごー!!」

提督の掛け声をトリガーに、球磨は飛び出した。

そのまま左へ、右へと砲弾を撃ち込みながら突き進んでいく。その様子はまさに荒れ狂う羆の如し。

提督「やるねぇ」

そして最後から二つ目の的を壊した直後、水面を軽く跳ね、スケート選手のごとくくるりと回転しながら、遠ざかる的に向けて砲撃を行った。

提督「おお?」

最後の的へ着弾する音と、球磨が旗を掴み、演習終了を告げるブザーが鳴ったのはほぼ同時だった。


提督「うん、疑って悪かった。すまん」

球磨「わかればいいクマ」

提督「頑張ったことだしなんか奢ろう。間宮印の羊羹とかどうだ?」

球磨「それもいいけど球磨は蜂蜜がいいクマ」

提督(やっぱりこいつ熊じゃねーか!!)

球磨「何か言ったクマ?」

提督「いや。蜂蜜だな。まぁ間宮さんに聞いてみようか」

改の時点で那珂ちゃん改二と張り合えるとか意外と優秀ってレベルじゃねーぞ!!

↓直下で小ネタ艦娘とか既出は安価下

イクりょうかーい

イク「んふー、提督は何をしても怒らないから好きなのね!」

提督「いやー、俺だって怒るときは怒るよ? あとなんで俺の頭の上に乗ってんの?」

イク「提督の忍耐力を試すのね!」

提督「すっ転んで後頭部打っても知らねーぞ。えーとペーパーナイフ……ないな。包丁でいいか」

イク「なんでそんなの持ってるの?」

提督「深海棲艦の解体用だ。どっかに放っておくと危ないから持ってる。いや本来紙切るのに使っちゃダメだけど」ヂョキ

イク「ふーん…。提督? 肩凝ってるなの? ほらっ、こうするとどーお? 痛い? いっひひひ!」

提督「んあー、もうちょい右。右」

イク「むー、意外と忍耐強いのね……」

提督「次の改二は……探照灯を使って奮戦した、軽巡か……。おー、そこそこ。いいねぇ」

イク「ふふーん」

提督「一息ついたらまたオリョールかねぇ」

イク「イクにおまかせ! なのね!」

提督「まぁ気楽にやればいいさね」

提督が本気で怒る話も書きたいですね

↓直下で小ネタ艦娘とか既出は安価下

また潜水艦娘かッ!! イムヤりょうかーい

そういえば雪風のぱんつには名前が書いてあるそうですね。なんてこった!
ついでにリク取りの参考用に既出・筆者未所持艦娘……未所持のは大和が出次第取りに行くから(震え声)

戦艦・航戦
大和・武蔵・扶桑・金剛・比叡

正規空母・軽空母・水母・揚陸艦
蒼龍・祥鳳・鳳翔

重巡・航巡
鳥海・鈴谷・高雄

軽巡・雷巡
北上・龍田・球磨

駆逐艦
雷・響

潜水艦・潜母
伊19・伊168

未実装のためどうなるかわからんぞ
大和(済)・矢矧・卯月・弥生・初風

弥生出ました。第二次キス島攻略の話なんか書くかも

というわけでイムヤ編。

キス島攻略より前ぐらい

イムヤ「伊168よ。何よ、言いにくいの? じゃ、イムヤでいいわ…よろしくねっ!」

提督「潜水艦か……。敵潜水艦見た時は駆逐軽巡が前世の仇みたいに爆雷投げまくってたからよくわからなかったが」

イムヤ「前世の仇の娘多いしそれはしょうがないんじゃないかな……」

提督「で、実際強いの?」

イムヤ「そうね……雷撃戦の時に密かに近づいて魚雷を発射できるわ」

イムヤ「あとレベル10以上あったり甲標的つけたりすれば先制雷撃もできるし、夜戦もできるわ」

提督「でも耐久力10って…よわそう」

イムヤ「そ、そんなことないし!! 改になれば1.5倍になるし!!」

提督「それでもよわそう」

イムヤ「……伊号潜水艦の力、見ててよね! 実際強いんだから!」


(中略)ドゴーンドゴーン >中破< ミズギガヤブケチャウジャナイ!!


提督「よわい(確信)」

イムヤ「れ、練度が上がって仲間も揃えば……」


時は下って今現在……

チュドドドーン

>完全勝利<


提督「うっひょう潜水艦つぇー、オリョールがほとんどノーダメだぜ」

イムヤ「だから強いって言ったでしょう?」

実際イムヤ手に入れた時は「何の役に立つんだ」と思っていました

↓直下で小ネタ艦娘とか既出は安価下

出てたなーということで霧島了解ー

北上さんもなんか思いついたら書くかも

第三十駆逐隊任務達成記念に一本投下 なお全く関係ないけど大和でました

提督「いやー……またここに来ることになるとはねぇ」

弥生「ここは……」

提督「北方海域、キス島沖。最近は節約のためにここへの出撃は控えてたんだが……」

望月「遠征でもないのにあたしが呼ばれるなんてどういうことだよ~」

提督「お上からの任務があってな。『第三十駆逐隊(第一次)を含む艦隊を出撃させ、キス島沖の敵主力と交戦せよ』とな」

如月「それで如月たちの出番、ってわけですね」

提督「で、随伴艦だが菊月と三日月を充てることにした」

菊月「司令官、一つ質問してもよいだろうか」

提督「どーぞ」

菊月「何故私達なんだ?」

提督「独断と偏見……だがその実、今活躍しなかったらいつ活躍することになるかわからなくなりそうだから!!」

三日月「身も蓋もないですよ!?」

睦月「まぁとにかく行ってみましょー!!」


泣き虫雪風と釣り人提督 番外編 第三十駆逐隊、キス島攻略!


提督「で、渦巻きから北に送られた、と」

菊月「一応全艦沈めてきたが……」

睦月「ふぇぇ」(中破)

望月「うあぁー、マジめんどくせぇ~。寝るよー」

提督「というか電探つけるの忘れてた。酸素魚雷外してつけとこうね…」

一度キス島を突破したという事実は、南にいるル級Eliteには全く関係のない話である

提督「やっぱ一筋縄では行かんなぁ……」

三日月「私の努力が足りなくて…ごめんなさい」

提督「努力とかでどうにかなる問題じゃないよねこれ」

中破でも沈まないと判明しても単縦のル級Eliteを抜くことは困難である


ゴスッ

如月「私を……どうする気!?」

ボゴン

菊月「ぐっ……この菊月、この程度では沈まぬ……!」

チュドン

睦月「にゃっ!? こ、この程度ならまだっ……!」


さらに言えば睦月型は耐久力が低い。一般的な駆逐艦の3/4である。
それはすなわち同じダメージでも大破しやすいということである。
ついでに装甲も低い。駆逐艦の場合、戦艦から直撃貰ったら大して変わらない気もするが

提督「といってもなぁ。対空以外の改修は済んでるし防御力上げようがないんだよなぁ」

弥生「あの……司令官」

提督「どうした。うまくいかなくて怒ってるのか」

弥生「怒ってないです……」

提督「まぁ冗談はともかく、なんだ?」

弥生「相手の攻撃力が低くなるような陣形の時に行けばいいのでは」

提督「とはいってもそれこそ運だしなぁ…」

如月「敵陣形梯形陣、T字不利で突入します」

提督「…とか言ってる間に本当に最低火力で来ちゃったよ」

睦月「ふにゃ~…」プスプス(中破)

望月「だるいー…」プスプス(中破)

提督「大変だろうがもうひと頑張りだ」

弥生「羅針盤は……東」

提督「よっしゃ! あとはウィニングロードだ! 第三十駆逐隊、敵を撃滅してこい!」

弥生「いい…? 睦月、望月、いくよ…弥生、出撃します!」

如月「あ、あの、私は……?」

弥生「あ、その……ごめんね」


ともあれ中破2とは言えキス島前のボスに苦労するはずもなく。


弥生「第三十駆逐隊を……なめないで!」

ワ級「ウボァー」

如月「こちら如月、敵艦隊撃滅完了です。望月大破、睦月・菊月中破です」

提督「よっしゃ、皆お疲れ様。元気な三人で中大破三人曳航だ。皆の無事確認したら帰港だ。帰ってご馳走食べよう」

http://mmoloda-kancolle.x0.com/image/39605.jpg

望月「うぅ~、ほんとだるい~」

提督「船室のベッド使って横になってろ。ボロボロだろ」

望月「あ~い…」

睦月「睦月も休むのね…」

提督「……菊月も休んでいいんだぞ?」

菊月「そ、そうか。お言葉に甘えさせてもらおう」

三日月「そういえばこの任務って何か意味あったのでしょうか……?」

提督「新規に実装された弥生の力を見定めるってのがあるんじゃないかなーと思うけどお上の考えは俺にはよくわかんねーや」

弥生「……」

提督「しかしあれだな。勝ったんだからちょっとは笑ってもいいんだぞ」グニグニ

弥生「すみません、表情、硬くって……」

おまけ

雪風「雪風は沈みません!」

ヴェル「Урааааа!!」

島風「おっそーい!」

綾波「殺ーりまーしたー!」

夕立「ソロモンの悪夢、見せてあげる!」

時雨「君達には失望したよ」

エリル「」ゴボゴボ

提督「うっわまじひどい」

雪風「沈むわけにはいきません!」

提督「あまつさえ魚雷カットインでこの威力。何回沈めるつもりだ……」

http://mmoloda-kancolle.x0.com/image/39621.jpg

おわり。なお挑戦回数17回(うち懲罰房行き5回)でした

おつ
睦月型編成でSいけたのか……

>>484
3-2ボスは戦力的には1-3ボス未満だから(震え声)
その前のマス及び羅針盤が超弩級運ゲーなだけで…

ハネムーン終えたら>>452のネタ書こうかな
ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/40810.jpg

>>487の画像は名前とか消してませんでしたてへぺろ
ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/40961.jpg

さてハネムーンカッコカリも終了したんでケッコンカッコカリ編書くか

提督「ケッコンカッコカリ、ねぇ…」

資料を見ながらブツブツぼやく。

ケッコンカッコカリ。それは提督と艦娘をより強い絆で結びつけ、更なる力を手に入れるシステム。

提督「他のとこはともかくこの世界で艦娘運用してるのここだけじゃん! 俺だけじゃん!」

提督「……あの猫吊るしが隠して無ければ、だが」

そう言って提督は資料を折りたたみ始める

提督「まぁ俺には結婚とか関係ないしーYayYay♪ 気楽なアラサー独身貴族だしーWowWow♪」

歌いながら資料を折っていく。そして出来上がったのは…

提督「はい、艦載機紙飛行機一号完成ー。そーれゴミ箱まで飛んでけー」

提督の投げた紙飛行機は、狙いから大きく外れ、窓の外へ飛び出していった。

提督「……まぁいっか。海に溶けて消えてなくなるでしょ」

鎮守府、桟橋。

雪風は桟橋に座ってぼんやりと水平線を眺めていた。

雪風「最近しれぇは雪風を出撃させてくれません…。ちょっと寂しいです……」

そんな雪風の後頭部に何かがこつん、と当たる。

雪風「? 何でしょう?」

振り向くとそこには紙飛行機が。広げてみると……

雪風「ケッコン……?」

ウェディングドレスを着て提督に抱きつく姿を想像する雪風。

雪風「…えへへ」

艦娘である以上、雪風も女の子である。こういうことへの憧れがないわけでもない。

雪風「でも、しれぇってこういうの疎そうだからなぁ……。雪風もだけど。誰かに相談しようかな」

しかし、資料の片隅にある文言を発見してしまった。


『先着一名』


なんだかんだで提督を好いている艦娘は多い。

金剛のように積極的にアプローチを仕掛けたり、雷のように尽くしに来たり。

手作り弁当を作ったりなんだかんだと提督のハートを狙っている艦娘は多い……ように見える。

ツンツンだったり姉妹のほうに興味がありそうでも実際はそうでもないかもしれない。

つまりは姉妹含め全員ライバルになる可能性があるということである。

誰かにしれぇを取られるかもしれない。しれぇが雪風のことを捨ててしまうかもしれない。そう思うだけで自然と涙がこぼれてくる。

雪風「そんなの……いやです……」

くしゃり、と資料を握る。

雪風「手遅れになる前に何とかしないと……でも他のみんなには相談できないし……」

もう一度資料を広げ、目を通す。『提督と艦娘を強い絆で結ぶ』。

間宮さんも大淀さんも明石さんも艦娘には違いないはずなのでアウトである。

……となると残るは…。

??「おやおや何してんですか雪風さん」

雪風「ひっ!?」

??「そこまで大げさに驚かなくてもいいじゃないですか」

雪風「あなたは……」

そこに立つは、頭をすっぽり覆う帽子にセーラー服、手に吊り下げるは猫。

猫吊「ドーモ、ユキカゼ=サン。ネコツルシデス。何かお悩みでも?」

猫吊るし。いったい何者かはわからないが艦娘に絶大な影響を及ぼす謎の人物。
妖精かもしれないといわれているが正体を解き明かしたものはいない。少なくとも艦娘ではない……らしい。

雪風「……猫吊るしさんなら、大丈夫ですね。実は…」

猫吊「その資料見ればわかりますよ。あの提督を自分のものにしたいんでしょう? 策ならありますよ」

雪風「!?」

後編に続く…!

霧島編についてはケッコンカッコカリ編終わったら書くから(震え声)

鯖落ちしている間に色々ありました。矢矧が来たとか東京急行が実装されたとか罠を使って敵をハメ殺すゲームの新作が出たとか五航戦ラノベがでたとか陽炎ラノベ2巻が出たとか

だから東京急行編前編投下しましょうねぇ。ケッコンカッコカリ編? 明日辺り投下するから(震え声)

提督「近所よし、南西よし、北方よし、西方よし。あとは南方か…」

??「マイクチェックの時間だオラァ!!」

ドアはたやすく吹っ飛び、提督の机に直撃して粉々に砕け散る。

猫吊「深海棲艦は南方海域から出て行けー!! というわけで熱々ホットな資料と指令書をお持ちしました」

提督「うん、それはいいけどいちいち俺の部屋のドア壊すのやめてくんない?」

猫吊「お断りします。あ、これが資料でこっちが指令書です。任務については大淀さんに一任してるのでそっちで聞いてくださいね」

提督「りょーかいっと…! 熱ッ!? 物理的に熱ッ!! 何だこの紙!?」

資料を触ったと思ったら手が耳たぶを触っていた。それほどの熱さであった。
猫吊るしの手のあたりをよく見ると厚手のミトンをつけている。

猫吊「熱々ホットだといったじゃないですか。私が熱しましたけど」

提督「その面にこれ押し付けてやろうか。で、指令書が何だって…? 東京急行? 電車にでも乗るのか?」

猫吊「もとは鼠輸送の連合国側のコードネームなんですがこのたび今回の作戦につけられました」

提督「鼠輸送って南西諸島あたりでいつもやってることじゃねーか」

猫吊「このたび北方と南方にも拡大することになりまして。で、ここからが本題です」

提督「何かシリアスな顔つきになったな」

猫吊「敵が最新鋭の艦を開発したらしく、ちょうど泊地がこの東京急行作戦の主航路……ここにたむろしています」

提督「主任務は輸送なんだから避けろよ」

猫吊「そういうわけにも行かないのですよ。このポイントを抑えられるかどうかが分水嶺となるレベルですし。そしてこれが敵主力の艦影です」

提督「どう見てもワ級です本当にありがとうございました」

提督「…でもまぁ随伴艦の艦影かもしれないし。サブ島みたく」

猫吊「なんでも最新鋭艦は霧の艦隊の大戦艦クラスと同等以上の耐久を誇るとか」

提督「ふん、つまりは鬼や姫のような名有りクラスか…。面白い。叩き潰してくれよう!!」


サーモン海

提督「というわけで神通と那珂の改二実戦投入兼ねて出撃させたが普通に強いな」

雪風「頼りになりますね、しれぇ」

提督「あとは甲標的を積めれば文句ないんだが」

雪風「それじゃもう雷巡です、しれぇ!!」


そんなこんなで敵主力遭遇ポイント

神通「敵艦発見、接近中!」

提督「よーし、新鋭艦のツラを拝ませてもらおうか!」

北上「……んぁ? 提督、敵艦から通信入ってますよ」

提督「遺言かな? 聞くだけ聞いて沈めようか」

PPP PPP チューン

ル級フラ『キタナ カンムス ドモノ シュリョウメ』

提督「日本語でおk」

ル級フラ『日本語でしょうが!!』

提督「普通に喋れるなら普通に喋れまだるっこしい。魚雷ぶつけんぞ。大井が」

大井「私が!?」

ル級フラ『ククク……この深海棲艦の技術を結集した最新鋭艦を見ても動揺せずにいられるかな…!?』


ズゴゴゴゴ


金色に輝く船体、流線型状のヘッド、大量積載可能なボディ、それはまさしく…!!

ワ級FlagShip!!


ワ級フラ『実は5回刺されたら死ぬぞー』

提督「WHAT THE FUCK 何で輸送艦なんだよ」

ル級フラ『予算不足なもので』

提督「てめーらに予算とかあったのかよ」

ル級フラ『その原因の半分てめーらじゃねーかクソがっ!!』

提督「自分のミスを人に押し付けるのはよくないなぁ」

ル級フラ『飛行場姫の完全破壊と戦艦棲姫の完全撃沈とオリョールの強襲揚陸部隊の壊滅が馬鹿にならないんだよ!!』

提督「知らんなぁ? で、後の半分は?」

ル級フラ『……霧艦の雇用費』

提督「あー……。そうね。(うちの精鋭が)介錯してあげるからおとなしく沈もうね?」

ル級フラ『お断りします』

提督「よし会話による停戦交渉は決裂。全艦出撃、敵を撃滅せよ!!」

那珂「今の話、停戦交渉のての字もなかったよね!?」

雪風「雪風はッ! 沈みませんッ!!」2Hit!!

ワ級フラ「ウボァー」

ル級フラ「あぁもうあとで修理しなきゃ」

北上「一人ぼっちは寂しいもんね」2Hit!!

ル級フラ「ギャワー」

雪風「敵艦隊の撃滅を確認! 艦隊帰投いたします!」


提督「……おかしい。ここは本当に最終海域なのか?」

木曾「なんだ? 不安なのか?」

提督「そりゃニコニコ通り越して不安にもなるよ! ぬるすぎるもん!!」

木曾「まぁビギナーズラックかもしれないしな。油断はしない方がいい」

提督「そうだなー…」

果たして南方海域最深部は牙を剥くのか!? ワ級フラグシップは一体どうなってしまうのか!? 後編へ続く!!

ケッコンカッコカリ編? ピロートークで手詰まり中です

さーてケッコンカッコカリ編後編投下しよっと

雪風「策?」

猫吊「えぇ。皆に知られるより先にすべてを済ませてしまえばいいのです」

雪風「でも、書類一式もないし……」

猫吊「在処は知ってますよ」

雪風「あってもしれぇがサインしてくれるなんて思えません…」

猫吊「そこらへんもちゃーんと考えてありますって。まずは書類一式の入手です!」

雪風「でもどこに…」

猫吊「ケッコンに必要な書類一式をオリョール海に置いてきた! 探せぇ!」

どこぞの海賊王みたいなことを言いながら猫吊るしはオリョール海の地図を広げる。

雪風「何言ってるんですか」

猫吊「世は大ケッコン時代ですからね。えーと、大体このへんですね。敵主力がいる辺り」

雪風「雪風一人じゃ危ないと思うんですが……」

猫吊「そこでオリョールの達人たる潜水艦ズの神霊をちょちょいといじって作成したミニ潜水艦ズ!!」

猫吊るしが取り出したるは妖精サイズの伊号潜水艦の艦娘たち。

「ワァオ!!」「デチ!デチ!」「イク!イクノー!」「アハトアハト!!」「セイランマイフレンド」

雪風「しおいさんのが何かおかしいような」

猫吊「イムヤ以外は魚雷だけじゃなく艦載機も飛ばしますよ!」

雪風「スルーなの!?」

猫吊「ほらほらつべこべ言わずいってらっしゃいこの果報者め」

ミニ潜水艦を押し付け、桟橋から雪風を押し出す。

雪風「あわわ、っと。雪風、出撃します!」

しばらくして、雪風が指輪が入った箱と書類一式を持ってオリョール海から戻ってきた。

服はボロボロ、体も所々煤けている。

雪風「てにいれ…ました……」

猫吊「首尾よく手に入れましたね。じゃ、ちょっと書類は預かりますんでその指輪持って工廠まで行ってください」

雪風「先に…入渠しちゃだめですか…?」

猫吊「どうせ着替えて身綺麗にするんだからだいじょぶだいじょぶ。じゃ、こっちの仕上げはお任せー」

そう言うと猫吊るしは雪風から書類をひったくって全速力でどこかへ行ってしまった。

雪風「工廠に何が……」

工廠まで行き、扉を開けるとそこには、見事な結婚式場が!!

鎮守府の艦娘もみんな揃ってる!!

大和「雪風、ケッコンするんですってね。おめでとう。雪風のためにみんなで協力して準備したのよ。大半は妖精さんだけど」

雪風「え、え、え?」

大和「提督は貴方が一番のお気に入りだし、貴方が提督のことを好いていることもみんな承知よ。それに……」

雪風「それに?」

大和「この鎮守府内でケッコンカッコカリできる練度を持ってるのは貴方だけよ?」

そういって大和は雪風の頭を優しく撫でる。

大和「じゃあ、あっちでドレスの着付けしましょうか。和風か洋風か提督に聞いたら洋風と答えてましたし」

雪風「はい!」

鎮守府執務室

提督「はー、肉くいてー。今晩は大和がステーキ作ってくれるのかねー。洋風と答えたし。和風と答えたら魚料理出そうだったしなー」

サラサラペッタンとルーチンワークの如く書類にサインやらはんこやらしていく。

ガチャ

猫吊「はーいみんな大好き追加の書類だよどんどんサインしてね。ちなみにこっちのほうが優先度高いから先やってください」

提督「へいへい」

サラサラペッタンサラサラペッタンサラサ…

提督「……今サインしたらまずい書類にサインをした気がするぞ」

それは雪風とケッコンカッコカリする契約書。

猫吊「はい犠牲者一名確保ー!!」

どこに潜んでいたのか猫吊るしの姉妹たちが現れ、提督を手早く拘束する。

提督「あ、おいコラちょっと待て雪風とケッコンカッコカリってどういうことだテメーら!!」

猫吊「違法性? 大丈夫です! 全員艦齢70オーバーですから!!」

提督「そうじゃねーよおい!!」

提督の文句はことごとくスルーされ、引きずられるように連れ去られていった。

ドサッ、とどこかの部屋に放り込まれる。

四方の壁と床と天井が白い他は何の変哲もない部屋である。

提督「どこだよここ……」

??「新郎の待機室よ~」

仰向けのまま顔を上向かせるとそこには龍田の姿。

提督「うん、いろいろ突っ込みたいことはあるが……何故ここにいる?」

龍田「それは新郎の付き人ですもの」

平然と答えを返す龍田。

提督「普通、そういうのは同性の友人か何かがやるものだと思っていたが」

龍田「この鎮守府で男性って提督一人だけでしょ?」

提督「木曾とか最上とかじゃなくてなんで龍田なんだよ」

龍田「皆で話し合った結果間違いは起こさないだろうということで決まったのよ」

提督「そうか。まぁ…確かに雪風のことは好きだがこういうのはまだ早いだろ。仕事もあるし俺は戻るぞ」

言いながら体を起こし、扉へ向かう。

龍田「『私は』止めないわよ~」

何か後ろから気になる言葉が飛んできたが無視して扉を開ける。

ガチャリ

目の前には艤装を背負った山城が!!

ドサッ、とどこかの部屋に放り込まれる。

四方の壁と床と天井が白い他は何の変哲もない部屋である。

提督「どこだよここ……」

??「新郎の待機室よ~」

仰向けのまま顔を上向かせるとそこには龍田の姿。

提督「うん、いろいろ突っ込みたいことはあるが……何故ここにいる?」

龍田「それは新郎の付き人ですもの」

平然と答えを返す龍田。

提督「普通、そういうのは同性の友人か何かがやるものだと思っていたが」

龍田「この鎮守府で男性って提督一人だけでしょ?」

提督「木曾とか最上とかじゃなくてなんで龍田なんだよ」

龍田「皆で話し合った結果間違いは起こさないだろうということで決まったのよ」

提督「そうか。まぁ…確かに雪風のことは好きだがこういうのはまだ早いだろ。仕事もあるし俺は戻るぞ」

言いながら体を起こし、扉へ向かう。

龍田「『私は』止めないわよ~」

何か後ろから気になる言葉が飛んできたが無視して扉を開ける。

ガチャリ

目の前には艤装を背負った山城が!!

提督「……どいて、といってもどかないんだろうな」

山城「はい。この任務こなせば姉さまから褒めてもらえるので」

提督「……もし、体と艤装の隙間から無理やり抜けようとしたらどうなる?」

山城「突然スクワットがしたくなってその結果不幸な事故が起こるかもしれません。不幸だわ…」

提督「……うまく抜けてもまだ他に誰かいるんだろうな」

山城「千代田さんと比叡さんが手ぐすね引いて待ち構えてます。大丈夫。死なない程度には手加減してくれるわ。多分」

提督「つまり、逃がす気は」

山城「ありません」

無言でそっとドアを閉じる。

提督「逃げ場なし、か……」

龍田「雪風ちゃんとケッコンするの嫌なのぉ?」

提督「そーじゃねーけど柄じゃないっつーか一線越えちまうのもなーと」

龍田「まぁまぁ私たち艦娘からの日ごろからの御礼だと思って。実際そうだし」

提督「お前ら全員グルかよ」

龍田「上は大和さんから下はまるゆちゃんまで全員ね。発案者は猫吊るしちゃんだけどねぇ」

提督「あん畜生めいっぺんあのドヤ顔に拳型のへこみつけたろか」


こうして冒頭に戻る。

抱えあげてキスした後のことはよく覚えていない。

呑めや食えやの大騒ぎをした後、気づけば寝巻き姿で執務室にいた。

ベッドには艤装を外した雪風が座っている。

雪風「えへへ……」

提督「そうだよなぁ……結婚したら初夜だよなぁ……」

もはやツッコむ気力もない。雪風と一緒に布団に潜り込む。

雪風「これでしれぇとずっと一緒ですね……」

提督「さぁな? もしかしたら明日俺が死ぬかもしれないぞ?」

雪風「そ、そんなのダメです! 雪風が守りますから…! 死なせはしませんから…! うあぁぁぁん!!」

提督「すまんすまん、今のはちょっと意地悪だったな。ともかく俺は死ぬつもりはないし雪風も他のみんなも沈めさせはしない」

雪風「ぐすっ、ぐすっ……」

提督「お前が昔見た悪夢の再現なんて、俺の目が黒いうちはさせやしねぇよ」

ぎゅっ、と雪風の小さな体を抱き寄せる。

雪風「しれぇ……大好きですっ!」

腕を回して抱きつき返す雪風。

提督「……うん?」

下半身あたりへの違和感を覚える。具体的に言えばズボンが脱げてる。

どうも雪風が足で脱がせたっぽい? 器用なやつである。いやそれはともかく

提督「雪風? 一体何を」

雪風「しれぇ、ケッコン初夜は夫婦で愛の営みするんですよね?」

提督「まぁよくある話だが一応聞いとく。誰から聞いた?」

雪風「猫吊るしさんです!」

提督「顔面陥没どころか顔面貫通レベルだな…ブツブツ」

雪風「しれぇは雪風のこと…嫌いなんですか?」

提督「いや、そうじゃないけど」

雪風「雪風も駆逐艦です! 駆逐艦の夜戦は凄いんですよ!」

提督「いやそれ夜戦違いだろおい早まるな」

通信エラーが発生しました。南方海域での夜戦の様子をお楽しみください。

TawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawi

                キラキラつけたか?ヘ(^o^)ヘ シャッ
                               |∧ 22inch魚雷後期型
                           /  /

           陣形変えたか?  (^o^)/ シャッ
                      /(  )  22inch魚雷後期型
祈りは済んだか? (^o^) 三  / / >

             (\\ 三 シャッ
            < \ 三 8inch三連装砲
       \
       (/o^) ドドーン
       ( /   残念wwwまた来てねwww
       / く

TawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawi

通信エラーが発生しました。南方海域での夜戦の様子をお楽しみください。

TawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawi

                キラキラつけたか?ヘ(^o^)ヘ シャッ
                               |∧ 22inch魚雷後期型
                           /  /

           陣形変えたか?  (^o^)/ シャッ
                      /(  )  22inch魚雷後期型
祈りは済んだか? (^o^) 三  / / >

             (\\ 三 シャッ
            < \ 三 8inch三連装砲
       \
       (/o^) ドドーン
       ( /   残念wwwまた来てねwww
       / く

TawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawiTawi

窓から朝日が差し込む。

提督「……どうしてこうなった」

昨晩のことを思い返す。彼にとって雪風は嫁や恋人というより目の離せない、危なっかしい相棒みたいな感じであった。

それが一晩にしてこれである。

提督「……まぁ、いっかな」

だいしゅきホールドをしたまま眠っている雪風の頭を撫でる。

提督「二度寝しよ……」

殺伐とした海戦の毎日。そんな中、一時の平和を味わってもいいじゃないか。
そう考え布団を被り、再び夢の世界へと落ちていく……。

後日、鎮守府酒保にて

提督「何か家具でも買うかな……ベッドじゃ二人で寝るには少々手狭だし新しい布団がいいかな」

雪風「あんまり大きいのは嫌です。しれぇと密着できなくなっちゃいます」

明石「おや、提督さん。新しい品物が入荷しましたよ」

提督「ほう?」

明石「ケッコンカッコカリ用書類一式アーンド、ケッコンユビワ! セットでたったの700円!」

提督「ケッコン費用とは思えないぐらい安いな」

明石「まぁ実際、絆の力でパワーアップさせるだけですし」

提督「そういえばいろんな面でパワーアップするんだよな……強くなるためにも条件整ったら片っ端からケッコンもありか……」

雪風「……し゛れ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」(涙ドバドバ

提督「いやいやお前の思ってるようなことはないって」

明石「そうそう、大本営からお二人のために特注の布団を用意したそうですが」

提督「が?」

明石「間違えてリランカ島に送られてしまったそうで自分で取りに行ってくださいとのことです」

提督「!?」

ハネムーンカッコカリ編へ続く……!?

ケッコンカッコカリ編、完!!

本当に通信エラーが発生して二重投稿になってしまったが問題ありません(震え声)


キンクリのとこよりも龍田と山城が提督を逃がさないようにする箇所が無限ループみたいで怖かった

>>521
そこも二重投稿になってましたね…なにこれこわい

というわけで東京急行編後編兼安価の霧島さん消化いっきますよー

ぷかぷか丸内、作戦室

出撃を前に提督は唸っていた。机上に広がるはサーモン海の海図。今作戦の海域と航路が示されている。

提督「うーん、夜戦が問題だな…。サブ島ほどではないにしろ痛いことは変わりない。道中一部に輪形陣張ってるから潜水艦も辛いしなぁ」

提督「第一、分岐条件:ドラム缶って何だよ!! そんな装備聞いたこともねーよ!!」


ガチャリ、とドアが開く。


霧島「あら司令、こんなところで何をやってるんですか?」

提督「執務室戻るのだるいからここで航路考えてたんだがどうしたもんかねぇ」

霧島「この北ルートとかどうですか?」

提督「それも考えたんだが装甲空母鬼や姫を配置してるらしくてなぁ」

霧島「艦載機に枠割いてる上、たいてい輪形陣張ってきますから見た目より火力出ませんよ?」

提督「あとここだ。ドラム缶とやらが4つあれば真南に航路を取れるらしいんだがそんなもんはうちにはない」

霧島「ありますよ?」

提督「えっ」

霧島「先ほど私に装備の破棄任務依頼したじゃないですか。報告しに行ったら大淀さんからもらいました」

提督「鉄資源の再利用ってそういうことか…」

霧島「ちょうど4つ有りますね」

提督「よーし、編成組んで装備整えて出発するか」

サーモン海、深海棲艦泊地付近

提督「敵がぬるい、道中2戦で済む、あまつさえ給油まで出来る……。もしや楽園なのでは」

大鳳「さすがに敵陣真っ只中を楽園というのはおかしいと思います」

提督「そうだな」

加賀「敵主力発見。タ級フラグシップを2隻確認」

提督「ふん、ル級じゃ手に負えないと判断したか…」

霧島「高速戦艦同士の殴り合いになりますね」

提督「だが、第一目標はあくまであのワ級だ。輸送用の癖に火力まで有りやがって」

最上「でも火力と輸送力を両立させるといってもこっちも似たようなものだよね」

三隈「こちらは巡洋艦に輸送用ドラム缶を積載して、あちらは輸送艦に砲を積んでますもの」

提督「まぁどうであろうと大して変わらん。向こうも艦載機飛ばしてきたようだし…全艦出撃!!」

榛名「榛名! 全力で参ります!!」


少女戦闘中……


提督「タ級は火力がル級の8割しかないそうだからな……。下手するとこっちのほうが弱いんじゃ……」

大鳳『敵残存戦力、タ級フラ2、ワ級フラ1です!』

提督「おーけい、そろそろ日が沈む。全艦夜戦用意! 連中に引導を渡してやれ!!」

榛名「勝手は! 榛名が! 許しません!」

霧島「距離、速度よし! 全門…斉射ぁ!!」

ワ級フラ「ウボァー」

http://mmoloda-kancolle.x0.com/image/47806.jpg

大鳳 ザザーッ『旗艦、撃沈! 残存戦力も沈黙しました!』

提督「よっしゃ、皆よくやった!! 全艦帰投せよ!」


ぷかぷか丸、甲板上

榛名「これで南方海域も平和になりますね!」

提督「あぁ、だが……」

霧島「だが?」

提督「ここで卯月のドロップが手に入るらしいしワ級出ること確定なんで毎日三回はここに来ることになると思う。大変だが頑張って欲しい」

ワ級「ちょっと待ってよ休めると思ったのに」

提督「お前がいうな、と言うか沈んでろよ!!」

卯月はまだ出ないけどやってるうちに出ると思う(震え声)

久々の小ネタ艦娘安価下

航空火力艦の時代か…もが日向了解ー

五航戦小説いいですね。一航戦と陽炎二巻もいいけどイベント海域なんだよなぁ…

というわけでちょいと投下

ある日の鎮守府執務室。

提督「元の世界とは別の世界に飛ばされる……そういうのもあるのか!!」

読んでた文庫本を閉じ、黒電話の受話器をとり、ダイヤルを回す。

ピーンポーンパーンポーン

提督『今から呼ぶ六名は出撃ブリーフィングするんで執務室へ集合するように。
   翔鶴、瑞鶴、飛鷹、妙高、羽黒、ひb…ヴェールヌイ』

ピーンポーンパーンポーン

数分後

提督「今回呼んだのは他でもない。この6人で東オリョールの主力を撃滅し、通商破壊を行ってもらう!」

翔鶴「と言われましても…」

飛鷹「潜水艦の皆が毎日のようにボコボコ輸送艦沈めてなかった?」

提督「疑問はもっともだ。猫吊るしが密林で発見したというこの本。別世界の艦娘の話が」

瑞鶴「前に似たようなことしてなかった?」

提督「うん。で、なんだかんだで瑞鶴の初陣は東オリョールの通商破壊作戦に決まり、出撃することになりましたどっとはらい」

ヴェル「それで私たちが呼ばれたと」

提督「中盤の山場の再現だ。機動部隊が出撃して敵主力を撃滅する。いいねぇ、痺れるねぇ」

瑞鶴(また提督のミーハー癖が頭をもたげたのね…)

提督「というわけで旗艦は翔鶴なー」

瑞鶴「あれ、主人公私なのに?」

提督「まぁそういう編成だったので」

東オリョール海、海上

提督「さてさて、北回りのルートか…」

妙高「提督」

提督「なんだい」

妙高「何故私と羽黒に水上偵察機を?」

提督「小説内で使用してて、たまたま手元に二つあったから搭載してみました」

羽黒「あ、あの、敵艦発見しました!」

提督「よーし全艦出撃準備ー」


この後無茶苦茶敵艦が沈んだ


飛鷹「戦闘描写すらなし!?」

提督「空母3隻もいるから対空に劣る無印水上艦隊は瞬殺だし…」

オリョール海最奥部

飛鷹「敵主力発見! ル級2、ヲ級1を確認!」

羽黒「残りは重巡1、軽巡2です!」

提督「空母2構成がよかったんだがまぁ仕方ない。よーし、敵は雑魚だが油断するなよー。」

翔鶴『はい、了解しま(メコッ

提督「……今なんか変な音がしたな? 瑞鶴、どうした?」

瑞鶴『翔鶴姉が! 翔鶴姉の顔面に弾丸が!!』

翔鶴『前が見えません…』

ヴェル『司令官、翔鶴さんにル級の弾が直撃して中破した』

提督「さすが被害担当艦と言うかなんと言うか……。速やかに敵を撃滅して手当てしよう」

結局翔鶴抜きでも負けるはずもなかった
http://mmoloda-kancolle.x0.com/image/48080.jpg


ぷかぷか丸、甲板上

提督「どれどれ……これはひどい」

翔鶴の顔面ど真ん中にくっきり残る砲弾の跡

翔鶴「うう……すみません」

瑞鶴「翔鶴姉、大丈夫……?」

提督「まぁ応急手当はしたし次の出撃までゆっくり休めば大丈夫」

瑞鶴「次?」

提督「今回は中盤の山場だといったろう。そう、クライマックスたる沖ノ島海域戦があるのだ!!」

瑞鶴「!?」


気が向いて成功したら続く

しかし戦艦なしなんだよなぁ……
単縦でエリル・フラルとガチ勝負なんだよなぁ…大丈夫かなぁ…

さっき挑戦したらクリア出来ました。近日中に書きます(白目)

というわけで日向編

提督「ふー今日の東京急行おーしまいっと。艦隊帰投しましたー」

日向「あぁ、提督か。おかえり」

提督「ただいま。ここで待ってるとは珍しいな。何か相談か?」

日向「装備のことでちょっと話g「晴嵐なら水母ちとちよ固定だから無理」

日向の表情がみるみるうちに曇っていく

提督「まぁ……開発できたら優先的に配備するから」

日向「そうか…」

提督(あ、表情戻った)

日向「ところで、最上のヤツは頑張ってるか?」

提督「頑張ってるな。さっきもフラヲを大破させてたし」

日向「そうか……。やはり航空火力艦の時代だな」
提督「よくやってるよ。 輸送火力艦の時代だな」

日向「……ん?」

提督「輸送火力艦」

日向「……んん?」

提督「輸送火力艦。敵もワ級フラグシップなんての出してきたし対抗するならドラム缶積んだ航巡だなーと」

日向「瑞雲とかは」

提督「主砲・副砲・缶・缶で積む余裕ない」

日向「まるで北号の再現じゃないか。後部甲板は盾でもないし資材置き場でもないのだが…。いっそグレてしまおうか」

提督「非行甲板ってか?」

日向「誰がうまいことを言えと」ゴスッ

提督「オウフ」バタリ

日向「後部甲板は鈍器でもないのだが…うっかりツッ込んでしまった」

今回はネタ思いつく速度早かったなぁ

小ネタ艦娘とか安価下

(矢矧は鯖落ち中に出したので)もう何も怖くない!

矢矧了解ー

卯月って都市伝説じゃないんですかね。夕雲も長波もでたけど卯月出ねぇよ!?

というわけで矢矧編

矢矧「軽巡矢矧、着任したわ!」

提督「まさか大型の1h一回目で出るとはな…ともあれ、よろしく」

矢矧「ところで提督」

提督「なんだい」

矢矧「提督の左袖に縋ってぐずってるのは…」

雪風「ぐすっ、ぐすっ…」

提督「まー、その、あれだ。矢矧が来て嬉しくはあるんだが、
   前世で守れなかった罪悪感とか申し訳なさとかそういうのが先立ってどんな顔して会えばいいかわからないの状態」

雪風「ごめんなさい……ごめんなさい…ぐしゅ…」

矢矧「そっか……そうだ」

矢矧は何か思いついたのか雪風の肩をぽんぽんと叩く。

矢矧「雪風」

雪風「ふぁい…?」

矢矧「えいっ☆」

振り向いたところに打ち込まれるでこぴん。

雪風「ひうっ!?」

提督「!?」

矢矧「前はダメだったけど、今度は守りきりましょうね。私も協力するから。ね?」

雪風「は、はい!」

雪風を抱き寄せながら矢矧は提督に耳打ちする。

矢矧(こういう時はかるーく罰を与えてさっと水に流してしまったほうがいいのよ)

提督(うーん、そういうのもありか…)

今週でドラム缶8つ目になるから東京急行と東京急行(遠征)が並行してできるぞー(白目)

小ネタ艦娘とか安価下

両方既出じゃないですかーやだー人気ありすぎー
つーわけで更に↓

ゴーヤ了解

実は自鎮守府で2番めにレベルが高かったりするんだよなぁ

建造かー……
この日のために資材を貯めたと言っても過言ではないな

というわけで今回のイベントにあやかったゴーヤ編

提督「なぁ、ゴーヤよ」

ゴーヤ「なんでちか?」

提督「俺の記憶が正しければ潜水艦遠征は1泊2日の大旅行だったはずだ」

ゴーヤ「そうでち」

提督「今回着任したレーベレなんちゃらは」

Z1「レーベレヒト・マース」

提督「そうそうそれだそれだ。長すぎるからマースでいいよないや話がそれた、ドイツ艦だよな」

ゴーヤ「そうでち」

提督「今回の遠征、ゴーヤが旗艦だった」

ゴーヤ「頑張ったでしょ?」

提督「往復二時間で接触とかどういうことだ!! 言え!!」(ユサユサガクガク

ゴーヤ「今回は向こうから来るから迎えに行っただけでちー!!」

レ級とか話を聞くだけであたまおかしくなってしにそうなんですが

小ネタ艦娘とか安価下

夕立了解ー

ビスマルクかと思ったら陸奥だった時の悲しみ

というわけで夕立編

夕立改二実装前後辺りのお話

提督「ほー、夕立が改二ねぇ……。来るんじゃないかと噂はされていたが」

夕立「もっと強くなれるっぽい?」

提督「発言がことごとく曖昧すぎて超心配だがとりあえず練度条件は満たしたしやってみよう」


タッポイタッポイタッポイタッポイタッポイタッポイタッポイタッポイ

少女改装中……

タッポイタッポイタッポイタッポイタッポイタッポイタッポイタッポイ


夕立改二「ソロモンの悪夢、見せてあげる!」

提督「おぉ……なんか目が危険色だし顔つきも強そうになったそ魚雷も凶悪そうだしすごく強化されたっぽい!?」

夕立「っぽい?」

提督「さっそく試してみるか!!」

出撃中……

夕立「よりどりみどりっぽい?」(ドグチァ

提督「何あの威力」

夕立「夕立ったら、結構頑張ったっぽい? 提督さん、褒めて褒めてー!」

提督「うん、これは凄いわ…。駆逐艦とは思えんレベルだ」(ぼふぼふ

帰投……

夕立「艦隊が戻ってきたっぽい?」

提督「よーし補給だー」

夕立「お腹いっぱいっぽい!」

提督「……見かけは変わっても中身はいつもの夕立だなぁ…」

なおレーベレヒト・マースは着任時セリフで「レーベと呼んでよ」と言ってることが判明しました。てへぺろ
既出・未所持艦娘置いときますねあと小ネタ艦娘とか安価下

戦艦・航戦
大和・武蔵・扶桑・日向・金剛・比叡・霧島

正規空母・軽空母・水母・揚陸艦
蒼龍・祥鳳・鳳翔

重巡・航巡
鳥海・鈴谷・高雄

軽巡・雷巡
北上・龍田・球磨・矢矧

駆逐艦
雷・響・如月・夕立

潜水艦・潜母
伊168・伊19・伊58

未所持だからどうなるかわからんぞ
Z1・ビスマルク・卯月・初風

ageてなかったのでもういっこ下に

加古了解ー

持ってないのはZ1じゃなくてZ3でしたてへぺろ

あ、卯月は未所持から消していいです。というわけで鶴翼の絆編、後編

前編:>>534-536

別の日、ぷかぷか丸甲板

提督「そうだ、沖ノ島海域行こう」

集められたのは翔鶴、瑞鶴、飛鷹、隼鷹、ヴェールヌイ、雪風。

瑞鶴「この前言ってた小説の話?」

提督「そうだ。一回目攻略したときは戦艦・空母でごり押しだったしなぁ。空母機動部隊でいけるかどうか」

提督「……まぁ平均的に練度高いし彩雲やら烈風やら流星改やら潤沢に使えるし何とかなるでしょ」

翔鶴「楽観的過ぎませんか?」

提督「むしろ羅針盤のほうが心配なぐらいだな」

隼鷹「南西諸島の羅針盤は荒れ狂うからねぇ」

提督「ちなみに小説だと引き続き翔鶴が旗艦だったがせっかくの主人公だし瑞鶴旗艦ね。練度的には遜色ないし」

瑞鶴「理由付けが酷い気がするけどわかったわ」

提督「じゃ、しゅっつげーき!!」


少女戦闘中……


提督「ククク……1回目にして北ルート中間地点遭遇なしで敵主力と交戦……勝ったな(慢心)」


少女戦闘中……


敗北"D"

提督「これはひどい」

瑞鶴(中破)「まぁ、私だってたまには怪我するし…」
雪風(大破)「みんな、みんな雪風のせいで…グスッ」
ヴェル(大破)「これは少し、恥ずかしいな…」
翔鶴(中破)「私って、怪我しやすいのかしら…ねぇ、瑞鶴?」
飛鷹(中破)「消火ポンプが故障って…どういうことよ…」
隼鷹(中破)「まぁ~、装甲だきゃぁ薄いからなぁ、あたしと飛鷹ってば。仕方ないねぇ~。

提督「うん、まぁ全部単縦でやってくるル級のせいだから泣くなほれ」

雪風(ぐしゅぐしゅ)

瑞鶴「これって結構無茶振りなんじゃ……」

提督「まぁそうかもしれないが加賀ならこう言うだろうな」

加賀『私たちはあの激戦区を戦い抜きました。五航戦の子達とは違って』

提督「とか」

瑞鶴「……もう一度チャレンジするわ」

提督「おーけい。そういうと思って補給用の弾薬燃料と、修復用のバケツ鋼鉄燃料は用意してある」

瑞鶴「みんな、今度こそいくわよ!!」

みんな「おー!!」

提督(にしても「五航戦の子」って鶴姉妹本人なのか彼女らの艦載機妖精なのかどっちなんだろうなぁ)

少女戦闘中……

提督「南ルートで主力と交戦……羅針盤が従順だな……」


瑞鶴『敵主力発見! ル級三隻、黄、赤、青!』

提督「まるで信号機だな」

瑞鶴『第一次攻撃隊、発艦始め! 敵艦隊と交s(ドグチァ

提督「んぁ、瑞鶴どうした!?」

翔鶴『瑞鶴!? 瑞鶴大丈夫!?』

隼鷹『あー、砲弾が顔面に直撃してるねぇ』

瑞鶴『前が見えないわ…』

提督「お前もかよ!!」

雪風『や、やっぱり雪風がいるから……』

飛鷹『そんなの貴方のせいじゃないわ! それより、瑞鶴が動けなくなったぶんをカバーしないと!』

雪風『……はい!』

ヴェル『行くよ!』

雪風『艦隊を! お守りします!』 二級*2「ウボァー」(撃沈)

ヴェル『さて、やりますか』 リ級「グアァ」(中破)

提督「お、うまいこと進んでるな?」


飛鷹『これで……最後よ!』

ル級フラ「アンギャー」

ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/53227.jpg

翔鶴『敵艦隊、完全に沈黙しました。これより帰投します』

提督「おつかれさまー。帰ったらうまいもん食いに行くぞー」


瑞鶴「うぅ~……せっかくの見せ場なのに活躍できなかった…」

提督「まぁ、そういうこともあるさね。……しかしほんと似たもの姉妹だよなぁ。旗艦してたら敵主力の戦艦で顔面凹まされるとか」

瑞鶴「こんなことになるなんて…」

提督「まぁ精進だな精進」


後日……

提督「んん……? この本だと敵構成フラ1のエリ3じゃん! 一番無慈悲な構成じゃん! こっちは一番甘い構成じゃん!」

提督「……まぁ敵の戦力が欠けたところを突く時の運も大事よねー…」

クリアしてからだいぶ経ってるんだよなぁ。ま、いっか!
ビスマルクはよ

あそこはボス行くの運否天賦のみな上に、3-4と違って限定ドロップ無いからねえ……。
まあ限定の初風入手したなら、ドロップ目的でも任務目的でも3-4行く提督いないと思うけど。

卯月手に入れたんで卯月について調べようとWiki見てたらちょうと良いネタが有ったので加古編


工廠にて

卯月「ぷっぷくぷぅ~! うーちゃん、感激ぃ!」

提督「これで改造完了、と」

ガチャコ

提督「んん?」

加古「やほー」

提督「加古じゃないか、珍しいな。どうした」

加古「卯月が改になったと聞いてね、ちょっとプレゼントをね」

卯月「うれしいぴょーん!」

加古「まぁこれくらいしかないけど」

そう言うと加古は自分の付けてたヘアピンを卯月の襟につける。

卯月「ありがとぴょん!」(トテトテトテ

加古「……まぁ本当ならこっちがお礼言わなきゃいけないとこだけどね」

提督「なんかあったっけか?」

加古「昔の話でね。うっかりやられちゃったあと皆を救助してくれたのが卯月なんだよ。彼女には頭が上がらないね」

提督「そうか……。ところでヘアピン渡しちゃったけどいいのかね」

加古「予備あるし」

提督「あるんかい」

>>575
開発資材目当てに行く人もいないことはないらしいです
新遠征のお陰で休日なら1日で大型建造分の資源回復できますね(白目)

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

早く改二来ませんかね綾波了解ー

ウチのむっちゃんは最強なんだ(集中線)

>>582

提督「あ~、海を眺めるのもいいもんだなぁ」

ザバァ

応急修理女神「貴方が落としたのはどのむっちゃんですか?」

「なんですかなんですかぁー?」
「あらあら」
「えらいぞ!」

提督「唐突だしそもそも落としてないのだが」

女神「出番そのものが来ないコッチの身にもなってみろよオラッ!!」

提督「気をつければ轟沈なんて有り得ないからなぁ…」

なおうちのむっちゃん(あらあら)は5-2突破まで第一線で活躍していました

サブタイトルはあったほうがいいよねと思うようになってきたのでつけよう。綾波編はもうちょい待って(震え声)

――180万――

提督「180万ねぇ」

猫吊「あなたの他にも提督はたくさんいるんですよ。別世界だけど」

提督「二水戦…神…神!? 神が書いたというのか!?」

猫吊「神通ですが」

提督「……あぁだから探照灯が。で、この探照灯意味あんの?」

猫吊「神通っぽいでしょう?」

提督「無駄に電気を使うな」(パチン

関連書籍の再現とは新しい
このスレのお陰で遅れてやってきた雪風に親愛の情を抱いていく期間が短縮されたよ

>>589
作者冥利に尽きますねぇ

春イベントも近いんでその前に書きたかった長編ぼちぼち投下しよう

ある人は守るべきものがあるから人は強く成れると言い、
ある人は守るべきものがないから人は強く在れると言う。
どちらも正しいのかもしれない。
どちらも間違っているのかもしれない。

命あっての物種とはいうが、守るべきもののために命を捨てる真似は莫迦なのか。

これはそんなある莫迦の、莫迦どもの話。

「いやぁ、全く俺もたいした人間になったもんだ。しがない漁師が今じゃお上と会食する仲だもんなー」

例によっていつもの提督。両手に土産物を下げてご機嫌気分で鎮守府への道を歩む。

「あいつらに土産も大量に買ったし。今日も鎮守府は平和ですってな」

荷物を降ろし、鎮守府の扉を開く。

「たっだいま~っと。みんな元気に留守番してたか~?」

帰宅への返事は痛烈な一言だった。

「遅いのよクソ提督! 今まで何やってたのよ!」

廊下に飛び出して提督を罵りながらやってくる曙。

「お偉いさんと会食に行くって言ったろう。慌てなくても土産はたくさん…」

曙の姿をよく見ると髪は解け、服と艤装はボロッボロである。

「ん、どうした。機雷原に突っ込んだ後みたいにボロボロじゃねーか」

「留守中に深海棲艦の敵襲があったのよこのバカ!!」

「はっは~ん、それで被弾して機嫌が悪いのかなるほどなるほど」

「そうじゃないわよ!!」

「まぁ落ち着け。撃退は出来たんだろう?」

曙を宥めるように頭をぽふぽふと軽く撫でながら問う。

「撃退は…できたといっていいのか、その……」

言いよどむ曙。

「ん? どうした?」

「や、大和に聞きなさいよ!」

そういって曙は提督から逃げるように去っていった。

「うーむ? まぁ留守の間の指揮は大和に任せてたからどっちにしろ彼女に訊いた方が早いな」

そう一人ごち、奥へと進む。

途中、食堂をちょっと覗くと艦娘たちが集まっていた。

いや、集まっていたというのは正しくない。全員激戦帰りといわんばかりのズタボロで、

机に突っ伏しているか、椅子に座って項垂れているか、あるいは床に転がっているかのいずれかである。

その数ざっと百人以上。この鎮守府のほぼ全員といっても過言ではない。

「入渠ドック狭すぎるんだよな。状況報告聞いたらバケツを配布しないと……」

執務室のドアを開け放つ。

「おかえりなさい、提督」

そこには大和がいた。多少艤装に傷はあるものの大きなダメージはなさそうだ。

だが、顔色が悪い。何かとてつもなく悪いことがあったかのように。

「どうした、何か悪い物でも食ったか?」

軽口を叩くも、深刻な表情は変わらない。

「そういえば雪風を見かけないな。俺が帰ってくるといの一番に駆け込んでくるのに今日は曙のほうが先だった」

「……それを、今から話します」

「何か、あったのか……?」

「鹵獲されました。私が不甲斐ないばかりに…すみません!」

「……詳しく話してくれ」

「はい…それは…」

要約すると、俺が出かけた後、深海棲艦の群れが鎮守府に乗り込んできて、
雪風が孤立するように弾幕を浴びせかけ、完全に切り離したところで雪風に集中砲火を仕掛けて、
大破したところでこっそり忍び寄った深海棲艦が彼女を捕まえ、それを盾に撤退していった、ということらしい。

「追撃しようとはしたんですが、伏兵にしてやられました…。倒しきった頃には遥か遠くに逃げていてこちらもボロボロでした」

「偵察機か何かは出しているか?」

「赤城が彩雲を飛ばしています。南のほうへ向かって行ったそうです」

「ふむ…」

ジリリリリン、と古式ゆかしい黒電話が鳴る。全館放送や通信室との内線に使われているやつだ。受話器をとる。

「こちら提督。赤城か? 何かを発見したか?」

『敵は南のほうへ進んで行き、鉄底海峡の奥地まで撤退しました。あと、深海棲艦から電文が入っています』

「奴らはなんと言っている?」

『ユキカゼハ コチラガ アズカッタ カエシテ ホシクバ サーモンカイ サイシンブ マデ テイトク ヒトリデ コイ』

それを聞いて、己の胸に言いようの知れぬどす黒い感情が沸き上がるのを感じた。

(そうかそうか最初から雪風が目当てだったか。
 あいつが俺にとてもよく懐いていて俺もあいつの事を憎からず想っていることを知っての狼藉だよな。
 あいつら一匹残らず塵一つ残さず殲滅してやろうか)

「……オーケイわかった。彩雲の燃料が切れる前に帰還させとけ。以上」

チン、と受話器を下ろす。

「あの……気を、確かに…」

大和が後に語ったところによると、振り向いた俺の顔は不自然なまでに口の端が吊りあがった、恐ろしい笑顔だったという。

「なぁ、大和よ」

「は、はい」

「入渠ドックは満杯だろ。バケツ保管庫の鍵を渡すから全員補修するよう伝えてくれ。赤城とおまえ自身もな。俺はちょっと救出作戦を練る」

「い、行ってまいります!」

鍵を受け取り、そそくさと出て行く大和。

「……まぁ既に作戦は出来てるんだけどな」

そういうと俺は机に書置きを残して、窓から身を翻し、飛び降りた。

非常用に設置したクッションが衝撃を和らげる。

「あいつらにばれる前に出ることが肝要だ」

向かうは工廠。その地下室。

「妖精、秘密兵器の開発の進捗はどうだ?」

「さきほど、試作品が仕上がりました!」

「見せてもらうぞ」

「どうぞ」

奥の扉を開け放つ。

そこには、大和や武蔵の装備しているものより一回り大きい三連装砲と、七つの魚雷を装填した魚雷発射管が置かれていた。

51cm三連装砲と七連装酸素魚雷。どちらも史実では計画のみで終わった武装。秘密裏に開発していたのだが。

「どちらも腕に装備するタイプです」

「じゃあ早速つけるか」

「えっ、正気ですか? 酸素魚雷はともかく51cm、それも三連装砲とかただの人がつけるなんて正気の沙汰じゃないですよ?」

「46cmより一回りでかいだけだろ。演習場で撃った事あるし問題ない」

「これほどのものになると体への負担が危険で危ないデンジャラスなんですが」

「雪風を救うためならこの身がぶっ壊れようと構うもんか」

そう呟きながら伊勢型や朝潮型の艤装を参考に装備を行う。初めてつけたにもかかわらず、妙に馴染む。

「何か、あったんですか?」

開発妖精が心配そうに声をかける。

開発にかかりきりだったので外の騒ぎについては妖精たちは一切気づかなかったのだろう。知らぬが仏である。

「……俺は何も言わなかったし、お前らは何も聞かなかった。いいね?」

「アッハイ」

外に出て、ぷかぷか丸に乗りこむ。三式爆雷ソナーセット、30連装噴進砲、51cm艦首魚雷、探照灯。
万一の時のために載せた装備。妖精たちがメンテをしているのでいつでも準備は万全である。
燃料、弾薬も全てそろっている事を確認する。

「おーい、全員集合ー」

『はーい』

一声かけると妖精たちが皆集まって甲板上に整列する。

「よーし皆お疲れ様だ。整備も出来てるようだし、今日は全員両舷上陸…えーとこれでいいんだっけまぁ全員休んでいいぞー」

『わーい』

ぷかぷか丸からぞろぞろ降りる妖精たち。全員降りたことを確認してこっそり錨をあげ、エンジンを始動させる。

「俺の私的な復讐にあいつらを巻き込むわけにはいかないしな」

妖精たちは何も知らずに今後の予定を話し合っている。

「……抜錨!!」

提督の一声とともに、ぷかぷか丸は雪風を取り戻すために進み始めた。

「あれ? ぷかぷか丸動いてない?」

「あ、ホントだ」

「しれーかん乗ってなかったっけ」

「やばくね?」

「あ、ポータルのほう向かったから暴走じゃなさそう」

「そういう問題じゃなくね?」

「そういえばひとり足りなくない?」

                  ヒ ト
「ひーふーみー…あ。あの妖精がいない」

「……まぁ、あの妖精なら何があっても大丈夫でしょ」

「そだね」

「それより休暇だー」

「わー」

鎮守府、執務室。バケツをひと通り配布し終え、戻ってきた大和が見たものは、

「提督、作戦かいぎ…を…」

もぬけの殻となった執務室と、机上に置いてある一枚の紙。

『俺はサーモン海へ行く。後のことは頼んだ』

「まさか提督一人で行ってしまうなんて……なんて無茶を」

他にあるのは仕事の書類と、緊急招集用ブザー。
ボタンを押すことで各艦種の代表に執務室集合のアラート通知がなされる代物である。
代表は基本、各ネームシップ内で持ち回りである。

「……招集、しましょう!」

大和は机上のブザーに手を掛け、そっとボタンを押し込んだ。

招集。
実のところ、会議という名のお茶会としてしか使用されていなかった。
だが、今は違う。

航戦代表、伊勢。
巡洋戦艦代表、金剛。
正規空母代表、赤城。
軽空母・揚陸艦代表、龍驤。
重巡・航巡代表兼書記、青葉。
軽巡・雷巡代表、夕張。
駆逐艦代表、陽炎。
潜水艦代表、伊168。

そして、超弩級戦艦代表、大和。

大和以外『提督が、行方不明!?』

大和「サーモン海へ行く、と書置きを残してね。赤城さん、あの電文を」


赤城は電文の写しを取り出し、一人ひとりに回していく。


赤城「内容自体はありきたりな脅迫文ですね」

龍驤「これ、ヤバイんちゃう!? これ見て提督一人で行ってしもたんやろ!?」

大和「えぇ。これがその書置きよ」


ひらひらと、全員に見えるよう書置きを見せる。


金剛「テートクから目を離さないでって言ったのにー!!」

大和「言ってませんしものの五分で遁走するなんて思いませんよ普通……」

夕張「それにしても、こんな見え見えの煽りに乗るなんて……」

伊勢「まぁ提督は事あることに叫ぶし。今回もそんな感じだったでしょ?」


大和「…いえ、報告を聞いても奇声一つ上げず、電文を聞いても妙に落ち着いていました」

赤城「罵り声上げるの想定してヘッドフォンを取り外す準備はしてたんですけど」

青葉「そのときの提督の表情はどんな感じでした?」

大和「笑ってました」

イムヤ「笑ってた?」

大和「こう口の端を吊り上げ、歯をむき出しにして……。この私でも、見ただけで背筋がゾクッとする笑みでした」

青葉「……その表情一度だけ見たことあるけど、完全に怒ってると思うなー」

陽炎「どんな感じだったの?」

青葉「…黙秘権を行使させていただきます」トオイメ

大和「ともあれ、提督一人で敵中に突っ込むなんて自殺行為もいいところです。
   提督の安全を確保し、雪風を救出する。両方行わなければなりません」

夕張「しつもーん」

大和「はい、夕張さん」

夕張「質問というよりは確認なんだけど……。提督はぷかぷか丸に乗ってサーモン海へ出航したのよね」

大和「そうですね」

夕張「確かカタログスペックでは全速で30ノット…。30ノット台後半出せる駆逐艦隊を送り込めば晩までには追いつけるかと」

赤城「こちらも艦載機を飛ばして捜索および、駆逐隊が敵と遭遇した時の援護に回ります」

大和「ではその方針で行きましょう。艦隊の選定は陽炎、お願いできる?」

陽炎「任せてください、というかもう皆聞き耳立ててると思うけどね」

大和「後は……強行突破用の艦隊を編成します。全艦、艤装を整え出撃準備。編成完了し次第出撃します!」

ところ変わってアイアンボトムサウンド、ヘンダーソン飛行場のあったあたり。
国際空港は占拠され、今は深海棲艦の泊地の一つとなっている。

「偵察機より報告。標的A、サーモン海近海に侵入したわ」

そう報告するのは飛行場姫。備え付けのモニタにぷかぷか丸と甲板に立つ提督の姿が見える。

「うふふ、莫迦ねぇ。こんな見え透いた罠に一人でノコノコと。」

嗤うは戦艦棲姫。そしてモニタの中の提督をを不安げに見つめる雪風。

「しれぇ…来ちゃ……来ちゃ駄目です…」

「さぁ、どこまで耐えられるかしらね? 前衛部隊に攻撃指示を。じわじわと、甚振るように追い詰めていってね。この子に、無残な死に様を見せるようにね…」

「やぁ…やめて……やめて、ください……」

涙を流しながら懇願する雪風。

「前衛部隊、標的Aに攻撃せよ!」

雪風の願いは聞き入れられることなく、攻撃指令は無慈悲に下された。

「さぁ、苦しみなさい、絶望しなさい。そうすれば…」

甲板に出て海の向こうを見据える提督。

「あいつらには、うちの娘達を傷つけた罪、鎮守府に攻め入った罪、俺に喧嘩を売った罪、そして何より、雪風を攫った罪を贖ってもらわないとな」

敵の近づく波音が感じられる。

「おそらく、敵は拳銃持ったパンピー程度と見做しているだろう」

右に砲を、左に魚雷を、それぞれ構える。

「だが俺は見てきた。艦娘達の戦いを。彼女達の生き様を。そんな彼女たちがやられて俺が黙って見てるだけ? ふ ざ け ん な」

両手のトリガに指を掛ける。

「全世界を敵に回しても、俺が、俺たちが! 雪風を、助け出す!!」

51cm三連装砲の砲撃音とともに、元漁師の提督と深海棲艦達との戦争が、今始まった。

ひとまずここまで。
綾波編はこれが終わったら書くから(震え声)

34.5ktでいいなら二航戦がイケるぞ!

>>607
翔鶴なんか全速離脱中に護衛の駆逐艦をぶっちぎったという逸話あるし(震え声)
16万馬力やべぇ

前回分は二回に区切っても良かった気がする というわけで続き投下

イ級「敵艦発見!」
リ級「んん~、遠いな。このまま接近させて…ん?」

深海棲艦のアウトレンジから飛んでくる砲弾。

リ級「ちょ、ぜ、全艦回避k」

KABOOOOOM!!

提督「……」

Ping! Ping!

三式聴音探信儀が敵潜水艦の接近を告げる。

提督(5時方向…)

爆雷投射機に向かって踵を振り下ろす。勢いよく打ち出される爆雷。

カ級エリ「魚雷発射用意…ってなんだあr」

ドゥーン!!

提督「……」


重巡リ級「敵艦接近中! 駆逐艦…より小さい? とにかく一隻! 前線部隊…殲滅されました!!」

ル級エリ「殲滅!? 馬鹿いわないで頂戴!? なんで一隻でこの短時間に十数隻屠ってるのよ!?」

重巡リ級「ありえない距離からありえない精度でありえない威力の砲」

ぐしゃり。

リ級の頭があった場所を弾が通り過ぎていく。

ル級エリ「え?」

崩れ落ちるリ級の身体。

ル級エリ「え、あ、なに、なにが」

彼女が最期に見たものは

提督「砕け散れ」

46cm三連装砲を凌駕した砲の、その砲口だった。

「ざっ、とこんなもんだ」

砲に弾を込めながら一人つぶやく。

「どうせあいつらは追ってくるだろう」

主機の回転数を限界いっぱいまで上げる。レバーが安全装置にあたり、カツンと音を立てる。

「だが、あいつらは追いつけない」

ぷかぷか丸は速度を上げ、サーモン海を突き進んでいく。

「皆には内緒で妖精さんたちに改造施してもらったからな。機関部まで手を入れてるとは思うまいて」

提督が去ったのちしばらくして、サーモン海近海。

陽炎の指揮下で編成された駆逐隊が、提督を探すため、海原を駆け抜ける。

隊は三つ。駆逐隊旗艦綾波、後詰め部隊旗艦赤城を中心とし、北ルート捜索を担当するあ号、

駆逐隊旗艦白露、後詰め部隊旗艦翔鶴を中心とし、南ルートを捜索するし号、

そして陽炎と後詰め旗艦加賀を中心とした中央ルート捜索担当のか号。


か号は船足の速い島風が斥候を務め、敵を警戒しながら進んでいく。

不知火「……島風より連絡。電探、ソナーともに感なし、目視も敵影一つたりとて見当たらずとのことです」

陽炎「さすがにもう敵の領海といっていいところなのに……。やけに静かじゃない?」

黒潮「うーん、他のルートの救援に向かったのかもしれんなぁ」

陽炎「最短距離の中央ルートをがら空きにして? 一応他の隊に確認とって見ましょうか。不知火、あ号に繋いで」

不知火「了解……繋がりました」

陽炎「こちらか号。北のほうの捜索はどう?」

綾波『哨戒中の敵艦隊一隊と交戦、全艦撃沈しました。司令官は見当たりません』

陽炎「こっちは司令官はおろか、哨戒中の艦隊すら見かけないわ。増援がくる様子は?」

綾波『今のところありませんね……』

陽炎「了解。こっちの警備が手薄だから、もしかしたら北か南に回ったのかもしれない。気をつけて」

綾波『了解しました』

ブツン、という音とともに通信が切られる。

陽炎「ということは南かしら。不知火、し号に繋いで」

不知火「既に繋いであります」

陽炎「ありがと」

時雨『こちらし号旗艦代理、時雨』

陽炎「あれ、白露は?」

時雨『姉さんなら一番先に見つけるんだから、って言って斥候に回っちゃった』

陽炎「えー……」

時雨『潜水艦隊を見つけて沈めたけど、提督は見つからないな……』

陽炎「こっちは敵艦隊どころかはぐれ艦すら見当たらないわ。増援には警戒して」

時雨『了解』

陽炎「……うーん、追いついてもいい頃だと思うんだけど。まさか、沈められたりしてないわよね…」

最悪の状況を想像しかけたところで、後ろから声がかかる。

不知火「ん……後詰め部隊から通信が入りました」

陽炎「加賀さんから? 今出るわ」

加賀『こちら加賀。彩雲から提督を発見したとの打電が入ったわ』

陽炎「!? それで司令官は今どこに!?」

加賀『ルンバ沖を突破した、とのことよ』

陽炎「嘘!? いくらなんでも速過ぎるわ!?」

加賀『目算で40ノットぐらい出してるらしいわ』

陽炎「島風で追いつけるかどうかってとこじゃない!!」

加賀『それと、敵艦隊が見当たらない理由も判明したわ』

陽炎「敵の誘導、ってわけじゃなさそうよね」

加賀『どうも、提督自ら砲や魚雷を装備して撃沈してるらしいわ。それにぷかぷか丸に搭載した武装も使ってるみたい』

陽炎「もう司令一人でいいんじゃないかな」

加賀『ダメです。あんな無茶がいつまでも押し通るはずがありません。急いで合流する必要があります』

陽炎「言ってみただけよ。機関全速で向かったほうがいいわね」

加賀『えぇ。秋に使ったポータルを見つけたら開放しておいて』

陽炎「了解。他の隊は?」

加賀『し号もそちらに合流するわ。あ号は北から回り込みます』

陽炎「わかったわ」


陽炎「みんな、聞いたわね。道は司令官によって拓かれているわ。全艦、両舷全速!」

深海棲艦、飛行場姫の泊地

「ふぅん、まさか武装してくるとはねぇ」

飛行場姫の偵察機から送られてくる映像を見ながら戦艦棲姫は一人ごちる。

「でも、まぐれ当たりは続かないわよ。アイツに繋いで」

「はいよ」

飛行場姫が備え付けの通信機をチューニングする。ほどなく、通信機から声が届く。

「こちら飛行場泊地。そちら聞こえる?」

「はーい、聞こえてるよー。前線が突破されたそうだねぇ」

通信機の先から聞こえるは深海棲艦らしからぬ明るい声。狂気に満ちた明るい声。

「えぇ。でも貴女ならあのくらい軽く捻り潰せるでしょう?」

「楽勝楽勝。無謀と蛮勇の代償、たっぷり払わせてあげなきゃねぇ。……おっと、哨戒部隊からヤツが海域に入ったとの知らせだ」

「あんまり早く沈めちゃダメよ? 彼女に現実をたっぷり理解させてあげて」

チン

「さて、第二幕の始まりよ」

「しれぇ…」

その様子を、雪風は震えて見ていることしか出来なかった。

>>611の注釈:5-4の中央ルートを陽炎たちが、北ルートを綾波たちが、南ルートを白露たちが担当している感じです

というわけで今日はここまで

キレネンコもオーランド伍長も元ネタを知らなかったのでググってみたがなるほど納得

んじゃ投下するかねー

ルンバ沖海域。波も緩やかで、静かで平和な海と言っても差し支えない。

この静寂は殺戮――恐らくは提督によっての――によって生み出されたものであろうが。

陽炎「このペースだと、司令官はもうサンタクロース海域に突入してるかなぁ」

全速で進みながらひとりごちる陽炎。

不知火「……あら、加賀さんから通信」

陽炎「彩雲からの偵察報告かしら?」ガチャ

加賀『陽炎? サンタクロース諸島前のポータルを過ぎたら慎重に行動した方がいいわ。彩雲が厄介なものを見つけたから』

陽炎「厄介なものって……?」

加賀『大量の艦載機。それもヌ級やヲ級が使ってるいつものやつじゃない』

陽炎「それってまさか……」

加賀『えぇ。さらに悪いことに提督はそいつらがいる方向へ一直線に向かっている』

陽炎「それじゃ、なおさら急がなきゃ!!」

加賀『そうね。でも慌てて注意を疎かにしてはダメ』

陽炎「了解です。ミイラ取りがミイラになってはどうしようもないですし」

ガチャコ

陽炎「……こんなところまで出張ってくるなんて…!!」

焦りを覚えつつ、陽炎たちは進軍を再開する。

サンタクロース諸島。ぷかぷか丸は波を掻き分け進んでいく。

「……おかしい。敵の数が少ない」

敵地の真っ只中のはずなのに、妙に敵が少ない。
せいぜい、哨戒中の敵艦隊がまばらにいるくらいである。

「俺が来ていることは向こうも承知のはず。……まるで、別の危険があるから逃げ出したかのよう」

ブゥーン、と、空から響く風切り音。空を見やると雲霞の如く迫ってくる艦載機の群れ。

「あれは……飛び魚艦爆か!」

機関は既に全速、フル回転。軽くカタログスペックを超える40ノットは出ている。

「よかろう、隠し玉を見せてやる」

機関操作のハンドルについている安全装置を取り外す。

「機関、強速ならぬ狂速!! 之字運動開始!」

ゴウッ、と唸りを上げてぷかぷか丸が加速する。

「仰角最大! 三式弾斉射だオラッ!!」

艦載機の群れとすれ違い様に対空弾を発射する。

「これも追加だ! 噴進砲、一斉射!!」

弾は空中で弾け、艦爆の狙いを狂わせる。
だが、全てを落とせるわけもなく、いくつかはぷかぷか丸に着弾する。

「被害は大体船尾のほうか……加速してなかったら死ねたな」

一息つく間もあらばこそ、雷跡が右舷を掠めるように通り過ぎていく。
魚雷が飛んできた先を見やるとそこには紅く輝く深海棲艦が一隻。

「あーあ、まさかさらに速くなるなんてねぇ。今ので沈むと思ったのに」

「やはり、お前か……戦艦レ級!!」

「くくく……。前線の艦隊をたった一隻で丸ごと殲滅したとか。実に沈め甲斐が有りそうだ」

「上等だ、その首へし折って手土産にしてやるか!!」

降り注ぐ砲弾、上がる水柱。柱の回廊を縫うようにぷかぷか丸は進んでいく。

(レ級は飛び魚艦爆と烏賊魚雷というインチキ兵器を持っているが、それゆえに電探を持つ枠がない。回避の目は十分にある)

「ほらほら、燃料切れまで踊り狂わせてやろうかぁ!?」

声の聞こえてくるほうに砲弾を撃ち込むも、振り回された尻尾に打ち落とされる。

「痒い痒い! その程度で首が落とせるもんか!」

(危険だが、やはり沈めるには至近での砲雷撃しかないか……)

通りすがりざまに魚雷を打ち込むものの、尻尾で海面を波立たせて起爆タイミングを狂わされる。

「はん、このまま尻尾巻いて逃げるかい?」

(放置したところで飛び魚と烏賊の群れに襲われるのがオチだ。日も沈む。夜戦で決着をつける!!)

「お前こそ今のうちに尻尾巻いて水底に沈め! そうすれば痛い目見たくて済むぜ!」

速度を調整し、レ級へ向けて回頭する。空に日の光はなく、闇が辺りを包み込む。

「さて、最期に何か言っておくことはあるか?」

「そうだねぇ、冥土の土産にいいこと教えてあげようか」

「聞くだけ聞いてやろう。熨斗つけて突っ返してやるが」

「お前の大切なたぁいせつな雪風をさらったのはわ・た・し」

「そうか」

「あれ、反応淡白だねぇ?」

「ドタマと腹と胸に大穴開けるつもりだったのが全身ミンチにすることに変わったぐらいだ」ニタァ

「無理無理。その台詞こそ熨斗つけて返してあげるよ」ニヤァ

「さぁ、覚悟しやがれ!! 機関フル稼働!!」

加速するぷかぷか丸。負けじとレ級も高速で突っ込んでくる。

勝負は一瞬。

(速度、角度、出力よし! 距離…100…50、30、10、今!)

バチン! という音とともに光が闇を切り裂く。

「グアッ!? 目、目が!?」

探照灯の光は夜闇の中でもはっきりものを映し出すほどの輝度である。この光をまともに見たらどうなるか。ご覧の通りである。

「じゃ、約束どおりミンチな」

目がくらんで動けないレ級に向かって砲弾の雨と魚雷の嵐を叩き込む。止めとばかりに艦首魚雷も発射する。

残骸を除けば、もはやそこには戦艦レ級の姿はなかった。

「……これでしばらくは邪魔は出来まい」

この先にある海峡を見やる。

「鉄底海峡か……。夜に着いたのは幸いだな」

ぷかぷか丸の舳先をアイアンボトムサウンドに向け、さらに奥へ、奥へと進んでいく……。

「……あ、首もぎ取るの忘れてた」

飛行場姫の泊地。

「レ級Eliteの撃沈確認……。冗談でしょう!?」

偵察からの報告に飛行場姫が驚きの声を上げる。

「あの子一人で一艦隊丸ごと相手に出来る強さよ? 何なのアレ!?」

戦艦棲姫が多少ヤケ気味に雪風に問いかけるが、

「しれぇ……やだ、しれぇがしんじゃうの、やぁ……」

虚ろな目をしてブツブツつぶやくばかり。

「すっかり出来上がってる。後はあいつの死に様を見せるだけだけど出来上がりすぎてて情報が訊けそうにないわね」

「じゃあどうするの?」

「質でダメなら量で叩き潰す」

飛行場姫の問いにさらりと答える戦艦棲姫。

「私はこいつを連れて最深部へ行く。既に隊は集めてある。ここを通り抜けたら航空機でこっちまで追い立ててやれ」

「私が沈めてしまっても構わないんでしょう?」

「私にもお楽しみを残しておいてよ」

ハハッ、と笑いながら戦艦棲姫は背負っている艤装の右手で雪風を引っ掴み、飛行場を後にした。

空の向こうに広がる暗雲をみやり、一人ごちる。

「……ふん、明日は荒れ模様になりそうね」

サーモン海、補給基地。日は既にとっぷりと暮れている。

急いで駆けつけたものの、ぷかぷか丸の残骸も、交戦中のレ級も見当たらなかった。

陽炎「とりあえずポータルオン、と」

駆動音とともに、転移装置が再び動き出す。

ガガーピー

不知火「鎮守府から通信です」

ガチャコ

陽炎「こちらか号隊旗艦陽炎」

大和『陽炎、お疲れ様。ポータルの接続を確認したわ。他の隊もそちらに合流するよう伝達してあるわ』

陽炎「了解です。これからの方針は?」

大和『今夜、金剛姉妹を筆頭に重巡・戦艦中心の編成でアイアンボトムサウンドを制圧するわ。飛行場姫もきっといるはず』

陽炎「あの量の艦載機で襲われたらひとたまりも有りませんからね…」

大和『制圧した後、最深部へ進撃します。あと、昼間の作戦に出た子は鎮守府に戻って休息をとってね。今日は一日お疲れ様』

ガチャ

陽炎「さて、皆聞いたわね。他の隊が来るまで待機、合流後撤収します。アイアンボトムサウンド制圧後、再度出撃の可能性があるので準備を怠らないように。以上!」

了解、の掛け声の後、三々五々休憩に移る。

陽炎「ふー……。まさかこんな奥地にまで行ってしまうなんて……」

暗くなった空を見やる。この先の運命を暗示するかのごとく、暗雲が空の向こうに見える。

陽炎(雪風、司令官……。無事でいてください!)

淀んだ雲に不安を覚え、二人の無事を祈らずにはいられなかった。

今日はここまで。前回の時点で名前出さなくてもバレバレのレ級ってどうなのさー日向ー
まぁ下手な鬼や姫より強いから仕方ないよね(震え声)

この提督は元漁師だよな?

>>632
元漁師とは一体……ウゴゴゴ(忘れたわけではないです。ハイ)

というわけで投下しましょう

「さて、アイアンボトムサウンド……またここに来ることになるとはな」

夜の海を進み行くぷかぷか丸。

「あの時も苦労したっけな」

右舷方向に舵を取る。目指す地点は唯一つ。

「……なぁ、飛行場姫!!」

無線で怒鳴りつけると、島に明かりが灯る。
ザザッ、という音ののちに返事が返ってくる。

『へぇ、わざわざ私のところに挨拶に来たんだ?』

「夜が明けたら絶対爆撃しにくるだろ」

『まぁそうだけど』

「だから、今夜のうちに叩き潰す。そのための準備もしてきたしな」

『へー、あの子を放置して?』

「アイツに手を出そうが出すまいがどちらにしろ皆殺し確定だからな」

『ふん、口車には乗らないのね。いいわ。"今は"まだ生きてるわ。ここにはいないけどね』

「それだけ聞けば十分だ。もう一度解体してやるから覚悟しろこのロリビッチ!!」

『駆逐艦娘嫁にしたロリコンに言われたかないわ!!』

「右九〇回頭!」

飛行場姫は他の深海棲艦と違い、陸の上に居座っている。日が昇れば大量の艦載機で叩き潰しに来ることは明らか。
その前に殺らなければならない。さらに……。

『浮遊要塞、行きなさい!!』

上位の深海棲艦が使用する浮遊要塞。これらを捌かずして標的に近づくことは困難を極める。

「落ちろたこ焼きィ!!」

高空から来るものは主砲で、海面から来るものには魚雷で対応する。

だが、再装填の間を縫って砲撃を打ち込んでくることは避けられない。

『沈め沈めェ!!』

更に、姫本人からも砲撃が飛んでくる。

「ヤバッ!!」

とっさに左腕を上げて防御する。

ゴシャッ、という嫌な音が闇夜に響いた。

「っ痛ぅ……あぶねぇ……魚雷全部打ち尽くしてなかったら左腕が無くなってたかもな。あと頭」

『悪運の強い奴め…』

砲弾によって大きく潰れた魚雷発射管を外して投げ捨てる。左腕も痛むが、とりあえずまだ動くことを確認する。

「やってくれるねぇ……。そんなお前のためにカクテルを用意してあるんだ。奢ってやるよ」

『……?』

最後の浮遊要塞を打ち落とし、速度を調整しながら舵を切る。

左舷に並べてあるのは燃料を入れ、布で栓をした瓶。

『貴様、何を……!!』

「カクテルはカクテルでもモロトフ・カクテルだがな!!」

岸のぎりぎりまで近寄る。物を投げれば届く距離。飛行場姫が砲を再調整しているが構うことなく次々と布に火をつける。

「九杯でいいな? まずひとーつ!!」

滑走路にぶち当たり割れた火炎瓶が燃え始める。

「ふたーつ! みっつ! よっつ! いつつ!」

火炎瓶を飛行場姫に向かって次々と投擲していく。

『あづっ!! 熱!! 焼ける!!』

流れ星の如く降り注ぐ火炎瓶が、割れては燃料を撒き散らす。

「むっつ! ななつ! やっつ! ここのつ!! そして……」

51cm三連装砲を構え、弾丸を装填する。

『や、やめ……』

弾は三式焼夷弾。飛行場姫のトラウマを抉る弾。

「十!!」

彼女の眼前で炸裂した焼夷弾は、既に燃料まみれとなっていたその体と艤装を悉く焼き尽くした。

「……さーて雪風、待ってろよー」

目指すはサーモン海最深部。

「まさか飛行場姫すら仕留めるなんて……」

飛行場姫からの通信が途絶えた。それはすなわち彼女の敗北を意味している。

「貴女の提督、やってくれるわねぇ……!」

戦艦棲姫は艤装の右手をギシ、と握り締める。だが、握られている雪風の反応は乏しい。

「……しれぇが……ゆきかぜのせいで……だめ…いや…」

「……まぁあいつが死ぬまで生きてればなんでもいいわ。こっちに向かってくるようだし」

自分から離れて囲うように居並ぶ深海棲艦達を見やる。

「ここまで来れば後は袋小路、デッドエンドというやつよ。やられた仲間の分も含めて清算させてもらいましょうか!」

提督が去ってしばらく後のアイアンボトムサウンド。

金剛「みんな、私についてきて! Follow me!!」

大和「この先が飛行場姫の拠点ですね……」

愛宕「えぇ、この先のはず…だけど……」

摩耶「あいつは白いから遠目でもわかるはずだけどな……電探にも感がないし」

衣笠「あのあたりのはずよね?」

衣笠が島の一つを指さす。

霧島「ちょっと危険ですが……探照灯をつけてみましょうか」パチン

探照灯をつけ、海岸沿いを照らす。そこには、黒く焼け焦げた遺体があった。

いったい誰のものかと、上陸して検分する。

摩耶「何だ、これ……」

大和「まさかこの子が……」

愛宕「この角、髪の長さ…焼け残った艤装……間違いないわ。飛行場姫よ」

霧島「瓶の破片が散ってますね……火炎瓶による攻撃でしょうか」

金剛「これを…テートクが……?」

衣笠「ってことは、もう先に進んじゃったんじゃない? ……ん、別働隊から最深部前ポータルを開放したとの連絡が来たわ」

大和「ちょっと繋ぎましょうか」

ガチャ、ザザー、チューン

武蔵「大和か。無線を繋いだって事は飛行場姫は撃破したのか」

大和「いえ、私たちが来たときには既に焼き尽くされてたわ」

武蔵「……やったのは、提督か」

大和「でしょうね。そっちの様子はどう?」

武蔵「利根が提督を発見した。だいぶスピードは落ちてるもののサーモン海の最深部へ進んでいる」

大和「じゃあ後は追いついて合流して、雪風を助け出すだけね」

武蔵「それは難しいだろうな。最深部は今嵐のまっただ中だ。それに……」

大和「それに?」

武蔵「ここまで艦が少ないということは逆に向こうに集結している可能性がある。……この状況を逆手に取るか」

大和「?」

武蔵「向こうは酷い悪天候だ。10m先すら見えるか怪しいぐらいに。奴らの後ろに回り込み奇襲をかける」

大和「なるほどね」

武蔵「正々堂々とは言い難いがこの状況でそんなことは言ってられまい」

大和「提督と雪風についてはどうするの?」

武蔵「わざわざ人質にとって呼びつけるぐらいだ。目的が何であれ、そうやすやすと殺しはすまい。
   敵の混乱を狙って潜水艦娘を急行させる」

大和「だいぶ希望的観測が込み入ってるけど……他に良い手も思いつきそうにないし。いいわ、やりましょう」

武蔵「自分で言っておいてなんだが、ものすごく危険な作戦になるぜ」

大和「それに人数が必要になるけど……無理強いは出来ないわね」

武蔵「希望者だけで何とかするしかない。いったん鎮守府に戻って再編成だ」

大和「わかったわ。私たちも補給のためいったん戻ります」

プチュン

大和「皆さん、聞きましたね。一度鎮守府に戻って整備を行い、有志を募って再編成を行います。これより艦隊、帰投します!」

今日はここまで。

ここの提督は特別な訓練を受けてませんが火炎瓶の投擲や砲雷撃戦は危険なので良い子と悪い子と普通の子は真似しないでください

浜風が出ません(憤怒)

というわけで投下

「……朝、か」

提督が仮眠から目を覚ます。懐中時計を見やると6時を指している。

干し肉をとり、歯で無造作に引き裂き噛み締めながら甲板に出る。

「灰色の空、黒い雲。実におあつらえ向きの天気じゃないか」

ぽつり、ぽつり、と雨が降り出す。

「今日は荒れるぜ……」

激しくなる雨足。吹きすさぶ風。風に飛ばされないように帽子をきつくかぶり直す。

「鬼が出るか、蛇が出るか。まぁ出るのは姫だろうがな」

嵐の中、迷うことなくその中心部へ突き進んでいく……。

鎮守府、港湾部。

百を超える艦娘が完全武装状態で集まっている。彼女らの前には巨大な白板。

白板にはサーモン海最深部と深海棲艦の予測位置、そしてぷかぷか丸の予想進路が描かれている。

「……ブリーフィングは以上です」

説明を終え、大和は手にしていた指示棒を縮める。

目を瞑り、言葉を続ける。

「嵐の中、深海棲艦の大部隊を包囲して奇襲する。この作戦は、とても危険なものとなるでしょう。

 再び、深くて暗い海の底に沈む可能性は高いです。それでも、私は、大和は行きます。

 無理強いはしません。言葉も要りません。私とともに、提督と雪風を助けに行く娘は残ってください」

そこまで言って言葉を切る。足音一つない静寂。

目を見開けばやる気に溢れた艦娘たち。

「全艦、抜錨!! 目標、サーモン海最深部!」

サーモン海最深部、そこに彼女はいた。

嵐の只中でも一目でわかる艦影。思い出そうにも忘れられないその姿。

「戦艦棲姫!!」

無線で怒鳴りつけるように叫ぶ。

『いらっしゃい、テイトクさん。本当に一人で来るなんてねぇ。馬鹿なの? 狂人なの?』

ものすごい剣幕にもかかわらず余裕綽々の戦艦棲姫。

「一人で来いと言ったのはテメーらだろ。さぁ雪風を返してから痛い目見るか痛い目見てから雪風を返すか好きなほうを選びな。
 うちの娘達を傷つけて雪風を攫った代償は高くつくぜ?」

『これを見てもそんな大口叩けるかしら?』

深海棲姫が巨大な生物じみた艤装の右手を掲げる。その手に握られているのは……

「雪風ッ!!」

「ぁ……しれぇ……?」

『それにね……うちの子たちが既にあなたを取り囲んでいるわ。下手に動けば命の保障はないわよ?』

悪天候の中、水平線に仄かに灯る赤色や金色の光。それが意味することはいまさら口に出すまでもない。

「ふん、交渉する気は無いようだな」

『先に暴力で解決する気しかない選択肢持ち出したあなたが言う台詞じゃないでしょ』

「……らしくねぇ、全くらしくねぇな」

『何が?』

「お前らの行動がだ。艦娘の鹵獲、脅迫状めいた電文、そして今もだ。
 沈めようと思えば沈められる戦力を配置しているにもかかわらず、いまだ攻撃する様子がない」

『こっちも想定外よ。まさかたかが駆逐一隻のためにたった一人でここまで乗り込んでくるなんて。
 しかもレ級ちゃんと飛行場姫を下して。面倒臭いッたらありゃしない』

「雪風は俺の大切な相棒だ。それ以上の言が必要か? それに質問の答えになってねぇ」

『あなたに言う義理があって?』

「是非とも聞きたいねぇ。わざわざここまで回りくどいことをする理由を」

『これから死ぬというのに大した度胸ね』

「殺すというなら冥土の土産寄越せよ」

『いいわ、そのクソ度胸に免じて教えてあげるわ』

サーモン海最深部周辺。

波は荒れ、雨は降り注ぐ。

大和「○七○○。全艦所定の位置に付いたかしら」

赤城が目を眇めて嵐の向こうにいる艦娘を見やる。

赤城「合図有りました。包囲できたようです」

大和「後はタイミングだけど……迂闊に動いたら二人が危険に晒されるし」

赤城「まさか戦艦棲姫が雪風ちゃんを捕まえてるなんて」

大和「さすがに戦艦棲姫ともなるとイムヤ達だけじゃ力不足……。雷巡の三人を送りたいけど」

赤城「姫・鬼クラスを片付ける役目が有りますからね」

そう言いながら無線に耳を済ませる。

赤城「無線からは提督と戦艦棲姫の会話が聞こえますね」

大和「何を話してるのかしら?」

赤城「途切れ途切れですからね……。どうも、提督を殺すことで雪風を絶望のどん底に叩き落して……あっ、いいところで聞こえなくなってしまいました」

大和「そこまで聞けば大体予測は付きます。いずれにせよ阻止しなければなりません」

サーモン海、海中。潜行するは5人の伊号潜水艦娘。まるゆはついてこられそうにないのであきつ丸に預けてきた。

イムヤ「うわぁ……まさか戦艦棲姫だなんて。大穴開けるのは無理そう」

しおい「そうなの?」

ゴーヤ「本体の細さとは裏腹に装甲も耐久も冗談みたいに硬いでち」

イク「イクたちが魚雷撃ちつくしてもかすり傷程度で平然としてたの!」

しおい「そんな相手をどうやって……」

はち「私たちや水上打撃部隊で丸一日かけて削れるだけ削って、精鋭を送って撃沈。大変な一日だったわ」

ゴーヤ「……それにしても胸糞悪くなる話でち」

イムヤ「無線?」

ゴーヤ「うん、てーとくとアイツの会話」

イク「どんな話なの?」

ゴーヤ「えっと……」

場面は海上に戻る。

「要は雪風の絶望を凝縮して深海棲艦するって事か! ハッ、確かに効果的かも知れんな! だがな……」

提督は左手親指で自分を指差す。

「俺はまだ生きてるぜ」

「し、れぇ……」

「もうちょっとの辛抱だ、雪風」

うめく雪風を励ますように声をかける。

『ここまで生きてるのがおかしかったけどあなたはもうすぐ死ぬのよ。最期に言い遺すことはある?』

「わざわざ聞いてくれるのか。そーりゃ親切なこった」

『今生の別れの挨拶とかオススメよ?』

「そうだなぁ……よし」

無線装置のダイヤルをひねり、出力を最大まで上げる。

「全員に聞かせてやろうじゃないか。俺が、提督であることの証をよぉ……!!」

『さっさとして頂戴。言い終わったらこの主砲でぶち抜いてあげるから』

降りしきる雨の中、思いっきり、息を吸い込み、力の限り、吼え猛る!!





『砲雷撃戦、用意! 撃てぇぇぇぇぇぇッ!!』



三百六十度、全方位。上がる爆炎、水飛沫。

『な、馬鹿な、いつの間に呼んだの!?』

「呼んじゃいねぇよ! 全員自分からこの地獄に突っ込みやがったんだ! 雪風のために!!」

更に無線に向けて叫ぶ。

             カタッパシカラブッツブセ
『俺の心配はいらねぇ!! Destroy'em ALL!!』

『ならば、お前だけでも!!』

戦艦棲姫が16インチ砲を構える。提督も51cm三連装砲を構え……

カチッ、カチ、カチッ

「あ、弾切れだこれ」

次々打ち出される砲撃の音。

「やべ、回避しねぇと!!」

機関を再始動させ、舵をいっぱいに曲げる。

船底部から鋼鉄のひしゃげる嫌な音がする。

『アイアンボトムサウンドに……沈みなさい……!!』

「そうは行くかってんだ! 俺はお前らをオウフ」

ベキベキベキ。砲弾の嵐は、ぷかぷか丸の船底を破り、船体をへし折った。

傾く甲板に提督はバランスを崩し、

「やべ、落ちる落ちタワバッ」

転んだ拍子に頭を打ち、提督は裂けた船の間から暗く深い海へ、転げ落ちていった。

今日はここまで

(中略)あんたが今ここで倒れたら、雪風や猫吊るしとの約束はどうなっちゃうの?
耐久はまだ残ってる。これを耐えれば、戦艦棲姫に勝てるんだから!

             デュエルスタンバイ
次回、「提督死す」 砲雷撃戦用意!

ここまでのあらすじ:戦艦棲姫「提督死亡確認!!」
次回予告? 知らんなぁ?

投下します

海中

イムヤ「!? 司令官が落ちた!?」

ゴーヤ「でも、さっきの会話からするとてーとくの次は雪風の番でち!」

しおい「あわわわ、どうしよう!?」

ゴーヤ「……全員で戦艦棲姫に魚雷斉射、その後すぐしおいはてーとくの救助に向かって! ゴーヤたちで出来るだけ時間を稼ぐでち!」

しおい「わかったわ!」

イク「魚雷発射準備OKなの!」

ゴーヤ「カウント、行くでち! さん、にぃ、いち…」

はち「ふぉいあー!!」

潜水艦娘5人による魚雷の一斉射。だがそれですら致命打にはなり得ないとわかっていた。

しおいは海の底へ潜り、ゴーヤたちは海の上へと浮上して行った。

しおい(早く、提督を引き上げないと……!!)

海上

「ハハハ、あっけない!! 見なさい! これがお前の最愛の人の最期よ!」

捕らえている雪風にぷかぷか丸が沈み行く様をよく見えるように右腕を掲げ、戦艦棲姫は高らかに宣言する。

「し、しれぇ、しれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

雪風の悲痛な叫びは沈み行く船とともに掻き消されていく。

「しれぇが、ゆきかぜのせいで、死んじゃっ……」

「さ、後はこの小娘を握りつぶせばおしま……ん?」

ドゥン、ドゥン、ドゥン、と次々と魚雷が戦艦棲姫に当たる。

「やらせはしないわ!」

次々と海面に出るイムヤ、ゴーヤ、イク、はち。

「てーとくは今しおいが助けに向かってるから、大丈夫でち!」

「提督も雪風もやらせはしない、なの!」

「20ミリ連装機銃が火を噴くわ!」

「煩い小バエどもね」

肩に担いだ主砲を海面に向け、威嚇とばかりに数発ぶっ放す。

「急速潜航!」

あっという間に海に潜り、次の魚雷を発射する。

「このぐらいの魚雷でどうにかできると思ってるのかしら」

「へぇ~。じゃあこれならどうかな?」

潜水艦娘のものよりはるかに強烈な魚雷が戦艦棲姫に炸裂する。

「ぐっ! お前は!」

戦艦棲姫が振り向いた先には、両の腕脚に酸素魚雷を大量に装填した艦娘。

「ハイパー北上さまだよー」

海中

提督を追って急速潜行するしおい。

(……いた、提督みーっけ)

だが、沈む速度は速く、距離もすぐに追いつけるようなものではない。

(急がないと、手遅れになっちゃう!)

全速を出すしおい。だが提督は無情にも沈み続ける。

そんな絶望的状況の中、しおいは見た。

ものすごい速さで垂直方向へ、提督のほうへ潜り行く何かを。

(もしかしてあれって……!)

提督は51cm三連装砲の重みに引かれ、どんどん沈んでいく。

(あぁ、やっちまったなぁ……)

薄れ行く意識の中、ぼんやりと思索を巡らす。

(まぁあいつらは皆来ているようだし負けはないだろう)

脳裏に浮かぶは艦娘達の顔。

(俺がいなくなっても何とかやっていけるだろうし)

(……おい)

(一つ心残りは……まぁ死ぬからあってもなくても関係ないか)

(おい)

脳に直接響くドスの聞いた声。

(幻聴まで聞こえ始めたか。そろそろ俺の人生も終わ『返事しろよこのスットコドッコイがッ!!』

怒鳴り声とも言える意識の割り込みが、提督の意識を死の淵から引き戻す。

(何だよ。海の底に沈んで死に行く人間に何の用だよ)

(このキチガイボケナスビ。私は今二つのことで非常に怒ってる)

謎の声は罵声を浴びせながら怒りを露わにする。

(ひとつは、ぷかぷか丸を沈めたこと。二つ目は死んで艦娘たちへの責任を放棄しようとしたこと。それもどちらも私の目の前で、だ!!)

(というかお前誰だよ。神かよ)

(そうとも、神だよ)





『応急修理女神だよ!!』



(でもお前艦娘用だろ)

『女神ナメんな。提督引き上げてぷかぷか丸直すことぐらい造作もない!!』

(マジで)

『目を開けてみな』

目を開け仰ぎ見ると、そこにはまるでビデオの巻き戻しを行うように修復されていくぷかぷか丸と腕を組んで睨み付ける女神。

(うわぁ、すげぇ)

『おらっ、甲板に乗りな! 海面まで吹っ飛ばすよ!!』

返事を待たず、女神は提督の腕を捕まえぷかぷか丸の甲板に投げつける。海中なので痛くはないが。

(この深さから一気に上がったら潜水病かなんかで結局死ぬんじゃねーの俺)

『私の加護がありゃ死にはしないよ! うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!』

女神は船尾を掴み、その小さな体のどこから沸いてくるのかわからない力で船体を丸ごと持ち上げ始めた。

『弾と燃料はサービスしといたよ! 後は自分で何とかしな!!』

「全く、これはジリ貧だねぇ……」

戦艦棲姫の不意を付いたはいいものの、重雷装巡洋艦の魚雷ですら致命傷というほどではなかった。

「大井っちや木曾っちがいれば良かったんだけどまだ交戦中だし……」

雷巡トリオには姫・鬼クラスとの直接対決。北上は速攻で南方棲戦鬼を沈め、救援に駆けつけたのだが、この有様である。

体勢を立て直した戦艦棲姫は雪風を盾にとりながら反撃を開始した。

「ほらほら、下手に撃つとこの子が死んじゃうわよ?」

雪風をぶら下げながら戦艦棲姫が挑発する。

万全な状態ならばまだしも、今の雪風は身も心もボロボロである。

彼女の言う通り、フレンドリーファイアが死に繋がる可能性は極めて高い。

有効打を与えられないまま、至近弾でじわじわと削られていく。

潜水艦娘達の魚雷攻撃はあっさり凌がれ、必殺の酸素魚雷は雪風を盾に取られて打ち込めず、僚艦は皆外周で死闘を繰り広げている。

いっそ密着して酸素魚雷を全部叩き込んでやろうかという捨て鉢戦法が北上の脳裏をよぎったその時……。

轟ッ!!

そうとしか表現しようの無い音とともに、ぷかぷか丸は海面を飛び出し、空中に躍り出た。

その風圧は絶望の暗雲を散り散りに吹き飛ばし、

その船体は不安を丸ごとひき潰すかのように、勢い良く着水した。

舳先には提督が立っている。右腕には51cm三連装砲。左手には銛。

「地獄から舞い戻ってきてやったぜファッキン戦艦棲姫! あの程度で俺を殺せると思うなよ!!」

(戻ってこられたのは私のおかげでしょうが)

(その点は感謝するが今はハッタリ利かせた方がいいんだよ)

応急修理女神が直接脳内に茶々を入れてくる。

「ならばもう一度沈めるまでよ。それに……」

盾にするように雪風を掲げる。

「あなたの最愛の人を撃てr」

ドゥン

響く砲撃音。千切れ飛ぶ戦艦棲姫の右腕。

「そんな……!?」

吹き飛んだ右手は力を失い、雪風を手放す。

重力に引かれ落ちていく雪風。

「あら、よっと!!」

提督は、落ちてきたその華奢な体に腕を伸ばし、絡め取るように抱き寄せる。

「もう大丈夫だ、雪風!」

「しれぇ!!」

首に巻きつくように提督の体に抱きつく雪風。

「……ならば、諸共砕け散れぇ!!」

戦艦棲姫はそんな二人に16インチ砲で狙いを定め、発射した。

響く砲撃音。巻き上がる爆煙。そして、グシャリと言う音。

音の出所は、戦艦棲姫の主砲。

「ば、馬鹿な!?」

煙が晴れる。そこには雪風を庇うように立ち、砲を向ける提督の姿。

51cm三連装砲で、戦艦棲姫の砲弾を相殺し、ぶち抜いたのだ。

「それが、最後の抵抗か?」

「くっ……!」

「周辺の戦いも大勢は決した。雪風も取り戻した。チェックメイトだ。だが……」

提督はそこで言葉を切り、雪風をそっと下ろす。そしてそっと耳打ちする。

「機関一杯、限界まで回してくれ」

雪風はこくり、とうなずくとレバーを握り。限界までスロットルをあげた。ぷかぷか丸が始動し始める。

再び戦艦棲姫のほうを向き、言葉を続ける。

「だが、テメェは俺が直々に手を下してやる。二度と海面に上がりたくなくなるぐらいの恐怖を刻み付けて海の底に沈めてやる!」

加速するぷかぷか丸。抵抗とばかりに戦艦棲姫は副砲を撃ちこんで来る。

「沈め、沈め、沈めぇぇぇぇ!!」

右手と砲を失ってバランスが崩れたせいかまともに当たらない。

提督は銛を構える。大物に狙いを定める漁師の目。その視線が戦艦棲姫の怒りの籠もった視線と交わった刹那。

飛び出した銛は、戦艦棲姫本体の右肩に突き刺さった。

「このぐらいどうってことはないわ!」

突き進むぷかぷか丸に叫び返す戦艦棲姫。だが返事は銛の下から聞こえてきた。

「そうだろうな。だがこれならどうかな?」

顔面に突きつけられる主砲。銛にぶら下がった提督が突き出したものだ。ちょうど胸と腹にも突き当たっている。

「テメェの敗因は三つ。一つは雪風を攫った事」

渾身のストレートを叩き込む直前のように腰を捻り軽く腕を引く。

「一つはうちの鎮守府に喧嘩を売った事」

51cm三連装砲のトリガーに指を掛ける。

「そしてもう一つは……」

「あ……あぁ……」

「この俺を怒らせた事だぁぁぁぁぁ!!」

砲身を刺し貫かんばかりに叩きつけると同時に、三門ぶんのトリガーを同時に引く!!

ところで、この世には物理法則というものがあります。

その一つが作用・反作用の法則です。

実物より小型化されているとはいえ、とてつもない破壊力を生みだす砲弾を放つ51cm三連装砲。

そのようなものを目標に密着した状態で、しかも三門同時に撃ったらどうなるでしょう?

耳を劈くような轟音。尋常ならざる衝撃。覚えているのはそこまでだった。


がばり、と身を起こす。ざっと見渡すと白い布団、白い壁、白い天井、そして……

「し"れ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"!!」

涙で顔をぐしゃぐしゃに濡らした我が相棒、雪風。上から覆いかぶさるようにぎゅう、と抱きついてくる。二度と離すまいというかのように。

俺の胸に顔をうずめて泣き続ける。どうしたものかと思案していたら、戸が開く音がした。

「あ、司令官。お加減はいかがでしょうか? どこか痛むところとかありませんか?」

入ってきたのは看護帽をかぶった初霜。

「右腕から肩にかけてバッキバキに痛いが……あー、まー、大丈夫みたいだな」

痛みをこらえながら腕から指先まで動くことを確認する。

「本来なら右腕丸ごとなくなっててもおかしくないですよ!? 戦艦用主砲で密着して砲撃するなんて!」

「まぁこの通り俺の腕は無事だし。それよか俺と雪風助けに行ったせいで沈んだヤツはいるか?」

「戦艦棲姫の撃沈で敵は統制が取れなくなったんでこちらは大した被害は有りませんでした」

「なら何の問題もないな」

安堵のため息をつきながら左手で雪風を撫でる。

「こんな無茶は二度としないでくださいよ? ぷかぷか丸が轟沈したときは肝が冷えましたよ!?」

「大丈夫大丈夫。二度としないって。頭に血が上って怒り狂ってない限りは」

「それ可能性あるって事ですよね!?」

「だってさぁ……」

ぐすぐす泣く雪風を見ながら言葉を続ける。

「大好きな雪風や皆を傷つけられて何もしないでいられるほど温厚じゃないし?」

「だからって司令官が直接出向くのは無謀ですって! 生身の人間が砲弾にまともに当たったら死んじゃいます!」」

「いいじゃん勝ったし」

「それに、司令官が死んだら雪風ちゃんはもちろん、皆が悲しみますよ!!」

「それもそうだな」

軽くうなずき、雪風のほうに目をやる。

「でも大丈夫。俺は幸運の女神のキスを受けてるからな。なぁ雪風?」

「しれぇは、ゆきかぜがまもりますから……ぐしゅ」

「な?」

「『な?』じゃないですよ、まったくもう……」

呆れたようにジト目でにらむ初霜。

「大体よー、それ言ったらお前ら全員そうだよ。雁首揃えて全員出てきて。いそうな気配したから活用させてもらったけど」

「来てるの知ってたんですか!?」

初霜が目を丸くする。

「いんや、実際砲撃の音が聞こえるまでは確信はなかったけどな」

肩をすくめて続ける。

「全く、俺のために危険を顧みず全軍突撃とか、莫迦だよ莫迦。まぁ雪風のために単騎駆けする俺も似たようなもんだがな! あっはっは!!」

突然、バン! と開く扉。飛んでくる艦載機。いや、帆船。そこから飛び出し、俺の顔面に向かって飛び蹴りを放つ妖精。

「バカハドッチダー!!」

「おおっと」

右腕でガード。割と痛む右腕でガード。体調が万全ならまだしも、この状況下では向う脛を思いっきり蹴られたのと変わりない衝撃。

「――――!!」

声にならないレベルの激痛。

「しれぇ!? しれぇぇぇ!?」

「私がいなかったら一回、いや二回は死んでたんだからね……ってありゃ、やりすぎた?」

蹴った反動で軽やかに着地――俺の腹の辺りに――したのは応急修理女神。どうも想定外の反応だったらしい。いや怪我したほうの腕で庇う俺の責任もあるが。

「司令官は病み上がりなんでですからそういうのは治ってからにしてください」

治ってたらいいのかよ初霜よ。

「とりあえず説教は治ってからじっくりたっぷりするから早く治しなさいよ!!」

言うだけ言って女神はあっさり去ってしまった。

「行っちゃいましたね」

扉のほうを見ながら初霜がつぶやく。

「……あー、俺は寝るわ。うん。ほれ、雪風降りろ」

ぽふぽふと雪風を軽く叩くが、雪風は首をふるふると横に振り、より強く抱きついてきた。

「ゆきかぜは……しれぇから離れたくないです。離したくないです」

「お熱いですね、司令官」

「冷やかすな」

「お邪魔だと思いますのでごゆっくり」

そそくさと退室し、扉を閉める初霜。

「おいぃ!?」

部屋に残るは俺と、涙目でこっちを見つめる雪風。

「……ほれ、布団入れ」

腕の痛みをこらえながら雪風を布団でくるむ。抱きつく雪風の体が暖かい。

(まったく、ほっとけないヤツだよ、雪風は)

そんなことを考えつつ眠りに付く。治ったらいつも通りの生活が始まるだろう。

だがそのときまでひとまずは。おやすみなさい。

次回予告

島風「実は私ね、従姉妹に当たる子が一人だけいたの」

謎の新艦娘!

??「やっと私の出番ですね」

伏龍目覚める!!

提督「こ、これが水上偵察機の真の力…!!」

新しいシステム!!!

一体どうなってしまうのか!!! 春イベント編、予定は未定!!

スレ建てる前から書こうと思っていた話だったのはここだけの話 というわけで綾波編投下するよー

鎮守府、執務室。

提督は大本営からの資料を読みつつ眉を顰めていた。

提督「ぐぬぬ」

綾波「司令官、あまり根つめると体に毒ですよ。ここは一息入れてお茶にしましょうか」

提督「……来ねぇ」

綾波「何がですか?」

提督「改二だよ、か・い・に! まさかレーベとマックスのほうが先に来るとは思わなかったぜ畜生!」

資料を棒状に丸めて机をべふべふ叩く。

提督「夕立も来た! 衣笠も来た! 金剛シスターズも来た! いや榛名はまだだがもう来ることは確定してる!」

机を叩くのをやめ、資料を綾波のほうに突きつける。

提督「然るにお前だ綾波! 南方海域も大詰めだしそろそろ来てもいい頃だと思うんだよ!!」

綾波「あー、あれはちょっと迷子になっちゃっただけですし…お恥ずかしい」

提督「ぽこじゃか敵艦沈めまくって『ちょっと迷子になった』で済ますなよ!」

綾波「それより雪風ちゃんの改二はどうなんですか?」

提督「響がヴェールヌイになって以来ずっと待ってんだけど大本営からの資料にそういう気配はさっぱりない」

丸めた資料を机へポンと放り投げて言葉を続ける。

提督「過去のトラウマ要因の大半が雪風時代のものだから丹陽になればちったぁあの泣き虫も解消されるんじゃないかなぁと思うんだが」

綾波「名前や艤装や見かけが変わっても中身が変わるわけじゃないから多分雪風ちゃんも変わらないと思います」

提督「ですよねー……響も名乗りが変わった以外は特段変化なかったし」

早く雪風と綾波の改二来やしませんかね

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

はっちゃん了解

潜水艦娘ぶんもう2/3消化してしまうぞ(春イベントで増えなかった場合)

さて春イベントまであと4日ぐらいしかないわけですが皆さん準備はできてますか?
というわけで全く話の筋と関係しないはっちゃん編投下ー

オリョール海での作戦終了後

はち「ご褒美にシュトーレン食べたいなぁ」

提督「シュトーレンはないが……これなら」

デデーン

提督「電子書籍タブレット!!」

はち「!!」

提督「防水加工済みだから風呂場とかでも大丈夫だぞ。本の購入は自腹だが」

はち「Danke!!」

提督「いいってことよ。何か大本営から無料で送られてきたが使い道なかったし」


別の日、東部オリョール海

提督「今日も元気に強襲揚陸部隊すりつぶすぞー敵に魚雷をぶちまけろー」

バシュー

提督「……あれ、一本少なくね?」

バシュー

提督「ひーふーみーしーご、やっぱり一本少ない。誰も中破してないはずだが」

ザバァ

提督「ん、はっちゃんどうしたそんなに慌てて戻ってきて」

はち「タブレットだと魚雷が出ませんでした」

提督「そういうもんなの?」」

はち「えーと、これでいいかな。次はちゃんと撃ちます」

ザバーン

提督「……今持ってったの秋雲作のウス=異本じゃなかったか?」


なお魚雷は正常に発射された模様

提督「アレでいいのかよ!?」

偵察機の追加システムどうなるんだろうなぁ

例によって小ネタ艦娘とか安価下

球磨は既出やねぇ

というわけであきつ丸了解ー

ウス=異本じゃなくてウ=ス異本じゃなかったかな

果たしてどんな魚雷が出てきたんですかねぇ(ゲス顔)

>>685
なんてこった…!!

>>686-687
はっちゃん編Sequel

秋雲「あれ、提督。私の本ここにおいてあったと思ったんだけど」

提督「はっちゃんが魚雷発射装置の代用として持ってたぞ」

秋雲「ええー。まぁ試し刷りの分だからいいけどさー」

提督「そもそも何でお前がここにいるんだよ」

秋雲「いやー、一区切り付いたんで後ろのハンモックで寝てたら出撃しちゃうんだもんなぁ」

ドゥン、ドゥン、ドゥン、グチャ、ドゥン、ドゥンと後ろで魚雷の着弾音が聞こえ

提督「……グチャ?」

どう考えても魚雷の着弾音ではない。振り向き、様子を確認する。そこには触手に絡まれながら沈み行く深海棲艦の姿が!!



イ級「ウボァー」グッチョグッチョ



提督「」

秋雲「あー、触手モノだったからねぇアレ」

提督「SAN値直葬モノだよ畜生!! 誰得だよ!!」

秋雲「普通の触手モノだけど相手が悪かったねぇ」

提督「はっちゃんの本の代用品探さなきゃな……」

秋雲「提督も一冊どう?」ヒョイ

提督「……雪風じゃねーかこれ! あいつが見つけたら泣いちゃうから無し無し。と言うか姉をモデルにするとか恐ろしいなお前」

秋雲「提督も気にいると思ったのになー」

あきつ丸編

鎮守府、工廠

提督「これであきつ丸も改造完了、と。それが飛行甲板か。飛鷹たちみたいに式神を飛ばすのか?」

あきつ丸「いえ、提督殿。自分はこの回り灯籠を使うであります。こうやって影絵を写して……」

バラバラバラ、と飛び出すカ号。立体化された瞬間、妖精さんがすばやく飛び乗り操縦する。

提督「式神もよくわからない理屈だったが更に輪をかけて訳がわからないな……」

あきつ丸「深海棲艦ほどではないと思うであります」

提督「じゃあとりあえず紫電改二と流星とスツーカ乗せて……」

あきつ丸「あっ、艦攻と艦爆は無理であります」

提督「ナンデ!? 艦攻艦爆不可ナンデ!?」

あきつ丸「……提督殿。その理由、どうしても知りたいでありますか?」

提督「だって言っちゃ悪いが15.5副ガン積みですら心もとない火力だし夜戦も雷撃ないからお察しだし攻撃機積めないとなぁ……」

あきつ丸「揚陸艦に火力を求めてはいけないのであります。理由をお見せするので余った彗星と修復材を用意して欲しいであります」

提督「彗星はそう積むもんでもないけど解体するには微妙に惜しいからねぇ。ほれ彗星……ん? 修復材?」

あきつ丸「……彗星を灯籠に取り付けて……あっ、灯籠から離れたほうがいいであります」

提督「お、おう」

あきつ丸「では点灯」

灯籠から伸びるスイッチをあきつ丸が押した瞬間、ドゥン!! という音とともに灯籠が近くで待機していた彗星妖精ごと吹っ飛んだ

彗星妖精「アジャパー」

提督「!?」

あきつ丸「灯籠に着火すると爆装や雷装ごと吹っ飛んでしまうのであります」

提督「なにそれこわい……でも艦偵ならそう大仰な武装はないし積めるかな」

彩雲妖精「」

提督「あ、ちょうどいいところに」

彩雲妖精「バクハツシサンヤダー!!」(ダッシュ

提督「あっ、逃げた」

あきつ丸「……まぁあんなところ見てしまったら仕方ないかもしれないでありますね……」

せめて艦偵ぐらいは積ませてくださいよー!!

例によって小ネタ艦娘とか安価下
イベントが近いのでネタ消化遅れるかもしれないけど

なっちー了解ー

そもそもなんで揚陸艦や輸送潜水艇が戦う羽目になっているんですかね…

さーてE-1クリアしたし投下するか

―――このスレは青少年のなんかに配慮しています―――

那智「今夜ばかりは呑ませてもらうぞ!」

提督「そうだな。まぁ呑むなら帰ってからな」

那智「そういえば司令官が宴席などで呑んでいるところを見たことがないが……」

提督「呑まないからな」

那智「下戸なのか」

提督「呑めないのではなく呑まないんだ」

那智「では呑めるのだな」

提督「呑めるが呑むと碌なことにならんからな」

那智「なに、私たちの中にも酒飲みはたくさんいるし問題ない。今夜は司令官も呑もうではないか」

提督「……後悔することになるぞ、互いに……」


翌朝!!

そこには後頭部に大きなたんこぶを作った提督と、左手首に湿布を貼った那智が!!

提督「まぁ、その、なんだ。記憶はないけど大体何があったかはわかる。すまん」

那智「……まさか酒乱だったとはな。黙りこんだと思ったら裏拳で殴りかかってきた時はびっくりしたぞ」

提督「見境なく暴れるらしい上、その間の記憶ないから酒は断ってたんだが」

那智「雪風ならさすがに殴らないだろうと彼女を盾にしたらいきなり手首掴んで握撃してきた時は正直ものすごく痛かった」

提督「……すまん」

那智「いやこっちも司令官の嫁を盾にするのはやりすぎたと思う。すまない」

提督「ところで俺の後頭部のこぶは」

那智「提督が私の手首握って動きを止めたところで羽黒が『ごめんなさいっ!』といいながら椅子でゴン、と」

提督「そうか……その判断は実際正しいから不問だ。羽黒にそう伝えてくれ」

那智「司令官が直接行ったほうがよくないか?」

提督「不問だが頭が痛いのは確かなんで今日は寝る! というわけでよろしく!」

そう言ってワンステップで布団にとび込む提督。そのまますやすや寝息を立て始める。

那智「元気そうに見えるのだが…」

―――地名について―――

提督「なぁ、猫吊るしよ」

猫吊「何でしょう?」

提督「海図見てて思ったんだが何でキスカやソロモンじゃなくてキスやサーモンなんだよ。魚類かよ」

猫吊「一部の艦娘が昔の記憶フラッシュバックしてトラウマ起こさないようにするための処置です」

提督「夕立とか大丈夫そうだったが」

猫吊「他にもいるでしょう。雪風とか雪風とか雪風とか」

提督「その点は雪風だされたら反論しようがないが霧艦のときは普通だったじゃないか」

猫吊「ゲストの方々が迷ったら困るからです」

提督「まぁそれなら筋は通るな…釈然としないけど」

―――春イベント編第一弾―――
あらすじ:敵艦隊を! 索敵機で!! ぶっ潰せ!!! 説明!!

提督「まぁそういうわけで航戦やら航巡やら持ち出したんだけど」

日向「潜水艦にも攻撃できる……航空火力艦の時代だな」 1ダメ>

提督「輪形陣の潜水艦とか心底どうでもいいので無視して欲しいんですが」

最上「僕たちみたいに晴嵐外して水偵にするとか」

提督「しようと思ったらめっちゃ嫌そうな顔された」

最上「うん、まぁ、わからなくもないけど」

提督「……というかノリで航巡出したけど観測機だけなら重巡でよかったのでは。利根とか改二あるらしいし」


大鳳「……敵艦隊主力、発見しました!」

提督「よーし、敵先鋒のツラを拝ませてもらおうか!!」

フラリ改「ドーモ、テイトク=サン、リ級Flagship改善は賢く強」 チュドドド

最初のアンブッシュで敵僚艦の被害は甚大である(大体加賀と大鳳のせい)

日向「艦載機を飛ばして突撃……これだ」 ゴウッ

僚艦「ギャー」

伊勢(出撃時に日向遅いよ、って言ったの根に持ってんのかなぁ)

フラリ改「えっ、えっ」

提督「フラヲのほうが手強かったんじゃないかねこれ」

三隈「あちらは輪形陣とはいえ僚艦がフラ戦2隻確定ですしこちらは普通の水雷部隊なので仕方ないのでは…」

フラリ改「ちょっと!? 私の見せ場は!?」

加賀「鎧袖一触よ。心配要らないわ」

フラリ改「そういうことじゃウボァー」チュドドドド

提督「フラグシップ改とはなんだったのか」



猫吊「どうやら前線部隊をやっつけたようですね」

提督「全くのベイビーサブミッションだったな」

猫吊「そこで、報酬に艦戦をプレゼント! あの機体の改です!!」

提督「伝説の震電改か!!」

烈風改妖精「レップウカイダヨー」

提督「」ズコー

提督「なんでや! 震電改くれよ!! あるんだろ! なぁ!?」

猫吊「世界のバランスが変わるので」

提督「震電改一つぐらいで変わるわけないでしょぉぉぉぉぉ!?」

猫吊「じゃあ烈風改はいらないんですね」

提督「いや、もらっとく」

次回予告!

「勝手は! 榛名が!(ゴシャ) 許しません!!(グシャ)」
「今昼なのに二回殴らなかったか」

「距離、速度、よし! 全門、斉射ァ!!」パチ
「それは探照灯のスイッチだ」

「カッコカリを超えて、私、爆誕!!」
「火力ないな」
「強襲揚陸艦や輸送潜水艇や工作艦に攻撃能力求めないでください」

次回、「ボス前の夜戦マスは有害」 果たして谷風や初風に出番はあるのか!? 雪風に出番はないのか!?

提督「ないです。だって索敵値低いし……」
雪風「し゛れ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」


このスレは、各艦これSS、鋼鉄少女、艦これ妖精4コマ、ニンジャスレイヤーを応援しています

>>695
フラワとかいう夜戦で正規空母クラスを大破させてくる畜生を見たら非戦闘用艦艇でもそのぐらいの火力が欲しくなろうというものである

ネタ消化が遅れるかもしれないとはいったがやらないとはいってないので例によって小ネタ艦娘とか安価下

蒼龍は消化したんで飛龍行きます

雪風カワイソス E4までお留守番だね

>>713
で、E5でまた出番がなくなると(支援艦隊に出せばいいけど) 投下ー

―――ボス前の夜戦マスは超有害(憤怒)―――

あらすじ:敵艦隊を! 残党ごと!! ぶっ潰せ!!! 説明!!

提督「というわけでとりあえず戦艦に水偵を載せたわけだが」

霧島「この間まで廃棄してたのによくこんな短時間で集められましたね」

提督「近代化改修用のネームシップ軽巡・重巡から取れるし」

霧島「資料見ると『今、水観作成が熱い!!』とかありましたけど」

提督「どう見ても水偵に毛が生えた程度だ。大和と武蔵が持ってきた分で十分」


榛名「勝手は! 榛名が!(ゴシャ) 許しません!!(グシャ)」

提督「んん……? 今昼なのに二回殴らなかったか」

榛名「榛名は大丈夫です!」

提督「気のせいかな」

金剛「Burning……(ゲシャ)Loooooooove!!(グシャ)」

提督「……やっぱ二回ぶち込んだ気がするぞ」


提督「ここら辺で偵察を行えば敵主力が見つかるはず……ん?」

夜闇が辺りを包み込む!!

説明しよう!! 深海棲艦は特殊な気体を放出して夜闇のごとき空間を一瞬にして創りだすことができるのだ!!

撤退時の煙幕代わりに使ったり、今回のように奇襲に使ったりすることができるのだ!!

提督「そうだよなぁ、ここに伏兵張るよなぁ。誰だってそうする。俺だってそうする」

<Shit!! テートクニモラッタタイセツナソウビガ!!
<ソンナ、ワタシノセンキョウブンセキガ
<アアッ、クマリンコノオヨウフクガ

提督「……当ててきたのはリのチのチ、全部FSか。鉄底海峡ほどじゃないがこっちは夜戦出来ない空母込みだぞ畜生」

霧島「被害甚大です、どうしますか?」

提督「撤退だ、探照灯を持ってこよう」


霧島「距離、速度、よし! 全門、斉射ァ!!」パチ

ペカーッ

提督「それは探照灯のスイッチだ」

霧島「……斉射オラ斉射ァ!!」ドゴンドゴン

提督「ごまかすのはいいけど先にスイッチ切ろうね?」

加賀「敵主力発見しました」

提督「さーて次はどんなヤツかな」

フラル改「ドーモ、テイトク=サン、ル級Flagship改善は賢く強い!!」

提督「ザッケンナコラー!! 天丼ネタとか深海棲艦いい加減にしろよ……」

(無常にも飛ばされる戦闘シーン)

フラル改「アバッ、アババーッ!!」

金剛「口だけのBigMouthでしたね、テートク!」

提督「夜戦のフラチのほうが怖いってのはちょっとボスとして威厳が無さ過ぎじゃないですかね」


明石「ふんふふ~ん♪」

大淀「今日はいつになくご機嫌ですね」

明石「今日辺り私の戦闘用艤装が届くって連絡があってね。これで明石(仮)なんて言わせない!」

猫吊「ちわー、三河屋デース」

明石「来た! メイン艤装来た! これで勝つる!!」

猫吊「冷やかしに来ました」

明石「」ズコー

猫吊「提督さんたちまた夜戦で大破撤退したんでもうちょっと後回しです。チャオ!」トテテテ

明石「うー、早く突破してよー提督ー…」


この後無事艤装が届いた模様

次回予告!!

「金剛SistersのPower、見せてあげるネー!」
「地獄金剛、鬼榛名、羅刹霧島、夜叉比叡というぐらいだしな」

「実は私ね、従姉に当たる子が一人だけいたの」
「うん、知ってる」

「ドーモ、テイトク=サン。姉がお世話になったようで」
「お前妹なの!?」

次回、「輪形陣のフラ戦は無害」ポートワインに三式弾の嵐が降り注ぐ!!

谷風「あれ!? 谷風の加入話は!?」
提督「お前E2はおろかE3でも出やがって! ちったぁ初風に出番譲れ」

投下終了。E-5の話聞くだけで手が震えてきますね(白目)

天津風『陽炎型がとうとう睦月型並の大家族に……』
まるゆ『』←ドロップいうよりサルペ

>>722
雪風とケッコンしたってことは義理の姉や妹がたくさんできることになるな…
胸が熱くなるな……

さてE-3ぶん投下するか

―――輪形陣のフラ戦は無害(高装甲持ちに限る)―――

あらすじ:ポート! ワインを!! ぶっ潰せ!!! 説明!!

島風「あのね、提督。実は私ね、従姉に当たる子が一人だけいたの」

提督「天津風だろ、知ってる」

島風「……ポートワイン、攻略できるよね…?」

提督「当たり前だろ。俺と仲間たちを信じろ」


提督「というわけで金剛、比叡、榛名、霧島に烈風ぽこじゃか積んだ加賀と大鳳でポートワインをぶっ潰す」

金剛「金剛SistersのPower、見せてあげるネー!」

提督「地獄金剛、鬼榛名、羅刹霧島、夜叉比叡というぐらいだしな」

この後滅茶苦茶殴られた。


提督「単縦でエリ潜が二隻でた時はどうしようかと思ったが」

加賀「鎮守府近海の対潜部隊と違って私達は十分な装甲がありますから」

提督「フラ戦も怖くないし」

加賀「十分な装甲がありますから」

提督「それは東京急行の時に知った」


港湾棲姫「ドーモ、テイトク=サン。姉がお世話になったようで」

提督「お前妹なの!?」

港湾棲姫「来るなといったじゃないですかー! やだー!!」

提督「初耳だよ!?」

護衛要塞(ボソボソ)

港湾棲姫「あ、周波数間違えてて無線届いてなかったみたい」

提督「おい」


このあと無茶苦茶三式弾叩き込んだ

ttp://mmoloda-kancolle.x0.com/image/68761.jpg

天津風「いい風来てる? ジセダイガタクチクk……」

提督「声だけしか聞こえないが」

島風「やったぁぁぁぁぁ!!」ドピューン

提督「うれしいからって速攻さらって行きやがったぞアイツ…」

次回予告!

「まさかこれで終わりだと思った?」
「なければいいなと思いながらあると思ったよ畜生!! 酒匂がこない時点で怪しいと思ったけど!!」

「ドーモ、ヲ級フラグシップ改善デス! 他の二人と一緒と思うなよ」スカッスカッ
「お供のタ級のほうがいい仕事してるんですがそれは」

「速いだけじゃ、ダメなのね……」
「島風ーッ!!」

哀れ島風は天津風をさらったインガオホーを受けるのか!?

次回、「ダメコンの発動は心臓に悪い」 中部太平洋に爆雷の雨が降り注ぐ……!!

島風「提督ひっどーい!!」
提督「余り過ぎたダメコンが悪い」

資材が10万あってもE-5クリアできるか怪しいものだ(白目)

E-5の例の鬼はエコ支援だけ(しかもエコ支援が全ミスしても)破壊できる…できるのだ!!

投下します

提督「ふー、敵の前線基地粉砕したんでこれで終わり」

猫吊「これで終わりだなんておかしいと思いませんか? ノット単位で島が移動しますか?」

提督「ついに頭がおかし、そもそもからおかしかったか。その頭、明石に修理してもらったらどうだ」

猫吊「そんなことより、これ見てくださいよ。北太平洋の様子なんですがね」ピッ

いつの間にか吊り下げられたスクリーンに、映像が映し出される。
そこには、島と思しき何かが少なくともまるゆより高速で動いている様子が!?

提督「なにあれ」

猫吊「ほらあの部分見てください。見覚えありませんか?」

提督「……飛行場姫や港湾棲姫がつけていた滑走路に似ているな」

猫吊「多分最新鋭の新型深海棲艦でしょう」

提督「まさか」

猫吊「まさかこれで終わりだと思った?」

提督「なければいいなと思いながらあると思ったよ畜生!! 酒匂がこない時点で怪しいと思ったけど!!」

猫吊「アレをぶっ潰せば太平洋の半分の制海権はいただいたも同然ですよ」

提督「クソッタレェ……。後はゆっくり初風探そうかと思ったのによぉ……!!」

ExtraOperation 死闘、孔雀島の鬼!! 前編

―――ダメコンの発動は心臓に悪い―――

あらすじ:爆雷で! 潜水艦を!! ぶっ潰せ!!! 説明!!

提督「というわけで潜水艦をぶっ潰して前線を押し上げる必要があるらしい」

ボードに貼り付けられた中部太平洋地域の海図と海流。提督はそれをバン、と叩く。

提督「事前情報によると何か駆逐艦四隻あれば敵主力の待機地点まで固定で行ってくれるらしいので実際楽な任務だ」

ブリーフィングを続けながら艦娘たちに装備を配る。

伊勢「あれ、これ日向の分の晴嵐じゃない? よく取り戻せたね」

提督「瑞雲六三四と換装するからちょっと待ってろといったらあっさりと」

伊勢「あれでミーハーだからね……ってちょっと待って。今瑞雲六三四を装備してるのって」

提督「水上機基地に絶賛遠征中のちとちよだな」

伊勢「提督、血も涙もないね……」

提督「そりゃ深海棲艦ぶっ殺すためならこのぐらいはしないと」


フラヲ改「ドーモ、ヲ級フラグシップ改善デス! 遅れて改になった他のサンシタ二人と一緒と思うなよ」

ブーン スカッスカッ

提督「お供のタ級のほうがいい仕事してるんですがそれは」

島風「はぅ…この私がやられるなんて…」

提督「だが、お前らにかかずらってる暇なんてないから!」

伊勢「敵主力、発見しました!」

提督「おっしゃ、全艦、突撃ぃ!」

フラヲ改「あっ、ちょっと、今度こそ当てるから待って」

提督「待てといわれて待つヤツなんていねーよ!!」

提督「さて、ここが主力がいると思しき場所だが」

ヴェル「ソナー感、敵五隻」

マース「FSヨ・カ各1、Eliteカ2、そして…アンノウン1」

提督「その不明艦がおそらくは主力旗艦……みんな、いけるか?」

島風「うぅ……」

雪風「島風ちゃん、大丈夫…!?」

島風「正直、ダメかも……」


ヨ級フラ(……敵艦隊接近中。一隻大破の模様)

ソ級エリ(ふん、愚かね。一発沈めてこっちに引き込んで報いを受けてもらいましょうか)

カ級フラ(せやね)

ソ級エリ(全艦魚雷装填……発射!!)

バシュー

那珂「!? 魚雷接近中! 全艦回避して!!」

島風「あっ――」

急加速しようとした島風はバランスを崩し、海面に倒れる! そこに向かうはソ級の魚雷!!

ソ級エリ(グッバイ、島風! 貴女の死因は不運な転倒からの魚雷死だーッ!)

響く爆音。上がる火柱。それは直撃の証。島風の声がかすかに聞こえる。

島風「速いだけじゃ、ダメなのね……」

提督「しまかぜー(棒読み)」

ソ級エリ(ヒッサツ! 間違いなく殺ったァーッ! キンボシ・オオキイ!! さぁ回収しに行きましょ)


島風が沈んだ地点まで回りこみ待機するソ級。だがいつまでたっても沈んでこない。

ソ級エリ(アレ?)

上を見やると妖精さんたちの力によって海面まで引き上げられていく島風の姿が!!

ソ級エリ(ナンデ!? 妖精=サンナンデ!?)

提督「よし、島風救助成功したし後は爆雷を叩き付けるだけだな。撃てー!!」

ボチャボチャボチャ

ヨ級フラ(グワーッ!!)

カ級フラ(アバーッ!!)

ソ級エリ(オゴーッ!? オゴゴーッ!!)


提督「というわけで皆の不断の努力あって敵離島攻撃への橋頭堡を築けたわけだが」

島風「提督ぅ~……!」

提督「酷い作戦なのは認める。うん。実際殴られても文句は言えない」

島風「転んで魚雷が当たって体が沈んだとき、すっごく、すーーーっごく怖かったんだからね!!」

目に涙を浮かべながら提督を両の拳でポカポカ叩く島風。

提督「だからダメコンつけてただろ」

島風「つけててもすごく怖いからやめてよ!!」

提督「だがたまにはダメコン妖精使わないとなぁ。いつも出番がないって不貞腐れてるし」

島風「私たちのメンタルのことも考えてよ!?」

次回予告!!

「あの子は……一度も戦場に出たことにない箱入り娘なんです」
「出る前に戦争終わっちゃったもんね」

「アイツが酒匂を捕らえているって?」
「えぇそうです」ニヤニヤ
「その顔で言われても信用ならん」

「やだなー行きたくねーなー」
「何のために10万も資材ためたんですか」
「大型建造のため」

「四桁単位で資源が吹っ飛んでいくぞ……」
「大型建造よりはましだと思いますが」

「ココまで来るとはね……いいでしょう……」
「テメェ絶対ぶっ殺してやるけんのぉ……!!」

提督たちは囚われの酒匂を救い出すことが出来るのか!?

次回、ExtraOperation 死闘、孔雀島の鬼!! 後編「ロンゲスト・デイ・オブ・サクテキキ」
ピーコック島に烈風が吹き荒れる!!!

雪風「しれぇ、雪風の出番は」
提督「支援艦隊出すから大丈夫だ」
雪風「わーい」

あと二回、あと二回だ…!!

乙です
やっぱりE-4はカ号とか晴嵐とか瑞雲を積んで対潜哨戒機母艦になった航戦が多いんかね

乙でしたー
いつごろからニンジャスレイヤーテイストになったのか思い出せない

>>739
別に2マス目まともに戦う必要ないのでカ号2晴嵐2にしてたねぇ

>>740
あきつ丸編ぐらいからかな(震え声)

>>751
ラス1が見えてから5回で済みました

というわけで投下

鎮守府、執務室

雪風「しれぇ、通信が届いています!!」

提督「あんがと。なになに、ピーコック島近辺の敵艦情報ねぇ……」

提督調査中……

提督「……うわぁ」

雪風「しれぇ?」

提督「もう前線築いたしあとは国のお偉いさんに任せればいいんじゃないかな(震え声)」

雪風「しれぇ!?」

猫吊「何馬鹿なこと言ってんですか。国に負担を押し付けるとか見下げ果てたクズですね」ニョキ

提督「でもなー道中に戦艦棲姫とかさー。やだなー行きたくねーなー」

猫吊「何のために10万も資材ためたんですか」

提督「大型建造のため」キッパリ

猫吊「ビスマルクは別に逃げやしませんよ。さぁ文句言わないで準備して」

提督「しゃーねーなー。雪風、夕立とちとちよ、金剛榛名と一緒に支援砲撃任せたぞ」

雪風「了解です!」

提督「主力はどうするかな……」

ExtraOperation 死闘、孔雀島の鬼!! 後編「The Longest Day of SAKUTEKIKI」


猫吊「そうそう、良いニュースと悪いニュースが有ります」

提督「こういうのは良いニュースがどうでもよくて悪いニュースが致命的なんだろ。良いニュースから聞こうか」

猫吊「ピーコック島を攻略すれば今回の作戦はおしまいです!」

提督「知ってた。悪いニュースは?」

猫吊「クリア報酬用の酒匂なんですが移送中に深海棲艦に攫われました。離島棲鬼が捕えています」

提督「アイツが酒匂を捕らえているって?」

猫吊「えぇそうです」ニヤニヤ

提督「その顔で言われても信用ならん」

猫吊「でも事実ですし」

提督「……わざと捕らえさせたんじゃないか?」

猫吊「知りませんねぇ?」

ドタドタドタ、バンッ

矢矧「提督!!」

提督「矢矧か。そんなに慌ててどうした。酒匂のことでも耳にしたか」

矢矧「そうです。酒匂が敵の手に落ちたと聞いて。あの子は……一度も戦場に出たことにない箱入り娘なんです」

提督「出る前に戦争終わっちゃったもんね」

矢矧「えぇ、だから心配で心配で……敵部隊は精強という話ですし」

猫吊「こういう話を聞いたら黙ってはいられないでしょう?」

提督「行きますよ! 行きますとも畜生!! ふぁっく!!」

猫吊「頑張って下さいね」ニヤニヤ

提督「まぁこういう日のために開発やら大型建造やらアイアンボトムサウンドの攻略やらしたんだろうなーと思わざるをえない」

工廠で装備を確認する提督。

提督「さて、諸君。準備は万全か?」

霧島「万全です、司令!」

武蔵「勿論だ」

大和「もうホテルなどとは言わせません!」

大鳳「烈風、流星改、いつでも発艦できます!」

加賀「問題ないわ」

赤城「準備万端です!」

提督「では、出撃ぃぃ(ブブー)あん?」

工廠妖精「やんごとなき事情があるので予備の艦娘減らしてください~」

提督「あぁもう! あぁもう!!」


この後明石とか天津風とか無茶苦茶近代化改装した

提督「うん、嘘とか冗談とか見間違いとかであって欲しかったけど」

戦艦棲姫「あら久しぶりぃ」

提督「なんで道中で出るんだよ畜生!!」

戦艦棲姫「最新鋭移動要塞の見学? 16インチ弾食らわせてあげるからさっさとお帰りなさい」

提督「お前と遊んでる暇はねーんだよ!」

戦艦棲姫「じゃあ力づくで追い返すしかないわね!!」

提督「全艦、強行突破だオラッ!! 敵随伴艦はなるべく潰せィ!!」


艦娘戦闘中……


赤城「一航戦の誇り、こんなところで失うわけには……!!」

提督「赤城、まだ動けるか!?」

赤城「はい、なんとか……!」

提督「よっしゃ、全速離脱!!」

戦艦棲姫「逃したか……!」

大鳳「敵主力、発見しました!!」

離島棲鬼「ココまで来るとはね……いいでしょう……」

提督「よーし、いくぞー!!」

離島棲鬼「あ、ちょっと待った」

提督「?」

ザッパザッパ

戦艦棲姫「はーいおまたせー」

提督「わざわざあっちから来たのかよ!! しかも傷治ってるし!!」

離島棲鬼「全機発進、奴らを叩き潰せ!!」

提督「そうは行くかよ! こっちも艦戦出せるだけ出せィ!!」

大鳳「全機…発艦!!」

離島棲鬼「ばっ、バカな!? こっちは350機を超えるというのに!?」

提督「練度が違うんだよ、練度が!!」

加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで」

提督「いや五航戦いないだろ」

雪風「艦隊をお守りします!!」

ドバラララララ ドーン

離島棲鬼「くっ、浮遊要塞まで!!」

提督「テメェ絶対ぶっ殺してやるけんのぉ……!!」

艦娘戦闘中……


離島棲鬼「ぐぬぬ、私をここまで追い詰めるとはね……」

提督「こちとら秘密兵器の大和型に万全状態の大鳳、一航戦、それに限定解除済み霧島改二まで揃えてんだ。負けるわけには行かんなぁ」

離島棲鬼「だけど……これならどうかしら?」

酒匂「ぴゃん!」

酒匂を羽交い締めにして盾にする離島棲鬼。

離島棲鬼「フフフ……三式弾で攻撃しようものなら彼女も一緒に燃えちゃうわよ?」

霧島「どうしましょう、司令?」

提督「……そうか」

離島棲鬼(ふふーん私ってあったまいー)

戦艦棲姫(あっ、これ死亡フラグだ)

風切り音。直後に銛が深々と突き刺さる音。

離島棲鬼「あんぎゃー!! 腕っ! 腕がぁ!!」

酒匂「ぴゃぁぁぁぁ!?」ボチャン

提督「霧島! 今だ!!」

霧島「主砲、斉射ぁ!!」

離島棲鬼「うぎゃぁぁぁぁぁ!!」

戦艦棲姫(やっぱりこうなるわよね……)


この後、酒匂は無事引き上げられました


酒匂「ぴゃぁぁぁぁん!! 怖かったよぉぉぉ!!」

提督「よしよし、暖かくして船室で休んでな」

次回予告

「流星改3つに彩雲だ」
「艦戦なし?」
「瑞雲6機で十分だ」

「出ないな」
「出ませんね」

「もしかして改装のほうが先にできたりして」
「吾輩もついに……!」

春イベント編最終回、「あの日見た初風を僕達はまだ知らない」

50周しても何の成果も得られませんでしたぁぁぁぁっ!!

E-1を200回ぐらいやって出なかったら次のイベントまで諦めよう…

乙です

出ました。あとは浜風ビスを残すのみです。

雪風「しれぇ! 今回の作戦も無事完了しましたね!」

提督「そうだな」ペラッペラッ

雪風「……? この資料って今回の海域の資料ですよね?」

提督「うむ」

雪風「何を調べてるのですか?」

提督「サメワニ沖に初風のドロップがあるという情報があってな。敵構成やルートから出撃メンバーを考えてるんだよ」

雪風「初風おねえちゃん…?」

提督「そ。北方海域最深部なんざ二度と行きたくないからここで見つけなかったらいつ逢えるかわかりゃしねぇ」ペラッペラッ


春イベント編最終話 「初風が来ないのはどう考えても流星改が悪い」


提督「ん~、改二が来そうってことで利根の練度あげてたからルート固定用に利根と筑摩を採用」カリカリ

提督「ドラム缶は航巡で練度の高い三隈を採用、1個持たせて昼連撃と両立」

提督「あとマックスに2個持たせる。火力は期待できないから1枠は新缶」

提督「戦艦は…ちょうど対潜哨戒の時に持たせた晴嵐持ってる伊勢に任せるか」

提督「このルートなら水上艦しかでないし正規空母は……」

工廠

提督「というわけで飛龍。流星改3つに彩雲だ」

飛龍「あれ、艦戦なしなんですか?」

提督「どうせ三隈の瑞雲あるし……」


鎮守府、桟橋前

提督「作戦概要。初風見つけるまでリ級フラ改を叩きのめし続けるだけの簡単なお仕事です」

利根「我輩たちの練度向上も兼ねてのことじゃな?」

提督「なんせこのために今回もらった勲章全部設計図にしといたからな」ペラリ

利根「また強くなってしまうのぅ」

提督「いやしかし本当に改二で航巡改装来るとはなぁ」

サメワニ沖

利根「ほれ、敵旗艦を鹵獲したぞ!」

提督「おつかれさん。やはり昼連撃あると火力が違うな」

リ級改「くっ、殺せ……!」

提督「いや普通に殺すけどね」(ザクザク

リ級改「グァァァ」

提督「んー、このドロップは違うなぁ」(ポイ

リ級改(ボチャン)

提督「まぁ近代化改修に回すか」


サメワニ沖take25

提督「初風はどこですか?」

リ級改「くっ、殺」

提督「イヤーッ!!」(ザクッ

リ級改「アバーッ!!」

提督「……これも違う。出ないな」

筑摩「出ませんね」


サメワニ沖take50

提督「……」

リ級改「くっ、殺……なんで刃物じゃなくてハンマーを」

提督「……」ガッガッガッ

リ級改「あうっ痛っや、やめ」

Z3「日本海軍って、恐ろしいのね……」

三隈「ただの八つ当たりだと思います…」

サメワニ沖take75

提督「……」ドスッ

リ級改「アッ……ガ……」

飛龍「ついに貫き手で直接取るようになっちゃってる……」

提督「ここまで出ないともしかして利根の改装のほうが先にできたりして」

利根「吾輩もついに……!」

提督「まぁ改二にすること自体は決定事項だから心配することはないぞ」


take100

提督「……うーむ」

飛龍「提督、どうしました?」

提督「いや、途中のル級が邪魔だなーと。で、加賀の46スロならぶち抜けるんじゃないかなーと」

飛龍「えー、じゃあ私お役御免ですか?」

提督「大差なかったら戻す。燃費の差があるしね」


take108

提督「……結局ル級にまともに当たんなきゃ意味無いじゃん!!」

加賀「そうね」

提督「いっそ流星改を彗星一二甲に変えるか。僚艦を安定して落とせるようになった方がいいし!!」


take109

提督「うーん、微妙だなー。何回かやってあまり変わらないなら戻すか」ドスッ

提督「……ん? んん? この手触りは……」

提督「初風だぁぁぁぁぁぁぁ!! 多分」


提督「流星改が悪かったんだな」

加賀「それは違うと思います」


この後無茶苦茶雪風が泣いた


雪風「初風お姉ちゃぁぁぁん!」(ブワァ

初風「司令官、仮にも雪風の旦那さんなんでしょう? これ、どうにかならないの?」

提督「このままの雪風が好きだし」

春イベント編、完結!!
ところでバシーボス狙い挑戦回数そろそろ200回到達しそうなんですが浜風出てくれませんかね。

あげ忘れていた。ビスマルクはまぁ一日一回回してれば出るでしょ(震え声)

1日1回ビス子回すとか

なにそれこわい
(1日2~3時間プレイが限度の俺提督)

>>761

飛龍「提督」

提督「なんだい」

飛龍「今回の作戦で湯水の如く資材を使ったわけですが、その上に一日一回の大型建造を……?」

提督「そうだ」

飛龍「初風ちゃんの回収含めて3万だか4万だか飛ばしてましたよね?」

提督「大型建造五回分と考えれば実際安い。しかも開発資材の消費は0だ」

飛龍「代わりにバケツ400杯ぐらい使ってるじゃないですかー!!」

提督「1/4しか消費していない。僥倖な事だ」

飛龍「本当に大丈夫なんですかこれ」

提督「ここ二ヶ月ぐらい――大和来たあと辺りぐらいか――政府からの援助受けてないしな。それに今は東京急行遠征がある」

飛龍「それでも毎日弾薬鋼鉄6000はさすがに…」

提督「まぁ一週間かそこらは暴れられるだろう。後は二日にいっぺんぐらいのペースでやってけば実際安全」

飛龍「……ボーキは余りますよね。ちょっと回し」

提督「お断りします」

実際仕事中に艦隊決戦・水上機基地を回しながら東京急行回していけばなんとかなるもんです
遠征10回は長距離とかの30分以内で終わるやつで片付ける

春イベントで小ネタ放置してたので飛龍にしたけどいまいちパンチが足らんのでいつかリベンジしたいなぁ
ともかく例によって小ネタ艦娘とか安価下

持ってねぇよ畜生!! 手に入れるかネタ思いついたらやります

鎮守府、執務室

加賀「提督、零式水上観測機が出来上がりました」

提督「そいつぁ重畳」ペラッ

加賀「……? その資料、加賀と書いてありませんでしたか?」

提督「そうだな。別世界での今作戦の話だそうだ。読むか?」ペラリ

加賀「はい」


艦娘黙読中……


加賀「」プルプルカタカタ

提督「ん、どうした? ボーキが切れたか」

加賀「な、な、何ですかこの記事は! あとボーキサイトは麻薬じゃないです!!」バンッ

加賀が叩きつけた資料には、こう記してあった。


【空母加賀さん撃沈録】


提督「いやー、ひどいことする提督がいたもんだ。この作戦はMI作戦じゃないとあるにもかかわらず空母をぽこじゃか沈めるなんて。烈風改に包まれてあれ」

加賀「MI作戦の再来でも沈めちゃダメですよ!!」

提督「いつもの落ち着きがないぞ。びーくーるびーくーる」

加賀「スゥーッ、ハァーッ、スゥーッ、ハァーッ……」

提督「ダメコンをつけてるはずという油断、大破することはなかろうという慢心、連戦による極度の疲労から来る確認ミス……冷静さを無くすと実際死ぬ」

加賀「……そんな事いいながら提督も大破進軍したこと有りましたよね」

提督「……知らんなぁ?」

加賀「……北方海域最深部」ガシッメリメリ

提督「やめて本当は覚えてますアイアンクローやめてくださいしんでしまいます」メリメリメリメリ

3-4の話もいつか書きたいですね

トゥギャッターで見た記事から>>765を書きました
みなさんも大破進軍には重々気をつけましょう。失ってからでは遅いのです…!!

浜風はいつか、いつか書く。(でません)

なんか思いつかないので小ネタ艦娘とか安価下あげいん

むっちゃん了解ー

――時系列的には2-4突破前の話――

陸奥「うーん、第三砲塔の調子が……」

提督「調子が悪いなら交換してしまえばいいじゃない。実は46cm三連装砲が出来上がったのだ。物理的に取り替えてしまおう」

陸奥「え、ちょっと、片方だけ交換するとバランスが」

提督「じゃあ第二砲塔も取り替えるか。物理的に。実は46cm三連装砲がもう一個あってな」


艦娘換装中……


提督「よーし試射してみっか」

陸奥「撃てーっ!!」

ドォン、ドォン

提督「よーしよし調子よさそうだな」

陸奥「……第三砲塔、何してるの?」

提督「えっ、でも今正常に撃ててたよね?」

陸奥「うーん、なんか違和感が。第二砲塔はなんら問題なかったけど」

提督「たまたま不調部分があったのかな。第二砲塔のを移し変えてみよう」ガチャコ


艦娘試射中……(ドゥン


陸奥「やっぱりなんかおかしいわ……」

提督「第二砲塔に載せてたときは問題なかったじゃないですかー! やだー!!」


このあと無茶苦茶試行錯誤したが問題は解決しなかったので放置することにした

実際にはばくはつとかしないのでごあんしんください

なんか小ネタ艦娘とか安価下

陽炎了解ー

――義姉さん――

提督「陽炎よ。ふと思ったんだが」

陽炎「何かしら?」

提督「俺は雪風とケッコンしたわけだ。カッコカリだが」

陽炎「そうね」

提督「で、陽炎は雪風の姉に当たるわけだ。不知火、黒潮、初風もだが」

陽炎「他にもいるけどね」

提督「……俺はお前たちのことを義姉さんと呼ぶべきなのかなー、と思ってな。大体陽炎型19人もいるんだから最終的に18人も姉妹が出来ちまうぜ」

陽炎「いつもと同じでいいんじゃない?」

提督「それもそうだな、おねえちゃん」

陽炎「」ガシッギリギリ

提督「ひぎゃぁぁぁ人の関節はそっちの方に曲がるようには出来てないのぉぉぉぉ!?」

特型駆逐艦だと23人の姉妹(未実装含む)がついてくるよ! やったね!!

なんか小ネタ艦娘とか安価下

>>767
まるゆがR-18Gなことになるのか(ならないかもしれないが)

ともあれ了解

――姉さまより先――

鎮守府工廠。それは艦娘の建造、近代化改修、装備の開発および換装、艦娘の解体などを一手に執り行う元倉庫である。

提督「まるゆ改も増えたなぁ。点呼ー」

まるゆ「1」「2」「3」「4」「5!」

提督「よしよし、ちゃんと揃っているな。これで近代化改修ができる」

山城「…ついにこの日がきたのですね」

提督「そうだ、まるゆを近代化改修に使う日が山城お前いつからそこに」

山城「先ほどまるゆちゃんを召集してたのでもしかしたらと思って」

提督「そうだな。まるゆを近代化改修に使うことによって運が増大する。理屈はわからんが『運』貨筒を持っているからだろ多分」

山城「嗚呼、これで姉さまも不幸から解放されるのですね……!」

提督「いくぞ……近代化改修オラーッ!!!」


まるゆたちは光の珠となり、医療用じみたベッドの上で眠っている艦娘に吸い込まれていった。


山城「……って扶桑姉さまじゃなくて」


対象は、雪風であった。


山城「何で雪風ちゃんなんですか!? もう十分幸運じゃないですか!?」

提督「何かまだまだ伸びる余地あるらしいし」

山城「姉様が不幸なままじゃないですかー!!」

提督「航戦になって姉妹ともども二桁になったろ!! あやまれ! 陸奥と大鳳にあやまれ!」

ワーワーギャーギャー

雪風「Zzz...」

ビスマルクが出るのが先か雪風の運が99になるのが先か…

例によって例のごとく小ネタ艦娘とか安価下

くまのん了解ー

――例の本のヲ級が存外可愛い――

鎮守府、執務室。書類仕事が一区切り付いたのか伸びをする提督。

提督「んがぎぎぎ……。まぁ午前中の仕事はこんなところでよかろ。飯でも食いに行くか」


食堂

【本日休業 間宮】

提督「……そういや休暇申請出してたな。確かに認印を押した記憶があるな。……コンビニにでも行ってなんか買うか」

熊野「あら、ごきげんよう提督」

提督「よう。今からコンビニ行くんだが、サンドイッチでも買ってこようか? モノのついでだ」

熊野「そうですわね……。折角ですしわたくしもご一緒いたしますわ」

提督「ほう?」

熊野「提督にわたくしの好みがわかりまして?」

提督「わからんだろうな。カツサンドでも買おうかと思ったんだが」

熊野「足柄さんなら喜ぶでしょうけどね」


鎮守府近くのファ○マ


提督「ステーキ弁当があるな……」

熊野「野菜とかも摂らないと健康によろしくなくてよ?」

提督「知らんなぁゲヘヘ。あとは適当に食いたいもん籠に入れておきゃこっちで会計するぜ」

熊野「わかりましたわ」


提督「これお願いしまー……」

提督は最後まで言い切ることが出来なかった。

原因は店員の容貌だ。青白い肌。青く輝く目。金色のオーラ。

ヲ級「ヲッ」

あからさまに深海棲艦なのだ!!

提督(なんでや! なんでコンビニのバイトしてるんや!! というかいつもは普通に日本語喋ってただろ!!)

ヲ級(らっしゃっせー)

提督(こいつ、脳内に直接……!!)

ヲ級(お弁当あたたたためますか?)

提督(「た」が多いよ! 暖めます。あとファ○チキください)

ヲ級(うぃ↑ーっす)


提督「……」

熊野「提督、どうしましたの? 釈然としない顔をして」

提督「……いや、なんでもない」

瞳にハイライトがあるだけで割と違うんだなぁ

小ネタ艦娘とか安価下

ダブってますね
と言うか三度目じゃなかったかどんだけ人気なの祥鳳さん

リトライ小ネタ艦娘とか安価下

参考までに今まで安価取ったぶん。カッコ内未消化。
戦艦・航戦
大和・武蔵・扶桑・日向・金剛・比叡・霧島・山城・陸奥

正規空母・軽空母・水母・揚陸艦
蒼龍・祥鳳・鳳翔・あきつ丸・飛龍

重巡・航巡
鳥海・鈴谷・高雄・加古・那智・熊野

軽巡・雷巡
北上・龍田・球磨・矢矧

駆逐艦
雷・響・如月・綾波・陽炎・(浜風)

潜水艦・潜母
伊168・伊19・伊58・伊8・まるゆ

これで潜水艦コンプかしおい了解ー

――龍驤の改二が来るとは思わなかった――

提督「龍驤、グッドニュースだ」

龍驤「なんや?」

提督「龍驤の改二が実装されたそうだ。二航戦やちとちよよりビッグになれるぞ」

龍驤「ほんまに!? 嘘じゃあらへんやろな!?」

提督「マジでマジで。だがレベルが足らんからまずは修行だー!!」

龍驤「やったでー!!」


艦娘レベリング中……


提督「改造完了っと」

龍驤「……たしかに強うなった気はするけど……ビッグになってへんやん!!」

提督「ちとちよを超える火力、二航戦を超える最大搭載スロ。ビッグになってるぜ」

龍驤「胸のこととちゃうん!? 改二になったら胸が大きゅうなるんやろ!?」

提督「北上や木曾の胸がでかくなったという話は寡聞にして聞かんな」

龍驤「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛……」

しおい編はもうちょっとまってね

――しおい着任直後辺りの話――

しおい「提督、ごきげんよう」

提督「おう、鎮守府にも慣れたか」

しおい「はい。でも……」

提督「どうした?」

しおい「なんだか……監視されてるような感じがして」

提督「それはちょっと問題だな。一応あのふぁっきん猫吊るし曰く部外者立ち入り禁止だからそこいらのストーカーとは思えないが」

しおい「特に晴嵐取り出したときに強く感じます」

提督「んー、ちょっと晴嵐取り出してみて」

しおい「あ、はい」 ヴィィィンガコン


??「アレがあれば航空戦艦の時代が……」
??「伊勢、日向には負けたくないの……」
??「アレがあれば姉様も喜んでくれるはず……」


提督「……」

しおい「やっぱり何か視線感じるなぁ……」

提督「あー、そうだな。この件については解決策を打つことにするからしばらく晴嵐はしまっとけ。戦艦寮行ってくる」

しおい「よろしくお願いします」


このあと(伊勢以外の航戦を)無茶苦茶説教した。

安価取ったぶんに夕立を書き忘れている…なんてこった

小ネタ艦娘とか安価下

五月雨了解ー

――弾薬の減らない海上護衛――

提督「えーと、第三艦隊は大潮を下げて五月雨に入ってもらう。他の面子は引き続きで、海上護衛任務だ」

五月雨「はい、護衛任務はお任せください!」

提督「……ところで一つ気になってることがあるんだが」

五月雨「なんでしょうか?」

提督「海上護衛だってのに何で弾減らないの? いや弾薬丸儲けだからありがたいけどさー」

五月雨「そこまで深海棲艦が出ることもないですし、使った分は依頼側から出してもらえるので」

提督「太っ腹だなぁ。艦娘用の弾薬を用意できるとかどこの誰なのやら」

五月雨「遠征任務の書類とかに書いてあるのでは?」

提督「依頼元はまちまちなんだよなぁ。……大本営とやらの差し金か?」

五月雨「でも物資輸送で助かってる人いることは間違いないはずですし!」

提督「だといいけどなぁ」

おかしな点はだいたい大本営のせい(ゴルゴム並感)

小ネタ艦娘とか安価下

由良了解ー

――由良の髪留めをご確認のうえ、この話をお読みください――

南西海域、バシー海

提督「よーし輸送艦をバシバシ沈めるぞー。バシーだけに」

由良「長良型軽巡、由良、出撃します」

提督「ボケたんだしちったぁ突っ込んでくれよ……」


提督「よーし敵は戦艦主導の輸送船団だ。ル級の砲撃には気をつけろー!」

由良「てーっ!!」

ドコンボコン

提督「……ひーふーみー…いつもより敵が少ないな?」

提督が海面に目を凝らすと、そこには駆逐艦の黒い影!!

その向く先にはル級と対峙している由良!!

提督「由良! 左舷後方から来るぞ!!」


BLAMN!!


発砲音。由良はル級との交戦を続けている。

駆逐艦が外したのか? いや、砲撃をまともに浴びて沈みかけている。

他の艦娘がフォローに入ったのか? いや、そのような様子はない。

もう一度由良を見る。髪留めから硝煙が立ち上っている。


提督「……あれ、実弾入りだったのかよ。というかあの大きさで駆逐艦一発とかどんだけだよ」


艦娘ってすごい。そう思った提督であった。

ロングポニーテールをカタパルトとして水上機飛ばしても良かったかなと投稿してから思う

小ネタ艦娘とか安価下

E-6までクリア済みなので天津風でも怖くない!! 了解です

浜風? 知らない子ですね……?(震え声

ビスマルク出したら浦風探索のついでに浜風出すんだ……(死亡フラグ)

――部屋割り――

鎮守府、執務室

提督「うーん、ここ最近陽炎型増えすぎぃ。前は雪風と島風一緒にして陽炎と不知火、黒潮と舞風、秋雲は確実に夜更かしするんで一人部屋にしてたんだが…」

提督「雪風はケッコンして俺と一緒に寝るようになったし、この春で一挙に三人も増えたからなぁ。その上未着任が二人もいるし」

提督「というわけで天津風は島風と同室にしようかと思うのだが。いとこ同士だろ?」

天津風「私としては同じ隊だった初風と一緒のほうがいいんだけど……」

島風「……」

提督「ほれほれ、ドアの向こうから島風が見てるぞ」

天津風「ど、どっちかというと島風とは友達みたいなもんだし……」

島風「……」グスッ

提督「まぁ本人の意見は大体尊重するが……どうするね?」

天津風「うぅ……。ものすごく断りづらい……」


結局島風と相部屋にしたそうです

昨晩投稿予定だったのに張るのを忘れてた

小ネタ艦娘とか安価下

第六駆逐隊のほのぼのとした一日

>>827
もしかしたら一日にはならないかもしれないが了解ー


6月某日、飛龍、第二改装さる

飛龍「よしっ、これなら一航戦にも負けませんねっ!」

提督「負けないというか火力が高すぎぃ。64ってなにこれ」

飛龍「どぉお?」

提督「スロットも配分よし。艦載機は……九九艦爆に零式艦戦21に九七艦攻? 破棄破」

飛龍「ちょっと待ってください!!」

提督「え?」

飛龍「この子たちは練度が違うんですよ」

提督「練度と言われてもなぁ。結局艦載機の性能がモノを言うだろ?」

飛龍「それは、まぁ最新鋭のに比べると威力とかは物足りないかもしれませんが、妖精さんの訓練の結果、精度が上がったので同程度なら負けませんよ!」

提督「なら最新鋭のに載せればよくね?」

飛龍「今扱ってる機体に慣れすぎちゃって他のには乗れないんですよね……。流星とか烈風とかは扱いが難しいですし」

提督「ままならんな……」

友永妖精「でも天山とかには載ってみたいかも」

提督「……天山なんて数カ月前にスクラップ処分したっきりだぞ」

飛龍「また開発すればいいんですよ!!」

提督「じゃあしばらく開発は任せようか」

飛龍「了解です!」


その後


提督「出ない、出ない……(マグロ目)」

飛龍「天山が、出ない……(マグロ目)」

第六駆逐隊の話はもうちょっとまってけれ(震え声)

あと浦風出ました。なお大鯨は

――おとなって――

鎮守府、食堂

そこは給糧艦・間宮が支配する領域……というわけでもない。

さまざまな艦娘のさまざまなニーズに対応するためファミレスのようなオーダー形式をとっているのだ。

総料理長間宮を筆頭に彼女の直属の配下の妖精さんたちが、オーダーを取ったり料理を作ったり配膳したりしているのだ!!


それはさておき。艦娘たちだっておなかは空くのです。

食堂に入る少女の一団。暁、ヴェールヌイこと響、雷、電の四人。第六駆逐隊なのです。


雷「お腹空いたわねー」

暁「まずは席を取りましょ」

響「といってもこの時間は混んでるね」

電「司令官さんのところが空いているのです」

電が指差す先には六人用の席に一人で座ってメニューを見ている提督の姿。

暁「司令官さん、その……」

提督「相席か。別に構わんよ」

最後まで言わせず返事をする提督。

暁「むぅー……」

不満げな顔をしながらもちゃっかり提督の隣に座る。

他の三人もおのおの席に付く。

響「雪風と一緒じゃないなんて珍しいね」

提督「あぁ。早めに昼食取らせて珊瑚海出撃のための準備させてる。ほれ、メニューだ」

雷「司令官はもう決めたの?」

提督「まぁな」

言いながら隣の暁と向かいの三人にメニューを渡す。

響「私はボルシチセットにしようかな」

雷「私はミートソーススパゲティにしようっと!」

電「電はカルボナーラにするのです!!」

暁「う゛~……」

顔をしかめ悩む暁。見なくてもわかる。お子様ランチを選ぶか長姉としてのプライドをとるか悩んでいるのだ。

暁「……!!」

そんな暁の目に飛び込む『日替わり大人定食』の文字!!

逸る気持ちを抑え、あくまで冷静に。

暁「暁はこの、大人定食にするわ」

提督「よし、全員決まったな。おーだー」

妖精「はーい」

あまった水偵や瑞雲を有効活用してすばやいオーダーを実現している。どこから発着しているかは考えないことにする。

提督「ボルシチセットと、ミートソースと、カルボナーラと」

妖精「うんうん」


提督「大人定食とお子様ランチと鶏のから揚げ」


暁「!?」

響(ほぅ)

雷(?)

電(司令官さん……?)

何かを悟った響。何か違和感があった気がした雷。どういうことかと訝る電。そして……

暁「ちょ、ちょっとどういうことよ!? 暁はお子様ランチなんて頼んでないわ!」

提督に食って掛かる暁。

提督「大人定食だろ? ちゃんと頼んだではないか」

暁「そーよ! ……えっ?」

提督「なんら問題はない」


万事OKという顔で珊瑚海の海域図を取り出して何かを検討する提督。

そうこうしているうちに料理が出来上がり、配膳される。


暁以外「いただきます(なのです)」

提督「どうした、暁。食わないのか?」

提督は目の前のお子様ランチには目もくれず、レモンを片手で絞ってから揚げにかけながら暁に問う。

その暁の目の前には、大人定食――子供には辛いぜ麻婆丼&野菜たっぷり青椒肉絲――が盛られている。

もちろん提督は内容を知っていた。

暁「い……いただき、ます」

暁はちら、と青椒肉絲に目をやる。

青椒とは要するにししとうとかピーマンのことである。しかるに野菜たっぷり。苦味に敏感な子供には辛いものがある。

挑む前から敗北が見える試合に挑んではならない。いつぞや司令官がそんな話をしていた。

提督「ん? 食わないのか?」

から揚げを齧りながら素知らぬ顔で聞いてくる。

暁「た、食べるし」

麻婆丼に目をやる。

『子供には辛いぜ』と銘打ってはいてもそこまで辛くないかもしれない。豆腐とかご飯とかあるし。

暁(大丈夫、暁はもう大人のレディなんだから!)

意を決してレンゲを握り、一掬いして口に放り込む。

意識が飛んだ。気づいたときにはいつの間にか渡されたコップの水を無我夢中で飲み干していた。

暁「―――っ! はぁ……!! はぁ……!!」

提督「……お子様ランチと交換するか?」

暁「――!!」

恐るべき誘惑。だがここで乗ってしまっては自分は子供のまま……。

だが、司令官は更に言葉を続ける。

提督「無理だと思ったら引くのも、紳士淑女のたしなみだぜ」

暁「……交換するわ」

提督「よしよし。立派なレディだ」

暁「と、当然よ!」

他の三人の表情を見る。

響(やっぱりね)

雷(ここまで見越して……!)

電(スゴイのです!)

これがオトナの対応というものだ。

ドヤ顔しながら麻婆丼を一口。

提督(辛っ!! これめっちゃ辛ッ!!)

―――――――――――――

雪風「しれぇ、唇腫れてません?」

提督「ひうめひがからふてな(昼飯が辛くてな)」

響がヴェル表記じゃないのは文字数合わせる都合上なのです
あと、ビスマルクが出ないと安心して大鯨掘りにいけないんですが

小ネタ艦娘とか安価下

乙でした
投下に割り込んでしまって申し訳ない

古鷹了解ー

>>843
そういう日もあるさ!

――うおっ、まぶし!――

提督「古鷹か……」

古鷹「はい」

提督「その左目は戦闘の古傷か何かか」

古鷹「いえこれはサーチライトなんですが……」ペカー

提督「あんま光量ないな」

古鷹「前世で壊されたせいかこのぐらいしか光出ないんですよね」ペカー

提督「やっぱ古傷じゃねーか!!」

古鷹「オンオフは自在ななので問題ありません」ペカー

提督「いやそういう問題じゃなくてだな……。待てよ。探照灯装備したらどうなるんだ?」

古鷹「ちょっとつけてみましょうか」ガチャ

古鷹が探照灯を装備した瞬間!!

\ ペ カ ー /

古鷹の左目から溢れる光が提督に直撃したのだ!!

提督「ぐわぁぁぁぁぁ!! 目が! 目がぁぁぁぁぁ!!」

古鷹「てっ、提督、大丈夫ですか!?」

提督「」ビクンビクン


この後、古鷹のサーチライトはオン・オフ方式からアナログ調整方式になったとか。妖精さんのちからってすげー。

べっ、別に漢字サーチライトネタとか考えてなかったし!! し!!!

小ネタ艦娘とか安価下

天津風……はこの前取ったな

再安価

天龍了解ー

――フフ怖――

鎮守府、工廠

雪風「新しい仲間が進水しました!」

提督「どぉれ、見に行くとするか」

天龍「俺の名は天龍。フフフ、怖いか?」

提督「全然怖くな…」

雪風「」(じわっ

提督「ん?」

雪風「うわぁぁぁぁぁん!!」

提督「お゙ゔっ!?」

天龍「へっ?」

雪風「じれ゙ぇ゙~!!」(ギュムム

提督「……な~かした~なーかしたーてーいとーくに言ってやろ~」

天龍「なっ、おい、ちょっと待てって」

提督「って俺が提督だったわ。さーてどうしてくれようk」


風切り音。直後、壁に何か重いものが突き刺さる音。

提督の頬を掠めるように飛んできたのは、龍田の薙刀だった。


龍田「雪風ちゃんを泣かせた上天龍ちゃんを困らせる悪い提督はどこかしらぁ~」

提督「おいちょっと待て後半はともかく前半は濡れ衣だ」

龍田「天龍ちゃんの件については認めるのね~?」

提督(あ、やべ)

提督は察した。気が済むまで許すつもりがないであろうことを。

提督「……三十六計逃げるに如かず!!」(ダッ

龍田「逃がさないわよ~」(ダッ

雪風を振り払い、遁走する提督。薙刀を引き抜き即座に追いかける龍田。

残される二人。

雪風「ぐしゅ、ぐしゅ……」

天龍「……まぁ、なんだ、その。軽い冗談だ。だから泣きやめ。な?」

雪風「ぐすっ……はい……」

天龍「よしよし。……何か調子狂うなぁ……」

真に怖いのは龍田さん。わかりましたね?

小ネタ艦娘とか安価下

木曾了解ー

覚え書き
戦艦・航戦
大和・武蔵・扶桑・日向・金剛・比叡・霧島・山城・陸奥

正規空母・軽空母・水母・揚陸艦・潜水母艦
蒼龍・祥鳳・鳳翔・あきつ丸・飛龍

重巡・航巡
鳥海・鈴谷・高雄・加古・那智・熊野・古鷹

軽巡・雷巡
北上・龍田・球磨・矢矧・由良・木曾・天龍

駆逐艦
雷・響・如月・綾波・陽炎・夕立・五月雨・天津風・(浜風)

潜水艦・潜母
(実装分全部消化したため一時募集締め切り)

――一番割を食ったのは天龍型と五十鈴改二だと思う――

木曾「水上機? 要らないねぇ」

常々そんな台詞を口にしていた木曾は、雷巡になる道を選んだ。霧の艦隊が来る前の話である。

提督「過剰とも言える酸素魚雷の数を抑え、従来の欠点であった対空を強化か。姉よりマイルドになったな」

木曾「せっかくの魚雷もボロボロになってちゃ意味がない。そうだろ?」

提督「まぁ最近は航空機の脅威が酷くなってきてるからな。飛行場姫とかいたし」


そして、春。水偵の機能が向上し、観測射撃が可能となった。


提督「……なぁ、木曾よ。カタパルト取っ払って甲標的積んだこと、後悔してないか?」

木曾「あぁ。自分で選んだことだしな。だが……」

演習場で観測射撃の訓練を行う球磨と多摩を見やる。

水偵に乗っている妖精からデータを受け取り、リアルタイムに反映して行う連続射撃は、
巡洋艦・戦艦娘の砲撃の威力と精度を大幅に向上させた。

木曾「だが、羨ましくなることもある」

提督「まぁ雷巡は敵の懐に飛び込んでからが本番だからな。だろ?」

木曾「ふふ、そうだな」

大型五時間で陸奥、捕鯨しに行ったら猫。おかしいとおもいませんか?

小ネタ艦娘とか安価下

総選挙……だと……

よしちょっと考えてみよう

――駆逐艦総選挙・その裏側――

日も暮れた鎮守府。その演習場から出てくる男が一人。提督である。

提督「スカッとした!! さーて腹ごなしも終わったし仕事に戻るか」

そんな提督が自室に戻る途中、艦娘寮のほうからウィーンガシャ、ウィーンガシャという奇怪な音が聞こえてきた。

提督「んん? あそこらへんは確か軽巡寮だったよな。夕張がまたなんかやってんのか?」

軽巡寮で騒音があり、生物的音声だったら川内、機械的な音だったら夕張と相場が決まっている。

提督「ちょいと様子を見に行くか……」

音の出所は軽巡寮談話室。夕張がノートパソコンでなにやら作業をしており、
川内型の三姉妹がなにやら内職じみたことをしている。

提督「騒音があったという通報がなかったけどなんか聞こえてきたんで様子を見に来たぞ」

夕張「提督、こんばんは。よかったら作業手伝ってもらえます?」

夕張が顔をあげて答える。彼女の後ろのプリンタが騒々しい音を立てながら次々と紙を吐き出す。

提督「藪から棒に何言ってるんだ。そもそも何をしてるかすら聞いてないぞ」

川内「駆逐艦総選挙をちょっとね」

提督「ますます訳がわからん」

那珂「ほら、この前アイドルグループの総選挙があったじゃないですか」

提督「あったな」

那珂「それで那珂ちゃん達もやろうかなと思ったんだけどこの艦隊でアイドルなの那珂ちゃんだけだし~」

提督「それがどう駆逐艦とつながるんだ」

那珂「せかさないせかさない。それで、水雷戦隊も一種のアイドルグループみたいなものだよねって話になって」

神通「これでいこうと言う事になりました。人数的にも50人ぐらいいますしね」

提督「で、今内職じみて紙を束ねてるのが……なんだ?」

神通「投票用紙です」

提督「どれどれ」

差し出された紙を受け取る。ずらりと並ぶ駆逐艦娘の名前。

提督「多いなぁ」

神通「提督も投票なさいますか? 一人持ち点五点で重複もOKです」

提督「じゃあ雪風に五点」

神通「では雪風ちゃんの名前の横に点数を書いて投票箱に入れてくださいな」

那珂「あっ、ずっるーい! 夕立ちゃんに入れてもらおうかなーと思ったのに」

川内「それがありなら綾波ちゃんに入れてよ!」

提督「というかコナかけんのありなの?」

那珂「だって……」

川内「ねぇ?」

提督「それに何しようと俺の票が雪風以外に揺らぐことはないぞ」

そう言いながら提督は投票箱に票を放り込む。

那珂「だよねー……」

提督「まぁ鎮守府内でやるなら実際五点は大きかろうな。150人いるかどうかだし」

夕張「あぁ、それなんですけど」

提督「ん?」

夕張「この鎮守府や各海域近辺在住のかたがたにも投票してもらうことになってます」

提督「そりゃまたグローバルだな。というか艦娘の存在堂々と公表していいのか?」

疑問に思う提督の問いに、天井から逆さに現れる少女の声。

猫吊「一般の人には普通の女の子にしか思われてませんし、許可は出してますよ」

提督「なんでそこにいるんだよというかこれお前の差し金かよ」

猫吊「いえ、彼女たちの発案ですが問題があったら無かった事にするまでなので」

提督「何それ怖い」

開票日

提督「様子見に来たぞオラッ」

軽巡寮の談話室に入ると必死に票を数えている軽巡たちが目に入る。PCを使って総集計している夕張以外だいたい目が死んでる。

夕張「あっ、提督。予想以上に票が集まっちゃったんで手伝ってもらえますか?」

提督「グローバルすぎたんだろ。自分たちでなんとかしなさい」

夕張「むー」

提督「途中経過を見に来たんだが」

夕張「あんまり大差付かないんですよねー」

そうぼやきながら夕張が手元のノートパソコンを操作する。画面上に棒グラフがうにょーんと生成される。

提督「どんぐりの背比べだな。曙とかが低くないのがむしろ疑問」

夕張「それはまぁ、提督以外に強く当たってませんからね。地域別にするとちょっと面白いんですよね」

夕張がキー入力すると別の種類の棒グラフが伸びた。あからさまに伸びの激しいものが一つ。

提督「なんだこれ……睦月型の……南方海域票?」

夕張「何か人気なんですよね。もしかしてロrげふげふ」

提督「毎日東京急行送ってるからじゃね」

夕張「……そういえばそうでしたね」

提督「じゃ、集計作業頑張ってくれ。あとで皆にアイスを奢ろう」

夕張「あれ、結果に興味はないんですか?」

提督「まぁねー。えこひいきで見てしまいそうだし」

夕張「既に雪風ちゃんがいるじゃないですか」

提督「だから、だよ」

言いながら部屋を去る提督。

夕張「全く、提督ってば変わった人ですね……」


結局一週間ぐらいやいのやいのと騒いでそれでおしまいだったらしい。

そビ捕

小ネタ艦娘とか安価下

了解ー
どちらにすっかなー

――実はよく見ると涙目なんですよねあれ――

これはまだ、オリョールクルージングが本格的に流行する前の話……

提督「よーしワ級とその取り巻きが来たぞー。やっちまえーウィーピピー!!」

バシーに現れる深海棲艦の輸送船団はリ級やル級とその随伴艦が補給艦たる輸送ワ級を警護している。

こういう不埒な輩を始末することにより、南西海域の安全を確保するのである。

提督「ル級の砲撃来るぞ!! ……不知火のほう!!」

不知火「!!」

響く衝撃音。上がる爆煙。

提督「大丈夫か!?」

返事より先に爆煙の中から砲撃音。

不知火「不知火を、怒らせたわね……!」

艤装と服が多少ボロボロになりながらも、不敵な笑みを浮かべ、闘志を失わない艦娘の姿がそこにあった。


戦闘終了後……

不知火「作戦が終了しました」

提督「よーし皆お疲れ様ー」

ぷかぷか丸で艦娘達を出迎える提督。戻ってきた不知火の目尻に涙がうっすら見える

提督「……ん、不知火、泣いてるのか?」

不知火「!! ……目にゴミが入っただけです」

提督「そうか」

そう言って後ろを向く提督。不知火が素早く涙をぬぐうのを横目で確認しながら。

提督「……不知火」

不知火「なんでしょう? 不知火に落ち度でも?」

提督「大変だったろう。船室のふかふかベッドでゆっくり休め」

不知火「…じっとしてるのは性に合わないのですが」

提督「休むのも仕事のうちだ。あと泣きたいときは泣いてもいいんだぜ。雪風にもそう言ってる」

不知火「泣いてません」

提督「まぁ泣きたい時の話だ。あんま気にするこたぁねぇ」

不知火「……失礼します」


このあと船室のひとつからぐずる声が聞こえたような気がした

どっちも、ってのもある! が不知火のみで思いついたので

小ネタ艦娘とか安価下

ぷらずまかー。ぷらずまだな了解。ちょっと考えてみよう。

――物欲センサーは無慈悲なドロップの女王――

鎮守府、工廠。艦娘を建造したり引っこ抜いた雫(ドロップ)を艦娘にしたりする場所である。

浜風「駆逐艦浜風です。これより貴艦隊所属となります」

提督「あ、あぁ、うん。よろしく」

浜風「……どうしましたか?」

提督「いや、まぁ。なんでもない。雪風は執務室にいると思うから後で顔見せてあげてくれ」

浜風「……? 姉妹からは新しい艦娘が来るたびテンション上がってると聞いてたけど……」

利根「それは我輩が説明しよう!!」

浜風「いったい提督に何が……?」

利根「それはのぅ……」

***

沖ノ島沖出撃前

提督「うえっへっへっへ捕鯨じゃ、捕鯨じゃぁぁぁぁあ!!」

奇声をあげながら銛をぶんぶん振り回す提督。あからさまに狂人なのだ!!

提督「#$%&なんざ知ったことかオラWryyyyyyyyyyyyyy!!」

羽黒「あの……司令官……今日の作戦は……」

提督「これから沖ノ島沖へ行って捕鯨を行う!! 利根姉妹、妙高姉妹ならそれが出来る!! あの憎きフラタに目に物見せてやれウィーピピー!!」

妙高「提督、大丈夫なんでしょうか……」

那智「暴れっぷりがまるで酒を呑ませた時のようだな。あの時は無言だったが」

利根「少なくとも喋ってる間はまだ大丈夫じゃ。黙りこくると恐ろしいことになるからのぅ」

足柄「ともかく、勝利を求めてるってことよね!!」

***

なんだかんだで主力撃滅

足柄「大勝利ッ!! 提督、首級持ってきたわ!!」

フラタ「」

提督「よーしよくやったぁって首切れてないのに首級なのかぁ~!? まぁドロップは大体心臓の辺りだからなぁ~!!」(ドブチャ

銛でフラタの胸を刺し貫く。素早く引き抜き、穿った穴に手を突っ込む。引き抜いた手には握り拳大の結晶が掴まれている。

提督「んん? これは……初めての手触り!! 大鯨かなぁ~ぐひゃひゃひゃ!! ものども、全力で帰投じゃぁぁぁぁ!!」

***

利根「……というわけじゃ」

浜風「何か申し訳ないような……」

利根「とはいえお主を探すために200回以上バシーに出撃してたしの。一晩落ち着けば大丈夫じゃろ」

浜風「そういうものでしょうか」

利根「あと、雪風に会うときは予備の服を持っておいたほうが良いぞ」

浜風「??」


浜風が利根のアドバイスの意味を知るのは雪風に会って自室で涙に濡れたセーラー服を洗濯する事になってからであった。

――へいる・とぅ・しぇーど・おぶ・ぷらずま・いんだすとりある――

鎮守府、工廠。ここでは艦娘の建造や装備の開発のみならず、艦娘の解体および装備の破棄も行われている。

艦娘や彼女たちの装備が多すぎると霊的な何かがヤバイので適宜減らす必要があるのだ。閑話休題。

提督「……んぁ?」

工廠に入った提督は何かがおかしいことに気づいた。解体専用装置『ぷらずまちゃん』(>>370参照)が増えているのだ。

しかも片方は機械らしくない。元となった電に酷似している。

提督「猫吊るしがまたなんかやったのか? 2つもいらねーよ」

ぶつくさ言いながら近づくとそれ……いや、彼女は動き出した。

ぷら「ナ゛ス゛は゛嫌゛い゛な゛の゛て゛す゛!!」

提督「を゙ゔっ!?」

ぷら「何見てるんですかぷらずまはタダじゃないのです見世物代払うのです」

提督「見世物なのは認めるのかよ」

ぷら「もらえるものはもらうのです」

提督「おい猫吊るし」

猫吊「どうかしましたか?」

提督「こいつ何なんだよ」

ぷら「こいつとは失礼極まりないですね。ぷらずまという名前があるのです」

猫吊「ほらちゃんとぷらずまって名乗ってるじゃないですか」

提督「WhoじゃねーよWhatだよ」

猫吊「鬼畜艦1番艦ぷらずまですよ。電の邪心をベースに、
   故障してない利根のカタパルト、調子の良い陸奥の第三砲塔、RJの胸部装甲、扶桑姉妹の幸運などなどを混ぜて大型建造で余った資材で作成しました」

提督「どこの北欧神話だよっつーかあるなら邪心以外は彼女たちに渡そうよ!?」

猫吊「でも材料が材料なだけに強いですよ」

提督「嘘くせぇ。ステータスも見た目電と変わらないっぽいし」

ぷら「ぷらずまの本気を見るのです!!」

南西諸島海域、カムラン半島

提督「来たのはいいけどさぁ。こいつだけで大丈夫なの?」

猫吊「繰り返しますが他の艦娘を連れてくるのは絶対罷りなりません。たとえ雪風だとしても。特に深雪は視界に入れることすら厳禁です」

提督「だからこいつだけなんだが何でダメなんだよ」

猫吊「見ればわかります」

提督「ということで単機出撃だがいけるかぷらずま?」

ぷら「お前の命令を聞く義理はないのです」

提督「おい猫吊るし」

猫吊「どうかしましたか?」

提督「思いっきり出撃拒否りやがったぞ!! 曙のほうが素直なレベルじゃねーか!!」

~~~

曙「くしゅん!」

潮「曙ちゃん、大丈夫?」

曙「あのクソ提督が変な噂したに違いないわ」

潮「多分違うと思うけど……」


~~~

猫吊「大丈夫です。問題ありません」

提督「いや有りまくりだろ!!」

猫吊「あっ、敵艦隊接近してます」

提督「お前も曲がりなりにも艦娘だr……いねぇ」

ぷらずまはどこかと見回すと艦同士が衝突したような破砕音。深海棲艦が煙を上げながら沈んでいく。

沈む艦隊の中央に立っているのは……ぷらずま!!

提督「砲撃音すら聞こえなかったが」

猫吊「そりゃ体当たりは砲撃じゃないですからね」

提督「第二陣来たぞ。ル級込みだ」

敵陣営を確認した直後、またも衝突音。先ほどまで我が物顔で進んでいたル級が沈みかけている。

ぷら「沈んだ船も出来れば助けたいのです。でも沈めなければ助けられませんよね」

ぷらずまは沈みかけた(というか自分で沈めた)ル級の襟首を引っ掴み、持ち上げる。

提督「どこぞの冥宮のシャーマニックじゃねーんだからよー…」

ぷら「助けた船も出来れば沈めたいのです」

そういった直後、ル級を海面に叩きつけ、更に踵落としを脳天に喰らわせた。

ぷら「沈むほうが悪いのです」ニヤニヤ

提督「」

猫吊「魅力的でしょう?」

提督「いやなんか絶対間違ってる」


不条理さに眩暈を起こした提督は、帰投後、雪風に後の処理を任せ早々に寝込んだ。


翌日、ぷらずまはどこにも見当たらなかった。

猫吊るし曰く、「どっかいっちゃいました」との事だが追及する気は失せていた。

というわけで浜風来ました

小ネタ艦娘とか安価下

ポロリか……初風とか阿武隈とか天津風とか?

よし考えてみよう

――ポロリ(首)――

(これまでのあらすじ)

艦娘達の快進撃により、深海棲艦は西はインド洋から東は太平洋西部まで制海権を奪還された。

秘密兵器の戦艦棲姫は討伐され、霧の艦隊は契約期限が切れて撤退し、移動要塞離島棲鬼もボコられた。

つまり、航空砲雷撃戦を行うにはあまりにも艦娘たちが強すぎるのだ。

そこで深海棲艦達は一計を案じることにしたのであった。


鎮守府、執務室。いつものようにいつもの如く書類仕事をしている提督に一通の封筒が届けられた。

提督「……果たし状?」

雪風「古風ですね」

提督「いまどきの少女が書くようなキャピキャピした丸文字で書かれてなかったら頷くけどな」

雪風「誤配でしょうか……?」

提督「住所自体は間違ってないが切手が貼ってない辺り直接ぶち込んだのか? あと磯の香りがぷんぷんする」

ぶつくさ言いながら開封し、中の手紙を広げる。

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チキチキ!! 艦娘VS深海棲艦対抗ビーチバレー大会(ポロリもあるよ)開催のお知らせ By戦艦棲姫

先日のピーコック海戦では敗北を喫した。

だが、海戦は強くとも、スポーツはどうかな!?

腕に覚えのある艦娘を六名連れて来い。ビーチバレーで決着をつけてやる。覚悟するがいい!!

日時:6月**日 一三○○

場所:***海水浴場


提督「うん、読む気失せた」

雪風「しれぇ!?」

提督「それはともかく、事情を皆に話して適当に選ぶか」

鎮守府、食堂。

この鎮守府で艦娘が集まれる場所はここぐらいのものである。

正確には外とか工廠とかあるが全員が椅子に座ってくつろぎながら話せる場所が食堂ぐらいなのだ。


提督「……というわけで適当に選ぶ。既にくじは作成済みだ」

そう言って提督はドン、とくじ箱を机に載せる。

提督「まぁ六名ということはペア三組なんだろう。一度に二つずつ引いてペアを作る。どんな組み合わせでも恨みっこなしだ。イヤーッ!!」

気合一閃、くじ箱に手を突っ込んで引き抜く。

提督「えーと、最上、三隈」

呼ばれた二人が互いに困ったような顔を見合わせる。提督は気にせず次のくじを引く。

提督「阿武隈と、北上」

北上は眉を顰め、阿武隈は顔を青ざめさせる。

提督「最後は妙高と初風」

妙高は落ち着いているが初風はあからさまにガタガタ震えている。

提督「よし決定。深海棲艦の目に物見せてやろうではないか! 何か質問は……はい漣」

漣「これポロリするの胸じゃなくて首じゃないですかー!!」

提督「今は艦じゃなくて艦娘だから多分大丈夫でしょ」

なんだかんだで当日、午後一時、某海水浴場。

天候は……雨!! 


妙高「いませんね……」

阿武隈「雨の中水着とか寒いよぅ……」

提督「おい、どういうことだよ一体」

北上「時間間違えたんじゃないの?」

提督「いや、確かに一三○○と書いてあったはず」ペラリ

~~~~

日時:6月**日 一三○○

場所:***海水浴場

追記:雨天中止

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提督「……雨天中止じゃねーかザッケンナコラー!!」パァン

最上「そこは先に気づこうよ提督……」

提督「せやな。皆で何か食いに行くか」

三隈「先ほどお昼を食べたばかりですわ」

提督「全く、ままならんな……」

初風「提督のせいだと思うんだけど」

――NGシーン――

提督「どんな組み合わせでも恨みっこなしだ。イヤーッ!!」

気合一閃、くじ箱に手を突っ込んで引き抜く。

提督「えーと、深雪と、ぷらずま」

ぷら「沈むほうが悪いのです!!」

深雪「ヤメロー! ヤメロー!!」

漣「命がポロリじゃないですかー! やだー!!」


というわけで小ネタ艦娘とか安価下

長月了解ー

――狡兎死して――

鎮守府、執務室

提督「うー資材不足資材不足…ブツブツ」

長月「作戦が完了した」

提督「おかえr……旗艦の長良はどうした?」

長月「報告書を書いた後、『走りこみするから代わりに届けて』と頼まれた」

提督「走りこむついでにここまでくれば良かったのでは」

長月「いいんだ。私も司令官に聞きたいことがあったしな」

提督「なんだなんだ。南方へのバカンスは飽きたという話か」

長月「私たちはあの戦争の時代の艦艇の船魂で、深海棲艦と闘うために今一度生を受けた」

提督「そうだな」

長月「……深海棲艦と闘って、負けたらそれまでだ。だが、勝ったら? 勝った後私たちはどうなる? どうすればいい?」

提督「多分俺も本業に戻ることになるだろうし……引き続き俺の元で働けばいいんじゃね?」

長月「というと……漁業を?」

提督「そうだ。それに輸送業や護衛業も有りだろう。深海棲艦がいなくなっても海運がなくなるわけじゃない。むしろ解決してからが本番だ」

長月「そうか……気が楽になった」

提督「だがその前に勝たなきゃただの狸の皮算用だからな。頑張ってくれよ」

長月「あいわかった。任せてもらおう!」

厨二病のケがあるのは菊月ではないか? 提督は訝しんだ

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

朧了解ー

実際にバレーしてるとこ見たかったな

――艤装を混同することはないのです――

鎮守府、入渠ドック。

艦娘はここで手当を受けて休養に入る。また、海戦で傷ついた艦娘の艤装はここに預ける事になる。

提督「うーん、誰が誰のだかわからん」

彼の目の前には修理済みの背部艤装が4つ。第七駆逐隊の朧・曙・漣・潮のものである。

提督「別に名札とかもないしどうやって区別つけてるんだ?」

そこへ入ってくる朧。

朧「提督、どうしました?」

提督「いやなに、どうやってお前らが自分たちの艤装を見分けてるか気になってな」

朧「簡単ですよ」

そう言うと朧はぽんぽん、と手拍子を軽く打った。

並んだ艤装の一つからかさこそとカニが出てくる。

朧「これがアタシの艤装です」

カニの出てきた艤装を背負う。

朧「では、朧、遠征に出撃します!」

提督「お、おう」

そのまま出て行く朧を見送る。

提督「……朧以外わかんねーじゃん!!」

――このSSは鋼鉄少女を応援してるので磯風と野分はよ来い――

彼の目の前には修理済みの背部艤装が3つ。第七駆逐隊の曙・漣・潮のものである。

提督「朧以外はどうやって区別つけてるんだ?」

そこへ入ってくる漣。

漣「どうしましたか、ご主人様?」

提督「いやなに、かくかくしかじか」

漣「まるまるうまうまというわけですね。そんなの簡単ですよ」

ばちこん、と大げさにウィンクする漣。

漣「艤鎧、装…○!!」

提督「そこ伏字にすんの!?」

艤装の一つが光の粒となり魔法少女の変身バンクの如く漣を包み込み、気づいたときには完全装備の漣が目の前に立っていた。

漣「こういうことできますし間違えっこないですよ。じゃ、ご主人様遠征行って来ますね」

提督「お、おう」

そのまま出て行く漣を見送る。

提督「……そういや艤装も彼女たちの一部だったな……」

>>897
いつかやるか……うん

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

飛鷹了解ー

というか上げ忘れてた

――最新鋭ー最新鋭ー震電改はとってもとっても最新鋭ーだからよこせ――

鎮守府、工廠。入渠ドックでは修理しか行わないので装備のメンテなどは基本的にこちらで行う。

自室に艤装を持ち込んでメンテするものもいるが工廠のほうが用具が揃っているのでそれほど数は多くない。

提督「おや、飛鷹がいるな。珍しい」

飛鷹「あら、提督。暇なら艦載機の整備手伝ってくれない?」

提督「そんな事言ったってやり方知らんぞ」

飛鷹「これと同じように和紙を切り抜いて二つ折りにすればいいから。はい」

そう言うと飛鷹はサンプルの式紙と和紙の束とはさみを提督に渡した。

提督「まぁいいけどさぁ……」

提督はぶつくさ言いながらも隣に座り、作業を開始する。

提督「そういや、艦載機と一口に言ってもいろいろあるはずだが同じでいいのか?」

飛鷹「いいのよ。術でそれぞれ飛ばすときに変えるから」

提督「というか発艦方法の違う空母間で艦載機を融通できる仕組みがわからん」

飛鷹「そういうこと? ちょっとこれを見て」

飛鷹は自分の巻物を取り出す。そのまま器用にくるくる広げていくと、なにやらスリーブめいたものにカードが挿入されている。

飛鷹「私たち空母は甲板のスロットに艦載機のカードを仕込んで術によって実体化させてるの。飛ばす方法が違うだけで基本はみんな一緒よ」

提督「妖精が乗ってたと思うんだが」

飛鷹「実体化したときにいつの間にか乗ってるのよね……」

提督「あと副砲とか物理的に腰に吊るしてた(>>232)気がするが」

飛鷹「あれね。腰に吊るそうがカードにして挿そうがつけてれば実際どこでもいいのよね」

提督「めっちゃアバウトだなというかあれカードにも出来たのかよ」

飛鷹「物理的に換装すると格好いい派が多数だから空母艦娘以外だとあまり見ないけど」

提督「まぁせっかく四連装酸素魚雷装備しても見た目三連装の通常魚雷だと悲しいよな……」

そろそろ貯蓄にはいらないとなー

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

叢雲了解ー

―― 一人だけオーパーツ ――

鎮守府、入渠ドック。

提督の目の前には修理済みの背部艤装が8つ。吹雪・白雪・初雪・深雪・叢雲・磯波・綾波・敷波のものである。

提督「うーん、誰が誰のだかわからん……といいたいところだが」

どう見ても一つだけ異質である。

艦娘について疎い者に「この中で吹雪型でないものの艤装が有ります」と問えば100人中100人が叢雲の艤装を指差すだろう。

提督「叢雲のだけ完全に別モンだよな……」

叢雲「何私の艤装ジロジロ見てんのよ」

提督「他の吹雪型……いや特型と違いすぎてるからな。初春や子日のほうが近いぐらいだ」

叢雲「私たちも詳しくは知らないんだけど艦魂を顕現させるためのカラダの創造者が深く関わってるらしいわ。あの猫吊るしの受け売りだけどね」

提督「初耳だよそれ」

叢雲「ま、そういうことよ」

提督「……自分が他の姉妹と違いすぎてるから気になって聞いたとか?」

叢雲「!! そ、そんなわけないじゃない!!」

提督「まぁ俺もお前たちも全容を全く知らぬまま未知の敵と戦ってるって点では一緒だ。というか全部開示しろよあのドヤ顔め」

叢雲「べ、別にあんたのために闘ってるんじゃないんだから!!」

提督「俺はそんなこと言ってないが。まぁほれ遠征行った行った」

―― 準備は出来ているか? 俺は出来てない ――

飛龍「艦隊帰投しました! 次はMI作戦ですか?」

提督「……そうだ」

飛龍「えっ」

提督「そうだ」

飛龍「……本当に?」

提督「そうだ」

飛龍「ということは近日中に……?」

提督「既に始まっている」

飛龍「!?」

提督「資材の備蓄、改二候補の重点育成、装備の充実……。史上最大の戦いは既に始まっていたのだ。深海棲艦よ、覚悟するがいい!」

ビシ、と海の向こうに指を突きつける。

提督「あ、ノリで言ってしまったが他のみんなには内緒な」

飛龍「アッハイ」

大型建造しなくなるだけで資材どんどんたまりますね(自我研修済み)

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

そうかイチャイチャか……やってみよう

とはまた別に小ネタ艦娘とか安価下(あきつ丸は一回やってるので)

―― イチャイチャ? 知らない子ですね ――

あきつ丸「提督殿」

提督「どうした」

あきつ丸「三機目のカ号を入手したのはいつでありますか?」

提督「ええと……二週間前だ」

あきつ丸「羽黒殿の対空改修が終わったのはいつでありますか?」

提督「……二週間前だ」

あきつ丸「もう一つ質問よろしいでありますか? 新たにカ号を持ってきたあきつ丸はどこにいったでありますか?」

提督「……君のような勘のいい陸軍は って霊的に同一人物だからわかってるでしょ!?」

あきつ丸「男女のたわいもない会話にはこのような冗句が必須と」

提督「どこ情報だよ!?」

あきつ丸「訳あってソースは話せないであります」

提督「読み方の違いの問題じゃねーから!!」

あきつ丸「提督殿もなんだかんだでノリノリであります」

提督「で、本題は何だよ」

あきつ丸「いえ、別にないであります。強いて言えば提督殿とちょっと『こいきなとぉく』をしてみることであります」

提督「あぁもう! あぁもう!!」

えーと祥鳳はすでに半分脱げてるようだしもうやった。鳳翔は最初のほうでやった
ということで龍驤にしましょう(改二記念で自発的にやったぶんはノーカン)

次の次の小ネタ艦娘とか安価下

榛名了解ー

―― 3ヶ月待たされてる間にLv99になってしまったんですが(憤怒) ――

提督「七月か……ついに榛名の改装が来るな……」

榛名「はい! この日の為に練度も十分上げました!」

提督「卯月探してたら上がってたというのが真相だがな」


そして七月。猫吊るしが大本営直属の妖精をつれてきて大改修を行う日がやってきた。


提督「さーて前情報から行くと妙高の改二だろうなー。レベルもうちょっと必要かなー」

榛名「あの、提督、榛名の改二は……?」

提督「呉の空襲の日にあわせた今月下旬じゃね? 大本営はだいたいそういうところにこだわるし」

榛名「」

提督「ん、どうした榛名」

榛名「はい、榛名は大丈夫です」(マグロ目)

提督「大丈夫そうには見えないが」

榛名「ハイ、ハルナハダイジョウブデス」(マグロ目)

提督「……衛生兵ー! えいsいや明石だ。明石はどこだー!!」

―― 軽空母や軽巡洋艦は搭載力や耐久力と引き換えに対潜攻撃能力を得ている気がする ――

龍驤「……なんでや……改二になったのに何で胸は成長せんのや……」

提督「艦暦考えるにもう十分大人だからじゃねーの?」

龍驤「キミほんまデリカシーないやっちゃなー。乙女の繊細な……こう、わからへん?」

提督「逆に考えよう。胸が大きい艦娘の真似をすればいい。正規空母たちのように長弓を使うとか」

龍驤「あれ結構腕の力いるんよ……トイウカキョニュウデユミツカウトカブツブツ」

提督「ちとちよみたくカラクリ人形ならぬカラクリ艦載機とか」

龍驤「あれ意外と繊細でな。うまいこと飛ばさんとすぐ墜落するねん」

提督「試したことあったのかよ。あきつ丸の走馬灯とか」

龍驤「火気厳禁とか論外や論外」

提督「飛鷹隼鷹みたいに陰陽術で」

龍驤「それもともとウチらの手法やって!!」

提督「手詰まりだな」

龍驤「……そうや、バルジや! 中型バルジつくってぇな!! 開発出来るようなったって資料みたで!」

提督「期待はするなよ?」


その後、中型バルジが作成され、装備することになった。龍驤の足部艤装に。

開発妖精「これでぎょらいがきてもあんしんですね?」

龍驤「なんでや!! なんで胸じゃないんや!!」

開発妖精「ばるじはそーゆーものですし?」

今日は筆がノったな(自画自賛)

小ネタ艦娘とか安価下

age忘れてたのでもいっこ下

すでに出てるな更にいっこ下

暁了解ー

―― 君はまだ灰被りとかよくよく考えるとひどいことですね? わかったか ――

鎮守府執務室。秘書艦ないし開発担当でない艦娘がここに来るのは大体陳情のためである。

暁「司令官ってば暁のこと子供扱いしてる気がするわ! 一人前のレディなのに!」

提督「そりゃなぁ? そもそも『一人前のレディ』とは何か説明できるか?」

暁「うっ、それは、その……」

提督「わからないからって心配するこたぁない。一人前のレディな艦娘に訊けばいい。俺? もともと海の男なパンピーが知るわけなかろう?」

~~~~~~

鎮守府廊下。

暁「うー、ごまかされた気がする。でも訊きに行くのはありかも」

雪風「あれ、暁ちゃん? 何か悩んでます?」

暁「ひゃうっ!? ……雪風じゃない。おどかさないでよ」

雪風「悩み事だったら相談に乗りますよ? しれぇには言いづらいこともあるかもしれませんし」

暁「司令官にも話したんだけどかくかくしかじか」

雪風「一人前のレディですか……」

暁「雪風とかどうなの? 司令官とケッコンして何か変わった?」

雪風「しれぇと一緒に寝るようになった以外は変わりませんが……そうです!」

暁「?」

雪風「最近着任した、新しい戦艦の艦娘がレディっぽい雰囲気を漂わせてました!」

暁「戦艦寮ね。行ってみるわ!」

~~~~~~

鎮守府、戦艦寮。

金剛型二部屋、伊勢型、扶桑型、長門型、大和型。そして、新たに増築されたと思しき部屋……。

暁「ここが、その、レディなひとの部屋ね。深呼吸深呼吸……」スーハースーハー

そんな暁に後ろからかかる声!!

ビス「あら、駆逐艦の子? 私に何か用かしら?」

暁「ぴょぁぁぁ!?」

ビス「ほらほら、そんなに驚かないの。ここにいるってことは私に用事があるんでしょう?」

暁「え、えと、あの、その、実は……」

かくかくしかじか

ビス「そうね、こんなのはどうかしら?」

再び鎮守府執務室

提督「みかんはいつ食っても旨いのだ」ムシャムシャ

そこに扉をバンと開いて入ってくるものあり。暁である。

提督「暁じゃないか。答えは出たのか?」

暁「キ、キ、キスしてくれてもいいのよ?」

恥じらいに頬を染め、目を逸らしながら言い放つ。

提督「……目ぇ瞑りな」

暁「ん……」

言われたとおり目をつぶる暁。

暁の唇に近づく……

チュッ

暁「#$%&!?」

提督「もう目ぇ開けていいぞ」

暁(し、司令官とキスしちゃった!?)

真っ赤にした頬に手を当て震える。

暁「し、しつらいしまみた!!」

呂律の回らない舌で退室の挨拶をしながら駆け出す。

提督「……みかんに口付けさせただけなんだけどな」

手に持ったみかんの一片を凝視しながらひとりごちる。

提督「これ食ったら間接キスになるのかね? まぁいいか」

指で弾いて口に放り込む。その味は甘酸っぱかった。

ビスマルク来たのでもう何も怖くない(来たのは9日ほど前だが)

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

隼鷹了解ー

―― 客船がお嬢様だという風潮 ――

提督「隼鷹、前々から思ってたんだけどさー」

隼鷹「なんだい、提督?」

提督「何でそんなスカムでパンクなトゲトゲツンツンヘアーなんだよ」

隼鷹「あぁ、これねぇ。飛鷹見ればわかるだろうけどアタシ達、元が商船だからお嬢様気質じゃん?」

提督「そこらの因果関係がよくわからないが本人がそう言うんならそうなんだろうな」

隼鷹「それでさ。こういう風に髪を尖らせたりフランクな言葉遣いしたりして敵にナメられないようにするわけよ」

提督「ヒャッハーとか言うならモヒカンにするくらいの気合が必要なのでは。あと棘付き肩パッド」

隼鷹「やだねぇ、提督。髪は乙女の命だよ?」

提督「整髪剤で固めるのはいいのか?」

隼鷹「もちろんよくないしそんなの使ってないよ。ちょっと一房触ってみな」

提督「さらっさらだ。……んん? 芯棒かこれ? 紙が巻いてあるけど」

隼鷹「そう、式を使って固定してあるのさ」

提督「技術の無駄遣いだな」

隼鷹「術を解いて言葉遣いも直せば……」

隼鷹が指を鳴らすとツンツンだった髪の毛がさらりと下がり、手櫛を通して整えればまさに令嬢。

提督「ほう、これはこれは」

隼鷹「いかがです、提督?」

提督「まさに深窓の令嬢って感じだな。左手に酒瓶ぶら下げてなけりゃ」

隼鷹「あっはっはっは! それもそうだねぇ!」

あっさり元通りピンと張る髪の毛。

提督「酒も役作りのためか?」

隼鷹「いや、これは個人的嗜好だよぉ」

提督「そうか……」

実際髪下ろしたらどうなるんでしょうね

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

もがみんりょうかーい

―― 提督の個人的感想であって実際彼女たちをそういうものと規定するものではないですね? ――

提督「うーむ」

最上「どうしたんだい、提督?」

提督「いやー、ちょっと考えてたんだよ。最上型姉妹は何かお嬢様っぽいってなー」

最上「そうかな?」

提督「熊野は言うまでもなくセレブな生活に染まって下々の生活がよくわかってないタイプ系のお嬢様。一人で行動させると危ない」

最上「うん、まぁその、うん」

提督「鈴谷はそうだなぁ……こう箱入り娘にせず育てた場合みたいな?」

最上「疑問系なの?」

提督「俺の偏見だと思うが女子高生ってあんなモンじゃないか?」

最上「そうかなぁ」

提督「三隈はそうだな。蝶よ花よと育てられた不思議系。何をどうやったらくまりんこなんて出てくるんだ。『み』はどこいったんだよ!!」

最上「僕に当たられても困るなぁ……」

提督「で、最上。名家だけど女の子ばっかで男の跡継ぎがいないから男の子として育てられたタイプ!!」

最上「そこ強調するとこ!?」

提督「一昔前の封建社会的な世界観的な話ではよくある話だろう? もちろん俺の勝手な想像だが」

最上「ボーイッシュなところがあるのは認めるけど……」

提督「と言うかなんでお嬢様なんだろうな」

最上「うーん……」

提督「まぁふと思っただけだ。気にすんな」


その後しばらく重巡寮にて何事か思い悩む最上の姿が見られたという……

最上には「三隈に詫び入れる」というセリフがあって いや自分の勝手な憶測で皆を混乱させるのはよそう

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

羽黒了解ー
そう遠くないうちに足柄と那智の改二来ると思うんだよなー。あの不自然な妙高改二と羽黒改二の間のブランク見る限りは。

―― 特段艦種とか変わったわけでもないのに着任時の台詞が変更されているのだ ――

提督「これで羽黒も改二だな」

羽黒「頂いた装備、大切に使います!」

提督「しかし、着任当時のことを思い出すなぁ。なんで初対面の相手に謝られてんだよ俺」

羽黒「あの時ですね……」

~~~~~~

過去・バシー沖

雪風「しれぇ、敵旗艦鹵獲しました!」

提督「Zzz...」

雪風「もー、しれぇ寝ちゃってます。とにかく、敵は撃退したので帰投しますね」


工廠

提督「うー、ねみぃ。んじゃ敵艦解体すっか」

寝起きでやり方がぞんざいになっていた提督は返り血をまともに浴びてしまった。

提督「うぇ~、後で着替えよっと。……ん、これ新艦じゃね?」

ドロップを妖精さんに投げ渡す。あっという間に艦娘が出来上がる。

羽黒「羽黒です。妙高型重巡洋艦の末っ子d……」

羽黒は見てしまった。全身に血を浴び、刃物を持った恐ろしい男の姿を。

羽黒「あ……あの、ごめんなさい!!」ダッ

提督「???」

~~~~~~

羽黒「あれホント怖かったんですよ」

提督「うん、着替えに戻るときに雪風が俺の姿見て泣き出してたし着替える前に鏡見たとき我ながらちょっと引いた」

羽黒「先に水を浴びるなどすればよかったのでは……」

あと大鯨だけなんだけどなぁ

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

三隈了解ー
950超えたか…

―― バリボー!! ――

これまでのあらすじ
果たし状を突きつけられた提督一行は有志をくじ引きで募って戦場に挑んだが
「いませんね……」 「おい、どういうことだよ一体」雨天中止……

~~~

鎮守府、執務室

雪風「しれぇ、通信が入ってます!!」

提督「お、深海棲艦に叩きつけた果たし状の返信が来てるよしよし」

雪風「どうやって送ったんですか?」

提督「鎮守府近海の駆逐艦をちょっとメッセンジャーにこれをな」

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

艦娘VS深海棲艦対抗ビーチバレー大会(ポロリはない)開催のお知らせ By提督

テメェの都合で中止されてムカついた。以下から選んで返信したのち二人以上で所定の日時に来なさい。わかったか

 (はい) Yes

日時:7月**日 一三○○

場所:***海水浴場

備考:雨天決行

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雪風「しれぇ……」

雪風にかわいそうな人を見るような目で見られている気がするが気にしないことにする。

某海水浴場

三隈「ビーチバレーはいいんですけど三隈と雪風ちゃんだけなんですか?」

提督「他の前回参加者は忙しかったり休暇出してたりしてたもんでね」

三人とも水着姿である。提督が脱ぐ必要あったかはともかく。

提督「そろそろ時間だから来るはずだが」

雪風「あっ、あれじゃないですか?」

沖から来たる三隻の金色深海棲艦……Flagshipなのだ!!

ヲ級「よくぞ逃げずに来たわね」

提督「いや呼びつけたの俺だから」

タ級「フフ、その減らず口いつまで叩けるかしら?」

ル級「はい、ボール」

ル級が取り出したのはバレー用のボール……と同じぐらいの大きさの鉄球!!

提督「何で鉄球なんだよ!!」

ル級「生身で打ち返したり艤装を使って打ち返したり艦載機を使って打ち返したりして規定のとき点を取るか相手を全員コートに沈めれば勝ち」

三隈「なるほど……」

提督「どこのエクストリームビーチバレーだよ!! 三隈も納得しないでよ!!」

雪風「雪風は沈みません!!」

提督「あぁもう、あぁもう!!!」

じゃんけんでサーブ権を得る。相手はヲ級とタ級。ル級曰く「私のほうが強いけど低速戦艦だからなー低速は辛いわー」とのこと

三隈「三隈の立体的な航空砲雷撃戦、始めますわ!」

鉄球を放り上げ、連装砲から弾を放つ。弾は鉄球に……当たらない!

鉄球が三隈めがけて落下する!!

提督「おいおいおい」

雪風「三隈さんっ!!」

鉄球が三隈に直撃するその直前!! 瑞雲が鉄球に体当たりし、網を飛び越えそのまま相手コートに突っ込んだのだ!!

タ級「くっ」

三隈「くまりんこ☆」

雪風「ごわがっだぁ~……」ヘナヘナ

提督「危うくR-18飛び越してR-18G展開になるところだったぞ」


その後も点を取ったりとられたりしたが雪風が幸運でナントカ倒した

雪風「雪風、また生還しました!」

タ級「」プスプス

ヲ級「」プスプス

提督「しかし果たし状出された怒りで果たし状出し返してしまったわけだがこのビーチバレー何か意味あったの?」

ル級「いや別に新しい泊地作ってることから目をそらすためってわけじゃないんだからね」

提督「……性懲りも無く造ってるのかよ」

ル級「あ、やべ」

提督「そうかそうか三隈、撃っちゃっていいぞ」

三隈「み……くまっ!!」ドゥン

ル級「うひー!!」

ル級はノビてる他二人を引っ掴み海の向こうへと逃走して行った……。

提督「……しかし、新しい泊地となると洒落にならんな……。備蓄しないとな……」

のちのAL/MI作戦の始まり……

ビーチバレー後日談と絡めたら予想以上に長くなったな……

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

鬼怒了解ー

―― 見たら飛ぶ(精神が) ――

鬼怒「提督、訓練しよ、訓練!!」

提督「艦娘はともかく俺が訓練する理由が見つからないが」

鬼怒「射撃場に誰もいないときに砲撃の練習してるの知ってるよ」

提督「あれはただの気晴らしだし、別に隠す気もないからな」

鬼怒「だから訓練しよっ!」

提督「まぁたまには訓練の様子見るのもいいか」


艦娘訓練中……


鬼怒「ふー、いい汗かいた!」

提督「お疲れさん。片付けとか俺がやっておくから先に帰ってな」

鬼怒「はーい」

おとなしく訓練場から退出する鬼怒

鬼怒「といったけど、こうやって一人になったときを見計らって練習してるんだよね。砲撃音聞こえるし」

そう呟いて引き返す。

鬼怒「さーってどんな調子かな?」

そっとドアを開け隙間からのz

軽巡艦娘寮・長良型三号室

阿武隈「ふんふふ~ん♪」

鬼怒「……」

阿武隈「おかえり~、ってどうしたの!? 顔色悪いよ!?」

鬼怒「……ちょっと、寝込むね……」

そう言うと鬼怒はベッドに倒れこんだ。

阿武隈「ちょ、ちょっとちょっと!?」


翌朝まで鬼怒が起きることはなく、倒れた理由も黙して語ることはなかった……。

イベント開始までに資材どのくらいたまるかなぁ

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

衣笠ですね了解ー

―― 養殖を否定しないスタイル ――

提督「この演習で衣笠の練度は55……。すなわち、改二だ!!」

衣笠「衣笠さんにお任せ!!」

提督「というわけで武装解除して近代化改修送り、と」

無慈悲である。

衣笠「釈然としないわね……」

おお!! 近代化改修に送られたはずなのに何故ここに衣笠が!?
そう、彼女こそ最初に改二になった衣笠なのである!!

提督「3号砲手に入るし……」

衣笠「三隈も持ってくるでしょう?」

提督「三隈でやりたいのは山々なんだが出ないし……」

衣笠「それにもう一人の自分が育ったのち改修に回されるの見るとなんだかなぁって感じが」

提督「五十鈴に相談しとけ。一週間ぐらいぶっ続けで語ってくれるだろう」

衣笠「うわぁ……」

提督「改の時点で正規空母並の対空改修できるから仕方ないね」

衣笠「しかももう3人の私がいるわけだけど」

提督「そっちも改二にして3号砲と近代化改修の材料にするよ」

衣笠「やっぱり……」

雪風「しれぇ! 鎮守府近海の潜水艦の掃討完了しました! 敵旗艦のフラヨ鹵獲しました!」

提督「どれどれ、ドロップは(ザクッ)……衣笠だこれ」

衣笠「少なくとも後4回繰り返すのね……」

提督「3号砲開発できないからなぁ。MI/AL作戦のためにも仕方ないよなぁ……」

大型建造で三隈を当てろ? イベントのためにためてるのに本末転倒じゃないですか

というわけで小ネタ艦娘とか安価下

黒潮了解ー

―― 台詞が彼女たちを形作るのだ ――

鎮守府執務室

提督「うーむ……」

黒潮「司令はん、何か悩んどるん?」

提督「うん、黒潮は関西弁だよな」

黒潮「せやで。生まれは藤永田やし」 *藤永田造船所。

提督「浦風は広島弁だな」

黒潮「せやな」

提督「浦風も藤永田出身だろ。関西弁でもおかしくないだろ」

黒潮「それはその……キャラかぶり避けるためなんちゃう?」

提督「そんなの気にしてどうすんだよ」

黒潮「ほら、駆逐艦って数多いやん? 特徴づけは必須なんや。多分」

提督「多分?」

黒潮「うちらにもそこらへんよくわかってないんよ。艦娘の姿形や性格や口調なんかは大本営で作られてるらしいけど」

提督「雪風が泣き虫なのも?」

黒潮「ありうるで……」


後日猫吊るしに確認したところ「イレギュラーですけど性能に問題ないからいいでしょう?」との返事をもらったという

そろそろ次スレを立てねばならない時期なのではないだろうか?

ともあれ小ネタ艦娘とか安価下

瑞鳳了解ー

―― 艦載機を格納するのが格納庫である以上矢筒部分のはずだが ――

提督「ん、瑞鳳ちょっと矢筒ずれてねーか」(グイ

瑞鳳「んぅ」

あからさまに艶っぽい声なのだ!!

瑞鳳「提督? 格納庫勝手にまさぐるのやめてくれない?」

提督「あ、あぁ勝手に直したのは悪かったが今の声は何だよというかまさぐるって」

瑞鳳「艦娘は元が艦魂だから艤装も体の一部なのよ」

提督「その割には壊れたり直したり取り外せたりするようだが。ってそうじゃなくて」

瑞鳳「肉体部分が傷ついて治癒するのと同じようなものよ」

提督「人の肉は取り外しはできねぇよ!?」

瑞鳳「こればっかりはちょっと説明しづらいわね」

提督「とりあえず矢筒外すだろ」

瑞鳳「んぅ」

提督「10歩ほど離して」ゴソゴソ

瑞鳳「んぅ///」

提督「なんでだよ!! 何で何か感じてんだよ!!」

瑞鳳「複数の同一艦娘が存在するのと似たようなものだから」

提督「そっちじゃねーよ!! 何で格納庫触られて感じるんだよ!?」

瑞鳳「ほら、その、ね?///」

提督「ね?///じゃねーよ!! どうしてこうなった……。どうしてこうなった!?」

次スレタイトルもテンプレもまだ考えてないけどだいじょうぶだよね(震え声)

ともあれ小ネタ艦娘とか安価下

雪風禁止とは一言も言ってないからな。うんうん。よしよし。締めに最適だな。次の話書いたら次スレ立てるか

というわけで雪風了解

―― ちいさなしあわせ ――

鎮守府、執務室

提督「うー、あぢー。こうも暑いと海に飛び込みたくなるぞ……」

椅子にだらしなく座り、ぶつくさ文句をたれながらうちわで己をあおぐ提督。

雪風「しれぇ、通信が入ってます……」

提督「あぁ、書類はそこに置いといて。雪風も暑そうだな。こっちおいで」

雪風「ふぁい、しれぇ…」

ふらふらと近づき、倒れるように提督の胸に飛び込む雪風。

雪風を抱き上げ、ひざ上に座らせる。

提督「ほれ、涼しかろう?」

パタパタと雪風をうちわであおぐ。

雪風「はふ……ありがとうございまふ……」

しばらくあおいでいると雪風は寝息を立て始めた。

提督「……寝ちゃったかな?」

上の空で雪風の頭を撫でる。

提督「……これが幸せってヤツなのかねぇ……Zzz...」

というわけで立ちました。

【艦これ】泣き虫雪風と釣り人提督 Part2
【艦これ】泣き虫雪風と釣り人提督 Part2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405605220/)

さて何で埋めよう?

―― リランカ北ルート固定とか大本営はゲイのサディスト ――

提督「蒼龍改二か……」

大淀「はい」

提督「うちの空母・戦艦の層は厚いからこのへんは問題無いとしてだ」

大淀「はい」

提督「二航戦+駆逐2でリランカ!? リランカだと!? カスガダマではないのか!?」

大淀「はい」

提督「はいじゃないが」

解説:4-3は駆逐2以上で羅針盤頼みの数が二倍になるのだ!! ザッケンナコラー!!

~~~

提督「よし、潜水艦なし、金剛筑摩残しでフラタ2。余裕だったな」


だがここで悲劇が起こる!!

提督「アイエッ!?」

筑摩「すみません、弾づまり起こしちゃいました」

筑摩が連撃をしなかったのだ!!

提督「アイエエエエエ!?」

しかも今回機種変換のためにリランカ任務を消化する必要がなかったのだ!!

提督「……この任務放置しようか」

大淀「家具職人もらえますよ」

提督「今すぐ欲しいって家具ないし…」

せめて南ルート使わせてくださいよぉ!?

せっかくだし>>1000で小ネタ安価でも取りますか

朧で

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年06月10日 (土) 13:20:51   ID: dy3jMOJt

小ネタとやらのせいで読み辛いわ。

2 :  SS好きの774さん   2017年08月03日 (木) 18:10:32   ID: GDIE1F2S

イッチー<小ネタしかなかったけどいいかな?
俺氏<よくねぇよ。本編どこだよ。

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