妹「お兄ちゃん大好き!兄妹だけど愛してるよ!!」」 (52)

男「・・・」ピコピコ

妹『お兄ちゃん・・本当に私でいいの・・・?』

男「・・」ピコピコ

妹『うれしい・・おにいちゃん』

男「・・・」

姉「ちょっと男・・・あなた、なんてゲームやってるの?」ガラ

男「ちょ、おい!部屋空けるときはノックしろ!」

姉「嫌よ」

男「い、嫌って何だよ・・・」

姉「私とあなたの仲じゃない」

男「そ、そ、それでも!」

姉「大体何なの?このゲーム」ス

男「う、うわ!やめて!」

男「あ、あ、今やめるから!ね?」

姉「あのね・・・」

姉「そういう問題じゃないでしょ?」

姉「はぁ・・・いつもはゲームは2時間までなら許していたけど」

姉「これからは、30分に減らそうかしら?」

男「え、え!」

姉「嫌なの?」

男「う、うん。30分じゃ・・さ・・」

姉「じゃあもうこんなゲームやらないって約束できる?」

男「え・・・」

男「どうして・・・だめなのさ」

姉「どうして?私に聞くの?」

男「・・・」

姉「わかるでしょ気持ち悪い」

男「わ、悪かったけどさ・・・」

男「き、気持ち悪いって、好きな本人の前で言うのは」

姉「気持ち悪いわよ」

姉「妹なんて」

男「は?」

姉「あなたには素敵な素敵なお姉ちゃんがいるわ」

男「い、いやそれとこれとはさ」

姉「それなのに妹妹って」

姉「ああ、馬鹿みたい」

男「・・・」

姉「男?聞いてるの?」

男「聞いてるよ・・・」

姉「ないものねだりよ」

姉「妹より姉の方が何倍も偉大だわ」

男「・・・」

姉「そのゲームは没収ね」

男「ええ」

姉「男はまだ高校生でしょ?高校生らしいゲームをしなさい」

男「・・・たとえば何さ」

姉「スマブラとか」

男「ウイーはうちにないじゃん」

姉「64があるじゃない」

姉「久しぶりに対戦してあげてもいいけど?」

男「・・・」

男「・・・・いいよ」

~朝~

姉「男・・・起きなさい」

男「zzz」

姉「起きなさいと言ってるのだけれど?」バシバシ

男「ん・・まだ眠いよ・・」

男「zzz」

姉「・・・」

姉「あなたが眠いなんて関係ないの」

姉「私が起こしてるんだからさっさとおきなさい」バシン

男「痛った!」

男「あ・・おはよ・・姉さん」

姉「おはよう」

男「ね、姉さん」

姉「何?朝なんだから質問は端的にね」

男「う、うん」

男「あの・・・暴力はやめて・・・ほしいな・・・」

姉「あら・・・」

姉「私が起こしてるのに起きないあなたが悪いんじゃない」

男「・・・だからこれからは俺が自分で起きるって」

男「目覚ましとか自分でセットしてさ」

姉「それもだめ」

男「なんで」

姉「男は私が起こすから」

男「・・・」

姉「早く歯磨きして制服に着替えなさい」

男「ん・・面倒くさいなぁ」

姉「はぁ・・男はいつまでたっても甘えん坊ね」

姉「これじゃ将来が思いやられる」

男「は?」

姉「しょうがない私が手伝だってあげるから」

男「そ、それはいいよ、自分でやるよ」

姉「あら、いいの?」

男「俺は赤ちゃんじゃないんだから」

姉「違ったの?」

男「・・・違うよ」

姉「ふふ。冗談よ

幼馴染「男~おっはよ!一緒に学校登校しよ!」

姉「・・・」

男「おー幼じゃんおはよう」

幼「んーんー良い朝だね」

姉「あなた今日も来たの?」

幼「ええ、ええ。来ましたよ」

姉「そう。来なくてもよかったのに」

幼「いえいえ、私の日課ですから」

姉「退屈な日課ね」

男「ちょ、ちょっと・・・」

幼「ほうほう。退屈ですか」

姉「ええ。日課と呼ぶには」

幼「でもそれはあなたの価値観での話で私は違いますのでー」

姉「あら?そうかしら。世間一般でみても」

幼「私は世間には流されません」

姉「ああ言えばこういうのね」

男「ちょ、ちょっと喧嘩しないで」

幼「べっつに喧嘩じゃないよ。ね?姉先輩」

姉「そうね。喧嘩ではないわね」

男「・・・・」

男「じゃあ、姉さん。2年のフロアはあっちだから。今日はここまでね」

幼「うんうん。それじゃあ教室へ行こう!」

姉「・・・」

姉「ちょっと待ちなさい男」

男「うん?」

姉「今日はティッシュとハンカチ、きちんと持っているの?」

男「うん・・もちろん」

姉「そう。じゃあ今出してみなさい」

男「え・・・・」

姉「ほら早くなさい」

男「あ・・」

男「ハンカチがない」

姉「さっき私には、ある。って言ったわよね?」ギロ

男「う・・・」

姉「ふふ。まぁいいわ。私のを・・・」

幼「はいは~い!それじゃあ私が貸してあげます」

幼「それじゃあ教室行ってみよう!」ガシ

男「うわ・・引っ張るな」

男「ね、姉さんそれじゃあ・・・」

姉「・・・」

幼「おはっよーみんなー」ガラ

男「おはよう」ガラ


男友「おっす二人とも」

男友2「あー幼ちゃんおはよ」

男「お前は女子にしか挨拶しないのか?」

男友2「そりゃあ男に挨拶してもね」

男「お前な・・・」



男友3「お、お、男君・・あの・・・おはよう」

男「おう、おはよう」

男友3「あ・・・」

男友3(や、やった今日は男君と会話できた・・・)

女友「おはよう幼ちゃんー」

幼「おはよー!!」

女友2「おお、大きい声」

女友2「幼ちゃん今日も元気だねー」

幼「うんうん。それもとりえだから」

女友「他にも何かあるの?」

幼「もちろんよ!」


男友「幼ちゃんってかわいいよな、今彼氏とかいるのかな?」

男友2「え?男と付き合ってるんじゃないの?」

男「いや?違うけど」

男友2「え?マジで?狙ってみようかな」

男友「お前は盛りすぎだよ」

男友2「毎日登校してるんだから、てっきり付き合ってるもんだと思ってた」

男「あはは登校してるだけだって」

男「それに姉さんも一緒だから二人きっりって訳じゃないジャン」

男友2「あの人お前の姉なの?やけに綺麗な人だなとは思ってたけど」

男「お前は何年俺の友達やってるんだよ」

男友2「俺女子にしか興味ないからさ」

男「・・・」

男友「すがすがしいな」




男友3「あ・・・」

男友3(ぼ、僕もあの輪に入って男君と話がしたいなぁ)

~昼~

幼「お昼お昼~」

女友「幼ちゃん、昼休み好きだよね」

幼「うふふ~まぁね」


男「よいっしょっと」

幼「男ーお昼一緒に食べよー」

男「え?・・でもなぁ」

男友2「いやなら俺と食べない!」

幼「男ーそんなこと言わないで」

幼「いいジャン!いいジャン!」

男「まぁいいのかな」

幼「うんうん」

男友2「・・・・」

姉「今日のお昼は洋食でそろえてみての」

姉「男、和食よりも洋食が好きでしょ?」

男「うん。ありがとう」

姉「ええ。構わないわ。それで・・」

姉「なんであなたがいるのかしら?」

幼「まぁまぁいいじゃありませんか」

姉「・・・男?」

男「・・・」

男「幼も食べたいって行ってるんだから・・別にいいじゃん・・・」

姉「別にいいじゃん?」

姉「何よその言葉遣い」ギロ

男「な・・なにさぁ」

姉「強気ね。お仕置きされたいの?」

男「お、お仕置きって何・・」

姉「さぁ?何かしら」

幼「男ーはいはい。私のハンバーグあげる」

男「あ、ありがと」

姉「男?今は私としゃべってるんじゃないの?」

男「え?」

幼「ああ、姉先輩もハンバーグ食べます?」

姉「いらないわ」

幼「おいしいのに」パクパク

姉「いえ、私が作ったハンバーグの方がおいしいと思うけど」

幼「そうですかね?」

姉「男?」

男「何・・?姉さん」

姉「あなたの作ったお弁当にもはいってるでしょ?」

姉「ハンバーグ」

男「あ・・うん」

姉「どっちのほうがおいしいかしらね?」

幼「・・・」

男「ええ・・俺・・味の違いなんてわからない」

姉「貴方が思う方でいいのよ?」

幼「男の言うとおりだよ」

姉「・・・」

幼「いちいち味比べなんてしなくても良いじゃない」

幼「楽しく食べれればいいじゃない。ね?」

男「うんそうだね」

姉「・・・そう」

幼「そうですよ」

姉「でも・・私の方がおいしいわよね」

男「ん?何かいった?」

姉「・・・」

姉「何でもないわ」

男「・・そう」

幼「男ーこれ、おひたし」

幼「作ったの分けてあげる」

男「お、どうも」

幼「私は和食も作れる女なのよ」

男「すげぇじゃん」

姉「私の得意料理は和食よ」

もうちょい書きためてから建て直す
ノーパソの電源も落ちそう

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