女「私…男くん以外には興味ないから」男「そ、そーか」(952)

イケメン転校生「今日からこちらの学校にお世話になります」

女子「「「「「「!!!!」」」」」」

イケメン転校生「皆さんよろしく」ニコッ

女子「「「「「「きゃーーーーーーっっ♥♥♥」」」」」」

女「……///」ポー

男「お、おい。おーい、女」

女「男くん」

男「はい」

女「悪いけど、別れてくれる?」

男「」

男(フラれた……)

男(信じられない、あんなに優しかったのに……)

男(あんなに、俺のこと好きって――……)


イケメン転校生「やぁ、はじめまして」

男(あ、こいつ転校生の……)

男「……何か」

転校生「いや、用ってほどじゃないんだけど」

転校生「クラスメイト同士、仲良くしたくてね」ニコッ

男(……いいヤツっぽくてムカつく……)

転校生「よろしくね、男君!」ギュッ

男「……よろし……、って、握手か……」ニギニギ

転校生「え、えへへ」テレッ

男(なに照れてんだコイツは……)ニギニギ

キャー キャー


女「へぇー、転校生君ってサッカー部なんだぁー!」

転校生「う、うん」ニコリ



男(……はぁ、くそ……っ)

男(あんな態度取られたんだから、幻滅しろよ、俺……)

男(全然未練タラタラじゃねぇか……)


男「はぁ……」

転校生「ねえ、男君!」

男「ぎゃ」ビクッ

転校生「ご、ごめん!おどかしちゃった?」

転校生は実は男装っ娘なんだろ?
そうだと言ってくれ!

男「な、なんだよ」

転校生「いや、よかったらさ……、放課後、学校を案内してほしくて」

男「……」

男(クラスの女子の目が……)


男「……」チラッ

女「……」ジトーッ


男(……あれが、元彼氏を見る目かよ……)

転校生「……駄目かな?」

男「なんで俺なの?向こうでこっち見てる女子に頼めば?」

転校生「お、男同士の方が、分かることの方が多いと思って」

男「ふぅん……」

イケメン「ただいまー」

イケメン「………ふぅ」

イケメン「やっぱり男くんは覚えてなかったなー」パサッ

イケメン「もう7年も前だからね。仕方ないのかなぁ」シュルシュル

イケメン「………でも私はこの7年ずっと覚えてたよ?」シュルッ

イケメン「ふふっ」パサッ

イケメン「また会えて嬉しいよ男くん」

イケメン「………最近おっぱいがおっきくなってきた…もう誤魔化せないなぁ……」


的な?

男「……――で、三階は一年生の階。俺らが使うのは、音楽室くらいだ」テクテク

転校生「ふぅん……」テクテク

男「……」

転校生「ねえ、男君は部活、何かやってるの?」

男「……別に」

転校生「そっかぁ。僕、部活も悩んでてさー」

男「……」

転校生「もし男君が部活やってたら、見学させてもらえたらなーって思ったんだけど」

男「……帰宅部だよ」

転校生「そっかー。じゃ、僕も帰宅部にしようかなー?」

男「……あのさ」

転校生「なにかな?」

男「……よろしくとは言ったけど、俺は別に、お前と仲良くするつもりなんてない」

転校生「……え」

男「クラスメイト。ただの。それ以上仲良くなろうと思うなよ」

転校生「何でさー、いいじゃんー」ニギッ

男「俺は、お前が、嫌いだ」

転校生「……あ」

男「……手、離せ」

転校生「……」


男(……くそぅ)

男(……嫌いなんて、言うつもりじゃなかったけど……)

男「俺は、お前が、嫌いだ」
転校生「声が、遅れて、聞こえるよ?」

男(……女、取られた悔しさと)

男(……顔も、性格もいいヤツに対する嫉妬というか、やっかみか……)

男(……カッコ悪くて死にたいです)


男「……向こうが音楽室」

転校生「……」

男「もういいだろ。帰るぞ、俺」

転校生「う、うん。ありがと……」

男「……」スタスタ

転校生「男君!」

男「……」ピタッ

転校生「……また明日」

男「……、……おう」

なんでもいいから続きを早く

~翌日~



キャーキャー キャー


女子A「転校生く~ん!私お弁当作ってきたのー」

女子B「ずるーい!転校生君、私も作ってきたの!」

転校生「あ、あはは……」


男(……転校二日目で、クラスの女子連中を制圧してる……)

男(毎朝、一緒に登校してた女も……)


女「転校生君!私クッキー焼いてきたんだぁー!」

転校生「あ、ありがと……」


男(今朝は、一人で登校した……)

男「……はぁ」

女子A「ちょっと女ー!アンタ男君はどうしたのよー」

転校生「え……?」

女「やだぁ、転校生君の前でそういうのやめてよー!」

女子B「こいつ男君って彼氏いたのに、転校生君が来てからさっさと別れちゃってー」

女「違うのー、たまたまタイミングが――……」

転校生(……そうだったんだ)

転校生「……」

転校生(無神経なことしちゃったかな、昨日は……)

転校生(男君……)チラッ


男(……何故こっちを見る……)

転校生「……」スタスタ

女子B「あっ」

女「えっ……」

男(……何故こっちに来る)

転校生「……」

男「……」

転校生「……」

男「……おはよう」

転校生「え、えへへ」

男「おはようじゃねえのかよ」

転校生「おはよ!」

男「おう」

男「……なんか用か」

転校生「昨日は……」

男「……」

転校生「ごめん」

男「なんで、お前が謝るんだよ」

転校生「……や、男君に無神経なことしちゃったかな、って。僕にいい印象ないのも、当然なのに……」

男「お前のせいじゃねぇだろ」

転校生「それでも、ごめん」

男「……はぁ」

転校生「……」

男「別に、気にしてねえよ」

転校生「……ほんと?」

男「ほんとだ。……俺こそ、昨日は」

こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
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こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ
こんなに支援をしたホモssは初めてだ

こんなに支援をしたホモssは初めてだ
んなに支援をしたホモssは初めてだこ
なに支援をしたホモssは初めてだこん
に支援をしたホモssは初めてだこんな
支援をしたホモssは初めてだこんなに
援をしたホモssは初めてだこんなに支
をしたホモssは初めてだこんなに支援
したホモssは初めてだこんなに支援を
たホモssは初めてだこんなに支援をし
ホモssは初めてだこんなに支援をした
モssは初めてだこんなに支援をしたホ
ssは初めてだこんなに支援をしたホモ
sは初めてだこんなに支援をしたホモs
は初めてだこんなに支援をしたホモss
初めてだこんなに支援をしたホモssは
めてだこんなに支援をしたホモssは初
てだこんなに支援をしたホモssは初め
だこんなに支援をしたホモssは初めて

>>78
ありがとう

転校生「男君……」

男「べ、別に本気で、嫌いって言ったわけじゃなくてな。その……」

転校生「……」

男「……悪かった」

転校生「えへへ……」ギュ

男「また握手か……」

転校生「仲直り!」ニギニギ

男「変なヤツ……」

転校生「男君、指長いね」

男「知らん」



女「……」ジトーッ

ピュア
同性愛だな

~放課後~


転校生「あ、男君!」

男「よう」

転校生「今から帰り」

男「おう。……お前もか?」

転校生「そうだよー」

男「……本当に帰宅部にしたんだ……」

転校生「えへへ」

男「……」

転校生「……」

男「……あ、お前もこっち?」

転校生「うん」

男(……なんとなく、一緒に帰るみたいになってる……)

男「誘われただろ」

転校生「ん?」

男「クラスの女子に。一緒に帰ろー、って」

男(女にも……)

転校生「別に?」

男「……」

転校生「……や、ちょっとは……」

男「……」

転校生「……結構?かも……?」

男「……」

転校生「……、……ホントは、逃げてきた」

男「あっはは」

転校生「あ」

男「何だ?」

転校生「……男君、笑ったのはじめて見たかも」

男「……そんなことねぇだろ」

転校生「そんなことあるってー。男君、いっつも怒ってるみたいな顔して」

男「どんな顔だよ」

転校生「……」ムスーッ

男「そんな顔かよ」

転校生「あははー」

男(……確かに、俺は仏頂面してることが多い気がする)

男(ひょっとしたら、女が俺をフッたのも)

男(単なる心変わりだけじゃなくて、辛気臭い俺に愛想を尽かしたからかも……)

男(女……)


男「……」

転校生「……」

転校生(……男君、また暗い顔に……)

転校生「そ、そうだ!」

男「ん?」

転校生「男君、このあと暇?」

男「暇で悪いか」

転校生「せっかくだからさ、この辺で遊べる場所教えてよ」

男「んー……」

転校生「帰宅部員なら、詳しいでしょ?」

男「そんなに知らねーよ俺も。カラオケとか、ゲーセンくらいで……」

転校生「あ、じゃあゲーセン行こうよ」

男「今から?」

転校生「うん!」

男「いいけど……、何する?」

転校生「メダルゲーム」

男「なるほど、分かってるじゃねーの」

~ゲーセン~


男「メダルゲームはゲーセンの華だぜ」

転校生「ジャックポットやろ~」

男「……いいこと教えてやる、転校生」

転校生「うん?」

男「まずは、このスロットからだ。これ鉄板だから」

転校生「ほほー」

男「手元のメダルを増やしてから、でっかいマシンにチャレンジだ!」

転校生「ほほーほほー」

ガション


男「ぐおぉー」

転校生「……」

男「もう一回ー!」

転校生「男君ー……」


ガション


男「ぐぉー」

転校生「もうメダルないよー?」

男「……転校生」

転校生「うん」

男「ちょっと、メダル貸してくんない?」

転校生「……ちょ、ちょっとだけ、だよぉ?」

男「悪いねぇ」

男「……まさかスッカラカンにされるとは……」

転校生「僕のメダルまで全部突っ込むなんて……ひどいよ……」

男「悪い、ちゃんと返すから。返すからまた、明日こようぜ」

転校生「男君、将来ギャンブルで身を滅ぼすタイプだね……」

男「あーっ、絶対クるんだよ、あのスロットはー!」

転校生(よかった、男君元気になったみたいだ)

男「……で、どうする?これから」

転校生「ん?」

男「もう帰るか?それとも、ウイイレでもやってく?」

転校生「あー……、僕ウイイレできない……」

男「おいコラ元サッカー部」

転校生「もう帰ろっかな。今日はもう、遅いし」

男「おう」

転校生「それじゃ男君、また明日ね」

男「またな」スッ

転校生「……?」

男「……あれ、握手じゃなかったか」

転校生「あ」

男「お前の挨拶は、全部握手だと思ってたわ……」

転校生「あはは、違うよー」ギュウ

男「でも握るのな」

転校生「また明日ー」ニギニギ

転校生「また明日ー」ニギニギ

~一ヵ月後~


転校生「おはよー男君ー」

男「おう」

転校生「昨日の『奇跡の地球物語』見たー?」

男「見てねーよ。なに見てんだよお前」

転校生「見てっていったじゃん面白いから!」

男「あー、はいはい」


男(……気がついたら、転校生とはずいぶん仲良くなっていた)

男(毎日話して、毎日遊んで……)


男「今日どこか行くかー?」

転校生「んー、任せるー」


男(最初の頃にあったわだかまりも、すっかり忘れて……)

男(俺自身、転校生とはずっと昔から友達だったみたいに馴染んでて……)


男「2組の連中が、カラオケ行こうとか言ってたけど、お前も行く?」

転校生「いいね――……あ、でも駄目だ。僕お金全然ない」

男「ありゃ。んじゃやめとくか」

転校生「男は行ったらいいのに」

男「んー……」



男(こいつと遊んでることで、女に対して感じてた苦しい気持ちも)

男(いつの間にか、なくなっていって……)


男「俺もやめとく」

転校生「そう?」

転校生「"田"島さ~ん、いつも助かります」ニギニギ

牛「ギュウ」カッ

男B「僕ウイイレできない」テクテク

テケテケ「ウイイイイイイイイイイイイイイイイイイン」ギュウギ

まんまんまんまんまんまんまんいいセンスだ

男(毎日話して、毎日遊んで……)

トラック「ぶぅーん」テクテク

男(最初の頃にあったわだかまりも、すっかり忘れて……)

トラック「危い1!」キキィィィィィィ

男「」ガッ

男見「てねーよ。なに見てんだよお前」ピクピク

モホ「てか普通に手握ったりしただろ男友達でも
俺もホモだったのか? 」ホモ

ホモホモほもホモmホオモそれが普通だろ
それが普通だろ それが普通だろ

それが普通だろ

男(それも、コイツのおかげってことで、感謝したりもしてたり……)

男(まあ、コイツが原因とも言えるわけだけど)


男「マックでダベるか」

転校生「いいねー。……でも水とポテトはやだよ、僕……」

男「なぜだ。超合理的だが」

転校生「せめて僕に注文させるのやめてよー!」

男「あっはは」


男(まぁ、何でもいーや……)


女「……」ジトーッ

女「……」

女子A「あのふたりさー、妙に仲いいよねー最近ー」

女子B「ねー。転校生君、私らが寄っていってもすぐ『ごめんー』なんて言ってさ」

女子A「『男君ー』って!」

女子B「きゃはは!」

女子A「ねー!」

女「……」

女子A「アンタ、転校生君に弁当作るのやめたの?」

女子B「やめたー。だって、さすがにやりがい無さすぎー」

女子A「私もー。見込み無さすぎて萎えたわー」

女「……」

女子A「ねー、女もそうでしょー!」

女「あ……いや、うん……」

女子B「あれさぁ、もしかして……」

女子A「うん?」

女子B「ホモなんじゃん?」

女子A「ブッ!」

女「……!」

女子A「いや、いくらなんでもそんな……」

女子B「……」

女子A「……あるかも」

女子B「きゃはは!」

女子A「きゃはー!」

女「……」

俺「俺もそう思うわ」

~昼休み~


男「……さて、昼飯は……」

女「男」

男「……ん?」

女「ちょっと、いい?」

男「え、女……?」

女「こっち来て」

男「お…、おう……」

女「こっち」

どうでもいいけど友達に『BL』で電話帳登録されてたorz






間違ってないけど

>>225
バカでロリコンなんだろ

女(まさか転校生君がホモかもしれないだなんて)
女(こんな事なら男と別れる必要なかったかな)
女(一体、どうすれば転校生君が私に振り向いてくれるのかしら あ、いい事考えた!)
女「男、ちょっとこっちに来て・・」
男「?なんだよ、お前から声掛けるなんてめずらしいな」
女「ねぇ、私たち寄り戻さない?」

って感じになって転校生君を嫉妬させる展開もありかと

男「何か用か」

女「……どういうつもりよ」

男「へ?」

女「転校生君のことよ」

男「アイツ?」

女「私が転校生君に気があるの知ってて、転校生君から遠ざけてるんでしょ」

男「はぁ?まさか!」

女「あんたが転校生君と仲良くしてたら、私は転校生君に近づけると思う?」

男「そりゃ……。でもそんなこと、俺に言われたって……」

女「分かっててやってるんでしょ!」

男「ちがっ……!なんでだよ!」

女「いくらなんでも仲良すぎ、アンタたち」

男「……」

女「朝から放課後からイチャイチャして!」

男「イチャイチャって……」

女「私が振ったこと、根に持ってるの?」

男「違うって!もう……!」

女「……」

男「もう、気にしてねーから」

女「……そうなんだ」

男「あ、えっと、はい」

女「……だったら」

男「はい?」

女「ちょっと、相談したいことがあるんだけどね……?」

男「相談……?」

女「私のこと、転校生君に紹介してよ」

男「……はぁ?」

女「駄目?」

男「駄目ってか、おま……!元彼にそういうこと――……」

女「気にしてない、んでしょ?」

男「……」

女「……それとも」

男「……」

女「『彼氏』だから、紹介できない?」

男「……え、何それ」

女「何か、冗談のネタになってるよ、アンタと転校生君」

男「ぎゃー……」

女「そりゃ、アレだけしょっちゅう引っ付いてれば、疑惑も出るわ」

男「違いますよ?」

女「転校生君、超カッコいいしね。変な妄想のオカズになってもおかしくないし」

男「ねえ、ちょっと、違うよ?」

女「じゃなくて!それで!?」

男「……え」

女「紹介、してくれるの!?どうなの!?」

男「……えぇー」

キスするだけでホモ扱いだもんな

~放課後:マクドナルド~


転校生「……――それで」

男「おう」

転校生「オッケーしたわけ?」

男「はい」

転校生「ちょっとぉぉー……」

男「いや、いやいや、勝手に約束したのは悪かったけどさ」

転校生「どうなの実際ー……」

男「いやいやいや、でも普通女の子紹介するって言ったら、喜ぶだろ男子だったら」

転校生「……時と場合っていうかさー」

転校生「今はさー、彼女とか考えるより、男と遊んでた方が楽しいしー」

男「……」

転校生「……」

男「……」

転校生「……え、何この間」

男「あ、いえ、何でもないです」

転校生「いや、なぜ敬語」

男「何でもない、何でもない」

転校生「……それに」

男「……ん?」

転校生「……女さんって、あんまり好きじゃない、僕」

男「……」

転校生の口調がもろ女の子だな

>>308
こんな可愛い子が女の子なわけないだろ!

男(……何となく、転校生の態度から、そんな気はしていた)

男(他の女子に対してより、さらに一線引いているような……)

男(俺を軽々しく振った女、ってのが、悪印象なのかもしれない)

男(けど……)



男「頼むよ」

転校生「……」

男「ああ見えて、根はいい奴なんだ」

転校生「……」

男「気は利くし、頭はいいし、話もうまい。一緒にいて飽きない。本当は優しいところもあるんだ」

転校生「……」

男「アイツ、クッキー作るの好きなんだけどさ。俺がアイツのクッキー褒めたら、その日からしょっちゅう――」

転校生「……やけに、肩を持つね」

男「一応、元彼女だしな」

マモーやめいwww

男「……なぁ」

転校生「……」

男「頼むよ」

転校生「……はぁ」

男「……」

転校生「……分かったよ」

男「おお」

転校生「男がそこまで言うなら……」

男「……ありがと、転校生」

転校生「でも、付き合うわけじゃないよ?」

男「あぁ、分かってる。紹介した後は、お前次第だろ。分かってる分かってる」

転校生「あとナゲットおごってー」

男「へいへい」

転校生「えっへへ」

~翌日~


男「――と、いうわけで」

転校生「雑い」

女「雑い」

男「うるせえ。……じゃ、今日は二人で帰ること。よろしいか?」

女「よろしい」ニコニコ

転校生「……」

男「それじゃ、ごゆっくり」

女「じゃ、行こっか、転校生君!」グイッ

転校生「あ……、う、うん。……男!」

男「……」

転校生「また明日ね!」

男「……おー」

女「行こ行こ!」ニコニコ

~ゲーセン~


男(……あー)

男(なんか、アイツがいねーとやることないな、俺……)


ガション


男「くそっ!何で出ねぇんだよ、このスロット!」

男「……」

男「……あー」


ガション


男(……なんか)

男(なんて言うんですかね、この……)

男(物足りない、感じ……)


ガション

~繁華街~



女「~♪」ギュ

転校生「……」

転校生(……ずっと、手を繋がれてる……)

転校生「……」

転校生(女さんの手、はっこい……)

女「ねぇ、あそこのお店見に行かない?」

転校生「う、うん」

女「こっちこっち!」グイッ

転校生「あ、わわ!ちょっと待って!」


転校生(……男の手は、汗かくくらい温かかったなぁ)

※はっこい ⇒ 冷たい

http://www.teatime.ne.jp/infor/ld4/lovedeath4_hentai_07.htm
↑キモいイメージ画像貼るなよ こういうのが萌えるシチュ

~雑貨店~


転校生「何か買うの?」

女「うん、石」

転校生「石?」

女「そうそう、これとか、これとか」

転校生「へぇー……」

女「これがガーネットでね、『友情と愛の絆』って、意味があって――」

転校生「詳しいんだねー」

女「えへへ……。あと、持久力と忍耐力がアップするんだって」

転校生「友情と愛の絆で?」

女「うん」

転校生「忍耐力アップ?」

女「ヘンでしょー」

転校生「あはは、ヘンだ」

転校生「好きなの、石……っていうか」

女「パワーストーン?」

転校生「パウワー」

女「プアワー」

転校生「あはは」


転校生(……何だろう、ノリが男に近い気がする)

転校生(……長いこと付き合ってると、感性が似るって言うけど……)

転校生(女さんと、男も……)


転校生「……」

女「……転校生君?」

転校生「ん?……あ、ごめん」

>>1よ、俺を登場させてくれないか?
名前は、ミラージュヴォルキュリアスで頼む
暗黒世界の覇者であり女を八つ裂きにする美男子役で

転校生今まで少しなまってたのか

転校生「……ガーネット」

女「……?」

転校生「買っていこうかな……」

女「えぇー、私がプレゼントするよぉー、ガーネットー」

転校生「じ、自分で買うから大丈夫だよー」

女「むぅー……」

転校生「に、忍耐力ないからさ、僕。お、お守り代わりなら、自分で買ったほうが効果ありそうだし」

女「やだー、そんなこと言われたら転校生君の忍耐力にチャレンジしたくなっちゃうー」

転校生「あはは、アホだ」

女「あはは!」

そいつはいけない恋だとしても 熱い心がアイツを求む
それが愛だとするならば 叫ぶさ 愛しい奴の名を
世間がどうとか関係ねぇ アイツの手を握りしめ
愛しい奴の唇に 重ねりゃそれは純情よ
心が震えりゃ涙も溢れる さぁ花咲かせよ 愛の薔薇

この転校生を男で再生できるやついんの?
考え方も行動も言動も女にしか見えないんだが

女「次どこ行こうかー」

転校生「うーん……」

女「あ、あそこのクレープ屋行かない!?」

転校生「ああ、あそこだね」

転校生(あそこは確か、クレープ屋だけど……)

女「クレープ屋だけど、選ぶのは――」

転校生「ワッフル」

女「分かってるじゃねーのー!」

転校生「あはは、前に男が――……」

女「……」ピクッ

転校生「……あ」

>>454
おまえホモ失格

女「……」

転校生「……」

女「……」

転校生「……いや、別に」

女「……」

転校生「んあぁ…男くんの、おっきい…」ジュッペロ

男「あぁぁ…」

転校生「ねぇ…先っぽペロペロされるのと根元から激しくしゃぶられるのどっちがいい?」

男「えぇ…?」

転校生「先っぽペロペロと根元から激しいの」

男「…がいい」

転校生「もっと大きな声で」

男「先っぽか…いい」

転校生「いいよ」チュッチュッペロペロ

転校生「……お、男がさ、この店はワッフルが鉄板だ、って……」

女「……私も」

転校生「え」

女「男が、言ってて。鉄板だー、ってさ」

転校生「……」

女「それから、何となくあの店では、ワッフル選ぶようになって」

転校生「……へぇ」

女「ゲーセンではメダルゲーム、購買の自販機はバナナ牛乳」

転校生(僕もだ……)

女「何でかしらないけどさ……、感化?っていうのかな……」

転校生「女さん……」

女「……だから、何となく分かる気もしたよ。転校生君が、男と一緒にいたがるのも……」

女「ヘンに、人を惹きつけるときがあるって、言うかさ、アイツ……」

転校生「……」

女「仏頂面で、愛想もないやつなのに」

転校生「いっつも口、への字にしてて」

女「そうそう」

転校生「あはは」

女「クスクス……」

転校生「……」

女「だから、転校生君がアイツに夢中になるの、分かる気がする」

転校生「む、夢中って……!」

女「あ、いや、ヘンな意味じゃなくてね!」

転校生「いやいやいや!」

女「私は別に、ヘンな意味でもいいけど」

転校生「いやいやいやいやいや!」

転校生「んっ…男くん…、してください…」

男「えっ聞こえない」

転校生「僕のこと…、男くんの…尻穴奴隷にしてください…」

男「意味が分からないな、きちんと説明してごらん」

転校生「僕のけつマンコに…、男くんのオチンコ入れてください…」

女「さて、ワッフルワッフ……」

転校生「……女さん」

女「んー?」

転校生「どうして……」

女「……」

転校生「……どうして男を――」

女「転校生君が好きになったから」

転校生「……」

女「……じゃ、ダメ?」

転校生「……いや、だって、そんな……」

女「ダメかな?」

転校生「……」

女「……ね、転校生、くん」

転校生「……」

女「好きです」

転校生「……」

女「付き合って、ください」

転校生「……えっと」

女「……」

転校生「……」

女「……」

転校生「……」

~翌日放課後:マクドナルド~



男「そ、そ……」

転校生「ソソ?」

男「それで……?」

転校生「……」

男「……」

転校生「……気になる?」

男「気になる……」

転校生「……」

男「……」

転校生「……えへへ」

男「なーんーだーよぉー!もぉー!」

ホモ校生「知りたきゃ教えてやらぁーっと!!」

ズン…!

男「ぎゃああーっ!」

ズン…!ズン…!

男「ぎゃああーっ!」

転校生「普通に、ごめんなさい、ってー」

男「……振った、のか?」

転校生「うん」モグモグ

男「……」

転校生「ポテトしょっぺ……」

男「な……」

転校生「な?」

男「なんでだよー!」

転校生「えぇー!?」

男「なんなの!?女に不満でもあったの!?」

転校生「やだもう……何で急に面倒臭いひとになるの……」

                    ', ;l: ll kr'´ ィイィ彳彳彳彳
                      ヾ州ィイイィ彳彳彡彡彡
            _ __      ,′        ``ヾミミミ

         ,. '´;:.:.:.:.::::::::.:.:.``ヽ  ,′     -‐ミミヽ/ミミミミミ
      ,. '´..:.:.:,. -─‐‐- 、;;;:;:.:ヽ〈           ,′ミミミミヽ
     / .:.:.:.:.:.く        ``ヾ「ヽヽヾミニ二二ミヽ `ヾミミミ
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男「…愛してるぜ」

転校生「僕もだよ…男」

男「え、なんで?実際なんで?」

転校生「当たり前でしょ。最初から付き合うつもりなかったんだし」

男「あ、当たり前か……」

転校生「そ。女さんも分かった、って」

男「なんだ……」

転校生「なんだ、って何さー」

男「いや、俺はてっきりさぁ……」

転校生「あっさり、くっついちゃうと思ってた?」

男「まぁ、ちょっとは」

転校生「……もう。……それより」

男「ん?」

転校生「女さん……、男のこと……」

男「何だよ」

転校生「……えっへへー」

男「何なんですか何なんですかマジでぇ!」

転校生「女さん、男の話色々してたよー?」

男「え……」

転校生「まだ忘れてない感じ」

男「……」

転校生「もしかしたら、ワンチャンスあるんじゃないのぉー?」

男「……はは、いいよ、俺は別に」

転校生「へぇ?」

男「女絡みは、こりたって言うか……」

転校生「……」

男「……しばらく、女はいいや」

転校生「……その発言」

男「ん?」

転校生「変な意味に聞こえそうだよ?」

男「は!?……あ、いや!違う!違うぞ!」

転校生「……ホントに、違うの……?」ズイッ

男「お、おい……」

転校生「昨日……、僕がいなくてどうだった……?」

男「……お」

転校生「……寂しく、なかった……?」

男「……お、俺は……」

転校生「……」

男「……」

転校生「……」

男「……」

転校生「……プッ」

転校生「くふっ!あはは!男ー、何その顔ー!」

男「……お前なー……」

転校生「あははは!男のこんな顔が見れるなんてー、あははっ」

男「……どんな顔だよ」

転校生「……」アワワアワワ

男「そんな顔かよ」

転校生「そんな焦らなくてもー」

男「……お前が言うと、ちょっとだけ洒落に聞こえないんだよ……」

転校生「心配しなくても、また一緒に遊ぼうってー」

男「……おう」

男「じゃ、早速これから、どこか行くか」

転校生「ゲーセンでも行く?」

男「おう、今日こそあのスロットにリベンジをだな」

転校生「まだやってたんだ……」

男「今日こそ勝ーつ!」

転校生「僕マジアカやりたーい」

男「ま、とりあえず行くか」

転校生「うん――……あ、ちょっと待って」

男「はい」

転校生「んー……」ゴソゴソ

男「……?」

転校生「はい!」

男「……何、これ?」

転校生「プレゼントー」

男「……おいおい、デート中に友達のプレゼントなんて……」

転校生「た、たまたま買ったんだけど、よく考えたらいらなかったから!」

男「じゃあ何か、俺は廃品回収か」

転校生「つべこべ言うなー!」

男「はいはい……」

転校生「はい、これ」

男「……ん、ありがとよ」

転校生「……」

男「……んん?……何、これ?」

転校生「……」

男「……石?」

転校生「……」

男「あれ……?なあ、これ……」

転校生「に、忍耐力!」

男「は?」

転校生「忍耐力と、持久力の石!」

男「……」

転校生「……」

男(……女が、確か言っていたのを、覚えている)

男(……ガーネットの意味は……)

転校生「……忍耐力!」

男「……と、持久力、な」

転校生「そう!」

男「……ありがと、な」

転校生「えへへ」

男「……転校生」

転校生「ん?」

男「……手、貸して」

転校生「何で?」スッ

男「お礼の握手」

転校生「お礼で握手はしないよー」

男「じゃ、ただの握手」ニギニギ

転校生「何それ」

男「……」ニギニギ

転校生「えへへ」

男「……」

転校生「男の手は、温かい」ギュ

男「じゃ、行くかー」

転校生「うん」





~おわり~

さわやか
エンド

ホントはホモエンドと男装少女エンドの2パターンあった気がするけど
忘れた

~おまけ~


男「おーっす、転校生ー!」ガシッ

転校生「うわっ!うわわっ!」

男「……あはは、変な声……、ん?」

転校生「あわ、は、離し……て」

男「……何かお前、胸やわこい……?」フニフニ

転校生「ひゃぅ…っ!ば、馬鹿男……!やめ……っんん!」

男「……お、お前、もしかして……」フニフニフニフニフニフニフニフニ

転校生「や……めぇ……!揉むのやらぁ……っひぁぁぁ!」

男「女だったのかーっ!!」フニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニ

転校生「あっ、やっ、いやあぁぁぁぁぁぁんん!!」

男「……」モグモグ

転校生「……」モグモグ

男「という夢を見た」

転校生「ポテトしょっぱい」

~おまけ2~



転校生「男ぉ……」

男「転校生……」ゴクリ

転校生「ねぇ…、いいでしょ……」スリスリ

男「おい、やめ……っ、くぅ……」ピクンッ

転校生「男同士なんて、気持ち悪い……?」

男「そ、そんなことない」

転校生「じゃあ……、僕のこと、嫌い?」

男「そんなことないっ!」ガシッ

転校生「ひゃっ……」

男「転校生……っ!」

転校生「ね……僕の、握ってみて……」

男「あぁ……、すごい、もうビクンビクンって――……」

男「……」モグモグ

転校生「……」モグモグ

男「という夢を見た」

転校生「ポテトしょっぱい」

お茶濁りエンド
お付き合いありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  たくおおおおおおお   2016年03月15日 (火) 11:30:43   ID: AJDDg7al

イケメン良いやつだなw

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