妹「血の味、知ってますか?」(359)

兄「鉄の味だろ」

妹「本当に?」

兄「子供の頃は血が止まるまで傷口舐めたりしたし、そりゃ知ってるよ」

妹「自分の血ですか。他人の血は?」

兄「あるわけないだろ。どういう状況だよ、他人の血を舐めるなんて」

妹「私はあります」

兄「へぇ。そりゃ変わってるな」

妹は細木数子
兄は歌丸さんでご想像ください

妹「どんな味だったと思いますか?」

兄「鉄の味だろ」

妹「甘かったんです。とっても」

兄「甘い? 病気じゃないのか、そいつ」

妹「私の表現が正しくありませんでしたね。美味しいんです。蕩けそうなくらい」

兄「お前、味覚狂ってんの?」

妹「そうかもしれません。ですが他人の血を飲んだ経験のない兄さんに私が批判できますか?」

兄「できるだろ。殺人犯を批判できるのが殺人犯だけなんて論理、ありえるか?」

妹「知らない物を否定するのは簡単ですが、それが正しい保証は誰にもできません」

兄「そもそも、自分と他人で血の味が違うなんてあるのかよ」

妹「違います。私だって自分の血を美味しいとは思いませんから」

兄「……もうやめようぜ。こんな話、気持ち悪いだけだ」

妹「兄さんは、妹の事を知りたいと思いませんか?」

兄「事による。これはいらん」

妹「お兄ちゃん私のあそこから血が出てくるの」

兄「だ・・・だから?」

妹「お兄ちゃんに舐めて欲しいの」

兄「やめろよ・・・そういう冗談は、俺たち兄妹だろ」

妹「じゃあ私がお兄ちゃんの舐めてあげる!」

兄「おい!!母ちゃんにバレたら怒られるだろ!!いい加減にしろジャイ子!!!」

ジャイ子かよwww

吸血鬼物とか何番煎じwww

>>5
やめろ

妹「常識を守るために目を背けているだけでしょう?」

兄「常識?」

妹「血が美味しい。これは兄さんの非常識なのですから」

兄「あのよ、もうやめろよ。聞いてて気分悪ぃ」

妹「では思い出話をしましょう」

兄「なんだよ?」

妹「昔、兄さんが公園で怪我をしたお話です」














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兄「公園? どこの?」

妹「大きなグラウンドのある、小学校の向かいの公園です」

兄「あそこか。で、俺が怪我をしたって?」

妹「はい。夕暮れ時でした。もうみんなが帰ってしまった後、私と兄さんは二人でブランコに乗っていました」

兄「そういう事もあったかもな」

妹「兄さんは勢いよくブランコを漕いで飛びました。柵を越え、地面に着地しようとしましたが、バランスを崩して……」

兄「転んだ、と。あー……なんとなく思い出してきた」

兄「そんなこともあったっけなあ」

妹「兄が転んだ、とかけて決心のつかない恋文と解きます」

歌丸「その心は?」

妹「たよりにならない」

妹「泣き始めた兄さんを連れて水飲み場へ。土だらけの傷口を洗うと、真っ赤な肉が見えました」

兄「相当痛かったんだろうな」

妹「血が溢れ出して、靴下が赤くなりました。私は兄さんが死んでしまうと思いました」

兄「……ああ、そういう話なのか」

妹「ええ、想像通りです。私は兄さんの傷口を舐めました。そうすると傷が治ると、聞いた気がしたんです」

兄「……」

妹「美味しかった。甘い甘い、どんなジュースよりも美味しい血。兄さんの血は本当に美味しかったんです」

ゾクゾクする

支援

それは血がうまいんじゃなくて兄の肉が美味いんだよ

テラクロスwwwwwwwww

はよ

兄「自分の血の感想なんて聞きたくねえよ」

妹「そうですか? 私は聞いてみたいです。……舐めている内に、血は止まりました」

兄「へぇ」

妹「家に帰ると、口の周りを血だらけにした私の方が心配されました」

兄「そうなるわな。で、この話のオチは何なんだ?」

妹「まだ続くんです。……私も自分の血を舐めた経験くらいありました。錆びた金属の味で、美味しくなんてありません」

兄「他人の血だから美味しかったと考えたわけだ」

妹「いいえ。兄さんの血だから美味しかったんだと、そう考えました」

兄「俺の血だから?」

妹「兄さんは昔から私の特別でした。兄さんだから美味しいんだと思いました」

兄「何の話なんだ?」

妹「恋の話です。好きな人と結ばれる事が幸せであるように、好きな人の血は美味しいのだと思いました」

兄「はぁ?」

妹「妹からの告白です。喜んでください」

兄「断る。俺は普通だ」

妹「断られちゃいました。残念です」

今では私が(ry

はよ

兄「残念そうじゃないな」

妹「兄さんがどういう人かは私が一番よく知っていますから」

兄「なんで俺より知ってるつもりなんだ?」

妹「自分の事は自分ではわからないものです。……自分の考えが当てにならないなんて、子供の頃の私でも知っていましたよ」

兄「俺の血だから美味しいだっけ」

妹「ええ。だから私は確かめたんです」

兄「確かめた? どうやって?」

妹「簡単です。他の人の血を舐めればいいんです」

はよ

兄「はぁ?」

妹「他の人の血が鉄の味なら兄さんは特別。美味しいなら兄さんは普通。期待と不安で胸が張り裂けそうでした」

兄「頭が痛くなってきた。……まずどうやって舐めるんだよ。無理だろ」

妹「怪我をした人を見つけて舐めるだけです」

兄「そういるもんかよ」

妹「子供は大人よりも怪我の多いものですし……いないなら作ればいいんです」

兄「おい」

妹「事故を装って傷が残らない程度の怪我をさせただけです。当時の私にはそれだけの価値のある行為だったんです」

ヤンデレっていいよね!

はよ

兄「もういい。聞きたくない」

妹「逃げるんですか?」

兄「俺はお前がこんな奴だったなんて知らなかった。もう今後、俺に関わるな」

妹「目を背けても、逃げても、何も変わりませんよ?」

兄「知るか」

妹「わかりました。これから実験をしましょう」

兄「……実験?」

ガズボズボさん昨日の完結してんですかね?

妹「血の味の実験です。このナイフで切った指先から」 スゥ タラリッ

妹「流れる血を、舐めてください」

兄「ふざけるな! お前、何してんだ!」

妹「兄さんが不味いと感じたなら、私はもう兄さんと関わりを持ちません。約束します」

兄「訳わかんねぇ。お前、何なんだよ? 一体何なんだよ!」

妹「美味しいと感じたなら、私は話の続きをします」

兄「しない。するわけないだろ」

妹「そうですか」 ズブッ ダラダラッ

兄「おいっ! 馬鹿、やめろ! 死ぬ気かっ!?」

妹「舐めてください」

兄「狂ってる」

妹「そうかもしれません。兄さんが舐めてくれないなら死んでもいいとさえ思ってますから」 ズズッ ドクドクッ

兄「わかったよ、舐めるから! 舐めるからもうやめろ!」

妹「はい。どうぞ」

兄「……」 ペロッ

妹「……」

兄「……あ。あれ?」

妹「お味はどうですか?」

兄「そんなはず、ないだろ。いやいやいやいや、おい。お前指に何か塗ってるだろ?」

妹「手はよく洗いました。兄さんに舐めてもらう手ですから」

兄「おかしい」

妹「おかしくありません。兄さんは正常です。そして、私も。……血は、美味しいんです」

兄「そんな馬鹿な」

妹「約束です。話の続きをします」

兄「俺は狂ってるのか」

妹「何度も言いますが、兄さんは正常です。……私の血だから美味しいのか、他人の血が美味しいのか。兄さんにも関係する話です」

兄「……」

妹「結論から言えば、美味しかったです。どの血も美味しかった。味わいはそれぞれですが、不味い血というのは稀です」

兄「嘘だ」

妹「嘘じゃありません。血は美味しいんです。ですが」

妹「兄さん以上に美味しい血は、ありませんでした」

妹「口の中で蕩ける血。舌に絡み付くドロリとした心地。飲み下す時の喉奥に広がる匂いと味」

妹「昔の事なのに、今も思い出せる。あの恍惚は消えません。今もはっきりと残っています」

妹「どの血を飲んでも満たされないんです。飢えているんです。お腹の奥のもう一つの胃袋が」

妹「何年も何年も我慢してきました! ずっと我慢してきました! でも、もう限界なんです!」

妹「兄さん。お願いします。血を、ください。兄さんの血をください。私に恵んでください」

妹「兄さんなら理解してくれると信じてました。兄さんも同じだと信じてました。だから」


妹「私の血を好きなだけあげますから、兄さんの血をください」

吸血鬼

みたいな?

兄「お前、狂ってるよ」

妹「兄さんの血に狂ってるんです」

兄「俺は、お前とは違う」

妹「兄さん。兄さんは私の血を一度舐めただけです。私は、兄さんの血を傷口から舐め続けたんです」

兄「だから何だ?」

妹「量も濃度も鮮度も、兄さんの血の方が遥かに上だったんです」

兄「だから何だよ!」

妹「直接、この指に吸い付いて飲む血は……どれだけ美味しいと思いますか?」

やべえ
勃ってきた

兄「……っ」 ゴクリッ

妹「唾を飲みましたね」

兄「今のは違う!」

妹「血を飲むのは罪ですか? なぜですか? ただ人と違うだけです。それだけです」

兄「普通じゃない」

妹「常識が何の役に立ちますか? 飢えを満たしてくれますか? ……なんて、兄さんに言っても仕方ありませんね」

兄「そうだ、僕はまともなんだ」

妹「はい。私が、兄さんをまともじゃなくしてあげますから。兄さんは被害者でいてください」 ジュプッ

兄「んむぅっ!? ふいっ、ふひらへぇっ!?」

妹「たっぷり、飲んでくださいね……」 ジュププッ

やってみようかな…とりあえず④

兄「はなへっ! はなへぇっ!」

妹「私はただ指を兄さんのお口に入れてるだけです」

兄「ほれをやめおっ!」

妹「ダメです。それに、すぐに……」

兄「ふあ? ……あ……」 ピチャッ

妹「血の毒が巡りますから」

兄「あ……あー……」 ピチャピチャッ

妹「美味しすぎるんです。正気でいられないくらい美味しくて、それ以外何も考えられなくなる」

兄「……」 チュパチュパッ

妹「兄さん。兄さん」 チュポッ

兄「はふぇ?」

妹「もう血は止まっています」

兄「あ……? あれ、俺……」

妹「私の血、とっても美味しそうに飲んでましたね」 ペロッ

兄「……あ。あ、ああ……俺は、俺は何やってるんだよ……!」

妹「兄さんが悪いんじゃありません。血が美味しすぎるのが悪いんです」

兄「うぅ、うぅぅぅ……」

俺得スレ

妹「次は私の番です。兄さん、指を」

兄「い、嫌だ……俺は、俺はまともなんだ。血を飲んだり飲まれたりなんて」

妹「兄さん」

兄「何だよ! 嫌だって言ったら嫌なんだよ! それともまた無理やりするのか!」

妹「私は兄さんを傷付けたりしません。兄さんが望まないなら無理に飲もうとはしません」

兄「……今更掌返して、信用できるか」

妹「私は兄さんも同じであって欲しかっただけです。それでも兄さんが否定するなら強要はしません」

支援

これは支援

妹「ですが、兄さんは本当にそれでいいんですか?」

兄「いいって言ってるだろ!」

妹「もう血を飲まないでいられますか? あの味を忘れられますか? 一生あの恍惚を味わう事無く生きられますか?」

兄「あ……」

妹「私は無理でした。我慢しても我慢しても、ずっと飢えているんです。何を食べても満たされない」

兄「ああ……」

妹「もう限界だったんです。こうするしかなかったんです。でなければ死ぬしかないくらい、追い詰められていたんです」

兄「そんなの……全部言い訳だろ……!」

妹「そうです。私が兄さんを巻き込んだのは全部私のエゴです。どうしても兄さんが欲しかった」

兄「くそ、くそ、くそっ!」

妹「兄さん、お願いです。どうか私に、血をください」

兄「……好きにしろよ。俺に拒否権なんて、ないも同然じゃねえか」

妹「ありがとうございます。少し痛みますよ」 スッ タラー

兄「……っ」

素晴らしい

妹「あぁあ……! やっと、やっとまた兄さんの血が飲める! あむっ!」 クチュッ

兄「痛っ!」

妹「ほめんあは……あっ、あぁ……」 チュパチュパッ

兄「……」

妹「おいひ……おいひぃ……」 ポロポロ

兄「泣くほどかよ」

妹「あぅ……あぅぅ……」 ペロペロッ

兄「……疲れた……もう、寝たい……」

妹「んぅ……」 クチュッ

兄「……すぅ……すぅ……」

支援

妹「あふぇ……?」 チュポンッ

妹「兄さん、兄さん?」 ユサユサ

兄「ん……」

妹「疲れてしまったんですね」 スタスタッ

妹「よいしょ」 バサッ

妹「私の力では兄さんをベッドまで連れてゆけませんから、風邪を引かないように」

兄「んー……」

妹「おやすみなさい、兄さん。良い夢を」

区切り良いし一旦休憩。疲れた

わかた保守だ

Hosh

何があってもこのスレは守り抜くッッ!!

休憩終了。

妹「おはようございます、兄さん」

兄「……昨日のは悪い夢じゃなかったんだな」

妹「はい。全て現実です。お腹、空いているでしょう?」

兄「今日は飯はいい」

妹「トーストと牛乳だけですが、もう作ってしまいましたから」

兄「……」

妹「おいやですか?」

兄「捨てるわけにもいかないだろうが」

兄「……」 ムシャムシャッ

妹「感想、聞いてもいいですか?」

兄「普通。トーストの上にチーズと目玉焼きを載せた物に感想なんてない」

妹「昨日の感想です。私の血、どんな味がしましたか?」

兄「知るかよ」 ゴクゴクッ

兄「ん……? この牛乳、いつもと違うな」

妹「ええ。少し。どうですか?」

兄「美味い」

妹「やっぱり、一滴垂らしただけでも変わるんですね」

兄「……」 ピタッ

わっふるわっふる

兄「(うひゃぁまた飲めるなんて嬉しいぜ)・・・・・・」

妹「相手の一滴の血の味がわかるなんて感動的じゃないですか?」

兄「人の飯に変な物を混ぜるんじゃねえ!」

妹「言ったでしょう。満たされないんです。何を食べても、何を飲んでも。必要なのは普段から血を飲むことです」

兄「俺は飲まない」

妹「気が狂いますよ」

兄「狂うか。俺はお前とは違うんだ。我慢くらいできる」

妹「兄さんはわかっていません。我慢の本当の意味が。飲んでください」

兄「もういい。トーストは帰ってから食べる。牛乳は捨てとけ」

妹「……後悔しますよ」

兄「するかよ。じゃあな」

妹「私も一緒に行きます」

兄「来るな」

妹「……また学校で」

兄「ああ」

幼「おはよう兄くん! 今朝はずいぶん暗い顔だね!」

兄「男には色々あんだよ。お前こそ毎日よく元気な顔して過ごしてられるな」

幼「何するにも楽しい方がいいでしょ? つまり元気が一番大事ってこと!」

兄「ああ、違いないな。陰気な顔してブツブツおかしな事言ってるより百倍マシだ」

幼「妹ちゃんのこと? 酷いこと言うね」

兄「誰のことかわかる時点でお前も同類だ。あいつの話はいいから行こうぜ」

幼「はいはーい! 今の時間なら早足で行くとバスの時刻にジャスト!」

兄「よし、急ぐぞ!」

幼「あーい!」

兄(あいつが辛気臭い顔であれこれ言うから深刻になったけど、たかが血じゃねえか。アホらしい)

秋葉「なまえは、とおのあきはです!16さいです!」
   「なかよし学校のすみれ組です!」


 パチパチパチ


志貴「秋葉、完璧だ!凄いじゃないか!」
秋葉「かんぺき?」
志貴「100点満点ということさ」
秋葉「まんてん?あーう?」
志貴(折角褒めているのに、秋葉は完璧や満点の意味が分からないのか…)
   「ん~、とっても上手ってことだよ!」
秋葉「キャキャ!わーい!あきは、じょーず?」
志貴「そうだよ!秋葉は上手だよ!」
   「秋葉も、やっと自己紹介ができるようになったな」
秋葉「あう~♪キャキャ!じょーず!じょーず!」


志貴(秋葉は無邪気でいいよなー。
   しかし、18歳でやっとこのレベルか…
   それに、あと2ヶ月もしたら養護学校も卒業なのに…)
   (なんか、虚しい…)


志貴は深い溜息をついた。

兄「ご飯に乗せてズルッといただくよ」

キーンコーンカーンコーン

兄「……あー……」

幼「どしたん?」

兄「腹減った。死ぬ」

幼「朝ご飯食べなかったの?」

兄「抜いた。朝はゴタゴタしてたんだよ」

幼「妹ちゃんと喧嘩したんでしょ? 早く謝らないとダメだよ?」

兄「なんで俺が謝るの前提なんだ?」

幼「どっちが悪くてもお兄ちゃんの方から謝らないと。年長者の義務でしょ?」

兄「腹減った……」

幼「しょうがないなー、もう! 私のお弁当あげちゃおう!」

兄「いや、悪いからいい」

幼「そう言わない! たまには私も購買戦争に参加してみたいのよ!」

兄「そんな良いもんじゃねえぞ。押し潰されながら小銭差し出して大声で叫んで……」

幼「達成感ありそうじゃん?」

兄「あー……いいや、もらう。限界だ」

幼「よぉし! 五百円!」

兄「金取るのかよ」

幼「だって軍資金ないんだもん」

兄「あー……三百円で」

幼「よぉし売った! しっかり食べて授業に集中、お姉さんとの約束ね!」

兄「……全部白米なんですけど」

幼「塩と胡麻も掛かってるよ?」

兄「何をどうしたらこうなる?」

幼「ママが作るお弁当って、すごく簡単そうに見えたから……私もできるかなー、と思ったんだけど……」

兄「その結果がこれか。お前もう料理すんな」

幼「したくても出来ないっちゅーの。台所に出入り禁止されたっちゅーの」

兄「そりゃ良かった。しかしこれで三百円か。高いな」

幼「返さないよ」

兄「食うよ。腹に入れば同じだ。はぐっ、はぐはぐっ」 ムシャムシャッ

幼「おお、良い食いっぷりだね!」

兄「んむっ!」

幼「……で、なんで兄も一緒に来てるの?」

兄「あれじゃ食い足りなかった」

幼「高校生男子の食欲すげー!」

兄「ああ、まあ、成長期だからな」

幼「それで先生、この購買戦争を戦い抜くにはどうすればいいんでしょうか!」

ワーワー キャキャー ウォー

兄「全力で突き抜けろ。人を人だと思うな。ただ前進あるのみだ」

幼「了解であります!」

兄「俺にも俺の戦いがある。……健闘を祈る」

兄「はむっ」 ムシャムシャッ

幼「……」 ジーッ

兄「何だよ?」

幼「別に」

兄「言えよ」

幼「私も食べたいなー。凄く食べたいなー。お腹減ったなー。誰かさんにお弁当食べられたせいでお腹減ったー」

兄「やるよ」 ポフッ

幼「えっ? いいの?」

兄「思ったより、腹、空いてなかったみたいだ。食っといてくれ」

幼「ちょ、この食べかけも? 食べ物は大事にしようって教わらなかった?」

兄「なら食っとけよ。じゃあな」 スタスタッ

幼「行っちゃった。……兄の食べかけ……あむっ」 モグモグッ

幼「……んっ」

兄(腹が減る)

兄(腹が減る)

兄(腹が減る)

兄(食べても食べても腹が減る)

兄(胃は張り詰めてるのに腹が減る)

兄「んくっ。んくっ。んくっ」

兄(水を飲んでも腹が減る)

兄「んくっ。んくっ。んくっ」

兄(まだ飲み足りないからだ)

妹「兄さん。胃が破裂してしまいますよ」

はよ

兄「……何の用だよ。お前が学年はこの階じゃないだろ」

妹「兄さんが心配だから様子を見に来たんです」

兄「僕は平気だ。何の問題もない」

妹「鏡を見てください。それが平気な人の顔に見えますか?」

兄「平気だって言ってるだろっ!」

妹「大きな声を出さないでください。人が集まります」

兄「お前が出させてるんだろうがっ!」

妹「冷静になってください。普段の兄さんはこんな小さな事に腹を立てたりしません」

兄「はぁ、はぁ」

妹「空腹は人を苛立たせます。兄さん、もう限界でしょう?」

兄「お前は、平気そうじゃないか。昨日までだって平然としてたじゃないか」

妹「我慢しただけです。ただ我慢しました」

兄「お前にできたなら、僕にだって出来る」

妹「無理です。我慢は我慢です。平気にはなりません」

兄「うるさい」

はよ

妹「毎日気が狂いそうでした。なぜだかわかりますか?」

兄「……だから、腹が減るからだろ」

妹「違います。そういう意味じゃないんです」

兄「回りくどい話し方するんじゃねえよ! これ以上俺を苛々させるなっ!」

妹「私の血を飲んでください」

兄「断る」

妹「飲まないと、兄さんは地獄を見ますよ」

兄「お前に耐えられたものを俺に耐えられないはずがねえだろっ!」

幼「うわっ! な、何、どうしたの?」

兄「……」

妹「こんにちは、幼さん」

幼「やっほー。えーと、喧嘩中なんだっけ?」

妹「はい。でも大丈夫です、ちょっとした口論ですから」

兄「……行くぞ」

幼「あ、うん。またねー」

妹「はい、また」

はよ

幼「あんさー、何喧嘩してるのか知らないけどね、さすがにあんな大声で怒鳴り付けるのはどうかと思うよ?」

兄「……うっせぇ」

幼「はぁ。気が向いたら相談してよ」

兄「ああ」

幼「そうそう、あのパンね。意外と不味いね。なんでだろ、やっぱりああいうのは自分で勝ち取らなきゃダメかな?」

兄「そうだな」

幼「わぁああああああああっ!」

兄「うわっ!」

幼「……」

兄「な、何なんだよ?」

幼「もういい。……早く仲直りしてよね」 スタスタッ

兄「……仲直りとか、相談とか、そういう話じゃねえんだよ……」

>幼「わぁああああああああっ!」

絶妙ッス! GJ!!

志貴をウザくしたらこうなる…のか…?

兄「……」

教師「現在の選挙制度は小選挙区比例代表制といい……」

兄「……」

教師「小選挙区制は死票が多くなり、偏った結果を……」

兄「……美味そうだな」

教師「……何か言ったかね?」

兄「え。……あ、今のは!」

教師「昼休みが終わったばかりだというのに、君の頭の中は食べ物のことでいっぱいか?」

幼「先生、食い意地の張った人のことはいいので授業続けてください!」

教師「うむ。では、他の国の選挙制度がどのようなものか、実際の例を挙げて……」

兄(美味そう、って……俺、今何考えてた?)

ダレン・シャン思い出した

>>89
中学生だったのか

兄(美味そう。そうだ、美味そうだって考えてた。何が? いや、誰が?)

幼「……」 チラチラッ

兄(幼も美味そうだ。他の奴もだ。全員が違った味の血を持ってる。日によっても変わるだろう)

兄(そうだよ。ここにいる全員に血が詰まってるんだ。いつだって血は飲める)

兄(例えば、今俺がカッターを刺すだけで中に詰まった血が出てくる)

兄「……」 チキチキッ

兄(このまま、前の席の奴を一刺しすればいい。それだけで、血が噴き出して……)

教師「少し早いが、今日の授業はここまでとする。しっかり復習しておくように」

兄「えっ」

教師「……君はもう少し勉強のことを考えるように。では」 ガラガラッ カツッ カツッ

支援

>>91
政経の導入ってこんなんじゃなかったか?

しえん

幼「カッター握り締めて何するつもり?」

兄「わっ、うわっ!」 カシャンッ

幼「危なっ! 刃物を持ってる時は周りに注意しなさいって言われなかったの?」

兄「刃物を持ってる時は後ろに立つなって教えられなかったか?」

幼「うん!」

兄「嘘つけ。あー、くそ。ビックリした」

幼「で、何するつもりだったの?」

兄「鉛筆でも削ろうかと」

幼「授業中に?」

兄「暇だったんだよ」

幼「そんなだから怒られるんだよー。フォローしてあげたんだから感謝しろよ!」

兄「フォローになってねえよ」

この手のスレは>>1と最後のレスを読めば問題なく理解できる

いやおもいっきりぱくりだろwwwwwwww

幼「私じゃ、ダメなのかな」

兄「あん? 何がだ?」

幼「私じゃ、相談相手とか、頼りにされたりってできないのかな」

兄「だから、俺は別に」

幼「悩んでるよね。すごく。私さ、馬鹿だけどわかるよ。でも、馬鹿だから頼りにされないんだよね」

兄「……そういう話じゃないんだよ」

幼「いいよ、気遣わないで。結構傷付く。あー。あのね、私は馬鹿だけど力になりたいと思ってるの」

追いついた。つぎ、はよ

兄「……」

幼「ダメかな」

兄「……なら。なら、俺に……」

妹「兄さん!」

幼「妹ちゃん? どうしたの?」

妹「昼はあんな風に別れてしまったので、お話したいと思って」

兄「……」

幼「……うん、そうだね! やっぱり二人の問題だもん、ちゃんと話し合って解決しなくちゃね!」

妹「お借りしていきます」

幼「頑張ってね! 私は二人が仲直りするのを待ってるからね!」

しえん

兄「……」

妹「兄さん。目を逸らさずに私を見てください」

兄「……」

妹「何を言おうとしたんですか? 幼さんに何と言おうとしたんですか?」

兄「別に……何も……」

妹「誤魔化さないでください。兄さん、兄さんはもう高校生なんですよ。子供だった私とは違うんです」

兄「何の話だよ」

妹「大事になる可能性があると理解してください。世間がそれをどう思うか、想像してください」

兄「だから、何の話だよ!」

妹「『血を飲ませてくれ』。……そんな頼みが受け入れられるだなんて、間違っても思わないでください」

ズギュン!!ズギュン!!ズギュン!!
馴染むッ!!実に馴染むぞッ!!

兄「何なんだよお前はっ! 先回りしてあーだこーだって! いい加減にしろよ!」

妹「私を怒鳴り付けて気が済むなら好きなだけそうしてください」

兄「お前なぁ……っ」

妹「取り返しの付かない事もあると、兄さんは知ったはずです。お願いですから無茶は……」

兄「お前が言うなっ!」 ガンッ

妹「……っ」

兄「あ……」

妹「……気は済みましたか? 足りないなら何度でも殴ってください。兄さんにはその権利があります」

キャラ増えるのはいいが残念な扱いにはしないでくれよ

メインヒロインは先生ですか?

クズめ…妹に手を出すとは…

とりあえず死刑で

兄「ごめん」

妹「巻き込んだのは私ですから。……唇、切れてしまったようです」

兄「保健室に行こう」

妹「いえ。……それよりも、もっと良い治療法がありますから」

兄「治療法?」

妹「私が兄さんにしたのと同じことです。たっぷり味わってくださいね」 チュッ

兄「……! んんぅっ、うぅんっ、むぐぅううっ!?」

妹「ん……はむっ……んふ……っ」 チュッ クチュッ クチュッ

兄「うぅううううっ! はばっ、はばぜっ!」

妹「ぷはっ。……兄さん。舐めてくれなければ治るものも治りません」

兄「治し方が間違ってるだろうが!」

デレ…ではないのか

…ぅふ

妹「これは兄さんのためでもあるんですよ?」

兄「妹にキスされるのが俺のためになるかよ」

妹「血です。兄さんも、もう気付いているでしょう。血はそこら中にあるんです」

兄「わかってる。これは……辛い」

妹「目の前にある物を食べずに我慢する。最初からなければ我慢も簡単なんですが」

兄「だからって妹の唇に吸い付いて血を吸えるか?」

妹「私の気持ちは既に伝えました。私は兄さんが好きです」

兄「俺は違う」

妹「兄さんは、私をただの物だと思ってくれればいいんです」

兄「思えるかよ」

妹「思えます。思ってください。……時間がありません、早くしてください」

紫炎

妹「目、閉じてますから」

兄「なんでこうなるんだ……」

兄(妹にキスする兄がどこにいるんだよ。初めてにこだわるつもりもねえけど、こんなのアリかよ)

妹「まだ、ですか……?」

兄「血縁相手にキスなんてできるか……」

妹「これならどうですか?」 サッ

兄「……目線?」

妹「兄さんの部屋の雑誌では、こういう風に手で目を隠した女性が裸で……」

兄「勝手に見てるんじゃねえよ!」

妹「兄さんが出しっ放しにしているからです。私だって、相手のプライバシーくらい考えます」

いもぺろしえん

兄「ぐぅ……っ」

妹「どうでしょうか? まだ、ダメですか?」

兄「……他人だと思えばいいんだ。他人、他人」

妹「……」

兄(知らない女の子が俺に向かって唇を突き出して、キスを待ってる。……そう考えて見ると、可愛い顔してるじゃねえか)

妹「兄くん。キスして?」

兄「……お前、このっ!」 チュゥッ

妹「んぅ……っ」

兄「はふっ、ふぅっ、んむっ!」 チュゥゥッ クチュッ チュプッ

妹「は……んぅ……」

兄(血……血の味がする……ああ、止まる! 止まる前にもっと、もっと!)

東京グールのパクり乙

妹「はぁ……はぁ……」

兄「あー……あ……」

妹「私の唇は、どうでしたか?」

兄「はえっ? あ、あぁ、えぇと」

妹「夢中で吸い付いていましたね」

兄「あ、あれは血を味わっていただけで! 別にお前の唇がどうとかじゃねえ!」

妹「はい。それでいいんです。私は、兄さんに心まで求めたりはしません」

兄「……ああ、そうかよ。俺は教室に戻るぞ」

妹「兄さん。さっきも言いましたが、気を付けてくださいね」

兄「わかってる。……わかってるよ」

東京グールってどんなあらすじ?

ふぅ…

トイレ

ほうほう

幼「おかえり」

兄「あれ、先生は?」

幼「自習。黒板に書いてるでしょ」

兄「へぇ。珍しいな、お前が真面目に課題にやってるなんて」

幼「……」

兄「ん、どうした?」

幼「スッキリした顔してるね」

兄「まあ、その……一応、仲直りはした感じだな」

幼「へぇ、そう。仲直りした兄妹はあんな風にキスするんだね」

兄「……何だって?」

幼「大きい声で言って欲しい? ねえ!」

兄「お前、落ち着けよ」

幼「落ち着いてるよ。ねえ、そういう事なんでしょ? 今朝からウジウジしてたのもさ」

兄「だから違うって」

幼「もう、いいから。……どっか行ってよ」 ポタッ ポタッ

兄「……なんでお前が泣くんだよ」

幼「どっか行けって言ってるでしょ、この変態っ!」

兄「……ああ、悪かったな、話しかけて」

Ω ΩΩ<な、なんだって~

幼うぜぇ

担任「連絡事項は特になし。以上、解散だ」

兄「おい、幼」

幼「……」 トボトボ

兄「おい!」

幼「話しかけんな、変態」

兄「だからあれは……」

幼「私さ、心配だったんだよ。なかなか戻って来ないし、喧嘩でもしてるんじゃないかって」

兄「……あれは、あいつが……」

幼「見てたんだよ。ねえ、あんな風に一生懸命してたのに、言い訳するの? もういいでしょ」

 ∧_∧
( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)

兄「人の話を聞け、この馬鹿!」

幼「なっ、馬鹿って何っ!」

兄「お前が馬鹿だから馬鹿だって言ってるんだよ、この馬鹿!」

幼「変態の癖に人の事馬鹿馬鹿言うな!」

兄「もういいから来い」

幼「放せぇ、この変態! 誰か助けて、誘拐されるぅ!」

兄「妹の所に行く」

幼「これ以上何見せ付けようって言うのさ!」

兄「黙って付いて来い」

 ∧_∧
( ;´∀`) トイレ行きたくなってきた…
人 Y /
( ヽ し
(_)_)

誰かスレ立て代行してくれませんか?

スレタイ
妹と妹の友達と銭湯来てるけど質問ある?

本文
暇なので

女の子って風呂なげーのな
二人が戻って来るまで

俺「バーン」

>>133ok

幼「放せ、放せよ!」

妹「……何事でしょうか?」

兄「傷を舐めてる所を見られた」

幼「何だよ二人してわかったように話してさ! 勝手にやってればいいじゃん!」

妹「……言いましたよね、受け入れられると思わないでくださいと」

兄「妙な勘違いされてる方が気持ち悪いんだよ。それにな、俺はこいつを信用してるんだ」

幼「何なのさ……もう訳わかんないよ……」

妹「ひとまず、人のいない所に移動しましょう。学校の中では目立ちすぎます」

兄「ああ。行くぞ」

幼「誰か説明してよー」

キートン山田「後編へ続く」

また休憩。

>>133
やっといた

休憩していいから完結させろよ

衛星がおまえを監視してるだろう

>>135
ごめん(´・ω・`)
戻って来ちゃった

もし立てしまってたら家帰ってから書き込むわ

しえん

しぇん

経血を飲めば…

しえん

休憩終了。

幼「……その妄想話を信じろって言うの?」

兄「妄想じゃねえ。事実だ」

幼「兄と妹ちゃんが血液中毒のイカれた奴らで、さっきのは血を舐めてた? あんた頭大丈夫?」

妹「……全部事実です」

幼「マジで?」

兄「マジで」

幼「どないせいっちゅーねん!」

兄「こっちが聞きてえよ」

妹「どうもしなくていいですから。幼さんは何も言わず、黙っていてください」

幼「どういうこと?」

紫苑

妹「私達がそういうモノだと黙っていてくれるなら、後は好きにしてくれていいです」

幼「好きにって言われてもねぇ。花火でもする?」

兄「季節じゃねえだろ。大体なんで花火だよ」

幼「なんとなく、花火したいなーと思って」

妹「……軽蔑しても嫌ってくれてもいいですから、私達に構わないでください」

幼「やだ」

妹「なぜですか?」

幼「なんかねー、私少しわかってきたよ。あれだね、妹ちゃんは兄を孤独にしようとしてるんだよ」

兄「何だそれ?」

妹「でたらめです!」

五寸釘支援

幼「お兄ちゃんを独り占めしたいんだよ。だから私を遠ざけたいんでしょ?」

妹「違います。私と兄さんは特別なんです。他の人とは相容れない存在なんです」

幼「違うね! こうして普通に話せるし普通に笑える! それを勝手に妹ちゃんが孤独にしてるだけだよ!」

兄「おーい。つまりどういうことなんだ?」

幼「今まで通りってこと。何も変わってなんかないんだよ。大体さ、その血が飲みたい病みたいの? 本当にあるの?」

妹「疑ってるんですか?」

幼「胡散臭い。兄もさ、妹ちゃんに思い込まされてるだけじゃないの? 血が飲みたい血は美味しいってさ」

兄「……そう言われると、そうかも」

幼「でしょ?」

妹は催眠術の達人だった

幼は催眠(ry

妹「いい加減にしてください。何も知らないくせに、ベラベラと」

幼「そっちこそいい加減にしなよ。私、そういう澱んだ感じの大嫌い」

妹「……どうしても信じないんですね?」

幼「信じるわけないじゃん。血が美味しい? 味の違い? んな話あるかっつーの」

妹「わかりました」 スッ ブシュゥゥッ

幼「何やってんのっ!?」

妹「このくらいの深さなら、問題ないはずです。……兄さん、血ですよ」

兄「うぐ……あ、あぁ……」

幼「ちょ、兄?」

兄「ん……っ」 クチュッ

幼なじみうざいな
レイプしたあとバラバラにしてコンクリートに埋めたい(^q^)

>>158昔女子高生そんなことされる話あったよな

コピペであったな

兄「んく……んく……」 ゴクッ ゴクッ

妹「兄さん、美味しいですか?」

兄「あー……あぁ……」 チュプッ

幼「兄! 兄!」

兄「んぅ……」 ピチャッ ピチャッ

妹「まだまだ出ますから、いっぱい飲んでくださいね」

幼「やめさせてよ! こんな兄、見たくない!」

妹「ダメです。私の血が止まるまで、兄さんは舐め続けるんです」

兄「あむ……っ」 チュプッ

うっひょう!

いいねいいね!背徳こそが人生での快楽だ!

兄「……あれ……俺……?」

幼「うぅぅっ、うぅぅぅっ!」

兄「ど、どうしたんだ、幼?」

妹「自分が何を口にしたのか、理解したんです。私達の苦悩も知らずに、あんな風に言って……」

幼「……まだ。まだ、わかんないじゃん。全然わかんない!」

妹「何がです? 幼さんも血を舐めるつもりですか?」

幼「私は……兄の血なら、舐めたことある。小学生の時に、彫刻刀で切った兄の指を……」

妹「美味しいとは感じなかったんですね」

幼「感じるはずないじゃん!」

妹「では、違うんです。幼さんと私達は別のモノなんです」

ぺろいもしえん

幼も血が好きになればいいんじゃね

幼「だから、暗示か催眠か洗脳か知らないけど、そういうのなんでしょ!」

妹「まだ言うんですか? 私が暗示を掛けた? いつです?」

幼「それは……」

妹「どれだけ強力なモノか知りませんが、それはずっと掛かったままなんですか?」

幼「そんなの知らないよ!」

妹「そんな事ができるなら、私は兄さんに『私を好きになってください』と言っています」

幼「えっ?」

妹「私は兄さんが好きです。愛しています。あなたの言うとおり、兄さんを独り占めしたいのかもしれません」

祝・謎彼Xアニメ化

これは良い妹


今妹の誕生日のお祝いに歌歌ってあげたら笑いながら叩いてきた痛い

妹「でも、兄さんは違います。私の片想いです」

幼「そう、なの?」

兄「……ああ。昨日そう言われた。当然断った」

妹「はい。幼さん、まだ同じ事を言うのなら、私が兄さんに好きになるよう言わない理由を教えてください」

幼「それは……」

妹「……」

幼「わかんないよ……」

妹「……これ以上、引っ掻き回さないでください。あなたは部外者なんですから」

幼「うぅぅぅっ! 違う、部外者じゃない! 私は兄の幼馴染だっ!」

兄「だが私は神だ」

おまえだったのか

暇を持て余した

神々の

兄妹の

妹「それは他人です」

幼「何! 何なのっ! 二人きりの秘密を邪魔されたから? そういうのが嫌だって言ってるの!」

妹「邪推しないでください」

幼「余裕見せんな! 腹立つ!」

兄「おい、何なんだよ! お前なんで切れてるんだよ!」

幼「兄は黙ってて! ……部外者なんて言えなくしてやるんだから!」 チキチキッ

兄「カッター? おい、幼!」

幼「うっ、うぅっ! えいっ!」 ズッ ビュッ

兄「この馬鹿、やめろ!」 バシッ

幼「痛っ! な、何すんのさ!」

>>159
おい、やめろ

幼メンヘラで勝手にかまってかまってでうぜぇえええええええええ
感情移入してここまで読めるだけこのSSは凄いのかね

いいよいいよー

兄「それは俺の台詞だ! お前こそ何してんだよ!」

幼「だって、だって、部外者だって言うから、だから……」

妹「幼さんは兄さんに血を飲んで欲しいんです」

兄「なんでそうなるんだよ!」

幼「私だってわかんないよ! でもこのままじゃ兄は妹ちゃんのものになっちゃうよ!」

兄「はぁ?」

幼「このまま妹ちゃんの血を吸って妹ちゃんに依存してドンドンおかしくなって……」

兄「お、おい?」

幼「そうなっちゃった後じゃ遅いんだよ!」

妹「飲んであげたらどうですか?」

幼「……何のつもり?」

妹「味の違い。確かめてみるのも悪くないんじゃないですか?」

兄「俺の意志はどうなってるんだよ」

妹「どうぞ。好きに選んでください。ただ、幼さんを想うなら今の内にはっきりさせた方がいいと思います」

幼「兄、おねがい」 タラリッ

兄「……わかったよ。んっ」 チュプッ

幼「ん……っ」 ピクッ

兄「……」

妹「どうですか?」

妹余裕だな

この血をつくったのは誰だぁっ!!

幼なじみマジでうざい

>>183私です(^q^)

ヤンデレ④

>>183
そりゃ幼馴染だろ

兄「……美味い、と思う」

妹「どんな風ですか?」

兄「柔らかい味だ。なんか、舐めてて暖かくなる」

幼「……妹ちゃんより美味しい?」

兄「それは……その……」

妹「我を忘れるほどじゃない。見ればわかるじゃないですか」

幼「妹ちゃんは黙っててよ! 兄、どうなの?」

兄「……どっちが良いとか、そういうのじゃないと思う」

幼「歯切れが悪い言い方しないで、はっきり言って」

兄「……幼も美味いけど、妹の方が美味い。きっと幼の血がどうのじゃなくて……」

妹「私と兄さんの相性が良いだけです、落ち込まないでくださいね」

幼いらなくね?必要?ねえ…必要?
いらないよね…消しちゃえ消しちゃえ消しちゃえ消しちゃえ消しちゃえ消しちゃえ

>>189
落ちけつ

使い捨てはやめてくれよ

>>183
 \                    /

   \  丶       i.   |      /     ./       /
    \  ヽ     i.   .|     /    /      /
      \  ヽ    i  |     /   /     /
   \

                                  -‐
  ー
 __          わ た し で す            --
     二          / ̄\           = 二
   ̄            | ^o^ |                 ̄
    -‐           \_/                ‐-

    /

            /               ヽ      \
    /                    丶     \
   /   /    /      |   i,      丶     \
 /    /    /       |    i,      丶     \  

はよ

幼「……落ち込むわけ、ないじゃん。バカじゃないの! たかが血じゃん!」

妹「それでも、兄さんは私を選んでくれました。この意味がわかりますか?」

幼「わかるか!」

妹「これから兄さんはずっと私の血を飲み続けるんです。幼さんの知らない所で、ずっと」

兄「待てよ、俺はそんなつもり……!」

妹「では我慢しますか? 狂うような空腹に苛まれながら、ずっと我慢し続けますか?」

幼「……何なのさ。何で、そんな風なのさ。兄が側にいるのが当然みたいな顔して、何なのさ」

妹「私の血を兄さんが美味しいと感じるように、私も兄さんの血を美味しいと感じる。これって運命だと思いませんか?」

幼「思うか、バカ! バカ! バーカ!」

メンヘラって困るね

そうだな可愛すぎて困るな

シエン



ガオレン

妹「もう諦めてください。あなたは必要ないんです」

兄「おい、そんな言い方あるか! お前は一体何様のつもりだ?」

妹「少し、言い過ぎました。ごめんなさい。でも、わかってください。そして、諦めてください」

幼「やだ。絶対やだ。私だって、私だって兄が好きなんだ! それなのにこんなの……諦められない!」

兄「……何? えっ、何? 今なんて?」

幼「兄が好き! 大好き! 超好き! 好きなの! 気付け馬鹿!」

妹「兄さん、行きましょう」

幼「死にたいほど好き! 何だってできるくらい好き! ずっと一緒にいたいくらい好き! これでも足りないくらい……!」

妹「黙りなさい」 グイッ

幼「むぐっ!」

支援

最初調子良かったけど幼馴染み出てきてからガズボズボらしさがなくなったな
妹に特化してる

ずっと妹のターン…

>>200
二回目だから言っておくけど、違う

なんでガズボズボの作者だってわかるんだ

メンヘラでもいい。病んでてもいい。ただ幼馴染が欲しかった。それだけだ。

俺は別人だけど、擬音の使い方、三点リーダー、平仮名・片仮名の小文字の有無、漢字の使用頻度、「!」「?」の使用法、行間の取り方、投下速度、雑談頻度
この辺チェック項目にすれば何割かの確率で当たると思う。普通やらんけど

あと出現時刻も

地の文入ってないから違うよな

妹のキャラ付けの仕方がすごい似てるけど

妹「兄さん。先に帰っていてください。私は幼さんとお話があります」

兄「えっ、あっ、うん。うん」 スタスタッ

妹「……なんて事を言うんですか!」

幼「ぷはっ! ……私が告白しちゃいけない理由があんのかっ!」

妹「理由なんて話じゃありません、こんなのルール違反です!」

幼「何のルールだ! 恋にルールなんてあるか!」

妹「あなたは何なんですか? 何の権利があって踏み込んで来るんですか?」

幼「そっちこそ妹の癖にでしゃばんな、この変態!」

妹「……もういいです。あなたに理解してもらおうとは思いません。好きにしてください。さようなら」 スタスタッ

幼「最初からそうするって言ってるじゃんか、バカ!」

>>202
マジかよ最初の雰囲気と、まさかガズボズボがツイッターやってて
ちょうどタイミング一緒だったからそう思ってたわ
勘違いすまんね(´・ω・`)

妹とも幼ともどちらも救

この妹小学校の頃から高校までずっと兄の血吸うの我慢してたの?すごいね

幼支援

兄「……」

妹「兄さん。まだあの人の事を考えてるんですか?」

兄「そりゃ、あんな風に告白されたら考えるだろ」

妹「……私の気持ちには応えてくれないのに、あの人には真剣なんですね」

兄「お前は妹だろ」

妹「ただそれだけの事なのに、なぜでしょう。なぜこんなにも遠いんでしょう」

兄「すぐ近くにいるだろ」

妹「ええ。手を伸ばせば届く距離にいるというのに、あまりに遠くて泣いてしまいそうです」

兄「訳わかんねえよ」

妹「今はわかってくれなくてもいいと、いずれ兄さんも私を愛してくれると。そう思っていました」

兄「妹は妹だ。異性としては見られない」

妹「いえ。兄さんはきっと、私を愛してくれました。そうなるはずでした。なのに……」

兄「……」

妹「あの人さえ、余計な事をしなければ」

兄「そういう話じゃないだろ」

妹「そういう話だったんです。兄さんは優しいですから、必ず情を移します。その相手は私のはずでした」

監禁!強制逆レイプ!

はよ

兄「まるで俺が幼と付き合うみたいな言い方だな」

妹「ふふっ、そうなるでしょうね。あの人がどう行動するかは知りませんが、きっとしつこく擦り寄ってくるでしょう」

兄「お前、あいつが嫌いなのか?」

妹「憎いですよ。私が欲しい物全てを持っている人ですから」

兄「何だそれ?」

妹「兄さんの隣にいて、兄さんと恋愛して、兄さんと結婚して、兄さんの子供を産む。そんな妬ましい未来を持ってる人」

兄「お前さ、怖いよ。普通に恋愛して結婚して、子供産んで幸せになれよ。そんな普通の幸せでいいだろ」

おや妹の様子が…?

>>211
赤い血だけが血液だと誰がおっしゃった

あぁ…ふらぐをたてたな場かめ


さて最初から読むか

うふふ

妹「私は子供の頃から兄さんが好きでした。血の味を知る前からです」

兄「俺が?」

妹「兄さんは乱暴で、悪戯っ子で、意地悪で。なのにとても優しくて、強くて、いつも私を守ってくれました」

兄「そりゃ俺がお前の兄貴だったからだろ」

妹「兄さんは幼さんのことだって同じように守っていましたよ? きっと私は兄さんが兄さんでなくても好きになりました」

兄「……何を言ったって結論は変わらねえよ」

妹「はい。兄さんは私を愛してくれません」

兄「ああ。そうだな。悪いが、俺はお前とは……」

gzbzbツイッターなんかやってんのか

>>224
全然書き込んでないがやってるよ
アカウントあるだけみたいな感じ

落ちるの早いから怖いわ

妹「そんな結末、私は認めません」

兄「認めなくても現実は現実だ。それこそ諦めろよ」

妹「兄さん。兄さん。私の大好きな兄さん。兄さんと私の絆は血に刻まれているんです」

兄「血の話はもういいだろ」

妹「ダメですよ。これから兄さんには私の血の味をたっぷり覚えてもらうんですから」

兄「はぁ?」

妹「食事の時間ですよ」 ズリュッ ダラダラ

兄「うぅぅっ、やめっ、やめろぉっ!」

妹「目を塞いでも鼻が匂いを嗅ぎます。鼻を塞いでも耳が血の滴りを聞きます。兄さん、どうぞお飲みください」

兄「あっ、あぁ……っ」

やはり妹の血はよくなじむ!
WRYYYYYYYYYY!

兄(……あれ? 俺は、どうして……んっ!)

兄「んぐぅ! もがっ、もがぁっ!」

妹「どこか痛い所はありませんか? 人を縛るなんて初めてだったから、失敗してるかもしれません」

兄「ぐぅぅっ! うぅぅっ!」

妹「ないようですね。安心してください、兄さん。私は兄さんを傷付けたりはしません」

兄「うぐぅぅぅっ!」

妹「はい。不自由な想いをさせるのは申し訳ないと思いますが、我慢してください」

兄「もがぁぁぁっ!」

妹「まずは、味を覚えてもらいます」

顔面騎乗で経血を飲ませるとか…

追いついた
監禁キター!

傷だらけとかやーよ

妹「お口のタオルを外しますが、大きな声を出さないでください。無駄に血を流したくないんです」 グチュッ

兄「……こんな真似して、どうなるって言うんだ?」

妹「どうなるんでしょうね。さあ、アイマスクとヘッドフォンをしますよ」

兄「何をするのか説明しろよ!」

妹「兄さんはお口を開いているだけでいいですから。痛い事はしません。私は兄さんを愛していますから」 

兄「こんな事して信用できるかよ」

妹「兄さんは、私の気持ちまで疑うんですね」 ポロポロ

兄「こんな真似しといて泣くなよ……くそっ、言うとおりにすりゃいんだろ!」

妹「ぐすっ……ごめんなさい、泣くのは卑怯でした。私が加害者で、兄さんは被害者ですから」

駄目だ俺にはまだ早すぎるスレだ。うつになた

右手が止まらん

妹「そのまま眠ってしまってもいいですよ。お口だけは開けておいてくだされば」 グッ カシャッ

兄「ああ……ん……」 シャカシャカッ

妹「……はい。そのまま五感を閉ざして、お口だけに集中していてくださいね……」

兄(……暇だな。アイマスクで真っ暗だし、音楽がうるさくて眠れないし……マジで暇だ……)

妹「一滴目です……」 スッ ポタッ

兄「んぅっ!」

兄(血だ、血が口の中に……何だ、これだけか。たったこれだけの事に、こんな大掛かりな真似するなよな)

妹「……」 ジーッ

兄(……単調な曲だな。もっと他のも流してくれればいいのに)

兄「おい、何か別の曲に変えてくれよ」

妹「……」 ジーッ

兄「おーい。いないのか?」

妹「今は、まだお話できませんから。我慢してくださいね」

洗脳や!

知ってるかスマイル?血って鉄の味がするんだぜ

兄(あー。こんなの何の意味があるんだよ)

妹「二滴目です」 ポタッ

兄「んぅっ!」

兄(まただ、また血が。さっきより味が濃く感じる。なんでだ?)

妹「舌にだけ意識が集中して、私の味をはっきりと覚えてゆくんです」

兄「おい。そこにいるんだろ。早くしろよ。いつまでこうしてればいいんだよ」

妹「……」 ジィーッ

兄「おい!」

妹「三適目です」 ポタッ

兄「んぐっ!?」

はよ

ヤバイおっきした

はよぉおおおおお

兄(また血が。血の味が。何なんだよ、こんなちょっとずつ!)

兄「おい、聞いてんのかよ! こんな半端な真似して何になるんだよ!」

妹「もどかしいですか? もっと欲しいですか? ……ダメです。私もあげたいけど、ダメなんです」

兄「おい! いい加減にしろよ! おい!」

妹「……」 ジィーッ

兄「……いないのか?」

妹「……」 ジィーッ

兄「……くそっ」

妹「……」 ジィーッ

この妹出来るな…
ただのメンヘラヤンデレとは違う…

兄(本当にこの音楽は鳴ってるのか? ずっと同じだ。ずっと。視界も暗いまま。体も動かせない)

妹「……」 ジィーッ

兄(妹はいるのか? もういないのか? 他の誰かが側にいるんじゃないのか? 俺を見てるんじゃないのか?)

妹「……」 ジィーッ

兄(血が飲みたい。口に広がるあの味を、匂いを、もう一度感じたい)

兄「あー。あー」

妹「血が、欲しいんですね。でもダメです。まだダメです」

兄「あー。あぁ、あぁぁ……」

妹「四滴目です」 ポタッ

兄「あぁっ! あぁぁっ!」

はよ

ほう

はよ

兄(血だ! 血だ! 血だ!)

妹「嬉しいですか?」

兄「あぁ! あぁぁっ!」

妹「五滴目です」 ポタッ

兄「あぁっ! あひっ! ひぁっ!」 ガタガタッ

妹「……」 ジィーッ

兄「あ……? あぁ、あぁあっ!」

妹「……」 ジィーッ

兄「うぅぅっ、うぅっ!」

不覚にもおっきしそうになる
まだ調教部分だというのに

妹「私の血の味、覚えてくれたみたいですね。もう忘れちゃダメですよ」

兄「あぁぁっ! あぁっ!」

妹「……ご褒美です、舐めていいですよ」 チュプッ

兄「んぐっ! んぅぅっ!」 チュゥゥゥッ

妹「吸われすぎて干乾びてしまいそうです。……可愛い兄さん」

兄「んぐっ、んぐぅっ、んぐぅぅっ! あっ、あぅうううう……っ」 ピチャッ

妹「涎、垂れてしまいましたね。お口、拭いましょうね」 フキフキッ

兄「あぅあ、あー……」

はよ

あぅぅ……

朝まで残ってますように(´・ω・`)

兄「う……うぅ……」

妹「気分はどうですか?」

兄「妹……」

妹「はい、私です」

兄「あぐっ……うぅぅぅっ……」

妹「どうしたんですか、兄さん?」

兄「お前……最初から全部見てたんだろ……!」

妹「はい。見てました。ずっとずっと兄さんを見ていました」

兄「笑ってたんだろ……俺が夢中になるのを見て、笑ってたんだろ……!」

妹「いいえ。私も兄さんに覚えてもらうために必死だったんです」

兄「覚える?」

妹「私の血の味を、です。兄さん、私の血の味を思い出してください。脳裏に鮮明に浮かぶはずです」

兄「……あっ」 タラッ

妹「ふふっ」 フキフキッ

兄「せ、せめてティッシュかハンカチを使えよ!」

妹「兄さんの涎を汚いなんて思いませんから。次を始めましょう」

兄「まだやるのか?」

妹「次は、匂いです。今度はアイマスクだけでいいです」

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)はよ バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

妹「目の前に指があると思ったら飛びついてください」

兄「まるで魚釣りだな……釣られるのが俺じゃ笑えないな」

妹「それじゃ、始めます」

兄「……」

妹「何かお話をしましょう」

兄「何か? ……喉が渇いた」

妹「後でお水を持ってきます」 スッ

兄「ああ、頼む。ずっと転がされたままだ、そろそろトイレにも行きたい」

妹「ごめんなさい。これが終わったら必ず」 スゥッ

兄「んっ! ……今来たと思ったんだけどな」

妹「残念ですね」

徐々に調教されてますね本人が気づいてないのもポイント高いです

はよ

兄「……こんな間抜けなのを俺は何度も繰り返さないとダメなのか?」

妹「あの血の味をもう一度味わいたくないんですか?」 スッ

兄「そりゃ……でも、本当に指は目の前に来てるのか?」

妹「兄さんだって血の匂いはわかるでしょう?」 スゥッ

兄「確かにしてる気はするけど、まだ口の中に少し血の風味が残ってるから……」

妹「鮮度が違います。今、まさに流れている血の匂いを感じてください」

兄「んっ! ……もういやだ。絶対に来てないだろ」

妹「……わかりました。差し出すたびに兄さんの頬に、血で線を引きましょう」

兄「それで目の前に来た証明ってことか?」

妹「はい。まずは、二本です」 スッ スッ

兄「二回も来てるのかよ……」

支援

兄「……」

妹「兄さん。幼さんの血は美味しかったですか?」

兄「幼? ……また飲めるならの飲みたいくらいには、美味しかった」

妹「……兄さんが血を飲む事を否定しなくなったのは、幼さんのおかげかもしれませんね」 スッ

兄「幼の?」

妹「はい。……三回目です」 ススッ

兄「えっ? 今来てたのか?」

妹「ええ。……幼さんが兄さんに血を飲ませてくれたから、兄さんは血を飲むことを肯定できたように思います」

兄「……そうかもな。でも……んっ!」

妹「ハズレです」

兄「くそっ!」

なんか兄が可愛い

はよ

ねむい

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)はよ バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

妹「そういう意味では、幼さんには感謝しています。私だって兄さんの苦しむ姿は見たくありません」

兄「んっ! ……ああ、そうか? 俺にはお前が楽しんでるように思えるよ」

妹「兄さんが思うほど私は冷静でも残酷でもないです」 スッ

兄「そうかよ」

妹「ええ。兄さんの側にいると、いつも心臓が高鳴って大変なんですから。……四回目です」 ススッ

兄「はぁ? 嘘だろ!」

妹「本当です。いつもドキドキしています」

兄「そっちじゃねえ!」

妹「血が止まりかけてますね。んっ」 スッ ピチャッ

兄「……あ。今、血が匂った」

妹「その調子です。その匂いが近づいたら咥えてください」

なんか読んでると血が欲しくなってくるな・・・

なにそれこわい

ちょっと妹の血飲んでくる

兄「お前がどれだけ俺を好きでも、俺はお前の兄貴のままだぞ」

妹「もし、他人に生まれたとしても私は兄さんを好きになりました。でも、今私が好きな兄さんは兄さんです」

兄「どういう意味だ?」

妹「今の私は、兄さんが私の兄さんである事も含めて好きなんです。だから、私は私のまま兄さんに愛されたい」 スッ

兄「んっ! んぅぅっ!」 チュゥゥゥゥッ

妹「ふふっ、よくできました」 ナデナデ

兄「あぁぅ……あぁー……」 ペロペロ

妹「大好きです、兄さん。私の兄さん」 ナデナデ

おまわりさんこっちです

オレの黒歴史が掘り起こされるorz

>>274
kwskというかスレ立てしろ

>>274
白歴史だろ
いろんな意味で

妹「おはようございます、幼さん」

幼「……兄は?」

妹「まだ眠っています。昨日は夜遅くまで頑張りましたから」

幼「何をさ?」

妹「秘密です」

幼「……何したのさ?」

妹「二人で遊んだだけですよ。……夜遅くまで」

幼「そういう含み持たせんのもやめっ! そういうの苛々すんのっ!」

兄「何騒いでんだよ、朝っぱらから……」

寝るから保守しろ

>>275
中学時代中二病だったオレが
自分の血を舐めて
「この味が忘れられねぇ…」

予想の斜め上をいった

>>279
ごめん小枝して笑った

真っ黒だったわ

>>238
ピンポンなつかしいなww

誰か頼むからあの頃のオレを殺すかあの現場見たやつの記憶を消してくれorz

幼「兄、おはよ! 昨日はこの変態娘に変な事されなかった?」

兄「おー。変な事……」 ダラー

妹「兄さん。涎」 フキフキッ

兄「おわっ! 悪ぃ、思い出してたらつい」

幼「……あ……あ……あんだこれー!」

妹「恋にルールはない。そうでしたよね、幼さん? 一日の間に少し仲良くなるくらい、何の問題もないですよね?」

幼「あるわバカ! 何だそれ! 何だそれ! 何だそれ!」

兄「だから朝からうるさいって……」

幼「お前もじゃボケー! 何デレデレしてんのさ! 人が一生懸命告白したっていうのに次の日には何なかった事にしてんのさ!」

兄「……あ。あー、うん」

幼「本気で忘れてるじゃんかー! 何なのさーもう!」

へへへ、支援だ

兄ただの薬中になってね?

妹「兄さん。幼さんと付き合ってもいいんですよ?」

兄「えっ? お前、俺が好きなんじゃないの?」

幼「いいって言ってるんだから付き合おうよ! ついでに結婚しよ!」

兄「いやまだ俺の気持ちとかそこら辺の整理が何も……」

妹「二人の問題ですから私は何も口出ししません。ですが兄さん、血の味は変わりませんよ」

兄「あ……」

妹「私の血と幼さんの血。これから先ずっと付き合ってゆくのは、どちらが良いですか?」

幼「血なんて関係ないじゃん! 大事なのは気持ちだよ!」

兄「……あー。うん。そうなんだが、その……」

妹「お腹が空いたんですね。どうしますか?」

幼「あ、兄が飲みたいなら、いいよ。私だって覚悟してるもん!」

兄「……妹、頼むわ」

妹「はい。どうぞ」 スッ タラー

兄「んくっ」 チュゥッ

幼「……っ」 プルプルッ

妹「どうしたんですか、幼さん?」

幼「こんなんおかしい! 絶対おかしい! 何したんさ!」

妹「兄さんに血の味を覚えてもらいました。仕方がないでしょう? 私が幼さんに勝てるのは、血だけですから」

幼「覚えたって、明らかにおかしいじゃん! 一晩でこんな風に変わるなんて、よっぽど変な事したんでしょ!」

兄「んぅ……」 クチュッ

妹「こんなに安らかな顔をしてるのに、変な事なんて。負け惜しみにもほどがあります」

幼「高校生にもなって赤ちゃんみたいに指に吸い付くのが変じゃなくて何なのさ!」

兄「……あー」 チュプッ

妹「幸せ、でしょうか?」

幼「ふざけんなや! こんな後ろ暗い幸せあるかっ!」

兄「んぅ。……何だよ、うるさいな」

幼「お前も目を覚ませやボケ!」 ゴンッ

兄「痛っ! 何してんだコラ!」

幼「それはこっちの台詞じゃボケー! 何されたか知らんけど、そんな簡単にやられんなバカ!」

みてます

支援

はよ

兄「……別に俺も、妹が正しいなんて思ってないし、このままでいいとも思ってねえよ」

幼「へぇ。ふぅん。それで?」

兄「結局さ、もう俺は血を飲まないとダメなんだよ。お前だって美味い飯が食いたいと思うだろ?」

幼「食欲基準で人を見るな!」

妹「幼さん。もう兄さんは、そういう風にしか人を見られないんです」

幼「あんたがそうしたんだろうが!」

妹「……幼さんは、どうしたいんですか?」

幼「私は、前と同じように、ううん、それ以上に兄と一緒にいて、それで……」

妹「温かい家庭を築いて? その兄さんは今の兄さんですか? 違うでしょう。幼さんは認めていないだけです」

幼「何がさ!」

妹「幼さんは、兄さんが変わってしまったという事実を受け入れていないんです」

幼「わ、私だって、兄が飲みたいなら前みたいに!」

妹「これから毎日ですよ? 結婚しても子供ができても毎日、飲ませ続けられますか?」

幼「毎日……」

妹「今の兄さんを受け入れるというのは、そういうことです。わかったのなら消えてください」

兄「……悪ぃな」

幼「……やだ。私は逃げない。考えが甘かったのは認めるけど、それなら改めればいいだけじゃん」

妹「本当にしつこい人ですね」

幼「私だって昨日今日兄を好きになったんじゃないんだ。諦められるか」

おもしろいな

ガンバレ幼

ガズボズボ懐かしいな…

支援

兄「俺だって……幼のことは、嫌いじゃねえよ。誰かと付き合うなら幼を選ぶ。でも」

幼「なんでこうなるのかなぁ……なんで好き同士付き合ってめでたしにならないのかなぁ……」

妹「付き合えばいんじゃないですか?」

幼「はぁっ?」

妹「だから、付き合えばいいじゃないですか」

兄「お前は……何がしたいんだ?」

妹「私は最初から止めていませんよ? 幼さんが兄さんと付き合うのも、結婚するのも反対しません」

幼「……どういう企みなわけ?」

妹「企み、ですか?」

幼「……ふぅ。妹ちゃんさ、これだけ散々やってくれた後でそんな事言われて、どうしろって言うの?」

妹「それじゃ、本音を言いますね。私今、倒れそうなんです」

幼「はっ?」

企み……
兄と幼が結婚→出産→兄の血を継ぐ子供→妹メシウマー

うん ないな

妹「だから、倒れそうなんです」

幼「なんで?」

妹「貧血です。昨日からどれだけ血を流したと思います? 倒れない方が不思議でしょう?」

兄「……言われてみりゃ、そうだな」

妹「ええ。さっきから頭痛と眩暈で死にそうなんです。今もかなり無理しています」

幼「それが、何? 大変だとは思うけど、それで何なの?」

妹「今までが張り切りすぎだったのは認める所ですが、毎日血を飲ませ続けるというのは楽じゃないです」

幼「で?」

妹「正直、私一人じゃ兄さんを満足させるのは難しいと思います」

幼「……つまりあれ、血を飲まれるために彼女になれと?」

妹「はい。どうでしょう?」

幼「ふざけんなー!」

というかそもそも、妹も血が欲しい体質の筈なのに、今は兄程血に飢えてないよな

>>304
それは、なんだその 「愛」だよ 「愛」

兄「それ以前に俺が我慢すれば済む話だろ?」

妹「我慢したとしても、やっぱり私一人で足りる量じゃないと思います」

幼「血の話ばっかすんな! 私を見ろよ!」

妹「……幼さん。兄さんが血を飲む姿、可愛いと思いませんか?」

幼「何さ。……そりゃ、少しは可愛いと思うけど」

妹「でしょう? 吸われるのも楽しいものなんです。どうですか?」

幼「……もしだよ、もし私が兄と結婚して幸せな家庭なんて築いちゃったとして、妹ちゃん耐えられんの?」

妹「耐える? 耐えるのは幼さんですよ?」

幼「はぁ?」

寝られねぇw

エイズになりそうでやだなこのスレ

血液と性病は関係無い たぶん

妹「どんなに幸福でも、兄さんの隣にはいつも私がいるんです。もう兄さんは私を、私の血を手放せません」

幼「……」

妹「わかりますか? 私が一番で、幼さんが二番。これから先ずっと、ずっとです。耐えられますか?」

幼「……私、あんたが大嫌いだ。一生嫌いなままだと思う」

妹「そうですか。それで、どうするんです?」

幼「……兄!」

兄「何だ?」

幼「……結婚を前提にした感じで、よろしく」

兄「本当にいいのか?」

幼「いい! ……このまま逃げたって、どうせ後悔するんだ。もう好きにしてよ!」

兄「投げやりだな。……こっちこそ、よろしく。俺、やっぱお前が好きだわ」

>>309
エイズでググれ 

>>309
小学生は寝てなよ

粘膜からじゃなきゃならないだろ

>>313
じゃあなんで血液製剤からエイズ感染するんだよ?

妹「兄さん。指を出してください」

兄「何するんだ?」

妹「私も我慢の限界なんです。兄さんの血を、ください。そうすれば、まだ頑張れますから」

兄「わかったよ。ほら」

幼「兄は私の血を飲むんでしょ? 私の指も切ってよ」

妹「はい」 スッ スッ タラー

幼「痛いっての!」

兄「……だな。やっぱり痛ぇ」

お口の中にも粘膜あるよね?^^

>>314
かまうなよ

余計な種を撒いてしまったか
申し訳ない

>>317
すまなかった……

支援

妹「慣れてください。……兄さんの血、いただきますね。あむっ」 チュプッ

兄「幼、俺ももらうぞ。……んぅ」 チュゥッ

幼「ん……。どう? 私の血、ちゃんと美味しい?」

兄「ん……うまひ……」 ペロペロッ

妹「あぅ……ん……」 チュゥゥッ

幼「本当、子供みたいに美味しそうにして。ああ、もう、憎たらしいなぁ!」

兄「ふぁ……あー……」 クチュッ

妹「うぁ……んー……」 クチュッ

幼「私も、美味しいと思えたら良かったのになぁ……。あー、ちくしょー! 二番って何だよぉ!」

くそっ!! 俺はこんな所で寝てしまうような器のちっせぇ男だったのかよ!!

保守がんばってくれ

いいねぇ

ただ指を突き出して飲ませるのか
顔の手前まで引き寄せて飲ませるのか妄想が捗るな

エピローグ

教師「……ん、兄はいないのか?」

「ぶっ倒れて保健室に連れてかれました。付き添いで幼も一緒です」

教師「ああ、それは言わなくてもわかる。では今日は前回の続きから……」

兄「んくっ」 チュゥッ

幼「次は私の番だよ!」

兄「んくっ」 チュゥッ

妹「幼さんの方が飲んでいる時間が長いです。代わってください」

兄「ふぁ……ん……」 ペロ

幼「私の血は全部兄の物なんだから、好きなだけ飲んでいいんだよ?」

兄「うぅ……あー……」 クチュッ

妹「ふふっ。兄さん幸せそう」

幼「私の血を飲んでるからだね」

妹「私のでしょう」

幼「たかが妹の癖に!」

妹「妹だからこそ得られる幸せもあるんですよ。……ねえ、兄さん」

兄「あ……あー……」 チュプッ


おわり

疲れた。吐きそう

>>326
ペロペロ

>>326

俺の血を好きなだけ飲んでいいぞ

絶対バイオレンスな展開になると思ったのによくそうしなかったな

うむ。一線を超えそうで超えない常識をわきまえた妹だったな

深夜なのに人多いなぁ
バイオレンスにしたら、血を飲むってのが薄れそうだったから

>>332
おつかれさん

その部分重要視してたのね
幼が妹殺そうとしたり妹の調教がどんどん激しくなっていく展開を想像してた

>>332

次も楽しみにまってるわ

追いついたら終わってた乙
ちょっと誰か俺に血くれよ



気づいたらもうこんな時間か

>>332

一気に読んじまった
まあ俺の血でも飲んで休め

吸血鬼って何度か出てたけど、吸血病の方が正しい
現実の病理に基づいてるわけじゃないけど、血を好きな人ってのは実際にいる
元ネタ探しで合ってたのは謎の彼女Xだけ
東京グールの読みきりは読んだ。連載でやるネタじゃないと思ったわ。やってるらしいけど

まあ、こんな遅くというか朝まで付き合ってもらって、本当にお疲れさまでした

>>338
当ってた
うれしい

調教早めに打ち切ったあたりから飽きて来たのかなーと思ってた
お疲れー非常に興味深いスレでした

追いついた おつかれさまでした
こういう感じのとっても好き

気が付いたら終わっていたでござる

大層乙であった

乙ー

だれか血ください

>>2
死ね

>>1乙ぱい

おつ

おつ

いちもつ

>>1乙抜いた

良かった残ってた
面白かったよ>>1

よかった残ってた
保存した

素晴らしい誰が何と言おうとこの>>1は素晴らしい

Age

おつちゃん

ほも

あぁー妹の血美味しいよぉーペロペロペロリ

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