一夏「好きな体位?」(293)

シャル「ねぇ一夏ってどんな体位が好きなの?」

一夏「うーん、駅弁とか対面座位とか向かい合ったのが好きだな」

鈴「じゃあ正常位も好きなはずよね!」

一夏「正常位はなぁ…女の子が受身一辺倒だし密着感が足りないかな」

箒「おはよう、何の話をしているんだ」

シャル「あ、おはよう。今一夏の好きな体位を聞いてたんだ」

箒「体位?」

箒「一夏きさま……すでに童貞を捨てたのか」シュン

鈴「あ、そういえば!!」

シャル「ねぇねぇ相手は?この学園の人?」

一夏「ああ、のほほんさんだよ」

箒「布仏か。妙に親しいと思ったら……」

シャル「でも一夏にはお似合いかもね…ハハ」ガックリ

鈴(あの女…っ!)ギリッ

一夏「でももう別れたから」

シャル「え」

鈴「じゃ、じゃあ今一夏はフリーなわけね」

一夏「一応そういう事になるな」

箒「ふむ」

シャル「へぇ~、でももったいない事したねぇ」

一夏「まぁお互いに……というか俺が若かったからな」

鈴「うわ~年寄りくさ。今でも充分若いってのに」

箒「では他に好きな女はいないのか」

一夏「今はいないなぁ」

鈴「そ、そうなんだ…」ホッ

シャル「そっか。一夏は今好きな人はいないんだね」

一夏「な、なんだよ…お前ら俺の事がそんなに気になるのか?」

鈴「ば、ばっかじゃないの!?」カアッ

箒「私は幼なじみとしてだな…」

シャル「僕は一夏の事がきになるけどな」

鈴「!?」

箒「!?」

一夏「え?」

シャル「えっちしたのは一人だけ?」

一夏「な、なんでそんな事教えなきゃなんないんだよ!」

鈴「いいから言いなさいよ一夏!」

箒「私も興味があるぞ」

一夏「いやでも…」

シャル「はっきり否定しないってことは他にもいるんだね」

箒「そ、そうなのか一夏っ」

一夏「……あ、あと一人だけ」

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  {   j/     / ノ     〈     〈
わ、私.......酢豚じゃありません!!

箒「誰だっ」

鈴「誰よ!」

シャル「誰!?」

一夏「えーと……ラウラ、かな?」

ガラガラ

ラウラ「ん?私がどうかしたのか?」

一夏「あ、おはようラウラ」

ラウラ「おはよう嫁」

鈴「待ちなさいラウラ!」

ラウラ「どうした。朝から騒がしいぞ」

鈴「こいつ!余裕を見せてくれるじゃない…!」

箒「落ち着け鈴。……単刀直入に聞こう。一夏と寝たのは本当かラウラ!」

ラウラ「寝る?私と嫁は毎晩一緒に寝てるぞ」

シャル「あのねラウラ、寝るっていうのはそういう意味じゃなくて」ゴニョゴニョ

ラウラ「ああセックスのことか。本当だぞ」

箒「」

ラウラ「ただし一度だけな」

一夏「だからあのことはごめんってラウラ」

ラウラ「なぜ謝る嫁よ。夫婦がセックスをするのは当然の事だろう?」フンス

一夏「いや、だからアレはオナ禁12日目で自制がさ……だいたい付き合ってるわけじゃないし……」ゴニョゴニョ

ラウラ「おなきんとは何だ?」

一夏「だぁああ!!だからアレは!」

鈴「ちょいまち、一夏」

シャル「つまり一夏はオナ禁12日目の欲望に耐え切れず一緒にいたラウラを……」

一夏「だから謝ってるんだって…すまんラウラ」

箒「ふむ。なるほどな」

鈴「だったらノーカンよノーカン!」

箒「確かにノーカンだな。そのような状態で行うセックスに愛があったかは疑問だ」キリッ

シャル「そうだよね。隣にいたのが僕でも同じことが起きてたはずだよ」

ラウラ「まて。私たちは愛し合ってるぞ。なぁ一夏」

一夏「へ?あ、その……」

鈴「なーんでそこでどもるのよバカ…」ボソッ

シャル「とにかく!そんなのノーカンだよ!一種のレイプだよ!」

ノーカン! ノーカン! ノーカン! ノーカン!

一夏「お、おい落ち着けよみんな。とりあえず席につこうぜ」

鈴「チッ……」

箒「私はまだ納得していないが」

シャル「まぁまぁ。この話は終わりでいいよ」

ラウラ「…………」

ラウラ「そういえば嫁は”ラウラは上付きだからセックスの相性ばっちり”と言ってたな」ボソッ

シャル「なっ……!」

箒「ど、どういう事だっ!」

ラウラ「つまりな、こう、立ったまま向き合ってヤッたわけだが」カクカク

箒「腰を振るな!羨ましい!」

ラウラ「どうやら私の性器が体の前の方についているので挿入しやすいらしい」

シャル「な、なるほど…(どうしよう僕下付きなんだけど……)」

箒「(下付きなのは気のせい下付きなのは気のせい……)」

ラウラ「勝った」ニヤリ

鈴「あ、あたし上付きかも……」ボソッ

一夏「マジで!?」

箒「!!」

シャル「!?」

ラウラ「なっ…!?」

一夏「な、なぁ……鈴って今好きな男いるのか?」ハァハァ

鈴「ちょ、いきなり何聞いてんのよっ!」カアッ

キャー シタツキッ
ウエツキッ ワッー

セシリア「おはようございます。あら、みなさん何を騒いでらっしゃいますの?」

鈴「あっ!セシリア!あんた上付き!?下付き!?」

セシリア「う、え…?えと……」

ラウラ「性器のことだ」

セシリア「せ…せいk…え?え?(朝から何を…聞き間違い…?ですよね?ね?)」

セシリア「……こほん。も、もう一度言っていただけるかしら?」

本音「おまんこのことだよー」

セシリア「」ブーッ

セシリア「のののの、布仏さん!あなたなんてことを…!」

一夏「あっセシリア助けてくれ!こいつらまんこが上付きか下付きかで喧嘩しちゃって!」

セシリア「」

セシリア「(いいい一夏さんまで一体なにを……)」クラッ

シャル「ちょっと!セシリア顔色悪いよ?大丈夫?」

セシリア「あ、ええ…なんとか(よかった…シャルロットさんはまともみたい)」

シャル「ほんと困った人たちだよね。おまんこが上か下かなんてどうでもいいのに」

セシリア「あーあー何も聞こえない」

山田「はーいみなさん席についてくださーい」

本音「あっ!まやまやおはよー」

山田「はいおはようございます」

箒「山田先生、つかぬ事をお聞きしますが」

山田「はい?」

箒「先生は上付きですか?下付きですか?」

セシリア「(箒さんっ…!先生にまでアホな質問を……)」

山田「先生は上付きですよー」

セシリア「ってなんで答えとんねん!!」

箒「(負けた……)」ギリリッ

山田「箒さん、なんだかこの世の終わりみたいな顔してますけど」

山田「じゃあ出席とりますね」

セシリア「(絶対おかしいですわ。突然こんな、クラス中が卑猥な会話をするなんて…)」

山田「織斑くん」

一夏「はい!」

山田「もー、織斑くんは色んな意味で影響力があるんだから軽はずみな発言をしないでくださいね」

一夏「あ、はい気をつけます」

相川「せんせー、軽はずみな発言ってなんですかー?」

ラウラ「おそらく嫁は上付きのまんこが好きという事だろう」

キャー エーッ ソウナノー?
ワタシウエツキダー ワー

山田「だ、ダメですよ織斑くん…先生は先生で織斑くんは生徒なんだからっ」ワタワタ

セシリア「(これは夢ですわ絶対夢ですわ最悪の悪夢ですわはやく覚めろですわですわですわ)」ガクガクガク

鈴「そういやさー、今日のセシリアってなんか変だよね」モグモグ

セシリア「そ、そんな事はないですわ!」ドキッ

箒「そういえば朝礼の時も妙に落ち着かない雰囲気だったな」モグモグ

セシリア「わ、わたくしはいつも落ち着いてましてよっ」

一夏「ハハ、俺ははいつも通りのセシリアだと思うけどなぁ」

セシリア「そうですわよ。一夏さんの言うとおりですわ」

ラウラ「……いや嫁、それは間違いだ」

一夏「へ?」

ラウラ「今日のセシリアは明らかにいつもより発汗量が多い」

ラウラ「顔も紅潮しているし息が上がっている。恐らく体温も平熱より高いはずだ」

セシリア「そそそそそそんなこと」ブンブンブン

シャル「ほんとだ赤くなってる」ププッ

箒「どうした?風邪でも引いたのか」

セシリア「そんなんじゃないですわっ」プイッ

箒「ならいいが……そうだ、朝礼の話で思い出したが」

箒「一夏、布仏とラウラ以外にセックスした女はいないんだな?」

セシリア「」ブーッ

一夏「いないよ。ほんと」

鈴「で、あののほほんとした女とは別れたわけよね」

一夏「うん」

セシリア「(ほ、箒さん…)」

シャル「どうして別れたの?下付きまんこだから?」

セシリア「」ブーッ

ラウラ「嫁は私の体に夢中だからな!」ドヤッ

一夏「違うっつーの。あー、何ていうかさ」

一夏「一言では表しにくいんだよなー」

箒「ふむ。まんこに問題ないとすれば技術の問題か?フェラが下手だったのか」

一夏「いや、フェラは上手だったよ。ごっくんはなかったけど」

セシリア「(も、もうついていけませんわ)」

鈴「へー、ごっくんなしだったんだ」

一夏「なんだよ、鈴はやるのか?」

鈴「もちろんよ!好きな人のなら…ってべべべ別にアンタの事じゃないんだからね!」

一夏「ははは、そんなの分かってるよ」

シャル「僕は一夏のならごっくんできるけどなー」

一夏「……へ?」

鈴「なっ…!(抜け駆けされた!?)」

箒「ま、まて。私も一夏とは幼なじみ。頼まれればごっくんくらい…」

セシリア「(なんですのなんですの……もうついていけませんわ…いい加減にして欲しいですわ…)」

ゴックンアリ ワーワー
キャー アリエナーイ


ぷちっ
セシリア「うおおおおおお!!!!!」

一夏「おわ!」ビクッ

箒「ど、どうしたセシリア!」

鈴「にゃあ!!!」

ラウラ「ぬっ」

シャル「うわぁ!」

セシリア「なんなんですのなんなんですのなんなんですのおおおお!!!!」

セシリア「あなたがた!朝から黙って聞いていれば公衆の面前で卑猥なことばかり……」

セシリア「もちろん性に対する興味は誰でも持っているもの。聞き流そうとも思いましたが」

セシリア「もう我慢できませんわっ!!!!」バンッ

鈴「きゃっ」ビクッ

一夏「お、落ち着けよセシリア。俺たちもう高校生だぜ?」

セシリア「だったらなおさら分別ある行動を心がけてくださいましっ!!」バンバンッ

鈴「……!」ビクッ

生オルコット様だ!を思い出すノリだな

シャル「ちょっと、食事中だしそんなに机を叩かなくても」

ラウラ「そうだぞセシリア」

箒「うむ。鈴も怯えてしまっている」

鈴「べ、別に怯えてなんかっ!……せ、セシリアっていい年してセックスの話題が恥ずかしいんじゃないの」

セシリア「なっ…///」

シャル「へぇ~…この年になって恥ずかしがってるんだぁ」ニヤニヤ

セシリア「べっ!別に恥ずかしがっては……」

セシリア「(……いいえ、恥ずかしいのは事実……)」

セシリア「恥ずかしがって何が悪いんですの?」

一夏「!?」

すまん>>56を読んでいた

セシリア「性の話題はどの国でもおおひらに語るものではありませんわっ!」バンッ

セシリア「ましてや高校生の身分で風俗のような下世話な事をっ!!」バンバンッ

セシリア「そうですわっ!!セックスの話が恥ずかしくて何が悪いんですのっ!!」ドーン!

箒「(………)」

鈴「(箱入りのお嬢様だと思ってたけどここまでとはね…)」

シャル「(こういうカマトトぶった女嫌いなんだよなぁ)」イライラ

ラウラ「(ふむ。今度クラリッサの講義を一緒に受けさせてやるか)」

一夏「(せ、セシリア…)」ドキドキ

一夏「……あーなんだ、俺が悪かったよセシリア」

セシリア「だいたい一夏さんがあんなはしたない話題を…へ?」

一夏「もうセシリアが嫌がる事は言わないよ。うん」

箒「私もなるべく控えるとしよう(一夏にあわせておくのが好感度的に得策だな……)」

鈴「あ、あたしはやめないからね!セックスの話くらい別にふつーだしっ!」

シャル「僕もついポロッと出ちゃうかも」

ラウラ「私もセックスは大好きだからな」フンスッ

一夏「まぁまぁ。お前らも少し控えようぜ」

セシリア「一夏さん…」

一夏「ごめんなセシリア。セシリアの気持ちも知らずに」

セシリア「一夏さん…私、てっきり私がへんなのかと……」グスッ

一夏「ごめんごめん」ナデナデ

箒「まっ…一夏、頭まで撫でてやる事はないだろう?」ボソッ

一夏「(あー抱きしめて全身もみしだきてぇ……)」ナデナデ

箒「……」

シャル「一夏、午後はIS実習だよ」

一夏「はっ!そういやそうだった…ってもうこんな時間かよ」ワタワタ

箒「急ぐぞ!織斑先生は時間に正確だからなっ」

一夏「分かってる!セシリア、一緒に行けるか?」

セシリア「は、はい!もう大丈夫ですわ!」

ラウラ「では急ぐとしよう」

シャル「(なんでこの豚女は一夏の隣にいるかなぁ……)」イライラ

千冬「よし、全員集まったようだな。今日は間合いの違う機体同士での模擬戦を行う!」

一夏「どういうことだ?」

シャル「多分長距離vs近距離でお互いに自分の間合いに持ち込む練習をするんじゃないかな」

一夏「ふーん」

千冬「おいそこ!私語は慎め!」

一夏「は、はい!」

千冬「ふむ、気の抜けている者がいるようだな。織斑一夏にシャルロット・デュノア、前に出ろ!」

一夏「げ……すまんシャル」

シャル「ははは……仕方ないよ一夏(これは思わぬラッキー…)」

千冬「まず二人に実演してもらう。ただしシャルロットは近距離武器を一切使わないように!」

一夏・シャル「は、は~い」

千冬「では早速準備しろ!」


------------------------------
戦闘開始後 7分経過


千冬「(?…どうも一夏の動きが鈍いな)」

シャル「どうしたの一夏!来ないならこっちが一方的に…攻撃しちゃうよ!」バラララララ

一夏「くっ…シャルのやつっ……!!」

シャル「フフフ……」

一夏「(いつもきわどいIS用スーツが…今日は一段とエロいぞっ……)」

一夏「(シャルが動くたびに波打つおっぱい……)」

一夏「(跳躍するたびにうごめく美尻……!!)」

シャル「フフフ…これはスーツに見せかけた唯のレオタードさ…戦闘用じゃないからISの加速が加われば……」ゴオオオオオッ

一夏「!?シャルの高速移動に合わせておっぱいと尻が肉々しく跳ねている!?」

一夏「いかん…こんな時に勃起がっ!」ムクムクッ

シャル「一夏…隙だらけだよ!!」

----------------------------

千冬「そこまで!!勝者シャルロット・デュノア!」

シャル「へへへ…」プリンッ

千冬「どうした織斑。あまりにもキレが悪いぞ。やる気がないというなら校庭20s……」

一夏「いてて……ん?千冬姉?」

千冬「……織斑先生だ。なんだ一夏、溜まってるのか?」

一夏「へ?」ビンビン

千冬「情けない男だ。体調管理も兵士の仕事だぞ!敵はお前がマスをかくのを待ってはくれない!」

一夏「あ、いや、これは……」ポリポリ

千冬「仕方ない奴だな。どれ、私が抜いてやろう。今日は医務室が閉まっているはずだからな」

一夏「すまん千冬姉」

千冬「織斑先生だ!」ぱこっ



セシリア「(なんですのなんですのこれはあああ!!!!)」

千冬「どうした。さっさとしろ」

一夏「や、やっぱりいいよ」

千冬「何を恥ずかしがってるんだ」

一夏「いや、この年で姉貴に抜いてもらうってのもバツが悪いし……」

クスクス オリムラクンカワイー
ヤダー シスコーン

一夏「大丈夫だよ、ラウラで4,5回抜けばすぐおさまる…」

千冬「馬鹿者!性欲を舐めるな!!」

一夏「は、はい!」ビクッ

千冬「素人判断で小さな性欲が取り返しのつかない性欲になる事もあるんだ。担任の意見には素直に従え…さ、はやく」

一夏「は、はい……」ボロン

千冬「うむ」ハムッ

セシリア「」

千冬「んちゅ……いたひ時はひだりへを上げろ」レロレロ

一夏「はい織斑先生……」

千冬「ちゅ…ちゅ…んれろ…れろれろ」

一夏「んっ…」ピクッ

千冬「まらか?」レロレロ

一夏「ん、ちょっと刺激が足りないかも」

千冬「ひょうか……んむっちゅっ…れろ…はむっ!」カリッ

一夏「いでででっででで!!!」シュタッ

千冬「いたふないからもうちょっとふぁまんしろ…はむっ!はむっ!」カリッ カリッ

一夏「ぬあっ!ぐぁっ!!」シュタッ シュタッ

千冬「なかなかイカないな…仕方ない」モゾモゾ

一夏「(あ…久しぶりの千冬姉のおっぱいだ)」ピクンッ

千冬「なんだ、まだ大きくなるのか?…はむっ!れろっ!」

一夏「あ……っ」

千冬「今度はしゅぐだな…れろ…ちゅっ…んちゅ」

一夏「はぁ…い、いきそ…」

千冬「では少し加速するぞ…んぷっ」チュポッチュポッチュポッ

一夏「んん…んあああぁぁああ……あっ」ビュルッ

千冬「んん…」ビュルルッ ビュル

一夏「はぁはぁはぁはぁ」

千冬「ぷはっ……もういいだろう」ゴクン

箒「セシリア、一緒に組まないか………セシリア?」ヒラヒラ

セシリア「」

箒「目をあけろセシリア」クイッ

箒「……白目を向いて気絶してる」

セシリア「」グラッ バタン




箒「お、織斑先生!もう一人病人です!!」

        . -―――-  .
      ≠    _      、
     /    く <⌒      . \
    /  /    \\      ヽ. ヽ
.    '   ′   、  \\.  ヽ  ヘ '
   |   |     |ゝ   \\  V } |
   |   |.  T寸ー\ \ー< |  |
   |   |  |丐弌ミ.\ヽ\\|  |
   /   ハ.   |弋zリ    {ゝ__ノノ }.|
.  /.イ   (ヘ   、''      ー―イ  /リ
 〃|    ヽ ミ.__∩_ . ィ ./ |  とりあえずこのSSのヒロインは私らしいぞ
 {{ .|     .>、斤{ヽ>rイ>. /// |

. 、 ハ   .// , ィ Ζ≧Xス.ヽ   ハ

.  V      \>\}  }:  :}}.ヘ.   |
  |     .l  ヽ彳.)==i==rュ=i彡  l |
  | l  .|   /^ヽ  ノ  リ ヘリ  | |
  | |  」 -〈ミ> ノ :  Y  .:Y. 」乂
  乂Y ´     \ヽ>、__人_ノ
           T. T  T. T
              L 」   L 」

こういうノリがキモいんだよなあIS厨って

>>143
お前だって好きな人の悪口言われたらキレるだろ?



これが愛ってやつなんだよ

                _/-===-ヘ/  ヘ
             ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..、 |
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\|
            .:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::ハ
         /::::::::::::::::::ⅰ:::::::::::::::::j::::::::::::::::::::::: \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
          ∧:::: ⅰ::、/V:::::::::::::ノ、_ノ::::::::::::::::! /〉       <  モッピー知ってるよ。                  |
        ::::::::::::::|:::レ⌒∨:::::::´|'´ \:::::::::::::::|//..、       |                           |
          |:::::::::::::レ    丶:::::::|    }:::::::::::::レ::::∧        |  ラウラは鈴の劣化だって。      .|
       i|:::::::::::::| 三≧   \|≦三 リ::::::::::∧:::::::∧       |                           |
       八::::::::::::|             /:::::::::/  ∨:::::∧       \_________________/
        ゝ::::::人    、 ノ  ノ:::::::/    ∨:::::∧
          `/ヽ:::≧z_        ムイ     ∨:::::∧
          /::/              \    ∨:::::∧
.          /::/                \   ∨::::::::.
          /:::::〉  /              〉  /    ∨:::::::|
        /::::/( )'            γ   /      l::::::::l
        ,'::::/   ’            ゝ ィ      |::::::,'
.        i:::::|    {                |         l:::/
      {ハソ   ',              /         jソ
               \             ,'
             /   厂 ̄l   |
              /    |   .|   |
               (___ノ   (___」

セシリア「う、う~ん……」

セシリア「(ここは…?)」

一夏「気がついたかセシリア」

セシリア「い、一夏さん?わたくし一体……」

一夏「IS実習で突然倒れたんだよ。先生の話では過労だそうだが…大丈夫か?」

セシリア「(IS実習…………?……あ)」

一夏「どれ、熱をはかろうk…」

セシリア「いやぁあああああ!!!!!」ドン

一夏「いつっ!…………セシリア!?」

セシリア「」

セシリア「近づかないで下さいっ!」

一夏「どうしちゃったんだよセシリア……」オロオロ

ガチャリ
千冬「おい騒がしいぞ。何を騒いで……気がついたか、オルコット」

セシリア「おおおおおお織斑先生……」




千冬『今度はしゅぐだな…れろ…ちゅっ…んちゅ』

一夏『はぁ…い、いきそ…』

千冬『では少し加速するぞ…んぷっ』チュポッチュポッチュポッ

一夏『んん…んあああぁぁああ……あっ』ビュルッ




セシリア「いやぁあああああああ!!!!!!」ジタジタ

一夏「千冬姉……」オロオロ

千冬「落ち着けオルコット!おい、一夏も抑えるのを手伝え!」

一夏「お、おう。セシリア、落ち着いてくれ」ガバッ

千冬「暴れるなオルコット……!」ガバッ

セシリア「んー!!んー!!(レイプされるううううう!!!!!)」

千冬「くっ!なんだこの力はっ」

セシリア「んん……!……!!………!」ジタジタ  クタァ…

千冬「む、気絶したか」

一夏「せ、セシリア?大丈夫か?」ピタピタ

千冬「よせ一夏。だいぶ錯乱しているようだ」

一夏「あ…うん」

千冬「どうしたのだオルコットの奴。仮にもイギリス代表……メンタルテストも合格していたはずだが」

一夏「……あっ。もしかしたら」

千冬「何か心当たりがあるのか?」

一夏「実は……」

千冬「つまり私のフェラで気絶したのか?え?うそだろ?」

一夏「断言はできないけどさ。昼食の時にフェラの話をしてたら突然ぶちぎれたし……」

千冬「……はっはっは。一夏の冗談は相変わらずキツいな」

一夏「いや本当だって」

千冬「え、本気か?今時小学生でもフェラの話題くらい流すと思うのだが」

一夏「セシリアは純情なんだよ……たぶん」

千冬「いやいやいやいやまて。私だってお前が中学の頃からシモの処理をしてやっていたんだがwww」

セシリア「(目が覚めたなんて言えない……)」

セシリア「(そして聞きたくないぃぃぃぃぃぃ………)」ガクガクブルブル

一夏「まぁ……人それぞれだから。文化の違いもあるだろうし」

千冬「しかし度を越した潔癖は体に悪影響がある。年頃の娘が性欲を溜め込んでいると子宮の病気になるぞ」

一夏「うーん、大丈夫だと思うけどなぁ」

千冬「ま、本当に病気になられても困るからな。メンタル面も含めて一度検査してもらうことになるだろうが」

千冬「ところでオルコットって処女か?」

一夏「え、知らないよ俺」

千冬「まさかその程度の話題もできないのかっ!?」

一夏「たぶん怒ると思う」

千冬「え……」

千冬「さすがにそれは……何かしらのトラウマを疑ったほうがいいレベルだな」

一夏「俺もそう思ってた。もしかしたら男性恐怖症とかそういう話かも」

千冬「むぅ…一度徹底的に調べなくては」

一夏「あ、あまり負担はかけるなよ」

千冬「わかっている。優秀な生徒を壊したくないからな」ニヤリ

一夏「」

セシリア「(ひいぃぃぃぃいいいい)」ガクブル

千冬「ところで私は処女だぞ。お口の方は一夏のおかげでプロ並みだがな」ドヤッ

すいませんバイトの休憩おわりそうです
さすがにこれ以上捕手で埋まるのはアレなんで落としちゃって下さい
ごめんなさい

                _/-===-ヘ/  ヘ
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        ::::::::::::::|:::レ⌒∨:::::::´|'´ \:::::::::::::::|//..、       |                           |
          |:::::::::::::レ    丶:::::::|    }:::::::::::::レ::::∧        |  シャルは腹黒の性悪女だってこと。   .|
       i|:::::::::::::| 三≧   \|≦三 リ::::::::::∧:::::::∧       |                           |
       八::::::::::::|             /:::::::::/  ∨:::::∧       \_________________/
        ゝ::::::人    、 ノ  ノ:::::::/    ∨:::::∧
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      {ハソ   ',              /         jソ
               \             ,'
             /   厂 ̄l   |
              /    |   .|   |
               (___ノ   (___」

一夏「コタツにはミカンだよな」

千冬「ああ、そうだな……」ペリペリ

一夏「なあ千冬姉。ミカンの筋は栄養あるからさ、全部とらないほうがいいと思うぞ」

千冬「ならお前が食べるといい」

一夏「筋だけかよ……まあいいけどさ」ムシャリ

千冬「……」モニュモニュ

メカケ! メカケ! メカケノコ! ヤルコトナスコトビッチクサイ!

一夏「年末はテレビつまらないな……」

ニクミナノデイナイ! ニクミナノデイナイ!

千冬「年末に限らんがな」ペリペリ

モップデボッチ! シノノノボッチ! イチクミダケドモヤッパリボッチ!

一夏「弾に借りたビデオでも観ようか……」

千冬「好きにしろ」モニュモニュ

一夏「部屋行って取ってくる」

一夏「うーコタツコタツ、廊下歩いたら足が冷えちまったぜ」モゾモゾ

千冬「おい一夏」

一夏「ふひー、足あったけぇ……」

千冬「ミカンがなくなった」

一夏「あ゛あぁ~、コタツはいい。ジャップの生み出した文化の極みだぜ」ダラリーン

千冬「ミカンがないと言っている」

一夏「うわぁ……コタツの中……すごくあったかいナリ……」ダラダラリーン

千冬「……」

千冬「そうか、わかった……」

ガタンッ!

一夏「痛っ!」

千冬「すまない。足が当たったようだ」

一夏「っぁ……くっ……」

千冬「私のカカトとお前のスネが、たまたま偶然ごっつんこしてしまったらしい」

一夏「……」

千冬「しかしコタツというのは不便なものだ。この狭い空間で足を伸ばそうとすると、誰かの足とかち合ってしまう――必然的にな」

一夏「……」

千冬「さて一夏」

一夏「な、なんだい千冬姉」

千冬「私はミカンが食べたい」

千冬「だがコタツの上にはミカンが無い。あるべきはずのミカンが無いんだ」


千冬「どうしたものだろう」

一夏「……」

千冬「どうしたものだろう」

一夏「……俺、持って来るよ」

千冬「コタツに入っているせいか喉が渇いたな。それと少し、塩気も恋しいところだ」

一夏「……ビールと柿ピーでいいよな」

千冬「ああ」

一夏「俺はもうコタツから一歩も動かないぞ」

千冬「……」ポリポリ

一夏「年末くらいは家でゆっくりしていきたいんだ」

千冬「……」ゴクゴク

一夏「IS学園だといつもどやされたりいじられたりで、気の休まる暇がない」

千冬「……」ペリペリ

一夏「今は、今だけはコタツに入って、だらだらと何もしないでいたいんだよ」

千冬「……」モニュモニュ

一夏「だからさ、千冬姉」

千冬「ビデオを観るのだろう? さっさと再生せんか」

一夏「……うん」

スズキクンニハセイジヲツカサドルアタラシイセイセンシヲヤッテクレ-

一夏「やっぱり禿はいいよな-。劣化というものが無い」

ソゥデモアルガー!

千冬「ふん……ジブリには敵うまいよ」

ムコ? ムコッテナニヨ?

一夏「そう言いつつ千冬姉も見入ってるじゃないか」

千冬「やかましい。お前はミカンの筋でも食っていろ」

一夏「また白い筋だけかよ。……いいけどさ、栄養あるし」ムシャリ

ピンポーン

一夏「っ……!」ビクッ

千冬「……」

ピーンポーン

一夏「……」

千冬「……」

ピンポンピンポンピンポーン

千冬「……おい」

一夏「どうしたんだ千冬姉。何か聞こえるのか? 俺にはテレビの音以外何も聞こえないが」

千冬「びくってなったろ?」

一夏「さっきの現象はだな、ジャーキングと言って入眠時に」

千冬「なったろ?」

一夏「……」

ピンポンピンポンピピピピピピピポポポポ~ン!

一夏「……ウチの家主は千冬姉だ」

千冬「主夫が出ないでどうする」

一夏「……」ジロ

千冬「……」ジッ

一夏「ぅ……」

千冬「わかったなら早く行け、ばかもの」

一夏「はい」

ピンポンピンポンポポポポ~ン

一夏「はいはい今開けますよったくしつけーな勧誘かぁ?」ドタドタ

カチャカチャ ガチャン

一夏「あー宗教とかならウチ一応モルモン原理主義派なんで――って」

シャル「い、いーちかっ」

一夏「シャルじゃないか。どうしたんだ」

シャル「え……、え、えへへ。来ちゃった」キラッ

一夏「そうか来ちゃったのか。それで、どうしたんだ」

シャル「え?」

一夏「え?」

シャル「……」

一夏「……」


シャル「あの、えっと……」スゥ~

シャル「来ちゃった。てへっ」ドヤァッ

ビュウウウ~

一夏「寒っ。おー寒っ。ほんと寒いな。……俺は部屋に戻るけどシャルはどうする?」

シャル「へ? あ、うん。お邪魔させてもらうね」

一夏「そっか」ドタドタ

シャル「いち……行っちゃった」

シャル「……」

シャル「寒いって言われた」

シャル「風、風が寒かったんだよねきっと、うん」トテトテ

千冬「デュノアが来たのか」

一夏「そうみたいだ」モゾモゾ

一夏「ふぅ、あったまる」ダラリ~ン

シャル「お、お邪魔します、織斑先生」ペコリ

千冬「そうか。それで、どうしたんだ?」

シャル「え?」

一夏「え?」

千冬「む?」

シャル「……」

一夏「……」キョトン

千冬「……」ジィー


シャル「……あ、ああ~! 一夏が入っているのって、もしかして日本のコタツっていうやつなのかな?」

一夏「そうだけど」

シャル「へ、へぇー。僕、コタツなんて初めて見たよ。すごいね!」

千冬「何がだ」

シャル「えっ」

千冬「何がすごいんだ?」

シャル「あの、その……コタツが、ですけれど」

千冬「だからこのコタツの何がすごいのかと訊いている」

シャル「ええと……形? ですかね?」

千冬「コタツなのだからこういう形をしているのは当たり前だ。別段すごくはあるまい」

シャル「……初めて見たので、その」

千冬「なるほど。デュノア、貴様は初見で品物の良し悪しを見抜けるほどの目利きらしいな」

千冬「さすがは代表候補生だ。あざといキャバ嬢のごとく何でもかんでもとりあえず賞賛して見せて間を持たせようとしているわけではないと、そう

いうことか」

シャル「……」


一夏「……」ダラ~ン

千冬「……」ゴクゴク

一夏「……ところでどうしてシャルはずっと突っ立っているんだ? コタツには入らないのか?」

シャル「も、もちろん入るよ入りたいよ!」

シャル「だからあの織斑先生、よ、よろしいでしょうか?」チラッ

千冬「客だからな。まあ好きにしろ」シラ~

モゾモゾ

シャル「うわぁ……なんだろうこれ、じわっとあったか――ひゃんっ」

一夏「冷たっ。シャルの足冷たっ」

シャル「え? これって一夏の足? 当たってるの? うわ、うわ、うわわ」モジモジ

一夏「シャルの足は死体みたいに冷たいな」

シャル「……外、寒かったからね」

リュクスニアイタカッタカラ!
エイサップ!

一夏「展開早いな~」

千冬「だがそれがいい」モニュモニュ

シャル「ええと、なんていうか……」

一夏「シャル、ディスク入れ替えてくれ」

シャル「……うん」

千冬「一夏、ミカンの筋が余った。せっかくだからお前にやろう」

一夏「生ゴミ食わされてる気分だ。食うけどさ」ムシャリ

ピンポーン

シャル「あ……」

一夏「……」ダラリ~ン

千冬「……」モニュモニュ

シャル「あれ? 一夏、今――」

一夏「どうしたシャル。何か聞こえたのか?」

シャル「え? だって今チャイムが……」

ピンポーン

シャル「ほらまた」

一夏「……」

千冬「……一夏」ガタッ

一夏「わかった出るよ! 出りゃいいんだろ!」

ガチャン ドタドタドタ

千冬「……」ペリペリ

シャル「……あの」

千冬「……」モニュモニュ

シャル「あの!」

千冬「なんだ」

シャル「ほ、本日はお日柄も良く――じゃなくて! きょ、今日は学園のお仕事もお休みなんですか?」

千冬「ああ。昨日まではひどく忙しかったが、年末くらい家族水入らずで過ごそうと思ってな」

シャル「……」

千冬「そういうわけだ。だが私に気兼ねせず、ゆっくりしていくといい」

シャル「……」

千冬「返事はどうした」

シャル「ははははいっ!」

千冬「お前は客だ。くつろげ」

シャル「は、はひっ! くつろぎます!」

ドタドタ テクテク

ガチャッ

千冬「今度はオルコットか」

一夏「ちょっと近くを通りかかったので、様子を見に来たそうだ」

セシリア「どうも、織斑先生――に、シャルロットさん?」

シャル「せ、セシリア……」

セシリア「どうしてシャルロットさんが……もしやまたもや――」

シャル「来てくれてありがとう! セシリア!」ウルウル

セシリア「あら?」キョトン

一夏「千冬姉、セシリアがケーキ持ってきてくれたぞ」

千冬「ほう。気が利くな」

セシリア「ええ、つまらないものですが……あっ」

一夏「そういえば前に貰ったあれは美味かったなー、と」

パカッ

ジャジャジャーン!

ヒー フー ミー

一夏「……」

セシリア「……」

ヒー フー ミー

シャル「ははっ……」

千冬「ケーキが三つか」

一夏「わ、わざわざありがとうな、セシリア」

千冬「三つ、か」

シャル「へ、へー、全部種類が違うんだね-」

千冬「三つだけだな」

セシリア「も、申し訳ございません……わたくしは結構ですので、皆さんでどうぞ、お召し上がりになって」

一夏「っ……セシリア」

セシリア「は、はい!」

一夏「すまん。俺、ミカン食いすぎて腹いっぱいなんだ」

セシリア「え……?」

一夏「だからさ、せっかくだけどケーキは遠慮させてもらおうと思う」

セシリア「そ、そうなんですの……」

千冬「はあ? 何を言っている一夏、お前はミカンの白い筋しか口にしていないだろうが。腹もペコちゃんのはずだろう?」

一夏「ちょっ、千冬姉!」

シャル「うわぁ……」

セシリア「も、もう一夏さんたら、お戯れが過ぎますわ。わたくしのことなどお気になさらないでくださいな」


千冬「ふん……ビールにケーキは合わん。だから、それはお前たちで分けるといい」

セシリア「……先生?」

千冬「ケーキはお前たちで分けろ」

一夏「千冬姉、いいのか」

千冬「しつこいぞ。いらんと言っている」

シャル「……」

一夏「わかった。飲み物持ってくるよ。二人ともコーヒーでいいか?」

セシリア「……ええ」

シャル「一夏の淹れてくれるものならなんでも」

千冬「ビールのおかわりも頼む」

一夏「おう!」

千冬「……」モニュモニュ

セシリア「これがコタツというものですか」モゾモゾ

セシリア「ニッポンの冬の悪魔と聞き及びましたが、思ったほどではありませんのね」ジワー

セシリア「たしかに、ぽかぽかしますけれど……」ジワワー

セシリア「あら、なんでしょうこの感じ……」ジワワワー

セシリア「あったかいですわ……」ポワーン

セシリア「はふぅ……」チョローン

セシリア「……」ウトウト

千冬「……」チラッ

シャル「セシリア、よだれよだれ」ヒソヒソ

セシリア「はっ! いけませんいけません! セシリア・オルコットともあろうものがこのようなはしたない真似をしては……」

セシリア「しては……してわぁ……」アヘェ

シャル「あ、一夏早かったね」ボソッ

セシリア「はうっ! いいいい一夏さん! わたくしは決して、決していやらしい顔などしておりませんわ! ……あら?」

千冬「……」ジロ

シャル「……」クスクス

セシリア「シャルロットさん! たばかったんですの!」

千冬「遅いぞ一夏。いつまで待たせるつもりだ」

セシリア「織斑先生まで! もう! どうして皆さんはいつもいつもよってたかってわたくしを辱めようとなさるんです……か?」

一夏「ひぃっ!」

セシリア「い、一夏さん?」


一夏「す、すまん。なんだか知らんがとにかく謝る! お願いだから許してくれ!」

セシリア「え? え? ええっ!?」アタフタ

一夏「今後は気をつけるから!」ヘコヘコ

セシリア「いえっ、ちが、今のは誤解で――」

千冬「――許してやれ、オルコット」

セシリア「先生!?」

シャル「そのくらいにしてあげなよ、セシリア」シレッ

セシリア「ちょっ、シャルロットさん!」

一夏「セシリア……」ショボーン

セシリア「……」

セシリア「ゆ、許しますわ!」


一夏「……」パクパク

セシリア「……」ハムハム

シャル「……」モグモグ ペロリ チラッ

千冬「……」グビグビグビ

一夏「ふぅ、美味かったぜ、セシリア」

セシリア「そうですか。喜んで頂けて何よりですわ」

一夏「シャルも食べ終わったみたいだな。食器片付けてくるよ」

シャル「手伝おうか?」

一夏「いいよ。二人はお客さんなんだから」

カタカタ トテトテ ガチャッ バタン

セシリア「……」

シャル「……」

千冬「……」グビグビグビグビ

セシリア「はぁ……」ガックシ

シャル「……」チラッ

千冬「む? もうこんな時間か」

セシリア「……」イジイジ

千冬「じきに日が暮れるな」

シャル「……」ピク

千冬「……」ジロッ

セシリア「……」ビクッ

千冬「……どれ、近頃はこのあたりも物騒だからな。駅まで送ってやろう」

セシリア「わ、わたくしは家の者の車が参りますので……」

シャル「ぼ、僕もそれに便乗するんだよね? セシリア」

千冬「ならばその送迎車が来るまで、私が門の前で一緒に待っていてやろう」

シャル「……」

セシリア「……」

千冬「……」

千冬「以前にも似たようなことを言ったと思うが……」

千冬「お前ら生徒と違って、教師は冬休み中でも忙しいんだ」

千冬「正月休みも無いに等しい」

千冬「……私の言っていることの意味がわかるか?」

セシリア「……」

シャル「……」

千冬「私の一身上の都合で、山田先生にはずいぶんと迷惑をかけてしまった」

千冬「……私の言ったことの意味はわかるな?」

一夏「あれ? セシリアとシャルは?」

千冬「帰った。あいつらも年末は家族とゆっくり過ごしたいそうだ」ムキムキ

一夏「家族とゆっくりか……うん? 家族? そういえばあの二人って――」

千冬「ところで一夏。今日の夕食は何にするつもりだ?」ペリペリ

一夏「ああ、そうそう。二人が居たから鍋にしようと思ってたけど、今は俺たちだけだからさ、何か軽めのものでいいかな? 年越しそばもあるし



千冬「そうか」モニュモニュ

一夏「じゃあこれから支度を――」

千冬「待て、一夏」

一夏「うん?」

千冬「ミカンが無くなった。持ってこい」

一夏「はいはい、コタツにはミカンだよな」


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