モバP「スマホを買った」 (70)

モバP「今まで使ってたガラケーが壊れたからスマホに買い換えたけど……」

モバP「イマイチ使いづらいんだよなぁ。でもどこに行ってもスマホしか置いてないし……」

モバP「…少しずつ慣れていくしかないか」


ーーーーーーーーーー


モバP「あ、そうだ。ちひろさんに明日の会議に使う書類渡さないといけないんだった。」

モバP「とりあえず連絡しておこう。」メルメル

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383228065

~♪

あい「…メール?Pくんからか。」


差出人:モバP

件名:明日の会議について

まだ書類受け取ってませんでしたよね?内容に目を通しておいてほしいので、早めに出社して来てください。


あい「これはちひろさんに送るつもりだったのかな?フフッ、とんだうっかりさんだな、君は。」

あい「まぁ私も、間違いを指摘するくらいの甲斐性は見せておこうか。」メルメル

~♪

モバP「ん、あいさんからか。」


差出人:東郷あい

件名:しっかりしてくれよ?

ちひろさんへの業務連絡かな?こういう誤送信はトラブルを引き起こすこともあるから、注意するように。いいね?


モバP「誤送信?…って間違ってあいさんに送っちゃったのか。」

モバP「……ちゃんと謝っておこう。」

~♪

モバP「ん?誰からだ?」


差出人:遊佐こずえ

件名:ねえねえ

ぷろでゅーさーは…のみもの、なにがすきぃ…?


モバP「……なんだ?まぁ一応返信しておくか。っと、その前に、忘れないうちににあいさんに謝っておかなくちゃ。」メルメル

765でそっくりなss見たことあるな
同じ作者さんかな

~♪

ちひろ「プロデューサーさんから?何かしら。」


差出人:モバP

件名:すいませんでした!

やってしまいました…許してくれると嬉しいです


ちひろ「」

ちひろ「やってしまいましたって、一体何をやらかしたんですか!?大体それは、私が許せば解決するものなんですか!?」

ちひろ「とりあえず、何をしでかしたのか問いたださないと…」メルメル

>>6
元ネタはそのssです
パクリと言われればそれまでですが…

友紀「へへっ、キャッツのナイターのチケット、2枚貰っちゃった?。」

友紀「プロデューサーと一緒に観に行きたいな?。でも忙しいかな…」

友紀「それに、めんどくさいって言って断られたら悲しいな……」

友紀「………」

友紀「…ううん!ウジウジ悩むなんてあたしらしくないったら!行動あるのみ!」メルメル

~♪

モバP「ん、友紀か。」


差出人:姫川友紀

件名:プロデューサーさん!

来週の土曜日の夜、一緒に野球を観に行きませんか?友達からチケットを2枚貰ったのでチケット代は大丈夫です!


モバP「いや、一応ちゃんと給料貰ってるからチケット代くらいは出せるんだけど…」

モバP「しかし野球かぁ。生で観たのは、それこそ友紀をスカウトした時が最後だったな。」

モバP「来週の土曜日はオフだし、観にいけるよう返事出しておこう。」

モバP「…そういえば、友紀は好きな選手とかいるのかな?」メルメル

~♪

奈緒「プロデューサーから?な、なんだろ……」


差出人:モバP

件名:土曜日の夜なら

時間あるぞ。おまえは誰が好きなんだ?


奈緒「は、ハァ!?」ガタッ

奈緒「どどどどういうことだよこれぇ!?土曜日の夜ならあいてるって!」

奈緒「こ、これって、その、デデ、デートのお誘いなの、か?」

奈緒「そ、それに誰が好きかなんて、そ、そんなの……」

奈緒「~~~~~~っ」ボッ

奈緒「あ~~もうっ!わっけわかんねーよ~~~!!!」バタバタ

~♪

モバP「っと、ちひろさんからか。さっきのメールの返事かな?」


差出人:千川ちひろ

件名なし

一体何をしたんですか?事務所と私に損害が出る前に洗いざらい話してください


モバP「なんだこれ?……ってまさか!」

モバP「うわー、やっぱり誤送信だ。さっきあいさんに注意されたばっかりなのに…」

モバP「しかもこれ文面的にかなり怒ってるよな…早く誤解を解かないと…」メルメ

~♪

モバP「うわっと!なんだ、仁奈か。」

差出人:市原仁奈

件名:おねがいがあるでごぜーます!

仁奈はこの前テレビで着たキグルミがほしーでごぜーます!プロデューサー、なんとかしてくだせー!!!


モバP「テレビってのは収録のことか?そういえばあの着ぐるみずいぶん気に入ってたもんな。」

モバP「でもあれテレビ局のだからな……買い取るとなると結構高そうだし…俺のポケットマネーじゃちょっと厳しいな……」

モバP「…おっと、そんなこと言ってる場合じゃなかった!早くちひろさんにメーr ~♪ って今度は誰だ!?」

差出人:双葉杏

件名:ねーねー

なんとなくプロデューサーが杏をゲームセンターに連れて行ってくれる気がするんだけど


モバP「あんのニートが……俺が甘やかしすぎたのがいけなかったのかな…少しキツく言ってやろう」メルメル

~♪

友紀「!プロデューサーからだ…」ドキドキ


差出人:モバP

件名なし

一人で行け。こっちはおまえに付き合うほど暇じゃないんだ


友紀「…………」

友紀「…そっか、そうだよね……」

友紀「プロデューサー、忙しいもん。あんな無神経なメール、怒るに決まってるじゃん……」

友紀「…ダメだなぁ、あたし……」ジワ

友紀「プロデューサーに…きらわれ…グスッ…ちゃった…っ…」ボロボロ

友紀「…うっ……うぅ…グスッ…ヒック……」

モバP「ちょっと言いすぎたかな……いや、あれくらい言わないとあいつは…」

~♪

モバP「…またか、今日はやたらメールがくるな……」


差出人:神崎蘭子

件名:我が友よ!(プロデューサー!)

火の国に伝わりし、混沌の塊は経験したか?(熊本の郷土料理の、いきなり団子って食べことありますか?)



モバP「ああ、いきなり団子か。前に熊本に出張に行った時に食べたけど、美味しかったなぁ。」

???「あの…プロデューサーさん。」


モバP「ん、おお智絵里か。どうした?」

智絵里「いえ、その…たいしたことじゃないんですけど、ちょっと……」

モバP「何か悩みでもあるのか?俺でよければ相談に乗るぞ。」

智絵里「ええと、その…最近、愛海ちゃんが、その……」ゴニョゴニョ

モバP「…わかった智絵里、皆までいうな。俺がキツーーーく言っておくから。」

智絵里「は、はい。それでは…わたし、今日はもう帰りますね。」

モバP「ああ、気をつけて帰れよ。」

ガチャ

智絵里「お先に失礼します…」

モバP「おーう、お疲れー。」

バタン

モバP「さてと…」

モバP「とりあえず、愛海に粛清メールを送って…」メルメル

モバP「あとは仁奈に着ぐるみは無理そうだってことと、蘭子にいきなり団子食べたことあるって送ればいいんだな。」メルメルメルメル

~♪

蘭子「ククク、我が友か。(あっ、プロデューサーからだ♪)」


差出人:モバP

件名:当然の報いだ

お前は罰を受けなければならない。


蘭子「!?」

蘭子「え……プロ…デュー、サー……?」

蘭子(私何かしたっけ??全然心当たりがないよ……でもプロデューサー凄く怒ってるし……うぅ、なんでぇ?)

~♪

ちひろ「…プロデューサーさんですね、まったく一体何をしたって………」


差出人:モバP

件名:ごめんな

ちょっとむりそうだ。わがまま言わずにがまんしてくれないか?


ちひろ「…なるほど、言えないほどのミスをしてしまった、と。」

ちひろ「だいたい、なんで諭すモードに入ってるんですかねぇ。わたしはあなたの発言に対して、しかるべき態度をとっているだけなんですが。」ビキビキ

~♪

仁奈「むー、プロデューサーおせーです。いったいなにをしてやがったですか?


差出人:モバP

件名:デリシャス!

ああ、あれか。甘じょっぱくておいしかったよ。


仁奈「」

仁奈「ぷ、プロデューサー、あのきぐるみ、たべちゃったのでごぜーますか……?」

仁奈「…見損なったでごぜーます。プロデューサーは、キグルミのきもちがわかっていやがると思ってたのに!!」ウガー

仁奈「仁奈はなっとくのいくせつめいをようきゅうするですよーー!!」メルメルメルメル

~♪

モバP「…仁奈からか。」


差出人:市原仁奈

件名:なんででごぜーますか!!

なっとくのいくせつめいをようきゅうするですよーー!!


モバP「やっぱりゴネるか…子どもにお金の話をするのもあれだし、ここはボカしてうやむやにしたほうがいいかな。あんまり褒められたことではないけど……」メルメル

蘭子「プロデューサー……なんで…おこってるのぉ……」

~♪

蘭子「ひゃぅっ!!」

蘭子「プロ、デューサー…から……」


差出人:モバP

件名:ごめん……

おれもたくさんおねがいしたんだけど、どうしても許してもらえなかったんだ……


蘭子「いや、いや、いやぁ……」ガタガタ

蘭子「嘘…ですよね……こんなの、わたし……」プルプルメルメル

~♪

モバP「ん、2通来てたのか。全然気づかなかったな…」


差出人:千川ちひろ

件名なし

いい加減何をミスしたのか教えてほしいんですけど。あなたのせいで建てられる対策も建てられないので正直迷惑しています。


モバP「……ヤバイ。完全に忘れてた。今更間違いだったって言っても許してくれないよなぁ…」メルメル

モバP「それとこれは……蘭子か。」

差出人:神崎蘭子

件名:冗談ですよね?

わたし、なにも悪いことしてないです…なのに、叩かれたり蹴られたりするんですか?


モバP「…なにがあったんだ蘭子?怖い夢でも見たのか?こういう時こそ、プロデューサーの俺が支えてやらないと…」メルメル

奈緒「どうしよう…こういうのって、なんて返したらいいんだ……?」

奈緒「嬉しいけど、で、デートなんて、したことねーし……」

奈緒「…あぁもうっ!なんなんだよ?!!」

~♪

奈緒「ひゃん!!」

奈緒「ぷ、プロデューサーからだ……」バクバク


差出人:モバP

件名:間違えました……

本当はあいさんに送るつもりだったんです……どうか忘れてくれるとありがたいです。


奈緒「…は?」

奈緒「な、なんだよそれぇ…?」

奈緒「あいさんに送るつもりだったって、じゃあ私が1人でかってに浮かれてただけってことかよ……」


奈緒「…それに、なんで敬語なんだよ。いつもと同じノリで送ってくればいいじゃんか……」

奈緒「…………」ジワッ

奈緒「…なんなんだよもぉ…ヒック…わけ…グスッわかんねぇよぉ……」エグエグ

~♪

ちひろ「….はぁ、まったく、報告・連絡・相談は組織の基本だっていうのに……」


差出人:モバP

件名:安心しろ

なにをそんなに怯えているんだ?困った時はいつでも頼ってくれ。そのために俺がいるんだから


ちひろ「…………」

ちひろ「…………」ブチッ

ちひろ「…………」

ちひろ「…………」プルルル

ちひろ「…………」プルルッガチャッ

ちひろ「あ、もしもし、ちひろです。いえ、いつもお世話になっております……」

ちひろ「申し訳ありませんが、スタドリとエナドリの追加注文を……えぇ、はい、お願いします……」

モバP「よし、これで全員にメール返したな。特に返信も来てない……」

モバP「……いや、ごめんこずえ、お前がまだだったな……ほんとごめん。」

モバP「ええと、おれの好きな飲み物は……」メルメル

~♪

蘭子「ッ……!」ビクッ

蘭子「おねがい……プロデューサー…嘘だって…いってぇ……」


差出人:モバP

件名なし

ソーダ


蘭子「っきゃああぁぁぁあああ!!」ガターン

モバP「これで本当に全員に送り終えたな……ずっとスマホ見てたから、目が疲れたよ…」

~?

モバP「今度は電話か…ん、あいさん?なんだろう……?」

モバP「もしもし、あいさん、どうかしましたか?」

あい『ああ、Pくんか、君に聞きたいことがあってね……』

モバP「?はい、なんでしょうか?」

あい『単刀直入に聞こう。…君は姫川くんに何を言ったんだ?』

モバP「…どういうことですか?友紀に何かあったんですか!?」

あい『さっき電話があってね。プロデューサーに嫌われた、どうしようと言ったきり、泣いているばかりで、どうにも要領を得なかったんだ。』

あい『正直姫川くんが君に失礼をはたらくようなことはないと思うんだが、何か心当たりはないかい?』

モバP「…いえ、なにもないですよ。それどころか、さっきメールで一緒に野球を観にいく約束をしたくらいで……」

あい『メール…?なるほど、そういうことか。』

モバP「……あいさん?」

あい『Pくん、私は君に、誤送信には気をつけるよう注意したはずたが……』

モバP「え?…いや、え……?」

あい『メールの送信履歴を確認してから、私に電話をかけなおしてくれないか?』

ガチャッツーッツーッ

モバP「送信履歴って…いやまさか、そんなはずは……

ー確認中ー

モバP「……やばい。」

モバP「やばいやばいやばい、どうしよう……」

モバP「そ、そうだ。とりあえずあいさんに電話……」プルルガチャッ

あい『どうだった?』

モバP「はい、じつは……」

カクカクシカジカ

あい『…なるほど、被害にあったのは姫川くん1人ではなかったということか。』

あい『それで、どうするんだい?まさか、時間が解決してくれるなんて思ってないだろう?』

モバP「…とりあえず、みんなを事務所に呼んで、誤解を解いて、謝るつもりです。許してもらえるかは分かりませんが……」

あい『まあそれしかないだろうね。私も行くよ。君1人では、いささか心配だからね。』

その後俺は、事務所に集まってもらったみんなに事情を説明して、謝った。

みんな怒ったり、呆れたりしていたが、あいさんのフォローもあってか、最終的には許してくれた。

ちひろさんも、最初は怒っていたが、スタドリとエナドリを5箱ずつ買うという条件で許してくれた。

杏「…………」

こずえ「…………」

杏「あーあ、プロデューサーから返信こないなー。」

杏「まーいっかー、またメール送るのもめんどいし。」

杏「……寝よ。こずえも寝るー?」

こずえ「…………」

こずえ「……ふわぁ」

こずえ「……またね…ばいばい…。」
?? ? ? ? ? ? ?

おわり

初ssでした
読み返してみると、後半がかなり雑になっているのと、恋愛方面に広げられなかったのが悔やまれます

こんな拙作に付き合っていただき、ありがとうございました

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