妹「お兄ちゃん、今日寒いから一緒に寝ない?」 (40)

兄「お前、もう中学生だろ?」

妹「そうだけど?」

兄「中学生にもなったんだから一人で寝ろよ」

妹「だって寒いんだもん」

兄「それに今日は友達が泊まりに来てるだろ?」

妹「だから何?」

兄「友達一人ほっといて俺と寝るのか?」

妹「友達も一緒に寝たいって言ってたよ、三人で寝ようよ」

兄「何!?」

妹「パジャマに着替えてそっち行くからまってて」

兄「あ…ああ」

ガチャッ

妹「おまたせー!」

友達「…」

兄「本当に俺と寝るの?」

友達「ダメですか?」

妹「友達ちゃん、お兄ちゃんの事好きなんだよね」

友達「言わないでよ!」

兄「…本当?」

友達「…はっはい!」

兄「そうか、ありがとう、なんか嬉しいよ」

妹「それじゃ、お兄ちゃんを真ん中にして川の字になって寝ようよ」

兄「俺のベッドに三人はきついんじゃないかな」

妹「くっついて寝れば大丈夫よ」

妹「すーすー」

兄「…」

友達「あの…お兄さん起きてますか?」

兄「起きてるよ」

友達「ごめんなさい、僕寝れなくて」

兄「俺も」

友達「お兄さんと一緒に寝ると思うと興奮しちゃって」

兄「俺も」

友達「え、そうなんですか?」

兄「うん」

友達「僕、ずっとアソコが大きくなっちゃってるんです」

兄「…おっ俺もだよ」

友達「本当ですか?嬉しい…」

兄「君、とっても可愛いからね、女の子見たいだし」

友達「そう言われれるの嫌だったんですけど、お兄さんにそう言ってもらえるのは嬉しいです」

兄「…キスしよっか」

友達「…はい」

妹「…ん!」

兄「じゃっじゃあ…」

友達「どっどうぞ」

妹「まだ起きてるの?」

兄「うわっ!」

友達「妹ちゃん寝てなかったの?」

妹「今起きたのよ、というかあんたたち寝ないの?」

兄「寝れなかったから話してたんだよ、なぁ?」

友達「うっうん」

妹「そうなの?なら別にいいけどさ」

翌日

友達(お兄さんまだ寝てる、今ならキスしてもバレ無いかな…)

兄「ぐーぐー」

友達(ちょっとくらいは、唇が触れるくらいなら…)

兄「ぐーぐー」

友達(あと少し…)

妹「おはよー!」

友達「うわっ!」

妹「そんなにびっくりしなくてもいいでしょ」

友達「ごっごめん、おはよう妹ちゃん」

妹「うん、おはよう。お兄ちゃんも起きてよ!」

兄「うーん…」

妹「おきてー!」ゆさゆさ

兄「わかったよ、起きるよ…今日休みなのに」

友達「おはようございます」

兄「あっ…おはよう、友達ちゃんきてたんだっけ」

妹「そうよ、それじゃ友達ちゃんと一緒にご飯作ってくるから、お兄ちゃんも起きて台所にきて」

兄「それは楽しみだな」

友達(あれ…ベッドに金色の髪がある…)

兄「うまいな」

妹「でしょでしょ?」

兄「友達ちゃんって本当に料理上手なんだね」

友達「ありがとうございます、僕、お兄さんに食べてもらいたくて一生懸命作ったんです」

兄「いいお嫁さんになれるよ、いやお婿さんかな」

友達「お嫁さんでも…かまいませんけど」

妹「?…それよりも、この後どうするの?」

兄「ちょっと知人に会ってくるんだ」

妹「友達ちゃんが来てるのにでかけちゃうの?」

友達「お兄さんにも用事があるんだから、そんなこと言っちゃだめだよ」

兄「ごめんね、それじゃ友達ちゃんまたね!」


兄「どうって…

エルフなどいない世界だった

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