藤木「さてと……今日もデスノートを学校に持って行こうかな」(152)

藤木(永沢くんと山根くんを、殺してからもう1週間か…)

ある日、デスノートを拾った藤木くん

ノートの試し書きで、丸尾くんの名前を書き殺害した

2人目は…藤木くんを疑っていた永沢くんを、心臓麻痺で殺害

そして、3人目に山根くんを犯人に仕立て上げて殺害

キートン「まる子達の運命はいかに」

まる子「アハハハハ!!」

すみれ「ちょっと、まる子」

まる子「な~に?アハハハハ!」

すみれ「まる子!!親と話すときはテレビを消しなさいッ!!」

プチンッ

まる子「あぁ~ん!何するのさぁ!…せっかく、いい所だったのに」

すみれ「あんたはいっつもそうなんだから…」

まる子「で、何の用なのさ?」

すみれ「学校で3人も生徒が亡くなったそうじゃない…」

まる子「ああ…それね」

すみれ「学校はなにか対策でもしてくれてるのかしら?」

まる子「だって、突然心臓麻痺で死ぬんだよ?どうすることもできないねぇ~」

事件は、山根が犯人ということで解決に向かっていた

戸川先生「それでは、多数決で決めたいと思います」

はまじ「多数決ぅ~?」

戸川先生「山根くんが犯人だと思う人は、正直に手を挙げてくださいね」

ぶー太郎「任せろブー!」

山根「へへっ、俺はいつでも自分に正直だからな」

たまえ「まるちゃん…ホントに山根が犯人なのかな?」

まる子「あたしゃ、前から山根が犯人だと思ってたよ」

たまえ「ホントに!?」

まる子「ホントだよ~だから、たまちゃんも手挙げなよ」

たまえ「う、うん……」

まる子「どうしたのさ?」

たまえ「え?ううん!何でもないよ!」

まる子(ん…?たまちゃん、なにか伝えたそうだね…?)

戸川先生「それでは、山根くんが犯人でいいと思う人、手を挙げてください」

たまえ(でも、皆なら手を挙げる訳ないよね…)

たまえ(まるちゃんは馬鹿だから挙げるけど……)

たまちゃんが、ふとクラス全体を見渡すと

野口さん以外が挙手していた

たまえ「山根って最初からこんなに疑われてたの!?」

キートン「なにを今更」

戸川先生「それでは、山根くんが犯人ということでいいですね?」

はまじ「先生ェ!早くそのこと警察の人に伝えてくれよなぁ~」

ぶー太郎「そうだブー!」

藤木(ふふっ…予定通り……)

小杉「けどよぉ、俺達の身近にそんな危ない奴がいたなんてな」

戸川先生「人間…誰でもそういった一面は持ち合わせているんですよ」

まる子「へぇ~怖いもんだねぇ」

山根「でも、その危ない奴が自殺しちまったしよー!」

戸川先生「最後まで彼の行動を理解することができませんでしたね」

あ、山根と関口間違えた

戸川先生「それでは、教科書の861ページを開いてください」

キートン「あんたそれ本当に教科書なのか」

花輪「広辞苑みたいな教科書だねベイビー」

みぎわ「はっなわぁくぅん…教科書忘れちゃったのぉ……」

花輪「う……うん」

みぎわ「ねぇ……見せて欲しいわぁ…」

花輪「せ…先生、みぎわさんがしつこいです……」

戸川先生「みぎわさん。自分の顔を一度鏡で見てから、そのような行動に移ってくださいね。」

みぎわ「ど、どういうことですか!?私の顔が不細工とでも言いたいのかしら!?」

まる子「3人も亡くなったのに、相変わらず緊張感のないクラスだねぇ」

キートン「あんたが言える事ではない」

野口「…ちょっと待ちな」

戸川先生「はい?」

野口「あたしはまだ、この事件が解決したとは言えないねぇ」

戸川先生「どういうことですか?」

花輪「僕もそう思うよベイビー」

野口「クックックッ……あんた、担任の癖に何も分かっちゃいないねぇ…」

戸川先生「意味がわかりません。授業を再開します。」

花輪「先生、僕からもお願いです」

まる子「えぇ~?花輪くんまでそう思うのぉ?」

花輪「彼がそんなことをする人間とは思えないからさ」

藤木(クソッ…次から次へと邪魔を……)

まる子「そういえば、山根が人を殺したりするなんて変だよねぇ」

たまえ「うん…山根は胃腸が弱いんだし」

野口「山根くんの性格から考えてみれば、おかしな話だと思わないかい?」

はまじ「でもよぉ~みぎわの事を人質にしたりしたんだぜ?」

ぶー太郎「人質の価値はなかったブー」

みぎわ「ちょっと来なさい」

ぶー太郎「ヒィッ…こ、殺されるブー!!」

まる子「そうだよねぇ~山根が人を殺そうとすれば胃腸が飛び出るんじゃない?」

キートン「どんな胃腸だ」

戸川先生「…分かりました、今から山根くんの胃腸について話し合いましょう」

戸川先生「つまり、胃腸の弱い山根くんが人を殺すということは…不可能に近いという訳ですね?」

花輪「そういうことです」

みぎわ「あぁん…花輪くんの推理聞きたいわぁ…」

花輪「う……うん」

藤木(…チッ、山根が犯人でいいじゃないか!)

関口「死んだ奴の事は忘れよーぜ!」

小杉「山根のやつ、きっと天国で美味いモン食ってんだろうなぁ」

大野「おい、お前それがクラスメイトの言葉かよ!」

ガッ

大野が関口の胸倉を掴んだ

大野「謝れよ、山根に!!」

杉山「大野止めろ…!お前、この間前蹴りして1人半殺しにしてるだろ!?」

大野「くっ……離せよ…!!」

関口「お……お前だって、さっき山根が犯人だと思うって挙手してたじゃねーか!」

大野「あ、あれは間違えたんだ!」

キートン「どんな間違いだ」

杉山「俺達は普段サッカーで脚しか使ってないから、反射的に手が挙がるんだよ」

長田「そんな話、聞いたことないね」

関口「ほら見ろ!結局、正義ぶってるだけじゃねーか!」

ドンッ!

今度は関口が大野を突き飛ばした

大野「いっ……このっ…!やってくれたな…!」

杉山(大野のやつ……無茶しやがって)

たまえ「ちょっと、止めなよ!」

まる子「またクラスメイト同士で喧嘩してどうするのさ!?」

大野「うるさい!俺はコイツの息の根を止めてやるんだ!」

関口「上等だぜ、俺だってお前を…!!」

野口「これじゃあ話が進まないねぇ……」

花輪「ヒデ爺!」

ガサガサッ

教室の清掃用具箱から、飛び出たのはヒデ爺であった

花輪「あの2人の喧嘩を止めてくれないか?」

ヒデ爺「かしこまりました。ぼっちゃま。」



ヒデ爺「フリーズ」

ヒデ爺は、ハンドガンを取り出し2人に向けて構えた

大野「!!」

関口「ぶるぶるっ」

たまえ「あれって、山根が借りてたハジキかな?」

ヒデ爺「そういえば…以前に借りに来られてましたね」

はまじ「じゃあ、山根はヒデ爺からチャカを借りて俺達を殺そうとしたんじゃねーか!」

たまえ「そうだよね…簡単にハジキなんて手に入らないし…」

大野「け、喧嘩は止めるから…そんなモンこっちに向けないでくれ!」

花輪「もういいよ。ヒデ爺。」

ヒデ爺「かしこまりました」

長田「だとすれば、野口さんの推理は間違ってるね」

野口「クックックッ……」

まる子「やっぱり山根が犯人だよね!」

たまえ「……」

花輪「彼は胃腸を潰してまで、あのような行動に移ったんだねベイビー」

戸川先生「では、話し合いはここまでです」

野口(ダメだね…誰もこの事件を解決しようと思ってないね…)

まる子「ったく!山根はホント人騒がせなんだからさぁ!」

野口(理解してくれる、人間が欲しいところだねぇ…クックックッ……)

キートン「放課後、女子トイレでは」

藤木「はぁ……和式便所はトイレがしにいくいや…」

リューク「よぉ藤木」

藤木「リュークか…極力女子トイレでは話しかけるな」

リューク「いや、お前もおかしいだろ…」

藤木「…僕が山根を犯人に仕立てあげた甲斐があったよ」

リューク「ほう?」

藤木「クラスの奴等は馬鹿だから、すっかり山根が犯人だと思い込んでるさ」

リューク「そりゃ、良かったな」

藤木「リューク……あとで、聞きたいことがある」

藤木は紙でお尻を拭かずに女子トイレを出ようとした

藤木「リューク、何してるんだよ。行くぞ。」

リューク「……へっへっへ、あいよ」

藤木「何がおかしいんだい?」

リューク「あ?何でもねーよ」

キートン「帰り道」

リューク「聞きたいことってなんだ?」

藤木「僕の大好きな女子が、ノートの力によって殺されたんだ」

リューク「お前に好きになられた女子は不幸だろうな」

藤木「……それで、僕以外にもノートを持っている人間はいるのかい?」

リューク「死神は俺だけじゃねぇしな…そりゃ、いるだろうな」

藤木「誰が所有しているかは分からないか?」

リューク「さぁな、俺は知っててもお前には教えないけどな」

藤木「貴様ッ……」

リューク「その方が面白いからな…」

藤木「チッ、お前も人間らしくなってきたじゃないか」

リューク「そうか?早く家帰って、ファミスタやろうぜ」

藤木(誰が笹山さんを……?まずは、その犯人を殺すことが最優先さ…!)

キートン「一方、学校では」

野口「ここに残ってくれた人達は、これから命を賭けてもらうよ」

まる子「あたしゃ事件解決のためになんでも賭けるよ!!」

花輪「他の人達は、この事件の重要性をわかってないみたいだからね」

たまえ「でも…集まったのは私も含めて5人だけだね…」

野口「十分だね……少人数の方が動きやすいから」

ヒデ爺「私も参加させて頂きます」

花輪「これから、僕達5人は超能力事件を解決するための特別チームさ」

まる子「いいねぇ~なんだかワクワクしてきたよ!」

たまえ「まるちゃん…遊びじゃないんだから…」

野口「この事は先生にも内緒だよ」

ヒデ爺「かしこまりました」

花輪「というよりも、僕達の担任も怪しいからさベイビー」

犯人候補者リスト
・小杉
・大野
・杉山
・戸川先生
・たまちゃん

まる子「ざっ…と、挙げてみたよ」

たまえ「まるちゃん…私も候補に入ってるんだ……」

まる子「え?ダメなの?」

花輪「へいレディ達。こんなに犯人を挙げてたら捜査が難航してしまうよ。」

野口「事件に無関係の人間まで挙げているねぇ」

ヒデ爺「まさか、ぼっちゃまの担任までも……」

花輪「もう少し絞れないかい?」

まる子「う~~ん…分かったよぉ……」

候補者リスト
・たまちゃん
・戸川先生

まる子「こんなものかな?」

たまえ「私はリストから外れることはないんだ……」

野口「とりあえず、先生はあたしも怪しいと思ってたよ」

花輪「生徒が死んでるのに平然としているからね」

まる子「時々…言ってることがおかしいときがあるねぇ」

たまえ「まるちゃん!私は犯人なんかじゃないよ!」

まる子「分かってるよたまちゃ~ん!」

たまえ(じゃあ、リストから外してよ……)

野口「あたしと花輪くんで、先生を尾行してみるよ」

花輪「ヒデ爺。先生の家に盗聴器を300個程設置しておいてくれ。」

ヒデ爺「かしこまりました」

まる子「先生の疑いが晴れたら、次はたまちゃんの番だよ」

たまえ「うん……」

まる子「早速、先生の家に侵入してみよう!」

教室にはこの5人しかいなかったはず
戸川先生が、この教室にいることなどまず考えられないのだが

戸川先生「私の家に盗聴器を設置するみたいですね」

野口「…!」

いつの間にか、ヒデ爺の背後に立っていた戸川先生

ずれた眼鏡をクイッと指で修正した

ヒデ爺(この私が気配に気付かなかった…!?)

戸川先生「遅いですね、ヒデ爺さん」

ヒデ爺「…?」

戸川先生「私がこの事件の犯人だったら、死んでましたよ?」

花輪「…!!」

たまえ「せ、先生…今の話どこから聞いてたんですか?」

戸川先生「ここに残ってくれた人達には、これから命を賭けてもらう……から聞いてましたよ」

キートン「ほぼ最初からである」

戸川先生「本当に、私が犯人だと思うのですか?」

野口「ハッキリ言わせてもらうと、そう思うね」

戸川先生「やれやれ…困りましたね」

花輪「先生のここ最近の態度は、疑われても仕方ないですよ」

まる子「生徒が死んだのに暢気だよ先生!」

戸川先生「……」

たまえ「まるちゃん…あのね……」

まる子「どうしたのたまちゃん?」

たまえ「先生は犯人じゃないよ」

花輪「え?」

戸川「穂波さん…」

たまえ「私、この事件の犯人知ってるんだ……」

まる子「誰なのさ!?」

戸川先生「穂波さん、先生にも教えてくれませんか?」

たまちゃんは、中々口を開こうとせず

そのまま3時間が経過し

ようやく、たまちゃんは重い口を開いた

たまえ「……私、山根と藤木が女子トイレで話してるのを聞いてたんだ」

まる子「山根と藤木が…?」

たまえ「うん、藤木が山根を家族を人質に取って…」

野口「それが本当だとしたら、真の犯人は藤木ってことになるね…」

花輪「まさか彼がそんなことをしていたなんて……」

たまえ「だから、犯人は藤木……だと思うよ…」

戸川先生「よく勇気を出して話てくれましたね」

まる子「ってことは、山根は家族を助けるためにあんな演技を?」

野口「その可能性が高いね…クックックッ…」

戸川先生「藤木くんが山根くんに飛び降り自殺も命じたんでしょうかね?」

たまえ「それは、分からないです…」

まる子「藤木のやつ…許せないよ…!!」

戸川先生「今から藤木くんの家に突入しましょう」

ヒデ爺「ぼっちゃま」

花輪「ああ、ヒデ爺は外で射撃の準備をしておいてくれないか?」

ヒデ爺「かしこまりました」

戸川先生「それでは行きましょうか」

まる子「山根…あんたの仇、必ずうつよ!」

―藤木家―

ピンポーン…ピンポーン

藤木「ん?誰だろう…」

リューク「早く出ろよ」

藤木「うん」

ガチャッ

戸川先生「藤木くん。突然お邪魔して申し訳ありません。」

藤木「せ…先生?それにさくら達まで!?」

リューク「クックックッ…」

戸川先生「これから、先生と一緒に警察まで出頭しましょう」

藤木「え…?ええええ?」

たまえ「藤木、もう嘘をつくのは止めようよ…」

まる子「この事件の犯人は……藤木、あんただよ!!」

藤木「!?」

ヒデ爺(早く撃ちたい)

野口「まず、あんたに聞きたいことが山ほどあるよ」

藤木「な…何を言ってるんだよ!!僕は犯人なんかじゃない!」

たまえ「藤木…私ね、女子トイレで全部聞いてたの…」

藤木「ハァッ!?」

リューク(お前馬鹿だな…さっきの時も、全部話し聞かれてたぜ?)

藤木(…!!……リューク、妙に笑っていたと思ったら…!)

リューク(まぁ気付いてたけど…お前に言えば面白くなくなるしな)

藤木「クソッ…がっ!!!」

戸川先生「藤木くん、貴方はどうやって丸尾くん達を心臓麻痺にしたのですか?」

藤木「し、知らないッ!僕しーらない!」

タッタッタ

まる子「あ…!!藤木が逃げたよ!」

野口「クッ、逃走用の一輪車が用意されていたとはね…」

花輪「ヒデ爺。頭以外ならどこでも撃ってくれ。」

ヒデ爺「かしこまりました」うずうず

藤木「ハァハァハァ…!!」

逃走用の一輪車で逃げ切ろうとする藤木
しかし、ヒデ爺の眼から逃れることは出来ない

花輪「鷹の眼…と称される程海外のメディアから恐れられていたさ」

まる子「へぇ~」

ヒデ爺「北東からやや微弱な風が流れている、距離300m先にポイントを定める」

カシャッ

スナイパーライフルを構える
電柱の上から、狙撃の準備をしているヒデ爺

藤木「よ、よし!ここまで逃げ切れれば…!」

スパンッ!!

藤木「あ……」

藤木が逃げ切ったと思った時には既に、一輪車がパンクさせられていた
バランスを崩し一輪車から転倒する藤木

藤木「あいたっ…!!」

転倒した藤木は右足を骨折した

腫れあがった右足を押さえたまま、座り込んでいた

藤木「クソッ…穂波が僕達の会話を聞いていたなんて…!!」

リューク「あーあ…ここでお終いか?」

藤木「まだまだ僕はやるべきことがあるのに…!」

ヒデ爺「…くらえ」

ズガンッ!

ヒデ爺は藤木の左足を、拳銃でぶち抜いた

藤木「グァァァァ!!」

ヒデ爺「子供だからと言って容赦は致しません」

花輪「ヒデ爺。まだ続けてくれ。」

ヒデ爺「それが、ぼっちゃまの命令ならば絶対服従でございます」

藤木「あぅ…あああああああ!!!!」

野口「さぁ、もう逃げられないねぇ…クックックッ…」

たまえ「藤木…自白したほうが楽だよ?」

藤木「うぅぅっ……!来るなァ!!!」

ヒデ爺「動くなッ…!」

ズガンッ!!

更に藤木の右肩へ向けて、銃弾を放った

藤木「クッァァ!!痛いッ痛いッよ!!!」

花輪「ヒデ爺。もうその辺でいいよ。」

ヒデ爺(もっと撃ちたい…)

藤木「ハァハァ…アハハハハ!!!」

まる子「藤木……?」

藤木「分かったよ。僕が犯人だってことは認めるよ。」

藤木「その代わり、1つだけ分からないことがあるんだ」

野口「なんだい?」

藤木「笹山さんを……殺した犯人さ」

野口「その前に、あんたがどうやって殺害したか洗いざらい吐いてもらうよ」

ヒデ爺の拷問により

藤木は「デスノート」のことを全て話した

戸川先生「信じられませんね…そんなノートがこの世に存在するなんて」

花輪「昔、漫画で読んだことがあるよ」

野口「確かにノートであれば、切れ端を使うなりすれば殺すことは可能だねぇ」

藤木「僕は試し書きで丸尾くんを心臓麻痺で殺しちゃったんだ…」

たまえ「ノートの所為で丸尾くんの様子がおかしかったの?」

まる子「あたしゃ、あんたの所為で丸尾くんにパンツ見られたんだよ!?」

たまえ「まるちゃん、あの時のパンツの色コバルトブルーだよね…」

キートン「それはどうでもいい」

野口「山根を殺したのもあんたかい?」

藤木「そ、そうだよ…彼を犯人に仕立て上げようとして殺しただけさ…」

藤木「それと、永沢くんを殺したのも僕さ…」

野口「あんたが一番恨みを持ってそうだからねぇ」

藤木「ち…違うよ!僕は永沢くんのことを恨んだりなんかしてないさ!」

キートン「殺した人間が何を言っている」

藤木「それに、やけに永沢くんが僕のことを疑ってきて……」

まる子「永沢はあんたのこと、最初から疑ってたんだねぇ~」

藤木「それが変なんなんだ!ノートのことも知ってたんだ!」

野口「ノートのことも…?」

戸川先生「おかしいですね、ノートのことは藤木くんしか知らないはずですよね」

花輪「もしかして、彼もノートを持っていたんじゃないかい?」

藤木「じゃないと、あそこまで僕を追い詰めたりしようとしないよ…」

まる子「ノートはまだ残ってるのかな?」

藤木「みんな、このノートに触ってるよね?」

たまえ「うん」

ガサガサッ

リューク「ん?」

たまえ「キャーッ」

花輪「へぇ、彼が君の話していたリュークかい?」

リューク「ああ…俺が死神のリュークだ」

野口「クックックッ…死神はこんな姿をしていたんだね」

藤木「ノートの所有者が死ねばどうなるんだ?」

リューク「また、誰かがノートを拾ったりするだろうな」

戸川先生「こんな恐ろしいノートが、誰かの手に渡ったとすれば…」

キートン「果たして、藤木以外のノートの所有者は見つかるのか」

野口「一応、永沢の家を調べる価値はあると思うね…」

花輪「もしかすると、まだノートが置いてあるかもしれないね」

戸川先生「私とさくらさん達は、教室に戻り永沢くんの机の中を調べてみます」

野口「藤木の裁きは後回しだよ」

藤木「ヒィッ…」

野口「楽に死ねると思ったら、大間違いだよ…クックックッ…」

藤木(野口……コイツを先に消しておくべきだった!)

藤木(永沢に次ぐ…いや永沢以上に頭の回転が早い奴だ…!)

キートン「そして、まる子達は」

ガラガラッ

まる子「まだノート残ってるかなぁ?」

たまえ「まるちゃん、あった?」

まる子「う~ん…机の中には何も入ってないね……」

戸川先生「だとすれば、永沢くんの家にでも保管してあるのでしょうかね」

ガラガラッ

まる子「あ、野口さん!」

たまえ「花輪くんも・・・」

戸川先生「早かったですね。ノートは見つかりましたか?」

野口「いいや、ノートは見つかってない」

花輪「だけど…永沢くんの家の人には内緒で、彼の部屋を調べたら遺書が出てきたんだ」

まる子「内緒でって…あんたそんなことして大丈夫なの?」

花輪「ヒデ爺が、何とかしてくれるさ」

キートン「使い勝手の良いジジイである」

たまえ「遺書には何て書いてあったの?」

野口「今から、藤木に読ませるよ」

藤木「ぼ…僕が!?」

……この遺書が誰かの手に渡ってる頃には、恐らく僕はこの世にいないでしょう

それと、まず最初に謝罪しなければいけないことがあります

僕のクラスメイトの丸尾くんを、デスノートで殺害してしまったことです

藤木「えっ!?」

まる子「藤木が殺したんじゃなかったの?」

野口「まだ、遺書は続いてるみたいだよ…クックックッ…」

キートン「ここからデスノートの説明が書かれているので、省略するまる子達であった」


藤木くんが、ノートを所有していたことも知っていました

だからこそ彼が丸尾くんを殺したと「錯覚」させるために
教室の時計をいじり時計の進みを遅らせました
朝の会が始まる前に、丸尾くんがさくらと穂波に変態行為を行い
その数十秒後に心臓麻痺で死亡するとノートに書きました

案の定、丸尾くんの変態行為を目撃した卑怯者藤木は
すぐさまノートを取り出し、丸尾くんの抹殺にへと踏み切りました

藤木「ひ、卑怯者は余計だよ永沢くん……」

デスノートのルールには「後から書けばノートの力で殺すことは出来ない」と
書かれていたので
当然、2時間前ぐらいに家で書いていた僕の方が早かったために
藤木くんの、ノートの効果を得ることはありませんでした

時間の誤差はあったと思ったのですが
たまたま、藤木くんの数えた40秒後に丸尾くんが心臓麻痺を起こしました
藤木はノートの効果を信じ、そして自分が丸尾くんを殺したと錯覚したはずです

それでは…今から藤木を犯人に仕立て上げる為に詰めに行きます

野口「遺書はここで終わってるね…」

花輪「つまり、ノートを使って丸尾くんを殺したことを君に擦り付け様とした訳だね」

戸川先生「恐らく…この遺書を書き終え、下校途中に藤木くんに殺されたんですね」

たまえ「でも、どうしてこの遺書が永沢の家に?」

まる子「おかしいよねぇ~この遺書を書いたのが教室なんじゃないの?」

野口「今はそんなことよりも、こっちの方が重要だよさくらさん…」

藤木「ちぇ~僕が犯人って完全にバレちゃったじゃないか」

野口「あんたは、これから重い十字架を背負っていくことになるね」

藤木「はいはーい」

戸川先生「それでは、今から警察に突き出してきますね」

藤木「ハァ!?」

藤木は、自分の靴下の中からノートの切れ端を取り出した

藤木「近寄るなよ!!全員の名前を書くのに5秒はかからないぞ!」

キートン「どれだけ書くのが早い人間でも不可能である」

まる子「くっ…あんたどこまでも卑怯な男だね!」

藤木「うるせぇ!さくら犯すぞ!!」

まる子「…!!」

たまえ「狂ってる……」

藤木「このまま、僕を黙って逃がせば助けてやるよ」

藤木「僕は…この世界の神となり、世界中の女と付き合うんだよ!!」

まる子「そんな目的のために…!」

戸川先生「恥を知りなさい、藤木くん」

ドスッ!

戸川先生は藤木を木刀で突き刺した

藤木「ゲホァッ…」

手に持っていた、藤木のノートの切れ端は道端にへと飛んで行った

たまえ「まるちゃん!ノートの切れ端を拾って!」

まる子「うん!」

藤木「ぼ、僕が先にッ…!!」

まる子が藤木より先に、ノートの切れ端を拾い上げようとした

友蔵「む?こんなところにノートの切れ端が落ちてあるぞ!」

まる子「おじいちゃん!?」

キートン「不運にも、ノートの切れ端を拾い上げたのが友蔵であった」

藤木「お、おじいさん!返してください!」

友蔵「なんじゃ?藤木くんのノートなのか?」

まる子「おじいちゃん!渡しちゃダメだよ!!」

友蔵「おぉ!まる子や!」

藤木「早く返してくれ!!」

友蔵「そうか、それはすまんのぅ……」

友蔵はポケットから鉛筆を取り出し

ノートの切れ端に誰かの名前を書き始めた

友蔵「藤木くん、自分のノートにはしっかりと名前を書いておかんとダメじゃぞ」

サラサラ

藤 木 茂

藤木「!!!!!!?」

友蔵「はっはっ、どうじゃ?ワシも中々字が上手いじゃろ?」

藤木「・・・お、おいジジイ!!何してくれやがんだ!!」

友蔵「ほ?」

リューク「つまんねーな、お前はここで終わりだな」

藤木「嫌だ・・・嫌だッ!!!!」

リューク「ハハハッ!言ったよな?デスノートを使った人間は、天国や地獄にもいけないってよ」

友蔵「藤木くんの様子が変じゃぞ!?」

まる子「もう遅いよおじいちゃん・・・」

藤木「アッアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

ドクンッ!!!

藤木「がっ・・・・・・・・・」

藤木は、その場で静かに息を引き取った

友蔵「友蔵、心の一句……藤木くんを 殺めてしまい 最上川」

キートン「最上川の要素はどこから出てきた」

事件は保護者達には隠されたまま、終わりを告げた

藤木が犯人だったということはクラスメイトには伝えなかった

先生から「あれはお化けの仕業だった」と言われ

クラスメイトは納得していた

まる子「うーん、いい天気だねぇたまちゃん」

たまえ「ホントだよね!事件も解決して、やっと安心できるよ」

まる子「そういえばさ、なんか忘れてるんだよねーあたしゃ」

たまえ「え、忘れてる?」

まる子「ううん…!何でもないよ!」

戸川先生「それでは、皆さん出席を取ります。元気良く返事をしてくださいね。」

はまじ「はーーい!!」

笹山を殺した犯人がまだ見つかっていなかった

まる子達は事件を解決したことにより、その存在を忘れ去っていた

戸川先生「それでは、大野くん」

大野「はーい」

ドクンッ

大野「…え」

突然、先生が大野くんの名前を読み上げた瞬間、彼はその場から崩れ落ちた

先生「杉山くん、浜崎くん、花輪くん……」

杉山「グッ!」浜崎「グァッ!!」花輪「べい…ビー…」

まる子「ど……どうなってるのさ?」

戸川先生「小杉くん、関口くん」

小杉「ウァァ!!」関口「う…そだろ…?」

野口「さくらさん…!今すぐ先生を止めないと全員ころされ…」

戸川先生「野口さん」

ドクンッ

野口「……っ」

まる子「野口さん……!?」

戸川先生「穂波さん」

ドクンッ

たまえ「…うっ………」

まる子「たまちゃん!?」

たまえ「ま……るちゃ………ん」

まる子「嫌だよ、たまちゃん死なないでよぉ!!」

戸川先生はまる子以外のクラスメイトの名前をノートに書いていき

とうとう、まる子を除く全員が心臓麻痺で死亡してしまった

戸川先生「あとは……さくらさんだけですね」

先生はニッコリと微笑んだ

まる子「ひっ…うっぅ………」

戸川先生「その絶望に満ちた表情…とても素晴らしいですね」

まる子「ど……どど…どうして先生が………?」

戸川先生「出席簿と見せかけて、実はデスノートだったんですよ」

まる子「え……」

戸川先生「永沢くんのノートですよ」

まる子「永沢の…?」

戸川先生「彼が死んだので、私が引き継ぐ形となりました」

まる子「じゃ、じゃあ笹山さんを殺したのは…?」

戸川先生「私ですよ。藤木くんの好きな人を殺したくなりましたから。」

まる子「な…なに言ってるの先生……」

戸川先生「担任だからこそ、クラスの生徒が誰を好きになったとか把握出来るんですよ」

まる子「何でたまちゃん達まで殺したのさ!?関係ないじゃん!!」

戸川先生「いいえ、私にとっては何の価値もない人間です」

戸川先生「このノートを拾った時、本当に目を疑いましたよ」

戸川先生「ノートに名前を書けば死ぬ…なんてね」

まる子「…うぅっ……」

戸川先生「ははっ、精神的におかしくなってきてませんか?」

まる子「い……やだ……」

戸川先生「可哀想なので、すぐに楽にしてあげますよ」

サラサラ

さ く ら も も こ

まる子「あっ……」

戸川先生「お疲れ様です。さくらさん。」

ドクンッ!!

まる子「アアアアッ……!!!!!!!!!!!」

戸川先生「天国で皆さんが待ってますよ…ふふふふっ……」

キートン「その後、まる子に関わる全ての人間が戸川先生によって消し去られたのであった」

おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月23日 (日) 19:43:03   ID: 9xiV4L82

えっ!?(・_・;? 多数決で犯人決め?

2 :  SS好きの774さん   2014年02月23日 (日) 19:50:12   ID: 9xiV4L82

盗聴器300こもいらねぇだろwww1個で十分だろwww ってか戸川先生非道w

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