ほむら「私はレズではないわ」(228)

マミの部屋で、ほむらとマミが隣り合わせに座っている。
マミの質問に対して、そうほむらは答えた。

ほむら「私とまどかは普通に友達よ」

マミ「そうなの?」

ほむら「だから、わざわざ家に呼び出して、『鹿目さんにいつ告白するの?』とか馬鹿なこと聞かないで」

マミ「だって、気になったものだもの」

ほむら「まずもって、私はあなたにまどかが好きとは言ってないわ」

マミ「そうだけど……つまんないなぁ」

ほむら「もうかえっていいかしら?」

マミ「えぇ、もういいわ」

ほむら「じゃぁ」ガチャ

そう言ってほむらはマミの家を後にし、まっすぐ自分の家へと向かった。

ホムホーム

ほむら「ったく、何を言い出すかと思えば……ねぇ」

杏子「ふぅーん。 でも、ほむらレズではないってのは嘘なんじゃんない?」

ほむら「……まぁ、そうね。 杏子、ご飯は何がいいかしら?」

杏子「ほむらが作ったのならんでもいいよ」チュッ

ほむら「ば、ばか……」

杏子「ってか、マミがそう思うほどまどかといちゃついてんじゃねーだろな?」

ほむら「そんなことあるわけないでしょ、私は杏子のことだけが好きなのよ」

杏子「浮気なんて、そんなの私が絶対許さないからな」

ほむら「当然よ。 あなたもしてはだめよ?」

杏子「あー。 当然だよ」

ほむら「なら、キスして」

杏子「もう、ほむらは我儘だな。 ほらっ」チュッ

ほむら「……んっ」レロ

杏子「……んちゅ……」

ほむら「まだご飯はいいかしら?」

杏子「え?」

ほむら「その前に……したくなったわ」

杏子「ほむらのえっち/// い、いいぜ。 終わったら作れよな?」

ほむら「わかったわ」

杏子「ふぅー……」

ほむら「そ、それじゃぁ、私、ご飯作るわね。 杏子はテレビでもみといて」

杏子「お、わかったわかった」

杏子(ほんと、かわいいな。 やっぱ尽くすタイプっていいってのがわかる気がする)

杏子「おーい!ほむら! テレビのリモコンどこー?」

ほむら「多分、机の下だよー」

杏子「お、あったあった」

杏子「この時間はニュースとかアニメくらいしかやってないなー」

ほむら「杏子はアニメ見ないの?」

杏子「まぁね」

ほむら「ふふーん♪」

ほむら(今日は杏子の好きなラーメンよ♪ 具もたくさん買ったし、喜んでもらえるわ♪)

ほむら(財布の中身が心配だけど、杏子のためだもん!)

杏子「あー、見るもんねー!」

ほむら「それなら、ニュースを見せてもらえるかしら?」

杏子「お前、そんなもんみるのか?」

ほむら「もしかしたら、近くで魔女の被害を確認できるかもしえないじゃない。 杏子がここに住んでるなら、隣町でマークしないといけないし」

杏子「わかったよ。 ほむらはまじめだなー」

ほむら「嫌かしら?」コトコト

杏子「そこが好きなんじゃんっ///」

ほむら「ほ、ほむぅ///」

ピンポーン

ほむら「だ、だれかしら……。 杏子、でてくれる?」

杏子「おう、わかったよ」

ガチャ


さやか「あれ、ここ、ほむらの家だよね?」

杏子「ん、あぁ。そうだよ」

さやか「なんであんたがいるわけ?」

杏子「同棲してんだよ。 住むとこないし」

さやか「ど、どうせい!? 聞いてないよ。 そんなの」

杏子「あれ、あいつ学校で話してなかったのか」

さやか「何々? なんかあったの?」

杏子「それがな、あたしたち、交際してんだよ」

さやか「!?」

さやか「マジで?」

杏子「ま、まぁな///」

さやか(て、てれてる……杏子が照れてるよ……)

杏子「あがってくか?」

さやか「え、邪魔しちゃ悪くない?」

杏子「べ、べつに…… じゃぁ、ほむらに聞いてくるな」


杏子「ってわけなんだけど、構わないよな?」

ほむら「当然よ。 私はご飯作っておくから」

杏子「はーい」


杏子「いいってさ」

さやか「じゃぁあがらしてもらうねー」

ほむらの家の真ん中のテーブルで向かいあって、さやかと杏子が座っている

さやか「でも、杏子がほむらとね……意外だわ」

杏子「そうか?」

さやか「絶対、あいそうにないじゃーん」

杏子「失礼だな。 あたしたち、会ったときから相思相愛だったんだぜ? なぁーほむらー」

ほむら「えぇ、そうね」コトコト

さやか「ほんとか? 信じられないな」

杏子「ま、お互い隠してたし。 付き合いだしたのは1週間前くらいだし」

さやか「え、どっちから告白したの?」

杏子「あたしだよ」

さやか「えー!?」

杏子「あたしもさ、恥ずかしかったんだけど……それに、同性愛だから、自分を卑下したりとかしてたんだけど……」

杏子「一緒に魔女狩りやってるとさ、なんか隠してるのつらくなって……だからさ」

ほむら「あのときはうれしかったわ。 いきなり家に来て『好きだ』なんて……」

さやか「へぇ。 そっからずっと同棲?」

杏子「まぁな。 あたし、住むところないし。 ほむらも一人で暮らしてるといろいろ不安らしいから」

ほむら「二人分は大変なのよ?」

杏子「わかってるって。 だから、バイトもしてんだろ?」

さやか「ふーん。 よかったじゃん。 幸せそうで」

ほむら「さやかはご飯食べてく?」

さやか「いや、悪いからいいよ」

杏子「で、用事って何なの?」

さやか「いや、あのさ。 明日から学校でしょ?」

杏子「あーもう冬休みも終わりかー」

さやか「宿題がまだ……終わってなくて」

杏子「それで、ほむらに頼りにきたってか」

さやか「ま、まぁそんなとこ?」

ほむら「じゃぁ、ご飯食べ終わったらまた来てくれる? その時に教えるわ」

さやか「うん、わかった。 何時くらい?」

ほむら「そうね、あと2時間後ぐらいによろしく」コトコト

さやか「わかった!」

30分後、さやかはもう帰ってる

ほむら「さ、そろそろできるわ」

杏子「お、待ちくたびれたぜ!」

ほむら「お皿の用意してくれる?」

杏子「はい」

ほむら「ありがと」チュッ

杏子「お、おう///」

杏子「そういえば、ほむらは宿題終わってるのか?」

ほむら「私もまだよ。 だから、さやかと一緒に終わらせるわ」

杏子「うー、あたし暇だなー」

ほむら「勉強はわからないの?」

杏子「まぁ、小学校からいってないからな」

ほむら「……そう」

杏子「ど、どうした?」

ほむら「なんでもないの、食べましょう」

ほむら「ふぅ、おいしかった! ごちそうさま」

杏子「おう、本当にうまかった。 ごちそうさま ありがとうな? ほむら」

ほむら「あ、ありがとう……もっとほめてほしいわ……///」

杏子「おう、ほら」ナデナデ

ほむら「ほ、ほむぅ//」

杏子「ほ、ほむら」ガバッ

ほむら「え?」

杏子「ほむら、かわいすぎるよ」

ほむら「きょ、きょうこ……」

杏子がほむらの下半身へと手を動かす。

ほむら「で、でもさやかが……来ちゃうかも」

杏子「わざわざ2時間も後にしたのは、するためなんだろ?」

ほむら「……ほむぅ///」

杏子「愛してるよ、ほむら」チュゥ

ほむら「う、うん。 杏子」

1時間後

ピンポーン

杏子「わ! ちょ、ちょっとまって!」

ほむら「ふ、ふくは!?どこ?」

杏子「ちょ、ほむら ティッシュとって!」


さやか(……丸聞こえなんですけど……こっちが恥ずかしくなるわ)

5分後

ほむら「ま、待たせたわね」

さやか(髪ぼさぼさじゃん……)

杏子「あ、あがれよ」

さやか「じゃ、じゃぁおじゃましまーす」

さやか(私、マジ邪魔者じゃん)

杏子「じゃぁ、お菓子買ってくるな?」

ほむら「えぇ、よろしく。 あまり買いすぎないでよ?」

杏子「わかってるって」

さやか「あ、私の分は自分で出すよ」

さやか「はい」

杏子「お、ありがと。 どんなのがいい?」

さやか「チョコって食べてると集中できるらしいし、そういうやつ頼むわ」

杏子「りょうかーい」

ほむら「いってらっしゃい。 夜道は気をつけてね?」チュッ

杏子「はいはい。 それじゃ、いってきます!」


さやか「お金、ほむらがだしてたけど、あいつバイトしてんじゃないの?」

ほむら「あぁ、まだ始めたてだから……それに、バイト代がでても、私が管理するつもりよ」

さやか「まぁ、たしかに杏子に任せたら危なそうだもんね」

ほむら「ふふっ、ほんと、困ったものよ」

さやか「ここがわかんないだよねー」

ほむら「それなら、ここをこうやって……こうすれば解けるはずよ」

さやか「あ!ほんとだ! やっぱすごいなーほむらは」

ほむら「これくらいできて当然よ」

さやか「そうかなー」

ほむら「えぇ、そうよ」

さやか「そういえばさ、まどかは終わったのかな?」

ほむら「……知らないわ」

さやか「実は聞いてないんだよねー。 なんだったら電話でよぼっか?」

ほむら「やめて!」

さやか「へ?」

ほむら「いや……その……あなた一人でも手間がかかるのだから、人数を増やしてほしくないということよ」

さやか「えーでも、大勢でやったほうがいいじゃん」

ほむら「まどかを呼ぶなら帰って!」

さやか「な、なんかあったの?」

ほむら「実はね……杏子と付き合った時、真っ先にまどかに報告したのよ」

さやか「それで?」

ほむら「そしたら……ね」

~回想~

ほむら「ということよ」

まどか「……杏子ちゃん……やっぱり敵だったんだね」

ほむら「え?」

まどか「私が……ほむらちゃんのこと好きだって、知ってたのに!」

ほむら「!?」

まどか「私、私、…………ほむらちゃんが好きなの!大好きなの!」

ほむら「……言われても困るわ……ごめんなさい」

まどか「杏子ちゃんじゃなきゃだめなの!? 私じゃ……」

ほむら「ごめんなさい、気持ちを知らなくて、ごめんなさい」

まどか「私、あきらめない!あきらめないよ!」

~回想終わり~

ほむら「それから、無言電話とか帰り道につけられたり、杏子のバイト先に嫌がされしにいったりとか……困ってるの」

さやか「……本当にまどかがそんなことを? それなら、杏子やばいんじゃ」

ほむら「杏子は魔法少女よ、いざとなれば素のまどかに負けるわけがないわ」

さやか「そっか」

杏子「ただいまー」

ほむら「おかえり、大丈夫だった?」

杏子「何もないよ。 心配してくれてありがと」チュッ

さやか「聞いたよ、まどかのこと」

杏子「そっか」

ほむら「ごめんなさい、勝手にはなして……」

杏子「いや、さやかには話さなきゃいけないと思ってたんだよ。 まどかのこと、本当にわかるのは親友のさやかだろうしって」

さやか「私でもなんかできることあるなら、なんでもやるよ。 友達がそんなことしてるなんて……止めたいし」

ほむら「とりあえず、杏子、座りましょ?」

杏子「おう」


さやか「学校ではそんな風に見えなかったけどなー」

ほむら「そうね……うまくやっているわ、まどかも」

杏子「感心できるかっての。 私の働いてるコンビニにきてさ、立ち読み1時間したあげくに、おでんの卵だけ3個買って、それを1万円で払って、おつりすべて100円でくれとか言うんだぜ?」

さやか「……本当に営業妨害じゃん」

ほむら「困ったわね……」

さやか「マミさんに相談は?」

ほむら「してないわ、今日家に呼び出されたのけども、なんか『まどかに告白しないの?』みたいなこと聞かれて……」

ほむら「とてもじゃないけど、話せる雰囲気ではなかったわ」

さやか「そっか……」

ほむら「また今度話ましょ?宿題を進めないと」

さやか「そ、そうだね。 ごめんね?」

杏子「あぁいいって。 あたしたちとまどかの問題だしね」

プルルルルル

ほむら「もしもし」

まどか「……」

ほむら「またあなたなの!?」

まどか「……」

ほむら「やめてって言ってるでしょ!」

まどか「……」

ほむら「きるわよ!」ブチッ


プルルルルル

さやか「まって。 私が出る」


さやか「もしもし、まどか?」

まどか「さ、さやかちゃん!?」

さやか「あんた!なにやってんのさ!」

まどか「……さやかちゃんにはわからないよ」

さやか「わからないことないって! 私だって恭介にふれても」

まどか「私はさやかちゃんみたいにへたれじゃないの! 好きな人は……どんなことをしてでも手に入れてみせる!」ブチッ


さやか「ちょ、まどか! ……切れたみたい」

ほむら「……」

杏子「き、きにするなよ? ほむら、大丈夫だから」

杏子「私が、守ってやるから」

ほむら「う、うん……」

さやか(まどかのやつ、ほんとうにどうしたんだろ……)

ほむら「もう無視して、宿題しましょ」

さやか「宿題なんてしてる場合じゃないって! 警察いったほうがいいんじゃない?」

ほむら「でも、友達なのよ」

さやか「で、でも……じゃ、じゃぁ! せめて、まどかのお母さんかお父さんに言おうよ」

杏子「本人にいってきかせなきゃだめなんじゃないか」

さやか「たしかにそうかもしれないけど、今まどかを刺激しちゃだめだとおもうよ」

ほむら「穏便に済ませたいわね」

杏子「……あたしが悪かったのかな……」

さやか「そんなことないって!」

ほむら「そうよ、杏子。 私、あなたに告白されてうれしかったわ」

杏子「で、でも……。 私、本当は知ってたんだ。 まどかがほむらのこと好きだって」

杏子「だから……とれないか、不安で……だから」

ほむら「杏子……」ギュッ

杏子「ごめんな、私のせいで……私のせいで」

ほむら「違うわ、杏子」

まどホーム

まどか「……もしもし、マミさん?」

マミ「あら、鹿目さん。 どうしたの?」

まどか「今日、いってくれたんですか?」

マミ「えぇ、暁美さんに告白を促す、だったかしら。 言ったけど……私はレズじゃないって」

まどか「そ、そうですか」

マミ「もう、回りくどいことはやめて、直接告白したらどうかしら?」

マミ「私も1カ月まえから協力してるけど……全然みたいよ?」

まどか「……実は」

まどか「ほむらちゃん、杏子ちゃんと付き合ってるんです」

マミ「え、えぇ!?」

まどか「1週間前から……」

マミ(だから、1週間前から少し変だったのね)

まどか「もう……耐えれなくて……」ポロポロ

マミ「あ、か、鹿目さん。 おちついて」

まどか「好きなんです、ほむらちゃんのこと……あきらめきれなくて」

マミ「ど、どういったらいいのかしら……」

マミ「つ、つぎがまたあるから、今は友達として応援しなきゃいけないんじゃない?」

まどか「……マミさぁん」

マミ「な、なにかしら?」

まどか「明日、マミさんの家にいっていいですか?」

マミ「あなたがいいなら、私はいつでも歓迎するわ」

まどか「失恋パーティ、してくれないですか?」

マミ「あなたがそれであきらめがつくなら、構わないわ」

まどか「あ、ありがとうございます……」

マミ「二人でやるの?」

まどか「さやかちゃんは知らないですから」

マミ「わかったわ、用意しとくわ」

まどか「ありがとうございます」

マミ「じゃぁ、もうそろそろ寝なきゃね?」

まどか「う、うん」

マミ「おやすみなさい、鹿目さん」

まどか「おやすみなさい、マミさん」

バッドエンドかハッピーエンドか。

>>60 - >>70

で多数決で
1、ハッピーエンド
2、バッドエンド

2

後日

ほむら「本当に本人言うの?」

杏子「当然だよ」

ほむら「だから、刺激しないほうが」

杏子「私もあの後いろいろ考えたんだけどな。 それじゃ、私たちの迷惑は続くし、何よりあいつのためにならない」

杏子「だから、いいか? ほむらがだめっていうならやめるけど」

ほむら「……いえ、お願いするわ」

杏子「おう」

登校中

さやか「おはよ、まどか」

まどか「あ、おはよ。 あ、あのね……昨日はごめんね」

さやか「……う、うん」

まどか「私、反省したんだ。 あの後、マミさんにも相談乗ってもらって。 だから、もうこんなんしちゃだめだって、わかったの」

さやか「ほ、ほんとうに?」

まどか「うん!ほんとうだよ」

ほむら「まどか、ちょっといいかしら?」

まどか「う、うん。 あ、あのね」

ほむら「いいから、ちょっとついてきて」

公園

まどか「ほむらちゃん?どうしたの?こんなところに……」

杏子「よ、まどか」

まどか「きょ、きょうこちゃん……」

杏子「あたしは、本当にほむらのことを愛してる。 だから、あんたに譲る気ない」

杏子「勝負をするってんなら、かかってきな。 あたしはほむらを守るためなら、あんたを……」

まどか「もういいよ」

杏子「あ?」

まどか「杏子ちゃん、ほむらちゃん。 本当にごめんなさい!」

まどか「私、あきらめられないばっかりに……いろいろ悪いことしちゃって……本当にごめんなさい」

杏子「わ、わかったんならいいんだよ。 ったく、調子狂うな……」

まどか「ティヒヒ、本当にごめんね?」

杏子「ま、反省したならいいって」

まどか「それとさ、杏子ちゃん。 お願いしていい?」

杏子「なんだよ?」

まどか「ほむらちゃんのこと、よろしくね」

杏子「お、おう///」

ほむら「ありがとう、まどか」

まどか「うん、それじゃ、学校いこうよ、ほむらちゃん」

ほむら「そうね」

杏子「じゃぁ、私はバイトにでもいってくるわ」

ほむら「いってらっしゃい」

杏子「おう」

まどか「……ちゅーはしないの?」

ほむら「え?」

まどか「あ、ごめん!人前じゃ恥ずかしいよね、じゃ、先に学校いってるね!」ダッシュ


まどか「これで……これでいいんだよね……」ポロポロ

まどか「ほむらちゃん……大好き……」

まどか「やっぱ、悔しいよぉぉぉお」ウワァァァン

さやか「ま、まどか」

まどか「さ、さやかちゃぁぁぁあああん!」

さやか「おーよしよし。 マミさんとパーティするんでしょ?」

まどか「え、なんでしってるの?」

さやか「さっき、会って聞いたんだよ。 ほら、二人で慰めてあげるから」

まどか「う……うん」


ほむら「……まどか、わかってくれたみたいね」

杏子「そ、そうだな。 それじゃ、私、本当にいってくるから!」

ほむら「えぇ、それじゃ」

杏子「愛してるよ、ほむら」

ほむら「えぇ、愛してるわ、杏子」チュッ


えんど

QB「僕がいないっていうのはどういうことだい?」

QB「まったく、僕があっての魔法少女まどか☆マギカじゃないか」

QB「わけがわからないよ」

QB「…………まどか、今でも遅くないから勧誘しにいこうか」

QB「え、ほむら。 ちょ、何を……君は杏子と……」

QB「友達なのは変わりないって……ちょ!やめるんだぁ!!!うわぁあああ」

幸せまどかはID変わったら書く。

バットエンド

後日

まどか「……ふぅ、今日はもうちゃんとほむらちゃんにお別れを言うんだ!」

まどか「うまく、あきらめられるかな……」

登校中

まどか「おっはよーさやかちゃん」

さやか「お、おはよ」

まどか「昨日はごめんね?」

さやか「……」

まどか「ちゃんと反省したから、ね?」

さやか「ごめん、私に言われても困るよ。 先いってるから」

まどか「え?」

ほむら「まどか、ちょっといい?

まどか「あ、ほむらちゃん、、あの実は……」

ほむら「……私、もうあなたと友達として仲良くはできないわ」

まどか「え?」

ほむら「杏子にちゃんと言ってって……言われたから」

まどか「わ、わたしは……」

ほむら「これ以上なにかするなら、警察に頼ってもいいのよ?」

まどか「……」

ほむら「それでは、またね、鹿目さん」

まどか「ほ、ほむらちゃ」

ほむら「名前を気安く呼ばないでもらえるかしら?」

ほむら(ここまですれば……もう寄ってこないわね)

まどか「……杏子め」

まどか(絶対!絶対!あいつだけは……)

QB「お困りかい?まどか」

まどか「……契約、したいんだけど」

QB「ついに願い事が決まったんだね」

まどか「うん」

QB「ここじゃ人目につくし、場所を変えてもいいかな?」

まどか「……わかった」

どこかのビルの屋上

QB「それで願い事は何なのかな?」

まどか「私は……」

まどか「私は!杏子ちゃんを倒す!そして、ほむらちゃんが私のことを愛してやまないように!」

QB「願い事は一つだけだ。 簡潔にまとめてくれるかな?」

まどか「ほむらちゃんを私のものにしたい!」

QB「わかったよ、君の願いは間違いなく遂げられる。 ほら、ときはなってごらん」


それから2年後……

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「何かしら?」

まどか「一緒にお買いものいこ?」

ほむら「うん」

まどか「じゃ、いくよ!」

ほむら「まって、まどか」

まどか「何?」

ほむら「杏子のお墓、いっていいかしら?」

まどか「な、なんで?」

ほむら「たしか、今日で2年目よ」

まどか「う、うん。 ほむらちゃんがそういうならいいよ」

まどか「でもおかしいよね、魔法使いなのに通り魔に殺されるって」

ほむら「……思い出したくないわ」

まどか「そうだね、ごめんね」

ほむら「じゃ、いきましょう?」

まどか「うん」

まどか「……」

ほむら「みんな……死んじゃったね」

まどか「え?」

ほむら「杏子、ごめんなさい……私、誰も守れなかった……あなたのことも……マミもさやかも……」

ほむら「本当に、ごめんなさい」

まどか(なんなの? せっかく殺したのに……忘れてないじゃん、杏子のこと)

まどか(……ま、しょうがないか。 どう転んでも、ほむらちゃんは私のものなんだから)

ほむら「……そ、それではいきましょう。 杏子のお墓だけど、みんなの分のお供えしてもいいわよね?」

まどか「たぶん、杏子ちゃんが一人で食べちゃうと思うなー」

ほむら「ふふ、そうね」

QB「まったく、鹿目まどかも僕のこと、困らしてくれるな」

QB「魔法少女になったっていうのに、さやかとマミに戦わせて自分だけは一般人のふりして」

QB「グリーフシードだけ少しだけ盗んで」

QB「それで死んだから隠れて魔女狩りして……」

QB「あんな人間、久しぶりにみたよ」

QB「ま、僕にとっては彼女が魔女になるだけでエネルギーノルマは達成するんだから、いいんだけどね」

QB「さ、ほむらをどう殺すか考えなきゃ」

ほむら「……」

まどか「どうしたの?空なんかぼーっとみて」

ほむら「いえ、なんでもないの……」

まどか「最近様子おかしいなー」

ほむら「ねぇ、まどか」

まどか「なぁに?ほむらちゃん」

ほむら「私、あなたのこと、好きなのかな?」

まどか「何いってんの?」

ほむら「いえ、なんか……疑問に思っただけ」

まどか「ほむらちゃんは私のものなんだよー。 私のこと愛して当然じゃん」

ほむら「……そうね」


エンド

まどかはヤンデレだとおもう。
ほむらはクーデレが似合うけど、純情だよ。
杏子はツンデレ、さやかもツンデレ。
マミさんは総受けだと思う。

カプのはなしでいうと、なんでも好きだよ。
だから、なんでも書きたいよ。

ヤンデレまどかというとこの話以外にも、
ほむマミに嫉妬してマミさん惨殺する病みまどかの話、2、3個は見たな

小説版以降、「(特にさやかに対して)重いまどか」が多くなってきたね
いい二次設定だけどそれ以外も見たくなってきたかな
逆にさやかの方がまどかにお熱なのとか

>>145
毎回そのレス見る気がするけどスレタイ教えてくれ

>>150
もうタイトル覚えてないが、一つはサンホラかなんかの話だった
ほむマミがお互いサンホラ好きで意気投合、純愛をへてカップルに
まどかがマミさんの喉仏を包丁で切り裂いて殺すみたいな?
他のは内容をよく覚えてないけど、屋上から叩き落として殺したりとか、
とにかく恋人できて幸せ~から突然殺されるマミさんが悲惨だった

マミさんは本当信仰の対象になりやすいな
さやかも本編じゃマミさん教の狂信者だったし

神まどかですら、マミさんからノート受け取ってるからね
あのノートはマミさんから貰った憧れそのものだから、
だから4話で「マミさんに」返してるし、最終話で「マミさんから」受け取ってるんだろって思ってる

誰にも依存しなくなった姿こそが最終話のまどかなのかもね
それまでは誰かの背中で守られてきたって印象が強いし、制作側もそう作ってると思う
今まで依存して守られてきたまどかだからこそ、最期に誰かを救って守ってあげれる存在になろうと思ったんだろうし

でもまどマギ自体が「誰かのために自分を犠牲にして頑張るの姿は美しい」みたいなとこあるんだがね
まどかが全ての魔法少女のために、ほむほむがまどかのために、マミさんが街の人のために、
さやかが恭介や街の人のために、杏子が家族やさやマミのために頑張ってる姿を肯定してるし、その体現が神まどかじゃない?

幸せまどか、別スレでたてたんだけど……

俺はほむら以外はみんな自分で抱え込んじゃうと思うかな
マミさんはよっぽど入れ込んでたら絡んでくると思うけど
ほむらは「正義」に執着してる他の奴らとは一人だけ違う印象が

他の四人がヒーローなら、ほむほむはダークヒーローだからな

ほむら「私はレズではないわ」

マミの部屋で、ほむらとマミが隣り合わせに座っている。
マミの質問に対して、そうほむらは答えた。

ほむら「私とまどかは普通に友達よ」

マミ「そうなの?」

ほむら「だから、わざわざ家に呼び出して、『鹿目さんにいつ告白するの?』とか馬鹿なこと聞かないで」

マミ「だって、気になったものだもの」

ほむら「まずもって、私はあなたにまどかが好きとは言ってないわ」

マミ「そうだけど……つまんないなぁ」

ほむら「もうかえっていいかしら?」

マミ「えぇ、もういいわ」

ほむら「じゃぁ」ガチャ

そう言ってほむらはマミの家を後にし、まっすぐ自分の家へと向かった。


マミさんもビギニングで、願いを使って手に入れた命を自分の為に使ってない、って哀しげに書かれてたからなんとも……

どうすりゃいいかわからんが、どうしよう

とりあえず、今からこっちでも書こうと思ったんだけど……ちょいいろいろありすぎててんぱってる

大丈夫、向こう見てるよ

ほむホーム

ほむら「ただいまー」

QB「おかえり、ほむら」

ほむら「やっぱりいたのね。 まさかとは思っていってみたけど」

QB「グリーフシードをもらいに来たのさ。 使い終わったやつ、あるかい?」

ほむら「えぇ、2、3個ね。 はい!」ポン

QB「ありがとう、それじゃ、僕は帰るね」

ほむら「待ちなさい」

QB「なんだい?」

ほむら「あなたに……相談があるの」

QB「僕にかい?珍しいじゃないか」

む?
まさか違う視点とか?

QB「……ふむ、話はわかったよ。 君は本当にまどかのことが友達として好きというのを超えてしまったってことだね?」

ほむら「ま、まぁそういうところね」

QB「それを僕に言ったところで何の解決にもならないよ」

ほむら「わかってるわよ」

QB「助言なんて、求められても困るよ」

ほむら「いえ、聞いてほしかっただけよ」

QB「そうかい。 ま、君はいつもちゃんとグリーフシードをもってきてくれるしね」

QB「サービスだよ」

QB「人間の恋愛感情というのはおかしなもので、普通は性的欲求からくるものなんだけど、稀に同性を好きになってしまう場合がある」

QB「この場合は、感情がある人間ならではのことなんだろうね」

QB「僕もレズの魔法少女を何人かみてきたけど、みんな悩んでいた。 好きになった自分をせめたりしてる子もいた」

ん??

>>188
シナリオ分岐

ほむら「そう……」

QB「同性愛なんて法律で禁止されてるわけじゃない」

ほむら「そうじゃなくて……私は」

QB「どうまどかに告白したらいいか、だったよね」

ほむら「そうよ」

QB「素直に呼び出して告白、ラブレターで呼び出して告白。いろいろあるし、今だったら電話やメールで告白なんかしたりするね」

QB「つまり、いろいろな方法はある。 でも、一番必要なのは、勇気だよ」

ほむら「ゆ、ゆうき?」

QB「わかってるだろ? 彼女に想いを伝える勇気さ。 ふられることを恐れない勇気。 それがないなら、告白なんてするもんじゃない」

QB「わかるよね?」

ほむら「え、えぇ」

QB「とにかく、僕はもう行くよ」

ほむら「え……わかったわ」

QB「ま、君がふられて魔女になられても困るけど、僕にはどうすることもできないからね」

ほむら「そこまで弱くないわ」

QB「そうだったね。 それじゃ、またね」

ほむら「……勇気」

ほむら「出せるかな……私も……」

二個やるとか大丈夫だろうか
保守しとくから片方ずつ終わらした方がいいような

>>196
ありがと。

2時10分から書き始める。

小説版よんでないから、話わからん

次の日

ほむら「おはよう、まどか」

まどか「あ、おはよう」

さやか「おはよ」

まどか(昨日ちゃんと言ってくれたのかな……マミさん)

ほむら「まどか?」

まどか「な、なに?」

ほむら「今日の放課後、暇かしら?」

まどか(なんだ、遊びの誘いかー)

まどか「うん、暇だよ」

さやか「あ、私もー」

ほむら「ごめんなさい、さやか。 今日は二人きりで話したいの」

まどか(え? まさか……)

さやか「な、なんでさー!」

ほむら「ごめんなさい」

さやか「うぅー」

まどか「ごめんね、さやかちゃん」

さやか「もういいよ、マミさんと杏子と遊ぶし」

仁美「おはようございます」

さやまど「おっはよー」

ほむら「おはよう」

放課後

ほむら「それじゃ、私たちはこれで」

まどか「また明日ねー」

さやか「ほいほい、じゃぁねー」

仁美「さようならですわ」


ほむら「……ここでは恥ずかしいから、家まで来てくれるかしら?」

まどか「あ、うん」

まどか(一人暮らしだよね、ほむらちゃんって……)


ほむほーむ

まどか「おじゃましまーす」

俺はいいと思ったけどな
まどかに共感できて好きになった

ほむら「私しかいないわ」

まどか「で、でも一応ね」

ほむら「そうね」


まどか「それで、話って?」

ほむら「……私、あなたのこと好きなの」

まどか「え?」

ほむら「だから……その……友達、以上にって……だめかしら?」

まどか「……」(どう答えたらいいかわからないよぉ)

ほむら「気持ち悪いわよね、ごめんなさい……」

ほむら「今のは忘れて」


まどか「べ、べつに! 私、ほむらちゃんのこと、気持ち悪いなんて思ってないよ」

ほむら「……もういいのごめんなさい」

まどか「ほむらちゃ」

ほむら「帰って!」

まどか「へ?」

ほむら「私、どうかしてたわ。 これからは友達でいてほしいわ」

まどか「そ、そんな」

ほむら「……お願い、帰って」

まどか「う、うん」

マミホーム

まどか「どうしよう……」

マミ「そうね、困ったわね」

まどか「チャンスだったのに」

マミ「んー。 嫌いになったわけじゃないから、今からでも告白しにいったら?」

まどか「そんなの……できっこないよ」

マミ「あきらめたらそれまでよ。 あなたなら、できるわ」

まどか「ほ、ほんとうに?」

マミ「あきらめない心が大切なのよ?」

まどか「は、はい!」

マミ「わかったら、ほら、いく!」

まどか「は、はい!」ダッシュ

マミ「ふぅー……世話が焼けるわね」

まどか「ほむらちゃん……待ってて……はぁはぁ」ダッシュ

杏子「お、まどかじゃん。 そんなに急いでどうしたの?」

まどか「と、とめないでよ!」

杏子「あ、あぁ。 ごめんな」

まどか「うぅー……はぁはぁ」

杏子「どうしたんだよ?」

まどか「伝えなきゃ、ならないの」

杏子「何を?」

まどか「ほむらちゃんに……気持ち……」

まどか「……ずっと……伝えられないでいたのに……ほむらちゃんから言ってもらえた」

まどか「今度は……私が伝えなきゃ」

杏子「おう、がんばりな! ほら、これ飲んで」

まどか「ありがと!」パシッ

まどか「じゃぁね!」ダッシュ

ほむほーむ

ほむら「なんで、戻ってきたの? そ、それに汗だくよ」

まどか「ほむらちゃん、、、きいて?」

ほむら「え、えぇ、わかったから、入りなさい」


まどか「あのね、あのね」ハァハァ

ほむら「落ち着いて、まどか?」

まどか「大好き!ほむらちゃん」ダキッ

ほむら「へ?」

まどか「うれしかったよ、ほむらちゃんの気持ち……」

ほむら「う、うん。 ありがと。ふふっ」ダキッ

数時間後

ほむら「まどか……そろそろいわよね?」

まどか「へ?」

ほむら「が、我慢できないの!」ガバッ

まどか「へ……え///」

ほむら「こういうこと、嫌いかしら?」

まどか「……き…嫌いじゃないよ///」

ほむら「まどかぁ……」チュッ

まどか「ほむらちゃん……ほむら……」ンチュ

まどか「……んちゅ……れろ……」

ほむら「…まどか……激しいわ」

まどか「ほ、ほむらだって」

まどか「ほら、こここんなに濡れて……」

ほむら「ほ、ほむぅ///」

まどか「指、いれるよ?」

ほむら「そ、それは……」

まどか「じゃぁ、まずはならしいこうね」パンツの上からなぞる

ほむら「んっ///あっ……///」

ほむら「ほむぅ……///」

まどか「ほら、小さな胸もなめてあげるっ」んちゅ

ほむら「あ……気にしてるから、小さいなんて……言わないで……んっ///」

まどか「私が大きくなるように、いっぱいもんであげるね」

ほむら「あぁっ……///んっ」

まどか「じゃぁ、そろそろぬごっかー」

ほむら「う、うぅー……///」

まどか「ふふっ、はじめたのほむらちゃんなのに、完全におされてるね」

ほむら「ほむぅ///」

まどか「ほら、もうこんなにパンツぐっしょりだよ?」

ほむら「うぅ……言わないでぇ///」

まどか「ふふっ、このパンツは私が持って帰って洗っとくね」

ほむら「ほむっ!?」

まどか「ティヒヒ、かわいいね」

ほむら「ぅぅぅー…///」

まどか「明日、私がくるまでノーパンだよぉ」

ほむら「へ…?//」

まどか「ティヒヒ」

ほむら「あ、指……いれてっ…////ほむぅ///」

まどか「ほら、ずぶずぶはいってくよ?」

ほむら「あ、んっ/// き、きもちいい……よぉ///」

まどか「テイヒヒ、すっごいえっちな声だよ、ほむらちゃん」

ほむら「そ、そんなこと……///」

ほむら「……んっ」

まどか「ほらほら、2本いれてるのに、みるみる入ってくよー。 えっちだね///」

ほむら「あぁんっ/// き、きもちぃい///」

まどか「私も脱がせて?」

ほむら「え、えぇ、いいわ」


まどか「ティヒヒ、はずかしいなぁ」

ほむら「かわいいわ、まどかの裸」

まどか「て、てれるよぉ///」

ほむら「胸も……こんなに」モミモミ

まどか「あ、あぅ//」

ほむら「うらやましいわね」モミモミ

まどか「ま、まみさんにくらべたら…あぅっ///」

ほむら「あら、パンツ、濡れてきてるわよ?」

まどか「へ?///」

ほむら「さっきまで、あんな偉そうにいってたのに、だらしくないわね」

まどか「う、うぅ///」

ほむら「じゃぁ、パンツ脱ぎましょうね」

まどか「う、うん///」

ほむら「かわいいわ……」クチュ

まどか「あぅ……///指ぃ///」

ほむら「指をどう動かしてのほしいのかしら?」

まどか「も、もっと……激しくぅ///」

ほむら「こうかしら?」グチュグチュ

まどか「あぅ////き、きもちいいょ///」

ほむら「……ほら、私のもやって……一緒に気持ち良くなりましょ…?」

まどか「う、うん……」


QB「やれやれ。意味のない快楽だけの性交渉なんて……」

QB「まぁ、それも人間の感情があってのことなんだろうけどね」

QB「まどかとの契約の機会を逃してしまったのは誤算だけど、こうやってほむらがまどかによって大事な人になるほど、ほむらが死んだ時にまどかに与えるダメージが増えるからね」

QB「まどかと契約できる日は近そうだ」ニヤァッ



えんど

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom