モバP「やっぱ制服は現役に限りますよね」 (66)

ちひろ「そうですか?美波ちゃんの制服はすごく良かった気がしたんですが」

P「いや、良かったですよ?でも去年までは着ていたんですよね?なんだかなあ‥‥‥」

ちひろ「‥‥‥じゃあPさんは穂乃香ちゃんや仁美ちゃんみたいに現役女子高生じゃないとダメなんですか?」ジトー

P「違いますよ!ちひろさんの制服姿も素晴らしかったですよ!」

ちひろ「‥‥‥本当ですか?」

ちひろ(ちょっと嬉しいかも‥‥‥)

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P「はい、現役は勿論ですが菜々さんみたいに一周回って大人が着るっというのもまたいいんですよ」

P「個人的には川島さんや早苗さんの制服姿も見てみたいですね」

ちひろ「じゃあなんで美波ちゃんはダメなんですか?」

P「ダメって訳じゃないんですよ?ただ大学生の制服は正直そそられないっていうか‥‥‥」

P「現役にはかないませんよ」

美波「‥‥‥」


P「大学生って微妙な時期じゃないですか?子供じゃあないけど、大人程の余裕もないじゃないですか」

P「それに俺は年上が好きで付き合ってきたのもみんな先輩でしたね」

P「‥‥‥あれ?そう考えると‥‥‥現役よりも菜々さんが一番好みかも‥‥‥」

ちひろ「‥‥‥Pさん」

P「どうしました?」

ちひろ「後ろを見てみて下さい」

P「うん?」クルッ

美波「‥‥‥P‥‥‥さん‥‥‥?」

菜々「‥‥‥ぷ、プロデューサーさん!今まで黙ってたけど‥‥‥奈々本当はさn」

P「STOP!ここじゃダメ!」


P「ほ、ほら!二人とも今日はレッスンだろ?早く行かないとマストレさんにどやされるぞ!」

美波「‥‥‥はい、わかりました」

菜々「な、菜々は‥‥‥まだ若いんですよおおお!?」

P「‥‥‥はい」

ちひろ「‥‥‥美波ちゃん、落ち込んでましたね‥‥‥」

ちひろ「どうするんですか?」

P「‥‥‥なんとかしないといけないのは分かってるんです‥‥‥」

P「でも美波とこれ以上一緒にいると‥‥‥」

ちひろ「いると?」

P「‥‥‥結婚に持ち込まれそうな気がするんです‥‥‥」

ちひろ「」


ちひろ「結婚ですか!?」

P「はい、初めて美波のご両親に挨拶に行ったときのことなんですが‥‥‥」

回想

美波父「‥‥‥君が、美波の担当者なのか?」

P「はい、私お嬢様を預けさせて頂いているプロデューサーのPと申します」

P「この度は我々モバプロの活動にご理解を頂き誠にありがとうございます」

P「本日はお嬢様の活動についてご報告とご意見を頂ければと思い、訪問をさせて頂きました」

美波母「まあ、あの子の活躍が見れるんですね!」

P「はい、テレビやラジオでは勿論ですが、最近では地方営業や大型ライブでの様子も紹介していきたいと思います」

美波弟「兄ちゃん手伝ってやるよ!」

P「お、悪いな弟君!頼むよ」

ガチャガチャ

P「では、まずこのプロジェクターを使って紹介をしていきます」

P「まずはこの前のイベントですが‥‥‥」


45分後‥‥‥


P「‥‥‥これが本日の報告となります」

母「‥‥‥美波‥‥‥グズッ‥‥‥こんなに大きく成長して‥‥‥」

父「‥‥‥‥‥‥」プルプル

父「‥‥‥分かっていない‥‥‥」

P「どこか不手際がありました?」

美波父「お前は美波の事をなにも分かっていないと言ってるんだ!!」

P「うわっ!?」

弟「うわあ、まーた始まったよ‥‥‥」

父「こっちへ来い!俺が美波の魅力を余す所なく教え込んでやる!」

ガシッ

P「ちょちょちょ!!」ズルズル

P「お、弟君!助けて!」

弟「親父は一旦熱くなると止めても無駄だから‥‥‥」

弟「頑張って!」

P「うわあああ!!」ズルズル

バタン!


P「って事がありまして‥‥‥そのあと12時間かけて美波の魅力について語れました‥‥‥」

ちひろ「た、大変でしたね‥‥‥」

ちひろ(行かなくてよかった‥‥‥)

ちひろ「ん?でもその話のどこから結婚の話に繋がるんですか?」

P「‥‥‥それは5回目の訪問からですね‥‥‥」

回想

P「この度はご招待いただきありがとうございます」

父「いやあ、いいんだ気にするな!君も家族の一員みたいなもんだからな!」

P「は、はい‥‥‥」

母「それに‥‥‥もうすぐ家族になるんですもの」

P(聞かなかったことにしよう)

父「今日は妻の料理をご馳走しよう!遠慮なく食べてくれ!」

P「はい、では遠慮なくいただきます!」

父「いいねぇ!きみの話は美波や弟(名前)から聞いているけど、ますます君のことが気に入ったよ!」

P「あ、ありがとうございます‥‥‥」

P(あれ‥‥‥これはなんか‥‥‥飯食いに来ただけなのとは違う気がする‥‥‥)

母「さぁ、頂きましょう!」

父「では頂くとしようか!」

P「は、はい!」

P(か、考えすぎだよな、うん!)

「「「頂きます」」」

P「ご馳走様でした」

母「ありがとうございます」

父「ところでP君、お酒は嗜むか?」

P「お酒ですか?はい、よく付き合いがあるので」

父「少しでいいんだ、飲んでいかないか?」

P(これは不味くないか?断るか‥‥)

P「す、すいまs」

父「ん?」(凄い威圧感)

P「あ、いえ、じゃあ頂きます‥‥‥」

P(俺のバカ!)

30分後‥‥‥

P「いやー、この酒うまいっすねー!」

父「俺のお気に入りだ!どんどん飲んでくれ!」

P「あざーっす!」


父「ところでP君。結婚については考えているか?」

P「ケコーンですかあ?ないっすねぇ」

父「ああ、そうだ。君とは美波の担当になってもう一年以上だからな。気になる」

P(‥‥‥ん?このふられかたって‥‥‥まさか‥‥‥)

父「どうだろうか、美波は悪い娘じゃないし、自慢のなんだ」

P(あ、やべ、酔が覚めた)

父「君さえ良ければ美波と‥‥‥」

P「よ、用事を思い出したので帰ります!ご馳走様でした!」

P「それ以来ですね、美波のご両親が何かと積極的なのは‥‥‥」

ちひろ「‥‥‥結婚しちゃえばいいじゃないですか」

P「‥‥‥いや、だって‥‥‥俺年上が‥‥‥」

ちひろ「‥‥‥ダメだこいつ‥‥‥」



P「‥‥‥でも今更好みは変えられないのでどうしようもないです」

ちひろ「美波ちゃんがそんなに嫌ですか?」

P「いやだから美波が嫌なんじゃなくて、菜々さんがいいんです!」

ちひろ「でも菜々‥‥‥ちゃんは一応17歳ですよ?」

P「ウサミン星ではね。地球では誰よりも包容力のある大人ですから」

ちひろ「でもさっきの話を聞く限り、相当ご両親には気に入られているんですね」

P「そこなんですよね‥‥‥強く拒絶すると今後の活動に響くから‥‥‥」

P「まぁ、その点千秋さんのご両親は安心でしたね。」

P「「俺はお前を認めたわけではない」オーラが凄かったですけど、頑固な人ほどやりやすい人はいないですからね」

ちひろ(千秋ちゃん‥‥‥)

P「俺最初千秋さんの事絶対年上だと思ってたんですよ」

ちひろ「確かにあの落ち着きは私も見習いたいところですよ」

P「ところが活動を始めたら大学生だった‥‥‥それに今更呼び捨ては出来ないですからね‥‥‥」

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黒川千秋(20)


ちひろ(この際だから聞いておこうかな)

ちひろ「年上ならだれでもいいんですか?」

P「そんなことはありません!菜々さんだからいいんです!」

P「わかりませんか?噂ではアラフォーだとまで言われている菜々さん」

P「そんなに彼女が時折見せる大人っぽさや可愛らしさ」

P「俺の気持ちは一気に菜々さん一直線ですよ!」

ちひろ(うわあ‥‥‥みんなには勝ち目がないかも‥‥‥)

P「‥‥‥決めました!」

ちひろ「何をですか?」

P「今後は菜々さんをプッシュしていきます!」

P「アイドルの魅力を伝えるのがプロデューサーですから」キリッ

凛「‥‥‥それは違うんじゃない?」

P「え?」

凛「ん?」

P「ん?」

凛「ん?」

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渋谷凛(15)

P「ん?」

凛「ん?」

P「なんか言った?」

凛「お姉さんたちより女子高生の方がいいってさっき言ってたじゃん」

P「制服姿はね。結婚なら断然年上だわ」

凛「‥‥‥じゃあもし私の親が私と結婚してくれって言ったら?」

P「新田家じゃああるまいし、そんなことは無いだろ」

凛「も、もしもだよ?」

P「うーんでもギクシャクするのも嫌だし‥‥‥」

凛「プロデューサーの正直な考えを言ってよ」

P「まあ、断るかな?年上と結婚したいし」

凛「」


ちひろ(凛ちゃん‥‥‥)

ちひろ「川島さんや早苗さんはどうですか?」

P「川島さんもいいですよねぇ。正直誘われたら我慢出来ないかも」

ちひろ「うわっ」

凛「そういうのは良くないと思うんだ」

P「そんな目で見ないでくれ‥‥‥」

凛「でもそんな変態なプロデューサーを受け入れてくれないかもしれないよ」

ちひろ(凛のアピールきた!行け行け!)

P「その時は俺が変わればいいだけだから」

凛「‥‥‥」

ちひろ(撃沈したあー!!)


凛「絶対若い方がいいんだから‥‥‥絶対若い方がいいんだから‥‥‥」

ちひろ「凛ちゃん‥‥‥」

ちひろ「‥‥‥うん?若い?」

ちひろ「!」チャリーン

ちひろ(若い娘‥‥‥幼い娘なら‥‥‥!)

ちひろ「プロデューサーさん、少し待ってもらっていいですか?」

P「は、はい」

15分後‥‥‥

ちひろ「お待たせしました!」

雪美「‥‥‥P‥‥‥」


P「雪美?」

雪美「‥‥‥Pは‥‥‥美波と‥‥‥結婚しちゃうの‥‥‥?」

P「そのつもりは全くないけど」

雪美「‥‥‥菜々と‥‥‥?」

P「え?いやまあ、できれば‥‥‥でもアイドルだからなあ‥‥‥無理だよなあ‥‥‥」

雪美「‥‥‥年下は‥‥‥ダメ‥‥‥?」

ちひろ(行け!決めろ!)

P「ダメ」キッパリ

ちひろ(こいつ頭おかしいだろ)

雪美「‥‥‥私は‥‥‥?」

P「無理でしょ(年の差的に)」

雪美「‥‥‥無理‥‥‥(雪美とは)」

P「やっぱり年上だわ」


その後Pは新田美波と結婚した。
しかし裏では菜々さんと一緒のところが目撃されているらしい‥‥‥


申し訳ないがホモは勘弁

浮気ENDっていいよね

4年後‥‥‥

プルルルル

美波「はい、もしもし」

P「美波?」

美波「Pさんですか?どうかしました?」

P「今日みく達のライブの打ち上げがあるみたいだけど行く?」

美波「Pさんは行かないんですか?」

P「あー、今日テレビ局のディレクターさんと打ち合わせがあるからいけないな」

美波「そうですか‥‥‥じゃあ私は行きますね。」

P「そっか、じゃあ詳しい場所はちひろさんから聞いてもらってくれるか?」

美波「はーい」


P「じゃあ、車とか怪しい奴には気を付けてな」

美波「ありがとうございます。大丈夫ですから」

P「そっか、じゃあまた夜帰るから」

美波「はーい、お疲れ様です。じゃあ切りますね」

P「じゃあな」

ピッ

P「行きましょうか菜々さん」

菜々「‥‥‥はい」

ギュッ

菜々(‥‥‥菜々は‥‥‥こんな美波ちゃんを裏切るようなことを‥‥‥)

Pと菜々は今日も夜の町に消えていく‥‥‥


ほんとに完

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