上条「誰だアンタ」エリザベート・バートリー「アンタじゃなくてランサーよ」 (8)

・とある魔術の禁書目録とFate/Extra cccのクロス
・Extra cccキャラしか出ない
・口調が変かも

これらを踏まえて、どうぞ。

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インデックス「じゃあ遊びに行ってくるんだよ!」

上条「行ってらっしゃい、六時までには帰ってくるんだぞ?」

インデックス「了解したんだよ!」

上条「元気だなぁ。っとインデックスが居ない間に家事家事っと」

上条「今日は天気もいいしー久しぶりに布団でも干すかな」

ガラッ

上条「なんだ……こいつ?」

?「うぅぅぅん……」


上条「おーい訊いてますかー?」

上条「ベランダに引っかかる奴なんて初めて見たぞ」

?「お腹……すいた」

上条「?」

?「お腹すいたって言ってんの!」

上条「はぁ?」

?「使えない男ね、私がお腹すいたって言ってんだからアナタは私に食べ物を用意するべきよ」

上条「駄目だね、上条さん今お金ないんで!他人にご飯を分けるなんて慈善活動は行なっていませんので!」

?「ぐぬぬ……じゃあどうしたら分けてくれるのよ」

上条「そうだなー」

?「やっぱやめ、私アイドルだし。男は奴隷。女も奴隷。私はご主人様。言うことを聞く必要は何一つとして無いわ」

上条「このクソガキ……ッ」

?「何、逆らうの!?奴隷の分際で。まぁ奴隷の躾はご主人様としての使命だし」ジャキッ

上条「槍……?」

?「絶頂無情の——はぁ。やっぱりお腹すいてやる気でない。本当なら血でも浴びたい所だけど今日は勘弁してあげるわ」スッ

上条「わーったわーった。何もねぇけど昨日の残り物くらいなら食わせてやるよ」

?「初めからそうしていればいいのよ」

上条「ところで、誰だアンタ」

?「アンタじゃなくてランサーよ」

上条「ランサー?外国人か?」

?「そ。真名はエリザベート・バートリー」

上条「エリザベート・バートリーっていうとあの血の伯爵夫人か?」

エリザベート「今はアイドルをしているのよ?」

上条「へぇ、まぁそんな感じだな」

エリザベート「アナタ話分かるじゃない!流石は私の奴隷」

上条「嬉しくねー」

エリザベート「それよりアナタは黄色人種(モンゴロイド)?」

上条「日本人だよ」

エリザベート「私、日本人には大して興味はないけど娯楽文化は褒め称えるべきものがあると思うわ。特にアイドルにしてはね」

上条「そうか」

エリザベート「ところでアナタはマスター……じゃなさそうね?っていうかここムーンセル?」

上条「なんだ、そのムーンセルってのは?」

エリザベート「違うようね」

エリザベート(ここはムーンセルじゃないなら、どうして私は姿を保っていられるの?)

上条「どうだそれ、美味いか?」

エリザベート「これ、なんていう食べ物?」

上条「カレーっていうんだが」

エリザベート「祖国には無かった食べ物よ。悪くないじゃない」

上条「そうか、ならいいんだ」

エリザベート「ところで、アナタの名前は?」

上条「上条当麻だ」

エリザベート「上条当麻、聴いたことがないわ」

上条「そうだろうな」

エリザベート「そう。今決めた。当麻、私。ここに住む」

上条「は?」

エリザベート「私達サーヴァントはムーンセルからの脱出方法は知らないし、当然。ムーンセルに帰る方法もわからない」

エリザベート「帰る場所もないってのに、まさかアイドルに野宿をしろなんて言わないでよね」

上条「……マジかよ」

エリザベート「しばらくは血の風呂もやめてあげる。鉄の処女(アイアンメイデン)もないし」

上条「拷問とかするんならアイドルであろうとなんだろうと野宿してもらうからな」

エリザベート「流石に分別はわきまえてるわよ」

上条「更に金が……不幸だ」

終わりです

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