千早「私とプロデューサー、3年間の軌跡」 (10)

千早「私ね、この頃よく昔のことを思い出すの。」

千早「アイドルを始める前のこと。始めたばかりの駆け出しの頃のこと。初めてのステージ。営業。写真撮影。登り詰めた仲間のこと。辞めていった仲間のこと。そして、プロデューサーのこと。

千早「ふふっ。昔のことと言っても、ここ数年のことが多いんだけれど。
それでもたった数年前のことでさえ、遠い過去のことに思えるわ。深い森の泉の底に沈んで、確かにそこにあるのはわかるんだけど、ぼやけていて、手を伸ばしても決して届かない記憶。今の私からは切り離された所にあるお話。
そういう風に思えるくらい、この数年は色々なことがあったわ。」

千早「ちょうど3年くらい前のことだったかしら。私がプロデューサーと出会ったのは。」

千早「最初の印象は、頼りない感じの人、だったかしら。メガネで、ヒョロっとしていて、スーツの丈もイマイチだった。」

千早「ミーティングのとき印象を聞かれたから、素直に頼りない感じですね、と言ったら、プロデューサーったら真っ赤になっちゃて。」

千早「ああ真っ赤っていうのは彼のオチンチンのことよ。私が話し終わるのが早いか否か、プロデューサーはズボンとパンツを下ろして、男性器を晒け出したのよ。」

千早「私は頼りないなんて言ったことを後悔したわ。体格に似合わず、彼のオチンチンはバイソンみたいにオスオスしくて、カリ首もドス赤く充血してギチギチになっていたもの。」

千早「私のオマンコに、プロデューサーのチンチンが深々と突き刺さったわ。垂直に。私はすぐさまイき狂い、潮を吹いたわ。」


おわり

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