親友「赤羽根!学校休んでゲームしてんじゃねぇ!」(633)

ガチャ
親友「よぉー!久しぶり~元気してたかよ?」

赤羽根「………」ピコピコ

アイマススレ?

親友「いや~、大学にも来ねぇし心配かけやがってよ」

赤羽根「………」ピコピコ

親友「まぁ、そう言っても俺ら4年だからな。単位のほうは心配ないか・・・」

赤羽根「………」ピコピコ

親友「………」

赤羽根「………」ピコピコ

親友「……」

赤羽根「……」

親友「……おい!」

親友「てめぇー、人が心配してきてやってきたのにフルシカトかよ!」

赤羽根「……もういいんだ」

親友「あ?」

赤羽根「……もういいんだよ」

親友「あ?」

赤羽根「……もういいんだよ」

親友「何が?」イラ

赤羽根「…どうせ俺なんて、
    ……もう大学4年だってのに就職決まんねぇーし」

赤羽根「クリスマス前だってのに彼女に振られるし」ブツブツ

親友「ハァー(まぁーた始まったよ…)」

赤羽根「ってか、振られた理由も『なんかパッとしない!』だったし、
    俺としてはこのクロブチメガネもオシャレのつもりだし、
    だったら告白了承しないで欲しかったし、
    でも元々ダメだったんだよ。
    どうせ俺なんて身長も運動も勉強も並だし、
    ってか今思うと高校の時からあだ名は『空気君』で
    …いやその前に中学時代の段階で卓球部の幽霊部員だったし、
    いやそれなら小学校では囲碁クラブだったし、
    そもそも生まれたときから………」ブツブツ

親友「だーー!!めんどくせぇ!!!」

親友「んで、大学にも来ないでずっとゲームして塞ぎこんでんのか!?」

親友「えっとー、んで、なんだそれ?『もんすたーはんたー』ってやつか?
   それとも『まりおかーと』とかいうやつか?」

赤羽根「……アニマス」ボソッ

親友「あ?」

赤羽根「THE IDOLM@STER THE ANIMATION!…だっ!……」

続けろください

親友「………プッ」

赤羽根「?」

親友「ブハハハ…なんなんだよ!そのクソゲー!?
   『the』が2個もついてやがるし
   ってか『あいどるますたー』?
   なんの名人だよ!マスターベーションの略ですかこの野郎
   アニマスだけにマスかくってか!?(ドヤァ)
   その前にアニメって!ゲームの癖にアニメって!」ゲラゲラ

赤羽根「………っい」

親友「つーか腹立つ『@』って!
   何かいっちょ前にカッコつけてんのが腹立つ
   トムですか?お前はアイドルとファックしちゃうんですか?^^
   つーか、アニメって!!!」オモイダシワライ

赤羽根「う…さっい」

親友「ブハハハハ…腹痛ぇー」

赤羽根「…るさっい」

親友「ハハハ…え?」

赤羽根「うるさっいいいいいいいい!!!!!」ガシャンガシャン

親友「わーー!わーー!!分かったから!俺が悪かったから!頼むから皿投げんな!」

赤羽根「……グスン」

親友「ヒステリックの後は泣くのかよ。コイツ躁鬱なんじゃね?」

親友(んで、囲碁以外ゲームやったことの無いお前がどうしてゲームなんてやってんだ?)

赤羽根「……逆…」

親友「?」

~20分後~

親友「なるほどねぇー
   彼女に振られてトボトボと帰ったら玄関の前にこれが捨ててあったと」

赤羽根「…」コクンコクン

親友「ご丁寧に、ゲーム機とコントローラーも一緒に」

赤羽根「…」コクンコクン

親友「んで、初めてテレビゲームとやらをやってみると
   あら不思議、自分にそっくりな奴が可愛い女の子に囲まれて仕事してたと」

赤羽根「…」コクンコクン

親友「おめぇーはいい加減喋れや!」ゴツン

赤羽根「…」ウルウル

親友「いやぁ~にしても確かにお前に似てるな
   この主人公…ぷろでゅーさーとか呼ばれてんのか?
   仕事はマネージャーっぽいけど…」

赤羽根「…うん」

親友「で、仕事無し、彼女無しのお前としては
   このゲームに逃避してたと」

赤羽根「…うん」

親友「だから室内でもスーツを着てると?」

赤羽根「……うん」

親友「てめぇーはガキか!」ゴンッ!

赤羽根「ひっ…」

なんだ俺得スレじゃないか
紫煙

親友「んで、よくわかんねぇーけど進めていったら
   あるアイドルをかばって転落事故
   今は動けないどころか小便も一人じゃできないと…」

赤羽根「うん」

親友「そんでこれ以上どうしても進められないと…」

赤羽根「うん…」

親友「んなもん簡単じゃねぇか
   攻略サイトだよ攻略サイト
   なんかあんだろ?『技うp』とかそんなサイト!」

赤羽根「無理だよ」フルフル

親友「…?」

~更に15分後~

親友「なるほどねぇ~
   攻略サイトはおろか公式サイトまでないと…」

赤羽根「うん…」

親友「これは妙だな」

赤羽根「うん」

親友「…う~ん」

赤羽根ってONE ONE ONEの主人公のあいつ?

しえん

~更に2時間後~

親友「…そんじゃ俺はそろそろ帰るわ」

赤羽根「うん。ありがと」

親友「うるせぇーよ
   んなことより、お前は学校はいいから
   つーか代返しといてやるから」

親友「その765プロってのに行って来い!
   唯一の実在する手がかりなんだからな!」

赤羽根「うん。明日行ってみる」

親友「バーカ、そういう芸能プロダクション的なのは忙しいの!
   今日アポ取ってから明日行くもんなの」

赤羽根「…そうなの?」

親友「ったりめーだろ!
   んじゃそういうことで何かあったら電話しろよ」

赤屍さんにそんな口聞いてタダで済むと思うな

親友は良いやつだ

親友「……あとこれ。
   いらねぇーとは思うけど
   一応お前の休んでた時のプリントとノートの写しだ」

赤羽根「…」

親友「っつても合同授業のやつしかないけどな
   ……あとどうでもいいけど
   なんで冷蔵庫にもやししかねぇーんだよ!
   死ぬぞ?栄養失調で死ぬぞ?」

赤羽根「…だって、やよい……」

親友「あ?やよい?
   …まぁいいや
   ほら俺のソイジョイ置いてってやるから」

親友「じゃあな!」
バタッ

パクッ
赤羽根「…ボサボサ」

赤羽根「………」

ピッピッピ・・・プルルルルル
ガチャ

?「ピヨッ!…もしもし?
  こちら765プロですけど」

赤羽根「あの…」

こんな親友が欲しかった

むしろ親友はいらないから小鳥さんと電話したい

~翌日~

ガチャ
赤羽根「…どーも、こんにちはー……」

?「ピヨッ!!はーい!」

赤羽根「あの…昨日電話した赤羽根という者ですが…」オドオド

?「はいはーい、知ってますよー
  昨日受付をした音無小鳥です!ピヨッ!」

赤羽根「はぁ…?(ピヨッ?)」

小鳥「それじゃあ社長室で社長がお待ちなんで…」

赤羽根「…は?」

小鳥「緊張してますね?でも大丈夫!きっと合格しますから!!」
ズリズリ

支援

こんな親友か実在する765プロ
どっちでもいいから下さい!

~社長室~

高木「それで、君が赤羽根君かね?」

赤羽根「はっ…はちっ!」

ゴホン!
高木「話はきいてるよ、では早速、はい」

赤羽根「?」

高木「何をしている早く出したまえ」

赤羽根「?……!!!」
赤羽根「えっ!?出せって?まさか…
    え、え、ぇえええええぇえええ
    確かにダンディな声だとは思ったけれど
    えっ?『ナニ』を出せ…?え?「ウホッ!いい男」ってやつ!??」

高木「…口に出てるぞ……」

赤羽根「?」

高木「はぁ…いいから履歴書をだしなさいと言っているんだ」

????

~30分後~

高木「ワハハハ!ということで諸君!
   我が765プロに新進気鋭の優秀なプロデューサーが入ってくれたぞ!」

赤羽根(帰りたい、訳わかんないからとにかく帰りたい…)

高木「では、赤羽根P!皆に挨拶を」

赤羽根「!…きょ、今日から765プロで働く赤羽根です!よろしゅくお願いします!」

ペコッ

……パチッ、…パチパチ、パチパチパチパチ!!

高木「それでは諸君!今日も一日頑張ってくれたまえ!!」

高木「それと、赤羽根君履歴書は明日持ってくるように」ボソッ

赤羽根「はっ、ひゃい!」

チラッ
高木(う~ん、話通り頼りない男だな、これがどれほどやれるのか…)

赤羽根「…?」

第二次Zで演じた兜甲児の声に驚いて
光子力ビームの演出に呆気にとられたのは良い思い出

支援

?「ということで改めてよろしくね!
  私は同じプロデューサーの秋月律子よ
  先輩!といっても最近入ったばっかりだし
  まだ19歳だから律子でいいわよ」

小鳥「ピヨッ!1…9…」チラッ

赤羽根「?…よろしく…律子……」

律子「それじゃあ今日は皆そろってるから一人ずつ挨拶して頂戴!」パンッ!

?「じゃあまずは私から!天海春香!16歳!特技はお菓子作りですっ!」ハキハキ

P「(…おぉ、感じの良さそうな子だな)よろしく!」

春香「はいっ!」ニヤリ

P「?」

支援

律子「じゃあ次は…」

?「亜美ですっ!」?「真美ですっ!」
??「2人揃って亜美真美ですっ!」

P「おぉ…双子」

亜美「そうだよ!」

真美「よろしくねっ!ぷろでゅーさーさん!!」

P「よろしくな!(俺は亜美だな)」

はるかさん…

さいっしょから兄ちゃんって呼んでなかったっけ

      ,────ヽ
      ∞      ∞ )  
     / 凵凵凵凵 .| /

     | | の  の | | |    スッ
     ノ (  ワ   レ′し
     ̄/| ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄

     / .|      |) )
     し|      ε/ 

~~~~~~~~~~

律子「ということで一通り紹介も終えたところで!
   私は営業まわりに入ってくるわ!」

P「えっ…仕事は?」

律子「あー、残念ながら今日は無いのよ…
   土曜は定例会議だから皆集まってるけど…
   もう解散というわけ」

P「はぁ…」

律子「それじゃあ皆も気をつけて帰ること!」

一同「ハイッ!」

いつから赤羽根は就職する気になったんだよwwwwww

律子「どうですか?これから一緒に営業に行きません?
   面白いと思いますけど」

P「そう…ですね」

律子「あら?乗り気じゃないですね?
   営業はもうバッチリというわけですか?」

P「いや…そういうわけじゃないけど
  何度かインターンシップで…」

律子「はぁ……あのですね
   この業界は結構特殊ですからね
   アイドルの売出しにはアイドル自身の実力はもちろん
   会社の看板やプロデューサーのコネクションも大切なんですからね」

P「…なるほど」

律子「わかったらさっさと行く!」

P「はっ、はい!」

二人「営業行ってきまーす!」
ガチャ

楽しみだな

………

春香「はぁ…ダルかったぁ~」

春香「つーか、なにあの新人プロデューサー?」イラッ

千早「確かに、何と言うか頼りにならない感じだったわね…」

伊織「全くよ!このスーパーアイドル伊織ちゃんに驚きもしないなんて」

春香「は?それは違うんじゃね?」

伊織「何が違うのよ」あ?

亜美真美「まぁまぁ2人とも抑えて抑えて」

伊織「ふんっ」

ていうかかの赤羽根さんはアイマスのゲームクリア済みなん?

何で赤羽根wwww

真「ハハッ(苦)でもまぁ確かに新人だって言うから期待したけど…」

響「あれじゃあ自分達のデビューはまだまだだぞ…」

春香「くっせ」

響「!」フリムク

春香「ふぃーふぃーふぃー」←口笛(でてない)

響…

春香は相変わらず酷いな

本編の春香は最終的に惚れてたけど
この春香はどうなるだろ

貴音「…………」

あずさ「あらあら」

雪歩「美希さんにいたっては熟睡ですぅー」

美希「……あふぅ…」

春香「まっ、とりあえず今日は終わりね…」

春香「じゃ、行きましょ!真」

真「う、うん」

ガチャ
春香「つーかさ、どっか寄っていかね?カラオケとかどうよ?」
ガチャ

しーん

亜美「それじゃあウチらも帰ろうか」

真美「…そうだねー」


ガチャ

ガチャ


一同「はぁ~」タメイキ

やよい「今日も仕事無し…
こんなんで人気アイドルになれるのでしょうか…」

~~~~~~~~~~

親友「わーった!その話はもう何回も聞いたから」

赤羽根「それでな!それでな!」

親友「わかったって!
   会社はボロくてトイレは一つで社長はゲイで仕事はないんだろ?」

赤羽根「…」コクンコクン

親友「そんでもって、お前的には美希ちゃんがかわいかったんだろ?」

赤羽根「…」コクンコクンコクン

親友「電話越しにうなずいてんじゃねぇよ…
   そんなことより問題は…」

赤羽根「…ゲームのとおりだった…」

親友「そうか…」

親友「キャラクターから建物まで全て…か」

赤羽根「といっても、やっぱりゲームとは結構印象が違ったかも」

親友「というと?」

赤羽根「顔がデフォルメされてないっていうのはもちろんあったけど
    なんというか皆優しかった」

親友「…優しかった…?アイドル達が?」

赤羽根「うん。みんな良いひとだったし
    ゲームとは若干性格が違ったかも…」

親友「ふーん…」

~~~~~~~~~~

赤羽根「それじゃあ、またね!」

親友「おう!つーか明日会えるか?
   話聞きたいんだけど」

赤羽根「ごめん!明日は売り込みにいかないといけないから…」

親友「…そうか、日曜だってのに……見事に社畜だな!」

赤羽根「…ハハ、でも、みんな学生だからね
    日曜の方が都合が良いんだよ」

親友「たしかにな、それじゃあ、また今度!」

赤羽根「うん!!よっしゃーやる気でてきだぞ!!!」

ガチャ、ツーツー

しーん

親友「調べてみるか…」ボソッ

~翌日~

ガチャ
P「おはようございまーす」

一同「……」

P(あれ?)

P「みんなおはよう!」

雪歩「おっ!おはようございますぅ!!」

P「おう!おはよう!」

春香「ウザっ…」

P(……)

見てるぞ

春香うぜええええええ

ガチャ

律子「あら、おはようございますプロデューサー」

P「おう!おはよう!」

P「あのさ、みんな何かあった?」

律子「いえ、いつも通りだと思いますけど?
   みんなもう集まってますよね?」

P「あ、あぁ…
  あれ?美希がいないぞ!というか他にもチラホラと…」

律子「あぁ、美希と真と伊織がいないんですね
   いつも通りのことです」

P「…いつも通り…」

律子「はい、ちなみに社長がゴルフでいないのもいつも通りです」

P「はぁ…(社会人ってこんなものなのかな?)」

律子「じゃ行きますか!」

P「は?行くってどこに?」

律子「何言ってるんですか?仕事ですよ仕事!」

P「…あれ?今日って営業まわりじゃないの?」

律子「ハァー、何言ってるんですか?
   イベントですよイベント!!」

P「イベント?」

律子「えぇ、普段はショッピングモールとかでやるんですけど
   今日は特別に大学の学園祭でライブです」

P「…」

律子「じゃあレンタカーは表にだしてるんで、エンジンかけといてください」

P「…え?俺…免許……ない」

律子「はぁ!!?
   あんた大人のくせに免許の一つも持ってないんですか」キレッ

P「ご、ごめん…」

律子「チッ、せっかく楽できると思ったのに…」

律子「じゃあいいですよ車は私が運転しますから
   みんなの準備が出来たら降りてきてください」

P「り、了解…」

律子「全く、使えないんだから…」ブツブツ

ゲシッ

P「痛っ!」スネツ~ン

履歴書見とけや

つーかいつから働くことになったんだよ

まあ免許くらい持っとけとは思う
てかこういう仕事で免許無いのを雇うなよ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

P「…というか学祭って……」

親友「そういうこと!」

律子「あぁ委員会の人ですか?765プロです
   今日はよろしくお願いします!」

ペコッ

親友「はーい!今日は沢山人が来ると思うんでよろしくお願いしますね!」

P「…いつから実行委員会だよ…ってか今日学祭かよ…」スッカリワスレテタ

親友「なんだよ~やっぱ会えるんじゃねぇかよ!」ニヤニヤ

P「…」

親友「それじゃこれがタイムテーブルだから
   よろしくたのむぜ赤羽根ぷろでゅーさー(笑)」

律子「はい!みんなちゅーもーく!!」パンパン

律子「今日はいつもよりも沢山の人が私達を見に来るわ」

春香「『私』達って ププッ まだ現役アイドル気取りなのかな?かな?」

律子「…」イラッ

律子「とにかく、最高のパフォーマンスをする事!それじゃあ以上!」

SSじゃ安定のハルカスさん

P「よーし、律子!俺の仕事は?俺は何をすれば良い!?」

律子「えー、それじゃあ適当に宣伝のチラシでも配ってきてください」

P「…は?……
  それは委員会の人たちが…」

律子「と言っても車も運転できないプロデューサーの出番は…」

P「…」ウルウル

律子「あぁー!わかりましたよ!
   めんどくさい人ですね!それじゃあ一緒に今日の予定の確認でもしますか?」

P「うん」コクンコクン

この春香さんは舞台から落ちても誰もお見舞いに来ない

~~~~~~~~~~

律子「えっとー
   では最初は『THE IDOLM@STER』で…」

P「?」

律子「どうかしました?」

P「いや…なんでもない」

律子「?……その次は…」

P「?」

P「というか律子… 
  歌の順番とか決めてないのか?」オソルオソル

律子「えぇ、それが何か?」

P「!!」

P「『何が』っておかしいだろ!じゃあアイドル達は準備できないじゃないか!」カッ

律子「そんなこと言われても
   今日誰が休むかもわからないんじゃ歌のセッティングもできませんよ」ワタシワルクナイ

案外律子優しいな・・・と思ったら他がクズなのか

これは最後HAPPYENDなのか?

やり手じゃない律子は珍しいな

P「というかそうだ!」

P「この大事な時に
  あの3人は何してんだ!
  律子!あいつらにも連絡はしてるんだよな?」

律子「えぇ、もちろん
   まぁ理由はわかってますけどね」

P「?」

律子「真は部活」

P「部か、ヘっ?部活…?」

律子「えぇ、女バスのエースだそうですよ」

P「…」

女…バス??

赤屍「クス…」

親友「ひぃ!」

あかばねね?

律子「残りの伊織と美希は受験勉強ですね」

P「受験…?」

律子「はい。ほら二人共中学3年生じゃないですか?
   と言っても美希の場合はダル休みってやつですかね(笑)」

P「何を言ってんの…お前」ギリッ

律子「まぁ伊織の場合は私立中学なんですけどね。
   なんだかんだで内部進学も試験があって大変だし」

P「何言ってんだよ!!お前!」

律子「ひっ!」ビクッ

?「ひぅっ!」ビクッ

今にもパイルダーオンしそうな赤羽根君だな

赤羽根覚醒はよ

P「これからトップアイドル目指そうって奴らが
  部活に勉強だと!?」

律子「はぁ…」ナニキュウニキレテンダコイツ?

P「おい律子!あいつらの連絡先は!?」

律子「は?初日にきいてないんですか?」

P「…」

律子「ハァー
   それぐらい訊いといてくださいよ」

P「…スマン」

律子「全く社会人なんですから。車の運転もできないし…」ブツブツ

P「ぐぬぬ…」

律子「はい、私の携帯使ってください」

P「あぁ、サンキュー」

律子「指紋つけないでくださいね」

P「…」

プルルルル
ガチャ

P「真か!今どこ…」

携帯「ただいま留守にしております。要件のある…」

ガチャ


P「クソっ!」


プルルルル

ガチャ

P「いお…」

携帯「ただいまる…」

ガチャ

伏線回収はよ

P「どいつもこいつも…」

P(残るは…)


プルルルルル

ガチャ

P「もしもし!!美希か!?俺だ赤羽根だが?」

美希「むにゃむにゃ、もひもひ?」

P「おい!美希!いまどこにいるんだ?」

美希「どほって?しょんなのみきのいえにしまってるの…」アフウ

P「は?家?何言ってんだ今すぐ来い!」

美希「なにいってるのはそっちなの…」

美希「いはずらでんわならきるの」

P「何言ってんだ!俺だ俺!」

美希「は?おれおれしゃぎ?
   みひはそんなにょにひっかかるじだいおくれじゃにゃいの?」

P「(駄目だコイツ)
  とにかく今から言う場所に来い!ダッシュで!ってかタクシーで」

美希「う~んいやなの…もっとねたいのというかおやすみなの」

P「バカ!寝るんじゃねぇ!とにかく緊急だから!」

美希「え~なのーでもおっへいなの…
   よくわはんないけどいかなきゃいけないようなの」

P「よしっ!それじゃあ頼むぞ」

美希「う~ん でもね…」

P「…どうした」

美希「みひはあさしゃんはなの
   だからけっこうじかんかかくとおもうな」

P「いいから早く来い!!」

ガチャ!ツーツー

美希「ここから先は長くなるの」

美希「ていうか、
   書き溜めが尽きそうな上に
   ここから先のストーリーを全く考えていないの」

美希「だから当分の間、目を離しといた方が良いと思うな♪」

なんたる焦らしプレイまさに美希

興奮するじゃないの

~~~~~~~~~~

律子「いいんですか?こんなことして?」

P「良いも何も仕事ですから…」

律子「…知りませんよ私…」

P「そんなことより律子!
  美希を入れたタイムテーブルすぐ組んでくれ!」

律子「は?開始までまだありますけど?」

P「というか!お前!
  今曲順を決めてどうするつもりだったんだ!」

律子「え?それはCDは持ってきてますから…」

P「一曲、一曲プレイヤーに入れ替えるのか!」

律子「えぇ」

P「そんなことしなくても良いんだよ!」

律子「?」

P「とにかく曲決めて、みんなに伝えて!
  ぶっつけ本番じゃダンスだって出来ないだろ!!」

律子「そこは大丈夫です!」ジシン

P「?」

律子「みんなアドリブには強いですから!」

P「…」ブチッ!

P「と に か く 早急に頼む」

DASH

P「あの、すいません!」

委員A「はい?」

~~~~~~~~~~

委員A「なるほど~」

P「では…」

委員A「でも難しいと思いますね」

P「は?」

委員A「多分機械はあると思うんですけど…」

P「?」

委員A「この学校って文系専門なんですよね」

P「(知ってるよそんなもん)」イライラ

委員A「だから…使える人がいなくて」テヘペロ

P「…」キレッ×キレッ

~~~~~~~~~~

P「あぁ~!!オレなら使えるけど時間が…」アタマボリボリ

?「ったくしかたねぇな…俺がやってやるよ……」

P「お、お前は…」

カッ!!






親友「いや、そういうのいいから…」

親友「つーか呼び出したのお前だろうが」

P「かたじけない…」

ナイス親友

親友「まぁいいや、この紙の通りにやりゃいいのか?」

P「あぁ曲同士カブせたりして良い感じにしてくれ」

P(こいつはうちの大学には珍しく機械にはめちゃくちゃ強いからな)

親友「いい感じね…簡単に言ってくれるよ」

P「なんなら俺も手伝お…」

プルプルプルプルプル

P「もしもし…」

~~~~~~~~~~

P「はぁ!?衣装がない!???」

律子「『はぁ!?』じゃないでしょ!!」

律子「プロデューサー衣装ケース持ってき忘れたんですか!?」

P「…いや、だって言われて…」

律子「馬鹿じゃないんですか!?」アンゼンソウチピンッ

亜美「あっ…」

律子「つーか馬鹿だろ!てめぇーよ!!あ?
   人に散々説教かましといて
   てめぇーの方が仕事してねぇだろうがよ!」

P「…」ガクブル

律子「大学生だからってチョずいてんじゃねぇーぞコラァ?あ?」

P「………ひゃい」

律子「小さくて聞こえねぇーな」

P「……すいませんでした」

律子「わかったら、とっとこなんとかしろ!!」

P「プッ(ハム太郎)」

律子「テメェーーー!!!」

P「ひっ!」


?「ひうっ!」

~~~~~~~~~~

プルルルルルルルル

P「早く出てくれ!小鳥さん…」

プルルルルルル

~その頃の765プロ~

小鳥「ピヨッ!ついに、ついに男が二人!」ハァハァ

小鳥「今までは真ちゃんで我慢してきたけど…ついに、ついに」

小鳥「社長×Pが描けるーー!!!」フンスフンス

小鳥「…いや、P×社長も捨てがたい…」

小鳥「まさかまさか!社長×真×Pの…まさに3Pも///」キャー

バタバタバタバタ

だめだこいつ

やっぱこの鳥駄目だ

プルルルルルル

小鳥「なんなのよ」イラッ

小鳥「せっかく気持ちよく801の世界に浸ってたっていうのに」ムカッ

小鳥「どうせ大した電話じゃないし~」

プチッ

小鳥「電話線をはずしちゃいましょーーピヨッピヨッ」

小鳥「私ってば、だーいーたーん♡」

小鳥「はっ! 大胆!そして電話線!!」

ピヨピヨピヨ 新世界ピヨッーーー!!!!!

この鳥ダメだわ

~~~~~~~~~~

P「くっそ繋がんなくなったし!!」

P「仕方ない!律子!俺今から会社行ってくるから!」

律子「無理ですよ!プロデューサー!!
   今から往復じゃあとても間に合いません」

P「でもっ!」

P(…くっそ!どうすれば良い?)

屠殺処分決定

律子「とにかく仕方ないわ」

律子「はい!みんな聴いてー」パンパン

律子「って…雪歩?みんなは?」

雪歩「えっとぉー
   春香ちゃんはタバコを吸いに行ってぇー
   伊織ちゃんと亜美ちゃん真美ちゃんは祭を楽しむって」

雪歩「残りの人たちは…ナンパでもされに行くって言ってました」

律子「……あ い つ らーー(怒)」

雪歩(いつの間にか、律子さん、元ヤンver.ですぅ~)

P「…とにかく俺はみんなを探してくるんで
  二人はここにいてください!」ダッ!

~~~~~~~~~~


そこからはひどいものだった

結局開始時間に間に合ったのは

響と千早と伊織と亜美と真美だけ…

ダンスはズタズタだったし

誰も歌わずに流れた曲もあった…

とにかく『悲惨』の一言で……

~~~~~~~~~~

ザァーーーーーーーーーーーー

親友「おい…いつまで泣いてんだよ…」

P「…」

親友「お前の会社の奴らみんな帰っちまったぞ…」

P「…」

親友「…あのさ、何か悪かったな…」

P「…」

親友「ほら、一応俺は伝えといたんだけどよ」

親友「今日は『新人アイドルで対決しちゃいまSHOW』でよ…」

親友「まぁ、結果は3位だったけど気にすんなや」

親友「…まぁ、3組しか出てないけど」

親友「一応、票数だって当てになるもんじゃねぇし」

親友「俺は良かったと思うぜ、特にあのちっちゃい子、真美ちゃんだっけ?」

親友「…」

P「……違うんだよ」ボソッ

親友「…は?」

P「何もかも違うんだよ…こんなの本当じゃないよ…」

親友「…」

P「違うんだ、だってゲームだったら…」

親友「…ゲームだったら?」

P「ゲームの時だって衣装忘れる時あったから…」

親友「で、そん時は、あの雪歩ちゃんって子が助けてくれたのか?」

P「…うん」

親友「…ハァ」

親友「それで…雪歩ちゃんに、テニス部のコスプレを無理やり着せて
    ほっぺに星マーク描こうとしたのか…」

P「…」コクッ

親友「そんで雪歩ちゃんは泣きながら帰っちゃたのか」

P「…」

親友「…」

結局その後に

美希は来たが
当然やることなんてなくて…

「ばか!死ねくそプロデューサー」
「あの、もうプロデューサーやめてくれませんか?」
「あ?てめぇーなんて明日から来んなよゴラァ」
「バカ!せっかく頑張って起きてきたのに~!」
「死んでくだしゃいぷろでゅーしゃーしゃん」
「うーん↓もうおわりですな」
「ですな」             etc.

こっからどうするんだい

P「…はっ、所詮クズが夢見ちゃいけないよ」

P「今日だけで5回もスネ蹴られたし」シクシク

親友(う~ん こういう時に慰めるのは簡単だけど…)

親友(今はこいつに一人で考えさせて…)

親友(一応フォローは入れといて…)

親友「とにかく、お前は一回家に帰って頭冷やせ!
   そんでどんなに嫌でも
   明日みんなに土下座して来い!」

P「…」ウルウル

親友「…言いたいことはわかるけどよぉー」

親友「お前に落ち度がなかったわけじゃねぇし」

親友「何より!
   女の集団でやっていくにはお嬢様方をかつがねぇといけないんだよ」

P「…」

P「…」

親友「つーか、あのゲームの第1話を参考にすりゃいいじゃねぇか」

P「…なかった」

親友「あ?」

P「ゲームが始まったときはもうみんな仲良しで…」

親友「…お前もある程度は信用されてたと?」

P「…コクン」

親友「口で言ってんじゃねぇーよ」ッタク

P「キャラクターも、
  キャラクターの性格とか口癖とか仲良しとかも何か違う…」

親友「…あのゲームは神様の啓示ってやつじゃないのか…」

親友「…そりゃ、そうか」ハァ…

親友「あぁ、やまねぇな」ザァアアーーーー

=BAD END=

えっ

続けろ

>>115
おいこらwww

頑張れ続けろ

つまり、GOODEND、TRUEENDもあるんだよな

ゲームってアニメほど簡単じゃないぞ。話数形式でもないし

アイマスのSSの登場人物のクズ率は異常

千早「ということで、ここまで来てしまいましたが…」

貴音「これは、面妖な…」

雪歩「あまりにもヒドイ出来ですぅ~」

美希「いくらセンター前のストレス発散オナニー小説だからって
   これじゃあ、クソスレすぎるの」

響「その前に自分達出番少なすぎるぞ…」

あずさ「あらあら、単に欝小説を書くだけになってしまいましたね」

律子「でーも!このままじゃ、さすがにマズイんじゃないの?」

真「モチロンです!」

亜美「ということで→」

真美「今から→」

伊織「この馬鹿作者が!」

春香「全力で軌道修正します!」

やよい「うっうー」

P「…なんとかします」

GOODENDまで頼むぞ

プロ野球実況者「センター前爆死決定!!」

こいつは痛い

~~~~~~~~~~

プルプルプルプル

?「もしもし」
?「えっ!そんな旨い話がっ」

?「先方のテレビ局には了承済み…ですか」

?「わかりました!!本当にありがとうございます!!!」

~一週間後・公園~

P「ハァ…」

P「今日も公園でポケーっと…」ベンチー

P「一人暮らしだから誰も怒らないけど…」

P「ハァー、今は愛のあるおしかりが欲しいよ…」ダルー

?「…こっ、こっ、こら!」ペシッ

P「…?」ウエムクー

P「…だれもいない」

?「こっ、ここ!です」

ウシロムクー
P「? えっと、あんたは?」

?「わ、わたしは絵里、水谷絵里」

こうもなれなくなるわけだが

ひきこもりさんやー?

P「…?誰?」

絵里「え、えっーと、アイドルよ!」

P(こんなの会社にいたっけ?)

絵里「あの、この前、大学で競った876プロのアイドルよ」

P(876プロ?)

絵里「あなたアレでしょ?怒鳴ったり怒鳴られてたりしてた人でしょ?」

P「あぁ~、そういうこと…」

絵里「あなたプロデューサーやめたんだって?みんな心配してたわよ」

P「心配ねぇ~よく言うよ」

絵里「…本当よ、765プロの方々とはレッスンで時々会うから…」

P(方々…?)

P「へッ、よく言うよ、俺なんかいなくても…」

絵里「いいから!
   とにかく今すぐ携帯の電源を入れること!いいわね!!」

P「…」

絵里「じゃあ私は行くから…」トテテテ・・・バタッ

P「何だったんだ?あの子…」

P「携帯か…」ポチッ
ピロリロリ~ン

P「!!?」

P「着信58件に…メールは118件!?」

P「こりゃやばい!とにかく、会社に電話しないと…」

絵里「…これでよかったんですか?」

?「あぁ、すまなかったな」

絵里「でも、これなら愛ちゃんの方が…」

?「いいんだ、引っ込み思案な方がアイツの気持ちはわかるさ」

絵里「それにしても、口調を変えるのは疲れました」

?「お疲れさん!んじゃどっかくいに行くか!」

絵里「えーっと、じゃあ、私の家に行きたい?」

?「おっけ!んじゃ車まわしてくるわ」

件名:シネ
本文:キモイんだよ

>>1のせいで寝れない

~765プロ~

高木「いやぁー済まなかったね!
   私がゴルフで1週間休んでる間に
   すごく忙しくなってしまったようで」

P「はぁ…」

高木「?どうかしたのかね?
   もっと元気を出して」ハハハハ

P「あの事と無断欠勤でクビだと思ったのに…」

P「社長は知らないみたいだ・・・」

P「とにかく…」

テクテクテク

P「あっ…」

律子「…………」

アイドル一同「………」ジトー

P「あっ、あの」

バッ!

ガン!!

「痛っ! あのみんな!今まで本当にすいませんでした!!!!」

ドゲザー

・ ・・・・・・・

「あの、俺、本当に自分勝手で…」

・ ・・・・・・・

律子「…言いたいことはそれだけですか?」

P「えっと、その、もう一度、765プロで働きたい…です」

律子「…それだけですか?」

P「え?あのスイマセンでした!本当にこれからは何でもやるので…」

律子「…それだけ?」

P「……は…い」

貴音「なら脚を舐めなさい!」

律子「そうですか!
   はい!じゃあみんなとっとと仕事にかかるわよ~」

一同「はーい」

P「…へ?」

律子「なーにしてるんですか?
   早く仕事してください赤羽根プロデューサー」

P「……」

りつこ・・・

律子(元ヤンver.)「つーか、わかったらさっさと働けよゴラァ」ボソッ

P「はっ!はひぃ!!」

P「あの~仕事はなにをすれば…」

律子「はい、予定表!」

P「えぇ!こんなに仕事が…」

律子「ふっふーん!それも全てわ・た・しのお陰!」

P「?」

律子「私の企画したユニット『竜宮小町』が
   今度テレビでデビューするのよ!」

P「いきなしテレビですか!」

律子「えぇ、
   歌番組でデビューを前提に組んだの」

律子「メンバーは、あずささんと伊織と亜美よ!」

P(あぁ、亜美…マイフェイバリットメンバー……)

P(それにしてもそのメンバーって…)

P(個人の能力的に大丈夫なのか?とか
  美希や千早みたいなエース級を残してくれた!とか
  云々の前に)

P(……あのゲームのまんまだよな…)

律子「どうしたの?」

P「い、いや…」

律子「とにかく!
   そのおこぼれで色々と仕事が入ってきたから!
   しっかりお願いしますね!」

P「はっ!はい!!」

P(フムフム)

P「じゃ、じゃあ今日の仕事はやよいの同伴か…」
(↑わざと読み上げてみる)

P「やーよーい…?」

やよい「ジトー」ジトー

P「声に出てるぞ…」



高木「本当にこれでよかったのかね?」ボソッ

律子「えぇ仕方ないですよ
   これも条件のうちだし…」

律子「何よりあの男にはまだ価値がありそうですしね…」ニヤリ

~~~~~~~~~~

やよい「ジトー」ジトー

P「…」

P「な、なぁ、やよい…」

やよい「何ですか?」

P「とりあえず今までの事はすまなかった」スマンッ

P「でも俺も何もしてなかったわけじゃないぞ」

P「お前を確実に有名アイドルにする方法を考えてきたのだ!」

P「やよい、俺を信じれるか?」

やよい「無理です!」ビシッ

P「…ま、まぁ、これから段々とでいいよ…」

P(今日は雑誌の取材か…)

P(やよいはまだ13だし
  可愛らしいルックス
  そしてなにより
  今は無き明るい貧乏健気キャラを踏襲すれば…)

P(…いける!)キラーン

P「あのさ…やよい」

やよい「…」

P「とりあえずキャラ付けの為に
  やよい専用の決め言葉を考えてきたんだけど…」

やよい「…決め言葉…」

~~~~~~~~~~

P「ちがう!」

P「『うっう→』じゃなくて『うっう↑』なんだ」

やよい「えぇ~嫌ですよ
    そんな頭の弱い子みたいな…」

P「いいから頼むよ!
  これが秘策なんだって!」

P「ゆうこりんしかり、のりぴーしかり
  あざとい天然キャラは必要なんだ!」

やよい「のりぴー?
    何ですかそれ?
    食べ物?」

P(…これがジェネレーションギャップか)

P「ま、まぁ…これから会うこともないだろうしね…」

支援

うっうー!

~~~~~~~~~~

P「あとは『ハーイ!タッチでーす!』だ」

やよい「…なんなんです…?それ?
    子供っぽい…というか何がハイタッチなんです?」

P「…いや、その…嬉しい時とかにさ
  はーい!タッチ!…みたいな?」

やよい「…」ジトー

P「…ははは、さすがに早かったかな…」

P「まぁ、これは今度という事で…」

やよい「いえ、やります」

やよい「私にもようやく仕事が入ったんだし…」

やよい「目立てるように頑張ってみます!!」

P「うぅ…やよい…良い子…」ウルウル

やよい「…でも」

P「…でも?」

やよい「『ぱーいたっち!』とかネタで誤魔化して
     触んないでくださいね!」

P「……努力します」

寝た?

寝たか

~仕事中~

P(やよいは上手くできるのかな?)

記者「では、今日はよろしくお願いします」ペコッ

P「はっ、はい」ペコッ

やよい「うっうー!」

記者「は?」

P(やよいっ!使いどころ…使いどころ!)

~~~~~~~~~~

記者「…ということで、本日はありがとうございました」

やよい「うっうー!ありがとう、ございました!」ペコッ

記者「ハハ、やよいちゃん可愛らしいですね」

P「ははは…もちろん!
  うちの金の卵ですから!」

P「あ、あとこれ」

P「私の名詞とやよいの写真つきの紹介カードです」

P「もしよろしかったら、お使いください!」

記者「これは……ありがたく使わせてもらいますよ」

~帰りのタクシー~

P「やーよーい!今日のは良かったんじゃないか!?」

P「先方も中々好印象のようだったし…」

やよい「ぷろでゅーさーさん、やーりーまーしーた!」

やよい「はいー!ぷろでゅーさーさん」

P「?」

やよい「はーいタッチです!」

P(…)

P「女の変わり身って怖ぇ!」

やよい「聞こえてますよーうっうー(怒)」

おい記者!
何に使うんだよwwwwwwwwwww


                      ___.                 __
                 ,.- ' "´   `丶、      _.  -‐ ' ´ ̄     `i
                /         / ヽ,. -‐' ´           /
               /        /   〈               /
               /       /     i           /
              〈 _,.   -‐ '      ソ          ,/
               ヽ           '           ,/
              , '´ \      ,. ''´          , '´
              /      ー‐‐'/         ,. '´ 
          /           //       ,. イ´|i丶\、    
        /         , イ_../    ,. '´||  | |i\\丶    お呼びでしょうか?クスッ
      /         /i.  / ,. ‐'´∧,. ll'´ i |i ヽ丶、ヽ
    /  __    /i  l / '´ `ー'´/l li. i. |i  ヾ \

   /    `ー‐ r  \/      ,. ‐'´/  | |  i  l    \`、
  ゝ     r´     丶     / 〃/ /  |  i        丶
   ` ー-‐‐|        ゝ、_ /  /// /   i         \
         ヽナー--、// \  // //  .  i        :'   ヽ
             レ'     \/ /             :'      .i
             /       \               :'        l
             l          \           ::'        l

>>161
それ赤屍さんや!

やよい「それに
    別に素人のぷろでゅーさーさんに褒められても
    あんまり嬉しくありません」

P「…スマン」

やよい「…でも………」

P「でも?」

やよい「……それより!」

やよい「何渡してたんですか?記者の人に」

P「あぁ、あれは…やよいの紹介のカード的な?」

P「一応、手作りしといたんだ」

やよい「…」

やよい「…まぁ
    今回の働きは認めてあげても良いですけどね…」

P(素直に笑ったり、お姉さんぶったり
  思春期の女の子の相手は大変だな)

やよいカワイイよ

支援

すいません少し休憩

>>15
すいませんが『ONE ONE ONE』知りません

>>47 >>58 >>67 >>69
春香さんは個性が弱いので
使いやすいキャラクターだからだと思います…多分

>>43
一応アニメの最終回とその前の回でハマってます

>>62 >>64
Pは当日履歴書を持参せず
学際当日に持参した為
誰も履歴書を見る機会がありませんでした

>>75
『女子バスケットボール部』の略称です

完結目指して頑張ってくれ

>>121
混同すると面倒なので
一応アニメとDSを中心とする設定ですが
基本は思いつきのクソ設定です

>>126
やめて!
書いた後、これはやばいとおもったけど
案の定黒歴史入りでした
あまり心を抉らないでください

>>136
フヒヒヒヒヒwwwwwwサーセンwwww
wwww拙者素人ですが故に
wwwお許しをwwwwwwwテヘペロ


あと
時々でてますが

赤羽根さんは声優の方で
『赤羽根』で『アカバネ』です

というか
『赤屍』さんって誰なんですか?
すごく強い敵キャラのようですけど…

そして
支援の方々は大変ありがとうございます

おい時間稼ぎするな

>>161
お前がプロデューサーになったらヤバすぎる

はよ

~~~~~~~~~~

P(…といった感じで数日間過ごしてみたものの…)

P(段々と信頼は回復していってるようなんだけど…)

P(どうにも親しくは慣れないな…)

P(なんというか
 俺を認める派と嫌い派とどうでも良い派に
 分かれてるみたいだな…)

P(しかも
 派閥と仲良し組が
 グチャグチャに混ざってるって感じか…)

P(当面の目標は
 『嫌い派』頭首の春香を落とす事だが…)


P(どう周りから崩して行くか…)

P(こんなときは親友に相談したいけど…)

P(いやダメだ…少しは自分で解決していかないと…)

P(その前に最近アイツ電話にでないし…)

~土曜日~

律子「ということで、定例会終わり!」

律子「仕事がある人は各自、仕事に行ってちょうだい!」

一同「はーい!」

律子「さっ、私たちも行きましょ」

亜美「はーい→」

伊織「まっ!行ってあげてもいいけどね!
   なんたってこのスーパーアイドルいお…」

あずさ「はいはい。行きましょうね」

伊織「ちょっとー!なにすんのよーー!!」

美希「あふぅ~
   美希達、今日も暇なの」

真美「亜美~亜美がいないと暇だよ~」

春香「あーあ
   誰かさんが律子さんみたいに
   仕事をとってきてくれればなぁ~」チラッ

P「…」

春香「大学行ってるくせにさぁ~」チラッチラッ

P「……そうだ、どうだみんな?
 この後暇ならメシでも行かないか?」

亜美「えー!兄Cのおごり!?行くー!行くー!!」

P「おおそうだともさ!いいね兄C!おごっちゃうよ」

真「ボクも行っていいんですか?」

P「あぁ、もちろんOKさ」

やよい「うっうー!私も行きます~」

P「千早はどうする?」

千早「いえ、私はこれからヴォイストレーニングに行きますので…」

P「…そうか…残念だな……」

P「さて、残るは…」

春香「……」ドキッ

P「美希ー!
 美希はどうするー?」

美希「うぅん別にどっちでも良いの
   でもプロデューサーさんが奢ってくれるっていうなら
   行くの」

P「OK!あとは…」

春香「……」ドキッドキッ

支援

P「…」

P「貴音さん!どうですか一緒に?」

春香「…」ガクッ

P「…」

P(そろそろ悪ふざけはやめて…と)

P「おいハル…」

響「あのプロデューサー!自分も…自分も行っていいか…?」

P「おぉ響
  当然だろ!一緒に行こう」

響「…」チラッ

春香「…」ギロッ

響「ひっ…!」

いいぞもっとやれ

春香「…」プルプル

P(あちゃ~やりすぎたか…)

P(…でも、プルプルしてる春香……)

P(可愛い……)

P「おい!春香!お前も行くぞ」

春香「…別にいいです……」

P「まぁ、そう言わずにな…」

春香「…今お腹減ってませんし…」

響「そうだぞ…自分は気にしないぞ…」

P(なるほどなるほど
  春香は少し素直じゃない所があるな)

P(というか響は春香と仲が良くないのか…)

P「いいや!
  これはプロデューサー命令だ!
  とにかく行くぞ!」

春香「…はぁ」

春香「まぁいきたくないんですけど」

春香「仕方ないですね…」ウキウキ

春香「プロデューサーさんがそこまで言うなら…」

春香「」ブツブツ

P「…おい、響
  春香って結構ツンデレ系なのか?」コソコソ

響「ああ、そうだぞ
  何でも毎日事務所には顔を出して
  プロデューサーさんがいるかを確認してるらしいぞ…」コソコソ

P「それってもはやヤンデレじゃねぇーか」コソコソ

はるか√キターーー!!

P(しかし春香よ!
  俺はこれから知能を最大限に使って
  お前を懐柔していこう)

貴音「…その前に……」

貴音「誘うのなら
   もう一人残っているのではないですか?」ユビサスッ

雪歩「………」プルプルプルプル

P「…」チラッ

雪歩「………」プルプルブツブツ

P(…雪歩はあの日以来おかしくなってしまった……)

P(…というか俺のせいなんだけど…)

P(あの日人前にさらされた事と
  なんでも男性恐怖症なるものが重なった事で)

P(雪歩は完全に心を閉ざしてしまった…)

P(というか頭をプルプルさせながら
  こっちをガン見している…)

P(・・・なぜか手にはスコップが……)

P「あ、あのさ…」

P「…雪歩は…体調悪いみたいだしさ」

響「えー!そうなのか雪歩?」

雪歩「………」プルプル

響「よくわかんないぞ…」

P(おいいい!
  響!読も!そこは空気読も!!)

P(お前のぼっちの理由は
  獣臭さ以上にそこだよ!)

P「オホンッ!とにかく!
  雪歩は体調が悪いみたいだから…」

P「このメンツで行こうか・・・」

貴音「では私はらーめん屋なるものに行きたいのですが…」

P(…よしっ来た!)

真美「え→ラーメンなんてお昼から食べられないよ!」

P「いやいやいや!
  食べたいよ!今!猛烈にラーメン食べたいよ!!」

P「亜美が食べられなかった分は兄Cが食べてやるから、な?」

真美「しょうがないな→貸し1個ね」

P「奢った上に貸しまで作るのか…」

P「他のみんなもそれでいいか?」

一同「はーい!」

響「もちろんさ!」

春香「…」ブツブツ

春香「イヤデモPガイウナラ」ブツブツ

春香「ソンナ…!ケッコンダナンテ」ブツブツ

P「…何言ってんだコイツ…」

P「それじゃあ行くぞ!」

P「貴音!行きたいラーメン屋はあるのか?」

貴音「はい。らーめん二十郎なるところに」

らぁめん

>>166
良い子って個性があるだろ描写できないで個性が薄いとか言ってんじゃねーよ

P「ラーメンニ十郎かぁ~」

貴音「はい。何でもそこのらーめんはとてつもなく美味しいとか…」

P「よし決まりだな!
  そっかー、ラーメン二十郎なら新橋だなっ!」

貴音「そうなのですか」

P「俺もラーメン大好きだけど
  本店はイマイチだったしなー(ドヤァ)」

貴音「なるほど」

貴音「では早速参りましょう
   私うずいて参りましたわ」

P(フッフッフッ………作戦通り!)

P(貴音がラーメン好きだという情報を手に入れ
  大抵のラーメン屋はすでにサーチ済みだ)

P(なぜなら
  今回は『嫌い派』の最大の関門である貴音を落とす為の
  昼食会だからな)

P(とはいえ、相当金が飛んでいくなぁ…)

>>189
ありがとうございます
>>190
サーセン
でもアイマスって皆良い子だと思うので…


真美「兄C!兄C!!
   ラーメン屋行くのはいいけどさ
   どうやって行くの?」

真美「兄C車の運転できなかったよね」

P「フッフッフッ!真美よ甘いぞそれは甘い!!」

P「俺を昔の俺と思うなよ!」

真美「…どうでもいいけどさ、兄Cそのキャラ疲れない?」

P「まぁ聞け真美よ!俺は、俺は…」

真美「…俺は!?」

P「この日の為に……」

真美「この日の為に・・・!!」

P「友達を呼んであるのだ!!!」カッ!

真美「結局人頼みかーい!!」ドテーッ

P「ハッハッハッ」

真美「もう!兄C!!見直して損したよ!!」



響(何なんだこの茶番…)

響(でも二人とも楽しそうだぞ!)

響(…これが友達ってやつか…!)ジーン

P「よーし!じゃあ皆行くぞー!」

バタバタ

スッ
貴音「これで私が認めるなどと思わないように…」ボソッ

P「!」

P「……あ、あぁ」

貴音「ならよろしいのです」ニコリ

P(……)

P(……さすがになめすぎていたよな・・・)

P(何浮かれてんだ!俺!)

響「あっ!プロデューサー!!
  自分、プロデューサーのこと見直したぞ!!」

P「チッ!そう簡単に認められちゃ
  それはそれでダメだよなっ……!」ボソッ

響「あっ!プロデューサー!!
  自分、プロデューサーのこと見直したぞ!!」

P「チッ!そう簡単に認められちゃ
  それはそれでダメだよなっ……!」ボソッ

響「…」ビクッ

響「…」ジュワー

P「?…おい、響!早く行くぞ」

響「…なんくるないさぁー」ナミダメ


雪歩「………」プルプルプル

春香「エーコドモデスカー」ブツブツ

親友「というわけで!
   今日運転手を勤めることになりました…」

一同「よろしくお願いしまーす」

親友「とりあえず……おせぇよ!」

P「まぁ、そう言うな…」

P「それより、目的地はラーメン二十郎の新橋店で頼む」

親友「!…おい本当に大丈夫かよ」コソッ

P「なにが?」コソッ

親友「あそこ結構やばいぞ…色々と……」コソッ

P「は?たかがラーメン屋だろ」コソッ

親友「だから千葉出身の田舎者は…」ボソッ

P「?」

親友「まぁ良いよ
   じゃあ皆様行きますねー」

ブロロロロッ

P「ということで!とうちゃーく!!」

親友「元気だな…」

P「じゃあみんな!行こうか」

一同「はーい!」
ガチャ

P「あれ?お前は?」

親友「悪い予感しかしないからいいや」

P「?…そう?」

~店内~

P「お邪魔しまーす………!」

P(何だこの店内?
  飯屋なのに殺伐としてる…)

P(っていうか
  子供連れの俺をあからさまに非難する視線…)

P「…ははっはは…」

P「…よぉーし、丁度あの席空いてるから座るか…」

店員「お客さん、けん」

P「けん?」

貴音「ここではまず券を買うのですよ」

P「…」

P(気を取り直して…)

P「よぉーし!今日俺腹減ってるから大盛り頼んじゃおっかな」

真美「兄C!兄C!!真美も!真美も大盛り食べるー!!」

P「よぉーし!じゃあ二人で競争するか!」

貴音「…」

春香「じゃあ私塩ラーメン!」

真「ボクも!」

やよい「うっうー!じゃあ私豚ダブルで!」

P「みんな決まったな!
  じゃあこれでお願いします!」

アカン!
それは第三次やで

二十郎行ったことないから何が何だかわかんねえ

P「楽しみだね~やよい?」

やよい「うっうー!アイドルやってる甲斐がありましたー」

店員「あの、お客さん店内はお静かにお願いします」

P「あ、あっ、スミマセン」

P(…)

店員「トッピングはどうなさいますか?」

P「えーと、じゃあ俺は『ニンニク』と『野菜増し』で」

やよい「ぷろでゅーさーさん
    漢字が読めませんー」

P「あぁ、これは『あぶらおおめ』こっちは『やさい』」

やよい「野菜?」

P「例えば大根とかもやしとか…」

やよい「うっうー!!もやし祭りですー!」

P「ははは確かにそうだったね」

やよい「…?」

貴音「…」

店員「味はどうしますか?」

P「え?えっと…じゃあ普通で…」

店員「は?何の普通ですか?」

P「え?えー…それじゃあ濃い目で」

店員「分かりました」

P(怖ぇー!
  なにこの緊張感…)

P(マックが天国に思える
  『スマイル下さい』とか言えるマックに行きたい!今すぐ!!)



貴音「私は、濃い目の脂多めでニンニク野菜マシマシマシで」

真「おぉーさっすが貴音さん!動じないなー」

P「…」

~数分後~

ドンッ!!

店員「味が薄いようでしたらこちらをお使いください」カタッ

P「…」

やよい「あの、確かに……もやしは好きですけど…」

春香「少し…いや、かなり…量多くないですか…?」

やよい「何か私のすごい匂いがしますー」

P「まっ、まぁ、とりあえず
  おいしそうなラーメンがきてよかったな・・・はは」

一同「・・・」

P(やべー!なんだこれ!
  こんなの食べきれるわけないじゃん!)

P(何とか俺一人食べきっても
  真美なんて…)チラッ

真美「…」ポケー

P(放心してるし!)


P(と、言っても金は払ってあるしな…
  残す分には…)チラッ

店員「・・・」ギロッ

P(…)ダラダラ

P(詰んだ…)

P(やばい、これは一口でも食べようものなら
  食べきらないといけないルールのようだ)

P(いっそ今ダッシュで逃げるか)

P(それはマズイ
  貴音さんからの信用が地に落ちちまう)


ズズー


真美「おぉー!お姫ちんがいったー」

P「よっ、よし
  おれもプロデューサーとして・・・」

P「漢をみせてやるっ!」

~20分後~

P「も、もう無理…」ゲフッ

真美「兄C~もう無理だよ→」

やよい「う゛っう゛ー、限界です」

P(この二人はもはや論外だな…)

P(麺が伸びたせいで最初より量多くなってるし…)

P(真と春香は?)

真「…ねぇ春香?」グフッ

真「…ボクの気のせいだと思うんだけど
  ボク達の塩ラーメンって
  本当に塩ラーメンなんだね…」グフッ

春香「…」グフッ

真「ボクの見間違いだと良いんだけど
  何か普通のラーメンに
  大量の塩を直接ぶちこんでるように見えたんだけど・・・」

春香「…そんなこと言ったらますます食べられなくなるじゃない…」グフッ

怖いらぁめんやさんですね

P(俺は何とか食べきれそうだけど…)

コトッ

貴音「おいしゅうございました」

貴音キター!!

P「た、貴音…すごいな…お前」

貴音「いえ、大変美味しいらぁめんでしたよ」

P「…」

P「…あのさ……」

貴音「それにしても、まだお腹に余裕があるようです」

貴音「真美、やよい、食べないのなら私が頂きますよ」

P(貴音さん、マジぱねぇっス)

春香「あ、あの…」チラッ

貴音「春香は頑張りなさい」

春香「がーん」

~20分後~

店員「ありがとうございましたー」

ガラガラ

P「はぁーー!生き返る!」

真美「兄C!」

やよい「ぷろでゅーさーさん!」

真美・やよい「…」ジトー

P「…はっはっはっ」

P「……スマン!」ペコッ

真「プロデューサーさんもひどいなー
  行ったことないなら
  そう言ってくれれば良かったのに」

P「いや~スマンスマン」


P「年下の女の子の前で
  少しカッコつけたくなってな」

真美「少し→?」

P「…いや、かなり」

春香「ワタシノタメニカッコツケルPカッコイイ」ブツブツ

P「何はともあれ、戻りますか!」

テクテクテク

P「…あれ?車ここに無かったっけ」

真「えぇ確かにここだと思いますが…」

真美「えー車無いじゃん!」

P「おっかしいな」アタマポリポリ

?「車ならもう行ってしまったの」

P「え!?…っていうかお前…」



真「美希ーーーー!!!」

P「こんな所で何やってんの?」

美希「車の中で寝てたら美希
   みんなに置いてかれたの」

美希「みんなひどいの
   美希もおいしいラーメン食べたかったのに
   こんなのってないの…」

P「あ、はははは…」

P(いかん、すっかり忘れていた…)

P「まぁラーメンならいつでも奢るよ」

P「この店以外なら」ボソッ

美希「!本当なの?プロデューサーさん!」

美希「美希楽しみにするの」

P(美希は可愛いな)

P「で、何で美希は車に乗ってないんだ?」

美希「プロデューサーさんの親友の人
   …えぇっと、…おかあさん?」

P「ははは、何だそれ」

美希「とーにーかーく!」

美希「その人が急用が出来たとかで行っちゃったの」

P「マジか~アイツも適当な奴だな…」

美希「だから美希ずっと寂しかったの」

P「それは辛かったな」

P「よしよし」ナデナデ

美希「…///」

P「ということだ
  それじゃあ各自家の近いものでグループを作ってくれ」

春香「じゃ、真ちゃん。一緒帰ろ」

真「そうだね」

やよい「うっうー、私は誰とも家が近くないです」

P「それじゃあ俺はやよいと…」

美希「美希はプロデューサーと一緒に帰るの!!」ギュッ

P「待て待て!俺やよいを送って行くから…」

美希「えー嫌なの!散々待たされて!骨折り損のくたびれ儲けなの!!」

P(…いや、それ若干……)



ガタッ!

貴音「……ッ」

P「おい、貴音!大丈夫か」

貴音「………大丈夫でございます」ハァハァ

P「いやいや、すごい脂汗だぞ…」

P(…)

P「よしっ!」

P「俺が貴音を送っていくから
  各自で事務所に戻ったり、電車で帰ったりしてくれ」

P「一応金は渡しておくな」

一同「…おお(5千円…)」

P(今月は終わったな……親友のヤロー…)

P「それと真美とやよいはまだ小さいから
  タクシーで帰るように」

真美「兄C!ひどいよ!
   真美子供じゃないもん!」

やよい「うっうー!
    私もこんな大金貰えません!」

裏山

P「そう言うな
  お前らは我が社の将来のスターだからな」キリッ

春香「……我が社…」ボソッ

真「……」


P「ということで二人には追加な」

二人「…すごっ(2万円……)」

P「というか…全額は渡さないからな」

P「きちんと余り分は返すように!」

一同「はーい!」

P「じゃあ行きましょうか貴音さん…」

貴音「……はい」

スタスタスタ
美希「ねぇねぇプロデューサーさん」

P「なんだ美希?
  美希はお姉さんなんだから一人で帰れるだろ」

美希「そんなんじゃないよ
   美希ね寝てるときに聞いたんだけどね」

P「寝ながらじゃ聞けないだろ」

美希「ぶー、そういう屁理屈はいいの
   そんなこと言うとプロデューサーさんに教えてあげないの!」

P「スマンスマン…で、何を聞いたんだ」

美希「プロデューサーさんの友達だけどね
   ちょっと怪しいの…」

P「…怪しい?」

美希「何か車のなかで言ってたの
   『アカバネがどうした』とか『真美がどうした』とか」

P「…」

美希「だからね!ちゅうこく!
   あの人には気をつけたほうがいいと思うな」

P「…」

響「…帰るぞ……」

~車内~

ブロロロロッ

P「そう言えば貴音さん、お家はどこなんですか?」

貴音「家…ですか…?」

P「えぇ、というかそこが目的地なんですが…」

貴音「…家は…秘密です……」

P「いやいや、家が分からないんじゃ…」

貴音「女には秘密の一つや二つ…あるものです」ウッ

P「気分悪いんでしょ……」

P(…どうするか?貴音さんは頑固な所があるからな…)

P「……とりあえず俺の家に向かいますね…」

ブロロロロッ

貴音「…」ハァハァハァ

P(何とか耐えてくれよ…)

P(って言っても家でどういう風に介護すれば良いんだろ?)

P(ここは親友に………)

P(…いや自力で何とかするしか……)

運転手「つきましたよー」

貴音「…」ハァハァハァ

P「頑張ってくださいね…このアパートの2階ですから」

貴音「…」ハァハァ

P「…?」

貴音「…」ウッ

P「大丈夫ですか!?」

P「俺がおぶりますから!」

貴音「……ゴニョゴニョ」

P「は?大丈夫なんですか!?」

貴音「…て……さ…い」

P「?」

貴音「………降ろてください」ボソッ

P「何言ってるんですか!後少しですからね!頑張って!!」

貴音「………おろしてぇええ!!!」

オエエエエエエエエエエ
※ピーーーーーーーーーーー
ウッップウェップ

P「…」ビシャビシャ

おい














おい

これはひどい

お姫ちんのゲロだと!?





ペロペロ

~P家~

P「…」

貴音「…」

P「……」

貴音「……」

P「………」

貴音「………」

P「……と、とりあえず貴音さんは風呂に入って服を着替えてください…」

貴音「というかプロデューサーさん…貴方の頭がずぶ濡れというか
   廊下もびしょびしょですよ…」

P「…」

貴音「はい、ここは素直に詫びるべきでしょうね。すいませんでした」

P「…いえ、とりあえず…というかとにかく……
  貴音さんはお風呂に入ってください」

貴音「しかしながら
   貴方も汚れている上に家中が…
   外の階段も掃除しなければなりませんし…」

P「……」

P「…それではこうしましょう」

P「貴音さんがまず風呂に入る。そしてその後に…」

貴音「いけません!」

貴音「ここは貴方のお家?なのですから貴方が先に入るべきでしょう」

P「…わかりました……」

P「…では申し訳ありませんが、
  俺から先に入らせてもらうので」

P「失礼ですが、
  出来るだけそこを動かないで下さい」

貴音「承知しました」

~浴室~

ガラガラ

P「はぁーとりあえず
  とっとと体洗って出るか」

グチョ

P「……もろ髪にかかってるし…」


ガラガラ

明らかに食べ過ぎ

貴音「…失礼します」

P「!」

P「な、ななな、なにやってるんですか!貴音さん」

貴音「いえ、良く考えてみた所こちらの方が効率が良いかと…」

P「…そんな、まずいですよ!!」

P(おいおいおいおいおいこれやばいよ!)ドキドキ

貴音「いえ、タオルも巻いていますし…あ、タオルお借りしました」

P「!いえいえどうぞお使いください」ドキドキ

貴音「…そんなに気になさらないで下さい」

P「いいいい!いや!べっ、べつにそんなに気にしてませんよ!?」

貴音「そうですか?すごく動揺してるように見えますが」

こいつすごく童貞くさいんだが…

貴音にすごい違和感を感じる

P「べ、別に」アセアセ

貴音「ほら、髪の毛お流ししますよ…」

P「だ、大丈夫ですよ!汚いですし!!」バシッ

貴音「キャッ」

P「!!!」

P(お、おお、俺はどうするべきなんだ…!??)

P(ここは安易にそういう展開に持ち込むべきなのか…?)

P(いや、今日は貴音さんに信頼してもらうための日!
  ここで粗相をするわけには…)

P「…」

貴音「?」

P(…いや!やっぱりダメだ!)

P「ははは…」

P「じゃあ!とっとと流して掃除しますか!」

貴音「…はい」

~1時間後~

P「ふぅ~とりあえずの所は終わったかな…」

貴音「…お疲れ様でございました」

P「すいませんねーそんな服しかなくて」

貴音「いえ構いません」

P「…」

貴音「…」

P「…」

P(…きまずい……)

P「…そ、そうだ!貴音さん!」

P「風呂どうですか!?」

P「さっきはシャワーだけだったけど
  今度は湯沸かしますよ」

貴音「…」

貴音「…では頂きましょう」

~更に一時間後~

P「はぁ~良い湯でした」

貴音「いえ、先湯を頂戴しました」

P「…」

貴音「…」

P「……」

貴音「……」

P(…やばい)

赤屍さんかと

P(やばいやばい…!)

P(こういう時はどうすれば…!?)

P「そ、そうだ、貴音さん!落花生は好きですか!?」

P(千葉県民なら鉄板の落花生ネタで…)


貴音「…いえ、好みません…」

P「…」

P「…」

P(…いえ、好みません……いえ、好みません……いえ、好みません……いえ、好みません…)ズーン

貴音「…?」

P「…」

P「そう言えば俺貴音の事全然知らないな」

P「もちろんみんなの事もまだ大して知らないけど」

貴音「……」

・・・・・・・・

P(…なんか知らんが…)

P(これは良い雰囲気なんじゃ…)

P(良くわかんないけど
  親友曰く『沈黙はキスでつなぐべし!』だったし…)

P(これは…誘っているのでは?)

P(肌はすごくキレイだったし)

P(さっきはゲロの臭いでそれどころじゃなかったけど…今なら……)

P(……これは行くしかない)キリッ

P(いざゆかん!大人の道へ!!)



貴音「……私は…」

P「…?」

うわぁ・・・・ここは賢者にならんとあかんて

貴音「…いえ……貴方はどう思いますか」

P「…どう思うって?」ウズウズ

貴音「私達の765プロのことをです」

P「そ、そりゃ大切に思ってるよ」キリッ

P(そんなことより早く!早く!!)

貴音「……」

貴音「…自分よりですか」

P「…は?」

貴音「…自分よりもなお彼女達の事を想えますか?」

P「…」

貴音「プロデューサー」

貴音「私は彼女たちの事を家族の様に、否、家族と同じく愛しているのですよ」

P「…」

貴音「…そうですね」

貴音「例えば…」

貴音「小鳥さんが母、あずささんは良い姉といった具合に…」

貴音「それなら私が次女で…」

貴音「真が雪歩のお世話係」

P「…はは、年齢関係ないんですね」

貴音「ええ、こういうのは…歳とは関係ありません」

貴音「亜美と真美、そしてやよいは元気の良い末っ子で…」

貴音「伊織は優しいんだけど素直になれないお姉さん」

貴音「千早は努力家の頑張り屋で」

貴音「律子は面倒見が良いけど小言が多くて…」クスッ

貴音「美希は…怠け者の妹かな」

貴音「でも、やるべき時にはやる子で…誰よりも輝ける」

貴音「…社長は……親戚のおじさんで……」

貴音「……」

P「…響は?」

貴音「そう、響きはペットの犬ってところかしら」クスクス

P「…犬ですか」クスッ

貴音「でも、そこら辺に犬とは違う……」

貴音「…私達にとって、私にとって…」

貴音「一番大切な……犬です」

犬は犬だけどwwww

P「?」

貴音「……彼女とは、響とは…色々ありましたので…」

P「…それも秘密ですか」

貴音「ええ、もちろん」クス

貴音「そして…最後に……春香…」

貴音「春香は…彼女は……」

 「まいごの妹」

貴音「いつも元気で私達を励ましてくれた…」

貴音「…でも今は……」

P「…どういう意味ですか…?」

貴音「…どういう意味なんでしょう」クスッ

貴音「私にも分かりません…」

貴音「ただ、今、彼女は迷っているんだと思います…」

貴音「もちろん私達は今も家族です…」

貴音「春香が迷子の時だからこそ…私達が力にならなくてはなりません」

貴音「それが……家族…」

P「…愛じゃないでしょうか」

貴音「…愛……ですか…?」

P「ええ、自分を犠牲にしてでも
  その人の為になりたいと思うならそれは愛ですよ…」

貴音「……」

貴音「………そうですね」

貴音「…ただ……ただ、私は彼女を愛してはいませんでした…」

P「?」

貴音「彼女の為に犠牲になるなら…彼女のことを本当に思うなら……」

貴音「……私は…立つべき位置を誤りました……」

貴音「本当に彼女を想うのなら…」

貴音「…彼女の味方ばかりもしてられませんね……」

貴音「…あなた様」

貴音「あなた様の愛を信じてもよろしいでしょうか」

P「……」

貴音「…私がもう一度彼女を愛する為に」

貴音「……あなた様を家族と迎えいれてよろしいでしょうか」

P「…………」


 「もちろんです」

貴音「…そうですか」

貴音「…」

~10分後~

P「いや~、それにしても臭かったですかね?」

貴音「いえ、あなた様」

貴音「とても素晴らしいお話でしたよ」

ゲロの臭いのことかと思った

貴音「今日のあなた様では正直不安だったのですが…」

P「ははは…」

貴音「特にお風呂の時は…」

P「へ?もしや…あれわざと入ってきたんですか!?」

貴音「ええ」

貴音「危うく貞操の危機を迎える所でした…」

P「…」

貴音「…しかし」

貴音「あなた様が家族を大切にされるということは分かっていましたから…」

P「…それはまた……どうしてです?」

貴音「あなた様の部屋を見れば分かります…」

貴音「…そこらじゅうに人形が並べてあるではないですか…」

P「…」

貴音「人形を大切にする者に悪者はおりません故」

ボクモワルモノジャナイヨ!

P「……」

貴音「はて…あの特に面妖な人形には何か書いてありますね…」

貴音「……『俺の嫁』…?」

貴音「ああ、あなた様はもうお相手がいるようで…」

P「…」カァァァ

貴音「……」

貴音「…とまぁ、からかうのはこの辺にして……」

P「…」

貴音「私とてこの様な世界に疎いわけではございません」

貴音「…私達もあのような人形のもでるになれるように精進しなければ」

俺も人形大切にしてるけど風呂に貴音が入ってきたら襲うわ

P「と、とにかく!」

P「春香をどうにかしなければいけないんですよね?」

貴音「どうにかとは……」

P「…」ジトー

貴音「…失礼、あなた様はいじめ甲斐のある弟…といった所でしょうかね…」

P「…」

P「……ちなみに、何か事件とかあったんですか?」

貴音「…それは私が申せる事ではありませんし、申すべき事でもありません」

貴音「……もしあなた様が家族だと…春香も家族だと想って下さるなら」

貴音「春香に直接訊く他道はございません」

P「…他のみんなはどうなんですか?」

貴音「どうなのでしょう」

貴音「いくら家族とはいえ…彼女達が春香の事をどのように想っているのかは」

貴音「私には窺い知る事は出来ません」

貴音「もしかしたら、私のように…いえ、それは驕りでしたね…」

貴音「しかし、それほど気にしていない人もいると思います」

P「…」

貴音「やよいなどはすぐ口に出してしまうでしょうし…」

P「…なるほど」

貴音「それに…」

P「それに?」

貴音「例え家族とはいえ過ごしてきた環境は全く異なります」

貴音「さすれば大切な事も変わってきます…」

貴音「私にとっての食事、千早にとっての歌…」

貴音「ならば春香にとって大切な事は・・・?」

なるほど

ほしゅ

貴音「…それを正しく知ることは出来ません」

貴音「春香のせいだけで今のような状態になったとは思いませんし…」

P「フムフム………つまり?」

貴音「つまり…つまり……春香の大切なことは実は我々にはちっぽけな事なのかも知れません」

貴音「それをとやかく言う権利は我々にはありません…」

P「…」

P「…でも関係ないですよ」

貴音「…?」

P「春香の大切な事やものは全て
  俺達家族が大切にしないといけませんから…」

貴音「…そうですね」

貴音「やはり…こういう事は男性の方が向いているのかもしれませんね…」

P「いやーといっても
  俺の言葉もダチの受け売りっすよ」

貴音「いえ、然るべき時にふさわしい言葉が出てくる…」

貴音「…やはり…教養は身につけるべきでしたね」

P「?」

P「貴音さんも色々しってるじゃないですか…フィギュアとか……」

貴音「いえ、私は何も知ってなどいませんでした」

貴音「まして、何一つとしてわかってなどいませんでした…」

              /l
    ___       〉 〉           /l
    ヽ ゙i_       〉 __ヽ,_    r‐'""
     l、__ `l_,.-'く く_コ `'l ,ヘ、,ヘノ  l~
       l  /ー-、ヽ─‐'"/.__\ /
       `/l ̄V''ーv l_ し'"V   / ヽ
         | l、__/   ゙、__/   l
          |       rニヽ,       |
        |     lニニニl      /
         \           /
            `ーァ---──'''"ヽ,
           / / l,  i ヽ ` \
           /            ,.-、
         lニ‐-- .,,__,. -‐‐-、_ノ


>>273
懐かしすぎてワロタ

~翌日、765プロ~

P「と言ってみたものの…」

P「特にどうする当てがあるわけでもないんだよなー」


~回想~

貴音「私が765プロに入ったのは比較的遅いんでございます」

貴音「だから、本当に詳しくは知りません…」

貴音「ただ、春香は昔、千早と仲が良かったらしいですし」

貴音「千早も古株らしいですから」

貴音「まずは千早に話を訊くのが最善かと思いますよ」

P「といっても、よりにもよって千早か…」

P「多分、貴音が味方になってくれた事で」

P「俺の反対勢力は春香だけになったようだけど」

P「千早は千早で俺に無関心だしな…」

貴音「千早…興味は歌だけのようですね…」

P「…」

貴音「ところで、あなた様」

貴音「あなた様は不思議に思われなかったのですか・・・?」

貴音「あなた様が入る時、否、私が入る時には
   既に律子一人では捌き切れないであろう数のアイドルがいました」

貴音「それほどの人数…さすれば経費もかさむでしょう……」

貴音「まるで、あなた様の前にも世話を焼く誰かいたようではありませんか」

貴音「無計画に人数を増やす社長ではありませんでしょうし…」

P「…なら社長に訊けば一発だな」

P「しかし…今の俺の信用はアルバイトレベル…」

貴音「私が訊けば早いでしょうが…」

P「それはもう少し待ってくれないか」

P「これは俺が家族になれるかの試練だと思うからさ」

P「絶対、迷子の春香を家に連れてくからさ」

貴音「ならば…いけません」

P「何が?」

貴音「先程の様に、敵、味方など言ってはいけません」

貴族「家族とはそのような概念にありません故」

P「…わかった」

~回想終了~

P「お疲れ様」

P「っていうか何か疲れたね…お互い」

P「もういっそ安価とかしちゃう?」

そこはガンガレ

頑張れ

Pが覚醒して敏腕になる王道でいいからはよ

すいません!構ってちゃんになってしまいました

ただ適当に書き続けて

今自分はアイマススレを書いているのか
次郎スレなのか
もういっそエロパロで良いんじゃないか


では、もはや整合性の欠片もありませんが
再開します

P「…とりあえず千早は今日事務所に来るようだし…待つか」

ガンッ!!

P「!」

高木「おい!赤羽君!!!」

P「はっ、はい!どうしたんですか?社長」

高木「どうしたもこうしたもないよ!!」

高木「昨日一緒だったんじゃないのかね!!!」

P「は?誰ですか・・・?貴音なら…」

高木「真君だよ!真君!!」

高木「彼女昨日事故に遭ったて!!!」

P「え・・・真が…事故……?」グニャ~

>>122
キャラを壊さず書いてるのほとんどないよな

~数時間後、病院~

真「いやー大した事故じゃないですよー!!」

真「ほらこの通り、ピンピンしてますし!」グキッ

真「いててて…」

P「真、あまり無理するなよ」

真「ハハハみんな大げさだなぁー!」

真「大体先生もオーバーなんですよ」

真「ちょっと腕と…足折ったぐらい…」

真「数週間は寝たきり…ですけど……」

真「ハハッ、これじゃあ部活も…アイドルも……」

おい

P「真っ……!」



高木「赤羽根君…私は向こうで真君の親御さんと話してくるから・・・」

高木「お金の事とか……将来の事とか・・・」

車椅子に乗るのは響だと相場が決まってるだろ!

~765プロ~

・・・・・・・・・・・・・・・・


一同「……」

P「クソッ!クソッ!クソッ!」

P「こんなことなら!こんなことならっ…!」

貴音「…」

P「俺が送るべきだったんだ!皆の無事を確認しなければいけなかったんだ!」

千早「…そうですね」

P「千早・・・」

千早「ただ私がわからないのは、あなたの怒り方です」

千早「馬鹿みたいに自分のせいにして…」

千早「でも、心の中では『悪くない』と思っている」

P「そんなこと…」

千早「では自覚が無いのかもしれない」

千早「それなら話はもっと厄介になります」

千早「あなたは奥底ではわかってるはずです」

千早「全員の安全を目視することなど無理です」

千早「これだけの人数がいたら皆は自身を守るべきです」

千早「だから今回の事件に関しては仕方の無い事…」

千早「ただ問題はあなたが今日まで事件のことを知らずに事務所で間抜け顔をしていたことです」

千早「安全確認なんてメールで出来ます」

千早「あなたは皆と別れる際に一言いえば良かった」

千早「『安全に帰ったらメールするように』」

千早「もちろんそう言っても今回の事件は防げませんでした」

千早「しかしもし強姦に襲われてる場合だったら?」

千早「もし道に迷子になっていたら?」

P「・・・!」

千早「聞くところによるとあなたは美希を男のいる車内に放置したり」

P「アイツは俺の親友だ…」

千早「そうでしょうか?美希はあまり信用していなかったようですよ」

P「…」

千早「とにかく!帰りの響についてもそう!」

千早「他の皆にもしっかり言わずに」

千早「なあなあで解散したらしいですしね」

千早「あなたはいつもへらへらして」

千早「ミスをしても平気で済ます!」

千早「それが仕事上のミスならもちろん!!」

千早「私達自身の事でも!!」

千早「私は…私は!」

千早「あなたのような人間を信用できません!!!」

~765プロの雑居ビル前~

P「ハァー」

P「……」

P「………」

貴音「あなた様…」

P「…貴音……」

貴音「何でしょうか」

P「ここだよ…ここが限界点…」

P「偉そうに御高説垂れるなんざ猿でも出来んだよ…」

P「……実行もしないくせに」

P「なあ」

P「俺は一応、大学なるものに通ってるわけだ…」

P「一応、経済なるものを習い終わったわけだけど…」

P「俺は時々思うんだよ…」

P「知ったかぶって」

P「金の流れを一々説明できる奴なんかより」

P「そこの工事現場で働いてる兄ちゃんの方がよっぽど偉いんじゃないかって…」

P「……結局俺は迷子一人…」

貴音「あなた様っ……!」

P「…」

貴音「あなた様はまず第一の段階として壮大な勘違いをなさっているようなので正しておきます」

貴音「大学で得たものと今回の件は一切関係ありません!らぁあめん一本分の繋がりもございません」

貴音「今回の事件は不慮のもの」

貴音「あなたが千早に責められた点は」

貴音「単なるあなた様の怠惰に他なりません!」

貴音「それを破綻した理論の元で語って自己陶酔に浸るなど」

貴音「なるほど確かに、あなた様が大学で得たのはそのような技術ばかりですか!」

貴音「この三つにはいかなる関係性もございません」

貴音「あなたが会社員に憧れようがとび職に憧れようが結構!」

貴音「ただ今のあなたはプロデューサーであり!他の何者でもありません」

貴音「あなたの仰る通り、ここは一つの分水嶺でしょう」

貴音「あなたが私達の家族以前のプロデューサーであるかどうかの!」

~765プロ~

真美「お姫ちん、どうだった?兄C?」

真美「兄Cが悪いなら、マミ達も悪いよ!」

響「…」

貴音「誰が悪い悪くないではありませんよ」

貴音「ただプロデューサーはそれとは別の問題で悩んでおられるのです」

真美「別の問題?」

貴音「こればかりは大人にならないとね…」

~P家~

「…」ハァー

「とはいったものの…」


ピッピッピッ
携帯「電話帳」

ピッ
携帯「親友」


P「…」



ピッ
P「やめだ!やめ!」

P「アイツに相談してもどうにもなんねぇしな…」

P「…」

P「確かに俺は適当すぎたな…」

P「…」

P「ただ…真の事故の責任は無いと…」

P「…いや、でも……」

P「…ッ」

~数時間後~

P「とりあえず!真の容態を確認しないと…」

P「医者でもない俺が訊いても意味無いかもしれないけど…」

P「…」

P「…医者?」

P「!」

ピッピッ

P「…いや、その前に」


ピッピッ
プルルルル

P「もしもし律子か?」

P「明日の竜宮小町の仕事は?」

P「OKわかった!さんきゅ!」

ガチャ

P「よーし」

ピッピッピッ


お?

伊織「何よ珍しいわね、あんたから電話するなんて」

P「というか電話自体お互い初めてだけどな」

伊織「フンッ…で、用件は?」

P「真の事なんだが…」

伊織「どうして欲しいの?」

P「頼む!お前の所の、それも一流の医者に診てもらってくれないか!」

伊織「…どうして私がそんなこと…」

P「どうしてって…そりゃ同じ765プロだし…」

伊織「…そうはいってもプロデューサーも違えばランクも違う…」

伊織「私達は今や売れっ子のアイドルグループ!」

伊織「それに比べてあなた達は暢気に生きてるお気楽グループ」

伊織「何もかも違うのよ!」

P「てめっ!それぐらいに…」

伊織「…あなたの安い説教は遠慮しておくわ」

伊織「それよりもいくら払えるの?」

P「…?」

伊織「治療費よ、治療費!」

P「それは…伊織が…」

伊織「あのねぇ」

伊織「我が水瀬グループの、それも一流の医師を、急患でもない真に割く余裕は無いわ」

伊織「治療を受けたいなら金を払いなさい!」

P「…ちなみに、いくらぐらいが相場なんだ?」

伊織「そうね…数千万円ね」

P「はぁ?ふざけんな!」

伊織「ふざけてなんかいないわよ」

伊織「一般の開業医も年で2000万ぐらい稼ぐのよ」

伊織「それなら1日7万円」

伊織「私達の医師なら少なく見積もってもその3倍」

伊織「それが3人程で、真を全治半年とすると…」

P「…」ゴクッ

伊織「……いくらよ?」

P「は?」

伊織「いいから計算しなさいよ!!」

P「わかったわかった」

P「えぇ~と、9000万ってとこだな…」

P「9000万!??」

ぼったくりすぎワロタwww

何で年収で計算してんだよwwwwwwww

P「9000万…」

P「たかが事故で9000万…」

P「…」

伊織「あら?たかがってことはないわよ」

P「?どういう…」

伊織「聞いてないの?真の足、将来動かなくなるかもしれないのよ」

P「!!!?」

伊織「…ハァー呆れた…」

伊織「でも安心して」

伊織「もし水瀬グループが預かった場合は例え義足になろうとも」

伊織「あんたが納得するまで面倒みてあげる」

最近障害はやりすぎだろ

P「…」

伊織「あら?悩んでるのね」

伊織「何なら電話は明日でも良いわよ」

伊織「決心がついたら電話してきて頂戴」

伊織「じゃあま」

P「…払う」

伊織「……聞こえないわよ」

P「その9000万は俺が払う!」

伊織「やめときなさいよ9000万なんて…」

P「俺は知ってる9000万がどれ程の額かって事ぐらい…」

P「知ってる…サラリーマンの生涯収入が3億ってことも…」

P「お前より…金のことなら知ってる…」

伊織「…そうそれでも払うの…」

P「…家族だからな」ボソッ

伊織「…は?何か言った?」

P「とにかくそれで良いだろ?」

P「なんなら俺の健康臓器も…肝臓もくれてやるよ」

やだ…かっこいい…///

伊織「…それ腎臓よ」

P「……細かい事は気にするなって」

伊織「そう、じゃあ今すぐ来てちょうだい」

P「行くってどこに?」

伊織「どこにって水瀬グループの病院よ」

P「は?」

伊織「バカじゃないの!大切な真を野良病院になんか置いとくわけないでしょ!」

P「ってことは…」

伊織「そっ、最初からうちで預かるつもりだったに決まってるじゃない」ニヒヒッ

P「伊織…」ウルウル

P「じゃ、じゃあ俺の9000万円も…!」

伊織「それは別!」キッパリ

P「…」

伊織「あんたの三分の一の人生を握るのも悪くないわ」

P「…」

伊織「ち な み に」

伊織「あの計算も適当よ」

伊織「適当というか、メチャクチャ」

伊織「保険もない、っていうか何で毎日3人の医師にくっつかれなきゃいけないのよ!」

伊織「外科でもないしね…」

P「…」

伊織「あぁそれと・・・」

P「まだあるのか…」

伊織「『1日7万円』って言ったのは計算を複雑にするフェイクよ」

P「…そりゃ念入りなこって…」

伊織ちゃんかわわ

伊織「…というか…意外だったわね」

P「何がだ…?」

伊織「…私を頼ったことよ」

P「?」

伊織「ほら医者だっていうなら
   亜美・真美を頼りそうなものじゃない?」

伊織「そりゃ専門だって違うかもしれないし
   ていうか町医者風情が診れるわけは無いでしょうけど…」

P「…いや勤務医かもよ?」

伊織「そこはどうでもいいの!!」

どう考えても伊織の方が金について知ってる

伊織「…」

P「…」

P「…いやさ」

P「真の事聞いて真美が随分ショック受けてたみたいだからさ…」

P「もし真が真美の近く…あるべき距離よりも近くにいたらさ」

P「真美がおかしくなっちまうんじゃないかって思って」

P「あいつは優しいから、色んなもの感じちまうんだよ」

P「罪悪感も感じちゃうんだよ」

P「俺としてはさ…」

P「余計なもんまで背負い込ますわけにもいかねぇーだろ」

P「俺にとってはまだ幼い妹みたいなもんだしな」

伊織「だから特に接点のない私を…」

P「別に接点が無いってわけでもないだろ…」

P「それに何となくこうなることはわかってたような気がするんだ…」

P「…伊織は……」

P「『優しいんだけど素直になれないお姉さん』」

P「だからな…」

ギップリャ

伊織「…」

P「だからってお前も辛かったら言ってくれて構わないんだからな」

P「そん時はそん時だ」

P「アメリカだろうがヘキサゴンだろうがルート66だろうが行ってやるだけだ」

伊織「……あんた…馬鹿でしょ……」

P「失礼な!…これでも俺は大学時代!というか大学1年生時代は…」

伊織「…」クスックスッ

P「?」

伊織「アハハハハハ!!」

伊織「ハハハハハハハハハハハハハハ」

そこはペンタゴンじゃねぇのかよwwwwwwww

ヘキサゴンって聞くと紳助しか出てこないな

ハハハハハハハハハハハ



P「もう済んだか?」

伊織「まったく~笑死ぬ所だったわよ」

P「俺は全く訳の分からない理由で笑殺す所だったよ」

伊織「さ~て長電話もしてられないから」

伊織「あんたは家の前に来なさい」

伊織「すぐに車で迎えに行かせるわ」

P「…何から何までスマンな」

伊織「いいってこと」

伊織「私程の人間になると低俗な損得感情なんてどっか行っちゃうのよ」

伊織「ただし…」

伊織「真美だけじゃなく…」

ガチャ
ツーツーツーツー

伊織「あんたも気をつけることね…プロデューサー……」

支援

>>324 >>325

P「素でミスった」

P「顔が熱くなるほど恥ずかしい…」

>>326
文脈から察するに真美じゃなくて真じゃないか?

>>329
あんまり深入りし過ぎるとあんたも傷つくわよ、ってことじゃない?

>>329

伊織「Pは『真美が罪悪感にとらわれてる』って言ったでしょ」

伊織「でもPもそうだってことよ」

伊織「パンピーが9000万も払うなんて正気の沙汰じゃないじゃない」

伊織「だから馬鹿Pも気をつけなさいってこと」

伊織「お わ か り?」

P「素直に分かりにくくてスイマセンと言え」ゴツッ

伊織「痛い」

P「でも>>329のように実は伊織が黒幕!?的な展開も良いかもしれませんね」

~水瀬家系列病院前~

P「あっという間に黒服に連れて来られたけど…」

P「伊織は?」

黒服「お嬢様は真様のお部屋にいます」

P「わかりました!早速行きましょう!」

黒服「その前に!伊織お嬢様から伝言があります…」

黒服「『あんたは何か家族ごっこをしてるみたいだけど』」

黒服「『まずはアイドルとプロデューサーの関係でいること』」

黒服「…とのことです」

P「…わかりました」

~病院内一等室~

黒服「この中でございます」

P「わざわざありがとうございました」ペコッ


ガラガラ

P「!?」

伊織「…いらっしゃい」

P「真っ!」

P「真っ!!」

P「真っ!!!」

伊織「うるさーーい!!」

黒服「失礼ながら、お嬢様もうるさいかと…」

伊織「…そういうお約束はいいの!」

P「…!!」


伊織「ハァー」

伊織「ねぇ、この馬鹿の資料はそろったかしら?」

黒服「ええ」

伊織「じゃあ、この馬鹿プロデューサーの通院経歴は?」

黒服「ありませんね」

伊織「家族が入院したことは?」

黒服「ありません」

伊織「…まだ早かったかしらね…」ハァー

スレタイで奪還屋スレと思ったのは俺だけでいい

黒服「いかがいたしましょうか?」

伊織「そうね?どっちにしても叫ぶなり泣くなりするだろうし」

伊織「真は今寝てるしね…」

伊織「とりあえず…外に放り出しといてちょうだい」

黒服「かしこまりました」

伊織「あと、この馬鹿が真に面会するのは…」


伊織「……もう一度私が許可した時だけにして」

黒服「…了解しました。お嬢様」

~翌日~

P(…)

P(…)


P(昨日の夜、あの後の記憶はあまり無い…)

P(多分泣き喚いたんだろうけど…)

P(気づいたら家のベッドに寝てた…)


P(ただ…ただ、真の姿だけは鮮明に目に焼きついている)

P(事故だっていうから、事故らしいから)

P(俺はあの時真を見てたから・・・)

P(確かに包帯を全身に巻いていたけど…)

P(あんなに元気にしてたから…)

P(骨折程度に考えていたけど…)


『ずるむけるに決まってるじゃない!肌も焼けるわ!!』

P(ということで俺は今事務所にいる…)

P(俺はプロデューサーだ…皆の面倒をみなくては…)

P(昔の過ちを繰り返してはダメだ…)

P(その思いだけで事務所まで来た…)

P(…嘘だ…)

P(本当は来たくなかった)

P(前みたいに公園でサボって…)

P(そして怒られて…)

P(結局、朝一番に伊織から電話があって)

P(俺は仕事に行くことにした…)

P(正直みんなには会いたく無かった…)

P(みんなの穏やかな顔は病院の真を思い出させる…)

P(体はあんなでも…顔は穏やかだった……)

真…

P(ということで午前の仕事は終了)

P(後は午後から千早の歌の収録がある)

P(これはどう考えても千早に説教を喰らうパターンなので少し頑張ろう…)

~レコーディングスタジオ~

P「といっても…特に仕事も無いんだよな…」ブツブツ

P「金銭面での決定権は社長にあるし…」

P「俺はポケーと部屋の中の千早を眺めることしか…」

P「もう…帰ろうかな……」

P「……」

~3時間後~

P「…」

~更に3時間後~

P「…」

~更に1時間後~

P「…?」

P「……」

P「…遅ぇ」

P(レコーディング自体が6時間越えることは珍しくないけど…)

P(あの千早だぞ…)

P(いくらなんでも今日の曲数ならマックス6時間だろ…)

P「…なにやってんだよ…クソ監督」ケッ

P「…」イライラ

P「あぁ~病院行かなきゃ…」

P「…でも入れないのか……」

P「……」

P「…!」

P「……っていうか、足引っ張ってるの千早の方じゃないか?」

P「さっきから千早がペコペコ謝ってるようだけど…」

P「…」

燃料投下http://beebee2see.appspot.com/i/azuY_JzABQw.jpg

ガチャ

P「あの、スミマセンが…」

雑用係「はい、どうしました?」

P「うちの千早、どうかしましたかね?」

雑用係「そうですねー…今日はいつもの調子が出ないみたいですね…」

雑用係「さっきからミスってばかりで…」

P「…」

雑用係「…僕も千早さんのファンだったんですけどね…残念です……」

P「あの、すいませんが…」





P「僕とやらないか?」



ゲットバッカーズ懐かしいな

~外~

P「とりあえず…今日のレコーディングは延期してもらえる事になったから」

千早「…」

P「どうした?」

千早「…余計な事です…」

P「は?」

千早「あと少しでいけました…」

P「あ?」

千早「邪魔でしたっ!」

P「何言ってんだ!全然ダメだったじゃねえか!」

P「お前ミスってばかりで足引っ張てたじゃねえかよ!!」

P「そのくせに偉そうな事言ってんじゃねえ!」

千早「…」


P(ハッ)

P「……スマン、言い過ぎた…」

P不器用すぎるだろ…

>>350
現実はこんなもん

千早「いえ…実際その通りですし……」

テクテク

P「おい千早!どこ行くんだ!」

千早「どこ行くも何も帰るんですよ」

P「今日はもう遅いから!帰るならタクシー使え!」

千早「…」ダッ

P「おい!!千早!?」ダッ

赤屍…

~公園~

P「おいっ!」ガシッ

P「ブーツで逃げられるわけないだろ!」

P「ていうか、そんな靴で走って怪我でもしたらどうすんだ!」

千早「…!」

千早「…」ダッ

P「おっ!…おい!……」

P「…おい……」

~10分後~


P「はぁ…」

P「とりあえず、帰るか…」

P「…ああいう時は何かしら俺に対する文句なり出るんだがな…普通……」

P「千早は仕事以外の事を全く俺に話そうとしないからな……」

P「…怒りに任せて言ってくれれば分かりやすいのに…」

P「……いっそ嫌いって言ってくれれば良いのに………」

P「僅かでも信用されてりゃな…」

P「ていうか普通の子供なら怒って自分の要求を喚く事ぐらいするだろ…」

P「如月千早、高校生…趣味は音楽鑑賞…か」

P「何というか大人びてるよな
  言動というか雰囲気というか」

P「…いや、というよりあの殻に篭った感じは…」


P「……俺を頼ってないってことなんだよなー…」

テクテク

~765プロ~

ガチャ

P「…?」

P(電気ついてる…)

テクテク

P「ただいま帰りました」

小鳥「ピヨッ!」

P「…」

小鳥「びっくりした~
   プロデューサーさんですか…」

P「こんな時間までお仕事なさってたんですか…」

小鳥「ええまぁ」

小鳥「最近あの子達の活躍の場も広がって
   テレビやラジオにも出るようにもなったじゃないですか」

小鳥「そういう業界って昼夜の区別がつかないみたいでですね~」

小鳥「お陰で肌が荒れて困っちゃうわ」ピヨッピヨッ

P「…」

P「…だからってこんな時間まで
  来るかも分からない電話待ってたんですか?」

小鳥「別に電話を待ってるだけじゃないですよ」

小鳥「事務所の掃除だってあるし…それにほら」ユビサスッ

小鳥「あの子達のファンレターの管理もありますからね」

小鳥「…あの子達も人気が出てきましたからね」

小鳥「これも私がブログやネットで広めてるからですね!」

P「…ブログ?」   

ステマ乙www

小鳥「知らないんですか?プロデューサーさん」

P「いえ全く…」

小鳥「765プロのメンバーブログの事ですよ」

P「…」

小鳥「アイドル達が日々の生活を書いてファンの人に見てもらうんです」

小鳥「とりあえず見てみます?」

P「…はい」

~~~~~~~~~~

P「…これは?」

小鳥「これは真美ちゃんの記事ですね」

小鳥「ええっと、ラーメンの記事みたいですね」

P(そう言えば真美のやつ
  携帯でパシャパシャしてたな…)


P「…なになに……」

P(文字として認識出来ない所があるが要約すると…)

『今日はPの奢りでラーメン屋にやってきた。
 ラーメンはおいしかったけど量は多かった。
 Pはあんまりかっこよくなかった。』

P「…」

小鳥「ほら、あの子達も意外と見てますねプロデューサーさんのこと」

P「…ちなみにネットというのは?」

小鳥「ピヨッ!」

小鳥「…」

P「小鳥さん?」ジトー

小鳥「いや、たまにですよ本当にたまに…
   掲示板とかにうちのアイドルの事書いたり…」

P「…」ジトー

小鳥「…たまに…自分の事書いてみたり…」

P「…というと」

小鳥「『765プロの事務員カワイクね?』とか」

小鳥「『765ぷろの受付の人の声サイコー!』とか」

P「…」

小鳥「いやですねもう!
   ちょっとした息抜きですよ」ピヨッ   

ピヨ…

小鳥「そ、そんなことより!」

小鳥「プロデューサーさんは何でこんな時間に?」

P「いやね、少しありまして…」

P(真の事で反省したばっかりなのに…)

P「俺は千早の携帯の番号を知らないんでね…」

P「とりあえず携帯には伊織に電話してもらって…」

P(すげー怒られたけど…)

P「千早の家の電話番号でも調べて後でかけてやろうと思って」

小鳥「???」

これがステマか

小鳥「?…状況は全く読めないですけど…」

小鳥「とりあえず…千早ちゃんの家の電話番号が知りたいんですね?」

小鳥「…それなら事務所に電話してくれれば良かったのに…」

小鳥「…まさか、まさか…」

小鳥「私に会いに来てくれたとかーー!!?」ピヨッピヨッ

P「いえ、それは無いんですけどね」キッパリ

小鳥「…」

P「少し調べたいもの…がありまして……」

小鳥「調べたいもの…」

P「…社長がいないと思って来てみたんですけどね…」

小鳥ちゃん可愛いのになんでいつもこんな扱いなの

ことりさんじゅうはっさい

小鳥「?」

P「あの、その、…千早の詳細なプロフィールが知りたくて」

小鳥「キャア!」ピヨッ

小鳥「それって」ピヨッピヨッ

小鳥「もしかして!」ピヨッピヨッピヨッ

小鳥「プロデューサーさんは千早ちゃんのこと…!!!」ピヨッピヨッピヨッピヨッピヨッ

P「…ちがいます……」

P「うーん、何というか千早は765プロの中でもどうも空気が違うというか…」

小鳥「……そのことですか」

P「…何か知ってるんですね?」

~~~~~~~~~~

P「離婚…ですか……」

小鳥「ええ」

P「そして弟…」

小鳥「……」

P「…」

P「…とりあえずこの事に関しては思考を遮断しときます」

P「最近、詰め込みすぎておかしくなりそうだ…」

小鳥「…そんな時はいつでも相談してくれて構いませんよ」

P「…」

P「…そんなことより」

P「社長の許可も無く
  そんな重大な秘密俺に教えて良かったんですか?」

小鳥「もちろん!」

小鳥「だって私はプロデューサーさんの事信じてますから!」

P「…」




P「…まぁ
  相談するのは
  小鳥さんが恐らく俺と社長をモデルにした禁断のラブストーリーを書くのを止めたらにしときますよ」

小鳥「ピヨッ!見たんですか!!」

P「さっきパソコンを見せてもらったときチラッとね」

小鳥「…」

P「ちなみに机の引き出しからはみでた俺のアイコラ写真も見たんで」

小鳥「…」

小鳥「ピヨーーッ!!!」

P「ではまた明日」

ガチャ

やっぱりダメ無小鳥か

~外~

P「…」

P「小鳥さんか…」

P「年下だらけの職場で」

P「気負うことも多かいけど…」

P「ああやって相談に乗ってくれる人がいるのも良いもんだな…」

P「…」

P「……『信じてます』・・・か」

P「今度、食事にでも誘うかな…」

P「…でもその前に…千早にも相談と信頼の大切さを教えないとな…」

~2週間後~

P「あぁああああああ!!!!」

P「ダメだダメだ!!」ボリボリ

P「あの日から全然千早と話す機会がない!」

P「っていうか明らかに千早に避けられとる!」

P「あの日以降は家電もシカトだしっ…」

P(しかしながら千早はうちの事務所期待のアイドル)

P(765プロでは完全に彼女の立場の方が上っ…!)

P「彼女が嫌がってるのに無理やり仕事について行く事は出来ないし…」

P「うがぁああああーー!!」

プルルルルル

ガチャ

P「はい!もしもし赤羽根ですけれど?」

P「……!!?」

P「…!!!!!!」ダッ

どした!?

~病院~

ダッ

~病室~

ガタッ!!


「まことっ!」


伊織「…うるさいはね。そんなに叫ばなくても聞こえるわよ」

P「伊織!真は!?」

伊織「ほら、あれ」

P「!…良かった!真!!本当に良かった…!」

真「…ハハ、大げさなんだからプロデューサーは…」

P「馬鹿野郎!!メチャクチャ心配したんだからな!」

真「……ごめんなさい」

P「!?……お、おう」

P「随分素直だな…」

まこちー復帰か・・・?

P「いや…」

P「謝るのは俺の方だ…」

P「真…本当にすまなかった……」ドゲザ

伊織「…」

真「!いいって!何でプロデューサーがそんなことするんですか!」

真「ボクの怪我の原因は事故ですから!」

真「それもボクの不注意で…」

真「だから、謝らないでください」

伊織「…」

伊織「とにかく!真はこいつに現状報告!」

伊織「そして…これからについて……言いなさい。言いたいこと。言うべきこと…」

真「…プロデューサー」

真「ボク、アイドルをや…」

P「嫌だ!」


伊織「…は?」

P「嫌だ!どんなことがあっても!真は765プロのアイドルなんだ!」

伊織「…?…あんたねぇ」

伊織「いい加減に・・・」

真「いいんだ伊織」

伊織「…でも」

真「いいんだ…これはボクが言わなくちゃいけないことだから……」

真「プロデューサー!」

P「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」

真「ボク!菊地真は」

P「聞きたくない!聞きたくない!聞きたくない!」

真「765プロを」

P「やめてくれ!本当にやめてくれ!」

真「辞めます…」

P「聞きたくない!そんな言葉聞こえない!!」

P「わあああああ!!!」

P「なんにも聞こえない!!」

P「あああああああああ!!!」

伊織「ったく、この馬鹿Pが!」

伊織「中村!この馬鹿を廊下に出して殴り倒してきて」

黒服「了解しました」

~廊下~

バコッ
P「ゴフゥ!」
ガンッ
P「ウッ!」
バシンッ
P「…」キュー

~病室~

黒服「終わりました」

伊織「ご苦労様……ってこいつ気絶してるじゃない!?」

黒服「ええ意外と大した事無かったです」

伊織「私の護衛長に勝てる方がおかしいわよ!」

伊織「とにかく!…水!水持ってきて!」

~15分後~

P「…」

伊織「わかったわね!次ボコボコにされたくなければ大人しくしなさい!」

P「…はい」

伊織「じゃあ…真…お願い」

真「わかった…じゃあ話すよ…」

~10分後~

真「…ということ」


P「…」

伊織「…」

黒服「…」


P「…なるほど、お前の体の状態も辞めたい意志も良く伝わってきた」

P「…良く伝わってきたが……」

P「…」

P「伊織、現実問題として真の足は動くようになるのか」

伊織「それは保証できるそうよ」

P「そうか…そりゃ…良かった」

伊織「ただ…」

伊織「ただ…リハビリには相当かかるようね」

P「…相当…というと……」

伊織「最低半年。下手したら数年ってところかしら…」

P「…数年」

伊織「…」

真「…」

P「といっても」

P「といってもたかが数年だろ…!」

真「…」

P「余裕じゃねえか、たかが数年、数年ぐらい……余裕…じゃ…ねえか…」

真「プロデューサー」

真「ボクはそれほど年齢が低いわけじゃない」

真「あと2、3年もすればボクは高校を卒業する」

真「一番輝けるであろう期間」

真「ボクは活動することができない…」

P「馬鹿言ってんじゃねえよ!世間見回してみろ」

P「30越えのアイドルだってゴロゴロいるじゃねえか…」

真「でもその人たちはボクぐらいの歳に…輝けたから」

真「…努力できたから」

真「…」

真「ボクはどちらも出来ない…」

真「765プロは成長するよ…」

真「見てれば…765プロの一部になれば……」

真「…そんなこと誰でも分かる…」

真「…そんな時に足を引っ張るのは…ごめんだ……」

P「伊織、ちょっと来てくれ…」

伊織「…」

ガラガラ


~廊下~

P「おい、どうにかなんないのか」

伊織「…無理言わないで…出来るならとっくにしてるわよ…」

P「痛みなら…薬か何かで…さ」

伊織「…あんた医療は万能だとか思ってんじゃないの?」

伊織「医療に出来るのなんて大した事じゃないわ!」

伊織「所詮、傷を癒すことだけ!」

伊織「無かったことにすることなんて出来るわけないじゃない…」

こうして真は俺の所に永久就職したのだった………

ところで真って男?女?

>>394
女だよ畜生ー!

P「…」

伊織「それに…足だけの問題じゃない」

P「どういう意味だ?」

伊織「あなたも見たでしょ!2週間前に!」

伊織「不幸中の幸いというべきか…」

伊織「真は肌が直接擦れたわけじゃないけど…」

伊織「顔には傷が残ることは無かったけど…」

伊織「体の肌には擦り傷が沢山ついてるわ」

P「…」

伊織「…もちろん何とかするわ」

伊織「ほとんど目立たなくすることも出来るし…」

伊織「ただ…そういう問題じゃないの……」

伊織「真はアイドル…まして女の子なんだから…」

伊織「傷ついてるかもしれない肌をさらして仕事なんてしたいわけないわ」

P「…」

伊織「とにかく…あんたの言いたい事も分かるけど」

伊織「まずは真のメンタルのケアが最優先じゃないの?」

P「…」

伊織「他にも様々な理由で
   今真はとてもネガティブだと思うわ…」

伊織「まずは…真に元気になってもらわなくちゃ…ね?」

P「あぁ、そうだな」

P「すまなかった伊織」ペコッ

伊織「いいって事♪スーパーアイドル伊織ちゃんなんだから」ニヒヒッ

P「…」クスッ

P「そうだったな」

伊織「なによ!今あんた馬鹿にしたわね」

P「してない!してない!」

P「それじゃあそろそろ戻るぞ…」

伊織「あんたが呼んだんじゃない…」

伊織はやっぱりいい子だなぁ

~1時間後~

アハハハハハハ

P「おっと!こんな時間だ」

P「真!じゃあ俺はそろそろ行くよ」

真「ハイお疲れ様でした」

P「今度はみんなで来るからな!」

真「ハハハ…ご迷惑にならなければ……」

P「迷惑だなんてとんでもない!」

P「みんなも真に会いたくて会いたくてウズウズしてんだから」

P「千早のやつなんてさ、真がいなくなった途端…」

伊織「いいから!帰るなら帰りなさいよ」ゲシッゲシッ

P「いでで、いで、やめろってば~」


真「ハハハハハハ」

P「じゃあな真!」

真「はい!また今度!!」

P「また今度だ!!!」


ガラガラ

自殺だけはやめてくださいおねごいします

しあわせにしてやってくだしあ

テクテクテク

ガラガラ

伊織「ちょっと待って!」

P「ん?どうした?俺なんか忘れ物したっけ?」

伊織「違うわ」

伊織「…2週間前は包帯グルグルだったし
   傷の跡も生生しかった…」

伊織「何よりあんたが話を聞ける状態じゃなかった…」

P「…」

伊織「でも今は大丈夫そうね…」

伊織「ねえ覚えてるかしら?」

伊織「私…じゃなくて私が伝言した言葉…」

……!

P「ああ…一応」

伊織「あんたは『プロデューサー』よ」

伊織「少なくとも私達とあんたの関係はそれ以上でもそれ以下でもないわ」

伊織「言いたいことわかるわよね」

P「…まぁ、なんとなく」

伊織「じゃあ私に全部語らせないでちょうだい」

伊織「あんたは真のことが好きでしょう」

P「まぁな…」

伊織「でも恋人としてではない…」

P「…」

伊織「そしてあんたは真の親でもない」

P「…」


伊織「ただの『プロデューサー』よ」

伊織「思い上がりは時に相手のプライドを傷つけるものよ」

伊織「ましてアイドルなんてプライドの塊なんだから…」

伊織「これ以上は経済を学んでたって言うあんたには不要よね…」

~病院ラウンジ~

P「…」ジュースチュー


P「…」


P「…」


P「…いっそ765プロを俺のものに…」


P「…無理…だよなぁ……」


P「社長はどう考えてんだろ…」

P「…」ボケー

P「…」ボケー

P「…」ボケー

P「…」ボケー

P「…!」

P「」ダッ

誰かBGM

P「おい!」

?「あ?あ?!あっ!!」

P「何でこんな所にいるんだよ…親友!」

親友「よお久しぶり…てか、おいおい御挨拶だな」

親友「久しぶりに会ったってのによ」

P「ていうかお前そこから出てきたってことは…」

親友「まぁな、菊地の見舞いってやつだ」

P「……何でお前が真知ってるんだ」

親友「真?あぁ菊地のことね…」

親友「ちょっとした知り合いなんだよ…」

親友「おまえこそ何でここに?」

P「…俺も真のお見舞いだ」

P「真は俺の事務所のアイドルだろうが」

親友「そうだったけかな、そう言えば」シレー

P「お前…」

親友「そんなに怒るなよ」

親友「俺からしてみれば何でお前が怒ってるのかサッパリだ」

P「俺にもよくわからん!」

P「が…腹立つ」

親友「なんだそれ(笑)」

親友「まっいいけどさっ」

親友「そんなことより…」

親友「出来るだけ見舞い来てやれよ」

P「当然行くさ」

親友「…入院生活っていうのは想像以上に暇なんだよ」

親友「俺も今の菊地みたいに脚を吊り上げられて
   2週間ほど入院したことがあんだよ」

親友「俺のころはゲームボーイでポケモンやって時間潰したもんだが」

親友「やっていい時間も決まってるしな…」

親友「テレビなんて相部屋のガキ共と取り合いだぜ」

親友「それに…何が不便だって」

親友「一人じゃクソも小便も出来やしねえ」

親友「プライバシーもクソもなくなっちまう」

親友「まぁ、さすがに水瀬家様じゃ、その心配は無いが…」

P「さっきから親友が何言いたいのか全然わかんねえよ」

親友「てか、お前、口調変わったな?」

親友「いいこっちゃ」

P「…」

親友「…」

親友「つ・ま・り」

親友「病院の生活ってのは何かとストレスが溜まるもんなんだよ」

親友「そんでもって菊池はアイドルの後輩沢山抱えちまってるだろ」

親友「だからお前が悩み引き出して手貸してやれってこと」

P「そんなことなら当然やるさ」

親友「ところでさ…」

親友「菊地の奴はどこか怪我とかしてたか?」

P「怪我?怪我なら大怪我を!」

親友「そうじゃねえよ」

親友「その前…」

親友「事故の前に菊地は怪我してたか…?」

P「いや特にはしてなかったはずだ…」

P「その前日の仕事も問題なしだったし」

親友「肋骨やってんだよな…」

P「・・・?」

親友「だから!菊地は肋骨折ってんだよな」

P「そうなのか?」

親友「そうなのかじゃねえよ!」

親友「そんぐらい調べろ!調べれなかったら見て察しろ!」

P「無茶言うな!お前みたいに医者の子じゃねえんだぞ」

親友「俺だって文系だろ?変わんねぇーよ」

親友「ていうかコイツに菊地を任せるの段々不安になってきたぜ」

P「…うるせぇ」

P「…で?肋骨折ったからどうなんだ?」

親友「わっかんねぇーかな!」ボリボリ

親友「そりゃ肋骨は折れやすいし数も多い」

親友「もしかしたら心臓マッサージの時イカれたのかもしれん」

すいません30分程抜けます
保守お願いします

まかせろ

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燃料投下

保守

親友ハイスペックすぎワロタwww

ほす

保守

保守

保守

保守

すいません戻りました
保守ありがとうございました

ktkr

親友「でもよぉー普通交通事故が原因ならさ
   運動神経がいい奴は折らねえよ」

親友「…まぁそれで言ったら
   運動神経いいやつはそもそも事故らねぇーんだけどよ」

P「…」

親友「わっかんねぇーかな!?」ボリボリ

親友「お前!スポーツ全くダメだっけ?」

P「…」

P「…」コクンコクン

親友「キャラが初期に戻ってんじゃねぇーか!」

P「…」

親友「とにかく!腕や足の骨折は分かるが」

親友「致命傷になりかねない胸や頭に怪我があるのはおかしいわけ!」

親友「分かった!?…いや、分かれ!」

P「…」

ほす

親友「それと……これはある情報筋から手に入れたんだがな…」

親友「あの事故の時、菊地は自分から車に飛び込んでいったらしいぞ」

P「…」

P「…は?」

P「バカ言ってんじゃねえ」

P「そんなわけねえだろうが」

親友「おっ、戻って来たねー」

P「っていうか今時『情報筋』って」

P「嘘臭すぎるだろ」

親友「…」

交通事故ならどんな人間でも死ぬときゃ死ぬぞ?

親友それどこ情報よー?

親友「まぁ、とにもかくにも…だ」

親友「お前は菊地にまだまだ信用されてないよだしな」

親友「病院通って地道にポイント上げとけよー」

親友「それじゃあ、俺忙しいからよ」バーイ

P「……行っちゃったか」

P「・・・これからどうするか……」

P「…今出来ることは少ない…」

P「…それでも」

まこちー・・・・・

Pの挽回開始はまだですか

プルルル

ガチャ


P「もしもし、伊織か?」

伊織「そうよ、スーパーアイドルの伊織ちゃんよ」

伊織「何よ?さっき別れたばっかりだっていうのに…」

P「そんなことより」

P「今更なんだが、真の事件は車との接触ってことでいいんだよな?」

P「それなら事故した相手の連絡先を教えてくれ」

P「なんなら事故現場も」


伊織「…そんな一遍に言わないでよ…」

伊織「…この事はあんたがもう少し落ち着いてからと思ったんだけどね…」

ほす

伊織「今回の事に関しては分からないことが多いのよ」

伊織「事故現場は血でわかるんだけどね」

伊織「ブレーキ痕もなかったの。だからタイヤから車種を割る事もできない」

伊織「それに道路にもカメラがなかったし
   コンビニに面してる道でもなかったから映像の手がかりはなし」

伊織「そして何より…移動してるみたいなのよ」

P「…何が?」

伊織「真よ、真…」

P「…」

伊織「あんな体でも這い蹲いながら
   数十メートル移動したみたい…」

伊織「何でそんな事をしたのか?そもそも引いた車の種類は?車に血は?」

伊織「真はそこら辺のこと完全に記憶に無いみたい…」

伊織「気づいたら…病院のベッドの上だって言ってたし」

伊織「そもそも見晴らしの言い道だから」

伊織「普通事故なんて起きないはずなんだけどね…」

重い話だ

伊織「まさか…自殺なんてことはないでしょうけど……」

P「…」

伊織「…当然だけど、事故の場所は教えないわよ」

P「」

伊織「十中八九、ひき逃げ事件だもの」

伊織「現場に行ったあんたに発狂でもされたら堪らないわ」

P「…」

伊織「ねえ?あんたがなんで急にそんな事言いだしたか…」

伊織「粗方検討はつくけど」

伊織「私達は私達に出来ることをするべきだわ」

伊織「まずは真の復帰…そうでしょ?」

これって赤羽根Pなんだよな?

春香さんが一緒に帰ってたんだから守ってやればよかったのにね

P(伊織との電話を終えた後、電話をかける)

そして…


~~~~~~~~~~

ガチャ

P「失礼します!」

?「はいはーい」

P「あの、電話した赤羽根という者ですが…」

?「はいはい承ってますよ。私はマネージャーの岡本まなみです」

~876プロ、会議室~

P(ということで、高木社長は最近忙しそうだし…)

P(とりあえず来てみたのは良いが…)

?「そう?あなた高木社長の…」

P「高木社長をご存知なんですか?」

?「ええ、そりゃまぁね」

P(訳ありって感じかな…)

?「あぁ自己紹介が遅れたわね」

?「私は876プロ社長の石川実よ」

P「…765プロの赤羽根です」

しえん

876ktkr
これで勝つる

ほす

実「ええ、噂はかねがね、といっても最初の頃はひどい噂ばかりだったけど」

P「…」

実「ごめんなさいね、ここの職場って女性ばかりなのよ」

実「だから久々の男性の登場で少しテンションが上がってしまったってわけ」

実「まぁ最近は男手も増えたけど…」

実「…」

P「…はぁ」

実「あら?業界人にしては随分と愛想が無いのね?」

実「成功しないわよ」

P「…」

実「…分かったわ、とっとと用件を言って」

P「うちの事務所に真というアイドルがいるんですが・・・」

実「知ってるわよ『菊地真』でしょ」

実「運動神経抜群でヴィジュアル・ヴォーカル・ダンス」

実「全てにおいて新人ならば申し分ないレベル」

P「・・・」

実「…別に偵察したりしてないわ」

実「この業界は見方によっては狭いもの」

実「要はあなたの事務所ご自慢の彼女に
  うちの事務所のアイドルがオーディションで敗れたことが
  多々あるってだけのと」

支援

実「で、彼女がどうかしたの?」

P「もし…ですよ」

P「もし真が876プロに移転するとなったらどうですか?」

実「…そうね」

実「喜ぶでしょうね、その日はシャンパンで乾杯しても良いわ」

実「素質がある上に訓練も受けた即戦力が入ってくれるなら…」

実「うちの新人アイドル達の底上げにも繋がるでしょうし」

P「じゃ、じゃあ…」

実「ただ…それは、アイドルとしての『菊地真』よ」

実「彼女怪我したんですってね…」

実「それもアイドルを辞めざるを得ないような」

P「…」

実「知らないと思った?この私が」

P「…」

実「…冗談よ」

実「菊地真が急に抜けたことで沢山の仕事がばら撒かれたわ」

実「私の会社の新人アイドルがそのおこぼれを貰ったってだけの話」

実「というか貴方結構無口なのね」

実「少しは喋ってくれないと」

すぃえん

P「…失礼なのは承知です」

P「その菊地真ですが…」

P「もし何かあったら876プロに移籍させてもらえないでしょうか」ドゲサ

P「…」

実「…」

実「まず、顔を上げなさい」

実「とりあえず言えることは…」

実「あなたは失礼なんかじゃいわ」

実「もっと…そう…愚図」

実「愚図という言葉が貴方には相応しいかしら」

我々の業界ではg(ry

実「菊地真…アイドル復帰は絶望的」

実「そんな彼女を引き取る気なんて毛頭ないし」

実「給料なしでも876プロに置く気はない」

実「簡単に言うなら、私達876プロは菊地真に対して一切の価値を認めない」

実「そういうことになるかしらね」

P「…」

P「し、しかし、真は優秀だと…」

実「そう優秀」

実「アイドルでありながら女性受けも良い」

実「素晴らしい逸材」

実「でももうアイドルじゃない」

心が痛むんだが・・・・

これって即興?書き溜め?

P「じゃあアイドルなら良いんですね!?」

P「それなら数年待ってくれれば…」

実「言うまでもないことだけど
  数年間も腐らせておいたら素質なんてあっという間に失われるものよ」

実「その間に他の子は訓練して経験して知名度を徐々に上げていくの」

実「…私達はアイドルを育ててるのよ」

実「不幸な人生を送った元スポーツ少女なら…タレントね」

実「でも私が育てたいのは残念ながらアイドルなのよ」

実「不幸自慢でもなく、一発芸でもなく」

実「歌とダンス、そしてヴィジュアル」

実「何より人気、それで勝ち上がる本物のスター」

実「そんなアイドルを育てたいのよ」

すぅいえぇん

実「せめて菊地真がアイドルの世界を経験していればね…」

実「マネージャー候補としてあげないことも無かったけど…」

実「マネージャーって頭使うのよね」

実「うちのまなみも大卒だしね」

実「今の菊地真ではね…」

P「…かし」

実「…?」

P「しかし!」

P「あまりにももったいない!そうは思いませんか!」

P「彼女ほどの逸材を埋めてしまうのは…」





実「…思わないわ」

実「言ったでしょ」

実「我々の業界はある意味では狭い」

実「でもある意味ではとても広い」

実「今回、菊地真が仕事を失ってうちの新人アイドルに仕事が回ってきた」

実「ある者が仕事を失えば、それを代わりの者が得るだけ」

実「仕事が欲しくて堪らないアイドルはそれこそ山程いるもの」

実「そうね菊地真…」

実「失って惜しい人材ではあったけど」

実「必要不可欠な人材というわけではなかったしね」


P「…でも貴方は先程、真を認めてくれた」

実「言ったでしょ『新人レベル』よ所詮」

実「そうね…不可欠な人材とはね」

実「昔ね日高舞って言うアイドルがいたのよ」

実「圧倒的ルックスと歌唱力…いや」

実「あそこまで突き抜けてしまうと」

実「もはや催眠術みたいなものなのかしら…」

実「そういう化物がいたのよ」

あれ愛と舞がごっちゃになってしまったwww判断力が曖昧なんつって

実「まぁ詳しく説明しなくても」

実「あなたも結構知っているでしょ」

実「そうね…その化物、とまでは言わなくても」

実「…星井 美希」

実「彼女は化けるわね、まず間違いなく」

実「それは身近にいる貴方が一番わかっているでしょ」

実「もちろん『竜宮小町』や如月千早なんかもポテンシャルは十分あるわね」

P「…」

実「あら?一応貴方の事務所を褒めたつもりなのだけど…」

実「ここまでの人材を集めるなんてね」

実「やはり彼は一流ね…」

実「ねえ、そんな顔しないでよ」

実「久しぶりに楽しめると思ったんだから」

実「ただね、私がこうもベラベラと意見を言えるのはね…」

実「……いたのよ」

実「あなたと全く同じ頼みをしに来た人がね」

実「しかも土下座も一緒」

実「自分には懇願しか出来ないからって」

実「愛されてるのね…菊地真は」

実「こんな事言うようじゃアイドル事務所社長として失格だと思うかもしれないけど

実「もしかしたら数多くの人から拍手を送られることよりも」

実「一握りの人から心配される方が大切かもね」

実「……もしそうだったならば…うちのマネージャーも…」

実「…」

実「まぁいいわ」

実「今日は私の独断ステージ」

実「言いたいことは全て言ったし」

P「…」

実「こら、シャキっとしなさいよ」バンッ

実「ねえ、一つアドバイスなんだけど」

実「菊地真の事ならさ…貴方が幸せにしてあげれば良いんじゃないの」

P「…いえ、俺はそういうんじゃ…」

実「…どうも私の女の部分が告げてるんだけどね」

実「男って弱った女が大好きだしさ」

P「…」

実「それじゃあ適当に案内して頂戴」

まなみ「はーい」

P「…?」

実「何もうちの事務所にわざわざ来た理由は」

実「これだけって言うわけじゃないでしょ」

~~~~~~~~~~

まなみ「ということで、こちらが…」

?「はい!876プロの日高愛です!!!!」

P(すごい元気な子だなー)

愛「真さんの事は聞きました…」

P(と思ったらすごい落ち込んだよ)

愛「でもまぁ仕方ありません!」

愛「今度お見舞いに行って励ましてきます!!」

P「お見舞いって…真の事知ってるの?」

P「まさか、真の代役をしたのは」

愛「いえいえ!それは違う子です!」

P「…そうなんだ」

ちんちん登場か?

P「じゃあ何で…」

愛「何でってレッスンスタジオで時々会いますからね」

P「レッスンスタジオ…」

P(…そう言えば仕事の同伴とかはしたことあるけど)

P(レッスンスタジオとかは行ったことないな・・・)

愛「私達はまだアイドルの卵の卵!って感じなんですけども!」

愛「先輩方は色々教えてくれるんですよ!!」

P「…そう」

P「…ちなみに好きな765プロのアイドルは?」

愛「そうですねー!
  私としては亜美・真美はキュート☆でカワイイですね」

P「…」

愛「他には…私、歌もまだまだなんで、
  千早さんとかには結構お世話になってるかもですね」

P「千早…千早もよくレッスンスタジオに行くのか?」

愛「何いってんですか!千早さんと言えばレッスンの鬼!」

愛「メチャクチャ来ますよー!努力家ですし」

P「…でも千早って無愛想だろ?」

愛「そんなことないですよ?」

愛「確かにクールだし理想も高いけど…」

愛「こだわるのはあくまで歌とアイドルに関してですから」

愛「一人の人としては面倒見の良いほうなんじゃないかな?」

P「…そっか、確かに」

~~~~~~~~~~

愛「それじゃあ千早さんたちによろしくお伝えください!」

まなみ「ではまた今度」

実「じゃあ頑張りなよ、後釜君」

~~~~~~~~~~


P(大体の所の話は聞けたし)

P(今日は良しとするか…)

P(千早…)

少し休憩します

保守や画像ありがとうございます

赤屍さんについてはすいません

だれか休憩代行を!

>>203
初めてはご友人と行った方が良いですよ
麺の大盛りと野菜ましましは止めといた方が無難です

>>273
ギップルヤー!!

>>290
あえて流れに歯向かってみました
スポーツ少女の方が落差が激しいし

…嘘です 適当に選んでしまいました


>>319
一応経済学部4年という設定なので

>>365
少し流行に乗ってみました

>>367
正直言うと自分も小鳥さんは大好きです

>>401 >>402
何とか努力してみます

>>434
確かに

>>439
いつになることやら分かりません

その晩俺は悪夢にうなされた

「真!まことおおおおおおおお!!」

バッ
「はぁはぁ・・・なんだ今の夢は・・・」

>>444 >>462
あくまでオリジナルストーリーですので

>>451
スイマセンまさかのフルぼっこです

>>463
150ぐらいまでは書き溜めていましたが
そこからは即興です
そのせいでストーリーがおかしくなったり
常にネタ切れ状態です
アイディアはどんどん投下して下さい

>>470
クソワロタ(真顔

    嘘ですクスッときました



>>479
今は大丈夫なんですが昔は若干拒絶感があったため
あまりストーリーを攻略していないので細かいキャラが分かりません
モブキャラ程度にお考え下さい

親友が怪しすぎるな
もしくは先に土下座に来たのは親友で、実はすでに765プロと何らかの関係があった?

>>492
ノーコメントですっ!
ただ、あなたとコナンは観たくないと思いました
というか登場人物的に最早バレバレですが…

予想はよそう

>>494
そうだな、スマン
だがお前は許さない

~翌日~

P「レッスンスタジオに千早か…」

P「とはいったものの」

P(…)

P「忙しすぎて行けねー!」ボリボリ

P「ていうか千早も今は歌以外の仕事も沢山入ってるし…」

P「歌のレッスンになんか行ってる暇ないはずだ」

P「そのはず…」


P「貴音~」

~~~~~~~~~~

貴音「なるほど…千早の素行調査ですか・・・」

P「いや、単に何曜日にレッスンに行ってるかを訊きだしてくれれば…」

貴音「あなた様は千早の事をもっとよく知りたいとは思わないのですか?」

P「いや思うよ…思うけどさ」

P「これって絶対良くない結末を迎えると思うんだよね…」

P…セーブしとけよ

貴音「千早の生活…面妖な!」

P「…何かもう『面妖』って言葉を使いたいだけな気がするんだけど…」

P(本来なら昔仲良かったってた春香に訊けば良いんだけどな…)

P(最近あいつもふさぎこんでるし……)

P「とにかく!千早の日程を調べて話をつけてやる」

貴音「ということで…!」

P「…何がとういうことなんだよっ…」

真美「兄C!兄C!!マミも入ったから!貴音探偵団のNO2になったから!」

P「……」

P「…おい、貴音」

P「前みたいにマジメにやれ…っ」

貴女「そんなっ…!私は十分真面目でございます」

P「…」

貴女「あなた様がそのようないけずだったとはっ…」

貴女・・・・?

~~~~~~~~~~

貴音「では早速!貴音探偵団の定例会議を始めましょう」

真美「オー!」

響「オー!だぞ!」

美希「お~!なの」

P「…」


貴音「では早速…」

P「おい、貴音!貴音!!」

貴音「…なんでございましょうか」

P「増えてる…何か増えてるんだけど」

貴音「……あぁ、貴音探偵団の団員の事ですか…」

貴音「響はNO3、動物を使った偵察を得意とし…」

貴音「美希はNO4 基本グータラするだけです」

よかった
響がぼっちじゃなくて…

美希wwww何でいるしwwww響はともかく金髪目立つだろwww

P「何で新メンバーが当然の様に
  俺のシリアルナンバーを踏んでいくのかは良いとして」

P「何でよりにもよってそのメンツなんだよ!」

P「集団行動に最も不向きな3人だろうが」


響「…プロデューサーひどいぞ…」

まぁ流石Pだな同じ事思ってた

書いてるやつクッセーな

貴音「そう仰らないでください。あなた様」

貴音「事務所で団員を募った所」

貴音「彼女達が立候補してくれたのです」

美希「美希ねー
   プロデューサーさんの事気に入ってきたの」

美希「もっとプロデューサーさんと一緒にいたいと思って☆」

響「自分は、自分は、ちょっと、こういうのいいかなって…」

響「決して経験が無いわけじゃないぞ」

響「ただ、たまには…と思って」

P「もう良いよ…勝手にやってくれよ」

貴音「それはいけません。あなた様」

貴音「あなた様にはNO.1の席を用意してありますが故」

貴音「そして…私はNO.0」

P「ちゃっかり0番取ってんのかよ」

P(さすがにこの3人じゃ個性が強すぎる)

P(せめてやよいが入ってくれると嬉しいんだが)

ロリコンかよ

ロリコンで何が悪い!!!11

P「ところでさ、4人じゃ微妙だし新しいメンバー入れてみない?」

貴音「『めんばー』ではございません『団員』とお呼びください」

P「…」

P「じゃあその団員とやらを集めようよ」

P「俺としては、やよいなんか良いんじゃないのかな?」

>>512
真美をわすれるとか

やよいが今の所、貴音と並んで親密だからじゃね?

くっ・・・ロリコンかよっあずささんとかあずささんとかいないのかよ

貴音「なりませぬ!」ペシッ

P「は?」

貴音「この集まりは千早のみならず」

貴音「あなた様にも並々ならぬ好意を持っている人集まりなのです」

P「…」

美希「プロデューサーさん大好きなの~」

響「…自分だって好きさ、プロデューサー」

P「…いやでもさっき募集したって…」

貴音「それ故にやよいや真美を団員として認めることは出来ないのです…」

P[いや、出来ないのです…っていうか…」

美希「そうなの~!
   プロデューサーさんは前からやよいや真美と仲良くし過ぎなの!」

響「そうだぞ!自分達にももっと構って欲しいぞ」

P「こいつら…
  個性は強いくせに団結力は大したもんだな…」

P「それなら…」

真美どこに消えた

P「じゃあ!俺は美希が大好きだから美希と遊ぶ!」

美希「えぇ~!!
   いいの!?プロデューサーさん?」

P「もちろん!」

P「でもさ美希、何か変な連中に絡まれて困ってるんだよ…」

美希「何ですってー!なの」

P「俺としては美希と遊んでたいんだけどさ」

P「あいつらが邪魔してくるんだよ」

美希「プロデューサーさんと美希の間を裂くなんて許せない外道なの!」

美希「成敗してやるの!」

貴音「な、裏切りと…面妖な…!」

響「ずるいぞー!美希だけ!!」

美希「知らないの!プロデューサーさんは美希だけのものなの」

P「美希、二人で遊ぼうぜ」

美希「はーい!わかったなの~」

なんだこいつwwwwww

美希「じゃあプロデューサーさん」

美希「何して遊ぶの?」

P「とりあえず、あの2人がいない所に行こうぜ」

美希「了解なのー!」

~~~~~~~~~~

美希「どこに行っても
   あの2人がついてくるの」

美希「本当に面倒な奴らなの」

美希「よーし美希がちょくせつこうどうにでるの!」

美希「貴音さん!響!もう私達の邪魔しないでほしいの!」

美希「プロデューサーさんは美希と一緒で楽しいの」

美希「2人はモテない同士でつるんでればいいの!」

響「美希…!」

響「自分、自分、…何も言い返すことができないぞ!」

貴音「いいのよ響」

貴音「時として、あのような言葉の通じぬ存在があるのです」

貴音「ほら見てみなさい、あの髪の毛の色」

貴音「…なんと面妖な…!」


響(…髪の毛の色なら貴音も負けてないと思うぞ…!)

響(いや、言ってはいけない)

響(自分は黙ることも覚えたんだぞっ!)

俺「じゃあ俺と遊ぼうぜ」

響「ヒャッホォォォォォイ!」

貴音「このような面妖な相手には実力行使しか道がありませぬ故」

響「…?」

貴音「行くのです!響よ!」ドーン

響「わあああああ」

美希「きゃああああああなのー!」ステーン

P「おいおい何やってんだよ…」

美希「きゃー!ハニー助けてなの!」

P「は、ハニー?」

美希「間違えたの…」

美希「でも、好きな女の子を助けるのはハニーだから
   あながち間違いでも無い気がするの~」ダキッ

P「うわわあわあ」

P「おい!こら!美希離れろ!」

貴音「昼間から男女がくんずほぐれずとは…面妖な!」

貴音「止めに行くのです!響」

響「アイアイサーさー!」


ガチャ

亜美・真美「ただいま→」

亜美「おぉ!」

真美「これは→」

亜美・真美「兄Cで遊び放題だぜ→!」

亜美・真美「突入→」

P「こらやめろ!おい!くすぐるなって」ハハハハ

亜美「真美!」

真美「了解!亜美!」

亜美・真美「絶対兄Cをはなさないぜ→」


P「アハハハハハハハハハ」

P「痛い、痛い、腹割れる」ハハハハハハハ

美希「もうプロデューサーさんはひどいの!
   美希というものがありながら」

美希「許さないの」プクッー


P「ハハハハハ痛い、痛い」

美希「美希美希アターークなの!!」

どしーん

響がぼっちじゃなくて良かった

P「ハハハハハハ」フットバサレル

トンッ

P「ん?何でこんな所に柱があんだよ!」ウヒャヒャヒャ

美希「…」サァー

P「どうしたんだ美希?」

P「もうおしまいか?」

P「それなら今度はプロプロアタックしちゃうぞ~」

おいまさか

流石にねーよな
















な?

亜美・真美「…」サァー

響「…」サァー



P「急にどうしたんだよみんな?」

P「さっきまでノリノリだったのによ」

P「にしても、この柱固いな~」

P「最悪の寄りかかり具合だぜ」

P「ったく世の中は癒しの時代だってのによ」ケッ



?「そうですか?なら早くどいて頂けますか」


P「ギクッ!」

ソローットウシロムク

P「ひっ!」


千早「早く私の体にもたれかかるのをやめてもらえますか」ギロッ

柱?壁の間違いか

ひいぃぃ

壁ちゃん

~~~~~~~~~~

P・貴音・美希・響・亜美・真美「」ドゲザ


千早「それで!私がレッスンからくたくた状態で帰ってみると」

千早「貴方達が大暴れしていて」

千早「あげく、ぶつかったと思ったら、そのまま寄りかかられ!」

千早「最終的に……」

千早「…最終的に……」

千早「……くっ…」


P「ま、まぁ良かったじゃねえか」

P「俺は心の底から思ったよ」

P「『柱』だって!」

P「『壁』『壁』言われてたときよか成長して丸みを帯びたんだな」ウンウン

火にナパーム投げ込みやがったwwwwwwww

Pwwww煽るなwwwww

千早「…」ギロッ

P「ひっ!」



千早「とにかく!」

千早「ありません!」

千早「あんな危険な事して彼女達に怪我でもあったらどうするんですか!」

ツンデレこい!!!

>>546
俺の属性ツンデレだけど需要ある?

千早「というか、貴方!まだ反省してないんですか!」

亜美「ちがうよ→兄Cは悪くないんだって」

真美「そうマミ達が悪いんだもん」

美希「そうだよー千早さん」

貴音「千早!その者達の言う通りです」

響「そうだぞ…自分達別に…」

千早「うるさい!!!黙って!!!!」

響「ひっ!!」

>>547
ない

千早「というか、貴方!まだ反省してないんですか!」

亜美「ちがうよ→兄Cは悪くないんだって」

真美「そうマミ達が悪いんだもん」

美希「そうだよー千早さん」

貴音「千早!その者達の言う通りです」

響「そうだぞ…自分達別に…」

千早「うるさい!!!黙って!!!!」

響「ひっ!!」

千早「というか、貴方!まだ反省してないんですか!」

亜美「ちがうよ→兄Cは悪くないんだって」

真美「そうマミ達が悪いんだもん」

美希「そうだよー千早さん」

貴音「千早!その者達の言う通りです」

響「そうだぞ…自分達別に…」

千早「うるさい!!!黙って!!!!」

響「ひっ!!」

千早「私はそんなことを言っているでは無く」

千早「真のことです!」

P「…」

亜美「でもさ→
   いつまでもマコちんの事引きづってはいられないよ→」

千早「亜美」

亜美「…?」

千早「私は今この人に話してるの!だから黙りなさい!」

亜美「……はい」

P「おいおいそんな言い方はないだろう」

千早「うるさい!本当に貴方は目障りなのよ!」

千早「認めてもいないのに」

千早「勝手に動き回って」

千早「邪魔ばっかりして」

千早「前々から貴方の事」

千早「本当に嫌いなの!!」バシーン

千早「…」


ガチャ

ダッ

ガチャン



・・・・・・・・

真美「あらら…やられちゃったね兄C」

貴音「あらあら左頬に見事な紅葉が」

美希「プロデューサーさん格好悪いの」

響「それにしても千早も酷すぎるぞ」

亜美「そうだよ→兄Cカワイソウ!」

P「はははは」

P「響、亜美、そんなこと言うもんじゃないぞ」

P「今回悪いのは俺だからな」



P「…」ニヤニヤ

亜美「兄C殴られて笑ってる!変態だ→!」

やっとおいついた
期待だ

P「おいおい…」

P「…」

P「でも何でだろ、ニヤニヤがとまんねえ」


亜美「兄C変態!!」

真美「…でもマミ、兄Cの気持ちわかる気がする」

亜美「マミ…」

真美「だってさ!この765プロで悪戯したい人っていったらさ」

真美「千早お姉ちゃんといおりんとりっちゃんだもんね」

貴音「そうですね。そして次は響とあなた様といった所でしょうか」

響「自分か!?」

響(良かった、自分は別に嫌われてたわけじゃなかったんだぞ)

P「なんでなんだろうな」

P「イジりたい理由は全然違うのに」

P「やっぱり千早はダントツだよな」

美希「それわかるのー」

美希「千早さんは怒ると怖いから我慢してるだけで」

美希「千早さんにイタズラするイメージすると楽しいの」アフゥ

P「だから千早に怒られても特に反省しないんだよな」

P「でもこれってガチで千早が嫌がってたらマズいよな…」

P「でも今謝りに行っても薄っぺらな感じだし…」

P「千早にどう謝ろうか…」

P「…っていうか、千早はどこに行ったの?」

~ダンススタジオ~

P(へ~、あいつこんな時間までレッスンか…)

P(最初は歌うことしかしたくない!とかごねてたらしいけど…)

P(今じゃダンスもキチンとこなす立派なアイドルだな)

響可愛過ぎワロタ

養子にしていきますね

結局真美は探偵団なのかそうじゃないのか

真美は竜宮だからじゃないの?

P「…」

P(う~ん若干ダンスのキレが鈍い部分があるな)

P(こうだから、こうっ)



~1時間後~

P(意外と自分でやってみるとキツイな)


~更に30分後~

P(へーへーへー、もう限界…)


~更に15分後~

P(…)


千早「ありがとうございました!」

ガチャ

千早「……あ」

P「…よう」

千早「…いたんですか」

P「ははは、随分手厳しいな」

千早「私のレッスンに興味があるとは思いませんでしたよ」

P「意外とそんなことないぜ」

P「…と言いたい所だが」

P「千早がレッスンをこんなにも頑張ってるのを知ったのは最近さ」

P「言い訳がましいようだけど」

P「まさか、こんなにスケジュールを練ってトレーニングしてるとはな」

千早「お世辞はいりませんよ」

P「…おっ、そうだ、ほい」ワタス

千早「何ですかこれ?」

P「見りゃわかるだろ」

P「スポーツタオルとペットボトルだよ」

千早「いえ、そんなことを訊きたいのではなく」

千早「これは私への渡し物としてふさわしくない
   ということが言いたかったのです

P「…わざわざ持ってきてやったのに…」

P「不満か?」

千早「いえ、頼んだ覚えはありませんしね」

千早「何より自己管理は完璧にしますから」

千早「私は自分で持参したタオルとジュースで結構です」

スタスタスタ

このスポーツドリンクは出来ぞこないだ飲めやしないよ

>>568
山岡帰れ

P「おいおいおい待ってくれよ」

千早「…?」

P「せっかく待ってたんだから一緒に帰ろうぜ」

千早「いやです」

千早「私は私のペースでかえりたいから」

P「ならそれでいいよ」

P「二人で帰ろうぜ」


スタスタ

千早「…あの」

P「どうした?」

千早「いつまで付いてくるつもりですか?」

P「…俺が満足するまでっていうんじゃダメ」

千早「駄目です」

P「じゃあ何なら良いんだよ?」

千早「今すぐ私の前から消えてください」

スタスタスタ

千早「…」

P「…」


スタスタスタ

千早「・・・」

P「…」


スタスタスタ

千早「…」

P「…」

俺「…」

すいません

571と572は順番が逆です

というか眠気で視界がおかしくなってきたので

少し休憩します

頑張って俺も課題頑張る

>>576

すごい保守してくれた人じゃないですか

お互い無理せず頑張りましょう

ではまた後で会えたら

右手で課題をやり、左手で保守。もうなにもこわくない

350レスいってるお前は休んでいい

ほっしゅ

保守
あと20ページもあるwwwww終わらねぇwww

追いついた
レポートやりながら保守

ほしゅ

保守

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内 ←今ここ

すごく今更だけど、なんで真こんな不憫なの?

俺の嫁だから

自分勝手なPだな

銀魂

ほしゅ

>>589
冬休みの課題か?

>>593
な、何でわかったんだ・・・・・

わっほい

ガナハー

課題終わらねえ律子あたりが叱ってくれればやる気出るのにな

俺も課題だぁー!

美希なら今俺の横に

課題終わり保守

終わらねぇwww

本当律子に会いたい色々教えて欲しい

>>599
いや、俺の隣だから

じゃあ俺は律子貰っていきますね

課題オワンネー

隣に…

みんな課題で大変だな



俺もなんだが

課題終わった!

保守

今夜は徹夜で論文とパワポと作成だぜ…
あずささんに癒されたい…

>>610
どこ大学よ

しゅ

>>611
とっぷしーくれっとです

課題72番まである。千早か

いま22番やべぇ

しかも突然目が合う瞬間流れた

バカ発見機でやれ

保守代わりだろ、それぐらい許してやれ

もし一時までに課題終わってこのスレ残ってたらたらP律書くから保守頼む

それは自分で別に建ててください

当たり前だろwww

そんな短い間隔で保守する必要はない

>>622
マジで?

>>621
このスレ残ってたらとか書くから勘違いしちゃった…………
ごめんね兄(C)


響は天使
あずさは母性
貴音は美麗
真美は思春期
美希は覚醒
やよいは未来
千早は歌手
亜美は子供
伊織は凸
春香は普通
真は漢
律子は眼鏡
雪歩は有害

お願いします

>>627
おい後半wwww

>>627

          ,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、

         ,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
        /;;ィ''"´  _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
         `i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´  屋上へ行こうぜ・・・・・・
        r'ニヽ,   ( ・ソ,; (、・')  i'
         ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j  ヾ~`''ヾ.  久しぶりに・・・・・・
        ヽ) , :    ''" `ー''^ヘ   i!
        ll`7´    _,r''二ニヽ.     l  キレちまったよ・・・・・・
        !:::     ^''"''ー-=゙ゝ    リ
        l;:::      ヾ゙゙`^''フ    /
        人、      `゙’゙::.   イ


>>627
許さん

>>627コピペ

早く>>1帰ってきてくれ・・・・

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