杏子「特技は自爆です」マミ「得意なのは格好いいポーズです」(149)

面接官「自爆ってどういう意味?」

杏子「はい、体に魔力を集めて限界点を突破すると周囲を吹き飛ばす事です」

面接官「へ、へー」

面接官「…そちらの方の格好いいポーズていうのは?」

マミ「所謂決めポーズです」

面接官「決めポーズ?」

マミ「実演しましょうか?」

面接官「……」





杏子「電話…こないな…」

マミ「そうね…」

あたしの名は佐倉杏子
25歳になってやっと「フリーターじゃダメだ!正社員にならないと!」って気づいたアウトローなニートだ

マミ「きっと忙しくて遅れているのね」

彼女は巴マミ、あたしの先輩であり共に就職活動をする頼れる仲間だ
マミは数年前は正社員として働いていたが、上司のセクハラにキレて部長の家を吹き飛ばしたクレイジーガール(26でもガールだよな?)

杏子「20社も受けてダメなんてないよな……?」

マミ「……」

特技は、ガキの頃の半ホームレス時代に培った生存術と
大事な奴の為なら自爆も厭わない、ちょっと強めの精神力さ
面接時に必ずアピールするよう心掛けてる

マミ「……」

杏子「……」

因みに、今はマミの家で寛いでる
ここはマミの家でもあり、あたしの家でもある

マミ「こうしていても不安だわ、ハローワークに行きましょう、佐倉さん」

杏子「今日ぐらいはのんびりしようぜマミ、最近ずっと面接とハロワの往復だけじゃないか」

マミ「……」

マミの奴は落ち着きがない
年齢をネタにすると青い顔をするし、さやか達に合うととてもバツが悪い顔する
酒が入ると自分を卑下しはじめる
お互い無職だっていうのに進歩がない

マミ「やっぱり、行ってくる……」

杏子「ゆとりをもったほうがいいぞ?」

杏子「焦ったって何もいい事なんてないさ」

マミが居なくなった部屋

あたしはそっとテレビに繋いであるゲーム機に手を伸ばす
ストレス発散はこれと菓子のやけ食いだ
余裕がある日はゲームセンターに殴り込み、各ゲームのランキングを更新さ
巷じゃ割と目にするネームS・K
実はあたしなんだ

嫌いなジャンルはないが得意なものはある

   音ゲーだ


こいつばっかしはガキの頃から大好きでね
自分で言うのもあれだけど、特技にいれてもいいくらい上手い
対戦で負けた事なんて一度たりともないね

おっといけない! マミが出掛けてから2時間もゲームをやっちまったみたいだ
家でのゲームは1日1時間て約束をつい忘れちまった

マミ「佐倉さん……テレビゲームが楽しいのはわかるけど」

マミ「もう少しだけ危機感を持ってもいいんじゃないかな……」

いつかのマミが苦い顔をして言っていた事を思い出し、そっと電源切る

杏子「1日中家でゴロゴロしてたらまた
なんか言われるな」

携帯ゲーム機をポケットに入れ、あたしは散歩に出掛ける事にした

杏子「寒い寒い」

昼間といっても日が出てないと寒くてしょうがないな
あたしは足早に向かう

「いらっしゃいませ」

「あら杏子ちゃん」

杏子「こんちは、肉まん二つね」

外出したら必ずと言っていいほどよく立ち寄る個人経営の店
品揃えも悪く、質だってお世辞にもいいとは言えない
けど、この肉まんだけは絶品だ

通ってると言っていもいぐらいの頻度できていて、同い年ぐらいの店員、すっかり仲良くなっちまった

「調子はどう?」

杏子「全然、20社ぐらい受けたんだけど連絡がこなくてさ」

店の入り口のイスに座ってぺちゃくちゃお喋り

「なんだったら家で雇ってあげてもいいんだよ?お母さんに頼んであげるから」

「でも、お給料は期待しないでね~」

っと冗談なのか本気なのか分からない誘いを決まって聞く

杏子「ははっアルバイトなら間に合ってるよ」

「あはは」

実は間に合ってないけどな

>>37
相変わらずつまんないですね^^





早くねなゆとり

他に行くあてもなく商店街をブラブラする
金もないから本当にブラブラ歩くだけだ

杏子「…ただ見ていてもな」

杏子「他の所に行くか」

>>41
他の板行ってね^^



死ねゴミカス

あんこちゃんはデパートの試食コーナーにいそうな気がする

公園のベンチに座り一息
隣のベンチにはカップルだろうか? 仲良くなんか食べてんな

ふと、最初の頃に言った言葉を思い出した

杏子「ダメだったら嫁げばいいんだよ!」

杏子「こんな美人を放っておく野郎がいると思うか!?」

マミ「そうよね! 佐倉さんと私を要らないなんてありえないわよね!」

杏子「おう!」



酒が入っていたとはいえ、柄にもない事を言ったな…

>>45
じゃあ言ってこい




んで帰ってくんな

>>46
なんで書き手さんはSS速報でやらないの?




ねえなんで?

メンドクサイナー

>>50
じゃあ帰れ死ね^^

まどか「こんにちは杏子ちゃん、お散歩?」

杏子「まどかか」

まどか「今日はお休みなの?」

杏子「…まあな」

まどかの奴にはマミが見栄を張って、二人で同じ所で働いてると嘘をついている

まどか「……そう、なんだ」

杏子「休みの日はダラダラしないとな」

まどか「…そうだね」

今週は三回も昼間にあっちまってる、気付いてないとは思うが…

>>52
お散歩だよ^^




だからなんだよ死ねゴミカス

>>1
いいスルー力だ

>>54
早く寝なさいゆとりくん^^

まどか「……」

杏子「……」

杏子(なんで帰らないんだ?)

最近の出来事等を少し話し終えるとまどかは黙ってしまった
ときどきチラチラとこちらを見ては何か言いたそうにしている

まどか「……マミさんも元気?」

杏子「それなりにな」

杏子「マミに何か用かい?なんだったら伝えておくけど」

まどか「ううん!な、なんでもないの!」

>>56
^^;

いつもSSに張り付いてくれる自動保守マシーン君じゃないか!
問題は語彙が少ない事だが

>>58
じゃあ手伝ってよ(*`へ´*)

また沈黙、この空気は嫌だな…

杏子「ぼちぼち帰るかな」スクッ

まどか「あっ」

杏子「うん?」

まどか「……」

杏子「……あのさ」

杏子「いいたい事があるならいいなよ」

杏子「さっきからあたしになにか言いたいんだろう?」

まどか「……」

杏子「いいのか?」

杏子「……ないならいいんだけどさ、またなまどか」クルッ

まどか「ま、待って!」

杏子「ん?」

まどか「あ、あのね……杏子ちゃん」

まどか「お仕事……決まってないんだよね……?」

>>60
もう死なない?手伝ってあげるからさ

俺が雇えば万事解決

>>61
こいつあぼーんになってるんだけど
こんだけ四六時中同じことして本当キチガイじみてるな

>>63
キモ




さすがSS厨レベルが低い

>>64
じゃあこれも見えないね^^




死ねゴミカス

―Macドナルド―

マミ「就職したくない……」

佐倉さんの手前、就職活動を頑張ってる様に演じてるけど
本当は働きたくないだけなの…

マミ「佐倉さんが寄生しにきたのはいいんだけど、まさか佐倉さんが真面目に就職を考えてたなんて……」

前の会社の上司達からたらふく慰謝料を貰ったから遊んで暮らしたいのに

マミ「迂闊だったわ…」

学生時代の真面目キャラがここで返ってくるなんて…

>>67
ニート()





社畜のほうがまだましだな死ねゴミカス

マミさんまじマミさん

ほむら「はぁ、そうなんですか」

マミ「暁美さんぐらいにしか愚痴れなくて辛いわ」

ほむら「まあ、まどかの巴さんに対する評価は落ちますけど、そこまで毛嫌いされる程深刻な事ではないかと」

マミ「鹿目さんは優しいからね」

マミ「ああ、見栄なんて張らないで最初っからぶっちゃければよかった……」

ほむら「……その、巴さん」

マミ「?」

ほむら「なんで私には話したんですか?」

マミ「酔ってたから…勢いで…」

ほむら「そうですか……」

>>74
酔ってるマミさん可愛い





でも死ねゴミカス

ほむら「就活の方はどうなんですか?」

マミ「取り敢えずは面接時にふざけてるから採用はされてないけど」

ほむら「例えば?」

マミ「>>1

ほむら「……」

ほむら「佐倉杏子も受かる気ないんじゃないですか……」

マミ「そう?」

ほむら「自爆って明らかに負のイメージですよ」

ほむら「何をアピールしたいのか分かりません」

真面目でこれわないだろ…





死ねゴミカス

感づいたのか?

杏子「いや、ちゃんと働いてるけど」

まどか「ほ、本当に……?」

杏子「……ああ本当にだよ」

まどか「でも杏子ちゃん、祝日でも病気でもなさそうなのに
平日に家事見習いの私とよく会うよね……」

まどか「それっておかしいかなって……」

参ったな、家事見習いがどんな仕事かは知らないが
こうも頻繁に会っちまうとダメか?

杏子「偶然が重なっただけじゃないか?」

これ「わ」

>>80
これわするどいツッコミでつねw

まどか「そうなのかな…」

杏子「きっとそうさ、あたしは用があるからまたな」

まどか「……またね」


危ない危ない! 案外まどかの奴は鋭いな
なんとか名誉は守れたかな?

杏子「就職するまで散歩も程ほどにしないと不味いかもな」

杏子「世知辛いな……」

>>83
散歩もだけどSS書くのもほどほどにしとけよ書き手さんw





死ねゴミカス

―ご自宅―

知久「おかえりまどか」

まどか「ただいま……」

まどか「パパ、ママは……?」

知久「まだ仕事だから大丈夫だよ」

知久「……まどか、焦らなくていいからマイペースに探していいんだからね」

まどか「うん……」

まどか「何か手伝うよパパ」

知久「そう?ありがとう」


パパは優しいな…

ガキはいい加減寝てね^^


まどまど

>>86
ほんとだよな(*`へ´*) プンスカ

カチャカチャ

知久「まどかはやりたい仕事とかないのかい?」

まどか「誰かの役にたつお仕事がいいな、でも具体的にはわからないの」

知久「そう」

まどか「早く見つけた方がいいよね…?」

知久「まどか、ママがキツく言うのはまどかが心配なだけなんだよ?」

知久「急かしてる訳じゃないんだよ」

まどか「そうかな……」

87>> えっ 何言ってんだこいつ
顔文字つけて可愛いとか思ってんのw


>>1頑張れ!

>>89
案かの付け方もしらないの?w





しねゆとり死ねゴミカス

マミさんと結婚すればいいじゃなイカ!!

―夕飯―

詢子「今日はハロワには行ったか?」

まどか「今日は…」

知久「今日は僕がお使いを頼んで行く機会がなかったんだよ」

詢子「お使いなんて何時間も掛からないだろ」

詢子「なあまどか、お前もいい歳なんだから」

知久「まどかも一生懸命頑張ってるんだよ、けど不況だから仕方なく」

詢子「選り好みしなきゃ仕事なんてゴロゴロある、あたしだってまどかを苛めたい訳じゃないんだ」

詢子「ただな?まどか」

詢子「まどかから必死な感じがしないんだよ、現状でもいいかなっみたいないい加減な気持ちしか伝わってこないんだ」

まどか「っ」ビクッ

>>91
^^;

>>92
ニートは社畜の苦しみを知ったほうがいい



死ねゴミカス

>>94
上司にセクハラでもされたんかいな

まどか「……」

知久「そんな事ないよ」

詢子「黙ってて、まどかに聞いてんだ」

詢子「いつまでも親に頼ってちゃ」

まどか「ごちそうさま……」ガタッ

詢子「まどか!」

まどか「ううっ」タタッ


詢子「……」

知久「まどかは神経質になってるんだから……」

>>96
うるせえよ

>>97
ニートざまあw

>>99
俺は寝るから保守しとけよ社蓄

>>100
しねゆとり




死ねゴミカス

そんなに就職に対して嫌な思いがあるのかな?^^

>>103
就職もしてないゆとり君がなにいってんの?w

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