P「全員北斗だと!?」(275)

P「おはようございます~」

P「ん?あれ?」

P「音無さん?社長~?」

P「おかしいな……みんなどこ行ったんだ……?ん?」

小鳥「チャオ☆」

P「は?」

社長「やあ765のプロデューサーさん、チャオ☆」

P「え……!?まさか」

春香「チャオ☆」
千早「チャオ☆」
やよい「チャオ☆」
美希「チャオ☆」
亜美「チャオ☆」
真美「チャオ☆」
あずさ「チャオ☆」
伊織「チャオ☆」
真「チャオ☆」
雪歩「チャオ☆」
律子「チャオ☆」

P「全員北斗じゃねえか!!」

P「くそ、まさか事務所に来たら全員北斗になっちまってるとは……!!」

P「まさか…貴音も!?」

P「貴音ー!おーい」

貴音「チャオ☆」

P「ちくしょーーーー!!!」ガクッ

P「なんだこの絶望的な世界は!……最悪だ。悪い夢なら覚めて欲しいくらいだ」

貴音「どうしたんです?765のプロデューサーさん?」

P「あ、すいません一人にしてください。あっち行ってください」

P「っていうかなんだこの誰得な世界は……」

P「くそ、2週間くらい前の話か……この世界が全員貴音になってるとは」

P「というか続編だけどきっと誰かが前の奴のURL貼ってくれるさ……」

P「前回同様、オリジナルの人間なら何かわかるかもしれないな!」

春香「やあ765のプロデューサーさん、少しお茶でもどう?」

P「春香……そんな風に革靴に靴下穿かないで何してるんだよ」

春香「はる……え?僕は伊集院北斗ですよ?」

P「ダメだ、悲しくなってきた……」

P「負けるな俺!まずは961プロの事務所に電話だ!!」

P「携帯取り出し」ポパピプペ

P「あ、もしもし961プロですか?私……」

事務所「チャオ☆」

P「ぐっ……折れるな、俺!頑張れ!」

P「あ、あの……伊集院北斗くんはそちらにはいらっしゃいますか?」

事務所「あぁ、伊集院北斗なら僕ですよ?」

P「あ、なんだ北斗か……良かった~」

P「嘘つけ、しばくぞオイ」

事務員「やだなぁ765のプロデューサーさんだから北斗は僕ですよ」

P「いや、だから……」

トントン

P「え?」

真「どうしたんです?そんな怖い顔して、伊集院北斗ならここにいますよ?」

P「電話の会話に反応しないでくれよ……」

P「わかったからあっちに行ってろって」シッシッ

真「おっと、怖い怖い」スタスタ

P「で、北斗はどこだ?」

響「チャオ☆」

春香「えっ?」

千早「は?」

真「」イライラ

響「えっ」

事務員「伊集院北斗なら僕ですけど?」

P「なんて言ったら伝わるんだ……!!」

事務員「イライラしちゃ上手く行く所も行きませんよ?
     こんな時は僕の取っておきのギャグシリーズで和みましょうよ」

P「……は?」

事務員「伊集院北斗の北斗☆ジョーク」

P「なんだこれ…なんか始まったぞ」

事務員「この前北斗、冬馬が如月千早の胸について語っていたけれど」

事務員「冬馬の部屋にあったのは……」

事務員「巨乳もののAVばかりだったんだ。はい、北斗☆ジョーク」

P「うぜええええええええええええええええ!!!!」

P「今のなに!?挟む必要あったの!?何これ!ジョークにすらなってないわ!」

P「受話器越しなのにドヤ顔がすげえ伝わってくる!!余計イライラするわ!!」

P「っていうか公式に欠片もないことするなよ!怒られるわ!」

事務員「事務員だからセーフ☆」

P「お前自我あるだろ!北斗出せよ!」

トントン

P「今度は誰だよ!」クルッ

伊織「そんなに受話器に怒鳴ってたら電話壊れちゃいますよ?」

P「伊織……いや、今は北斗なのか…で、何か用?」

伊織「そんなにイライラしているあなたには伊集院北斗の北斗☆ジョーク」

P「またか!またなのか!?伊織、北斗じゃないからね!?早く目覚めて!」

P「いいよ!北斗☆ジョークは!あっち行ってろよ!」シッシッ

事務員「そんなに声を荒げてどうしたんです?……おや?」

P「……今度はなんだよ」

事務員「あそこにいるのは僕にそっくりな人だなぁ」

P「えっ!?おい!ちょっとそいつに電話換わってくれないか!!?」

P「よし、そいつはたぶん本物の北斗だ!」

事務員「いや、北斗は僕ですって」

P「早く行け」

……

「もしもし?」

P「おお、北斗か!?本物だろうな!?」

「ええ、そうですよ?」

P「待て、お前さっきの事務員だろ!早く北斗に換われって!」

「こりゃ相当キてますね765のプロデューサーさん」

P「え?ほ、本物なのか?」

北斗「ええ、事務員ならそこに立ってますよ……って電話じゃわからないか」

P「お、おー!やった!北斗だ!」

P「えっと、さっそくだが北斗!これは一体どういうことなんだ!」

北斗「はは、ちょっと今回のことは僕にもわからないんですよねぇ」

P「黒井社長は確か貴音のままにして放置してたよな?」

北斗「そうなんですよ……でも恐らく何らかの方法で戻ったに違いないですね」

P「そうなのか?」

北斗「戻ってないかもしれないですけどね……貴音ちゃんのままでその辺、ウロウロしてるかも」

P「不審者すぎるだろそれ……」

P「じゃあ、まぁとりあえずは黒井社長の仕業ってことにしといていいか」

北斗「断定するのはまだ早いけれど……そういうことになるね」

P「全く、本当に懲りない人だなぁ。バイキンマンレベルのしつこさだよ」

北斗「ははは、それが黒井社長だからね。ところでこの現象、前は貴音ちゃんでしたね」

P「あぁ、この街の人間が全員貴音になった……なんで貴音なのかは未だに謎だけど」

P「っていうか本人が貴音のままだし」

北斗「それで765のプロデューサーさんや冬馬のおかげで見事に元に戻ったと」

北斗「最後はB級感丸出しの洋画みたいになってましたけどね☆」

P「それは俺のせいじゃない……というかラストの方は冬馬に持ってかれて俺空気だったし」

P「んで、その前回大活躍の冬馬はどこにいるんだ?」

北斗「え?と、冬馬かい……?あぁ、変わるのならちょっと待ってて。い、今、連れてくるよ……」

P「……? まぁ、なるべく早く頼む」

事務員「お電話換わりました伊集院北斗です、チャオ☆」

P「よし、もうわかってるぞお前は事務員だろ」

事務員「人の話は最後まで効くべきですよ765のプロデューサーさん☆」

P「くそ、妙に腹立つな……」

事務員「待ってる間に北斗☆ジョーク聞く?」

P「……マジで電話切りたいんですけど」

……
北斗「あ、もしもし?今連れてきましたよ」

P「戻ったのか?冬馬は?」

北斗「じゃあさっそく換わるよ……」

P「……」ゴクリ



冬馬「チャオ☆」


P「NO------------!!!」

P「終わりだ……俺の唯一の心の友だった冬馬までもが」ガクッ

北斗「はは、僕もいるんだけどなぁ~……」

P「む、そうだったな。よし、まずはこの誰得展開を打開する必要がある!」

P「そのためには冬馬を復活をさせる必要がある!」

P「っていうか自由に動けるのが俺はまだしも北斗だけってのが辛すぎる!」

北斗「それは書き手の都合でしょ……まぁ、とりあえずはそっちに冬馬を連れて行くよ」

P「あぁ、なるべく早く頼むよ」ガチャ ツーツー

春香「チャオ☆プロデューサーさん」

千早「ここで会ったのも何かの縁ですね」

律子「さあ、どこかで」

亜美「お茶でも」

あずさ「行きませんか?☆」

P「うわっ!こっち来るな!!」ダッ

P「と、とりあえず会議室に閉じこもるしかない!」バタン

美希「そんなに慌ててどうしたんだい765のプロデューサーさん」

P「ひいっ!!」ビクッ

美希「僕でいいなら相談に乗りますけど?」

P「お前が原因なんだよ!ちょっと出てっくれ!」

美希「あっ、じゃあ僕のジョークを」バタンッ

P「ふう……これでしばらくは安全に待てるな」

ドンドンドンドン

「プロデューサーさん?開けてくださいよ僕ですよ北斗ですよ」

P「北斗……か?いや、違うな……こんなに早くに来れるはずがない!」

「まったく何言ってるんですか?僕ですよ、伊集院北斗です」

P「嘘つけ!絶対違うだろ!」

P「そ、そうだ!お前は俺に何のようで来たんだ!」

「何の用って……ひどいですねぇダメなんですか?」

P「俺は疑っているからな……ん?そこに誰か連れてるのか?」

P「……冬馬なのか?」

「え?彼ですか?彼は伊集院北斗って名乗ってるんですよ偶然僕と同じ名前なんですよね」

P「帰れ」

……

ドンドンドン!!ドンドン!

「チャオ☆」

P「やめてくれ!全然落ち着けない!精神を強く保たないとダメかもしれない……!」

「開けてくださいよ765のプロデューサーさん」
「チャオ☆」

P「ドアをノックする音が鳴り止まない……」

ドンドン!

「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」

P「うわあああああああ!!やめてくれえええ!!冬馬!北斗!!早くきてくれえええ!!」

……

ドンドン!

P「うっ……あまりの恐怖に軽く気絶してたのか……?」

ドンドン!

P「ひっ!もうこないでくれよ!」

P「くそ、早く来てくれよ……北斗」

「来ましたよ?」

P「またお前は俺を騙そうとしてるんだな!」

P「ちゃんと横に冬馬はいるんだろうな!!」

北斗「いますよ。ちゃんと連れてきましたよ」

P「この反応は!本物なのか!よかった……」

冬馬「チャオ☆来たよ」

真「チャオ☆僕もいるよ」

やよい「チャオ☆僕もいるよ」

P「余計なのもいるみたいだな……」

P「さっきからチャオ☆チャオ☆うるさいんだよ……」

北斗「確かに、これは酷い有様ですねぇ」

冬馬「そうだねぇ」

P「みんなをそこで見てみろよ、心なしかいつもより目が鋭いんだ」

北斗「ははっ、みんな僕と同じ目をしているね☆」

P「笑い事じゃないんだがなぁ…」

P「そして、みんなやけに足を組み替えたり前髪いじったりしてるんだよ!」

P「こんなの見てらんない!」

北斗「僕そっくりだね」

冬馬「僕にもそっくりだ☆」

P「冬馬……いい加減早く目覚めて欲しいな」

P「っとすまんな。さぁ、入ってくれ」

北斗「チャオ☆ようやく会えたね」

冬馬「久しぶりだね765のプロデューサーさん」

亜美「ホントだね☆」

P「おっと、お前は違う!!」ガッ

亜美「どうしてだい?僕も仲間に入れておくr」バタンッ

P「ふう……これでようやく話が進むぞ」

北斗「さて、何から話し合いをすればいいのやら」

P「まずはこの冬馬を元に戻さないとな……」

冬馬「僕は伊集院北斗ですよ?」

P「よし、北斗は今から外にいるあざささんをこっちに連れてきてくれ」

北斗「何をするつもりなんですか?」

P「さっき、北斗☆ジョークの中で冬馬おっぱい星人だということが判明したんだ」

北斗「えっ、どうして北斗☆ジョークの存在を!?あれはまだ未完成で披露したことはないのに」

P「え?あれみんな自由にやってるけど?」

北斗「しかも冬馬のは最新作なのに……貯めた傑作選が無情にも勝手に披露されていく……」

P「……こいつあれが本気で面白いと思ってたのか…?」ボソッ

P「ま、まぁそれは置いといて。あずささんを連れてきてくれないか」

P「そして、この冬馬に無理やりセクハラでもさせたら元に戻るだろ」

北斗「そんなことさせていいんですか?」

P「大丈夫だ。あとで知られたらあずささんには怒られるかもしれないけど……」

北斗「じゃあ行ってきますね」ガチャ

律子「チャオ☆やっと中に入れましたよ」

P「何入れ替わりで入ろうとしてるんだ!出てけ!」

冬馬「チャオ☆」」

P「いちいちチャオ☆に反応するなよ……」

北斗「戻りましたよ~。あずささんを連れてきました」

あざさ「あの……僕、伊集院北斗なんですけど」

P「よし、入ってくれ」ガチャ

北斗「外の世界はみんな僕みたいになってて我ながらちょっとゾッとしたなぁ」

あざさ「そうかい?僕には普通に感じたけど」

雪歩「そうだね☆」

P「おっと、お前は違うぞ!入ってくるんじゃない!」バタンッ

……

あずさ「チャオ☆」

北斗「あの、どうするんですか?」

P「こうするのさ……!」

冬馬「おっと、765のプロデューサーさん。そんな女性に胸に手を押し付けるなんていただけませんな」

あずさ「そんなに僕の鼓動が聞きたくなったのかい?」

冬馬「うーん、そうだね。じゃあ今度は僕の鼓動を聞いてみるかい?」

P「何してるんだこいつら……」

P「くそ、これじゃあダメなのか……!?」

北斗「どうやらこれは効果はなかったみたいですね」

P「よし、あずささんはもう戻っていいですよ」

あずさ「え?僕は北斗なんですけど……」

P「……」

P「じゃあもういいですよ。戻っていいです」

あずさ「じゃあそれじゃあまたどこかで会いましょうチャオ☆」

冬馬「チャオ☆」

……

北斗「で、どうするんだい?」

P「あぁ、最終兵器、千早を呼ぼう」

北斗「それも、僕ですよね?行くの」

P「うん、すまんな頼む」

北斗「じゃあ行ってきますね」ガチャ

冬馬「行ってきます」

P「おい、待て。お前はこっちに残るんだよ!!」

……

北斗「連れてきましたよ?」ガチャ

千早「チャオ☆」

P「うぅ……いつもクールな千早が今日は全然種類が違うクールになってる」

北斗「これはこれで魅力的だねぇ、おっと、それじゃあ自画自賛になるね」

千早「魅力的?まぁ、僕にとっちゃそれが全てだからね」

冬馬「うん、それでいいんじゃないかな?僕も負けないようにしなくちゃね」

北斗「で、どうするんです?」

P「千早、あ、いや、北斗……スボンを脱いでくれないか?」

北斗「え?僕ですか!?急にどうしたんですか?」
千早「え?僕ですか?」
冬馬「え?僕ですか?」

北斗「765のプロデューサーさん、ついにこちら側の世界に目覚めたんですか?」

P「違うわ!こちら側ってなんだこちら側って!」

P「千早って言っても反応しないからわかりやすく言ったのにこれだ!どうしたらいいんだっつうの!」

北斗「とにかく話を続けてくださいよ」

P「そうだな……」

冬馬「これでいいですか?」カチャカチャ

P「お前は穿いてていいんだよ……はぁ…」

P「おい、今日は……そのくまさんパンツなのか?」

冬馬「く、くまさんパンツですって!?」

P「……どうしてそこで過剰反応したんだこいつは」

千早「何を言ってるんですか765のプロデューサーさん」

千早「僕は正真正銘のボクサー派だよ」

北斗「どうしてそれを君が知ってるんだい?」

P「んぐぐぐ……会話のカオス加減にストレスでハゲそうだ……」

千早「どうしてって……僕は伊集院北斗よろしくね☆」

冬馬「僕も伊集院北斗って言うんだよ、奇遇だね☆」

北斗「僕もだよ☆」

P「やってる場合か!!」

冬馬「そんなに声を荒げてどうしたんだい……?」

P「さすがにそろそろキツいぞ……絵面的に」

P「いい加減早く冬馬を戻さないと!」

P「千早すまん!!」ズルッ

千早「ちょっと、765のプロデューサーさん?もしかしてそういう趣味があったんですか?」

P「が、我慢するんだ……今は耐えるんだ!」

千早「まぁ僕は構いませんけどね」

P「少しは構って欲しいけど……今日のパンツは……」

P「くそーーーー!!今日はひよこさんパンツだったか……!」

P「まぁ、いい!見ろ冬馬これを!!」

冬馬「あの、僕、男性の下着をまじまじと見る趣味は…多少はあるけど…」

P「あんのかよ」

北斗「僕の方を見ないでおくれ」

冬馬「……はっ!!」

P「ん?来たか!!これはいい反応だ!さぁ、もっと見るんだ!」

千早「あの、手をどけてくださいよ。ズボン穿けないんですけど」

冬馬「こ、この……子供パンツは!!

P「そうだ、いいぞ冬馬!頑張れ!その胸に手を当ててみるんだ!」

冬馬「うっ……頭痛が……!」ペタッ

冬馬「はぅあっ!!……この感触!!」

北斗「……あの、これなんなんですか?」

千早「おいおい、君もこの体に興味があるのかい?」

千早「まぁ僕も嫌いじゃないけどね☆」

P「……」

北斗「いや、だから僕を見ないでおくれって。照れちゃうだろ?」

冬馬「こ、このナイチチ!!うぅ……!!」

冬馬「うあああああああああああ!!」

冬馬「…………ぶはぁっ!!ってなんだここ!!?」

P「冬馬ーーーー!!」ダキッ

北斗「冬馬っ!チャオ☆」

千早「チャオ☆」

冬馬「うおっ、なんで俺こんな奴の胸なんて触って……」

冬馬「……ん?……今こいつなんつった?」

千早「チャオ☆」

冬馬「…………」

冬馬「おい、あんた……」

P「あ、あぁ。実は、そういうことなんだ……」

冬馬「またか!?どんな絶望の世界だよ!救いようがないわ!」

北斗「だよねぇ、さすがに僕ばかりじゃちょっとこの街は眩しすぎるかな」

冬馬「……自分で言うな」ボソッ

千早「そうだね、君も眩しいけど僕も負けてないと思うんだよね」

冬馬「あんたもいい加減こいつのズボンから手を離してやれよ」

P「おっと、そうだった……」

千早「おや、もうお終いかい?」

P「なんでちょっと残念そうなんだよ」

北斗「さて、冬馬は元に戻ったよ」

P「あぁ、絵面がキツいので誰か女の子元に戻そうか」

冬馬「じゃあここにいる如月千早でいいだろ」

北斗「そうだね」

P「というかズボン穿いたらどうだ?」

千早「えっ、僕もうその気になってきちゃったのに…今更穿けないよ☆」

P「千早がまさかこんなことを言うなんて……」シクシク

北斗「仕方ない…レディにだけ脱がせるわけにはいかないからね」カチャカチャ

冬馬「お前はいいんだよ脱がなくて!どんな理由で脱ぐつもりだ!」

北斗「ははっ、目の前で脱いでる人がいるんだよ?脱ぎ返したいじゃないか」

P「ねえよ」

北斗「ところでどうしてさっきは胸を揉ませたのに戻らなかったんだい?」

P「冬馬が子供パンツ好きだからじゃないのか?」

冬馬「ばっ、んな訳ねえだろ!!誰がこんなつるぺた!」

千早「誰がつるぺたよ!!」

北斗「えっ?」

北斗「い、今のは!」

P「あぁ、そうだ北斗。その大事な戻し方というのは……」

千早「はい、なんでしょうか?」

P「無視無視……その大事な戻し方とはもちろんあれだ!」

冬馬「今回も行くのか?」

P「当たり前だ!それで戻るのならな」

P「行くぜ!つるぺたコールだ!!」

北斗「つ、つるぺたコール?」

冬馬「ああ、そうだ!このつるぺたを取り囲んでつるぺたコールだ!」

P「今回も俺が許可する!!」

P「つーるぺた!つーるぺた!」

北斗「本当に戻るんですか……?」

冬馬「つーるぺた!ヨッ!つーるぺた!ハッ!」

千早「チャオ☆それは僕も参加していいのかい?」

P「何!?全く効いていないだと!?」

P「恐るべきポテンシャルの高さ……」

冬馬「まだだ!諦めるな!!」

冬馬「つーるぺた!つーるぺた!」

P「そうだな!つーるぺた!つーるぺた!」

北斗「つーるぺた!つーるぺた!」

千早「ぐっ、何だ…急に頭が…!僕の美しい美脳が」

P「ひよこさんパンツ!ひよこさんパンツ!」

冬馬「72!72!」

北斗「壁!!壁!」

千早「うっ……頭が!!」

P「っよし!あともう一息だ!!」

北斗「子供パンツ!子供パンツ!」

冬馬「壁!壁!」

千早「うっ!!僕は……ッ!伊集、院…ほく、と……!!」

P「72!!72!!」

冬馬「つーるぺた!つーるぺた!」

千早「うるさーーーーーーーーーい!!!誰!?好き勝手なこと言ってるの!?」

千早「本当に訴えますよ!!」

P「千早ーーー!!」ダキッ

千早「きゃっ、ちょっと何ですかプロデューサー離してください」

P「おお、すまんすまん」

冬馬「よお、戻ったかつるぺた!」

千早「はあ……?またアンタ……?」

北斗「僕もいるよ☆」

千早「あ、どうも……って」

千早「なんで私下着なんですか!!!」ゴンッ ゴンッ ゴンッ

P「ぎゃあっ」ドサッ

冬馬「ぐはっ」ドサッ

北斗「あぁんッ」バタッ

千早「はぁ……はぁっ……こいつら…!!」

……

千早「え?またですか?それも今度は……」

北斗「そう、僕だよ千早ちゃん」

千早「……うぅ…で、でも前回は四条さんでしたよね」

冬馬「まぁな。だが、今回黒井のおっさんが関わってるかと言ったら別にそうでもないかもしれないんだ」

冬馬「お前も見たとおり黒井のおっさんがあれから四条貴音の状態から元に戻ったのかは謎なんだ」

千早「ふんっ」ゴスッ

冬馬「ぐふっ!…癖に、なりそ……」バタッ

P「でも、その肝心の黒井社長の居場所がさっぱりつかめないんだ」

千早「また黒井社長ですか」

冬馬「どこにいるか全然わかんないのか?」

北斗「あぁ、異変に気がついたのは冬馬を見たときなんだ」

北斗「そのあと街に飛び出したら……」

モワンモワンモワン

「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」

モワンモワンモワン

千早「ちょ、ちょっと、もうやめてよ!」

P「地獄絵図とはこのことか……」

冬馬「絶対に徒歩では街に出たくないな……」

北斗「そ、そうかな?僕的には結構楽しかったんだけどなぁ」

冬馬「それはねえよ……」

P「だけど、どうしようか……黒井社長が行方不明じゃな」

千早「一応961プロの事務所に行きますか?」

冬馬「そうだな、何か手がかりがあるかもしれないしな」


「うぎゃーーーーー!!誰かーーーーー!!」

P「……ん?この声はまさか……!!」

千早「外が騒がしいですね……」

冬馬「誰かいるのか?」

「うぎゃーーーーー!こっち来るなーーー!」

「うわあああん!プロデューサー!どこ~!!自分、ここにいるぞーー!!」

千早「我那覇さん!?」

P「まずい!響が危ない!助けに行くぞ!」

北斗「別に僕は何もしないと思うんですけど……」

P「このまま響を助けて車に乗り込んで961プロに移動だ!」

北斗「はい、そうしましょうか」

冬馬「ああ」

千早「ええ」

P「……」

冬馬「……」

千早「……」

冬馬「お前がドア開けろよ」

P「えっ?やっぱり?……うぅ、嫌だなぁ」

千早「そんなこと言ってる間に我那覇さんが!」

北斗「もう、だから別に何もしないってば……たぶん」

P「そうだな、だが、この扉の先に、いるんだよな……?」

冬馬「あぁ、大量にな」

千早「うっ……想像しただけで吐き気が…」

北斗「千早ちゃん、僕に捕まってごらん☆手を引いてあげるよ」

千早「あんたのコピーが怖いのよ!!」ドスッ

北斗「う゛っ…いい腹パンだね☆」ガクッ

冬馬「ははは、だろ?こいつの腹パンが結構癖にげふぅっ!!…なぜ、だ……」ガクッ

P「よし、お前ら…覚悟を決めろよ!」ゴクリ

千早「……はいっ」ガクガク

P「行くぞ!待ってろ響!」ガチャ

「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」
「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」「チャオ☆」

千早「ひっ……あ」ペタン

冬馬「何腰ぬかしてんだ!捕まれ千早ッ!!」ギュ

P「みんな走れ!!」

P「冬馬!先に車に乗っててくれ!鍵だ」

冬馬「わかった!」

P「響ーーーー!!」ダッ

P「どこだーーーー!!」

「うわあああああん」

P「くそ、響の泣いている声しか聞こえない!」

P「どこだーーー!響ーーー!!」

「……ぷ、プロデューサー!?じ、自分、グス、ここにいるぞーー!」

P「どこだよ!!!!!」

響「怒んないでよぉぉうああああああああん」

P「わ、悪かったって!どこにいるんだ!響!」

響「屋上にいるよ……グス、今下降りるから待ってて!置いて行かないでね!」

P「わかった!置いてなんかいかない!早く来てくれ!」

春香「チャオ☆」

P「邪魔だ!!こっち来るなって!!」

響「ぷ、プロデューサー!!やっと会えたぞーーー!!」ダキッ

P「ごふぅっ!?……ひ、響!よかった!」ギュ

P「いきなり飛びつかれちゃこっちの身がもたない」

響「自分、自分、変な世界に紛れて…うぅ、一人ぼっちでずっと怖かったよぉ」グス

春香「そうかい、よしよし。もう大丈夫だよ」

P「やめろ!響に触るな!行くぞ!こっちだ!」ダッ

響「う、うん!!」

P「下の駐車場でみんな待っているんだ。早く行こう!」

響「駐車場?……車でどこかに行くの?」

P「あぁ、今から全ての原因だと思われる961プロに向かう!」

響「そっか……うんわかった。自分、変な世界に迷い込んだのかと思って……」

響「独りぼっちは寂しいよ…怖かったよぉ」

P「あぁ、悪かった。よく頑張ったな!もう大丈夫だ!」

P「ほら、みんないるぞ!おーい」

冬馬「準備はできてる!早く運転席に来てくれ!」

千早「我那覇さーーーん」

響「千早ーーーーー!!」ダキッ

千早「ええ、もう大丈夫よ」

響「自分、自分、変な世界に紛れて…うぅ、一人ぼっちでずっと怖かったよぉ」グス

春香「そうかい、よしよし。もう大丈夫だよ」

P「やめろ!響に触るな!行くぞ!こっちだ!」ダッ

響「う、うん!!」

P「下の駐車場でみんな待っているんだ。早く行こう!」

響「駐車場?……車でどこかに行くの?」


まるで誘拐だな

響「千早ーーーうわああああん」

千早「大丈夫よ。あなたには私もプロデューサーもついているから」

北斗「チャオ☆僕もいるよ」

響「うわああああああああああああん!!」ビエーン

千早「空気読みなさいよ!」ギロッ

北斗「おっと、これは本当に傷つくなぁ~」シュン

冬馬「珍しく北斗がマジ凹みしている……」

P「よし、出すぞ!」ブロロロロ

……
P「なんとか……事務所は抜け出すことができたな」

響「うぅ……グスン……」ガタガタ

千早「可哀想によっぽど怖い思いをしたのね。我那覇さん、すごく怯えてるいるわ」

千早「大丈夫よ、あいつはオリジナルだから一応危害はないの」

響「うぅ……ほんとう?」グスン

千早「はぅ!……こ、この可愛さ…ハンパじゃないわ!」ダキッ

冬馬「待て、お前ら……和んでる余裕なんかなさそうだぞ」

P「また追ってきてるのか!?」

飯いってくる

よし、再会する
どんどん行こう!

北斗「バイクで追ってきてるね」

P「うちの事務所そんなにバイク置いてあったっけ?」

北斗「僕と僕になった冬馬くんが乗ってきたのもあるからね」

P「ツーリングしてこっちまで来たのかよ!」

冬馬「っていうか俺バイク運転なんかしたことないのに記億ない間に運転してたとかすげえ怖いな」

北斗「一人、ビッグスクーター乗ってる子がいるんだけど……」

P「誰だよそれ……」

千早「……雪歩です」

P「全然似合わないな……」

冬馬「でもビッグスクーターに乗ってる奴ってなんかちょっと痛い奴だよな」

北斗「わかるわかる」

冬馬「ハーレー乗ってる奴は勘違いしてる奴って感じもするよな」

P「わかったから!他には誰がいるんだ!」

P「こっちはミラーだけじゃ誰かよくわからん」

冬馬「そのハーレーにオレンジの髪のガキがノーヘルで乗ってるぞ」

P「ぶーーーーッ!!」

P「や、やよい!?」

北斗「あの娘、あのまま転んだら死ぬんじゃないかなぁ……」

北斗「っていうか鉄パイプ片手に振り回してるんですけど☆」

P「どこの世紀末だ!すごく止めたいけど車止めたらめんどくさそうなことになるし……」

響「ぷ、プロデューサー!止めないでぇ!」

P「響もこう言うし……」

北斗「っていうか僕ってあんなことしないけどなぁ」

冬馬「お前、前に黒井のおっさんが間違えて酒のました時に自転車だったけど同じことやってたぞ」

北斗「本当かい?ははっ、参ったなぁ」

千早「高槻さん、かっこいい」

響「そんなこと言ってる場合じゃないぞ!」

やよい「765のプロデューサーさん!どうして僕から逃げるんですか?」

P「並走してくんじゃない!!前見ろ前!」

やよい「えっ?」ガシャーーーーーーーーーン

P「うおおおおおおおおおおお!!!やよいーーーーーーーー!!!」

千早「高槻さーーーーーーーん!!!」

冬馬「お前も前を見ろ!前を!!」

冬馬「心配すんな!身体能力も北斗だからなんとか無事みたいだぞ!」

P「ほっ、よかった……」

千早「高槻さん……とってもかっこいい」

響「千早!起きてよぉ!ねえ、プロデューサー!まだ雪歩がこっち来るよ!」

P「しまった!忘れていた!」

雪歩「チャオ☆みんなしてどこ行くんだい?」

P「だからどうして隣を走る!危ないから!マジで!」

雪歩「じゃあそっちに行くよ!」

冬馬「おい、こいつ飛び移る気だぞ!」

P「うわっ、激しくデジャヴを感じる!」

北斗「というかこれも僕しないけどなぁ……」

冬馬「お前鉄パイプ振り回しながら自分の自転車から俺の荷台に飛び移ってきたけどな」

冬馬「そのあと結局家まで俺が送ってやったのに覚えてないのかよ!」

響「プロデューサー!来るよ!」

雪歩「とうっ!!」バッ

北斗「あ、赤信号ですよ?」

P「む、本当だ」キキィィ

P「……あ」

雪歩「ぎゃんっ!」ドサッ  ゴロゴロゴロ……

雪歩「……」シーン

P「うおおおおおおおおおおお!!!雪歩ーーーーー!!」

冬馬「うわ、うまい具合にブレーキで避けたな……」

響「うわあああああん!雪歩があああああ」ビエーン

千早「泣かないで我那覇さん!」ギュ

P「……え、俺のせい?」

北斗「プロデューサー!行きましょう!追手がまだいます!」

P「え!?マジか……えっと、雪歩が…あわわ……よし、わかった!!」ブロロロ

冬馬「切り捨てたな!?」

千早「あんたいつか雪歩の敵を!」

北斗「僕は僕によって殺される運命なのか……」

P「冬馬、追手は!?」

冬馬「あれ誰だよフルフェイスで誰だかわかんねえぞ」

P「くそ、誰なんだあれは!」

北斗「ゴリラに乗ってるね」

響「えっ?……なんだバイクか…」

千早「我那覇さん……その勘違いとっても可愛いわ」ナデナデ

P「さすがに動物に乗って車には追いつけないだろ……しかもゴリラて…」

P「で、あいつは誰なんだよ!」

冬馬「あ、ヘルメット取ったぞ!おい」

千早「えっ、春香!?」

響「プロデューサー!春香がバイク乗ってるよ!?」

P「またか!!」

春香「チャオ☆楽しそうだね!今そっちに」

P「ちょ、マジでやめろって!来ないでーーー」

千早「ダメよ春香!!」

春香「え?僕は伊集院北斗ですよ?」

P「そういえばそうだったな……」

千早「今はそれどころじゃないわ!」

春香「こんなドライブ日和にうってつけの伊集院北斗の北斗☆ジョーク」

P「お願いだから前を見てえええええええ!!」

冬馬「おい、北斗。どういうことだこれ」

北斗「あーあ、バレちゃったか実は溜めてたネタなんだ」

冬馬「お前の話クソつまんねえのにどうしたんだその努力は!」

【急募】北斗☆ジョークの内容

春香「実は……」

春香「翔太って女子なんだよ!はい、北斗☆ジョーク」

千早「春香が見たこともないドヤ顔してる!!」

P「春香ーーー!!カムバーーーーック!!」

冬馬「なんだこのクオリティ……」

響「ぷっ、そんなの嘘に決まって、ぷふ……くく」ブルブル

北斗「ぷふっ、ふふ、これヤバイわ、ぷ」ブルブル

響「えっ?」

響「……ごほんっ、ぜ、全然面白くないよ!」

P「響……」

千早「違うのよ!きっと緊迫した状況が続いてるせいだわ!我那覇さんは悪くないわ!」ギュ

響「千早ぁ」

冬馬「っておい、それはいいから前を見ろって!」

春香「大丈夫大丈夫心配な」ガシャーーーーーーーン

P「春香ぁーーーーーーーーー!!」

響「春香ぁーーー!!」

千早「春香ぁああああああああああ!!」

千早「あんたのせいで春香の最後の顔があんたみたいなドヤ顔になったじゃないのよ!!」

北斗「そ、その件に関しては本当に申し訳ないと思ってるよ……」

P「春香が……ドヤ顔のままで」

冬馬「いや、またしても北斗の運動神経で生き延びてるぞ」

千早「あ、それと今のはもう少し現実味の増すものにした方がいいわ。
    例えば女装趣味があるとか……そういうので。ああいうあからさまな嘘はダメね」

北斗「なるほどね、勉強になるよ。ありがとう」メモメモ

響「えっ……何してるの千早?」

千早「な、なんでもないわ!きっと疲れてるのよ我那覇さん!」ナデナデ

響「う、うん…」

冬馬「なんとか追手は奴で最後だったみたいだな……」

P「よし、いろいろ悲しい事件があったが……ここからが最終決戦になるはずだ!」

冬馬「あぁ!」

響「自分、ちょっと怖いけどみんなの足引っ張らないように頑張るね!」

……

P「よし、着いたぞー。みんな降りろー」

冬馬「社長は……いれば、の話だが、一番上の階の社長室だ」

北斗「僕が見た時はいなかったんだけどね」

千早「とりあえず……ロビーに向かいましょう」

受付嬢「チャオ☆」

響「ひいっ……」ペタン

P「よし、またあっちの非常階段を使って上まで上がるか」

冬馬「どうした。怖いのか我那覇。立てるか?捕まれ」

響「う、うん……ありがとう」ギュ

冬馬「お前…意外に手、小さいんだな」

千早「待てコラ」ガッ

冬馬「おい、なんだつるぺた」

千早「気安く我那覇さんにさわらないでよ!怯えてるじゃない!」

北斗「これは一級フラグ建築士ともあろう冬馬がフラグ建築に失敗してる……」

P「おーい、いいから行くぞー?」

冬馬「つるぺたには用はねえんだよ!」

千早「は、はあ!?こっちこそ願い下げよ、バカ!」

響「うぅ、け、喧嘩しないでよぉ……」オロオロ

P「おーい!」

受付嬢「どうしたんだーい」ブンブン

P「いや、お前じゃないから!何、手振ってんだよ!」

北斗「ほらほら、お二人さん痴話喧嘩はあとにして一先ず社長室を目指すよ」

冬馬「ったく、ナイチチの癖にでしゃばりやがって……俺は先に行くからな」

千早「ほら、おいで我那覇さん。一緒に行きましょう?」

響「うん、ありがとう千早」

P「やっと来たか……」

受付嬢「そうだね☆」

P「お前はそこにいろよ」

……
P「よし、とりあえず社長室の前まで来たな」

冬馬「果たしているかどうか……」

受付嬢「チャオ☆」

千早「手がかりだけでもあればいいのだけど」

響「な、何も出てこないよね!?扉開けたらうぎゃーーってなんか出てくるのヤダよ!?」

P「たぶん大丈夫だろ。黒井社長がいるか誰もいないか、だよ」

P「さあ、開けるぞ……」

ギギィ…

P「……誰もいないな」

響「ほっ……」

北斗「一体どこに行ったんだろうねぇ」

千早「プロデューサー!これを見てください!」

冬馬「あ?なんだこれ……」

P「 『人類貴音化計画』……?」

響「貴音?どうして貴音なの?」

P「少し見てみるか……」ペラッ

千早「だけどこれは前の時の奴ですよ?今、社長のデスクに無造作に投げられてるのを」

P「そうか……ふむふむ……どうやら作るのは意外と簡単そうなんだが」

P「市場に行けば子供の小遣いでも材料が買えるな」

冬馬「どこの世界の人体錬成だよ……」

P「たぶん、この設計図というか……資料をもとに黒井社長が応用したものを作ったんだ」

北斗「でも、この資料……」

響「貴音の写真ばっかりだぞ!公式から非公式の……盗撮かなぁ?」

P「もしかして前回全員貴音になったのって黒井社長が貴音のこと好きだからなのか……?」

冬馬「聞きたくない事実が明かされちまった……」

千早「資料写真の四条さんの写真ばかりのこの資料……」

冬馬「とんだ変態だったわけか……」

北斗「冬馬は言えないけどね……」

響「貴音のことなら自分のがもっと好きだしもっと詳しいぞ!」

P「このデスクのPCに何かあるかなぁ……」

冬馬「履歴でも見てみるか?」

千早「嫌な予感しかしないのだけど……」

北斗「もしかしたらヒントが出てくるかもしれないじゃないか。やってみよう」

P「よし、わかった。パソコン起動っと……」

P「履歴履歴……」

履歴:チャオ☆
    正しいチャオ
    ☆
    北斗
    伊集院北斗
    伊集院チャオ☆
    大胸筋
    チャオ
    チャオ 歴史
    冬馬 チャオ☆
    チャオ ミルモでポン

P「うわぁ……何これ」

受付嬢「あぁ、それ確か翔太がいじってたよ?」

P「いや、台無しじゃねえか」

冬馬「ってことは翔太も北斗になってるのか…?っていうか何故、一箇所俺の名前が……」

千早「見たくない見たくない……」ブルブル

響「聞きたくない聞きたくない……」ブルブル

P「…結局何にも繋がらなかったな……」

北斗「まぁ、僕が使ったらこうなるかもね」

冬馬「……おい、このゴミ箱の大量の紙」

千早「聞きたくない聞きたくない」ブルブル

P「これは!」

北斗「えっ!?どれどれ!?」

P「すごい食いついてきたんだが……もうヤダこの人」

冬馬「でも、お前これティッシュじゃねえぞ?」

P「ちょっと見てみようか……」ガサガサ

冬馬「こ、これは……」

P「こいつ、こんなに大量の紙にサインの練習してるぞ」

北斗「ははっ、しまった。サインの練習をしているの忘れていたよ」

冬馬「いや、違う……このサインを見ろよ。四条貴音のサインだぞ」

P「どういうことだ?響、このサインは貴音のものか?」

響「え?……うん、そのサインは貴音のサインだよ?」

響「自分と二人で考えた奴だから中々覚えられなくて練習してるって言ってたぞ」

北斗「PCの履歴は明らかに僕のもの」

冬馬「受付嬢が言うには北斗になった翔太が使ったとのこと」

P「しかしデスクのゴミ箱には貴音のサイン」

千早「どういうことかしら?」

響「うぅ……自分もわかんないぞ……」

北斗「それにしても結構サインの練習してるのバレるのって恥ずかしいよね」

P「まぁな。見てるこっちもな」

冬馬「しかし、全然探したのにも関わらずなんの手がかりもなしか……」

千早「どこ行ったんでしょうね」

ウィィィイイン……

P「ん?なんだ!?巨大なモニターが天上から降りてきたぞ!」

響「プロデューサー!うちの事務所にもこういうのつけようよ!ね!」

冬馬「だ、誰の仕業だこれは!?」

北斗「恐らく犯人、じゃないかな……?」

???「やあ、みんな。人類貴音化計画改め、人類北斗化計画楽しんでるかな?」

???「おっと、ここはこっちの挨拶の方が馴染みやすいかな?」

???「チャオ☆」

北斗「チャオ☆」

冬馬「やらなくていいよ……」

響「モニターから監視なんて卑怯だぞ!出てこい!」

P「そうだぞ黒井社長!」

千早「今あなたはどこにいるの!?」

???「もういっぺんに喋らないでよ。それに765のプロデューサーさん……」

???「良い線ついてるけど黒ちゃんならここにはいないよ。屋上には行ってないのかい?」

冬馬「お前は!!」

P「御手洗翔太!?何故!?」

響「ジュピターの3人目!?」

北斗「これは、驚いたねぇ……」

翔太「何故って?」

翔太「僕ね、美しいものが大好きなんだよ」

北斗「奇遇だね、僕もだよ」

冬馬「……」

北斗「冗談だよ」

P「お前は……何が目的なんだ」

翔太「目的?そんなの決まってる」

翔太「みんなを北斗くんにしたいんだ」

千早「キモッ……」

P「こ、こら千早」

翔太「今、北斗くんをバカにしたね、そこの壁女!」

千早「……くっ……どいつもこいつも……」

冬馬「落ち着けよ、ここで怒ったら思う壺だ」ペタ

千早「どこ触ってんの!?」バキッ

冬馬「うぎゃあっ」ドサッ

北斗「おいおい、翔太。僕はこの世に僕だけだよ?」

翔太「違う、もっともっと世界は美しくなるんだ!」

翔太「僕はこの世界の神になる!」

千早「ダサッ……」

P「こ、こら千早」

翔太「お前たちもいずれかは北斗くんのように美しくなる。だから今は特別に見逃そう」

ブツン

冬馬「あ、こら!翔太!」

響「ねえ、プロデューサー……どうするの?」

P「とりあえず翔太の所に行かないといけないが……どこにいるんだ」

冬馬「その辺は心配ない。そうだろう?北斗」

北斗「うん、そうだね。彼の場所ならわかった」

響「もしかしてさっきの映像が来てる所をハッキングとかしたの!?」

冬馬「いや……あいつの映像のあの背景……」

北斗「うん、あれは彼の自宅から発進されてるものに違いないね」

P「…………さすがはまだ中学生…」

千早「ちょっと痛い子なのかしら?」

冬馬「……ちょっと、な」

響「黒井社長も屋上にいるって言ってたけど……」

冬馬「とりあえず行って見るか……」

P「というかわかったことがあるのだが、たぶん翔太も北斗が好きでやった犯行だったのなら……」

P「翔太がパソコンを使い履歴を残した。恐らく北斗には一度もなっていない」

千早「本心であれを検索したたの……?」

冬馬「さすがにそれは擁護できない気持ち悪さだなお前ら」

P「ということはあのサインは翔太は一切関係なく黒井社長が貴音になってるから書いたものなんだ」

響「ってことは今、黒井社長は貴音!?」

P「そういうことになるな……急ごうか」

冬馬「ああ!」

……

北斗「着いたね…」

千早「見てあれ…」

響「なんかおっきいガラスケース中に誰かいるよ……?」

P「あれは黒井社長!?」

冬馬「おい、おっさnうげえ……」

響「ひっ」ビクッ

P「げっ……黒井社長……」

黒井「はて、私、四条貴音と申しますが……プロデューサー?いい加減名前を覚えないのは失礼かと」

千早「……うっ…黒井社長の体で四条さんのメイクの仕方に服装…」

北斗「これはキツい……」

P「でもなんでこんなところに閉じ込められてるんだ?」

黒井「私にもそれはさっぱり、わからないのでございます」

黒井「もしよろしければ出していただけませんか?」

千早「ダメよ」

黒井「即答……ですか。お詫びにこちらをさし上げようかと思ったのですが」

P「それは……!」

黒井「有り合わせのものですが……」

響「プロデューサー?これ何?」

冬馬「これは……確か『貴音EX』と『貴音SP』だ」

響「何それ……」

冬馬「こいつをあっちにある機械で発射することでこの街の人間が全員貴音になったりするんだ」

P「なあ、みんな。もしかしてこれで完全に上書きできるなら…」

P「今現在、全員北斗なんだろう?」

P「これをこの機械で全員貴音に一回するとしよう」

P「そして、完全に上書き可能ならば貴音状態から元に戻れる薬『貴音EX』で」

P「全員元通りになるんじゃないか?」

冬馬「いや、それだと北斗→貴音になるんだから元に戻ったら北斗だろ」

北斗「なるほど、パソコンで例えると
    上書き保存(北斗)→上書き保存(貴音)→削除→真っ白(元通り)
    こんな感じかな?」

P「上書きが可能ならな」

冬馬「ラスボスっぽく登場した翔太の意味……」

黒井「あの、それで出していただけるのでしょうか?」

P「しょうじきその薬は欲しいけどこの人は出したくないなぁ……」

千早「そうね……」

冬馬「あとで四条貴音の状態に戻して再度ぶち込もうぜ」

P「その手があったか!」

P「よし、黒井社長、もとい貴音!交渉成立だ!」

黒井「はい、それでは出していただけるのですね!」

翔太「コラーーーーーー!!何恐ろしいことしようとしてるの!?」

翔太「1つ下の階でモニターで見てたけどそんなことしたら僕の意味ないじゃん!」

冬馬「お、たまらず出てきやがったか」

響「お前の好きになんかさせないぞ!」

翔太「そりゃ反則でしょ!」

P「っていうか事務所にいたのか……あの映像はじゃあ」

翔太「録画だよ!!なんで気づかないんだよ!罠だよ!」

千早「というかどっちの方が恐ろしいことしようとしてるのよ……」

翔太「恐ろしくないだろ!美しいじゃないか!」

P「よし、ほら出てこい黒井貴音」ガチャ

翔太「ああああ!こら!せっかく面白いから巨大なガラスケースまで用意して保存してたのに!」

冬馬「その考えでガラスケースの中に人閉じ込めるお前が恐ろしいよ」

黒井「では、約束の薬です」

P「お、サンキュー」

響「プロデューサー!自分、ボタン押したいぞ!発射ー!ってやりたい!」

P「ははは、しょうがないなぁ」ナデナデ

響「えへへ」

翔太「コラー!無視するな!」ダッ

冬馬「おっと、とまれ翔太」

北斗「そうだね、翔太。ゲームオーバーだよ」

翔太「二人共どいてよ!」

P「よし、これで準備完了かな!いいぞ響」

響「うん、よーし、それじゃあ!発射ー!!」ポチ

バシュゥゥゥゥウウン……

P「うん、これでまずは一発目かな。さて、もう一発だ」

P「今全員貴音になってるから……」

冬馬「まさか自分達の手であの忌まわしい世界に戻すとはな」

千早「はい、それもとても面妖な世界でございます」

翔太「私、ラーメンを食べに行く約束を天ヶ瀬冬馬としておりました……」

冬馬「どうしてちゃっかり感染してるんだこいつら……」

北斗「はは、愛しの僕達……チャオ☆」

P「じゃあ今度はこっちの戻す方の薬を……じゃあ頼むぞ響!」

響「うん!発射ー!」ポチ

バシュゥゥゥウン……

冬馬「これで元通りだな!」

千早「……私、今一瞬記億が…」

冬馬「記憶ない間にお前にキスしといたからな」

千早「は、はぁ!?///」

P「冬馬……」

P「俺もしといた!冬馬がした後にね」

千早「は、はあああ!?///」

北斗「僕は冬馬の前にしたよ」

冬馬「俺は北斗の前にも一回してるぜ」

千早「なんのクイズよ……」

千早「例えしたとしてもファーストキスはあいつじゃない……///」

響「あ、じ、自分もしたぞっ!!///」

千早「ふふ、ありがとう」ナデナデ

黒井「うぃ……お前たち一体こんな所で何してるんだ」

黒井「貴様らは……765プロの人間!なぜここにいる」

P「黒井社長……あなた鏡見た方がいいですよ」

黒井「はぁ?……なっ!!なんだこの格好は!」

響「あはは!いい気味さー!」

P「めんどくさいからまた貴音にしとくか」

冬馬「そうだな。オラ、じっとしてろ」ガッ

黒井「な、なんだやめんか!貴様ら!」

P「ほら、これ飲め!」グイグイ

黒井「ぐ……ゴクン…あ、しまった」

黒井「ぐおおおお!!頭がああああ!!」

黒井「はて、ここは……?おや、あなた様どうなされました?」

千早「見事なチームプレイをするようになったわね……」

P「よし、貴音、ちょっとこっちに来てみろ……」

黒井「はい、なんでしょうか?」

P「ちょっとここ立ってみてくれないか?」

黒井「こう、ですか?」

ガシャン

黒井「あ、あの!出してください!」ドンドン

千早「残虐非道ね……」

P「仕方のないんだ。あれは黒井社長あれは黒井社長あれは黒井社長」

冬馬「で、残ったのはこいつだけか……」

翔太「よくも僕の計画の邪魔を!」

北斗「翔太の計画は穴だらけだったからね」

P「え?っていうかこれで事件解決なのか?」

千早「自分から率先して今まで動いてたのに急に何言ってるんですか」

冬馬「正直無理やり書いた続編だからなんでもいいだろ」

北斗「無視しないであげなよ」

翔太「……北斗くんは優しいなぁ」

翔太「やっぱり僕の計画は間違ってなかったよ……北斗くんの世界で北斗だけが生きる美しい世界」

響「なんか怖いぞ……」

翔太「そうか……わかったぞ!僕が!僕こそが美しい北斗になればいいんだ!」

千早「本当に怖いわね……」

P「っていうか考えが究極的すぎだろ!」

冬馬「とんでも理論だな……」

北斗「おいおい、照れるぜ☆」

P「全員ドン引きしてるのにも関わらず……」

翔太「これで僕こそが!美しく!なるんだ」グビ

翔太「うわああ!!!あああああああ!!!」

P「…………」

千早「…………」

翔太「うわあああ………………チャオ☆」

P「いや、もう驚かないよ」

冬馬「ただただ引くだけだな」

北斗「みんな僕に対して冷たくない?」

P「いや、もう街は元通りだしなぁ」

冬馬「そうだな、帰るか」

北斗「このままでいいの?翔太は」

千早「いいんじゃないかしら?」

響「自分も今日はなんだか叫んだり泣いたりですごいく疲れたぞ……」

翔太「チャオ☆みんなどこ行くんだい?」

翔太「おや?君はとても美しいね」

北斗「ん?僕かい?当然だよ。そういう君も美しいね☆」

P「アホくさ……」

冬馬「一生やってろ……」

P「こうして俺達は無事に事務所に戻ってくることができた。
  この事件は通称:貴音北斗事件として俺達の仲間内だけで語られるだけで世に出ることはなかった。
  あのあとの黒井社長(貴音)の詳細は不明である。
  冬馬はジュピターの3分の2がチャオ☆ってどういうことだって嘆いていたな」

END

貴音「あ、あの……本当によろしいのでしょうか?」

冬馬「お、おう!なんでもこい!好きなものを好きなだけ食べてくれ!」

冬馬「これは俺がフェスで賭けて負けた時の約束だからな……ずいぶん待たせちまったけどな」

貴音「では、遠慮なく……」ガラガラガラ

イラッシャイマセー

貴音「店長!全てのメニューを食べたいと思います。
    食べ終わるタイミングを見計らって次のを出すようにしてください」

冬馬「…………なんだって…?」

冬馬「あ、あの……四条さん?そんなに食べたらお腹壊しちゃいますからね?」

貴音「ふふ、心配ご無用。どれだけ食べても今日は怒られないのですから」

貴音「プロデューサーとも約束してきているのです」

冬馬「……なんて?」

貴音「『あいつは金持ちだから存分に奢ってもらえ。フェスで勝利した褒美としてね』……と」

冬馬「……余計なことを!!」

イラッシャイマセー

千早「ちょっと私の分も奢りなさいよ」

冬馬「なんで……お前がここに」

貴音「ええ、どうぞ」パクパク

冬馬「えっ!?」

千早「いつも私にしてるセクハラの分よ。それでチャラね」

冬馬「それでいいのか……よ……」

千早「私は普通の一杯でいいわ」

冬馬「当たり前だ!冗談じゃない……」

貴音「誠、ここのらあめんは美味しいですね」パクパク

……

冬馬「……ぁぁ結局…俺の財布がからになっちまった……」

千早「だらしないわね……ごちそうさまでした」

貴音「誠、美味でした。また来たいですね」ニコ

冬馬「は、はい…!」

アリガトウゴザイマシター

ガラガラガラ……

千早「さて、事務所に戻りましょうか?四条さん?」

千早「四条さん……?あれ?」

冬馬「おい……どこ行ったんだ?先に戻ったんじゃないか?」

千早「そんな訳ないじゃない……あんなにお腹いっぱいにして動きづらそうだったわ」

冬馬「そうか……?よくわからない所もあるからなぁ……事務所に行ったらケロッといるんじゃないか?」

千早「あ、あの……早く事務所に行きましょう」

…………

千早「プロデューサー!!」バタン

冬馬「おい!!どこだ!!」

千早「はぁっ……はぁっ……どういうことなの!?」

冬馬「はあっ…なんでだよ…!!」

千早「ここに来るまでも……誰も……!」



冬馬「なんで…なんで誰もいねえんだよ!!!」


END

という訳で
次回作はこれの続きになるんじゃないかと思います
読んでくれた方保守してくれた方ありがとうございました

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