ミーナ「お馬鹿なハンナ」(29)

座学の授業中

教官「いいかーここは次回の試験で大切なところだから、よく聞いとけよ」

ミーナ「……」ボー

教官「~~~それで、~~~であり……」

ミーナ(あーだるい…早く終わらないかな……)ボー

教官「カロライナ訓練兵!これの説明をしてくれ」

ミーナ「へっ?!?!」

教官「コラっ!へっではない!これの説明をしてくれと言ったんだ」

アッハッハッハッハ

ミーナ「はっ、はい!」(恥ずかしい……)

アニ「…」

ミーナ「えっと……その…」(全くわかんない…)

アニ「……」

ツンツン

ミーナ「!」

アニ「………」つノート

ベルトルト(普段は一匹狼を演じるも、ときたま優しいアニ、可愛い)ジー

ミーナ「あっ!あの……~~~です!」

教官「そうだ!これは、さっき授業で説明したところだ!特に大切なのは~~」

ミーナ(あぁ…丁度、ボーっとしてたところだ…)

アニ「ミーナ、ボーっとしすぎ」ボソッ

ミーナ「!」

アニ(ったく…)ハア

ベルトルト(一見クールだけど、つい溜息をついちゃうアニ、可愛い)ジー

教官「~~~」

ベルトルト(訓練を馬鹿らしいと思いつつも、真面目にノートをとるアニ、可愛い)ジー

教官「~~~~!」

ベルトルト(ちゃっかり分からない単語を辞書で調べてるアニ、可愛い)ジー

ベルトルト(……)ジー

教官「フーバー訓練兵!」

ベルトルト「?!?!」

教官「レオンハート訓練兵を見過ぎだ。授業に集中しろ」

ベルトルト「」

ザワザワ ザワザワ ザワザワ

ベルトルト「」

ライナー「だ、大丈夫か?ベルトルト」

べ「」

アニ(バカ)

ミーナ「アニ」ニヤニヤ

アニ「何?」ジロッ

ミーナ「何でもございません」

教官「あー静かに、静かに」

教官「まあ言っておくが、私はどこかの禿げた厳しい教官ではないが、訓練兵の男女間の中は節操を保った関係にしとけよ」

ハンナ・フランツ「…」ドキッ

教官「で、話しは戻るが~~」

ミーナ(ハア…まさかベルトルトが…超意外…)

教官「~~だからな……」

教官「で、いいかー。語彙を増やすよう努力しろよ」

教官「一番良い方法はなー、とにかく、その単語を繰り返し言ってみることだ」

教官「100回か、200回繰り返せば、それは永遠にお前たちのものになる」

教官「しっかり勉強しろよー」

ハイ!

ミーナ(100回、200回かあ…途中で飽きちゃうよね)

サシャ「肉って何回も言えば……」

ユミル「バカ」

クリスタ「サシャったら」クスッ

ミーナ(サシャは呑気だね)

ボソッ ボソッ ボソッ

ミーナ「?」

ボソッ ボソッ ボソッ

ミーナ「…」ミミスマセル









ハンナ「フランツ……フランツ……フランツ……」ボソ ボソ

ハンナ「フランツ…フランツ…フランツ…」

ハンナ「ねぇ…フランツ…」

ハンナ「フランツ…」

ハンナ「………息をしてよ…」

フランツ「ハァ…ハンナ……」

ハンナ「フランツ!」

フランツ「ハンナ…早くここから…逃げるんだ…」

ハンナ「イヤッ!あなたをこのままにはしておけないっ!!」

フランツ「ハァ…ハァ…」

ハンナ「私はあなたの名前を一日に何度も呟いた!!」

ハンナ「あなたも馬鹿な私に付き合って私の名前を呟いてくれた!!」

ハンナ「だから!私たちはこれからもずっと一緒にいられるはずでしょ!?そうでしょ!?フランツ!」

フランツ「………はっはっ…」

フランツ「ホントに君は…お馬鹿だな……ハンナ…」

ハンナ「フランツ?……ねぇ…どうしたの……」

ハンナ「…………」

ハンナ「イヤ……フランツ……」

ズシン ズシン

ハンナ「ねぇ…フランツ……」

ハンナ「息をして……」

ハンナ「早く……」

ハンナ「逃げないと……」

ハンナ「………」

ズシン ズシン

ハンナ「…………」

ハンナ「ふふっ……フランツ…何で……何で……私たちは………」

ハンナ「どうして…………」

ヒョイ

ハンナ「………………」

ハンナ「フランツ…今私は後悔してるよ……」

ハンナ「こうなるなら、あなたの名前をもっと呟いとけばね……」

ハンナ「ふふっ………フランツ…」

ハンナ「……これからもずっと一緒にいたかった……」

終わり

とんでもない糞ssだった。読んでくれた人ありがとう

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