ほむら「メガさや!」(107)

さやか「お~い転校生!」

ほむら「なにかしら」プイッ

さやか「それぽっぺたつん!」プニッ

ほむら「んな……」

さやか「いえーい!ひっかかった!」

ほむら「ちっ……」イライラ

まどか「ダメだよさやかちゃん!ほむらちゃんにイタズラしちゃ」

ほむら「行きましょうまどか」スタスタ

まどか「え!?あ……うん」

さやか「なんだよ、なんだよ…まどかまでさ……」

さやか「そういえば次の時間視力検査か……」ポリポリ

次の時間

ほむら(どうも美樹さやかは苦手だ)

ほむら(性格が変わったらマシになるのかしら…)

先生「視力検査を始めまーす女子は暁美さんから」

ほむら「はい」

ほむら(考えても仕方ないか)

ほむら(メガネを掛けていたときの私のような性格になったなら…)

ほむら「右 下 左 右 下 上」


まどか「ほむらちゃん答えるの早い…」

さやか「左もあっという間だね」

ほむら「ふう…」

さやか「すごいじゃん!転校生!AA確実だよ!」サッ

ほむら(握手…?ふん……)スタスタ

さやか「……ふられちゃった?」

視力検査が終わって

さやか「うあー!両目ともCCですかさやかちゃん!」

まどか「ゲームのやりすぎだよ~」

さやか「うう~眼鏡を考えるか~!?」

ほむら(………)

次の日

まどか「おはよ~ほむらちゃん」

ほむら「おはようまどか」

仁美「おはようございます……あら、さやかさんは?」

まどか「珍しいねいつも早いのに…」

???「あの……」


まどか「え……お、おはよう!」

まどか(眼鏡をかけたこんな子クラスにいたっけ?)

???「お……おはようございます……」

???「まどかさん仁美さんそれと…」

???「てんこ……ほむらさん……」


仁美「!?」

まどか「もしかして……」

ほむら「その青髪ショートヘア……からして……」

さやか「はい…美樹さやかです……」モジモシ

まどか(…………)

まどか(おいおいおい待て待て待て待て)

まどか(あの強気なさやかちゃんが)

まどか(メ ガ ネ を掛けたら急に控えめキャラだと!?)

まどか「フォワァァァァァア!」

仁美(さやかさん×メガネ×弱気な性格…)

仁美(何という 破 壊 力 !)

仁美「エントロピイィィィィィ!」

さやか「あ…あの…遅れちゃいますよ?」

ほむら「美樹さやか」

さやか「はい!?」ビクン

ほむら「まどかも仁美も急ぐわよ」

まどか「ウェヒヒ」

仁美「キマシタワー」

さやか「……」

ほむら「似合ってるわよ」

さやか「え?」

ほむら「ふふ」ニコッ

さやか「///」テレテレ

女子A「さやかがメガネ掛けてる~」

女子B「かわいい~」

さやか「あ、ありがとうございます…」

女子C「コンタクトじゃないんだ?」

さやか「コ…コンタントなんて怖くてとても…」

まどか「性格が変わったさやかちゃん」

仁美「だがそこが」

まどか「いい…」

仁美「同感ですわ~」

ほむら(これは)

ほむら(ホントに人が変わるなんてね…まるで別人)

さやか「ほ…ほむらさん!」

ほむら「なにかしら」

さやか「あ…朝はありがとうございました!似合ってるって…その」

ほむら「どういたしまして」ニコッ

さやか「ほむらさんの笑顔ってその…素敵ですね!」

ほむら「ありがとう貴女の笑顔も素敵よ」

さやか「そ…そんなぁ///」テレテレ

まどか「お弁当タイムだ~」

仁美「いえーいですわ」

まどか「さやかちゃん一緒に食べよ!」

仁美「私もご一緒に~」

さやか「あ…ありがとうございます…」

マミ「美樹さんがまさか…ねぇ?」

ほむら「私もびっくりですよ」

マミ「メガネを掛けたら色々変わるのね…興味深いわ」

ほむら「体重は変わりませんよ」

マミ「何か言った?」

ほむら「いいえ」

さやか「マミ先輩こんにちはです!」

マミ「こんにちは…そんな頭を下げなくても…」

さやか「す…すいません」グスッ

マミ「謝らなくていいのよ」

マミ「ちょっと暁美さん」

ほむら「はい」

マミ「何あの天使」

ほむら「美樹さやかです」

マミ「あんな子がいる現実捨てたもんじゃないわね」

ほむら「捨てかけてたんですか」

マミ「少しね」

マミ「美樹さんあーん」

まどか「出しゃばらないでくださいマミさん、さやかちゃんあ~ん」

仁美「ピンクが言える立場ではありませんわ、さやかさんあ~ん」

さやか「三人一緒になんて食べられませんよぉ!」

ほむら「美樹さやか」

さやか「ふぇ?」プイッ

ほむら「はい」パクッ

さやか「!?美味しいです…///」モグミグ

ほむら「いつぞやのイタズラのお返しよ」

その日のマミホーム

杏子「さやかがメガネを掛けたって?」

マミ「そうなのそれがすごくかわいくてもう最高!」

杏子「そうなのか」

杏子(さやかにマミ取られちまう……じゃなくて!)

杏子「明日にちょいと見てみるか」

次の日

杏子「ようさやか!」

さやか「きょ…きょうこさん!?久しぶりです」

杏子「ゴメンどちら様?」

さやか「さやか…美樹さやかです」

杏子「ふ~ん」

杏子(ホレてまうやろー!)

杏子(あのさやかがメガネを掛けただけでこんなかわいくなるなんて!)

さやか「杏子さん一体どうしたんでしょう……」

ほむら「気にしなくていいわ」

ほむら「こんな事を聞くのも変だけど」

ほむら「メガネを掛ける前のあなた自身の性格をあなたは知ってるの?」

さやか「思い出したくない…」

さやか「あの性格のせいでみんなに特にほむらさんに迷惑かけたと思うし……」

ほむら「まあ間違いじゃないじゃないわね」

さやか「メガネ掛けてから周りが別の世界に見えて多分それで性格が…」

ほむら「とにかく」

ほむら「目を良くすることから始めなさい性格は…まあいいわ」

さやか「ありがとうございます!」

ミス
ほむら「まあ間違いじゃないじゃないわね」 ×
ほむら「まあ間違いじゃないわね」 ○

杏子「しっかしよお」ヒョコッ

ほむら(忘れてた)

杏子「その性格だと魔女退治の時苦労しないかい?ましてや近接だぜ」

ほむら「私がサポートするわ」

杏子「へっ…そうだなさやかはきちんと援護してやんよ!」

さやか「ほむらさん…杏子さん…」

マミ(みんな魔女が出現したわ)テレパシー

杏子(ああ?マミ一人でやれるんじゃねーの?)

マミ(それが…使い魔も含めて数が多いの)

杏子(ちっ仕方ねえ)

マミ(場所は○×公園よ)

ほむら(了解です)

さやか「………」

ほむら「あなた今「自分が足を引っ張るんじゃないか」と思ったでしょ?」

さやか「はい…」

ほむら「私と杏子が言った言葉を信じなさい」ポンッ

さやか「………はい!」

飯買ってくる
投下遅くてごめん

ほむら「遅くなりました」

杏子「あらよっと」

さやか「よ、よろしくお願いします!」

杏子(マミの言った通りだかわいいな)

マミ(でしょ?でしょ?)

ほむら「コホン……」

マミ「と、とりあえず状況は」

マミ「二つに道が分かれていてどちらに魔女がいるか分からないの」

杏子「特殊な空間だな……」

ほむら「どちらかが本物のルート…二手に分かれろと?」

マミ「そういうことになるわね」

杏子「どうやって決める?(あたしはさやかとなりたい)」

マミ「そうね(美樹さんは譲れないわ)」

さやか「あ、あの!」

さやか「近接の役割の人と遠距離の役割の人を1人ずつ分けてそれでチームを作ればいいかと…」

杏子(んな!?)

マミ(ktKr)

さやか「それに…師弟関係のマミ先輩と杏子さん」

さやか「ほむらさんとあたしで組めば効率がいいんじゃないか…なんて」

ほむら「さっさやか!」

マミ杏「………」

杏子「よしそれで行こう!」

マミ「あんまり突っ込みすぎないでね佐倉さん」

杏子「わーってる」

ほむら「あなた達……」

杏子(さやかの事よろしくな)

マミ(以前の美樹さんとは違う性格…でも美樹さんは美樹さんきちんと守ってあげなきゃ)

ほむら「………」

ほむら「行きましょうさやか」

さやか「はい!」

マミ「奥まで来たけど…」

杏子「行き止まりかよ…ハズレルート考えるなんて魔女にしては…」

マミ「!?」パァンッ

使い魔「」

杏子「おい……」

マミ「ええ…」

使い魔「タイリョウタイリョウ」

杏子「さやか達と合流できんのか?これ」

ほむら「何なのこいつは…」

さやか「兎の魔女…?」

ほむら「分かれ道なのは二兎追うものは一兎も得ずて事かしら」

さやか「なるほど!」

魔女「キシャアアア」

ほむら「さっさと潰すわ……さやかは下がってて」

さやか「………分かりました」

ほむら(あの性格であの武器ましてや視力が悪いなんて)

ほむら(私が守る)

ほむら「一撃で仕留め…」

ほむら「!?」

ほむら(はや……)

ほむら「時間をとめ………」

魔女「サセネーパンチ」

ほむら「がっ………!」

さやか「ほむらさん!」

さやか「う………うわああああ!」

ほむら「バカ…」

魔女「ウゼー」ガッ

さやか「あっ……」

ほむら(さやか…)

ほむら(あたしはもう駄目…)

さやか「はあはあ…まだまだああ!」

ほむら(逃げてよ……)

魔女「ソイリャ」

さやか「」

ほむら「ああ…」

ほむら「さやかの頭から血が……」

ほむら「こんなのって……」

さやか「おい」

ほむら「!?」

さやか「あたしの嫁にさ……何してんの?」

ほむら「さやか…?」

魔女「ゑ?」

ほむら「さやかのメガネが……」

ほむら「落ちて割れてる……」

さやか「許さないよ」

さやか「あたしは傷ついたって平気だけどさ」

さやか「あたしの嫁に手ぇ出すなんて……」

さやか「千年早いんだよ!」

魔女「ヒッ!?」


さやか「スクワルタ……」

魔女「ヤベエエエ」

さやか「トーレー!」ドンッ!

魔女「オワタ」

ほむら「……」

ほむら「さやか……」

マミ「結界が消えてく……」ゼェゼェ

杏子「死ぬかと……思った……」ハアハア

マミ「………美樹さん?」

杏子「ほむらも無事でよか…!?」

ほむら「さやか!しっかりして!」

さやか「あはは…目の前が真っ赤だ……なんつって」

杏子「どういうことオイ……」

マミ「メガネがない…のは置いといて美樹さん!?」

さやか「と…とりあえず治療してもらえたらなっ……て……」ガクッ

ほむら「さやかー!」

――――――

まどか「さやかちゃんがメガネ掛けなくなったんだね」

さやか「代わりに頭に包帯まいちゃってますけどねアタシ!」

仁美「やっぱり明るいさやかさんがさやかさんらしいですわ」

さやか「へへーん」

ほむら「さやか」

さやか「ん?」

ほむら「昨日の嫁って…どういう事///?」

さやか「え?いやそれは~その~」

ほむら「もう!真面目に答えて!」

さやか「えーっと……えへへ」

まどか「何の話してるんだろ」

仁美「きっと禁断の(ry」

さやか「守るよ」

ほむら「え?」

さやか「ほむらがあたしを守るって言ってくれたように」

さやか「あたしがほむらやみんなを守る約束する」

ほむら「うん…」

さやか「それが魔法少女だもんね!」

マミ「佐倉さん…?」

杏子「ど……どうだ?マミ…似合ってるか!」

マミ「もちろんよ」グッ

杏子「あ…ありがとうマミ…さん///」

マミ「メガあん!」

おわり

メガほむ性格のさやかちゃん書きたかった
保守してくれた人&読んでくれた皆さんありがとうございました!

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