魔物の作戦会議2 (11)

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上の続きます。

魔人「くぅ・・・。また負けたぁ・・・。」

ハーピー「なによっ!あんなの反則じゃないッ!!イケメンしかいないパーティーなんてッ!」

吸血鬼「フン・・・っ!血を吸う気にもならん。」

魔人「見た目で仕事選ぶんじゃないよっ!ちゃんとやれよ!」

吸血鬼「そんな事言ってもさぁ・・!普通にやっても勝てなかったぞ・・。なんたって上級職のオンパレードだったんだからな・・。」

ハーピー「バーサーカーにアサシン・・・それに・・・賢者・・・。」

魔人「賢者・・・。呪いの鎧さん・・・。」

吸血鬼「呪いの鎧さんは・・・賢者のエクソシストから俺をかばって・・・。」

ハーピー「成仏・・・しちゃったんだよね・・・。」

魔人「・・・ッ。」

吸血鬼「・・・。」

ハーピー「・・・。」



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魔人「普通に倒される分には問題ない・・。」

ハーピー「まぁ私達は魔王様の魔翌力がある限り存在までは消える事は無いわ。」

吸血鬼「しかし根底から浄化された魂は存在その物が変わってしまう。」

魔人「と・・言うわけで今回から呪いの鎧さんに変わって別のモンスターが派遣されてくるそうだ。」

吸血鬼「なんだって!?」

ハーピー「ついに私達にも後輩が出来るのねっ!」

魔人「ただ・・新しいモンスターの名前なんだが>>5らしいんだ・・」

祝福の鎧

ハーピー「祝福の・・」

吸血鬼「・・鎧?」

ハーピー「えーっまたリビングアーマー系なのー?根暗で苦手なのよ。アンデット系って・・」

吸血鬼「ほほう?面白い・・鳥風情か死を超越した我らアンデットを愚弄するとは・・。」

ハーピー「あれ?怒るって事は自覚あるんだ?思ってたより救いようがありそうね。」

吸血鬼「貴様・・今の言葉撤回しろ・・。」チャキッ

ハーピー「はいはい。ごめんなさい。私がわるうございまし・・たぁ!!!」ブン!ヒュヒュヒュ!

吸血鬼「フェザーアタックなどちょこざいなっ!」キンキンキンッ

ハーピー「上よっ!!」ゴウッ!

吸血鬼「な・・っ!?」

ハーピー「貰ったっ!!」ドゴォォン!

吸血鬼「なぁんてな・・。」パタパタ

ハーピー「くぅ悔しいっ!確かに私の爪はあいつを捕らえてたのに・・。」

吸血鬼「バット・リバース。俺は近くのコウモリと入れ替わる事が出来るんだよ!」

魔人「喧嘩するなよ!っていうかお前らそんな技あるなら勇者との戦闘で使えよなッ!」

ハーピー「だって・・そんなに羽飛ばしたら無くなっちゃうもん。」

吸血鬼「だって体入れ換えると裸になっちゃうもん。」

魔人「もん。じゃねぇよ!甘えんな!」

ハーピー「ねぇねぇそんな事より新人君はいつ来るの!?」

吸血鬼「そうだな。楽しみだな。」

ハーピー「あんたはさっさと服着なさいよ。」

吸血鬼「うん?もういいのか?もっと堪能してもいいんだぞ?」

ハーピー「きーもーいーかーらー!」

吸血鬼「そんなに遠慮しなくともよい!我は全然恥ずかしくないからな!この完璧な!(ムキッ)体の!(ムチッ)どこを恥じろいうのだっ!(ガチムチィ)」

魔人「おい。お前ら。紹介しよう。祝福の鎧さんだ。」

祝福の鎧「・・・。」目が点パクパク

吸血鬼「・・・。」




祝福の鎧「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

吸血鬼「ど・・どうした!?」ガチィ

祝福の鎧「きゃぁぁぁ!!痴漢!!変態ぃ!!」

吸血鬼「大丈夫か!?痴漢も変態もいないぞ!落ち着きたまえ
!」ムチィ

ハーピー「あんたの事よ!さっさと服着なさいよ!!」




吸血鬼「先程は失礼した。いやなに私は何も恥だとも思っていないから気にしなくていい。」

祝福の鎧「いえ・・・いいんです・・。ちょっとびっくりして・・・。」

魔人「ごめんなー。っていうか君何したの?こんな僻地に配属されるなんて」

ハーピー「よっぽど何かしたんじゃない?」

祝福の鎧「はい・・・。私人間と魔物が争うなんて悲しい事だと思って・・それを魔王様にいったんです。」

吸血鬼「なるほど・・そしたら人間に肩入れするような奴は信用出来ん・・というわけか。」

祝福の鎧「はい・・。」

魔人「なるほど・・それは根の深い話だね・・。君一人がどうこう言って変わるものじゃないよ・・。」

ハーピー「そういえばなんで人間って襲ってくるのかしら?」

吸血鬼「考えた事もなかったな。」

祝福の鎧「魔人学校で習わなかったんですか!?古来より続く長い戦争の歴史ですよ!?低学年で習う項目じゃないですか!」

魔人「この世の光と闇の話だろ?光と闇は互いに蝕み合って均衡を保つっていう。」

ハーピー「さすが魔人!百式ねぇ!」

吸血鬼「魔界で金色の機体とは生意気な!」

魔人「それをいうなら博識だろ!ちゃかすなよ!」

祝福の鎧「そうなんです。そして光と闇の狭間に生まれる物もいます。」

魔人「それが君か・・。」

祝福の鎧「はい・・。だから私はお互いの架け橋になる使命があると思うんです。」

ハーピー「なんか難しい話してるからトランプでもやりましょうよ。」

吸血鬼「じゃ神経衰弱やろうぜ。」

ハーピー「あー私が弱いの知ってるクセにー!」

魔人「うるさいんだよ!お前ら!」

祝福の鎧「賑やかですね・・。」

魔人「すまないね・・・馬鹿ばかりで。でもいい奴らなんだ・・。」

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