男「クチートたん♪」(272)

男「クチートたそ~」

クチート「…たそ?」


男「クチートたんのとくせいにちからずくが追加されたね」

ク「しらない」

男「ちからずくってなんかちょっとあれだよね… エロいよねw」

ク「そう?」

男「そうだよ!」
男「嫌がる俺をクチートたんが無理やり… とか!」

ク「きくんじゃなかった…」

男「クチートたんっていろんなわざ使えるじゃん?」

ク「うん」

男「もし新しくわざ追加されるとしたらなにがいい?」

ク「なんでもいい」

男「えーほんとに?」

ク「きょうみないし」

男「そっかー」
男「俺的にはあまえるとかがいいなぁ!可愛いし!」
男「甘えるクチートたん可愛い!」

男「クチートたんっていばる使えるじゃん?」

ク「つかえる」

男「あれって相手混乱するけどどういうことなんだろうね?」

ク「どうって?」

男「だってクチートたんが威張ってたら可愛い!ってなって別に混乱はしないじゃん?」

ク「ホントにこんらんしない?」

男「おうともさ!」

ク「じゃあ男にいばるつかっていい?」

男「どんとこーい!」

ク「いくよ…っ!」エッヘン

男「きゃわえええええええええええええええええええ!!!!!!1」
男「エッヘンって胸張りながらふんぞり返った時に頭が重いからちょっとバランス崩してよたよたってなったクチートたんきゃわええええええええ!!!1」

ク「うるさい」
ク「こんらんしてるじゃん」

男「混乱じゃなくて興奮してるの!!」

ク「うわぁ…」

男「クチートたんのアルカナは正義って感じだね」

ク「せいぎ?なんで?」

男「かわいいは正義!」

ク「しょうもない…」

男「ところで俺はどうかな?クチートたん的になんになると思う?」

ク「じゃあぐしゃで」

男「愚者…」
男「えーっと正位置の意味は…」

自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才。

男「うむ!うむうむ!」
男「いい意味しかないぞ!!このことからクチートたんの俺に対する好感度の高さが伺えますね!!」

ク「それ、せいいちのいみだから」

男「ん?と言うと?」

ク「ぎゃくいちだと…」

軽率、わがまま、気まぐれ、無節操、逃避、優柔不断、無責任、愚行、落ちこぼれ。

男「……」

男「ペルソナぁぁあぁあああ!!11」

ク「うるさい」

男「もしクチートたんのはがねの部分が違う金属だったらどうする?」

ク「どうもしない」

男「突然変異で金とか銀とかプラチナのクチートたんも居たりしてね」

ク「いろちがいみたいだね」

男「銅だったら電気が抜群になったりしてwww」

ク「じゃくてんふえちゃう」

男「クチートたんもやっぱ結婚するなら3Kが理想なの?」

ク「さんけー?」

男「高身長、高収入、高学歴の3Kだよ」

ク「ふーん」
ク「男はどれもあてはまってないね」

男「ッ!?」

ク「しんちょうなんて2とうしんだし」

男「それゲーム!!!ゲームの中だから!!1!」
男「この世界の人々みんなそうだから!!!ゲーム的に!!!」

ク「男ひっしだな」

男「クチートたん、俺ね… ポケモントレーナーやめてラッパーになろうと思うんだ」

ク「……え?」

男「ストリートに旋風を巻き起こそうと思って」

ク「……」

男「いや、急にこんな事言い出して戸惑うのもわかるよ… ごめん…」

ク「男ってポケモントレーナーだったんだ」

男「突っ込むのそっちかYO!チェケラッチョ!」

男「スマフォ流行ってるね」

ク「ゆびでシュッってやるでんわ?」

男「うんうん!」
男「あれ面白そうだよね!」

ク「でんわがおもしろいの?」

男「シュッってやるのが面白そう!」

ク「シュッってやりたいだけ?」

男「シュッってやりたいだけかもしれない」

男「やばいヒック、しゃっくりとまんヒックないヒック」

ク「ふーん」

男「クチートたんヒックもしゃっくりするのヒック?」

ク「しない」

男「そヒックっか」

ク「ねえしってる?」

男「ん?なにを?ヒック」

ク「ひゃっくりってね」

男「うん」

ク「ひゃっかいするとしぬんだって」

男「!?ヒック」

男「ま、まずいよまずヒックいよ!」
男「今何回ヒックしたっけ?あと何回猶予ある!?ヒック」

ク「しらない」

男「全然止まらない…ヒック」
男「し、しんじゃう!!ヒック死んじゃうよぉ!ヒック」

ク「うん」

男「クチートたん!ヒックやばいやばいヒック」

ク「やばいね」

男「いやだああヒックああああ!!!まだまだクチートたんヒックとイチャイチャしたヒックりないよおおおヒック」

ク「あたしとイチャイチャするのなんていっしょうむり」

男「やだやだやだやだあああヒックあああああ!!!」

ク「5…」

男「え?なにそれhヒック」

ク「いまので4」

男「も、もしかしてそれは…ヒック」

ク「3」

男「それが0になったら…ヒック」

ク「2」

男「ええい!どうせ死ぬならクチートたんにヒック抱きついてやるううううう!!!1」ガバッ

ク「いーやー!」ゴチン

男「おご」
男「……」
男「……?」
男「……とまっ…た…?」
男「止まった!!」
男「止まった!!わーい!クチートたんのおかげで止まったよお!!1」
男「クチートたんばんざーい!クチートたんばんざーい!」

ク「うるさい」

男「あとで調べて分かったんだけど、しゃっくり100回すると死んじゃうって迷信らしいよ」

ク「うん」

男「あれ?クチートたんもしかして俺のことからかってた?」

ク「うん」

男「……」
男「こんのぉー!おちゃめなやつめ☆ぷんぷん☆」

ク「うざい」

男「あとね、ひゃっくりじゃなくてしゃっくりだよクチートたん!」

ク「…?」

男「ほら!クチートたん>>34で間違えて言ってたからさぁw」
男「ひゃっくりってwwwかわゆすwwww」

ク「…わざとだもん」

男「うんうんwwwwわざとだもんねぇwwww」

ク「うるさい!」

男「クチートたんのはがねの部分って錆びたりするのかな?」

ク「しない」

男「やっぱり!濡れても平気だもんね」

ク「たまにクレ ごーごーろくでメンテナンスしてるし」

男「マジで!?」

ク「ううん、うそ」

男「なんだうそか」

男「ねぇねぇクチートたん」

ク「なに?」

男「ちょっとこのクジ引いてみてよ」

ク「なんのクジ?」

男「いいからいいからー」

ク「…しょうがないなぁ」

男「お!クチートたん当たりじゃん!じゃあクチートたんが王様ね!」

ク「おうさま?」

男「王様は何でも命令できるんだよ!」

ク「ふーん」

男「どんな命令するの?」

ク「うーん… じゃあおなかすいたからごはんつくってほしい」

男「はいよろこんでー!」

男「クチートたんが進化したらはがね・あくになりそうだよね」

ク「しんかしないよ?」

男「仮の話だよー」

ク「なんであくなの?」

男「だってあくわざいっぱい覚えるんだもの」
男「それに悪女って感じでちょっとかっこいいよね」

ク「かっこいいの?」

男「かっこいいよ!」
男「クチートたんに弄ばれたいよぉー」

ク「ただのへんたいか…」

男「違うよ!ぜんぜん違うよ!」

ハクリュー「あの、男さん」

男「お!あれはジョウト地方のりゅうのあなでクチートたんとモンスターボールでキャッチボールしていたら偶然捕まっちゃった自称ドラゴンポケモンのへび子ちゃんではないか!」

ハクリュー「ものすごくせつめいセリフデスね」

男「ところでどうしたの?へび子ちゃん」

ハクリュー「そろそろボクもおはなしにくわわりたくなりまシテ、えへへ」

男「あーもーへび子ちゃんは可愛いなぁ」ナデナデ

男「へび子ちゃんって俺達の中でも一番しっかりしてるよね」

ハ「そんなことないデスよ」
ハ「男さんはぬけてるとこありマスけどみんなしっかりしてマス」

男「ぬけてるって… ひどい!へび子ちゃんだってアホな捕まり方してたのに!」

ハ「あ、あのときはたまたまだっぴちゅうでよけれなかったんデス!アホじゃないデス!」

ロコン「おにいちゃん!ロコンもいっしょにあそびたいよぉ!」

男「おーロコンちゃん!よーしよしよし」モフモフモフ

ロコン「きゅー」

サーナイト「ご主人さま!私ももふもふしてください!」

男「おっけー!もーふもふもふ」

サーナイト「…ん、あは… くすぐったいです♪」

ムウマージ「じゃあわたしもー」

ラティアス「私もいます!」

エルフーン「フーンもいるゾ!」

チラーミィ「あ、じゃあわたしも…」

男「これが友情パワーか…」


男「ではここでざっと登場人物の紹介をば」
男「まずは我らの偉大なヒロインクチートたん!」
男「クチートたんの可愛さは言わずもがなだし特に説明はいらないね」

クチート「あたしはかわいいんじゃなくてかっこいいキャラだし」

男「そんで次がへび子ちゃん!」

ハクリュー「ほんみょうはハクリューデス」

男「へび子ちゃんは清楚なお嬢様キャラです!可愛い!」
男「次はサーナさん!」

サーナイト「私はご主人さまのサーナイトです♪」

男「サーナさんはお姉さんキャラです!可愛いです!」

男「次、ロコンちゃん!」
男「ロコンちゃんはちっちゃくてほっとけない可愛い!」

ロコン「えー?ロコンちっちゃいですか?ロコンもはやくおとなになりたいなぁ」

男「次はマージか」
男「マージはお化けです」
男「ねぼすけお化けムウマージ」

ムウマージ「んー?あたしそんなにねてないしー」

男「次は妹ちゃん」
男「妹ちゃんは兄を探して三千里中のおバカポケモンです」

ラティアス「私バカじゃないもん!小さい頃から神童ともてはやされて育てられてきたもん!」

男「お次はチラーミィ!」
男「チラーミィはクチートたんの大ファンで俺のライバル」
男「クチートたんは渡さないからな!」

チラーミィ「わたすもなにもクチートさまは男なんかのモノじゃないから」
チラーミィ「それにわたしはあんたのライバルでもないし」

男「……」

男「最後にエルフちゃん!」
男「エルフちゃんはイッシュ地方で仲間になったポケモンでいたずら好きです」

エルフーン「フーンはいちにちいっかい男にいたずらするのをもくひょうにしているんだゾ」

男「こんなメンツでまったりいろんな地方を観光して廻っとりまっす」
男「まぁどこに行ってもクチートたんとイチャイチャしてるだけなんですけどね」

ク「イチャイチャなんてしてないししない」

男「照れてる照れてるw」

ク「うざい」

男「よくさぁギャグマンガとかでさぁ出会い頭にさぁ頭ぶつけてさぁ中身入れ替わっちゃうことあるじゃん?」

ク「しらない」

男「もしクチートたんと頭ゴッツンコしたら中身入れ替わっちゃうのかな?」

ク「やってみる?」

男「おぉ!!クチートたんが乗り気だ!」
男「おっけぃーい!やるぞ!」
男「クチートたんに、俺はなる!」ドーン

ク「いくよ」

男「おうよ!」

ク「せーの」
ク「あいあんへっどー」ゴッチン

男「いぎゃあああああああああwwwwwwwwwwwww」

チ「クチートさまのメタルコートされたアイアンヘッド!これは男しんだな!っていうかしね!」

男「生きる!」
男「ってあれ?入れ替わってない…」

ク「じゃあもういっかい、やる?」

男「ッ!!!???!?!?」
男「かわえええええええええええええええ!!!!!!!!!」
男「今の上目遣いでちょっと小首かしげた感じのクチートたんかわええええええええええええええええええ」
男「あ、やべ、鼻血出てきた」タラタラ

チ「バカね、はしゃぎすぎよ」タラタラ

ム「オマエモナー」

ク「ところで男、ここドコなの?」

男「えーっと、ここはマサゴタウンってところだね」
男「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」
男「ってな具合にほっk… シンオウ地方にやってきたよ!寒いよ!」

ハ「うー… なにもこんなじきにさむいところいかなくてもいいじゃないデスか…」

男「……確かに」

サ「ダメです!ご主人さま!そんなことをしたらご主人さまが…!」

男「止めないでくれサーナさん!俺には責任がある!」

サ「私のせいで… ご主人さまぁ…」

男「サーナさん、後のことは頼んだよ…」

サ「待って下さい!いや、ご主人さまぁ… ご主人さまああああああ!!!!」

男「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!1」

ク「あれ、なにしてるの?」

ハ「どうやらサーナイトさんがからあげにレモンをかけてしまって、それを男さんがこれからたべるみたいデスね」

ク「しょーもない…」

男「マサゴタウンってシンオウ地方の中でも南のほうじゃん?」

ハ「そうデスね」

男「でも寒いじゃん?」

ハ「…ハイ」

男「……」

ハ「……」

男「が、がんばろう!」

ハ「ボクはとちゅうでダメかもしれないデス…」

男「うー!シンオウ地方寒いよー!」

チ「ねえちょっと」

男「ん?なに?」

チ「これ」

男「マフラー?」

チ「うん」

男「くれるの?」

チ「へんなかんちがいされるとムカつくからいっておくけど、ただのあまりものだから」

男「おー!サンキュー」

男「これ巻いてるとめっちゃ暖かいね!」

チ「ことしようのしんぴんができたからおふるわたしただけだから」

男「え?これって手作りなの!?」

チ「そうだけど、なに?」

男「すげー!チラーミィは編み物できるんだ?!」

チ「ふつーよフツー」
チ「ただのおさがりなのにみょうにうれしそうね」

男「うん!暖かいし!ってかこれチラーミィが使ってたやつなん?」

チ「男にはおさがりがにあってるわ」

男「とてもおさがりには見えないくらい綺麗だね」

チ「まぁだいじにつかってたし」

男「そんな大事なものを… ありがとね」

チ「うるっさい!ただのおさがりだっていってるでしょ!」

男「あはは、でも助かる」ナデナデ

チ「~~~っ!!!」

男「大変だ!サーナさんがかげふみをトレースしてしまった!」

サ「フフ… もうこれでご主人さまは逃げられませんよ?」

男「なんと!」

サ「いっぱいイタズラしちゃいます」

男「って感じでどうかな?」

サ「ちょっとソーナンスさん探してきます!」ダッ

男「でもサーナさんのトレースいいよなぁ」
男「俺もじりょくトレースしてクチートたんを逃げられなくしたいわぁ」

ク「男あいてににげるひつようがない」

男「デレktkr!」

ク「おこるよ?」

男「いやーん怒っちゃダ・メ」
男「可愛いお顔が台無しになっちゃいまちゅよー?」

ク「すとーんえっじ!」

男「あばばばばば」

ム「ねー男」

男「ん?なーにマージ」

ム「なんかじりょくほしいんだってー?」

男「うん」

男「でもトレースできないから…」

ム「とくせいとかじゃなくてふつーに男がじりょくおびればよくねー?」

男「…ッ!その手があったかッ!」

サ「でもどうやるんですか?」

男「簡単なことさ!磁石の近くに一定時間置かれていた金属は磁力を帯びる!ビバ!サイエンス!」

ラ「さすがお兄様!ピザ!サイヤング!」

男「な、なにその偉大な投手の名を冠したピッツァは…」

ラ「おぉー!ナイスな発音ですね!」b

男「お、おう…///」

男「そうと決まれば全身に磁石を仕込んでっと…」

ハ「でも男さん、男さんはきんぞくじゃないデスよ?」

男「こまけぇこたぁいいんだよッ!」

ロ「おにいちゃんならできるよ!」

男「おぅよ!あたぼうよ!」

サ「そんなこんなでご主人さまが磁石をくっつけて2時間たちました」

男「そろそろいいだろう」

ハ「こうかあったんデスか?」

男「まだわかんないけどあるはず!クチートたーん!」

ク「こっちくるなー!」

男「うへへwwwwwww逃さないぞよwwwww」

ク「くんなー!」タッタッタ

男「やべええええええwwwwwwクチートたんとの鬼ごっこたのしいいいいいいいいいいwwwwwwwwwwwwww」タッタッタ

チ「で、男はあそこでなにやってるの?」

ハ「すごく…さてつだらけデス…」

ロ「おにいちゃんころんじゃったの…」

エ「男トゲトゲだゾ!てつのトゲをトレースしたのカ?」

男「おかしい… こんなはずじゃ…」

ム「ねーそろそろつぎのまちいこーよー」

男「む、それもそうだな」

サ「では北上してコトブキシティというところを目指すのはいかがでしょうか?」
サ「結構大きなまちみたいですよ」

ハ「ほ、ほくじょうデスか…」

ロ「ハクリューさんがんばれ!ロコンがあっためてあげるから!」ギュッ

ハ「あぁ、ロコンちゃんあったかいデスぅ…」ホクホク

男「いいなぁ!あれいいなぁ!」

エ「あれ?もうついたのカ?」

男「なんか近かったね」

ラ「広いですねー!人がいっぱい!」

ク「…」ソワソワ

男「人がいっぱいでソワソワモジモジするクチートたんかわええええええええええ!!!!」

ハ「ここすごくおおきいデスね」

男「…ッ!?」
男「へび子ちゃん!こんな町中で女の子が」
男「やだ… おっきぃ…/// なんて言っちゃいけません!」

ハ「……」

ク「きもい」

エ「ここはテレビきょくらしいゾ」

男「まずい!クチートたんがスカウトされちゃう!」
男「俺だけのアイドルなのに!」

ク「アイドルじゃないし」

男「でも待てよ?俺の嫁として売りだせば新しくないか?」
男「おーけー!プロヂュースしよう」
男「クチートたんをトップアイドルにするぞぉぉぉお!」

ク「だれかとめて」

おっさん「二階でポケモンのドレスアップやってるのでもし興味があったらどうぞ」

男「マジですか!?」
男「よーしクチートたんをドレスアップさせまくっちゃうぞ!」

ロ「おにいちゃんたのしそうだね!」

男「クチートたんをアクセサリーだらけにしちゃうぞぉ!」

ム「アクセサリーなんてもってるのー?」

男「ないです」

ク「じゃあできないね、おしまいおしまい」

男「やだー!クチートたんのドレスアップするー!」

チ「ちょっと!こどもみたいにだだこねないでよ、みっともない…」

男「でもだってしかしー!」
男「チラーミィはクチートたんの晴れ姿見たくないの?」

チ「みたいわ!みたいけれど、しかたないじゃない」

男「アクセサリー… アクセサリーかぁ…」

チ「まぁクチートさまはアクセサリーなんかできかざるひつようもないくらいおうつくしいんだからいいじゃない」

男「それだ!!」

チ「?」

男「さぁクチートたん、二階に行くよ!」

ク「やだ」

男「じゃあ抱っこしちゃうもんね!」ダキッ

ク「もちあげるなー!」ジタバタ

係員「あなたのポケモンとってもチャーミングなのね」
  「このお部屋でポケモンを素敵にドレスアップさせて写真を撮るの!やるでしょ?」

男「やります!」

係員「ドレスアップするのはそこのでいいの?」

男「はい!」

係員「あら、でもあなたアクセサリー持ってないのね…」

男「いりません!」

係員「え?」

男「とりあえず写真だけ撮らせて下さい!」

係員「え、えぇ…」

男「いいよ~クチートたんかわいいよ~」パシャパシャ

男「ほら、はずかしがらずにこっちむいて~」パシャパシャ

係員「あ、あの… そろそろ…」

男「ちょっと待って下さい!フィルムあと3コあるんで」

係員「」

ク「いいかげんにしろ」バコッ

男「うはwwwwwイイ画撮れたwwwwww」

男「ふぅ… 堪能したぜ…」

チ「あとでわたしにもしゃしんわけてよね」

男「しょうがないなぁ」

男チ「きゃっきゃわいわい」

ラ「あの二人はたまに仲良くなりますね!」

ム「でもそのうちけんかしだすよ~」

男「おい待てチラーミィ!その写真は渾身のベストショットなんだ!渡せないぞ!」

チ「わたしがさきにみつけたんだからいいでしょ!」

ム「ね?」

ロ「おにいちゃん…」

ク「○○をむししたらどうなるかっていうのがいまはやってるらしい」
ク「男をむししたらどうなるかやってみよう」

男「さーて今日も張り切ってシンオウ旅行を満喫するぞ!」
男「じゃあクチートたん、どこに行こうか?」

ク「…」

男「やっぱクチートたん的にはクロガネシティとか?」

ク「…」

男「クロガネシティには炭鉱があるみたいだしクチートたんも納得の薄暗さだと思うよ!」

ク「…」

男「それともあれとか!テンガン山とか!」

ク「…」

男「やっぱはがねタイプは山だよねー!」

ク「…」

男「あとは… おっと大本命を忘れるところだった!」
男「鋼鉄島!」

ク「…!?」

男「名前からしてはがねパラダイス間違いなし!」

ク「…!!」

男「きっとクチートたんも相当気に入って」
男「ク「ねぇ男?ここでいっしょにくらそ?」」
男「とか言っちゃうんだぜ!言っちゃうんDAZE!」
男「うっきゃああああああああああ最高や!!!!!!!」

ク「……」

男「んあああああああああん!!!!!!!1」
男「ク「なにへんなもうそうしてんの?」」
男「って感じの冷たい目が最高にキュートだよおおおおおおおおおおお」

ク「(むしがつうじない…)」

ラ「お兄様落ち着いて下さい!こんな時は深呼吸です!深呼吸!」
ラ「私の指示の通りに呼吸してくださいね!」

男「お、おう」

ラ「吸ってー」

男「すー」

ラ「はー」

ラ「吸ってー」

男「すー」

ラ「はー」

ラ「吸ってー」

男「すー」

ラ「はー」

ラ「吸ってー」

男「すー」

ラ「はー」

男「」

男「」

男「死 ん じ ゃ う よ ! !」

ラ「へ?」

男「妹ちゃんが深呼吸の吐くパート全部やっちゃったら俺吸い過ぎで死んじゃうよ!」

ラ「なんでですかー!」

男「いや、わかれし」

男「妹ちゃんは可愛いけどちょっと頭が足りないよね」

ラ「そうですか?1コあれば充分ですよ!アタマ、いっぱい合ったらキングギドラさんになっちゃう><」

エ「そこはせめてサザンドラとかでたとえたほうがいいゾ!ポケモンてきに」

サ「今のは、ラティアスさんは可愛いけどちょっとおバカですねってことですよ」

ラ「ひどいです!私はドラゴンタイプの中でも【かしこさ】適性がとっても高いと近所でも評判なおませさんなんです!」

男「この世界にそんなステータスないからね!モンスターファームみたいになってるからね!」
男「それとおませさん関係ねーし!ってか妹ちゃんおませさんなの!?」

ハ「でもとくこうってかしこさにあてはまりそうデスよね」

ム「それはあるかも~わたし100いじょうあるし~」

サ「えっと、私は125ですね」

男「これはなかなか信憑性がありそうだ」

男「ちなみに妹ちゃんのかしこさは…」
男「110、だと…!?」

ラ「ドヤァ」

男「と、いうわけでヘビ子ちゃんの仮説は否定されたわけですな」

ク「ごじゅうご…」

男「クチートたんはおクチが2つあるので真の値は全部2倍されたものになります」

ク「ひゃくじゅう!」

ロ「ねぇおにいちゃん?ロコンは6ばいでいいの?」

男「そうだよ」
男「ロコンちゃんは賢いな」ナデナデ

ロ「えへへ」

ラ「アタマ3つになったら3倍ですか?!キングギドラさんは3倍ですか!?」

男「キングギドラさんは出て来ません」

チ「っていうかシンオウちほうにはちゃんとかしこさのステータスあるし」

男「え」

ム「これは男やっちゃったなーしったかぶりしちゃったなー」

男「……」

チ「だっさ」

男「」

男「ひどい… クチートたぁぁぁん!!みんながいじめるよぉー!!」

ク「こっちくんな」

男「はい」

男「ボチボチ次の街へ移動しようと思うんだけど、上と右と左どれがいい?」

チ「男がしぬみちはどれ?」

男「しにません」

サ「私はご主人さまに着いて行きます♪」

ハ「し、したで…」

男「もうへび子ちゃんは寒がりだなぁ」

ハ「ドラゴンはさむさによわいんデス…」

男「確かに爬虫類は変温動物だしなぁ」

ハ「はちゅうるいじゃなくてドラゴンデス…」

男「そもそもドラゴンが寒さに弱いのかも怪しいね」
男「あれを見てよ」

ラ「わーい!雪だるまだー!」

ロ「みてみて!ロコンみたいなしっぽもつけたんだよ!」

男「妹ちゃんも自称ドラゴンだけどあんなに雪と戯れているじゃないか」

ハ「お、おかしいデスね… おなじドラゴンのはずなのに…」

男「まぁでもホントにへび子ちゃんが冷たくて動けなくなったら温めてあげるからさ」

ハ「…そういうことなら、わかりマシタ」

ク「それで、けっきょくどっちにするの?」

男「じゃあクチートたんが決めていいよ」

ク「うーん、じゃあうえ」

エ「フーンもうえいきたかったんダ」

男「なんで?」

エ「なんかいいにおいがしそうだからダ!」

男「良い匂いねぇ」


    / ̄ ̄ ̄\  うーっす                    ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
   /   ⌒ 肉⌒ ヽ      ,, -―-、             /": : : : : : : : \
  /   ( ●)(●) | ___⊂[(_ ^ω^)ヽ          /-─-,,,_: : : : : : : : :\
  |    (__人__)/::::::::/ / (⌒マ´ヽ、| オエーー!!!!    '''-,,,: : : : : : : :ii

  /.     ` ⌒/::::(゜)/ (⌒ヽrヘJつ            /、      /: : : : : : : : i     ________
  |  |    /:::::::::::::: ト、.,..> _)、  オエーー!!! r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i    /
  |   イ =彳li lli!.:::::::::::\\\_)。` ヽ。o         L_, ,   、 \: : : : : : : : :i   / 働いたら
  ヽ、 `ヽ/li┌──┐li. l:::::\\゚。、。、。        /●) (●>   |: :__,=-、: / <   負けかなと思ってる
    `ヽ ,/li li├──┤!.li/⌒ ヽ ヽU  o`∴      l イ  '-     |:/ tbノノ    \
      |ill /⌒ヽ─┤:iil|   `ヽU \l 、。o  θ  l ,`-=-'\     `l ι';/      \  ニート(24・男性)
      |!l ( ^ν^);┘ii;l|      \ l  、n.__、  ヽトェ-ェェ-:)     -r'          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      /⌒ 丶'   ⌒)iill|     , -=ミ;彡[I_ 三ヲ   ヾ=-'     / /オエーー!!!!
     ./ ヽ      / /;iil|    /:::::::::::::::::::) ̄   (⌒、。_ヽ::::...   / ::::| ;:;:;             ,、-ー-、              ど
    / /へ ヘ / /li;iil|   /:::::::::::::::::::::::::::::⌒Y⌒:::ヽヽθ、o       ::| ;:;:            ,r'"´ ̄`ヾ、             明  う
    /  \ ヾミ  //ii;iill|   l:::::rィノツノtゝミン、ノノン、::::::l゚。、。、o_∧   .:| ;:;:.            リ ,,, ニ ,,,_ ヾト、            る  だ
   (__/\ \___ノ/;;i;iil|   !::::: '"^'"`~`  ヾ( l:::::ノ\゚ (`;ω;∩   . ;:;:;.             ,ハ ^7 ,^   !.:.\          く
       |i i|    }! }} //|   ',:::j ==ュ  r== 〈:::::j \\‘⊂   ( ‘゚。;:;:;:           /.:.:.V,r''''''ゞyイ.:.:.:.:..ヽ       な
       |l、{   j} /,,ィ//|  fヾ}, ィ赱、 i i r赱ミ  l:イ  \‘ヽ∩ つ o  ;:;:.         ノ.:!:.:.:.:`ゞ-<7.:〉.:.:.:i.:.:}   ろ  っ
      i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ  lと',  `"" ,l l `""  ,リぅ!   \\゚。、。、o `从 __  _,,,/.:.:/:.:.:.:.:.:| }-{/i.:/.:.:.:.:|.:/     う  た
      |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |  ヽ-ヘ .,_ ,ィ''。_。ヽ、_,. /_ン'     ヽ ヽU  o ゛.从百円}と_」.:/!.:.:.:.:.:.:.!  ̄ リ.:.:.:.:.:り     ?
    /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人    ', / _lj_ } ,'         _ U ∴o 、  ̄    ̄   |.:.:.:.:.:./_ :__ヽ.:.:.:.:\
   /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ    l、{ ^' ='= '^' /!      / /∴ U :l          \/.:.::..:.:.:.:.:.:..:\:.::./
  ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉   l ヽ. `""´ ノ l、      |   | U o∴。l          /.:.:.:.:.:.:.「^Y.:.:.:.:.:.:|´
  |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V::::ヽ,ィ{  `' ― '´  }ヽ、    |  ∨∴ U∴U            {.:.:.:.:.:.:.:.| ,!.:.:.:.:.:.:|
  // 二二二7'T'' /u' __ /::::::/`ヽ ヽ      ,/  lヾ丶、_∧  ∨U o∴ o           \.:.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.:|
 /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /:::/-‐  \ヽ     ,/   l ゙',:::l/  \ ∨∴ oUl__ノ!     __|ヽ|ヽ:.::|.:.:.チャリーン
_/ //   广¨´  /'   /::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽヽ   /,、   l ',:| ●  Y ̄ ̄ ̄ ̄_ ノ      ||Θ|(   )'ゝ─‐イ、
ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/:::://       ヽ  }'、 ,ィ''´ \  l l::|  ミ  ̄ ̄ ̄| ̄   ̄ ̄ ̄T ̄|L|_|と  |' ``''ー‐'
`丶 /:::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{::..       イ Y´     ヽj ',::::》  ミ     }_____⊥_| L|  しーJ

男「あれ?なんだろう?このきのみ」

ロ「うーんロコンみたことないなぁ」

ム「へんないろー」

男「ちょっと試しに食べてみようかな」

サ「見るからに怪しいので食べないほうがいいと思いますよ?」

ハ「どくだったらたいへんデス」

ク「あたしどくきかないや」

チ「さすがはクチートさまです!男はどくたべてしんじゃえ」

男「クチートたんに効かないなら俺にも効かない!俺は食べるぞー!」

ラ「いいなぁ!私も食べたい!」

男「ふつうのきのみだったらいいけど、まだ安全かわからないからちょっと待っててね」

ラ「ハーイ」

男「では、あーん」パクリ

ハ「どうデスか?」

男「んー?ん!?ンーーーッ!!!!」モグモグ

ロ「おにいちゃんだいじょぶ!?」

サ「まさかホントに毒だったんじゃ…!」

男「ん…んまぁい!!」テーレッテレー

ク「まぎらわしいことすんな」ベシ

男「ふひひwwwwwwサーセンwwwww」

ム「そんでかんじんのこうかは~?」

男「それがさっぱり」
男「HPが回復するわけでもなくなつき度が上がるわけでもなく」

ハ「(男さんのなつき度ってなんだろう…?)ともかくぶじでよかったデス」

たんぱんこぞう「目があったらバトルだ!」

男「お、バトルですなwwいいですぞww受けて立ちますぞwwww」

ム「あれ?なんか男おかしくねー?」

ク「キモい」

チ「なんかめっちゃウザいんだけど」

たんぱんこぞう「ルーr男「ルールは見せ合いシングル6→3以外ありえないですなw」

たんぱんこぞう「う、うん…」

男「決まりですなwwww」

サ「ご主人さまはいったいどうしてしまったのでしょうか…」

ハ「もしかしてあのきのみデスかね?」

たんぱんこぞう「よし、いけ!ケムッソ!」

ケムッソ「ケムー」

男「ケムッソwwwwww虫ポケはありえないwwwwww」

ロ「おにいちゃんむしにがてだもんね」

男「ここは我のエースに任せる以外ないですなwwww」
男「ヤチートたん、たのみますぞwwwww」

ク「?」

男「どうしたのですヤチートたんwwwww出番ですぞwwwwんんwwwww」

ク「あたしヤチートなんてなまえじゃないし」

男「我の役割論理を体現するヤケモンには若干の名称変更が伴うんですなwwwww」
男「ヤチートたんはどんなポケモンにも役割を遂行できる理想的なヤケモンですなwwwwww」

エ「やくわりってなんダ?」

男「ここでいう役割とは平たく言うと【かわいさ】ですなwwww」
男「ヤチートたんの可愛さはいわずもがなですなwwwwぺゃっwwww」

ラ「なんだかよくわかりません><」

たんぱんこぞう「あ、あのー…」

男「おっとバトルでしたなwwwwさあヤチートたん一気に決めますぞwwwww」

ク「きもちわるい」

たんぱんこぞう「よ、よし!ケムッソ、たいあたりだ!」

ケムッソ「ケムー」

ク「バトンタッチ」ポイッ

男「我にバトンタッチwwwwwwありえないwwwww」

ケ「ケムー!」ドコッ

男「おうふwwwwヤチートたんwwwwひどいですぞwwww」

チ「キモいからそのしゃべりかたやめなさいよ」

男「ロジカル語法のことですかなwwwwこの最高にインテリジェンスな喋り方が気に入らないとはwwwwwありえないwwww」

チ「もういいや…」

サ「私たちも役割を持つことができているのでしょうか?」

男「もちろんですぞwwwww我のヤーティは論理的に考えて最強ですなwwwww」

ハ「じゃっかんのめいしょうへんこうがともなうっていうのがすこしきになりマス」

ロ「ロコンはなんてなまえになるの?」

男「ヤコンちゃんですなwwww」

ロ「ヤ、ヤコン…」

男「基本的に最初の文字をヤに置き換えることでヤケモンの名称となりますなwwwww」

ム「ヤウマージ?」

チ「ヤラーミィ…」

ラ「お兄様!私はヤティアスですね!」

男「その通りですぞwwwwやもうとちゃんは可愛いですなwwww」

サ「あ、これは愛称にも適応されるんですね」

男「そうですなwwwwサーナイトの場合はヤーナイトになりますぞwwwwヤーナさんですなwwww」

エ「フーンはヤルフーンになるのカ」

ハ「ボクはヤクリューデスか」
ハ「なんかいやなひびきデス…」

男「いや、へび子ちゃんはへび子ちゃんだけど?」

ハ「あ、あれ…?」
ハ「ヤクリューじゃ…?」

男「へび子ちゃん」

ハ「y 男「へび子ちゃん」

ハ「……」

男「……」

ハ「もうそれでいいデス…」

男「これは決してへび子ちゃんが役割を持てないというわけではないですぞwwwww」
男「ヤクリューだとなんかドラゴンっぽくて違和感があるから仕方なくですぞwwwww」

ハ「でもボク、ドラゴンデス…」

男「ありえないwwww」

たんぱんこぞう「あのー…」

男「おっと我としたことが忘れていましたぞwwwwありえないwwwww」
男「では気をとり直してwwwwヤチートたんwwwwだいもんじですぞwwwww」

ク「……」プイッ

クチートはそっぽをむいた

男「これはwwwww可愛いwwwww」
男「でもヤチートたんが言うことを聞いてくれないとバトルが終わりませんぞwwww」

ク「あたしヤチートなんてなまえじゃないし」

男「しかしヤケモンである以上最初の文字はヤになってしまうのですぞwwww」

ク「やだ」

男「だだっ子ヤチートたん可愛すぎwwwwwありえないwwwww」

ク「それいじょうそのへんなキャラつづけたらもうクチきかないから」

男「はい」

サ「あ、バトル終わったみたいですね」

男「え」

ロ「おにいちゃん!ロコンがたおしたよ!かえんほうしゃでバーンって!」

男「おーロコンちゃんは強いね!イイコイイコ」

ロ「きゅー」

エ「それにしてもさっきの男はなんだったんダ?」

男「うーん俺もよくわかんないんだけどなんか急に変な口調になっちゃんたんだよね」

ム「あ、あれわざとじゃないんだー」

男「うん」

ラ「あの変なきのみが原因ですかね?」

ハ「そうかんがえるのがしぜんデスね」

ク「男はもうあれたべるのきんしね」

男「もう拾い食いはしないよ…」

男「そんなこんなでソノオタウンに着いたね」

サ「すごい!綺麗ですねご主人さま!」

ム「おー!はながいっぱい~」

エ「ほら!ほら!いっただロ?いいにおいがするっテ!」

ロ「ふわぁ~… ロコン、なんだかねむくなってきちゃった」

ラ「お兄様!このお花、おいしいです!」モグモグ

男「こら!お花は食べ物じゃありません!食べ物のやつもあるけど!」

ク「……ねむい」

男「なんかみんな眠くなっちゃったみたいだしここでお昼寝していこうか」

ロ「zzz…」

男「ロコンちゃんなんてもう寝てるしw」

ハ「おはなのベッドなんてすてきデスね」

ム「よいしょっと」ストン

男「おいきみ」

ム「なぁに~?」

男「なぜ頭に乗っかるのかね?せっかくのお花のベッドを楽しみたまえ」

ム「だってココがていいちだし~」

男「ま、いっか」

ハ「ここはポカポカしてマスね… ふわぁ~」

サ「ご主人さま、そちらに行ってもよろしいでしょうか?」

男「わーい!サーナさんをフカフカ抱き枕にしちゃうぞー!(いいよ、あはは、サーナさんは意外と甘えん坊だなぁ)」

ハ「あぁ男さんのこころのこえが…」

ク「いっしょうねてろ!」ドゴッ

男「えんっ!」バタリ

ラ「今のうちにお兄様の横ゲットォォ」ズザァー

男「目が覚めたらみんながくっついて寝てる」
男「花の匂いも相まって完全に天国ですわ」
男「もう一眠りしよう」
男「願わくばこの幸せが永遠に続きますように……」

ム「そうして男はねむるようにいきをひきとった」
ム「男のたましいはてんにのぼり、えいえんにしあわせでした」
ム「おしまい」

男「いや、終わってないからね!生きてるからね!」

ム「いいえしんでます」

男「なんかこのやり取りするのも何回目だろうな」

ム「こんどこそホントにしにました」

男「生きてるじゃん!マージと喋ってるし!」

ム「だってあたしゴーストタイプだし~」

男「え?え!?マジで!?」

ム「※マジです」

男「おいその※やめろ」
男「びっくりするじゃないか」

ム「でもホントだしな~」

男「マージだけじゃちょっと説得力ないなぁ」

ム「じゃあみんなにも聞いてみれば~?」

男「よし、じゃあ横の妹ちゃんに…」スカッ
男「あ、あれ?」スカッスカッ
男「さ、さわれない…」

ム「ね?」

男「…おいおいマジかよ……」

男「しょうがない… この運命を受け入れてもりのようかんにでも行ってひっそりと暮らすか…」

ム「せんぱいおばけのあたしがおばけのいろはをおしえてあげるよー」

男「いろは?」

ム「まずはねーこうはいはせんぱいにさんしょくていきょうするぎむがあるんだよ~」

男「ふむふむφ(..)メモメモ」

ム「そんでねーねるときはじょうしつのねどこをていきょうするのさ~」

男「頭でいいの?」

ム「うん」

男「なんか今までとあんまり変わらないね」

ム「ね~」

ロ「…あれ?おにいちゃん、なにしてるの?」

男「…!?」
男「ロコンちゃん!?俺が見えるの!?」

ロ「…?みえるよ?」

男「ロコンちゃん… 霊感が強かったのか!」
男「考えてみればロコンちゃんは狐だもんな!霊感強そう!」

ロ「れいかん?ロコン、よくわかんない…」

男「ちなみに触れる?」

ロ「おにいちゃんに?」

男「うん」

ロ「…?うん、だぶん」

男「じゃちょっと失礼して」ナデナデ

ロ「きゅー」

男「おぉ!ロコンちゃんすごい霊感強いのかも!」

ロ「ロコンつよいのかな?やったー!」

ク「ぅぅん…」

男「あっ!クチートたん!おはよークチートたん」
男「ってあれか、クチートたんには見えないのか…」
男「クチートたん……」

ク「ねおきにへんなかおみせないでよ」

男「…え!?クチートたんも霊感強い系!?」

ク「なんのはなし?」

男「ね、ねぇ!触っていい?ちょっと、ちょっとだけ!ふひひ」

ク「キモイ」

男「ねぇクチートたん、俺って生きてるのかな?」

ク「きゅうになにいってるの?」

男「だってマージが死んでるって」

ク「またからかわれてるんでしょ」

男「そ、そうだよね!生きてるよね!」

ク「はいはいいきてるいきてる」

男「おらぁマージぃ!俺は生きてるぞ!アイアムリブ!」

チ「そのへんてこなえいごはなんなのよ」

男「ねえチラーミィ、俺生きてるよね?ね!」

チ「うるさいしね!」

男「いきる!」

ク「そもそもなんでしんでるとおもったの?」

男「いや、なんか妹ちゃんに触れなくてさぁ」
男「マージが言うにはお化けだから触れないんだって…」

チ「いまもさわれないの?」

男「ちょっとためしてみる」

ラ「Zzz…」

男「…ゴクリ」

男「いきまーす!」スカッ

ラ「Zzz…」

男「……」
男「うわぁぁぁん。・゚・(ノД`)・゚・。」

ク「いまのみた?」

チ「はい!クチートさまもごらんに?」

ク「うん」

ロ「え、え?なんのこと?」

男「な、なになに?」

ク「ラティアス、ねながら男のてよけてる」

チ「それもすごいスピードで」

男「なん…だと…!?」

ク「ためしにあたしがさわっても」スカッスカッ

ロ「あ!ホントだ!」
ロ「ラティアスさんすごい!」

男「えぇ!?ホントに避けてるのコレ?!妹ちゃん全く微動だにしてないように見えるんだけど…」

チ「ちょうこうそくでうごいてるからにんげんのめにはみえないのかもね」

男「つまり妹ちゃんの寝相の悪さに騙されたのか… あとマージに」

ム「ロコンちゃん… 霊感が強かったのか!」
ム「プークスクス」

男「……」

ム「考えてみればロコンちゃんは狐だもんな!霊感強そう!」
ム「プップークスクス」

男「やめてよぉ!!!」

チ「うわぁ… これはダサい… れいかんとかそれっぽいことばもちだしてるのがよけいにこっけいですね」

ク「しゃかいてきにはしんだね」

男「NOOOOOO!!!!!!1」

サ「…ん、ふわぁ~よく寝ました」
サ「あれ?ご主人さまはどうなさったんでしょうか?」

男「orz」

ロ「おにいちゃん、しゃかいてきにしんじゃったんだって」

サ「そんなっ!?」
サ「ご主人さま一体何を!?」

男「イヤそんな大したことしてないからね!!犯罪とかそういうことじゃないからね!」

ハ「男さん、ボクはなさけないデス…」

男「やってないよ!俺は無実だぁぁ!」

男「ところでエルフちゃんはドコに?」

チ「そういえばドコいったのかしら」

エ「フーンはここにいるゾ」

男「あれ?いつの間に」
男「ドコに行ってたの?」

エ「せっかくこんなにおはながあるからナ」
エ「はなのミツをあつめてきたんダ」

ラ「あまいにおい!」ガバッ

男「あ、おはよう妹ちゃん」

ラ「おはようございます!朝ごはんですね!」

男「全く、妹ちゃんったらw」
男「まだ朝じゃないし、花の蜜はごはんじゃによw」

ラ「あ、もしかしてお兄様私がいい匂いに釣られて起きたと思ってますね?」
ラ「それは違いますからね!」

男「またまたぁーw」

ラ「べ、別にお腹がすいておきたわけじゃないもん!お兄様のばか><」

男「ツンデレ妹か… いいね」

男「この街も堪能したしそろそろ次にいこうか」
男「もう夕方だから早く次の街行かないとね」

ハ「つぎのまちはハクタイシティデスね」

サ「ご主人さま、途中に森がありますよ?大丈夫ですか?」

男「まぁ大丈夫でしょ!サクサク進もう!」

ロ「おー!」

エ「ここなんダ?」

ク「たにまのはつでんしょ?」

男「谷間の発電所だと!?」

サ「ご主人さま… あの、あんまり見られると私… 恥ずかしいです///」

ク「いそいでるんじゃなかったの?」グワァァァ

男「ひぃぃぃい!!!いかくしないでぇ」

チ「クチートさまにヤキモチやかれるなんて…!男のくせになまいき!」

ク「やきもちなんてやいてないっ!!」グワァァ!!

チ「ひぃぃぃ!!!」

男「ひぃぃい!!!またムシでたあぁぁあ!!」ビクビク

ロ「おにいちゃんそんなにむしきらいなの?」

男「なんかきもちわるくて…」

エ「フーンもむしにがてだゾ…」

サ「私もちょっと苦手です…」

ム「あたしはへーき」

ハ「けっこうむしぎらいがおおいんデスね」

男「やっと抜けたぁ!」

エ「フーンのもふもふへいき?かじられてないカ…?」

男「大丈夫大丈夫、このモフモフは命に変えても守る!」モフモフ

エ「よかっタぁ…」

ロ「ロコンのしっぽみたいにこだわりがあるんですね!」

エ「フーンのもふもふはいのちだからナ!」

男「二人共もふもふで触ってて飽きないわ…」モフモフ

男「なんか昔っぽい街だね」

ク「なんかへんなぞうあるよ」

男「ホントだー変な像あるね」
男「ゼルダの伝説とかだとこの像の裏側に秘密の入口とかあるよねー」ゴソゴソ

ク「ゼルダのでんせつ?」

男「…ッ!?これは…ッ!?」

ク「なにかあったの?」

男「変な像の解説が書かれたプレート取れちゃった…てへ☆」

男「ここに来て急にクチートたんとの馴れ初めを語ろうと思う」

ハ「ついになぞがとかれるんデスね」

ク「なぞってほどのことでもない」

男「とんでもない!あれはもう劇的な出会いだったよ!よ!」

サ「それはとっても楽しみですね」

男「ふむ、ではとくと聞くが良い」

男「あれは桜散る春の長閑な陽気のことだった―――」

男「俺はいつものように朝食のトーストを濃いめのブレンドで流し込むと、くたびれた学校指定の鞄を持って家を出た」

男「朝食のトーストに乗せたハムがなんか歯の隙間に詰まってて気になるなぁ~なんて思いながら歩いていたら…」

男「パタパタパタ… 誰かの走る足音が聞こえてきた」

男「でもその時の俺はあと一息で取り外せそうなハムのはじっこのヒモみたいなとこが気になって気になってそれどころではなかった」

男「段々近づいて来る足音を意識の端で捉えながら、周囲を高いブロック塀に囲まれた十字路に差し掛かったとき」

男「ズゴーン!!と、もの凄い衝撃に見舞われたんだ」

男「俺はその時瞬時に悟ったね」

男「アカンって」

男「でも俺はその時たまたま身につけていた反重力装置が作動して難を逃れた」

男「とは言っても吹っ飛ばされた衝撃は大きく、軽い脳しんとう状態になりフラフラしながら相手を見やった」

男「そこに“いた”のは…」

男「鉄骨をくわえた謎の美少女ポケモンだったのだ!!」

男「その謎の美少女ポケモンは」

謎の美少女ポケモン「チ!クチック!チー!(き、気をつけてよねっ!あぶないじゃないっ!)」

男「と、吐き捨てて慌てた様子で去っていった」

男「鉄骨をくわえなおして」

男「俺は結局何が起こったのかイマイチ把握できなかったが時間が迫っていたので学校へと向かった」

担任「えー、今日は皆さんに転校生を紹介する」

ザワザワ

クラスが騒がしくなる

担任「新学期が始まり、クラス替えしたばかりだが転校生だ」

担任「仲良くするように!」

担任「ではクチート、入って来たまえ」

クチートたん「クチ!(はい!)」トテトテトテ

男「あれはっ!?」

クチートたん「チー!クッチ!チト!(あんたはあさの!)」

担任「なんだ、二人は知り合いだったのか」

担任「じゃあ席は男の隣でいいな」

男「えぇー!?」

クチートたん「クチー!?(えぇー!?)」

男「こうして俺はクチートたんと運命的な出会いを果たし、ドタバタ学園ラブコメを繰り広げていくのであった―――」

ク「もうそうおつ」

ム「なんとゆ~テンプレてんかい」

サ「ご主人さま!私はご主人さま憧れの学園のマドンナ役がいいです!」

ロ「じゃあロコンはおにいちゃんのおさななじみがいい!」

エ「おさななじみはむくわれないゾ!」

ハ「このときの男さんはこうこうせいせっていなんデスか?」

男「まぁ高校生みたいなもんだね」

男「ただし、登場人物は全て18才以上です」

ラ「私はもう大人だから出れますね!」

ロ「ロコンはまだこどもだからでられないの…?」

男「ダイジョブダイジョブ!見た目がロr… じゃなくて子供っぽくても18才以上ですって言っとけばオッケーだから!」

チ「なんだかきけんなかおりがしてきたわね…」

男「ちなみにこのあとの展開としては、幼い頃に結婚の約束をしていたけど引越しで離れ離れになっちゃった女の子がクチートたんだと判明して一悶着あります」

ハ「ドコかでみたようなてんかいがもりだくさんデスね」

男「ワクワクするね!」

ク「いいかげんへんなもうそうやめろ」

男「じゃあ妄想じゃなくて現実でクチートたんとイチャラブする!」ダキッ

ク「もーちーあーげーるーなー!」ジタバタ

男「きゃわええええええええ」ホッコリ

ラ「お兄様!私すごい事聞いちゃったんです!」

男「おー?どうしたの妹ちゃん?」

ラ「なんか妹は爆発するものらしいです!」

男「えーまさかぁw」
男「だって妹ちゃん大爆発も自爆も覚えないじゃん」

ラ「えーでもそう聞いたんですよ?」

男「気のせいだよ気のせい」

ラ「うーん… 爆発しなくていいのかなぁ?」

男「なんか今日は妙に目が冴えて眠れないなぁ」

エ「男ねむれないのカ?」

男「エルフちゃん!なぜここに?」

エ「フーンはきがきくからナ!男がこまっているのをさっちしておたすけしにきてやったゾ」

男「おぉありがとうエルフちゃん」

エ「ねむれないときはひつじをかぞえるといいんダゾ」

男「ひつじか… でも羊なんていないよ?」

エ「フーンはもふもふしててひつじっぽいから、フーンをかぞえればいいゾ」

男「なるほど」

エ「じゃあいくゾ!」シュシュシュン

男「おー!かげぶんしん!」

男「エルフちゃんが一匹、エルフちゃんが二匹、エルフちゃんが三匹……」カチカチカチ

エ「このスピードについてこられるとはなかなかやるナ!」

男「まだまだぁ!野鳥の会の皆さんには負けないぜ!」カチカチカチカチ

エ「じゃあもっとスピードあげるゾ!!」シュンシュンシュンシュン

男「うおおおおおおおおお!!!!!!」カチカチカチカチ

ハ「こんなよなかになにやってるんデスか……」

男「へび子ちゃんのわざはなんかいまいち派手さに欠けるよね」

ハ「そうデスか?ボクてきにはかいこうせんとかありマスしけっこうはでだとおもうんデスが…」

男「いーやダメだね!」
男「なんかもっときらきらしてプリティーな感じの派手さが欲しい!」

ハ「プ、プリティー…?」

男「まぁぶっちゃけメロメロとかおしおきとかあまえるとかが欲しいだけなんですけどね」

ハ「あ、そうデスか」

男「だからわざじゃなくて直接おしおきしてー!」ダキッ

ハ「きゅ、きゅうになんなんデスか///」

男「寒いところは湿度も低めだし湯上りはちゃんとニベアしとかないとね」

ハ「ニベアってあのしろいほしつのやつデスよね?」

男「こらっ!へび子ちゃん!女の子が白くてドロドロの液体… とか言わないの!」

ハ「いってないデス」

ハ「あの、男さん、ボクちょっとふまんがありマス」

男「不満?それはぜひとも解消しないと!」

ハ「はい、おねがいしマス」

男「して、その不満とは?」

ハ「ボク、なんだかさいきん男さんにセクハラされるかいすうがおおいきがしマス…」

男「!?」

サ「確かに最近のハクリューさんは多いかも知れません」

ク「ふーん…」

男「ちょいちょいちょい!こんな紳士を捕まえてそんなイチャモンつけるなんて!」

ム「サーナイトのほうがおおそうだけどいがいだねー」

サ「私の場合はご主人さまにえっちなコトされたら受け入れてしまいますからセクハラにはならないのかも知れませんね」ポッ

男「え?それって… ゴクリ」

ロ「おとなのかいわだー!」

ハ「だからボクにももうちょっとやさしくしてほしいというかなんというかデスね…」

男「うーん全く自覚なかったよ」
男「へび子ちゃんが数少ないツッコミ役だからついついいじっちゃうのかも」

ハ「うぅ… ひどいデス」

男「へび子ちゃんは正統派美少女だからなんかソソると言うか…」

ハ「男さんはボクのことそういうめでみてたんデスかぁ…?」ウルウル

男「…ッ!?!?!?!?!??」
男「かかかかkwくぁwかっくぁかわわわああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!111」
男「へび子ちゃあああああああああんんんんんんん!!!!!!!!111」ダキッ

ハ「きゃう!?」

男「ごめんねヘビ子ちゃん」
男「へび子ちゃんがかわいすぎてどうしようもないから」ナデナデ

ハ「うぅ… ズルいデスぅ…」
ハ「すぐそうやってごまかすんデスからぁ…」パタパタ

男「次はドコ行こうか?」

サ「私たちは自転車移動ができませんから自動的にカンナギタウンに向かうことになりますね」

男「そっか、こっちサイクリングロードか」

ム「こっちいくんだったらやまぬけるね~」

男「えーっと、ふむ、テンガン山か!」

ク「どうくつ?」

男「お!クチートたんが反応した」
男「洞窟だよ」

ク「うん、そっちいく!」

男「テンガン山はかなり高いところらしいからしっかり準備してから行かないとね!」

ロ「どんなじゅんびするの?」

男「えーっと、まずは食料でしょ」
男「あとはえーと… 勇気?」

チ「そんなんでだいじょうぶなの?」

ク「いっぱいぼうけんしてるのになさけない」

男「……大丈夫だもん!今まで一回も遭難したことないもん!」

エ「ここがいりぐちみたいダナ」

ラ「中はそこまで暗くないですね!」

サ「では行きましょう」

男「この岩はなんだか砕けそうだな」
男「誰か岩砕けそうなひとー?」

ム「だれでもできるんじゃなーい」

男「じゃあマージやってよ」

ム「あたしはめんどくさいからやだよ~」

チ「ッ!」
チ「ほら、これでいいでしょ?」

男「チラーミィって意外とパワフルだね」

チ「クチートさまにちかづくむしはこのいわとおなじめにあうのよ」

男「ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ」

ク「ねぇ男、あれってでぐち?」

男「あ、ホントだ」

ク「…みじかい」

男「うーんもっと広いと思ったんだけど…」

ハ「ちずをみるとよこぎるぶんにはあまりひろくないみたいデスね」

ク「せっかくのどうくつなのに…」

男「まぁまぁ、また別の洞窟あるからさ!元気出してクチートたん」

ク「……おやつ」ボソッ

男「え?」

ク「…おやつたべないとげんきでない」

男「……かわええええええええええええ!!!!!」
男「はい、クチートたん、オッカのみだよ」

ク「うん」モッキュモッキュ

男「ここがカンナギタウンか……」

ム「ふぁ~あ…… ん、もうついたの?」

男「なんか重いと思ったらまた頭に乗ってたのか」

ム「いいじゃーん」

男「まぁいいけど… もう慣れたし」

ラ「狭い町ですね!」

男「ちょ!そんな大声で…」

町民「いいんですよ、本当のことですから」
町民「この町へは歴史の勉強でいらしたのかの?」

ラ「勉強嫌いです><」

男「ちょっと妹ちゃん!空気読んで!」

ラ「くうき!」

男「そういうベタなのいらないから!」

町民「ほっほっほ、いいんですよ」
町民「こんな寂れた町に人が来てくれるだけでもありがたい」

男「あーいやー、あはは」

町民「興味がないかもしれんが、町の中心にある壁画は一度見ていくとええ」
町民「この町唯一の売りだからの」

男「はい、じゃあ後で…」

男「なんだかんだで壁画まで来てしまった」

ロ「うーん、ロコンむずかしくてよくわかんないなぁ…」

エ「これ、なんてかいてあるんダ?」

男「えーっと、これはシンオウ地方の昔話らしいね」
男「人と結婚したポケモンがいた
  ポケモンと結婚した人がいた
  昔は人もポケモンも
  おなじだったから普通の事だった 」

男「これはっ!?」

サ「シンオウ地方… すばらしいところですね!」

長老「壁画に興味がるのかな?」

男「ええちょっとこの話を詳しく聞かせてくれませんか!」
男「俺もクチートたんと結婚できるんですかね!?」

ク「おちつけ」

長老「ふむ、はるか昔のシンオウ地方では人とポケモンの交流は婚姻にまでのぼっていたというな」

男「おーけークチートたん結婚だ」
男「長老、仲人を頼む」

ク「ひとりではなしすすめるな」

長老「双方の同意がない結婚は認められんのぅ」

男「そんなぁー」

長老「ところでお主らはどこから来たんじゃ?」

男「えーっとドコだっけ?」
男「なんか洞窟通って…」

ハ「いちばんさいしょはマサゴタウンデス」
ハ「もっとも、ボクたちはこのちほうしゅっしんじゃないデスけど」

長老「そうか、よその地方から来ておったのか」
長老「この町に来るまでにワシの孫のシロナを見かけなかったかの?」

男「うーん見てないと思います」
男「というのも、俺の視線は常にクチートたんに釘付けで余所見をしている暇なんてないのですよハッハッハ」

ク「きもい」

ハ「あはは…」

長老「もしどこかで会ったら一度家に帰ってくるように伝えておいてくれんかの?」

男「はい、いいですよ」

サ「お孫さんの特徴を聞いてもよろしいですか?」

長老「おおそうじゃった!」
長老「髪は長い金髪で黒っぽい服を着ておる」

サ「女性、ですか…」

長老「では頼んだぞ」

男「はーい」

すんませんちょっと夕飯行ってきやす

保守ありがとうございました

男「この時期のネコは飼い主があぐらをかいているとのっかってくるらしい」

男「みんなの前であぐらをかいていたら乗っかってくるのだろうか?」

男「検証してみよう!」

男「……」

男「誰もこない…」

ム「ねーさっきからなにやってんのー?」ポスン

男「やっと来たかと思ったらマージか」

男「しかも頭に乗っかるし」

ム「んー?いつものことじゃーん」

男「実は今実験中なんだよ」

ム「じっけーん?」

男「悪いが詳しくは話せないんだ」

男「秘匿ランクBの情報でね」

男「外部に漏らした情報が“ヤツら”の手に渡ったりしたら…」

ム「ちゅーにおつ!」

ム「ってかじっけんってこれでしょー?(男のあぐらの上に座る)」ポスン

男「あれ?なんでわかったの?」

ム「男のひとりごとぜんぶきいてたし~」

男「マジか」

男「うーん…でもなんか違うんだよなぁ…」

ム「んー?なにがー?」

男「いや、もっとこうおもむろに来る感じがいいなぁ~って」

ム「わがままだなー」

男「では引き続きあぐらをかいてっと」

ラ「あー!お兄様だー!」ビュィィィン

男「ふむ、次は妹ちゃんk」ドゴーン

ラ「えへへ、しっぱいしっぱい」

男「失敗じゃないよ!痛いよ!」

ラ「あれ?失敗じゃない?成功でした!?すごい!」エッヘン

男「いや、そうじゃなくて…」

ラ「ホントはお兄様の目の前で急停止してビックリさせちゃおうかと思ってたんですけど突っ込んじゃいました!」
ラ「でも成功です!」エッヘン

男「なんでやねん」ペシ

ラ「あぅ」

男「ってか音速で突っ込んできて目の前で急停止されたらどのみち無傷で済まないよね?」
男「ソニックブームてきなものが起きて確実にHP20持ってかれるよね?」

ラ「え、えーっと…」
ラ「……」
ラ「ですね!」

男「うーん、このラティアス…」

男「さて、次は誰かな」
男「マイスウィートエンジェルクチートたんを釣るためにきのみでも用意するか」

エ「かぜにのってフーンとうじょうだゾ」

男「お?エルフちゃんか」

エ「男はそんなとこでなにしてるんダ?そのきのみフーンがたべてもいいカ?」ポスン

男「おぉ!」

エ「ん?どうしたんダ?」

男「今のイイ!」
男「かわいい!」

エ「エヘヘ、男もついにフーンのモコモコのとりこになったカ」

男「うーんふわふわで気持いい」モフモフ
男「それにエルフちゃん良い匂いもする!」クンクン
男「女の子の匂いって感じで素敵!」キュンキュンキュイ

エ「うーん?でもフーン♂だぞ?」

男「…………え?」

エ「きづいてなかったのカ?」

男「……」
男「またまたぁwwwwwwww」
男「そんな小細工、俺には通用しないからwwwwwww」
男「俺が♂なんぞを侍らせる訳が無いでござるwwwwwニンニンwwwwww」

ク「キモイ」

サ「ご主人さま、ホントに気づかなかったんですか?」

男「いや…え、?ちょwww ……マジで?」

ハ「…」コクリ

男「あ、ああ… いや… こんな… ぅあ、ああアぁア」
男「おかしい… こんなこと、あってはならない…」
男「もう…… 生きて…… おれの…… 塵……」
男「」ガクッ

ム「しぼうかくにーん」

ラ「お兄様!イキロ!」

チ「っていうかホントは♀なんでしょ?」

ロ「えっ!?そうなんですか!?」

エ「うん」
エ「ちょっとからかってみただけダ」

チ「あいつ、どうしようかしら?」

ク「ほっとけばそのうちおきてくる」ツンツン

男「」ピクピク

男「みんなそろってるし説明しちゃうけど、今俺はあぐらをかいていたら誰かが乗っかってくるかどうかの実験中だったのですよ」

エ「フーンはもう乗っかったゾ」

男「マージと妹ちゃんとエルフちゃんはもう試したね」

サ「では次は私がいきますね!」ポスン

男「…え」

サ「えへへ、ご主人さまぁ♪」ピト

男「ちょちょちょサーナさん!なんでこっち向いて座ってるの!!」

サ「あれ?何か変でしたか?」

男「いや、変もなにも…(どう見ても対面座位です。本当にありがとうございました。)」

サ「でもでも、ご主人さまにもたれかかるなんて恐れ多いです!(対面座位…?)」
サ「それにこの体勢の方がご主人さまの顔も見れて幸せです♪」

男「あ、これはやばいわ」
男「理性とんじゃう」

男「ふぅ… 危なかった」
男「危うくエロパロ板行きになるところだったぜ」

ロ「おにいちゃん!つぎはロコン、いいですか?」

男「もちろん!さぁいらっしゃいロコンちゃん」

ロ「お、おじゃまします?」トテトテトテ ポスン

男「あはは、お邪魔しますってw」

ロ「だ、だっておにいちゃんがいらっしゃいっていうからっ!」

男「もうロコンちゃんは可愛いなぁ」ナデナデ

ロ「えへへー」
ロ「おにいちゃんのおひざとってもおちつきます」
ロ「おにいちゃんにつつまれてるみたいで」

男「そっかー」ナデナデ
男「じゃあこうしてホントに包んじゃおうかな?」ギュッ

ロ「きゅー♪」

ハ「ボクは男さんのおひざにはのれないデスね…」シュン

男「うーん、へび子ちゃんはちょっと大きいからなぁ」

ハ「だからボクはまきつくことにしまシタ」グルグル

男「いやんへび子ちゃんったら大胆…ポッ」

ハ「これで男さんはもううごけないデスね!」グルグル

男「うお!マジで動けん!間接的なあれがあれされてて動けん!」
男「へび子ツイスト…大した技だ…」

ハ「ボクのあいじょうひょうげんにへんななまえつけないでくだサイ…」

チ「……」ジー

男「お?チラーミィもくるか?ほれ、ここやで?」

チ「なんでかんさいべんなのよ… なんかムカツクわね」

男「へいへーい!カモーン!ハリーハリー!」

チ「なにそのインチキえいご!ってかボキャブラリーすくなっ!」

男「くっ!やはり帰国子女相手に英語は無謀だったか」
男「それはそうと、ほれ!はよこっちゃこいや!」ポンポン

チ「だれがあんたのひざのうえなんて」

男「そっちがこないならこっちからいってやるもんねー!」ザザザ

チ「ぎゃー!あぐらのままこっちきて… ひぃ!きもい!きしょい!しねぇ!」ベシベシゲシ

男「あぶぅ」

チ「……あぐらかいたままきぜつしてる…」ツンツン
チ「こ、こわかった…」

男「」

ク「…?」

男「」

ク「男?」

男「」

ク「きぜつしてる…」

男「」

ク「そういえばちょっとつかれたなー」チラッ
ク「あ、こんなところにちょうどいいいすがあった!」
ク「よいしょっと」ストン

男「」

ク「~♪」

男「…はっ!?ここは…」

ハ「ここは210ばんどうろのカフェやまごやまえデス」

男「いつの間に…」

ム「男~のどかわいた~」

男「じゃあここ寄ってくか」
男「ミルクしか置いてないらしいからとりあえずはい」

ム「さんきゅー」ゴクゴク

男「みんなもどうぞ」
男「うまい?」

ム「しみわたるぅー!」ポロッ
ム「あ」バシャーン

男「(ノ∀`)アチャー」

ム「テーブルびちょびちょだね」

男「だね」

ム「マズイかな?」

男「大丈夫だよマージ」
男「こんな時は……これ!シャムワウ!」

男「ドイツ生まれのすごいやつ!驚きの吸水性でカーペットの水気だってグーングン吸い取るぅ!」
男「ほら、見て?この吸水性!」

ム「アメージーングwwwww」

男「ちっちゃなおこさんがジュースを倒しちゃうこと、あるよねぇ?」
男「でもそんな時、このシャムワウがあればぁ…?」

ム「アメージーングwwwwwwww」

ラ「お兄様、私あれ食べたいです!シリアス!」

男「…え?なんだって?」

ラ「シリアス!!」

男「しりあす…?」

ラ「ほらあれですよー朝食べるカリカリ」

男「あー!あれね」
男「牛乳かけて食べるあの、あれ。名前なんだっけ?」

ラ「シリアス!」

男「いや、シリアスではないよ」
男「それだとなんか違う奴になっちゃうし」

ラ「シィアゥリィアス!」

男「発音の問題じゃないと思うなー」

ラ「このズイタウンにはおいしいものはないんですかね?」

男「美味しいものどころか特筆すべきものがない感じだね」

ハ「そだてやがあるくらいデスね」

ロ「そだてや?」

男「育て屋なんて使う人いるのかな?自分のポケモンを他人に預けるなんて考えられない!」
男「毎日一緒にイチャイチャしないと気が済まないってことにならないんだろうか?」

ハ「ま、まぁ男さんはちょっととくしゅデスから…」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月25日 (水) 23:10:39   ID: 2t21JSJb

続編てあるんですか?
あったらどなたか教えてください
今更ながらすいません

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