きゅうべえ「僕と契約してスクールアイドルになってよ!」 (73)

代行


ID:DTJnjSpLi

代行サンクス!

ご覧の通りの忍法帖なのでクソ遅いが許してくれ

次のレスから始めます

まどか「でね、ママは直に告白できない男はダメだって。」

さやか「相変わらずまどかのママは厳しいなー。でも美人だしカッコいいんだよねぇ。」

ひとみ「そんな風に割り切れればいいんですけど」

まどか「いいなぁ。私も一通くらいはもらってみたいな。ラブレター……。」

さやか「まどかさんはひとみみたいにモテモテになりたいのかな~?だから今日はリボンからイメチェンと…。」

まどか「ちっ、違うよ!これはママが……」

さやか「ははーん!さてはママからモテる秘訣を教わったなぁ?けしからーんっ!そんなまどかはこうだーッ!」コチョコチョ

まどか「いやっ!ちょっと……あはは!やめてよぉ……///」

さやか「まどかは私の嫁になるのだー!」

ひとみ「……(コホン)」

ーー学校ーー

早乙女先生「いいですか皆さん!今日は大事な話があります!心して聞くように!」ビシッ!

早乙女先生「卵焼きとは半熟ですか?完熟ですか?中沢くん!」

中沢くん「えぇ!えっと…どっちでもいいんじゃないかと…」

早乙女先生「そうです!どっちでもよろしい!第一、卵の焼き加減なんかで女の魅了が決まると思ったら大間違いです!」

さやか「またダメだったみたいね」ヒソヒソ

まどか「またダメだったみたいだね」ヒソヒソ

早乙女「はい♪それでは今日は転校生を紹介します♪」

さやか「そっ、そっちが後回しかよ!」

早乙女先生「暁美さん、どうぞ。」

ほむら「……」スタスタ

\オォースゲービジン/

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」ジィー

まどか「えっ………?」

モブA「ねぇ暁美さんって前はどこの学校だったの?」

ほむら「東京のミッション系の学校よ。」

モブB「前は部活とかやってた?運動系?文化系?」

ほむら「やってなかったわ」

モブC「すっごい綺麗な髪だよね!えれなちゃんみたい!」

ほむら(えれなちゃん?)

さやか「ねぇまどか。あの転校生と知り合い?なんかさっきすごいガン飛ばされてなかった?」

まどか「えっ?ううん……」


ほむら「ごめんなさい、色々と緊張して気分が悪くなってしまったみたい。保健室に行かせてもらうわ」

モブA「あっ、じゃあ私が連れてってあげるよ!」

モブB「私も!」

ほむら「いいえ、お構いなく。係りの人にお願いするわ」

ツカツカ……ツカツカ

まどか「えっ!?」

ほむら「鹿目まどかさん。あなたがこのクラスの保健係よね。連れて行ってくれる?保健室。」

まどかSSは支援

>>13 ありがとう!

スタスタスタスタ

まどか「(ど、どうしよ、なんか話さなきゃ……)」

ほむら「…………」

まどか「暁美……さん?」

ほむら「……ほむらでいいわ。」ツカツカ

まどか「ほむら……ちゃん?カッコいい名前だね。」

ほむら「鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」

まどか「えっ?わ、私は……大切にしてるよ!家族や友達も大好きでとっても大事な人たちなの。」

ほむら「そう……なら今と違うあなたになろうなんて絶対に思わないことね。」

まどか「どういう……こと?」

ほむら「あなたは鹿目まどかのままでいればいい。今まで通り。これからも。」ファサ

ーーファーストフードーー

さやか「なにそれ意味わかんない!」

まどか「だよね、意味わかんないよね……。」

さやか「実はサイコで電波なやつとは……わぁー!いったいどれだけキャラ立てすれば気が済むんだ!萌えか!これが萌えなのか!」

ひとみ「ふふふ。本当に不思議な形ですのね。……アラ?もうこんな時間。お先に失礼致しますわ。」

まどか「今日も何かのお稽古?私たちもそろそろ行こっか。」

さやか「あっ、まどか……帰りにCDショップ寄ってもいい?」

まどか「いいよ。また上条くん?」

さやか「えへへ。まぁね♪」

ーーCDショップーー

交わした約束~忘れないよ~♪

さやか「えーっと、クラシックはどこだー?」

まどか「ねぇねぇ、これって……さやかちゃん?」

さやか「あぁ~、最近流行ってるスクールアイドルってやつでしょ?確かA-RISEだっけ?………って違うねこれ。μ's?なんて読むんだろ。」

まどか「わかんない……でもみんな可愛いよ~。」

さやか「なになに?まどかはひとみよりも、こういうアイドルみたいなモテモテになりたいのかな~?」コチョコチョ

まどか「も、もう……!やめてよぉ……///」

さやか「はいはい。じゃあ私このCD買ってくるから。ちょっと待っててね!」

まどか「うん、わかった。その辺見てるね。」

ーー本日ミニライブやります!売り出し中のスクールアイドルです!ーー

まどか「アイドルだぁ……巴マミさん?聞いたことないや……。」

さやか「お待たせ~ッ!なぁに?またアイドル?」

まどか「うん、この辺で今日ライブやるんだって。」

さやか「へぇー。巴マミか。こっちも聞いたことないね。まぁせっかくだし行ってみる?」

まどか「ほんと?!行こう行こう!」

ーー小さなライブ会場ーー
マミ「あなたの心にティロ・フィナーレー♪」

さやか「ティロ?なに?」

まどか「お客さん私たち以外に三人しかいないよ……」

客1「ティロwwwフィナーレwwwwww」

客2「おっぱい!おっぱい!」

客3「……zzzz」

さやか「しかもあんなのしかいないよ……」

マミ「ふぅ……みんな今日は来てくれてありがとー!またねー!」ボインボイン

まどか「にしても、おっぱい……」ジィー

さやか「おっきいね……」ゴクリ

「ねぇ、君たち。アイドルに興味ないかい?」

まどか「えっ?だれ?」キョロキョロ

さやか「まどか……!足元!なんだこの気持ち悪い生き物?!」

きゅうべえ「やぁ、僕の名前はきゅうべえ。君たちにお願いがあってきたんだ」

まどか「お願いって?」

きゅうべえ「僕と契約してスクールアイドルになってよ」

まどか・さやか「スクールアイドル?」

マミ「あらっ、きゅうべえ。ここにいたのね。その二人は?」

ほむら「あなたのwwwwww心にwwwwwwティロwwwwwwブホッwwwwwwマミなにやってるのよwwwwww

……はっ!まずい、きゅうべえとまどかが接触してしまったわ。にしてもあのアイドル巴マミ()といいこの時間軸は今までとは違うみたいね。様子見しておこうかしら……」







ほむら「あなたの心にwwwwwwティロwwwwwwフィナーレエエエエwwwwww」

ーーマミハウスーー
スズズ……カチャ

マミ「ふぅ。何から話すべきなのかしらね」

まどか「マミさんはどうしてスクールアイドルになったんですか?」

マミ「そうね、そこから話そうかしら」

ーー
ーーー
ーーーー
きゅうべえ「僕と契約してスクールアイドルになってよ!」

マミ「あなた誰なの?なんで私がアイドルに……」

きゅうべえ「宇宙がなんやかんやでヤバイんだ!君がアイドルになってファンを集めてくれれば、彼らのそのパワーがなんやかんやで宇宙を救うんだ!」

マミ「あなた、そのボキャブラリーでよく説得できると思ったわね。どうせ設定ちゃんと覚えてないんでしょ」

きゅうべえ「それは作者にもっかいアニメ見てこいって言ってよ!お願いだマミ。君のおっぱ……いやその抜群の容姿があればきっと成功するんだ!君にしかできないことなんだ!」

マミ「私にしか……?まぁ話くらいは聞いてもいいかしら。でも私アイドルなんて全然知らないし……」

きゅうべえ「(ちょろいなぁ)そういうことならまずはこれを見てよ!」ポンッ

ヘイツ!ヘイッ!ヘイッスタッダッシュ!♪

きゅうべえ「彼女たちはμ'sっていうスクールアイドルでね。ちなみに僕の一押しはことりちやんさ」

マミ「ふぅ~ん。この希って子可愛いわね。」

きゅうべえ「(同じタイプやんけ)そうだね。どうだい?やってみないかい?君だけが頼りなんだ」

マミ「私だけが……頼り……。わかった。私やってみるわ。」
ーー
ーーー
ーーーー

マミ「かなり簡単にだけど、ということなのよ」

さやか(ちょろいなぁ)

まどか「アイドルなんて……すごいなぁ」

マミ「ふふふ、そうでもないわ。」

きゅうべえ「そこで、鹿目まどか。そして美樹さやか。君たちにもスクールアイドルになって欲しいんだ。最終目標は『ラブライブ』に出場して欲しい」

さやか「ラブライブ?」

マミ「スクールアイドルだけが集まってやるライブのことよ。スクールアイドルはあるサイトに登録されて、その中で一般の人による投票をするの。そして上位20位内に入れたグループだけが出場できるのよ。」

きゅうべえ「そう、ポイントはグループであることとスクールアイドルであることなんだ。君たちはみんな見滝原中学校の生徒だね。」

まどか「だから私たちなんだね。」

さやか「でも他にももっとアイドルらしい子の方がいいんじゃ……まどかも私もアイドルなんて似合わないって!」

きゅうべえ「そんなことないそ。僕は君たちがアイドルとしての可能性を大いに秘めていると感じているよ。」

マミ「なにもすぐに決めることはないわ。ゆっくり悩んでちょうだい。」

ーー帰り道ーー

さやか「どうするまどか~?アイドルだってさ」


まどか「う~ん。迷っちゃうね。私なんかに出来るのかなぁ。」

さやか「モテモテになるぞ~?ははっ、なんてね。私、恭介のところに行くからっ!じゃあね!」

まどか「うん、また明日~。」

ーー病院ーー
さやか「よっ!恭介げんき?」

シャカシャカシャカ
恭介「あぁ、さやか。音楽聴いてたらから気づかなかったよ」

さやか「あはは……邪魔したね……。はい、これ。新しいCDだよ」

恭介「…………」

さやか「せっかくだから聴こうよ。」カチャ

~♪~~♪

恭介「…………くっ!」バコッ!

さやか「恭介!?どうしたの?!」

恭介「やめてくれよ!もうクラシックなんか聴きたくないんだ!僕への当てつけか?!嫌がらせに来たのか?!」

さやか「そ、そんな……私そんなつもりじゃ……」

恭介「いいかい、よく聞いてくれ」

さやか「うん、ごめん恭介……」














恭介「今はアイドルの時代なんだ!!!!!」ガタッ!

さやか「恭介?!」

恭介「A-RISEって知ってるかい?!知ってるよね!みんなはセンターの綺羅ツバサちゃんが可愛いって言うけど、僕は断然あんじゅちゃんを推すね!!あぁあんじゅのことももちろんわかるよね?」

さやか「きょ、恭介…………わかった。」


恭介「わかったって何がだい?!彼女らの魅力かい?」

バンッ!

さやか「奇跡も魔法も……あるんだよ!じゃあ、私行くとこあるから!」

恭介「おい、さやか!まだ話は終わってないぞ!これから、スクールアイドルの歴史についてだな…………!!」

ーーライブ会場ーー
まどか「さやかちゃんに来てって言われて来たけど、ここって……」

さやか「せっーの!」

客1「うおおおおさやかああああ!!」

客2「マミさああああんんんん!!」

マミ「ティロ・フィナーレー!!」

客3「だからティロ・なんとかってなんだよwwwwwwwww」


まどか「さやかちゃんが……アイドルに?」

ーー
ーーー
さやか「ふぅ~。」

マミ「美樹さん、お疲れ様。すごく良かったわ」

まどか「さやかちゃんアイドルになったの!?」

さやか「あっはっはっ!まぁ色々あってね~……」

まどか「お客さんも10人くらい増えてたね!」

きゅうべえ「美樹さやかが加入したことで、若干だけれどファンが付いたようだね。さやかの一生懸命なところは好きな人が多いみたいだ」

さやか「へへーん。どうだ!」

まどか「すごいよさやかちゃん!」

さやか「まぁ舞い上がっちゃってますね、わたし!」

マミ「えぇ、でもまだまだダンスもおぼつかないわ。」

さやか「そういうの覚えるの苦手で……」

マミ「少しずつ頑張っていきましょう。……これで私も一人じゃないわ……」

まどか「マミさん何か言いました?」

マミ「ううん、なんでもないの。私は先に失礼するわね。」

さやか「まどか。」

まどか「なーに、さやかちゃん?」

さやか「わたし、今、最高に幸せだよ!……きっとこれであいつも振り向いてくれるはずなんだ……」

まどか「ウェヒヒ……私もなんか嬉しくなってきたよぉ」

きゅうべえ「そこでどうだい、まどか?君もアイドルにならないかい?」

まどか「さやかちゃんもやってるもんね……」

「待って」

さやか「だれ?!」

ほむら「鹿目まどかをアイドルになんてさせないわ」ファサ

きゅうべえ「君はいったい……」

ほむら「初めまして、きゅうべえ。あなたが何を企んでいるのか知らないけれど、まどかを巻き込ませるわけにはいかないわ」

さやか「ちょっとあんた!いきなり出てきて何なのよ!」

ほむら「美樹さやか。あなたのその衣装……とってもお似合いよ(笑)」

さやか「えっ……///あっ、ありがとう……///」

まどか「でも、どうしてなの?」


ほむら「…………」

カチッ

まどか「あ、れ?ほむらちゃんがいなくなったよ?!」

さやか「嘘でしょ?!目の前にいたのに!わたし瞬きだってしてないよ!それにきゅうべえもいない!」

きゅうべえ「僕をさらうとはどういうことなんだい。それにこの能力は……」

ほむら「次にまどかに近づいたら容赦はしないわ」

ーー
ーーー
ーーーー
さやか「あの転校生いったい何なんだろうね!頭きた!」

まどか「ほむらちゃんにはほむらちゃんなりの考えがあるんだよ、きっと。」

さやか「あぁ~ッ!イライラしたら動きたくなってきた!まどか、ゲーセン寄らない?ダンスのゲームやりたい!」

まどか「うん、いいよ。私は……見てるね。」

ーー
ーーー
ーーーー
さやか「なに、この人だかり!」

まどか「ダンスのところみたいだよ~!」

\キョウコー!/

君と踊りたいロッソ・ファンタズマ~♪

まどか「すごいダンス……それに歌もカッコイイ……」

きゅうべえ「彼女は佐倉杏子。アイドルさ。ただスクールアイドルではないね。言うなれば……野良アイドルと言ったところかな」

さやか「きゅうべえ!あんたどこから出てきたの!」

\ヒュー!/\イェーイ!/

まどか「お金とお菓子がどんどん投げ込まれてるよ……!」

きゅうべえ「彼女の実力は本物さ。ダンスに歌、ルックスどれも取っても完璧だね。」

あんまり早いとさるになるぞ。

杏子「はいはい、どうもどうもー。うんっ?なぁ、そこのあんた!」

さやか「えっ?わたし?」

杏子「そうだよ、最近アイドルになった美樹さやかだろ?噂は聞いてるよ。あんたは……なんでアイドルなんなやってんのさ」

さやか「……恭介ってやつがアイドルのこと好きだからだよ」

杏子「あんたそいつに惚れてんのかい?



…………アイドル舐めてんじゃねぇーよ!」

さやか「舐めてなんか!私は本気だ!」

杏子「くだらねぇ!いいぜ、勝負といこうじゃないか。ステージに上がりな。」

さやか「……わかった。」

まあがんばれ

>>41 さるってなに?

杏子「このダンスゲームで、得点の高かった方が勝ち。あんたは簡単な難易度のやつでいいよ」

さやか「いや、私もあんたと同じ難易度でやる」

杏子「ふんっ。面白れぇやってやろうじゃないか」

まどか「ちょ、ちょっと!こんなの良くないよ!」

さやか「まどかは黙ってて!これはアイドルの戦いなんだ……」

\ガンバレーアンコー/

杏子「あんこって言ったやつ後で覚えときなよ。始めるよ!」

>>44
一定時間レスできなくなる。

>>43 >>45 ほぉー。ありがと!
反応があんまりないから、ついスピードがすごいことに……

さやか「ま、負けた……」

杏子「けっ、無様だね。こんなに点差付けられてさ!他人のためにアイドルなんかやってるやつが!私に勝てるわけないのさ!」

まどか「さやかちゃん……」

杏子「とっとと帰んな。そんで二度とアイドルなんかやるんじゃないよ」

さやか「くっ……!」ダッ!

まどか「さやかちゃん!」

マミ「そう、そんなことがあったの。」

まどか「そうなんです。あれからさやかちゃん元気なくって……」

マミ「練習にもあまり顔出さなくなったし……このままじゃまずいわ。」

まどか「はぁー、ですよね。」カキカキ

マミ「ところで鹿目さん?さっきから何を書いているの?」

まどか「あっ?!こ、これはその……」

マミ「見せて……これって衣装?」

まどか「そ、そうなんです。私アイドルなんか出来ないからせめて衣装だけでも考えておこうかなって……」

マミ「あらっ。ふふふ、いい心がけね。あなたも加入してくれれば私は嬉しいんだけど?」

さやか「…………」

杏子「おい」

さやか「……?!あんたか……」

杏子「えらく無愛想だねぇ。それでもアイドルかい?」

さやか「だから!あんたには関係ないだろ!」

杏子「……はいはい。なぁ、ちょっと面貸せよ。」

ーーとある廃墟ーー

さやか「ここは?」

杏子「私の親父はね、アイドル事務所の社長だったんだ。ここはその名残。見ての通りの廃墟さ」

さやか「どうして……」

杏子「親父は私を一流のアイドルに育てるために、色々と手を尽くしてくれた。私も親の期待に答えようと必死で努力したよ」

さやか「だから、あんたはそんなに上手いんだね。」

杏子「でも、私含めアイドルの育成に金をかけすぎたんだ。家のことなんかほったらかしにしてね。それで借金に借金が重なって、返済も出来なくなって……」

さやか「……どうなったの」

杏子「私を残して死んだよ。両親共々。残された私には莫大な借金とこの体に叩き込まれたアイドルの技術しかなかった。」

さやか「そんな……」

杏子「私のためだってやらしたレッスンも全部、あの親のエゴだったんだ。それで最後は私を見捨てて勝手に死にやがった。だからさ!あんたみたいに誰かのためになんて理由でアイドルやってるやつを見ると、イライラするんだ!」

さやか「……」

杏子「絶対にそれはあんたのためにならないよ。今のうちにやめとくんだね」

さやか「あんたのことはわかったよ……でもね!私にはこれしかないんだ!恭介は振り向いてくれないんだよ!」ダッ!

杏子「おい待てよ!……バカヤロー。」

ーー病院ーー
シャカシャカシャカ
さやか「恭介……」

恭介「…………」シャカシャカシャカ

さやか「ねぇ、恭介聞いてよ」

恭介「なに?」

さやか「私アイドルになったんだよ。いつかA-RISEだって抜いてみせるから……!」

恭介「A-RISEか……もうそんなのに興味はないよ、僕が間違ってたんだ。ごめんね、さやか。」

さやか「えっ……?」

恭介「いま僕の心を射止めているのはね……」

さやか(ゴクリ)






恭介「矢沢にこちゃんだよ!!!!!!」


さやか「あぁぁぁぁぁ…………」ペタン

恭介「人気急上昇のμ's!!!その中でもあの愛らしいルックス!!!計算かと思われるほど完璧な素振り!どれを取っても彼女は完璧だ!!!」

さやか「そんな……」


恭介「A-RISE?もう興味ないね!

今や僕は……僕は……にっこにっこにーーーー!!!!
あぁくそ!まともににっこにっこにーも出来ないこの腕がもどかしい!もどかしい!」

さやか「…………」

杏子「食うかい?」スッ

さやか「いい……。」

杏子「振られたのか?」

さやか「ううん。最初っから恭介は私なんか見てなかったんだよ。私一人で浮かれて……勝手にアイドルになって……ふふ。」

杏子「…………」

さやか「私って……ほんと、バカ。」

杏子「そうかよ……なら私が一緒にいてやるさ。一人ぼっちは……さみしいもんな。」

スッ

杏子「食うかい?」

マミ「鹿目さん?美樹さんのことなんだけど……」

まどか「マミさん!私もずっとさやかちゃん見てなくて……心配で……!」

マミ「練習にも来てないし、家にも帰ってないそうよ。一体どうしたのかしら」

きゅうべえ「大変だ!二人とも急いできてくれ!」

まどか「どうしたのきゅうべえ?!」

きゅうべえ「美樹さやかは……もうアイドルに戻れないかもしれない」

マミ「ここは……廃墟のようだけど。」

まどか「あっ!あそこに座ってるのって!さやか…………!ちゃ……ん?」

さやか「……」ガツガツ

杏子「……」ガツガツ

きゅうべえ「美樹さやかと佐倉杏子は明らかに摂取カロリーをオーバーした量の食事を取っている。その結果ブクブクと太り出した。」

まどか「あぁ……さやかちゃん!やめて!アイドルになったんでしょう!」

さやか「……放っておいてよ」ガツガツ

スタスタ……スタスタ

マミ「…………」ガツガツ

まどか「マミさんまで!やめて!」

マミ「こんなのもうどうしようもないのよ……。食べるしか……ないじゃない……!」

さやか「……」ガツガツ

杏子「……」ガツガツ

マミ「……」ガツガツ

まどか「こんなのって……こんなのって……ないよ……!」

まどか「それからほむらちゃん指導の元、厳しいダイエットが始まりました。」


ほむら「美樹さやか。サボらないで、しっかり走りなさい。今のあなたは醜いただのブタよ。」

さやか「わかってるよ!」

マミ「……」コソコソ

カチッ

マミ「はっ!あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『私は今まさにケーキを隠れて食べようと思ったら、いつの間にか、そのケーキはなくなっていた。』
な…何を言っているのかわからねーと思うが、
私も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

ほむら「ケーキはしばらく禁止よ」モチャモチャ

マミ「あぁん!私のケーキィィ!」

まどか「いち早くダイエットに成功した杏子ちゃんは、見滝原中学校に転校してきました」

杏子「さ、佐倉杏子だ!よろしくな!」

「「「また可愛い子がきたぞー!!!おー!!!」」」

まどか「それはそれは大人気でした。それから私たちのグループにも入ってくれて、ほむらちゃんもいつのまにかアイドルになっていました。それから杏子の指導でダンスの強化もしました」

杏子「ワンツー!ワンツー!おい、ほむらお前一番下手くそじゃねぇか!」

ほむら「ご、ごめんなさい……。こういうのは苦手で……」

杏子「さやか……!」

さやか「なによ杏子!」

杏子「お前ダンス上手くなったな……///」

さやか「誰かさんのおかげでね……///」

まどか「さやかちゃんと杏子ちゃんは仲良しです。」

マミ「グループ名を決めないとね」

さやか「見滝原スクールアイドルじゃダメなの?」

マミ「ダメに決まってるわ!そこで私から提案なんだけど、ティロ……ほむら「却下よ」

マミ「まだ言いきってないわよ!」

杏子「お前のネーミングセンスは絶望的だからな……」

まどか「『puresmile』なんてどうかな……?」

ほむら「ちょー採用!」グッ!

まどか「私はというと、ずっとみんなのマネージャーで、衣装を作ったり歌詞を考えたりしていました」

きゅうべえ「君たちもかなりスキルアップを重ねてきた。今ではかなりのファンを抱えるようになってきているね。でもラブライブ出場にはあと一歩足らない。僕らの順位は21位だ。μ'sを抜かないことには出られないんだ。」

さやか「μ's……」

きゅうべえ「そこでだ、鹿目まどか。やはり君の加入が必要なんだ」

ほむら「もちろん却下よ。」

きゅうべえ「君がそこまで頑なに拒む理由はいったいなんなんだ。わけがわからないよ。」

杏子「ほんとだよ、そろそろ吐けっての!」

ほむら「…………だからよ。」

さやか「なんだって?」

ほむら「それは…………だからよ。」



まどか「ほむらちゃん……」





ほむら「それはまどかが私のものだからよ!!!まどかは私だけのアイドルだわ!誰にも渡さない!まっどまっどまーーーーーー!!!」

まどか「ほむらちゃん!?」

ーー後日ーー
モブA「ねえ、これってさ……」

モブB「絶対そうだよ!聞いてみようよ!」

モブA「ねぇ、鹿目さん……この動画のって鹿目さんだよね?」

まどか「ティヒヒヒ……クラスのみんなには……内緒だよ?」

まどか「結局なぜかμ'sの人たちはラブライブの出場を自ら放棄し、繰上げされたランキングのおかげで私たちが出場することになりました。みんなの願いは無事に叶いました。



だって……スクールアイドルは、夢も希望も叶えるんだよ……ね?」

ーーオマケーー

「ハァハァ…………」

恭介「にっこにっこにーーーー!!!!にっこにっこにーーーー!!!!にっこにっこにーーーー!!!!ハァハァ…………まだまだ!!」

恭介「にっこにっこにーーーー!!!!にっこにっこにーーーー!!!!にっこにっこにーーーー!!!!」

恭介「おおおおおお!!!!頑張ったら腕上がったああああああ!!!ありがとうにこちゃん!!!!にっこにっこにーーーー!!!!」

くぅ~疲

というわけで終わりです
見てる人いるのか? 予想以上に早く終わってしまった……
今週の土曜日にまどかは映画公開ですね、ラブライブも4月には二期決定してます

ちなみに小ネタを説明しておくと、
「puresmile」というはラブライブのランキングで実際に使われてる名前です。
決して作者の趣味ではないので悪しからず

楽しんでくれた人がいれば幸いです、それでは

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