まり花「りんちゃんがキスしてくれないよぅ」一舞「」 (69)

◆ひなビタ♪SSです
◆前に書いた『まり花「あのね!百合ってなぁに?」』の続きですがまり花と凛がくっついた事が分かってれば大丈夫です
◆今回はキャラ崩壊が激しいので注意
◆イブは田舎娘苦労人かわいい

一舞「は…?」

まり花「?」

一舞「い、今何て言った?」

まり花「りんちゃんがキスしてくれな」

一舞「わーっ!!やっぱり言わなくていいしっ!!」

まり花「イブ、なんかわがままだよぅ……」

一舞「いや、だって、ね…?急にそんなこと言われたから……」

まり花「え?ちゃんと前振りしたよっ?新発売のマカロン甘くて美味しいねって」

一舞「それのどこが前振りなのっ!?」

まり花「りんちゃんの唇は甘いんだよっ!絶対、甘いんだよっ!」

一舞「何か恥ずかしいこと力説してるしっ!!」

まり花「イブにはりんちゃんのあの柔らかそうなピンク色の唇の魅力が分からないのっ!?」

一舞「なんか怒られたしっ!?何でイブ怒られたの!?」

まり花「あの魅力は東京焼きマカロンショコラに劣るとも勝らないよ!!
    むしろ若干勝ってる!ような気がするよっ!!」

一舞(親友が女の子と付き合い始めてからおかしい…
   いや、前からちょっとおかしかったけど……)

一舞「ところで……えっと…聞かなくちゃダメだよね……はぁ……
   どうしてそうなったの?」

まり花「えっとね、この前りんちゃんとデートしたんだけど、あ、
    このデートはりんちゃんから誘ってくれてね?この時のりんちゃんがとってもとっても……」

一舞「あーそれスキップできる?出来れば本題のところまでお願い」

まり花「むぅぅ……それで別れ際にわたしね、目を閉じて唇をりんちゃんに向かって突き出したんだよっ」

一舞「それって…キス待ち?」

まり花「そしたらりんちゃんゆでゆでだこさんになっちゃってね?まるでりんご飴みたいだったよぅ」

一舞「……それから?」

まり花「それでね?暫くそうしてたんだけど、なかなかりんちゃんしてくれなくって、
    薄目を開けたらりんちゃんの長くて綺麗な黒髪から白い煙が出てたよっ、
    多分緊張しちゃってショートしちゃったんだね、しょうがないからわたしからちゅーって……」

一舞「け、結局してるじゃん!!何が不満なのっ!?」

まり花「軽く触れただけだったけど、とってもとっても甘かったよっ!」

一舞「さ、さっきの事実だったの……」

一舞「はぁ……そもそもさ、なんでイブに相談するわけ?あたしはそういう経験全然無いことぐらい知ってるでしょ?」

まり花「やっぱり親友だからだよぅ~えへ~☆」

一舞(なんだろう…この天真爛漫な笑みが黒く見える)

一舞「あー…りんからキスして貰いたいってことだよね?
   でもりん照れ屋だからなー……だからこそショートしてたんだと思うし」

まり花「そこが可愛いんだよ~☆」

一舞「はいはい……うーん、まりかから頼めばしてくれるんじゃない?」

まり花「わたしから?」

一舞「うん…ほら、りんってまりかに弱いからさ、多分」

まり花「そっかな?」

一舞「そうだよ」

まり花「えっとえっと…よく分かんないけど、ありがとね、イブ!」

一舞(本人には分かんないもんなんだなあ……)

……

凛「洋服屋、洋服屋」

一舞「ん、なに?」

凛「ちょっと相談があるのだけれど……」

一舞「…あたしじゃないとダメな相談?」

凛「ええ」

一舞「……言ってごらん?」

凛「この前レコード屋と逢引したのだけれど」

一舞「やっぱやめていい?」

凛「な、なんでよ」

一舞「惚気を聞かされるような気がしたから、じゃ駄目?」

凛「何か問題でも……?」キョトン

一舞「何その本当に理由が分からなそうな顔……まぁいいわ、言ってみてよ」

凛「結局聞いてくれるのね……全く、素直じゃないんだから……」

一舞「あたしりんにその言葉言われるとは思わなかったよ」

凛「まぁいいわ、それで、逢瀬の別れ際でレコード屋が……」

一舞「キス待ちしてたんでしょ」

凛「な、何故それを貴方が…!?ま、まさか……」

一舞「まりかに聞いたんだし、それで、りんがショート起こしてキスしてくれなかったってさ」

凛「あ……そ、そこまで知っているのね……も、もう、まりかったら……
  で、本題なんだけど、ど、どうしたらその、積極的に、クールにキスができるかしら……
  こう、冷静を保ちつつ、レコード屋の柔らかな唇をこう……」

一舞「それはりんの性格的に無理な気がするし……」

凛「な、何よそれ、洋服屋に私のフラクタルとカオスの混在した人格がそう簡単に……」

一舞「いや、できるならキス待ちされてショートしたりしないって」

凛「う……」

一舞「だから、そんな無理しないでもいいと思うし!りんはりんらしくまりかに接してあげて?
   勿論またその、キス待ち、されるかもしれないけど……その時は勇気を出してちゅってしてあげてよ」

凛「……そうね、無理する必要、ないわよね……うん……
  洋服屋、やっぱり貴方に相談してよかったわ…
  ま、また何かあったら、そ、その、相談していいかしら?」

一舞「それはやめて欲しいかな……」

凛「ナンデ?」

一舞「言わなきゃ分かんない?」

……

一舞「…………」

一舞「……はぁ」

咲子「あ、イブちゃん、どうしたんですか?お疲れみたいですが……」

一舞「いや、ちょっとばかっぷるの相談に乗ってただけだし、
   見事に相手のラブラブっぷりに当てられちゃった感じ、うん」

咲子「そうなんですか…よく相談されるんですか?」

一舞「なんか知らないけどされるね、うん、よく分かんないけど…
   まぁ、頼りにされてるってことで、いいのかな?
   なんだかんだで、ちょっと嬉しいかな、しんどいけど」

咲子「そうなんですか、イブちゃんはすごいですっ!私だったら答えられないですよ」

一舞「イブだって在り来りのこと言ってるだけだし!
   あの二人はばかっぷるになっちゃったから近くのことが見えてないんだね、多分」

咲子「ふーん……イブちゃん、あの二人、どんな印象ですか?」

一舞「えっ印象?そうだなぁ……そのうち行けるところまで行けそうだよね、
   なんだかんだでちょっと羨ましいかも、あんなにラブラブしてるなんてさ」

咲子「あの、イブちゃんも、もし、恋人ができたらああいう関係になりたいんですか?」

一舞「なりたいというか、なんだろ、実際どんな感じなのかなーってのはあるかもね、
   ま、今の私には相手が特にいないけどねー、あはははっ」

咲子「そうですか……そうなんですか……うん……」

一舞「…?どうしたのさきこ?なんか物思いな顔して」

咲子「えっ!?あ、いや、なんでもないですっ!じ、じゃあこの辺で!」ダッ

一舞「???」

咲子「はぁ…はぁ…」

咲子「はぁ……」

咲子「……」

咲子「……」

咲子「…また、書き直そうかな」

~後日~

凛「洋服屋、洋服屋」

一舞「ん、なに?」

凛「この前のキスの相談について、改めて礼を言わせて頂くわ」

一舞「えっ何よー急に改まって」

凛「それくらい有用だったということよ……その、ありがとう」

一舞「ふふふ、どう致しましてっ」

凛「ということでまた相談してもいいかしら」

一舞「」

一舞「はぁ…じゃあどうぞ」

凛「ええ……実は今週の土曜、お父さんが旧友のお手伝いとかで一日留守なのよ」

一舞「へー……それで?」

凛「それでレコード屋に泊まりに来ない?って誘ったら笑顔で了承を貰えたんだけど」

一舞「うん、なんか問題あるの?」

凛「……」

一舞「りん?」

凛「ど、どこまで進んでいいものかしら」テレテレ

一舞「」

一舞「……進むって、何が?」

凛「あら、洋服屋なら説明は必要ないと思ったのだけれど、仕方ないわね……まず、恋人にはABCという段階があって、
  今私とレコード屋はAよ、これは口吻を表しているわ、それでBは愛撫、そして次のCがせ…」

一舞「わーっ!!それ以上言わないでっ!!少し黙って!!」ガバッ

凛「ふぉ、ふぉーふふふぁ、ほーひはほのほっ!?ふぇほへへひょうはい!!」モゴモゴ

一舞「聞きたくないよ!親友と友人の性事情なんて聞きたくないよっ!!
   あーもう、やっぱりあたしじゃない人に相談に乗ってもらった方が良い結果になると思うし…」

凛「ぷはっ、他の人って、例えば……?」

一舞「さ、さきことか、めうとか…」

凛「……洋服屋はその二人に経験があると思う?」

一舞「…ないかな」

凛「それなら同じ経験不足でもレコード屋との付き合いが長い貴方が適任だと思わないかしら?」

一舞「え、ああ、そういうことなの?」

凛「勿論貴方が相談しやすい相手というのもあるけれど……ま、まぁそれはなんでもいいじゃない…
  と、とにかく、貴方の意見を聞かせて欲しいわ」

一舞「意見ったって、まりかがどう思うかでしょ……
   ちなみにりんはどこまで行きたいの?」

凛「その、できれば、行けるところまで行きたいわね……」テレテレ

一舞「それ清純そうな文学系女子の発言とは思えないよ!実際どうかはともかく……
   というかあんたさぁ…まりかと付き合うようになってから、キャラ、変わったよね…」

凛「…そうね、私も大分自身の人格が変貌しているのを理解しているわ、
  ダークスイーツパワーの破壊力は凄まじくて、これでいいのかとも思うけれど、
  それでもレコード屋には敵わないのよね……勿論外部では昔からの人格像のままよ?
  確かに彼女のせいで、私の中のジンクスとかブードゥーとかは大きく破壊されたわ……
  でもそれは嫌じゃないし、寧ろ心地良いというか……そんな感じなのよ、ちょっと怖いけれど……」

一舞「…今のって早い話が惚気だよね?」

凛「そうかしら……?」

一舞「まりかのスイーツ脳がりんに確実に侵食しているのがイブでも分かるもん、
   というか十中八九の人が惚気だって判断すると思うし…」

凛「えっ?」

一舞「首を傾げないっ!」

一舞「とにかく、イブが言えるのはまりかとちゃんと話してから先に進むことかな、
   まりかがいいよって言えば私は好きなだけ進んじゃってもいいと思うし!
   まぁ健全な女子高生としてはどうなの、って話にはなるけど……」

凛「健全?そんな言葉は私達には不必要よ、私達は愛し合うことでお互いの
  シュヴァルツシルト半径が拡大しスターバーストを発生させ小宇宙を作り上げていくのよ…ふふふ……」

一舞「カッコいいこと言ってるみたいだけどそれ単に彼女とねちょりたいって言ってるだけだしっ!
   昔の(一応)クールなあんたのキャラはどこへ吸い込まれたの?今じゃこんな……」

凛「さぁ……?好きな人とそういうことがしたいって思うのは、自然じゃないかしら……?」

一舞「い、イブはそういう経験がないから分からないし……」

凛「そう……一回なってみればわかると思うけど……
  愛というものは、どんな麻薬よりも中毒性が高いものなのよ…?
  退廃的で自堕落的で過剰に甘味なみたらし団子……」

一舞「う、うん?りんもロマンチックな事言うね、あんま似合ってないけど」

凛「事実だからロマン主義もへったくれも無いわ、
  嗚呼、素敵で可愛い私のまりか……うふふふふ……土日が楽しみだわ…」

一舞(クールだった友人が親友と付き合いだしてから壊れた……というかもうダメだ……)

……

まり花「イブ、イブ」

一舞「なによぉまりか、今ちょっと疲れてるから、相談なら後に…」

まり花「そ、そんなこと言わないでねっ?すぐ終わるから!」

一舞「しょうがないなぁまりかはぁ……で、何?」

まり花「あのねっ、ちょっと前にりんちゃんに土曜にお泊りしない?って誘われたんだけど」

一舞「知ってる」

まり花「あっ聞いたの?そっかぁ、じゃあわたしがなに聞きたいかわかるよねっ?」

一舞「ど、どこまで進むべきか、とか……?」

まり花「違うよぅ!」

一舞「じ、じゃあ…………?」

まり花「可愛い下着とか、付けたほうがいいのかなっ?なんてっ」テレテレ

一舞「」

一舞「あのさぁまりか……」

まり花「だ、だって!こういうお誘いされて家に誰もいないとか、もう誘ってるとしか思えないよっ!
    誘ってる時顔真っ赤だったしねっ!りんちゃん可愛い!お嫁さんになってほしい!」

一舞「惚気発言はスルーして……というかイブはまりかにそっちの方面の理解があったことにびっくりだし……」

まり花「何言ってるのイブ、わたしだって花桃はじらいラフランスな女子高生なんだよ?」

一舞「ラフランス……?」

まり花「洋なしだよっ!」

一舞「いや、それはどうでもいいしっ!で、なんだっけ、下着…?
   そんなのなんでもいいんじゃないの?りんならどんなのでも喜ぶって……」

まり花「そうかなっ?それならいいけどーえへへへへ」

一舞「はぁ……どうしてこうなっちゃったのかなあ……」

まり花「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよ!」

一舞「まだその台詞には早いしっ!?」

……

めう「いぶぶ、なんかお疲れみたいだけどどうしためう?」

一舞「え、あ、いや、ちょっと再びバカップルの瘴気に当てられただけだし……」

めう「むきゅ、いぶぶも毎回色ボケカップルの相談されて大変めう、
   まりりは最近スイーツ脳に磨きがかかってスラングの方のスイーツの傾向も出始めたし、りんりん先生もまりりの影響で
   スイーツ脳どころかまりり脳になってるめう、あんなりんりん先生は見たくなかっためう……
   そこで今日はそんなバカップルアトモスフィアにやられたいぶぶを労って、
   めうがさききの喫茶店で新商品ちくわパフェ☆-天使のいない街、Romantic L.A style-をご馳走するめう!
   遠慮はしないでたんまりもぐもぐするといいめう、さききも喜ぶめうっ、うぃーあーそはっぴーめうっ」

一舞「え、ちくパ限定なの?うーん…イブちくパちょっと苦手なんだけど…」

めう「そうだっためう?なら好きになれるチャンスだと思って、チャレンジしてみるめう!
   ところで何で苦手めう?今後の参考にするめう、具体的にはさききに相談だめう」

一舞「ちょっと、しょっぱいから、かな……」

めう「そこがいいのにー」

めう「結局いぶぶ断られためう、最近ウエスト回りが気になるからって…どうせ誤差の範囲内めう!」

咲子「まぁまぁめうちゃん、イブちゃんにもいろいろな都合があるんですよ」

めう「うにに、そう言う割にはさききなんだかがっかりしてるように見えるめう……
   というより最近のさききはなんか落ち着かない感じめう」

咲子「え、そ、そうですか?」

めう「にゅにゅ!自分で言うのはあれだけどめうは意外と察しがいいぴーぷるなのだっ!
   そうそう、さききは最近、いぶぶを物陰から見てることが多いめう!
   それでなんか遠い目をしてるめう、一体あれは何をしているめう?」

咲子「あ、えっ、そ、それは、とってもとっても言い辛いです……」

めう「言い辛いことめう?うーん……あ、まさかさきき!」

咲子「どきっ!」

めう「新しいメニューの実験台にいぶぶを使おうとしてるめう?めうだけに教えて欲しいめう!」

咲子「あははは……DNPとかどうでしょう?」

めう「DNP?どーなつ?甘ったるそうめう……」

咲子(ほっ……)

~土曜の夜、霜月書店二階~

まり花(うーん、一緒にお風呂入ろうと思ったのにりんちゃん先に入っちゃうし……
    もしかしてあんまり進展する気ないのかなあ……)

凛「さ、まりか、もう遅いし寝ましょう、夜更かしは貴方の美容に良くないわ、
  布団は横に敷いておいたから」

まり花「うん、そうだね……あの、りんちゃん?」

凛「何?」

まり花「一緒に寝ないの?」

凛「え?じゃあ二つの布団をくっつけて……」

まり花「そうじゃなくって、一緒のお布団で寝ようよぉ」

凛「え、それって……」

まり花「だめ?」

凛「だ、ダメじゃないわ!」

まり花「よかった~」ニヘヘ

凛(ああ、天使…)

まり花「ふふふ、りんちゃんあったかーい♪」

凛「ちょ、ま、まりか!抱き着いて来ないでよっ!!」

まり花「くっついたほうが暖かいよっ!最近寒いしねっ!」

凛「だ、だからって、こんなことされたら、わ、私……」

まり花「……わたしは、いいよ?」

凛「えっ?」

まり花「りんちゃんとなら、そういうの、しても……」

凛「な、何を言っているのよ貴方はっ!!そういうのって、貴方、どういうことだかわかっ―」

まり花「りんちゃん」

チュッ

凛「!?」

チュルッ…

凛「!?!?」

まり花「んぅ、りんちゃ……」

チュピ

凛「~~っ!!」

チュパチュッ

まり花「んんっ……ぷぁ」

チュッチュ

凛「んん、んんっ!」

チュパッ…

凛「んっ、ぷ、ぁ、はぁ……ま、まりか……?」

まり花「ふふ、りんちゃん、甘くておいしいよ……♪」

凛「う、うあ、あの、まりか、急に……!?」

まり花「りんちゃんは、そういうの、したくないの?」

凛「え、あ、その………うう、し、したい、けど……」

まり花「なら、ねっ……?」

凛「……たまに、自分が怖くなるの、前はおちゃらけた愛情なんて、べたべたする愛なんて、真っ平だと思ってたわ……
  でも、まりかと恋人になってから、自身が否定していた愛を求めるようになってしまって……
  貴方がもっと欲しくなってしまって……今でも十分過ぎるくらいなのに……
  こんなの、私の人格にはないわ……おかしくなってしまったのかしら、私……」

まり花「りんちゃん、それだったらわたしもおかしくなっちゃったんだよっ、
    だって、前はスイーツのこと考えてた部分が、りんちゃんになってるもん」

凛「そ、そうなの?貴方も……はぁ、本当は私の方から誘うつもりだったのに、
  いざとなったら怖気づいてしまって……自分が情けないわ……」

まり花「そういうところも、りんちゃんの魅力だと思うなっ!えいっ!」ガバッ

凛「えっ、ま、まりか、きゃっ!!」

わたしはりんちゃんをぐいって押し倒した。
わたしが上で、りんちゃんが下。
りんちゃんの目は少し潤んでたけれど、そんな表情もかわいい。
そのまま柔らかそうな唇にまたキスをする。
さっきも触れたのに、また触れたくなるような柔らかさ。
仄かに甘いような感じも大好き。
そのうちわたしは触れてるだけじゃ満足できなくなって、口の中に舌を押し込む。
りんちゃんはそれにもさほど抵抗せず、優しく受け止めてくれる。
舌と舌が絡まって、唾液がぴちゃぴちゃ鳴るのを聞くとなんだか身体が熱くなるようで。
頭はまるで一部が麻痺したかのように上手く働かなくて、もうりんちゃんのことだけしか考えられない。
自分でも驚くくらい鼻息が荒くなってた。こんなになってたのは初めてかも。

ぷは、と口の中に溜まった二酸化炭素を吐き出しながら、わたし達はまた暫し見つめ合う。
お互いの荒い呼吸がぶつかり合って部屋に散らばっていく。
もうりんちゃんのお顔は薄明かりの下でもまっかっかだって分かって、りんごみたいだった。
きっとわたしも、同じような顔色。
自分の心臓がどくどくいってて、うるさいくらい。

「まり、か……」

りんちゃんの声は震えていた。
やっぱり、怖いのかな?初めてだもんね。
それはわたしも同じだけれど。

「大丈夫、だよ」

いつの間にか、わたしの声も震えていた。
でも、りんちゃんを不安にさせないよう、気を強く持って、にっこりと微笑んでみせた。

「服、脱がしていい?」
「うん」

りんちゃんから許可を貰ったのでわたしはするすると服を脱がせていく。
寝間着だから薄い筈なのに、今回は何故かやたら厚ぼったく感じた。
わたしもすごく暑い。でもまだ。りんちゃんを脱がせてから。

「わぁ……」

りんちゃんの一糸纏わぬ身体を見て、思わず息が漏れた。
透き通るような白い肌。ほっそりとした嫋やかな身体つき。すらりとした細い足はナウシカみたい。ナウシカ?
肌にはシミひとつ無くて、誰も彼女に触れてないことを思わせる。
胸はちょっと控えめだけれど、それもまたいい。
わたしは思わずりんちゃんに見惚れちゃった。

「そ、そんなじろじろ見ないでよ……は、恥ずかしいじゃない……」
「え?あ、ごめんね」

あまりにじっと見過ぎてりんちゃんに怒られた。
でもりんちゃんの肌はほんのり赤くなっているのがよく分かった。
それもまた綺麗。
この綺麗な身体を今からわたしが好きにできると思うと、急に体温が上がった。
さっきから心臓がばくばくうるさい。ちょっと静かにしててよ。

まずりんちゃんの綺麗な肌を撫でる。
最初だから、ただ優しく肩や腕を撫でるだけ。
すべすべしているかと思ったけれど、実際は汗のせいでべたべたしていた。
でもそれが気持ち悪いわけじゃない。むしろ嬉しいかな。
わたしで興奮してくれてるってことだから。

「んんっ………」

りんちゃんから微かに喘ぎが漏れる。若干息も荒くなったような気もする。
ただ撫でてるだけなんだけど、気持ちいいのかな。
でもそれだけじゃだんだん足りなくなってきちゃった。もっと、りんちゃんに触れたい。
わたしはりんちゃんの白くてマシュマロみたいな控えめな胸を掌で触る。

「ふぁ……」

大きさはそれこそさきちゃんとかに比べたら大した事ないものだけれど、
りんちゃんの胸は、ちゃんと柔らかかった。やっぱり直だからかな?
すごく柔らかくって、ずっと触っていられるとも思えた。
勝手に指が動いて、その度にりんちゃんは普段は出さないような声を上げていた。
その甘ったるそうな声をもっと聞きたくなって、わたしはまたその胸を揉みしだいた。

「あ、ふぁ、んっ、ま、まりか、むねばっかり……」

りんちゃんから苦言を呈される。
だって触ってて気持ちいいんだもん。反応も分かりやすいし。
それに喘いでるりんちゃん、すっごく可愛いから。

ああもう、すごく暑い……私も脱ごう。
裸で抱き合った方が、きっとお互いの体温が感じられて気持ちいいよ。たぶん。
ちょっとべたべたするかもしれないけどね。

「わたしも、脱ぐね……」

わたしは今着ている寝間着を乱暴に脱ぎ捨て、裸になった。
いつの間にか寝間着は汗でしっとりと湿っていた。
お風呂でもないのに裸になるってなんだかドキドキする。
りんちゃんがじーっとわたしを見ている。そんなに胸もあるわけじゃないし、見てて面白いのかな?

「そんなにじっと見られると恥ずかしいよぅ」
「えっ!?あ、いや、その、綺麗って、思ったから……」
「も、もう、りんちゃんったら…」

汗かいてる肌を晒すのはちょっと肌寒い。
部屋の温度は閉め切ってるしたぶん蒸し暑いくらいなんだけど。
わたしは暖を取るようにりんちゃんにそのまま抱き着いた。

「りんちゃん、ぎゅー♪」
「あ、まりか……」

わたしのそれほど大きくない胸と、りんちゃんの胸が押し付けられて潰れる。うーん、ちょっと邪魔かな。
りんちゃんの身体はやっぱり柔らかくって、抱き心地がいい。
普段の時も思っているけど、直接抱き締めるのってこんなに気持ちいいんだ……。
ふと目の前にりんちゃんの白くて綺麗なうなじが。

わたしは思わずそのうなじに吸い付いた。
汗のせいでちょっとしょっぱかったけれど、嫌いな味じゃない。
ちゅうちゅうと鳴る音がいやらしくって、まるで吸血鬼みたい。
吸血鬼の吸血は快楽を伴うものがあってそれが癖になってわざと吸血されちゃう、っていうお話があったっけ。
今のわたしは吸う方だけど、正直癖になっちゃいそうだった。

「ひっ!あ、まりかっ……」

吸い付いた後には真っ赤な痕が残ってた。
いわゆるキスマークというやつ。こういう経緯でできるものだったんだね。
まるでりんちゃんにわたしの印を貼り付けたみたい。

「そ、そんなところに付けられたら、見えちゃうじゃない……」
「えへへ、ごめんね」

りんちゃんがわたしの付けた痕を細い指で擦っている。
具合を確かめてるみたいで、なんだかまたドキドキする。
というか、さっきからドキドキし過ぎ。心臓がおかしくなりそう。
もっともっとりんちゃんにわたしの証を付けたい。きっと綺麗だよ。

「りんちゃん、わたし、もっと、りんちゃんの綺麗な身体にキスマーク付けたいな…」
「う、うう、す、好きにしたら?」
「ありがと、りんちゃん」

わたしはりんちゃんの綺麗な身体にキスの雨を降らせた。
二の腕や手のひら、肩、おなか、ひざ、太腿、思いつくままになでなでしながら痕を付ける。
りんちゃんのおみあしはすごく綺麗で、思わず4箇所ぐらい痕付けちゃった。

もうりんちゃんの身体は私の痕だらけ。
白い肌だから赤い印がいやに目立ってた。
それは益々わたしを興奮させて。

「胸も、キスしてあげるね……?」

柔らかな胸を舌で撫でるとぴくん、とりんちゃんの身体が震えた。
ちょっと敏感になっているのかな。
わたしは構わずりんちゃんの胸を舌で撫でる。

「ん、ん……れろ、ふ……」
「あ、ああっ…は、ぁ、ぁ、ふぁぁ!あっ……」

身体をびくびくと震わせてりんちゃんは喘いだ。
力が入らないのか全くの無抵抗で、りんちゃんの綺麗な瞳は少し涙目で焦点が合っていない。
口から出る言葉も喘ぎばかりで、意味のある言葉はちっともない。
そんなりんちゃんを見てもっともっと彼女を乱れさせたいという思いが沸々と沸き上がってきた。
もっともっと、可愛いりんちゃんを見たい。

「りんちゃん、すごく可愛いよ……♪」
「はぁ……はぁ……ま、りか……」

息苦しそうに呼吸しながら、りんちゃんはとろんとした目つきでわたしを見つめてくる。
ああもう可愛いなあ。

「もっと、してあげる……♪」

わたしはりんちゃんの股座に指を伸ばす。
するり、と軽く触れただけで、指に何か熱いものが付いた。
これが意味することは、わたしにだって分かる。

「ふふ、もうぐっしょりだね……♪」
「は、恥ずかしいわ……」
「大丈夫だよ、すぐにそういうの分かんなくなっちゃうからね?」

わたしはにやあと微笑む。
たぶんわたしに似合わない笑い方だったろうなとも思う。
でもしょうがない。これもみんなりんちゃんのせいだ。
それにわたしも人のことは言えないから。

わたしは指で濡れそぼった部分を軽く撫でる。
ちょっとした刺激でりんちゃんは大きな声を上げた。
まるでもっと欲しいとねだっているかのように、どろどろと液体が零れてきた。

「ひっ…!あ、はぁ……」

りんちゃんは必死に声を押し殺そうとしてるみたいだけど、それはだめ。
もっともっと甘くて可愛い声、聞かせて欲しいな……。

「んんっ、は、っ、う、ぁぁっ…!」

すごくいやらしい声色。
わたしは背中がぞくぞくするような感覚を味わった。
もっともっと、ピアノのように、鳴かせたい。

そう思っていられたのは一瞬だった。
わたしの思いが、急な刺激で吹っ飛んだ。

「ひっ!?」
「あ、貴方ばっかりしてずるいわよ……わ、私からも……」

りんちゃんの指がわたしの濡れた部分を撫でていた。
細い指がわたしを撫で、液体を零させた。
急なことにわたしは驚いて、指の動きを止めちゃった。

「り、りんちゃ、今はわたしが……」
「こんなになってるのに、受けも攻めもないわよ……んっ」

りんちゃんはわたしの身体にキスしながら指を動かしてきた。
微かに聞こえる水音がいやらしい。
わたしは指を動かそうとしたけれど、りんちゃんから与えられる快楽で喘いでしまって思うように動かせない。
なんとか必死にぎこちなく指を動かすけれど、りんちゃんの指の動きは休まらなかった。
それどころか、喘ぎながら動かしていた。

「は、はぁっ、あ、ああんっ!」
「はぁ、は、もう、まりか、こんなになって、苦しかったでしょ……?」

ぐちゃぐちゃと水が飛沫を上げる音がする。
それがわたしから鳴ってると思うと、すごく恥ずかしくなった。
もしかしてりんちゃんも同じだったのかな。

「んんっ!ふぁ、ああっ!あ、ああ!」
「は、っ……まりか、可愛い……」

お互いの指の動きが早くなる。
相手を先に満足させようと、躍起になった。
わたしが先に満足しちゃったら、りんちゃんの可愛い顔見られないもん。
ぐちゅり、ぐちゅ、と絶え間なく水音が部屋に響いてた。
まるでどこかの湖でハクチョウさんが溺れかけながら水浴びしているみたい。

「ふぁ、ん、ん、あ、ああっ!」
「はぁ、あ、ああ、っ!うぁぁ!」

わたしとりんちゃんはほぼ同じくらい喘いでいた。
もう指を動かしている感覚は覚束ないし、どんな感じで動かしていたのかも分からなくなっちゃった。
指はもうなんとなくで動いている感じ。
そんな考えもあっという間にりんちゃんから与えられる快楽で塗り潰されて、
どろどろとした相手を求める気持ちだけが残った。

「んっ、あ、は、ああ、りん、ちゃ……」
「あ、っ、う、ぁぁ、はぁ、っ、まり、か……」

荒い呼吸の中りんちゃんの名前を呼んだ。
もう頭のなかは白く染まってきて、何も考えられなかった。
部屋で響いている水音もよく聞こえなくて、聞こてくるのはわたしとりんちゃんの呼吸だけ。
荒く息を吐き出すりんちゃんが愛おしかった。
意識が白くなっていく中で、りんちゃんを気持ちよくするために必死に指を動かして。
わたしの中の指も激しく動いて、身体の奥から何かこみ上げてくる。
勿論、この感覚を知らないわけじゃない。
でも、一人の時より、ずっとずっと強くて、怖い。

「はっ、はっ、わ、わたしっ…わたしっ……」

わたしは涙目になりながら高い声で声を上げた。
びくびくと身体が勝手に震えて、もう何も考えられない。
そんな時、わたしの手をぎゅうとりんちゃんが握ってきた。

「ま、りか、い、いっしょに……いっしょにっ……」

目がぼやけててよく見えなかったけど、りんちゃんもわたしと同じみたいだった。
一人じゃないってことが分かって、わたしはとっても安心したよ。
ぐちゅり、ぐちゅ。ぐちゃぐちゃ。
そんな水音はもう聞こえない。

「は、あ、あ、りんちゃ、りんちゃあああっ!!」
「っぁ、あっ、ああ、まりか、まりかああっ!!!」

びくんびくんとわたしとりんちゃんの身体が同時に大きく震えた。
そしてそのまま、腕を放り出して、意識は白い靄の中へ吸い込まれていった。

「はぁ……はぁ……」

胸を上下させながら荒い息を吐き出す。
布団の上は長い黒髪と栗毛色の髪が散らばってた。
どろどろになった身体。思うように動かない手足。覚束ない視界……。
何もかもが不安定になっちゃって、わたしの意識はまるで空にぷかぷか浮かんだ雲みたいだった。
風に吹かれたら掻き消えてしまうような、そんな脆いもの。
ただ、ぎゅう、と繋がれた手のひらだけがわたしの存在を保ってた。
その手のひらは暖かくて、愛おしくて、大好きなりんちゃんの手。

「りんちゃん……好き……大好き……」
「まりか……愛、してる……」

はぁはぁと、荒い呼吸音だけが聞こえる。
そしてわたし達の意識はゆっくりと暗い淵に沈んでいった。

…………
……

~週明け~

凛「洋服屋、洋服屋」

まり花「イブ、イブ」

一舞「なんか同時に来たしっ!?えっと…何?
   先週末の惚気発表会?」

凛「式場を選んでいたのよ」

一舞「しき……えっ?」

まり花「あのねっ、わたしはせんと・ばーなーど・くま・ざ・ぐれいど教会がいいんじゃないかって提案したんだよっ!」

凛「セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会ね……で、私は
  アムステルダム新教会が良いと提案したわ、で、これが写真よ」

一舞(嫌な予感がする)

一舞「……あの、何の話?」

凛「あら、意外と察しが悪いのね……どっちの式場がいいか悩んでいるのよ」

一舞「いや、そうじゃなくって……えっと、何で式場?」

まり花「もーイブったら鈍感だなー、式場と言えば結婚式だよっ!」

一舞「それは分かるけど……それで?」

まり花「わたしとりんちゃん、結婚します!!」

一舞「」

一舞(いや、なんとなく、分かってたけど、ね……)

一舞「あの……一応言っておくけどここ日本だからね?
   それとりんもまりかもまだ高校生でしょ?」

凛「そんなこと常識じゃない……だから近い将来、落ち着いたらってことよ…」

一舞(落ち着いたらって、高校卒業したらってこと?)

まり花「それに日本ならでぃーえすあい細胞で女の子同士でも子供が作れるんだよっ!」

一舞(DSi?iPS細胞?)

凛「それと今回提案した式場は同性婚可能なイギリスとオランダの式場だから、
  近い将来に日本が同性婚認めていなくても大丈夫なのよ…うふふ…」

一舞(たぶん認めてないだろうなぁ…)

まり花「つまり2年後だねっ!りんちゃんの純白のウェディングドレス楽しみだよっ!」

凛「も、もう、レコード屋ったら……それを言ったら貴方のドレス姿だって……」

まり花「りんちゃん……」

凛「まりか……」

一舞(もういちゃいちゃし始めたこいつら!?
   新手のショートコントかなんかなのっ!?)

一舞「こ、今回のは本当にイブ関係ないじゃん!実際にやるかどうかはともかく、
   式場とかは自分らの大切な事なんだからあんたたちで相談して決めなよ!」

凛「いや、そうじゃないわ洋服屋、貴方も無関係じゃないのよ」

一舞「は?」

まり花「イブにはわたし達の結婚式の司会をやってもらおうと思ってっ!」

一舞「え?し、司会?」

凛「貴方が適役だと思うんだけど……どうかしら?
  そもそもこうなれたのは貴方のお陰だし……」

一舞「いやいやおかしいよ!何かはいっぱいありすぎてよく分からないけど
   全体的におかしいし!全体的になにかがおかしいから!」

凛「?」

まり花「?」

一舞「何で同じ顔するのあんた達はっ!!」

一舞「もうあたしはあんた達のばかっぷるぷりには付いていけないし…
   悪いけどよそに頼んで…」

凛「むぅ……」

まり花「そんな~」

一舞「そんな~じゃないしっ!毎回毎回惚気を聞かされるのはあたしの精神上にも……
   ん?さきこ、そんな物陰で何してんの?」

咲子「えっ!?ひゃい!!」

一舞「もしかして、さきこも相談?いいよ、ばかっぷる相手よりかはずっと楽そうだし!
   さ、遠慮せずに、ほら」

凛(洋服屋、私達の要因かすっかり相談役が板に付いてしまったわね……)

咲子「あ、あ、あの、イブちゃん」

一舞「ん?」

咲子「こ、これ読んでくださいっ!し、失礼しますっ!!」ダッ

一舞「え?ええっ?なにこれ…?」

まり花「さきちゃんイブに手紙押し付けてダッシュでどっか行っちゃった…」

凛「何よ洋服屋、それ、恋文?」

まり花「わたしラブレターって貰ったこと無いから、ちょっと羨ましいよっ!」

凛「あら、無いの?欲しいなら私がバロック文学をモチーフにしつつ且つマニエリスムを織り交ぜた
  ディオニュソス的な恋文を貴方にプレゼントするけれど……」

まり花「突然貰ってどきっ!っとするのがいいんだよぅ」

凛「そうなの?ごめんなさい、貴方の気持ちを汲み取れなくて……」

まり花「いいよぅ、それにりんちゃんからはラブレターよりも
    直接甘い甘いふわっふわな愛の言葉を囁いて欲しいなっ!」

凛「え、そ、それは……その……」

まり花「この前いっぱい囁いてくれたのにー?」

凛「あ、あうう……」

一舞「な、何二人でいちゃいちゃしてるんだしっ!大体ラブレターな訳ないでしょー、
   あとそうされると集中して読めないからちょっと静かにしてて欲しいし……どれどれ…」ペラッ

イブちゃんへ

突然お手紙をお渡してしまってごめんなさい。
でも、意気地なしの私の口からはきっと言えないと思うんです。
だから、手紙で言いますね。

私、イブちゃんの事が好きです。
いつも皆のことを気にかけてくれて、優しくて凛々しいイブちゃんがとってもとっても大好きです。
本当はずっと胸の中にしまっておくつもりでしたが、
最近のまりかちゃんとりんちゃんを見ていたら居ても立ってもいられなくなったので、ここで伝えることにしました。

もっともっと伝えたいことがあったはずなのに、いざペンを持つと言葉が出てこないものですね。
ごめんなさい。でも、貴方が好きなのは本当です。

返事はいつくれてもいいです。イブちゃんの気が向いた時にください。
もし良い返事が貰えなくても、前のように接してくれたら嬉しいです。

それでは、良い返事が頂けることを、こっそり祈っています。

春日咲子

一舞「……」

まり花「……」

凛「……」

一舞「…えっ?」



一舞「えっ??」



めう「おわりめう」

お疲れ様でした
あとこのSSを書いたきっかけとは関係ないけど恋キングポップン収録おめでと

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