男「な、なあ女?俺さ童貞なんだ、だからヤラせてくれよ」女「」(191)

男「俺さ、童貞なんだ、だからさあ、お前でいいからSEXさせてくれよ」

女「」

男「頼むよ、幼なじみの好でさ、本当だったらクラスで一番の美人である聖川としたいけど」

女「」

男「まあ、お前でいいよ、頼むよ、お前ヤリマンって噂流れてるじゃん?」

女「・・・クズがぁ・・・」

女「このクズ野郎!!!」ペシン

男「イテ!!何すんだよ!!」

女「誰がヤリマンだ!誰が!!というか私はヤリマンじゃない!!」

男「まあ、お前がヤリマンっていう噂流したのは俺なんだけどな」

女「!?」

男「とりあえず、そういう噂流して外堀を埋めて?お前にヤリマンとしての自覚を芽生えさせてからのーみたいな?」

女「こ、このクズがぁ・・・」

男「とりあえずさ・・・しゃぶれよ」ボロン

女「!!!!????」

男「まあ、最初は口でご奉仕してくれよ」

女「さ、最低・・・」

男「ホラ、ホラ」

女「ひぃぃぃぃ!!!来ないで!!よ、よらないで!!」

男「おいおい?大声出しても無駄だぜ?何のためにお前を旧校舎に呼び出したと思ってんだ?」

女「えっ・・・」

男は下半身を露出させ女に近づいていく


女「嫌、来ないでよ・・・お願い、助けて・・・」

男「そんな事言って、本当はもう興奮して濡れてるんだろ?」

女「だ、だれか・・・誰か助けて・・・」

男「もうギンギンだぜ!このまま直でヤッてもいいかな?いいともーー!!」

女「いやあああああ!」

その時、男は背後から角材で殴りつけられ
床に倒れる

ひ弱「お、お、女さんから離れるんひゃ!!」

男を殴ったのは、クラスでも背が小さく、細身のひ弱くんだった
普段からオドオドしていてよくイジメられそうになる、ショタ属性の男子生徒だ

男「イ、イテテテ・・・だ、だれだ!?」

女「ひ、ひ弱君?」

ひ弱「み、見損ないましたよ!男ひゃん!いつも、男らしい男さんが、こ、こんなひどい事をしてるなんて!」

男「てめぇ・・・ひ弱・・・おまえ、こんなことをしてタダで済むと思ってるのか?」

ひ弱「ひっ!・・・お、女さん!」

女「なに?」

ひ弱「に、逃げましょう!!」女の手を掴み走りだす

男「おいこらマテ!!」

急いで学校を飛び出した二人は
公園のベンチで休むことにした

ひ弱「はぁ・・・はぁ・・・」

女「ひ弱君大丈夫?」

ひ弱「だ、大丈夫れひゅ・・・ハァハァ・・・普段、こんなに走ったこと無いから・・・ちょっと息切れして」

女「そう・・・でも、まだここ学校からでて1分も離れてないわよ?」

ひ弱「ご、ごめんなひゃい・・・」

女「・・・・・・っふふふ」

ひ弱「?」

女「ありがとうひ弱くん、まさかひ弱くんが助けてくれるなんて」

ひ弱「ぼ、ぼく・・・女さんと男さんが、旧校舎に行くのを見たから・・・その・・・」

女「着けてきたの?」

ひ弱「す、すいません!ただ、ぼ、ぼくその、女さんのことが気になって・・・あっ!」

自分の言ったことに気づき赤面するひ弱

女「ふーん、そうなんだ、ありがとうひ弱くん、おかげで助かったよ」

ひ弱「///」

女「それにしても・・・男が、あんなクズだったなんて・・・」

ひ弱「・・・・・・あの」

女「どうしたの?」

ひ弱「男さんって、あんな人でしたっけ?」

旧校舎の教室で下半身を露出させながら床に大の字で寝転んでいるのは
先ほどひ弱に殴られた男である

男「・・・・・・・・・・」

男「これでいい、これでいいんだ・・・」

男「あいつは、頼りないけど、女ことを大切にしてくれるのは・・・」

男「ひ弱しかいない・・・頼んだぞ、ひ弱・・・女を大事にしてやってくれ」


??「クスクス、まさかあんな猿芝居をするなんて」

男「見てたのかよ」

黒川「ええ、全くもって童貞らしい発想の三流劇だったわ」

この女は黒川、クラス1の美人が聖川だとするなら、この黒川は2位くらいの美人
しかし、聖川が陽とするなら黒川は陰、普段から誰とも交流を持とうともせず、ブツブツなんか言ってるから
周りの女子からは避けられている。美人ではあるがその得体のしれなさからは男子からも
あまり人気がない

黒川「はやくその、汚いものをしまいなさい」

男「ん?ああ、すまんな」イソイソとズボンをなおす

黒川「さあ、これで心残りはないでしょ?分かってるわよね?」

男「ああ、分かってるよ」



黒川「あなたの童貞は私が奪うわ」

男「な、なあ黒川?そのー・・・本当にするのか?」

黒川「あら?怖じ気づいたの?」

男「というかそのー・・・なんで俺なんだ?」

黒川「前も言ったでしょう?あなたには素質があり、あなたでないと儀式は完成しないの」

男「その儀式に・・・俺の童貞が必要なの?」

黒川「ええそうよ、あなたの体の純潔こそが、私の儀式には必要なの、そう!あなたと私は真世界のアダムとイブよ」

男(これが世に言う中二病ってやつか・・・)

黒川「あなた?まさか私を信用してないわね?」

男「いや、してるしてる」

黒川「どうせ、私とSEXできるってことで承諾したことくらい分かってるわよ」

男「・・・はい、すいません」

男 
そりゃー黒川はクラスでというか、学校でも2位の美貌の持ち主だよ、オッパイはその・・・
まあ、そんなことをハンデとしないくらい黒髪で美しい女性だ、そんな黒川に「私にあなたの童貞をよこしなさい」
なんて言われれば、まず断る男は居ない 

男「はぁ・・・それで、本当に世界は救われるんだろうな?」

黒川「もちろん、儀式が完成すれば、魔王星の封印はより強力なものになるわ」

魔王星、黒川が言うには、この魔王星っていうのが黒川のもつ預言書に載ってる破滅の象徴であり
なんでも、この星の封印が解かれれば魔王星から大量の悪魔が攻めてくるそうだ。うそ臭い気がする
しかし、その魔王星は、勇者の血を引く者の純潔を捧げれば、封印が強化されて
世界は悪魔に滅ぼされることはない、ということになるらしい

ただ、一つ、俺と黒川は儀式で魔王星に飛ばされる事になるらしい


男「なあ黒川・・・本当に、そのー・・・魔王星に飛ばされるの?俺達」

黒川「ええ、もちろんよ。儀式が完成すれば、私達は魔王星でアダムとイブとして暮らすことになるわ」

黒川は怪しい笑みを浮かべている

男「そうか・・・」

黒川「まだあの女ことが気になるのかしら?」

男「俺たちが消えたら・・・女は悲しむかな?」

黒川「・・・・・・知らないわよ、というか、あんた悲しまれないようにわざとあんな事したんでしょ?」

男「そういえばそうでした・・・」

黒川「まったく、わざと嫌われるなんて童貞の発想ね」

男「そういう黒川は、この世界から旅立つことに躊躇いはないのかよ?」

黒川「ないわよ・・・知ってるでしょ?私が嫌われてることくらい!!」

男「そういじけるなよ」

黒川「慰めは無用よ!さわらないで頂戴!!」
男の手を払いのける

男「おいおい、これからアダムとイブになるってのに、そんなつれない態度はないだろ?」

黒川「ぎ、儀式の方法が、セックスじゃなければ・・・くっ」

男「やっぱり不満だよな・・・俺なんかじゃ」

黒川「まあいいわ、ブスは3日で慣れる、ここしばらくあんたと過ごしたからもう慣れたわ」

男「なあ、嫌ならやめていいんだぞ」

黒川「なに?私にやめろというの?」

男「好きでもない男と世界を救うためにSEXする必要は無いってことだよ、いいよ、俺はお前が悲しむくらいなら世界滅んでも」

黒川「えっ」

黒川「な、なによ突然」

男「別にいいよ、それに、SEXで世界が救えるなんて嘘臭いしさ」

黒川「嘘じゃないわ!!」

男「どうせ、お前の妄想だろ?自分でキャラ作りすぎて、後戻りできなくなってるだけだろ?
  いいよもう、そんなことでセックスする必要はない。」

黒川「いや、だから・・・」

男「そりゃー最初はさ、お前とSEXできるって聞いたときは、まあすげーラッキーだと思ったけどさ
  でも、なんていうかさ・・・やっぱり大事じゃん最初は、そういうのは、好きな奴としたほうがいいよ
  黒川が、この人とならって思う相手とさ」

黒川「いいかげんにしろ!私の力を信じろ!!!」

黒川の放った黒いオーラで男は宙に舞った 金縛り状態になり身動きが取れず、やがて意識を失った

男「はっ!ここは!!」

黒川「目が覚めたようね」

男「お、お前」

黒川「フフフ、あなたが勇者の末裔なら私は魔族の末裔、薄れ行く血統の中、私に残されたのはあの程度の魔力」

男「そんな・・・お前のファンタジー妄想じゃないのか?」

黒川「いい加減にして頂戴、現実を見なさい、そしてあの月を見なさい!」

男「あれ?いつの間に屋上に・・・って!なんだ!皆既月食!?」

黒川「そう!この皆既月食こそが儀式に必要なものの一つ、そして・・・」

男「ゴクリ」

黒川「あなたの・・・ココが・・・」

男「あぁ・・・優しくしてください」

黒川「キモイわね・・・でも、ここまで来たからには後戻りはできないわね」

男「なあ、黒川やっぱりさあ」

黒川「くどい!!!」

黒川はおもむろに制服を脱ぎだすと、黒の下着姿になった

男「うひょーーー!!!」

黒川「下品ね・・・でもまあ、男ってそんなものよねぇ・・・さあ、オスとして本能に従いなさい?」

黒川はゆっくりと男に近づいていく、そして、男を押し倒すと、男のズボンを下ろした

男「く、黒川・・・その・・・」

黒川「くっ・・・さっきと違って、大きくなってる・・・これを、入れなきゃいけないの?」

男「な、なんだよ・・・そりゃあ、、本能に従えば勃起もするさ」

黒川「ええっと・・・その・・・ちょっとあんた!」

男「なんだよ」

黒川「もう少し小さくできないの?このままじゃその・・・」

男「無理だな」

黒川「そ、そう・・・」

男「というか、黒川さん・・・まさか、いきなりするつもりなの?」

黒川「えっ」

黒川「な、なによ・・・セックスって、あんたのこれを私の・・・アレに、い、入れることでしょ!?」

男「まぁ・・・そうなんですけど・・・」

黒川「じゃあ、いいじゃない・・・なによ・・・」

男「そのー・・・黒川さん、もしかして・・・あんまし詳しくない?」

黒川「えっ」

黒川「な、なによ!く、詳しいわよ!私にし、し、知らないことなんて、あ、あるわけないじゃない!」

男(完全に動揺してる・・・)

男「よいしょっと」

男を黒川を抱き寄せ、転がり、黒川の上に乗る

黒川「きゃあ!!!なにするつもり?」

男「お、俺も、経験ないからアレなんだけどさ・・・最初に、前戯とかしないと、よく入らないとか聞くぜ」

黒川「えっ」

男「いや、黒川がその、強引にするならそれでいいけど・・・黒川も初めてなんだろ?」

男「だったら・・・その、あんまし無理にやらないで、順番にその・・・することしてから、入れたほうが・・・」

黒川「・・・・・・・」 黒川は赤面し、今にも泣きそうな表情だ

黒川「お、お願いします・・・優しくしてください」

目をつむり、男に体を委ねることを決心した黒川
体は緊張していて、人形のように動かないが、腕の筋肉はプルプル震えている

男「じゃ、じゃあ・・・よろしくお願いします」

男が黒川の体に触れようとした瞬間
辺りを激しい光が包んだ


男「ぎゃあああああああ!!まぶし!まぶしいい!!」

聖川「させないわ!!」

男「目がぁぁぁぁ・・・目がぁ・・・」

黒川「何!?どうしたの!?って、居ない!?」
黒川が目を開けると、そこには男の姿は無かった

男「いてぇ・・・目が」

聖川「ごめんなさい、男くん・・・」

男「ん?その声は・・・まさか、聖川さん!?」

聖川「そうです、聖川ですよ」ニコ

目は開かないが、俺の目の前には天使の笑顔で学校のアイドルが微笑んでくれているような気がした
目をこすりながらゆっくりとまぶたを開けると、ぼんやりとだが、聖川さんの輪郭が見えた

男「聖川さん、一体どうしてココに?」

聖川「危うく、あなたの童貞が奪われるところでした」

男「えっ、もしかして俺の童貞を守ろうとしたの?」

聖川「はい」ニコ

男「どうしてまた・・・」

聖川「男くん、騙されてはいけません!」

男「え?」

聖川「黒川さんは、この世界を救うなんて言ってあなたに近づいたと思いますが、それは嘘です」

男「やっぱりね、まあ、知ってたよ、あの子中二病っぽいもんね」

聖川「彼女は、あなたの純潔を使い、魔王星の封印を解き、この世界を滅ぼすつもりです!」

男「ふーん、やっぱりねぇ・・・って、えええええええええ!?」

男の視力が徐々に回復してくと
目の前には深刻そうな表情の、美しい聖川さんのが居た
そして、聖川さんの背中には、大きくて真っ白な鳥の翼が見えた

男「な、なんですかその・・・背中の、背負ってる奴」

聖川「男くん、よく聞いてください・・・私は、私はこの世界の秩序を正すために使わされた、天の使者です」

男「おっ、おう・・・(まさか、聖川さんまでも、そっち系とは)」

聖川「この世界の秩序を保つために、あなたの童貞が必要です、男くん、いきなりで申し訳ないんですが」

男「な、なにかな?」

聖川「そっ・・・その・・・私と、セックスしてください!!」

男「ええええええええええええええええええええええええええ!!!」

男「そっ、そんな・・・セックスって・・・聖川さんまで・・・」

聖川「ダメ・・・ですか?」

グイっと顔を近づけてくる聖川さん
よく見ると、聖川さんのオッパイは、タユンタユンと音を立てそうな感じに大きく揺れていた

男「そ、その・・・あの、う、嬉しいんですけど、イマイチ状況が分からなくて」

聖川「分かりました、ではお話ししましょう」

聖川さんの話では、俺は勇者の末裔で、昔、勇者が世界を魔王から救い、魔王星を封印したという
そして、その封印を解くには、勇者の純潔が必要だそうだ。ここまでは黒川の逆の話だ
黒川は、魔王星の封印を解いて、世界を魔族の物にするために、俺の純潔を奪おうとしたらしい
そして、今度こそ、封印が解かれないように強力な封印を施し、魔族を完全追放するには

聖川「私に、純潔を捧げて欲しいのです。」

男「そ、そうなんですか・・・(なんかー・・・黒川とおんなじ事しようとしてないか?)」

聖川「では早速しましょう」ニコ

男「えっ」

聖川さんは、慣れた手つきでズボンを下ろし始める
というか本日何度目の野郎のズボン下ろしだよ

男「あっ、あの」

聖川「安心して下さい、私、慣れてますから」ニコ

男「おっ、おおおほほほ」

聖川、天の使いではあるが
こいつ・・・ビッチじゃねぇかああああああああああああああああああああああああああああ

黒川「見つけたわ!!男を返しなさい!このクソビッチ!!!」

聖川「あら?見つかってしまいましたわね」

黒川「こんな結界で隠れたつもりかしら?さあ、男を返しなさい・・・」

聖川「いいえ、それはさせません。彼は私に純潔を捧げると誓いました」

黒川「!?なんですって!!」

男「いや、言ってません言ってません!」

黒川「この、ヤリチンが!!」

男「ヤッてません!ヤッてません!!」

黒川「このぉぉぉぉ・・・闇黒なる力よ・・・この者たちを滅したまえ!!!」

黒川の怒りのオーラにより漆黒の球体が放たれると物凄い風圧で男の体は吹き飛ばされそうになるが
聖川さんが間に入り、黒川の攻撃を防いでくれた

男「聖川さん!」

聖川「か、彼を傷つけさせはしません!!」

黒川「そういえば、そうだったわね・・・男は、儀式に必要な物」

男「物扱いですか?」

聖川「彼の純潔は我々天の為に使います。魔族にはご退場願います!!」

聖川さんの手から放たれた光の衝撃波は黒川めがけ飛んでいく
しかし、黒川も負けじとそれをオーラで相殺する、二人の激しい攻防が始まる

男「よし、とりあえず逃げよう」

パリーン  二人の激しい攻撃で、旧校舎の窓ガラスが吹き飛ぶ

女「えっ、なにいまの?」

ひ弱「どうしました?」

あれからずいぶん経ったように見えるが、ひ弱が全然回復しないので
とりあえず、ひ弱の体力回復を公園で待ってあげていた女であった
公園は学校から1分くらいの距離なので、普通に旧校舎が見える

女「なんか・・・旧校舎のガラスが、割れたような・・・」

ひ弱「もしかして、男さんが!?」

女「!?」

男「ぎゃああああああああ!!」

旧校舎の廊下を突き抜けるように衝撃が飛び交う
命からがら逃げる男であるが、突風に煽られ、階段を転げ落ちる

男「いってぇ・・・」

男「あ、あいつら・・・闘いに夢中で、俺を守ること忘れてるだろ?」

??「どこに行くんだ?」

男「どこって・・・逃げるんだ・・・なんだあんたは?」

男の目の前には、体格のいい兜を被った屈強な戦士が立っていた
聖川さんと同じ羽根を背負っている

男「もしかして、聖川さんの仲間ですか?お願いです助けてください!」

天使「お前は我々の計画に必要だ、確保する」

男「えっ?確保?保護じゃなくて?」

男は屈強な戦士に掴まれると、その圧倒的な力に屈した
身動きがとれない

男「な、何するんですか?放してください」

天使「お前は、我々の天命の為に、その純潔を捧ぐのだ、そうして、この世界は我々により正しい世界へと生まれ変わる」

男「だから、その・・・魔王星の封印ですよね?」

天使「そんなことよりも、もっと重要なことだ」

男「な、なんすか?」

天使「我々による血の審判を行い。魔族になりうる者や、邪なものはすべて排除する。」

男「あの、それって・・・」

天使「お前の純潔で、メタトロンを復活させ、神世界をここに創生するのだ」

男「よくわからないんですが・・・」

天使「地上の人間の9割は、消滅させる」

男「なっ!!」

天使「それにより、選ばれし者のみが新世界に済むことが許される」

男「おい、それって・・・魔族とやってること変わんねえだろ!!」

天使「黙れ!!そもそも、魔族などが蔓延るのは人間のせいではないか?」

男「てめぇ!!」

天使「欲望にまみれ、その心が魔族を生み出す。お前たちは我々が管理して初めて真の人間になれるのだ」

男「はっ、はなしやがれええ!!」

その時、天使の後頭部を角材が直撃した
しかし、天使は微動だにしなかった

天使「なんだ?」

ひ弱「ひっ!!お、男さんを放せ!!」

天使「引っ込んでろ!」

ひ弱「うわあああああああああ」

小指であしらわれたひ弱はものすごい勢いで吹き飛んでいった
たぶん・・・死んだろうな・・・あばよひ弱
しかし、その直後天使の片目にボールペンが突き刺さる

天使「グオオオオオオオオオオオオオオオ」

女「早く逃げるわよ!!」

ボールペンを目に突き刺されたことで天使は悲鳴を上げながら床にうずくまった
その隙に、男は女に手を引っ張られながら廊下を走る

男「女、どうしてここに!?」

女「さっき、窓ガラスが割れる音が聞こえたから、あんたが飛び降り自殺でもしたんじゃないかって思って」

男「そんな事するわけ無いだろ!!」

女「あんた、なんか思いつめてる感じがしたし」

男「それは・・・まあ」

黒川とのことで、思うところあったしな

廊下を走る二人の前に今度は別の影が立っていた

悪魔「ゲヘヘヘ、見つけたぜ、お前は俺たちの為に死んでもらうぜ」

男「ちょ、ちょっと待てよ!俺死んだら封印解けないぞ!」

女「なんの話?」

悪魔「あっ、そうだったな!じゃあ女は殺してお前は生かす!」

男「そんなことをしてみろ!!俺はクサムァヲムッコロス!!!」

裁鬼「よく言ったな、少年」

男「あんたは!?」

裁鬼「みょーな胸騒ぎがしたから来たんだ、どうやら俺の出番のようだ!!」

そこには男を守るために、人知れず世を守る、正義の鬼が駆けつけてくれた

裁鬼「さあ行け!ここは俺に任せろ!!」

男「誰だかわかりませんが、ありがとうございます!」

女「というか、なんなの?」


裁鬼「さあ来い!魔化魍!いっちょ悪魔退治と行くか!」

悪魔「あっち行ってろ!」

裁鬼「うわあああああああああああああああ」

裁鬼さんは、悪魔の何気ない攻撃で校舎の窓から落ちていった
窓の下からズドンという大きな音が響いた
ありがとう裁鬼さん、君のことは忘れない

男「クソ!役立たずが!」

黒川「はぁ・・・はぁ・・・しぶとい奴!!」

聖川「あなたも・・・そうとうしつこい人ね!!」

いつしか、二人の戦いは、髪の引っ張り合いになっていた

黒川「そういえば、男のやつはどこに!?」

聖川「フフフ、男くんなら、今頃は・・・ふふふ」

黒川「何!まさか!?」

窓の外を見に黒川が走りだす

聖川「今頃、私の部下が、男くんを確保しているわ、そして、これで我々の計画は完成する」

黒川「あっ、あんな所にいた!待ちなさい!」

聖川「えっ、うそ?あの役立たず!!」

悪魔「待ちやがれ!!!」

悪魔はコウモリの羽を広げ男を捕まえようと飛び立っていた

男「マジかよ!?」

女「ねえ!なんなのよあいつらは!?」

男「知らねーけど、悪魔だろ!?」

女「知ってんじゃん!」

男「いいから走れ!!!」

女「あっ」

悪魔に気を取られ、女は躓いてしまった
そして、悪魔の鋭い爪が女めがけて飛んでくる

男「危ない!!」

女「キャアアアアア!」

男は女をかばうように抱きしめた

もうダメかと思った時
悪魔は激しい光りに包まれ 悲鳴をあげて消え去っていった

聖川「危なかったわ・・・もう少しで男くんを」

黒川「ちょっと!男!!なにしてるのよ!!」


男「あれ?いったい何が?」

女「ちょっ、ちょっと・・・は、放してよ、苦しいじゃない///」

聖川「さあ、男くん、こっちに来て」

男「・・・嫌だよ」

黒川「男、観念なさい、私とアダ」

男「お断りだよ!!」


男「ずっと黙って聞いてりゃ・・・お前らはタダのクズじゃねえか!!人の命を何だと思ってる!!」

聖川「魔族を生み出す諸悪の根源」

黒川「宇宙に存在するゴミの一つよ」

聖川「でも、それを私が救済してあげるのよ」

黒川「でも、それを私が利用してあげるのよ」

男「まずこのssにて注意していただきたいことが」

1、>>1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」
とか思った人はブラウザの戻るを押してください。
2、メタ発言があります。ご容赦ください。
3、更新が遅くなります。

男「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては>>1の知り合いなどが使われている。
  ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」

男「次から口調かわる」

男「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」

男「本性を表したわけだな・・・」

黒川「ココまで来たなら、もういいでしょ?」

聖川「体裁はいらないわ」


女「ねえ男?一体なんなの?なんで、黒川さん裸で、聖川さん羽生えてるの?」

男「人間じゃないからだよ」


黒川「失礼ね!!私は、、、って、しまった!男を追うのに夢中で、服着るの忘れてた」

聖川「あんた気づかなかったの!?」

男「なあ、女・・・お願いがあるんだ」

女「なによ?」

男「俺の童貞を奪ってくれ」

女「はっ!?あんたまだ言ってんの!?」


聖川「なっ!?」

黒川「させないわ!!そんなことはさせない!!」


女「えっ?なに?」

女「えっ、なんで彼女たち動揺してるの?」

男「なあ、女・・・もし、俺の童貞にこの世のすべてがかかっているとしたら・・・どうする?」

女「馬鹿じゃないの?」

男「そう思うよな、でも・・・お前も見ただろ、あの悪魔を」

女「まぁ・・・見たけど」

男「黒川に童貞を奪われれば、あの悪魔が世界中を襲う!」

女「えっ」

男「聖川に奪われれば、人間の9割は殺される!」

女「ちょっと、なにそれ・・・」

男「だが、その計画を阻止するには・・・」

聖川「やめなさい!!そんな馬鹿な事は!」



男「俺が童貞でなくなればいい!!」



黒川「ダメ!そんな事はさせない!!」

女「なんなのよ、それ・・・」

男「だから頼む!!俺の童貞を捨てさせてくれ!!」

女「・・・・・・・・・・」

女「嫌よ」

男「お、おまえ、この期に及んで!!!」

聖川「ほっ」

黒川「ほっ」

女「だって、そういうのって好きな人とするべきだと思うの・・・たとえ、世界が滅ぶかもしれなくても」

女「好きな人とじゃないと・・・・・・・」


男「女・・・おまえも、そうだったのか」

女「だから嫌だ、好きな人と」

男「女、俺はお前のこと、好きだぜ」

女「な、何よ突然!?」

男「俺は、お前のことが好きだ、ずっと好きだった・・・」

女「い、今さら何を」

男「お前と同じ高校に入れて、お前と同じ教室で、お前の席の隣で、一緒に入られて、俺は嬉しかった」

女「・・・・・・」

男「そんなお前を、守ってやりたいとずっと思ってた、でも俺は黒川に騙されて・・・欲に目が眩んだ」

男「だから、俺は・・・お前を大事にしてくれるやつを探した、そして」


女「そして選ばれたのがひ弱くんってわけね」

男「ああ、そうだ  えっ」

女「やっぱりね・・・おかしいと思ってたよ」

男「えっ 気づいてたのか!?」

女「だって、アンタわざと、ひ弱くんに見つかるようにわざわざ大声で私を誘ったじゃない」

男「ええっと、あれ?気づいてたの?」

女「普通あんな呼び出し方しないでしょ?旧校舎に来てくれないかだって・・・」


男「アチャーーーー・・・まさに三文芝居か・・・」

女「まあ、アンタの本音が聞けたし、いいわ。じゃあ、いいよ」

男「えっ」

女「いいよ、しよ。セックス!」

男「マジでかあああああ!?」

女「うん、私も、好きだよ。男のこと」

男「よっしゃあああああああああ!!」


聖川「もしもし?」

黒川「お取り込み中のところ悪いけど」

聖川「一体どうやって、この状況からセックスをするのかしら?」

黒川「要は童貞を奪われなければいいだけの話・・・アンタを気絶させて、その女を殺す、フフフ」


男「お前ら・・・!!」

聖川「ふふふふふふ」

黒川「フフフフフフフ」


女「こ、怖い・・・」

男「安心しろ、俺が守ってやる・・・(しかし、どうすればいい)」



聖川「さあ、諦めて、私の・・・キャアア!」

突然足を捕まれ転倒する聖川

裁鬼「させねえぞ!!行け!お前ら!!」

黒川「あんた!この!きゃああ!!」

ひ弱「させません!!」

血を流しながらも、ひ弱は黒川を押し倒した、強力な魔力が宿っていても、こうも肉薄されてはただの少女
黒川の体力ではひ弱を払いのけることはできない

男「ひ弱!!そして、誰か!!」

聖川「離しなさい!!この!!」

裁鬼「抑えつければただの子供だな」

聖川「くっ!!」


黒川「いや!放して!!乗っからないで、あっ・・・息噴きかけないで・・・んあっ」

ひ弱「はぁ・・・はぁ・・・暴れないでください・・・(僕、なんで裸の黒川さんを押し倒してるんだ・・・)」

裁鬼「くそ!あっちにすればよかったか!!!」

男「女、もう時間がない」

女「えっ?」

男「ひ弱はもう無理だ、黒川を抑えつけてもどうせ体力が持たん」

男「それに、あっちの鬼も、どうせ、黒川が起き上がればやられる」

女「でしょうね・・・」


男「ここでするぞ!ひ弱のためにも!!」

女「マジかよ・・・」

男「さあ、脱げ・・・!世界をかけた俺たちの闘いだ!!」

女「・・・・・・・・ああ、分かったわよ!!」

女と男は互いの服を脱ぎ、ついに生まれたままの姿になった

聖川「いやあ!!ダメ!ダメよ男くん!!そんなことしては!!」

黒川「んあああああ ダメ!だめええええ・・・・んあああああああ」

ひ弱(黒川さん男さんの方見てないけど分かってるのかな?)

裁鬼「ヒューー若いってのはいいね」


男は女を優しく抱きしめる口付けをしたそして、自分の服の上に
女をそっと寝かした

男「こんな初めてで正直、すまないと思っている」

女「嘘つき・・・」

男「えっ」

女「めっちゃ、反応してるじゃん・・・」

男「その・・・聞きかじりと言うか・・・」

女「?」

男「AVで見た知識でしか無いが・・・行きます!!」

女「ちょっ!?ちょっと・・・・ええっ、舐めるの!?そこ・・・ん」

男「ビチャビチャ」

女「んっ・・・・・・・・・・ゆ、指も入れるな・・・・・ん」


裁鬼「いいぞ!そうだ!もっと攻めろ!!」

聖川「こら!もっと優しく愛撫して上げなさい!!指はもう少し優しく入れなさい!!」

黒川「もうだめ・・・我慢出来ない」ガバ

ひ弱(うわ・・・黒川さん・・・)

女「んくっ・・・んん!!」

男「大丈夫?その・・・痛くない?」

女「・・・・」フルフルと首を横に振る

男「よかった・・・」

女「はぁはぁ・・・もう・・・ああ、いつまで・・・するの、は、恥ずかしい」

両手で顔を抑えだす

男「かわいい・・・」


裁鬼「そこまで濡れたんならもういいぞ!攻めろ!!」

聖川「何言ってんのよ!!次は体を舐め回すのよ!!堪能しなさい!彼女の体を!!」

男「では、お言葉に甘えて」

女「ちょっと、それは私の言葉じゃない!!って・・・ひゃん!!」

男「チュパチュパ」

女「こらぁ・・・な、舐め回してない・・・す、吸ってるぅ・・・」

男「レロレロ」

女「はぁ、はぁ・・・」

女「も、もうだめぇ・・・お願い・・・は、はやくして・・・」

男「そうだな・・・早く終わらせよう・・・でも、もったいない」

女「今度、ちゃんとして、あげるから・・・」

いよいよこの瞬間がやってきた
男の膨張した音撃棒が女の音撃鼓の直ぐ目の前まで来ている
女の入り口は星明りに照らされて、雫が輝いていた

男「うぉぉ・・・こっ、これは・・・緊張する・・・」

女「み、みるなぁ・・・はやぐぅ・・・して・・・」


男「ここで引いたら男がすたる、据え膳食わねば武士の恥!!!」

ずぷ

男の肉柱が押し込まれると、感じたことのない全方位の圧力に男は身震いをした
思わず目を細めてしまうほどの衝撃に全神経を研ぎ澄ませると
女は「んあああああああああ」と声を上げて、弓反りになって地面をバンバン叩き出した
彼女の表情からは、痛いのか、それとも別の何かなのかは読み取れないが
それでも、初めての経験を下半身で感じているのだろう

男「オンナアアアアアアア!!」

女の上半身を起こし、抱きつくと
男は一心不乱に腰を動かした

女は言葉にならない音を口から漏らしていた
二人が、若さに任せ腰を動かしていると
クライマックスが訪れるのに時間はいらなかった

男「だ、出す!だすぞ!!」

女「!!!」コクンコクンと首だけ頷く


男「アアアアッ!!」

女「ああああっ!!」

黒川「んああああああっ!!」

ひ弱「あああああああああ!!!」

ヒクヒクとお互いは痙攣しあっている
仰向けになり、空を眺めると、皆既月食は終わっていた
そこには普通の月と星が夜空に散りばめられていた

男「はぁはぁ・・・終わったのか」


聖川「・・・・・・あっ、見とれてる場合じゃない!!」

聖川「ちょっと、どうしてくれるのよ!!」


男「あ?知るかよそんなの」

聖川「くっ・・・これで計画が台無し・・・」

聖川さんは翼を広げると大きな突風を起こし、空へと消えていった

男「やれやれ・・・って、おいひ弱!大丈夫か!?」

ひ弱「はひぃ?らいりょうるれひゅよぉ?」舌を出しながら両手でVサインをする

男「なんでお前がアヘ顔ダブルピースなんだよ!!」

黒川「はぁ・・・こ、こんなにも、すごいものなのね・・・」

男「黒川、お前・・・」


黒川「もう、私の儀式は失敗ね・・・私が処女じゃなくなってしまったわ・・・」

男「おい、黒川、お前どうするんだこれから?」

黒川「もう私は、魔族ではない・・・処女を失い、力も失った・・・後は去るのみよ・・・」

黒川はトボトボと旧校舎に服をとりに行った

裁鬼「じゃあな、少年、また何かあったらいつでも呼べよ」

男「なんでかんだで助けてもらったな、ありがとう」

裁鬼「じゃあな!」

裁鬼さんもまた、100mを5秒のスピードで走り去っていった



男「終わったな・・・」

女「すぅ・・・すぅ・・・」

男「まったく、風邪引くぜ・・・」

それから次の日

教室には、聖川さんの席はなく、皆の記憶から聖川さんは消えていた
黒川は突然の転校をしてしまい。挨拶もなしに学校を去っていった

ひ弱「黒川さん・・・」

黒川の転校にひ弱はかなり落ち込んでいた
どうやら、ひ弱は黒川との初体験で、完全に黒川を・・・


女「ねえ、一緒にかえろ」

男「えっ、ああ・・・帰るか」

女「昨日のこと?」

男「ああ、なんか・・・信じられなくてさ・・・」

女「聖川さんも、黒川さんも居なくなっちゃったね・・・」

男「ひ弱・・・落ち込んでたな・・・」

女「・・・・・・」


男「ま、悩んでも仕方ないか」

女「ふっ、やっといつもらしくなってきたね」

男「なんだよ、へへへ」

それから月日は経ち 俺達は高校を卒業した

ひ弱は、あの裁鬼って鬼のところに弟子入りしたそうだ
裁鬼さんも、ひ弱は鍛えがいのあるいい弟子になると喜んでいるそうな
「ぼくが強くなって!黒川さんを迎えに行くんだ!」
なんて、言ってるらしい、ひ弱、やっぱりお前は俺が見込んだだけのことはある
立派なやつだよ


そして、俺はと言うと

男「もうすぐかぁ・・・」
女「男の子かな?女の子かな?」
男「お腹の子のためにもちゃんと、稼がないとな」
女「頑張ってよ、パパ」

俺達二人は、こうしてあの時の関係を大切に続けている。そしてもうそろそろ、俺は
父親になる、しかし、俺はこの子を本当の意味で守らなければならない

俺の家を
隻眼の天使が見ている限り、俺の子供につらい運命がまっているからだ   

END

次回予告

私、聖川天子はベローネ学院女子高等部に転校してきたばかりの女子高生
実は私、ちょっと前まで天使だったんだけど、大事な任務を失敗して天界を追放されちゃったの!

私、黒川エレナはベローネ学院女子高等部に転校してきたばかりの女子高生
実は私、ちょっと前まで魔族だったんだけど、大事な儀式を失敗して人間になっちゃったの!!


そんな私達がお送りする新番組  ふたりはプリキュアエクスタシー 毎週日曜日朝8時半にご覧の番組で放送中


第1話は「ええっ!?プリキュア部に入部!?」

聖川「雪城 ほのか先生ってステキよね~~~」

ま、続かないんですけど

おやすみ

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