女「あの、男くんいますか?」妹「ど、どちら様でしょうか!」女「」(227)

女「私・・・男くんの友達なんですけど」

妹「は、はい・・・」

女「誰・・・?貴方」

妹「ひっ」

女「・・・・・あ、ごめんなさい。えっと・・・妹さん?」

妹「は、はい・・・」

女「男くん、居る?」

妹「い、今・・・幼馴染さんのところに出かけてます」

女「        」

妹「・・・・あ、あの?」

ツーツーツー・・・

妹「き、切れた・・・」

男「おーい、幼馴染」

幼馴染「え、何?何で来たの!?」

男「いや・・・お前昨日来てって言ったじゃん」

幼馴染「別に言ってないし」

男「忘れたのかよ!」

幼馴染「まあ・・・いいから上がれば?」

男「言われなくても」

幼馴染「人の家なんだから少しは遠慮しなさいよ!」

男「いやいや・・・もう自分の家みたいなもんだし」

幼馴染「親しき仲にも礼儀あり!お邪魔しますくらい言いなさい!」

男「言うつもりだったよ・・・!」

幼馴染「嘘つくな」

男「ごめん・・・」

幼馴染「・・・・先、私の部屋行ってて。お茶用意してくる」

男「おう!」

男「・・・・・・・・・・・・」

男「寒気を感じる」

幼馴染「何いってんの」

男「おお、早いな」

幼馴染「何よ、風邪でもひいたの?」

男「いや・・・分かんねーけど」

幼馴染「そう。まあでも気をつけなさいよね」

男「心配してくれるのか」

幼馴染「・・・まぁ、幼馴染として」

男「じゃあ看病も頼む」

幼馴染「風邪引くなって話をしたんでしょうが!」

男「いてっ!」

幼馴染「・・・・・ん?」

男「どうした」

幼馴染「いや・・・なんか変な感じがして・・・」

男「なんだよ第六感でも備わったのか・・・?」

幼馴染「私別にニュータイプとかじゃないから」

男「お前・・・・」

幼馴染「な、なによ!女がガン○ムみて悪いか!」

男「いや、悪くない」

幼馴染「だよね?」

男「ドス効かせなくていいから・・・」

___________________________________

女「・・・お向いの家だよね」

女「・・・・・・声が聴こえる」

女「・・・・・男くん・・・・っ」


幼友「あれ、お前何してんだそこで」

女「!?」

幼友「なんだ?幼馴染に用事かー?」

女「べ・・・別に私はそういう訳じゃ・・・」

幼友「用も無しに人の家の前に来るとは思えねーから、やっぱ用事あるんだろ?」

女「い、いいですから・・・」

幼友「遠慮すんなって!今日はほら、そこの男も来てるみたいだし、楽しいぞー?」

女「・・・・!?」

幼友「ん?どうかしたか?」

女「いえ・・・別に。一緒に入れてもらえますか?」

幼友「おう、任せとけー」

ピンポーン
___________________________________

幼馴染「あ、幼友ちゃんかな」

男「あ、あいつ来るんかい・・・。じゃ・・・俺帰るから!」

幼馴染「まてや」

男「ひい」

幼馴染「ここで待ってなさいね・・・? ・・・はーい!今行くからー!」

___________________________________

幼馴染「あ、幼友ちゃん。ハロー」

幼友「ハロー?」

幼馴染「なんで疑問形で返すの・・・。あれ?そこの人は?」

幼友「ん?いや家の前で入りたさそうに待ってて」

幼馴染「あれ・・・どっかで見たこと有るような」

女「・・・どうも初めまして。女です、男くんに用事があって・・・」

幼馴染「えっ?男に?」

女「おかしいでしょうか?」

幼馴染「いや・・・別におかしくはないけどさ」

幼友「ついでだし一緒に、ほら、ぱーっとやろうぜ!」

幼馴染「えっ?ぱーっと?」

幼友「あん?ぱーちーじゃないのか?」

幼馴染「なんで呼んだだけでぱーちーだと思うの・・・」

幼友「買い込んできちゃったんだけど」

幼馴染「・・・まあいいわ、ふたりとも上がって?」

男「・・・・・・・・・・・」

幼馴染「おまたせ」

幼友「うーっす」

女「・・・こんにちは、男くん」

男「えっ?なんでこんなことになってんの?」

幼馴染「いいじゃないの、黒一点で」

男「黒一点って俺が黒いみたいじゃねーか!」

幼馴染「汚いって意味じゃないの!?」

男「予想外の返しだ」

幼馴染「まぁほら・・・女の子に囲まれて嬉しいでしょ?」

男「うれしかねーよ!一人は人間戦闘k」

幼友「なんだ?ん?」

男「や、やめてくださいいくらクッションがあるといえヘッドロックでも死にますから!」

幼友「ごめんなさいじゃないのか?」

男「ごめんなさい!」

女「・・・・・・・・・・」

幼馴染「あ、そうだ。この子、女ちゃんがアンタに用事あるって」

男「な、何の御用でしょうか」

女「あの・・・私のこと覚えてますか?」

男「えーっと・・・えーっと・・・」

幼馴染「最低」

幼友「コブラツイスト・・・いや・・・ジャーマンスープレックス・・・」

男「ひっ!思い出した思い出した!委員会で一緒だったんだよね!」

女「あっ・・・覚えててくれたんですね」

男「うんうん!ずっと覚えてた!忘れる暇もないくらい!」

幼馴染「また口から出任せを・・・」

女「・・・・・・・っ」

幼馴染「・・・・・・・・・真に受けて赤くなってる・・・!?」

女「えっ・・・嘘なんですか・・・?」

男「な、何いってんだよ幼馴染!お、俺はずっと覚えてたぜ!確かに!」

女「よ・・・良かったです」

男「そ、それで用事ってのは・・・・?」

女「そ、そうです・・・用事っていうのはですね。今日・・・よろしければお出かけに付き合ってくださらないかと!」

男「あ、お出かけ?うん、別にいいy」

幼馴染「・・・・・男?」

幼友「・・・・ほう・・・卍固めが良いというのか」

男「・・・・と思ったけどちょっと待って!うん、緊急会議するから!」


幼馴染「・・・・私達が先約だったよね?」

男「お、お前との埋め合わせはいつでもできるじゃねーかよ・・・!」

幼馴染「ふーん・・・ふーん」

男「・・・・・・・・・・」

幼友「違約金を・・・払ってもらおうか?」

男「なんのボスだよ」

幼友「幼馴染と私の約束を反故にしても行くというのか・・・?」

男「ひいっ・・・・」

女「・・・・・・・・・・」

男「き、決めた!」

女「あ、あの・・・」

男「その約束受けるよ!」

女「!」

幼馴染「ピキッ」

幼友「バキッ」

男「・・・お、幼馴染と幼友も一緒でいいなら・・・!」

女「・・・・・・・・・・・・」

男「・・・・・・・・・・・・・」

女「・・・・・わかりました。お願いします・・・ね」

男「ほっ」

幼馴染「ほうほう・・・そういうふうにお茶をにごすのね」

幼友「・・・まぁ、苦渋の決断だな」

男「さ、さあ皆さん準備して・・・・!」

ちょっとご飯用意と食べてきます
すみません(´・ω・`)

ただいま帰りました(´・ω・`)

ピンポーン

幼馴染「あら?また誰か来たみたい」

男「タイミング悪いなぁ・・・」

幼友「そういう事言うんじゃねーよ」

男「事実を述べたまでで・・・」

幼友「ハッ」

男「ふごっ」

__________________________________

幼馴染「はーい」

姉「酒持ってきた」

幼馴染「あ、姉さん・・・・」

姉「今日は飲むぞ」

幼馴染「また家間違えてます・・・・」

姉「ん・・・お前は幼馴染」

幼馴染「え、ええ・・・・」

姉「・・・男は何処だ」

幼馴染「お、奥にいますけど」

姉「ほう・・・・」

幼馴染「あ、姉さん・・・そのビール瓶の構え方は・・・」

姉「ビール・・・ファイトだ」

幼馴染「あっ!なんて速さのスタートダッシュ!」

妹「・・・・・・・・・ま、間に合わなかった・・・」

幼馴染「あ、妹ちゃん」

妹「姉さんまた兄さんを・・・・・」

幼馴染「不幸な事故だったよね」

妹「またそれが今から起こるんですよ・・・・」

幼馴染「・・・・・・・・・・・・・」

幼馴染「い、家が危ないじゃない・・・・」

妹「だから止めなきゃいけないんですよ・・・・っ」

幼馴染「ちょっと見てくる!」

男「アガガガッガガガガガッガガガガ」

姉「ビールファイトビールファイト」

幼友「さ、流石師匠・・・」

姉「師匠はやめてくれ」

幼友「師匠は師匠ですから!うっーす!」

姉「・・・まぁいいか」

男「アガガガッガガガガガガッガガガガガガッガ」

女「男くん・・・・・・・っ!」

幼馴染「・・・・・手遅れだった」

姉「ん、何だ」

幼馴染「姉さん!男は未成年なんだから!」

姉「大丈夫だ、ノンアルコールだ」

幼馴染「で、でも!」

姉「大丈夫だ大丈夫」

幼馴染「その自信はどこから・・・」

妹「姉さん!止めて下さい!」

姉「お、本物の妹だ」

妹「偽物が何処にいるんですか」

姉「ほら、そこに」

女「・・・男くんを離して!」

姉「ほら」

妹「ひっ・・・この声・・・」

女「男くんが可哀想でしょ・・・?お姉さんじゃないんですか!」

姉「いや、男も嬉しがってるだろ。ほら」

男「アッガガガガガガッガガガアッガイ」

女「苦しそうじゃないですか!」

姉「そうか?」

女「・・・実力で倒すしか無いですか」

姉「・・・?」

女「・・・離れて下さい、じゃないと死にますよ。刺しますから・・・?」

姉「死ぬのか」

女「はい、このナイフで刺します」

姉「ほう」

女「・・・離れないんですね?」

姉「めんどくさい」

女「・・・・・・・・っ!!」

幼馴染「あ、危ないっ・・・・!」

シュッ


女「・・・・!?」

姉「遅いな・・・」

幼馴染「ダメよ・・・女ちゃん・・・。この人お酒飲むと通常の3倍で強いから。凶器効かないから」

女「・・・でも!そしたら男くんが・・・!!」

妹「姉さん」

姉「ん、なんだ」

妹「やめないとお酒禁止にしますよ」

姉「な、なに・・・」

男「ブハッ・・・・ひいっ・・・ひいっ・・・」

姉「すまん、やめる」

妹「それでいいんです」

男「早く・・・ひい・・・たすけてくれても・・・」

幼馴染「自業自得・・・ってわけでもないような気がするけど」

女「よ、よかった・・・」

男「・・・・・・げほっ・・・喉がヒリヒリする・・・」

幼友「ま、此れでも飲んで」

男「なんだこれ」

幼友「ウ○ンの力」

男「・・・・・・・・嫌がらせ?」

幼友「いや、お前に元気になって欲しくて・・・だな」

男「なんか怖いっ・・・」

男「それより俺はなにかしなきゃいけないことがあったような」

幼馴染「出かけるんでしょ」

女「・・・・」

男「いや、なにその、ほらジョークだ!忘れたフリ!」

女「・・・じゃあ、男くん行きましょう?」

男「お、おう」

姉「何に行くんだ」

男「つ、ついてくる気か!?」

姉「いや、妹が行きたいらしい」

妹「そんなこと言ってむごっ」

男「・・・・・・お、女ちゃん・・・その」

女「・・・男くんが良いなら、いいですよ」

男「あ、ありがとう」

幼馴染「じゃあいこうよ」

男「なんでお前も平然としてるんだよ・・・・」

___________________________________

男「えっと・・・女ちゃんは何処に行きたいんだっけ?」

女「その・・・ゲームセンター・・・とか」

男「えっ」

女「・・・・だめ、ですか」

男「いやいや、良いけど」

女「じゃ、じゃあゲームセンターで・・・!」

男「お、おう」


幼馴染「・・・・・・・・」

姉「酒は何処だ」

幼友「何ムスッとしてんだよ幼馴染ー」

幼馴染「気のせいだし、別にムスッとしてないし」

妹「うう・・・・」



男「ついたー!」

幼馴染「ふーん、久しぶりに来たな」

女「・・・初めて」

男「初めてなの?」

女「う、うん・・・・一緒に・・・男くんと一緒にいってみたくて」

男「ほ、っほう」

幼友「んー・・・この前男と行ったばっかりだな」

男「そうだっけか」

幼友「うむ」

姉「酒はあるのか」

男「ないぞ」

姉「・・・・・・・」

男「お、おい・・・大丈夫か姉s」

姉「勝負だ」

男「お、おい!何処に連れてく気だよ!」

男「・・・・・・・・・・・・」

姉「百円らしいぞ」

男「自腹かよ!ってかレースゲームかよ!」

姉「・・・ほら、入れろ」

男「みんな探してるよ!いいのかよ!」

姉「みんなとは誰だ」

男「妹とか」

姉「・・・・そえは不味いな」

男「帰ろうぜ?」

姉「・・・そうだな」

____________________________________

男「只今帰った」

幼馴染「何処行ってたのよ!」

男「いや・・・姉さんが・・・」

姉「ごめんなさい、もうなにもしません妹様」

妹「ど、どうしたの・・・?」

姉「・・・いや、なんでもない」

幼馴染「・・・・・・・・酒か」

男「・・・・・酒だ」

女「・・・・・・・・・・・・・・」

男「ハッ・・・。お、女ちゃん・・・何かやりたいのある?」

女「べ、別にないですよ・・・!強いて言えば・・・UFOキャッチャーとか・・・」

男「お、そうか。UFOキャッチャーか」

女「・・・でも、やりたいのあっちにあったんで、ついてきてくれます?」

男「ん、良いけど。みんなにも・・・」

女「ほら・・・早く」

男「ま、また離脱だよー!」

女「・・・・・・・・・・・ふふっ」

_____________________________________¥

幼馴染「あれ・・・また男がいないんだけど・・・」

男「は、走るの早いね・・・」

女「走ってましたっけ?」

男「う、うん・・・結構」

女「ほら、・・・男くん、あれです、あれ」

男「あれって・・・あの指輪・・・?」

女「はい・・・これ、取って欲しくて・・・」

男「・・・ん、まぁ良いけど」

チャリーン

ウィーン

男「もうちょい右?」

女「・・・・こっち、もうちょっとこっちです」

男「く、くっつき過ぎ・・・」

女「こうしないと男くんの視点が分かんないですから」

男「そっか・・・」

女「・・・・・はい」

女「・・・・・・・そこ、そこです!」

男「よしっ・・・・」

ピロロロロ・・・ウィーン

男「お!掴んだ!」

女「と、とれた・・・」

男「一発で取れたことなんて初めてだよ・・・!」

女「・・・・良かった、練習してて」

男「ん?」

女「いえ、なんでも」

男「それより・・・ほら、これ」

女「・・・・あっ・・・ありがとう・・・」

男「・・・・・・・・」

女「・・・・・わぁ・・・綺麗・・・・」

男「良かった」

女「・・・・男くん、これ」

男「?」

女「これ・・・2つ有るんです」

男「というと・・・?」

女「皆まで言わせるの?」

男「は、はい・・・・」

女「これ・・・私につけて・・・?」

男「ひ、人の目が」

女「・・・・嘘つき、周りにだれもいないのに」

男「・・・・・・じゃあ、指を」

女「・・・・・・っ」

男「どうぞ」

女「あ、ありがとう・・・・!」

男「どういたしまして」

女「・・・・・じゃあお返し。男くん、指出して欲しいの」

男「・・・・・う、うん」

女「・・・・はい」

男「ありがとう」

女「結婚式みたいだね・・・?」

男「・・・・うん。そうだね」

女「・・・・キスも、してくれる・・・?」

男「・・・・・・!?」

女「んっ・・・・・・」

男「そ、そんな要求されても・・・・・」

女「・・・・じゃあ私からしちゃうから」

チュッ


女「好きです、男くん」

男「!?」

女「いいお返事くれると、嬉しいな」

男「・・・・・・そ、その俺も・・・」

幼馴染「・・・ちょっとごめんなさい・・・だな?」

女「!?」

男「な、なんでここが・・・!」

幼馴染「・・・走って探しまわったし」

男「お、おう・・・・すまん」

幼馴染「あ、あと女ちゃん、その・・・・男はあげないから」

男「?」

幼馴染「あ、アンタは首かしげなくていいの!」

女「それって・・・」

幼馴染「・・・・私のほうが先だったんだから・・・!」

姉「私も好きだぞ」

女「!?」

妹「私も兄さん好きだよ?」

幼馴染「い、いつのまに」

幼友「同じく好きだぞー」


男「その・・・女ちゃん・・・ごめん。まだ俺は決めることはできないっぽいよ」

女「そう・・・ですか」

男「・・・べ、べつに嫌いとかじゃないからね!?」

女「は、はい・・・。わたしも・・・ガンガンアプローチしますから・・・!」

男「おう、かかってこい!」

幼馴染「私も・・・ね?」

男「えっ」

幼友「私も」

男「やめて!」

姉「酒でアプローチ」

男「死んじゃう」

妹「兄さん・・・・」

男「助けて妹!」

妹「私も・・・私もアプローチしますから!」

男「ええっ、嘘だろ!?」
                       ~fin~

ここまで読んで下さり有難う御座いました。
急展開杉ワロタ!

http://blog.livedoor.jp/sumokutizu/

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom