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トリスタ駅

リィン「……ｚｚｚ」

アリサ「ねぇ、ちょっと」

リィン「……ｚｚｚ」

アリサ「眠ってていいの？トリスタに着いたわよ？」

リィン「……ん？」

アリサ「あ、やっと起きたわね。早く降りる準備しないと列車がでちゃうわよ？」

リィン「わざわざ起こしてくれたのか……面倒かけたな」

アリサ「気にしないで。それじゃ、私はお先に」

リィン「ああ」

トリスタ

リィン「ライノの花がこんなに……」

リィン「うーん、綺麗な町だなぁ」

リィン(さっきの女の子……名前をきいておけばよかったな)

リィン「まぁ、これからいくらでも話す機会はあるか。そのときにあらためてお礼を―――」

？？？「きゃっ！？」ﾄﾞﾝｯ

リィン「え……」



誰がぶつかって来たか
１エリオット
２マキアス
３アリサ

ごめん、>>9ね

3

アリサ「いたた……」

リィン「だ、大丈夫か？」

アリサ「ええ、気にしないでちょうだい」

リィン「すまない、俺がぼーっとしてたせいだな。立てるか？」ｽｯ

アリサ「ふふ、ありがとう……って、あなたはさっきの」

リィン「あ」

リィン「てっきり先にいったと思っていたよ」

アリサ「まぁ、一応あなたよりも先に列車は降りたのよ？降りたんだけど……」

リィン「列車内に忘れ物でもしたのか？」

アリサ「そ、そういうことになるわね」

リィン「……はは」

アリサ「な、なによ」

リィン「いや、面白い人だと思ってさ。えっと……」

アリサ「アリサよ。アリサ・ライ……」

リィン「ライ？」

アリサ「ア、アリサ・ライムギーよ！」

リィン「ライ麦？」

アリサ「あ、あなたの名前はなんていうのかしら！？」

リィン「俺はリィン・シュバルツァーだ。よろしく、ライ麦」

アリサ「こちらこそ……って、ライ麦はやめて！！」