さやか「まどほむと冬休み」(79)

さやか「冬休みの宿題ダリー!誰かに教えてもらおう!」

さやか「とは言ってみたものの…」

さやか「マミさんは受験勉強で居候の杏子も冬休みは鉄壁のマミホーム警備員になってるって言うし」

さやか「仁美と恭介は…クソッ」ガン

さやか「…明日まどかと一緒にほむらん家行って教えてもらおうかな」

さやか「癪だけどね」

     翌日

さやか「いやーまさかすんなりOKしてくれるとはね」

まどか「私も宿題の量多くて困ってたからホント助かったよ~」ウェヒヒ

まどか「そうだ手ぶらも悪いしなんかお土産買おうよ」

さやか「おっけー」

コンビニ店員「いらっしゃいませー」

さやか「やっぱお土産はお菓子だよねー」

まどか「だねー あれ…ロッキーコーナーの前にいるのは…」

さやか「杏子!?」

杏子「お、さやかとまどかじゃん」

さやか「マミさん家の警備員のはずじゃ…」

杏子「なんじゃそりゃ、まあ…言うならばパシリだな」

まどか「と言うと?」

杏子「これには色々あってな…」

        終業式が終わって

マミ「冬休み突入よやっほー!」プルン

マミ「かわいい後輩には受験勉強の建前」

マミ「ホントは冬の特番視聴しほうだい!やったね!」グッ

杏子「うるせーなマミこっちは腹減ったから早く買い出しに行ってくれよ」

マミ「嫌よ」

杏子「は?」

マミ「私が買い出しに行ってたのはほとんど学校帰り」

マミ「その学校が休みってことは」

マミ「冬休みの間は佐倉さんが買い出しに行くこと!」

杏子「いやそれはおかしい私だってマミの為にGSを…」

パァン

マミ「お願いね?佐倉さん♪」ニコッ

杏子「はい」

杏子「というわけなんだよ」

まどか「大変だね…」

杏子「寒いしメモに書いてあるもの以外買っちゃだめっていうし
巴ケチて呼ばれても仕方ねーつーの」

さやか「なるほどね…そういや何でロッキー見つめてたの?」

杏子「マミのメモにトッポ×5って書いてあったんだけど
私はロッキーの方が好きでさでもマミはご丁寧にトッポ分の金しか渡しやがらねぇ…」

まどさや(巴ケチ先輩…)

さやか「仕方ない」ヒョイ

さやか「このロッキーは私がおごる!」

杏子「ホントか!」

さやか「いいのいいの!いつも杏子にはお世話になってるしさ」

オカイケイハー

杏子「ロッキーが5箱も…サンキューな!さやか!」

さやか「マミさんにはバレないようにねー!」

まどか(さやかちゃんやっぱカッコいいなあ…)

まどか(あの後杏子ちゃんを誘ったけどマミさんが時間にルーズらしいので帰っちゃいました)

まどか(がんばれ杏子ちゃん)

まどか「お菓子も飲み物も買ったし行こうかさやかちゃん」

さやか「うん」

さやか「そういやまどかはさ、どこの部分をほむらに教えてもらいたいの?」

まどか「数学と英語かな…ウェヒヒ」

さやか「英語ねーあたしたち日本人なんだから英語なんていらないっつーの!なんてね!」

まどか「もーさやかちゃんったらーw」

      ほむホーム

まどか「ほむらちゃーん」

さやか「たのもー!」

ガチャッ

ほむら「たのもーて何よ…上がりなさい…」

まどさや「おじゃましまーす!」

ほむら「それにしても珍しいわねまどかからではなくさやかから私に電話なんて」

さやか「なんてって何よ!…てのは置いといて電話で言った通りまどかと私の冬休みの宿題手伝…教えてくれないかな?」

ほむら「いいわよ、だいたい昨日で半分終わらせたし」

さやか「さっすが転校生ボルトよりはやーい!」

ほむら「褒めことばとして受け取っておくわ」

ほむら「それにしても珍しいわねまどかからではなくさやかから私に電話なんて」

さやか「なんてって何よ!…てのは置いといて電話で言った通りまどかと私の冬休みの宿題手伝…教えてくれないかな?」

ほむら「いいわよ、だいたい昨日で半分終わらせたし」

さやか「さっすが転校生ボルトよりはやーい!」

ほむら「褒めことばとして受け取っておくわ」

まどか「コントも終わったしほむらちゃんはいお土産」

ほむら「コントしたつもりはないんだけど…ありがとうまどか」

さやか「私は!?」

ほむら「ありがとう美樹」

さやか「何で名字やねん!?」

まどほむ「アハハ」

さやか(結構ほむらって…)

さやか(ノリが良くて表情も柔らかいんだな)

さやか(胸は見た感じ柔らかい以前に無に等しいけど)

まどか「あのね…ほむらちゃん早速で悪いんだけど英語と数学教えてくれないかなーって…」

ほむら「お安い御用よ」ファサッ

まどか「ありがとう!じゃあ数学のプリントのとこなんだけどね」

ほむら「ここは前に習ったナントカカントカを利用して…」

まどか「なるほど!分かりやすいよほむらちゃん」ウェヒヒ

ほむら「まどか専用の家庭教師になりたいぐらいだもの」

まどか「もーほむらちゃんったら// …さやかちゃん?」

さやか「え あ うん」

まどか「さっきから黙りっぱなしで立ったままだよ?具合でも悪いの?」

さやか「あーいやー少し考え事を」

ほむら「貴方でも考えるときがあるのね」

さやか「何だと―w」

まどか「ウェヒヒ」

さやか(そういえばほむらってまどかの事を助けたくてループしてたって)

さやか(その中で私は何度もほむらの障害になったて言うし)

さやか(作り冗談と作り笑い…なのかな)

ほむら「さやかも何か教えてほしい教科ある?」

さやか「うーんとりあえず一人で国語の漢字やっとくよ楽だし」

ほむら「あなたから企画したのに変ね」

さやか「いやーお二人さんの熱々なやりとりを見ると入れなくってさw」

まどか「ちょ///さやかちゃん!」

さやか「んまーそういう訳でまどかに付いてやって」グッ

ほむら「分かったわ」

さやか(そうだよな)

さやか(ほむらにはまどかがいるし)

さやか(例えるなら恭介に仁美もとい仁美に恭介…クソッ)

まどか「1枚終わった―!」バンザイー

ほむら「結構難しいページだけどまどかだから大丈夫だったわね」

まどか「ほむらちゃんのご指導のおかげだよ~」ギュ

ほむら「ありがとうまどか」ニコッ

さやか「…」コホン

まどほむ「////」

QB「二時間後」

まどか「数学のプリント終わったよー」

ほむら「後はドリルだけね」

ほむら「時計…三時か早いわね」

ほむら「休憩にしましょう」

さやか「さんせー」

まどか「みんなで買ってきたお菓子食べよう!」

まどさやほむ「パクパク」

QB「数分後」

まどか「ウェヒヒ…全部食べちゃったね」

さやか「ほむらゴミ箱は?」

ほむら「隣の部屋よ」

さやか「捨ててくるね」

さやか(そうだ)

さやか「まどかも手伝って」

まどか「うん」

ほむら「そんな…お客さんなのに悪いわよ…」

さやか「私が押し掛けたようなもんだしちょっとぐらい大丈夫だよ」

さやか「行こまどか」ギュ

まどか「え…じゃあ行ってくるねほむらちゃん」

               隣の部屋

さやか「まどかはさ(小声で)」

まどか「うん…」

さやか「ほむらの事好き?」

まどか「さや…!?ムグゥ」

さやか「大きい声出さないで!実際の所どうなの?」

まどか「ケホケホうん…好き…だよ」

さやか「恋愛対象としても?」

まどか「それは…」

まどか「す…うんまだわかんない…」

さやか(やっぱり)

さやか「ごめんねこんな事する為に呼んだわけじゃないんだけど
少し…気になってさ」

まどか「うん…じゃあ…私からも質問いいかな…」

さやか「?」

まどか「さやかちゃんはさ…ほむらちゃんの事好きなの?」

さやか「好きだけど…もちろん恋愛対象として!」

まどか「…」

さやか「てああ!友達としてうん!」

まどか「あのねさやかちゃん」

まどか「私ねさやかちゃんがボーッとしてたの見て考えてたんだ」

まどか「さやかちゃんがほむらちゃんを見つめたままボーッとして
もしかしたらって」

さやか「ん…」ポリポリ

まどか「私ねさやかちゃんもほむらちゃんも同じくらい好きなの」

まどか「友達としても恋愛対象としても」

さやか「はあ…てうん!?」

さやか「あんたさっきわかんないって…」

まどか「今決めた」キッパリ

さやか「」

まどか「さやかちゃんもほむらちゃんも私を支えてくれる大切な友達」

まどか「だから私決めたの」

まどか「どっちも嫁にする」

さやか「」

まどか「だけどさやかちゃんとほむらちゃんは仲があんまりよくない」

まどか「だけど昨日さやかちゃんからほむらちゃん家に行くって電話かかってきたとき「これだ」と思った」

まどか「そして道中杏子ちゃんにお菓子を奢るさやかちゃんを見て好感度上昇」

まどか「ほむらちゃんもやさしく二時間教えてくれたし冗談をいうときもかわいすぎる」

まどか「さすが私の嫁候補って思ったの」

さやか(長い…)

まどか「私ねさやかちゃんとほむらちゃんがもっと仲良く、いやそれ以上の関係になってくれれば」

まどか「私がうまくその間に入ってさやまどほむの関係になりたいってずっと…」

ほむら「話は全部聞かせてもらったわ」

まどか「ほむらちゃん!?」

さやか「ほむら!?」

ほむら(聞かせてもらうというより途中からダダ漏れだったけど)

ほむら「まどか…その…素直にうれしいわ…私もまどかの事が好き…」

まどか「私も大好きだよほむらちゃん」ギュ

ほむら「///」

さやか「///~!」

さやか「ほっほむら!」

さやか「まどかとイチャイチャしてるとこ悪いけど!」

さやか「私だって正直に言う!ほむらが好き!」

まどか「さやかちゃん!」

ほむら「悪いけど私は貴方を好きではないわ」

さやか「やっぱり…?」

ほむら「大好きよ」

さやか「!?」

ほむら「いつも何気なく周りを励ましてくれる」

ほむら「ワルプルギス戦の時だって傷ついた私の回復に専念してくれた」

ほむら「今だから言えるさやか…大好き!」

まどか「さやかちゃんの事私も大好き!ギュってしたい!」

さやか「まどかぁ!ほむらぁ!」ギュ

さやか「まどか…ありがとう…今こうしていられるのはまどかが私を正直にさせてくれたおかげだよ!」

さやか「ほむらも…励まされてたのは私だよ」ウルウル

ほむら「さやか…まどか…」ギュ

まどか「二人とも私の嫁になるのだー!」

さやか「お」 まどか「わ」 ほむら「り」

マミ「あー佐倉さん買い出しごくろうさま」ポリポリ

杏子(道中で全部ロッキー食っちまった)

杏子「ただいま…んマミこれは…手袋とマフラー?」

マミ「!?」

杏子「さくら…きょうこって塗ってあるけど…」

マミ「ばれたなら仕方ないわ…佐倉さん…なんで貴女を買い出しに行かせたか分かる?」

杏子「マミ…さん」

マミ「私からのささやかなクリスマスプレゼント」チュ

杏子「///~!?」

マミ「明日から二人で買い出しに行きましょう?」

QB「今度こそ終わり」

終わりです
さやまどほむの中2トリオとマミ杏の師弟コンビが好きなので書いてみました
保守してくれた方々ありがとうございました!

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