ほむら「合言葉は?」まどか「マミマミ!!」(139)

ほむら「合言葉は?」

まどか「マミマミ!!」

ほむら「尾けられたりはしてないわね?」

まどか「うん…。」

ほむら「入っていいわ。」ガチャッ

まどか「お邪魔します…。」


ほむら「ふぅっ…これで全員揃ったかしら?」

杏子「ああ、全員揃ってるはずだぜ。」

ほむら「じゃあマミマミ定例会(*)を始めましょう。」

まどか「うん♪」

さやか「さやかちゃんもいるよ!!」


(*)マミさんと可愛い好き好き大好きマミさんと結婚したい魔法少女の会の定期集会のこと

ほむら「自慢の逸品からね。まずは私から」バラッ

ほむら「マミマミ秘蔵写真よ!!」

杏子「うぉっ…これは??」

まどか「うわぁ///」

杏子「こんな角度からどうやって…」

まどか「これ、パンツ見えちゃってるよ////」

さやか「転校生も懲りないねぇ。いつもいつも盗撮写真ばっかり…」

ほむら「あら、イヤなら良いのよ貴方には分けてあげないだけだから。」

さやか「いや、貰うけどさ。」

杏子「一枚、幾らなんだ?」

ほむら「そうねぇ…500円でどう?12種類あるから12枚セットは5000円でどう?」

杏子「クソッ、足下見やがって!!」

ほむら「さぁ、どうするのかしら?」

杏子「3枚…1500円だ!!」

ほむら「あら意外と吝嗇なのね。」

杏子「こっちだって生活があるからな。」

ほむら「そ…毎度あり~。まどかはどうするの?」

まどか「私は…今回はスルーかな、お小遣い厳しいし…。」

ほむら「そぅ…美樹さやかは?」

さやか「四枚。二千円札で。」

ほむら「あら?全部いかなくていいの?」

さやか「恭介のバイオリン売れる迄はお金が…。」

ほむら「じゃあ、私のはこれで。次は杏子ね」

杏子「おぅ、私のは凄いぞ!!」ゴトッ

まどか「一升瓶?」

ほむら「水が入ってるみたいだけど…中に何が入ってるの?」

杏子「聞いて驚くなよ?…マミの…お風呂の残り湯だ。」バーンッ

ほむら「杏子、あなたどうやってそんな事を…まさか!!」

さやか「ニセモノじゃないでしょうね?」

まどか「杏子ちゃん?」

杏子「本物だって!!この前マミんちに遊びに行った時に風呂にマミと一緒に入ってさ…その後うひひ♪」

ほむら「佐倉杏子あなた…」チャキッ
さやか「杏子…」カチャッ
まどか「ティロ・フィナー…」グイッ

杏子「ごめん、嘘!!」

ほむら「えっ?」
さやか「やっぱり。」
まどか「杏子ちゃん…。」

杏子「マミの残り湯ってのは本当だけど一緒にお風呂入ったってのは嘘…マミんちに遊びに行った時に風呂借りたからその時に汲んできたんだ。」

ほむら「そう」
さやか「もぅ、笑えない冗談は止めてよね。」
まどか「これは…没収だね♪」

杏子「おい、これを汲んでくる為に私がどれだけの苦労を…」

まどか「うるさい。」

杏子「…ごめんなさい。」

ほむら「といってもこれを分けるのは骨が折れるわね。」

さやか「電子天秤一つしかないしね。」

杏子「だろ?だから没収は無しに…。」

まどか「このエリクサーで紅茶淹れたらどうかな?」

まどか「そうしたらみんな幸せになれるかなって…」

ほむら「まどか。素晴らしい。」
さやか「さすがまどか。」
杏子「これがまど神様か。」

まどか「ウェヒヒ」

その発想は無かった

お昼寝してた

ひとみ「そろそろ混ぜろよ」

ほむら「じゃあお湯が湧くまで続きをしましょう。まどかは何を持ってきたのかしら?」

まどか「私は…みんなみたいに凄いのは無理だから自作の同人誌を…」

さやか「おぉ、あれかぁ」

杏子「楽しみにしてんだよな。」

ほむら「今回はVol.11ね。分かった買うわ!!」

まどか「2500円だよ♪」

ほむら「微妙に…高いわね。」

めっちゃ出しとるww

杏子「なぁ…この登場人物、まどかに似てないか?」

まどか「そ、そんな事ナイヨ!!」

さやか「あ、それ私も思ってたんだよね。しかもタイトルがマミまど通信だし…。」

まどか「ナニイッテルノサヤカチャン!!」

さやか「じゃあさ、ちょっとこの紙にマミさんと私達がノンビリとすごしてる絵描いてみて♪」

まどか「もー、しょうがないなぁ」カキカキ

まどか「はいっ、出来た。ラフでも結構大変なんだよ!!」

さやか「結構早い!!」

杏子「サイン会の漫画家ぐらいの早さだな、どれどれ…」

さやか「マミさんがセンターなのはいいとして、まどかが膝枕してもらってる…」

ほむら「この2人は凄い描き込みね。」

杏子「私と…これはほむらか?棒人間だけど…」

さやか「あの?私は?」

まどか「ほらそこの水槽に…」

さやか「酷い!!」

まどか「どうでも良いんだよね、私とマミさん以外の人間なんて。」

まどか「あっ、お湯が沸いたみたい。紅茶淹れてくるね♪」パタパタ

杏子「…」
ほむら「…」
さやか「…」

いったい何が始まるんです?

まどか「はい。紅茶入ったよ♪」

杏子「ちゃんと計っただろうな?」
ほむら「電子天秤はこのために買ったのよ。」
さやか「さやかちゃんは少しぐらい量が少なくても気にしないから!!マミさんの毛か垢でも入ってれば‼」

まどか「大丈夫大丈夫♪」


杏子「ウメー!!」
ほむら「これ程美味とは…」
さやか「マミさんの残り湯で紅茶を淹れなかったなんて、私って本当バカ!!」

ほむら「でも、お茶菓子が欲しいとこね。」

まどか「マミさんちではいっつもお菓子付きだもんね。」

杏子「確かに」

さやか「そうくると思って今日のさやかちゃんは!!」

なかなかレベルの高い変態集会だ

盗撮写真ってこんな感じのかえ
http://uproda.2ch-library.com/4613165pK/lib461316.jpg

さやか「じゃーん!!マミさんの使用済みフォークを持ってきました!!」

ドスッ
さやか「うっ…」バタッ

ほむら「安心して峰撃ちよ!!あなたが悪いんだからね…そんなもの持ってくるから…」

杏子「これで1人減ったな。」

まどか「1人?2人だよ。」

杏子「えっ…うぐっ」バタッ

まどか「後は…ほむらちゃんだけだよ。」

ほむら「まどか…。」

まどか「降伏して…降伏してくれたら命だけは奪わないから」

ほむら「まどかぁ!!」

カチッ

ほむら「と言っても停止した時間の中では聞こえないかしら。」

ほむら「時が動き出した時、それがあなたの最期よ。さようなら、まどか。」

ズギュウウン

まどか「へっ…うわぁぁぁあ!!」バタッ

ほむら「はぁはぁ…これで全員ダウンね。フォークは頂いていきましょう。勿論、紅茶の残りも。巴マミを愛する資格があるのは私だけよ!!ホムムムムムム」

まどか「…」
杏子「…」
さやか「…」

まどか「…行ったみたいだね。」

さやか「あそこまで清々しく裏切るとは…。」

杏子「なんだよ、あの笑い声。エクスデスより酷い。でも自分の家からどこ行くんだろなあいつ…。で、まどか例の情報はマジなんだろうな。」

まどか「もぅっ疑り深いなぁ…ほら。マミさんからのケーキのお誘い。」

さやか「確かに。」

杏子「ほむらはいなかったから仕方ないな。電話しても出ないし…」

さやか「でも、ほむら誘わなくて良かったのかな?」

まどか「大丈夫だよ、代わりにマミさんの使用済みフォーク渡したんだし…多分。」

マミ「いらっしゃ~い、みんな。あれ、暁美さんは?」

まどか「魔女退治で忙しくてこれないとか…」

杏子「よぅ、マミ泊まっていっていいか?」

さやか「杏子、あんたって奴は!!」

マミ「うふふ♪いいわよ。」

*     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |    
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /    
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f ←杏子

      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |

        /    ! +    。     +    +     *
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
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さやか「なら私も泊まる‼」

まどか「あの、私も泊まりたいです!!…でお風呂一緒に入って一緒のベッドで寝てそれで…/////」ゴニョゴニョ

マミ「別にいいけど、どうしたのみんな?」

さやか「いや、あのマミさんと一緒にいたいって言うか…」

まどか「私はマミさんとスールになりたいっていうか…」

マミ「?」

まどさや杏「とにかく、マミ(さん)の家に泊まりたいんです!!」

マミ「ふふふ♪じゃあ今日はパジャマパーティね。」

まどか「あの、泊まる時の部屋割なんですが…こうでいいですか?」

マミ…ベッド
まどか…ベッド
杏子…床
さやか…便所

さやか「おい、まどか!!」

杏子「お前だけズルいぞ!!」

まどか「私、この中で一番小さいし…マミさんの邪魔にはならないと思うんです。駄目ですか?」ニヤリ

マミ「確かに…一理あるけど…」

さやか「OMG!!」
杏子「なんてことだよ…」

マミ「ベッド大きいから女の子四人ぐらいなら大丈夫よ♪」

さやか「ありがたやありがたや」
杏子「親父ィ、神様は本当にいたんだ…。」

マミ「それじゃ、みんなお休みなさい。」

まどさや杏「はーい。」

マミ「あの、なんで三人でコの字になってるの…?」

まどか「気にしないでください!!」

さやか「三人で決めたんです!!」

杏子「そうだぞ、マミが真ん中に来て山の字にならないと完成しないんだから!!」

マミ「そ、そうなの…あの…美樹さん、下じゃなくて鹿目さんか佐倉さんの横になれば…」

さやか「駄目なんです!!これがベストポジションなんで!!それに私、誰かの足下じゃないと寝れない性質なんです!!」

マミ「そ、そうなの…じゃあ…」

ほむら「ふぅっ…」ツヤツヤ

ほむら「あとは、巴マミの寝姿を盗撮すれば今日の日課はコンプリートね。」

ほむら「…」ガチャッ

ほむら「相変わらず鍵とチェーンだけなんてなんて不用心なの…やっぱり巴マミは私を誘ってるのかしら?」

ほむら「さて、マミの寝室は…っと」ガチャッ

ほむら「何よこれ…」

ほむら「おるかー?」

ほむら「巴マミの右の胸にまどかがむしゃぶりついていて左に佐倉杏子…美樹さやかが足をしゃぶってる…どういう事なの!?」

ほむら「くっ…私の入る隙が無い!!やられたわ…」

ほむら「でもムカつくから美樹さやかと佐倉杏子に落書きして帰りましょう。」キュポッ

ほむら「今度はこんなミスしないわ!!」

おしまい

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