医者「申し上げにくいのですが、弟さんは男の娘病です」(611)

兄「オトコノコ病、ですか?」

医者「はい。ご両親に連絡は付きますか?」

兄「いえ、二人とも海外で……その、なんなんですか、オトコノコ病ってのは」

医者「男のお子さんにだけ発症する病気で、原因は未だはっきりしていません。
   弟さんの発熱は、この病気の初期症状なんです」

兄「その、薬で治るもんじゃないんですか?」

医者「進行を遅らせる事は出来ますが……」

兄「そんな、その、弟はどうなるんですか」

医者「病気が進行すれば……その……」

兄「はっきり言ってください!」

医者「……男の娘になります」

兄「?……弟は元から男の子ですけど……?」

兄(女の子のような男の子、男の娘)

弟「あ、兄ちゃんもどって来た」

兄「おう、お話終わったぞ」

弟「医者先生と何のお話してたのさ?」

兄(こいつが、女の子みたいになるって……)

弟「なー、兄ちゃん、俺入院とか? 入院?」

兄「入院はしなくて良いって」

弟「えー、入院してみたかったなー、ちぇっ」

兄(……想像つかないなあ)

弟「あー、たいくつー、兄ちゃん早く帰ろうよー」

兄「なあ、弟」

弟「何、兄ちゃん」

兄「うーん……そうだなあ……お前、スカート穿きたい?」

弟「はあっ!? 穿きたいわけないじゃん! 兄ちゃん、何言ってんの!?」

兄「だよなあ」

弟「うわー、兄ちゃんヘンタイだ、きめえー」

兄「キモくねえっ、それより、もらった薬ちゃんと飲むんだぞ」

弟「分かってるー」

兄「学校でも、給食の後に忘れないで飲めよ」

弟「分かってるってー、うるさいなー」

兄(不安だ……)

弟友「あ、弟!」

弟「おはよー」

弟友「昨日休んだじゃん、大丈夫だった?」

弟「おー、全然平気ー」

弟友「ふーん、風邪?」

弟「みたいなもん」

弟友「ふーん。あ、今日の体育、先生の都合で自習だって」

弟「マジで!? ドッジしようぜ!!」

女子「ちょっと、朝の会始めますー、男子静かにしてくださいー」

弟「ただいまー」

兄「おう、おかえり」

弟「つかれたー、兄ちゃんおやつー」

兄「ああ、テーブルの上に出てるぞ」

弟「いただきまーす」(ヒョイパク

兄「そうだ弟、お前薬ちゃんと飲んだか?」

弟「あ、忘れた」

兄「おい!!」

弟「あっ、兄ちゃん待ってよ、飲む、今から飲むから」

兄「ったく」

弟「んっくんっく」

兄「んっとに…………ん?」

弟「ん?」

兄「何か違和感が……お前、ちょっとこれ飲んでみ」

弟「オレンジジュース? サービス良い~」

兄「はいはい、いいから」

弟「いただきまーす」(んくんく

兄「……あっ」

弟「?」

兄「お前、前からそんな風に、逆の手グラスに添えてたっけ?」

弟「え? えー、良くわかんない、別に良いじゃん」

兄「……気にしすぎか……?」

弟友「あ、弟、おはよー」

弟「おー、おはよー」

弟友「今日の給食、シチューだぜ」

弟「知ってる! やべー、超楽しみ」

弟友「なー」

弟「あ、そうだ、今日はちゃんと薬飲まなきゃまた兄ちゃんに叱られる」

弟友「なんだよ、まだ風邪引いてんの?」

弟「んー、治ったけど、何か飲めって」

弟友「ふーん」

弟「シチュー! 大盛りで!」

弟友「俺も! 超大盛りで!」

女子「はいはい、分かったから」

弟「へっへー♪」

弟友「余んねーかなー、余ったら俺、おかわりしよっと」

弟「俺もしよーっと」



弟友「ごちそうさま! シチューおかわりー!」

弟「けぷっ……」

弟友「あれ? 弟、行かねえの?」

弟「なんか、お腹いっぱい……あ、薬飲まなきゃー……」

弟友「へー、めずらしい。まだ風邪だからかなー……」

弟「ただいまー」

兄「おかえりー、今日はちゃんと薬飲んだか?」

弟「飲んだー」

兄「そっか、んじゃ、そこにオヤツ出てるぞ」

弟「いっただっきまーすっ」

兄「はい、どうぞ」

弟「あ、兄ちゃん、今日の晩御飯、何?」

兄「ええ? まだ決めてないけど、何お前、そんな腹減ってんの?」

弟「え、そうじゃなくって、何か手伝おうかなって」

兄「ええ!? お前が!?」

弟「なんだよー」

しろ!

弟友「あ、弟、おはよー!」

弟「おはようー、ふあぁ……」

弟友「何だよ、眠そうじゃん」

弟「何か眠くて……ふわぁ……」

弟友「そんなんで大丈夫かよー、今日、神社でみんなで勝負の予定だろ」

弟「多分大丈夫だけど……ふわあぁ」

弟友「お前、何か風邪引いてから調子おかしいよな」

弟「ええ? そんな事ないって、ほら、超元気だし!」

弟友「上手く言えないけど、なーんか、おかしい気がするんだよなー」

弟友「という訳で、神社坂早下り勝負、決勝!」

友2「わー!!」

友3「おー!!!」

弟「おー!」

弟友「位置についてぇ……よぉーい……ドンッ!!」

弟友(ビュウンッ)

友2(ビュゥッ)

友3(ビュゥウン)

友3「いっちゃーく!」

弟友「くぁーっ、負けたー!」

友2「友3速いよー、って、あれ、弟は?」

弟友「え? あれ? ……あ、まだあんなとこにいる」

弟「みんな、よくあんな早く行けるよなあ……ケガしたら、兄ちゃんまた心配するしな……」

違和感 感じる だと?



(コンコン)

兄「はい、どうぞー」

弟「兄ちゃんー、本貸してー」

兄「ん、ああ、そこの本好きなの持ってきな」

弟「ありがとー」(ゴソゴソ)

兄(前まで、本読んだりとか絶対しなかったのに……これも、病気のせいなんかな)

兄(けど、無茶な遊びもしなくなったし……家の手伝いも、してくれる様になったし……)

兄(お陰でラクっちゃあ、ラクだよな)

弟「兄ちゃんー」

兄「おう、何だ?」

弟「へへー、呼んだだけだよー」(タッタッタッ

兄「……なんなんだ」

>>41
違和感覚えた
これでいいか?こまけえな

>>44
いちいち直すお前もこまけぇwwwwwwwwwwww

…もうお前らなんか嫌いだ!バカバカバカバカ!

医者「そうですね、家の手伝いだとか大人しい行動なんかも、恐らく男の娘病でしょう」

兄「はー、やっぱり」

医者「『良い子になった』と思って、この段階でも見過ごす人も多いんですよ。」

兄「確かに、俺も話聞いてなかったら、そう思ってただろうしなあ……」

医者「けれど、ここからがこの病気の本番になります。」

兄「…………」

医者「服装の趣味や、考え方なんかにも影響が出てきます。
   それを無理に押し留めようとして、お互いにストレスを溜めてしまう事が多いんです」

兄「はー……つまり、俺が受け入れるのが大事って事ですかね」

医者「治療法が無い以上、そうやって、平和に過ごす方法を考えていくしかないですね」

兄「なるほどー……」

>>50
おまえかわいいな男でも女でもいいから付き合ってくれ

よし支援

弟「ただいまー」

兄「おかえり、って、今日早いな」

弟「うん、遊ばないで帰ってきたから」

兄「ふーん」

弟「みんなさー、すべり台から飛び降りたりとか、超至近距離ドッジとかするんだもん」

兄「まあ、それっくらい俺もやったけどなあ」

弟「危ないからやめようって言ったら、何か無視されたし」

兄「!」

兄(……そうか、そうだよな、俺が受け入れたって、弟の友達とかは……)

兄(……どうせ治んないならって思ってたけど、説明し辛いとか考えてちゃダメだ……)

兄「弟、ちょっと座んなさい」

弟「え、何、いきなり」

兄「お前に、言わなきゃいけない事があります」

弟「え、あ、えっと、うん……ごめんなさい」

兄「また何かしたのかお前」

弟「えっ、あ、こないだの本の続き、勝手に借りたヤツじゃないの?」

兄「無いと思ったら……今度から、ちゃんと俺に言うように」

弟「はーい」

兄「じゃなくて、他にも言わなきゃいけない事があります」

弟「え、他には何もしてないよぉ……」

兄「お前の病気のことです。こないだ、病院行っただろ?」

弟「うん、風邪で」

兄「……お前の病気は、風邪じゃないんだ」

弟「ええ?」

兄「お前は……その、オトコノコ病なんだって」

弟「オトコノコ病? 何それ? 男子が病気んなんの?」

兄「そう、男子だけがかかる病気なんだって」

弟「え……じゃあ、その、俺、どうなんの?」

兄「それが……だな、えーと……」

弟「……まさか、死ぬの……?」

兄「あっ、いや、死なない! 死なないから!」

弟「うっ、ぐすっ……」

兄「死なないから! ほら、大丈夫だから!」

弟「ホントに……? ずずっ……」

兄「ホントだから、ほら、袖で鼻拭かない」

弟「俺、治る……?」

兄「……そうだな、弟。最近、自分でおかしいって事、無いか?」

弟「おかしいって事……?」

兄「そうだ。どんな些細なことでも、なんかおかしいなって事だ」

弟「最近、朝、すごい眠い……。あと、ご飯、前ほど食べられない気がする」

兄「うん」

弟「それと、神社坂、前は自転車で一気に降りれたのに、今出来ない……」

兄「それは危ないからやったらダメっつったろ」

弟「あっ、うんっ、ごめんなさいっ」

兄「まあ、それはともかく……それがな、オトコノコ病なんだって」

弟「……?」

つまりはるな愛最高ということですね

兄「お前はな、これから段々、女の子みたいになっちゃうんだって」

弟「うえっ!?」

兄「だけどな、それは……」

弟「え、ヤダよ、兄ちゃん、俺、女なんかになりたくない」

兄「だからな、弟」

弟「治る? 兄ちゃん、俺、治るんだよね? 薬飲んだら治るでしょ?」

兄「薬でな、症状は抑えられるらしいけど」

弟「やだ、兄ちゃん、俺やだ! ……やだ!!」(ダッ

兄「おい、弟!!」

兄「……早まった……!!」

>>76
進行がゆるくなるだけでは?

>>79
お前のケツの穴は?

>>82
……わりと

弟「…………」

兄「おい、弟! 弟!」

弟「……何でだよ……オトコノコ病って、なんだよ……」

兄「くそっ、扉の向こうに何か置いてんな……おい、弟! 聞こえてるか!」(ドンドン

弟「女になんか、なりたくないよ……うぅ……」

兄「弟ー!」(ドンドン

弟「くそぅ……チクショウ……」

兄「だから、兄ちゃんが絶対に味方でいるから、大丈夫だからな!」

弟「…………」

兄「大変なことがあったら、絶対助けるから!」

弟「…………」

兄「……ふー、音沙汰なし。まあ、昔っから、こうなったらこうだもんな……仕方ねえ……」

>>84
え?うん・・・あぁ

(チュンチュン……チチチ……)

弟「……ん、むにゃ……」

弟「え、朝……? そっか、昨日、僕、あのまま寝ちゃったんだ……」

弟「オトコノコ病とか……なんだよ、もう……」

弟「…………」

弟「……お腹減った……」

弟「兄ちゃん、起きてんのかな……」

弟「……いいや、こっそり台所行って、こっそりなんか取ってかえってこよ」

弟「本棚……どかしてっと……んしょっ」

弟「そーっとドアを……」(ガチャ

兄「……んあっ?」(ドサリ

弟「兄ちゃん!? あ、え、ここで寝てたのかよ!?」

どうでもいいっつーかどっちでm

兄「ん、おう、おはよう……」

弟「おはようって、何だよ、バカじゃねーの!?」

兄「ん……そうだな、ごめんな」

弟「なに、何がだよ!」

兄「俺だってショックだったのに、あんな事言われたら、お前はもっとショックだよな」

弟「あ、当たり前だろ! 女になんて……だって……」

兄「どうしたら良いか、俺にも分かんなかったから、なるべく、お前の近くにいようと思って」(ナデナデ

弟「うう……なでんなよお……」

兄「ほら、泣くな。兄ちゃん、絶対お前の味方だから」

弟「分かってたよぉ……聞こえてたよぉ……」

女装と分ける意味がわかんない

最近のVIPマジで臭すぎ

兄「で、勢いでOKしちゃったけど、お前ズル休みはどうなんだよ」

弟「だって、病気治んないんだよ? 良いじゃん、一日ぐらい」

兄「良くない。……まあ、仕方ないっちゃ仕方ないけど……で、頼みって何だ?」

弟「男らしくするために、兄ちゃんに協力してもらう」

兄「男らしく?」

弟「うん。だから、買い物連れてって」

兄「お前、病気にかこ付けて欲しいもの買わせようってんじゃないだろうな」

弟「違うから! ほら、早く行こう!」

>>118
はじめてか?力抜けよ

兄「デパートで何買おうってんだ……? あんまり金持ってないぞ」

弟「前、デパートで売ってるってニュースで見たんだ。これ!」

兄「…………ふんどし?」

弟「ちょっと恥ずかしいけど、男らしさのためには仕方ない」

兄(……アホだコイツ……)

弟「これください」

兄「あ、こら、勝手に」

弟「よし、次だ」

兄「次があんのか!」

弟「ただいまー」

兄「褌、指なし手袋、ダンベル、ジーパン、筋トレの本……」

弟「これだけあれば大丈夫」

兄「何が!? ガラクタしかないぞ!?」

弟「これで、男らしさを保つ!」

兄(これで保てたら医者を信じるのをやめよう)

弟「よし、早速」(スルリ

兄「こらこら何いきなり脱いでんだ」

弟「褌に穿き替える!」

兄「……アホだ……」

弟「あ、兄ちゃん」

兄「何」

弟「締め方分かんないや……出来る?」

兄「アホ!」

兄「こうして、こうやって……」(キュッ

弟「ひゃふんっ」

兄「ヘンな声出すんじゃありません!」

弟「だ、出してないっ」

兄(……つか、こいつ妙にきれいな尻してるな、こんなんだっけ?)

弟「兄ちゃんー?」

兄「ああ、はいはい、ほら、出来たよ」

弟「男らしい?」

兄「あー、はいはい」

弟「むう、聞いてないな」

兄「聞いてる聞いてる」

兄「まあ、何だな」

弟「何?」

兄「何か、兄ちゃん、ドっと疲れたわ」

弟「大丈夫?」

兄「……疲れたから、風呂入ってくるわ」

弟「あ、俺も行く」

兄「何を!?」

弟「兄ちゃんと一緒に入る。男同士での風呂も男らしいし!」(スルスル

兄「お前、それ今締めたとこで……まあいいや、もう……」(グッタリ

弟「ふろっ ふろっ 風呂っ」

兄(良く考えたら、小学生とは言え高学年で兄と一緒に風呂入るのはおかしいだろ)

弟「兄ちゃんと、風呂~」

兄「何でお前、そんなテンション高いんだ……?」

弟「え、何でだろ? 久々だから?」

兄(……まさか、これも病気じゃないよな?
  いや、女みたいになったとしても、兄貴と一緒に風呂入るのはおかしいだろ)

弟「ふうーっ」(ばさ)

兄「ん、お前、やせた?」

弟「えっ? ううん、別に体重変わんないよ、38kg」

兄(何か、腰、細く見えるな……)

ぬほほ

弟「くふぅーっ」

兄「湯船に使ってオッサンみたいな声出すのやめなさい」

弟「はー、ごくらくごくらく」

兄「静かに入れって」

弟「ふー、あ、兄ちゃん、チンコ」

兄「はいはい、大人しく入ってなさい」

弟「久しぶりに見たからさあ」

兄「チンコに久しぶりも何もあるか」

弟「よっ、久しぶりー」

兄「挨拶すんな!!」

チンコ「久しぶりっ!」

弟「ふぅー……」

兄「ったく、何ふざけてんだ」

弟「いひひ」

兄「ほら、もうちょい詰めろ、そっち行け」

弟「はーい」

兄「ふう……」(ザプン

弟「兄ちゃーん」

兄「何でしょ」

弟「兄ちゃんー」

兄「はいはい」

弟「兄ちゃん、いひひひっ」

兄「何なんだよ、もー」

弟「えい」(もにゅ

兄「!? こら、チンコさわんな!!」

チンコ「うぉ!?」

弟「うぇっ」

兄「おま、お前、何考えてんだ、あービックリした!」

弟「何って……ちょっとふざけただけじゃん……」

兄「えっ、あっ」

弟「何あわててんのさ、兄ちゃん……」

兄「だって、お前、直触りは……」

弟「だからって、怒鳴ることないじゃん」

兄「え、あ、ああ、悪い……」

弟「ぶー」

兄(違う、考え方とかしぐさとかだけじゃないんだ)

兄(肩とか、腰とか、尻とか、体つきも何となく……)

兄(だからって、怒鳴るのはあわてすぎだろ、俺……)

弟「でも、兄ちゃんチンコでかいね」(ぐぱぐぱ)

兄「……!!」

チンコ「…ぁ……」

グーパーグーパーちんちんしんでしまう

兄(……あ、アホか! 相手弟だぞ! 挨拶されたからって調子ノってんじゃねえ!)

弟「兄ちゃん?」

兄「あ、お、おう、なんだい、弟よ?」

弟「何それ紳士? それより、ほら」(くいくい)

兄「だから、何?」

弟「触り返さないの?」(じっ)

兄「あ……」

弟「あ?」

兄(『アホかお前ぇー!!』って言いたい所だけど、味方って言っといて二回続けて、
  ただの悪ふざけに怒鳴るなんて兄としてどうなんだ、俺!)

兄「…………」(むにゅむにゅ)

弟「ひゃうんっ」

兄「アホ」

===
(ぐぱぐぱ)手を閉じたり開いたりして感触を確かめてる仕草

弟「……あ」

兄「?」

弟「兄ちゃん……」

兄「何だよ」

弟「黙ってるの、男らしくないから、言うけど、僕、分かった」

兄(……『僕』?)

弟「チンコさわんのって、楽しいけどさ」

兄「うん、まあ、そうかも知れないけど」

弟「やめられるの嫌なの、多分、病気のせいだよね……」

兄「!!」

弟「……兄ちゃんごめん、手、離して」

兄「お、おう」

弟「僕、もう、上がるね!」(バシャ バタバタバタ

兄「お、おう……」

兄「…………」

兄「…………」

兄「…………」

兄「……アホかアイツは!!」

兄「そこは黙っとけ! そこは黙っとこう! 何で言ったんだアイツ!!」

兄「俺も俺であんなんなった後だから、尚更気まずいじゃねーか……」

兄「男の娘病……思った以上にハードじゃねえか……」

弟「はー……はー……」

弟「……チンコ、ボッキしてるし……」

弟「兄ちゃんの手……うう、女みたいになるって、こういう事かよう……」

弟「……とりあえず、晩御飯の前に、一回して収めよう……」

弟「兄ちゃん……あ、違う、何か女の裸……女の裸……」(コシュコシュ

弟「女の裸……兄ちゃんも、やっぱ女のハダカ好きかなあ……」(コシュ コシュ

弟「おっぱいとか……おっぱい……」(クリュクリュ

弟「おっぱいかあ……」(サワ

弟「……!!」(ビクンッ

弟「何、今、胸さわって、ビクンって……!」

弟「何でっ……! これも、病気……?」(スリスリ サワサワ

弟「胸っ、おっぱい、僕、おっぱい気持ち良いっ……!!」

弟「あ、う、おっぱい触ったら女みたいなのに、触るのやめられない、やだ、あっ」

弟「あっ、ひっ、あっ、やっ、あっ、出る、出ちゃうっ……!」

弟「ひぃんっ……!」(ビュルルルルッ

弟「うわ、量、多……」

弟「いただきまーす」

兄「はい、どうぞー」

弟(……胸、触りながら、射精しちゃった)

兄(……弟の裸考えながら抜いちまった……)

弟(あんな事、言わなきゃ良かった……)

兄(一緒に風呂、入るべきじゃなかったな……)

弟(気まずい……)

兄(気まずい……)

弟「……ごちそうさまー」

兄「……おそまつさまー」

弟「おはようー……」

弟友「あ、弟、おはよう! あのさ、こないだは……」

弟「うん、あの事なら大丈夫、こっちこそ、ごめん」

弟友「あ、うん……俺も、ごめん」

弟「へへ、弟友って、優しいよね」

弟友「!? 何言ってんだよ、いきなり」

弟「ん、思ったから言った」

弟友「調子狂うなあ、もう……」

弟(こういうの、前は思わなかったなー……)

友2「じゃあねー!」

友3「またなー!」

弟「うん、またねー!」

弟友「じゃあ、また明日なー!」

弟「っふー、こっからは弟友と二人だね」

弟友「いつも通りな。……あっ」

弟「ん?」

弟友「へへ、ちょっとシッコ」

弟「え、立ちション?」

弟友「弟もするかー?」

弟「えー……? ……あ、でも、僕もちょっとオシッコしたいかも」

弟友「ふー……」(ジョロロロ

弟「はー……」(ジョロロ

弟友「ふぅっ」(ピッピッ

弟「んっ」(プルプル

弟友「やっぱ、立ちションは男の特権だよな」

弟「ね」

弟友「ほら、チンコー」(もにゅっ

弟「ひゃっ……!」

弟友「弟?」

弟「ん、な、何でもない……!」

弟(何で、ちょっとさわられただけじゃん……!)

弟「そ、そうだ! 兄ちゃんが、今日、早く帰って来いっていってたんだ!」

弟友「え、そうなの?」

弟「うん、僕、帰るね! またね!!」(ダダダダッ

弟「はーっ、はーっ、はーっ……なんで……!」

弟「お、男らしく! 男らしくしないと!」(指なし手袋装着)

弟「んっ、いちっ、にいっ、さんっ、しっ……」(腕立て)

弟「いーちっ にーいっ さーんっ しーいっ……」(腹筋)

弟「はあっ、はあっ、はあっ……」

弟「お、落ち着いた……ふうっ……」

兄「何だお前、帰ってくるなり腹筋と腕立て始めて……」

弟「何でもない!!」

兄「そ、そうか?」

弟(何でなんだよ……ああなるのも病気なの……?)

弟「あんな事あった後で、兄ちゃんに聞けないし、自分で調べるしか……」

弟「えーと、オトコノコ病……で、なんだろ、えっと……勃起っと……」

[医療相談掲示板 オトコノコ病]

弟「あった! ……って、文字、紫になってる……兄ちゃんも、調べてたんだ……」

『オトコノコ病にかかってから、すぐに性的に興奮するようになってしまいました……。
 これは病気のせいなんでしょうか? それとも、自分のせいなんでしょうか?』

『私も、オトコノコ病にかかってから、ちょっとした事で、
 すぐ勃起する様になってしまいました。他にも私みたいな人がいて安心しました』

『主治医の先生に聞いたら、オトコノコ病はそういう症状も出るそうです。
 普通に自慰をすれば大丈夫だそうです。って、これ書きながら立ってますけど(笑)』

弟「…………」

弟「病気のせいなんだ……。でも、困るよ、こんなのぉ……」(ピンピン

兄「弟ー、そろそろ時間だぞー」

弟「あっ、ひゃっ、ふっ、うん! わかった!!」

兄「あわて過ぎだろ、ヘンなの見てたんじゃないだろうな?」

弟「見てないよ! 全然見てないから!」

兄「……うん、分かったから」

弟「本当に見てないってばあ!!」

兄「よしよし」(ナデナデ

弟「なでなくて良いから!」

兄(……って言う割には振り払わないな……)

弟「うー……」

弟「ねえ、兄ちゃん」

兄「ん、何だ?」

弟「もし、僕がさ、ホントにそういうヘンなの見てたらさ、どうする?」

兄「え」

弟「やめろ、って言う?」

兄「ん、うーん……。いや、言わないな」

弟「……本当?」

兄「だってほら、俺も見るしな」

弟「……サイテー」

兄「うわ、ひでえ」

弟「あのさ、兄ちゃん。オトコノコ病の相談掲示板、見たでしょ」

兄「あ、あー……。そうか、それでか……」

弟「オトコノコ病になると、女みたいになる訳じゃないんだって」

兄「……ああ、書いてあった」

弟「女みたいは女みたいでも、エッチな女みたいになるんだって」

兄「……書いてあったな」

弟「兄ちゃん、僕、怖い……」

兄「弟?」

弟「ちょっとふざけてチンコ触られただけで、ヘンな気持ちになってさ……」

兄「ん、んん」

弟「そういう、ヘンな事したくなって……ヘンタイじゃん……」

兄「うーん……いや、でも、大丈夫だって」(ナデナデ

弟「何で!?」

兄「男ってのは、多かれ少なかれ、そういうモンだしな」

弟「……言い切っちゃって大丈夫?」

兄「それにさ、オトコノコ病って十万人に一人くらいの確率でかかるんだって」

弟「うん、書いてあった」

兄「十万人に一人とかいて、ガマン出来ないくらヘンな事したくなるみたいならさ、
  今頃、どっかで事件とか起きてるだろうけど、そういうニュースも無いだろ」

弟「……うん」

兄「別に兄ちゃん、お前がエッチだろうが、ヘンな事しようが、嫌いにならないから」

弟「ホント!?」

兄「もちろん。嫌いになる訳ないだろ」

弟「兄ちゃん、俺のこと、好き?」

兄「当たり前だろ」

弟「……えへへ」

兄「ったく、何聞いてるんだ」

弟「えへへ、安心した」


兄「ふー、やれやれ……。やっぱ、大分進行してんだろうな」

兄「……でも、思ってたのと全然違うな。もっと、全然弟じゃないみたいになると思ってたのに」

兄「取り越し苦労だったか……ん」

兄「そうだ、シャンプー切れてたっけ」

兄「……進行する事はあっても、治る事はないっつってたっけな……」

兄「……リンスインシャンプーじゃなくて、少し良いシャンプー買ってっとこうかな」

女「あ、兄じゃーん」

兄「あっ、うわ、女?」

男「ん、誰?」

女「あ、高校ん時の同級生。兄、これ、ウチの旦那ね」

男「うっす」

兄「あ、はじめまして。……え、結婚したの?」

女「うん、まあほら、うっかり」(マタニティ着てる)

兄「あ、そうなんだ……そっか、おめでとう」

女「へへ、あんがと」

兄「……高校ん時の同級生、ね」

兄「まあ、そりゃそうだ。旦那の前だしな」

兄「買い物来れるって事は、5か月、6か月だよなあ……」

兄「いくらなんでも早すぎだろ」

兄「……って、何逆算してんだ、俺」

兄「はいはい、引きずってんのは俺だけですよ」

兄「……エロい女みたいになる、か」

兄「エロい女、ってのも、また違うんだろうな……」

兄「女はエロい事してたって、挙句の果てに、おめでとうって言われんだもんな……」

うむぅ

弟「あ、兄ちゃん、おかえりー」

兄「おう、ただいま」

弟「遅いよ、もう」

兄「ちょっとこっち来い」

弟「ん、何ー?」(タタタ

兄「ん」(ぎゅっ

弟「わっ、と、何だよもう、いきなりぃ」

兄「弟は弟だよな」

弟「ん、そりゃそうだよ、何言ってんのさ」

兄「お前が弟でよかったよ」(ぱ)

弟「何なんだよ……何が何だか分かんないよ……」

兄「はいはい、俺の都合だから大丈夫。晩飯にするぞー」

弟「買い物忘れたの兄ちゃんなんだから、早くしてー」

医者「それで、検査の結果ですが」

弟「はい」

医者「やはり、かなり進行しています」

兄「やっぱり」

医者「女の子の服を着てみたくなる事はないかい?」

弟「んっ、ううん、大丈夫」

兄「進行すると、やっぱりそういう風になってくんですか?」

医者「そういう事もあるという事です。
   もちろん、個人差がある事ですから、無いという事ももちろんありえます」

弟「ふーん、じゃあ、僕は無い方なんだ」

兄「本当か、お前」

弟「ホントだよ! スカートなんか別にはきたくないし!」

医者「では、当面は今まで通り様子を見るという事で」

弟「はーい」

兄「ありがとうございます」

兄(……と、やり取りはしたものの……)

弟「♪~♪~」(チラッ チラッ

兄(弟……)

弟「兄ちゃん、女の子いるよ」

兄「ああ、うん、いるな」

兄(……言われて見れば、確かに可愛い服着てる女の子を目で追ってる気がする……)

弟「あー、お腹減った。ねえ、兄ちゃん、マック買ってこうよ、マック」

兄「んっ、ああ、おうっ」

兄(弟のためには、やっぱ先生に言われたのを試してみた方が良いのか……)

(医者「弟さんは、褌を欲しがって、着用しているという事ですが……
    これは無意識に、男性用下着の着用を嫌がっての事かも知れません」)

(医者「これは私が個人的に聞いた話で、医者としての意見ではないのですが
    褌を着用するのは、美容と健康に良いとかで、女性に流行っているんだそうです」)

(医者「弟さんが見たのがそのニュースだとしたら、可能性は大いにありえます」)

兄「という訳で、通販で購入したこの女性用下着とワンピース……」

兄「これらが入った紙袋おもむろに、リビングに置いておく」

(医者「興味が無ければ、そのまま弟さんは放置するはずです」)

(医者「治療方針を定めるために、他の方にもお願いしている方法なんですよ」)

兄「しかし、この方法は諸刃の剣」

兄「……母親不在の我が家では、もし弟がスルーしたら、言い訳する方法が俺には無い!」

兄「……まあ、ほとんど確定的だもんな。置いとくか」

弟「ただいまー」

弟友「おじゃましまーす」

兄(あ、予定外……)

兄「おう、いらっしゃい」

弟「じゃ、僕の部屋行って遊ぼー」

弟友「おーうっ」

兄「……延期かな、こりゃ」

弟「あ! 兄ちゃん、オヤツ僕の部屋に持ってきてー!」

兄「はいはい」

兄「ほら少年諸君、オヤツだぞー」

弟「あ、兄ちゃん」

弟友「あ、やべっ」

兄「……何がヤバイのかな?」

弟「弟友、兄ちゃんなら大丈夫だよ。ほら兄ちゃん、これ」

兄「ん? って……コンビニ売りのエロ本……お前ら」

弟友「弟、ヤバいって、隠せって」

兄「あー、うん、まあ、程ほどにしとけよー」

弟友「はい……」

弟「はーい」

弟友「あー、ビックリした」

弟「兄ちゃんなら大丈夫だよ」

弟友「ホントかよー……んで、いひひ、弟、お前どれ好き?」

弟「んー……これかな?」

弟友「へえー、弟はおっぱい好きですなー」

弟「何その喋り方。弟友は?」

弟友「ひひ、俺はこれ」

弟「あ、うわ、お尻、の穴?」

弟友「へへへ、おーう」

弟「……お尻の穴かあ……」

弟「……んっ……?」(ムズッ

弟友「なんだよ弟、ムラムラしてきた?」

弟「えっ、あ、ちょっと。いひひ」

弟友「スケベー」

弟「もー、弟友くんじゃん」

弟友「いひひひ、要る? ウチ、まだいっぱいあるからさ」

弟「えー、じゃあ、もらう」

弟友「エロー」

弟「弟友くんじゃーん」

弟友「いひひひっ」

弟「いひひ」



弟友「じゃあ、お邪魔しましたー」

弟「またねー!」

兄「じゃあなー」

兄「……で、お前達はあれか、今までずっとエロ本回し読みしてたのか」

弟「うん」

兄「……嫌いにならないとは確かに言ったけどなあ……」

弟「じゃあ僕、晩ご飯になるまで、部屋にいるね」

兄「はいよ、出来たらすぐ降りて来いよ」

弟「うんっ」(タタタッ

兄「はー、そういう意味で言ったんじゃなかったんだけどなあ……」



弟「いひひ、エロ本読みながらオナニー……っと、ん? 何だろ、あの紙袋」

弟「通販の……? 兄ちゃん、何か買ったのかな」(ゴソゴソ

弟「……!」

弟「僕のオトコノコ病が進んだらって思って、買ったのかな……?」

弟「…………」(キョロキョロ

弟「…………」(コソコソ

弟「……何で僕、持って来ちゃったんだろ」

弟「女の子の服……」

弟「うん、可愛いは、可愛いよね」

弟「可愛いって思うのは、おかしくない。可愛いんだから」

弟「兄ちゃんもこれ、可愛いって思って買ったんだろうし……」

弟(って事は、僕がこれを着たら……)

弟「……!!」(頭ブンブン

弟(可愛い服着てるから、僕も……)

弟「……ならない、ならないよね……?」

弟(可愛いって思われるんじゃない?)

弟「着ても、可愛いとかならないから、無意味だから」

弟「服が可愛いんであって、僕が可愛いわけじゃないから……」

弟「……あ……!」

弟「……なんで、僕、可愛いって思われたいんだよぉ……」

弟「はーっ……はーっ……」

弟「うううう……」

兄(すっかり忘れてた)

兄(服が無くなってたから、先生に教わったとおり
  声を掛けて、着ても良いんだよって優しく言うつもりだったのに)

兄(弟が褌一丁で、ワンピースと下着を前に悩んでいるんじゃ、
  出て行くに出て行けない)

弟「僕は男、僕は男、僕は男……」

兄(……言うと怒ると思うから言わないけど、正直、体つきだけだと、もう男に見えないんだよな……)

兄(顔も、髪型変えたら多分、女の子にしか見えないだろうし……)

兄(……傍から今の俺を見られたら、褌一枚で悶えてる妹を覗いてるように見えるんだろうな)

兄(何それ、どういう状況だよ意味がわかんねえ)

弟「……あ、でもこれ、兄ちゃんが僕の為に、って買ってくれたんだよね……」

兄(……お?)

弟「そっか、それなら……良っか」

兄(あ、いかん、着替えるのか、退散しよう)(スッ

弟「お兄ちゃんが買ってくれたパンツ……」(スルスル

弟「女の子のパンツって、ちっちゃいなあ……」(スルル

弟「えへへ、はいちゃった」

弟「チンチン、ちょっときついかな……」(くにくに

弟「うふふ、で、可愛いこの服ー」

弟「んしょっと」(モゾモゾ

弟「こうやって着るんで良い、んだよね、たぶん」

弟「いひひひ、僕、可愛いかな……?」(スカートぴらっ

弟「鏡、見たいなあ……洗面所、行っちゃおうかな」

兄「…………」

兄「……何で俺は弟の着替えを見るのに罪悪感を抱いたんですかね!?」

兄「弟ですよ!? 弟ですが!?」

兄「弟の着替えを見るのに罪悪感を抱く兄がいるんですか!?」

兄「いー!なー!いっ!!」

兄「……はあ、はあ、はあっ……」

弟「兄ちゃーん」(トタトタトタ

兄「あ、飯まだ……」

弟「えへへ……ごめんなさい、勝手に着ちゃった」(裾ふわっ

兄「あ、うん……」

弟「兄ちゃん、僕ね……何か、分かったんだ」

兄「お、おう」

弟「兄ちゃんがいたらね、僕、どんな格好になっても、平気かも」

兄「お、おう」

弟「えへへ、鏡見てくる!」

兄「き、気をつけてなー」

弟「……髪、伸ばすね」

兄「洗面所から戻ってきたと思ったら、何をいきなり」

弟「兄ちゃんがせっかく服買ってくれたのに、今の髪だと似合わないし……」

兄「いや、まあ……床屋で切ったヤツだしな」

弟「じゃあ、ご飯の前に、汚さない様に着替えてくる……」

兄「お、おう」

弟「はー……」

兄「……確かに、服のセレクトは間違えたな……」

弟「いただきまーす」

兄「はい、いただきます」

弟「はー……」

兄「……本当、すっかり進行しちゃったんだな」

弟「え、何が?」

兄「お前、女の子の服が髪型と合わなかったってヘコんでるぞ」

弟「ちがうよ! 兄ちゃんが買ってくれた服だから!」

兄「……うん、分かった、分かったから目を見て言うな、俺が恥ずかしくなる」

弟「……兄ちゃんもさ、兄ちゃんだよ?」

兄「な、何がだよ」

弟「弟に目を見られて恥ずかしくなるって何だよぉ」

兄「……こ、コイツ、お前なー……」

弟「ふー、ごちそうさまでしたー」

兄「はい、おそまつさまでした」

弟「あのさ、兄ちゃん」

兄「はいはい、何?」

弟「抱っこ」

兄「は!?」

弟「はい、ぎゅー」

兄「うわ、はいはい」(ぎゅう)

弟「ありがと! じゃあ、僕もう部屋行くねー」

兄「はいよ、風呂空いたら呼ぶからなー」

弟「ふー……やっぱり……」

弟「兄ちゃんに、ぎゅってされただけで、チンコボッキしちゃった……」

弟「僕……兄ちゃんに、エロい事したいのかなあ……」(サワサワ

弟「んっ……あ、脱がなきゃ、兄ちゃんが買ってくれた女の子パンツ汚しちゃう」(モゾモゾ
弟「ふうっ……」(ビンッ

弟「女みたいになるって割に……んっ、チンコは前よりおっきくなった気もするんだよね」(コシュッ

弟「はあっ、おっぱいもぉっ」(サワサワ

弟「んっ、おっぱい、きもちいっ……!」(クリクリ

弟「いっ、ひっ、んんっ……! エロ本みたいに、兄ちゃんにおっぱいさわられたら……んぅっ!!」(ビクンッ

弟「あっ、ひゃ、すごい今、ビクンって来た……!」

弟「……よし」

弟「おっぱいだけさわって……んんぅっ……」(クリュ クリュ

弟「ひ、兄ちゃん、あっ、兄ちゃんに、おっぱいさわられてぅっ……!」(スリスリ

弟「あ、また、またおっぱいでビクンって来そう、兄ちゃん、僕、おっぱいでっ」(クリュクリュクリュッ

弟「あっ、ひっ、ひぃぃんっ……!」(ビクッ ビクンッ

弟「エロいぃ、ボク、やっぱ、兄ちゃんに、エロいこと、されたいんだあ……」(クニクニ

弟「エロ本みたいなコト……おっぱいさわられたり……チンチン……」(ムズッ

弟「んっ……やっぱり、お尻の穴にチンチン入ってる写真思い出すと、お尻ムズムズする……」

弟「お尻の穴……でも、お尻の穴だしなあ……」

弟「……お尻の穴……兄ちゃんのチンチンも入ったり、するのかな……?」(ムズムズ

弟「な、何考えてんだろ、僕……」(ムズムズムズムズ

弟「あ、そうだ……! 手じゃなくて、何か別のでさわれば……!」

弟「……! 修正ペン……」

弟「…………」(ヒクンッ

弟「……ん……入る、かな……」(グイ)

弟「あっ、あっ、ヘンな感じする……」(ツンツン

弟「力抜いて、お尻の穴開いて……んっ……」(ズヌ

弟「……んひゃうぅぅ……!」(ズプゥゥ

弟「お尻の穴、何これ、ゾクゾクするぅ……!」

弟「あっ、あっ、抜けちゃう、入れなきゃ」(グイ

弟「ひんっ…!! やぁあ、どうしよう、これえ……!」(ブルブル

弟「こ、これ、お尻に入れたままおっぱいとかさわったら……」(クニュッ

弟「んっ……ひぃっ……!」(ビクンッ

弟「頭んなかまで、ビクビクするう……! 何これ、何でこんなんっ、はああっ」(クリクリ ガクガク

弟「兄ちゃ、兄ちゃんっ、はあんっ、兄ちゃんっ、兄ちゃんっ!」(クニュクニュ クリクリ

弟「あっ、ひゃあっ、チンチンっ、えっ、チンチンさわってないのに、あっ、やっ、あっ……!」(カクカク

弟「ひゃあっ、あっ、出る、出ちゃうぅっ……!」(ビュウッ ビュルルッ ビューッ

弟「はーっ……はーっ……はーっ……」

弟「チンチン、触らないでイっちゃった……」

弟「……オトコノコ病、すごいぃ……」

パンツが脱いだ

兄「おーい、風呂空いたぞー」

弟「あっ……うん! 今行くー!」

弟「……はぁあ……あ、抜かなきゃ……んっ……」(ニュポッ…

弟「……明日から、ふざけてカンチョーされたら困るなー」

弟「カンチョーされて、あんな風になってたら、絶対ヘンタイだよ」

弟「あっと、早く行こうっと」(タタタタッ

弟「来たー、あっ?」

兄「あ!?」

弟「…………」(ムクムク

兄(え、あ、勃っ……)

弟「なん、何で兄ちゃんいるの! 何で裸なの!!」

兄「いや、だってお前、いつも呼んでもすぐは来ないし!」

弟「何でだよ! 何なんだよ! もう、変態! 変態!!」(ポコポコ

兄「いや、だってお前、お前も裸だし」

弟「服入るんだから風呂脱ぐの当たり前だろバカ! 兄ちゃんのバカ!!」

兄「いや何言ってんだか滅茶苦茶だぞ!?」

弟「…………」(じいっ)

兄「な、何だよ」

弟「兄ちゃんのバカ! 出てけ!!」

兄「いや、俺の服まだ脱衣場に、あっ、こら、鍵あけろ!! おい!」

弟(……つい、兄ちゃんのチンコ、じっと見ちゃった……)

弟友「弟、おはよー」

弟「あ、おはよう」

弟友「いひひ、な、昨日、オナニーした?」

弟「……!」

弟(ゆ、昨夜のオナニー思い出して、立っちゃった……)

弟友「ははーん、したんだー」

弟「し、してたら何なんだよぉ」

弟友「弟、エロいなー」

弟「……う、うるさいなあ」

弟友「エロ弟だ、エロ弟ー」

弟(そうかも……ボク、オトコノコ病になったから、もうずっとエロいんだ……エロ弟なんだ……)

友2「だからさー、回転数を上げることで、安定するんだって」

弟(友2にも、チンチン付いてる……)

友3「だから手首のスナップかあ、でもムズいんだよなあ」

弟(友3も、チンコボッキする……)

弟友「あ、俺ちょっとトーイレー」

弟(弟友も、エロ本読んでオナニーするんだ……)

弟(……そう考えたらまた、体がムズムズして来たあ……)

弟(……みんな話してるし、ちょっと服の上からおっぱいさわるくらい、バレないよね……)

弟「ん……ふぅっ……」(サワ…

弟友「スキあり! かーんちょー!」(ぐにっ

弟「ひゃああんっ!?」

弟友「あはははっ、弟、ビックリしすぎー」

弟「ひっ、あっ……」

弟友「弟?」

友2「ん?」

友3「どうしたー?」

弟(だ、ダメだぁ……! エロい気分になってたとこだったから、すごいムズムズして来た……!)

弟(なんか、何か入れたい……! お尻に入れたい……!)

弟友「おい、弟ー……」

弟(……チンコ、あるじゃん……! って、ボク、何考えて……!)

友2「弟?」

弟「ち、チンコ」

友3「は?」

弟(ダメだ、チンコ、チンコ付いてる相手と話してたら、おかしくなるっ)

弟「弟友、ちょっと来てっ!」

弟友「えっ、あっ、何だよ、おい!!」

弟(ダメだったんだ、きっと、お尻の穴に何か入れたりしたら、ダメだったんだ)

弟(オトコノコ病って、たぶん、あんな事したら、取り返し付かなくなるんだ)

弟友「おい、弟ー? なんだよ、旧校舎の屋上なんて、何にも無いぞ」

弟「弟友……」

弟友「な、何?」

弟「……チンチン、出して」

弟友「は!?」

弟「ボクにカンチョーした責任とって、チンチン出して」(スルスル

弟友「いや、お前、何脱いで」

弟「……お願い」(グイッ

弟友「ちょっ、お前……押し倒して、お願いも何もっ……!」

弟「ボク、病気なんだって」

弟友「うん、間違いねえ」

弟「オトコノコ病って知ってる?」

弟友「病気の男の子なら目の前にいるけど」

弟「……男の子が、女みたいになっちゃう病気なんだって」

弟友「ああ……最近、何かおかしかったのは、それか……」

弟「原因不明で、治んないんだって」

弟友「そ、そうなのか……」

弟「……進行すると、女みたいになるだけじゃなくて、エロくなるんだって」

弟友「だ、だからって、お前ー……」

弟「エロいのに、お尻の穴にあんな事されたらどうなるか、弟友くん、知ってるじゃん」

弟友「いや、だって、それは」

弟「チンチン、出して」(サスサス

弟友(あ……弟、尻でけえんだ……エロ本の女みてえ……)

弟「あは、ボッキした」

弟友(あ、うわ、エロい……)

弟「んしょっ……」(グイグイ

弟友「あ、うおっ……」(ピンッ

弟「や、久しぶりー」(ツンツン

弟友(……挨拶!?)

弟「……あ、そうだ……」

弟友「えっ」

弟「これ、そのうち、試してみようと思ったんだ……」(あーん)

弟友「いや、ちょっと待てお前ちょい待っ……!」

弟「んむっ」(ぱくっ)

弟友「ひんっ……!」

弟「んー」(レロレロ

弟友「ひゃっ、あっ、ひっ、くすぐったっ」

弟「んむっ、んぅっ?」(チュッパチュッパ

弟友「ひゃ、うひぃっ」

弟「んー……んぅっ……」(レロレロ

弟友(俺の舐めながら、チンコこすってる……)

弟「ぷはぁっ、上手く出来ないや」

弟友「はぁっ……はーっ……」

弟「いひひ、カチカチ」(クリクリ

弟友「んんっ……!!」

弟「あ、すごい、お尻ムズムズして来たぁ……」

弟友「あ、ちょっ、待ってっ……」

弟「お尻の穴に、チンコ、入れるねー……」

弟友「やっ、あっ……!」

弟「は、んっ、ん、んん……」(グリグリ

弟友「やっ、うわっ、先っぽっ」

弟「んっ、ふぅう……!」(ズプ

弟友「あっ、うわ、入って……!」

弟「入ったぁ……!」(ズヌヌ

弟友「あっ、ああっ……!」

弟「はあっ……あっ、あっ……!チンコ、ぴくぴくしてる……!」

弟友「えっ、うわっ……きゅうって絞まって、中が動いてっ……!」

弟「んっ……」(グリッ

弟友「ひぃっ……!!」

弟「すごい、チンコ、ゾクゾクするぅっ……!」(グリグリ

弟友「あっ、弟、うはぁっ……!」

弟「はあっ、チンコって、きもちいっ……!」(グリュグリュ

弟友「あうっ、やっ、弟、ちょっと、待って、止まっ……!」

弟「ひっ、やっ、無理ぃっ、んっ、はあぁっ」(ズッズッ

弟友「いや、でも、無理、俺も無理、こんな、あっ、出るぅっ……!」

弟「ひ、えっ!?」

弟友「あっ、ひゃっ、あっ……!」(ビュクンッ ビュクンッ

弟「あっ、熱っ、精液……えっ?」

弟友「はーっ……はーっ……」

弟「えっ?」

弟友「……うう……弟に童貞取られちまったぁ……」

弟「え、終わり……?」

弟友「……ガマンできないって、あんなの!」

弟「誰も来ないー?」

弟友「誰も来ないよ」

弟「ふー、やっと精液全部出せたけど……まだムズムズするなあ……」(ジャー ゴボゴボゴボゴボ)

弟友「お前な」

弟「ごめんね」

弟友「ごめんねじゃねーよ! 何なの!?」

弟「だから、その、オトコノコ病」

弟友「そんな病気が……まあ、あるのは、お前の体みたら分かるけど……」

弟「そう、かな?」

弟友「自覚ねえの? おっぱいない女子みたいだぜ」

弟「まあ、言われてみたら……そうかなあ?」

弟友「あと、人を逆レイプした自覚も持って」

弟「ごめんね」

弟友「ごめんねじゃなくて」

弟「えー、じゃあ、何だってのさあ」

弟友「お前なー、逆レイプだよ? 大変な事なんだからな?」

弟「うん、だから、ごめんね」

弟友「まだ分かってないな……お前さ、俺がこれを人に言いふらしたら、どうなると思う?」

弟「……?」

弟友「まあ、間違いなくタイホだね」

弟「タイホ!?」

弟友「そりゃそうだろ、人押し倒して、勝手にチンコをケツに入れたんだから」

弟「タイホ……」

弟友「だからだなー」

弟「タイホされたら、兄ちゃんに会えなくなる……」(ウルウル

弟友「そのな……」

弟「ごめんんん……許してえええ……」

弟友「……アホは変わんないんだな」

なにも無しで挿入ってすごいな

たまたまネットでそういうときはローション使うって見たんだよ
たまたまだよたまたま

弟友「だから、許す代わりに、条件な」

弟「うん……」

弟友「俺はこの事を誰にも言わない。お前の病気も、誰にも言わない」

弟「うん」

弟友「その代わり、お前は俺のエロドレイ、っつーていで」

弟「えー」

弟友「えーって」

弟「途中で終わっといて、その条件でおどすのかっこ悪くない?」

弟友「だから、ていだって! て・い! そういうタテマエって事!」

弟「タテマエ?」

弟友「……だから、そしたらお前が学校でエロくなっても、俺が相手出来るだろ」

弟「ああ!」

弟友「はー、すげえ疲れた……」

>>309
たまたまたまたまって、
そんなにたまたまを連呼しないでよっ///
ホントにたまたまでもたまたまじゃなくっても
そんなのたまたま恥ずかしいたま/////

弟「やっぱさー」

弟友「何?」

弟「弟友って、優しいよね」

弟友「感謝しろ」

弟「ありがとう」

弟友「はー……でも、お兄さんに知られたら、めっちゃくちゃ怒られるんだろうな……」

弟「そうかなあ……」

弟友「そりゃそうだろ」

弟「でも、ボクは助かったよ。その弟友が、相手してくれるって言ってくれて」

弟友「あー、そりゃどうも」

弟「……そうじゃなかったら、きっとボク、兄ちゃん襲ってたもん」

弟友「……まあ、そんな感じするわ」

弟「もう、こうなっちゃったから、弟友には言うけどさ」

弟友「おう」

弟「ボク、兄ちゃんの事、好きなんだと思うんだ」

弟友「あー、うん」

弟「でさ、兄ちゃんも、ボクが、兄ちゃんとエロい事したい、っつったらさ」

弟友「うん」

弟「してくれると思うんだよね」

弟友「ああ、そんな感じする」

弟「……でもさ、兄ちゃんは兄ちゃんで、ボクは弟じゃない」

弟友「うん」

弟「だから、そんな事になったら、兄ちゃん、困るよねって……」

弟友「……泣き声になってるぞ」

弟「なってない……」

弟友「とにかく」

弟「うん」

弟友「カンチョーしたのは俺が悪かったけど、もう、こういうのやめとけよ」

弟「うん」

弟友「困った事があったら、言ってくれたら、力んなるから」

弟「うん」

弟友「俺が味方だって事、忘れんなよ」

弟「で、ボクはセックスドレイね」

弟友「よく出来ました」

弟「えへへ、弟友、ありがとう」

弟友「友達だろ、気にすんな……まあ、俺も気持ちよかったし」

弟「いひひっ」

「「きりーつ」」「「れい」」「「さよーならー」」

弟「ふうっ、終わったー……あれ?」

友2「ん、どうしたのさ、弟?」

弟「あれ、弟友は?」

友3「え、弟友ならさっき、用事があるとか言って先に帰ったぜ」

弟「えー? ……良いや、帰るまでガマンしよ」


兄「今夜は寄せ鍋かな……えーと、白菜はあるから、豆腐、鶏肉……」

弟友「ちーっす」

兄「あ、弟友くん、こんにちは。お使い?」

弟友「おつかいって言うか……まあ、何と言うか」

兄「?」

弟友「お兄さんに、話があって来ました」

兄「何で、俺が買い物してるって」

弟友「母ちゃんがここでパートしてるんスよ。で、話も聞いてたんで」

兄「まあ、家も近いしな……で、話って?」

弟友「もちろん、弟の事です」

兄「…………」

弟友「あー、その、話を聞いたんですよ、オトコノコ病の」

兄「ああ……」

弟友「言っといた方が良いかなって思って」

兄「ああ、うん、ありがとう」

弟友「あと、それと……」

兄「ストップ」

弟友「?」

兄「分かってる。分かってるから、弟友くん、俺の事、殴りそうな目で見るのやめてくれ」

弟友「……うっす。じゃあ、そういう事で」

兄「うん、ありがとう。……また、弟と仲良くしてやってくれな」

弟友「…………」(タッタッタッタッ)

弟友「…………」(タタタタタタタタ)

弟友「…………!」(ダダダダダダダ)

友2「あ、あれ、弟友じゃない?」

友3「あ、マジだ。用あるって言って帰っといて、何でこんなとこ走ってんだろ」

弟「あ、神社坂の方行くよ?」

友2「追っかけよう!」

弟友「……!!」(ズダダダダダダダ)

弟友「ぅううあああああああっ!!」(ダッダッダッダッダッ

弟友「神様あああああああああああああ!」

弟友「早く、大人に、なりてええええええええええええっ!!」

弟「……何してんの?」

弟友「!?」

友2「早く帰って、やりたい用事ってそれ?」

弟友「!?」

友3「新しいお参りの方法かー、願い事は良く分かんないけど」

弟友「!?」

友2「えーと……学校の成績、もっと、上げたあああああああああああああああい!」

友3「もっと速くはしれるようにしてくれええええええええええええええええええ!」

弟「んーと、みんなと、もっと、仲良くなりたああああああああああああああい!!」

友2「ふーっ」

友3「ふうっ」

弟「ふう」

弟友「……いや、その……あのな?」

弟「弟友くん、何かあったの?」

弟友「お前らがまだこんなとこウロウロしてると思わなかったんだよ……」

弟「ただいまー」

兄「おう、お帰り」

弟「今日の晩御飯、何?」

兄「寄せ鍋」

弟「寄せ鍋かあ、やった」

兄「お前さ」

弟「ん?」

兄「オトコノコ病、辛くないか?」

弟「んー……兄ちゃんが、いるから」

兄「……その、俺がさ」

弟「友達も、いるし!」

兄「あ……おう」

弟「だから、大丈夫。 ね?」(にっこり)

兄「ん、うん、そっか」

弟「うん!」

>>319
俺さぁ・・・・・・

弟「でもさー」

弟友「はあ……はあ……」

弟「ご主人さまー、もうちょっと頑張ってよー」(くにくに)

弟友「いや、無理……頑張ってるけど、無理……」

弟「一回は保つ様になったけどさあ」

弟友「最初は1回で済んでたじゃん……」

弟「……だってさ、チンコって気持ち良いし」

弟友「お前なあ……」

弟「もう一回位、無理かなあ」(チュッ チュッ

弟友「ひっ、いっ、無理、無理だからっ」

弟「ボクは何回でも出せるのになあ……」

弟友「それもオトコノコ病のせいだろー……」

弟「……弟友に、オトコノコ病、うつんないかな?」

弟友「お前、何言ってんの!?」

弟「えい、うつれうつれ」(グリグリ

弟友「ちょっ、んっふ、お前、チンコ同士押し付けてうつるか!」

弟「あっ、でもこれ、ちょっと気持ち良いかも」(グニグニ

弟友「やめっ、うわ、ちょっ、んんっ……!」

弟「あ、たってきた!」

弟友「あ、ヤな予感」

弟「大丈夫、もう無理なんでしょー、もっかいなんて言わないから」(スリスリ

弟友「良いのか?」

弟「このまま、チンチン同士しよ」

弟友「……同じ事だろ」

弟「……って事があってから、もう三日も弟友が学校に来ない」

弟「やりすぎたかなあ……」

弟「また、ちょっと調子乗っちゃったなあ……」

弟「よし、今度弟友が学校来たら、ちゃんと謝ろう」

弟「そうしよう!」

弟「ただいまー!」

兄「おかえり」

弟友「……おかえり」

弟「弟友!?」

弟「えっ、えっ、何で?」

兄「うん、まあ、そこに座んなさい。順を追って説明するから」

弟「う、うん」

弟友「あ、その、お兄さん。えっと、俺から」

弟「弟友?」

兄「そうかい?」

弟友「弟」

弟「な、何?」

弟友「うつった」

弟「ええ!?」

弟友「なんつってな、冗談だよ」

弟「え……あ、ふー、ビックリした」

弟友「オトコノコ病がうつるような病気だったら、今頃もっと増えてるだろ」

弟「そっか、そうだよねー」

弟友「だから、別に弟からうつった訳じゃないんだけど」

弟「え」

兄「弟友くんも、オトコノコ病になっちまったそうだ」

弟「ええ!?」

兄「で、こっからが重要なんだけど……」

弟「だ、大丈夫! 弟友、死んだりとかはしないから!」

弟友「あ、うん、ああ……。弟見てるからそれは分かってるから」

兄「話聞いてるかー」

弟「うん。で、何?」

弟友「ウチさ、父ちゃんとか母ちゃんはそれほどでもないんだけど」

弟「うん」

弟友「本家?に近いスジだとかで、じいちゃんとか、おじさんとかがすごいうるさいんだよ」

弟「……? つまり、どういう事?」

兄「だから、気軽に男子が女の服着たり出来ないって事」

弟「ボクだって、そんな気軽に着てる訳じゃないんだよ? 似合うかなー、とか、可愛いかなあとか……」

兄「それで、オトコノコ病だってなったら、その辺りが揉めたらしくってさ」(無視)

弟「うん」

兄「ほとぼりが冷めるまで、オトコノコ病がもう一人いる、ウチで預かる事になった」

弟「ホント!?」

弟友「親戚がケンカしてるから、抗議の公認家出、ってとこだなー」

弟「じゃあ、弟友、ずっとウチいるの!?」

兄「ずっとっつうか、まあ、しばらくは」

弟「やったあ!!」

兄「おい、弟、弟友くんはそれどころじゃないんだから……」

弟友「ふふっ」

兄「お?」

弟友「弟見てたら、何か、俺も気楽な気分になって来ちゃった」

弟「いひひっ」

兄(弟友くん、口元に手当てて笑ってるな……やっぱ、変化も人それぞれなのか……)



弟「ただいま!」

弟友「ただいまですー」

兄「おう、おかえりー」

弟「弟友、あそー……」

弟友「あ、お兄さん、洗濯物取り込んできます」

兄「あ、おう、サンキュー」

弟「むう」

兄「弟は?」

弟「……ボクも、洗濯物取り込んでくる!」

兄「まあ、弟だし、他の家事やるって感じにはならないわな」

弟友「ふんふふーん♪」

弟「弟友、洗濯物たたむの上手いね」

弟友「そう? 簡単だって。ほら、シャツはこうやって、こう」

弟「こうやって、こう?」

弟友「そうそう、上手いじゃん」

弟「何か、意外な一面ー、ってカンジ」

弟友「何だよそれー」

弟「だって弟友、普段、アホしかしてないじゃん」

弟友「え」

弟「え?」

弟友「……アホかもしれないけど、弟にアホって言われるほどだとは思ってなかった……」

弟「ちょっと!」

弟友「あ」

弟「あ?」

弟友「パンティ」

弟「あ……エッチ」

弟友「弟の?」

弟「兄ちゃんのだったら怖いよぉ」

弟友「弟のでも兄ちゃんのでもなかったらもっと怖いな」

弟「あはは、確かに!」

弟友「俺も、こういうの穿きたくなるのかなあ」

弟「そしたら、ボクが選んであげるね」

弟友「うえ、何か恥ずかしい」

弟「えへへ、で、たたまないの?」

弟友「ん、パンティってたたんだ事無いから、わかんねえ……」

弟「じゃあボクが教えたげる。こうやって、こうだよ」(クルクルッ

弟友「う、ちょっと悔しいな」

弟「ふー、終わったー」

弟友「話しながらやってたから、時間かかったなー」

弟「楽しかったー」

兄「おーい、野郎ども、メシだぞー」

弟「あ、はーい!」

弟友「はーい!」



弟「ごちそうさまでしたっ!」

弟友「ごちそうさまでした」

兄「はい、おそまつさまでした」

弟「あれ?」

弟友「ん?」

弟「弟友、薬は?」

弟友「ん、薬は、良いかなって」

弟「ええ?」

弟友「だって、進行抑えるだけだって言うしさ」

弟「うん」

弟友「弟見てたら、じゃあ、良いかなあって」

兄「弟友くん、あんまりそういう事言うと、コイツ調子乗るから」

弟「ふぅーん」(ニヤニヤ

兄「ほら乗った」

弟「じゃあ、ボクが先輩として、色々教えてあげるねー」(ニヤニヤ

弟友「……う、何を教える気だよ、何を」

兄「だから言ったのに」

弟友(弟がエロい事ばっかりやってたの聞いてるから、なお怖ぇえ……)

兄「じゃ、二人で風呂入って来ちゃって」

弟「はーい」

弟友「うぃっす」

弟「さ、行こー」(タッタッタッ

弟友「お、おーう」(タタタ

兄「……って」

兄「つい行かせちまったけど、あの弟と弟友くん一緒に風呂って」

兄「……マズいか?」

兄「でも、男同士は男同士だし……うーん……」

弟「ほらほら、早く、脱いだ脱いだー」

弟友「急かすなって! つか、脱ぐの早いな!」

弟「はい、ばっしゃーん!」(バシャーン)

弟友「はぷっ! 何すんのさ!」

弟「いっひっひ、スキだらけー」

弟友「んじゃ、こっちは……シャワー、食らえっ!」

弟「わぷぷぷぷぷ」

弟友「へっへー、シャワー取ったらこっちのモンだ」

弟「むう、そしたらこっちは手桶でー……」

兄「お前ら! お湯もタダじゃないんだから、おとなしく入りなさい!」

弟「ひゃうっ!」

弟友「あー、怒られたー」

弟「怒られたー」

弟友「はー……」

弟「ふー……」

弟友「何かさー」

弟「うん」

弟友「弟、喋り方とか、しぐさとかは結構変わったけどさあ」

弟「ん」

弟友「基本的に、全然変わってないんだなー」

弟「そりゃそうだよ」

弟友「そりゃそうか……言われるまで、オトコノコ病とか分かんなかったしなあ……」

弟「そういうこと。弟友も、安心しなよ」

弟友「ん、うん……」

弟「あ、今のうなずき方、ちょっと女っぽい」

弟友「ちょっ、やめろよぉ! 思っても言うなよ!」

弟「いひひひっ」

弟「上がったー」

弟友「上がりましたー」

兄「はいよー、じゃ、俺も行ってくるわ」

弟「行ってらっしゃーい、っと。じゃ、テレビでも見よ」

弟友「おう、ところでさあ」

弟「ん、何?」

弟友「弟、パジャマ、女物なのな……」

弟「えへへへ、可愛い?」

弟友「可愛いのが衝撃的だよ……」

弟「弟友も、きっと似合う様になるよー」

弟友「うう、やっぱちょっと、オトコノコ病、怖い……」

弟「だいじょぶだいじょぶ」

弟友「軽りいー」

兄「じゃ、そろそろ寝るかあ」

弟「うん、部屋行くよ、お休みなさーい」

弟友「おやすみなさい」

兄「はい、おやすみ」

兄「…………」

兄「行ったか……」

兄「何かこう、もやもやっとするな、もやもやっと!」

兄「別に弟と、弟の友達なんだから、一緒に寝るくらい普通だろ!」

(兄友「兄よ、妹は良いぞ! すごく可愛い!」)
(兄友「別に、エロゲの様に欲情したりはしないが!」)
(兄友「他所の男にはやらん!という気持ちは常に抱いているぞ!」)
(兄友「お前にもこの気持ちを分けてやりたい位だ! ハッハッハッハッ……」)

兄「……そうか、この気持ちか……!」

兄「まさか、分けられる事になるとは思っていなかったぜ……ジャマイカに行った兄友よ……」

弟「じゃあ、おやすみー」

弟友「ん、おやすみー」

弟「…………」(モゾモゾ

弟友「んっ……」

弟「…………」(ゴソゴソ

弟友「ん、ちょ、弟っ……」

弟「んー……?」(サワサワ

弟友「わきの下から胸触られたら、くすぐったい」

弟「くすぐったいだけ?」

弟友「くすぐったいだけ」

弟「ちぇっ、まだかー」

弟友「まだって」

弟「早く、弟友のおっぱいも気持ちよくなれば良いのに」

弟友「毎晩やる気か、これ」



友2「だからさ、ギリシャの経済がヤバいらしいよ」

友3「あー、助けたやつが巻き添えでおぼれるレベルって事かー」

弟友「あ、俺、ちょっとシッコ」

弟「あ、ボクも行くー」

友3「あいつら、最近ずっと一緒だよなあ」

友2「あ、弟友、弟んちいるんだって」

友3「ああ、それでか」

友2「でも、トイレまで一緒に行かなくてもなー」

友3「な」

弟友「……で、お前はシッコもせずに何でここいるの?」

弟「んー、何となく?」



弟「ただいまー!」

弟友「帰りましたー」

兄「はい、お帰り」

弟友「洗濯物、片付けて来ますね」

弟「あ、ボクも行く!」

兄「はい、ありがとう」

兄「……弟だけならともかく、二人いると、何か俺、お母さんみたいだな……」

兄「…………」


医者「はい、もしもし。ああ、兄さん。その後どうですか?」

医者「そうですか、何事もなく。はい、はい、なら何よりで……え?」

医者「いやあ、あははは、お母さん病ってのは聞いた事ないですねえ、あはは」

医者「はい、それでは」


兄「ですよね」

弟友「んー……」

弟「おっふろー、ふろふろー……弟友? 何してんの?」

弟友「ん、何か、ちょっと体が変わって来た気がするんだよね」

弟「あ、言われて見れば」

弟友「マジ?」

弟「ちょっと、横向いてみて」

弟友「こう?」

弟「お尻引っ込めて」

弟友「え、まっすぐだよ、これ」

弟「あー、お尻が丸っこくなって来てますねー」

弟友「えええ」

弟「エロ弟友になるのも、もうすぐでしょー」

弟友「ええええ」

弟友「マジで、マジかあ……」

弟「薬飲んでないから、ボクの時より早いっぽいね」

弟友「ちょっとまだ、心の準備出来てなかったかも……」

弟「えー、分かってたはずじゃん」

弟友「そうだけどさあ……」

弟「……心の準備、する?」

弟友「えっ」

弟「えいっ」(サワッ

弟友「ひゃ、何、尻触ってんっ」

弟「うわあ、やわらかい……」(ムニムニ

弟友「あっ、うわわ……わ……」(ムクムク

弟「あはは、弟友、お尻揉まれてチンコ立ってる」

弟友「え、うそ、何でぇ……」

弟「オトコノコ病だもんね」

弟友「だからって、こんなすぐ……」

弟「これからもっと、すぐチンコ立つ様になるよ」

弟友「…………」

弟「エロい事ばっかり、考えるようになるよー」(クニュ クニュ

弟友「あっ、あっ……チンコ、触ったらっ……!」

弟「触るのダメ?」

弟友「だ、ダメじゃないけど……」

弟「じゃ、触っちゃおうっと」(コシュコシュ

弟友「ひっ、あふ……」

弟「ご主人様ー」

弟友「えっ、何っ」

弟「ボクのも触って」

弟友「あっ、あ、おう……」(クニクニ

弟「んふぅ……」

弟「気持ち良い?」(コシュコシュ

弟友「弟は……?」(コシュッ ヌチュッ

弟「きもちいー……」(ニュルニュル

弟友「いひひ……」

弟「でも、弟友、ほら」(パ

弟友「あっ、離すの、ズル……」

弟「……ボク、こっちのが良いな」(クルン

弟友「あ、入れる……?」

弟「チンコ触ってたら、ウズウズして来た……」

弟友「ん、分かった」(グニグニ

弟「あ、あ、入ってくるぅ……」

弟友「んっ……」(ズプゥ

弟「来たあ……!!」

弟友「んんっ、く、しまるう……!」(グリグリ

弟「あっ、あっ、チンコぉ、弟友のぉっ」

弟友「はっ、あっ、はっ、はっ、んっ……!」(ズル ズプ ズッ

弟「気持ちい、チンコ、気持ち良いっ、こすれるぅっ」

弟友「は、ふ、んっ、っふぅっ、ん、んぅっ……!」(グイッ グイッ

弟「あっ……は、突き上げるの、ズルいっ、ひぃんっ」

弟友「弟、俺、んっ、もう、は、んっ……!」

弟「あっ、待ってっ、待って、ボク、もうちょっと、あっ」

弟友「あ、ぐ、出る、ん、くぅっ、出る、出るぅっ……!」

弟「あっ、ボクも、来るぅっ、きもちいの、ゾクンっての、来るう……!!」

弟友「ひっ、あふぅっ、はぁっ……!」(ビュクンッ ビュクンッ

弟「あ、は、熱いの来てるぅ……えへ、一緒だったぁ……」

弟友「おー……はあ、弟んちの風呂でしちゃった……」

弟「……えいっ」(グリッ

弟友「んっ……!!」(ムクムク

弟「えへへ、もっかい行けそうだね」

弟友「え、あ、うわ……今出したばっかなのに……」

弟「オトコノコ病って、すごいでしょ?」

弟友「うん、すごい……」

兄「お前らぁ! 風呂が長い!!」

弟「!?」(ビクンッ

弟友「んきぅっ!?」

兄「何してんだ、一体ー」

弟「な、ナニもしてないよー!」

弟友「ち、チンコ、千切れるかと思った……」(小声)

弟「ごめーん、ビックリしてつい……」(小声)

兄「長湯して、風邪ひくなよー」

弟「は、はーい!」

兄「……今の俺にははっきり分かる」

兄「風呂場でオナニーしてた事も、多分、母さんは知ってた」

弟「じゃあ、兄ちゃん、お休みなさーい」

弟友「お兄さん、お休みなさい」

兄「はい、おやすみ」

兄「……まあ、何だなー」

兄「父さんと母さんが帰ってきたら、俺も、彼女でも作ろっかな……」


弟「じゃ、おやすみー」

弟友「うん、おやすみ」

弟「…………」

弟友「…………」

弟友(……あれ?)

弟友(今日は、ちょっかい出して来ないな……)

弟「すー……すー……」

弟友(あ、もう寝てら……。風呂でしたもんね……)

弟友(……触られないってなると、それはそれで……)

弟友(何か寂しいというか、胸が気になるような……)

弟友「…………」(モゾモゾ

弟友「ん……と」(ゴソゴソ

弟友「んっ……」(サワサワ

弟友「あ……!」

弟友(……何か、ビリビリする……!)

弟友(やめといた方が良いかな……でも、もうちょっと……)(サワサワ

弟友(弟が言ってたの、これかな……? 胸の中まで、何かジンジンして……)

弟友「……んぅっ……!」(ビクン

弟「おっぱい、きもちい?」

弟友「――!!」(ビクゥンッ

弟友「なんっ、弟、お前、起きっ……」

弟「タヌキ寝入り~」

弟友「なん、何でそんな事」

弟「ホントは寝るつもりで目閉じたんだけど、何か、弟友が始めたから」

弟友「えええ、うぅ……」

弟「ちょっとあっち向いて、腕、上げて」

弟友「こう?」

弟「そう」(グイ

弟友「あっ……!」

弟「チンチン痛くしたおわびね」(サワサワ クニクニ

弟友「あっ、んっ、ふぅっ……!」

弟「ビリビリしない?」

弟友「す、する……」

弟「んっ」(チュ

弟友「み、耳ぃ……!」

弟「弟友……」

弟友「な、何?」

弟「いひひ、可愛い」

弟友「何言ってんだよぉ……」

弟「チンコ、立ってる?」

弟友「た、立ってる……」

弟「射精するまで、触ってたげる」

弟友「えっ、あっ、やあっ……!」

弟「おっぱい、きもちいいでしょ?」(クニュクニュ

弟友「い、ひんっ、気持ち、良いい……」

弟「だよねえ、布団の中で腰、動いてるしー」

弟友「い、言わなくて良いったらぁっ……!」

弟「すごいよね、オトコノコ病」

弟友「んっ、ぅうっ、すごいぃ……」

弟「体中、気持ちよくなるもんね」

弟友「んっ、うんっ、うんっ……!」

弟「ボクがエロい事ばっかり考えちゃうのも、分かるでしょ?」(クリクリ

弟友「うんっ、ひ、あ、分か、るぅっ……!」

弟「ボク、弟友がオトコノコ病って聞いて、ホっとしたんだ」(クニクニ

弟友「えっ、あ、いっ……!」

弟「これで、ずーっとエロい事考えちゃうの、分かってくれるって」

弟友「あっ、やっ、あ、出る、精液、出るうっ……!」

弟「いひひ、おっぱいだけでイけちゃうんだ」

弟友「出る、出るっ、おっぱいだけで、精液、出しちゃうぅっ……!」

弟「それ出したら、もう、チンチンさわんなくてもイけるんだもん、男子卒業だね」

弟友「えっ、あっ、そんな、卒業やっ……あ、出るうぅっ……!」(ビュルッ ビュルッ

弟「おー……ホントにイってる……」

弟友「はーっ……はーっ……」

弟「いひひ、弟友、男子卒業、おめでとー」(ナデナデ

弟友「弟、そういうセリフ、今考えたの……?」

弟「ん、自分でする時も、おっぱいとかお尻とか、何か男子っぽくないなあって思ってたから」

弟友「普段何考えてんだ……」

弟「エロいこと」

弟友「あー、もう……パンツん中、ベトベトじゃん……」

弟「あ、じゃ、脱いで。んで、拭いて待ってて」

弟友「えー?」

弟「良いからー」

弟友「はいはい」(ゴソゴソ モゾモゾ

弟「えーっと」(ゴソゴソゴソ

弟友「?」

弟「卒業証書授与」

弟友「は?」

弟「弟友。あなたは、おっぱいだけで射精して、男子を卒業した事を、証明します。はい」

弟友「……あ、はい」

弟「おめでとう」

弟友「ありがとう。……って、パンツじゃん!」

弟「可愛いでしょ」

弟友「かわい……まあ、うん」

弟「はいて良いよ」

弟友「…………」

弟「いひひひ」

弟友「変態」

弟「はきたくなかったら、別に良いよー」

弟友「……う、一応、はいてみる」(モゾモゾ

弟「いひひひひっ」

兄「で、弟のパンツ、はいてるの?」

弟友「はい……」

兄「んー、そうかあ……」

兄「よし、弟ー、服買いに行くぞー」

弟「えっ、うん、分かった! 今用意するー!」

弟友「え、あの」

兄「服、欲しいだろ? 可愛いの」

弟友「えと、いや、その、あの」

兄「無理しなくて良いぜ、弟もだいぶガマンしてたからさ」

弟友「いや、でもやっぱ、服の代金とか……」

兄「弟の……あー、迷惑料」

弟友「……はあ」

弟「えー、迷惑なんか掛けてないよ、ねえ」

弟友「それはどうだろ」

弟「えー」

兄「欲しいのあったら、遠慮なく言えよ」

弟友「あ、はいっ」

兄「俺さ、やっぱ良く分かんないんだけど、えーと、前にこういうの見た時と比べて、どう?」

弟友「あ、えっと、全然違って見えます……。前は、ヘンにヒラヒラしてんなーとか思ってたのに」

弟「そのヒラヒラが可愛いんだよね」

弟友「リボンの飾りとか、意味分かんなかったのに……うう、やっぱ進行してるんだな……」

兄「分かってた事だしね。っと、これ?」

弟友「あ、はい! え、何で分かったんですか?」

兄「見てる顔見りゃ分かるよ、遠慮すんなって言ったろー」

弟友「あ、はい……」

弟「兄ちゃん、ボクこれね!」

兄「はいはい」

弟友「…………」(ジーッ

兄「ん?」

弟友「あ、いや、何でもありません、ええ」

兄「そうかい?」

弟「兄ちゃん、ボクこれも」

兄「買いすぎです! 今日は弟友くんの買いに来たんだから!」

弟「ちぇー」

弟友(……見え方変わるの、服だけじゃ無いんだなあ……)

弟「ふー、いっぱい買ったね」

兄「ちょっと買いすぎたなあ」

弟友「俺、持ちますね」

兄「ん、良いよ良いよ、これくらい大丈夫だって」

弟友「あ、はあ……」

弟「兄ちゃん、こう見えて力あるからねー」

弟友「……弟」

弟「ん?」

弟友「お兄さん、カッコいいね」

弟「うん!」



弟友「は、あ、ふ、はあっ……」(ズプッ ズプッ

弟「ん、う、あぁん……!」(グリグリ

弟友「弟、どう……?」

弟「ん、何か、女子にチンコ入れられてるみたいな、ヘンな気持ちぃ……」(ぎゅう

弟友「あは、女の子の服着てするの、楽しいね……」

弟「うん、気持ちぃ……!」(グリッ

弟友「本当、弟、気持ちよさそう……」(ウズッ

弟「……?」

弟友「弟、お尻にチンチン入れるの、気持ち良い……?」

弟「うん、気持ち良いよぉ、だから、動いてえ……」(グリグリ

弟友「んっ……うんっ、んっ……!」(ズリュッ ズリュッ

弟「あ、ひゃああっ……!」

弟友(本当、すっごい気持ち良さそう……)(ムズムズ

弟「はー、良かったぁ……」(ギュウゥ)

弟友「もう、弟、苦しいって」

弟「えへへ」

弟友「ね、弟、チンチン入れられるのって、どんな気持ち?」

弟「んー、そうだなあ……なんか、あ、そうだ、満たされてる、みたいな?」

弟友「満たされてる……」

弟「うん、何か、これ以上の正解ない! って感じ、かなあ?」

弟友「そんななんだ」

弟「うんっ、試してみるー?」

弟友「えっ……」(ムズムズッ

弟友「あ、いや、いい、良いや」

弟「ちぇっ」

弟「ただいまー」

弟友「ただいま、です」

弟友(なんか、まだお尻、ムズムズしてる気がする……)

兄「おう、おかえりー」

弟友「あっ、はいっ!」

弟「じゃ、洗濯物片付けに行こ」

弟友「えっ、あっ、あ、うん! そうだね!」

弟「?」

兄「よろしくー」

乳首だけで逝けちゃう俺も男の娘属性…なのか?



オッサンだけど

>>480
おっさんすげぇな見習いたいぜ(内心ガン引き)

弟「これはボクのパンツー」

弟「これは弟友のパンツー」

弟「なんか、女の子パンツばっかになっちゃったなー」

弟友「そうだねー、あ」

弟友「お兄さんのパンツー……」

弟「ボクサーブリーフ派なんだよね」

弟友「…………」(ジー

弟「弟友?」

弟友「…………」(ジー

弟「おーいっ」

弟友「えっ、あ、は、何?」

弟「いや、何でもないけど、何か、兄ちゃんのパンツでもかぐのかと思った」

弟友「あ、あはは、何言ってんのさあ」



兄「ほら、弟、テレビ見てないでちゃんと食えって」

弟友(……たぶん、こういうの、正しくないんだろうな)

弟「食べてますー、減ってるじゃん」

弟友(弟が知ったら、どう思うかな……)

兄「ピーマンも一緒に食うの!肉詰めの肉だけほじるな!」

弟友(でも、お尻がずーっとうずうずしてるのに)

弟「だって、ピーマンとか意味わかんないじゃん。苦いし」

弟友(……入れたいもの、一個だけしか思い付かないんだから)

兄「その苦いのが良いんだろうが!」

弟友(お兄さんにも、チンコ、あるんだもんな……)

弟「だいたい、ピーマンの肉詰めを作る意味が分からない」

弟友「ごちそうさま、でしたっ」

兄「あっ、うん、おうっ」

弟「あ、弟友、ピーマン食べてよぉ」



弟「ううん……むにゃむにゃ……えへへ……」

弟友「…………」(むくり)

弟友「……お尻、ウズウズして寝らんないや」

弟「弟友ぅ……」

弟友「!!」

弟「……すー……」

弟友「はー、寝言か……」

弟「すー……うぅん……」

弟友「……きっと明日、弟に迫られたら、断れない」

弟友「だから……その前に……うん」

弟友「行こう……」

兄「ぐー……ぐー……」

兄「ん……んん……」

(ガチャリ)

兄「……! 誰だ?」

弟友「……お兄さん」

兄「弟友くんか。何かあったのかい?」

弟友「いえ、特に……でもその、ちょっと、話したい事があるんです」

兄「ん?」

弟友「そっち、行っても良いですか?」

兄「ん、どうぞ」

弟友「…………」(タタタタ

兄「で、何だい、話って」

弟友「そうですね、ええと……」(サワサワ

兄「……!!」

弟友「その、夜這い、に、来ました」

兄「ど、どこでそんな言葉を……」

弟友「本です」(サスサス

兄「って言うか、その、何で」

弟友「……引き受けてくれたお兄さんに、こんな事するのいけないって、分かってます」

兄「んっ」

弟友「でも、お兄さん、オレのこと見てたり、私のこと、気にしてくれたり……」

兄「…………」

弟友「優しくて、格好良いなあって思ったら、どんどん……!」(コシュコシュ

兄「いや、だけど、それは」

弟友「……オトコノコ病のせいで、お尻がムズムズして、ガマンできないんです」

兄「ちょっ……!」

弟友「あ、固くなった……ふふふっ」

兄「うく……」

弟友「……お兄さんの、ください……」(クリュクリュ

兄「…………」(がしっ

弟友「……!!」

兄「……俺は多分、今から、君にヒドい事するよ?」

弟友「分かって、ます」

兄「本当に?」

弟友「お兄さんが、本当にこうしたいのは……」

兄「…………」

弟友「兄弟、そっくりです」

兄「分かった、もう十分」

弟友「はい」

兄「弟友くん」(サワッ

弟友「ひゃんっ……」

兄「……誰にも、内緒な」

弟友「はいっ……」(ぎゅうっ

兄「オトコノコ病って、とんでもない病気だな……」(クニクニ

弟友「ひ、ひゃ、おっぱい……くぅんっ……」

兄「男の子なのに、こんなとこまで気持ち良いんだ?」

弟友「お兄、さん、僕もう、ずっとムズムズしっぱなしだからぁ……」

兄「それでも、準備は大切だろ?」(チュッ

弟友「んっ……! え、えへへ……ヘンなの、男の人にされてるのに……」(ビンビン

兄「もう、弟友も弟も、そういう風になっちゃったんだな……」(コシュッ

弟友「あっ……! はあっ……」

兄「このままこすって出しちゃうかい?」(コシュッ コシュッ

弟友「あっ、え、ヤダ、ヤです……!」

兄「ふふふっ」

弟友「お兄さん、意地悪しないでくださいぃ……」

兄「そうだな、こっちだよね」(ツンッ

弟友「ひゃっ……!」

今更だが「マンピーの肉詰め」と言っておく
ねんのため

兄「今まで、何かそういう事、した事ある?」

弟友「ない、です」

兄「無いのに、こんなんになるんだ」

弟友「オトコノコ病のせい、です……」

兄「指先に吸い付くみたいに、ヒクヒクしてる」

弟友「言わないで下さいぃ……ううう、兄弟そっくりです……」

兄「ちょっと入れるね」(ツプ

弟友「あっ……!!」

兄「すんなり入った……肛門とは思えないな……」

弟友「おしりぃっ……」

兄「最初から、入れるための場所みたいだよ」(グリグリ

弟友「あ、ひ、ひぃいっ……」

兄「すごい先走りの量……」(ニュチュッ

弟友「ひぅっ」

弟友「お兄さん、その、あの」

兄「何?」

弟友「意地悪しないで、早く、僕のお尻にぃ……」

兄「うん?」(グリッ

弟友「うあっ、ちん、チンチンっ、チンチン、欲しいですぅっ……!」

兄「ははっ、しょうがないな」(ニュポ

弟友「あっ」

兄「行くぞ……」(グイッ

弟友「あっ、はいっ……」

兄「んっ……」(ズブゥッ

弟友「あっ……はっ……! ふ、太いぃっ……!」 

兄「ん、無理そうだったら言いなよ?」

弟友「あ、ひぃ……平気、ですぅ……!」

兄「……だろうな、きゅうきゅう絞まってるよ」

弟友「チンチン、入ってるう……」

兄「うん」

弟友「きもちいいい……」

兄「お尻マンコ、そんなに気持ち良いかい?」

弟友「マンコ……! はいぃっ、僕の、お尻のマンコ、すごい気持ち良いですぅ……」

兄「そう、良かった」(グイッ

弟友「ひんっ……!」

兄「こういうのも、気持ち良い?」(グリッグリッグリッ

弟友「あ、ひ、お尻、マンコ、おかしっ、きもちくて、あっ、んっ、ひんっ……!」

兄「良さそうだね」(ズニュッズニュッ

弟友「あっ、うあ、動いて、るうっ……!満たされ、分かるぅっ……!」

兄「んっ、うんっ、ふっ、俺も、気持ちよくなって来たっ……」(ズッズッズッ

弟友「あ、ひゃ、僕、気持ち良いっ、気持ちい、いっ」

兄「うん、気持ち良いよ、良いお尻マンコだ」(ズップズップ

弟友「あ、や、うんっ、あ、うれし、嬉しいい……!」

兄「は、あ、ふ、ふっ、んっ……はぁっ……!」(ズッズプッグリッズッズッズッ

弟友「あっ、は、あ、激し、あっ、あっあっ」

兄「んっ、く、出るっ、イくよっ……!」

弟友「あっ、僕もっ、あっ、ひゃっ、あっ、お兄さんっ、お兄さぁんっ!」(ぎゅううっ

兄「んっ……! はぁっ……!」(ビュクンッ ビュクンッ

弟友「あ、はあぁ……お兄さん、熱いぃ……」

兄「ふー……どう、だった?」(ナデナデ

弟友「気持ち、良かったです……」

兄「そう、良かった」(ナデナデ

弟友「えへへ……」

ふぅ・・・・・・(迫真)

弟「……何、してんの?」

兄「え」

弟友「あ……!?」

弟「お兄ちゃんと弟友、何、してたの……?」

兄「弟、お前、なんで……」

弟「……起きたら、弟友がいなかったから、探してたの! そしたら、声がしたから!」

弟友「弟、その、これは」

弟「兄ちゃんは、ボクの兄ちゃんなのにっ!」

兄「いや、うん」

弟「弟友は、ボクの、弟友なのにぃっ!」

弟友「『ボクの』弟友……?」

弟「ひっ、ぐっ、ひどいよぉぉ……ふああああん!!」

兄「あ、おい、弟」(ヌポッ

弟友「ひゃうっ……」

弟「兄ちゃんなんか嫌いだぁ!! こっち来るなあ! あああああん!!」

弟友「ご、ごめ、ごめん、弟」

弟「ひぐっ、ぐすっ、ふえっ、ひどいよぉおお」

弟友「ごめん、僕、弟の気持ちも、お兄さんの気持ちも知ってて、でも……」

弟「嘘つけぇ!」

弟友「!?」

弟「ボク、言ってないもん! 弟友に、言ってなかったもん!」

弟友「え、でも、前に」

弟「それ、前の話だろぉ!」

弟友「え」

弟「弟友、は、ボクの、弟友なのにいいっ、ぐすっ、兄ちゃんが、取ったぁあっ」

弟友「あ……」

兄「あー……」

弟友「ごめん! 弟、ホント、ごめん!!」(ダッ

弟「知らないよ! 弟友のバカ! もう、バぁーカッ!!」

兄「……修羅場……だよな……弟が子供過ぎて緊張感がねえ……」

兄友「で、それからどしたい」

兄「いや、何、雨降って地固まるじゃねえけどさ」

兄友「何、元鞘?」

兄「と言うか、俺が両方にフられたと言うか」

兄友「はー、ヤダヤダ、久々に日本に帰ってきたらダチがホモのインセストになってた」

兄「そういう言い方は良くないだろ、病気の子供の面倒見てたんだから」

兄友「で、その後、二人はよ?」

兄「ん、そろそろ帰ってくるだろ」

兄友「怖いなー、オトコノコ病」

兄「何が怖いって、死ぬまで見た目は変わらないってのがな……」

兄友「神様も酷な病気を作んなさるぜ」

弟「ただいまー!!」

弟友「ただいまです」

兄「はい、お帰り」

兄友「お邪魔してるぜー ……兄、お前、自分フった子供二人と同居してんだな、ある意味尊敬するわ」

兄「お前黙ってろ」

弟「あー、お腹すいた、オヤツー」

兄「はいはい、今出すよ」

兄友「おう、俺も手伝うぜ」

弟「早くー」

弟友「弟、あの時の事は、ホントに、ごめんね」

弟「まだ言ってる。もう良いって、済んだ事じゃん」

弟友「でもさあ……」

弟「まだ言うなら……あ、そうだ」

弟友「ん?」

弟「んっ!」(チュッ

弟友「!!」

弟「ファーストキス、だよね?」

弟友「…………」(コクコク

弟「えへへ、ね、弟友、これからも、よろしくね」

弟友「うん……! わ、分かった……!!」

兄友「ヒュー」

兄(……多分、これからも弟友に迷惑、掛けるんだろうなー)


兄(やれやれ!)

時間切れです終わり

仕事いってきます

>>1

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年02月18日 (日) 02:10:06   ID: X_B6VxPE

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