芳佳「501のみんなは軍規をないがしろにしすぎだよ」(220)

芳佳「こんなの軍隊じゃないよ」

芳佳「軍隊はもっとこう、規律を守って楽しくウィッチみたいな感じのはず…」

芳佳「こうなったら私が一肌脱ぐしかないよね!」

芳佳「最初はリーネちゃんの軍規を正そう!」

芳佳「リーネちゃんには注意しやすいし」

芳佳「じゃあ早速リーネちゃんの部屋に行こう」

芳佳「おーい!リーネちゃーん!」ガチャッ

リーネ「わっ!?よ、芳佳ちゃん!?」

芳佳「やっほーリーネちゃん」

リーネ「や、やっほー?」

リーネ「じゃなくて!ノックもしないで急にドア開けたらびっくりしちゃうよぉ」

芳佳「えへへ、ちょっと急いでて忘れちゃった」

リーネ「もう気をつけてよ?」

芳佳「はーい」

リーネ「それで私に何か用?」

芳佳「あっそうだった!私リーネちゃんの軍規を正しにきたの!」

リーネ「軍規?」

芳佳「リーネちゃんは最近の501のみんなについてどう思う?」

リーネ「どうって?」

芳佳「なんかみんなたるんでると思わない?なんて言うか軍規をかるんじているっていうか…」

リーネ「(芳佳ちゃんの口からそんな言葉が出るなんて…)そ、そうかなぁ?」

芳佳「そうだよ!やっぱり自覚がないんだ… 残念」

リーネ「もしかして私もたるんでるの…?」

芳佳「ううん、リーネちゃんはまだ若いし張りがあるから大丈夫だと思うよ」

リーネ「(張り…?)そ、そっかよかったよ…」

芳佳「それでね、さっきの話だけど私がみんなにカツを入れようと思うの!」

リーネ「そっか… 頑張ってね芳佳ちゃん」

芳佳「うん!」

芳佳「じゃあまたあとでねリーネちゃん!」

リーネ「うん、バイバイ」

リーネ「芳佳ちゃん大丈夫かなぁ…」

芳佳「……なんか話の流れでバイバイしちゃったけどまだリーネちゃんを正してなかったよ」

芳佳「まぁあとでいっか」

芳佳「えーっとじゃあ次は誰にしようかな?」

芳佳「ん?あれは坂本さん!坂本さんにしよう!」

芳佳「坂本さーん!!」

坂本「お?宮藤か!元気がいいな」

芳佳「はい!」

坂本「それで、私に何か用か?」

芳佳「はい!坂本さんに喝を入れに来ました!」

坂本「ほぅ… いい度胸だ」

坂本「あまりへなちょこな喝だったら私が逆に宮藤に喝を入れ返してやるからな」

坂本「覚悟して挑めよ?はっはっは」

芳佳「大丈夫です!私こう見えて得意なんです!喝入れるの!」

坂本「それは初耳だな」

坂本「ではお手並み拝見」

芳佳「じゃあ坂本さん、目をつむって下さい」

坂本「目を?」

芳佳「はい」

坂本「うむ… わかった」

芳佳「宮藤芳佳、行きます!」

芳佳「19才のおっぱいにかーっつ!!」モミモミ

芳佳「最近ちょっとたるんどるぞ!かーっつ!!」モミモミ

坂本「……」

芳佳「ケアを怠っているんじゃないのか?かーっつ!!」モミモミ

坂本「……お前はいったいなにをしているんだ?」

芳佳「坂本さんに喝を入れています!」

坂本「そんな喝の入れ方があるかっ!」ベシ

芳佳「いたっ!いったーい… どうして叩くんですか!坂本さん!」

坂本「お前がたるんでいるからだ!」

坂本「まったく、私に意見してきたときはお前を少し見なおそうかと思っていたんだがな…」

芳佳「ってことがあったんだよリーネちゃん」

芳佳「私ってそんなにたるんでるかなぁ?」

リーネ「す、すごいね芳佳ちゃん」

リーネ「坂本少佐の胸をいきなりもみしだくなんて…」

芳佳「ううん、全然ダメだよ」

芳佳「あ、でも坂本さんのおっぱいがダメなわけじゃないよ?」

リーネ「わ、わかってるよ…」

芳佳「一応ね一応」

芳佳「これは坂本さんの名誉にも関わることだからはっきりさせとかないとね」

リーネ「う、うん…」

リーネ「でも芳佳ちゃんはみんなに軍隊としての自覚を持ってもらうために喝を入れに行ったんだよね?」

芳佳「ん?そうだよ?」

リーネ「じゃあなんで、その… 揉んだの?」

芳佳「たるんでたからだよ?何か変かな?」

リーネ「へ、へんだよ!ふつうじゃないよ!」

芳佳「うーんそうかなぁ…」

芳佳「じゃあさ、りーねちゃんだったらどんなふうに喝を入れるの?」

リーネ「うーん… 私あんまりそういうことしたことないからわからないよぉ…」

リーネ「でもこういう時って叩いたりするんじゃないかな?」

リーネ「ビシッ!って」

芳佳「叩くのか…」

芳佳「なるほど、たしかに引き締め効果がありそう!」

芳佳「ありがとうリーネちゃん!また行ってくるね!」

リーネ「頑張ってね芳佳ちゃん」

芳佳「次はシャーリーさんにしようかな」

芳佳「この時間は確かハンガーにいるはず」

芳佳「おーいシャーリーさーん!」

シャーリー「ん?なんだ宮藤?おまえもストライカーをいじりに来たのか?」

芳佳「いえ、私はシャーリーさんをいじりに来ました!」

シャーリー「私をいじるだって?」

芳佳「あっ間違えました!シャーリーさんに喝を入れに来ました!」

シャーリー「なんだ宮藤?あの堅物の真似事か?」

宮藤「堅物ってバルクホルンさんのことですか?」

シャーリー「アッハッハ!よくわかってるじゃないか」

宮藤「二人はいつも喧嘩してますよね?せっかく同じ部隊なんですからもっと仲良くしたらいいのに…」

シャーリー「あいつが突っかかってくるんだよ」

宮藤「もう、またそうやって…」

シャーリー「さて、宮藤。私に喝をいれるんだろ?どんな喝なんだ?」

芳佳「あっ!そうでした!」

芳佳「じゃあシャーリーさん、目をつむって下さい」

シャーリー「目を?なんでだ?」

芳佳「一応です一応」

シャーリー「うーんよくわからないけどわかったよ」

芳佳「つむりましたね?」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「シャーリーさんのビッグおっぱいにかーっつ!!」ペチンペチン

芳佳「おっきくて張りがあってけしからんおっぱいにかーっつ!!」ペチンペチン

芳佳「将来垂れてこないようにかーっつ!!」ペチンペチンモミモミモミ

シャーリー「お、おい宮藤!ちょっと待て」

芳佳「へ?なんですか?」

シャーリー「宮藤は喝を入れに来たんだよな?」

芳佳「はい?そうですけど?」

シャーリー「えっと… 今のは喝を入れていたのか?」

芳佳「はい!」

シャーリー「そうだったのか…」

シャーリー「扶桑式ってやつか」

芳佳「はい!」

芳佳「これでシャーリーさんも気合入りましたよね?」

シャーリー「お、おう…」

芳佳「じゃあ今度からバルクホルンさんとも仲良くしてくださいね」

芳佳「またシャーリーさんの軍規が乱れてたら私が喝入れちゃいます!」

シャーリー「あ、はは… 気をつけるよ」

芳佳「成功だよ!リーネちゃん!」バァン

リーネ「ひゃっ!よ、芳佳ちゃん!?」

リーネ「だからノックを…」

芳佳「えへへ、忘れてた」

リーネ「もう芳佳ちゃんったら…」

芳佳「次からは気をつけるよ」

リーネ「うん」

芳佳「それでね、今度はシャーリーさんがたるんでたから引き締めてきたの!」

リーネ「そ、そっか…」

芳佳「リーネちゃんの言うとおり叩いてみたらいい感じに引き締まったよ」

リーネ「うん、でも怒られなかった?」

芳佳「平気だよ」

芳佳「ちゃんと優しくしたもん」

芳佳「もう二人も正したんだしちょっとはここの空気も変わったかな?」

リーネ「そんなに急に変わるのかな?」

芳佳「変わるよ!っていうか変えていかなくちゃ!」

リーネ「そうだね、その意気だよ芳佳ちゃん!」

芳佳「うん!」

芳佳「次は誰にしようかな?」

リーネ「もしかして全員に喝入れるの?」

芳佳「そのつもりだよ」

リーネ「そっか…」

芳佳「次は誰にしようかなぁ」

芳佳「リーネちゃんは誰がいいと思う?」

リーネ「えぇ!!私が決めるの!?」

芳佳「外部の意見も取り入れたほうがいいかなって」

芳佳「新聞にも第三者の目線が重要だって書いてあったし!」

リーネ「うーん、思いつかないよぉ…あっ」

芳佳「なにか心当たり合った?どんな些細なことでもいいから教えてよ」

リーネ「えっと、サーニャちゃんとかどうかな?」

芳佳「そっか!サーニャちゃんか!たまにブリーフィングで寝てたりしてるもんね」

芳佳「よーし次はサーニャちゃんに喝を入れてくるぞぉ!」

リーネ「うん、いってらっしゃい芳佳ちゃん」

芳佳「いってきまーす!」

芳佳「サーニャちゃんの部屋は確かここだよね」

芳佳「おじゃましまーす」ガチャッ

サーニャ「……すぅすぅ…」

芳佳「あれ?サーニャちゃん寝てる」

サーニャ「すぅすぅ…ん…」

芳佳「夜間哨戒で疲れてるのかな?」

芳佳「でも喝いれなくちゃ」

芳佳「えっと、まずは喝を入れやすいように仰向けにしてっと」

サーニャ「……ぅん…ん?芳佳ちゃん…?」

芳佳「あ、サーニャちゃん」

芳佳「ごめんね、起こしちゃった?」

サーニャ「ううん、いいの」

サーニャ「もうすぐ起きる予定だったから」

サーニャ「それより、どうしたの?」

芳佳「私、サーニャちゃんに喝を入れに来たの」

サーニャ「…喝?」

芳佳「うん!サーニャちゃんは最近の501はたるんでると思わない?」

サーニャ「えっと…」

芳佳「うーん、やっぱりみんな自覚がないのかなぁ…」

サーニャ「ごめんなさい…」

芳佳「あ、いいのいいの!ちょっとしたことだから!」

芳佳「それを指摘して正していくのが私の仕事っていうか…」

サーニャ「芳佳ちゃんも大変だね」

芳佳「えへへ」

芳佳「それでサーニャちゃんのたるんでるところはズバリ直ぐ寝ちゃうところ!」

芳佳「だから今からそれを正すね」

サーニャ「どうやるの?」

芳佳「サーニャちゃんは眼を閉じているだけでいいんだよ」

芳佳「あとはこっちでやるから」

サーニャ「わかった」

芳佳「じゃあ今から始めます」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「サーニャちゃんの発展途上おっぱいにかーっつ!!」モミモミ

芳佳「ちっちゃいけどなんかやたらそそるおっぱいにかーっつ!!」ペチペチ

芳佳「おっきくなーれおっきくなーれかーっつ!!」モミモミモミモミ

サーニャ「ぁ… よ、芳佳ちゃんなにを!?」

芳佳「喝入れてるんだよ!引き締まった気分になるでしょ?」モミモミモミ

サーニャ「う、うん…///」

エイラ「サーニャーそろそろ起きる時間だゾー」

サーニャ「あ、エイラ… んっ…」

芳佳「……」モミモミモミモミ

エイラ「……」

芳佳「……」モミモミモミモミモミモミ

エイラ「……」

芳佳「……」モミモミモミモミ

エイラ「サーニャから離れろおおおおおおおおおおお!!!!」

芳佳「な、なにするんですかエイラさん!」

エイラ「それはこっちのセリフだミヤフジ!」

エイラ「なんでオマエがサーニャのお、おぱ、おっぱ」

芳佳「おっぱい?」

エイラ「おっぱいを揉んでるダー!」

芳佳「これは喝を入れてるんです!」

エイラ「何いってんだオマエー」

サーニャ「エイラ、ホントのことよ」

エイラ「」

エイラ「うそダ!そんなこといってサーニャの胸を触りたいだけダ!」

芳佳「違いますよー!」

芳佳「私は501のたるんだ軍規を正すために喝を入れているんです!」

エイラ「そんな喝の入れ方があるカ!私はだまされないからナ!」

エイラ「さぁサーニャ早くそいつから離れるんダ!」

サーニャ「エイラ、芳佳ちゃんにそいつなんて言ってはダメよ」

エイラ「さぁサーニャ早くミヤフジから離れるんダ!」

芳佳「でもまだ喝入れてる途中…」

エイラ「ぁあああ!!!いいから離れるんダ!」

エイラ「サーニャもなにボサッとしてるんだよモー」

サーニャ「でも私は芳佳ちゃんに喝を入れてもらっていただけよ」

エイラ「そんな喝の入れ方があるカ!」

芳佳「でも私はずっとこうやってきたんです!」

サーニャ「扶桑式ね」

エイラ「え?扶桑って… えっ?」

芳佳「ちょうどいいですからエイラさんにも喝を入れてあげます」

エイラ「な、なんでそうなるんダ!」

サーニャ「エイラも入れてもらったほうがいいわ」

エイラ「サーニャまで何言ってんダヨー!」

芳佳「でもエイラさんはどこがたるんでるんだろう?」

エイラ「わ、私にたるんでるところなんてないからナ!」

サーニャ「あるわ」

エイラ「なっ!?」

サーニャ「エイラは上官に丁寧語くらい使うべきだわ」

エイラ「うぐ…」

サーニャ「2期6話では命令違反したわよね?たるんでるわ」

エイラ「あ、あれはサーニャだってぇ…」

サーニャ「それにヘタレ」

エイラ「」

芳佳「じゃあそういうことでエイラさんにも気を引き締めてもらいます!」

エイラ「」

芳佳「あれ?エイラさん?」

エイラ「」

芳佳「おーいエイラさーん!」ユッサユッサ

エイラ「……はっ!?」

エイラ「サーニャになにか言われたところから記憶がナイ…」

サーニャ「……」

芳佳「ではエイラさん、目をつむって下さい」

エイラ「えぇい!もうどうにでもなれダ!」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「敬語が使えないおっぱいにかーっつ!!」モミモミペチペチ

芳佳「命令違反おっぱいにかーっつ!!」モミモミモミモミ

芳佳「ヘタレおっぱいにかーっつ!!」ペチペチモミペチ

エイラ「……」

エイラ「な、なんでこんなことになったんダ…」

芳佳「ふう…」

芳佳「終わりましたよエイラさん」

エイラ「あ、あぁ…」

芳佳「リーネちゃーん!」バァン

リーネ「ノック… 芳佳ちゃん」ニコッ

芳佳「あー!また忘れちゃった」

リーネ「もう、次こそは気をつけてね?」

芳佳「はーい」

リーネ「今度はサーニャちゃんのところに行ってきたんだよね?どうだった?」

芳佳「うん、とっても疲れたよぉ」

芳佳「途中でエイラさんも来たから二連続になっちゃって」

リーネ「そっか、大変だったね芳佳ちゃん」

芳佳「うん」

リーネ「これで4人だね」

芳佳「でもまだ半分も行ってないよぉ~」

リーネ「芳佳ちゃんならできるよ!頑張って!」

芳佳「うん!501が軍隊として正しい姿になれるよう頑張るよ!」

芳佳「次は誰にしようかな?」

リーネ「次は芳佳ちゃんが自分で決めてね?」

芳佳「うーん、じゃあハルトマンさんにしようかな」

芳佳「ハルトマンさーん!」バァン

エーリカ「うー?ミヤフジ?どうしたのー?」

芳佳「ハルトマンさんに喝を入れに来ました!」

エーリカ「えーなんかトゥルーデみたいでやだなぁ…」

芳佳「ハルトマンさんはバルクホルンさんに喝入れられてるんですか?」

エーリカ「いっつもくちすっぱくガミガミ言われてるよー」

エーリカ「部屋が汚いとか勲章をほっぽっとくなとか訓練サボるなとか」

芳佳「なんだかお母さんみたいですね」

芳佳「でもそんなに言われてるんなら私の喝はいらないですね」

エーリカ「でもミヤフジがどんな喝入れるのかちょっと気になるかも」

芳佳「じゃあ私もやっちゃいます!」

エーリカ「どんとこーい」

芳佳「じゃあ目をつむって下さい」

エーリカ「え?なんで?」

芳佳「その方がやりやすいんです!」

エーリカ「えーいいけど、痛いのはやめてよー?」

芳佳「大丈夫です!やさしくします!」

芳佳「目つむりましたね?」

エーリカ「うん」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「ハルトマンさんの黒い悪魔おっぱいにかーっつ!!」モミモミ

芳佳「手のひらサイズのおっぱいにかーっつ!!」ペチペチ

芳佳「戦闘中と私生活とのギャップにかーっつ!!」モミペチモミペチ

エーリカ「ミ、ミヤフジ?これって…」

芳佳「はい!喝を入れています!」モミモミ

エーリカ「アハハ、くすぐったいよぉー」

芳佳「我慢して下さい!」モミモミ

芳佳「これでオッケーです!」

エーリカ「はぁ… なんか不思議な感じだった」

芳佳「ハルトマンさんにも喝入りましたか?」

エーリカ「うーん、たぶん…」

エーリカ「扶桑はいつもこんな風にするの?」

芳佳「親しい間柄ではしますね」

エーリカ「へー」

自分、夕飯イイッスか?

坂本「ミーナ、宮藤のこと聞いてるか?」

ミーナ「ええ、報告は受けているわ」

バルクホルン「宮藤がどうかしたのか?」

ミーナ「どうも宮藤さんの様子がおかしいみたいなの」

バルクホルン「それは由々しき事態だ!早速私が様子を見てこよう」

ミーナ「待ってトゥルーデ」

ミーナ「今はうかつに動くべきではないわ」

バルクホルン「しかし同じ隊の者として放っては置けない!」

坂本「落ち着けバルクホルン」

坂本「様子がおかしいといってもちょっと奇行が目に付く程度だ」

バルクホルン「奇行?」

ミーナ「なんでも隊の規律を正して周っているらしいの」

バルクホルン「ほう!いいことではないか!さすがは宮藤だ」

坂本「しかしやり方に問題がある」

バルクホルン「と、言うと?」

坂本「私も実際に受けたのだが、こう胸を鷲掴みにして揉みしだくんだ」

バルクホルン「む、胸を…」

ミーナ「隊のことを考えての行動なんでしょうけど、もっとまともなやり方にしてもらえないかしら」

坂本「宮藤がいうには胸を揉むことで喝が入れられるらしいんだ」

ミーナ「扶桑では実際にそうやって士気を高めたりするの?」

坂本「私は知らんな」

坂本「しかし、私も幼少の頃より扶桑を離れることが多かったからなぁ」

坂本「もしかしたら宮藤が生まれ育った地域ではそういった習慣があったのかも知れない」

ミーナ「はぁ困ったわ」

ミーナ「本人には全く悪気がないみたいだし…」

バルクホルン「しかしそんなことなら放置していても問題ではないんじゃないか?」

バルクホルン「むしろ喜ぶ人間もいるだろう」

坂本「そうだな、特にバルクホルンなんかは宮藤の行動を支持しそうだな」

バルクホルン「なっ!?」

坂本「お前は規律に忠実だからな」

バルクホルン「そ、そうだ!隊の規律が引き締まることはいいことだ!」

ミーナ「(トゥルーデ…)」

シャーリー「本当にそんな理由かぁ?バルクホルン?」

バルクホルン「なっ!あ、当たり前だろ!私は純粋に隊の規律がだなぁ!」

シャーリー「まっいいけどねー」

バルクホルン「ぐぬぬ…」

バルクホルン「と言うよりなぜ貴様がここにいるリベリアン!」

シャーリー「私もさっき宮藤に揉まれたからね、その報告に」

ルッキーニ「シャーリーのおっぱいはわたしのなのにぃー!」

ミーナ「ともかく、今までの経緯を考えると全員揉むまで終わりそうにないわね」

坂本「いっそのこと好きにやらせてみたらどうだ?」

坂本「案外、本当に規律が高まるかもしれんぞ?はっはっは」

バルクホルン「今のところ誰が被害にあったんだ?」

ミーナ「確認できているだけで坂本少佐、シャーリーさん、サーニャさん、エイラさんの四名ね」

ミーナ「今こうしている間にも拡大しているかも知れないわ」

ルッキーニ「そのうちあたしのところにもくるかなぁー?」

シャーリー「おうきっと来るさ」

シャーリー「ルッキーニは特に普段の行いが悪いからいっぱい揉まれちゃうかもなー?」

ルッキーニ「うじゅー、揉まれるより揉むほうが好きなのにぃー!」

エーリカ「あーミーナこんな所にいた!」

ミーナ「あらエーリカ、どうしたの?」

エーリカ「なんかミヤフジがおかしんだよー」

バルクホルン「エーリカまでも!」

バルクホルン「くそ!なぜ私のところに来ない…!」

エーリカ「ねぇトゥルーデ、本音が出ちゃってるよ?」

バルクホルン「へ?あ、これは… んんっ!」

バルクホルン「つまり私が正しい規律の守り方を教えてやろうとだな!」

シャーリー「結局どうするんだ?宮藤の奇行を防ぎたいんならまだ被害にあったいない隊員を一箇所に集めたほうがいいし」

ミーナ「そうねぇ… どうしようかしら」

バルクホルン「私は特に対策を講じる必要はないと思う」

バルクホルン「そのうち収束するだろう」

坂本「私もバルクホルンに同意しよう」

ミーナ「ではこのまま事態を見守るということにしましょう」

ルッキーニ「うじゅあー!わたしはやっぱり揉まれるより揉むほうが好き!」

ルッキーニ「だから芳佳にこっちから仕掛けちゃうもんね!」

シャーリー「おっ!ルッキーニ乗り気だな!」

ルッキーニ「へっへーん!まぁ見ててよ」

ルッキーニ「芳佳に逆に規律を教えちゃうんだから!」

シャーリー「がんばれよルッキーニ」

シャーリー「私はまだハンガーでやり残したことがあるから」

ルッキーニ「うん!じゃあまたあとでね!シャーリー!」

ルッキーニ「あー!芳佳みーっけ!」

芳佳「ん?ルッキーニちゃん?」

ルッキーニ「芳佳みんなの胸揉んで周ってるんだって?」

芳佳「違うよ!喝を入れてるの!」

芳佳「そう言えばまだルッキーニちゃんに喝入れてなかったよね」

ルッキーニ「ふっふーん!今回の芳佳は喝を入れる側から入れられる側になるんだよ!」

芳佳「むー!ルッキーニちゃんやる気だね!私だって負けないから!」

ルッキーニ「とりゃー!」

芳佳「わわっ!」サッ

ルッキーニ「やるわね芳佳!でも時間の問題だから!」

芳佳「ルッキーニちゃん速い!」

芳佳「流石はあのマルセイユさんの背後をとっただけはあるね」

芳佳「でも胸の揉みあいなら私だって負けないっ!」

ルッキーニ「そこだぁー!」

芳佳「今だっ!」

ルッキーニ「ふぇ?あれは、左ひねりこみ!?」

芳佳「ふふ、私の勝ちだねルッキーニちゃん」

ルッキーニ「うじゅー」

芳佳「じゃあルッキーニちゃん、目閉じて」

ルッキーニ「うん」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「ルッキーニちゃんのちっぱいにかーっつ!!」モミモミモミペチペチ

芳佳「将来おっきくなりそうだから今のうちにかーっつ!!」モミモミモミモミ

芳佳「いい形になるように先行投資かーっつ!!」ペチペチモミモミ

芳佳「どうかな?ルッキーニちゃん」

ルッキーニ「うーなんか変な感じぃ」

芳佳「ルッキーニちゃんは普段の行いが悪いからもうちょっと揉んでおこう」モミモミ

コンコン

リーネ「はーい!」

リーネ「ふふ、芳佳ちゃんもやっとノック出来るようになったんだ」

ペリーヌ「リーネさん、ちょっとよろしいかしら?」

リーネ「あれ?ペリーヌさん?」

ペリーヌ「…ん?はい、ペリーヌですわ」

リーネ「あ、ごめんなさい!芳佳ちゃんだと思ってて…」

ペリーヌ「宮藤さん… そう、宮藤さんはどこに行ったんですの?!」

リーネ「え?さ、さぁ…」

ペリーヌ「あの豆狸!いたるところで胸を揉んで周ってるらしいですわ!」

リーネ「ペリーヌさんも知ってたんですね」

ペリーヌ「ええ、噂になってますわ」

リーネ「噂に… 芳佳ちゃん大丈夫かな」

ペリーヌ「よりにもよってわたくしの坂本少佐にまでその毒牙を… きぃぃぃ!!!」

ペリーヌ「それではわたくしはもう行きますわ」

ペリーヌ「あの豆狸を捕まえて懲らしめてやるんだから!」

芳佳「えーっとあとは誰が残ってるんだっけ?」

芳佳「…ん?あれは、ミーナ中佐だ!」

ミーナ「あら宮藤さん」

ミーナ「隊の規律引き締めは順調かしら?」

芳佳「はい!…ってあれ?なんで知ってるんですか?」

ミーナ「これだけ派手に動いているんだもの、耳に入るわ」

芳佳「そうですか」

芳佳「じゃあ話は速いですね!」

ミーナ「宮藤さん、私には必要ないと思うの」

芳佳「どうしてですか?」

ミーナ「仮にもこの隊を預っている身分ですもの」

ミーナ「隊の規律は頭に入っているわ」

芳佳「でもミーナ中佐もそろそろケアが必要だと思うんです!」

ミーナ「ケア?えっと、なんのこと?」

芳佳「アンチエイジングです」

ミーナ「うーん、どうやら宮藤さんのいう規律と私の考える規律は違うみたいね」

芳佳「そうなんですか?」

芳佳「私のは一般的なものだと思うんですけど…」

ミーナ「いいでしょう、そこまで言うなら宮藤さんに喝を入れてもらうことにするわ」

芳佳「はい!任せて下さい!」

芳佳「では目を閉じて下さい」

ミーナ「目を…?」

芳佳「はい!」

ミーナ「わかったわ」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「ミーナ中佐のふかふかおっぱいにかーっつ!!」モミモミモミモミ

芳佳「手遅れになる前に張りと艶を取り戻すためにかーっつ!!」ペチペチペチペチ

芳佳「寄せて上げてかーっつ!!」モミモミモミモミモミモミモミ

ミーナ「…ん、これなんか気持ちい…///」

芳佳「はい、終わりましたよ」

芳佳「喝入りましたか?」

ミーナ「え、えぇありがとう宮藤さん」

ミーナ「なんだか肩のコリもとれた気がするわ」

芳佳「リーネちゃん!」バァン

リーネ「……」

リーネ「どうしたの?芳佳ちゃん」

芳佳「とうとうミーナ中佐にも喝を入れてきたよ!大物クリアだよ!」

リーネ「ミーナ中佐に!?すごい!すごいよ芳佳ちゃん!」

芳佳「うん!肩こりも良くなったって」

リーネ「そんな効果もあるんだぁ」

芳佳「規律を正すのっていいことだよね!」

リーネ「そろそろ佳境だね」

芳佳「うん!」

リーネ「そういえばさっきペリーヌさんが芳佳ちゃんのこと探してたよ」

芳佳「え?ホント?何の用だろう…」

リーネ「ペリーヌさんにはもう喝入れたんだっけ?」

芳佳「あっ!まだだ!」

芳佳「よし!じゃあ今度はペリーヌさんだ!」

リーネ「うん!私たちと一緒に訓練しなきゃならないほど怠けちゃうペリーヌさんには喝が必要だよ」

芳佳「だね!じゃあ行ってきます!」

リーネ「いってらっしゃい芳佳ちゃん」

芳佳「ペリーヌさんどこに行ったんだろう?」

芳佳「部屋にも居なかったし」

芳佳「ん?あれは…」

バルクホルン「ん?宮藤!探したぞ!」

芳佳「へ?バルクホルンさん、私のこと探してたんですか?」

バルクホルン「ああ、探していた!」

バルクホルン「お前はみんなに規律を教えて周っているらしいな」

バルクホルン「殊勝な心がけだ」

芳佳「はい!ありがとうございます!」

バルクホルン「さて、宮藤の喝を私も受けてみよう!」

バルクホルン「さぁ遠慮無くやれ宮藤」

芳佳「え、でも…」

バルクホルン「いいんだ、遠慮なんてするな!私とお前の中だろう?」

芳佳「でもバルクホルンさんはしっかりしてるから必要ないと思うんです」

バルクホルン「そんなことはないぞ宮藤!私だってだらしない面がある!」

芳佳「えーでも私がバルクホルンさんに喝を入れるなんてなんかおこがましいです」

バルクホルン「おこがましくなんてない!宮藤ならできる!」

芳佳「できませんよー」

バルクホルン「できる!やるんだ宮藤!」

芳佳「やっぱり私にはできません!ごめんなさい!」タッタッタ

バルクホルン「宮藤!宮藤ぃっぃぃいいい!!!」

バルクホルン「行ってしまったか…」

バルクホルン「くそぉ!私だってミーナの命令を無視してジェットストライカーを持ちだしたことがあるのに!」

バルクホルン「どうしてだ宮藤… いや、芳佳…」

バルクホルン「お前はお姉ちゃんに口うるさく注意してくるおせっかいな妹じゃなかったのか…」

芳佳「ごめんなさい!バルクホルンさん」タッタッタ

芳佳「でもバルクホルンさんの均整のとれていて張りのあるおっぱいは無闇に揉みしだいて形を崩したくないんです!」タッタッタ

芳佳「わかってください!」タッタッタ

ペリーヌ「なにを分けのわからないことを口走りながら走っていますの?」

芳佳「あ、ペリーヌさん」

ペリーヌ「あなた、坂本少佐の胸を揉んだっていうのは本当なの?」

芳佳「えっと、揉んだって言うより喝を入れたんです」

ペリーヌ「喝…?また、訳のわからないことを!」

ペリーヌ「坂本少佐はどうしてこんな変な豆狸を買ってらっしゃるのかしら…」

芳佳「そんなことより、ペリーヌさんにも喝を入れちゃいます!」

芳佳「今の私はちょっと欲求不満なんです!」

ペリーヌ「よ、欲求不満て…!?は、破廉恥ですわ!破廉恥ですわ!」

芳佳「じゃあペリーヌさん、眼を閉じて下さい」

ペリーヌ「誰があなたなんかの言うことを聞くもんですか!」

芳佳「えー!なんでですか!」

芳佳「ペリーヌさんには絶対喝が必要なんです!喝を入れさせて下さい!」

ペリーヌ「断じて必要有りませんわ!」

ペリーヌ「むしろわたくしがあなたに喝を入れて差し上げたいくらいですわ!」

芳佳「もう、強情だなぁ…」

ペリーヌ「ふん!強情で結構ですわ」

芳佳「せっかく坂本さんと間接的にハグできるのにもったいないなぁー」

ペリーヌ「…!?」

ペリーヌ「今、なんて…?」

芳佳「へ?」

ペリーヌ「ですから、今なんとおっしゃったのか聞いてますの!」

芳佳「あ、えっと坂本さんと間接的にハグできるのにもったいないなぁーって言いましたけど…」

ペリーヌ「その話詳しく聞かせてもらいましょうか」

ペリーヌ「つまり坂本少佐をさんざん揉みしだいたあなたの手でわたくしの胸が揉みしだかれることで間接的にハグしているのと同義ということね」

芳佳「はい!」

ペリーヌ「バカバカしい…」

ペリーヌ「(でも間接的にとはいえこんなチャンス滅多にありませんわ)」

芳佳「そうですか、じゃあ私はこのへんで…」

ペリーヌ「おまちなさい」

芳佳「はい?なんですかペリーヌさん」

ペリーヌ「あなたがどうしてもとおっしゃるなら」

ペリーヌ「わたくしに喝を入れたくてどうしようもないとおっしゃるなら少しくらい協力さし上げることもやぶさかではなくてよ?」

ペリーヌ「あ、あくまでこれはノブリス・オブリージュの一環であって決して坂本少佐との間接ハグが気になるとかそういったことは一切ありませんからね!」

ペリーヌ「勘違いしないでくださいまし!」

芳佳「は、はぁ…」

芳佳「じゃあペリーヌさん、目を閉じて下さい」

ペリーヌ「あまりへんなことはしないでくださいまし」

芳佳「大丈夫ですよぉーただ喝を入れるだけなんですから」

芳佳「目、つむりましたね」

芳佳「宮藤芳佳、行きまーす!」

芳佳「ペリーヌさんの貴族おっぱいにかーっつ!!」モミモミモイモミモミ

芳佳「ノブリス・オブリージュで領民に分け与えちゃったおっぱいにかーっつ!!」

ペリーヌ「ちょっとそれどういう意味ですの!?」

芳佳「あー!ペリーヌさん、暴れないで下さいよぉ!」

芳佳「途中で途切れちゃったのでもう一回最初っからやりますね」

ペリーヌ「むー!」

芳佳「じゃあいきますよ!」

芳佳「ペリーヌさんの手のひらサイズおっぱいにかーっつ!!」モミモミモミ

芳佳「将来あんまり成長しなそうなおっぱいにかーっつ!!」ペチペチペチモミ

芳佳「貴重なガリアおっぱいにかーっつ!!」モミペチペチモミ

ペリーヌ「…ん、はぁはぁ… 少佐ぁ…」

芳佳「ペリーヌさん大丈夫ですか?顔真っ赤ですよ?」

ペリーヌ「だ、大丈夫… ですわ…」

芳佳「ふぅ… これでひととおり終わったかな?」

芳佳「これで501の規律も引き締まるといいんだけど…」

芳佳「でもなにか忘れてるような…」

芳佳「…あっ!!リーネちゃん!」

芳佳「灯台下暗しだったよ!」

芳佳「待っててねリーネちゃん!今いくよ!」タッタッタ

坂本「ふむ、ミーナも宮藤に喝を入れられてしまったみたいだな」

ミーナ「えぇ、でもなんだかすっきりしていい気分なの」

バルクホルン「……」

エーリカ「ねーミーナ?トゥルーデどうしちゃったの?」

ミーナ「少しそっとしといてあげましょう」

エイラ「そろそろみんな喝入れられたころカ?」

サーニャ「……ねむい」

エイラ「あれ?ツンツンメガネがいないナ」

坂本「言われてみればペリーヌが見当たらないな」

ルッキーニ「ねぇねぇシャーリーシャーリー!芳佳ったらすごいんだよ!急に旋回してぐわんって!」

シャーリー「おーそうかールッキーニの後ろを取るとは宮藤も腕を上げたなぁ」

エーリカ「ミヤフジは胸のことになると人が変わったようになるからね」

ペリーヌ「ひどい目に会いましたわ…」

リネット「あ、ペリーヌさん!」

坂本「ペリーヌも喝を入れられたのか」

ペリーヌ「さ、坂本少佐!?」

ペリーヌ「あ、あのこれは!決して自分から望んだわけではなくて!」

リーネ「これでみんな喝を入れられたみたいですね」

ミーナ「あら?リーネさんも喝を入れられていたの?」

リーネ「はい、多分私が最初だと思います」

坂本「そうだったのか」

坂本「そういえば私が宮藤に遭遇した時、リーネの部屋からできたな」

サーニャ「じゃあこれで全員ですね」

エイラ「いや、まだダ」

ペリーヌ「まだって… ここにもう全員揃っていますわ」

エイラ「ツンツンメガネのメガネは飾りカ?まだ”11人”いないダろ?」

バルクホルン「”11人”…そうかっ!ふふっ!確かにまだ全員終えてはいないな…ははは!」

エーリカ「ミーナぁトゥルーデが怖いよー」

ミーナ「トゥルーデ落ち着いて!」

シャーリー「お、おいバルクホルン大丈夫か?」

バルクホルン「なにがだ?私は至って元気だぞリベリアン!」

バルクホルン「元気すぎてもうどうにかなってしまいそうだがな… フフ」

ルッキーニ「あわわわわわ」

リーネ「では私が芳佳ちゃんを連れてきます」

リーネ「みんなは隠れていて下さい」

シャーリー「オッケー!なんかわくわくしてきたな!ルッキーニ!」

ルッキーニ「そうだねシャーリー!芳佳のことめちゃくちゃにしちゃえー!」

エイラ「覚悟しとけよミヤフジ!サーニャに手を出した罪は大きいゾ」

サーニャ「エイラ、あんまりいじめちゃダメよ」

エイラ「わ、わかってるッテ!」

エーリカ「えへへ!面白うそう!」

ペリーヌ「(坂本少佐が豆狸に触った後にわたくしが触ればまた間接ハグに!?)」

バルクホルン「ふふははは!!!速く来い宮藤!」

坂本「お前たちほどほどにしとけよ?」

ミーナ「みんな楽しそうね」

芳佳「おかしいなーリーネちゃんはおろかみんなも見当たらないよー」

芳佳「みんなどこ行っちゃったんだろう?」

リーネ「おーい!芳佳ちゃーん!」

芳佳「あっ!リーネちゃん!」

芳佳「今リーネのこと探してたんだ」

リーネ「私も芳佳ちゃんのこと探してたよ」

芳佳「そうなの?偶然だね」

芳佳「リーネちゃんは私になんの用?」

リーネ「あのね芳佳ちゃん、私まだ芳佳ちゃんに喝を入れてもらってないよね?」

芳佳「う、うん!」

リーネ「だから芳佳ちゃんに喝を入れてもらおうとおもって!」

芳佳「わかったよ!任せてリーネちゃん!」

芳佳「じゃあ早速…」

リーネ「ちょっと待って芳佳ちゃん」

リーネ「ここじゃ恥ずかしいよぉ…」

リーネ「今の時間なら食堂に誰も居ないからそこで… しよ?」

芳佳「う、うん!!」

リーネ「じゃあ芳佳ちゃん、今度は芳佳ちゃんが目を閉じて」

芳佳「え?でもソレだとうまく喝入れられないよ?」

リーネ「大丈夫、芳佳ちゃんならできるよ!何事も挑戦してみなくちゃ」

芳佳「うーん、じゃあそうする」

リーネ「(みなさーん!今ですよー)」コゴエ

バルクホルン「つおりゃー!!!」ガシッ

芳佳「ひゃっ!?な、なんですか!?」

バルクホルン「あはは!捕まえたぞ宮藤!」

芳佳「な、ないこれ!?」

エイラ「私たちだけ一方的に喝を入れられるのも癪だからナ」

ルッキーニ「みんなでお返しだー!」

シャーリー「いえー!」

芳佳「は、離して下さいバルクホルンさん!」

バルクホルン「駄目だ!いくら妹の頼みでもそれは聞けない」

エーリカ「誰が最初に触る?」

シャーリー「一番速いのは私だー!」モミモミ

芳佳「あっ!シャ、シャーリーさぁん!」

シャーリー「ほらほらどうした宮藤?揉んでる時の威勢がまるでないぞ?」モミモミ

芳佳「んあっ!だ、だってぇ…」

ルッキーニ「次はわたしだよー!ほれほれぇ」モミモミ

芳佳「ルッキーニちゃんまでぇ!ひゃっ」

ルッキーニ「うーん芳佳はもっとおっきくならないとダメだね」モミモミ

エイラ「うりゃー!サーニャの仇ダ!」モミモミ

芳佳「やっ、なんかエイラさんの触り方いやらしいです」

サーニャ「エイラ、なんか触り慣れてる…」

エイラ「そ、そんなことないッテ!」モミモミ

エーリカ「ミーヤフジー!次は私だよー」モミモミ

芳佳「あはは!!く、くすぐったいですハルトマンさん」

サーニャ「芳佳ちゃん、ごめんね?」モミモミ

芳佳「きゃっ!サーニャちゃんまでぇー」

坂本「私も一応仕返しさてもらうからな」モミモミ

芳佳「んっんっ」

ペリーヌ「(少佐の後は渡しませんわ!)」シュバッ

ペリーヌ「宮藤さん覚悟!」

ペリーヌ「(坂本少佐坂本少佐坂本少佐坂本少佐坂本少佐)」モミモミモミモミモミ

芳佳「はぁー、あっ!ペ、ペリーヌさん触りすぎですぅ!」

坂本「…程々にな」

ペリーヌ「…へ?あ、これは違うの!しょ、少佐ぁ!」

ミーナ「なんだか人の胸を揉むのって変な感じね」モミモミ

芳佳「…ぁ、はぁ…」

バルクホルン「宮藤もすっかり力が抜けてしまったな」

バルクホルン「だらしがないぞ!私が鍛え直してやる!」モミモミ

芳佳「ぅん… あー」

バルクホルン「ほら、もっとお姉ちゃんに甘えてこい宮藤!」モミモミ

芳佳「あ、もうだめぇ…」

バルクホルン「ふふ、可愛いやつめ」

リーネ「私で最後だよ芳佳ちゃん」

芳佳「リ、リーネちゃん… 私も…」

リーネ「…え?ひゃう!」

芳佳「リーネちゃん!リーネちゃん!」モミモミ

リーネ「芳佳ちゃん!」モミモミ

坂本「な、なにがおこっているんだ!?」

サーニャ「芳佳ちゃんたち… すごい…」

バルクホルン「なんとうらやm… じゃなくてけしからん!」

バルクホルン「そこまでだ!終わりだ終わり!」

芳佳「はぁ、はぁ、はぁ」

リーネ「はぁ、はぁ、はぁ」

シャーリー「なんか最後の最後にすごいことになったな…」

ミーナ「は、はい!じゃあ今日はここまで」

芳佳「やっと、終わったぁ…」

坂本「これに懲りたらもう変なことをするんじゃないぞ?」

芳佳「は、はーい…」


こうして宮藤芳佳の隊内の規律引き締め作戦は失敗に終わったのであった

おわり

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