春香「皆でサバゲですよ、サバゲ!」(121)

P「皆、準備は良いか!?」



赤チーム
春香、千早、やよい、雪歩、真、貴音


春香「はい!」

千早「いつでもどうぞ」

やよい「うっうー! 頑張りますよー!」

雪歩「ま、まだ心の準備が……!」

真「よぉーっし……」

貴音「折角の催し、やはり負けたくはないものです」

青チーム
美希、伊織、響、亜美、真美、あずさ


美希「バンバン倒して、活躍するの!」

伊織「やるからには全力よ!」

響「勝つぞー!」

亜美「一気に攻めるよ→!」

真美「楽しんじゃおう!」

あずさ「精一杯、頑張ります」


小鳥「それでは、スタートです!」

―――


P「簡単にルールを説明するぞ」

P「今回のサバイバルゲームはチーム戦だ」

P「各自支給された水鉄砲を武器に、相手陣地に立てられた旗を取り合うフラッグファイト」

P「なお水に濡れた選手は自陣へ戻った後、10分間の待機。まぁ本陣での作戦会議ぐらいは容認する」

P「ちなみに給水ポイントは各地に設置してあるから使ってくれ。ただし隙だらけになるのは覚悟すること」

P「相手をある程度倒してガラ空きの敵陣を狙うか、最初から旗のみを狙うかは自由だ」

P「当然だけど、番組的には前者を選んで欲しい」

P「大まかに説明するとこんなところだ。簡単だろ?」

P「何か質問がある場合は、競技中でも構わないから言ってくれ。どうせ穴だらけのルールだしな」

P「なるべく早く審議を行って返答するつもりだけど、御都合主義って物があるからそこは目を瞑ってくれ」

―――赤チーム陣地


春香「よし、頑張ろうね千早ちゃん」

千早「ええ」

真「それじゃ、作戦通りに行くよ。頑張るから」

春香「期待してるからね」

やよい「私達も頑張ります!」

雪歩「じ、自信は無いけど……」

貴音「では、参りましょう」


真、貴音……それぞれ単独行動
春香、千早……ペアで行動
やよい、雪歩……フラッグ近くで防衛

―――青チーム陣地


響「ワクワクしてきたぞ!」

真美「血が滾るね!」

亜美「私達のチームワークを見せてやる!」

伊織「ちゃんと作戦通り、全員ツーマンセルを維持するのよ。真とは間違っても一騎打ちしないこと」

伊織「相方の死角をカバーするのも忘れないでよね」

あずさ「伊織ちゃん、あまり固くならずに楽しみましょう?」

伊織「いいえ、やるからには勝つのよ!」

美希「それじゃ、行ってくるの」

伊織「こらーっ! だからツーマンセルだって言ってるでしょ!?」


響、美希……ペアで行動
亜美、真美……ペアで行動
伊織、あずさ……ペアで行動(自陣防衛)

春香「真、その水鉄砲一つで大丈夫なの?」

真「大丈夫だよ。春香のみたいな変に凝ってる物だと使いにくいし、これくらい小さいと動きの邪魔にもならないから」

真「それじゃ行ってくる。先制攻撃を仕掛けてくるよ」ダッ

春香「気を付けてねー!」


千早「それじゃ、私達も行きましょう。なるべく声は抑えた方がいいわね」

春香「うん。ね、千早ちゃんはこういうの得意なの?」

千早「いいえ、経験ゼロよ。まぁ、やれるだけやってみるけど」

春香「ふふっ、千早ちゃんと二人だと心強いよ」

千早「……私も、よ」

真(地図を見る限り……ここで3分の2は進んだはず)タタッ

真(いい加減誰かと会ってもおかしくない頃だけど)

真(多分亜美と真美はペアで行動してるだろうから、それだけは注意かな)

真(響は運動出来る方だし、楽しい勝負が……来た!?)サッ

真(…………響、と美希か。キツイなぁ……)

真(でもゲームは始まったばかりだし、赤陣地まで距離があるから……挑んでみよう! 楽しまなきゃ損だ!)バッ


真「勝負だよ! 二人共!」

響「ままっ、真!?」バンバン

真(狙いが甘い……行けるかな?)ダッ

美希「ミキを忘れてもらっちゃ困るの!」バシュウッ

真「おっとと!」

真(響は普通の単発銃、特別警戒するような要素は無し)

真(それに比べて美希は、水が出続けるタイプか。確かに当て易いけど……)パシュッ

真(っと、挟まれるな……常に二人を視界に入れて戦わないと!)ダッ


響「このー! 真動きが速過ぎるぞ!」バンバン

美希「み、水が切れたの……!」チョロッ

真「よし、早速一人貰いっ!」

美希「きゃあっ…………え?」

ポタタッ

真「そん、な……!」ドサッ


真美「後ろから狙うってちょっと卑怯っぽいけど」

亜美「まこちん相手にそんな事言ってられないよね」

―――放送席


P「真、脱落か……」

律子「でも流石真ですね。あのまま行けば二人とも倒したかもしれません」

P「それに動きも理想的だったな」

小鳥「でも、ちょっと戦いに夢中になり過ぎましたね。二人に集中する余り、周りに目が行かなかったんじゃないでしょうか」

P「まぁ、四方を囲まれては……さて」

カチッ

P「真、真美の攻撃により脱落。自陣へ」

P『真、真美の攻撃により脱落。自陣へ』


やよい「ふえっ!? ま、真さんが!?」

雪歩「ど、どうしよう……このまま来られたら……!」

やよい「大丈夫ですよ雪歩さん! 真さんが復帰するまでの10分間耐えれば良いんです!」

雪歩「で、でも真ちゃんが撃たれる相手だよ……!? 私達二人だけじゃあ……」

やよい「うっうー! な……なんとかしてみせます!」

雪歩「大丈夫じゃないよぅ……」

真「た、ただいまぁっ!」

雪歩「もう戻ってきた!?」

真「ぜ、全力で走ってきた……!」ゼーハーゼーハー


真(やられた場所が遠くであればあるほど、復帰が遅れてしまうんだ……気を付けないと)

響「助かったぞ二人共」

真美「いや→実は二人で倒せるかなと思ってたんだけどね」

亜美「思ったよりまこちんが強かったから、つい助太刀を」

美希「ありがとうなの。ミキ、もう弾切れだったよ……」

真美「お礼を言われるほどの物でもありませんな→」

亜美「それじゃ、私達は行くね。ミキミキ、しっかり水補給しなよ?」ダッ

真美「あ、待ってよ亜美→!」

春香「あー……真負けちゃったんだ」

春香「どうしよっか、千早ちゃん……」

千早(……ここは、草木も多いから気付かない内に囲まれそうね)

千早(せめてもう少し開けた場所に出ないと。真の復帰まで、あまり無茶はしたくない)

春香「千早ちゃん?」

千早「な、何?」

春香「どうしたの、ぼーっとして」

千早「ちょっと考え事と、後ろの方も注意してたから……聞いてなかったわ、ごめんなさい」

春香「え、そうなの? ……ごめん、私前ばっかりで」

千早「いいのよ。春香、ただ楽しみたかったんでしょう?」

千早「だから細かい事は考えないで思いっきり戦って」

春香「そ、それじゃあ折角千早ちゃんと二人なのに意味ないよ……」

春香「私あんまり頭良くないから、勝手に動いちゃったけど……」

千早「春香……」

春香「色々教えて? ね?」

千早「私も、素人だから間違ってるかもしれないけど……」

春香「いいのいいの! 作戦を立てて動くって、本格的にサバイバルゲームって感じがするから!」

千早「……ええ、分かったわ」

千早「ここは、ちょっと隠れる場所が多過ぎる」

千早「私達も見つけられにくいけれど、相手も見つけにくい」

千早「万一敵に見つかったとしても、草木が邪魔で走り回るには不向きね」

千早「もう少しだけ開けた場所に移動しましょう。厳しい条件に合うような場所があればいいんだけど」

春香「う、うん」

千早「あと、真がやられたのは、相手が複数で行動してたからだと思うの」

千早「誰かを見つけたら、まず周囲を警戒した方がいいわね。場合によっては撤退も考える」

春香「すごいね千早ちゃん……私そこまで考えられないよ……」

千早「そ、そんな……素人の意見だって言ったでしょう?」

春香「ううん、その案に賛成だよ。それで行こうっ」タッ

千早「ちょ、春香……!?」

あずさ「いつ誰が来るか分からないから、心配……」

伊織「大丈夫よ、向こうで積極的に攻めてきそうなのは真ぐらいだし」

伊織「しかしよく真を倒せたわね。感心だわ」

あずさ「でも、待ってるだけなのも退屈ー……」

伊織「仕方ないでしょ。あずさそんなに運動得意じゃないし、的になるだけ」

あずさ「あらあら、ショックね~……事実だけど」

伊織「これでいいのよ。勝ちに行くんだから」


伊織(さて、真が居ない10分間の内にもう一人抑えておきたい所だけど)

伊織(雪歩とやよいは間違いなく本陣近くで守ってるわよね)

伊織(簡単に倒せそうなのは春香と千早か……)

ジャー

美希「補給完了なの!」

響「美希」

美希「何?」

響「その武器、あまり相手を狙わない方がいいと思うぞ」

美希「でも相手に向けないと当たらないんじゃ……?」

響「ほら、水が出っ放しなら、一回ターンするだけで回り全員倒せるさー」

美希「な、納得なの……」

響「その時は合図してくれたら、自分は屈んで躱すからな」

響「ルールには入ってないけど、多分味方の攻撃でも待機になるだろうし」

美希「うん」

春香「千早ちゃん、あれ……! 美希と響ちゃんだよ!」

春香「どうする? 戦う?」

千早「行きましょう。難しい注文になるけど、美希を中心的に狙って。ただし我那覇さんの攻撃には注意しながら」

春香「う、うん……!」

千早「さっき真がやられた事も考えると……相手は亜美真美、我那覇さん美希、伊織あずささん、の3チームで動いているはずよ」

千早「だからペアの内一人を倒せたらそれで十分。10分間は我那覇さんの動きを止められるから」

春香「響ちゃんが逃げたら無理には追わない方がいい?」

千早「ええ。あくまで真がアタッカーだから、復帰までの時間を稼げばいいわ」

千早「もちろん余裕があれば我那覇さんも倒しましょう」

美希「……!? 春香達なの!」

響「くっ……美希、準備早く!」

美希「い、今やってるから!」ガチャガチャ

千早「春香、チャンスよ! 今の内に!」

春香「了解!」バシュバシュ

響「くそー! 卑怯だぞ二人共!」バンバン

春香「補給は隙だらけって、プロデューサーさんが言ってたでしょ!」バシュッ

春香「このまま行くよ、千早ちゃん!」

千早「ええ!」

美希「ロックを外して、ポンプアクション……それから……」ジャコッ

響「美希まだなのかー!!!」

美希「……行けるの! せーのっ!!!」ブシュアッ

響「よしっ!」バッ

春香「えっ……?」

千早(このタイプの水鉄砲は……! 駄目、私も春香も回避出来ない……!)

千早(なら、ならせめて……!)バシュッ



―――P『春香、千早、美希の攻撃により脱落。自陣へ』

響「作戦、成功だぞ!」

美希「……」

響「美希?」

美希「ごめん、なの……」ガクッ

響「……美希ぃ!」

美希「あはは……ちょっと、攻撃ばっかり考えてたの」

響「ごめん……自分が、もっと美希を守ってあげられたら……!」

美希「気にしないで、響……ちょっと、休ませてもらうの……」

響「美希……!」


響「……っ」グシッ

響「泣いちゃ、いけない。ここで動きを止めちゃ駄目だ」

響「……一旦本陣まで引いて、伊織から指示を貰わないと」ダッ


P『美希、千早の攻撃により脱落。自陣へ』

伊織「相討ちか……やってくれるじゃない」

あずさ「でも、これで向こうは3人脱落……」

あずさ「このまま勝てればいいわね」

伊織「もういっそ、私達も動いても……いや、油断出来ない」

伊織「貴音の動きは分からないし、このまま待機、かぁ」

あずさ「……たいく」

伊織「その発言はやめなさい」

あずさ「分かってますっ」

伊織「はぁ……」

―――


真「これで、3対5か……」

やよい「っ……!」プルプル

雪歩「あぅ……」ビクビク

真「二人共、大丈夫?」

やよい「し、っしし心配要りません」

雪歩「だ、大丈夫……多分」

真「まぁこっちの陣地にはそうすぐには着かないはずだし、それまでにはボクも復帰できるよ」

真美「そういう訳には行かんのだよ」

真「っ!?」


亜美「さぁ、フラッグを頂きに参上しました」

真美「大人しく、お縄につけ→い!」

真「ふ、二人共戦わなきゃ!」

やよい「は、はい!」ピシュッピシュッ

亜美「おとと、怖い怖い」

雪歩「え、えいっ!」バシュン

真美「ゆきぴょん目を開けないと当たらないよ→」

亜美「これは、ここで勝負あったね」

真美「私達のコンビネーション、見せてあげよう!」ダッ

真「頑張れ! 雪歩! やよい!」


真(復帰まであとまだ時間がある……ボクは、間に合わない……!)

真(一体、どうすれば……!)

―――

雪歩「ひゃあっ!」パシャ

やよい「雪歩さんっ!」

真美「さ→後はやよいっちだけだよ」

亜美「最後は徹底的にいたぶってあげようかな→」グヘヘ


真「そんな……こんなにあっさり……!」

真「っていうか……貴音は何やってるのさぁぁぁっ!!!」


やよい「や、やめて……来ないでっ……!」

亜美「さあ!」

真美「まずは左足から!」

パタタッ


真美「……え?」

亜美「真美!?」

真美「そん、な……!」ドサッ

亜美「まさか、お姫ちん? どこから……!?」


ピシャッ


亜美「……嘘、でしょ……!」ガクッ


やよい「た、貴音さん……助けて、くれたんですか……?」

真「貴音ぇ……もう、駄目かと……!」

―――


貴音「攻撃態勢……それは最も守りが薄くなる時」

貴音「……ようやくスコープが合いました」ガサッ

貴音「配布された段階で、敢えてこの調整だったのですね」

貴音「しかし、間髪入れず双海亜美に当たったのは幸運……距離は100もありませんが」

貴音「では場所を変えましょう」

貴音「相手の陣形……優秀な指揮官がいるようです」

貴音「恐らくわたくしの武器、位置も感づかれてしまうはず……」

貴音「……皆、まだ希望を捨ててはいけませんよ」



P『亜美、真美、貴音の攻撃により脱落。自陣へ』

―――放送席


P「貴音の奴、冗談だろ……あの距離で当てるなんて……!」

律子「12人の内、最下位のハズレ武器だと思ってました……」

小鳥「でも、これは面白くなってきました。やっぱり戦争には偵察兵、突撃兵、狙撃兵、衛生兵が居ないと!」

律子「衛生兵はいませんけどね。自分の足で自陣まで戻りますから」

P「それじゃ、進めますよ」

小鳥「分かりました、コールしますね」カチッ

小鳥「こちら放送席、全員、行動を止めてください」

小鳥「ここで追加イベントの説明を行います」

小鳥「あ、ちなみにこの説明時間中は、脱落者の復帰時間は進行しません」


小鳥「フィールドのどこかに、無線機を6つセットで設置しました」

小鳥「小型化されたインカムタイプで、動きを阻害しません」

小鳥「仲間との連携がより正確になる非常に有用なアイテムなので、是非獲得を目指してください」


小鳥「注意点が2つ。この無線機は、1人につき同時に2個までしか持てません」

小鳥「チーム全員で使いたければ、複数人で設置場所までくるか、往復して味方の元へ運ぶことになります」

小鳥「そしてもう1つ。一度装備した無線機は、自由行動時且つ味方間でのみ移動が可能です」

小鳥「無線機を装備した選手が撃たれた場合『10分間無線は使えない』という事ですね。当然待機中は無線の電源を切ってください」

小鳥「ルールを破った人は30分間自陣待機のペナルティとなるので注意です!」

小鳥「以上、それではゲーム再開!」

―――青陣地


響「どうするんだ?」

伊織「考えるまでもないわね。取りに行くわよ」

響「あずさ、防衛は任せたから」

あずさ「ええ」

響「一人で大丈夫なのか?」

伊織「さっきの放送聞いてたでしょ? 真、雪歩、春香、千早は脱落。やよいと貴音も本陣近くよ」

伊織「私と響がそれぞれ分散して探すわ。敵と会った時の判断は任せるから」

伊織「さすがに赤陣地近くに無線を設置しないだろうから……3分の2辺りまでの間を探すこと」

響「わ、分かったぞ」

伊織「あまり奥まで行き過ぎると、復帰した真に旗まで特攻掛けられるわよ。注意しなさい」

×響「あずさ、防衛は任せたから」

○響「あずさ、防衛は任せたから」

―――赤陣地


真「どう思う?」

雪歩「わ、私は欲しいかな……心細いし……」

千早「せめて、2個だけでも取っておきたいわ」

真「とはいえ……こっちには動ける人が居ないから……」

春香「美希、亜美、真美は本陣で待機、響ちゃんは何処かに居て、伊織とあずささんは分からないかぁ……」

千早「二人はペアで本陣の守りだと思う。真が居る以上は、守りを手薄にすることは無いはず」

真「でも、今のボク達の状況じゃ……」

千早「攻撃は無いと踏んで、全員で探している可能性もあるわ。真、残り何分?」

真「それが、分からないんだ……」


小鳥『真ちゃん、復帰。戦線へ』


真「よしっ、良いタイミング!」

やよい「だ、大丈夫ですか!?」

真「10分も休み貰ったし……全力で走り回ってくるよ!」ダッ

真「やよい! 防衛お願いするからー!」

やよい「が、頑張りますー!」


―――


響「真、復帰か……タイミング最悪だぞ」

響「ど、どこまで進めばいいのか……ん?」

響「あれは、プロデューサー?」

響「それに見るからに怪しいボックスがあるぞ……もしかして」タッ

響「おーい、プロデューサー!」

P「……」ジャキッ

響「へ?」

P「……」ダダダダダダダ!

響「な、いきなり何するんさー!!!」

P「悪いな、ここで倒れてくれ!」

響(もしかして……無線機を守ってるとか!?)

響(意地悪なルールだぞ! あんな装備と戦えなんて……!)

真「プロデューサーっ……ううわぁっ!!??」


響「へ? 真?」

真「ちょ、ちょっと! 何するんですかぁ!」ダッ

響(なるほど……どちらの味方って訳でもないのか……)

響(どうする、考えろー……)


小鳥『赤チーム、青チームそれぞれ、無線機に接近しました』

小鳥『ルールの詳細を発表します』

小鳥『無線機の傍らには、完全武装のガーディアンさんが待っています』

小鳥『無線機が欲しいなら、ガーディアンさんと戦って、倒す必要があります』

小鳥『頭部ヘルメットに旗が取り付けられていて、それを濡らせば勝利です』

小鳥『なお、ガーディアンさんを倒すこと自体にポイントはありません』

小鳥『つまり相手チームにガーディアンさんを倒させて漁夫の利を得る……という戦術もありますよ』



伊織「……無線は響の方にあったのね」

伊織「でも、頭の旗か……私の武器じゃ難しいわね」

伊織「それに真も居ると。多分、ガーディアンとやらは無差別攻撃だろうだから……響を信じるしかないわね」

伊織「本陣に戻りましょう」ダッ

真「ど、どうしよう、勝てないよ……!」ダッ

響「うわわっ……こっちに来た……!」

真「あ」

響「う」

真「あああっ響ぃぃぃ!!!」パシュッパシュッ

P「……」ダダダダダダダ!

響「うわぁぁ実際2対1だぞー!!!」ダッ

響「……ぜぇぜぇ」

真「響! 聞こえる!?」

響「な、なんだー!?」

真「ちょっと手を組まない!? 二人でプロデューサーを倒そう!」

真「それで、勝ったらお互い2個ずつ持って帰るっていうのはどう!?」

響(……真はきっと、嘘は言わない。特に正々堂々と戦いたがるタイプだから……)

響「……分かった! 信じてるぞ!」

真「挟み撃ちで行こう! プロデューサーがどっちを撃っても恨みっこ無し!」

響「了解っ!」

真「せーのっ!」ダッ

響「行くぞー!!」ダッ

P(真は確かに足は速いが、その分武器の射程がお粗末だ。まだ安全な距離)

P(狙うは、射程の長い響から!)ダダダダダ!

響「くっ……結構ギリギリだぞっ!」バンバン

真「相手を中心に、円を描くように走って! 縦に移動したら撃たれる!」パシュッ

響「わ、分かった!」

P(じゃ、美希のやり方を真似させてもらうとするか。悪く思うなよ、二人共!)ブシッ

響「あぶなっ……!」

真「くっ……!」

響「ま、真ぉ! 大丈夫か!?」

真「大丈夫ー! ……ちょっと足を怪我しちゃったけど!」

真「躱す為とはいえ、思いっきり影に飛び込んだからなぁ……」


P「……音無さん、赤チームの陣地に救急セットを送ってもらえますか? 真が少し怪我をしたみたいです」

P「真を倒して、陣地に送り返しますから」ジャキッ

小鳥『分かりました』


真「響! もう一回行くよ!」

響「足は大丈夫なのかー!?」

真「大丈夫だから! せーのっ!!!」

響「っ!!!」ダッ

P(響が来たか……!)

P(しかし、真が居ない……足を怪我して遅れているのか?)

P(見晴らしは良いから、見落とすことは無いしな……なら響と一対一か!)ダダダダダ!

響「くっ……負けないぞ! 真と二人で勝つんだ!」

P(ホントに……惜しいくらい貪欲に勝ちを取りに行ってるな)ジャカッ

響「も、もう一つ銃を持ってたのか!?」

P「終わりだ! 響!」


真「はい、戦闘はこれで終わりですよ。プロデューサー」

―――


P「……まさか……木の上を走ってくるなんてな」

真「響が、銃撃に怯まずに前に出て気を引き付けてくれたお陰ですよ」パシュッ

P「やっぱりお前達……いいコンビだよ」ドサッ

真「……撃たないでいて、くれたんだね」

響「当たり前だぞ。こんな良い戦いを出来たのは、真が居てくれたお陰なんだから」

真「……あははっ」

響「へへっ♪」


パァンッ!


真「お疲れ!」

響「二人で掴んだ勝利だぞ!」


律子『真、響の活躍により、ガーディアンは撃破されました』

―――放送席


律子「真、響の活躍により、ガーディアンは撃破されました」カチッ


律子「ふぅ……」

小鳥「良い勝負でしたね」

律子「ええ。ホント盛り上げてくれますよ、あの二人は」

P「戻りましたー……」

律子「あ、お疲れ様です」

小鳥「はい、タオルどうぞ」

P「ありがとうございます……水鉄砲で合戦なんて、子供の頃以来ですから疲れましたよ……」

小鳥「楽しんでいるように見えましたよ?」

P「はい、響と真……良いものを見せてくれました」

―――赤陣地

真「ただいまっ!」

やよい「あ、お疲れ様です真さん!」

真「ありがとう。誰か攻めてきた?」

やよい「いえ、誰も来てませんよ」

真「そっか。はい、無線機だよ」

やよい「え? で、でも私より他に必要な人が……」

真「どの道今装備出来るのはやよいしか居ないよ。使えないと思ったら誰かに渡せばいいから」

やよい「わ、分かりました!」カチャ

真「それじゃあもうひとっ走りしてくる。急ぐから話は移動しながらで!」ダッ

やよい「気を付けてくださーい!」

―――青陣地


響「持って帰ってきたぞ! 一つは置いてくから!」カチャ

伊織「真は倒せたの?」

響「あー……えーと、事情は後で説明するから! 今は急ぐんだ!」ダッ

伊織「ちょっ……な、何なの?」

あずさ「さぁ……」

真美「でもひびきん、すっごく良い顔してたね→」

亜美「うんうん、私もそう思った」

伊織「確かに……」

―――


やよい『なるほど、響さんと協力して……』

真「うん、だからあと2個ある。それを取りに行ってるんだ」

真「向こうも同じ考えのはずだから、急いで出発したんだよ」

やよい『でも、それならもしかして……』

真「うん、ボクも……多分あっちもそのつもりだよ」

真「それじゃ、今から忙しくなるから。無線切るね」プツッ


真「……手を組んで戦えたし、こうして撃ち合いも出来る」

真「もう、今日のサバイバルゲームはこれだけで満足かもね、響」スッ


響「……同感だぞ、真」チャキッ

P『春香、千早、美希、復帰。戦線へ』


美希「……行ってくるの」

真美「どしたのミキミキ?」

美希「……悔しかったの。だから次こそ、本気で戦う」

伊織「美希……」

美希「……」ダッ


伊織「ただの遊びのつもりが、皆本気ね」

あずさ「うふふ、私達も早く戦いたいわね、伊織ちゃん」

伊織「……そうね」

千早「行きましょう、春香」

春香「……うん!」

やよい「二人共、頑張ってください! 雪歩さんが復帰するまで、頑張って守ります!」

千早「任せるわね。高槻さん」

やよい「はい!」


春香「あの、千早ちゃん」

千早「何?」

春香「……真の邪魔は、しないでおきたい」

千早「ええ、勿論」

千早「私達は相手の陣地へ向かいましょう」

春香「い、いいの? だって無線機を取れるし、3対1で響を倒せるのに……」

千早「真のあんな顔を見たら、そんなことしたくなくなったから」

千早「3人で1人を倒すより、誰かと一対一で戦って活躍してみたいのよね、春香」

春香「う、うん!」

千早「そろそろこっちも敵本陣に近づかないと、相手を退屈させてしまうわね」

千早「私も、援護するわ」

春香「……ありがとう、千早ちゃん」

千早「べ、別に礼を言われるほどのことじゃないから……」

春香「ううん。私が言いたいだけだから」

春香「期待してるよ、千早ちゃんの活躍」

響「……くっ」バンバン

真「このっ……」パシュッパシュッ

真(マズい……水が無くなりそう……)

響「真。水の補充は?」

真「要らないよ。冗談でしょ?」

響「……言ってみただけだぞ!」ダッ

真(装弾数の差を考えると中距離牽制戦はそもそも向かないんだ……)

真「ふぅ~……」

真(一気に、駆けるっ!!!)ダッ!

響(速いっ!?)

響「でも、これで終わりだぞっ!」ジャキッ

真(相手の銃口、射線をよく見て……引き金を引く気配を感じるんだ!)

真(下手に威力が高い銃は、撃つと銃身が跳ね上がるから……)

響「喰らえっ!」バシュンッ

真「……っ!」バッ

真(潜って、相手を倒せるっ!!!)


―――


響「はは……負けた……」

真「はぁっ……はぁっ……」

響「ホントに楽しいな……十分経ったら、またやりたいぞ」

真「無理だよ、十分以内に旗を取るから……」

響「そんな、つれないこと言わないでほしい、な……」ドサッ


P『響、真の攻撃により脱落。自陣へ』

真「無線機、ゲット……」

真「……あれ?」

真「すみませーん、ボクもう装備してるんですけど、二つ運んじゃダメですかー?」


P『……許可する』


真「……よし。これを本陣に持って帰って……ボクも敵陣へ向かおう」

真(楽しかったよ、響)

―――赤陣地


真「貴音?」

貴音「お疲れ様です、真」

真「もう隠れてないの?」

貴音「こちらが押し切っている以上、もう本陣を三人で守る事の意味はほぼ無いものと見ました」

貴音「何より……わたくしも隠れて戦うより、前に出たいと考えます」

真「……そっか、分かった」

真「それじゃあ雪歩、無線機ここに置いておくから、復帰したらこれを装備してね」

雪歩「う、うん」

真「貴音、行こう。やよい、雪歩が復帰したら二人で敵陣まで来て」

やよい「ええっ!? そ、そんなことしたら……!」

真「あはは……番組スタッフに怒られちゃうかな? でも、楽しみたいんだ、ボクは」

貴音「わたくしも、同じ意見です」

P『雪歩、真美、亜美、復帰。戦線へ』


真「あ、待たなくて済んだね」

貴音「行きましょう」

やよい「はい!」

雪歩「わ、分かりました!」


真美「いよ→っし。頑張ろ!」

亜美「じゃあ行ってくるね!」

伊織「真には注意しなさいよ!」

真美「了解っ!」

春香「あれ……美希だよ」

千早「1人、ね」

春香「……」

千早「……美希!」

春香「ちょっ、千早ちゃん!?」


千早「私が相手するわ」ジャコッ

美希「春香……ごめん。手を出さないで欲しいの」

千早「春香、先に行って。撃たれることはないから」

春香「う、うん!」ダッ

千早「さぁ、これで私達も、一対一の勝負が出来るわね」

美希「千早さん……リベンジなの!」ブシャッ

千早「相変わらず、酷い武器……」ダッ

千早(距離が近いと、まず回避は不可能……弾切れを狙うしかない)バシュバシュ

美希「今度は、そう簡単に当たらないの!」

千早(美希は動きが速い……このまま牽制のし合いになるか……)

―――


真「あれ、千早と美希だよ!」

貴音「……確かに」ガシャッ

真「だ、駄目だよ貴音、邪魔しちゃ」

貴音「いえ、邪魔するつもりはありません」ガゥンッ!

真「ちょ、ちょっとぉ!」

貴音「双海亜美、双海真美の両名が接近しています」ガゥンッ!

貴音「このままでは、如月千早は1対3という場面を迎えることになりますよ」ジャコッ

真「……貴音。援護お願い。ボクは二人を止めてくるよ」

貴音「真」

真「何?」

貴音「わたくしの誤射には気を付けてください」

真「……え」

貴音「さぁ、早く」

真「い、行ってくる……」ダッ

貴音「さて……わたくしも、頑張らなければなりません」ガシャッ

貴音「二人の邪魔を、させるわけには参りません」

春香「千早ちゃん、大丈夫かな……」

春香「と、私も人の心配してる場合じゃないよ……もう敵陣まで来ちゃった」

春香「きょ、距離を取れば大丈夫だよね……本陣を空けることはないだろうから、追いかけても来ないはずだし」

春香「い、行くよー……!」


春香「……っ!」ダッ

伊織「来たわね……春香!!!」

春香「貰うよ!」バンバン

春香(……え? 伊織、武器を持ってない?)

伊織「飛んで火に入る夏の虫とはまさにこのこと!」ババッ

春香「え……?」


バシャンバシャンバシャンッ!!!


春香「まさか……水爆弾……!?」

伊織「下準備が大変だけどね! こんな武器だなんて正直ふざけてるわよ!」ポポイ

春香「きゃあっ!」

伊織「あずさ! トドメよ!」

あずさ「ええ、任せてっ」ブシュアッ!!!

春香「ちょ、ちょっとぉぉぉっ!!!???」

春香「う、ううう……ずぶ濡れになるところだった……」ゼェハァ

春香「あずささんがダントツで卑怯だよ……なんで高圧式のシャワーホースなんて使ってるの……?」

春香「あんなの使われたら、近付けないよ……」


あずさ「あらあら、隠れちゃったみたいね」

伊織「ま、異常者でないなら撤退してるわ」

伊織「ホント、私達の武器って動き回れないのが問題よね」

伊織「スタッフも何考えてんのかしら……」

真美「さ→て、そろそろ誰かと会うかな?」

亜美「お! 千早お姉ちゃん見つけた!」


真「させないよ、二人共」


真美「むむ、出ましたか最強」

亜美「でもでも、2対1だから勝てるよねっ」

真「まぁ不利なのは分かってるよ。でも……」

真「一番最初に、背中を撃たれたことを実は根に持ってるんだ」

真「だから、そのリベンジだよ」チャキッ

真美「よし、挑戦者よ! その試合、受けた!」ジャキッ

亜美「私達のコンビネーションを見よ!」ガチャッ

―――


真美「それそれ→!」バンバン

亜美「逃げてばっかりじゃ勝負にならないよ→!?」バシュッ

真(良い連携だ。さすがは双子、ってところかな)


ガゥン


真美「おっとと!」

亜美「いや→お姫ちんにはしてやられたね」

真美「でも、スナイパーライフルは動き回る相手には当てられないっていおりんが言ってた!」

亜美「もうお姫ちんは怖くないよ!」

真「別に貴音の事は気にしなくていいよ。どうせボクが二人共倒すから」

真美「言ったな!」ダッ

亜美「覚悟!」ダッ

真「……」チャキッ


真美「嘘でしょ……?」ガクッ

亜美「なんで……!」ドサッ

真「確かに二人のコンビネーションは完璧だったよ。まるで鏡写しみたいだった」

真「でも、左右対称な動きだからこそ、一人の動きさえ見ていれば相方の動きが分かるんだ」

真「何より……挑発に簡単に乗ったこと。無理に攻めなければ響の復帰まで耐えられたのにね」


P『亜美、真美、真の攻撃により脱落。自陣へ』

―――


千早「美希……」

美希「ま、まだ、まだやれるの!」ハァハァ

千早「何故、そこまでして私との戦いを望むの?」

美希「ミキはトップアイドルなの……だから千早さんに負けっ放しでは居られなかった……」

千早「あれは、相討ちだったじゃない」

美希「ううん、あれはミキの負け。自分の思い通りにならなかったから……」

千早「……なら私は、ここで相討ちを良しとするわ」

千早「チームが勝利出来ればそれでいい」

美希「……考えが合わないよ……千早さん」

千早「元より、敵同士だから」

美希「……戦うしか、ない」ジャコッ

千早「……そう。戦うしかないのよ」ガシャッ

美希「これで、終わらせるの!」

千早「ええ、そうね!」


P「千早、美希の攻撃により脱落。自陣へ」

美希「勝った……勝ったの!」

千早「……ふふ、私の負けよ。でもチームの勝ち」

美希「え?」

千早「気付かなかった? 私達が遭遇した地点から、相当赤陣地の方へ移動してるわ」

千早「今、青陣地はどうなってるのかしら……?」ガクッ


美希「最後の最後まで……千早さんにはしてやられっ放しなの」

美希「……っ!」ダッ

真「なるほど……あずささんは、なんとなくそんな気がしたよ……」

春香「どうする?」

真「やよい、今どこ?」

やよい『え、えっと……多分真ん中くらいだと……!』ザザザ

真「…………駄目だ、期待出来そうにない。響が復帰してしまう」

春香「あずささんの武器は強力だし、それに気を取られてると、上から爆弾が降ってくるから……」

真「貴音、なんとか撃ち落とせない?」

貴音「……当てにならない狙撃率になりそうです」

真「でも、時間を掛けてられないのは事実だからね。行動しないと」チャッ

春香「うん」ガチャッ

貴音「弱音を吐いている場合ではありません。可能な限り、力を尽くしましょう」ガシャンッ

支援

貴音「わたくしの牽制で、道を開きます」ガゥン!ガゥン!


伊織「ま、武器を考えると当然の選択よね」

伊織「行くわよあずさ!」

あずさ「ええ、任せて」ブシュアッ!!!

貴音「あとは頼みましたよ、春香、真」ガゥン!


春香「それ、それっ!」バシュバシュンッ

あずさ「ごめんなさいね……この水圧の前では、効かないのよ」

伊織(やっぱり、三人バラバラに動いてくるつもりね!)

伊織「ということは私の相手は……真!」ポポイ

真「来た……」

真(集中しろ……やれる、やれるぞ)ポイッ

伊織「武器を捨てたですって!?」

真「……そこっ!」パシッパシッ

伊織「はぁっ!? そんなバカな!」

真(水風船の弱点……何かに当たらないと爆発しないこと!)

真「ボクの……勝ちだっ!」ビュンッ

伊織「きゃあっ!!!」バシャァ


P『伊織、真の攻撃により脱落。自陣へ』


あずさ「あら、あら……どうしましょう……」キョロキョロ

真「……今、三人に銃口を向けられています」スッ

春香「投降してください、無益な殺生は好みませんから……っ!」チャッ

あずさ「……ええ。私達の、負けね」


P『赤チーム、旗の奪取を確認。ゲーム終了!!!』

完全に真無双

「お疲れ様でしたー!」


亜美「いや→楽しかったね!」

真美「ひっさしぶりに燃えた!」

雪歩「私……何もしてなかったなぁ……」

やよい「つ、次の機会があれば、頑張りましょう!」


真「響、お疲れ」

響「真も、お疲れだぞ」

真「次の機会があれば、戦おうね」

響「次は自分が勝つぞ」

千早「どうしたの春香……さっきから黙りこくって……」

春香「興奮冷めやらぬ……ってこういうことなのかな。また、やりたいね」

千早「……まぁ、悪くない企画だったわ」

春香「またまたー……乗り気だったくせに♪」

千早「そ、それは、そう、だけど……」


美希「はいはいはーい! もう一回やりたい人ー!」

真美「何!? また出来るの!?」

P「どうせこの後はスケジュールも入ってないしな。自由ってことで」

響「それなら、プロデューサーも参加だぞ!」

亜美「なら次は12対1で兄ちゃんをぼっこぼこだ→!!!」

P「お、俺はやらないからなー!」


春香「だって。行こう? 千早ちゃん」

千早「……ええ」


おわり

おわりー

真無双だとか、やよい雪歩の要らない子っぷりとか、いろいろ修行不足ですまん
人数多くて出番の調整大変だ

支援くれた方ありがとう本当に心折れそうだったから助かった

おつおつ
久々にサバゲーやりたくなった

伊織「真ぉぉぉーーー!!!」

真「『さん』を付けろよ、デコ助野郎ーーー!!!」

こんな感じで

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