キン肉マンスーパーフェニックス「飲み放題10名予約おねがいします」 (22)

~魚民~

店員「いらっしゃいませー!」

キン肉マンスーパーフェニックス(以下フェニックス)「すいません、予約してたキン肉マンスーパーフェニックスですけど」

店員「かしこまりました!5番テーブルへどうぞ!」


マンモスマン「しかしフェニックス様、いきなり同窓会とはどうしたんで?」

フェニックス「いやなに、新シリーズがもうすぐ新章開始するだろう?それでもしかしたら私がまた日の目をあびる日が来るかもしれんからな」

フェニックス「それまでにもう一度あいつ等に会おうと思ってな」

マンモスマン「パゴラァ…確かに運命の5王子参戦は噂されてますからなぁ」

フェニックス「新しい敵キャラのネメシス君がマッスルスパークを使ったからな、私が出てくる可能性は高いしそれなら他の5王子も参戦するかもしれんしな」

マンモスマン「もしかしたらマッスルリベンジャーも使われるかもしれませんしね」

フェニックス「とりあえずメンバーが揃うまで二人で飲むか、生2つでいいな?」

マンモスマン「あ、俺はあんまり強くないんでカシスオレジンを」




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店員「ご注文お決まりでしょうか?」

フェニックス「生1つとカシスオレジン、あと唐翌揚げおねがいします」


フェニックス「それにしても…お前も出世したよな」

フェニックス「最初はただの配下だったお前がいつのまにやら悪魔将軍や俺と並んで最強超人候補にいるからなぁ」

マンモスマン「いやいや、俺なんてまだまだっすよ」

フェニックス「謙遜するなよ、学校でさえもお前を最強超人候補にいれてるんだぞ?」

マンモスマン「負けてないってだけですって」

フェニックス「でもあの『マンモス三重殺』にはしびれたな…お前をスカウトしてよかったって思うのと同時になんか怖かったからな」

マンモスマン「フェニックス様には敵いませんよ~」

フェニックス「いやいやわからんぞー?ハッハッハッハッ」

フェニックス「あ、そういえばあの時に瞬殺したレオパルドンもビックボディが連れてくるらしいぞ?」

マンモスマン「マジですか!?うわぁー…顔あわせずらいなぁ…」

フェニックス「ウォーズマンよりはマシだろ?ww」

マンモスマン「ちょwwやめてくださいよww俺だってあれは反省してるんすよ~」

店員「お待たせしました、生1つとカシスオレンジ、唐翌揚げです」

フェニックス「あ、ありがとうございます」


フェニックス「乾杯はまだ待つとして…とりあえず飲むか」

マンモスマン「そうっすね、唐翌揚げにレモンかけます?」

フェニックス「あー、私あんまり柑橘系得意じゃないからやめてくれ」

マンモスマン「了解っす」

グビグビ

フェニックス「でもまぁ、すごいよなお前は」

フェニックス「二世にまで出るとは思わなかったぜ」

マンモスマン「俺もびっくりっすよ、寝てたらいきなりウォーズマンに叩き起こされて熊のキグルミ着させられて…」

フェニックス「ヘルズベアーだったか?可愛いから人気もあったらしいが二人で無邪気に遊んでたのって実際はウォーズマンとお前だろ?」

マンモスマン「きついっすよねー、腐女子ですら得しないっすよ」

フェニックス「そもそも俺達は腐女子人気なんて皆無だからなぁ、ブロッケンとかならともかく」

マンモスマン「ブロッケンはなんだかんだでイケメンの弟子もってますしね」

フェニックス「あー、私も弟子つくっとけば2世出れたのになぁ…」

キン肉マンマリポーサ(以下マリポーサ)「おお、もう飲んでるのか」

フェニックス「おお、ジョージか」

マリポーサ「その名前はよしてくれ、マリポーサでいい」

マンモスマン「お久しぶりっすマリポーサさん」

マリポーサ「おお!マンモスマン!2世での活躍見たぞー!」

マンモスマン「そんな活躍なんて…まぁ、多少はしてますけどパゴパゴパゴ!」

フェニックス「まぁ座れよマリポーサ、なにか頼むか?」

マリポーサ「そうだな、日本酒でも頼もう」

マンモスマン「マリポーサさん、一人で来たんすか?」

マリポーサ「ん?いや、もう一人来とるが…なにか手間取ってるみたいだな」

マンモスマン「俺呼んできますよ」

マリポーサ「おお、すまんなマンモス」





店員「…ですから被り物をしての入店は困りますって!」

ミキサー大帝「だから素顔だと言っているだろう!!」

マンモスマン「あーあー、店員さん大丈夫っすよ、俺の友達みたいなもんです」

店員「うーん…常連のマンモスさんが言うなら」

ミキサー大帝「すまないな、マンモスマン」

マンモスマン「大丈夫だって、席にいこうぜ」

マリポーサ「ところで、どうだフェニックス」

フェニックス「ん?なにがだ?」

マリポーサ「出番だよ出番、お前はシリーズラスボスだったからいいかもしれんが私は気が気じゃなくてな」

フェニックス「まぁビックボディとお前だけだからな、奥義もってなかったの」

マリポーサ「最初はあれだと思ってたんだよ…最初は」

フェニックス「最初は?」

マリポーサ「あぁ、でもロビンマスクに放ってる最中に『あれ?なんか違う気がするなこれ』と思ってたら案の定間違っててなぁ…」

マリポーサ「後にも引けんし無理矢理続けてたら天罰ってわけだ」

フェニックス「いやーでも、実は私も不安だったんだよ」

マリポーサ「お前が?お前のは完璧なマッスルリベンジャーだっただろうに」

フェニックス「いやそうなんだが…お前があまりに自信満々に『マッスルリベンジャーだ!』とか宣言するから『え?マッスルリベンジャーってあんなんなん?私の違うの?マッスル何なの?』と思ってたんだ」

マリポーサ「ハッハッハッハッ、私も思わぬところでお前を攻撃してたわけだ!…イテテテ…」

フェニックス「おいおいどうしたマリポーサ」

マリポーサ「いやなに…実は情けないが首がまだ回復してなくてな」

フェニックス「あー…ロビンスペシャルか」

マリポーサ「それもあるが、私のマッスルリベンジャーって頭をガンガン打ち付けるだろう?だから首がいたくていたくて…」

フェニックス「湿布でも貼っといたらどうだ?」

マリポーサ「さすがに超人としてそれはのぅ…」

マンモスマン「戻りましたよー」

ミキサー大帝「フェニックス殿、どうも長らく」

フェニックス「ミキサー大帝!レスリングを引退したと聞いたが?」

ミキサー大帝「ええ、現在はミキサーの開発、営業の毎日ですよ」

マリポーサ「こいつのところのミキサーの性能はすごいぞ、私も使ってるんだが毎朝の野菜ジュースをつくるのに重宝している」

フェニックス「そいつはすごいな、今度私にも売ってくれよ」

マンモスマン「俺も頼むわ」

ミキサー大帝「ハハハッ、喜んで」

面白い
1チームにつき二人か?

>>ビックボディとお前だけだからな、奥義もってなかったの

真ソルジャーぇ…

マンモスマン「しかしレスリング引退したって?どうしてなんだ?」

ミキサー大帝「いやなぁ、どうしてもキン肉マンを倒したってことよりもミート君に負けたってのがまとわりついててな」

ミキサー大帝「そんな状態じゃ金になる試合も組めず…この様さ」

マリポーサ「この様といっても今やミキサー業界随一の企業の社長だろう?大したものだ」

マンモスマン「社長自ら営業してるのか?」

フェニックス「そりゃ売れるってもんだぜ」

ミキサー大帝「いえいえそんな…マリポーサ様だって今じゃかつての盗人の経験を活かして防犯グッズの開発のかたわら超人レスラーじゃないですか!」

フェニックス「え?まさかあの、『安心と安全を守る飛翔防犯』ってお前がつくったのか?」

マリポーサ「まぁな」

マンモスマン「うちのお袋もあれがあったら安心して冬眠できるって言ってましたよ!」

マリポーサ「なに、昔とった杵柄さ」

ビ、ビックボディにはゲームでは奥義クラスのマッスルインパクトがあるし…

キン肉マンゼブラ(以下ゼブラ)「おお、まだ揃ってないのか」

フェニックス「ゼブラ!今回は…白ゼブラか」

ゼブラ「灰色の方は最近なりをひそめてるよ」

パルテノン「いやー、どうもどうも」

マンモスマン「お、パルテノン!なんだ随分痩せたなぁ!」

マリポーサ「ウェイトを軽くして飛翔チームに入ろうってか?ハッハッハッハッ!」

ゼブラ「おいおいパルテノン裏切りかー?ww」グリグリ

パルテノン「ちょww違いますってwwただ歳なだけですよww」

ミキサー大帝「柱も随分と細くなったな…肉とか食ってるか?」

パルテノン「まぁ…たまにな」

ゼブラ「おいおい、金はあの時やったろ?しっかりしたもん食えよ」

フェニックス「まぁ今日は奢りだからな、どれだけでも食べればいいさ」

マンモスマン「え!?フェニックス様のおごりっすか!?」

フェニックス「いやマリポーサの」

マリポーサ「なんで私が!?」

フェニックス「儲けてるんだろ?いいじゃないか」

マリポーサ「だったらミキサーの方が儲けとるぞ!」

ミキサー大帝「ええ!?」

ゼブラ「だったら今日一番遅かったやつに払わせようぜ」

マンモスマン(あ、ちょっと憎悪と怨念はいってるな)

>>11
キン肉マンの時点でかなりの高翌齢物だから2、30年ぐらいじゃあ大して変わらんだろ

フェニックス「まぁとりあえず座れよゼブラ」

マリポーサ「そうだな、真ん中にこい真ん中に」

ゼブラ「ん?お、おう」ストン

フェニックス「で、何飲みますかゼブラ先輩?ww」ニヤニヤ

マリポーサ「ワインとかっすか先輩?ww」ニヤニヤ

ゼブラ「おいこらwwなんだよきゅうにww」

フェニックス「いやだって…なぁ?」

マリポーサ「のう?」

ゼブラ「なんなんだよww」

フェニックス「新シリーズでマッスルインフェルノ出たからな」

マリポーサ「うむ、ステカセがつかっとった」

ゼブラ「俺は出てねーぞ!技だけだ!」

フェニックス「でもあれってそんな簡単な技なのか?」

マリポーサ「奥義の中では一番やり易そうではあるな」


ゼブラ「マッスルインフェルノなぁ…どうだろな、実際」

フェニックス「ん?」

ゼブラ「あの時は無我夢中でマッスルインフェルノ連発してたが…たまに見返すんだよあの試合動画とかな」

ゼブラ「そしたらさ、『なにこの物理法則ガン無視技、無理じゃん』って気づいて…」

マリポーサ「あー…確かに」

フェニックス「あれならまだ風林火山とかの方が現実味あるな」

ゼブラ「だろ?俺今も出せるか自信ないわ…あ、店員さん、生中1つね」

店員「かしこまりました」

あ、マンモスマンは冬眠してたからノーカン

マンモスマン「それにしてもお前痩せすぎだろ」

ミキサー大帝「歳だって我々とそこまで離れてる訳でもないしな」

パルテノン「いやなぁ…ほら、昔『パルテノン神殿の柱には超人が眠っている!』とか言ったろ?」

マンモスマン「あぁ、言ってたな」

パルテノン「あれで訴訟沙汰になってな…」

ミキサー大帝「訴訟!?」

パルテノン「虚偽の情報を流したからどうとか言われてなぁ…」

マンモスマン「えー…それだけで訴訟?」

ミキサー大帝「情報社会ってほんと嫌だな…」

パルテノン「マンモスも気をつけろよ?マンモスが絶滅したのは強大な牙がうんぬん…ってあったろ?」

ミキサー大帝「でもあれってあの話を鵜呑みにしたらマンモスマンは弱いから牙が刺さらずに生き残ったってことだよな?」

マンモスマン「…ウメーウメー」モグモグ

パルテノン「おいフライドポテト食って誤魔化してるなよ」

キン肉スグル(以下キン肉マン)「おーう、待たせたな皆の衆!」

フェニックス「キン肉マン!ほんとに来てくれたのか!?」

キン肉マン「なんじゃなんじゃ、よんだのはそっちではないか」

フェニックス「いやだってお前いま新シリーズで忙しいだろ?」

マリポーサ「うむ、お前やロビンマスクは来ないと思ってたぞ」

ゼブラ「ラーメンマンもな」

キン肉マン「ハッハッハッハッ!なーに、ちょいと抜け出すくらい簡単じゃわい!」

キン肉マン「それとロビンやラーメンマンは誘ったが居酒屋があまり得意じゃないらしくてのう…かわりにコイツを呼んできたぞ!」

ネメシス「ふむ、ここが居酒屋…騒がしいな」

フェニックス「おおー!君は新シリーズのボス候補、ネメシス君じゃないか!」

ネメシス「フェニックス…君の名前はよく知っているぞ、知性の神から力を…」

ゼブラ「おいこら新入り!今はそういうのじゃないんだよ!!」

ネメシス「!!?」

マリポーサ「そうだ、今は例えるならコミックス第一巻くらいのノリだぞ」

ネメシス「一巻くらい…ギャグ漫画ではないか!」

キン肉マン「そうかたいこと言わずにのうネメシス!どうじゃ、先輩達の話でも聞いて酒でも飲まんか?」

ネメシス「うーむ…下等超人とはいえ先輩…わかった、従おう」

フェニックス「話がわかる新人じゃないかキン肉マン」

ゼブラ「完璧超人なだけはあるってもんだな!」

ネメシス(こんなふざけてはいるがコイツ達とて1億パワーの持ち主…束になられては勝てん)


ネメシス→現在連載中の『完璧・無量大数軍』シリーズのボスみたいな人
完璧超人で見た目がフェニックスに似てる

マンモスマン「ん?向こうのテーブルにいるのってアレ誰だ?」

パルテノン「見なれん顔だな」

ミキサー大帝「あれだろう、いまのシリーズのボスみたいな奴だろ」

マンモスマン「あぁ、あのロビンに勝ったやつか」

パルテノン「というかいつの間にかテーブル別れてしまったな」

ミキサー大帝「いいじゃないか、5王子同士水入らずで飲ませてやろう」

パルテノン「ひとり5王子じゃないやつもいるけどな」

マンモスマン「見た目は一緒だろう」

マンモスマン「あー…レオパルドン来るのか…」

ミキサー大帝「なんだ?来てほしくないのか?」

マンモスマン「気まずいだろ…アイツのこと瞬殺したからなオレ」

パルテノン「そんなこといったらお前強力チームのほとんどに会えないだろ」

マンモスマン「あー…三重殺とかするんじゃなかったぜ…過去の自分をアイスロックジャイロしてやりてぇぜ」

パルテノン「冬眠させるのかよ」


フェニックス「で、だ」

フェニックス「正直にいってみろ、ストロングの方の武道ってあれ超人の神だろ?」

ネメシス「いや私からはそんなおいそれとは…」

キン肉マン「べつにいいではないか、牛丼食うか?」

ネメシス「いやいらん」

ゼブラ「そういえば昔、お前は吉野家のイメージキャラだったよな?」

キン肉マン「おう!牛丼一筋30年じゃ!」

マリポーサ「少し前にすき家のイメージキャラになってなかったか?」

キン肉マン「………」

ネメシス「ころころ変わってたら信用なくなるぞキン肉マン」

キン肉マン「うるさいうるさいうるさーい!私だって変わりたくて変わったわけじゃないわーい!」

フェニックス「そういえばオメガマンも誘えばよかったな…」

ネメシス「オメガマン?あの超人ハンターと知り合いなのか?」

フェニックス「あぁ、というか部下だった」

マリポーサ「あの時、オメガマンの死体が撤去されたあとなぜかリングに戻ってたな」

ゼブラ「あれはホラーだったぜ」

面白い

>マリポーサ「あの時、オメガマンの死体が撤去されたあとなぜかリングに戻ってたな」


あれは会長の仕業
キン肉マンが大王になると自分がひどい立場になるためを阻止するため
結局失敗したけど……

面白いっす、続きお願いします

これは熱い

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