【戦国乙女ss安価少々】俺「イチャイチャしてぇ」 (118)


スレタイ通りです。
安価でキャラ作成から始めたい。それから最初に出会う勢力を決めて、パチンコ基準でストーリーを展開していく予定。

戦国乙女ssを書かれておられる方みたく、スキル設定とか細々としたことはしません。てか処理しきる自信がねぇ!!ドンッ

安価出して即興で書いていくとか狂気の沙汰か!!

さて、早速作成します。
まず性格からで

1、熱血系男子 「俺がぁぁ……斬るっ!!!」とか言っちゃう感じ

2、冷静系男子 「いや、それはどうかな?普通に無理だと思うよ」みたいな感じ

3、感情希薄系男子 「……………………ん?俺に言ったのか?」的な

4、二枚目半ニヒル系男子 「え?マジ?俺がやんの?うわぁ無いわーそれ無いわー」みたいな?

5、その他

こんな感じでいい?


安価↓3

てか人いる?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382545922

では次に見た目

身長は?

1、普通 170?175位

2、高い 175?185位

3、それ以上

安価↓2

性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

んじゃ次

年齢ね

1、ヒデヨシ達と同年代

2、ノブナガ達と同年代

3、それ以上 おっさんでは無い。繰り返すおっさんでは無い


安価↓1



性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器でも決めようか。戦うんだよ!

1、刀剣類

2、槍

3、武器なんかいらない。拳一つで十分

4、その他 あんまり突拍子もないのはやめてね。

安価↓1

能力強化のみだと戦いが乙女達に丸投げになっちゃって主人公は空気になりかねないからなぁ
恋姫の主人公みたく

申し訳ないけど再安価↓1で

釣竿ってのは、釣竿みたいな剣とかではなく、針と糸がついた正真正銘の釣竿って事?

なるほど把握した。

性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿


そろそろ名前を決めよう

日本人でよろしく

あんまりにもおかしいやつだと再安価で

安価↓1

おお、よかった。カタカナでって書くの忘れてた。でも一応漢字もお願い。



性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿

名前 大宮 良斗(リョウト)

最後に強さね

1、一般乙女クラス

2、ノブナガやオウガイクラス

3、無双

安価↓1

無双って書いといてなんだけど、あくまでもノブナガやオウガイとかと戦ってもなんとか勝てなくもないって位ね。まぁ十分に無双か。



性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿

名前 大宮 良斗(リョウト)

強さ ノブナガやオウガイより強い


ではここ大事

最初に出会う乙女は

1、ノブナガ達(ヒデヨシとミツヒデも)

2、ヨシモト達(イエヤスも)

3、シンゲン

4、ケンシン

5、マサムネ

からでよろしく

安価↓1




性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿

名前 大宮 良斗(リョウト)

強さ ノブナガやオウガイより強い

最初に出会う乙女はノブナガとヒデヨシとミツヒデ

に決まりました。

細かい設定とか(リョウトの背景とか)はこっちで決めるよ。キリ無くなりそうだし。

何か提案とかあったらよろしく

では妄想してくる。夕方から夜にかけてまた来ます

1です。ソウリン達は出演予定ですが、カシンとテルヨシは出ません。世界観としては1、2です。ハーレムはあるかもだけど、露骨なエロは無いんじゃない?

名前 大宮 良斗(リョウト)

性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿

強さ ノブナガやオウガイより強い

遅くなりました。では始めます

名前 大宮 良斗(リョウト)

性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿

強さ ノブナガやオウガイより強い

遅くなりました。では始めます

いきなり連投すみません

?「ノブナガ様この辺りかと……」

?「そうか。しかし本当にーー」

?「あ、お館様!あれ!あそこに誰か倒れてますよ!」


ーーー


リョウト(なんだ……誰かいるのか。……暖かい、それに眩しい……)

リョウト(俺は……あの時、確かにーー)

?「おい!起きぬか」ゲシ

?「ああ、お館様。乱暴過ぎですよぅ」

リョウト「うっ」

?「あれ?起きそう」

?「おっ?よぉし。オラオラ早よう起きぬか!」ゲシゲシ

リョウト「う、ぐぅ、ぬぅ」パチ

?「お、ようやく起きたか。手間取らせるでないわ」

リョウト「ここは……」ムクリ

?「ここは尾張。ノブナガ様の屋敷の裏山の麓だ。」

リョウト「尾張……だと?」


ーーー


リョウト(信じられないな)

リョウト(この娘達があの織田信長に豊臣秀吉、明智光秀だと?そんなバカな)

ミツヒデ「しかし随分と変わった格好ですね」

ヒデヨシ「ホントだよね、なんかモコモコしてるしー、ねぇねぇ触ってもいい?」

リョウト「ああ、構わないが……」

ヒデヨシ「わぁい」モコモコ

ノブナガ「で、お主。これからどうする?」

リョウト「どうもこうも無い。俺にはまだ、この状況が理解出来ていない。」

ノブナガ「ま、そうじゃろうな。積もる話しもあるじゃろ。屋敷に招待してやろう。」



ノブナガ「ふーん、未来ときたか」

ミツヒデ「とても信じられませんね」

リョウト「それに関しては否定はしない。自分でも馬鹿げた事を言っていると思う」

ヒデヨシ「でもでも、こんなモコモコした服知りませんよ」モコモコ

ノブナガ「まぁ、信じるも何もこやつが未来から来たと言うなら本当に未来から来たんじゃろう」プカァ

ノブナガ「とにかく、お主はしばらくここに居れ」

リョウト「何?」

ミツヒデ「街の占い師が、あの場所に我々の運命を大きく変える何かがある。という結果を出した、確認する為向かったところ、お前が倒れていたのだ」

ノブナガ「そういうことじゃ。お主を拾ってからどうなるか、なかなかに楽しみじゃろう?」

ヒデヨシ「兄ちゃん行くとこ無いんでしょ?」

リョウト「まぁ……な」

ヒデヨシ「ならここに居なよー」

リョウト「……」

ヒデヨシ「兄ちゃん?」

リョウト「ん?ああ、すまない。……世話になってもいいだろうか?」

ノブナガ「じゃから、いいもなにもワシがここに居れと言っておるのじゃ」

ミツヒデ「ノブナガ様がこう仰っている以上私から言うことはない」

ヒデヨシ「うんうん。いいよいいよー」モコモコ

ノブナガ「おいサル!いつまでそうやっておる!」

ヒデヨシ「だってモコモコなんですよー」

ノブナガ「あと、タダメシを食わせはせんぞ。メシが食いたくば何か仕事をすることじゃ」

リョウト「ああ、何でも言ってくれ」




俺は……あの時確かに死んだはずだった

だが、何の因果なのかこの見知らぬ世界で俺はまた生を受けたようだ。

なぜなのか。

その問いに答えてくれる者はいないだろう

きっとそれは俺自身が見い出さなければならない

この世界で俺に何が出来るのか、何をする運命にあるのか……

今はまだわからないーーー

数日後

ノブナガの屋敷 庭



リョウト「……」

ノブナガ「おお、リョウトか。朝っぱら掃き掃除とは精が出るの」

リョウト「こうでもしないと、食事にありつけないからな」

ノブナガ「あっはっはっ!その通りじゃ。しっかり励めよーーとその前にじゃ」

ヒデヨシ「兄ちゃーんご飯だよー」トテテ

ヒデヨシ「あ!お館さま!おはようございます!」

ノブナガ「うむ、おはよう」

ヒデヨシ「お館さま!お食事の準備が出来ましたよ!」

ノブナガ「と言うわけじゃ。先にメシにしよう」

リョウト「ああ」


ここに来て数日が経過した

この世界が戦国乱世であることを忘れてしまそうな、そんな平和な日々だった

だが俺は今あの、織田信長の下にいる

これは束の間だ

食事を終えて、俺はそれを思い知った


すまん。寝落ちた……
今日は0時位に始めたい。と思ってる

名前 大宮 良斗(リョウト)

性格 普段は落ち着いているが、根は熱い人情家

身長 170?175位

年齢 ノブナガ達と同年代

武器 釣竿

強さ ノブナガやオウガイより強い

時間が出来たので少し投下します。
てかちょっと話が駆け足すぎですかね?

朝食後

ミツヒデ「ノブナガ様。文が届きました。こちらを」

ノブナガ「またお嬢か?」ビリ

ミツヒデ「そのようで」

ノブナガ「……」グシャ

ミツヒデ「ノブナガ様?」

ノブナガ「そろそろ、お嬢とも決着を着けねばならようじゃな」

ミツヒデ「……そうでございますか。しかしなぜ急に?」

ノブナガ「別に急では無い。いずれ決着は着けねばならんと思っておった。それに何よりこやつが来た。ワシの運命がどうなるのか見るには良い機会じゃろう?」ニヤリ

リョウト「……」

ノブナガ「ま、遅かれ早かれじゃ。お主が来たことで僅かに早くなったと言うだけの事」

ノブナガ「リョウト。表に出るのじゃ。お主がどれ程見てやるわ」

リョウト「……俺にも戦えと?」

ノブナガ「別にそこまで言いはせん。ただ今回の戦にはお主も連れていく。」

リョウト「何?」

ノブナガ「戦、と言うものがどういうものか。この世界で生きるのならしっかりと見ておくことじゃ」

リョウト「……わかった」

ヒデヨシ「お、お館さまぁ……」

ノブナガ「なぁに、心配するでない。ちょっと撫で合うだけじゃ。ミツヒデ!木刀を二本用意せい!」

また来ます。
22時位には来れそう

ノブナガの屋敷 庭

ヒデヨシ「ねぇミッチー。兄ちゃん大丈夫かなぁ……お館さま超強いよ。ボコボコにされちゃうよぅ」

ミツヒデ「それは大丈夫かと。やつは相当の使い手でしょう」

ヒデヨシ「へ?そうなの?」

ミツヒデ「確証はありませんが、身のこなしから察するに恐らく。一方的にやられる事は……多分無いでしょう」

ヒデヨシ「えー、ホントに?でも兄ちゃんってば全然強そうにみないけどなぁ。何て言うか、守ってあげたくなる?感じ?ちゃんとご飯だよーって言ってあげないと、ご飯も録に食べそうにないでしょ?」

ミツヒデ「まぁ、それは何となく分かる気もしますが……(随分懐いていると思ったが母性本能だったか)」

ーー

ノブナガ「よし!どこからでも来い!」

リョウト「……」

だがリョウトは攻めない。片手で持った木刀をだらりとぶら下げ、地面に木刀の切っ先を引き摺りながらノブナガの周囲をゆっくりと回る

ヒデヨシ「兄ちゃんさっきから何やってるんだろ?」

ミツヒデ「恐らく間合いを計っているのでしょう。いや、もう計り終わったか」

ヒデヨシ「え?」

ミツヒデ「あの木刀の切っ先で描かれた円がもう小さくなっていない」


ノブナガ「ちぃ、来んのならこちらから行くぞ!」


空気を切り裂くほどの一刀

それはとても「撫で合う」などとは呼べるような一撃ではない

だがその一撃は文字通り空を切る

その直後。リョウトから鋭利すぎる突きがノブナガを襲う

ノブナガ「な!?ちっ!」

ガキィィン

ノブナガ「だあぁりゃ!!」

ガッ!ーーガッ!ーーガキッ!

先ほどの突きでスイッチが入ったのかノブナガの猛攻が始まる。リョウトもそれに応じるように打ち合い、そして両者共に距離をとる

ノブナガ「ふー。お主なかなかやるのう。予想以上じゃ」

リョウト「……」

ノブナガ「じゃが、今のでわかった。お主は剣術に長けおるわけではないな?戦う事その物に長けておるのじゃな?」

リョウト「……」

ノブナガ「ふふ…。まぁよいわ。まずは決着をつけよう。話は??それからじゃっ!!」ダッ

ノブナガの掛け声を合図に両者駆け出す。

リョウトは地を這う様な低姿勢からの切り上げ。

ノブナガは大きく振りかぶってからの打ち下ろし。

両者の一撃がぶつかり合い、一層大きな激突音が響いた

とりあえず今日はこのへんで。なかなかまとまった時間が取れなくて思うように書き進められないなぁ。

明日も出来ればこの時間にでも

では、始めます。

が、しかしその強烈すぎる一撃で、決着の前に両者の木刀は真っ二つに折れてしまった。

リョウト「ふむ……」

ノブナガ「なんじゃ。つまらん。折れてしもうた」ポイッ

ミツヒデ「双方お見事でした」

ヒデヨシ「お館さまカッコ良かったですよー。兄ちゃんもすごかったー」

ミツヒデ「そうですね。ノブナガ様はもちろんですが、リョウトには驚かされました」

ノブナガ「そうじゃの。木刀同士だったとはいえワシと互角に打ち合うとはの」

ヒデヨシ「うんうん!兄ちゃんもカッコ良かったよー」

リョウト「……そうでもない」

ノブナガ「かー!お主は本当に辛気くさいのう」

ミツヒデ「全くだな」

ヒデヨシ「もう!そうだよ!こう言うときは笑うんだよ!にーって!ほら兄ちゃんも、にー」




?(あなたはもっと笑いなさいな。こちらまで気が滅入るわ)




リョウト「……ふ」ワシャ

ヒデヨシ「わふ。撫でられちゃった」

リョウト「先程ので庭が散らかってしまった。今朝の掃除の続きを行ってもいいだろうか?」

ノブナガ「ん?お、おう?それは構わんが……」

リョウト「では」

ヒデヨシ「あ、ワタシも手伝う!」

ノブナガ「やれやれ。真面目と言うかなんと言うか」

ミツヒデ「ところでノブナガ様。やつの実力は計れましたが……」

ノブナガ「ん?なんじゃ?戦の事か?」

ミツヒデ「はい。どうなさるおつもりで?」

ノブナガ「戦には連れていく。そこは問題ないじゃろ」

ミツヒデ「リョウト自身の戦闘行為については、リョウトに決めさせる……と?」

ノブナガ「そんなところじゃ」

ノブナガ「まぁ、戦まで暫し時間もある。そう急くでない」

ミツヒデ「……かしこまりました」

ガシャーン ニーチャンゴメーン! キニスルナ タテルカ? ウーイタイヨー

ノブナガ「まったく。サルのやつ、何をやっておるのじゃ」

ミツヒデ「……救急箱を持ってきます」

ノブナガ「うむ」


現時点乙女達の好感度表

ノブナガ「なかなか面白い拾い物をしたものじゃ」

ミツヒデ「まぁ悪い人物では無いでしょう」

ヒデヨシ「兄ちゃん!んー、お兄ちゃんの方がいいかなぁ?」


ちなみに

ノブナガさんは自分のお城を持っているが、出入りとかが面倒臭いので、お城の近くに屋敷を構えてそこにヒデヨシとかミツヒデとか少数の使用人と住んでいる。
という脳内設定

原作とかはどうなんだろ?萌カットインの背景とか見るにお城っぽくないんだよね。
あとアニメは見てない。



ノブナガの屋敷 大広間

リョウト「……ふぅ」フキフキ

ノブナガ「おお、ここにおったか。今日は拭き掃除か。……まさかここを一人でか?」

ピッカピカー

リョウト「ああ」

ノブナガ「……本当に精がでるの」

リョウト「そうでもない」

ノブナガ 「いや、そうでもあるじゃろ……。まぁいい、それより出掛けるぞ。支度をせい」

リョウト「……?」

ノブナガ「城下の市場に出るぞ。南蛮の品を扱う商人が来ておるのじゃ」

リョウト「なるほど。それはわかったが、お前は城主だろ?商人ならここか、城に呼べばいい」

ノブナガ「ふふん。わかっておらんのぅ。ああいった場所に意外な掘り出し物があったりするんじゃ」

リョウト「そうなのか」

ノブナガ「そうなのじゃ。ほれ早く行くぞ。サルとミツヒデが待っておる」

リョウト「ああ。これ(掃除道具)を片付けてからすぐに行く」

ノブナガ「そんなものあとでええじゃろ」

リョウト「いや。そうはいかない。すぐに片付ける」

ノブナガ「ええい!そんなもんはあとでええ!」ガシッ

リョウト「む……」ズルズル


今日はここまでで。そろそろ安価出したいけど。人いないしなぁ……

んじゃ。今日も少しだけ進めます

城下町 市場

リョウト「随分な賑わいだな」

ヒデヨシ「そうでしょ!この国じゃあ一番大きい市場なんだよ!」

ミツヒデ「ここならば、食料品に始まり衣服、生活雑貨、家具、調度品に嗜好品その他諸々。何でも揃うだろう」

ノブナガ「あと、南蛮渡来の品々もじゃ。ではここで解散じゃ。各々テキトーな時間にここに集合じゃ」

ミツヒデ「かしこまりました」

ヒデヨシ「はーい!」

ノブナガ「リョウト!お主はワシと来い」

リョウト「ああ」


そうであったか。リョウト君が喫煙者か否かで安価出そうと思ってたんだよ。ノブナガさんと同年代だしね?もう喫煙者として書いちゃったけど。

市場 南蛮品の露店前

女店主「おお!ノブナガ様じゃないっすか。チィース!」

ノブナガ「よぅ。見させてもらうぞ?」

女店主「どうぞどうぞ。好きなだけ見てってくださいよー」

ノブナガ「うむ」

ノブナガ「どうじゃ、リョウト。何か気になるものはないか?買ってやるぞ?」

リョウト「ほう……」

ノブナガ「日頃の褒美じゃ」

リョウト「褒美も何も。掃除くらいしかしていないが……。あとはお前の遊び(試合)相手か」

ノブナガ「まったくお主は……。そこは素直にありがとう、でええじゃろうに」

リョウト「……そうだな。ありがとう」

ノブナガ「うむ。で、どれがええんじゃ?」

リョウト「………」

女店主(てかこの人何者っすか?ノブナガ様にため口って……。男前だしまさか側室?……って感じじゃあないっすねぇ。男で宮仕えでノブナガ様にため口で男前……。とりあえず媚び売っとくっす)

リョウト「店主」

女店主「ひゃい!」

リョウト「……?」

女店主「コホン。何かご用っすか?」

リョウト「これなんだが」

女店主「ああ、紙巻き煙草っすね。一本吸うっすか?」

※この時代に紙巻き煙草は存在しないけど、こまけぇこたぁどうだっていいよね

リョウト「ああ」

女店主「はいどうぞ。はい火っす」

リョウト「ん」フー

女店主「どうっすか?」

リョウト「少々キツいが……気に入った」

ノブナガ「そういえばお主、そんなもん吸っておったの。てかそんなもんでええんか?」

リョウト「ああ、手持ちの物は昨日無くなってしまったからな。困っていた」

女店主「で……。どうされます?」

ノブナガ「んじゃ。消耗品じゃしの。あるだけ買おう」

女店主「あざーっす!」

ーー

女店主「んじゃ。こちらになります。この入れ物はおまけっす」

リョウト「そうか。すまない」

女店主「いえいえっす。またうちに来てくれれば結構っす」

ノブナガ「あいかわらずじゃの。じゃあワシはこれじゃ」

女店主「あじゃじゃーっす!!」



それはすまぬ。ssってか何かこうやって物語を書くのって初めてなんだ。許してぇ

ノブナガ「さてさて。サル達はどこかのー」

リョウト「……あれじゃないか?」

ーー

小物品の露店前

ヒデヨシ「ほえー見て見てミッチー。これ綺麗だよー」つ髪飾り

ミツヒデ「少し派手すぎでは?」

ヒデヨシ「そーかなー?」

ノブナガ「そうじゃな。サルには少々早いのぉ」

ヒデヨシ「あ!お館さまと兄ちゃんだー。もういいんですか?」

リョウト「ああ」

ヒデヨシ「なに買ったの?」

リョウト「煙草だ」

ヒデヨシ「兄ちゃんがよく吸ってる奴だねー。こっちにもあったんだー」

リョウト「ああ。助かった」

ミツヒデ「あれか。ワタシは匂いが好かんな」

ノブナガ「まぁそう言うな。ワシだって煙草くらい吸うぞ?」

ミツヒデ「ノブナガ様は良いのです」

リョウト「……」つ髪飾り

ヒデヨシ「あ!ねぇねぇこの髪飾りいいよね!」

リョウト「そうだな。だが……」

ヒデヨシ「??」

リョウト「やはりヒデヨシには少し早いな」

ヒデヨシ「むー。そんなことないもん!」

ノブナガ「いやいや、サルにはまだ早い。こういうのは」スッ

ミツヒデ「ああっ!ノ、ノブナガ様何を!」

ノブナガ「ミツヒデくらいの女になってからじゃな。うむ似合っておるぞーミツヒデぇ」ニヤニヤ

ヒデヨシ「……ミッチー。似合ってる……」

ミツヒデ「わ、ワタシはこういうのは似合いませんから!」

リョウト「……いや、そんな事はない。似合っている」

ミツヒデ「なぁ!」

ノブナガ「ほほぅ。リョウトに口説かれておるぞ?どうする?ミツヒデぇ」ニヤニヤ

ミツヒデ「く、口説かれっ!?」

リョウト「誤解だ」

ミツヒデ「五回も!?ふ、不潔!」

リョウト「……」

ヒデヨシ「うぅー。いいもんワタシこれ買うもん!」

ノブナガ「なんじゃ?買うのか」

ヒデヨシ「買います!!いつかお館さまやミッチーみたいにボンッキュッボンになるんですから!」

ノブナガ「はははっ!そうかそうか。ま、頑張ることじゃ!」

ヒデヨシ「ぐぬぬ……」

ノブナガ「おい、ミツヒデ!いつまでそうやっておる!次行くぞ!」

リョウト「適当に集合と言っておきながら結局すぐに合流したな」

ヒデヨシ「そだねー。でもみんなと一緒の方が楽しいよ!楽しいよね?」

リョウト「……そうだな」

ヒデヨシ「だよねー!お館さま!ワタシお腹減りました!ご飯食べましょうよ!」

ノブナガ「ん?そうじゃの。ええ時間じゃしそうするかの」

ワタシオニギリガイイデス! ソンナモンイツデモクエルジャロホカノモノニセイ! ウージャア…

ミツヒデ(じー……)

リョウト「……何だ?」

ミツヒデ「ふんっ!」プイッ

リョウト(結構面倒な女だったか。いやここは可愛いい所があるの方が正解……か?)

とりあえず今日はこんなところで。あーなかなか進まねぇ。こんなんで良ければ時々見に来てください。

では、始めます。

数日後

ノブナガの屋敷 廊下 夜

ノブナガ「よう、リョウト。いいところおったわ」

リョウト「どうした?」

ノブナガ「なぁに。これじゃ」つ酒

リョウト「なるほど。付き合おう」

ノブナガ「よしよし。ワシの部屋に行くぞ」


ノブナガ「んじゃ、乾杯じゃ」コツン

リョウト「乾杯」コツン

ノブナガ「っぷはぁ!ふー旨い」

リョウト「ああ」

ノブナガ「……」

リョウト「……」

リョウト「……戦が近いのか?」

ノブナガ「……ああ。そうじゃ」

リョウト「そうか」

ノブナガ「……」

リョウト「そう気を使うな。お前らしくもない」

ノブナガ「ふん。ワシとて気のひとつも使う」

リョウト「……そうか」

ノブナガ「お前は戦に出て戦えと言えば……戦うか?」

リョウト「戦おう」

ノブナガ「……即答じゃな」

リョウト「戦わずに済むに越したことはない。だがここに来てもう一月だ」

ノブナガ「そうじゃの」

リョウト「ヒデヨシ、ミツヒデ、それにお前は俺にとってもうかけがえのないものだ。お前達を守る為ならば俺は戦える」

ノブナガ「戦える……か」

リョウト「……ああ」つ酒

ノブナガ「……」つ盃

トクトク

ノブナガ「お前が居った世界の日ノ本に戦は無い、と言っておったの?」

リョウト「言ったな」スッ(煙草を取り出す)

ノブナガ「そんな日ノ本に居ったお前は人を殺せるのか?戦じゃぞ?当然人が沢山死ぬ」

リョウト「……殺せる」

ノブナガ「そう……か」

この時ノブナガはリョウトの瞳に哀しみが写ったのを見逃さなかった

きっとこいつは以前、沢山の人を殺してきたのだろう

殺して、殺して、殺してーー

そのあと残った物は哀しみだけだった

その哀しみを知っていてなおリョウトは、自分達のために戦うと言ったのだと

ノブナガ直感で理解した。

ノブナガ「まぁ……あれじゃ。お主が積極的に戦う必要無い。自衛程度で充分じゃ」

リョウト「……そうか」

今のノブナガには精一杯の言葉だった


ノブナガ「ウ、ウガー!!もうこの話は終いじゃ!!もうええな?もうええじゃろ!?」

リョウト「ふ。ああ、そうだな」

ノブナガ「よし!ならさっきからそこで聞き耳立てておる二人をこっちに連れてくるのじゃ」

ヒデヨシ「げ!大変ミッチー!バレてる!」

ミツヒデ「だからバレると言ったでしょう……」

ガラッ!!

ヒデヨシ「兄ちゃん……。え、えと……こ、こんばんは?」

ガシッ

ノブナガ「よーし。そのままミツヒデにそれを飲ませい」

リョウト「了解した」

ミツヒデ「ええ!?ワタシそんなに強いお酒は……あっ!ちょっ!やめ――」

ヒデヨシ「あわわ……ミッチー……」

ノブナガ「サルはこっちじゃ」ガシッ

ヒデヨシ「ふぇーん」


俺にはまた、大切な人が出来た

だから、許して欲しい

あなたの言いつけを俺はまた破ります

あなたはまた怒るだろう

だが俺には

大切な人達が傷ついてしまうのを指をくわえて見ていることは

出来ない

だから、許して欲しい

あなた以外の人の為に戦う事を

許して欲しい

寄り道 「リョウトの料理」

ノブナガの屋敷 台所

ヒデヨシ「あー!!」

リョウト「どうした?」(食器フキフキ)

ヒデヨシ「おにぎり……忘れてた……カピカピ……」

リョウト「一晩位では痛んではいないと思うが……」

ヒデヨシ「そうだけどー。美味しくないじゃんかー。うぅ……」

リョウト「ふむ……」

ヒデヨシ「捨てるわけにいかないよね。おにぎりだし。お味噌汁と一緒なら……」

リョウト「そうだな。よし、貸してみろ」

ヒデヨシ「ふぇ?……はい」

リョウト「俺はこっちを持つ。ヒデヨシはそれだ。外に出るぞ」


ヒデヨシ「ねぇねぇ七輪でなにするの?お魚焼くの?」

リョウト「いや、焼くのはおにぎりだ」

ヒデヨシ「えーおにぎり焼くの?」

リョウト「そうだ」

ノブナガ「お?何をしておるんじゃ?」

ヒデヨシ「あ!お館さまとミッチーだ!えっとですね――」

――

ミツヒデ「おにぎりを焼く……のか?」

リョウト「そうだ」(おにぎりをひっくり返す)

ノブナガ「ふーむ。まぁありそうでなかった発想じゃな」

ヒデヨシ「兄ちゃんの世界では普通なの?」

リョウト「まぁそうだな。一般的な食べ物だ」(醤油塗り塗り)

ミツヒデ「いい香りがしてきましたね」

ヒデヨシ「わぁー美味しそうだよ兄ちゃん!ねぇまだ!?」

リョウト「もう少しだ」

リョウト「出来たぞ」

ヒデヨシ「わぁい!じゃあお館さま半分こしましょう!兄ちゃんとミッチーはそっちね!」

ノブナガ「お?ええのか?」

ミツヒデ「ではありがたくいただきます」

ヒデヨシ「あちち……。はい!お館さま!」

ノブナガ「ん。どれどれ」カプ

リョウト「ほら」

ミツヒデ「……どうも」

リョウト「なんだ?もしかしてまだ怒っているのか?」

ミツヒデ「当たり前だ」

リョウト「……もう謝っただろう」

ミツヒデ「ふん!」カプ

ヒデヨシ「んまーい!カリカリでホカホカだよー」

ノブナガ「ほう!これはなかなか」

ミツヒデ「醤油が香ばしくて美味しい……」

ヒデヨシ「兄ちゃんすごーい!」

リョウト「この程度誰でも出来る」

ノブナガ「ふむ。お主はあっちでは料理は得意じゃったのか?」

リョウト「まぁ……それなりに」

ノブナガ「ほう!ならばワシらが食ったことの無い料理も沢山知っておるな?」

リョウト「多分な」

ノブナガ「ふふん。なら皆まで言わんでも分かるな?」

リョウト「やれやれ……」

ノブナガ「また楽しみが増えたのう。な?サル」

ヒデヨシ「はい!楽しみー」

リョウト「ま、そのうちな」

ミツヒデ「……楽しみだな」ボソッ

ミツヒデ「はっ!?ふ、ふん!」

リョウト「なんだいきなり」


続くんじゃね?

では、今日はこの辺で

3日ぶりです。では、少し進めます。

善照寺砦 軍議中

ノブナガ「さぁてどうするんじゃ?」

ミツヒデ「兵の練度はこちらが圧倒的ですが、向こうの兵力は二万五千と甚大です。正面からぶつかればじり貧どころか木っ端微塵です」

ノブナガ「やれやれ……お嬢の奴は兵だけは持っとるからのぅ」プカァ

リョウト「……」フー

ヒデヨシ「……」オニギリモグモグ

ミツヒデ「そこで、ワタシが提案する策が――」

この戦は多くの人がよく知っている「桶狭間の戦い」だ

無論リョウト自身も人並みには知っている

圧倒的な戦力差だが陣中に強襲をかけ当主の今川義元を討ち取ったと言う話だ

だが、実際はそう簡単な話ではない。が、そこはリョウトの知っている歴史との相違だ

この時期に織田軍には明智光秀がいる

リョウトがそれとなく策を提案しようとしたが、するまでもなく準備をつつがなく終え、軍勢を整え準備は既に万端だった

ミツヒデ「――という策です」

ノブナガ「ううむ。ワシはこう言うこそこそしたのは好かんがのう」

リョウト「木っ端微塵はゴメンだな」

ヒデヨシ「ワタシもイヤですよぅ」

ミツヒデ「ワタシも遠慮したいです」

ノブナガ「だー!!わかっておるわい!!言うてみただけじゃ!ワシだって木っ端微塵はいやじゃ!!」

ノブナガ「……雨が来そうじゃ。この際雨に紛れて一気に行くぞ!それまで各自待機じゃ。いつでも出れるようにしておけ」

リョウト「湯漬けでも食うか?」

ノブナガ「うむ」

リョウト「待ってろ」

リョウト「そら出来たぞ。立ったまま食うのが慣わしだったか?」

ノブナガ「そうじゃ。ではいただくかの」ガツガツ

ノブナガ「うおっ!?旨い!なんじゃこれ?」

リョウト「梅茶漬けだ。ご飯にお湯かけるだけだと美味しくないだろ?」

ノブナガ「まぁそうじゃが……こう言うのは屋敷でゆっくり食べたかったのう」

リョウト「また作るさ」

ノブナガ「ああ」


ノブナガ「ところでリョウト。お主馬には乗れるのか?」

リョウト「いや。乗馬経験は無いな」

ヒデヨシ「どうするの?ワタシと二人乗りする?」

ノブナガ「いやサルで大丈夫か?ミツヒデのほうがええじゃろ」

ミツヒデ「え?ワタシですか?」

ノブナガ「うむ。サルじゃちと不安じゃし、当主のワシと二人乗りするわけにもいかんじゃろ?」

ミツヒデ「……ノブナガ様がそうおっしゃるなら」

ヒデヨシ「ワタシでも大丈夫なのにー」

道中 馬上

※リョウトはミツヒデ後ろに乗っています。

ミツヒデ「おい!変なところ触るな!!」

リョウト「いや触ってないだろ」

ミツヒデ「むむ……なぜワタシがコイツと二人乗りなんかを……義昭様ともほとんどしたこと無いのに……」ブツブツ

リョウト「義昭?」

ミツヒデ「おい!様をつけろ!」

リョウト「誰だ?」

ミツヒデ「ワタシの主君だ」

リョウト「……へぇノブナガじゃあないのか?」

ミツヒデ「ノブナガ様は立派な方だが主君では無い。ワタシはワタシで目的がある。その事はノブナガ様もご存知だ」

リョウト「榛名……とか言うやつか。いったいなんなんだ?それ」

ミツヒデ「それについては無事に帰ってからだ。そろそろ敵陣中に裏手に出るぞ」

リョウト「……ああ」


ノブナガ「よし!!者共!!一気に行くぞ!遅れるな!!」

リョウト「……ここを馬で下るのか?」

ミツヒデ「そうだ。……大分無茶をするが決して不可能では無い」

ヒデヨシ「よーっし!いっくぞー!!」

ミツヒデ「ワタシ達も行くぞ。かなり揺れるぞ。落ちないようにしっかり捕まっていろ」

リョウト「ああ。――こうか?」ギュッ

ミツヒデ「ひあっ!!ちょっ!抱き着くな!!」

リョウト「いや、どうしろと」

ミツヒデ「ええい!もうそれでいい!そこから腕を動かすな!!絶対だぞ!!」

そういい放つとミツヒデは一気に馬を走らせ、急勾配の崖を下っていく

そして敵本陣の裏側、距離にして約五百メートルの地点に降り立つ

ノブナガ「よし!!今が好機!突撃じゃ!!」

リョウト「なんとかなるものだな」

ミツヒデ「当然だ。というかいつまでも抱きついている気だ!」
リョウト「あ、すま――」

リョウト「――っ!?ミツヒデ!?」ダキッ

ミツヒデ「え?」

リョウトはミツヒデを抱き抱えると馬から飛び降りる

そして次の瞬間

乗っていた馬には数本の矢が突き刺さる

馬は大きな嘶くとズシンと倒れすぐに動かなくなる

ヒデヨシ「お館さま!ミッチーと兄ちゃんが!」

ノブナガ「チィッ!!思ったよりも兵を配備しておるわ!誰かの入れ知恵じゃな……。リョウト!ミツヒデ!」

ミツヒデ「こちらは大丈夫です!!ノブナガ様はお先に!」

ノブナガ「……わかった。者共!怯むな!!突撃じゃ!」

ヒデヨシ「うりゃりゃりゃーー!!」

ミツヒデ「くっ――ワタシとしたことが……」

リョウト「立てるか?」スッ

ミツヒデ「ふんっ!」ガシッ

リョウト「さて――。どうする?」

周辺にはリョウト達を取り囲む様に敵兵が集まっていた

ミツヒデ「どうもこうも――無いっ!!」ジャキン

と無数苦無を取り出す

リョウト「……そうだな」シュラン

と腰の後ろに差した二本の小太刀を逆手に抜く

ミツヒデ「殲滅する必要は無い。突破しノブナガ様と合流する事だけを考えろ」

リョウト「ああ」

ダメだ。もう眠い。すごい中途半端だけど今日はこの辺で。

武器は釣竿ってことだけど今回は見送りで。ちゃんと釣竿イベント考えてるんで。

ヒデヨシルートですか?当然ありますよ?大天使ヒデヨシのルート無いとかそんなバカな

どうも。少し進めます。


今川軍本陣

ヨシモト「くっ!まさか後ろから来るなんて……。ノブナガさんの性格からして必ず正面から来ると思いましたのに……」

イエヤス「お、お姉さま……」

ヨシモト「大丈夫ですわ、イエヤスさん。イエヤスさんの言う通り、背後にも兵を少し配備したのが功を奏しましたわ。この隙に前線の兵が戻ってくれば――」

今川兵1「織田軍!織田ノブナガを筆頭に本陣に侵入!凄まじい勢いです!」

ヨシモト「そんな……」

今川兵2「ここはお逃げ下さい!ヨシモト様!」

ヨシモト「出来ませんわ!こちらはあちらの二倍以上の兵力を有していますのよ?そうやすやす退却など出来るはずがありませんわ!」

今川兵2「しかし……」

ヨシモト「ノブナガさんが来ているなら好都合。返り討ちですわ!!」

ノブナガ「ならばやってみぃ!!」ズバッ

ヒデヨシ「おりゃー!!」ドガァ

ヨシモト「ノブナガさん!?」

ノブナガ「そうじゃ。ワシがノブナガじゃ。久しいな?お嬢」

ヨシモト「くっ――!!」スチャッ

ノブナガの突然の登場に一瞬怯むも即座に弓矢を構える

ノブナガ「遅いわっ!!」ガッ

ヨシモト「っ――!!」

ノブナガはヨシモトの弓矢を大剣で弾きとばすと馬から降りる

ノブナガ「ここまでじゃな。お嬢?」スチャ


ヨシモト「くっ!!こんなにもあっという間に……」

ノブナガ「背後の兵を今の倍用意しておけばお嬢の勝ちじゃったがの」

ヨシモト「貴女が背後から攻めるなんて誰も想像出来ませんわ!いったい何故?」

ノブナガ「何故って……そりゃサルやミツヒデやリョウトの奴が正面からはイヤじゃと言うからの。まぁそんな事はどうでもいいことじゃ」スッ

そう言うとノブナガは大剣を振り上げる

ヨシモト「ノブナガさん……本当に……」

ノブナガ「……」

イエヤス「イヤッ!!おやめくださいノブナガ様!!どうかお姉さまをお助けください……」

イエヤスはノブナガにすがり付き懇願する

ノブナガ「……離れろ」

イエヤス「イヤです」

ノブナガ「離れろ!!」

イエヤス「イヤッ!!」

ノブナガ「貴様ぁ!!」バッ

しびれを切らしたノブナガは手を振りかぶる。イエヤスはギュッと目を閉じる

リョウト「よせ」ガシッ

が、予期した衝撃はリョウトの手で止められた

ノブナガ「……リョウト、それにミツヒデか。早かったな。大事無いか?」

ミツヒデ「はっ!問題ありません」

リョウト「そんな事どうでもいい。剣を下ろせ」

ノブナガ「なぜじゃ?」

リョウト「お前は、無抵抗の相手を斬るつもりか」

ノブナガ「当然じゃろ。これは戦じゃ」

リョウト「だが[ピーーー]必要は無いはずだ」

ノブナガ「ハッ!何を甘いことを言っておる」

リョウト「お前……」

ノブナガ「なんじゃあ?」

ヒデヨシ「あうあう……」ソワソワソワソワ

ミツヒデ「ノブナガ様……リョウト……」ソワ

イエヤス(この方は一体……)

ヨシモト(ノブナガさんと互角に……)

リョウト「……」

ノブナガ「……」

リョウト「ノブナガっ!!」

ノブナガ「……」ピクッ

ノブナガ「……ふん」スッ

ノブナガ「……ただの戯れじゃ。ムキになるでないわ」

ノブナガは僅かにバツの悪そうのままいい放つと馬に乗る

ノブナガ「ミツヒデ!あとの事任せるぞ。ワシは先に帰るわ」

ミツヒデ「え?あ、はい。かしこまりました」

イエヤス「あ、あの。助けていただいてありがとうございます。」ペコリ

リョウト「……気にするな」

ヨシモト「まぁ!なんですのその態度は!せっかくイエヤスさんがお礼を言っているのに!」

イエヤス「お、お姉さまも……」

ヨシモト「ふん!ま、お礼だけは言っておきますわ」

リョウト「ああ」

リョウト「……」


1、ノブナガを追う

2、この場に留まる

↓3

んじゃ。今日はこの辺で。

明後日来ます

では。始めます。

リョウト「ミツヒデ……」

ミツヒデ「……ノブナガ様か?」

リョウト「……」

ミツヒデ「一度本陣に向かわれるはずだ。……急げば間に合うだろう」

リョウト「ああ。すまない」ダッ

ミツヒデ「やれやれ……。いつもみたく仲良くしていればいいものを……。肝が冷えてしまった」

ヒデヨシ「ホントだよね。兄ちゃんがあんなに大きな声出したのも初めて聞いたよね」

ミツヒデ「確かにそうですね。まぁアイツは普段から静かな男ですから」

ヒデヨシ「だよねぇ」

ヨシモト「あの、ミツヒデさん、ヒデヨシさん?よろしいかしら?」

ミツヒデ「はい?なんでしょう?」

ヨシモト「さきほどの殿方は誰ですか?ノブナガさんの家臣とは思えない言動ですが……」

ミツヒデ「それは……」チラッ

ヒデヨシ「うーん……友達?かな?ね、ミッチー」チラッ

ミツヒデ「まぁそうですね。それが妥当でしょう。ノブナガ様本人もリョウトの事を家臣とは思っていないでしょうし」

ヨシモト「友達ですか……」

ヒデヨシ「そうですよ」

ヨシモト「ま、とりあえずそれで納得しておきますわ」


善照寺砦

リョウト「ここに居たか」

ノブナガ「……なんじゃリョウトか」

リョウト「ここ、いいか?」

ノブナガ「好きにせい」

リョウト「……」スッ

ノブナガ「……」

リョウト「……」シュボ

ノブナガ「ふー」プカァ

リョウト「ふー」ユラユラ

ノブナガ「……」

リョウト「……」

ノブナガ「……お主は甘い男じゃ」

リョウト「そうかもな」

ノブナガ「戦じゃぞ?人が死ぬのは当たり前じゃ」

リョウト「そうだな」

ノブナガ「なら何故――

リョウト「死なずにすむ人が多いに越したことはないだろう?」

ノブナガ「……」

リョウト「……」フー

ノブナガ「ま、…………そうじゃの」

リョウト「そうだ。それでいい」

ノブナガ「なんじゃ。いきなり」

リョウト「そのセリフが言えるのは人間だけだ」

ノブナガ「何を言う。ワシはずっと人間じゃ」

リョウト「いや。もしあの場で今川ヨシモトを斬っていればお前は人間では無くなる」

ノブナガ「……何に、なるんじゃ?」

リョウト「魔王だ」

ノブナガ「魔王……」

ノブナガ「お前の世界の織田信長は魔王になったのか?」

リョウト「そうだ」

ノブナガ「……」

リョウト「俺はそんなお前は見たくない」スッ

リョウトは隣に座るノブナガの頬に触れる

リョウト「お前は短気でがさつで乱暴者だが――」

リョウト「――とても優しい女だ」

リョウト「俺はそんなお前が魔王になる姿なんて見たくないんだ」

ノブナガ「ふ、ふん!ワシは魔王なんぞになりはせんわい!」プイッ

リョウト「ふ――。ならいいんだ」

ノブナガ「……そろそろ帰るかの?」

リョウト「そうだな」

ノブナガ「ワシは風呂かっくらって、さっさ一杯やりたいんじゃ」

リョウト「ああ」

ノブナガ「お主も付き合えよ?」

リョウト「いいだろう」


その晩 ノブナガの部屋


ノブナガ「ングング……っぷは!――っんまい!!はー、旨いのぅ」

リョウト「グビグビ……っはぁ!ふー。そうだな」

ノブナガ「この餃子と言う奴も最高じゃ!気に入ったぞ!」ガブッ

リョウト「ふふ。それはよかった」

廊下

ヒデヨシ「お館さまと兄ちゃん仲直りしたんだね」

ミツヒデ「その様で」

ヨシモト「あら、あれは喧嘩でしたの?」

ヒデヨシ「喧嘩っていうか……うーん。兄ちゃんがあんな風に大きな声出したことなかったし喧嘩かなぁ?と」

ミツヒデ「そうですね。リョウトはいつも静かでノブナガ様に対してああいう風な態度を取ることもありませんでしたし――」

ヨシモト「つまりあのリョウトさんという方は余程私に生きていて欲しかったのですね!一瞬で殿方を魅了してしまうなんて私ったらなんて罪作りなんでしょう……」

ミツヒデ「いや、ヨシモト様が――というよりノブナガ様にヨシモト様を斬って欲しくなかった――の方がしっくり来るというかなんというか……」

イエヤス「そうだ思います。あの方はとても優しそうな人でした」

ヨシモト「どちらも同じことですわー」ウフフ

ダー!イツマデソコデゴチャゴチャシャベッテオル!サッサトハイッテコンカ!!

ヒデヨシ「アハハ……」

ヨシモト「あらあら……では私達もよばれましょう」


※ちなみに今夜リョウト君が用意した物は
餃子、唐揚げ、鳥モモ肉の照り焼き、牛すじ煮込み、アサリの酒蒸し、野沢菜とえのきの酢味噌あえ
ノブナガさんが好きそうなものをリョウト君がチョイスして愛情込めて作りました。この時代にこんな食材は――みたいな突っ込みは無しでお願いします……

ヒデヨシ「おいしー!これ美味しいよ!兄ちゃん!」

イエヤス「モグモグ……」(美味しい……)

ミツヒデ「美味し……」

ノブナガ「で!お嬢!どうするんじゃ?」

ヨシモト「どうするもこうするも、それを決めるのはノブナガさんですわ。あらこれも美味しい!リョウトさん次はあれがいいですわ!あーん」

リョウト「……」スッ

ヨシモト「あむ!んー!美味しい!次は……」

ノブナガ「おおい!聞けや!」

ヨシモト「で、す、か、ら。それを決めるのはノブナガさんですわ。私は負けてしまったのですから。はい、次は私が食べさせて上げますわ。はい、あーん」

リョウト「……はむ。うん。うまい」

ヨシモト「うふふ……」

ノブナガ「……」イラッ

ノブナガ「もう知らん!!リョウト!お主が決めい!助けたのはお主じゃしの」グビグビ

リョウト「何?」グビ

ヨシモト「あらー?ノブナガさんはああ言ってますけど……。リョウトさんは私をどうしたいんですの?」ニヤニヤ

リョウト「ふむ」グビグビ

ヨシモト「うふふ」

イエヤス「モグモグ」ソワソワ

リョウト「ノブナガの奴を手伝ってやってくれないか?」

ヨシモト「あら?そんな事ですの?おっけーですわ。ね、イエヤスさん?」

イエヤス「モグモグ、ゴクン。お姉さまがそう仰るなら。私もおっけーです♪」

リョウト「そうか」グビ

ノブナガ「お、お嬢?本気か?」

ヨシモト「ええ、本気も本気。マジですわー」ハイ イエヤスサンアーン

ノブナガ「いやしかし――」

ヨシモト「……本当は私。あの時に死んでいたはずですわ。でもリョウトさんのお陰でまたこうして美味しい物を頂いたり出来るんですもの」コト

ヨシモト「――そのリョウトさんのお願いを無下に扱うことは出来ません」


ノブナガ「む、むぅ」

ヨシモト「そ、れ、に。私、リョウトさんの事気に入ってしまいましたものー。最初は無愛想な方かと思いましたがこうして見ると、そんな事ありませんし、男前ですし、料理上手ですし、いい感じですわ。ね、イエヤスさん?」

イエヤス「モグモグ、ゴクン。は、はい。その……素敵な方だと……は、恥ずかしいです//」ヒョイパクッ モグモグ

ノブナガ「ま、お嬢がそういうならええか。……もしかしてここに住むつもりか?」グビグビ

ヨシモト「あら?いけませんの」

ノブナガ「まぁ部屋は死ぬほど余っておるがの……。国はどうする?」

ヨシモト「国って……私、ノブナガさんに負けてるのに……。まぁそっちは家臣の人たちにお任せしますわ」

ノブナガ「ええのか?それで……」

ヨシモト「いいいんですのー。はい、リョウトさん♪あーん♪」

リョウト「……」

ヨシモト「あら?」

リョウト「ありがとう」

ヨシモト「うふふ♪あーん」

リョウト「ん」パク

ノブナガ「うーむ。なんか腑に落ちんのう」

ミツヒデ「焼きもちですか?」※ちょっと酔ってる

ノブナガ「なぁ!?ち、ちがうわい!!」

ヒデヨシ「あれあれー?お館さまー?」ニヤニヤ

ノブナガ「――っ!!リョウト!!ミツヒデが飲み足りんそうじゃ!!たーんと飲ませてやれい!!」

リョウト「了解した」グビグビグビ

ミツヒデ「ええ!?また?というより私だけですか!?」

ノブナガ「ふん!!」

リョウト「……」グビグビ※めっさ酔ってる

ミツヒデ「ちょ!!お前目が――。あ……ちょおま!?どこ触って――あっ!!やめ――んぐ!!」


ヨシモト「榛名の事ですけど、ごめんなさいね。イエヤスさん」

イエヤス「いえ……気になさらないでください♪」

ヨシモト「でも……」

イエヤス「榛名は……きっと大丈夫です」

ヨシモト「そう……ですの?」

イエヤス「きっと今の織田なら……きっと」

ヨシモト「それならいいのですけど……」ポテ

イエヤス「はい♪」ナデナデ

ミツヒデ「も、もうやめ――リョウト、流石にもう――あ、らめ――らめーーーーーー」グビグビグビ

翌日 台所

バシャバシャ――

リョウト「ふー」フキフキ

昨日は少し飲みすぎたか。やはりミツヒデが今朝から口を利いてくれない

――何か機嫌を取らないとないけないか

1、何をするかな?

2、ヨシモト「あら?リョウトさん。おはようございますわ」

3、そういえば前に女店主が新しいキリシタンの娘がどうこう言っていたような?

下3



明日休みだけどホールが呼んでるのでもう寝ますね。ペルソナぁ!

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