姉「妹が私のこと好きでたまらなくなる薬を作った、えへへ」(163)

姉「妹が風呂あがりに飲む牛乳に混ぜてみた」

妹「なにブツブツいってんの、気持ち悪ぃから向こういってくれ」

姉「いいからさっさと牛乳飲んで」

妹「?」ゴクゴク


妹「ん!?」

姉「きたか!?」

妹「・・・・・・・・・な、何でもない!」タッタッタッタ



妹(わ、私何考えて・・・・お姉ちゃんのことが・・・好・・・き・・・じゃない!好きじゃない!)

妹「おぇっゲロゲロ」ゲロゲロゲロ

妹「ふぅ……一体さっきのはなんだったんだろ」

妹「きっと気の迷いだよね」

姉「ちっ」

兄「お、牛乳があるじゃないか」ゴクゴク

姉「そ、それは……」

妹「……」ドキドキ

姉「妹~? どうしたのかな~?」ポンッ

妹「ひゃん!?」ビクゥッ

姉「なんか体調悪そうだけど、大丈夫~?」

妹「な、何でもない!! 何でも、ないから!!」

姉「そう? ならいいけど」

妹「もう私に構わないで!!」

姉(……これは来てるわね)ニヤリ

妹(や、ヤバいよぉ……お姉ちゃんに触られると、すごいドキドキする……)

妹(なにこれ? なんであんなキモオタ女にドキドキしてるのよ、私?)

妹(……そうだよ、これは気のせい。気のせいだから)

妹(もっかいお姉ちゃんのとこ行って、今度こそなんともないってこと確かめなきゃ)

妹「……」

姉「あ、妹。もう大丈夫なの?」

妹「う、うん。なんかごめん」

姉「いいんだよ。それより、朝ごはん出来たから食べちゃいなよ」

妹「う……うん」

姉「~♪」カチャカチャ

姉「はい。妹は目玉焼きで良かったよね?」

妹(……お姉ちゃんのフリフリエプロン、可愛いなぁ)

姉「妹? どうかした?」

妹(……裸エプロン、かぁ)ボーッ

姉「おーい、妹ー?」

妹(あれ、私今なんか変なこと考えて……)

姉「こーら、何ボーッとしてるの?」ツンツン

妹「はぇ!?」ドキンッ

妹「……やっぱりご飯いらない」

姉「えー? もう作っちゃったのに?」

妹「お姉ちゃんが食べなよ。それと私、今日学校休むから……」

姉「どした? 気分悪いの?」

妹「う、うん。そんなとこ……」

姉「そっか……じゃあ休みの電話は入れといたげるから、部屋で寝てな?」

妹「ありがと、お願い……」フラフラ

姉「……」ニヤリ

妹「あぁー…」ボフッ

妹(なんで? どうしてお姉ちゃんのエプロン姿で裸エプロンなんか連想しちゃう訳?)

妹(おかしいよ、今日の私……)

姉「妹。入るよー?」コンコン

妹「……どうぞ」

姉「えへへ、失礼しまーす」ガチャッ

妹「なぁに、お姉ちゃん。私気分悪いからほっといて欲しいんだけど」

姉「ごめんね。けどあんまり妹が体調悪そうだったから、私も大学休んで看病してあげることにしたから」

妹「はぁ!?」ガバッ

姉「そしたら今日一日ゆっくり休んで、明日には学校行けるよね?」

妹(嘘でしょう……こんな状況で二人きりなんかになったら、頭おかしくなっちゃうよ)

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
パン     パンパンパンパンパンパンパンパン
パン( `・ω・) パンパンパンパンパンパンパン
  (( ( つ つ
     ),ィ⌒(  ・`д'・)
   (_(__人__,つ 、つ


        ; '     ;         
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   ( つ  (;. (´⌒` ,;) ) ’
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   (_(__人__,つ 、つ

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
パン     パンパンパンパンパンパンパンパン
パン( `・ω・) パンパンパンパンパンパンパン
  (( ( つ つ
     ),ィ⌒(´;ω;`)
   (_(__人__,つ 、つ


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   (_(__人__,つ 、つ

妹(とにかく、今はお姉ちゃんと極力顔を合わせないようにしないと……)ガバッ

姉「あれ? 布団被って寝たりしたらのぼせちゃうよ?」

妹「いいからほっといてよ!! お姉ちゃんがいると気になって寝らんない!!」

姉「……わかった。じゃあ私居間にいるから、何かあったら呼ぶんだよ?」

妹「……」

姉「……」ガチャッ

姉(ふふふ……妹のあの顔、薬の効果は上々ってとこかしら?)

姉(けどあんまりしつこくして嫌われちゃ、元も子もないもんね)

姉(さて、どうやって落としていこうか……)

姉(今の妹は、自分の中で感情の整理がつかなくて落ち着かない状態にある)

姉(そこで無理やり押していっても失敗するだけ)

姉(つまりここは、あくまでも姉として妹を気遣ってるように見せる)

姉(そうすれば、妹の中で私への親愛が恋愛へ変わるのも容易いはずだわ)

姉「……プランは固まったわね」

姉「妹、ちょっといい?」ガチャッ

妹「……何?」

姉「体の調子どうかなと思って見に来たんだけど」

妹「ほっといてって言ってるじゃん。お節介焼かれたら余計に気分悪くなるよ」

姉「まぁそう言わずに。ちょっと顔出して?」

妹「……?」モゾッ

姉「んー、熱はないみたいだね」ピトッ

妹「!!」ドキッ

妹(うわああ、お姉ちゃんの顔がこんな近くに……ッッ)

姉「これなら病院には行かなくていいかな」

妹「そ、そうだね。だから早く顔離して」

姉「あ、ごめんごめん」

妹「はぁ……」ドキドキ

姉「熱はないのに顔赤いね? もしかして私相手にドキドキしちゃった?」

妹「な、なんでよ! バカじゃないの、女同士なのに……」

姉(ふふ……意識してる意識してる)

姉(これならもう一押しってとこかなー。よーし)ヒタリ

妹「うぇっ……お、お姉ちゃん?」

姉「妹の手、カサカサだねぇ。ちゃんとお手入れしてる?」サスリサスリ

妹「してるよ! だから触らないで!」

姉「にしては、肌のキメも荒いよね。お姉ちゃんがハンドクリーム塗ってあげよか?」

妹「いいよ……本当にいいから……」

姉「なーに遠慮してるの、家族でしょ? ちょっと待っててね」ガチャッ、バタバタ

妹「……」

姉「ジャ~ン! ニベアクリーム~! 今からこれを妹のお手手に塗ってあげよう!」

妹「いいってば。もう……」モゾッ

姉「あれー、妹ったら、布団になんか潜っちゃって」

姉「じゃあ、お姉ちゃんも一緒に入っちゃうぞー!」ガバチョ

妹「ひぁ……や、止めて、変なことしないで!」

姉「うひひ、解放されたくば手を出すのだ!」モゾモゾ

妹「分かった、分かったから布団から出て!」

姉「ようやく大人しくなったわね」

妹「お姉ちゃんが自由すぎるんだよ……」

姉「はい。じゃあクリーム塗り塗りしましょうね~」ペトリ

妹「あ……」

姉「どした?」

妹「あ、ううん、何でもない……」

姉「そう? ならいいけど」ヌリヌリ

妹(……お姉ちゃんの手、柔らかいなぁ///)

姉「これでよし、と。女の子なんだからお肌の手入れは欠かしちゃダメよ?」

妹「はーい……///」ポーッ

姉(か……可愛い! 手ぇ握ったくらいでボーッとしちゃって!)

姉(あーマジ襲いたい。けどここで襲ったら全てが水の泡。我慢我慢)

妹「……お姉ちゃん」

姉「へっ? な、何かな?」

妹「ちょっと眠くなったから、一人にして……」

姉「あーはいはい、ようござんすよ。じゃあまたなんかあったら呼びなよ?」

妹「……」

妹(なんでだろ……なんで今日に限ってこんな変な気分になるの?)

妹(これじゃ私、お姉ちゃんが好きみたいじゃん!)

妹「……う~///」ジタバタ

姉(ふひひ……悶えてる悶えてる)

姉(やっぱり私の調合した薬は効き目抜群だね!)

姉(これであとは妹の背中を押してあげるだけ……よーし!)

姉「妹、買い物行くけどなんか必要なものある?」

妹「特にない……」

姉「あっそ、じゃあ留守番頼むね」

妹(良かった。ようやくお姉ちゃんから解放されるよ……)

数分後…

姉「あれー? ちょっとこれどうなってんの?」

妹「……?」

姉「ごめん妹、ちょっといい?」

妹「なぁに? 買い物行くんじゃなかったの?」

姉「そのつもりで着替えてたんだけどさぁ、ブラのホックが絡まって取れなくなっちゃったのよー」

姉「悪いけど外すの手伝ってくれない?」

妹「!?」

妹「や、やだよ! なんで私がそんなっ」

姉「いいじゃん、女同士なんだし。入るよ」

妹「うわ……///」

姉「ねー、後ろどうなってるか見てくんない? どうにも自分じゃ把握できなくて」

妹「べ、別にどうもなってなんか……」

姉「じゃあ外してよ、それくらいいいでしょ?」

妹「えぇ…///」

姉「早くしないと買い物遅くなっちゃう。ね?」

妹「わ、分かった……」

姉「そのブラ高かったんだから、壊さないでね?」

妹(う~……お姉ちゃんの背中……///)

姉「早く、早く!」フンスフンス

妹「……///」プチッ

姉「……」ニヤリ

妹(うわー、脱がせちゃった、お姉ちゃんの下着脱がせちゃった///)

姉(かなり動揺してるわね……なら、ここで畳み掛けるように)

姉「ありがと、妹……そういえば、最近なんかまたおっぱい大きくなってきた気がするなぁ」

妹「えっ!?」

姉「ブラが絡まったのも、それが原因かなぁ。ねぇ、ちょっと見てみて」ポヨン

妹「お、お姉ちゃん!?///」

姉「成長期過ぎても大きくなることなんてあるのかな?」ポヨンポヨン

妹「知らないよ! 早く買い物行きなよ!///」

姉「妹はどう思う? 大きいおっぱい嫌い?」

妹「質問がおかしいよ! 私が好きでも嫌いでも関係ないじゃん!」

姉「それが関係あるんだな~…」ギュッ、フニュ

妹「ひっ…!」

姉「このおっぱいは、今から妹のものなんだから」フニニ

妹「や、柔らか……じゃなくて、それ、どういう意味?」

姉「いやー、妹もおっきいおっぱい好きだろうなと思ってさ」フニフニ

妹「そんな……そんなことしたら、私変態じゃん///」

姉「うっとりした顔しちゃって、説得力ないぞ」フニュン

妹「あうぅ……///」

姉「いいじゃない、変態で。私は変態おおいにけっこうだと思うよ」

妹「……お姉ちゃん」

姉(おっ、そろそろ妹もノッて来たかな?)

妹「……買い物は?」

姉「えっ」

妹「ブラ外せたなら遊んでないで、買い物行かなきゃ」

姉(うぅむ、この妹意外に冷静……けど、あと一歩って感じはするのよねぇ)

姉(しからば、次は……)チュ

妹「……へ?」

姉(全身くまなくチュッチュ作戦でいくか)

妹「お、お姉ちゃん?」

姉「……」チュ、チュ

妹「んっ……」

姉(チュッチュ作戦の妙味、それはひたすら無言でいたすこと。そうすればいかにお堅い妹だって……)

妹「ふあぁ……」

姉(雰囲気に流されてこうなっちゃうのよ)

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  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
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 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

妹「……」クテン

姉「んふふ、全身愛撫だけでぐったりなんて可愛いー」

妹「お、お姉ちゃん……なんで……?」

姉「ごめんね妹。でもこうでもしないと、妹は私の方に振り向いてくれなかったでしょ?」

妹「……お姉ちゃんって、変態だったの?」

姉「うーん、否定は出来ねぇ」

姉「今だからぶっちゃけるけど、妹がおかしくなったのも私が薬飲ませたせいなんだよね」

妹「えっ……じゃあ朝から続いてたこの変なドキドキも、そのせい?」

姉「Yes、Yes、Yes」

妹「酷いよっ!! どうしてそんなことするの…!!」

姉「それは妹が好きだったからに決まってるじゃない」

姉「だって妹ったら、愛しの姉に向かって、やれ薬品オタクだのエタノール臭いだの」

妹「それは……ごめん」

姉「いくら私だって、大好きな妹に貶されたら傷つくんだからね?」

姉「だから私の知識を総動因して、惚れ薬作っちゃった!」

妹「でも、これはやり過ぎ……」

姉「言い訳は聞きません。何故なら、薬の効能はまだ切れていないのだから!」

姉「妹だって、まだ私を見たらドキドキするでしょ?」

妹「し、しないよ!? 全然しないよ!?」

姉「ふーん、正直にならないと、また全身にチュッチュしちゃおうかなぁ」

妹「そ、それは、その……///」

姉「困惑しちゃってぇ。可愛いなぁもう」チュッチュッ

妹「うぅ……もうやだこの姉……///」

姉「さて、これ以上チュッチュしても妹の体力を消耗するだけだ」

妹「え、あ、そ、そうだよね、良かった」

姉「ここからは、妹への質問に移りたいと思います」

妹「し、質問って……?」

姉「そもそもあの薬は、妹と両思いになるために作ったものなのよね」

姉「だから、妹の口から直に愛の言葉を聞かなきゃ意味ないの」

妹「えぇ///」

姉「それを踏まえた上で妹に聞くね」

姉「妹はお姉ちゃんのこと好き? 嫌い?」

妹「……それは」

姉「それは?」

妹「……好き、かも」

姉「……」

姉「……よし、満足!」

妹「ふぇ?」

姉「その一言が聞ければ、まぁ当面は生きてけるかな」

妹「あ、そうなんだ……」

姉「もともとそのために作った薬だし。そもそも姉妹で恋人どうこうできるはずないしね」

妹「お姉ちゃんが常識的な発言してる……怖い」

姉「ま、途中で襲いたい願望とか沸き上がったけど、堪えたから許せ」

妹「それはぶっちゃけ過ぎじゃない!?」

姉「あはは。まー後は薬の効果が切れるのを待って、大人しくしときなさい」

妹「あ、うん」

姉「じゃあね妹。愛してるぜ!」チュッ

妹「ふぁっ……」

妹「……」

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