DIO「ここがエスポワールか…」(159)

―エスポワール―

カイジ「ここがエスポワールか…」

カイジ(なんだよこいつら…どいつもこいつも負のオーラに満ちて)


 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ 
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|

. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/    ・・・・・・
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、

 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、

 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
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\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /   ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::/           /‐<_  ヽ  |ヽ



カイジ(そ…そうでもなかった…)

黒服「最低百万、最高一千万借りていただきます 金利は4割になっております…!」

石田「くそっ…百万だ…!クソ野郎ッ…!」

カイジ(聞くまでもねえ みんな下限の百に決まって)

DIO「千だ」ゴゴゴゴゴゴ

カイジ「・・・・・・」

カイジ「よく考えたらあるに越したことはないか」

カイジ「伊東カイジ一千万…!」


黒服「ここから先は中の者の指示に従ってください…」



―ステージ前―

利根川「我々は考えました…何を扱えば公平になるかを…」

利根川「その結論がそれです…いうなら『限定ジャンケン』…!」

限定と聞いて・・・・
すぐある予感が走った・・・・
この勝負運否天賊じゃない・・・・・・・・
・・・・・・おそらくは・・・・・・ 愚図が堕ちていく
勝つのは 智略走り他人出し抜ける者・・・・・・・・!

―――――――――――――――――――――――――――
利根川「これで説明は終わりです」

モブ「待てッ…!負けたときはどうなる…!?」

利根川「…質問には一切お答えできません」

モブ「我々には知る権利がある…!」

モブ「そうだそうだッ…!」

カイジ「そうだッ…!」

利根川「Fuck You」

利根川「ぶち殺すぞ・・・・・・・・・・ ゴミめら・・・・・・!」

ざわ ざわ…

DIO「ほう面白い…やってみるか?」ドドドドドドド

利根川「!?(なんだコイツは…!)」

DIO「このDIOに向かってそんな口を利くとはな…」ゴゴゴゴゴゴ

DIO「殺す…というのなら受けて立とう…」ポキポキッ

利根川「…!?い、以上だ!」スタスタ

カイジ(……?なんだあいつは…?)


―こうして勝負は始まった―

カイジ「どうするべきか…」

DIO「・・・・・・・・・」

カイジ(あいつやっぱ気になる…)


そのとき勝負が開始されてわずか数分で最初の脱落者が出た
このギャンブルは一閃するのに10秒とかからない
負けるとなったら早い

DIO「貴様やるぞ」

モブ「はい・・・!」

モブ「チェック…オープン…!」

DIO「私の勝ちだ…」

モブ「クソッ…!」

カイジ(…チラッ)

DIO「・・・・・・・・」

カイジ(すげえ!もう星が10個超えてやがる!)

カイジ「あの…DIOさん…ですよね?」

DIO「なんだ」

カイジ「すごい数の星持ってますけど、勝ち方とかあるんですか…?」

DIO「うむ…こうやるのだ 見ていろ」

モブ「し…勝負しませんか?」

DIO「フフフよかろう…チェック…!」

モブ「セット…!オー

      ┌                     n /7
      ヘ 「ト                  L|ム//)
     く  ゝ)      _        へ人  ヘ∠
      て彡      |  ハ        `┤フ⌒ヘ⊃
       .| ヘ     .| ノ |-イ_  - 不 ーーイ
       |\ ⌒\  .Y / √ /イ  \二 彡

        ヘ  i⌒ <~ Y//  / ヘ /    ノ
        ーへ //⌒>イ.( ヘ  入   /
         \《   / / |ヘ ノ </ーイ
           ヽヘノ へ ヘ√  | |
            | |ーー| |へ ム┘
           //ーー// √

          √(⌒)□へ      ww      いまだッ!
           i (^"^)\  ゝ    <イヘ|     ザ・ワールドッ!
           |/ ヽイ⌒ -イヘ    ヽヲiヘ
         . / /ヽヒ/ /  ヽ / フ⌒( ヘ

         ./ ん )ヘ (   <⌒ へ  ト ノ
        ./   )/  \ヽ人 ⌒) )イムi )
       ん   /     √  イイヘムイ
       | ) (  n /彳ヲ/ミヲ   | ヘ
        イ(⌒) ヒ >    /  ( \ (彡ヘ
       .|  イ Eイ  イ |   ヘ  ) mm7
        ) (  <  イ ヽヘ  ヘ ゝ
        へイ   |ア~ヘ   く ヘ人
       入ノ    \_/ヘ   ヽ|_\へ
       //      | ノ)     へ ヘii|
             ∠_/      んゝ \
                        ̄ ̄

モブ「     」

黒服「     」

カイジ「     」

DIO「フフフフフ…これが『世界』だ…」

DIO「…」ペラッ

DIO「ほう…チョキか…」

DIO「グーは残っていないな…貴様のをもらうぞ」スッ

カイジ「     」

DIO「これで私はグーだ…」

DIO「そして時は動き出す」

モブ 「プン!」ぺラリ

カイジ「・・・・・・!」

DIO「私の勝ちだな…」

モブ「くそッ…!」

DIO「どうだ…?わかったか?」

カイジ(何したのか全く分からん…)

DIO「ギャンブルと聞いて参加したのだが大したことはなかったようだな…」

DIO「残りのカードは貴様に全てやる」

カイジ「いやそんなこと言われても…」

DIO「星も6つやろう」

カイジ「ありがとうございます…!」

DIO「フン…一千万借りた意味がなかったな…」スタスタ

カイジ「なんだったんだあいつは…」

船井「カイジさん…組もうやんか…!」

――――――――――――――――――――

まったく智略は使わずに余裕ので船を降りたDIOであった

一方船井に騙されるもどうにか生き延びたカイジ
しかし結局借金は残ってしまったのであった…

絶望の城編

―スターサイドホテル 地下3階―

ここに今回のパーティーに参加する若者(?)が集められていた

石田「カイジ君…!」

カイジ「おっさん…」

石田「うれしいよまたあえて…!」

カイジ「言っとくぞッ…!おっさんと俺は他人…いやそれ以上…」

カイジ「敵だッ…!」

カイジ「それを覚えておけ…二度となれなれしい口をきくなッ…!」

佐原「ククク…」

カイジ「聞こえたろ…!お前もだ…!」

佐原「安心してください 俺も同じことを考えていたんです」

佐原「すべて敵ってことですよね…カイジさん…!」

カイジ「・・・・・・・」

DIO「その通りだな」ゴゴゴゴゴゴゴ

カイジ「うおわッ!」

DIO「貴様らは全員このDIOの敵ということだ…」ゴゴゴゴゴゴ

カイジ「あ…あんたも来てたのか…」

DIO「今度はもっと面白いかと思ってな…」

佐原(す…すさまじい殺気だ…ケツの穴にツララをつっこまれた気分だ…)

石田(今まで出会ったどの人間をも超えている凄みだ…エンジン音だけ聞いてブルドーザーだと認識できるように…)

黒服「集合っ集合っ…!」

黒服「60人を5回に分けて…つまり12人ずつお連れします」

黒服「その第一陣を希望する方は挙手を…!」

当然のことだが誰も手は挙げない
牽制 様子見…と思いきや

DIO「フン…」スッ

カイジ「・・・・・・!」

ざわざわ・・・
             ざわ・・・

これがきっかけで一人二人と挙手を始める

カイジ(マジかよ…じゃあ俺も…)スッ

DIOとカイジに続くように佐原、石田も挙手
これで最初の12人 決まる…!

12人はゼッケンをもらい移動を始める…

黒服「ここだ」

黒服「それでは各自自分のゼッケンの部屋に入ること」

モブ「部屋ってまさかこれ…?」

黒服「そうだ」

モブ「バカなッ…!」

確かに…それは部屋と言うより…
      柩…!
             ざわ・・・
ざわ・・・

黒服「さあ入れっ…!」

モブ「マジですか…?」

DIO「・・・・・・」スッ

DIO(柩など海の底で100年くらい入っていたからこれくらいまったく問題ないな)

黒服「他のやつも入れッ…!」

カイジ(何なんだよあいつ…すげえ…)

司会『え~~長らくお待たせいたしました…本日はようこそスターサイドパーティーへ…!
   それではこれより本パーティーのメインプログラム 勇者たちの道Brave men roadを
   執り行います…!このゲームのルールはいたってイージー 細かな決め事は一切ありません
   ただ誰よりも早く…向こう側へたどり着けばいい…唯一の失格規定は地面に手をついてはいけない
   ということだけ…お分かりかな…?12人…これで一位には2千万 2位には1千万という
   信じがたいほどの債務者救済企画…!では…若き(?)12人の持たざる者たち…!放たれよっ…!』

勇者たちの道…!Brave men roadへ…!

モブ「うっ…!」

モブ「えっ…?」

カイジ「なっ…!」

カイジ(なにいっ…!?)

そこにあったのは鉄骨だったッ!

金持ち「オラオラいけっ!」

金持ち「突っ走れえ―――ッ!」

金持ちA「早くしろ1番!!」ポイッ

DIO「・・・」グシャッ

DIO「・・・・・・・」ピクッ

金持ちA「オラぼさっとしてんじゃ」

DIO「ザ・ワールド」ド―――zン


金持ちB「うわあああ!どうした金持ちA!」

金持ちA「OGOOAHHHA…」

DIO「フン」

動き出せない…あまりのことに…皆面くらい…誰ひとり…
が…!その時一人行く…!

カイジ(落ちたら骨折は必至…いや…骨折で済むかどうか…?)

DIO(落ちたら骨折はするだろうが…まあどうせすぐ治るな)

DIO「…」スタスタ

カイジ「!!!」

モブ「!!!」

金持ち「いいぞ一番!」

金持ち「そのまま行けッ!」

DIO「・・・・・・」スタスタ

カイジ「マジかよアイツ…」

それに続き他の者も行きはじめる…!

5番「…!」ススッ

スルスル…と5メートルほど行った…その時…!

5番「ひいっ…!」ズルッ

5番「あああああ・・・」ゴシャッ

5番「血…血~!」

5番「いてえよ~!いてえよ~!」

金持ち「はははっ…!」

この惨事を見て参加者の一部は戦意喪失
闘わずして白旗 へたりこむ… が…
同じ事象を見て…まるで別の思考へ流れるものもいる

カイジ「死なない…悲惨な結果とはいえ足からマットへ行けば…!」

そうこうしているうちにDIOはもうゴール…!

カイジ「速ッ!」

DIO「・・・」

カイジ「よし…!」

―――――――――――――――――――

なんだかんだでカイジは失格 2着は佐原なのだが…
その辺は面倒くさいので省略である…!
レース後 カイジらはスタート地点近くの控室へ…

10分ほどの間が空き第2レースが始まった…
戻ってきたのは6人…
第3レースは生還5人…第4レース4人…
第5レースは何があったのか戻ってきたのは一人…
結局60人中約3分の2の39人が落下

黒服「ご苦労様でした…」

黒服「それではさっそく今日のレース1,2着の方にお約束のものをお渡しします」

佐原「なんだよこのチケットっ…!現金をよこせッ!」

黒服「もちろん出しますが引渡しは別の場所で行います」

黒服「なお第5レースで権利を得た方は一人だったので」

黒服「失格の方々のこのチケットを得られるかもしれないのでどうぞご一緒に」


利根川「おめでとう…おめでとう…」パチパチ

利根川「ようこそえらばれし勝者たち…おめでとう…」

DIO「いいからさっさと金をよこせ」ゴゴゴゴゴゴ

利根川「うおッ」ビクゥッ

利根川(船にいたアイツ…ここにも来たのか…)ガクブル

利根川「だ…出しますとも、この利根川幸雄こと金に限り虚偽は一切言わぬ」

    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|       出す・・・・・・!

     / 二ー―''二      ヾニニ┤       出すが・・・
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 まだ その時と場所の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない

   | ===、!  `=====、  l =lべ=|

.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
.     |    ≡         |   `l   \__   我々がその気になれば
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''  金の受け渡しは
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |    10年後 20年後ということも
 -―|  |\          /    |      |   可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!


DIO「言いたいことはそれだけか?」ポキポキッ

利根川「いや…そのですね、そんな真似は我々はしませんけども」

利根川「今回の賞金の行方を決するカードを握っているのはまだこちら側、ということです」ブルブル

IO「では今すぐに決めろ」

利根川「実はもう決めてある…ついて来い」

利根川「そのチケットには有効期限がある、つまり換金するってことだ」

利根川「換金場所はスターサイドホテルの地上22階」

利根川「そこへ我々は便宜を図り道を通した…!」

DIO「ふむ…」

カイジ「鬼がッ…!」

利根川「ここまでヒントを出してピンと来たのは2人だけとは…どいつもこいつも勘が鈍い」

利根川「お前らのチケットを金に換える換金所は向こう側…!」

        ========ll=========ll==

         ∥   l.l         l.!
         ∥   .l l  ____!.!__
         ∥   l .! .!        l l
         ∥  .l. l  | === == l. l. ===
         ∥  l !  ! === ===l !===
         ∥   !.∥ | === ===|l l===
           l|  l ||  | === ===| ! !==
         ∥ .l |.!  !_____| ll. !_
       _、、,,  .! | !          .| |.l. l        _、、,,
.       1  }  l. | |           ! !. !. !     1  }
      ,.-レ从!-、.l  |│         .| |. !. l.    , -‐=='‐ 、
     ,イ__|10|__ト!  |l |         .| |.  !. l   |_|__|.7.|__|」
     {:|   ̄ :|」 .|| |         .| |.   l  l.  | |   ̄ | !
.     「!    |j .|               l.  ! l_|    |ノ
  __  ゙L____|  |  _、、,,      __     l.  l. _|__ __!
  |  |   !. | |. |  |  1  〉     .| |     l   |.  ! ||  |
_,r==、_| ‐:l !‐ ! l  _,r=='、__     | |    !__,r=='、!.l_ |
  l._」  ;ヽ l ̄! | ̄,イ l_」 lヽ ̄ ̄| | ̄ ̄/ l  l_」  ヽ.!
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   ̄  | |lコ  ロlコ 「 !   ̄  | l    | |  / /|    ̄  | |


佐原「な…なんだよこれ…」

佐原「終わったはずだろ…!こんなことは…!」

利根川「安くないんだッ…!1千万2千万という金は…!」

利根川「世間の大人どもが本当のことを言わないなら俺が言ってやるっ…!」

利根川「金は命より重いッ!」

利根川「想像してみろ 何も築いてこなかったおまえらにどこまで想像が届くかわからぬが想像してみろ
    いわゆるレールの上を行く男たちの人生を おまえらのようにボォーッとしちゃいないぞ・・・・!」

利根川「小学中学と塾通いをし・・・・・・常に成績はクラスのトップクラス」 

DIO「・・・・・・」←少年時代はすべてにおいてトップクラス

利根川「有名中学有名進学校と受験戦争のコマを進め一流大学に入る・・・・・・
    入って3年もすれば今度は就職戦争・・・・
    頭を下げ会社から会社を歩き回り足を棒にしてやっと取る内定・・・・・・
    やっと入る一流企業・・・・
    ギャンブルにも酒にも女にも溺れず仕事を第一に考えゲスな上司にへつらい取り引き先にはおべっか
    遅れずサボらずミスもせず・・・・・・
    毎日律儀に定時に会社に通い残業をし 
    ひどいスケジュールの出張もこなし・・・・
    時機が来れば単身赴任・・・・夏休みは数日・・・・・・
    そんな生活を10年余続けて気が付けばもう若くない30台半ば・・・・40・・・・・・」

DIO「・・・・・・」←約120歳

利根川「そういう年になってやっと蓄えられる預金高が・・・・・・
    1千・・・・2千万という金なんだ・・・・」

利根川「おまえらのように継続した努力ができぬ輩は
    本来 大金なんて夢のまた夢
    それでも手に入れたい……………
    どうしても手に入れたい……となったら…これはもう……
    命を張る以外ないっ…!
    当然さ……
    おまえらは10年20年という歳月で薄めず……………
    たった1日…たった1日で分相応な
    大金を手に入れようというのだからな………
    さあ………目を覚ませっ…………!」

利根川「渡れッ…!渡るんだッ…!」

カイジ「やるッ…!」

DIO「まあよかろう 渡る」


利根川「フフフ…歓迎するぞ…道開く者…勇者よ…!」

佐原「本気かよっ…!今度失敗したら紛れはねえっ…!死ぬんだぜっ…!間違いなく…!」

利根川「今度の橋は電流が流してある…手をつけば死ぬぞ」

カイジ「やるッ……!」

この二人が口火…他のものも参加を表明

佐原「くそっ…やるよ…やりゃあいいんだろっ…!」

そして10枚のチケットがすべて捌かれる
それと同時にこのレースに不参加のものは黒服に誘導され下へ…
屋上には第二の橋へ向かう10人だけが残される…!

勝てば金…しかし…
負ければ星…!落下っ…!まごう事なき死…!
掛け値なし絶体絶命…!

―――――――――――――――――――――

アミダでわたる順番を決め…決定する
Aの橋の先順は太田、以下佐原、DIO、藤野、秋川と続く

Bの橋は先順中村、以下中山、カイジ、石田、小泉と続く

―ここもめんどくさいので省略―

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│,...、     ミミミミ_, く/  │┃│   V'´     │|  / / │││  ││∥││ _」L...   . │|∥ ,,ィッ|三.}__,イ  ,.―‐:L.!l |│∥
│へニニ匚{~`〒'" イ    │┃│ 「|   lヽ .│  | |        __ │││ ,コ lニn  │|∥ ミミ'爼ト、| cト/ | /      │|│∥
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│      "ヾ二二(.    │┃│  V'´ 、__..、.│ ミミミJ‐''" /  ヽ,| |.     ││ ``'´ ´   │|∥ /'ミrー‐--'--‐'"´\ \ ___|│∥
│        ヾ ┬、\    ┃│      つノ. │ ミ'粗) L「l/ト、 __ノ __      |   /7  ....│|∥ | |          \ノ /|│∥
│l           | l \ \-、 ┃│   o    │  ヽ==r┴‐ヘ `Y'" >、\  │  〈〈   ..│|∥ l !.  │││       ̄│|│∥
│|∥│     | |、 \/ / ┃│        .│   `ーヽ    \_/  `′ │  .〉〉   .│|∥巛.`   ┃∥││  ││∥|│∥
│|∥┃│    |_ノ|    `'′ ┃│   o    │|    \\          │││  〈〈   ..│|∥    ┃┃∥┃│┃∥│∥|│∥
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気が付けばものの2~3レスで6人落ち残り4人…!

石田「この一千万チケットは君に託すよ…」

石田「勝て…勝つんだカイジッ…!」

カイジ「石田さんっ…!」クルッ

         , -- 、             石田は消えていた‥‥‥‥‥‥‥!
           l  ,、,ミ
        ノ(!|"`く`              カイジが振り返った時

       ,. イ/l∧ヱ:ァ-、
      ハ j7^ー个く /,>、        石田の姿は既になく‥‥‥‥
      ,<_`X「l「 ゙̄|エ ヘ__,.イ
.  _/ / 〉}|─┤ 〈│ |          結局 カイジは伝えられない

.  ‘らノ  〈ノ ̄韭ゝ、._〉l |_
      /  / |  |〈.ヘミj         石田に送る‥‥‥‥‥
.       l  r'´  |  |
.     |  l     |  |             最後の言葉を‥‥‥!
      |  |     |  
_____,ゝーく___|-- L______________________________

───┴ーー┴─‐┴--┴───┬┬───────────────────┬┬────
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`「「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「「 ̄ ̄ ̄ ̄

佐原「くそ…!」

DIO「どうした…早く行け」

佐原「立っていやがるんだ…さっき突然現れそれっきり消えねえ…太田の野郎が…」


          \ノ⌒ ミ'/____,._,. -‐'/-、

           /_/  .)ニ二二ニニ‐--,.-、- 、,_
 ̄ ̄ ̄\    / /ヽ// ̄~フ;;フ三ミ/,、/ ̄ ̄ ̄
      |   .ヽヽヽ `´  .ノ//三/ //   突
 行    L._   ) ノ_,.,,,;'/,./ \=!//  で き
 け   ┌´  /<(;;;i''_,ィ''/    |/   は 落
     /    `ヽ/ ._!''´  ノ r'´|   な と
__/      ./  .|:::::.   .(´〉|    い せ
         ∠,,,,,,,_ ノ     ヽ,ノ|    か ば
         .`''‐、ノ       ./  |    : い
          r´‐-、     ./ <_    い
          l´`~'''`  _,.,  /    //\___
          .フ"''''  /  `ヽ、  // /〉ノ / 川
         ./   /    _`'''''''┴-- 、,ノ_,.-

         し‐''フ´  _,.-‐'´_二--二ニ'/
          `フ _,. =ニ‐''´ ̄      /

佐原「つ…突き落とす~?太田の亡霊が立っていますよォォォ」



      |二_  _―-、_   |、ヽ_,./ r''‐'´ヽ ヽヽ  |  |
      | i二ニ―---、__, | | | ̄─_ヽヽ、:::::ノミ-| l /  |
     く二二ニ-‐''''''~´  \ヽ`'‐=,´  \/ \ノ  人) |
     |  ノ /  /二三´`ヽヽ l /ヽヽ ヽ /r‐´// |┐
     /‐'´,/ /く \-- ̄`''‐\ ヽく ||ノ、lノ,-'´// |
    ヽ/_///く   :ヽ弋;;;;ッ-、 | |:::::-<::::-=ニ二//  /´
     Y´  .\/ ノ      ̄ ̄::::ノ/ ヽ !弋シフ´/ r‐'
     | /`i、  .V/ ヽ      ::::::lノ  __| ヽ::   | /  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     .l l | ヽ |          :::::../::::: ̄ノ   //  |関係ない
     ヽヽヽ! |            \::::::/   |/  <
      | vヽ |          _,. -''''ヽ-‐、   .|、ヽ  |行け
     /.( (>、_|         !-‐''~´ `~´\!  ./'ノ   \_____
     |/ `-i´ |.          '';;,,,,,,,,,,,,,,,;;''  /|/             _,,、
     |   |  |.           """""   / |          r'''ヽ''´ヽ ヽ!-、
_,. --、 ||||   \               | |          '、 `''''''  _ノ,.--`--┬''ヽ,
    ヽ| 川|    \       ___   / |           `''''''''フヽ´   ヽ,,,,ヽ_ノ__,,
   | |||||      ::::::\  /:::::::::::::::\/ |          _,. -''´-、,.-‐‐''''''''´./ ヽ  ヽ  )
   / | | 川|       ::::::`'''‐------‐''´:  |         /r‐'''''''´/ヽヽ_, イ´    ノ _フ

佐原「は…はいいィィィィィィィィ~~~!!」ダダッ

DIO「走れ」

佐原「ハイイイーッ」ダダダダ

太田の亡霊「・・・・・・」スッ…

佐原「消えた…当然だよな…ここは現実なんだから…」

佐原「渡るぞっ…!」

カイジ「行けッ…!佐原ァッ…!」

佐原「うおおおおっ…!」ドサァッ

カイジ「佐原…!」

佐原「やったッ…!」


                        、__人__人__人_人__人_人__人_人_,
                       _,ノ                   し
                       丿 l  !      l            n  (
            、ミ`´ ´ " '丶  ) -┼十'つ  -┼‐        |.|   (
             >、"",>ィ, ヽ ゝ   |    ー‐、 | '⌒ゝ ー‐、  |!   (´
             !≧、 ≦ |rヽ!  )   !    ー' l  、_,  ー'   o  (
            |/ _、~~ lL/l  ⌒)                    (´

   r‐、nn、      「⊆三〕/∨ヽ   ⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒ヽ'⌒
.   |.卩」⊂}    ,.-‐ゝニイ  /  :トn、.._         _
   ! ノ r '  /| |/,.へ/`ー7/\ | ||  >、     r;「r,'ニヽ

   |.  !  /ヽ | ||コ |====| E二||コ ./  ∧    ヽ)L「r' 〉
    |   | /ヽ  | ||__|__|___||  |  〃∧    ノ` 、ン
.   |    l/    | |  f"ニニニ"l   |┐ l  ノ  ゝ /  /
  │   :ト、     |.|  L|.  │|   |.」  l  / 'y'   /
   l       ヽ./ |_|    ∠/     |   ト、/  ′   ./
   ヽ    /   「 ̄「 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ヾ=| \    /

佐原「やったっ……! やったっ……! やったっ……!
   ゴールだっ…………着いた………! この窓の先……
   向こうがオレの未来っ………未来……!」ガラッ

カイジ「いやちょっと待て…!佐原!」

佐原「!」

佐原「ぐっ…!」ブワッ

              , -‐;z..__     _丿
        / ゙̄ヽ′ ニ‐- 、\  \   ところがどっこい
       Z´// ,ヘ.∧ ヽ \ヽ ゝ   ヽ   ‥‥‥‥
       /, / ,リ   vヘ lヽ\ヽヽ.|    ノ  ゴールじゃありません
       /イル_-、ij~  ハにヽ,,\`| <      ‥‥‥‥!
.        N⌒ヽヽ // ̄リ:| l l |   `)
            ト、_e.〉u ' e_ ノノ |.l l |  ∠.   気圧差です
          |、< 、 ij _,¨、イ||ト、|     ヽ      ‥‥‥!
.           |ドエエエ「-┴''´|.|L八   ノ -、   これが気圧差‥!
            l.ヒ_ー-r-ー'スソ | l トゝ、.__   | ,. - 、
    _,,. -‐ ''"トヽエエエエ!ゝ'´.イ i l;;;;:::::::::::`::ー/

   ハ:::::::::::::::::::::| l\ー一_v~'´ j ,1;;;;;;:::::::::::::::::::
.  /:::;l::::::::::::::::::::;W1;;;下、 /lル' !;;;;;;;;;::::::::::::::::
  /:::::;;;l:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;|: :X: : : : : |;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::
 /:::::;;;;;;|:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;|/: : >、: : :|;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::

カイジ「くそ…どうすればいいんだ…」

DIO「こんなものぶち破ればいい」スッ…

カイジ「お…おいDIO!?」

DIO「無駄ァッ!!!」バリィン

DIO「ムッ」ブワアァ

カイジ「DIOオォォッーーー!」

カイジ「バ…バカな…あのDIOまで…」

カイジ「死ぬのか…?渡っても…結局あの突風で…」

カイジ「それとも…戻るのかもう一度…!」

カイジ「とても無理だ…できるわけがっ…ということは結局…」

カイジ「死っ…!」

カイジ「ううっ…」

ドゴーン

カイジ「ん?」

ドゴーンドゴーン

DIO「無駄 無駄ッ!!」

カイジ「え…!?DIOッ!?」

DIO「この程度の高さなら落ちてもなんともないのだよォ!」

カイジ「ま…マジかよっ…!壁に足を突き刺して登ってきたッ!」

DIO「URRRRRRY!貧弱貧弱ゥ!!」

DIO「ム…?なんだこれは…?」

カイジ「ど…どうした…?」

DIO「ガラス道だ…そっちにもあるぞ」

カイジ「え・・・?これはッ!」

   / >
 / ×           これはっ・・・!?
へ/ \          ガラスの道・・・・・・!

       \         階段・・・! 抜け道・・・・・・!
>、      \
r勹       \      これがあの風を避け・・・
匕勹       \ ♀   ゴールに至る起死回生・・・・・・

 匕勹        `ヘ
\ 匕勹    /\  \  逆転・・・・・・
  \匕勹、 /  /      生き残りの道か・・・・・・・・・!
   ヽ匕ノ  /
     \/



カイジ「でも…これだって罠の可能性が」

DIO「いや大丈夫なようだ」スタスタ

カイジ「おおおおおっ…!」

そしてなんだかんだで金がもらえなかったDIOとカイジは
利根川とEカードで勝負することになった
カイジは結局2千万をゲット
次はDIOの番である

利根川(こいつとは闘いたくないが…ここで勝たなかったら…)

利根川(会長を取り返しのつかないところまで怒らせてしまう…)

利根川(そうすれば焼土下座なんでレベルじゃないことに…)

利根川(カイジとは別室にいたからイカサマは知らないはず…どんな手を使ってでも勝つ!)

利根川「最初の張りは何ミリにする…?」

DIO「2ミリだ」

初戦 皇帝側ということもあり当然のように勝つDIO
2戦目、3戦目も2ミリ張りで勝利

利根川「奴隷側だが…何ミリ賭ける…?」

DIO「ひとつ聞きたいことがある」

利根川「なんだ?」

DIO「この器具の針は最高でどこまで伸びるようになっている?」

利根川「最高は45ミリまでだが…それがどうかしたか?」

利根川「30ミリで鼓膜に到達するように設定したから少しずれができているかも、とは考えない方がいいぞ」

DIO「いやそうではない…賭けよう『45ミリ』を!」

会長「グッド!」

モブ「なんですって―――ッ!!」

利根川(舐めやがって…ぶっ殺してやる…!)

DIO「そちらが先だ…出せ」

利根川「・・・・・・」スッ…

利根川 当然出したのは「市民」

DIO「・・・・・・」スッ…

DIOが出したのも「市民」!
結果は引き分け
次はDIOが先に出す番である

DIO「…」スッ…

利根川「・・・・・・」

利根川(計器に変化はない…つまりこれは市民ッ!)

利根川「くたばりやがれッ!DIOO!OOOOッ」

利根川ここで皇帝を提出…!

DIO「フン!」ドオォ―zン

利根川「     」

DIO「そんなイカサマも『世界』の前ではまったく無力なものよ」

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」

DIO「1秒前…ゼロ」

利根川「オープン!」バッ

DIO「フン!」バッ

利根川「な…なにイイ~~~~~ッ!」

DIO「奴隷だッ!」

利根川「や…やろう…こ…こんな…バカな…」

DIO 勝利…!50万円の45ミリ張り…2250万円を獲得…!

DIO「さっそく次の勝負と行こうか…」

DIO「そして次のも45ミリ張りだ。その次の次も。その次の次も次も。」

DIO「その次の次の次の次の…次の!次も!」

DIO「45ミリ張りだァ――――ッ!」

こうしてDIOは最初の皇帝で2ミリ張りを3回
残りのすべての勝負で45ミリ張りをし全勝した
合計金額は何と1億4910万円…!

利根川「       」

会長「・・・・・・・・」

DIO「フ…」

その時数人の男がドアを破り侵入してきた

カイジ「あ…あれは!」

DIO「ようやく来たか…」

藤野「ガヴォガヴォ~」

秋川「血…ガヴォ~」

太田「オゴゴォオオーッ」

カイジ「鉄骨から落ちたみんなっ…!なんで…!?」

カイジ「しかもなんかかなりキモくなってやがるっ…!」

DIO「私が落下した時ついでに吸血鬼に変えておいた」

カイジ「なんだそりゃ!?」

                               ..∩   ∩
                               ..|-|  |-|俺の名は佐原

               f0、               |ー|  |ー|      ` ・ ,,}ヨ   _/゚ ̄>ー 、
                Y(              ,r|ー|ニニ|ー|、       '’|ミ| }ヨ  ,ヘ〕〕〕)  /   /
                 .jミ!             .,<X;|ー|'つ|ー|X>     . ..lミ| E{ ,ヒレ}  _ ノ|。 |
            , -‐''⌒}ヨ、            {ニ{ス!ーl;;;;;;!ーl、.,E}       lミ! `<ェfヒjX7フノ |。::...|。
           / _/~´}ヨ:ど~≧zrァ-、      {ニ}ハ'⌒M⌒'ハ_E}       ヽ>、_]ヨy曰xrュ ハ、::::.\。
         _,,ノツ´,イ ,;/ヲ ,,,ノヽ、{ノ‐'^`ヽ  _,{゙人⌒,>;;<⌒人゙}        `'┴<ソ×jヒ{^xtf) ヽ::::::.ヾ  
         ,j'ト,ム ッ ''/ヲ_イ'´ ,ニ火巡_,jリ  ノ兀ヽ``゚i};' {f゚" ,ノ-r;ァァ7       ,ノr'M_,しヒ「\。  \::::: 中村
         '゙ ミ:.いイ,_,Yノ,.‐''⌒`ヾ"' ヾ))  f二フハ.n,|;'; |J/|⌒ヽ`ヾ(     ..  {r/@`Yg゚c ハ。   ヽ
         孚~えj廴,ヾ{(f;;, ,ィ ツノこ,;シ)   ⌒Ytf| |0{;'; ,};;| |⌒Y;{0ヽ、    ..  レゞ==彳〉∝{ {。 ; 
     石田 こ}! }!ご,,_ミ<・,)>ー今(・スj(   ..::シ ,人.ト(_)イノ}::`)爪`、:.`        ヾr孑ノ人゚__,/Zス。_
         '’公くti廴,_`ス(yハ 'マ介ふ   ⌒ヾ" :::V^^V ,ノ⌒Y丶ヽ::.        い゚,ハ△-'┴宀=一'

         ぇ、、`,>彳"´ ;i}〉9ミ乢'片    ⌒ヾ" :::V^^V ,ノ⌒Y丶ヽ::.        `>'´ ,. -zッェfff{{に"

         Vl兀lマrァ、,_,,.ィ/´ ミY `ヽ    ..:::ノ ̄`'ー'゙ ̄`ー '^::::..ヽ::          ,ゝィだう-ィひ少゙,,,;
         f\Nハ!八ハハァ-ミ尖ァ-ミ}__~⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒~          ./^>'\ー'",ァ''´,.ィ仞}
         ミ;, ヽy'},. '},}^;'f} ノjひハ. }-、`丶     ./ヽ  ,j} jf}气`ハ、  ,H  />/^Y_,ィTレ'´,∠彡ゃ彳
         〈:_,lt;,`〈_} {' iV|イ'!j   jノ .::\     |ルjム=.' iif !ケy ,==ミ、_,/>   ,ゝィだう-ィひ少゙,,,;
         :.. `{_ f:.t.:>'l:.  ',Yl_`丶、...:::::::::::::.     k<.9ノリ jリ|ひ!((.・>.)!┴'゙  ~⌒ ⌒ ̄⌒ ⌒ ̄ ⌒⌒~
         :::.  `{_;' Y V'l }∧\,:';ヽ  ...:::   ..|77ァ''´   |Y,ィ`ァ'-ヘ  小泉
         :::::..   ヽ!`《__!ー‐しl::::::};;';};;;;;;;:::::  _r'「{|,;if|'   j; ビ了父ィソ ,/y
         :::::.........::::ヽ、Z__;;}_,ソ!::::ノ;';〃⌒`  /_,>ィ|,fリ     |,八八/^′/y'zZ

                  ,--、
  、__, _人_,    /{_ ( (_) )    rr:、                      __,,--─'^ー_-'ニ=
   }        (   / / L-、´ /{ v!レ`' r──-, ,-、_,--─ 、_,.- ' _,ニ二-─ '' "~ ̄ ,'r' ̄`ヽ:、 | {「| ,-,
  ノ  血   > ,' ,'   } | ,' / } |    ̄,-'ノ  ゙ー~'"´⌒ー─-''"´~           //     )) '´ '' ,'./
  ,フ      (ヽ. レ'´r‐、  レ' '´   レ ,__   i/                      ,_-==''’  _ .:=''’⌒ヽ レ
 <   管   》- 、  辷\   ,_,r,⌒)) ,,  __   __            =~'"´   __ ,/ ,',' >-' ノー:、
  }        ,' 辷\ 辷 }=~'´ ̄´ (( {{ r'⌒))~'´ ̄`ヽ        _      jl⌒)) (,x  .:'   _,:'ー、
  )  針   |  ̄`-、_,,辷-}_、    _}\ ,リ,ノ (_,,     ''     _,ノ´ ̄`ヽ  _,〃 {,:r' -、 _,-' 丶'´ _;; ::.
 <       { :^ヽ:'、_: `,::〈 `))   /:..  l'x','~=、          ''´  __    }}  ̄”   ,' ,x'<´_;: )、 -ヽ::.. ー
  ',  攻   (  {,弋ヽ.{ |=''   ノ)::..  }Y≧  ゙ー=''    _,,    ,:'⌒`ー===;,ァ---:.、_  {_;:(。ノ^i _;:} { =:〉 :.. 、
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  ,ノ  撃   | ::::::∧::::::{ | -r.、<,'::. .::. 逃{ミ;「,:'´  `-、  { 会長`ヽ =~'´ ̄,-<_;ム{_`ー:ァ,:´ (_,ん-;ノミ z「 .:ノ  \
 〈         { :::ノ =}:::ノ ,' ..:: =} }::.:::... ,'_w”'./:.. f^|j ij リ  ,::vゝ-'ヘ::ノ    ,.:´:{。:::}亡__`,ノ/   {,.;n_ノ`  〉 :{
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  ム     f´ 《` _ノ'     ゙ー'三,r彡':^ヽ_ノ   r'´^:i:二::=::三:=彡\ ,' トi`ー---‐'

DIO「このビルは私がもらっておこう…来たるべきジョースターたちとの戦いのために」

DIO「お前は『引力』を信じるか?わたしに出会った事に意味がある事を!?
   出会いというものは、『引力』ではないのか?」

カイジ「え…」

DIO「お前にこの『金』をプレゼントしたい」

DIO「出会いというものは『引力』ではないのか? 私は『出会い』を求めて旅をしている
 いつか、私に会いたいと思ったら この『金』に気持ちを念じて呼んでみてくれ...
 何年先だろうと構わない  いいね...」

カイジ「こ…これはみ・・・耳が俺のちぎれた耳がッ!くっついている…!?」

カイジ「待てッ!何なんだお前は!何者なんだッ!!」

十数年後
なぜか神父になったカイジがグリーンドルフィン刑務所に!
金の力でジョリーンを無理やり刑務所に突っ込んだのであった

カイジ「ここにいればきっとDIOを倒したって奴と闘えるはずだ…!」






いろいろ考えたがいいオチ思いつかないや
まあ機会があったら続き書くわ

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