春香「餅つきですよ、餅つき!」(116)

社長「コホン…今日は突然だが、今日は我が765プロでレクリエーションを行おうと思う」

P「レクリエーションですか」

律子「レクリエーションって言ってもいろいろありますけど…」

律子「なにをやるんですか?」

社長「うむ、もうすぐ正月なので餅つき大会しよう」

社長「さっそく2人はアイドル諸君に伝えてくれ」

P(…弱小事務所で暇じゃなかったら急にこんなことできないな)

P「…というとで今日はみんなで餅つきをすることになった」

春香「私、餅つきとかやったことないですよ~」

P「まぁ大丈夫だ、餅をつくのはほとんど俺になるだろうし…」

P「返し手は年齢を考えればできそうな小鳥さんにやってもらう」

P「どっちかをやりたくなったら言ってくれれば代わるから」

「「は~い」」

P「よし、もち米も蒸しあがったみたいだし…そろそろやりますか」

P「小鳥さん、いきますよ」

小鳥「任せてください!」

P「…せーの、よいしょ!」

べったーん

小鳥「ほっ」

P「よいしょ!」

ぺったん

小鳥「はっ」

美希「なんだかみてると掛け声かけたくなるの!」

P「よいしょ」

ぺったん

美希「ぺったん!」

P「どっこいしょ!」

美希「ぺったん!」

春香「私も~」

P「よいしょ」

美希「ぺったん!ぺったん!」

春香「ぺったんこ!ぺったんこ!」

千早「…」

P「よいしょ!」

美希「ぺったんこ!ぺったんこ!」

春香「ぺったんこ!ぺったんこ!」

千早「…くっ」

ぺったん
千早「くっ」
ぺったん
千早「くっ」

真「プロデューサー!僕もついてみたいです!」

P「おっ、真やってみるか」

真「はい!」

雪歩「あの~」

小鳥「雪歩ちゃんが真ちゃんの返し手になりたいのね」

小鳥「怪我しないようにね」

雪歩「はいぃ~」

真「よ~し、雪歩いっくぞー!」

真「それ、よいしょ!」

雪歩「ぺったん」

真「よいしょー!」

雪歩「ぺったん」

真「よいしょー!!!」

雪歩「ぺったん」

真「どりゃー!!!!」

雪歩「ぺったんです~!」

P「…真、男らしい!」

千早「…くっ」

春香「千早ちゃん、どうしたの?」

千早「なんでもないわ」

春香「それならいいんだけど…」

真「ふぅ、いい汗かいたなぁ」

真「次は響がやりなよ!」

響「いいのか?自分頑張るぞ!」

貴音「では、返し手は私がやりましょう」

響「貴音、任せるぞ!」

貴音「共に頑張りましょう」

響「よーし、いっくさぁ!」

響「よいしょさぁ!」

貴音「ぺったん」

響「よいしょさぁ!」

貴音「面妖な」

響「よいしょさぁ!」

貴音「面妖」

美希「…これには合いの手いれにくいの」

春香「だね、ってか2人ともよくリズム崩れないよね」

あずさ「私は味付けの準備しましょうかしら」ドタプーン

亜美「へへへっ…真美さん、あずさお姉ちゃんに二つの柔そうなお餅がありますぜ」

真美「いやいや、亜美さん、お姫ちんのお尻にも…」

律子「亜美、真美、なにバカなこと言ってるの」

律子「あんたたちも手伝いなさい!」

亜美「りっちゃんのおこりんぼ→」

真美「そうだぞ→」

律子「あんたたちはお餅抜きでいいの?」

亜美・真美「いやー!」

律子「じゃあ手伝う!」

亜美・真美「はーい…」

真「響~また僕と交代してもらってもいいかな?」

響「いいぞ」

真「で、お願いなんだけど返し手やってほしいんだ」

響「わかったぞ!」

真「思いっきりやるからね!」

響「おう」

真「いっくよーよいしょ」

響「はっ」

真「よいしょ」

響「ほっ」

真「やっ」

響「とっ」

美希「は、速いの!」

春香「なんて速度なの!」

P「…おいおい、怪我するなよ~」

やよい「あ、あずささん!」

あずさ「やよいちゃん、私も手伝いにきたわ」

やよい「ありがとうございます~」

やよい「伊織ちゃん、あずささんも手伝いにきてくれましたよ~うっうー!」

伊織「あらあずさ、あずさがこなくてもやよいと2人でできたのに」

あずさ「あらあら、お邪魔だったかしら?」

伊織「!…そんなことないわよ、きてれてありがと」

あずさ「ふふふっ」

美希、昼にも同じの見たような気がするの

P「よし、とりあえず一回目はこれくらいでいいだろ」

P「次のもち米が蒸しあがるまでは休憩しようか」

やよい「みなさ~ん、お待たせしましたぁ」

やよい「きな粉にアンコ、大根おろしです!」

伊織「あとずんだもあるわ」

あずさ「好きな味で食べてね~」

「「はーい」」

>>27
途中まで書いてたからね

千早「…くっ」

春香「千早ちゃん!」

千早「春香、どうしたの?」

春香「どうしたの?はこっちの台詞だよ~」

千早「…」

千早「…どうしてみんなぺったんぺったん言うのかしら」

春香「あはは、あれはああいう掛け声なんだよ~」

千早「そうなの?」

千早「私、お餅つき初めてだから…知らなくて」

春香「そうだったんだぁ」

千早「でもそういうことならよかったわ」

春香「千早ちゃん、あ~ん」

千早「えっ?///」

春香「いいからいいから」

千早「…あ~ん///」

千早「美味しい…」

春香「えへへ、お餅はつきたてが美味しいんだよ」

千早「ありがと、春香」ニコッ

ジー

亜美「なるほど」

亜美「兄ちゃん兄ちゃん!はい、あ~ん」

P「?あぁ、ありがと」

亜美「兄ちゃん食べたね?」

P「それがどうした?」

亜美「それはね~亜美の食べかけだよん」

P「!…ま、まぁ回し飲みの延長だと思えばいいか」

亜美「ねぇ、真美も兄ちゃんに~」

真美「…真美はいいよ///」

P(俺、嫌われちゃったかな?)

美希「あー!亜美!美希のハニーになにしてるの!」

亜美「わ→ミキミキ!」

亜美「兄ちゃんは亜美に浮気してたんだよ→」

美希「!ハニー、それはホントなの?」

P「違う!亜美の嘘だ、だから落ち着け」

美希「…さ、最初からそうだってわかってたの」

真美(…浮気…食べかけ、亜美大胆)

P「…真美大丈夫か?少し顔が赤いが」

真美「…」ダッ

P「行ってしまった」

美希「ハニー、真美になにかしたの?」

P「いや、まだなにもしてないが」

美希「…それならいいの」

やよい「は…は…はくしょん!」

伊織「わっ!きな粉が舞ったわ」

やよい「うー伊織ちゃんごめんなさいー」

伊織「いいわよ…って」ニヒヒッ

やよい「どうしたんですかぁ?」

伊織「やよい、顔がきな粉まみれよ」

やよい「わゎっ、ホントだ」

伊織「もーしょうがないわね、ほら、拭いてあげるからじっとしてなさい」

やよい「うっうー!ありがと、伊織ちゃん」

あずさ「フフッ」

小鳥(今日は豊作ね)

律子「…小鳥さん鼻血出てますけど大丈夫ですか?」

律子「体調悪いなら無理しないでくださいね」

小鳥「え?えぇ、大丈夫よ!」

小鳥「こんなの鼻にティッシュでも詰めてれば!」

律子(あぁ、美人が台無しに…これだから婚期逃すんだろうな)

P「お、そろそろ二回目ができそうだな」

P「次につきたい奴いるかー?」

やよい「私、やってみたいです!」

P「大丈夫か?杵は結構重いぞ?」

やよい「大丈夫ですよ~こうみえても力はあるんですよ~」

やよい「うっうー!」

千早「…じゃあ今度は私が返し手を」

P「千早初めてだけどいけるか?」

千早「みんなのをみてたんでいけます」

P「よし、なら頑張ってこい」

千早「高槻さん…なんて力持ちなの」

やよい「じゃあ千早さん、いきますよ~」

千早「えぇ」

やよい「うっうー!」

千早「可愛い!」

やよい「うっうー!」

千早「愛してる!」

やよい「ゔっゔー!」ドゴォッ

千早「可愛い!」

春香「…千早ちゃん、欲望丸出しだよ」

美希「これも合いの手できなくてつまらなかったの」

P「それより、やよい凄すぎだろ」

真「やよいの一瞬のパワー…僕よりも上です!」

P「そ、そうか」

P(…真までなに言ってんだ)

P「春香と美希はやらなくていいのか?」

春香「じゃ、じゃあ美希私とやろうか」

美希「わかったのー!」

美希「じゃあ美希が返し手やるねー」

春香「え?私…重たいの持てない」

美希「美希だって箸より重たいもの持てないのー」

春香「それは嘘でしょ、マイクは箸より重いもん」

美希「春香だってこの前ベンチプレス持ち上げてたもん」

P「…こらこら喧嘩すんな」

P「俺がお前たちのつき手になるから」

美希「わかったの」

P「順番はじゃんけんで決めておけ」

春香「やった、勝った~」

春香「じゃあプロデューサーさん、お餅つきましょうか」

P「あぁ、春香いくぞ!」

P「よいしょ」

春香「ぺったん」

P「よいしょ~」

春香「ぺったん」

美希「ぺったん」

P「もういっちょ」

春香「ぺったん」

千早「ぺったん」

P「…ふぅ」

美希「じゃあ次は美希の番なの」

P「あぁ」

P「いくよ…美希」

美希「うん、きて、なの…」

P「よいしょ」

美希「ぺったんこ、なの」

P「あ、よいしょ」

美希「ぺったんこ、なの」

P「ラスト!」

美希「ぺったんこ!」

P「ふぅ、なかなか疲れるな」

P「よーしみんな食べるぞー」

まさか保守されてるとは…


雪歩「みなさ~ん、お茶入りましたよ~」

雪歩「お茶はやっぱり静岡茶です~」

真「ありがと、雪歩」

貴音「お茶が冷え切った身体に染み渡ってきますね」

千早「えぇ」

響「今日はすごく自分頑張ったさぁ」

春香「今年もあと少しだけどホントいい終わり方ができそうだね」

春香「来年も良い年でまたみんなでこういうことできるかな?」

美希「絶対にできるの」

真「でも今みたいに暇なのは勘弁だけどね」

あはは

千早「みんな、まだ今年は終わってないのよ」

千早「気を抜いちゃダメよね」

千早「今年は社長がカウントダウンライブをいれてくれたから」

千早「それが終わるまで…」

P「こらこら、千早、そんな硬くなっちゃダメだ」

P「もうちょい餅みたいに柔らかく、な」

千早「…」

春香「そうだよ!」

春香「たまにはリフレッシュしなくちゃ」

春香「そんな張り詰めた感じじゃなくて楽しく今年を終えよ」ニコッ

千早「春香…えぇそうね」ニコッ

美希「ファンのみんなだってそう思ってるの~」

やよい「プロデューサー~鏡餅できました~」

P「お、ありがとなやよい」

やよい「うっうー!」

P「あとは、ミカンを乗せて…完成だ!」

「「おぉ~」」

亜美「あぁん、兄ちゃんいいとこ持ってちゃった→」

社長「そうだぞ~私が楽しみにしてたのに」

P「しゃ、社長!すみません!」

社長「ははは、気にていないよ」

社長「それに実にみんな楽しそうだ」

P「えぇ、みんな最近はライブに向けたレッスンばかりで気を張っていたみたいですからね」

P「さすがですね、社長は」

P「みんながそうなってるって見抜いてレクリエーションを開いてくれて」

P「俺だったらそんなこと考えもつかなかったですよ」

P「おかげでみんなリラックスできたみたいですよ」

社長「あぁ」

社長(言えないな、ただ餅が食べたかっただけだなんて…)

真美「…なんでいつもみたいに兄ちゃんにイタズラできないんだろ」

真美「なんかちょっと自分が変だな」

あずさ「あらあら、真美ちゃん、こんな隅っこの方じゃなくてみんなのところに行きましょ~」

真美「あずさお姉ちゃん、ちょっと聞きたいことが…」

あずさ「なぁに?」

真美「……」

あずさ「あらあら、それは変なことじゃないわよ」

あずさ「真美ちゃんも少し大人になったってことよ」

あずさ「だから、恥ずかしくてももっと素直になってもいいのよ」

真美「ありがと、あずさお姉ちゃん!真美、楽になったよ」

亜美「あ、真美どこいってたんだよ→」

真美「ごめんごめんご」

亜美「フルっ」

真美「えへへ」

真美「えいっ」

P「うわ、なんだ?」

P「って真美か、急に抱きつくと危ないだろ」

真美「いいのいいの→」

美希「!ハニー今度は浮気なの!」

真美「ミキミキ、兄ちゃんを真美から奪ってみな→」

美希「こら、真美~!」

P「あはは…」

響「うぅ、寒いぞ…」

響「お茶も飲み終えちゃったし…」

貴音「では響、これでどうでしょう」

響「貴音、あったかいさぁ」

貴音「それはよかったです」

小鳥「ホントみんな楽しそう」

律子「えぇ、ライブもこれくらいリラックスしてくれたらいいんですが」

小鳥「あの子たちなら大丈夫よ」

律子「そうですね、それと…」

小鳥「?」

律子「小鳥さんいつまで歯に海苔をつけとくんですか?」

小鳥「ピヨ!」

律子「あはは」

春香「みんな笑ってる」

千早「えぇ」

春香「みんながずっと笑顔でいれるといいね」

春香「千早ちゃん、私たちもプロデューサーさんの近くにいこ」

千早「そうね!」

春香「よいしょっと、うわっ!」ドンガラガッシャーン

千早「春香!」

P「春香、大丈夫か」

春香「イタタ…大丈夫ですよ~」

P「あ」

千早「あ」

美希「あ、なの」

「「あ~!」」

春香「え?」

春香「あー!」

P「…おいおい、もうもち米ないぞ」

春香「私、鏡餅買ってきます~!」

あはは



おわり

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